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JP2002157173A - 特定領域の監視情報供給方法 - Google Patents

特定領域の監視情報供給方法

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Publication number
JP2002157173A
JP2002157173A JP2001261075A JP2001261075A JP2002157173A JP 2002157173 A JP2002157173 A JP 2002157173A JP 2001261075 A JP2001261075 A JP 2001261075A JP 2001261075 A JP2001261075 A JP 2001261075A JP 2002157173 A JP2002157173 A JP 2002157173A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user
monitoring
information
monitoring information
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001261075A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Matsunaga
龍雄 松永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DeNA Co Ltd
Ipex Co Ltd
Original Assignee
DeNA Co Ltd
Ipex Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by DeNA Co Ltd, Ipex Co Ltd filed Critical DeNA Co Ltd
Priority to JP2001261075A priority Critical patent/JP2002157173A/ja
Publication of JP2002157173A publication Critical patent/JP2002157173A/ja
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  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 特定の領域に設置された監視端末と、その監
視端末に対応する利用者とをそれぞれ登録し、中継とな
る管理コンピュータが監視端末と利用者とをリンクする
ように処理することにより、無駄のない拡張性の高い特
定領域の監視情報供給方法を提供すること。 【解決手段】 何らかの異常や信号の検知等で特定のエ
リアに設置された監視端末が、その自己送信機能によっ
て通信回線網を通して監視情報を送ってくる。管理コン
ピュータはその第一次監視情報を一時的に閲覧可能もし
くは送信可能に蓄積するとともに、登録された多くの利
用者の中から対応する利用者を検索して選び出し、この
利用者に対して送信されてきた画像情報がある旨の告知
を実行するようになっているため、認証を経た正規の利
用者は、必要な自分の前記第一次監視情報を容易に閲覧
できることになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信回線を用いて
監視端末が設置された特定領域を、利用者が所有する電
話やパソコン等の情報端末を用いて、外出先からでも監
視することを可能とする特定領域の監視システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、家を留守にした場合、泥棒の
侵入や火気の始末を気にしなければならず、今日のよう
な治安情勢の悪化に伴い、ますますこのような心配は増
すばかりである。そのため、近年警備会社と契約を行う
ことにより、泥棒の侵入や火災等の発生を未然に防止す
る警備代行業務を行ってもらう個人宅、会社等が増加し
ている。
【0003】現状の警備システムとして、所定のセンサ
ー等を配備した家屋等に泥棒が侵入した場合、センサー
の反応による警備会社への通報で警備会社の警備員がそ
の家屋に急行するシステムがある。
【0004】しかし、このようなマンパワーを利用する
システムであっては、警備員の人件費が極めて高い割合
を占めるため、加入契約料が一般大衆にとって多大なも
のとなり、これ以上の急激な増加は望めないのが現状で
ある。更に警備会社にとってもセンサーが何らかの反応
はしているもののその様子が明らかでないことも多い。
【0005】このため、通信回線(有線、無線を含む)
を利用して、必要な時、また心配になった時に限らず、
頻繁に断続的にでも特定領域である例えば自宅内の様子
を監視できるようにしたいとか、所持している情報端末
にいち早く何らかの異常を伝えることが出来ないか、と
いった要求がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
現状の監視システムにあっては、何らかの家庭内や会社
に据え付けられた特別なサーバを利用して、通信回線を
介して携帯電話などに異常を伝達できる方法は考えられ
るものの、多くの世帯、多くの会社などに大がかりなコ
ンピュータシステムを設置し、特定の所有者に対して異
常を伝えるには、多額の設備投資が必要になるばかり
か、特定の所有者の為のコンピュータシステムであるた
めその稼働率が非常に低いものになってしまい、無駄が
多いものとなってしまう。
【0007】よって、本発明は上記した問題点に着目し
てなされたもので、インターネットなどの通信回線網を
利用し、特定の領域に設置された監視端末と、その監視
