JP2001304258A - 磁気軸受及び磁気浮上装置 - Google Patents
磁気軸受及び磁気浮上装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 磁気軸受の磁極面とターゲットの間の磁気的
間隙を小さくできる小型で且つ優れた耐腐食性を有する
磁気軸受及び該磁気軸受を用いた磁気浮上装置を提供す
ること。 【解決手段】 少なくとも相対向する一対の電磁石41
を具備し、該対向する電磁石41間に磁性体からなる制
御対象体(ラジアル磁気軸受ターゲット)を配置し、該
電磁石41の磁力で該制御対象体を浮上支持する磁気軸
受において、電磁石41の励磁コイル43はそれ自体を
腐食環境に耐え得る耐腐食構造(コイル体43aに非磁
性体で且つ耐腐食性のあるセラミック又はガラス状硬化
材43bを充填してユニット化した構成、コイル体を耐
腐食性材からなるコイルケースに密封した構成、導電線
を耐腐食材のシースで密閉被覆した構成のシース線を巻
回した構成)とし、該電磁石は該励磁コイル43を磁性
体からなる磁極(固定子磁極42)に装着した。
間隙を小さくできる小型で且つ優れた耐腐食性を有する
磁気軸受及び該磁気軸受を用いた磁気浮上装置を提供す
ること。 【解決手段】 少なくとも相対向する一対の電磁石41
を具備し、該対向する電磁石41間に磁性体からなる制
御対象体(ラジアル磁気軸受ターゲット)を配置し、該
電磁石41の磁力で該制御対象体を浮上支持する磁気軸
受において、電磁石41の励磁コイル43はそれ自体を
腐食環境に耐え得る耐腐食構造(コイル体43aに非磁
性体で且つ耐腐食性のあるセラミック又はガラス状硬化
材43bを充填してユニット化した構成、コイル体を耐
腐食性材からなるコイルケースに密封した構成、導電線
を耐腐食材のシースで密閉被覆した構成のシース線を巻
回した構成)とし、該電磁石は該励磁コイル43を磁性
体からなる磁極(固定子磁極42)に装着した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は腐食環境、特に腐食
性の強いガス環境下で使用するのに好適な磁気軸受及び
該磁気軸受を用いた磁気浮上装置に関するものである。
性の強いガス環境下で使用するのに好適な磁気軸受及び
該磁気軸受を用いた磁気浮上装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体製造装置であるCVD装置等には
腐食性の強いプロセスガスを用いるため、チャンバー内
で処理基板を載置する載置台や該載置台を浮上支持する
ための磁気軸受等も腐食性の強いプロセスガスに曝され
る。そこでこれらが腐食性の強いプロセスガスに曝され
ても腐食しないように種々の対策が採用されている。図
1は従来の磁気浮上装置を具備するCVD装置の概略構
成例を示す図である。11は腐食性のプロセスガスを使
用するCVDプロセスチャンバーであり、該CVDプロ
セスチャンバー11内には半導体ウエハ12を載置する
回転テーブル13が配置されている。
腐食性の強いプロセスガスを用いるため、チャンバー内
で処理基板を載置する載置台や該載置台を浮上支持する
ための磁気軸受等も腐食性の強いプロセスガスに曝され
る。そこでこれらが腐食性の強いプロセスガスに曝され
ても腐食しないように種々の対策が採用されている。図
1は従来の磁気浮上装置を具備するCVD装置の概略構
成例を示す図である。11は腐食性のプロセスガスを使
用するCVDプロセスチャンバーであり、該CVDプロ
セスチャンバー11内には半導体ウエハ12を載置する
回転テーブル13が配置されている。
【0003】回転テーブル13は回転軸14に支持さ
れ、該回転軸14の中央部にはモータ回転子15が、そ
の両側にラジアル磁気軸受ターゲット16−1、16−
2が、更にその両側にラジアルセンサターゲット17−
1、17−2がそれぞれ固定されている。また、回転軸
14の下端には円板状のアキシャル磁気軸受ターゲット
18が固定されている。また、CVDプロセスチャンバ
ー11の下方には磁気軸受フレーム19が配置され、C
VDプロセスチャンバー11と磁気軸受フレーム19の
間にはシール部材20が介在し、内部が気密状態に維持
されるようになっている。
れ、該回転軸14の中央部にはモータ回転子15が、そ
の両側にラジアル磁気軸受ターゲット16−1、16−
2が、更にその両側にラジアルセンサターゲット17−
1、17−2がそれぞれ固定されている。また、回転軸
14の下端には円板状のアキシャル磁気軸受ターゲット
18が固定されている。また、CVDプロセスチャンバ
ー11の下方には磁気軸受フレーム19が配置され、C
VDプロセスチャンバー11と磁気軸受フレーム19の
間にはシール部材20が介在し、内部が気密状態に維持
されるようになっている。
【0004】磁気軸受フレーム19内にはラジアル磁気
軸受ターゲット16−1、16−2の外周面に対向して
上下にラジアル磁気軸受21−1、21−2が配置固定
され、更に該ラジアル磁気軸受21−1、21−2の間
にモータ回転子15の外周面に対向してモータ固定子2
3が配置固定されている。また、ラジアルセンサターゲ
ット17−1、17−2の外周面に対向してラジアル変
位センサ22−1、22−2が磁気軸受フレーム19に
配置固定されている。
軸受ターゲット16−1、16−2の外周面に対向して
上下にラジアル磁気軸受21−1、21−2が配置固定
され、更に該ラジアル磁気軸受21−1、21−2の間
