[go: up one dir, main page]

JP2002080203A - 改質器 - Google Patents

改質器

Info

Publication number
JP2002080203A
JP2002080203A JP2000290568A JP2000290568A JP2002080203A JP 2002080203 A JP2002080203 A JP 2002080203A JP 2000290568 A JP2000290568 A JP 2000290568A JP 2000290568 A JP2000290568 A JP 2000290568A JP 2002080203 A JP2002080203 A JP 2002080203A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
combustion
reforming
gas
reformer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000290568A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Yoshida
一彦 吉田
Ikuyasu Katou
育康 加藤
Tetsuo Nagami
哲夫 永見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Soken Inc
Original Assignee
Nippon Soken Inc
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Soken Inc, Toyota Motor Corp filed Critical Nippon Soken Inc
Priority to JP2000290568A priority Critical patent/JP2002080203A/ja
Publication of JP2002080203A publication Critical patent/JP2002080203A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F9/00Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
    • F28F9/02Header boxes; End plates
    • F28F9/0236Header boxes; End plates floating elements
    • F28F9/0239Header boxes; End plates floating elements floating header boxes
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D7/00Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall
    • F28D7/16Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits being arranged in parallel spaced relation
    • F28D7/1684Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits being arranged in parallel spaced relation the conduits having a non-circular cross-section

