JP2002116040A - ナビゲーション装置 - Google Patents
ナビゲーション装置Info
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- JP2002116040A JP2002116040A JP2000305555A JP2000305555A JP2002116040A JP 2002116040 A JP2002116040 A JP 2002116040A JP 2000305555 A JP2000305555 A JP 2000305555A JP 2000305555 A JP2000305555 A JP 2000305555A JP 2002116040 A JP2002116040 A JP 2002116040A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- map
- facility
- scroll
- point
- unit
- Prior art date
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- Withdrawn
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Landscapes
- Traffic Control Systems (AREA)
- Instructional Devices (AREA)
- Navigation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 目的地等をジョイスティック等で地図画面を
スクロールして検索を行う際、スクロール速度が速いと
きには所望の地点を行き過ぎることが多くなり、当該地
点の地図表示が困難であり、かつ操作に多くの注意力を
必要としていた。 【解決手段】 施設名を入力することによりその施設が
存在する地点の検索が行われ、検索結果メモリ部53に
記憶される。その後利用者により地図画面のスクロール
操作が行われると、そのスクロールの方向を検出し、表
示施設検索部55では検索結果メモリに記憶されている
地点の中からスクロール方向に存在する地点を検索す
る。スクロール縮尺設定部56では、現在表示している
地点から次に表示する地点までの距離を演算し、また、
その距離に応じて高速にスクロールすることができる地
図の縮尺を演算して設定する。スクロール描画指示部5
7ではその結果に基づいて地図をスクロールし、その地
点が表示されたとき停止する。
スクロールして検索を行う際、スクロール速度が速いと
きには所望の地点を行き過ぎることが多くなり、当該地
点の地図表示が困難であり、かつ操作に多くの注意力を
必要としていた。 【解決手段】 施設名を入力することによりその施設が
存在する地点の検索が行われ、検索結果メモリ部53に
記憶される。その後利用者により地図画面のスクロール
操作が行われると、そのスクロールの方向を検出し、表
示施設検索部55では検索結果メモリに記憶されている
地点の中からスクロール方向に存在する地点を検索す
る。スクロール縮尺設定部56では、現在表示している
地点から次に表示する地点までの距離を演算し、また、
その距離に応じて高速にスクロールすることができる地
図の縮尺を演算して設定する。スクロール描画指示部5
7ではその結果に基づいて地図をスクロールし、その地
点が表示されたとき停止する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ナビゲーション装
置において目的地や経由地を設定する際、所望の地点を
容易に選択し設定することができるようにしたナビゲー
ション装置に関し、特に、検索の結果得られた候補地点
を地図上に表示するため、地図を高速でスクロールする
機能を備えたナビゲーション装置に関する。
置において目的地や経由地を設定する際、所望の地点を
容易に選択し設定することができるようにしたナビゲー
ション装置に関し、特に、検索の結果得られた候補地点
を地図上に表示するため、地図を高速でスクロールする
機能を備えたナビゲーション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば車両用ナビゲーション装置におい
ては、地図を描画するための地図データ及び施設等を検
索するための施設情報データを記録したCD−ROM、
DVD−ROM等の地図・情報記憶媒体と、この地図・
情報記憶媒体のデータを読み取る再生装置と、地図等を
表示するディスプレイ装置と、距離センサやジャイロ等
の自立航法装置及びGPS受信機等により車両の現在位
置及び進行方向の方位を検出する車両位置検出装置を有
し、車両の現在位置を含む地図データを地図・情報記憶
媒体から読出し、この地図データに基づいて車両位置の
周囲の地図画像をディスプレイ装置の画面に描画すると
共に、車両位置マークをディスプレイ画面に重ね合わせ
て表示し、車両の移動に応じて地図画像をスクロール表
示したり、地図画像を画面に固定し車両位置マークを移
動させたりして、車両が現在どこを走行しているのかを
一目で分かるようにしている。
ては、地図を描画するための地図データ及び施設等を検
索するための施設情報データを記録したCD−ROM、
DVD−ROM等の地図・情報記憶媒体と、この地図・
情報記憶媒体のデータを読み取る再生装置と、地図等を
表示するディスプレイ装置と、距離センサやジャイロ等
の自立航法装置及びGPS受信機等により車両の現在位
置及び進行方向の方位を検出する車両位置検出装置を有
し、車両の現在位置を含む地図データを地図・情報記憶
媒体から読出し、この地図データに基づいて車両位置の
周囲の地図画像をディスプレイ装置の画面に描画すると
共に、車両位置マークをディスプレイ画面に重ね合わせ
て表示し、車両の移動に応じて地図画像をスクロール表
示したり、地図画像を画面に固定し車両位置マークを移
動させたりして、車両が現在どこを走行しているのかを
一目で分かるようにしている。
【0003】CD−ROMやDVD−ROM等の地図・
情報記憶装置に記憶されている地図データは、各種の縮
尺レベルに応じて適当な大きさの経度幅及び緯度幅に区
切られており、道路等は経度及び緯度で表現されたノー
ドの座標集合として記憶されている。道路は2以上のノ
ードの連結からなり、地図データは、道路リスト、ノー
ドテーブル及び交差点構成ノードリスト等からなる道路
レイヤ、及び地図画面上に道路、建築物、施設、公園及
び河川等を表示するための背景レイヤ等の地図データ
と、市町村名などの行政区画名、道路名、交差点名及び
施設の名前等の、文字や地図記号等を表示するための情
報データなどから構成される。
情報記憶装置に記憶されている地図データは、各種の縮
尺レベルに応じて適当な大きさの経度幅及び緯度幅に区
切られており、道路等は経度及び緯度で表現されたノー
ドの座標集合として記憶されている。道路は2以上のノ
ードの連結からなり、地図データは、道路リスト、ノー
ドテーブル及び交差点構成ノードリスト等からなる道路
レイヤ、及び地図画面上に道路、建築物、施設、公園及
び河川等を表示するための背景レイヤ等の地図データ
と、市町村名などの行政区画名、道路名、交差点名及び
施設の名前等の、文字や地図記号等を表示するための情
報データなどから構成される。
【0004】また、このナビゲーション装置において
は、ユーザが所望の目的地に向けて道路を間違うことな
く容易に走行できるようにするための経路誘導機能を備
えている。この経路誘導機能によれば、地図情報を用い
て出発地から目的地まで、また必要に応じて経由地を指
定すると、これらの地点を結ぶ経路の内、時間、距離、
料金等の条件を加味して最も適切な経路を自動探索し、
その探索した経路を誘導経路として記憶しておき、走行
中、地図画像上に誘導経路を他の経路とは色を変えて太
く描画して画面表示したり、車両が誘導経路上の進路を
変更すべき交差点に一定距離以内に近づいたときに、交
差点を拡大表示し、進路を変更すべき方向を示す矢印等
を描画して画面表示したり、音声で右左折の誘導を行う
ことで、ユーザを目的地まで案内することができるよう
にしている。
は、ユーザが所望の目的地に向けて道路を間違うことな
く容易に走行できるようにするための経路誘導機能を備
えている。この経路誘導機能によれば、地図情報を用い
て出発地から目的地まで、また必要に応じて経由地を指
定すると、これらの地点を結ぶ経路の内、時間、距離、
料金等の条件を加味して最も適切な経路を自動探索し、
その探索した経路を誘導経路として記憶しておき、走行
中、地図画像上に誘導経路を他の経路とは色を変えて太
く描画して画面表示したり、車両が誘導経路上の進路を
変更すべき交差点に一定距離以内に近づいたときに、交
差点を拡大表示し、進路を変更すべき方向を示す矢印等
を描画して画面表示したり、音声で右左折の誘導を行う
ことで、ユーザを目的地まで案内することができるよう
にしている。
【0005】上記目的地、あるいは経由地を指定するに
際しては、利用者からの地名等で地点の指定が行われた
時、ナビゲーション装置は付属している例えばCD−R
OM等のデータ記録媒体が所有している検索情報を利用
して、その地点の緯度、経度データを取込み、所定の地
点の指定、登録が行われる。
際しては、利用者からの地名等で地点の指定が行われた
時、ナビゲーション装置は付属している例えばCD−R
OM等のデータ記録媒体が所有している検索情報を利用
して、その地点の緯度、経度データを取込み、所定の地
点の指定、登録が行われる。
【0006】このような地点の指定、登録に際しては、
従来から各種の手段が採用されており、例えば地名を広
域側から狭域側に順にリスト化したデータを予め記憶媒
体に記憶しておき、利用者は通常の住所表示と同じ方式
で都道府県から順に画面上のキーボード等を用いて入力
することによりその地点を特定し、対応する地図上の位
置データをデータ記録媒体から検索しこれを指定された
地点として登録する住所直接入力方式も用いられてい
る。
従来から各種の手段が採用されており、例えば地名を広
域側から狭域側に順にリスト化したデータを予め記憶媒
体に記憶しておき、利用者は通常の住所表示と同じ方式
で都道府県から順に画面上のキーボード等を用いて入力
することによりその地点を特定し、対応する地図上の位
置データをデータ記録媒体から検索しこれを指定された
地点として登録する住所直接入力方式も用いられてい
る。
【0007】また、上記のような地名を広域側から狭域
側に順にリスト化したデータを用いるには、画面表示部
に例えば都道府県等の広域側の地名を表示し、その一つ
を利用者が選択したときにはその地点に展開されている
狭域側の地名を表示し、利用者はこの中から一つを選択
する、という操作を繰り返すことにより、利用者は画面
上に表示された地点名リストに基づいて順に地点名を選
