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JP2001346556A - 果実酸を含有する飲料 - Google Patents

果実酸を含有する飲料

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JP2001346556A
JP2001346556A JP2000168863A JP2000168863A JP2001346556A JP 2001346556 A JP2001346556 A JP 2001346556A JP 2000168863 A JP2000168863 A JP 2000168863A JP 2000168863 A JP2000168863 A JP 2000168863A JP 2001346556 A JP2001346556 A JP 2001346556A
Authority
JP
Japan
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acid
calcium
fruit acid
basic
sweetener
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000168863A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshikuni Shiraishi
俊訓 白石
Masaru Minamida
賢 南田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuso Chemical Co Ltd
Original Assignee
Fuso Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuso Chemical Co Ltd filed Critical Fuso Chemical Co Ltd
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  • Non-Alcoholic Beverages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 果実酸を酸味を抑えて高濃度に含有させた飲
みやすい味の飲料で、同時にミネラル成分をも摂取でき
る新規な飲料を提供する。 【解決手段】 果実酸、甘味料及び塩基性ミネラル塩を
含む飲料であって、飲料100ml中に、果実酸を2g
〜5g、甘味料を2g〜15g及び塩基性ミネラル塩を
ミネラル分として50mg〜300mg含有し、好まし
くは塩基性ミネラル塩以外のミネラル塩を塩基性ミネラ
ル塩のミネラル分に対してミネラル分として重量比で5
〜20%の範囲で併用した果実酸含有飲料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばクエン酸、
リンゴ酸などの果実酸を多く含む飲料に関する。
【0002】
【従来の技術】果実酸は、果実や野菜などに含まれる酸
味成分の有機酸であり、代表的な果実酸としては、クエ
ン酸、リンゴ酸、コハク酸、フマル酸、酒石酸、酢酸等
が挙げられる。これらの果実酸は、人体が摂取した炭水
化物、タンパク質、脂肪等が体内で酵素によって分解さ
れてエネルギーを生み出す、クエン酸回路またはクレブ
ス回路と呼ばれる回路の進行を活発にし、疲労の原因物
質である乳酸の蓄積による弊害を防止する働きがあるこ
とが知られている。即ち、この果実酸を摂取すること
で、前記クエン酸回路が活発に進行して乳酸を消費し、
体内細胞の代謝を活発化し、細胞の集合体である内臓な
ど各器官の機能を活性化し、身体全体を活性化させるこ
とができる。
【0003】そこで、従来から、健康管理として、クエ
ン酸などの結晶を水に溶かし、蜂蜜や砂糖を加えて飲む
人も多いが、高濃度(2%以上)の果実酸を含む飲料は
酸味がきつく、飲みにくいものであった。また、一般の
清涼飲料やスポーツ飲料などの中にも、果実酸を添加し
たものはあるが、これらの飲料の場合には、主に酸味付
けを目的として0.01%〜0.5%程度の果実酸が添
加されているだけであることから、果実酸を多量に摂取