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Hydrogen, Water And Hydrids (AREA)
  • Fuel Cell (AREA)
  • Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃焼層と改質層を分離した構造の改質器にお
いて、燃焼熱で構成部材が熱膨張することによる不具合
をなくし、改質効率が高く、耐久性に優れる改質器を得
る。 【解決手段】 容器体H内に、複数の偏平チューブ3を
所定間隔で平行配設して、偏平チューブ3内部空間を燃
焼層1、偏平チューブ3間に形成される空間を改質層2
とする。ガス流れの出口側の容器体Hの端部に伸縮可能
なベローズ5を設けて、偏平チューブ3の熱膨張による
伸びを吸収させ、応力を緩和して、改質器の耐久性を向
上させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃料電池に用いら
れる積層型改質器に関する。
【0002】
【従来の技術】水素と酸素を燃料として発電を行う燃料
電池では、燃料となる水素を改質器を用いて生成してい
る。改質器は、メタノール、メタン、ガソリン等の炭化
水素系の燃料を改質原料とし、水蒸気と触媒反応させる
ことで水素を取り出している。この改質反応は吸熱反応
であるため、外部から熱を供給する必要があり、反応を
効率よく進めるための触媒や、改質器構造が種々検討さ
れている。一例として、従来より、部分酸化併用型の改
質器が知られており、その原理を図4(b)に示す。図
のように、部分酸化併用型の改質器は、複数に仕切られ
た改質層の各層に、改質原料であるメタノールと水蒸
気、および少量の酸素(空気)を含むガスを導入するよ
うに構成されている。そして、メタノールの一部を触媒
燃焼させることにより熱を発生させ(発熱反応−反応式
)、この反応熱を利用して、メタノールと水蒸気に改
質反応を生起し、水素を生成している(吸熱反応−反応
式)。
【0003】ところが、この方式では、各改質層で、発
熱反応と吸熱反応を同時に行っているために、改質層の
導入側端部で燃焼反応が終了し、導入した酸素が消費さ
れるため、導出側端部では燃焼反応がほとんど生じず、
熱が供給されないという問題がある。また、導出側端部
まで熱が供給される条件とした場合には、導入側端部の
温度が触媒劣化温度以上に上昇してしまう問題が生じ
る。
【0004】このため、図4(a)に示すように、燃焼
層と改質層とを分離壁で区画し、交互に積層して熱交換
させる積層型の改質器が提案されている(例えば、実開
平5−85828号公報、実開平7−40746号公報
等)。積層型の改質器では、燃焼層に、生成する水素の
一部と酸素(空気)を燃焼用ガスとして導入し、一方、
改質層には、メタノールと水蒸気のみを改質原料ガスと
して導入して、燃焼層で水素が触媒燃焼することにより
発生する熱を(反応式)、分離壁を介して改質層に伝
熱して改質反応を生起する(反応式)。従って、両層
へのガス導入量を調整することで発熱量の調整を行い、
改質層への伝熱熱を効率良く行うことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】積層型の改質器は、燃
焼層と改質層にそれぞれ異なるガスを導入しているた
め、燃焼層と改質層の間を確実に分離し、シール性を高
めることが望ましい。しかしながら、燃焼層が水素の発
熱反応により高温になること、改質層も改質反応温度以
上に維持されるために、両者を区画する分離壁はかなり
の高温となる。従って、分離壁が固定されていると、そ
の熱膨張により接合部等に熱応力が発生し、熱疲労によ
って耐久性が低下するおそれがある。
【0006】本発明は上記実情に鑑みなされたもので、
その目的は、燃焼層と改質層を分離した構造の改質器に
おいて、燃焼層で発生する熱で構成部材が熱膨張するこ
とによる不具合をなくすことにより、改質反応を効率良
く行うことができ、しかも耐久性に優れる改質器を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明請求項1の改質器は、容器体内に、改質原料
ガスを導入して改質反応を生起することにより水素を生
成する改質層と、燃焼用ガスを導入して燃焼反応を生起
することにより上記改質層に供給する熱を発生する燃焼
層とを設けてなる。これら改質層と燃焼層は、両層を区
画する分離壁を介して熱交換させるようになしてあり、
その際に、上記分離壁の熱膨張による伸びを吸収して熱
応力を緩和する応力緩和手段を有している。
【0008】上記構成によれば、上記分離壁を上記容器
体に固定しても、上記応力緩和手段によって上記分離壁
の熱膨張による伸びが吸収されるので、熱応力により上
記分離壁や上記容器体の構成材が疲労する等の不具合を
生じることがない。よって、上記改質層と燃焼層の間の
シール性を高めて、各層内の反応を効率良く進め、しか
も、耐久性の高い改質器が実現できる。
【0009】請求項2の構成では、上記改質層と上記燃
焼層内のガス流れの方向を同一方向とする。改質原料ガ
スは、通常、改質反応温度以上に加熱されるため、上記
改質層の入口側では反応が進むが、温度が低くなる出口
側では反応が進行しなくなる。この際、改質層と燃焼層
のガス流れが平行流であると、両層に導入されるガス流
量を調整する等により、上記燃焼層から上記改質層への
熱の供給を容易に制御でき、効率良い熱交換が可能にな
る。
【0010】請求項3の構成では、上記容器体内に、複
数の筒状部材を平行配設して、各筒状部材の両端を上記
容器体端面に固定し、上記筒状部材の内部空間を上記改
質層および上記燃焼層の一方、上記筒状部材の外部空間
を上記改質層および上記燃焼層のもう一方となし、かつ
上記筒状部材の筒壁を上記分離壁とする。
【0011】具体的には、上記容器体内を複数の筒状部
材を用いて区画すれば、上記改質層と上記燃焼層とを容
易に分離することができる。この時、上記筒状部材の筒
壁が上記分離壁となり、その両端を固定することで上記
容器体との熱伸縮の差による応力の発生が懸念される
が、本発明では、上記応力緩和手段の作用で応力を緩和
することができる。
【0012】請求項4の構成では、上記容器体と一体に
上記筒状部材の長手方向に伸縮するベローズを設けて上
記応力緩和手段とする。このように、上記容器体の一部
をベローズ状に形成すれば、上記筒状部材の熱伸縮に追
従して上記ベローズが伸縮するので、応力の発生を抑制
することができる。
【0013】請求項5の構成では、上記ベローズを、上
記燃焼層の出口側に近い上記容器体端部に形成する。上
記燃焼層の入口側では燃焼反応による発熱量が大きいた
め、表面積の大きい上記ベローズを入口側に設けると、
熱の損失が大きくなる。そこで、上記ベローズを設ける
場合には、より温度の低い上記燃焼層の出口側に設ける
のがよく、発生する熱を効率良く利用することができ
る。
【0014】請求項6の構成では、偏平な断面形状とし
た複数の上記筒状部材を用い、ガス流れと直交する方向
に所定間隔をおいて平行に配置する。また、上記筒状部
材は、その短辺を上記容器体の両側面に当接させて配置
する。これにより、上記容器体内に、上記改質層と上記
燃焼層を交互に積層した積層構造の改質器が得られる。
【0015】請求項7の構成では、上記改質層および上
記燃焼層内に伝熱用フィンを配設して触媒を担持する。
触媒を担持したフィンを設けることで、伝熱効率が向上