端末に対応する利用者とをそれぞれ登録し、中継となる
管理コンピュータが監視端末と利用者とをリンクするよ
うに処理することにより、無駄のない拡張性の高い特定
領域の監視情報供給方法を提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の特定領域の監視情報供給方法は、通信回線
網を利用して、特定の領域に設置された撮像装置である
監視端末から得られる画像データである監視情報を利用
者の情報端末に供給する特定領域の監視情報供給方法で
あって、特定領域に設置されたセンサーの働きに起因し
て、通信回線を介して前記監視端末の自己送信機能によ
って送信されてくる第1次監視情報を管理コンピュータ
が受信し、どの監視端末からの第一次監視情報であるか
を監視端末の識別情報を用いて確認するステップと、こ
の第一次監視情報を一時的に閲覧可能もしくは送信可能
に蓄積するステップと、この第一次監視情報の送信元で
ある監視端末と、予め利用者データベースに登録されて
いる利用者とを対応付ける検索ステップと、対応する利
用者が存在する場合に、この利用者の電子メールアドレ
スに対して、少なくとも前記蓄積された画像である前記
第一次監視情報の一部を送信し、前記利用者に特定領域
の異常の告知を実行するステップと、からなることを特
徴としている。この特徴によれば、何らかの異常や信号
の検知等で特定のエリアに設置された監視端末が、その
自己送信機能によって通信回線網を通して監視情報を管
理コンピュータに送る。管理コンピュータはその第一次
監視情報を一時的に閲覧可能もしくは送信可能に蓄積す
るとともに、利用者データベースに登録された多くの利
用者の中から対応する利用者を検索して選び出し、この
利用者の電子メールアドレスに対して直接画像情報を送
り、異常がある旨の告知を実行するようになっているた
め、利用者は自分の前記第一次監視情報を容易にかつ即
座に閲覧できることになる。
【0009】本発明の特定領域の監視情報供給方法は、
請求項1のステップに続いて、管理コンピュータにアク
セスしてくる利用者に対して、認証の実施を行い、この
利用者が前記第一次監視情報を閲覧できる資格を有する
利用者であるか否かを確認するステップと、利用者が前
記第一次監視情報を閲覧できる資格を有する利用者であ
る場合、前記第一次監視情報の一部または全部をこの利
用者の情報端末に対して閲覧許可を与えるか、もしくは
閲覧可能なサーバー等へ送信するステップ、を含むこと
が好ましい。このようにすれば、管理コンピュータにア
クセスし、認証を経た正規の利用者は、前記電子メール
で見た画像を再度見ることが出来るばかりか、その後引
き続き管理コンピュータに送られそこに蓄積されている
その他の画像も見ることが出来る。
【0010】本発明の特定領域の監視情報供給方法は、
請求項1のステップに続いて、管理コンピュータにアク
セスしてくる利用者に対して、認証の実施を行い、この
利用者が前記第一次監視情報を閲覧できる資格を有する
利用者であるか否かを確認するステップを経て、この利
用者が前記第一次監視情報を閲覧できる資格を有する利
用者である場合、前記管理コンピュータは、利用者の要
求により、前記第一次監視情報を送信してきた監視端末
側に対して通信回線網を介してアクセスし、この監視端
末から得られるほぼリアルタイムの特定領域の様子であ
る第二次監視情報を受信し、この第二次監視情報を利用
者の情報端末に対して閲覧許可を与えるか、もしくは閲
覧可能なサーバー等へ送信するステップを含むことが好
ましい。このようにすれば、異常時などに得られた第一
次監視情報に加えて、告知の後、所定時間過ぎた現在の
第二次監視情報も得られるため、監視情報としての情報
量が多大なものとなる。
【0011】本発明の特定領域の監視情報供給方法は、
請求項2のステップに続いて、前記管理コンピュータ
が、利用者の要求により、前記第一次監視情報を送信し
てきた監視端末側に対して通信回線網を介してアクセス
し、この監視端末から得られるほぼリアルタイムの特定
領域の様子である第二次監視情報を受信し、この第二次
監視情報を利用者の情報端末に対して閲覧許可を与える
か、もしくは閲覧可能なサーバー等へ送信するステップ
を含むことが好ましい。このようにすれば、異常時など
に得られた第一次監視情報に加えて、告知の後、所定時
間過ぎた現在の第二次監視情報も得られるため、監視情
報としての情報量が多大なものとなる。この場合、既に
利用者の認証は済んでおり、第二次監視情報を即座に要
求できることになる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施例を説明する。 (実施例1)
【0013】まず、図1は、本実施例の特定領域の監視
システムの構成を示すブロック図であり、図2は、本実
施例の特定領域の監視システムに用いた監視端末を示す
外観斜視図であり、図3は、前記本実施例において用い
た監視端末の構成を示すブロック図であり、図4および
5は、本実施例における処理のフロー図である。
【0014】まず、本実施例の特定領域の監視システム
は、図1に示すように、利用者が監視したい場所、例え
ば自宅等の被監視領域a〜cに設置される監視端末4a
〜4cと、該監視端末4a〜4c並びにサービス利用者
が所有する情報端末とに通信回線網5を介してデータ通
信可能に接続されたサービス提供者が所有する管理コン
ピュータ3と、監視サービスの利用者が操作するパソコ
ン14やノートパソコン15や携帯電話11等の情報端
末と、から主に構成されている。
【0015】また、本実施例に用いた監視端末4a〜4
cは、図1に示すように、主に通信回線網5を介してサ
ービス提供者が所有する前記管理コンピュータ3との間
において、前記監視端末4a〜4c側からの架電により
通信回線を開く通信装置であるル−タ2と、該ル−タ2
