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JP2002105874A - オレフィン系床材 - Google Patents

オレフィン系床材

Info

Publication number
JP2002105874A
JP2002105874A JP2000303238A JP2000303238A JP2002105874A JP 2002105874 A JP2002105874 A JP 2002105874A JP 2000303238 A JP2000303238 A JP 2000303238A JP 2000303238 A JP2000303238 A JP 2000303238A JP 2002105874 A JP2002105874 A JP 2002105874A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
olefin
resin
flooring
thickness
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000303238A
Other languages
English (en)
Inventor
Takanori Matsuzawa
孝教 松沢
Hiromasa Togasaki
浩昌 戸賀崎
Takashi Ikeda
尚 池田
Shigemiki Kato
茂幹 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP2000303238A priority Critical patent/JP2002105874A/ja
Publication of JP2002105874A publication Critical patent/JP2002105874A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Floor Finish (AREA)
  • Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の木質系床材と同一の感覚で使用可能であ
りながら、干割れや変褪色、反り、目透き等に強く耐久
性に優れ、しかも、意匠的にも物性的にも一定した品質
のものを安価に大量供給可能な床材を提供する。 【解決手段】厚さ1〜50mmのオレフィン系素材から
なる基材1上に、厚さ50〜500μmのオレフィン系
素材からなる表面装飾用シート2を積層する。基材1は
望ましくは2層以上から構成し、最下層は発泡倍率1.
5〜20倍の発泡層11とし、該最下層11以外の層
に、平均粒径3〜10μmの無機物粒子を10〜50重
量%含有する無機物充填層12を少なくとも1層設け
る。表面装飾用シート2の表面には、厚さ3〜10μm
の電離放射線硬化性型樹脂からなる保護層を設けること
が望ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オレフィン系素材
からなる床材に関する。さらに詳しくは、マンション等
の集合住宅または戸建て住宅等において、居室や寝室、
廊下、厨房、浴室脱衣場や手洗所等の床面に使用される
住宅用フロア全般に好適な、従来の木質系フローリング
材の代替品としてのオレフィン系床材に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より住宅用に使用されている床材と
しては様々なものがあるが、特に現在、住宅用のフロア
材として主に使用されている床材としては、木質系床
材、クッションフロア、タイルカーペットなどが、その
中心的なものである。
【0003】木質系床材は、現在では最も多く使用され
ているものであり、天然木の無垢材や、合板の表面に突
板を貼り合わせたものなどである。これらは、天然の木
の質感を活かした高級感には優れたものがあるが、その
反面、天然木を使用したものであるがゆえに、長く使用
していると干割れが発生したり、紫外線等の作用による
変色や褪色が発生したり、乾燥又は湿潤により寸法が変
化し反りや目透きが発生するなど、耐久性に問題があ