するとともに、反応面積が増大し、改質反応および燃焼
反応を促進することができる。
【0016】請求項8の構成では、上記燃焼用ガスが燃
料ガスと酸素含有ガスを含み、これら燃料ガスと酸素含
有ガスを上記燃焼層に分離導入する導入口を設ける。燃
料ガスを酸素含有ガスと分離導入することで、各ガスの
導入量の制御が容易になり、発熱量を多くしたい部位に
燃料ガスを吐出して、効果的に触媒燃焼させ、必要な熱
量を得ることができる。
【0017】請求項9の構成では、分離導入された上記
燃料ガスを上記燃焼層内に吐出する吐出口を、上記燃焼
層内のガス流れ方向の複数箇所に設ける。上記吐出口の
近傍では発熱量が多く、隣接する改質層の温度が上がる
が、下流に行くほど温度が下がるため、ガス流れ方向の
複数箇所に上記吐出口を設けて、温度が低下する部位に
上記燃料ガスを供給することにより、改質層の温度が常
に改質反応開始温度以上となるようにすることができ
る。
【0018】請求項10では、上記容器体内に上記改質
層と上記燃焼層を交互に積層した構造において、上記改
質層を挟んで隣り合う複数の上記燃焼層に上記燃料ガス
を吐出する吐出口を、ガス流れ方向の異なる部位で開口
させる。1つの燃料層で発生する熱量は上段、下段の2
つの改質層に供給される。従って 多段化された燃焼層
の全てに同位置で上記吐出口を設けず、一段おきに異な
る部位、例えば、上流部と中間部に開口させることで、
燃料ガス導入配管の数を減らして、上記請求項9と同等
の効果を得ることができる。
【0019】請求項11では、請求項9または10記載
の構成において、上記吐出口から吐出される上記燃料ガ
スの吐出量をデューティ制御する制御手段を設ける。上
記制御手段は、個々の上記吐出口からの上記燃料ガス導
入を間欠的に行い、その導入量をデューティ比の調整に
よって行う。間欠的な導入により、燃焼層(改質層)に
おける急激な温度上昇が防止され、かつ改質層の温度が
常に改質反応開始温度以上となるようにデューティ比を
調整することによって、過渡期等、非定常時においても
安定した燃焼が可能である。
【0020】請求項12の構成では、上記燃焼層の上流
に上記容器体外部への火炎伝播を防止する火炎伝播防止
手段を設ける。これにより、仮に燃焼層内で火炎が発生
しても、その上流側への伝播を防止することができる。
【0021】具体的には、請求項13のように、上記火
炎伝播防止手段は、二重金属メッシュ、発泡金属、また
は焼結金属よりなり、上記燃焼層の上流に設けた燃焼用
ガス導入口を横切って配設される。これら材料を層状に
配設することで、火炎の熱を奪って、上流の配管内への
逆火を防止し、安全性を高めることができる。また、こ
れら材料は、圧損が低く、整流性を有するので、多段化
された各燃焼層内へ均一に燃焼用ガスを導入する効果も
得られる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の改質器
の第1の実施の形態を説明する。改質器は、燃料電池シ
ステムにおいて燃料電池の燃料ガスとなる水素を生成す
るために用いられる。図1(b)は本発明の改質器の概
略構造を示す図で、容器体H内に燃焼層1と改質層2を
図の上下方向に交互に積層した積層型構造を有してい
る。燃焼層1には燃焼用ガス導入口11から燃焼用ガス
が、改質層2には改質原料ガス導入口21から改質原料
ガスが、それぞれ導入され、各層を通過した後、燃焼排
ガス導出口12、改質ガス導出口22から導出されるよ
うになっている。
【0023】図1(a)は改質器の詳細構造を示す分解
斜視図で、容器体Hは両端閉鎖の角筒形状であり、筒壁
を構成するプレートH1、H2と端面となる隔板H3、
H4とから構成される。容器体H内には、上下方向に所
定の間隔をおいて、複数の筒状部材としての偏平チュー
ブ3が平行配設されている。偏平チューブ3は短辺とな
る両側部が容器体の側壁内表面に当接するように配置さ
れて、その上下の空間を区画している。燃焼層1は、こ
れら複数の偏平チューブ3の内部に形成され、複数の偏
平チューブ3の間に形成される空間が改質層2となる。
そして、偏平チューブ3の上面または下面を分離壁とし
て、隣り合う燃焼層1と改質層2とを分離している。
【0024】偏平チューブ3の左端は、隔板H3に設け
た偏平穴に挿通固定される。隔板H3は、容器体Hの左
端開口に固定されてこれを閉鎖し、その外周縁には、燃
焼用ガス導入口11を構成する筒状部材が接合される。
これにより、燃焼用ガス導入口11と改質層2との間が
遮断され、燃焼用ガスは燃焼層1にのみ流入する。各偏
平チューブ3内には、伝熱用フィンとして波板状のプレ
ートフィン41が配設されて、燃焼層1内をさらに複数
の流路に区画している。プレートフィン41表面には、
燃焼触媒(酸化触媒)が担持されて、導入される燃焼用
ガスを触媒燃焼させるようになしてあり、その燃焼熱は
プレートフィン41および偏平チューブ3壁を介して改
質層2に伝達される。燃焼用ガスとしては、水素等の燃
料ガスと酸素含有ガス(通常、空気)の混合ガスが好適
に用いられる。
【0025】偏平チューブ3間に形成される改質層2内
にも、それぞれ、伝熱用フィンとして同様の波板状のプ
レートフィン42が配設されて、複数の流路を形成して
いる。この時、プレートフィン41、42の向きを一致
させて、図2に示すように、燃焼層1内の燃焼用ガスの
流れ方向と改質層2内の改質原料用ガスの流れ方向と
が、平行流となるようにする。改質原料ガス導入口21
を構成する筒状部材は、燃焼用ガス導入口11に近い容
器体Hの側壁(図1(a)のプレートH2)に設けた開
口に接続される。従って、改質原料ガスは流れの向きを
変えてから、プレートフィン42にて形成される複数の
流路に流入する必要があり、これをスムーズに行うため
に、改質層2端部には改質原料ガスを案内する整流板4
3が配設される。
【0026】反応部となるプレートフィン42表面に
は、改質触媒が担持されており、導入される改質原料ガ
スに改質反応を生起して水素に改質する。改質原料ガス
は、メタノール、メタン、ガソリン等の炭化水素系の燃
料と、水蒸気を含むガスが好適に用いられる。吸熱反応
である改質反応に必要な熱は、燃焼層1から、偏平チュ
ーブ3壁およびプレートフィン42を介して改質層2に
供給される。改質反応により生成した水素を含む改質ガ
スは、整流板44によって再度向きを変え、改質ガス導
出口22から、燃料電池へ送出される。改質ガス導出口
22を構成する筒状部材は、燃焼排ガス導入口12に近
い容器体Hの側壁(図1(a)のプレートH1)に設け
た開口に接続される。
【0027】なお、改質層2の反応部は、プレートフィ
ン42があるために圧力損失が大きくなり、整流板4
3、44での改質原料ガスの流速分布は小さくなる。
【0028】ところで、燃焼層1内は、触媒燃焼の反応
熱により温度が上昇し、改質層2に導入される改質原料
ガスも、通常、改質反応温度以上に加熱されているた
め、両層を分離する偏平チューブ3の温度が上昇して熱
膨張する。このため、偏平チューブ3の両端を容器体H
に接合等に固定すると、接合部に熱応力が繰り返し加わ
って耐久性を低下させる懸念がある。
【0029】そこで、本実施の形態では、偏平チューブ
3が固定される容器体Hと一体に、偏平チューブ3の熱
膨張による伸びを吸収する応力緩和手段を設ける。具体
的には、図3(a)に示すように、偏平チューブ3の右
端が固定される隔板H4の外周縁より筒状に延びる蛇腹
形状のベローズ5を応力緩和手段として設け、該ベロー
ズ5をプレートH1、H2に接合することにより容器体