するためには、かなり大量の飲料を飲む必要があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の点に鑑
み、人体の健康管理に有用な果実酸を高濃度に含有する
とともに酸味を抑えて飲みやすい味とし、且つ人体に有
用なミネラル成分をも同時に摂取できる新規な飲料を提
供せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る果実酸含有飲料は、果実酸、甘味料及
び塩基性ミネラル塩を含有し、該飲料100ml中に前
記果実酸を2g〜5g、甘味料を2g〜15g及び塩基
性ミネラル塩をミネラル分として50mg〜300mg
含有することを特徴とするものである。
【0006】上記のような本発明に係る果実酸含有飲料
は、従来の飲料に較べて果実酸を高濃度で含有するの
で、一度に多量の果実酸を摂取することができ、また、
この果実酸に甘味料とともに塩基性ミネラル塩を併用す
ることで、甘味料の添加量を抑制しつつ飲みやすい味の
飲料となっている。
【0007】更に、前記塩基性ミネラル塩以外のミネラ
ル塩を、前記塩基性ミネラル塩のミネラル分に対して、
ミネラル分として重量比で5〜20%の範囲で併用する
ことで、前記塩基性ミネラル塩との相乗効果により、飲
料をより一層飲みやすい味とすることができる。
【0008】また、前記甘味料として低甘味度甘味料と
高甘味度甘味料とを併用することで、用途に応じて甘み
とカロリーとのバランスのとれた飲料とすることができ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明でいう果実酸とは、フルー
ツ酸とも呼ばれ、果実や野菜に酸味成分として多量に含
まれる有機酸であり、例えばクエン酸、リンゴ酸、コハ
ク酸、酒石酸、酢酸、α−ケトグルタル酸、フィチン酸
及び乳酸などが挙げられる。本発明では、前記のような
果実酸をそれぞれ単独で、または2種以上を組み合わせ
て使用できるが、これらの果実酸のうちでも、クエン
酸、リンゴ酸、酢酸、フマル酸及びコハク酸は、クエン
酸回路の進行を活発化する働きが大きいことからより好
ましいが、これらに限定されるものではない。果実酸の
含有量としては、飲料100ml中、2g〜5g、より
好ましくは2g〜3gの範囲である。果実酸の含有量が
飲料100ml中で2g未満では、多量の果実酸を摂取
するには飲料を多量に飲む必要がある。一方、飲料中の
果実酸の含有量が100ml中で5gを超えると酸味が
強くなり、また、この酸味を抑えるために甘味料その他
の調味料を増量すると好ましくない味となる。
【0010】また、本発明の飲料に使用される塩基性ミ
ネラル塩は、甘味量と併用することで飲料中の果実酸に
よる酸味を抑制して飲みやすい味にする効果を有すると
同時に、人体に有用なミネラル源となる。この塩基性ミ
ネラル塩としては、塩基性カルシウム塩又は塩基性マグ
ネシウムであることが好ましく、例えばカルシウム源と
しての焼成カルシウム、炭酸カルシウム、酸化カルシウ
ム、水酸化カルシウム、また、マグネシウム源の炭酸マ
グネシウム、酸化マグネシウム、水酸化マグネシウム、
マグネシウムイースト、更には、カルシウム及びマグネ
シウム源としてのドロマイトが挙げられるが、これらに
限定されるものではない。これら塩基性ミネラル塩は、
1種を単独で使用してもよいし、2種以上を組み合わせ
て使用してもよい。この塩基性ミネラル塩の含有量とし
ては、飲料100ml中でミネラル分として50mg〜
300mg、より好ましくは100mg〜200mgの
範囲である。塩基性ミネラル塩の含有量が50mg未満
では果実酸の酸味を抑制して飲料の味を改善する効果が
少なく、又、300mgを超えると苦味、収斂味が強く
出る。
【0011】更に、前記塩基性ミネラル塩と併用するそ
の他のミネラル塩は、塩基性ミネラル塩との相乗作用に
より、果実酸による酸味を抑制して、飲料をより飲みや
すい味とするとともに、前記塩基性ミネラル塩と同様に
ミネラル源となるものである。このミネラル塩の場合
も、カルシウム塩及びマグネシウム塩を用いることが好
ましく、カルシウム源としては、未焼成カルシウム、骨
カルシウム、コーラルカルシウム、塩化カルシウム、硫
酸カルシウム、クエン酸カルシウム、グルコン酸カルシ
ウム、乳酸カルシウム、リン酸カルシウムなどが挙げら
れる。また、マグネシウム源としては、グルタミン酸マ
グネシウム、塩化マグネシウム、硫酸マグネシウムなど