択し、最終的に所定の地点を指定し登録するようにした
住所リスト表示選択方式も用いられている。
側に順にリスト化したデータを用いるには、画面表示部
に例えば都道府県等の広域側の地名を表示し、その一つ
を利用者が選択したときにはその地点に展開されている
狭域側の地名を表示し、利用者はこの中から一つを選択
する、という操作を繰り返すことにより、利用者は画面
上に表示された地点名リストに基づいて順に地点名を選
択し、最終的に所定の地点を指定し登録するようにした
住所リスト表示選択方式も用いられている。
【0008】地点を指定する際にはその他、例えば画面
上に現在地を含む地図を表示し、利用者は適宜の縮尺の
地図を表示させてこれをスクロールし、所望の地点を探
し、更に拡大表示する等により最終的に所望の地点をカ
ーソルで指示することにより地点の指定、登録を行う地
図スクロール方式も用いられる。
上に現在地を含む地図を表示し、利用者は適宜の縮尺の
地図を表示させてこれをスクロールし、所望の地点を探
し、更に拡大表示する等により最終的に所望の地点をカ
ーソルで指示することにより地点の指定、登録を行う地
図スクロール方式も用いられる。
【0009】また、データ記録媒体に駅や市役所等の公
共施設、或いは交差点やインターチェンジ等の道路の施
設等、更にはランドマーク的な建物やコンビニ、ガソリ
ンスタンド、レストラン等の施設名と、各地点のデータ
を対応させて記録しておき、利用者がこれらの施設名を
入力することによりその施設等の存在する地点を指定す
る施設名検索方式も用いられる。
共施設、或いは交差点やインターチェンジ等の道路の施
設等、更にはランドマーク的な建物やコンビニ、ガソリ
ンスタンド、レストラン等の施設名と、各地点のデータ
を対応させて記録しておき、利用者がこれらの施設名を
入力することによりその施設等の存在する地点を指定す
る施設名検索方式も用いられる。
【0010】このときには、前記のような施設を直接目
的地に設定するために検索を行うほか、目的地等に設定
を希望する地点が特定の施設に近接していることが知ら
れているとき、目印となるその施設を検索し、そこから
本来の所望の地点を検索することも行われる。
的地に設定するために検索を行うほか、目的地等に設定
を希望する地点が特定の施設に近接していることが知ら
れているとき、目印となるその施設を検索し、そこから
本来の所望の地点を検索することも行われる。
【0011】更に近年はDVD−ROMの普及により莫
大なデータを記録することができるようになったため、
全国の電話番号に対応した地点データを記憶させ、電話
番号を入力することにより特定の家やビルを指定し登録
する電話番入力式も採用されるようにもなっている。
大なデータを記録することができるようになったため、
全国の電話番号に対応した地点データを記憶させ、電話
番号を入力することにより特定の家やビルを指定し登録
する電話番入力式も採用されるようにもなっている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】目的地や経由地等の所
定の地点を設定するには上記のような種々の方式が用い
られるが、例えば上記の住所直接入力方式を用いる際に
は、指定しようとしている地名を画面上に表示するキー
ボード等を用いて入力する必要があるため、その操作は
1字1字入力する操作を行わなければならず面倒であ
り、特にこのような操作に慣れていない人にとっては使
いにくい方式である。
定の地点を設定するには上記のような種々の方式が用い
られるが、例えば上記の住所直接入力方式を用いる際に
は、指定しようとしている地名を画面上に表示するキー
ボード等を用いて入力する必要があるため、その操作は
1字1字入力する操作を行わなければならず面倒であ
り、特にこのような操作に慣れていない人にとっては使
いにくい方式である。
【0013】また、上記住所リスト表示選択方式におい
ては、指定しようとしている地点が例えば都道府県・市
・町・丁目・番地等のように系統だって知っているとき
は有効であるが、知らない地点においてはこの方式を用
いることができない。通常のナビゲーション装置の使用
に際しては、多くの場合このように系統だって知られて
いる場合は少なく、したがってこの方式はあまり利用す
ることができない。
ては、指定しようとしている地点が例えば都道府県・市
・町・丁目・番地等のように系統だって知っているとき
は有効であるが、知らない地点においてはこの方式を用
いることができない。通常のナビゲーション装置の使用
に際しては、多くの場合このように系統だって知られて
いる場合は少なく、したがってこの方式はあまり利用す
ることができない。
【0014】また、上記地図スクロール方式において
は、その地点が地図上でほぼどのような位置にあるかを
予め知っている場合は良いが、あまり知らない地点を探
すには地図の拡大縮小、スクロールを何回も繰り返して
その地点を探さなければならず多くの時間がかかり、そ
の作業はきわめて困難である。また、多数の地点を地図
スクロール方式で探すときには、各地点毎に上記のよう
な作業を行う必要があり、更に面倒な作業となる。
は、その地点が地図上でほぼどのような位置にあるかを
予め知っている場合は良いが、あまり知らない地点を探
すには地図の拡大縮小、スクロールを何回も繰り返して
その地点を探さなければならず多くの時間がかかり、そ
の作業はきわめて困難である。また、多数の地点を地図
スクロール方式で探すときには、各地点毎に上記のよう
な作業を行う必要があり、更に面倒な作業となる。
【0015】しかも、近年はナビゲーション装置のデー
タ処理速度が向上した結果地図のスクロール速度が向上
し、例えばジョイスティックでカーソルで示されている
部分の地図をスクロールしたとき、ジョイスティックを
わずかに倒しただけで地図が高速にスクロールし、目が
それに追いつかず、また停止操作が追いつかないため、
目標としていた地点を行き過ぎてしまい、また元に戻す
際に再び行き過ぎてしまうというように、地図のスクロ
ールが行ったり来たりしてしまうことが多くなる。それ
を防ぐため、利用者がジョイスティックの操作量を微調
整するには多くの注意力を必要とし、このナビゲーショ
ン装置が車両に搭載され、運転者が走行中に操作するこ
とは困難である。
タ処理速度が向上した結果地図のスクロール速度が向上
し、例えばジョイスティックでカーソルで示されている
部分の地図をスクロールしたとき、ジョイスティックを
わずかに倒しただけで地図が高速にスクロールし、目が
それに追いつかず、また停止操作が追いつかないため、
目標としていた地点を行き過ぎてしまい、また元に戻す
際に再び行き過ぎてしまうというように、地図のスクロ
ールが行ったり来たりしてしまうことが多くなる。それ
を防ぐため、利用者がジョイスティックの操作量を微調
整するには多くの注意力を必要とし、このナビゲーショ
ン装置が車両に搭載され、運転者が走行中に操作するこ
とは困難である。
【0016】また、上記施設名検索方式においては、指
定しようとしている地点が公共施設やランドマーク的な
建物、或いは施設等である場合は直ちに特定の地点を指
定することができ、またその施設等の近くの地点である
ならば容易にこれを指定することができる。しかしなが
ら、指定しようとしているその地点の近傍にどのような
特徴的な施設があるか知らないときには利用しにくい方
式であり、また、例えばコンビニ、ガソリンスタンド、
ファーストフード、レストラン等のチェーン系列の店や
施設においては、その施設名を入力しても多数の候補が
存在し、その中のいずれであるかを選択するのが困難と
なる欠点がある。
定しようとしている地点が公共施設やランドマーク的な
建物、或いは施設等である場合は直ちに特定の地点を指
定することができ、またその施設等の近くの地点である
ならば容易にこれを指定することができる。しかしなが
ら、指定しようとしているその地点の近傍にどのような
特徴的な施設があるか知らないときには利用しにくい方
式であり、また、例えばコンビニ、ガソリンスタンド、
ファーストフード、レストラン等のチェーン系列の店や
施設においては、その施設名を入力しても多数の候補が
存在し、その中のいずれであるかを選択するのが困難と
なる欠点がある。
【0017】また、上記電話番号入力方式においては、
指定する地点の電話番号を知っているときは単に電話番
号を入力するだけで特定の地点を一発で入力することが
できるため極めて有効である。しかしながら指定しよう
としている地点に関連する電話番号、或いは指定しよう
としている地点の近傍の施設等の電話番号等がわかって
いないときには利用することができないのは当然であ
る。
指定する地点の電話番号を知っているときは単に電話番
号を入力するだけで特定の地点を一発で入力することが
できるため極めて有効である。しかしながら指定しよう
としている地点に関連する電話番号、或いは指定しよう
としている地点の近傍の施設等の電話番号等がわかって
いないときには利用することができないのは当然であ
る。
【0018】上記のように、特定の地点を指定して登録
する方式は種々提案されているものの、各々一長一短が
あり、全てを満足する方式はなく、利用者は使用してい
るナビゲーション装置で利用することができる方式の中
で最も適切な方式と考えられるものを任意に選択して利
用しているのが実状である。
する方式は種々提案されているものの、各々一長一短が
あり、全てを満足する方式はなく、利用者は使用してい
るナビゲーション装置で利用することができる方式の中
で最も適切な方式と考えられるものを任意に選択して利
用しているのが実状である。
【0019】特に、上記のような方式のうち施設名検索
方式においては、前記のようにコンビニ、ガソリンスタ
ンド、ファーストフード、レストラン等のチェーン系列
の店や施設のうち特定の店や施設がどこにあるかを探す
とき、その店や施設名を入力して検索を行っても多数の
候補が存在するため、例えばその候補を単にリスト表示
するだけでは、その中のいずれが利用者の所望の地点で
あるのかを識別することは極めて困難である。そのため
上記のような施設名検索方式で得られた結果に基づいて
各地点を地図上に表示し、ここで前記地図スクロール方
式を用いて検索の結果得られた地点を地図をスクロール
することによって表示し、その状態で適切と思われる地
点を選択するようにした、施設名検索方式と地図スクロ
ール方式を組み合わせた方式を用いることが考えられ
る。
方式においては、前記のようにコンビニ、ガソリンスタ
ンド、ファーストフード、レストラン等のチェーン系列
の店や施設のうち特定の店や施設がどこにあるかを探す
とき、その店や施設名を入力して検索を行っても多数の
候補が存在するため、例えばその候補を単にリスト表示
するだけでは、その中のいずれが利用者の所望の地点で
あるのかを識別することは極めて困難である。そのため
上記のような施設名検索方式で得られた結果に基づいて
各地点を地図上に表示し、ここで前記地図スクロール方