Hを構成する。図3(b)のように、偏平チューブ3は
長手方向に伸びるため、同方向に伸縮可能なベローズ5
を設けることにより、この伸びを吸収し、応力を緩和す
ることができる。ベローズ5材としては、例えばステン
レスが好適に用いられる。隔板H4の外周縁には、図1
のように、燃焼排ガス導出口12を構成する筒状部材が
固定され、燃焼層1を通過しながら改質層と熱交換を行
った燃焼排ガスを、外部の排気通路に導く。
【0030】上記構成の改質器の作動を説明する。改質
原料ガスとして、例えば、メタノールと水蒸気の混合ガ
スを用い、約250〜400℃(メタノールの場合)に
加熱して改質原料ガス導入口21から改質層2に導入す
る。この温度は、改質反応が可能な温度以上で、導入さ
れる燃料によって異なる。改質原料ガスは、整流板43
に案内されて反応部へ流入し、改質触媒によって改質反
応を起こす。この改質反応は吸熱反応であるため、改質
原料ガス温度が高い入口付近では、反応が進むが、出口
側へ向かうほど、改質原料ガス温度が低下して改質反応
が進行しなくなる。そこで、隣接する燃焼層1に燃焼用
ガスを導入して触媒燃焼させ、その反応熱を偏平チュー
ブ3壁、プレートフィン42を介して、改質層2に供給
する。
【0031】燃焼用ガスは改質原料ガスと同一方向に流
れ、入口側では改質原料ガス温度が高いため、大きく温
度低下することなく下流側に達する。従って、燃焼層1
に導入する燃料ガスおよび酸素(空気)の流量を適宜調
整することにより、下流側の改質層2に必要な熱を供給
して改質反応を促進し、改質効率の悪化や水素生成量の
減少を防止することができる。また、温度が高い改質層
の上流側では、高温による改質触媒の劣化の懸念がある
が、これも、燃焼用ガスの流量を調整することによって
制御することが可能である。
【0032】そして、この燃焼反応による熱で、偏平チ
ューブ3が高温となり熱膨張するが、本発明では、偏平
チューブ3とともに、容器体Hと一体のベローズ5が伸
長するため、熱応力の発生を抑制することができる。よ
って、熱伸縮の繰り返しにより構成部材が疲労する等の
不具合がなく、耐久性を大きく向上させることができ
る。また、ベローズ5をガス流れの出口側に設けたの
で、温度の高い入口側に設けた場合に比べて、熱損失を
小さくできる利点がある。
【0033】上記第1の実施の形態では、偏平チューブ
3内に燃焼層1を、外部に改質層2を形成したが、偏平
チューブ3内に改質層2を、外部に燃焼層1を形成する
こともできる。また、筒状部材として偏平チューブ3を
用いたが、その形状は特に制限されず、偏平形状でなく
ともよいし、図のような楕円断面の他、矩形断面であっ
てもよい。また、応力緩和手段としてのベローズ5を隔
板H4と一体に設けたが、容器体H側に設けて隔板H4
と接合してももちろんよい。さらに、応力緩和手段は、
ベローズ5に限らず、偏平チューブ3の伸縮が容器体H
に影響しないような構成であればいずれも同様の効果が
得られる。
【0034】また、上記第1の実施の形態では、燃焼用
ガス導入口11に、燃焼用ガスとして、燃料ガス(水
素)と酸素含有ガス(空気)の混合ガスを導入する構成
としたが、予混合したガスを導入した場合には、燃焼触
媒が担持された反応部の入口部分で燃焼反応が進み、多
くの水素が消費される。そのため下流側では水素量が少
なくなって発熱量が少なくなる。そこで、これを避ける
ために、燃料ガスと酸素含有ガスとを予混合せず、燃焼
層1内に分離導入することもできる。
【0035】例えば、図5(a)、(b)に示す第2の
実施の形態では、燃焼用ガス導入口11の端部開口を、
酸素含有ガスである空気のみを導入する空気導入口13
とする一方、燃料ガスである水素を別系統の水素導入配
管14を用いて、燃焼層1の反応部に直接導入する。一
端側水素導入口15とする水素導入配管14は、燃焼用
ガス導入口11の側壁を貫通して内部に延び、他端側に
形成した水素吐出口16から水素を吐出する。本実施の
形態の改質器は、上記第1の実施の形態と同様の積層型
であるため、多段化された複数の燃焼層1のそれぞれに
対応する複数の水素導入配管14を設置する。また、図
5(a)のように、水素導入配管14の他端側を屈曲さ
せて燃焼層1の幅方向に配置し、管壁の複数箇所に水素
吐出口16を形成すると、燃焼層1内に均等に水素を供
給することができる。
【0036】図5(b)のように、各燃焼層1に対し複
数の水素導入配管14を設置することもできる。この場
合には、複数の水素導入配管14の水素吐出口16が、
ガス流れ方向の異なる部位に開口するように配置する。
図5(b)では、各燃焼層1に設置した2つの水素導入
配管14の水素吐出口16を、反応部の上流部と中間部
にてそれぞれ開口させている。これは、水素吐出口16
の近傍では発熱量が多く、隣接する改質層2の温度が上
がって改質反応が進行するが、下流にいくほど温度が下
がって、改質反応に必要な熱が各部位に供給されないお
それがあるためで、温度が改質反応開始温度になる直前
に、次の水素吐出口16を設けて、改質層2全体の温度
が常に改質反応開始温度以上になるようにする。
【0037】なお、水素吐出口16の設置箇所は、1ま
たは2箇所に限らず、燃焼層1(改質層2)の長さに応
じて適宜増加し、改質層2の各部位に必要な熱量が供給
できるようにするとよい。この時、各水素吐出口16に
対応させて水素導入配管14を設けても、共通の水素導
入口15を有する単一の水素導入配管14を途中で分岐
させて、複数の水素吐出口16を開口させてもよい。
【0038】このように、燃焼層1内の上流部から下流
部にかけて複数箇所に水素吐出口16から水素を吐出す
る一方、空気導入口13から燃焼ガス導入口11内を経
て空気を導入することで、燃焼層1全体で効率よく熱を
発生させることができる。すなわち、上流部の水素吐出
口16近傍を水素の触媒燃焼により発熱させると、その
熱が改質層2へ供給されて温度が下がるが、下流部には
次の水素吐出口16があるため、再び温度が上昇し、改
質層2の温度を改質反応開始温度以上に保つことができ
る。そして、各水素吐出口16からの水素導入量と空気
導入口13からの空気導入量を調整することにより、局
所的に温度上昇して触媒劣化温度以上となるのを抑え、
また、燃焼層1(改質層2)内のガス流れ方向の温度分
布を小さくして、改質反応の効率化を図ることができ
る。
【0039】上記第2の実施の形態では、複数の燃焼層
1の全てに対して複数の水素導入配管14を配置し、反
応部の同部位(上流部および中間部)に水素吐出口16
を開口させたが、各燃焼層1に配置する水素導入配管1
4を1つとし、改質層2を挟んで隣り合う2つの燃焼層
1の水素吐出口16を、ガス流れ方向の異なる部位で開
口させるようにしてもよい。これは、燃焼層1と改質層
2を交互に積層した積層型の改質器では、1つの燃焼層
1で発生した熱量が、その上段と下段の改質層2に供給
されるからで、各水素吐出口16からの水素の吐出量を
調整することで、水素導入配管14の数を減らしても、
必要な熱量を確保することができる。
【0040】具体的には、図6に第3の実施の形態とし
て示すように、各燃焼層1に対応してそれぞれ水素導入
配管14を1つ設け、その水素吐出口16が、一段おき
に反応部の上流部または中間部で開口するように配置す
ればよい。燃焼層1内には、上記第2の実施の形態と同
様、空気導入口13から導入される空気が流れているた
め、上流部の水素吐出口16の近傍に水素が吐出される
と、触媒燃焼が生じて発熱し、上下の改質層2温度を上