にモータ回転子15の外周面に対向してモータ固定子2
3が配置固定されている。また、ラジアルセンサターゲ
ット17−1、17−2の外周面に対向してラジアル変
位センサ22−1、22−2が磁気軸受フレーム19に
配置固定されている。
【0005】また、アキシャル磁気軸受ターゲット18
の外周近傍上下面に対向しアキシャル磁気軸受24、2
5が磁気軸受フレーム19に配置固定され、更にアキシ
ャル磁気軸受ターゲット18の中央部下面に対向して、
アキシャル変位センサ26が磁気軸受フレーム19に配
置固定されている。
の外周近傍上下面に対向しアキシャル磁気軸受24、2
5が磁気軸受フレーム19に配置固定され、更にアキシ
ャル磁気軸受ターゲット18の中央部下面に対向して、
アキシャル変位センサ26が磁気軸受フレーム19に配
置固定されている。
【0006】上記回転テーブル13はラジアル磁気軸受
ターゲット16−1、16−2をラジアル磁気軸受21
−1、21−2及びアキシャル磁気軸受ターゲット18
をアキシャル磁気軸受24、25で磁気浮上支持するこ
とにより、CVDプロセスチャンバー11内に浮上支持
される。モータ固定子23によりモータ回転子15に回
転力を与えることにより、回転テーブル13は回転す
る。
ターゲット16−1、16−2をラジアル磁気軸受21
−1、21−2及びアキシャル磁気軸受ターゲット18
をアキシャル磁気軸受24、25で磁気浮上支持するこ
とにより、CVDプロセスチャンバー11内に浮上支持
される。モータ固定子23によりモータ回転子15に回
転力を与えることにより、回転テーブル13は回転す
る。
【0007】また、ラジアル変位センサ22−1、22
−2及びアキシャル変位センサ26で検出した変位信号
は位相補償及びゲイン調整制御回路(図示せず)により
得られる制御出力をもってラジアル磁気軸受21−1、
21−2及びアキシャル磁気軸受25に発生する磁気吸
引力或いは磁気反発力を制御し、回転軸14が所定の位
置になるように浮上制御されている。
−2及びアキシャル変位センサ26で検出した変位信号
は位相補償及びゲイン調整制御回路(図示せず)により
得られる制御出力をもってラジアル磁気軸受21−1、
21−2及びアキシャル磁気軸受25に発生する磁気吸
引力或いは磁気反発力を制御し、回転軸14が所定の位
置になるように浮上制御されている。
【0008】上記構成のCVD装置において、CVDプ
ロセスチャンバー11内の腐食環境に連通する磁気軸受
フレーム19内も腐食環境である。そこでラジアル磁気
軸受21−1、21−2、モータ固定子23及びラジア
ル変位センサ22−1、22−2のモータ回転子15、
ラジアル磁気軸受ターゲット16−1、16−2及びラ
ジアルセンサターゲット17−1、17−2に対向する
面に隔壁27を設けこれらが腐食環境に曝されないよう
にしている。また、アキシャル磁気軸受24、25及び
アキシャル変位センサ26のアキシャル磁気軸受ターゲ
ット18に対向する面にもそれぞれ隔壁28、29、3
0を設けてこれらが腐食環境に曝されないようにしてい
る。
ロセスチャンバー11内の腐食環境に連通する磁気軸受
フレーム19内も腐食環境である。そこでラジアル磁気
軸受21−1、21−2、モータ固定子23及びラジア
ル変位センサ22−1、22−2のモータ回転子15、
ラジアル磁気軸受ターゲット16−1、16−2及びラ
ジアルセンサターゲット17−1、17−2に対向する
面に隔壁27を設けこれらが腐食環境に曝されないよう
にしている。また、アキシャル磁気軸受24、25及び
アキシャル変位センサ26のアキシャル磁気軸受ターゲ
ット18に対向する面にもそれぞれ隔壁28、29、3
0を設けてこれらが腐食環境に曝されないようにしてい
る。
【0009】上記のようにラジアル磁気軸受21−1、
21−2及びアキシャル磁気軸受24、25にステンレ
ス鋼等の非磁性体材からなる隔壁27、28、29を設
けると、ラジアル磁気軸受21−1、21−2の磁極面
とラジアル磁気軸受ターゲット16−1、16−2との
間の磁気的間隙及びアキシャル磁気軸受24、25の磁
極面とアキシャル磁気軸受ターゲット18との磁気的間
隙が大きくなる。この磁気的間隙が大きくなると、磁気
浮上制御のために必要な磁気力が大幅に低下し、磁気浮
上制御に必要な磁気力を得るためには励磁コイルのアン
ペアターンを大きくする必要があり、磁気軸受が大型に
なるという問題があった。特にCVD装置においては、
CVDプロセスチャンバー11内を真空ポンプ等で排気
し、減圧状態で使用するので、隔壁27、28、29、
30の厚さを大きくしなければならず、この傾向が顕著
になる。
21−2及びアキシャル磁気軸受24、25にステンレ
ス鋼等の非磁性体材からなる隔壁27、28、29を設
けると、ラジアル磁気軸受21−1、21−2の磁極面
とラジアル磁気軸受ターゲット16−1、16−2との
間の磁気的間隙及びアキシャル磁気軸受24、25の磁
極面とアキシャル磁気軸受ターゲット18との磁気的間
隙が大きくなる。この磁気的間隙が大きくなると、磁気
浮上制御のために必要な磁気力が大幅に低下し、磁気浮
上制御に必要な磁気力を得るためには励磁コイルのアン
ペアターンを大きくする必要があり、磁気軸受が大型に
なるという問題があった。特にCVD装置においては、
CVDプロセスチャンバー11内を真空ポンプ等で排気
し、減圧状態で使用するので、隔壁27、28、29、
30の厚さを大きくしなければならず、この傾向が顕著