式を用いて検索の結果得られた地点を地図をスクロール
することによって表示し、その状態で適切と思われる地
点を選択するようにした、施設名検索方式と地図スクロ
ール方式を組み合わせた方式を用いることが考えられ
る。
【0020】このような方式により所望の地点を検索す
る際、検索した結果得られた地点と現在地点との位置関
係を明瞭にするため、現在地と共に1つの画面上に表示
することが考えられるが、検索した結果得られた地点が
遠方の場合は地図の縮尺が大きすぎて見にくいものとな
らざるを得ない。特に検索した結果得られた地点が複数
存在し、これらの地点を全て含む地図を表示するには、
更に縮尺の大きな地図で表示しなければならなくなる。
る際、検索した結果得られた地点と現在地点との位置関
係を明瞭にするため、現在地と共に1つの画面上に表示
することが考えられるが、検索した結果得られた地点が
遠方の場合は地図の縮尺が大きすぎて見にくいものとな
らざるを得ない。特に検索した結果得られた地点が複数
存在し、これらの地点を全て含む地図を表示するには、
更に縮尺の大きな地図で表示しなければならなくなる。
【0021】また、検索した結果得られた地点が前記の
ように複数存在するとき、各候補地点を含む地図を1つ
ずつ表示すると、一つの地点の地図を表示してからこの
地図をスクロールして次の候補地点を表示する際、地図
の縮尺が小さすぎる場合はナビゲーション装置の処理速
度が更に向上してもなお多くの時間を要することとな
る。
ように複数存在するとき、各候補地点を含む地図を1つ
ずつ表示すると、一つの地点の地図を表示してからこの
地図をスクロールして次の候補地点を表示する際、地図
の縮尺が小さすぎる場合はナビゲーション装置の処理速
度が更に向上してもなお多くの時間を要することとな
る。
【0022】しかしながら、スクロールする毎に地図の
縮尺を大きくして広範囲の地図を表示した状態でスクロ
ールを行い、所望の地点が含まれた地図が表示されたと
きその部分を拡大して表示し、その地点が所望の地点で
あるかを確認する、という操作を行うことは極めて煩わ
しく、多くの時間がかかる原因ともなる。
縮尺を大きくして広範囲の地図を表示した状態でスクロ
ールを行い、所望の地点が含まれた地図が表示されたと
きその部分を拡大して表示し、その地点が所望の地点で
あるかを確認する、という操作を行うことは極めて煩わ
しく、多くの時間がかかる原因ともなる。
【0023】更に、検索の結果得られた複数の候補地点
を現在地点を表示している地図から順に表示する際に、
例えば最初は現在地に最も近接している第1の地点にス
キップしてその地点を中心とする地図を同じ縮尺で表示
し、次いで残りの地点のうち第1の地点に最も近接して
いる第2の地点にスキップしてその地点を中心とする地
図を同様に表示するという作動を繰り返すことにより自
動的に全ての候補地点の地図を適切な縮尺で表示するス
キップ表示方式も考えられる。また、その他、例えば現
在地点を表示している地図から前記複数の候補地点につ
いて検索された順序に順に全ての候補地点の地図をスキ
ップ表示するスキップ表示方式も考えられる。
を現在地点を表示している地図から順に表示する際に、
例えば最初は現在地に最も近接している第1の地点にス
キップしてその地点を中心とする地図を同じ縮尺で表示
し、次いで残りの地点のうち第1の地点に最も近接して
いる第2の地点にスキップしてその地点を中心とする地
図を同様に表示するという作動を繰り返すことにより自
動的に全ての候補地点の地図を適切な縮尺で表示するス
キップ表示方式も考えられる。また、その他、例えば現
在地点を表示している地図から前記複数の候補地点につ
いて検索された順序に順に全ての候補地点の地図をスキ
ップ表示するスキップ表示方式も考えられる。
【0024】しかしながら上記のようにして表示される
地図は、単に画面上に表示されている地点に近接してい
る地点、あるいは検索された順序等、利用者の意志とは
無関係にスキップして表示されることとなるため、例え
ば利用者がこれから目的地に設定しようとしている地点
は少なくとも現在地点よりは北の方にあるはずであると
か、南の方にあるはずであるのように、ある程度その地
点の方向の見当がついているときでも、それとは無関係
に表示されてしまう結果、所望の地点を表示するまでに
多くの時間を要する等、適切な検索を行うことができな
い。
地図は、単に画面上に表示されている地点に近接してい
る地点、あるいは検索された順序等、利用者の意志とは
無関係にスキップして表示されることとなるため、例え
ば利用者がこれから目的地に設定しようとしている地点
は少なくとも現在地点よりは北の方にあるはずであると
か、南の方にあるはずであるのように、ある程度その地
点の方向の見当がついているときでも、それとは無関係
に表示されてしまう結果、所望の地点を表示するまでに
多くの時間を要する等、適切な検索を行うことができな
い。
【0025】したがって、本発明は地図をスクロールし
て所望の地点を検索する際、スクロールが行き過ぎて所
望の地点の地図が表示されにくく、その操作に多くの注
意力を必要とする欠点を解消し、且つ、施設名等の目的
地情報を入力して検索を行った結果得られた地点の地図
を、高速にスクロールして表示することができるように
したナビゲーション装置を提供することを主たる目的と
している。
て所望の地点を検索する際、スクロールが行き過ぎて所
望の地点の地図が表示されにくく、その操作に多くの注
意力を必要とする欠点を解消し、且つ、施設名等の目的
地情報を入力して検索を行った結果得られた地点の地図
を、高速にスクロールして表示することができるように
したナビゲーション装置を提供することを主たる目的と
している。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、施設名及びその他の情報を入力して当該施
設の存在する地点を検索する施設名検索部と、前記施設
名検索部により検索されたデータを記憶する検索結果メ
モリ部と、利用者による地図のスクロール操作方向を検
出するスクロール方向検出部と、前記検索結果メモリ部
に記憶されたデータの中から、前記スクロール方向に存
在し現在画面表示している地点に近接する施設を検索す
る表示施設検索部と、前記表示施設検索部で検索された
施設を含む地図を表示する処理を行うスクロール描画指
示部とを備えたことを特徴とするナビゲーション装置と
したものである。。
決するため、施設名及びその他の情報を入力して当該施
設の存在する地点を検索する施設名検索部と、前記施設
名検索部により検索されたデータを記憶する検索結果メ
モリ部と、利用者による地図のスクロール操作方向を検
出するスクロール方向検出部と、前記検索結果メモリ部
に記憶されたデータの中から、前記スクロール方向に存
在し現在画面表示している地点に近接する施設を検索す
る表示施設検索部と、前記表示施設検索部で検索された
施設を含む地図を表示する処理を行うスクロール描画指
示部とを備えたことを特徴とするナビゲーション装置と
したものである。。
【0027】また、他の態様として、前記表示施設検索
部で得られた画面に表示する施設と、現在画面上に表示
している地点との距離に応じてスクロール時の縮尺を設
定するスクロール用縮尺設定部と、スクロール表示して
いる地図に前記表示施設検索部で検索された施設が存在
するか否か検出する表示地図領域検出部とを備え、前記
スクロール描画指示部では、前記スクロール用縮尺設定
部で設定された縮尺で地図をスクロールすると共に、前
記表示地図領域検出部で当該施設がスクロール表示して
いる地図中に存在することが検出されたときスクロール
を停止する処理を行うことを特徴とする前記ナビゲーシ
ョン装置としたものである。
部で得られた画面に表示する施設と、現在画面上に表示
している地点との距離に応じてスクロール時の縮尺を設
定するスクロール用縮尺設定部と、スクロール表示して
いる地図に前記表示施設検索部で検索された施設が存在
するか否か検出する表示地図領域検出部とを備え、前記
スクロール描画指示部では、前記スクロール用縮尺設定
部で設定された縮尺で地図をスクロールすると共に、前
記表示地図領域検出部で当該施設がスクロール表示して
いる地図中に存在することが検出されたときスクロール
を停止する処理を行うことを特徴とする前記ナビゲーシ
ョン装置としたものである。
【0028】また、他の態様として、前記スクロール用
縮尺設定部のデータに基づき、次画面が表示されるまで
の時間に対応した音声を出力することを特徴とする前記
ナビゲーション装置としたものである。
縮尺設定部のデータに基づき、次画面が表示されるまで
の時間に対応した音声を出力することを特徴とする前記
ナビゲーション装置としたものである。
【0029】また、他の態様として、前記スクロール描
画指示部では、現在表示している地図画面から、前記表
示施設検索部で検索された施設を含む所定縮尺の地図画
面にスキップ表示処理を行うことを特徴とする前記ナビ
ゲーション装置としたものである。
画指示部では、現在表示している地図画面から、前記表
示施設検索部で検索された施設を含む所定縮尺の地図画
面にスキップ表示処理を行うことを特徴とする前記ナビ
ゲーション装置としたものである。
【0030】また、他の態様として、前記スクロール描
画指示部では、利用者の選択指示によりスクロール表示
後の地図画面から元の地図画面に戻る機能を備えたこと
を特徴とする前記ナビゲーション装置としたものであ
る。
画指示部では、利用者の選択指示によりスクロール表示
後の地図画面から元の地図画面に戻る機能を備えたこと
を特徴とする前記ナビゲーション装置としたものであ
る。
【0031】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に沿っ
て説明する。図1は本発明のナビゲーション装置の制御
装置部分における主要機能ブロックとその相互の関連を
示した機能ブロック図を示したものである。図1の実施
例に示すナビゲーション制御装置10には従来のものと
同様にGPS受信機12を備え、アンテナ11で受信し
た衛星からの信号を処理することにより自車位置データ
を得て、データ記憶部13に記憶する。一方、車両に設
けられた車両の走行方向を検出する角度センサ14、及
び距離センサ15からなる自立航法センサ16からの信
号を車両位置・方位計算部17に入力し、自立航法セン
サによる位置データを得ている。
て説明する。図1は本発明のナビゲーション装置の制御
装置部分における主要機能ブロックとその相互の関連を
示した機能ブロック図を示したものである。図1の実施
例に示すナビゲーション制御装置10には従来のものと
同様にGPS受信機12を備え、アンテナ11で受信し
た衛星からの信号を処理することにより自車位置データ
を得て、データ記憶部13に記憶する。一方、車両に設
けられた車両の走行方向を検出する角度センサ14、及
び距離センサ15からなる自立航法センサ16からの信
