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JP2002014287A - 手術用顕微鏡装置 - Google Patents

手術用顕微鏡装置

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Publication number
JP2002014287A
JP2002014287A JP2000194807A JP2000194807A JP2002014287A JP 2002014287 A JP2002014287 A JP 2002014287A JP 2000194807 A JP2000194807 A JP 2000194807A JP 2000194807 A JP2000194807 A JP 2000194807A JP 2002014287 A JP2002014287 A JP 2002014287A
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JP
Japan
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observation
image
microscope
endoscope
ultrasonic
Prior art date
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Application number
JP2000194807A
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English (en)
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JP4716545B2 (ja
JP2002014287A5 (ja
Inventor
Kazuhito Nakanishi
一仁 中西
Masaaki Ueda
昌章 植田
Wataru Ono
渉 大野
Genichi Nakamura
元一 中村
Masakazu Mizoguchi
正和 溝口
Takashi Shioda
敬司 塩田
Masahiko Kinukawa
正彦 絹川
Toru Niimura
徹 新村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP2000194807A priority Critical patent/JP4716545B2/ja
Priority to US09/837,787 priority patent/US20010055062A1/en
Publication of JP2002014287A publication Critical patent/JP2002014287A/ja
Priority to US10/911,970 priority patent/US8221304B2/en
Publication of JP2002014287A5 publication Critical patent/JP2002014287A5/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】術者を煩わすこと無く、スコープホルダの使用
状態によって、画像を切り替えることができ、手術時間
の短縮、術者の疲労の軽減をできる手術用顕微鏡装置を
提供することにある。 【解決手段】顕微鏡観察像の他に複数の画像を観察する
ことのできる視野内表示手段とを有する手術用顕微鏡
と、空間位置移動自在なスコープホルダ24を持つ内視
鏡保持手段とを有した手術用顕微鏡装置において、前記
内視鏡保持手段の先端部に、前記スコープホルダ24を
移動させる操作スイッチ83と、この操作スイッチ83
の動作状態を検出する検出部と、この検出部の状態に基
づいて前記複数の視野内表示画像への画像表示を制御す
る画像制御部とを具備したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、特に脳神経外科
等で微細部位の手術に使用される手術用顕微鏡装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、脳神経外科領域では、より微細な
手術を確実に行うために、術部を立体で拡大観察する手
術用顕微鏡が多く利用されている。さらに、近年では手
術を確実に行なうため、手術用顕微鏡観察下のみで行な
っていた従来の手術に、内視鏡観察が併用されており、
手術用顕微鏡観察像と内視鏡観撮像とを手術用顕微鏡視
野内で同時に観察できることが望まれている。また、内
視鏡観撮像にとどまらず、術前のCTやMRの画像及び
術中の神経モニター等の情報の同時観察も望まれてい
る。
【0003】従来技術としては、例えば、特開平10−
333047号公報及び特開平11−258514号公
報が知られている。
【0004】特開平10−333047号公報は、眼幅
調整に伴う手術用顕微鏡の接眼像面移動に内視鏡光学系
により得られる観察像を通常して投影させ、眼幅調整に
よらず、常に手術顕微鏡観察像と内視鏡観察像を手術用
顕微鏡の接眼光学系を介して同時に観察可能にしたもの
である。
【0005】特開平11−258514号公報は、同一
視野内に顕微鏡光学像及び画像投影光学系からのモニタ
ー画像を得ることができ、顕微鏡光学系の遮光状態、明