る。また、意匠面でも、これまで殆どオーク材が使用さ
れてきたが、消費者の嗜好の多様化により、床材に求め
られる木目意匠のバリエーションが拡がってきているた
めに、例えば樺材や楢材などといった、安定供給が困難
な材料の使用量が多くなりつつあり、これに伴って、色
違いやムラなどの品質問題が増加しつつある。
【0004】クッションフロアは、ポリ塩化ビニル系素
材を絵柄と同調するように発泡させたもので、その優れ
たクッション性と共にデザイン性の高い床材である。し
かし、床材の表面を発泡させているために、実際に床材
として使用する場合に、箪笥や机、ベッド等の脚部にお
いて高荷重がかかった際に、凹凸の後残りが発生してし
まうという問題がある。また近年では、燃焼時に塩化水
素ガスやダイオキシン類等の有害物質を発生することが
問題となっており、ポリ塩化ビニル系素材自体が敬遠さ
れる傾向にある。
【0005】タイルカーペットは、基布にポリエステル
繊維等のパイル糸を植毛したタフテッドカーペット等の
カーペット地を合成樹脂等で裏打ちし、50cm角程度
の寸法に裁断した置敷式の床材であり、施工が容易で柔
軟性や防音性にも優れることからOAフロア等を中心に
使用されるケースが増えている。しかし一般住宅用とし
ては、繊維系素材であることからコーヒーやカレー等の
家庭汚染物質による汚れが拭き取りづらいという問題な
どがある。
【0006】このほか、店舗や事務所用としては、厚さ
2〜5mm程度の硬質ポリ塩化ビニル樹脂板からなる塩
ビ床タイルなどもあるが、これは専ら土足用であり、素
足で生活する一般家庭用の床材としては、その硬く冷た
い感触が嫌われ、殆ど使用実績がない。この様な事情に
より、従来の木質系床材と同一感覚で使用可能であり、
しかも木質系床材の持つ問題点が解決された、木質系床
材に代わる新規な床材の開発が待望されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の技術
における上記の様な問題点を解決するためになされたも
のであり、その課題とするところは、従来の木質系床材
と同一の感覚で使用可能でありながら、干割れや変褪
色、反り、目透き等に強く耐久性に優れ、しかも、意匠
的にも物性的にも一定した品質のものを安価に大量供給
可能な床材を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、厚さ1〜50
mmのオレフィン系素材からなる基材上に、厚さ50〜
500μmのオレフィン系素材からなる表面装飾用シー
トを積層してなることを特徴とするオレフィン系床材で
ある。
【0009】また本発明は、前記基材は2層以上からな
り、その最下層は、発泡したオレフィン系素材からなる
発泡層であることを特徴とするオレフィン系床材であ
る。
【0010】また本発明は、前記発泡層の発泡倍率が
1.5〜20倍であることを特徴とするオレフィン系床
材である。
【0011】また本発明は、前記基材は2層以上からな
り、その最下層を除く層に、無機物粒子を含有するオレ
フィン系素材からなる無機物充填層を、少なくとも1層
含むことを特徴とするオレフィン系床材である。
【0012】また本発明は、前記無機物充填層に含有さ
れる無機物粒子の平均粒径が3〜10μmであることを
特徴とするオレフィン系床材である。
【0013】また本発明は、前記無機物充填層中の前記
無機物粒子の含有量が10〜50重量%であることを特
徴とするオレフィン系床材である。
【0014】また本発明は、前記表面装飾用シートは、
表面に電離放射線硬化型樹脂からなる表面保護層を有す
ることを特徴とするオレフィン系床材である。
【0015】また本発明は、前記電離放射線硬化型樹脂
層の厚さが3〜10μmであることを特徴とするオレフ
ィン系床材である。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明のオレフィン系床材は、図
1に示す様に、オレフィン系素材からなる基材1の上
に、オレフィン系素材からなる表面装飾用シート2が積
層されて構成される。基材1の厚さは1〜50mm、よ
り好ましくは3〜20mm、表面装飾用シート2の厚さ
は50〜500μm、より好ましくは100〜200μ