が挙げられるが、これらに限定されるものではない。こ
れらのミネラル塩の場合も1種を単独で塩基性ミネラル
塩と併用してもよいし、2種以上を組み合わせて塩基性
ミネラル塩と併用してもよい。塩基性ミネラル塩との併
用量としては、前記塩基性ミネラル塩中のミネラル分に
対して、ミネラル分として重量比で5〜20%、より好
ましくは10〜20%併用する。塩基性ミネラル塩に対
するその他のミネラル塩の併用割合が5%未満では併用
による味の改善効果が少なく、また20%を超えると苦
味、収斂味が出る。尚、前記塩基性ミネラル塩及びその
他のミネラル塩としては、カルシウム塩及びマグネシウ
ム塩を、カルシウム及びマグネシウムとして重量比でC
a:Mg=2:1となるように配合することが望まし
い。
【0012】また、甘味料としては、例えば、一般的な
低甘味度甘味料である砂糖、ブドウ糖、果糖、蜂蜜、オ
リゴ糖、もしくはキシリトール、エリスリトール、ソル
ビトール、マルチトールなどの糖アルコールなどをいず
れも使用することができ、1種または2種以上を組み合
わせて使用することができる。この甘味料の配合量とし
ては、果実酸の含有量にもよるが、飲料100ml中、
2g〜15gの範囲とすることが好ましく、より好まし
くは5〜10gの範囲である。飲料100ml中で甘味
料の含有量が2g未満では果実酸の酸味が強く、また甘
味料の含有量が15gを超えると甘みが強い飲料とな
る。更に前記のような一般的な低甘味度甘味料にステビ
ア抽出物、アスパルテーム、アセスルファムK、グリチ
ルリチン(甘草抽出物)、スクラロース等の高甘味度甘
味料を併用することで、目的に応じて甘みとカロリーの
バランスのとれた飲料とすることができる。例えば、ス
ポーツ飲料などの場合には高カロリーの低甘味度甘味料
を多めに配合することによりカロリー補給効果が得ら
れ、またダイエット飲料などの場合には、高甘味度甘味
料を併用して低甘味度甘味料の配合量を抑えることで低
カロリーの飲料とすることが可能となる。この高甘味度
甘味量は飲料100ml中で0.001g〜0.04g
の範囲で使用することが好ましく、0.01〜0.04
gの範囲がより好ましい。高甘味度甘味料の含有量が飲
料100ml中で0.04gを超えると甘みがきつくな
る傾向がある。
【0013】本発明に係る果実酸含有飲料は、上記の果
実酸、甘味料、塩基性ミネラル塩及びその他のミネラル
塩を水に溶解することで製造することができる。また、
前記に加えて、ビタミンC、塩化カリウム、塩化ナトリ
ウム、香料、食物繊維など、一般の飲料に添加される各
種添加剤を加えてもよい。また、本発明の果実酸含有飲
料は、上記のような飲料成分を粉体混合し、必要に応じ
て適宜水に溶解して飲用する粉末状の飲料製品とするこ
ともできる。この場合の飲料配合としては、例えば、果
実酸を20〜50重量部、甘味料を20〜150重量
部、塩基性ミネラル金属塩を0.5〜3重量部及びその
他のミネラル塩、各種添加剤を適宜配合して粉末混合す
る。これを例えば1回分量毎に防湿性の包装材の個装す
るなどした商品とすれば、飲用時に前記個装された1回
分の粉末飲料を、例えば5〜15倍量、好ましくは10
倍量程度の水で溶かして飲むことで、いつでもどこでも
果実酸を手軽に摂取することができ、且つミネラル塩及
び甘味料によりミネラル及びエネルギーの補給をも同時
に行うことができる。
【0014】実験例1 表1に示す組成の飲料100mlに対し、塩基性ミネラ
ル塩として、炭酸カルシウム、酸化カルシウム、水酸化
カルシウム、焼成カルシウムをそれぞれカルシウムとし
て200mgとなるように、または炭酸マグネシウム、
酸化マグネシウム、水酸化マグネシウム、マグネシウム
イーストをそれぞれマグネシウムとして200mgとな
るように、またはドロマイトをカルシウム及びマグネシ
ウムの合計として200mgとなるように、それぞれ添
加した飲料と、塩基性ミネラル塩を添加しない飲料との
飲み易さの違いを10人のパネラーにより評価した。飲
み易さの評価は、塩基性ミネラル塩を添加しないものを
3点とし、1点:非常に飲みにくい、2点:やや飲みに
くい、4点:やや飲みやすい、5点:非常に飲みやす
い、の5段階評価とした。結果を表2に示す。
【0015】
【表1】
【0016】
【表2】
【0017】表2の結果から明らかなように、果実酸で