になる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述の点に鑑
みてなされたもので、磁気軸受の磁極面とターゲットの
間の磁気的間隙を小さくできる小型で且つ優れた耐腐食
性を有する磁気軸受及び該磁気軸受を用いた磁気浮上装
置を提供することを目的とする。
みてなされたもので、磁気軸受の磁極面とターゲットの
間の磁気的間隙を小さくできる小型で且つ優れた耐腐食
性を有する磁気軸受及び該磁気軸受を用いた磁気浮上装
置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1に記載の発明は、少なくとも相対向する一対の
電磁石を具備し、該対向する電磁石間に磁性体からなる
制御対象体を配置し、該電磁石の磁力で該制御対象体を
浮上支持する磁気軸受において、電磁石の励磁コイルは
それ自体を腐食環境に耐え得る耐腐食構造とし、該電磁
石は該励磁コイルを磁性体からなる磁極に装着した構成
であることを特徴とする。
請求項1に記載の発明は、少なくとも相対向する一対の
電磁石を具備し、該対向する電磁石間に磁性体からなる
制御対象体を配置し、該電磁石の磁力で該制御対象体を
浮上支持する磁気軸受において、電磁石の励磁コイルは
それ自体を腐食環境に耐え得る耐腐食構造とし、該電磁
石は該励磁コイルを磁性体からなる磁極に装着した構成
であることを特徴とする。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の磁気軸受において、電磁石の該励磁コイルはコイル体
に非磁性体で且つ耐腐食性のあるセラミック又はガラス
状硬化材を充填してユニット化した構成であることを特
徴とする。
の磁気軸受において、電磁石の該励磁コイルはコイル体
に非磁性体で且つ耐腐食性のあるセラミック又はガラス
状硬化材を充填してユニット化した構成であることを特
徴とする。
【0013】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の磁気軸受において、電磁石の励磁コイルはコイル体を
耐腐食性材からなるコイルケースで密封した構成である
ことを特徴とする。
の磁気軸受において、電磁石の励磁コイルはコイル体を
耐腐食性材からなるコイルケースで密封した構成である
ことを特徴とする。
【0014】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
の磁気軸受において、電磁石の励磁コイルは導電線を耐
腐食材のシースで密閉被覆した構成のシース線を巻回し
た構成であることを特徴とする。
の磁気軸受において、電磁石の励磁コイルは導電線を耐
腐食材のシースで密閉被覆した構成のシース線を巻回し
た構成であることを特徴とする。
【0015】上記のように磁気軸受を構成する電磁石の
励磁コイルをそれ自体を腐食環境に耐え得る耐腐食構造
とし、該励磁コイルを磁性体からなる磁極に装着して電
磁石を構成するので、磁極を耐腐食性の材料で構成する
か又は耐腐食処理を施すことにより、磁気軸受を腐食環
境に曝すことができるから、磁極面とターゲットとの間
の磁気的間隙を小さくでき、小型で且つ耐腐食性を有す
る磁気軸受となる。
励磁コイルをそれ自体を腐食環境に耐え得る耐腐食構造
とし、該励磁コイルを磁性体からなる磁極に装着して電
磁石を構成するので、磁極を耐腐食性の材料で構成する
か又は耐腐食処理を施すことにより、磁気軸受を腐食環
境に曝すことができるから、磁極面とターゲットとの間
の磁気的間隙を小さくでき、小型で且つ耐腐食性を有す
る磁気軸受となる。
【0016】請求項5に記載の発明は、腐食性環境下に
ある制御対象体を複数の磁気軸受で浮上支持する磁気浮
上装置において、磁気軸受に請求項1乃至4に記載のい
ずれか1つ又は2以上の磁気軸受を用いたことを特徴と
する。
ある制御対象体を複数の磁気軸受で浮上支持する磁気浮
上装置において、磁気軸受に請求項1乃至4に記載のい
ずれか1つ又は2以上の磁気軸受を用いたことを特徴と
する。
【0017】上記のように磁気浮上装置を構成する磁気
軸受に請求項1乃至4に記載の小型で且つ耐腐食性を有
する磁気軸受を用いるので、小型で腐食環境下で利用で
きる磁気浮上装置となる。
軸受に請求項1乃至4に記載の小型で且つ耐腐食性を有
する磁気軸受を用いるので、小型で腐食環境下で利用で
きる磁気浮上装置となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態例を図
面に基づいて説明する。図2は本発明に係るラジアル磁
気軸受の一部の断面構造例を示す図である。図示するよ
うに、ラジアル磁気軸受40の電磁石41は磁性体から
なる固定子磁極42に励磁コイル43を装着している。
励磁コイル43は導電線を巻回したコイル体43aに非
磁性体で且つプロセスガス等の腐食環境に対して耐腐食
性のセラミック又はガラス状硬化材43bを充填(コイ
ル体43aをセラミック又はガラス状硬化材でモール
ド)して硬化し、ユニット化した構成である。
面に基づいて説明する。図2は本発明に係るラジアル磁
気軸受の一部の断面構造例を示す図である。図示するよ
うに、ラジアル磁気軸受40の電磁石41は磁性体から
なる固定子磁極42に励磁コイル43を装着している。
励磁コイル43は導電線を巻回したコイル体43aに非
磁性体で且つプロセスガス等の腐食環境に対して耐腐食
性のセラミック又はガラス状硬化材43bを充填(コイ
ル体43aをセラミック又はガラス状硬化材でモール