mとするのが適当である。基材1と表面装飾用シート2
とは、接着剤層を介することなく直接積層されていても
良いし、必要に応じて図2に示す様に、接着剤層3を介
して積層した構成とすることもできる。
【0017】本発明のオレフィン系床材の基材1や表面
装飾用シート2に使用されるオレフィン系樹脂は、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、ポリ−4−メ
チルペンテン、ポリイソプレン、エチレン−プロピレン
共重合体、エチレン−α−オレフィン共重合体、プロピ
レン−α−オレフィン共重合体、エチレン−酢酸ビニル
共重合体、エチレン−エチルアクリレート共重合体及び
その酸変性物、エチレン−不飽和カルボン酸共重合体金
属中和物(アイオノマー樹脂)等の各種のオレフィン系
樹脂の中から適宜選択が可能であり、単一種の樹脂であ
っても複数種の樹脂の混合物であっても良い。また必要
に応じて、例えば着色剤、充填材、紫外線吸収剤、光安
定剤、熱安定剤、可塑剤、酸化防止剤、帯電防止剤、滑
剤、造核剤、難燃剤、抗菌剤、防黴剤、艶調整剤等の添
加剤の1種以上を添加することもできる。
【0018】但し、床材として要求される耐荷重性や耐
歩行性、耐摩耗性、耐傷付性、耐衝撃性、耐熱性(直射
日光、暖房器具、熱湯、煙草火等)、寸法安定性(反り
・目透き防止)等を考慮すると、各種のオレフィン系樹
脂の中でも、ポリプロピレン又はプロピレン−α−オレ
フィン共重合体等のポリプロピレン系樹脂を使用するこ
とが最も望ましい。該ポリプロピレン系樹脂として具体
的には、ホモポリプロピレン、ランダム共重合ポリプロ
ピレン、ブロック共重合ポリプロピレンや、プロピレン
以外のα−オレフィン、具体的には例えばブテン−1、
ペンテン−1、ヘキセン−1、オクテン−1等、を10
〜60モル%程度共重合させてなるプロピレン−α−オ
レフィン共重合体等を挙げることができ、これらを単独
又は2種以上の混合系で使用することができる。また、
必要に応じて、例えば低密度ポリエチレン、アタクチッ
クポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合ゴム、
エチレン−ジエンモノマー共重合ゴム、スチレン−ブタ
ジエン共重合ゴム又はその水素添加物等から選ばれる軟
質オレフィン系樹脂やエラストマー等を5〜30重量%
程度配合することによって、上記したポリプロピレン系
樹脂に適度の柔軟性や耐衝撃性を付与した樹脂組成物等
を使用することもできる。
【0019】基材1は単一層から構成されていても良い
が、同一又は相異なるオレフィン系素材からなる2層以
上が積層されて構成されていても良い。例えば、図1に
示す様に、基材1を2層から構成し、その最下層を発泡
層11とすることにより、コンクリートスラブ等の床下
地面の不陸を吸収して床面を平坦に仕上げることを可能
とすると共に、防音性や断熱性を付与したり、歩行感や
耐衝撃性の向上のためのクッション性を付与したりする
こともできる。
【0020】上記発泡層11は、オレフィン系樹脂に例
えばアゾジカルボンアミド等の発泡剤を添加して熱によ
り発泡させて形成することができ、発泡倍率としては低
すぎると上記した発泡層としての機能が十分に発現され
ず、高すぎると強度に劣るので、1.5〜20倍程度の
範囲内とすることが望ましい。また、発泡層11に用い
るオレフィン系樹脂としては、耐熱性や耐荷重性等の点
で、ポリプロピレン系樹脂を使用することが最も望まし
い。ポリプロピレン系樹脂は高発泡させても荷重による
へたりが少なく、上記した発泡層としての機能を高荷重
下でも長期間に亘り維持できると共に、耐熱性にも優
れ、クリープ変形が発生しにくいので、経時的に位置ず
れにより目透きを発生することもないからである。ポリ
プロピレン系樹脂を発泡時に破泡させることなく安定的
に高発泡体を得るためには、高溶融張力のポリプロピレ
ン系樹脂を使用することが望ましい。
【0021】上記高溶融張力のポリプロピレン系樹脂と
して具体的には、フローテスター法にて230℃で測定
した溶融張力が3〜30cN程度の範囲内であるポリプ
ロピレン系樹脂が適しており、更に望ましくは、上記溶
融張力MTと135℃テトラリン中での固有粘度ηとの