るさ、絞りを設定し、顕微鏡観察像及び視野内表示画像
の観察状態を向上させたものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のものは、内視鏡やスコープホルダ、超音波プローブ
等の使用する装置の変更及び操作状態の変更(スコープ
ホルダの位置移動、超音波プローブの駆動のオン、オ
フ)を行なった場合に、その都度、術者が観察状態に合
わせて視野内表示画像に表示する画像を選択しなければ
ならなく、操作が煩わしていという問題がある。
【0007】また、顕微鏡観察画像を広く観察するため
に、視野内表示画像を顕微鏡観察視野から待避させてし
まうと、顕微鏡観察画像とその他の画像とが同時観察で
きない。さらに、顕微鏡観察画像と同時に、複数の画像
ソースによる画像(例えば、内視鏡画像と神経モニター
画像)を観察する場合には、視野内表示画像を2つに分
割して表示するため、一つ一つの画像が小さくなり、術
者にとって観察しにくくなる。また、視野内表示手段に
表示されている画像ソースの制御を行なう場合、術者は
一度顕微鏡観察を中断しなければならなく、術者にとっ
て大変わずらわしいという問題がある。
【0008】この発明は、前記事情に着目してなされた
もので、その目的とするところは、術者を煩わすこと無
く、スコープホルダの使用状態によって、画像を切り替
えることができ、手術時間の短縮、術者の疲労の軽減を
でき、さらにスコープホルダの移動時には、視線を動か
すこと無く内視鏡像、顕微鏡画像を同時に見ることがで
きる手術用顕微鏡装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記目的を
達成するために、請求項1は、立体観察光学系と、この
立体観察光学系の観察位置を検出する位置検出手段と、
空間位置移動自在な鏡体と、顕微鏡観察像の他に複数の
画像を観察することのできる視野内表示手段とを有する
手術用顕微鏡と、空間位置移動自在なスコープホルダを
持つ内視鏡保持手段とを有した手術用顕微鏡装置におい
て、前記内視鏡保持手段の先端部に、前記スコープホル
ダを移動させるスイッチ部と、このスイッチ部の動作状
態を検出する検出部と、この検出部の状態に基づいて前
記複数の視野内表示画像への画像表示を制御する画像制
御部とを具備したことを特徴とする。
【0010】請求項2は、超音波観測装置と、この超音
波観測装置の観察状態を検出する超音波観測検出手段
と、立体観察光学系と、この立体観察光学系の観察位置
を検出する位置検出手段とを有する空間位置移動自在な
鏡体と、顕微鏡観察像の他に複数の画像を観察すること
のできる視野内表示手段とを有する手術用顕微鏡とを有
する手術用顕微鏡装置において、前記超音波観測検出手
段に基づいて前記複数の視野内表示画像の表示画像を切
り替える画像制御部を設けたことを特徴とする。
【0011】請求項3は、超音波観測装置と、内視鏡観
測装置と、立体観察光学系と、この立体観察光学系の観
察位置を検出する位置検出手段と、空間位置移動自在な
鏡体と、顕微鏡観察像の他に複数の画像を観察すること
のできる視野内表示手段とを有する手術用顕微鏡とを有
する手術用顕微鏡装置において、前記視野内表示手段に
表示されている画像ソースを検出する表示画像検出手段
と、ナビゲーション装置で、前記内視鏡観測装置または
前記超音波観測装置を検出し、検出結果に基づいて手術
用顕微鏡の操作スイッチの操作対象を内視鏡または超音
波プローブに割り当てる操作信号処理手段とを具備した
ことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の各実施の形態を
図面に基づいて説明する。
【0013】図1〜図8は第1の実施形態を示し、図1
は手術用顕微鏡全体の概略的構成図である。手術用顕微
鏡1は、架台3が床面を移動自在なベース4と、ベース
4上に支柱5が立設され、その支柱5の上体部には、図
示しない照明用光源が内蔵された第1アーム6の一端が
軸O1を中心に回動自在に取付けられている。
【0014】さらに、前記第1アーム6の他端には、軸
O2を中心に回動自在に第2アーム7の一端が取付けら
れている。この第2アーム7は上下移動操作を行うべ
く、リンク機構とバランス調整用のスプリング部材から
なるパンタグラフアームであり、その他端には、軸O3
を中心に回動自在に第3アーム8が取付けられている。
第3アーム8は、軸O4を中心とした鏡体2の術者の観
察方向に対する前後方向の俯仰、軸O5を中心とした術
者の左右方向の俯仰を可能としたアームである。第3ア
ーム8の他端には鏡体2が設けられている。
【0015】さらに、前記鏡体2が空間的に自在に位置
調整を行い、位置固定を行うために、これらの回転軸O
1〜O5における回転部(関節部)には図示しない電磁
ブレーキが各々設けられている。前記電磁ブレーキは支
柱5に内蔵された図示しない電磁ブレーキ電源回路と接
続されている。
【0016】9は、LED制御装置であり、計測装置1
0と接続されている。計測装置10はA/D変換器11
を介してワークステーション12と接続されている。こ
のワークステーション12はモニター13と接続される
とともに、術前においてあらかじめCTやMRIといっ
た図示しない画像診断装置による断層画像データ、及び
前記断層画像データを加工し、3次元に再構築されたデ
ータが記録されている。なお、14は術者、15は助
手、16は患者である。
【0017】17は鏡体2に設けられたセンサアームの
