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JP2002056746A - 可動接点付きシート及びシートスイッチ - Google Patents

可動接点付きシート及びシートスイッチ

Info

Publication number
JP2002056746A
JP2002056746A JP2000244042A JP2000244042A JP2002056746A JP 2002056746 A JP2002056746 A JP 2002056746A JP 2000244042 A JP2000244042 A JP 2000244042A JP 2000244042 A JP2000244042 A JP 2000244042A JP 2002056746 A JP2002056746 A JP 2002056746A
Authority
JP
Japan
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sheet
movable contact
outer peripheral
movable
contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000244042A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsutoshi Takahashi
勝利 高橋
Hisaya Iwama
尚也 岩間
Takeo Yamagata
武夫 山形
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Priority to JP2000244042A priority Critical patent/JP2002056746A/ja
Priority to TW090116890A priority patent/TW502271B/zh
Priority to US09/908,865 priority patent/US6548779B2/en
Priority to CNB011234210A priority patent/CN1178250C/zh
Priority to KR10-2001-0046691A priority patent/KR100451471B1/ko
Priority to EP01118991A priority patent/EP1180777A3/en
Publication of JP2002056746A publication Critical patent/JP2002056746A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H13/00Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch
    • H01H13/50Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a single operating member
    • H01H13/52Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a single operating member the contact returning to its original state immediately upon removal of operating force, e.g. bell-push switch
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H13/00Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch
    • H01H13/70Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a plurality of operating members associated with different sets of contacts, e.g. keyboard
    • H01H13/7006Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a plurality of operating members associated with different sets of contacts, e.g. keyboard comprising a separate movable contact element for each switch site, all other elements being integrated in layers
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2205/00Movable contacts
    • H01H2205/016Separate bridge contact
    • H01H2205/024Means to facilitate positioning
    • H01H2205/026Adhesive sheet
