JP2001300730A - 油井用高強度マルテンサイト系ステンレス鋼管の接続方法 - Google Patents
油井用高強度マルテンサイト系ステンレス鋼管の接続方法Info
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Abstract
優れた耐食性に加え、機械的性質にも優れる高強度油井
鋼管を溶接により接続できる方法を提供する。 【解決手段】 C:0.03%以下、Si:0.70%、Mn:0.30
〜2.00%、P:0.03%以下、S:0.005 %以下、Cr:1
0.5〜15.0%、Ni:7.0 %以下、Al:0.05%以下、N:
0.2 %以下、O:0.01%以下を含有し、さらに必要に応
じてNb、V、Mo、Cu、Ti、Zr、W、B、Caのうち1種ま
たは2種以上を所定の量だけ含有し、残部がFeおよび不
可避的不純物からなる油井用高強度マルテンサイト系ス
テンレス鋼管を、溶接継手部の最高硬さがHV 380 以下
でかつ溶接金属の平均硬さと溶接熱影響部の最高硬さの
差がHV 100 以下となるように溶接接続する。
Description
ガスの油井、ガス井に使用される油井管用の鋼材に関
し、とくに炭酸ガス(CO2 )、塩素(Cl- )等を含む極
めて腐食環境の厳しい油井、ガス井で使用するに適し
た、優れた低温靱性、耐食性を有し、かつ溶接可能な高
強度マルテンサイト系ステンレス油井用鋼管の接続方法
に関するものである。
に予想される石油資源の枯渇化を目前にして、従来は省
みられなかったような深層油田や、開発が一旦は放棄さ
れていた腐食性の強い油田等に対する開発が、世界的規
模で盛んになっている。このような油田、ガス田は一般
に深度が極めて深く、またその雰囲気は高温でかつ、CO
2 、Cl- 等を含む厳しい腐食環境となっている。したが
ってこのような油田、ガス田の採掘に使用される油井鋼
管としては高温条件においても高強度で、しかも耐食性
を兼ね備えた材質が要求される。
2 腐食性、耐孔食性の優れた13%Crマルテンサイト系ス
テンレス鋼管が多く使用されている。また、これらの油
井管はネジにて接続されている。最近の油田は掘削環境
が厳しくなっているため、ネジに対する要求が厳しくな
り、種々のPremium Joint が開発されている。しかしな
がら、ネジに対する要求は年々厳しくなり、PremiumJoi
nt によっても必要な特性が得られないような掘削条件
も出てきている。鋼管の接続方法としては溶接が一般的
であり、ラインパイプでは一般的に行われているが、油
井用鋼管は強度が高いために溶接性が劣ることから、通
常、溶接では接続されない。
いう試みがあるが、溶接部が硬化するために、溶接部の
機械的性質、耐腐食われ性が著しく劣化するという問題
点があった。
を背景としてなされたもので、前述のようにCO2 、Cl-
等を含む苛酷な腐食環境下において優れた耐食性に加
え、機械的性質にも優れる高強度油井鋼管を溶接により
接続できる方法を提供することを目的とするものであ
る。
達成するべく、代表的なマルテンサイト系ステンレス鋼
である13%Cr鋼をベースとして、高強度化と溶接部の特
性の両立を検討した結果、C、Nを従来より著しく低減
し、必要に応じて合金元素を添加した13%Cr鋼におい
て、溶接部の硬さを規制することによって、機械的性
質、耐腐食われ性を確保できることを見出し、本発明を
なすに至った。
可避的不純物からなる油井用高強度マルテンサイト系ス
テンレス鋼管を接続する方法であって、溶接継手部の最
高硬さがHV 380 以下でかつ溶接金属の平均硬さと溶接
熱影響部の最高硬さの差がHV 100 以下となるように溶
接接続することを特徴とする低温靱性および耐食性に優
れた油井用高強度マルテンサイト系ステンレス鋼管の接
続方法である。
学組成)の限定理由について説明する。 C:0.03%以下 Cは、マルテンサイト系ステンレス鋼の強度に関係する
重要な元素であるが、溶接熱影響部の硬さを上げ、溶接
われを引き起こす危険性がある。そこで溶接われを引き
起こさないため、0.03%以下とした。また、Cは、耐食
性からみても少ないほうが良く、好ましくは0.02%以下
の範囲である。なお、本発明では、後述するようにCの
低減による強度低下をNi、あるいはさらにNb、Vの添加
によって補うこととした。
であるが、0.70%を超えると耐CO2 腐食性を低下させ、
さらに熱間加工性も低下させることから、0.70%以下と
した。 Mn:0.30〜2.00% Mnは、油井管用マルテンサイト系ステンレス鋼としての
強度を確保するために0.30%以上必要であるが、2.00%
を超えると靱性に悪影響を及ぼすことから、0.30〜2.00
%とした。
および耐硫化物応力腐食われ性をともに劣化させる元素
であり、その含有量は可及的に少ないことが望ましい
が、極端な低減は製造コストの上昇を招く。そこで、工
業的に比較的安価に実施可能でかつ耐CO2 耐食性、耐CO
2 応力腐食われ性、耐孔食性および耐硫化物応力腐食わ
れ性を劣化させない範囲として、Pは0.03%以下とし
た。
劣化させる元素であり、可及的に少ないことが望ましい
が、0.005 %以下に制限すれば通常の工程でのパイプ製
造が可能となることから、0.005 %以下とした。なお、
好ましくは、0.003 %以下である。
ために主要な元素であり、耐食性の観点からは10.5%以
上必要であるが、15.0%を超えると熱間加工性が劣化す
ることから、10.5〜15.0%とした。なお、好ましくは1
0.5〜13.5%である。
力腐食われ性、耐孔食性を高めるとともに、Cを低減し
た13%Cr鋼の強度を上昇させるために添加されるが、7.