3次元座標における位置を検出するためのデジタイザ
(光学式位置検出装置)である。デジタイザ17は受信
部材として2台のCCDカメラ18a,18bを固定さ
せているカメラ支持部材19とスタンド20により構成
され、手術室に設置されている。また、患者にはその基
準となる位置センサが設置されている。
【0018】図2はスコープホルダ装置を示し、硬性鏡
からなる内視鏡21と、この内視鏡21を保持するスコ
ープホルダ24とを備えている。内視鏡21には体腔内
に挿入される挿入部22を備えている。内視鏡21の基
端部にはスコープホルダ24に接続される接続部23が
設けられている。また、スコープホルダ24は内視鏡2
1の接続部3が着脱可能に接続され、かつ内視鏡21に
よって得られた観察像を撮像する撮像ユニット25と、
内視鏡21の撮像ユニット25を介して保持する保持ア
ーム26と、図示しない手術ベッドのサイドレールに着
脱自在に取付けられる取付け部27とによって構成され
ている。
【0019】スコープホルダ24の取付け部27は、取
付け部本体28aと、取付け部本体28aから延びる基
台28bとから形成されている。取付け部本体28aに
は手術ベッドのサイドレールに引っ掛けて取付けられる
フック状の係合部29が設けられている。
【0020】取付け部本体28aには固定ノブ30が設
けられている。この固定ノブ30は、取付け部本体28
aにねじ込んで取付けられており、係合部29に向けて
延びるねじ部を有している。従って、係合部29をサイ
ドレールに引っ掛けて固定ノブ30を締め付けることに
より取付け部本体28aをサイドレールに固定すること
ができる。
【0021】取付け部27の基台28bには保持アーム
26を構成する垂直アーム31が回転自在に取付けられ
ている。この垂直アーム31は、基台28bから垂直上
方に延び、その長手方向軸と一致する垂直な第1の軸O
7を中心に回転することができる。
【0022】また、基台28bには第1の軸O6を中心
とする垂直アーム31の回転の力量を調節するための調
整ノブ32がねじ込んで取付けられている。垂直アーム
31の上端には関節部33を介して保持アーム26を構
成する第1のリンクアーム34の一端部が回動可能に取
付けられている。この場合、第1のリンクアーム34
は、第1の軸O7と直交する第2の軸O8を中心に回動
することができる。
【0023】第1のリンクアーム34の他端部には関節
部35を介して第2のリンクアーム36の一端部が回動
可能に取付けられている。この場合、第2のリンクアー
ム36は、第2の軸O7と平行な第3の軸O8を中心に
回動することができるとともに、第3の軸O8と直交す
る第4の軸O9を中心として回動することができる。ま
た、第2のリンクアーム34の他端部には関節部35を
介して前記撮像ユニット25が回動可能に取付けられて
いる。この場合、撮像ユニット25は第4の軸O9と直
交する第5の軸O10を中心として回動することができ
る。
【0024】前記内視鏡21の照明光学系はスコープホ
ルダ24の内部を通したライトガイドケーブル37と接
続され、ライトガイドケーブル37は光源装置38に接
続されている。また、内視鏡21の観察光学系はスコー
プホルダ24の内部を通したTVケーブル39と接続さ
れ、TVケーブル39はカメラコントロールユニット4
0を介してモニター41に接続されている。
【0025】図3は、手術用顕微鏡1の鏡体2に組み込
まれる双眼鏡筒51を示し、この双眼鏡筒51には立体
観察すべく、左右の観察光路が構成されている。そし
て、鏡体2には左右の観察光路としてそれぞれ対物レン
ズ(図示しない)および変倍光学系(図示しない)が備
えられている。
【0026】この双眼鏡筒51には右眼用観察光学系5
1Aと、図示していない左眼用観察光学系とが設けられ
ている。なお、図3は双眼鏡筒51の側面から見た右眼
用観察光学系51Aの部分の構成を示している。この双
眼鏡筒51の左眼用観察光学系は、右眼用観察光学系5
1Aと同様に構成されており、ここではその説明を省略
する。
【0027】また、本実施の形態の右眼用観察光学系5
1Aには手術用顕微鏡1の観察像を導く双眼鏡筒光学系
52と、観察像とは異なる任意の画像情報を観察する画
像投影光学系53とが設けられている。ここで、双眼鏡
筒光学系52には結像光学系54と、イメージローテー
タ55と、平行四辺形プリズム56と、接眼光学系57
とが設けられている。そして、双眼鏡筒光学系52に入
射される手術用顕微鏡1の観察像は結像光学系54か
ら、イメージローテータ55および平行四辺形プリズム
56を順次介して接眼光学系57に導光されるようにな
っている。
【0028】また、画像投影光学系53は双眼鏡筒51
の眼幅調整に対して不動な固定部58と、双眼鏡筒51
の眼幅調整に伴い移動する接眼像面と一体となって移動
する移動部59とから構成されている。ここで、固定部
58は視野内表示機能として、LCDディスプレイ60
と、ミラー61と、コリメート光学系62と、プリズム
63とから構成されている。さらに、移動部59は固定
プリズム64と、結像光学系65と、可動プリズム66
とから構成されている。この可動プリズム66は図示し
ない移動機構のモータにより光路上に挿脱自在に設けら
れている。そして、LCDディスプレイ60に表示され
る任意の画像情報はミラー61、コリメート光学系6
2、プリズム63、固定プリズム64、結像光学系6
5、可動プリズム66を順次介して接眼光学系57に導
光されるようになっている。