関係が下式 log(MT)>4.24×log(η)−0.962 で表され、及び/又は、上記溶融張力MTと230℃に
おけるメルトフローレートMFRとの関係が下式 log(MT)>−1.16×log(η)+0.92 で表されるポリプロピレン系樹脂を採用することが最も
望ましい。
【0022】発泡層11の上側には、床材としての機械
的強度や表面物性等を担保するための、非発泡のオレフ
ィン系素材からなる層が設けられるのであるが、この非
発泡の層は、無機物粒子を含有するオレフィン系素材か
らなる無機物充填層12を、少なくとも1層含んでいる
ことが望ましい。無機物粒子を含有させることによっ
て、表面硬度や剛性、寸法安定性、耐熱性等が更に向上
し、重量物の載置後の跡残りや、経時による反り・目透
き等を更に効果的に防止することができるからである。
また、オレフィン系樹脂より材料単価の易い無機物粒子
を配合することで、樹脂の使用量を減じ、安価に製造で
きる利点もある。
【0023】上記無機物粒子としては、従来よりオレフ
ィン系樹脂等の熱可塑性樹脂への添加用の充填材として
使用されているものなどが使用可能であり、具体的に
は、例えばシリカ、アルミナ、炭化珪素、炭酸カルシウ
ム、硫酸バリウム、水酸化アルミニウム、水酸化マグネ
シウム、酸化チタン、酸化亜鉛、クレー、タルク、カオ
リン、ゼオライト、珪藻土等の従来公知の各種の無機物
粒子の中から1種若しくは2種以上を適宜選択して使用
すれば良い。特にタルク等の様に鱗片状の無機物粒子を
選択すると、成形時に無機物粒子が面内方向に配向し、
面内方向の機械的強度や寸法安定性の向上に寄与すると
共に、表面側から裏面側への水分等の浸透に対し遮蔽層
として機能することから、耐水性や耐湿性も向上する利
点がある。
【0024】上記無機物粒子の粒径は、小さ過ぎると諸
物性の向上の効果に乏しく、逆に大き過ぎると樹脂組成
物の成形性を悪化させたり表面粗れや表面粉落ちの原因
となったりするので、平均粒径が3〜10μm程度のも
のを使用することが望ましい。また、無機物粒子の配合
量は、少な過ぎると上記した効果がなく、逆に多過ぎて
も脆くなって機械的強度や耐久性が低下するので、概ね
10〜50重量%の範囲内とすることが望ましい。
【0025】本発明のオレフィン系床材における基材1
は、発泡層11及び無機物充填層12との2層のみから
なるものに限定されるものではなく、発泡層11と無機
物充填層12との間、及び/又は、無機物充填層12の
上側に、発泡もせず無機物も充填されていないオレフィ
ン系素材からなる層が設けられていても構わない。但
し、基材1の総厚に対して発泡層11や無機物充填層1
2が薄過ぎると、上記した種々の効果が十分に発揮され
ないので、目的の床材に要求される特性に合わせて各層
の厚みを適宜設計する必要がある。一般的には、発泡層
11の厚さは0.5〜5mm程度であって基材1の総厚
の50%以下とするのが良く、無機物充填層12の厚さ
は基材1の総厚の20〜90%程度、更に好ましくは4
0〜80%程度とするのが良い。
【0026】基材1の成形方法は特に問わず、例えば押
出成形法、カレンダー成形法、圧縮成形法、射出成形
法、型内重合法等、従来公知の任意の樹脂成形方法を適
宜適用することができる。基材1を例えば発泡層11と
無機物充填層12という様に複数層の積層体から構成す
る場合には、各層を個別に成形した後に積層する方法
(例えば熱ラミネート法、ドライラミネート法、サンド
ラミネート法等)によっても良いし、既に成形された層
の上に他の層を成形すると同時に積層する方法(例えば
押出ラミネート法等)や、各層を成形すると同時に積層
する方法(例えば共押出法等)によっても良い。基材1
が3層以上の積層体から構成される場合には、これらか
ら選ばれる複数の手法を組み合わせて積層することも可
能である。
【0027】基材1の側面部には、施工時の便宜のため
に図3に示す様に、実部13や溝部14等の嵌合のため
の実加工が施されていてもよい。係る実加工は、基材1
の成形後に切削加工等により施されても良いが、予め内
周が実部13や溝部14の形状に加工された金型から溶
融樹脂を押出して成形する異形押出成形法によると、基
材1の成形と同時に実加工を施すことができる利点があ