号を車両位置・方位計算部17に入力し、自立航法セン
サによる位置データを得ている。
【0032】車両位置信号発生部18では、データ記憶
部13内のGPSによる自車位置データを、車両位置・
方位検出部17内の位置データで補正し、正確な車両位
置データを得る。車両位置信号発生部18で得られた車
両位置信号は、車両位置データライン19を介して、後
述するナビゲーション制御装置10内の各種機能部に出
力し各部で利用される。
部13内のGPSによる自車位置データを、車両位置・
方位検出部17内の位置データで補正し、正確な車両位
置データを得る。車両位置信号発生部18で得られた車
両位置信号は、車両位置データライン19を介して、後
述するナビゲーション制御装置10内の各種機能部に出
力し各部で利用される。
【0033】ナビゲーション装置に付属するリモコン4
0、ディスプレイに設けられるタッチパネル41、その
ほか各種操作スイッチ42からの利用者の操作信号は、
操作信号入力部43に入力される。その信号は操作信号
データライン39を介して、ナビゲーション制御装置1
0内の各種機能部に出力し、利用者の指示信号とされ
る。また、マイク44からの操作者の各種指示音声を音
声認識部45で認識し、前記操作信号入力部43と同様
に音声による操作信号として、操作信号データライン3
9に接続し、後述する各種機能部の指示信号としてい
る。
0、ディスプレイに設けられるタッチパネル41、その
ほか各種操作スイッチ42からの利用者の操作信号は、
操作信号入力部43に入力される。その信号は操作信号
データライン39を介して、ナビゲーション制御装置1
0内の各種機能部に出力し、利用者の指示信号とされ
る。また、マイク44からの操作者の各種指示音声を音
声認識部45で認識し、前記操作信号入力部43と同様
に音声による操作信号として、操作信号データライン3
9に接続し、後述する各種機能部の指示信号としてい
る。
【0034】上記車両位置データ、及び操作信号に基づ
いてROM読出制御部21は、操作信号データライン3
9からの指示信号、あるいは車両位置データライン19
からの自車位置信号に基づき、大量の地図データ、住所
データ、施設情報データ等を記憶したDVD−ROMや
CD−ROM等の地図・情報記憶装置20から読み出
し、必要なものを情報・地図バッファ22に蓄える。こ
の情報・地図バッファ22内の各種データは、情報・地
図データライン26を介してナビゲーション制御装置1
0内の各種機能部に出力され、後述する種々の目的に利
用される。
いてROM読出制御部21は、操作信号データライン3
9からの指示信号、あるいは車両位置データライン19
からの自車位置信号に基づき、大量の地図データ、住所
データ、施設情報データ等を記憶したDVD−ROMや
CD−ROM等の地図・情報記憶装置20から読み出
し、必要なものを情報・地図バッファ22に蓄える。こ
の情報・地図バッファ22内の各種データは、情報・地
図データライン26を介してナビゲーション制御装置1
0内の各種機能部に出力され、後述する種々の目的に利
用される。
【0035】このような各種のデータの入力により、ナ
ビゲーション制御装置10は、内部に備えた種々の機能
部分で各種の作動を行うことができ、例えば誘導経路演
算部30においては、車両位置データライン19から現
在位置データを入力し、操作信号データライン39ある
いは後述する目的地検索部50の検索結果確定部59等
からの目的地、経由地の指定、更には高速道路優先等の
検索指示を受け、種々のコスト計算を行って最適誘導経
路を演算する。その結果を誘導経路メモリ31に蓄え、
誘導経路出力部33では種々の形態で誘導経路を案内す
るためのデータを作成する。そのうち画像データは画像
合成部27に出力し、地図上に重ねて画像表示装置28
に表示可能としている。
ビゲーション制御装置10は、内部に備えた種々の機能
部分で各種の作動を行うことができ、例えば誘導経路演
算部30においては、車両位置データライン19から現
在位置データを入力し、操作信号データライン39ある
いは後述する目的地検索部50の検索結果確定部59等
からの目的地、経由地の指定、更には高速道路優先等の
検索指示を受け、種々のコスト計算を行って最適誘導経
路を演算する。その結果を誘導経路メモリ31に蓄え、
誘導経路出力部33では種々の形態で誘導経路を案内す
るためのデータを作成する。そのうち画像データは画像
合成部27に出力し、地図上に重ねて画像表示装置28
に表示可能としている。
【0036】交差点案内出力部32では、特に、車両位
置信号発生部18からの車両位置と、情報・地図データ
ライン26からの地図データと、誘導経路メモリ31か
らの誘導経路情報等に基づいて、車両現在位置が誘導経
路上の右左折交差点近傍等に達したか否かを判別し、近
傍に達したときには交差点案内地図を作成して画像合成
部27に出力すると共に、音声合成部61に出力し、音
声出力部62を介してスピーカ63から交差点案内の音
声を出力する。なお、この交差点案内出力部32では、
上記のような交差点の案内に限らず、インターチェンジ
の出入り案内、しばらく右左折交差点が存在しない案内
等も適宜行う。
置信号発生部18からの車両位置と、情報・地図データ
ライン26からの地図データと、誘導経路メモリ31か
らの誘導経路情報等に基づいて、車両現在位置が誘導経
路上の右左折交差点近傍等に達したか否かを判別し、近
傍に達したときには交差点案内地図を作成して画像合成
部27に出力すると共に、音声合成部61に出力し、音
声出力部62を介してスピーカ63から交差点案内の音
声を出力する。なお、この交差点案内出力部32では、
上記のような交差点の案内に限らず、インターチェンジ
の出入り案内、しばらく右左折交差点が存在しない案内
等も適宜行う。
【0037】地図描画部25では、地図メモリ23の所
定の縮尺の地図データを元に、表示方式指定部24を介
して入力された操作信号入力部43からの、例えば鳥瞰
図表示、3D表示等の指定に応じて、所定の地図を車両
位置を基準として演算して作成し、更に地名情報デー
タ、施設名等の関連情報データを必要に応じて地図上に
重ねて表示し、地図画像として画像合成部27に出力す
る。画像合成部27にはそのほか、必要に応じて各種マ
ーク発生部34、操作画面発生部35の画像も入力し、
合成して表示する。
定の縮尺の地図データを元に、表示方式指定部24を介
して入力された操作信号入力部43からの、例えば鳥瞰
図表示、3D表示等の指定に応じて、所定の地図を車両
位置を基準として演算して作成し、更に地名情報デー
タ、施設名等の関連情報データを必要に応じて地図上に
重ねて表示し、地図画像として画像合成部27に出力す
る。画像合成部27にはそのほか、必要に応じて各種マ
ーク発生部34、操作画面発生部35の画像も入力し、
合成して表示する。
【0038】本発明のナビゲーション制御装置10にお
いては、ナビゲーション装置において誘導経路を設定す
るための、後に詳述する目的地検索部としての地図スク
ロール検索部50を備えている。なお図示の実施例にお
いては目的地検索手段として図示しているもの以外に、
更に、従来から用いられている住所による検索手段、電
話番号による検索手段等、種々の手段を別に付加するこ
とができる。
いては、ナビゲーション装置において誘導経路を設定す
るための、後に詳述する目的地検索部としての地図スク
ロール検索部50を備えている。なお図示の実施例にお
いては目的地検索手段として図示しているもの以外に、
更に、従来から用いられている住所による検索手段、電
話番号による検索手段等、種々の手段を別に付加するこ
とができる。
【0039】図1に示す地図スクロール検索部50にお
いては施設名等入力部51を備え、利用者がリモコンや
タッチパネル等を操作して入力する例えば「セブンイレ
ブン」のような施設名を、操作信号データライン39を
介して入力する。なお、この際、マイクから音声によっ
てこれを入力し、音声認識部45を介してそのデータを
入力するようにしても良い。また、目的地検索手段とし
て図示している地図スクロール検索部以外に、更に、従
来から用いられている住所による検索手段、電話番号に
よる検索手段等、種々の手段を別に付加することができ
る。
いては施設名等入力部51を備え、利用者がリモコンや
タッチパネル等を操作して入力する例えば「セブンイレ
ブン」のような施設名を、操作信号データライン39を
介して入力する。なお、この際、マイクから音声によっ
てこれを入力し、音声認識部45を介してそのデータを
入力するようにしても良い。また、目的地検索手段とし
て図示している地図スクロール検索部以外に、更に、従
来から用いられている住所による検索手段、電話番号に
よる検索手段等、種々の手段を別に付加することができ
る。
【0040】施設名検索部52では、このようにして入
力された施設名に基づき操作信号データライン39を介
してROM読出制御部21にその信号を出力し、情報・
地図記憶装置20にアクセスして該当する施設を検索
し、その検索結果を情報・地図データライン26を介し
て入力する。このとき、検索の結果得られた施設の数等
を適宜画面表示して利用者に知らせ、例えば検索した施
設名が前記のように「セブンイレブン」のような場合に
は極めて多くの該当する施設が存在することがあり、そ
のようなときには、利用者は更に前記施設名等の入力部
51に対して例えば「名古屋市」のような地域名等も入
力するようにし、適宜その範囲を絞り込むことができる
ようにする。なお、前記のように最初から極めて多くの
施設が存在するとわかっている場合には、検索開始当初
から施設名等入力部51に対して施設名の他に地域名も
入力して検索を行うことが好ましい。
力された施設名に基づき操作信号データライン39を介
してROM読出制御部21にその信号を出力し、情報・
地図記憶装置20にアクセスして該当する施設を検索
し、その検索結果を情報・地図データライン26を介し
て入力する。このとき、検索の結果得られた施設の数等
を適宜画面表示して利用者に知らせ、例えば検索した施
設名が前記のように「セブンイレブン」のような場合に
は極めて多くの該当する施設が存在することがあり、そ
のようなときには、利用者は更に前記施設名等の入力部
51に対して例えば「名古屋市」のような地域名等も入
力するようにし、適宜その範囲を絞り込むことができる
ようにする。なお、前記のように最初から極めて多くの
施設が存在するとわかっている場合には、検索開始当初
から施設名等入力部51に対して施設名の他に地域名も
入力して検索を行うことが好ましい。
【0041】施設名検索部52では、このようにして得
られた検索結果を検索結果メモリ部53に記憶する。こ
のとき上記のようにして得られた該当する施設につい
て、その施設の地点に対応する地図上のデータと共に記
憶する。このデータは後述する表示施設検索部55で適
宜読み出され利用される。なお、上記の施設名等入力部
