JP2001339820A - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents
ガス絶縁開閉装置Info
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- Gas-Insulated Switchgears (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】母線に回線を接続するための開閉回路の部分
と、母線区分断路器の部分とを構成する単母線構成のガ
ス絶縁開閉装置の横方向寸法の縮小を図る。 【解決手段】主容器12と、主容器の側面に設けた上下
の分岐管部12a,12bにそれぞれ接続した母線容器
13及び14とを備えたユニット容器10を設ける。単
母線を構成する母線導体20,52,56を主容器12
内、母線容器13内及び母線容器14内に収容し、遮断
器CBや断路器DS2などの回線接続用開閉回路の構成
機器をユニット容器10の主容器12内に収容する。母
線容器13,14の少なくとも一方の内部に母線を区分
する母線区分断路器DS11,DS12を収容する。
と、母線区分断路器の部分とを構成する単母線構成のガ
ス絶縁開閉装置の横方向寸法の縮小を図る。 【解決手段】主容器12と、主容器の側面に設けた上下
の分岐管部12a,12bにそれぞれ接続した母線容器
13及び14とを備えたユニット容器10を設ける。単
母線を構成する母線導体20,52,56を主容器12
内、母線容器13内及び母線容器14内に収容し、遮断
器CBや断路器DS2などの回線接続用開閉回路の構成
機器をユニット容器10の主容器12内に収容する。母
線容器13,14の少なくとも一方の内部に母線を区分
する母線区分断路器DS11,DS12を収容する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、変電所等の電気所
に設置される単母線構成のガス絶縁開閉装置に関するも
のである。
に設置される単母線構成のガス絶縁開閉装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】変電所等において、線路や変圧器を1つ
の母線を介して相互に接続する構成をとる場合には、母
線に回線を引き込むための回線接続用ユニットと、母線
から回線を引き出すための回線接続用ユニットと、母線
を区分する母線区分断路器を接地開閉器とともに容器内
に収容してユニット化した母線区分ユニットとを横方向
に並べて配置して、一連のユニットにそれぞれ設けられ
た母線導体を直列に接続することにより水平方向に延び
る単母線を構成するようにしていた。
の母線を介して相互に接続する構成をとる場合には、母
線に回線を引き込むための回線接続用ユニットと、母線
から回線を引き出すための回線接続用ユニットと、母線
を区分する母線区分断路器を接地開閉器とともに容器内
に収容してユニット化した母線区分ユニットとを横方向
に並べて配置して、一連のユニットにそれぞれ設けられ
た母線導体を直列に接続することにより水平方向に延び
る単母線を構成するようにしていた。
【0003】図6は、単母線構成のガス絶縁開閉装置の
一部の構成を示した単線結線図で、同図において、BU
Sは単母線、DS11及びDS12はそれぞれ第1及び
第2の母線区分断路器である。母線BUSは母線区分断
路器DS11及びDS12により、単位母線BUS1〜
BUS3に区分されている。
一部の構成を示した単線結線図で、同図において、BU
Sは単母線、DS11及びDS12はそれぞれ第1及び
第2の母線区分断路器である。母線BUSは母線区分断
路器DS11及びDS12により、単位母線BUS1〜
BUS3に区分されている。
【0004】単位母線BUS2に母線側断路器DS2を
通して遮断器CBの一端が接続され、遮断器CBの他端
にケーブルヘッドCHdが接続されている。
通して遮断器CBの一端が接続され、遮断器CBの他端
にケーブルヘッドCHdが接続されている。
【0005】単位母線BUS2にはまた母線用計器用変
圧器PTと接地開閉器ES12とが接続され、単位母線
BUS1及びBUS3にはそれぞれ母線用接地開閉器E
S11及びES12が接続されている。
圧器PTと接地開閉器ES12とが接続され、単位母線
BUS1及びBUS3にはそれぞれ母線用接地開閉器E
S11及びES12が接続されている。
【0006】また遮断器CBの両端には、遮断器CBの
点検時にその両端を短絡する遮断器点検用接地開閉器E
S3及びES4が接続されている。
点検時にその両端を短絡する遮断器点検用接地開閉器E
S3及びES4が接続されている。
【0007】従来のこの種の接地開閉器では、断路器D
S2と遮断器CBと接地開閉器ES3及びES4と単位
母線BUS2の一部を構成する母線導体とにより回線接
続用ユニットU1を構成し、母線区分断路器DS11と
接地開閉器ES11と単位母線BUS2の一部を構成す
る母線導体と単位母線BUS1の一部を構成する母線導
体とにより第1の母線区分ユニットU21を構成してい
た。また、母線区分断路器DS12と接地開閉器ES1
2と計器用変圧器PTと接地開閉器ES2と母線BUS
2の一部を構成する母線導体と母線BUS3の一部を構
成する母線導体とにより第2の母線区分ユニットU22
を構成していた。
S2と遮断器CBと接地開閉器ES3及びES4と単位
母線BUS2の一部を構成する母線導体とにより回線接
続用ユニットU1を構成し、母線区分断路器DS11と
接地開閉器ES11と単位母線BUS2の一部を構成す
る母線導体と単位母線BUS1の一部を構成する母線導
体とにより第1の母線区分ユニットU21を構成してい
た。また、母線区分断路器DS12と接地開閉器ES1