【0029】また、接眼光学系57では双眼鏡筒光学系
52を経由して送られる手術用顕微鏡1の観察像と、画
像投影光学系53を経由して送られる任意の画像情報と
を同時に観察可能になっている。
【0030】さらに、手術用顕微鏡1のグリップ(図示
しない)には視野内表示操作用スイッチ67が設けられ
ている。このスイッチ67は論理回路より構成される操
作入力回路部68に接続されている。
【0031】この操作入力回路部68には視野内表示コ
ントローラ69と、表示画像制御部70を介して画像信
号選択手段である画像セレクタ71とがそれぞれ接続さ
れている。ここで、視野内表示コントローラ69は双眼
鏡筒51に内蔵される可動プリズム66の挿脱制御用の
図示しないモータの駆動制御回路、及びLCDディスプ
レイ60の表示制御回路より構成されている。そして、
スイッチ67からの出力信号が操作入力回路部68に入
力されるとともに、この操作入力回路部68から出力さ
れる選択操作信号は視野内表示コントローラ69および
画像セレクタ71にそれぞれ入力されるようになってい
る。
【0032】また、画像セレクタ71には、画像演算処
理部72が接続されているとともに、LCDドライバ7
3を介して大画面用LCD74と接続されている。そし
て、画像セレクタ71には、画像演算処理部72から出
力される位置検出表示画像信号と、LCDドライバ73
から出力される画像信号とが入力されるようになってい
る。さらに、この画像セレクタ71により選択された画
像信号が視野内表示コントローラ69に送られるように
なっている。
【0033】一方、75は第2の観察光学系を収納する
第2の接眼ハウジングで、第2の観察光学系は以下によ
り構成されている。図中左側光路のみであるが、右側も
同様の構成となっている。76は図示しないコントロー
ラからの制御により、内視鏡等の画像を電子画像として
表示する小型LCDモニターである。
【0034】77はLCDモニター76からの出射光軸
O2L上に配置されるリレー光学系で、その内部には該
光軸O2Lを略90°反射させる、プリズム78,79
が配置されている。
【0035】また、80は前記プリズム78,79によ
って反射せしめられた光軸を前記観察光軸OL方向に向
かって偏向させるプリズムで、その出射光軸O2L上に
は、第2の接眼光学系81が光学的に配置接続されてお
り、前記観察光軸OLとO2Lはその射出瞳位置近傍で
各々交差している。なお、82は第2の接眼光学系81
を含む第2の観察光学系を一体的に収納する接眼ハウジ
ングである。
【0036】さらに、前記画像演算処理部72には、図
4に示すように、内視鏡21の接続部23に設けられた
操作スイッチ83がスイッチ検出部84を介して接続さ
れている。この操作スイッチ83はスコープホルダ24
のアームのロック及びロック解除の操作を行ない、スイ
ッチ検出部84の状態によって大画面と小画面とに表示
する画像を選択するようになっている。
【0037】図5は顕微鏡観察視野85の一部には小画
面85aが重畳し、この小画面85aには内視鏡観察像
86が表示され、大画面87にはLCDモニター76に
よる電子画像が表示されるようになっている。
【0038】そして、図8に示すように、スコープホル
ダ24の操作スイッチ83がオンのとき(移動時)、顕
微鏡観察視野85には内視鏡像Pが表示され、小画面8
5aに内視鏡観察像86が表示されるが、大画面87に
は何も表示せず、スコープホルダ24の操作スイッチ8
3がオフのとき(固定時)、図7に示すように、顕微鏡
観察視野85には内視鏡像Pが観察され、大画面87に
は内視鏡観察像86が表示されるようになっている。
【0039】このように術者を煩わすことなく、スコー
プホルダ24の使用状態によって、画面を切り替えるこ
とができるため、手術時間の短縮を図ることができ、術
者の疲労軽減を図ることができる。また、移動時には、
視線を動かすことなく、内視鏡像、顕微鏡観察像を同時
に見ることができるので、スムーズにスコープホルダ2
4の移動ができ、固定時には小画面85aで顕微鏡観察
像を遮ることがない。
【0040】図9〜図12は第2の実施形態を示し、図
9は制御系のブロック図を示し、第1の実施形態と同一
構成部分は同一番号を付して説明を省略する。本実施形
態は、第1の実施形態での顕微鏡観察位置検出に加えス
コープホルダの観察位置を検出するセンサアーム(図示
しない)をスコープホルダに設けたものであり、図9に
示すように、カメラコントロールユニット88が画像演
算制御部72に接続されているとともに、デジタイザ8
9及び鏡体制御部90はワークステーション91を介し
て画像演算制御部72に接続されている。
【0041】図10〜図12に示すように、スコープホ
ルダ24の操作スイッチ83がオンのとき(移動時)、
図12に示すように、顕微鏡観察視野85に内視鏡像P
が観察されるとともに、小画面85aに内視鏡観察像8
6が表示され、大画面87には何も表示せず、スコープ
ホルダ24の操作スイッチ83がオフのとき(固定
時)、図11に示すように、顕微鏡観察視野85に内視
鏡像Pが観察されるとともに、小画面85aには術前画
像とスコープホルダ観察位置を表示し、大画面87に内
視鏡観察像86が表示されるようになっている。また、
スコープホルダ操作時(図12)において大画面87に
スコープホルダ観察位置を表示することもできる。
【0042】このように術者を煩わすことなく、スコー
プホルダ24の使用状態によって、画面を切り替えるこ