51,施設名検索部52及び検索結果メモリ部53は、
従来から用いられている施設名検索機能とほぼ同様のも
のであり、多くのナビゲーション装置には既にこの機能
を備えているものであって、図示実施例では本発明によ
る地図スクロール検索機能を説明するために、この機能
部分を地図スクロール検索部50内に摘出して示してい
る。
られた検索結果を検索結果メモリ部53に記憶する。こ
のとき上記のようにして得られた該当する施設につい
て、その施設の地点に対応する地図上のデータと共に記
憶する。このデータは後述する表示施設検索部55で適
宜読み出され利用される。なお、上記の施設名等入力部
51,施設名検索部52及び検索結果メモリ部53は、
従来から用いられている施設名検索機能とほぼ同様のも
のであり、多くのナビゲーション装置には既にこの機能
を備えているものであって、図示実施例では本発明によ
る地図スクロール検索機能を説明するために、この機能
部分を地図スクロール検索部50内に摘出して示してい
る。
【0042】一方、地図スクロール検索部50にはスク
ロール方向検出部54を備え、利用者が地図画面をスク
ロールするためにジョイスティック等を操作したとき、
その操作方向を検出することによりスクロール方向を検
出する。このデータはスクロール描画指示部57に出力
され、後述するスクロール用縮尺設定部56によって設
定された縮尺により、前記地図描画部25において地図
のスクロール表示を行う。
ロール方向検出部54を備え、利用者が地図画面をスク
ロールするためにジョイスティック等を操作したとき、
その操作方向を検出することによりスクロール方向を検
出する。このデータはスクロール描画指示部57に出力
され、後述するスクロール用縮尺設定部56によって設
定された縮尺により、前記地図描画部25において地図
のスクロール表示を行う。
【0043】また、スクロール方向検出部54のデータ
は表示施設検索部55にも出力され、表示施設検索部5
5ではそのスクロール方向のデータ、及び表示地図領域
検出部58による現在画面表示している地点のデータに
基づき、現在表示している地点からそのスクロール方向
に存在する最も近い施設を、検索結果メモリ53のデー
タの中から検索を行う。その検索結果ににより、スクロ
ールによって表示する次の施設までの距離を演算してス
クロール用縮尺設定部56に出力する。
は表示施設検索部55にも出力され、表示施設検索部5
5ではそのスクロール方向のデータ、及び表示地図領域
検出部58による現在画面表示している地点のデータに
基づき、現在表示している地点からそのスクロール方向
に存在する最も近い施設を、検索結果メモリ53のデー
タの中から検索を行う。その検索結果ににより、スクロ
ールによって表示する次の施設までの距離を演算してス
クロール用縮尺設定部56に出力する。
【0044】スクロール用縮尺設定部56においては、
この距離データに基づいてスクロールを行う際の地図の
縮尺を設定する。この設定に際しては、例えば次に表示
する施設迄の距離が遠いときにはその距離に合わせて縮
尺の大きな地図に設定し、逆にその距離が近いときには
その距離に合わせて縮尺の小さな地図に設定する。な
お、前記のように次の施設までの距離が近いときに設定
される縮尺の小さな地図は、現在表示している地図の縮
尺より小さくする必要がない。このように現在表示して
いる地点から次に表示する地点までの距離が遠いときに
おいても、その距離が遠い程スクロールする際の地図の
縮尺が自動的に大きく設定されるため、高速で次の検索
地点を表示することができる。
この距離データに基づいてスクロールを行う際の地図の
縮尺を設定する。この設定に際しては、例えば次に表示
する施設迄の距離が遠いときにはその距離に合わせて縮
尺の大きな地図に設定し、逆にその距離が近いときには
その距離に合わせて縮尺の小さな地図に設定する。な
お、前記のように次の施設までの距離が近いときに設定
される縮尺の小さな地図は、現在表示している地図の縮
尺より小さくする必要がない。このように現在表示して
いる地点から次に表示する地点までの距離が遠いときに
おいても、その距離が遠い程スクロールする際の地図の
縮尺が自動的に大きく設定されるため、高速で次の検索
地点を表示することができる。
【0045】このとき設定されるスクロール時の地図の
縮尺は種々の態様に設定することができ、例えば現在表
示地点から遠ざかるにつれて地図の縮尺を大きくし、表
示する施設の地点に近づくにつれて縮尺を次第に小さく
して元の縮尺の状態に戻すようにしても良い。また、ス
クロール速度を特に上げるときには、スクロールの開始
と共に現在の表示地点と次に表示する地点を含む縮尺の
地図を表示し、次いで次に表示する地点を含む地図を元
の縮尺で表示するようにすることもでき、更には現在表
示されている地図から次に表示する地点にスキップして
地図表示をすることもできる。このようなスキップを行
う機能が選択された際には、前記スクロール用縮尺設定
部では特にその作動を行う必要が無くなる。
縮尺は種々の態様に設定することができ、例えば現在表
示地点から遠ざかるにつれて地図の縮尺を大きくし、表
示する施設の地点に近づくにつれて縮尺を次第に小さく
して元の縮尺の状態に戻すようにしても良い。また、ス
クロール速度を特に上げるときには、スクロールの開始
と共に現在の表示地点と次に表示する地点を含む縮尺の
地図を表示し、次いで次に表示する地点を含む地図を元
の縮尺で表示するようにすることもでき、更には現在表
示されている地図から次に表示する地点にスキップして
地図表示をすることもできる。このようなスキップを行
う機能が選択された際には、前記スクロール用縮尺設定
部では特にその作動を行う必要が無くなる。
【0046】スクロール用縮尺設定部56のデータはス
クロール描画指示部57に出力され、前記スクロール方
向検出部54に入力されたスクロール方向、及び指示さ
れた地図の縮尺に従って、現在表示されている地図をス
クロールするように地図描画部25に指示する。
クロール描画指示部57に出力され、前記スクロール方
向検出部54に入力されたスクロール方向、及び指示さ
れた地図の縮尺に従って、現在表示されている地図をス
クロールするように地図描画部25に指示する。
【0047】また、スクロール用縮尺設定部56におい
てスクロールする際の縮尺が設定された際には、図示の
実施例においてはそのデータを次画面表示時間演算部5
9に出力する。この次画面表示時間演算部59において
は、現在表示している地点から次に表示する地点までの
距離とスクロールする地図の縮尺、及びこのナビゲーシ
ョン制御装置の地図スクロール能力等のデータに基づい
て、次の地点が表示されるまでの時間を演算し、これを
次画面表示音声出力部60に出力する。
てスクロールする際の縮尺が設定された際には、図示の
実施例においてはそのデータを次画面表示時間演算部5
9に出力する。この次画面表示時間演算部59において
は、現在表示している地点から次に表示する地点までの
距離とスクロールする地図の縮尺、及びこのナビゲーシ
ョン制御装置の地図スクロール能力等のデータに基づい
て、次の地点が表示されるまでの時間を演算し、これを
次画面表示音声出力部60に出力する。
【0048】次画面表示音声出力部60においては、そ
の時間が長いとき、即ち次の地点の地図がスクロールに
よって表示される迄の時間が長いときには、例えば高い
音程の音を出力し、逆に短いときには低い音程の音を出
力する等により利用者がどの程度で次の地点の表示が行
われるのかの目安が付けられるようにしている。この音
声出力部60で設定された前記の音は、音声合成部6
1、音声出力部62を介してスピーカ63から出力され
る。
の時間が長いとき、即ち次の地点の地図がスクロールに
よって表示される迄の時間が長いときには、例えば高い
音程の音を出力し、逆に短いときには低い音程の音を出
力する等により利用者がどの程度で次の地点の表示が行
われるのかの目安が付けられるようにしている。この音
声出力部60で設定された前記の音は、音声合成部6
1、音声出力部62を介してスピーカ63から出力され
る。
【0049】なお、このときの音は利用者が目安となる
ならば種々の態様の音を出力することができ、たとえば
「だ・る・ま・さ・ん・が・こ・ろ・ん・だ」のような
子供の遊びに用いられる音声を利用し、次の地点の地図
表示迄の時間が長いときにはこの言葉をゆっくり音声出
力し、次の地点の地図が表示されてスクロールが停止す
るのと同時に最後の「だ」の音声が発声するように設定
し、逆にその時間が短いときには早く音声出力すること
により、前記と同様に最後の「だ」の音声が発声すると
きに次の地点の地図が表示されてスクロールが停止する
ように設定することもできる。
ならば種々の態様の音を出力することができ、たとえば
「だ・る・ま・さ・ん・が・こ・ろ・ん・だ」のような
子供の遊びに用いられる音声を利用し、次の地点の地図
表示迄の時間が長いときにはこの言葉をゆっくり音声出
力し、次の地点の地図が表示されてスクロールが停止す
るのと同時に最後の「だ」の音声が発声するように設定
し、逆にその時間が短いときには早く音声出力すること
により、前記と同様に最後の「だ」の音声が発声すると
きに次の地点の地図が表示されてスクロールが停止する
ように設定することもできる。
【0050】このような種々の態様の音声出力により、
利用者はスクロールが長いときにでも最初からスクロー
ルが終了する時間をほぼ予測することができ、いらいら
することなく、また利用し易いナビゲーション装置とす
ることができる。なお、このようにスクロール所用時間
に対応した案内を利用者に示すためには、上記のような
音声による出力の他、例えばパソコンの処理時間表示の
ような棒グラフ表示を行う等、種々の手段を採用するこ
とができる。
利用者はスクロールが長いときにでも最初からスクロー
ルが終了する時間をほぼ予測することができ、いらいら
することなく、また利用し易いナビゲーション装置とす
ることができる。なお、このようにスクロール所用時間
に対応した案内を利用者に示すためには、上記のような
音声による出力の他、例えばパソコンの処理時間表示の
ような棒グラフ表示を行う等、種々の手段を採用するこ
とができる。
【0051】表示地図領域検出部58においては、前記
のようにスクロール描画指示部57の指示によって行わ
れている地図描画部25における地図のスクロール描画
状態を検出し、現在どの領域をスクロールしているかを
検出する。それにより、先に入力されている表示施設検
索部55における次に表示する検索施設の地点のデータ
に基づき、地図描画部25において次に表示すべき検索
施設の地点が含まれる地図が描画されていることを検出
したときには、その信号をスクロール描画指示部57に
出力しスクロールを停止させる。
のようにスクロール描画指示部57の指示によって行わ
れている地図描画部25における地図のスクロール描画