に接続されて特定領域の画像や音等の監視情報を収集す
る監視ユニット1’とから構成されている。また、ルー
タ2には監視センサー90が設けられ、この監視センサ
ー90の異常検知によって、自動的に通信回線を開き、
監視情報を管理コンピュータ3に送信できるようになっ
ている。また、監視センサー90をルータ2に接続せ
ず、監視ユニット1’に接続し、監視ユニット1’の通
信部からの指示でルータ2を介して通信回線を開いても
よい。
【0016】この本実施例において用いた監視ユニット
1’は、図2に示すように、天井等に配置可能な箱状の
筐体50の下面に、透明なドーム状のカバー68が形成
されているとともに、該カバー68の内部には監視手段
である監視用CCDカメラ55と、該監視用CCDカメ
ラ55の監視方向を左右上下に変更可能な方向変更装置
58が内在されているとともに、前記筐体50の側面か
らは、前記ル−タ2と接続される通信ケ−ブル51が導
出され、更に他の側面には、監視領域の音を集音可能な
集音マイク53が設けられている。
【0017】また、この監視ユニット1’の筐体50内
部の構成は、図3に示すように、前記ル−タ2との間に
おいて所定の通信プロトコルであるIEEE802.3
/10baseTにて双方向のデ−タ通信を行う通信部
71と、後述するMPU65が行う制御においてワ−ク
メモリとして使用されるとともに、後述するデジタルシ
グナルプロセッサ(DSP)56にて圧縮された画像デ
−タ或いは音声デ−タを一時記憶するSRAM70と、
前記集音マイク53に接続されて入力音をデジタルデー
タに変換するA/DコンバータであるPCMコーデック
52と、内部にレンズにて結像された画像をデジタルの
データ列として出力可能な電荷結合素子(CCD)54
を内蔵する監視用CCDカメラ55と、前記PCMコー
デック52並びに電荷結合素子(CCD)54より出力
された音声データ並びに画像データを所定の圧縮アルゴ
リズム(MPEG方式,JPEG方式など)にて圧縮処
理するデジタルシグナルプロセッサ(DSP)56や、
前記監視用CCDカメラ55の撮影方向の移動を行う方
向変更装置58や、パイロットランプ(LED)69の
点灯するドライバ59や、これら各部に図3に示すよう
に接続され、各部の制御等の処理を実施するMPU65
とからから構成され、該MPU65内部には、該MPU
65が実施する前記監視用CCDカメラ55や方向変更
装置58並びに集音マイク53等の監視手段並びに監視
手段の周辺デバイスの起動や停止等の制御内容が記述さ
れた制御プログラム等が記憶された内部ROM66を有
している。尚、図3において白矢印は制御信号を示し、
黒矢印は主にデータ信号を示す。
【0018】また、本実施例の監視ユニット1’には、
電力手段としての電池67が搭載されており、該電池に
て動作可能とされていて、該監視ユニット1’を電力が
得られない場所にも容易に設置できるようになっている
が、本発明はこれに限定されるものではなく、これら電
力をコンセント等より得られる交流電流を所定の直流電
流に変換して使用するようにしても良い。
【0019】尚本実施例では、前記のようにDSP56
を用いて画像データ並びに音声データをMPEG方式に
よりデータ圧縮して管理コンピュータ3に送信してお
り、これらデータ圧縮を行うことは、伝送するデータ容
量を小さくすることで伝送負荷を低減できるとともに、
前記管理コンピュータ3において必要とされる通信容量
を低減でき、回線コストを安価とすることが可能となる
ことから好ましいが、本発明はこれに限定されるもので
はない。
【0020】また、本実施例では、監視手段として、前
記監視用CCDカメラ55や集音マイク53を設けてい
るが、本発明はこれに限定されるものではなく、赤外線
カメラ、ビデオ等も利用できる。また、前記した監視セ
ンサー90として、例えば動物等が発する赤外線を感知
可能な赤外線センサーや、設置場所の雰囲気温度を測定
可能な温度監視センサーや(温度による火災監視センサ
ーを含む)、煙監視センサー等であり、これら使用する
監視センサー90は、監視目的に応じて適宜に選択すれ
ば良い。
【0021】尚、この監視ユニット1’や監視センサー
90の設置場所としては、利用者が特に監視したいと望
むエリヤの画像や、温度、音、または煙の確認を実施で
きるための好適な場所を選択すれば良く、本実施例のよ
うに障害物の少ない天井等とし、監視方向を適宜に移動
できるようにすることで、より緻密な監視を実施できる
ようになることから好ましい。
【0022】次いで、この監視ユニット1’に接続され
るとともに、前記通信回線網5(ISDN回線)に接続
されて、管理コンピュ−タ3との間にてデ−タの送受信
を行う通信手段であるル−タ2の構成は、図7に示すよ
うに、前記監視ユニット1’と前記IEEE802.3
/10baseTにて双方向のデ−タ通信を行う通信部
80と、ISDN回線を介してデジタルデ−タの送受を
行うタ−ミナルアダプタ部81と、これら通信部80と
タ−ミナルアダプタ部81との双方に接続されて各部の
制御を行うMPU82と、から主に構成されており、該
MPU82の内部には、登録電話番号としてデータ送信
先である前記管理コンピュータの電話番号や、監視セン
サー90および異常検出部兼コ−ルID検出部91から
の信号を受信した際に該管理コンピュータへの架電処理
の内容が記述された制御プログラム等を記憶する内部R
OM83が設けられている。
【0023】また、本実施例に用いた前記タ−ミナルア
ダプタ部81には、監視センサー90により例えば人の
侵入、火災、煙等を検知して送信されてくる信号を取り
出す異常検出部兼コ−ルID検出部91が設けられてい
て、ここから発呼指令を前記MPU82に対して出力す
るように構成されている。
【0024】次いで、これら監視ユニット1’とル−タ
2とから構成される各監視端末からのデータ圧縮された