あるリンゴ酸及び酒石酸を高濃度(合計で3g/100
ml)に含有する飲料に塩基性ミネラル塩を配合するこ
とで、果実酸の酸味が抑制されて飲みやすい味の飲料と
なっている。
【0018】実験例2 表3に示す組成の飲料100mlに対し、塩基性ミネラ
ル塩として、炭酸カルシウム、焼成カルシウム、炭酸マ
グネシウム、またはドロマイトを、それぞれミネラル
(カルシウムまたはマグネシウム)として50mg、1
00mg、150mg、または200mgとなるように
添加した飲料と、塩基性ミネラル塩を添加しない飲料と
の飲み易さの違いを、塩基性ミネラル塩を添加しない飲
料を3点として実験例1の場合と同様の方法及び評価基
準にて10人のパネラーにより評価した。結果を表4に
示す。
【0019】
【表3】
【0020】
【表4】
【0021】表4の結果から明らかなように、塩基性ミ
ネラル塩をミネラル分として飲料100ml中に50m
g以上、好ましくは100mg以上添加することで、飲
みやすい味とすることができる。
【0022】実験例3 表5に示す組成の飲料100mlに対し、果実酸として
クエン酸を0〜5g及び塩基性ミネラル塩として、焼成
カルシウムまたは酸化マグネシウムをミネラル(カルシ
ウムまたはマグネシウム)として200mgとなるよう
に添加し、果実酸の含有量による飲み易さの違いを、果
実酸を含有しない飲料を3点として、実験例1の場合と
同様の方法及び評価基準にて10人のパネラーにより評
価した。結果を表6に示す。
【0023】
【表5】
【0024】
【表6】
【0025】表6の結果から明らかなように、塩基性ミ
ネラル塩を配合した飲料は、果実酸を高濃度(5g/1
00ml)で含有しても、果実酸を含有しない飲料より
も飲みやすい味であった。
【0026】実験例4 果実酸(リンゴ酸及びクエン酸)を高濃度(合計で3g
/100ml)で含有し、塩基性ミネラル塩(ドロマイ
ト)を配合した表7に示す組成の飲料100mlに対
し、塩基性ミネラル塩以外のミネラル塩として、塩化カ
ルシウム、未焼成カルシウム、乳酸カルシウム、グルタ
ミン酸マグネシウム、硫酸マグネシウムを、前記塩基性
ミネラル塩のミネラル分に対してミネラル(カルシウム
またはマグネシウム)として重量比で0%〜30%の範
囲で併用した飲料と、これらミネラル塩を併用しない飲
料との飲み易さの違いを、ミネラル塩を併用しない飲料
を3点として、実験例1の場合と同様の方法及び評価基
準にて10人のパネラーにより評価した。結果を表8に
示す。
【0027】
【表7】
【0028】
【表8】 表8の結果から明らかなように、果実酸を高濃度に含有
し塩基性ミネラル塩を添加した飲料に、塩基性ミネラル
塩以外のミネラル塩を併用することで、より飲みやすい
味とすることができる。
【0029】
【実施例】実施例1及び比較例1 表9に示す組成の粉末清涼飲料5gを100mlの水に
溶かしてスポーツ系飲料(実施例1)を作成した。ま
た、表9の組成からドロマイトを除いた粉末清涼飲料を
100mlの水に溶かした飲料(比較例1−1)及び表
9の組成中と等量のクエン酸及びリンゴ酸のみを100
mlの水に溶かした飲料(比較例1−2)を作成した。
これらの飲料について、ドロマイトを除いた比較例1−
1の飲料を3点とし、実験例1と同様にして10人のパ
ネラーにより飲み易さを比較した。結果を表11に示
す。
【0030】実施例2及び比較例2 表10に示す組成の粉末清涼飲料5gを100mlの水
に溶かしてダイエット系飲料(実施例2)を作成した。
また、表10の組成から焼成カルシウム及び炭酸マグネ
シウムを除いた粉末清涼飲料を100mlの水に溶かし
た飲料(比較例2−1)及び表10の組成中と等量のク
エン酸及びリンゴ酸のみを100mlの水に溶かした飲
料(比較例2−2)を作成した。これらの飲料につい
て、焼成カルシウム及び炭酸マグネシウムを除いた比較
例2−1の飲料を3点とし、実験例1と同様にして10
人のパネラーにより飲み易さを比較した。結果を表11
に示す。
【0031】
【表9】
【0032】
【表10】
【0033】
【表11】 表11の結果から明らかなように、本発明の飲料は、果
実酸を高濃度に含有するにもかかわらず、塩基性ミネラ
ル塩を併用することで、非常に飲みやすい味となってい
る。これに対し、同量の果実酸を水に溶かして飲む場合
には、果実酸の酸味が強すぎて非常に飲みにくいもので