2と計器用変圧器PTと接地開閉器ES2と母線BUS
2の一部を構成する母線導体と母線BUS3の一部を構
成する母線導体とにより第2の母線区分ユニットU22
を構成していた。
【0008】従来のガス絶縁開閉装置の外観を示す正面
図及び上面図をそれぞれ図7及び図8に示し、図6に示
した回路を構成する遮断器や断路器等の機器がそれぞれ
配置されている箇所をそれぞれの機器を示す符号で示し
た。
図及び上面図をそれぞれ図7及び図8に示し、図6に示
した回路を構成する遮断器や断路器等の機器がそれぞれ
配置されている箇所をそれぞれの機器を示す符号で示し
た。
【0009】図7及び図8に示した例では、円筒状の容
器1Aと該容器1Aの背面側に接続された容器1Bと容
器1Bの前面の下部に接続された母線容器1Cとにより
ユニット容器1を構成して、該ユニット容器の容器1A
内に遮断器CBと接地開閉器ES3,ES4とを収容す
るとともに、容器1B内にケーブルヘッドCHdを収容
し、母線容器1C内に母線BUS2の一部を構成する母
線導体を収納することにより回線接続用ユニットU1を
構成していた。
器1Aと該容器1Aの背面側に接続された容器1Bと容
器1Bの前面の下部に接続された母線容器1Cとにより
ユニット容器1を構成して、該ユニット容器の容器1A
内に遮断器CBと接地開閉器ES3,ES4とを収容す
るとともに、容器1B内にケーブルヘッドCHdを収容
し、母線容器1C内に母線BUS2の一部を構成する母
線導体を収納することにより回線接続用ユニットU1を
構成していた。
【0010】また、母線容器2内に母線BUS1を構成
する母線導体と母線区分断路器DS11とを収容するこ
とにより母線区分ユニットU21を構成し、母線容器2
を回線接続用ユニットU1の母線容器1Cに接続管3を
介して接続していた。
する母線導体と母線区分断路器DS11とを収容するこ
とにより母線区分ユニットU21を構成し、母線容器2
を回線接続用ユニットU1の母線容器1Cに接続管3を
介して接続していた。
【0011】更に、計器用変圧器PTの上に配置された
円筒状の容器4Aの前面側の下部に母線容器4Bを接続
して、該母線容器4B内に母線BUS2の一部を構成す
る母線導体を収納するとともに、容器4Aの前面側の上
部に接続した母線容器4C内に母線区分断路器DS12
と母線BUS3の一部を構成する母線導体とを収容して
母線区分ユニットU22を構成し、母線容器4Bを接続
管5を通して回線接続用ユニットU1の母線容器1Cの
他端に接続していた。
円筒状の容器4Aの前面側の下部に母線容器4Bを接続
して、該母線容器4B内に母線BUS2の一部を構成す
る母線導体を収納するとともに、容器4Aの前面側の上
部に接続した母線容器4C内に母線区分断路器DS12
と母線BUS3の一部を構成する母線導体とを収容して
母線区分ユニットU22を構成し、母線容器4Bを接続
管5を通して回線接続用ユニットU1の母線容器1Cの
他端に接続していた。
【0012】図7及び図8において6ないし8はそれぞ
れ回線接続用ユニットU1の前面側の下部、母線区分ユ
ニットU21の前面側の下部、及び母線区分ユニットU
22の前面側の下部に配置された操作器箱である。
れ回線接続用ユニットU1の前面側の下部、母線区分ユ
ニットU21の前面側の下部、及び母線区分ユニットU
22の前面側の下部に配置された操作器箱である。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】図6ないし図8に示し
た従来のガス絶縁開閉装置においては、回線接続用開閉
回路を構成する部分と、母線区分断路器DS11が設け
られる部分と、母線区分断路器DS12が設けられる部
分とをそれぞれユニット化して、これら3つのユニット
を横方向に並べて配置していたため、ガス絶縁開閉装置
の横方向寸法が長くなって、装置を設置するために広い
面積を必要とする上に、装置の重量が大きくなるという
問題があった。
た従来のガス絶縁開閉装置においては、回線接続用開閉
回路を構成する部分と、母線区分断路器DS11が設け
られる部分と、母線区分断路器DS12が設けられる部
分とをそれぞれユニット化して、これら3つのユニット
を横方向に並べて配置していたため、ガス絶縁開閉装置
の横方向寸法が長くなって、装置を設置するために広い
面積を必要とする上に、装置の重量が大きくなるという
問題があった。
【0014】本発明の目的は、回線接続用開閉回路を構
成する部分と母線区分断路器が設けられる部分とを1ユ
ニットで構成することができるようにして、設置面積の
縮小を図るとともに、重量の軽減を図ったガス絶縁開閉
装置を提供することにある。
成する部分と母線区分断路器が設けられる部分とを1ユ
ニットで構成することができるようにして、設置面積の
縮小を図るとともに、重量の軽減を図ったガス絶縁開閉
装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】本発明は、単母線と、該
単母線に回線を接続するために設けられた回線接続用開
閉回路とを備えたガス絶縁開閉装置に係わるもので、本
発明においては、上下に並ぶ第1及び第2の分岐管部を
側面に有する主容器と、水平方向に延びる横管路部と該
横管路部と直交する縦管路部とを有して該縦管路部の一
端が主容器の第1及び第2の分岐管部にそれぞれ接続さ
れた第1及び第2の母線容器とを備えたユニット容器を
設け、単母線を構成する母線導体を主容器内と第1及び
第2の母線容器の横管路部内とに収容する。そして、回
線接続用開閉回路の構成機器はユニット容器の主容器内
に収容し、ユニット容器の第1及び第2の母線容器の少
なくとも一方の内部に単母線を区分する母線区分断路器
を収容する。
単母線に回線を接続するために設けられた回線接続用開
閉回路とを備えたガス絶縁開閉装置に係わるもので、本