とができるため、手術時間の短縮を図ることができ、術
者の疲労軽減を図ることができる。また、移動時には、
視線を動かすことなく、内視鏡像、顕微鏡画像を同時に
見ることができるので、スムーズにスコープホルダ24
の移動ができ、固定時には顕微鏡観察を中断せず、術前
画像と内視鏡像を同時に観察できる。
【0043】図13〜図17は第3の実施形態を示し、
第1及び第2の実施形態と同一構成部分は同一番号を付
して説明を省略する。本実施形態は、第1及び第2の実
施形態に超音波観測装置100を追加したものである。
【0044】図13は超音波観測制御系のブロック図を
示す。超音波観測装置100はモータ101とエンコー
ダ102を有する超音波駆動手段103に接続されてお
り、この超音波駆動手段103には超音波プローブ10
4が着脱可能に接続されている。超音波観測装置100
はフットスイッチ105を有しており、駆動検出部10
6を介して画像演算処理部72に接続されている。そし
て、駆動検出部106に基づいて、視野内表示手段に表
示する画像を選択、表示するようになっている。
【0045】図14は超音波プローブ104によって観
察中を示し、図15〜図17は超音波観察中と超音波観
察中止状態を示す。前記駆動検出部106が超音波プロ
ーブ104の観察時を検出し、駆動時(超音波観察中)
には、小画面85aに術前画像(超音波観察部平面像)
を表示し、大画面87に超音波観察像Nを表示し、駆動
時以外(超音波観察中止)には、小画面85aに術前画
像(頭部全体像)を表示し、大画面87に超音波観察像
Nを表示するようになっている。これらの術前画像には
超音波プローブの位置または断層像の方向が表示され
る。
【0046】このように術者を煩わすことなく、超音波
プローブ104の使用状態によって、画面を切り替える
ことができるため、手術時間の短縮を図ることができ、
術者の疲労軽減を図ることができる。また、超音波観測
時には、顕微鏡観察を中断することなく、画像を比較す
ることができる。超音波観察時以外には、超音波プロー
ブ104の位置を確認し、術者所望の位置に超音波プロ
ーブ104を位置させることができる。
【0047】図18〜図23は第4の実施形態を示し、
第3の実施形態と同一構成部分は同一番号を付して説明
を省略する。本実施形態は、複数の装置、例えば内視鏡
と超音波プローブを使用している際に、視野内表示手段
に表示されている画像ソースを選択することなく、手術
用顕微鏡のフットスイッチで画像ソースを行なうように
したものである。
【0048】手術用顕微鏡のフットスイッチ110はX
Yスイッチ111とモード切り替えスイッチ112とを
備えている。フットスイッチ110は操作信号処理部1
13に接続され、操作信号処理部113は手術用顕微鏡
の架台制御部114及び鏡体制御部115に接続されて
いる。
【0049】前記操作信号処理部113はカメラコント
ロールユニット116及び光源装置117を介して内視
鏡21に接続されている。さらに、操作信号処理部11
3は超音波観測装置100、超音波駆動手段103を介
して超音波プローブ104に接続されている。
【0050】また、カメラコントロールユニット116
は第1の色調補正回路118を介して映像信号処理部1
19に接続され、超音波観測装置100は第2の色調補
正回路120を介して映像信号処理部119に接続され
ている。この映像信号処理部119は画像演算処理部7
2に接続されているとともに、操作信号処理部113に
接続されている。
【0051】そして、内視鏡21を使用しているとき
は、第1の色調補正回路118を介して視野内表示手段
に画像を表示し、映像信号処理部119は視野内表示手
段に内視鏡像が表示されていることを検出する。術者が
フットスイッチ110のモード切り替えスイッチ112
をオンすると、操作信号処理部113が手術用顕微鏡制
御から内視鏡制御に切り替わり、フットスイッチ110
のXYスイッチ111をオンすると、内視鏡21のズー
ム、フォーカス、光源調整を行なうことができる。超音
波観察の場合も同様であり、術者がフットスイッチ11
0のモード切り替えスイッチ112をオンすると、操作
信号処理部113が手術用顕微鏡制御から超音波プロー
ブ制御に切り替わる。
【0052】従って、画像ソースを選択することなし
に、観察装置の操作ができるため術者の手を煩わすこと
がない。また、観察装置が内視鏡21と超音波プローブ
104と変わっても、観察装置と視野内表示手段に合わ
せた色再現を行なうため、表示のための設定変更の必要
がなく、手術時間の短縮、術者の疲労軽減を図ることが
できる。
【0053】図19及び図20は顕微鏡観察視野85を
示し、内視鏡21を使用している時には、視野85内に
内視鏡像Pが観察され、小画面85aには内視鏡観察像
Mが重畳表示される。また、超音波プローブ104を使
用しているときには、視野85内に超音波プローブ像R
が観察され、小画面85aには超音波プローブ観察像N
が表示される。
【0054】図21はフットスイッチ110を示し、図
22は視野内に内視鏡観察像Mが表示されているときの
操作内容を示し、図23は視野内に超音波プローブ観察
像Nが表示されているときの操作内容を示す。
【0055】図22に示すように、視野内に内視鏡観察
像Mが表示されているとき、フットスイッチ110のX
Yスイッチ111を操作して次のように操作することが
できる。