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2213/00Venting
    • H01H2213/002Venting with external pressure

Landscapes

  • Push-Button Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数を削減することで安価対応を可能と
し、可動接点を押圧した時の操作フィーリングを良好に
すると共に、塵埃の進入を防ぎ、高い接触信頼性が得ら
れる可動接点付きシート及びシートスイッチの構造を提
供する。 【解決手段】 下面に接着剤2が塗布された接着面を有
する絶縁フィルム製のシート1と、ドーム状の膨出部を
有し、シート1の接着面に上面が覆われて貼付された可
動接点3とを備え、シート1には、可動接点3の外周端
部3bを横切って、膨出部の頂部3a方向へ向かって延
びる直線状の切り込み1aを形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種電子機器の操
作パネルなどに使用される可動接点付きシート及びそれ
を用いたシートスイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の可動接点付きシート及びシートス
イッチの構造としては、図6乃至図8に示すものがあ
る。図6はスペーサ付きの可動接点付きシートを示す分
解斜視図、図7及び図8は1枚シート構造の可動接点付
きシート及びシートスイッチを示す平面図及び断面図で
ある。
【0003】図6において、スペーサ付きの可動接点付
きシートは、導電性の金属板で中央をドーム状に膨出し
て形成された可動接点13と、この可動接点13の上面
を覆う、下面に接着剤が塗布された絶縁フィルム製のシ
ート11と、このシート11の下面に貼付されて前記可
動接点13を収納する収納孔12aが形成された、絶縁
フィルム製のスペーサシート12とから構成されてい
る。
【0004】前記可動接点13は、前記スペーサシート
12の収納孔12aに収納されると共に、ドーム状の上
面が、前記シート11の下面に塗布された接着剤14に
より覆われて固着されている。また、前記スペーサシー
ト12には、前記収納孔12a同士を結ぶ連結溝12b
がそれぞれ設けられており、この連結溝12bを設ける
ことにより前記可動接点13が押圧された時に、ドーム
状の前記可動接点13のドームの中の空気が、前記連結
溝12bを通して他の収納孔12aの方へ逃げるように
して、操作フィーリングが悪くなるのを防止している。
【0005】また、前記シート11、及び前記スペーサ
シート12には、回路基板上に搭載されるLEDからの
照光用の孔や構成部品の逃げ用の孔として使用される開
口部11a、及び12cが複数箇所に設けられている。
【0006】また、図7の可動接点付きシートは、スペ
ーサシートを備えておらず、導電性の金属板で中央をド
ーム状に膨出して形成された可動接点13と、この可動
接点13の上面を覆う、下面に接着剤が塗布された絶縁
フィルム製のシート16とから構成されている。
【0007】この場合、前記シート16の、前記可動接
点13の外周端部13bと交わる部分には幅広の貫通孔
からなる開口部16a(図では丸穴)が設けられてお
り、この開口部16aを設けることにより前記可動接点
13が押圧された時に、ドーム状の前記可動接点13の
ドームの中の空気が、前記開口部16aを通して外部へ
逃げるようにして、操作フィーリングが悪くなるのを防
止している
【0008】図8に示すシートスイッチは、前記可動接
点付きシートと、上面に中央固定接点17bと外側固定
接点17aとが設けられた回路基板17とから構成さ
れ、前記可動接点付きシート16の、前記可動接点13
の外周端部13bの下端が前記外側固定接点17aに当
接され、且つ頂部13aが前記中央固定接点17bと対
向するように、前記シート16の下面の接着剤14によ
って、前記回路基板17上に貼付されている。
【0009】上記構成において、シートスイッチ上方に
配置された図示しないゴムまたは樹脂製の押釦の操作部
を押圧すると、前記シート16を介して操作部の下面の
押圧部に押圧された前記可動接点13が反転動作を行
い、頂部13a下面が前記中央固定接点17bに当接す
ることによって、前記回路基板17の前記中央固定接点
17bと前記外側固定接点17aの電気的接続が行われ
る。また、押釦への押圧力を除去すれば、前記可動接点
13の弾性復帰力により前記可動接点13の頂部13a
が前記中央固定接点17bから離れて接続がオフ状態と
なる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の可動接点付きシート及びシートスイッチの構造
においては、スペーサシート付き可動接点付きシートの
構造では、前記スペーサシート12を必用とする分、部
品点数が増え、安価対応ができないという問題があっ
た。
【0011】また、1枚シートを使用した可動接点付き
シートの構造では、前記開口部16aが前記可動接点1
3の外周方向に大きく開口しているため、前記可動接点
13の反転復帰時に前記開口部16aから可動接点13
内部に塵埃が侵入してしまうという問題があった。
【0012】したがって、本発明では上述した問題点を