げる。改質層2温度が下がる下流部では、中間部に水素
吐出口16を有するもう一方の燃焼層1から熱が供給さ
れて、再び温度が上昇する。このようにすれば、水素導
入配管14の数を減らすことができ、簡単な構成で、効
果的に改質層2全体に熱を供給することができるので、
改質反応の効率が向上する。
【0041】図7(a)に本発明の第4の実施の形態を
示す。上記第2および第3の実施の形態のように、水素
と空気を分離供給する構成では、水素吐出口16をガス
流れ方向の複数箇所に設けることによって、改質層2全
体の温度分布を均一にし、改質率の向上を図っている。
この時、水素吐出口16の開口位置に応じて吐出される
水素量を変更し、改質層2の温度を調整しているが、立
ち上げ時や過渡変化時等の非定常状態では、安定した性
能が得にくい。このため、図7(a)に示すように、水
素導入口15へ水素を断続的に供給して、水素吐出口1
6からの水素の吐出を間欠的に行い、その吐出量をデュ
ーティ制御する制御手段6を設けることができる。
【0042】図7(a)の基本構成は上記第2の実施の
形態と同じで、各燃焼層1に複数の配管14を導入し
て、反応部の上流部と中間部に水素吐出口16を開口さ
せている。制御手段6は、上流部の水素吐出口16およ
び中間部の水素吐出口16へ至る水素導入配管14を開
閉することにより、各水素吐出口16への水素の供給
を、それぞれ独立して制御することができ、この制御方
法として、図7(b)、(c)に示すデューティ制御を
行う。デューティ制御は、一定時間において、水素導入
配管14から水素が導入されるON時間の割合(デュー
ティ比)を変更することにより、水素導入量を調整する
もので、制御性に優れるので、非定常時にも十分対向す
ることができる。よって、触媒劣化温度以上の局所的な
温度上昇を抑え、かつ運転状態に応じた適切な量の水素
を導入することができるので、燃焼層1(改質層2)内
の温度分布を小さくする効果が高く、改質反応の効率を
向上させる。
【0043】図8に本発明の第5の実施の形態を示す。
本実施の形態では、燃焼層1内における燃焼触媒の担持
範囲を適切に設定し、燃焼層1内が必要以上に高温とな
らないようにする。上記図1に示した第1の実施の形態
の基本構成において、燃焼層1上流部、例えば、改質層
2の整流板43部分は、改質原料ガスの供給温度で昇温
された状態にある。燃焼層1内全体に燃焼触媒が担持さ
れている場合、この状態で、燃焼用ガス導入口11に燃
焼用ガス(水素と空気;水素濃度4%以上)を導入する
と、触媒燃焼の反応熱によりさらに燃焼ガス温度が上昇
する。
【0044】例えば、メタノール改質の場合、約300
℃のメタノール水蒸気が流れるため、この部分に相当す
る燃焼層1も約300℃となる。燃焼触媒が担持されて
いれば、さらに高温となり、燃焼用ガス導入口11内に
おいてわずかな着火エネルギーで気相反応を起こして、
火炎燃焼する。そのため、プレートフィン41上での触
媒燃焼による熱交換ではなく、高温のガス流体による熱
交換になり、熱交換率が低下するので、改質層2全体の
温度が所望の温度に上昇しない。また、燃焼層1内で局
所的な温度上昇を引き起こし、容器体H(溶接部等)へ
の影響が懸念される。
【0045】これを防止するために、本実施の形態で
は、改質層2と熱交換を行うことによって温度上昇が抑
えられる部分以外には、燃焼触媒を担持しないものとす
る。また、熱交換を行う部分においても、導入される改
質原料ガスが高温で導入される場合には、熱交換部(プ
レートフィン設置部)入口での温度が水素の自然発火温
度近くまで上昇し、同様に、わずかな着火エネルギーで
気相反応を起こす。そのため、改質原料ガスが改質反応
を起こして温度が低下し、改質開始温度(通常、250
℃)程度に下がる部位までは、対応する燃焼層1に触媒
担持を行わないようにする。具体的には、図8のよう
に、改質層2の整流板43が位置する最上流部から、プ
レートフィン42設置部において改質層2の温度が改質
開始温度(通常、250℃)程度に低下する部位まで
(図8にaで示す範囲)、対応する燃焼層1の燃焼触媒
を除去または担持しないようにする。
【0046】これにより、燃焼ガス温度が必要以上に上
昇しないようにして、燃焼ガスの気相反応を防止するこ
とができる。そして、燃焼層1の触媒燃焼で発生した熱
を効率よく改質層2に伝達して、改質層2全体で改質反
応が有効に促進できるような温度を維持することができ
る。
【0047】また、図9に本発明の第6の実施の形態と
して示すように、燃焼用ガス導入口11内に、これを横
切って発泡金属等よりなる火炎伝播防止手段たる火炎伝
播防止層7を形成すれば、仮に燃焼層1で気相反応が発
生しても、上流の燃焼用ガス供給用の配管71内への逆
火を防止し、安全性を確保することができる。伝播防止
層7としては、発泡金属以外に、二重金属メッシュ、焼
結金属等を用いることもでき、図9のように、火炎伝播
防止層7を複数層設置すると、より効果的である。この
場合、火炎伝播防止層7の数や層間の間隔は、必要に応
じて適宜設定すればよい。火炎また、火炎伝播防止層7
は、圧力損失が低く、整流作用が大きいため、これを取
り付けることで、燃焼用ガスを多段化された燃焼層に均
一に供給できる効果も期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示し、(a)は改
質器の全体構成を示す分解斜視図、(b)は全体概略図
である。
【図2】図1(b)のA−A線断面図である。
【図3】(a)は本発明の第1の実施の形態における改
質器の要部斜視図、(b)は要部概略図である。
【図4】(a)は積層型改質器の原理を説明するための
図、(b)は部分酸化型改質器の原理を説明するための
図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態を示し、(a)は改
質器の全体構成を示す分解斜視図、(b)は全体概略図
である。
【図6】本発明の第3の実施の形態を示す改質器の全体
概略図である。
【図7】本発明の第4の実施の形態を示し、(a)は改
質器の全体概略図、(b)は燃焼層上流部への水素導入
量の制御の一例を示す図、(c)は燃焼層下流部への水
素導入量の制御の一例を示す図である。
【図8】本発明の第5の実施の形態を示す改質器の全体
概略図である。
【図9】本発明の第6の実施の形態を示す改質器の全体
概略図である。
【符号の説明】
H 容器体 H3、H4 隔板(端面) 1 燃焼層 11 燃焼用ガス導入口 12 燃焼排ガス導出口 13 空気導入口(酸素含有ガス導入口) 14 水素導入配管 15 水素導入口(燃料ガス導入口) 16 水素吐出口(燃料ガス吐出口) 2 改質層 21 改質原料ガス導入口 22 改質ガス導出口 3 偏平チューブ(筒状部材) 41、42 プレートフィン 43、44 整流板 5 ベローズ(応力緩和手段) 6 制御手段 7 火炎伝播防止層(火炎伝播防止手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 育康 愛知県西尾市下羽角町岩谷14番地 株式会 社日本自動車部品総合研究所内 (72)発明者 永見 哲夫 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 3L065 BA02 4G040 EA02 EA06 EB12 EB42 EB46 4G140 EA02 EA06 EB12 EB42 EB46 5H027 BA01