画像並びに音データを受信する前記管理コンピュータ3
の構成は、図6に示すように、コンピュ−タ内部にて比
較的高速にてデ−タの送受を行うデ−タバス30に、利
用者からの接続による認証処理や、該利用者に対応して
登録されている監視端末からの着呼処理や、監視端末側
で異常が発生したことを画像データ等の受信によって認
知した場合に利用者へ送るための告知データ、および受
信した画像並びに音データを該利用者の情報端末である
例えば携帯電話11に送信するデータ転送処理を実施可
能な演算能力に優れた中央演算処理装置(CPU)31
や、前記CPU31のワークメモリ等に使用されるRA
M32や、ディスプレイ等の表示装置34や、キーボー
ドやマウス等の入力装置36や、接続サービスの実施履
歴等の登録に使用される現在の時刻情報や任意の年月日
の曜日等のカレンダ−情報を出力可能なリアルタイムク
ロック(RTC)37、前記監視端末を構成する各ル−
タ2とのデータ通信を比較的高速にて実施可能なデジタ
ル通信回線(ISDN)もしくはインターネット網とを
結ぶ専用線と接続可能とされた監視端末用通信回線基板
38と、利用者の情報端末である携帯電話11等とのデ
ータ通信を比較的高速にて実施可能な複数のデジタル通
信回線(ISDN)が接続可能とされた利用者用通信回
線基板33と、磁気ディスクや光磁気ディスクから成
り、利用者を識別可能な識別符号(ID)に対応付けて
該利用者が監視したい場所に設置されている監視端末側
に付与されている識別情報としての監視端末ID、電話
番号、登録されているIPアドレス等に基づいた利用者
データベース(DB)(なお、利用者を識別可能な識別
符号IDの基になるデータは、利用者の電話番号、ID
番号、アドレスデータ、パスワード、さらには暗号、人
体の一部の違いを表現する指紋など)や、アクセスした
利用者の受信記録や、情報端末に対して監視情報を送信
した日時や送信した情報端末の電話番号やIPアドレス
等の情報端末識別データを全て記録として残しておく通
信履歴記録部や、前記データ転送処理内容が記述された
データ転送プログラム並びに前記監視端末からの着呼処
理が記述された発呼処理プログラム等が記憶されている
記憶装置35と、が接続された比較的処理能力に優れた
コンピュ−タとされている。なお、利用者データベース
には、利用者を識別可能な識別符号IDに対応付けて、
予め契約利用者によって要求されている登録された電子
メールのメールアドレスが記録されている。
【0025】尚、本実施例に用いた前記通信回線基板3
3からは、利用者が所持する情報端末である携帯電話1
1等からのアクセス時において、記憶装置35に登録さ
れたデジタルデ−タに基づき、該利用者へ利用者IDと
暗証番号との入力を促すガイダンスが送信されるように
なっている。なお携帯電話やPCが所有するID(グロ
ーバルIPアドレス、利用者ID)がアクセス信号に乗
調されて送られ、管理コンピュータ3へのアクセス時に
管理コンピュータ3がこのデータを受け取れるものであ
れば、利用者への負担をかけずにその利用者の権能やそ
の利用者に対応する監視端末を検索できることになる。
また所定のガイダンスを、音声として発呼者である利用
者に送信することも出来、その場合、音声のデジタルデ
−タをアナログの音声に変換して送信可能なA/D変換
部(図示略)を設けるとよい。
【0026】また前記通信回線基板33には、アクセス
者の電話番号デ−タを取り出す電話情報受信手段として
のコ−ルID検出部(図示略)を設けることもでき、ア
クセス者の電話番号デ−タを前記中央演算処理装置(C
PU)31に対して出力して利用者IDを確認すること
もできる。
【0027】また、本発明において利用者が使用する情
報端末としては、前記管理コンピュータ3にアクセスし
てデータ圧縮された画像データ並びに音データを受信
し、圧縮データを解凍して再生、出力可能なものであれ
ば良く、本実施例では図1に示すように、パソコン14
や、ノートパソコン15並びに携帯電話11のいずれか
らでも利用者が前記管理コンピュータ3にアクセスして
前記監視端末1からの画像データ並びに音データを入手
して、監視を実施できるようになっており、本実施例に
用いた携帯電話11は、監視画像が表示可能な比較的大
きな表示画面を有し、前記圧縮データの解凍処理を実施
可能なマイコンを搭載しているものとされおり、イアホ
ン端子口17にイアホンを接続することで、画面を見な
がら音も聞くことができるようになっている。
【0028】以下、本実施例の監視システムにおける監
視処理の流れについて、図4、5のフロー図に基づき説
明すると、前述のように、監視端末1側には監視センサ
ー90が設置されており、この監視センサー90が何ら
かの外部要因としての異常を検知すると、この異常信号
が異常検出部兼コ−ルID検出部91に流れ、MPU8
2に対して発呼信号が出力される。ここでMPU82に
は管理コンピュータ3の電話番号が登録されており、管
理コンピュータ3に対して、ダイアルアップとともに監
視ユニット1’で撮像や採音により得られたデータが圧
縮データとして自動的に送信される。この実施例では、
監視センサー90により異常が検出された際に撮像や採
音装置が起動するようになっているが、この撮像や採音
装置は常時起動状態にあり、通信回線を開くのみにして
もよい。もちろん通信回線が常時接続状態(ADSL、
専用回線、無線インターネット、CATVなど)に有る
場合には、撮像や採音装置から得られた監視情報を例え
ばパケット通信により異常時のみに管理コンピュータ3
に送信することもできる。
【0029】管理コンピュータ3が前記の監視情報およ
び、または異常有りの情報を受けると、監視情報がここ
に一時蓄積される。この監視情報は、特に撮像装置で撮
影された画像が好ましく、この画像は第一次監視情報と
して管理コンピュータに取り込まれ、例えば泥棒などの