発明においては、上下に並ぶ第1及び第2の分岐管部を
側面に有する主容器と、水平方向に延びる横管路部と該
横管路部と直交する縦管路部とを有して該縦管路部の一
端が主容器の第1及び第2の分岐管部にそれぞれ接続さ
れた第1及び第2の母線容器とを備えたユニット容器を
設け、単母線を構成する母線導体を主容器内と第1及び
第2の母線容器の横管路部内とに収容する。そして、回
線接続用開閉回路の構成機器はユニット容器の主容器内
に収容し、ユニット容器の第1及び第2の母線容器の少
なくとも一方の内部に単母線を区分する母線区分断路器
を収容する。
【0015】上記のように、単母線を構成する母線導体
を主容器内と上下に並ぶ2つの母線容器内とに別けて収
納し、回線接続用開閉回路を構成する機器を主容器内に
配置するとともに、少なくとも一方の母線容器内に母線
区分断路器を収容する構成にすると、回線接続用開閉回
路の部分と母線区分断路器の部分とを1つのユニットし
てまとめることができるため、ガス絶縁開閉装置の横方
向寸法の縮小を図り、設置面積の縮小を図ることができ
る。
を主容器内と上下に並ぶ2つの母線容器内とに別けて収
納し、回線接続用開閉回路を構成する機器を主容器内に
配置するとともに、少なくとも一方の母線容器内に母線
区分断路器を収容する構成にすると、回線接続用開閉回
路の部分と母線区分断路器の部分とを1つのユニットし
てまとめることができるため、ガス絶縁開閉装置の横方
向寸法の縮小を図り、設置面積の縮小を図ることができ
る。
【0016】回線接続用開閉回路を構成する部分の両側
に母線区分断路器が配置されている場合には、回線接続
用開閉回路を構成する部分の両側の母線区分断路器を上
下の母線容器内に配置することができる。このように構
成した場合には、装置の横方向寸法を従来の約1/3に
縮小することができる。
に母線区分断路器が配置されている場合には、回線接続
用開閉回路を構成する部分の両側の母線区分断路器を上
下の母線容器内に配置することができる。このように構
成した場合には、装置の横方向寸法を従来の約1/3に
縮小することができる。
【0017】上記回線接続用開閉回路は、例えば、主容
器内の母線導体に一端が接続された母線側断路器と、母
線側断路器の他端に一端が接続された遮断器と、遮断器
の両端を接地する接地開閉器とにより構成される。
器内の母線導体に一端が接続された母線側断路器と、母
線側断路器の他端に一端が接続された遮断器と、遮断器
の両端を接地する接地開閉器とにより構成される。
【0018】回線接続用開閉回路を外部の回路に接続す
るためにケーブルを用いる場合には、ユニット容器の側
面に、第1及び第2の分岐管部と反対側に開口した第3
の分岐管部を設けて、該第3の分岐管部に接続したケー
ブルヘッド容器内にケーブルヘッドを収容する構成とす
るのが好ましい。
るためにケーブルを用いる場合には、ユニット容器の側
面に、第1及び第2の分岐管部と反対側に開口した第3
の分岐管部を設けて、該第3の分岐管部に接続したケー
ブルヘッド容器内にケーブルヘッドを収容する構成とす
るのが好ましい。
【0019】上記第1及び第2の母線容器内の母線導体
を接地する接地開閉器を設ける場合には、これらの接地
開閉器を、第1及び第2の母線容器の端部に取り付けた
接地開閉器容器内に収容するのが好ましい。
を接地する接地開閉器を設ける場合には、これらの接地
開閉器を、第1及び第2の母線容器の端部に取り付けた
接地開閉器容器内に収容するのが好ましい。
【0020】また単母線の電圧を検出する母線用計器用
変圧器を設ける場合には、該計器用変圧器を主容器の上
端に取り付けて、該計器用変圧器を主容器内に収容され
た母線導体に接続するようにするのが好ましい。この場
合、主容器内に収容された母線導体の母線用計器用変圧
器が接続された部分を接地する接地開閉器を主容器内に
収容する。
変圧器を設ける場合には、該計器用変圧器を主容器の上
端に取り付けて、該計器用変圧器を主容器内に収容され
た母線導体に接続するようにするのが好ましい。この場
合、主容器内に収容された母線導体の母線用計器用変圧
器が接続された部分を接地する接地開閉器を主容器内に
収容する。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係わるガス絶縁開
閉装置の要部の構成を示した単線結線図である。同図に
示されたガス絶縁開閉装置の電気的な構成は図6に示し
たものと同様で、単母線BUSは、第1及び第2の母線
区分断路器DS11及びDS12により、3つの単位母
線BUS1ないしBUS3に区分されている。単位母線
BUS1及びBUS3には接地開閉器ES11及びES
12が接続され、単位母線BU2に母線側断路器DS2
と遮断器CBとを介してケーブルヘッドCHdが接続さ
れている。遮断器CBの両端には遮断器点検用接地開閉
器ES3及びES4が接続され、断路器DS2と遮断器
CBと接地開閉器ES3及びES4とケーブルヘッドC
Hdとにより回線接続用開閉回路が構成されている。単
位母線BUS2にはまた母線用計器用変圧器PTが接続
され、単位母線BUS2の計器用変圧器PTが接続され
た部分に接地開閉器ES2が接続されている。
閉装置の要部の構成を示した単線結線図である。同図に
示されたガス絶縁開閉装置の電気的な構成は図6に示し
たものと同様で、単母線BUSは、第1及び第2の母線
区分断路器DS11及びDS12により、3つの単位母
線BUS1ないしBUS3に区分されている。単位母線
BUS1及びBUS3には接地開閉器ES11及びES
12が接続され、単位母線BU2に母線側断路器DS2
と遮断器CBとを介してケーブルヘッドCHdが接続さ
れている。遮断器CBの両端には遮断器点検用接地開閉
器ES3及びES4が接続され、断路器DS2と遮断器