【0056】 X+……内視鏡ズームアップ X−……内視鏡ズームダウン Y+……内視鏡光量アップ Y−……内視鏡光量ダウン 図23に示すように、視野内に超音波プローブ観察像N
が表示されているとき、フットスイッチ110のXYス
イッチ111を操作して次のように操作することができ
る。
【0057】 X+……スキャン開始 X−……スキャン停止 Y+……表示画像右回転 Y−……表示画像左回転 図24〜図26は第5の実施形態を示し、第4の実施形
態と同一構成部分は同一番号を付して説明を省略する。
本実施形態は、第4の実施形態に大画面表示を加えたも
のであり、視野内表示手段の大画面と小画面に合わせて
色再現を行なう色調設定テーブル121を加えたもので
ある。
【0058】図25は顕微鏡観察視野85に内視鏡像P
が観察され、その視野85の一部の小画面85aには内
視鏡観察像Mが重畳表示された状態を示す。図26は顕
微鏡観察視野85内に内視鏡像Pと超音波プローブ像R
の両方が観察され、小画面85aにはその視野の一部に
は内視鏡観察像Mが重畳表示されるとともに、大画面8
7には超音波画像Nが表示される。
【0059】図27及び図28は第6の実施形態を示
し、第5の実施形態と同一構成部分は同一番号を付して
説明を省略する。本実施形態は、フットスイッチ110
のモード切り替えスイッチ112を押すたびに、内視鏡
操作、超音波観測装置操作、手術用顕微鏡操作とで切り
替わるようにしたものである。図27は顕微鏡観察視野
85に内視鏡像Pと超音波プローブ像Rの両方が観察さ
れ、小画面85aには内視鏡観察像Mが重畳表示された
状態を示し、大画面87には超音波画像Nが表示され
る。そして、内視鏡観察像Mの一部にはフットスイッチ
110で制御していることが術者に分かるようにマーク
Fが表示される。
【0060】図28は顕微鏡観察視野85に内視鏡像P
と超音波プローブ像Rの両方が観察され、小画面85a
には内視鏡観察像Mが重畳表示されるとともに、大画面
87には超音波画像Nが表示される。そして、超音波画
像Nの一部にはフットスイッチ110で制御しているこ
とが術者に分かるようにマークFが表示される。
【0061】図29〜図32は第7の実施形態を示し、
図29は手術用顕微鏡の鏡体130を示し、鏡体130
には内視鏡21を引っ掛けて収納するフック131が設
けられ、フック131に内視鏡21を引っ掛けて収納す
ると収納スイッチ132がオンするようになっている。
【0062】図30は手術用顕微鏡の制御系のブロック
図を示し、収納スイッチ132は信号伝達部133を介
して架台制御部114及び鏡体制御部115に接続され
ている。架台制御部114はアームの関節部に設けられ
た各電磁ブレーキ134に接続され、鏡体制御部115
は変倍光学系駆動部135を介して変倍光学系136に
接続されている。
【0063】そして、術者がフック131から内視鏡2
1を外すと、収納スイッチ132がオンし、信号伝達部
133を介して架台制御部114に信号が流れる。そし
て、各電磁ブレーキ134が作動して各アームをロック
する。また、鏡体制御部115を介して変倍光学系駆動
部135が作動して変倍光学系136を最低倍率にし、
内視鏡21の光源装置117及びカメラコントロールユ
ニット116を立ち上げ、内視鏡観察を行なえる状態と
する。
【0064】従って、内視鏡21の不使用時、つまり内
視鏡21がフック131に引っ掛けられているときは、
手術用顕微鏡の架台を移動させても内視鏡21と手術用
顕微鏡が接触して破損させることがなく、また、術者の
手を煩わすことなく、内視鏡21の設定を行なえるの
で、術者の疲労を軽減でき、手術時間の短縮も図れる。
【0065】図31は内視鏡21がフック131に引っ
掛けられ、内視鏡21が不使用状態における変倍光学系
136が最高倍率の顕微鏡観察視野85を示し、図32
は内視鏡21の使用状態における変倍光学系136が最
低倍率の顕微鏡観察視野85を示し、内視鏡像Pが表示
され、小画面85aには内視鏡観察像Mが重畳表示され
た状態を示す。
【0066】図33〜図38は第8の実施形態を示し、
図33は手術用顕微鏡の鏡体130を示し、鏡体130
の一部には超音波プローブ104を収納する超音波プロ
ーブホルダ140が設けられている。この超音波プロー
ブホルダ140は図34に示すように、プローブ挿入孔
141を有しており、プローブ挿入孔141の奥部には
反射部材142が設けられている。
【0067】図35に示すように、プローブ挿入孔14
1は、超音波プローブ104の把持部104aの断面半
円形状と一致する断面が略半円形状であり、超音波プロ
ーブ104がプローブ挿入孔141に一意の方向のみ挿
入することができるようになっている。
【0068】図36は超音波観測装置のブロック図であ
り、超音波観測装置100は超音波駆動装置103を介
して超音波プローブ104と接続されている。さらに、
超音波観測装置100は映像信号処理部119を介して
画像演算処理部72及びモニター143に接続されてい
る。
【0069】そして、超音波プローブ104を超音波プ
ローブホルダ140のプローブ挿入孔141に挿入し、
超音波駆動装置103を駆動すると、超音波画像がモニ
ター143に表示される。モニター143には超音波観
察によって検出された反射部材142が映し出され、そ
の向きを映像信号処理部119で回転させることによ
り、超音波プローブ104の向きと超音波画像の向きを
調整(一致)することができる。
【0070】図37はモニター143に映し出された超
音波画像を示し、Gは反射部材142の画像であり、図