る。
【0028】基材1上に積層される表面装飾用シート2
は、オレフィン系素材からなる厚さ50〜500μm程
度のシート状体であれば良く、その詳細構成は問わず、
例えば従来より化粧板等の表面装飾用として用いられて
いるものなどを使用することができる。具体的には、オ
レフィン系素材からなる透明シート21と裏打シート2
3との間に印刷等による木目等の絵柄層22を挟持した
構成のもの(図4)や、裏打シート23を用いずに透明
シート21とその裏面に形成された絵柄層22とから構
成されるもの(図5)などが代表的なものである。必要
に応じて、透明シート21の表面に諸物性の向上のため
の表面保護層24を設けたり、絵柄層22又は裏打シー
ト23の裏面に基材1との熱接着のためのホットメルト
樹脂層25を設けたりすることも、任意に行うことがで
きる。
【0029】透明シート21や裏打シート23に使用さ
れるオレフィン系樹脂の種類に関しては既に述べた通り
であるが、特に絵柄層22の表面側に配置される透明シ
ート21としては、床材の表面材として十分な表面硬
度、耐傷付き性、耐磨耗性等を具備させるために、アイ
ソタクチックインデックス(沸騰デカン抽出残率)が9
0%以上、より好ましくは95%以上である高結晶性ポ
リプロピレン樹脂を主成分とするオレフィン系樹脂組成
物を使用することが望ましい。なお、当該オレフィン系
樹脂組成物に耐衝撃性の向上や押出成形性の改善等の目
的で低密度ポリエチレンや熱可塑性エラストマー等の軟
質成分を配合する場合には、上記高結晶性ポリプロピレ
ン樹脂の特性を大幅に減殺することのない様に、前記軟
質性分の配合量は15重量%以下、更に望ましくは10
重量%以下とするのがよい。
【0030】絵柄層22の絵柄の種類は特に制限される
ものではなく、例えば木目柄、石目柄、布目柄、抽象柄
等から任意に選択可能である。また、基材1に対する隠
蔽性が必要とされる場合には、その裏面側に隠蔽ベタ印
刷層を併設しても良い。絵柄層22は通常、染料又は顔
料等の着色剤を合成樹脂等のバインダー中に混合分散し
てなる印刷インキ又は塗料等を使用して、適宜の印刷方
法により印刷形成される。
【0031】上記着色剤としては、例えば縮合アゾ系、
不溶性アゾ系、キナクリドン系、イソインドリノン系、
アンスラキノン系、イミダゾロン系、フタロシアニン系
等の有機顔料や、カーボンブラック、コバルトブルー、
酸化チタン、酸化鉄等の無機顔料、酸化チタン被覆雲母
等のパール顔料等がよく用いられる。また、上記バイン
ダーとしては、例えば硝化綿等のセルロース誘導体、塩
化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリビニルブチラール
等のビニル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、アクリル系樹
脂、ポリエステル系樹脂等の単独もしくは各変性物の中
から適宜選定すればよい。これらは水性、溶剤系、エマ
ルジョン系のいずれでも問題なく、また1液型でも硬化
剤を使用した2液型でも任意に選定可能である。さらに
紫外線や電子線等の照射により硬化させる電離放射線硬
化型印刷インキを使用することも可能である。オレフィ
ン系素材用の印刷インキとして最も一般的なものは、イ
ソシアネート化合物からなる硬化剤で硬化させる2液硬
化型ウレタン樹脂系の印刷インキであり、オレフィン系
素材に対する接着性に優れている利点がある。
【0032】絵柄層22の印刷方法としては例えばグラ
ビア印刷法、オフセット印刷法、グラビアオフセット印
刷法、ドライオフセット印刷法、スクリーン印刷法、フ
レキソ印刷法、凸版印刷法、インクジェット印刷法、静
電印刷法、転写印刷法等の従来公知の適宜の印刷方法を
用いることができる。また隠蔽ベタ印刷層等のようなベ
タ層を併用する場合には、例えばグラビアコート法、マ
イクログラビアコート法、ロールコート法、ナイフコー
ト法、エアーナイフコート法、キスコート法、ロッドコ
ート法、ダイコート法、リップコート法、コンマコート
法、フローコート法、ディップコート法等の塗工方法を
用いることもできる。絵柄層22の印刷形成前に必要に
応じて、その被印刷面に例えばコロナ放電処理、プラズ