CBと接地開閉器ES3及びES4とケーブルヘッドC
Hdとにより回線接続用開閉回路が構成されている。単
位母線BUS2にはまた母線用計器用変圧器PTが接続
され、単位母線BUS2の計器用変圧器PTが接続され
た部分に接地開閉器ES2が接続されている。
【0022】本明細書において「回線」は外部から母線
に引き込む線路の他に、母線に変圧器等を接続するため
に母線から引き出されるものをも包含する。
に引き込む線路の他に、母線に変圧器等を接続するため
に母線から引き出されるものをも包含する。
【0023】図1の例では、ケーブルヘッドCHdに変
圧器Tにつながるケーブルの端末部が接続されることを
想定している。送電線につながる線路を引き込む場合の
回線接続用開閉回路は、遮断器とケーブルヘッドとの間
に線路側断路器が設けられたり、ケーブルヘッドにつな
がる導体に避雷器が接続されたりする点を除き図示の例
と同様に構成される。
圧器Tにつながるケーブルの端末部が接続されることを
想定している。送電線につながる線路を引き込む場合の
回線接続用開閉回路は、遮断器とケーブルヘッドとの間
に線路側断路器が設けられたり、ケーブルヘッドにつな
がる導体に避雷器が接続されたりする点を除き図示の例
と同様に構成される。
【0024】なお変圧器を接続するための回線接続用開
閉回路においては、遮断器を省略する場合もある。
閉回路においては、遮断器を省略する場合もある。
【0025】本発明においては、上記のように回線接続
用開閉回路の両側に母線区分断路器を配置する構成をと
る場合に、これらの部分を1ユニットUとして構成して
その横方向寸法の縮小を図る。
用開閉回路の両側に母線区分断路器を配置する構成をと
る場合に、これらの部分を1ユニットUとして構成して
その横方向寸法の縮小を図る。
【0026】本発明に係わるガス絶縁開閉装置の要部の
外観を図2及び図3に示し、その内部構造の一例を図4
に示した。
外観を図2及び図3に示し、その内部構造の一例を図4
に示した。
【0027】図2ないし図4において、10はユニット
容器で、このユニット容器は、操作器箱11の上に支持
された円筒状の主容器12と、該主容器12に接続され
た第1及び第2の母線容器13及び14と、ケーブルヘ
ッド容器15とからなっている。
容器で、このユニット容器は、操作器箱11の上に支持
された円筒状の主容器12と、該主容器12に接続され
た第1及び第2の母線容器13及び14と、ケーブルヘ
ッド容器15とからなっている。
【0028】主容器12は、上下に並ぶ第1及び第2の
分岐管部12a及び12bを前面側の側面に有し、第1
及び第2の分岐管部と反対側に開口した第3の分岐管部
12cを背面側の側面の下部に有して、その軸線を垂直
方向に向けた状態で操作器箱11の上に支持されてい
る。図示の例では、主容器12の本体部分が、第1の分
岐管部12aよりも上方の部分で第1の部分12Aと第
2の部分12Bとに上下に(軸線方向に)分割されてい
て、第1の部分12Aの下端に設けられたフランジと第
2の部分12Bの上端に設けられたフランジとが切り離
し可能な状態で接続されている。
分岐管部12a及び12bを前面側の側面に有し、第1
及び第2の分岐管部と反対側に開口した第3の分岐管部
12cを背面側の側面の下部に有して、その軸線を垂直
方向に向けた状態で操作器箱11の上に支持されてい
る。図示の例では、主容器12の本体部分が、第1の分
岐管部12aよりも上方の部分で第1の部分12Aと第
2の部分12Bとに上下に(軸線方向に)分割されてい
て、第1の部分12Aの下端に設けられたフランジと第
2の部分12Bの上端に設けられたフランジとが切り離
し可能な状態で接続されている。
【0029】主容器12内には、母線BUSの一部を構
成する母線導体20と、遮断器CBと、母線BUSの計
器用変圧器が接続される部分を接地する接地開閉器ES
2とが3相分一括して収納されている。
成する母線導体20と、遮断器CBと、母線BUSの計
器用変圧器が接続される部分を接地する接地開閉器ES
2とが3相分一括して収納されている。
【0030】更に詳細に説明すると、各相の遮断器CB
は、SF6 ガスなどの消弧性を有する絶縁ガスを封入
した筒状の遮断部容器21内に固定コンタクトと、該固
定コンタクトに接離させられる直線変位形の可動コンタ
クトと、消弧機構とを備えた遮断部を収容したガス遮断
器で、この遮断器は、その中心軸線を垂直方向に向けた
状態で配置されて、主容器12の底板の上に架台22を
介して支持されている。各相の遮断器CBの上端及び下
端にはそれぞれ遮断部容器内の固定コンタクトにつなが
る固定コンタクト側端子23及び可動コンタクトにつな
がる可動コンタクト側端子24が設けられている。各相
の遮断器の遮断部容器21の下端から可動コンタクトを
操作する絶縁操作棒25aが導出され、3相の遮断器の
絶縁操作棒25aが3相連結板25bにより相互に連結
されている。連結板25bには3相に共通の操作軸25
cが取り付けられていて、該操作軸25cは、主容器1
2の底板に取り付けられた気密保持構造の軸受を通して
操作器箱11内に導入されている。操作器箱11内に導
入された操作軸25cは操作器箱11内に配置された遮
断器用操作器26の出力軸に適宜の連結機構を介して連
結されていて、該操作器26により3相の遮断器CBが
一括して開閉操作されるようになっている。
は、SF6 ガスなどの消弧性を有する絶縁ガスを封入
した筒状の遮断部容器21内に固定コンタクトと、該固
定コンタクトに接離させられる直線変位形の可動コンタ
クトと、消弧機構とを備えた遮断部を収容したガス遮断
器で、この遮断器は、その中心軸線を垂直方向に向けた
状態で配置されて、主容器12の底板の上に架台22を
介して支持されている。各相の遮断器CBの上端及び下