ド)して硬化し、ユニット化した構成である。
【0019】上記のように、励磁コイル43をコイル体
43aに非磁性体で、且つ耐腐食性を有するセラミック
又はガラス状硬化材43bを充填してユニット化した構
成とするので、励磁コイル43自体が耐腐食構造とな
る。したがって、従来のように励磁コイル43の腐食を
防止するため固定子磁極42のラジアル磁気軸受ターゲ
ット16の対向面に非磁性体からなる隔壁を設ける必要
がない。即ち、磁気軸受を簡単な構成とすることができ
ると共に、隔壁が無いので固定子磁極42とラジアル磁
気軸受ターゲット16の磁気的間隙が小さくなり、ラジ
アル磁気軸受40を小型化できる。特に真空環境下で
は、肉厚の厚い隔壁を必要とするから、隔壁を設けなく
て済むことは、この磁気的間隙を大幅に小さくする。
43aに非磁性体で、且つ耐腐食性を有するセラミック
又はガラス状硬化材43bを充填してユニット化した構
成とするので、励磁コイル43自体が耐腐食構造とな
る。したがって、従来のように励磁コイル43の腐食を
防止するため固定子磁極42のラジアル磁気軸受ターゲ
ット16の対向面に非磁性体からなる隔壁を設ける必要
がない。即ち、磁気軸受を簡単な構成とすることができ
ると共に、隔壁が無いので固定子磁極42とラジアル磁
気軸受ターゲット16の磁気的間隙が小さくなり、ラジ
アル磁気軸受40を小型化できる。特に真空環境下で
は、肉厚の厚い隔壁を必要とするから、隔壁を設けなく
て済むことは、この磁気的間隙を大幅に小さくする。
【0020】図3は本発明に係るラジアル磁気軸受の一
部の断面構造例を示す図である。図示するように、励磁
コイル43は導電線を巻回したコイル体43aを耐腐食
性を有する材料で形成されたコイルケース43cに収容
密封した構成である。該励磁コイル43を固定子磁極4
2に装着し、ラジアル磁気軸受40の電磁石41を構成
している。
部の断面構造例を示す図である。図示するように、励磁
コイル43は導電線を巻回したコイル体43aを耐腐食
性を有する材料で形成されたコイルケース43cに収容
密封した構成である。該励磁コイル43を固定子磁極4
2に装着し、ラジアル磁気軸受40の電磁石41を構成
している。
【0021】上記のようにコイル体43aを耐腐食性を
有するコイルケース43cに収容密封して励磁コイル4
3を構成したので、励磁コイル43自体が耐腐食構造と
なる。したがって、従来のように腐食環境下で励磁コイ
ル43の腐食を防止するため固定子磁極42のラジアル
磁気軸受ターゲット16の対向面に隔壁を設ける必要が
ない。
有するコイルケース43cに収容密封して励磁コイル4
3を構成したので、励磁コイル43自体が耐腐食構造と
なる。したがって、従来のように腐食環境下で励磁コイ
ル43の腐食を防止するため固定子磁極42のラジアル
磁気軸受ターゲット16の対向面に隔壁を設ける必要が
ない。
【0022】図4は本発明のラジアル磁気軸受の一部の
断面構造例を示す図である。図示するように、励磁コイ
ル43は導電線を絶縁材を介在させて耐腐食性を有する
材料からなるシースで覆った構造のシース線43dを巻
回した構成である。該励磁コイル43を固定子磁極42
に装着し、ラジアル磁気軸受40の電磁石41を構成し
ている。
断面構造例を示す図である。図示するように、励磁コイ
ル43は導電線を絶縁材を介在させて耐腐食性を有する
材料からなるシースで覆った構造のシース線43dを巻
回した構成である。該励磁コイル43を固定子磁極42
に装着し、ラジアル磁気軸受40の電磁石41を構成し
ている。
【0023】上記のように耐腐食性を有する材料からな
るシースで覆った構造のシース線43dを巻回して励磁
コイル43を構成したので、励磁コイル43自体が耐腐
食構造となる。したがって、従来のように励磁コイル4
3の腐食を防止するため固定子磁極42のラジアル磁気
軸受ターゲット16の対向面に隔壁を設ける必要がな
い。
るシースで覆った構造のシース線43dを巻回して励磁
コイル43を構成したので、励磁コイル43自体が耐腐
食構造となる。したがって、従来のように励磁コイル4
3の腐食を防止するため固定子磁極42のラジアル磁気
軸受ターゲット16の対向面に隔壁を設ける必要がな
い。
【0024】なお、ラジアル磁気軸受40を構成する電
磁石41の固定子磁極42には腐食環境に対して耐腐食
性を有する磁性体、例えばオーステナイト系磁性体又
は、磁性体の表面に耐腐食性処理、例えばニッケルめっ
き処理を施したものを用いる。
磁石41の固定子磁極42には腐食環境に対して耐腐食
性を有する磁性体、例えばオーステナイト系磁性体又
は、磁性体の表面に耐腐食性処理、例えばニッケルめっ
き処理を施したものを用いる。
【0025】また、図示は省略したが、アキシャル磁気
軸受を構成する電磁石においても、コイル体に非磁性体
で且つ耐腐食性のセラミック又はガラス状硬化材を充填
してユニット化した励磁コイル、又はコイル体を耐腐食
性のコイルケースに収容密封した励磁コイル、又は導電
線を耐腐食材のシースで密閉被覆した構成のシース線を
巻回した励磁コイルを採用することにより、上記と同様
の作用効果が得られる。
軸受を構成する電磁石においても、コイル体に非磁性体
で且つ耐腐食性のセラミック又はガラス状硬化材を充填
してユニット化した励磁コイル、又はコイル体を耐腐食
性のコイルケースに収容密封した励磁コイル、又は導電
線を耐腐食材のシースで密閉被覆した構成のシース線を
巻回した励磁コイルを採用することにより、上記と同様
の作用効果が得られる。