侵入による自己送信の場合には、泥棒が写る確率が高
い。火災の場合は火災の状態が写るようになっている。
ここで、管理コンピュータ3は監視情報とともに送られ
てくるルータ2の電話番号を受信し、これが登録されて
いるどの利用者のための情報であるかを確認し、次に管
理コンピュータ3は種々の方法で、契約もしくは登録さ
れているこの利用者に何らかの異常が発生した旨の告知
を行う。ここで告知とは、文字データや音声データによ
る何らかのメッセージの他、送信されてきた画像情報
を、例えば添付メールとして予め契約利用者によって要
求されている利用者データベースに登録された電子メー
ルのメールアドレスへ直接送信することも含んでいる。
【0030】例えば画像が一枚送られてきたような場合
は、その画像を対応する利用者の電子メールのアドレス
へ告知情報とすることができる。当然メッセージを同時
に送ることもできる。監視端末側から送られてくる画像
が静止画像で複数送られてきた場合には、その一部を電
子メールに送りその他の画像は管理コンピュータ側にア
クセスして画像を得るようにすると良い、もちろん全部
の画像データを電子メールで送ることもできる。動画像
などの重いデータである場合も上記同様である。どの様
な状況にしろ管理コンピュータ側に送信されてきた画像
データは一日以上蓄積することが好ましい。
【0031】なお、管理コンピュータ3は、どの監視端
末が情報を送信したかを電話番号で確認しているが、他
に監視端末に付されたID(情報と共に管理コンピュー
タに送られる識別情報)、固定アドレス(固定IPアド
レス等)を有しているときはこのインターネット上の固
定アドレスや識別情報で監視端末を確認出来るのは明ら
かである。
【0032】種々の方法で告知され、この画像を利用者
が管理コンピュータにアクセスして得るようにする場合
について詳細に説明すると、管理コンピュータは、
【0033】a.通信回線を介して前記監視端末の自己
送信機能によって送信されてくる第1次監視情報を受信
し、どの監視端末からの第一次監視情報であるかを確認
するステップと、
【0034】b.この第一次監視情報を一時的に閲覧可
能もしくは送信可能に蓄積するステップと、
【0035】c.この第一次監視情報と、予めデータベ
ースに登録されていると利用者とを対応付ける検索する
ステップと、
【0036】d.対応する利用者が存在する場合に、こ
の利用者に対して監視端末の自己送信機能によって送信
されてきた画像情報がある旨の告知を実行するステップ
と、
【0037】e.アクセスしてくる利用者に対して、I
D等を要求する認証の実施によって、この利用者が前記
第一次監視情報を閲覧できる資格を有する利用者である
か否かを確認するステップと、
【0038】f.利用者が前記第一次監視情報を閲覧で
きる資格を有する利用者である場合、前記第一次監視情
報をこの利用者の情報端末に対して閲覧許可を与える
か、もしくは閲覧可能なサーバー等へ送信するステッ
プ、とからなる。
【0039】そのためこのシステムにあっては、何らか
の異常や信号の検知等で特定のエリアに設置された監視
端末が、その自己送信機能によって通信回線網を通して
監視情報を送ってくると、管理コンピュータはその第一
次監視情報を一時的に閲覧可能もしくは送信可能に蓄積
するとともに、第一次監視情報を送った監視端末をルー
タなどの電話番号で確認し、登録された多くの利用者の
中から対応する利用者を検索して選び出し、この利用者
に対して送信されてきた画像情報がある旨の告知を実行
するようになっている。なお、利用者に告知が終わった
段階でも次々に画像情報が管理コンピュータ側に送られ
てくることもあり、管理コンピュータはそのデータを蓄
積しておく。利用者は、更に詳しい画像情報を得る為
に、管理コンピュータ3にアクセスし、認証を経た正規
の利用者は、必要な自分の前記第一次監視情報を容易に
閲覧できることになる。
【0040】この告知方法としては、電子メールやコー
ル等が好ましい。またメールやコールは所定時間毎に利
用者に送られ、利用者が監視情報を要求した場合に、告
知を終了することが好ましい。この例を用いると、利用
者が何らかの原因で電話に出られないような場合に、第
一次監視情報のデータが管理コンピュータ3側に残って
いるため、利用者は前記原因がなくなった時いつでも監
視情報を得られる。
【0041】すなわち、利用者が何らかの告知データを
得(自己の電子メールボックスにアクセスして情報を得
る)、更に詳しいデータを得たい利用者は、例えば自分
が所持している携帯電話11から前記監視サービス提供
者が所有する管理コンピュータ3にインターネットアク
セスし、ガイダンスに従って自分の利用者IDと暗証番
号とを、携帯電話11を操作して入力する。なお携帯電
話やPCが所有するID(グローバルIPアドレス、利
用者ID)が、アクセス信号に乗調されて送られ、管理
コンピュータ3へのアクセス時に管理コンピュータ3に
このデータが届けば、特別なガイダンスに従う認証処理
は利用者側には必要ない。
【0042】管理コンピュータ3側においては、利用者
の前記携帯電話11より送信されてきた利用者IDとパ
スワードとを、前記記憶装置35に記憶されている利用
者DBの登録データと比較し、比較が一致して正規利用
者と判断された場合において、この監視端末4aから送
信された画像並びに音を含む圧縮データは、前記記憶装
置35に一時記憶(蓄積)されており、利用者の情報端
末である例えば携帯電話11へ、前記一時記憶(蓄積)
された圧縮データである第一次監視情報が適宜なファイ
ル形式、例えばC-HTML等に変換されて送信され
る。ここで送信とは、閲覧の意味も含み、携帯電話の機
種やパソコンなどの種別によって種々の画像フレームや
圧縮方式を変更して送信する。また利用者の要求によっ
て、電子メールの保管場所であるプロバイダーのサーバ
ーに第一次監視情報を送信することもできる。上記した