端にはそれぞれ遮断部容器内の固定コンタクトにつなが
る固定コンタクト側端子23及び可動コンタクトにつな
がる可動コンタクト側端子24が設けられている。各相
の遮断器の遮断部容器21の下端から可動コンタクトを
操作する絶縁操作棒25aが導出され、3相の遮断器の
絶縁操作棒25aが3相連結板25bにより相互に連結
されている。連結板25bには3相に共通の操作軸25
cが取り付けられていて、該操作軸25cは、主容器1
2の底板に取り付けられた気密保持構造の軸受を通して
操作器箱11内に導入されている。操作器箱11内に導
入された操作軸25cは操作器箱11内に配置された遮
断器用操作器26の出力軸に適宜の連結機構を介して連
結されていて、該操作器26により3相の遮断器CBが
一括して開閉操作されるようになっている。
【0031】遮断器CBの固定コンタクト側端子23に
は導体27の一端が接続され、該導体27の他端側に断
路器DS2の固定コンタクト28が上方に向けて取り付
けられている。また主容器12の天井板29に設けられ
た開口部を気密に閉じるように絶縁スペーサ30が取り
付けられ、該絶縁スペーサに設けられた埋め込み導体に
設けられた導体接続部にほぼ逆L字形に形成された接続
導体31の中間部が接続されている。接続導体31の一
端は前記母線導体20に接続され、接続導体31の他端
は、固定コンタクト28とともに断路器DS2を構成す
る可動コンタクト側エレメント32が接続されている。
可動コンタクト側エレメント32は、固定コンタクト2
8に接離する棒状の可動コンタクト33と該可動コンタ
クトを支持する支持機構と該可動コンタクトを操作する
操作機構とを中空の導体内に収容したもので、固定コン
タクト28と軸線を共有した状態で配置されている。可
動コンタクトエレメント32に設けられた操作機構は、
可動コンタクト33を操作する操作レバー34を備えて
いて、該操作レバーは、容器12の内面に支持された操
作軸35に連結されている。操作軸35は主容器12の
側壁部を貫通して外部に導出されて、主容器12の外面
に支持された図示しない操作器の出力軸に連結されてい
る。
は導体27の一端が接続され、該導体27の他端側に断
路器DS2の固定コンタクト28が上方に向けて取り付
けられている。また主容器12の天井板29に設けられ
た開口部を気密に閉じるように絶縁スペーサ30が取り
付けられ、該絶縁スペーサに設けられた埋め込み導体に
設けられた導体接続部にほぼ逆L字形に形成された接続
導体31の中間部が接続されている。接続導体31の一
端は前記母線導体20に接続され、接続導体31の他端
は、固定コンタクト28とともに断路器DS2を構成す
る可動コンタクト側エレメント32が接続されている。
可動コンタクト側エレメント32は、固定コンタクト2
8に接離する棒状の可動コンタクト33と該可動コンタ
クトを支持する支持機構と該可動コンタクトを操作する
操作機構とを中空の導体内に収容したもので、固定コン
タクト28と軸線を共有した状態で配置されている。可
動コンタクトエレメント32に設けられた操作機構は、
可動コンタクト33を操作する操作レバー34を備えて
いて、該操作レバーは、容器12の内面に支持された操
作軸35に連結されている。操作軸35は主容器12の
側壁部を貫通して外部に導出されて、主容器12の外面
に支持された図示しない操作器の出力軸に連結されてい
る。
【0032】遮断器CBの固定コンタクト側端子に接続
された導体27の先端部には、接地開閉器ES3の固定
コンタクト36が容器12の側壁に向けて取り付けられ
ている。容器12の側壁の内面には、固定コンタクト3
6とともに接地開閉器ES3を構成する可動コンタクト
側エレメント37が取り付けられている。可動コンタク
ト側エレメント37は固定コンタクト側エレメントに接
離する可動コンタクト38と、該コンタクト38を操作
する操作機構とをケース内に収容したもので、可動コン
タクト38を操作する操作軸39は、主容器12の側壁
を気密に貫通して外部に導出されて図示しない操作器の
出力軸に連結されている。
された導体27の先端部には、接地開閉器ES3の固定
コンタクト36が容器12の側壁に向けて取り付けられ
ている。容器12の側壁の内面には、固定コンタクト3
6とともに接地開閉器ES3を構成する可動コンタクト
側エレメント37が取り付けられている。可動コンタク
ト側エレメント37は固定コンタクト側エレメントに接
離する可動コンタクト38と、該コンタクト38を操作
する操作機構とをケース内に収容したもので、可動コン
タクト38を操作する操作軸39は、主容器12の側壁
を気密に貫通して外部に導出されて図示しない操作器の
出力軸に連結されている。
【0033】主容器12の背面側に設けられた第3の分
岐管部12cの内側には主容器12とケーブルヘッド容
器15内とを仕切る仕切板40が取り付けられていて、
該仕切板40に設けられた開口部を気密に閉じるように
絶縁スペーサ41が取り付けられている。絶縁スペーサ
41に設けられた埋め込み導体に接続導体42の一端が
接続され、該接続導体42の他端は遮断器CBの可動コ
ンタクト側の端子24に接続されている。接続導体42
の中間部から下方に突出するように設けられた分岐部の
下端に接地開閉器ES4の固定コンタクト43が取り付
けられている。接地開閉器ES4の可動コンタクトを構
成するエレメント44が架台22に支持され、該エレメ
ント44に設けられた可動コンタクト45は、適宜の連
結機構を介して操作器箱11内に設けられた接地開閉器
用操作器(図示せず。)に連結されている。
岐管部12cの内側には主容器12とケーブルヘッド容
器15内とを仕切る仕切板40が取り付けられていて、
該仕切板40に設けられた開口部を気密に閉じるように
絶縁スペーサ41が取り付けられている。絶縁スペーサ