【0026】また、ラジアル変位センサにインダクタン
ス式のセンサを用いる場合、そのコイルに上記のような
耐腐食構造のコイルを採用することにより、センサ固定
子磁極のセンサターゲットの対向面に隔壁を設ける必要
がないから、磁気的間隙が小さくなり、小型で感度のよ
いセンサを構成できる。
ス式のセンサを用いる場合、そのコイルに上記のような
耐腐食構造のコイルを採用することにより、センサ固定
子磁極のセンサターゲットの対向面に隔壁を設ける必要
がないから、磁気的間隙が小さくなり、小型で感度のよ
いセンサを構成できる。
【0027】図5乃至図7は本発明の磁気軸受を用いた
磁気浮上装置を具備するCVD装置の概略構成を示す図
で、図5は全体構成を、図6はラジアル磁気軸受部とモ
ータ部の構成を、図7は図6のA−A矢視断面を示す。
図5乃至図7において、図1乃至図4と同一符号を付し
た部分は同一又は相当部分を示す。
磁気浮上装置を具備するCVD装置の概略構成を示す図
で、図5は全体構成を、図6はラジアル磁気軸受部とモ
ータ部の構成を、図7は図6のA−A矢視断面を示す。
図5乃至図7において、図1乃至図4と同一符号を付し
た部分は同一又は相当部分を示す。
【0028】図示するように、モータ回転子15の外周
面に対向してモータ固定子23を、ラジアル磁気軸受タ
ーゲット16−1、16−2の外周面に対向してラジア
ル磁気軸受40−1、40−2を、ラジアルセンサター
ゲット17−1、17−2の外周面に対向してラジアル
センサ44−1、44−2、アキシャル磁気軸受ターゲ
ット18の外周近傍の上下面に対向してアキシャル磁気
軸受45、46を、アキシャル磁気軸受ターゲット18
の中央部下面に対向してアキシャル変位センサ47をそ
れぞれ配置している。
面に対向してモータ固定子23を、ラジアル磁気軸受タ
ーゲット16−1、16−2の外周面に対向してラジア
ル磁気軸受40−1、40−2を、ラジアルセンサター
ゲット17−1、17−2の外周面に対向してラジアル
センサ44−1、44−2、アキシャル磁気軸受ターゲ
ット18の外周近傍の上下面に対向してアキシャル磁気
軸受45、46を、アキシャル磁気軸受ターゲット18
の中央部下面に対向してアキシャル変位センサ47をそ
れぞれ配置している。
【0029】上記構成のCVD装置において、ラジアル
磁気軸受40−1、40−2には図2乃至図4に示す構
造のいずれかのラジアル磁気軸受40を用いる。ここで
は、導電線を巻回したコイル体43aに非磁性体で且つ
プロセスガス等の腐食環境に対して耐腐食性のセラミッ
ク又はガラス状硬化材43bを充填硬化し、ユニット化
した構成の励磁コイル43(図2参照)を用いている。
磁気軸受40−1、40−2には図2乃至図4に示す構
造のいずれかのラジアル磁気軸受40を用いる。ここで
は、導電線を巻回したコイル体43aに非磁性体で且つ
プロセスガス等の腐食環境に対して耐腐食性のセラミッ
ク又はガラス状硬化材43bを充填硬化し、ユニット化
した構成の励磁コイル43(図2参照)を用いている。
【0030】また、アキシャル磁気軸受45、46にも
本発明に係る磁気軸受を用いる。即ち、アキシャル磁気
軸受45、46の電磁石もコイル体に非磁性体で且つ耐
腐食性のセラミック又はガラス状硬化材を充填してユニ
ット化した励磁コイル、又はコイル体を耐腐食性のコイ
ルケースに収容密封した励磁コイル、又は導電線を耐腐
食材のシースで密閉被覆した構成のシース線を巻回した
励磁コイルを用いている。
本発明に係る磁気軸受を用いる。即ち、アキシャル磁気
軸受45、46の電磁石もコイル体に非磁性体で且つ耐
腐食性のセラミック又はガラス状硬化材を充填してユニ
ット化した励磁コイル、又はコイル体を耐腐食性のコイ
ルケースに収容密封した励磁コイル、又は導電線を耐腐
食材のシースで密閉被覆した構成のシース線を巻回した
励磁コイルを用いている。
【0031】上記のようにラジアル磁気軸受40−1、
40−2、アキシャル磁気軸受45、46に本発明に係
る磁気軸受を用いることにより、従来のように腐食環境
を非磁性体からなる隔壁で遮蔽する必要がないから、各
磁気軸受の磁極と磁気軸受ターゲットの磁気的間隙が小
さくなり、大きい磁気制御力を得ることができるから、
磁気浮上装置を小型化できる。特にCVDプロセスチャ
ンバー11の内部は通常真空状態にあるから、肉厚の厚
い隔壁を設ける必要があり、隔壁を設ける必要がないと
いうことはその分磁気的間隙を小さくできるから、磁気
浮上装置の小型化に大きく貢献する。
40−2、アキシャル磁気軸受45、46に本発明に係
る磁気軸受を用いることにより、従来のように腐食環境
を非磁性体からなる隔壁で遮蔽する必要がないから、各
磁気軸受の磁極と磁気軸受ターゲットの磁気的間隙が小
さくなり、大きい磁気制御力を得ることができるから、
磁気浮上装置を小型化できる。特にCVDプロセスチャ
ンバー11の内部は通常真空状態にあるから、肉厚の厚
い隔壁を設ける必要があり、隔壁を設ける必要がないと
いうことはその分磁気的間隙を小さくできるから、磁気
浮上装置の小型化に大きく貢献する。
【0032】なお、ラジアル変位センサ44−1、44
−2、アキシャル変位センサ47にもインダクタンス式
のセンサを用いた場合、そのコイルにも非磁性体で且つ
耐腐食性のセラミック又はガラス状硬化材を充填してユ
ニット化したコイル、又はコイル体を耐腐食性のコイル
ケースに収容密封したコイル、又は導電線を耐腐食材の
シースで密閉被覆した構成のシース線を巻回したコイル