情報端末である携帯電話11と管理コンピュータ3との
種々のコミュニケーションは、全て記録装置35の通信
履歴記録部に記録され、残されている。
【0043】前記アクセスしてきた利用者は、既にI
D、パスワード等を要求する認証が終わり、前記第一次
監視情報を閲覧できる資格を有する利用者であることが
判明しているため、管理コンピュータ3は、利用者に対
して続いて現在の監視情報(第二次監視情報)を要求す
るか否かのメニューを出す。
【0044】続いて利用者は、外出先等において、監視
端末1が設置されている現在の自宅等の様子を見たい場
合は、ガイダンスに従って第二次監視情報の要求を行
う。この利用者の要求により、管理コンピュータ3は、
前記第一次監視情報を送信してきた監視端末に対して通
信回線網を介してアクセスし、この監視端末から得られ
るほぼリアルタイムの特定領域の様子である第二次監視
情報を受信し、この第二次監視情報を利用者の情報端末
に対して閲覧許可を与えるか、もしくは閲覧可能なサー
バー等へ送信する。この為利用者にとっては、異常時な
どに得られた第一次監視情報に加えて、告知の後所定時
間過ぎた後の現在の第二次監視情報も得られるため、監
視情報としての情報量が多大なものとなる。
【0045】第二次監視情報を得るためには、管理コン
ピュータ3側においては、利用者DBに利用者IDに対
応付けて登録されている監視端末、ここでは、前記第一
次監視情報を送信してきた監視端末、例えば監視端末4
aを構成する前記ル−タ2の電話番号(ISDN回線)
への発呼を行う。前記タ−ミナルアダプタ部81には、
管理コンピュータの電話番号等を受ける異常検出部兼コ
−ルID検出部91が設けられていて、ここから発呼指
令を前記MPU82に対して出力するように構成されて
いる
【0046】この際、該発呼に際して、通信回線網5の
交換機により、発呼者である管理コンピュータ3の電話
番号データが発呼信号とともにル−タ2に送信さる。
【0047】この発呼信号の受信に基づき前記ル−タ2
は、該発呼信号とともに送信されてきた発信者電話番号
データを前記MPU82の内部ROMに予め登録されて
いる管理コンピュータ3の電話番号と比較し、双方の電
話番号が一致した場合において、着呼を実施して通信回
線を開くとともに、前記監視ユニット1’に対して所定
の起動コマンドデ−タを送出する。
【0048】この所定の起動コマンドデ−タの受信に基
づき、前記監視ユニット1’のMPU65は、監視手段
である監視用CCDカメラ55並びに集音マイク53と
ともに、PCMコーデック52とデータ圧縮処理を行う
前記DSP56を起動する。
【0049】このように、本実施例においては前記起動
コマンドデータの受信により前記監視用CCDカメラ5
5等の監視手段の起動を実施するようにすることは、監
視ユニット1’の消費電力を大幅に低減できるようにな
ることから好ましいが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、これら監視手段の電力消費が少ないものであ
る場合や、監視ユニット1’の動作電力として十分な電
力が供給できる場合等においては、該監視ユニット1’
の監視手段を常時動作状態にしておくようにして、起動
コマンドデ−タの有無に関係なく画像データを管理コン
ピュータ側に送ることもできる。
【0050】前記着呼による通信回線の接続完了を受け
て該監視ユニット1’は、これら起動された監視用CC
Dカメラ55により撮影された画像データ、並びに前記
集音マイク53により集音され前記PCMコーデック5
2によりデジタル化された音データを、前記DSP56
により所定のデータ圧縮方式である例えばMPEG方
式,JPEG方式などにより圧縮データとし、該圧縮デ
ータが前記通信部60よりル−タ2に送られ、該ル−タ
2から監視用通信回線基板38を通じて管理コンピュー
タ3に送られるようになっている。
【0051】この監視端末4aから送信された画像並び
に音を含む圧縮データは、前記記憶装置35に一時記憶
(蓄積)されて、利用者の情報端末である例えば携帯電
話11へ、前記一時記憶(蓄積)された圧縮データが適
宜なファイル形式、例えばC-HTML等に変換されて
送信される。ここで接続状態であれば何回でも現状の監
視情報を要求しても良い。上記した情報端末である携帯
電話11と管理コンピュータ3との種々のコミュニケー
ションは、全て記録装置35の通信履歴記録部に記録さ
れ、残されている。
【0052】これら利用者の情報端末である携帯電話1
1へ送信された前記圧縮データを含む変換データは、適
宜に解凍されて画像データが表示画面に表示されるとと
もに、音データがD/A変換されて前記イアホン端子口
17より出力される。同時に、少なくとも管理コンピュ
ータ3から利用者にいままでに送信処理をした履歴が時
系列的に利用者の情報端末に送られ、正規の利用者は自
己のスケジュールと対応させて第三者による不正なアク
セスがなかったかを確認できる。
【0053】これら利用者の監視が終了して利用者が管
理コンピュータ3へのアクセスを終了した場合には、遅
滞なく管理コンピュータ3が前記ル−タ2との通信回線
を切断するようになっており、該通信回線の切断により
監視ユニット1’は前記において起動した監視用CCD
カメラ55並びに集音マイク53とともに、PCMコー
デック52とデータ圧縮処理を行う前記DSP56とを
停止或いは準停止のスリープ状態に移行させることで、
監視端末1において使用される電力が極力少ないものと
なるようになっており、このようにすることで、前記電
池67の交換頻度を大幅に低減することができるように
なっている。
【0054】なお、利用者は送信履歴のみならず、各種
履歴情報を得られるようにもできるし、監視データの送
信時でなく、この送信履歴のみを利用者の認証を経て送
信要求するようにしてもよい。