状態を検出し、現在どの領域をスクロールしているかを
検出する。それにより、先に入力されている表示施設検
索部55における次に表示する検索施設の地点のデータ
に基づき、地図描画部25において次に表示すべき検索
施設の地点が含まれる地図が描画されていることを検出
したときには、その信号をスクロール描画指示部57に
出力しスクロールを停止させる。
【0052】上記のような機能ブロックで構成される本
発明の実施例のナビゲーション装置は、例えば図2に示
されるような作動フローによって作動することができ
る。以下、図1及び図3に示す地図スクロールの検索例
を参照しつつ説明する。
発明の実施例のナビゲーション装置は、例えば図2に示
されるような作動フローによって作動することができ
る。以下、図1及び図3に示す地図スクロールの検索例
を参照しつつ説明する。
【0053】上記実施例の地図スクロール検索処理にお
いては、図2に示すように最初画面上に現在地点の地図
表示を行い、次のスクロール操作に備える(ステップS
1)。次いで前記のように「セブンイレブン」のような
施設名等の入力を行う(ステップS2)。この入力は、
利用者が「セブンイレブン」の言葉をリモコンの五十音
入力キーを操作し、あるいは画面に表示された五十音の
キーボードを操作し、また、タッチパネル式にこれをタ
ッチし、あるいは音声により入力することにより、更に
は画面に表示された施設名リストから選択する等の各種
手段により、検索する施設の入力操作を行うことができ
る。このとき、更に例えば「名古屋市」のように地域名
を入力することによりその検索範囲を絞り込むこともで
きる。
いては、図2に示すように最初画面上に現在地点の地図
表示を行い、次のスクロール操作に備える(ステップS
1)。次いで前記のように「セブンイレブン」のような
施設名等の入力を行う(ステップS2)。この入力は、
利用者が「セブンイレブン」の言葉をリモコンの五十音
入力キーを操作し、あるいは画面に表示された五十音の
キーボードを操作し、また、タッチパネル式にこれをタ
ッチし、あるいは音声により入力することにより、更に
は画面に表示された施設名リストから選択する等の各種
手段により、検索する施設の入力操作を行うことができ
る。このとき、更に例えば「名古屋市」のように地域名
を入力することによりその検索範囲を絞り込むこともで
きる。
【0054】次いで上記のような検索の条件に従って検
索が実行される(ステップS3)。この検索は図1にお
ける施設名検索部52において行われ、検索結果の施設
の量が多すぎるときには、前記のように更なる絞り込み
が必要に応じて行われる。この検索結果は図1における
検索結果メモリ部53にメモリされる(ステップS
4)。この検索結果メモリ部53には、検索で得られた
地点毎に地図上の位置データと共に記憶される。
索が実行される(ステップS3)。この検索は図1にお
ける施設名検索部52において行われ、検索結果の施設
の量が多すぎるときには、前記のように更なる絞り込み
が必要に応じて行われる。この検索結果は図1における
検索結果メモリ部53にメモリされる(ステップS
4)。この検索結果メモリ部53には、検索で得られた
地点毎に地図上の位置データと共に記憶される。
【0055】このような検索の後、検索結果得られた地
点を地図上に表示するため、利用者の操作によるスクロ
ール操作が行われる(ステップS5)。このスクロール
は従来と同様にリモコンのジョイスティックの操作によ
り、あるいは上下左右のカーソル操作キーの操作等によ
って行われる。この操作におけるスクロール操作方向を
図1のスクロール方向検出部54によって行う(ステッ
プS6)。この操作方向の検出に基づいて図1の表示施
設検索部55によってその方向に存在する施設のうち最
も近い施設を検索結果メモリ部53内のデータから検索
する(ステップS7)。
点を地図上に表示するため、利用者の操作によるスクロ
ール操作が行われる(ステップS5)。このスクロール
は従来と同様にリモコンのジョイスティックの操作によ
り、あるいは上下左右のカーソル操作キーの操作等によ
って行われる。この操作におけるスクロール操作方向を
図1のスクロール方向検出部54によって行う(ステッ
プS6)。この操作方向の検出に基づいて図1の表示施
設検索部55によってその方向に存在する施設のうち最
も近い施設を検索結果メモリ部53内のデータから検索
する(ステップS7)。
【0056】その結果、例えば図3に示すように現在地
が図中略中央に位置している画面表示枠の範囲にあると
き、「セブンイレブン」の施設検索により所定地域範囲
の条件で検索を行った結果、図中〜の6個のセブン
イレブンの施設が検索されたとすると、利用者がジョイ
スティックを右側に倒したときにはのセブンイレブン
が検索されることとなる。また、ジョイスティックを左
側に倒したときには、現在位置の図中左側に存在する最
も近いセブンイレブンであるが検索される。なお現在
地がのセブンイレブンであるときにジョイスティック
を左に倒すと、のセブンイレブンが検索されることと
なり、同様に現在地がのセブンイレブンの時図中左上
側にジョイスティックを倒すと図中破線の矢印で示すよ
うにのセブンイレブンが検索されることとなる。
が図中略中央に位置している画面表示枠の範囲にあると
き、「セブンイレブン」の施設検索により所定地域範囲
の条件で検索を行った結果、図中〜の6個のセブン
イレブンの施設が検索されたとすると、利用者がジョイ
スティックを右側に倒したときにはのセブンイレブン
が検索されることとなる。また、ジョイスティックを左
側に倒したときには、現在位置の図中左側に存在する最
も近いセブンイレブンであるが検索される。なお現在
地がのセブンイレブンであるときにジョイスティック
を左に倒すと、のセブンイレブンが検索されることと
なり、同様に現在地がのセブンイレブンの時図中左上
側にジョイスティックを倒すと図中破線の矢印で示すよ
うにのセブンイレブンが検索されることとなる。
【0057】なお、前記実施例においてはスクロール操
作方向に存在する最も近い施設を検索する例を示した
が、その他検索された地点が多いときのために、例えば
次に表示する画面の中に検索された施設が2つ、3つ等
予め定められた複数の施設が入る範囲の地図を表示する
ように施設の検索を行うようにしても良い。
作方向に存在する最も近い施設を検索する例を示した
が、その他検索された地点が多いときのために、例えば
次に表示する画面の中に検索された施設が2つ、3つ等
予め定められた複数の施設が入る範囲の地図を表示する
ように施設の検索を行うようにしても良い。
【0058】この検索結果に基づき、図1のスクロール
用縮尺設定部56における第1の機能により、現在表示
されている地点から検索された近接施設までの距離の演
算を行う(ステップS8)。その後、スクロール用縮尺
設定部56の第2の機能により、この演算された距離に
応じてスクロール用地図の縮尺の演算を行う(ステップ
S9)。この設定に際しては、例えば次に表示する施設
迄の距離が遠いときにはその距離に合わせて縮尺の大き
な地図に設定し、逆にその距離が近いときにはその距離
に合わせて縮尺の小さな地図に設定する。このように現
在表示している地点から次に表示する地点迄の距離が遠
いときにおいても、その距離が遠い程スクロールする際
の地図の縮尺が大きく設定されるため、高速で次の検索
地点を表示することができる。このような縮尺の設定に
従って地図のスクロール描画が行われる(ステップS1
0)。図3に示す例においても、前記のようにして検索
された〜のセブンイレブンの地点の方向に利用者が
ジョイスティックを操作したときには、そのジョイステ
ィックを倒した程度に関わらずその方向に存在するセブ
ンイレブンが表示される地図に高速でスクロールが行わ
れる。
用縮尺設定部56における第1の機能により、現在表示
されている地点から検索された近接施設までの距離の演
算を行う(ステップS8)。その後、スクロール用縮尺
設定部56の第2の機能により、この演算された距離に
応じてスクロール用地図の縮尺の演算を行う(ステップ
S9)。この設定に際しては、例えば次に表示する施設
迄の距離が遠いときにはその距離に合わせて縮尺の大き
な地図に設定し、逆にその距離が近いときにはその距離
に合わせて縮尺の小さな地図に設定する。このように現
在表示している地点から次に表示する地点迄の距離が遠
いときにおいても、その距離が遠い程スクロールする際
の地図の縮尺が大きく設定されるため、高速で次の検索
地点を表示することができる。このような縮尺の設定に
従って地図のスクロール描画が行われる(ステップS1
0)。図3に示す例においても、前記のようにして検索
された〜のセブンイレブンの地点の方向に利用者が
ジョイスティックを操作したときには、そのジョイステ
ィックを倒した程度に関わらずその方向に存在するセブ
ンイレブンが表示される地図に高速でスクロールが行わ
れる。
【0059】このスクロールの過程で画面上に検索施設
が表示されたか否かの判別が行われ(ステップS1
1)、未だ表示されていないときにはステップS10に
戻りスクロールを継続する。また画面上に検索施設が表
示されたと判別されたときには、スクロールを停止する
処理を行い、それによりスクロールは自動的に停止する
(ステップS12)。このとき、前記スクロール時の地
図の縮尺からスクロール開始時の縮尺等、所定の縮尺で
検索地点が画面の略中心に表わされる地図を表示する
(ステップS13)。また、前記のように検索施設が複
数表示される画面を表示するときには、それに合わせた
縮尺の地図で表示されることとなる。
が表示されたか否かの判別が行われ(ステップS1
1)、未だ表示されていないときにはステップS10に
戻りスクロールを継続する。また画面上に検索施設が表
示されたと判別されたときには、スクロールを停止する
処理を行い、それによりスクロールは自動的に停止する
(ステップS12)。このとき、前記スクロール時の地
図の縮尺からスクロール開始時の縮尺等、所定の縮尺で
検索地点が画面の略中心に表わされる地図を表示する
(ステップS13)。また、前記のように検索施設が複
数表示される画面を表示するときには、それに合わせた
縮尺の地図で表示されることとなる。
【0060】このようにして表示された検索施設が存在
する地点の地図を利用者が見ることにより、その地点が
所望の地点であるか否かを判断し(ステップS14)、
所望の地点ではないと判断したときにはステップS5に
戻り、利用者によって更に次のスクロール操作が行わ
れ、以下同様の作動を繰り返す。また、ステップS14
において画面に表示された施設が利用者の所望の地点で
あると判断したときには、登録キーを押す等の操作が行
われ、それに基づいてこの地点を目的地に登録する処理
を行う(ステップS15)。
する地点の地図を利用者が見ることにより、その地点が
所望の地点であるか否かを判断し(ステップS14)、
所望の地点ではないと判断したときにはステップS5に