41に設けられた埋め込み導体に接続導体42の一端が
接続され、該接続導体42の他端は遮断器CBの可動コ
ンタクト側の端子24に接続されている。接続導体42
の中間部から下方に突出するように設けられた分岐部の
下端に接地開閉器ES4の固定コンタクト43が取り付
けられている。接地開閉器ES4の可動コンタクトを構
成するエレメント44が架台22に支持され、該エレメ
ント44に設けられた可動コンタクト45は、適宜の連
結機構を介して操作器箱11内に設けられた接地開閉器
用操作器(図示せず。)に連結されている。
【0034】また母線導体20の下端に接地開閉器ES
2の固定コンタクト46が取り付けられ、該接地開閉器
ES2の可動コンタクトを構成するエレメント47が架
台22に支持されている。エレメント47には固定コン
タクト46と接離する棒状のコンタクト48が設けられ
ていて、該コンタクト48は適宜の連結機構を介して操
作器箱11内の接地開閉器用操作器(図示せず。)に連
結されている。
2の固定コンタクト46が取り付けられ、該接地開閉器
ES2の可動コンタクトを構成するエレメント47が架
台22に支持されている。エレメント47には固定コン
タクト46と接離する棒状のコンタクト48が設けられ
ていて、該コンタクト48は適宜の連結機構を介して操
作器箱11内の接地開閉器用操作器(図示せず。)に連
結されている。
【0035】第1の母線容器13及び第の母線容器14
はそれぞれ、母線の長手方向に水平に伸びる横管路部1
3a及び14aと、これらの管路部13a及び14aと
直交して水平に伸びるように設けられた縦管路部13b
及び14bとを一体に有する十字管状の容器で、それぞ
れの縦管路部13b及び14bの一端が絶縁スペーサ5
0及び51を介して主容器12の分岐管部12a及び1
2bに接続されている。 絶縁スペーサ50及び51に
はそれぞれ埋め込み導体が設けられていて、それぞれの
埋め込み導体に主容器内の母線導体20に設けられた分
岐部20a及び20bが接続されている。
はそれぞれ、母線の長手方向に水平に伸びる横管路部1
3a及び14aと、これらの管路部13a及び14aと
直交して水平に伸びるように設けられた縦管路部13b
及び14bとを一体に有する十字管状の容器で、それぞ
れの縦管路部13b及び14bの一端が絶縁スペーサ5
0及び51を介して主容器12の分岐管部12a及び1
2bに接続されている。 絶縁スペーサ50及び51に
はそれぞれ埋め込み導体が設けられていて、それぞれの
埋め込み導体に主容器内の母線導体20に設けられた分
岐部20a及び20bが接続されている。
【0036】第1の母線容器13の横管路部13a内に
は3相の母線導体52が収容され、縦管路部13b内に
は第1の母線区分断路器DS11が収容されている。断
路器DS11は絶縁スペーサ50の埋め込み導体に接続
された固定コンタクト53と、母線導体52に接続され
た可動コンタクト54とを備えたもので、この断路器D
S11を操作する操作器55は母線容器13の下部に取
り付けられている。
は3相の母線導体52が収容され、縦管路部13b内に
は第1の母線区分断路器DS11が収容されている。断
路器DS11は絶縁スペーサ50の埋め込み導体に接続
された固定コンタクト53と、母線導体52に接続され
た可動コンタクト54とを備えたもので、この断路器D
S11を操作する操作器55は母線容器13の下部に取
り付けられている。
【0037】同様に、第2の母線容器14の横管路部1
4a内に3相の母線導体56が収容され、縦管路部14
b内には第2の母線区分断路器DS12が収容されてい
る。
4a内に3相の母線導体56が収容され、縦管路部14
b内には第2の母線区分断路器DS12が収容されてい
る。
【0038】断路器DS12は絶縁スペーサ51の埋め
込み導体に接続された固定コンタクト57と、母線導体
56に接続された可動コンタクト58とを備えたもの
で、この断路器DS12を操作する操作器59が母線容
器14の下部に取り付けられている。
込み導体に接続された固定コンタクト57と、母線導体
56に接続された可動コンタクト58とを備えたもの
で、この断路器DS12を操作する操作器59が母線容
器14の下部に取り付けられている。
【0039】主容器12の天井板29には、前記絶縁ス
ペーサ30を介して計器用変圧器PTを収容したタンク
60が接続され、計器用変圧器PTの端子は、絶縁スペ
ーサ30に設けられた埋め込み導体と接続導体31とを
通して母線導体20に接続されている。
ペーサ30を介して計器用変圧器PTを収容したタンク
60が接続され、計器用変圧器PTの端子は、絶縁スペ
ーサ30に設けられた埋め込み導体と接続導体31とを
通して母線導体20に接続されている。
【0040】ケーブルヘッド容器15内には3相のケー
ブルヘッドCHdが収容され、各相のケーブルヘッドの
端子は接続導体61を通して絶縁スペーサ41に設けら
れた各相の埋め込み導体に接続されている。ケーブルヘ
ッドCHdには変圧器につながるケーブル62の端末部
62aが接続されている。
ブルヘッドCHdが収容され、各相のケーブルヘッドの
端子は接続導体61を通して絶縁スペーサ41に設けら
れた各相の埋め込み導体に接続されている。ケーブルヘ
ッドCHdには変圧器につながるケーブル62の端末部
62aが接続されている。
【0041】また図示の例では、第1及び第2の母線容
器の横管路部13a及び14aの端部にカップ状の容器
64及び65(図2及び図3参照)が取り付けられてい
て、これらの容器64及び65の内部に、母線容器13
及び14内の母線導体を接地する接地開閉器ES11及
びES12が収容されている。
器の横管路部13a及び14aの端部にカップ状の容器
64及び65(図2及び図3参照)が取り付けられてい