あった。
【0034】
【発明の効果】以上のように、本発明の果実酸含有飲料
によれば、果実酸を高濃度で含有することで、人体の健
康管理に有用な果実酸を多量に摂取することができ、し
かも塩基性ミネラル塩により果実酸の酸味を抑えて飲み
やすい味とするとともに、人体に有用なミネラルをも同
時に摂取することができる。更に、前記塩基性ミネラル
塩にその他のミネラル塩を併用することで、より飲みや
すい味とすることができる。また、果実酸、甘味料、塩
基性ミネラル塩及びその他のミネラル塩はいずれも粉体
混合が可能であり、必要に応じて水に溶かして飲用する
粉末状の飲料とすることもできる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A23L 2/39 A23L 2/00 Q Fターム(参考) 4B017 LC03 LE01 LE10 LK01 LK03 LK08 LK12 LK20 LL02 4B018 LB08 LE03 LE05 MD03 MD04 MD09 MD28 MD29 MD30 MD31 MD32 MD77 ME14

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 果実酸、甘味料及び塩基性ミネラル塩を
    含む飲料であって、前記飲料100ml中に、果実酸を
    2g〜5g、甘味料を2g〜15g及び塩基性ミネラル
    塩をミネラル分として50mg〜300mg含有するこ
    とを特徴とする果実酸含有飲料。
  2. 【請求項2】 果実酸、甘味料及び塩基性ミネラル塩を
    粉末混合した飲料であって、前記果実酸を20〜50重
    量部、甘味料を20〜150重量部及び塩基性ミネラル
    金属塩を0.5〜3重量部の割合で混合してなることを
    特徴とする粉末状の果実酸含有飲料。
  3. 【請求項3】 前記塩基性ミネラル塩以外のミネラル塩
    を、前記塩基性ミネラル塩のミネラル分に対して、ミネ
    ラル分として重量比で5〜20%の範囲で併用してなる
    請求項1又は2に記載の果実酸含有飲料。
  4. 【請求項4】 前記果実酸が、クエン酸、リンゴ酸、コ
    ハク酸、フマル酸、酒石酸、酢酸、α−ケトグルタル
    酸、フィチン酸及び乳酸からなる群の内から選択される
    少なくとも1種である請求項1〜3のいずれかに記載の
    果実酸含有飲料。
  5. 【請求項5】 前記塩基性ミネラル塩が、塩基性カルシ
    ウム塩又は塩基性マグネシウム塩の少なくとも一方であ
    る請求項1〜4のいずれかに記載の果実酸含有飲料。
  6. 【請求項6】 前記塩基性ミネラル塩が、焼成カルシウ
    ム、炭酸カルシウム、酸化カルシウム、水酸化カルシウ
    ム、炭酸マグネシウム、酸化マグネシウム、水酸化マグ
    ネシウム、マグネシウムイースト及びドロマイトからな
    る群の内から選択される少なくとも1種である請求項5
    に記載の果実酸含有飲料。
  7. 【請求項7】 前記塩基性ミネラル塩以外のミネラル塩
    が、未焼成カルシウム、骨カルシウム、コーラルカルシ
    ウム、塩化カルシウム、硫酸カルシウム、クエン酸カル
    シウム、グルコン酸カルシウム、乳酸カルシウム、リン
    酸カルシウム、グルタミン酸マグネシウム、塩化マグネ
    シウム及び硫酸マグネシウムからなる群の内から選択さ
    れる少なくとも1種である請求項3〜6のいずれかに記
    載の果実酸含有飲料。
  8. 【請求項8】 前記甘味料として、低甘味度甘味料及び
    高甘味度甘味料を併用してなる請求項1〜7のいずれか
    に記載の果実酸含有飲料。
  9. 【請求項9】 前記低甘味度甘味料が砂糖、ブドウ糖、
    果糖、蜂蜜、オリゴ糖及びキシリトール、エリスリトー
    ル、ソルビトール、マルチトールなどの糖アルコールか
    らなる群の内から選択される少なくとも1種であり、前
    記高甘味度甘味料がステビア抽出物、アスパルテーム、
    アセスルファムK、グリチルリチン及びスクラロースか
    らなる群の内から選択される少なくとも1種である請求
    項8記載の果実酸含有飲料。
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