【0055】以上、本発明を図面により説明してきた
が、本発明はこれら実施例に限られるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっ
ても本発明に含まれることは言うまでもない。
【0056】例えば、前記においては監視端末を構成す
るル−タ2や管理コンピュータ3や利用者の情報端末で
ある携帯電話11が通信回線網5を介して接続されてい
るが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら
通信回線網5をコンピュータネットワークであるインタ
ーネット網だけとしても良い。たとえば、監視端末を構
成するル−タ2と管理コンピュータ3間に中継サーバと
してのインターネットサービスプロバイダーを介し、ダ
イヤルアップインターネット接続方式を採用したり、D
LS、CATV、光ケーブルによる常時接続回線を利用
した接続形態があり、要は管理コンピュータと監視端末
側とが互いに通信相手先を確認できればよい。
【0057】また、前記実施例では、監視端末を監視ユ
ニット1’とル−タ2とから構成しているが、これらを
1つの筐体内部に収容して監視端末を構成するようにし
ても良い。
【0058】また、前記実施例では、ルータ2に1つの
監視ユニット1’を接続しているが、本発明はこれに限
定されるものではなく、同一のルータ2に複数の監視ユ
ニット1’を接続するようにしても良い。
【0059】また、前記実施例では、ルータ2と監視ユ
ニット1’を通信ケーブル51にて接続しているが、本
発明はこれに限定されるものではなく、これらルータ2
と監視ユニット1’とを無線通信、例えば無線LAN等
により接続したり、或いはルータ2自体が携帯電話網や
簡易型携帯電話(PHS)網に接続可能な無線通信機能
を有するものであっても良い。
【0060】また、前記実施例では、監視端末用通信回
線基板38と利用者用通信回線基板33とを個別として
いるが、本発明はこれに限定されるものではなく、これ
らに代えて多数の回線を接続可能な同一の通信回線基板
を使用するようにしても良い。
【0061】なお、利用者は送信履歴のみならず、各種
履歴情報を得られるようにもできるし、監視データの送
信時でなく、この送信履歴のみを利用者の認証を経て送
信要求するようにしてもよい。
【0062】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果が得ら
れる。
【0063】(a)請求項1に記載の発明によれば、何
らかの異常や信号の検知等で特定のエリアに設置された
監視端末が、その自己送信機能によって通信回線網を通
して監視情報を管理コンピュータに送る。管理コンピュ
ータはその第一次監視情報を一時的に閲覧可能もしくは
送信可能に蓄積するとともに、利用者データベースに登
録された多くの利用者の中から対応する利用者を検索し
て選び出し、この利用者の電子メールアドレスに対して
直接画像情報を送り、異常がある旨の告知を実行するよ
うになっているため、利用者は自分の前記第一次監視情
報を容易にかつ即座に閲覧できることになる。
【0064】(b)請求項2に記載の発明によれば、管
理コンピュータにアクセスし、認証を経た正規の利用者
は、前記電子メールで見た画像を再度見ることが出来る
ばかりか、その後引き続き管理コンピュータに送られそ
こに蓄積されているその他の画像も見ることが出来る。
【0065】(c)請求項3に記載の発明によれば、異
常時などに得られた第一次監視情報に加えて、告知の
後、所定時間過ぎた現在の第二次監視情報も得られるた
め、監視情報としての情報量が多大なものとなる。
【0066】(d)請求項4に記載の発明によれば、異
常時などに得られた第一次監視情報に加えて、告知の
後、所定時間過ぎた現在の第二次監視情報も得られるた
め、監視情報としての情報量が多大なものとなる。この
場合、既に利用者の認証は済んでおり、第二次監視情報
を即座に要求できることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における特定領域の監視システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例において用いた監視ユニットを
示す外観斜視図である。
【図3】本発明の実施例において用いた監視端末の構成
を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施例特定領域監視システムにおける
監視処理の流れを示すフロー図である。
【図5】本発明の実施例特定領域監視システムにおける
監視処理の流れを示すフロー図である。
【図6】本発明の実施例において用いた管理コンピュー
タの構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の実施例における特定領域の監視システ
ムの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 監視端末 1’ 監視ユニット 2 ルータ(通信手段) 3 管理コンピュータ 4a 監視端末(監視領域a) 4b 監視端末(監視領域b) 4c 監視端末(監視領域c) 5 通信回線網 11 携帯電話(情報端末) 14 パソコン(情報端末) 15 ノートパソコン(情報端末) 17 イアホン端子口 30 データバス 31 中央演算処理装置(CPU) 32 RAM 33 利用者用通信回線基板 34 表示装置 35 記憶装置 36 入力装置 37 リアルタイムクロック(RTC) 38 監視端末用通信回線基板 39 アンテナ 50 筐体 51 通信ケーブル 52 PCMコーデック 53 集音マイク 54 電荷結合素子(CCD) 55 監視用CCDカメラ 56 デジタルシグナルプロセッサ(DSP) 57 フラッシュメモリ 58 方向変更装置 59 