解決し、部品点数を削減することで安価対応を可能と
し、可動接点付きシート及びシートスイッチの可動接点
を押圧した時でも、ドームの中の空気が逃げるようにし
て操作フィーリングを良好にすると共に、塵埃の進入を
防ぎ、高い接触信頼性が得られる可動接点付きシート及
びシートスイッチの構造を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明では第1の手段として、下面に接着剤が塗布さ
れた接着面を有する絶縁フィルム製のシートと、ドーム
状の膨出部を有し、前記シートの接着面に上面が覆われ
て貼付された可動接点とを備え、前記シートには、前記
可動接点の外周端部を横切って、膨出部の頂部方向へ向
かって延びる直線状の切り込みを形成したことを特徴と
する。
【0014】また、第2の手段として、前記切り込み
は、前記可動接点のドーム状の膨出部頂部を除く外周端
部の複数箇所に形成したことを特徴とする。
【0015】また、第3の手段として、前記シートに
は、複数個の前記可動接点を貼付すると共に、前記切り
込みは、前記シートの最も外側に配置された前記可動接
点同士の外周端部を結ぶ仮想外周線よりも内側に形成し
たことを特徴とする。
【0016】また、第4の手段として、前記シートは、
前記仮想外周線の内側に上下に貫通された開口部を有
し、この開口部の近傍に配置された前記可動接点の外周
端部に設けられた前記切り込みは、前記開口部の位置と
は異なる方向へ向けて形成したことを特徴とする。
【0017】また、第5の手段として、前記第1の手段
乃至第4の手段に記載の何れかからなる可動接点付きシ
ートと、固定接点が設けられた回路基板とを備え、前記
可動接点が前記固定接点に対向するように配設された状
態で、前記可動接点付きシートが前記シートの下面の接
着剤によって前記回路基板上に貼付されていることを特
徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図1乃至
図5に示す。図1は本発明の可動接点付きシートを示す
平面図、図2は同じくシートに切り込みを複数設けた場
合の平面図、図3はシートスイッチを示す断面図、図4
はシートに可動接点を複数個配置した状態を示す平面
図、図5は同じくシートにLEDからの照光孔を設けた
状態を示す平面図である。
【0019】図1及び図2において、シート1は、PE
T(ポリエチレンテレフタレート)などの合成樹脂から
なる絶縁材でフィルム状に形成されている。また、この
シート1の下面には一面に接着剤2が塗布されて、後述
する可動接点3を固着したり、回路基板4上に貼付され
る接着面が形成されている。また、前記シート1には、
シート1に固着される後述する可動接点3の外周端部3
bを横切って、膨出部の頂部3a方向へ向かって延びる
直線状の切り込み1aが形成されている。この切り込み
1aは、図1に示すように1箇所のみに形成してもよ
く、図2に示すように可動接点3のドーム状の膨出部頂
部3aを除く外周端部3bの複数箇所(図では4箇所)
に形成するようにしてもよい。また、この切り込み1a
は直線状に形成されており、切断加工後の抜き幅が略ゼ
ロに等しくなるように金型で切断加工されて形成される
ものとなっている。
【0020】可動接点3は、ステンレスまたはリン青銅
などのばね性のある金属材により頂部3aを有するドー
ム状に膨出されて形成されており、この頂部3aが外部
からの押圧操作によって反対側に反転するようになって
いる。この可動接点3が、後述する回路基板4の外側固
定接点5a上に配設されて、押圧操作によって反転する
ことにより前記頂部3a下面が中央固定接点5bと接離
して接点の切り換えが行われるようになっている。
【0021】上記の可動接点付きシートを組み立てるに
は、前記可動接点3のドームの上面を前記シート1の下
面の前記接着剤2の接着面に貼り付け固着する。この場
合、前記シート1は図3に示すように、前記接着剤2の
接着面が前記可動接点3の上面側のドーム状の膨出部に
沿って湾曲された状態で貼付されるものとなる。この
時、前記シート1に形成された前記切り込み1aは、前
記可動接点3の外周端部3bを横切る位置となるように
取り付けられ、この状態で、前記可動接点3は前記シー
ト1に固着されるものとなる。
【0022】図3は本発明の可動接点付きシートを用い
たシートスイッチの構造を示し、シートスイッチの1キ
ー部分の断面図である。尚、図1及び図2で説明した同
一部品については、同一符号を付してその説明を省略す
る。
【0023】図において、回路基板4は、フェノール樹
脂などの絶縁性の積層板などから形成されている。この
回路基板4上には、カーボンなどを印刷したり、銅箔な
どをエッチング加工することにより外側固定接点5a、
中央固定接点5bの回路パターンが設けられている。
【0024】上記のシートスイッチを組み立てるには、
前記可動接点付きシートを前記回路基板4上に位置さ
せ、前記可動接点3の外周端部3bの下端が、前記外側
固定接点5aに当接され、且つ頂部3aが前記中央固定
接点5bと対向するように、前記シート1の下面に塗布
された接着剤2の接着面によって、前記回路基板4上に
貼り付けることで組立が終了する。
【0025】次に上記シートスイッチの動作を説明する
と、シートスイッチ上方に配置された図示しないゴムま