を用いることにより、各センサターゲットの間に隔壁を
設ける必要がなく、且つ高感度の変位センサとすること
ができる。
−2、アキシャル変位センサ47にもインダクタンス式
のセンサを用いた場合、そのコイルにも非磁性体で且つ
耐腐食性のセラミック又はガラス状硬化材を充填してユ
ニット化したコイル、又はコイル体を耐腐食性のコイル
ケースに収容密封したコイル、又は導電線を耐腐食材の
シースで密閉被覆した構成のシース線を巻回したコイル
を用いることにより、各センサターゲットの間に隔壁を
設ける必要がなく、且つ高感度の変位センサとすること
ができる。
【0033】また、モータ固定子23も耐腐食環境とす
る。例えばモータ固定子コイル自体を耐腐食環境とし、
固定子鉄心自体も耐腐食環境とするか或いは耐腐食環境
処理を施す。又はモータ固定子23の腐食環境に曝され
る部分を隔壁(キャン)で覆った構造(キャン構造)と
する。
る。例えばモータ固定子コイル自体を耐腐食環境とし、
固定子鉄心自体も耐腐食環境とするか或いは耐腐食環境
処理を施す。又はモータ固定子23の腐食環境に曝され
る部分を隔壁(キャン)で覆った構造(キャン構造)と
する。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように各請求項に記載の発
明によれば、下記のような優れた効果が得られる。
明によれば、下記のような優れた効果が得られる。
【0035】請求項1乃至4に記載の発明によれば、磁
気軸受の電磁石の励磁コイルに腐食環境に耐え得る耐腐
食構造のものを用い、該励磁コイルを磁性体からなる磁
極に装着して電磁石を構成するので、磁極を耐腐食性の
材料で構成するか又は耐腐食処理を施すことにより、磁
気軸受を腐食環境に曝すことができるから、磁極面とタ
ーゲットとの間の磁気的間隙を小さくでき、小型で且つ
耐腐食性を有する磁気軸受が得られる。また、磁極面と
ターゲットとの間の磁気的間隙を小さくできることか
ら、電磁石の励磁電流が小さく済み、消費電力の小さい
磁気軸受が得られる。
気軸受の電磁石の励磁コイルに腐食環境に耐え得る耐腐
食構造のものを用い、該励磁コイルを磁性体からなる磁
極に装着して電磁石を構成するので、磁極を耐腐食性の
材料で構成するか又は耐腐食処理を施すことにより、磁
気軸受を腐食環境に曝すことができるから、磁極面とタ
ーゲットとの間の磁気的間隙を小さくでき、小型で且つ
耐腐食性を有する磁気軸受が得られる。また、磁極面と
ターゲットとの間の磁気的間隙を小さくできることか
ら、電磁石の励磁電流が小さく済み、消費電力の小さい
磁気軸受が得られる。
【0036】請求項5に記載の発明によれば、磁気浮上
装置を構成する磁気軸受に請求項1乃至4に記載の小型
で且つ耐腐食性を有する磁気軸受を用いるので、小型で
腐食環境下で利用でき、且つ消費電力が少なくて済む磁
気浮上装置が得られる。
装置を構成する磁気軸受に請求項1乃至4に記載の小型
で且つ耐腐食性を有する磁気軸受を用いるので、小型で
腐食環境下で利用でき、且つ消費電力が少なくて済む磁
気浮上装置が得られる。
【図1】従来の磁気浮上装置を具備するCVD装置の概
略構成例を示す図である。
略構成例を示す図である。
【図2】本発明に係るラジアル磁気軸受の構成例を示す
図である。
図である。
【図3】本発明に係るラジアル磁気軸受の構成例を示す
図である。
図である。
【図4】本発明に係るラジアル磁気軸受の構成例を示す
図である。
図である。
【図5】本発明に係る磁気浮上装置を具備するCVD装
置の概略構成例を示す図である。
置の概略構成例を示す図である。
【図6】図5に示す装置の磁気軸受部とモータ部の配置
構成を示す図である。
構成を示す図である。
【図7】図6のA−A断面を示す図である。
11 CVDプロセスチャンバー 12 半導体ウエハ 13 回転テーブル 14 回転軸 15 モータ回転子 16 ラジアル磁気軸受ターゲット 17 ラジアルセンサターゲット 18 アキシャル磁気軸受ターゲット 19 磁気軸受フレーム 20 シール部材 21 ラジアル磁気軸受 22 ラジアル変位センサ 23 モータ固定子 24 アキシャル磁気軸受 25 アキシャル磁気軸受 26 アキシャル変位センサ 27 隔壁 28 隔壁 29 隔壁 30 隔壁 40 ラジアル磁気軸受 41 電磁石 42 固定子磁極 43 励磁コイル 44 ラジアル変位センサ 45 アキシャル磁気軸受 46 アキシャル磁気軸受 47 アキシャル変位センサ
フロントページの続き (72)発明者 中澤 敏治 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会社 荏原電産内 (72)発明者 茨田 敏光 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会社 荏原電産内 (72)発明者 関口 信一 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会社 荏原製作所内 (72)発明者 篠崎 弘行 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会社 荏原製作所内 Fターム(参考) 3J102 AA01 BA03 BA19 CA08 CA19 DA02 DA03 DA09 DA30 DA31 DA39 DB05 DB10 DB11 FA05 FA06 4K030 CA04 CA12 GA05 KA34 KA46 LA15 5F045 EM02 EM09 EM10