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器体内に、改質原料ガスを導入して改
    質反応を生起することにより水素を生成する改質層と、
    燃焼用ガスを導入して燃焼反応を生起することにより上
    記改質層に供給する熱を発生する燃焼層とを設け、これ
    ら改質層と燃焼層を区画する分離壁を介して熱交換させ
    る改質器において、上記分離壁の熱膨張による伸びを吸
    収して熱応力を緩和する応力緩和手段を設けたことを特
    徴とする改質器。
  2. 【請求項2】 上記改質層と上記燃焼層内のガス流れの
    方向を同一方向とした請求項1記載の改質器。
  3. 【請求項3】 上記容器体内に、複数の筒状部材を平行
    配設して、各筒状部材の両端を上記容器体端面に固定
    し、上記筒状部材の内部空間を上記改質層および上記燃
    焼層の一方、上記筒状部材の外部空間を上記改質層およ
    び上記燃焼層のもう一方となし、かつ上記筒状部材の筒
    壁を上記分離壁とした請求項1または2記載の改質器。
  4. 【請求項4】 上記容器体と一体に上記筒状部材の長手
    方向に伸縮するベローズを設けて上記応力緩和手段とし
    た請求項3記載の改質器。
  5. 【請求項5】 上記ベローズを上記燃焼層の出口側に近
    い上記容器体端部に形成した請求項4記載の改質器。
  6. 【請求項6】 偏平な断面形状を有する複数の上記筒状
    部材を、ガス流れと直交する方向に所定間隔をおいて、
    かつその短辺を上記容器体の両側面に当接させて平行に
    配置することにより、上記容器体内に上記改質層と上記
    燃焼層を交互に積層した請求項3ないし5記載の改質
    器。
  7. 【請求項7】 上記改質層および上記燃焼層内に伝熱用
    フィンを配設して触媒を担持した請求項1ないし6のい
    ずれか記載の改質器。
  8. 【請求項8】 上記燃焼用ガスが燃料ガスと酸素含有ガ
    スを含み、これら燃料ガスと酸素含有ガスを上記燃焼層
    に分離導入する導入口を設けた請求項1ないし7のいず
    れか記載の改質器。
  9. 【請求項9】 分離導入された上記燃料ガスを上記燃焼
    層内に吐出する吐出口を、上記燃焼層内のガス流れ方向
    の複数箇所に設けた請求項8記載の改質器。
  10. 【請求項10】 上記容器体内に上記改質層と上記燃焼
    層を交互に積層し、上記改質層を挟んで隣り合う複数の
    上記燃焼層に分離導入された上記燃料ガスを吐出する吐
    出口を、ガス流れ方向の異なる部位で開口させた請求項
    8記載の改質器。
  11. 【請求項11】 上記吐出口から吐出される上記燃料ガ
    スの吐出量をデューティ制御する制御手段を設けた請求
    項9または10記載の改質器。
  12. 【請求項12】 上記燃焼層の上流に上記容器体外部へ
    の火炎伝播を防止する火炎伝播防止手段を設けた請求項
    1ないし11のいずれか記載の改質器。
  13. 【請求項13】 上記火炎伝播防止手段が、二重金属メ
    ッシュ、発泡金属、または焼結金属よりなり、上記燃焼
    層の上流に設けた燃焼用ガス導入口を横切って配設され
    る請求項12記載の改質器。
JP2000290568A 2000-07-07 2000-09-25 改質器 Pending JP2002080203A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000290568A JP2002080203A (ja) 2000-07-07 2000-09-25 改質器