戻り、利用者によって更に次のスクロール操作が行わ
れ、以下同様の作動を繰り返す。また、ステップS14
において画面に表示された施設が利用者の所望の地点で
あると判断したときには、登録キーを押す等の操作が行
われ、それに基づいてこの地点を目的地に登録する処理
を行う(ステップS15)。
【0061】上記のような処理がなされる結果、例えば
図3に示す例においては、現在地から図中左側にジョイ
スティックを操作してのセブンイレブンが検索され、
その地点に高速スクロールがなされ、その地点の地図が
表示されて利用者がこれを見たとき所望の地点ではない
と判断し、更に図中左側にあるのではないかと思ってジ
ョイスティックを再び左側に倒すとのセブンイレブン
が検索される。このとき、利用者が所望の地点は現在地
から図中左下側に位置していることが思い出され、今ま
でのスクロール操作は誤りであることがわかり、の地
点から所望の地点にスクロールで移動しようとしたと
き、所望の地点は例えば左下側なのか、真下であるの
か、あるいは右下側なのか明らかではなくなってしまう
ことが多い。このようなときには、とりあえず現在地の
画面表示に戻ってやり直すほうが効率的であるので、こ
のようなときにはリセットキーを押す等により図中一点
鎖線で示すように現在地の画面にスキップして戻すよう
にすることが好ましい。
図3に示す例においては、現在地から図中左側にジョイ
スティックを操作してのセブンイレブンが検索され、
その地点に高速スクロールがなされ、その地点の地図が
表示されて利用者がこれを見たとき所望の地点ではない
と判断し、更に図中左側にあるのではないかと思ってジ
ョイスティックを再び左側に倒すとのセブンイレブン
が検索される。このとき、利用者が所望の地点は現在地
から図中左下側に位置していることが思い出され、今ま
でのスクロール操作は誤りであることがわかり、の地
点から所望の地点にスクロールで移動しようとしたと
き、所望の地点は例えば左下側なのか、真下であるの
か、あるいは右下側なのか明らかではなくなってしまう
ことが多い。このようなときには、とりあえず現在地の
画面表示に戻ってやり直すほうが効率的であるので、こ
のようなときにはリセットキーを押す等により図中一点
鎖線で示すように現在地の画面にスキップして戻すよう
にすることが好ましい。
【0062】このように、画面に表示された施設が所望
のものではないと判別されたとき、リセットキーを押す
等の操作によって再び最初の現在地点の地図画面に戻る
ことができるようにすることにより、上記のような施設
検索を連続して行うことにより次第に現在地から遠ざか
り、かつ本来の所望の施設の方向から離れてしまってい
ると思われるときに、現在地点の画面に再び戻って先と
は異なる方向に向けて検索し直すことを容易に行うこと
ができるようにすることができる。
のものではないと判別されたとき、リセットキーを押す
等の操作によって再び最初の現在地点の地図画面に戻る
ことができるようにすることにより、上記のような施設
検索を連続して行うことにより次第に現在地から遠ざか
り、かつ本来の所望の施設の方向から離れてしまってい
ると思われるときに、現在地点の画面に再び戻って先と
は異なる方向に向けて検索し直すことを容易に行うこと
ができるようにすることができる。
【0063】なお、このとき、利用者が検索しようとし
ている地点が前記のような施設の近くにある家のよう
に、その施設が直接の目的地ではなく近隣の地点が目的
地であるときには、この地図の状態で確定キーを押す等
によって前記のような機能を行う地図スクロール検索を
解除し、通常の地図のスクロールによる検索を行い、所
望の地点が見つかったときにはその地点で登録キーを押
す操作が行われ、それに基づいてその地点を目的地に登
録する処理を行うようにすることもできる。このように
して目的地の登録が行われた後、この作動フローは終了
する(ステップS16)。
ている地点が前記のような施設の近くにある家のよう
に、その施設が直接の目的地ではなく近隣の地点が目的
地であるときには、この地図の状態で確定キーを押す等
によって前記のような機能を行う地図スクロール検索を
解除し、通常の地図のスクロールによる検索を行い、所
望の地点が見つかったときにはその地点で登録キーを押
す操作が行われ、それに基づいてその地点を目的地に登
録する処理を行うようにすることもできる。このように
して目的地の登録が行われた後、この作動フローは終了
する(ステップS16)。
【0064】前記図2に示す作動フローにおいては、図
1における次画面表示時間演算部59及び次画面表示音
声出力部60における作動について省略しているが、こ
の機能は図2におけるステップ9のスクロール用地図縮
尺演算を行った後、スクロールによる地図描画処理と平
行して次画面の表示時間の演算処理を行い、その演算結
果に基づいて次画面表示音声の出力処理が行われる。
1における次画面表示時間演算部59及び次画面表示音
声出力部60における作動について省略しているが、こ
の機能は図2におけるステップ9のスクロール用地図縮
尺演算を行った後、スクロールによる地図描画処理と平
行して次画面の表示時間の演算処理を行い、その演算結
果に基づいて次画面表示音声の出力処理が行われる。
【0065】上記実施例において施設名等の入力に際し
てコンビニの「セブンイレブン」の施設名を入力する例
を示したが、その他ガソリンスタンド、レストラン、あ
るいは消防署等の公共施設、橋やトンネル等の道路施設
等、種々の施設名を入力して検索し、その検索結果に基
づいてスクロール方向に存在する地点を高速にスクロー
ル表示するように設定することもできる。
てコンビニの「セブンイレブン」の施設名を入力する例
を示したが、その他ガソリンスタンド、レストラン、あ
るいは消防署等の公共施設、橋やトンネル等の道路施設
等、種々の施設名を入力して検索し、その検索結果に基
づいてスクロール方向に存在する地点を高速にスクロー
ル表示するように設定することもできる。
【0066】
【発明の効果】本発明において、施設名及びその他の情
報を入力して当該施設の存在する地点を検索する施設名
検索部と、前記施設名検索部により検索されたデータを
記憶する検索結果メモリ部と、利用者による地図のスク
ロール操作方向を検出するスクロール方向検出部と、前
記検索結果メモリ部に記憶されたデータの中から、前記
スクロール方向に存在し現在画面表示している地点に近
接する施設を検索する表示施設検索部と、前記表示施設
検索部で検索された施設を含む地図を表示する処理を行
うスクロール描画指示部とを備えたことを特徴とするナ
ビゲーション装置としたものにおいては、ナビゲーショ
ン装置の処理速度が速い等のために地図をスクロールし
て所望の地点を検索する際、スクロールが行き過ぎて所
望の地点の地図が表示されにくい欠点を解消することが
でき、多くの注意力無しに所望の地点の地図をスクロー
ル操作することができる。また、表示している地図をス
クロールする度に地図の縮尺を手動で変更してスクロー
ル速度を上げる等の操作が不要となり、容易に且つ高速
で所望の地点にスクロールすることができる。
報を入力して当該施設の存在する地点を検索する施設名
検索部と、前記施設名検索部により検索されたデータを
記憶する検索結果メモリ部と、利用者による地図のスク
ロール操作方向を検出するスクロール方向検出部と、前
記検索結果メモリ部に記憶されたデータの中から、前記
スクロール方向に存在し現在画面表示している地点に近
接する施設を検索する表示施設検索部と、前記表示施設
検索部で検索された施設を含む地図を表示する処理を行
うスクロール描画指示部とを備えたことを特徴とするナ
ビゲーション装置としたものにおいては、ナビゲーショ
ン装置の処理速度が速い等のために地図をスクロールし
て所望の地点を検索する際、スクロールが行き過ぎて所
望の地点の地図が表示されにくい欠点を解消することが
でき、多くの注意力無しに所望の地点の地図をスクロー
ル操作することができる。また、表示している地図をス
クロールする度に地図の縮尺を手動で変更してスクロー
ル速度を上げる等の操作が不要となり、容易に且つ高速
で所望の地点にスクロールすることができる。
【0067】また、前記表示施設検索部で得られた画面
に表示する施設と、現在画面上に表示している地点との
距離に応じてスクロール時の縮尺を設定するスクロール
用縮尺設定部と、スクロール表示している地図に前記表
示施設検索部で検索された施設が存在するか否か検出す
る表示地図領域検出部とを備え、前記スクロール描画指
示部では、前記スクロール用縮尺設定部で設定された縮
尺で地図をスクロールすると共に、前記表示地図領域検
出部で当該施設がスクロール表示している地図中に存在
することが検出されたときスクロールを停止する処理を
行うことを特徴とする前記ナビゲーション装置としたも
のにおいては、前記の効果に加えて、スクロール中の画
面を見ることによりその途中の地図の状態を知ることが
でき、表示された地点の地図が所望のものであるか否か
の判別が容易となる。
に表示する施設と、現在画面上に表示している地点との
距離に応じてスクロール時の縮尺を設定するスクロール
用縮尺設定部と、スクロール表示している地図に前記表
示施設検索部で検索された施設が存在するか否か検出す
る表示地図領域検出部とを備え、前記スクロール描画指
示部では、前記スクロール用縮尺設定部で設定された縮
尺で地図をスクロールすると共に、前記表示地図領域検
出部で当該施設がスクロール表示している地図中に存在
することが検出されたときスクロールを停止する処理を
行うことを特徴とする前記ナビゲーション装置としたも
のにおいては、前記の効果に加えて、スクロール中の画
面を見ることによりその途中の地図の状態を知ることが
でき、表示された地点の地図が所望のものであるか否か
の判別が容易となる。
【0068】また、記スクロール用縮尺設定部のデータ
に基づき、次画面が表示されるまでの時間に対応した音
声を出力することを特徴とする前記ナビゲーション装置
としたものにおいては、地図の自動的なスクロールによ
って次の地図が表示される迄にどの程度の時間がかかる
かを容易に判断することができ、スクロール処理中の不
安を解消することができる。
に基づき、次画面が表示されるまでの時間に対応した音
声を出力することを特徴とする前記ナビゲーション装置
としたものにおいては、地図の自動的なスクロールによ
って次の地図が表示される迄にどの程度の時間がかかる
かを容易に判断することができ、スクロール処理中の不
安を解消することができる。
【0069】また、前記スクロール描画指示部では、現
在表示している地図画面から、前記表示施設検索部で検
索された施設を含む所定縮尺の地図画面にスキップ表示
処理を行うことを特徴とする前記ナビゲーション装置と
したものにおいては、利用者のスクロール操作によって
次の地図画面を極めて高速に表示することが可能とな
る。
在表示している地図画面から、前記表示施設検索部で検