マ処理、オゾン処理、火炎処理、酸処理、アルカリ処
理、プライマー又はアンカー処理等の表面処理を施し
て、印刷インキとの接着性を向上させることもできる。
【0033】絵柄層22を透明シート21と裏打シート
23との層間に設ける場合には、絵柄層22は透明シー
ト21の裏面に印刷形成しても裏打シート23の表面に
印刷形成してもよい。透明シート21と裏打シート23
との積層方法も特に限定されるものではなく、例えば接
着剤を介したドライラミネート法又はウェットラミネー
ト法、接着剤を介した又は介さない熱ラミネート法、サ
ンドラミネート法、押出ラミネート法等、従来公知の任
意の積層方法から透明シート21や裏打シート23の材
質に合わせた方法を適宜選択すれば良い。
【0034】表面保護層24は、床材の表面として歩行
や重量物の運搬等に耐える硬質で強靱な材質から構成す
ることが望ましく、一般的には硬化型樹脂を主成分とす
る組成物が採用される。例えばウレタン系樹脂、アルキ
ド系樹脂、メラミン系樹脂、エポキシ系樹脂、不飽和ポ
リエステル系樹脂、フェノール系樹脂、ユリア系樹脂等
の熱硬化型樹脂や、不飽和ポリエステル系樹脂、アクリ
レート系樹脂又はメタクリレート系樹脂等の電子線又は
紫外線等の電離放射線の照射により硬化する電離放射線
硬化型樹脂等である。特に後者の電離放射線硬化型樹脂
は表面硬度や耐磨耗性、耐傷付き性等の各種表面物性に
優れており、本発明の目的には最も適したものである。
【0035】表面保護層24には必要に応じて、例えば
シリカ、アルミナ、炭化珪素等の高硬度の耐磨耗性粒子
を含有させることによって、表面の耐傷付き性を更に向
上させることもできる。その他、例えば紫外線吸収剤、
光安定剤、熱安定剤、酸化防止剤、艶調整剤、滑剤、帯
電防止剤、結露防止剤、抗菌剤、防黴剤、着色剤、充填
剤等の各種の添加剤を適宜添加することも任意である。
表面保護層24の厚さは、薄過ぎると表面保護の効果が
なく、逆に厚過ぎても可撓性の低下や硬化時の残留応力
等によって亀裂や剥離等が発生し易くなるので、一般的
には1〜50μm程度の範囲であり、中でも3〜10μ
m程度とすることが最も望ましい。
【0036】ホットメルト樹脂層25は、基材1と表面
装飾用シート2とを熱ラミネート法等により加熱下で積
層する場合に、予め表面装飾用シート2の裏面に設けて
おくことが推奨されるものである。これに使用されるホ
ットメルト樹脂としては、例えば変性又は未変性ポリオ
レフィン系樹脂、塩素化ポリオレフィン系樹脂、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニ
ル共重合体系樹脂、アクリル系樹脂、ポリウレタン系樹
脂、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂等の80〜
150℃程度で溶融する熱可塑性樹脂を使用することが
できる。中でも、例えばカルボキシル基、アミノ基、グ
リシジル基又はエステル基等の極性官能基を側鎖又は末
端に有する、変性ポリオレフィン系樹脂やエチレン−酢
酸ビニル共重合体系樹脂、アクリル系樹脂などからなる
ホットメルト樹脂が、オレフィン系素材からなる基材1
との熱接着性の面で優れている。
【0037】その他、特に図示しないが、表面装飾用シ
ート2の表面には、エンボスによる凹凸模様を施した
り、該凹凸模様の凹部をワイピング法又はバレープリン
ト法等により着色したり、透明シート21又は表面保護
層24の表面とは艶状態の異なる印刷インキの1種又は
2種以上を使用して艶変化のある模様を形成するなど
の、従来公知の任意の表面装飾加工の1種以上を施すこ
ともできる。
【0038】本発明のオレフィン系床材において、基材
1と表面装飾用シート2との積層方法は特に制限される
ものではなく、例えば、接着剤層3を介したドライラミ
ネート法又はウェットラミネート法、接着剤層3を介す
るか又は介さない熱ラミネート法、基材1用の樹脂組成
物を加熱溶融して押出すと同時に溶融状態ないし高温軟
化状態の基材1の表面にその熱接着力を利用して表面装
飾用シート2を積層する押出成形同時ラミネート法、予
め内面に表面装飾用シート2を設置した射出成形用金型