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000-206013 2000-07-07
JP2000206013 2000-07-07
JP2000290568A JP2002080203A (ja) 2000-07-07 2000-09-25 改質器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002080203A true JP2002080203A (ja) 2002-03-19

Family

ID=26595566

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000290568A Pending JP2002080203A (ja) 2000-07-07 2000-09-25 改質器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002080203A (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004011869A1 (ja) * 2002-07-25 2004-02-05 Toyo Radiator Co., Ltd. 熱交換器
JP2006282471A (ja) * 2005-04-01 2006-10-19 Toyota Central Res & Dev Lab Inc 水素燃料供給システム
JP2009536143A (ja) * 2006-05-08 2009-10-08 コンパクトジーティーエル パブリック リミテッド カンパニー 交互に配置された第一および第二フローチャネルを備えた触媒作用反応器
JP2010067470A (ja) * 2008-09-11 2010-03-25 Casio Comput Co Ltd 発電システム
JP2010108832A (ja) * 2008-10-31 2010-05-13 Toshiba Fuel Cell Power Systems Corp 燃料電池発電システム
JP2010143816A (ja) * 2008-12-19 2010-07-01 Samsung Sdi Co Ltd 改質装置
KR101028849B1 (ko) 2009-07-09 2011-04-12 한국에너지기술연구원 고체산화물 연료전지 시스템용 연소기-열교환기 일체형 장치
JP2011514873A (ja) * 2008-02-14 2011-05-12 コンパクトジーティーエル パブリック リミテッド カンパニー 触媒反応モジュール
FR2961891A1 (fr) * 2010-06-23 2011-12-30 Aldes Aeraulique Echangeur aeraulique a plaques alveolees
JP2012218964A (ja) * 2011-04-07 2012-11-12 Aienji:Kk Cog水素回収装置
WO2012165077A1 (ja) 2011-06-01 2012-12-06 日産自動車株式会社 改質器
JP2019207097A (ja) * 2018-05-09 2019-12-05 ジョアン・ジ・デウス・エ・フィーリョス・ソシエダデ・アノニマJoao De Deus & Filhos, S.A. 熱交換器
EP2869384B1 (en) * 2013-11-04 2023-06-07 Bosal Emission Control Systems NV Apparatus comprising a fuel cell unit and a component, a component unit and a stack component for use in such an apparatus

Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0369503A (ja) * 1989-08-10 1991-03-25 Fuji Electric Co Ltd 燃料改質器
JPH04154602A (ja) * 1990-10-18 1992-05-27 Mitsubishi Gas Chem Co Inc 断熱リホーマー装置
JPH0547402A (ja) * 1991-08-09 1993-02-26 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 燃料電池発電装置
JPH0585828U (ja) * 1992-04-16 1993-11-19 石川島播磨重工業株式会社 改質器
JPH06287002A (ja) * 1993-03-31 1994-10-11 Chubu Electric Power Co Inc 燃料改質装置
JPH0740746U (ja) * 1993-12-27 1995-07-21 石川島播磨重工業株式会社 プレート形改質装置
JPH07187602A (ja) * 1993-12-27 1995-07-25 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd プレート型改質器
JPH0826701A (ja) * 1994-07-13 1996-01-30 Mitsubishi Electric Corp 改質装置
JPH0874682A (ja) * 1994-09-01 1996-03-19 Toyota Motor Corp 蒸発燃料処理装置
JPH08183603A (ja) * 1994-12-28 1996-07-16 Osaka Gas Co Ltd 燃料電池発電装置用改質装置及び燃料電池発電装置
JPH08283003A (ja) * 1995-04-07 1996-10-29 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd プレート型改質器
JPH11176461A (ja) * 1997-11-26 1999-07-02 General Motors Corp <Gm> 燃料セル装置
JPH11270428A (ja) * 1998-03-24 1999-10-05 Zexel:Kk 筒内噴射装置