Claims (5)
- 【請求項1】 少なくとも相対向する一対の電磁石を具
備し、該対向する電磁石間に磁性体からなる制御対象体
を配置し、該電磁石の磁力で該制御対象体を浮上支持す
る磁気軸受において、 前記電磁石の励磁コイルはそれ自体を腐食環境に耐え得
る耐腐食構造とし、該電磁石は該励磁コイルを磁性体か
らなる磁極に装着した構成であることを特徴とする磁気
軸受。 - 【請求項2】 請求項1に記載の磁気軸受において、 前記電磁石の該励磁コイルはコイル体に非磁性体で且つ
耐腐食性のあるセラミック又はガラス状硬化材を充填し
てユニット化した構成であることを特徴とする磁気軸
受。 - 【請求項3】 請求項1に記載の磁気軸受において、 前記電磁石の励磁コイルはコイル体を耐腐食性材からな
るコイルケースで密封した構成であることを特徴とする
磁気軸受。 - 【請求項4】 請求項1に記載の磁気軸受において、 前記電磁石の励磁コイルは導電線を耐腐食材のシースで
密閉被覆した構成のシース線を巻回した構成であること
を特徴とする磁気軸受。 - 【請求項5】 腐食性環境下にある制御対象体を複数の
磁気軸受で浮上支持する磁気浮上装置において、 前記磁気軸受に請求項1乃至4に記載のいずれか1つ又
は2以上の磁気軸受を用いたことを特徴とする磁気浮上
装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000126118A JP2001304258A (ja) | 2000-04-26 | 2000-04-26 | 磁気軸受及び磁気浮上装置 |
KR1020027014352A KR20030042439A (ko) | 2000-04-26 | 2001-04-26 | 자기베어링 및 자기부상장치 |
PCT/JP2001/003651 WO2001081780A1 (fr) | 2000-04-26 | 2001-04-26 | Palier magnetique et appareil de levitation magnetique |
EP01925982A EP1288511A1 (en) | 2000-04-26 | 2001-04-26 | Magnetic bearing and magnetic levitation apparatus |
TW090109973A TW555940B (en) | 2000-04-26 | 2001-04-26 | Magnetic bearing, magnetic levitation device and chemical vapor deposition apparatus |
US10/258,536 US20030107282A1 (en) | 2000-04-26 | 2001-04-26 | Magnetic bearing and magnetic levitation apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000126118A JP2001304258A (ja) | 2000-04-26 | 2000-04-26 | 磁気軸受及び磁気浮上装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001304258A true JP2001304258A (ja) | 2001-10-31 |
Family
ID=18635957
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000126118A Pending JP2001304258A (ja) | 2000-04-26 | 2000-04-26 | 磁気軸受及び磁気浮上装置 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20030107282A1 (ja) |
EP (1) | EP1288511A1 (ja) |
JP (1) | JP2001304258A (ja) |
KR (1) | KR20030042439A (ja) |
TW (1) | TW555940B (ja) |
WO (1) | WO2001081780A1 (ja) |
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---|---|---|---|---|
CN103459191A (zh) * | 2010-12-03 | 2013-12-18 | 桑多·韦恩·沙佩里 | 磁悬浮装配件 |
CN106337876A (zh) * | 2016-10-13 | 2017-01-18 | 中国人民解放军海军工程大学 | 异极式永磁偏置混合径向磁轴承 |
CN108443335A (zh) * | 2018-05-30 | 2018-08-24 | 江苏理工学院 | 曲柄滑块式径向保护轴承 |
CN116002025A (zh) * | 2022-09-09 | 2023-04-25 | 哈尔滨工程大学 | 一种全海深充油式耐腐蚀电磁吸盘装置 |
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GB2387204B (en) * | 2002-03-14 | 2006-01-18 | Edward Camplin | Magnetic rotary suspension bearing |