38は初期設定した状態の超音波画像である。
【0071】従って、超音波プローブホルダ140で画
像向き調整を行なえば、特定方位に超音波画像をかける
ことなく観察することができる。
【0072】図39は第9の実施形態を示し、超音波観
測装置のブロック図である。本実施形態は、第8の実施
形態に加えて超音波画像の画像解析を行なう画像解析部
145を設けたものである。
【0073】すなわち、モニター143に映し出された
超音波画像を画像解析部が同心円上に解析し、反射部材
142の中心に対する角度を割り出し、その角度分だけ
画像を回転させることにより、超音波プローブ104と
超音波画像の向きを調節するようにしたものである。従
って、術者の手を煩わすことなく、超音波プローブ10
4と超音波画像の向きを調節することができ、術者の疲
労軽減と手術時間の短縮を図ることができる。
【0074】前述した各実施の形態によれば、次のよう
な構成が得られる。
【0075】(付記1)立体観察光学系と、この立体観
察光学系の観察位置を検出する位置検出手段と、空間位
置移動自在な鏡体と、顕微鏡観察像の他に複数の画像を
観察することのできる視野内表示手段とを有する手術用
顕微鏡と、空間位置移動自在なスコープホルダを持つ内
視鏡保持手段とを有した手術用顕微鏡装置において、前
記内視鏡保持手段の先端部に、前記スコープホルダを移
動させるスイッチ部と、このスイッチ部の動作状態を検
出する検出部と、この検出部の状態に基づいて前記複数
の視野内表示画像への画像表示を制御する画像制御部と
を具備したことを特徴とする手術用顕微鏡装置。
【0076】(付記2)超音波観測装置と、この超音波
観測装置の観察状態を検出する超音波観測検出手段と、
立体観察光学系と、この立体観察光学系の観察位置を検
出する位置検出手段とを有する空間位置移動自在な鏡体
と、顕微鏡観察像の他に複数の画像を観察することので
きる視野内表示手段とを有する手術用顕微鏡とを有する
手術用顕微鏡装置において、前記超音波観測検出手段に
基づいて前記複数の視野内表示画像の表示画像を切り替
える画像制御部を設けたことを特徴とする手術用顕微鏡
装置。
【0077】(付記3)超音波観測装置と、内視鏡観測
装置と、立体観察光学系と、この立体観察光学系の観察
位置を検出する位置検出手段と、空間位置移動自在な鏡
体と、顕微鏡観察像の他に複数の画像を観察することの
できる視野内表示手段とを有する手術用顕微鏡とを有す
る手術用顕微鏡装置において、前記視野内表示手段に表
示されている画像ソースを検出する表示画像検出手段
と、ナビゲーション装置で、前記内視鏡観測装置または
前記超音波観測装置を検出し、検出結果に基づいて手術
用顕微鏡の操作スイッチの操作対象を内視鏡または超音
波プローブに割り当てる操作信号処理手段とを具備した
ことを特徴とする手術用顕微鏡装置。
【0078】(付記4)前記表示画像検出手段は、画像
ソース、及び視野内表示手段に対して最適な色再現を行
なう色調補正回路を有することを特徴とする付記3記載
の手術用顕微鏡。
【0079】(付記5)内視鏡観測装置と、立体観察光
学系と、空間位置移動自在な鏡体と、視野内表示手段と
を有する手術用顕微鏡とを有する手術用顕微鏡装置にお
いて、前記鏡体に内視鏡を収納することのできる内視鏡
収納部と、この内視鏡集の産の収納状態を検出する内視
鏡収納部検出手段と、この内視鏡収納部検出手段に基づ
いて視野内表示手段の動作及び内視鏡光源、内視鏡撮像
手段の動作を制御する信号伝達手段とを有することを特
徴とする手術用顕微鏡装置。
【0080】(付記6)超音波観測装置と、立体観察光
学系と、空間位置移動自在な鏡体とを有する手術用顕微
鏡とを有する手術用顕微鏡装置において、前記鏡体に超
音波プローブを収納し、超音波観測によって検出される
反射部材を内包した超音波プローブ収納手段とを有する
ことを特徴とする手術用顕微鏡装置。
【0081】(付記7)前記超音波プローブ収納手段
は、超音波プローブ把持部の形状に合わせ、一意の方向
にのみ超音波プローブを挿入できる挿入部を有すること
を特徴とする付記6記載の手術用顕微鏡装置。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、術者を煩わすこと無く、スコープホルダの使用状態
によって、画像を切り替えることができ、手術時間の短
縮、術者の疲労の軽減をでき、さらにスコープホルダの
移動時には、視線を動かすこと無く内視鏡像、顕微鏡画
像を同時に見ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態を示し、手術用顕微
鏡装置の全体構成を示す図。
【図2】同実施形態を示し、スコープホルダの斜視図。
【図3】同実施形態を示し、鏡体の内部構造を示す縦断
側面図。
【図4】同実施形態を示し、制御系のブロック図。
【図5】同実施形態を示し、顕微鏡観察視野を示す図。
【図6】同実施形態を示し、(a)(b)は作用説明
図。
【図7】同実施形態を示し、顕微鏡観察視野を示す図。
【図8】同実施形態を示し、顕微鏡観察視野を示す図。
【図9】この発明の第2の実施形態を示す手術用顕微鏡
装置の制御系のブロック図。
【図10】同実施形態を示し、(a)(b)は作用説明
図。
【図11】同実施形態を示し、顕微鏡観察視野を示す
図。
【図12】同実施形態を示し、顕微鏡観察視野を示す
図。
【図13】この発明の第3の実施形態を示す手術用顕微
鏡装置の制御系のブロック図。