て、これらの容器64及び65の内部に、母線容器13
及び14内の母線導体を接地する接地開閉器ES11及
びES12が収容されている。
【0042】主容器12と、母線容器13及び14と、
ケーブルヘッド容器15とは気密保持構造を有してい
て、これらの容器内にSF6ガスが所定の圧力で封入さ
れている。
ケーブルヘッド容器15とは気密保持構造を有してい
て、これらの容器内にSF6ガスが所定の圧力で封入さ
れている。
【0043】上記のように、本発明では、回線接続用開
閉回路を構成する部分と母線区分断路器の部分とを1ユ
ニットに構成したため、これらの部分を複数のユニット
により構成していた従来のガス絶縁開閉装置に比べて装
置の横方向寸法の縮小を図ることができる。
閉回路を構成する部分と母線区分断路器の部分とを1ユ
ニットに構成したため、これらの部分を複数のユニット
により構成していた従来のガス絶縁開閉装置に比べて装
置の横方向寸法の縮小を図ることができる。
【0044】図1ないし図4に示した例では、回線接続
用開閉回路の構成機器と、2つの母線区分断路器の部分
とを1ユニットに構成したが、図5に示したように、回
線接続用開閉回路の構成機器と、1つの母線区分断路器
の部分とを1ユニットに構成するようにしてもよい。図
5に示した例では、断路器DS21と遮断器CB1と接
地開閉器ES31及びES41とにより変圧器T1を母
線BUSに接続するための回線接続用開閉回路を構成
し、この開閉回路の構成機器と母線区分断路器DS11
と接地開閉器ES11とにより1つのユニットUaを構
成している。この場合、主容器の側面の下部に接続され
た母線容器内に母線導体とともに母線区分断路器DS1
1を収容し、主容器の側面の上部に接続された母線容器
内には母線導体のみを収容する。
用開閉回路の構成機器と、2つの母線区分断路器の部分
とを1ユニットに構成したが、図5に示したように、回
線接続用開閉回路の構成機器と、1つの母線区分断路器
の部分とを1ユニットに構成するようにしてもよい。図
5に示した例では、断路器DS21と遮断器CB1と接
地開閉器ES31及びES41とにより変圧器T1を母
線BUSに接続するための回線接続用開閉回路を構成
し、この開閉回路の構成機器と母線区分断路器DS11
と接地開閉器ES11とにより1つのユニットUaを構
成している。この場合、主容器の側面の下部に接続され
た母線容器内に母線導体とともに母線区分断路器DS1
1を収容し、主容器の側面の上部に接続された母線容器
内には母線導体のみを収容する。
【0045】図5に示した例ではまた、断路器DS22
と遮断器CB2と接地開閉器ES32及びES42とに
より変圧器T2を母線BUSに接続するための回線接続
用開閉回路を構成し、この開閉回路の構成機器と母線区
分断路器DS12と接地開閉器ES12とにより1つの
ユニットUbを構成している。この場合、主容器の側面
の下部に接続された母線容器内には母線導体のみを収容
し、上部の母線容器内に母線導体とともに母線区分断路
器を収容する。
と遮断器CB2と接地開閉器ES32及びES42とに
より変圧器T2を母線BUSに接続するための回線接続
用開閉回路を構成し、この開閉回路の構成機器と母線区
分断路器DS12と接地開閉器ES12とにより1つの
ユニットUbを構成している。この場合、主容器の側面
の下部に接続された母線容器内には母線導体のみを収容
し、上部の母線容器内に母線導体とともに母線区分断路
器を収容する。
【0046】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、単母線
を構成する母線導体を主容器内と上下に並ぶ2つの母線
容器内とに別けて収納し、回線接続用開閉回路を構成す
る機器を主容器内に配置するとともに、少なくとも一方
の母線容器内に母線区分断路器を収容する構成にしたの
で、回線接続用開閉回路の部分と母線区分断路器の部分
とを1つのユニットしてまとめることができる。従っ
て、ガス絶縁開閉装置の横方向寸法の縮小を図り、設置
面積の縮小を図ることができる。
を構成する母線導体を主容器内と上下に並ぶ2つの母線
容器内とに別けて収納し、回線接続用開閉回路を構成す
る機器を主容器内に配置するとともに、少なくとも一方
の母線容器内に母線区分断路器を収容する構成にしたの
で、回線接続用開閉回路の部分と母線区分断路器の部分
とを1つのユニットしてまとめることができる。従っ
て、ガス絶縁開閉装置の横方向寸法の縮小を図り、設置
面積の縮小を図ることができる。
【図1】本発明に係わるガス絶縁開閉装置の構成例を示
した単線結線図である。
した単線結線図である。
【図2】本発明に係わるガス絶縁開閉装置の構成例の外
観を示した正面図である。
観を示した正面図である。
【図3】本発明に係わるガス絶縁開閉装置の構成例の外
観を示した平面図である。
観を示した平面図である。
【図4】本発明に係わるガス絶縁開閉装置の構成例を示
した縦断面図である。
した縦断面図である。
【図5】本発明に係わるガス絶縁開閉装置の他の構成例
を示した単線結線図である。
を示した単線結線図である。
【図6】従来のガス絶縁開閉装置の構成例を示した単線
結線図である。
結線図である。
【図7】図6に示した従来のガス絶縁開閉装置の外観を
示した正面図である。
示した正面図である。
【図8】図7に示した従来のガス絶縁開閉装置の平面図
である。
である。
BUS…単母線、DS11,DS12…母線区分断路
器、DS2…母線側断路器、CB…遮断器、ES3,E
S4…遮断器点検用接地開閉器、PT…母線用計器用変
圧器、CHd…ケーブルヘッド。
器、DS2…母線側断路器、CB…遮断器、ES3,E
S4…遮断器点検用接地開閉器、PT…母線用計器用変
圧器、CHd…ケーブルヘッド。
Claims (6)
- 【請求項1】 単母線と、前記単母線に回線を接続する