に加熱溶融した基材1用の樹脂組成物を射出して基材1
を成形すると同時に表面装飾用シート2を積層する射出
成形同時ラミネート法、加熱軟化した表面装飾用シート
2を真空成形法により基材1の表面に沿って成形しつつ
積層する真空成形ラミネート法等、従来公知の任意の積
層方法から任意に選択して実施することができる。
【0039】
【実施例】以下に本発明の具体的な実施例を示し本発明
をより詳細に説明する。
【0040】実施例1 図3に示す断面形状の2層構成から成り総厚6mmのオ
レフィン系素材からなる床材用の基材を押出成形法によ
り作製した。その際の材料としては、上層である無機物
充填層については、ホモポリプロピレン樹脂に平均粒径
3〜5μの鱗片状タルクを30重量%添加したものを使
用し、下層である発泡層については、溶融張力20cN
の高溶融張力ポリプロピレン樹脂にアゾジカルボンアミ
ド系熱分解型化学発泡剤を3重量%添加したものを使用
し、両者を加熱溶融共押出成形すると同時に後者を発泡
させ、発泡層の発泡倍率は10倍、発泡後の厚みは2m
m、無機物充填層の厚みは4mmとした。
【0041】一方、厚さ70μmの隠蔽性白色ポリプロ
ピレン系樹脂シート上に、2液硬化型ウレタン樹脂系印
刷インキを使用してグラビア印刷法により、淡いベージ
ュ色のメープル柄からなる絵柄を印刷し、該印刷面に2
液硬化型ウレタン系接着剤を介して、前記白色ポリプロ
ピレン系樹脂シートと同系のポリプロピレン系樹脂から
なる厚さ70μmのクリアーシートを貼り合わせ、更に
該クリアーシートの表面にコロナ放電処理を施した後、
平均粒径5μmのアルミナ粒子を10重量%添加した
(メタ)アクリレート系紫外線硬化型樹脂を、硬化後の
厚みが10μmになるように塗工したのちに紫外線照射
により硬化させて表面保護層を形成して、図4に示す構
成のオレフィン系素材からなる表面装飾用シートを作製
した。
【0042】上記の基材の表面にコロナ放電処理を施し
た後、溶剤型ウレタン系接着剤を用いて上記の表面装飾
用シートを貼り合わせて、本発明のオレフィン系床材を
作製した。
【0043】実施例2 厚さ120μmの透明ポリプロピレン系樹脂シートの裏
面に、前記実施例1におけると同一の要領にて絵柄を印
刷し、該印刷面にアクリル系ホットメルト樹脂を厚さ5
μmに塗工し、しかる後、前記実施例1におけると同一
の要領にて表面保護層を形成して、図5に示す構成のオ
レフィン系素材からなる表面装飾用シートを作製した。
【0044】前記実施例1におけると同一の要領にて基
材を共押出成形すると同時に、その溶融熱を利用して、
基材の表面に上記表面装飾用シートのホットメルト樹脂
層面を接着させて、本発明のオレフィン系床材を作製し
た。
【0045】
【発明の効果】本発明のオレフィン系床材は、従来の木
質系床材で問題であった、長期間の使用や様々な使用環
境によって発生する、無垢材や突板の干割れや退色につ
いては、素材をオレフィン系とすることにより解消さ
れ、物性や耐久性の水準についても、オレフィン系樹脂
の種類の選択や、オレフィン系樹脂に添加する添加剤の
選択により、用途による要求品質に応じた自由な材料設
計が可能となった。
【0046】また、従来のタイルカーペットで問題であ
った表面の汚れやすさについても、本発明のオレフィン
系床材は表面が樹脂層(オレフィン系樹脂層若しくは硬
化型樹脂からなる表面保護層など)であるから、タイル
カーペットのような汚れやすさはない。
【0047】従来のクッションフロアで問題であった、
家具やベッド等の高荷重がかかった際の凹凸の跡残りに
ついても、請求項2で規定する様に、発泡層を最下層と
し、上層は非発泡の層とすることで回避できる。さら
に、請求項4で規定する様に、無機物充填層を設けるこ
とで、基材の表面硬度を高くかつ寸法安定性にも優れた
設計にすることで、クッションフロアのような凹凸の跡
残りはほぼ完全に解消できる。
【0048】また、請求項2で規定する様に、基材を2
層以上から構成し、最下層をオレフィン系樹脂の発泡層
とすることで、本発明のオレフィン系床材をコンクリー
ト打設面やコンクリートスラブ板、捨て板等の施工面に
敷き詰める際の表面の多少の凹凸は発泡層で吸収できる
ので、従来の床材の場合のような施工前の下地ならしの