ドライバ 65 MPU 66 内部ROM 67 電池 68 カバー 69 パイロットランプ(LED) 70 SRAM 71 通信部 80 通信部 81 タ−ミナルアダプタ部 82 MPU 83 内部ROM 90 監視センサー 91 異常検出部兼コ−ルID検出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 12/28 100 H04L 12/28 100H H04M 11/00 301 H04M 11/00 301 H04N 7/18 H04N 7/18 D U Fターム(参考) 5B089 GA11 GA21 GB02 JA31 JA35 JA36 JB16 KA12 LA03 LA06 MC02 5C087 AA02 AA03 AA07 AA24 AA25 AA31 BB12 BB20 BB46 BB74 DD03 DD24 EE07 FF01 FF02 FF04 FF19 FF23 GG02 GG12 GG67 5K033 BA01 BA08 DB14 5K101 KK02 KK13 LL02 NN06 NN18 PP04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線網を利用して、特定の領域に設
    置された撮像装置である監視端末から得られる画像デー
    タである監視情報を利用者の情報端末に供給する特定領
    域の監視情報供給方法であって、 特定領域に設置されたセンサーの働きに起因して、通信
    回線を介して前記監視端末の自己送信機能によって送信
    されてくる第1次監視情報を管理コンピュータが受信
    し、どの監視端末からの第一次監視情報であるかを監視
    端末の識別情報を用いて確認するステップと、 この第一次監視情報を一時的に閲覧可能もしくは送信可
    能に蓄積するステップと、 この第一次監視情報の送信元である監視端末と、予め利
    用者データベースに登録されている利用者とを対応付け
    る検索ステップと、 対応する利用者が存在する場合に、この利用者の電子メ
    ールアドレスに対して、少なくとも前記蓄積された画像
    である前記第一次監視情報の一部を送信し、前記利用者
    に特定領域の異常の告知を実行するステップと、を有し
    てなる特定領域の監視情報供給方法。
  2. 【請求項2】 請求項1のステップに続いて、管理コン
    ピュータにアクセスしてくる利用者に対して、認証の実
    施を行い、この利用者が前記第一次監視情報を閲覧でき
    る資格を有する利用者であるか否かを確認するステップ
    と、 利用者が前記第一次監視情報を閲覧できる資格を有する
    利用者である場合、前記第一次監視情報の一部または全
    部をこの利用者の情報端末に対して閲覧許可を与える
    か、もしくは閲覧可能なサーバー等へ送信するステッ
    プ、を含む請求項1に記載の特定領域の監視情報供給方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1のステップに続いて、管理コン
    ピュータにアクセスしてくる利用者に対して、認証の実
    施を行い、この利用者が前記第一次監視情報を閲覧でき
    る資格を有する利用者であるか否かを確認するステップ
    を経て、この利用者が前記第一次監視情報を閲覧できる
    資格を有する利用者である場合、 前記管理コンピュータは、利用者の要求により、前記第
    一次監視情報を送信してきた監視端末側に対して通信回
    線網を介してアクセスし、この監視端末から得られるほ
    ぼリアルタイムの特定領域の様子である第二次監視情報
    を受信し、この第二次監視情報を利用者の情報端末に対
    して閲覧許可を与えるか、もしくは閲覧可能なサーバー
    等へ送信するステップを含む請求項1に記載の特定領域
    の監視情報供給方法。
  4. 【請求項4】 請求項2のステップに続いて、前記管理
    コンピュータは、利用者の要求により、前記第一次監視
    情報を送信してきた監視端末側に対して通信回線網を介
    してアクセスし、この監視端末から得られるほぼリアル
    タイムの特定領域の様子である第二次監視情報を受信
    し、この第二次監視情報を利用者の情報端末に対して閲
    覧許可を与えるか、もしくは閲覧可能なサーバー等へ送
    信するステップを含む請求項2に記載の特定領域の監視
    情報供給方法。
JP2001261075A 2000-09-01 2001-08-30 特定領域の監視情報供給方法 Pending JP2002157173A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002112248A (ja) * 2000-10-04 2002-04-12 Fujita Corp 遠隔画像モニター方法およびシステムならびに遠隔画像モニタープログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な情報記録媒体
WO2004032085A1 (ja) * 2002-10-01 2004-04-15 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 監視システム及び中継装置
JP2005167382A (ja) * 2003-11-28 2005-06-23 Nec Corp 遠隔カメラ監視システムおよび遠隔カメラ監視方法
JP2007213462A (ja) * 2006-02-13 2007-08-23 Fujitsu Access Ltd 緊急通報システム
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