ために設けられた回線接続用開閉回路とを備えたガス絶
縁開閉装置において、 上下に並ぶ第1及び第2の分岐管部を側面に有する主容
器と、水平方向に延びる横管路部と該管路部と直交する
縦管路部とを有して縦管路部の一端が前記主容器の第1
及び第2の分岐管部にそれぞれ接続された第1及び第2
の母線容器とを備えたユニット容器が設けられ、 前記単母線を構成する母線導体が前記主容器内と第1及
び第2の母線容器の横管路部内とに収容され、 前記回線接続用開閉回路の構成機器は、前記ユニット容
器の主容器内に収容され、 前記ユニット容器の第1及び第2の母線容器の少なくと
も一方の内部に前記単母線を区分する母線区分断路器が
収容されていることを特徴とするガス絶縁開閉装置。 - 【請求項2】 単母線と、前記単母線に回線を接続する
ために設けられた回線接続用開閉回路とを備えたガス絶
縁開閉装置において、 上下に並ぶ第1及び第2の分岐管部を側面に有する主容
器と、水平方向に延びる横管路部と該管路部と直交する
縦管路部とを有して縦管路部の一端が前記主容器の第1
及び第2の分岐管部にそれぞれ接続された第1及び第2
の母線容器とを備えたユニット容器が設けられ、 前記単母線を構成する母線導体が前記主容器内と第1及
び第2の母線容器の横管路部内とに収容され、 前記回線接続用開閉回路の構成機器は、前記ユニット容
器の主容器内に収容され、 前記ユニット容器の第1及び第2の母線容器の内部にそ
れぞれ前記単母線を区分する第1及び第2の母線区分断
路器が収容されているガス絶縁開閉装置。 - 【請求項3】 単母線と、前記単母線に回線を接続する
ために設けられた回線接続用開閉回路とを備えたガス絶
縁開閉装置において、 上下に並ぶ第1及び第2の分岐管部と、両分岐管部と反
対側に開口した第3の分岐管部とを側面に有する主容器
と、水平方向に延びる横管路部と該管路部と直交する縦
管路部とを有して縦管路部の一端が前記主容器の第1及
び第2の分岐管部にそれぞれ接続された第1及び第2の
母線容器と、前記主容器の第3の分岐管部に接続された
ケーブルヘッド容器とを備えたユニット容器が設けら
れ、 前記単母線を構成する母線導体が前記主容器内と第1及
び第2の母線容器の横管路部内とに収容され、 前記回線接続用開閉回路の構成機器が前記ユニット容器
の主容器内に収容されるとともに、該開閉回路を外部の
回路に接続するケーブルの端末部が接続されるケーブル
ヘッドが前記ケーブルヘッド容器内に収容され、 前記ユニット容器の第1及び第2の母線容器の内部にそ
れぞれ前記単母線を区分する第1及び第2の母線区分断
路器が収容されているガス絶縁開閉装置。 - 【請求項4】 前記回線接続用開閉回路は、前記主容器
内の母線導体に一端が接続された母線側断路器と、前記
母線側断路器の他端に一端が接続された遮断器と、前記
遮断器の両端を接地する接地開閉器とを備えている請求
項3に記載のガス絶縁開閉装置。 - 【請求項5】 前記第1及び第2の母線容器内の母線導
体を接地する接地開閉器が前記第1及び第2の母線容器
の端部に取り付けられた接地開閉器容器内に収容されて
いる請求項2ないし4のいずれか1つに記載のガス絶縁
開閉装置。 - 【請求項6】 前記単母線の電圧を検出する母線用計器
用変圧器が前記主容器の上端に取り付けられて前記主容
器内に収容された母線導体に接続され、 前記主容器内に収容された母線導体の前記母線用計器用
変圧器が接続された部分を接地する接地開閉器が、前記
主容器内に収容されている請求項2ないし5のいずれか
1つに記載のガス絶縁開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000160525A JP2001339820A (ja) | 2000-05-30 | 2000-05-30 | ガス絶縁開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000160525A JP2001339820A (ja) | 2000-05-30 | 2000-05-30 | ガス絶縁開閉装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001339820A true JP2001339820A (ja) | 2001-12-07 |
Family
ID=18664701
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000160525A Pending JP2001339820A (ja) | 2000-05-30 | 2000-05-30 | ガス絶縁開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001339820A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7764486B2 (en) * | 2006-03-31 | 2010-07-27 | Mitsubishi Electric Corporation | Gas-insulated power apparatus |
-
2000
- 2000-05-30 JP JP2000160525A patent/JP2001339820A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7764486B2 (en) * | 2006-03-31 | 2010-07-27 | Mitsubishi Electric Corporation | Gas-insulated power apparatus |
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