【図14】同実施形態を示す超音波プローブの使用状態
図。
【図15】同実施形態を示し、(a)(b)は作用説明
図。
【図16】同実施形態を示し、顕微鏡観察視野を示す
図。
【図17】同実施形態を示し、顕微鏡観察視野を示す
図。
【図18】この発明の第4の実施形態を示す手術用顕微
鏡装置の制御系のブロック図。
【図19】同実施形態を示し、顕微鏡観察視野を示す
図。
【図20】同実施形態を示し、顕微鏡観察視野を示す
図。
【図21】同実施形態のフットスイッチの平面図。
【図22】同実施形態の作用説明図。
【図23】同実施形態の作用説明図。
【図24】この発明の第5の実施形態を示す手術用顕微
鏡装置の制御系のブロック図。
【図25】同実施形態を示し、顕微鏡観察視野を示す
図。
【図26】同実施形態を示し、顕微鏡観察視野を示す
図。
【図27】この発明の第6の実施形態を示し、顕微鏡観
察視野を示す図。
【図28】同実施形態を示し、顕微鏡観察視野を示す
図。
【図29】この発明の第7の実施形態を示す手術用顕微
鏡の鏡体の正面図。
【図30】同実施形態を示す制御系のブロック図。
【図31】同実施形態を示し、顕微鏡観察視野を示す
図。
【図32】同実施形態を示し、顕微鏡観察視野を示す
図。
【図33】この発明の第8の実施形態を示し、手術用顕
微鏡の鏡体の側面図。
【図34】同実施形態の超音波プローブホルダの斜視
図。
【図35】同実施形態の超音波プローブと超音波プロー
ブホルダの斜視図。
【図36】同実施形態を示す制御系のブロック図。
【図37】同実施形態を示し、モニター画像を示す図。
【図38】同実施形態を示し、モニター画像を示す図。
【図39】この発明の第9の実施形態を示す制御系のブ
ロック図。
【符号の説明】
21…内視鏡 24…スコープホルダ 83…操作スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02B 23/26 G02B 23/26 D (72)発明者 大野 渉 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 中村 元一 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 溝口 正和 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 塩田 敬司 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 絹川 正彦 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 新村 徹 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 2H040 AA00 BA00 CA10 CA11 DA02 DA21 GA01 GA11 2H052 AA13 AB19 AB22 AD04 AD37 AF01 AF13 AF22 AF23 AF25 4C061 AA23 BB06 CC06 GG13 NN05 WW10 XX02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 立体観察光学系と、この立体観察光学系
    の観察位置を検出する位置検出手段と、空間位置移動自
    在な鏡体と、顕微鏡観察像の他に複数の画像を観察する
    ことのできる視野内表示手段とを有する手術用顕微鏡
    と、空間位置移動自在なスコープホルダを持つ内視鏡保
    持手段とを有した手術用顕微鏡装置において、前記内視
    鏡保持手段の先端部に、前記スコープホルダを移動させ
    るスイッチ部と、このスイッチ部の動作状態を検出する
    検出部と、この検出部の状態に基づいて前記複数の視野
    内表示画像への画像表示を制御する画像制御部とを具備
    したことを特徴とする手術用顕微鏡装置。
  2. 【請求項2】 超音波観測装置と、この超音波観測装置
    の観察状態を検出する超音波観測検出手段と、立体観察
    光学系と、この立体観察光学系の観察位置を検出する位
    置検出手段とを有する空間位置移動自在な鏡体と、顕微
    鏡観察像の他に複数の画像を観察することのできる視野
    内表示手段とを有する手術用顕微鏡とを有する手術用顕
    微鏡装置において、前記超音波観測検出手段に基づいて
    前記複数の視野内表示画像の表示画像を切り替える画像
    制御部を設けたことを特徴とする手術用顕微鏡装置。
  3. 【請求項3】 超音波観測装置と、内視鏡観測装置と、
    立体観察光学系と、この立体観察光学系の観察位置を検
    出する位置検出手段と、空間位置移動自在な鏡体と、顕
    微鏡観察像の他に複数の画像を観察することのできる視
    野内表示手段とを有する手術用顕微鏡とを有する手術用
    顕微鏡装置において、前記視野内表示手段に表示されて
    いる画像ソースを検出する表示画像検出手段と、ナビゲ
    ーション装置で、前記内視鏡観測装置または前記超音波
    観測装置を検出し、検出結果に基づいて手術用顕微鏡の
    操作スイッチの操作対象を内視鏡または超音波プローブ
    に割り当てる操作信号処理手段とを具備したことを特徴
    とする手術用顕微鏡装置。
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