JP3711277B2 (ja) * | 2002-12-17 | 2005-11-02 | 核燃料サイクル開発機構 | 非接触軸支構造の遠心抽出器 |
TW200525086A (en) * | 2003-10-21 | 2005-08-01 | Nabtesco Corp | Rotary dry vacuum pump |
US7663281B1 (en) | 2004-08-31 | 2010-02-16 | Jeffrey J Nau | Magnetic field generating device |
WO2009021721A2 (de) * | 2007-08-14 | 2009-02-19 | Rothe Erde Gmbh | Verfahren und lager zur lagerung von drehbaren geräten, insbesondere eines medizinischen scanners |
US8513826B2 (en) * | 2008-06-26 | 2013-08-20 | Ed Mazur | Wind turbine |
EP2372749B1 (de) | 2010-03-31 | 2021-09-29 | Levitronix GmbH | Behandlungsvorrichtung zur Behandlung einer Oberfläche eines Körpers |
WO2015112328A1 (en) * | 2014-01-27 | 2015-07-30 | Applied Materials, Inc. | High speed epi system and chamber concepts |
KR102472651B1 (ko) * | 2015-05-11 | 2022-11-30 | 가부시키가이샤 에바라 세이사꾸쇼 | 전자석 장치, 전자석 제어 장치, 전자석 제어 방법 및 전자석 시스템 |
DE112018003283T5 (de) * | 2017-08-01 | 2020-03-19 | Mitsubishi Electric Corporation | Drehantriebsvorrichtung, verfahren zum montieren einer drehantriebsvorrichtung, axialgebläse, verfahren zum montieren eines axialgebläses und laseroszillator |
JP7055720B2 (ja) | 2018-08-10 | 2022-04-18 | 株式会社荏原製作所 | 基板回転装置、基板洗浄装置および基板処理装置ならびに基板回転装置の制御方法 |
CN113745138B (zh) * | 2021-09-03 | 2024-03-22 | 上海隐冠半导体技术有限公司 | 磁浮装置和微动台 |
JP2023175275A (ja) * | 2022-05-30 | 2023-12-12 | 株式会社荏原製作所 | 磁気軸受装置 |
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JPH06150722A (ja) * | 1992-11-05 | 1994-05-31 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 巻線用導体 |
JPH06232047A (ja) * | 1993-01-29 | 1994-08-19 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ウェハ回転装置 |
JP3315027B2 (ja) * | 1995-11-14 | 2002-08-19 | 株式会社荏原製作所 | 高圧液中用磁気軸受 |
JP3696398B2 (ja) * | 1997-04-28 | 2005-09-14 | Ntn株式会社 | 静圧磁気複合軸受およびスピンドル装置 |
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-
2000
- 2000-04-26 JP JP2000126118A patent/JP2001304258A/ja active Pending
-
2001
- 2001-04-26 TW TW090109973A patent/TW555940B/zh active
- 2001-04-26 KR KR1020027014352A patent/KR20030042439A/ko not_active Withdrawn
- 2001-04-26 US US10/258,536 patent/US20030107282A1/en not_active Abandoned
- 2001-04-26 WO PCT/JP2001/003651 patent/WO2001081780A1/ja not_active Application Discontinuation
- 2001-04-26 EP EP01925982A patent/EP1288511A1/en not_active Withdrawn
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US20030107282A1 (en) | 2003-06-12 |
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