たは樹脂製の押釦の操作部を押圧すると、前記シート1
を介して押圧された前記可動接点3が反転動作を行い、
頂部3aが前記中央固定接点5bに当接することによっ
て、前記回路基板4の前記中央固定接点5bと前記外側
固定接点5aの電気的接続が行われる。また、前記押釦
への押圧力を除去すれば、前記可動接点3の弾性復帰力
により前記可動接点3の頂部3aが前記中央固定接点5
bから離れて接続がオフ状態となる。
【0026】上述した本発明の可動接点付きシート及び
シートスイッチの構造においては、前記シート1には、
前記切り込み1aが設けられており、この切り込み1a
は前記可動接点3が固着された外周端部3bを横切るよ
うに膨出部の頂部3a方向へ向かって延びる直線状に形
成されていることから、前記可動接点3が前記シート1
を介して押圧された時、ドーム状の前記可動接点3のド
ームの中の空気は、前記可動接点3の外周端部3bから
前記切り込み1aを通って外部へと排出されることとな
る。したがって、前記可動接点3はドーム内の空気の圧
力を受けずに確実に反転動作が行われるため、良好なフ
ィーリングが得られるものとなる。また、スペーサシー
トを削減でき、安価対応が可能となる。
【0027】また、前記切り込み1aは直線状に形成さ
れて、切断加工後の抜き幅が略ゼロに等しくなるように
金型で切断加工されて形成されており、また、膨出部の
頂部3a方向へ向かって延びる直線状に形成されている
ことから、ドーム状の前記可動接点3が反転動作する時
には、前記切り込み1aの対向した両切片1b、1c同
士は密着された状態で同じ方向に動作するようになって
おり、前記切り込み1aが広がることがないため、前記
可動接点3の反転復帰時に、前記切り込み1aを通じて
外部の空気がドーム状の前記可動接点3のドーム内に流
れ込んだ場合においても、前記切り込み1aによって空
気は流通するが、外部の塵埃などの侵入を阻止すること
ができるため、前記切り込み1aから塵埃が侵入し接触
不良を引き起こすことを防止できる。
【0028】また、前記シート1への前記可動接点3の
固着時や、前記シート1の前記回路基板4への取り付け
時に、前記シート1が前記可動接点3の膨出部の頂部3
aから外周端部3bの方向へ引っ張られても、前記切り
込み1aが広がることがなく、塵埃の侵入を低減するこ
とができる。
【0029】また、前記切り込み1aは、前記可動接点
3のドーム状の膨出部頂部3aを除く外周端部3bの複
数箇所に形成したことから、押圧操作される前記可動接
点3のドーム状の膨出部頂部3aから、前記接着剤2が
前記切り込み1aを通してはみ出すことがない。また、
前記切り込み1aの個々の大きさ(長さ)を極力小さく
することで、塵埃の侵入を低減することができると共
に、ドームの中の空気を効率良く外部へ排出することが
できるものとなっている。
【0030】図4及び図5は本発明の可動接点付きシー
トに前記可動接点3を複数個配置した状態を示す平面図
で、図5はシートにLEDからの照光孔を設けた状態を
示す平面図である。尚、図1乃至図3で説明した同一部
品については、同一符号を付してその説明を省略する。
【0031】図において、シート6は、PET(ポリエ
チレンテレフタレート)などの合成樹脂からなる絶縁材
で1枚のフィルム状に形成されている。また、このシー
ト6の下面には一面に接着剤2が塗布されて、複数個の
前記可動接点3を所定位置に固着したり、前記回路基板
4上に貼付される接着面が形成されている。また、前記
シート6には、シート6に固着される複数個の前記可動
接点3の外周端部3bを横切って、膨出部の頂部3a方
向へ向かって延びる複数個の直線状の切り込み6aが形
成されている。
【0032】また、前記切り込み6aは、前記シート6
の最も外側に配置された前記可動接点3同士の外周端部
3bを結ぶ仮想外周線Lよりも内側に位置するように形
成されている。すなわち、前記切り込み6aを、防塵な
どの侵入路となりやすい前記シート6の外縁側から遠ざ
かる位置に配置するようにしたことから、更に外部から
の塵埃の侵入の影響を少なくすることができる。
【0033】また、図5に示す場合には、シート7に前
記回路基板4に取り付けられた図示しないLED等から
の照光用の孔や、他構成部品などの取り付けに際する逃
げ孔などの開口部7bが設けられており、この開口部7
bの近傍に配置された前記可動接点3の外周端部3bに
設けられた前記切り込み7aは、前記開口部7bの形成
された位置とは異なる方向へ向けて形成されている。す
なわち、前記切り込み7aを、塵埃などの侵入路となり
やすい前記開口部7bから遠ざかる方向へ向けて形成し
たことから、更に外部からの塵埃の侵入の影響を少なく
することができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の可動接点
付きシートの構造は、下面に接着剤が塗布された接着面
を有する絶縁フィルム製のシートと、ドーム状の膨出部
を有し、シートの接着面に上面が覆われて貼付された可
動接点とを備え、シートには、可動接点の外周端部を横
切って、膨出部の頂部方向へ向かって延びる直線状の切
り込みを形成したことから、空気逃げ用の連結溝を有す
るスペーサシートを削減でき、安価対応が可能となると
共に、シートへの可動接点の固着時や、シートの回路基
板への取り付け時に、シートが可動接点の膨出部の頂部