索された施設を含む所定縮尺の地図画面にスキップ表示
処理を行うことを特徴とする前記ナビゲーション装置と
したものにおいては、利用者のスクロール操作によって
次の地図画面を極めて高速に表示することが可能とな
る。
【0070】また、前記スクロール描画指示部では、利
用者の選択指示によりスクロール表示後の地図画面から
元の地図画面に戻る機能を備えたことを特徴とする前記
ナビゲーション装置としたものにおいては、現在地点の
地図表示から前記のようなスクロールを繰り返している
うちに、本来の所望の地点から遠ざかっていると思われ
るとき、直ちに元の地点の地図画面に戻ってスクロール
をやり直すことができ、使用しやすいナビゲーション装
置とすることができる。
用者の選択指示によりスクロール表示後の地図画面から
元の地図画面に戻る機能を備えたことを特徴とする前記
ナビゲーション装置としたものにおいては、現在地点の
地図表示から前記のようなスクロールを繰り返している
うちに、本来の所望の地点から遠ざかっていると思われ
るとき、直ちに元の地点の地図画面に戻ってスクロール
をやり直すことができ、使用しやすいナビゲーション装
置とすることができる。
【図1】本発明の実施例の機能ブロック、及びそれらの
相互関係を示す機能ブロック図である。
相互関係を示す機能ブロック図である。
【図2】同実施例の作動フロー図である。
【図3】本発明における地図スクロールの検索例を示す
説明図である。
説明図である。
19 車両位置データライン 20 情報地図記憶装置 25 地図描画部 26 情報・地図データライン 27 画像合成部 28 画像表示装置 30 誘導経路演算部 39 操作信号データライン 50 地図スクロール検索部 51 施設名等入力部 52 施設名検索部 53 検索結果メモリ部 54 スクロール方向検出部 55 表示施設検索部 56 スクロール用縮尺設定部 57 スクロール描画指示部 58 表示地図領域検出部 59 次画面表示時間演算部 60 次画面音声出力部
Claims (5)
- 【請求項1】 施設名及びその他の情報を入力して当該
施設の存在する地点を検索する施設名検索部と、 前記施設名検索部により検索されたデータを記憶する検
索結果メモリ部と、 利用者による地図のスクロール操作方向を検出するスク
ロール方向検出部と、 前記検索結果メモリ部に記憶されたデータの中から、前
記スクロール方向に存在し現在画面表示している地点に
近接する施設を検索する表示施設検索部と、 前記表示施設検索部で検索された施設を含む地図を表示
する処理を行うスクロール描画指示部とを備えたことを
特徴とするナビゲーション装置。 - 【請求項2】 前記表示施設検索部で得られた画面に表
示する施設と、現在画面上に表示している地点との距離
に応じてスクロール時の縮尺を設定するスクロール用縮
尺設定部と、 スクロール表示している地図に前記表示施設検索部で検
索された施設が存在するか否か検出する表示地図領域検
出部とを備え、 前記スクロール描画指示部では、前記スクロール用縮尺
設定部で設定された縮尺で地図をスクロールすると共
に、前記表示地図領域検出部で当該施設がスクロール表
示している地図中に存在することが検出されたときスク
ロールを停止する処理を行うことを特徴とする請求項1
記載のナビゲーション装置。 - 【請求項3】 前記スクロール用縮尺設定部のデータに
基づき、次画面が表示されるまでの時間に対応した音声
を出力することを特徴とする請求項2記載のナビゲーシ
ョン装置。 - 【請求項4】 前記スクロール描画指示部では、現在表
示している地図画面から、前記表示施設検索部で検索さ
れた施設を含む所定縮尺の地図画面にスキップ表示処理
を行うことを特徴とする請求項1記載のナビゲーション
装置。 - 【請求項5】 前記スクロール描画指示部では、利用者
の選択指示によりスクロール表示後の地図画面から元の
地図画面に戻る機能を備えたことを特徴とする請求項1
記載のナビゲーション装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000305555A JP2002116040A (ja) | 2000-10-04 | 2000-10-04 | ナビゲーション装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000305555A JP2002116040A (ja) | 2000-10-04 | 2000-10-04 | ナビゲーション装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002116040A true JP2002116040A (ja) | 2002-04-19 |
Family
ID=18786392
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000305555A Withdrawn JP2002116040A (ja) | 2000-10-04 | 2000-10-04 | ナビゲーション装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002116040A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005216285A (ja) * | 2003-11-17 | 2005-08-11 | Nokia Corp | 媒体ダイアリーアプリケーションにおける媒体アイテムのスピードブラウジング |
JPWO2004064033A1 (ja) * | 2003-01-16 | 2006-05-18 | シャープ株式会社 | 表示データ制御装置、方法およびプログラム |
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JP2010211000A (ja) * | 2009-03-11 | 2010-09-24 | Hitachi Ltd | 双方向情報配信システム、サーバ、及び情報提供端末装置 |
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US8010579B2 (en) | 2003-11-17 | 2011-08-30 | Nokia Corporation | Bookmarking and annotating in a media diary application |
WO2013168347A1 (en) * | 2012-05-09 | 2013-11-14 | Canon Kabushiki Kaisha | Information processing apparatus, method for controlling the information processing apparatus, and storage medium |
US8990255B2 (en) | 2003-11-17 | 2015-03-24 | Nokia Corporation | Time bar navigation in a media diary application |
JP2018194637A (ja) * | 2017-05-16 | 2018-12-06 | 楽天株式会社 | 地図提示装置、地図提示方法、ならびに、プログラム |
-
2000
- 2000-10-04 JP JP2000305555A patent/JP2002116040A/ja not_active Withdrawn
Cited By (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2004064033A1 (ja) * | 2003-01-16 | 2006-05-18 | シャープ株式会社 | 表示データ制御装置、方法およびプログラム |
JP4558508B2 (ja) * | 2003-01-16 | 2010-10-06 | シャープ株式会社 | 表示データ制御装置、方法およびプログラム |
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JP4722213B2 (ja) * | 2003-11-17 | 2011-07-13 | ノキア コーポレイション | 媒体ダイアリーアプリケーションにおける媒体アイテムのスピードブラウジング |
US8010579B2 (en) | 2003-11-17 | 2011-08-30 | Nokia Corporation | Bookmarking and annotating in a media diary application |
US7774718B2 (en) | 2003-12-17 | 2010-08-10 | Nokia Corporation | Time handle in a media diary application for accessing media files |
US8477096B2 (en) | 2006-03-24 | 2013-07-02 | Denso Corporation | Display apparatus and method of controlling same |
US7969412B2 (en) | 2006-03-24 | 2011-06-28 | Denso Corporation | Display apparatus and method, program of controlling same |
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WO2013168347A1 (en) * | 2012-05-09 | 2013-11-14 | Canon Kabushiki Kaisha | Information processing apparatus, method for controlling the information processing apparatus, and storage medium |
JP2013235450A (ja) * | 2012-05-09 | 2013-11-21 | Canon Inc | 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、およびプログラム |
CN104285203A (zh) * | 2012-05-09 | 2015-01-14 | 佳能株式会社 | 信息处理设备、用于控制信息处理设备的方法以及存储介质 |
JP2018194637A (ja) * | 2017-05-16 | 2018-12-06 | 楽天株式会社 | 地図提示装置、地図提示方法、ならびに、プログラム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20071204 |