Patent Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0369503A (ja) * 1989-08-10 1991-03-25 Fuji Electric Co Ltd 燃料改質器
JPH04154602A (ja) * 1990-10-18 1992-05-27 Mitsubishi Gas Chem Co Inc 断熱リホーマー装置
JPH0547402A (ja) * 1991-08-09 1993-02-26 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 燃料電池発電装置
JPH0585828U (ja) * 1992-04-16 1993-11-19 石川島播磨重工業株式会社 改質器
JPH06287002A (ja) * 1993-03-31 1994-10-11 Chubu Electric Power Co Inc 燃料改質装置
JPH0740746U (ja) * 1993-12-27 1995-07-21 石川島播磨重工業株式会社 プレート形改質装置
JPH07187602A (ja) * 1993-12-27 1995-07-25 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd プレート型改質器
JPH0826701A (ja) * 1994-07-13 1996-01-30 Mitsubishi Electric Corp 改質装置
JPH0874682A (ja) * 1994-09-01 1996-03-19 Toyota Motor Corp 蒸発燃料処理装置
JPH08183603A (ja) * 1994-12-28 1996-07-16 Osaka Gas Co Ltd 燃料電池発電装置用改質装置及び燃料電池発電装置
JPH08283003A (ja) * 1995-04-07 1996-10-29 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd プレート型改質器
JPH11176461A (ja) * 1997-11-26 1999-07-02 General Motors Corp <Gm> 燃料セル装置
JPH11270428A (ja) * 1998-03-24 1999-10-05 Zexel:Kk 筒内噴射装置

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7267160B2 (en) 2002-07-25 2007-09-11 T.Rad Co., Ltd. Heat exchanger
CN100414246C (zh) * 2002-07-25 2008-08-27 株式会社T.Rad 热交换器
WO2004011869A1 (ja) * 2002-07-25 2004-02-05 Toyo Radiator Co., Ltd. 熱交換器
JP2006282471A (ja) * 2005-04-01 2006-10-19 Toyota Central Res & Dev Lab Inc 水素燃料供給システム
JP2009536143A (ja) * 2006-05-08 2009-10-08 コンパクトジーティーエル パブリック リミテッド カンパニー 交互に配置された第一および第二フローチャネルを備えた触媒作用反応器
JP2011514873A (ja) * 2008-02-14 2011-05-12 コンパクトジーティーエル パブリック リミテッド カンパニー 触媒反応モジュール
JP2010067470A (ja) * 2008-09-11 2010-03-25 Casio Comput Co Ltd 発電システム
JP2010108832A (ja) * 2008-10-31 2010-05-13 Toshiba Fuel Cell Power Systems Corp 燃料電池発電システム
JP2010143816A (ja) * 2008-12-19 2010-07-01 Samsung Sdi Co Ltd 改質装置
KR101028849B1 (ko) 2009-07-09 2011-04-12 한국에너지기술연구원 고체산화물 연료전지 시스템용 연소기-열교환기 일체형 장치
FR2961891A1 (fr) * 2010-06-23 2011-12-30 Aldes Aeraulique Echangeur aeraulique a plaques alveolees
JP2012218964A (ja) * 2011-04-07 2012-11-12 Aienji:Kk Cog水素回収装置
WO2012165077A1 (ja) 2011-06-01 2012-12-06 日産自動車株式会社 改質器
CN103097285A (zh) * 2011-06-01 2013-05-08 日产自动车株式会社 改性器
US9308509B2 (en) 2011-06-01 2016-04-12 Nissan Motor Co., Ltd. Reformer
EP2869384B1 (en) * 2013-11-04 2023-06-07 Bosal Emission Control Systems NV Apparatus comprising a fuel cell unit and a component, a component unit and a stack component for use in such an apparatus
JP2019207097A (ja) * 2018-05-09 2019-12-05 ジョアン・ジ・デウス・エ・フィーリョス・ソシエダデ・アノニマJoao De Deus & Filhos, S.A. 熱交換器
JP7411337B2 (ja) 2018-05-09 2024-01-11 ジョアン・ジ・デウス・エ・フィーリョス・ソシエダデ・アノニマ 熱交換器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5185493B2 (ja) 燃料転換反応炉
US6770106B1 (en) Partial oxidation reformer
JP2002080203A (ja) 改質器
JP5152811B2 (ja) 改質装置
US20090258259A1 (en) Catalytic heat exchangers and methods of operation
US7691160B2 (en) Fuel reformer and methods for using the same
KR102235664B1 (ko) 확장 가능한 멀티 채널 원통형 수증기 개질 반응기
JP2001342002A (ja) 燃料改質器
KR20180002263A (ko) 액체탄화수소 연료 개질용 반응기
WO2007077791A1 (ja) 間接内部改質型固体酸化物形燃料電池
US8690976B2 (en) Fuel reformer
JP5416945B2 (ja) 燃料電池発電システム
JPH09129256A (ja) 固体電解質型燃料電池モジュール
US8992850B2 (en) Floating catalyst/regenerator
WO2009102760A1 (en) Reformer and method of startup
JP5244488B2 (ja) 燃料電池用改質器
US20070227070A1 (en) Staged modular hydrocarbon reformer with internal temperature management
JP6242143B2 (ja) 複合化された熱交換および流体混合装置
JP2006327904A (ja) 水素製造装置と該水素製造装置を備えた燃料電池システム
JP2002029705A (ja) 改質装置
JPH0369503A (ja) 燃料改質器
JP4345661B2 (ja) 触媒燃焼器
JP2007297238A (ja) 熱交換型改質器及び改質装置
US20120014864A1 (en) Hybrid foam/low-pressure autothermal reformer
JP4412689B2 (ja) 燃料電池用燃料処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070905

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100414

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100420

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100810