から外周端部の方向へ引っ張られても、切り込みが広が
ることがなく、塵埃の侵入を低減することができる。
【0035】また、切り込みは、可動接点のドーム状の
膨出部頂部を除く外周端部の複数箇所に形成したことか
ら、押圧操作される可動接点のドーム状の膨出部頂部か
ら、接着剤が切り込みを通してはみ出すことを防止でき
る。また、切り込みの個々の大きさ(長さ)を極力小さ
くすることで、塵埃の侵入を低減することができると共
に、ドームの中の空気を効率良く外部へ排出することが
できる。
【0036】また、シートには、複数個の可動接点を貼
付すると共に、切り込みは、シートの最も外側に配置さ
れた可動接点同士の外周端部を結ぶ仮想外周線よりも内
側に形成したことから、防塵などの侵入路となりやすい
シートの外縁側から遠ざかる位置に切り込みが配置され
るため、更に外部からの塵埃の侵入の影響を少なくする
ことができる。
【0037】また、シートは、仮想外周線の内側に上下
に貫通された開口部を有し、この開口部の近傍に配置さ
れた可動接点の外周端部に設けられた切り込みは、開口
部の位置とは異なる方向へ向けて形成したことから、塵
埃などの侵入路となりやすい開口部から遠ざかる方向へ
向けて切り込みが配置されるため、更に外部からの塵埃
の侵入の影響を少なくすることができる。
【0038】また、可動接点の外周端部を横切って、膨
出部の頂部方向へ向かって延びる直線状の切り込みを形
成した可動接点付きシートと、固定接点が設けられた回
路基板とを備え、可動接点が固定接点に対向するように
配設された状態で、可動接点付きシートがシートの下面
の接着剤によって回路基板上に貼付されていることか
ら、可動接点の反転動作時にも、切り込みによって空気
は流通するが、外部の塵埃などの侵入を阻止することが
できるため、切り込みから塵埃が侵入し接触不良を引き
起こすことを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例である可動接点付きシートを
示す平面図である。
【図2】本発明の同じく可動接点付きシートに切り込み
を複数設けた場合を示す平面図である。
【図3】本発明の可動接点付きシートを用いたシートス
イッチの構造を示す断面図である。
【図4】本発明の可動接点付きシートに可動接点を複数
個配置した状態を示す平面図である。
【図5】本発明の可動接点付きシートにLEDからの照
光孔などの開口部を設けた状態を示す平面図である。
【図6】従来のスペーサ付きの可動接点付きシートを示
す分解斜視図である。
【図7】従来の1枚シート構造の可動接点付きシートを
示す平面図図である。
【図8】従来の1枚シート構造のシートスイッチを示す
断面図である。
【符号の説明】
1,6,7 シート 1a,6a,7a 切り込み 1b,1c 切片 2 接着剤 3 可動接点 3a 頂部 3b 外周端部 4 回路基板 5a 外側固定接点 5b 中央固定接点 7b 開口部
フロントページの続き Fターム(参考) 5G006 AA01 AB25 BA01 BA02 BB03 FB04 FB15 FB18 FB19 FD05 FD06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下面に接着剤が塗布された接着面を有す
    る絶縁フィルム製のシートと、ドーム状の膨出部を有
    し、前記シートの接着面に上面が覆われて貼付された可
    動接点とを備え、前記シートには、前記可動接点の外周
    端部を横切って、膨出部の頂部方向へ向かって延びる直
    線状の切り込みを形成したことを特徴とする可動接点付
    きシート。
  2. 【請求項2】 前記切り込みは、前記可動接点のドーム
    状の膨出部頂部を除く外周端部の複数箇所に形成したこ
    とを特徴とする請求項1記載の可動接点付きシート。
  3. 【請求項3】 前記シートには、複数個の前記可動接点
    を貼付すると共に、前記切り込みは、前記シートの最も
    外側に配置された前記可動接点同士の外周端部を結ぶ仮
    想外周線よりも内側に形成したことを特徴とする請求項
    1記載の可動接点付きシート。
  4. 【請求項4】 前記シートは、前記仮想外周線の内側に
    上下に貫通された開口部を有し、この開口部の近傍に配
    置された前記可動接点の外周端部に設けられた前記切り
    込みは、前記開口部の位置とは異なる方向へ向けて形成
    したことを特徴とする請求項3記載の可動接点付きシー
    ト。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4に記載の何れかからなる
    可動接点付きシートと、固定接点が設けられた回路基板
    とを備え、前記可動接点が前記固定接点に対向するよう
    に配設された状態で、前記可動接点付きシートが前記シ
    ートの下面の接着剤によって前記回路基板上に貼付され
    ていることを特徴とするシートスイッチ。
JP2000244042A 2000-08-07 2000-08-07 可動接点付きシート及びシートスイッチ Withdrawn JP2002056746A (ja)

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