手間を大幅に省くことができる。さらに、施工後の経時
変化により床材の反りや施工面からの浮きなどが多少発
生することがあっても、床材の裏面が発泡層であるので
音鳴りも発生しにくい。
【0049】係る如く、本発明のオレフィン系床材は、
例えば木質系床材、クッションフロア、タイルカーペッ
ト等の、従来の床材が有していた種々の問題を一挙に解
決し、施工性、物性、耐久性ともに優れ、一定の品質で
安価に大量生産可能であり、しかも全体がオレフィン系
素材からなるので廃棄性(焼却処分性、リサイクル性)
にも優れるなどの多くの実用上の利点を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のオレフィン系床材の実施の形態を示す
模式断面図である。
【図2】本発明のオレフィン系床材の他の実施の形態を
示す模式断面図である。
【図3】本発明のオレフィン系床材の実施の形態に用い
られる基材の構造を示す模式断面図である。
【図4】本発明のオレフィン系床材の実施の形態に用い
られる表面装飾用シートの構造を示す模式断面図であ
る。
【図5】本発明のオレフィン系床材の他の実施の形態に
用いられる表面装飾用シートの構造を示す模式断面図で
ある。
【符号の説明】
1‥‥‥基材 11‥‥発泡層 12‥‥無機物充填層 13‥‥実部 14‥‥溝部 2‥‥‥表面装飾用シート 21‥‥透明シート 22‥‥絵柄層 23‥‥裏打シート 24‥‥表面保護層 25‥‥ホットメルト樹脂層 3‥‥‥接着剤層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 茂幹 東京都台東区台東1丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内 Fターム(参考) 4F055 AA12 BA19 CA05 DA12 FA05 FA40 GA02 GA18 GA32 HA15 4F100 AK01D AK03A AK03B AK03C BA02 BA03 BA04 BA05 BA07 BA10A BA10B BA10D CA01 CA23A CA23C DJ01B EH20 GB09 HB01 JB14D JL00 JL04 YY00A YY00B YY00C YY00D

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】厚さ1〜50mmのオレフィン系素材から
    なる基材上に、厚さ50〜500μmのオレフィン系素
    材からなる表面装飾用シートを積層してなることを特徴
    とするオレフィン系床材。
  2. 【請求項2】前記基材は2層以上からなり、その最下層
    は、発泡したオレフィン系素材からなる発泡層であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のオレフィン系床材。
  3. 【請求項3】前記発泡層の発泡倍率が1.5〜20倍で
    あることを特徴とする請求項2に記載のオレフィン系床
    材。
  4. 【請求項4】前記基材は2層以上からなり、その最下層
    を除く層に、無機物粒子を含有するオレフィン系素材か
    らなる無機物充填層を、少なくとも1層含むことを特徴
    とする請求項1〜3のいずれかに記載のオレフィン系床
    材。
  5. 【請求項5】前記無機物充填層に含有される無機物粒子
    の平均粒径が3〜10μmであることを特徴とする請求
    項4に記載のオレフィン系床材。
  6. 【請求項6】前記無機物充填層中の前記無機物粒子の含
    有量が10〜50重量%であることを特徴とする請求項
    4又は5に記載のオレフィン系床材。
  7. 【請求項7】前記表面装飾用シートは、表面に電離放射
    線硬化型樹脂からなる表面保護層を有することを特徴と
    する請求項1〜6のいずれかに記載のオレフィン系床
    材。
  8. 【請求項8】前記表面保護層の厚さが3〜10μmであ
    ることを特徴とする請求項7に記載のオレフィン系床
    材。
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