0 %を超えるとマルテンサイト組織の安定性を損なうこ
とから、7.0 %以下とした。なお、好ましくは1.0 〜6.
5 %である。
性に悪影響を及ぼすことから、0.05%以下とした。 N:0.2 %以下 Nは、耐孔食性を著しく向上させる元素であるが、0.2
%を超えるとその効果が飽和してしまい、かつ溶接性を
低下させるので、0.2 %以下とした。なお、好ましくは
0.08%以下である。
に低減すべき元素である。すなわち、O含有量が多いと
各種の酸化物を形成して熱間加工性、耐CO2 腐食性、耐
CO2 応力腐食割れ性、耐孔食性および靱性を著しく低下
させる。ただし0.01%以下は許容しうるので、Oは0.01
%以下とした。なお、好ましくは0.006%以下である。
温における強度を上昇させる効果があるが、0.20%超え
て添加すると靱性を劣化させるため、夫々0.20%以下と
した。 Mo:0.1 〜3.0 % Moは、Cl- による孔食に対して抵抗性を与える元素であ
るが、0.1 %未満ではその効果は認められず、一方、3.
0 %を超えるとδフェライトの発生を招き、耐CO2 腐食
性、耐CO2 応力腐食割れ性および熱間加工性が低下する
ことから、0.1〜3.0 %とした。なお、好ましくは0.8
〜2.5 %である。
し、耐硫化物応力腐食われ性を高める元素であるが、3.
5 %を超えると高温でCuS が粒界析出し、熱間加工性が
低下することから、3.5 %以下とした。なお、好ましく
は0.2 〜2.5 %である。
0 %以下、B:0.0005〜0.01%以下Ti、Zr、W、Bは、
いずれも強度を上昇させる効果、および耐応力腐食割れ
性を改善する効果があるが、Tiは0.3 %を超えて、Zrは
0.2 %を超えて、Wは3.0%を超えて添加すると靱性を
劣化させるため、また、Bは0.0005%未満では効果がな
く、0.01%を超えた添加は靱性を劣化させるため、Ti:
0.3 %以下、Zr:0.2 %以下、W:3.0 %以下、B:0.
0005〜0.01%とした。
とにより、介在物の周囲のマトリックスの格子歪を小さ
くして、水素のトラップ能を下げる作用がある。その効
果は0.0005%未満では顕著ではなく、一方、0.01%を超
えるとCaO の増加を招き、耐CO2 腐食性、耐孔食性が低
下することから、Caは、0.0005〜0.01%、好ましくは0.
001 〜0.005 %とした。
レス鋼管は、これを溶接継手部の最高硬さがHV 380 以
下、溶接金属と溶接熱影響部の硬さの差がHV 100 以下
になる溶接にて接続することにより、溶接部の靱性、耐
腐食割れ性を確保できることができる。かかる溶接継手
硬さ条件を満足するためには、母材組成に応じて溶接材
料の選択および/または溶接入熱の制御を適切に行うこ
とが重要であるが、これら以外に、溶接後熱処理を加え
ることによって、硬さを調節してもよい。
造するにあたっては、通常の製造工程に何ら手を加える
ことを要しない。すなわち、鋼素材を継目無鋼管あるい
は電縫鋼管に成形後、成形のまま、または900 〜1100℃
の温度範囲に加熱して水冷または空冷により冷却し、そ
の後、油井用鋼管として必要な強度を得るべく500 〜65
0 ℃の温度範囲で焼戻すという常法で製造できる。
ク溶接が好ましいが、これのみならず、拡散接合、抵抗
溶接、レーザ溶接等、他の溶接方法を用いることも可能
である。
mmのビレットを鋳造し、これを小型圧延ミルにて板厚10
mm、外径62mmの継目無鋼管となし、引き続き、焼入れ、
焼戻しの熱処理を施し、降伏強度を95grade のレベルに
調整した。これらの継目無鋼管をTIG溶接法にて表1
に示す条件で溶接接続し、継手を作製した。溶接材料と
しては、表2に組成を示す25%Cr系溶接材料(No.1)
および2種類の共金系溶接材料(No.2,3)を用い
た。
化物応力腐食われ性試験(SSC試験)を行った。シャ
ルピー試験は、溶接金属(WM)と溶接熱影響部(HA
Z)とから採取したフルサイズ試験片を用いて−20℃で
行った。SSC試験は、継手溶接部から採取した板厚5
mm、幅15mm、長さ115 mmの4点曲げ試験片を用い、100
%SMYS(Specified yield Strength,95ksi=655MP
a) の応力を付加し、試験液に720 時間浸漬後、われの
有無をチェックした。試験液は、5%NaCl水溶液に酢酸
と酢酸ナトリウムを添加してpHを4.5 に調整し、5%
硫化水素+95%二酸化炭素の混合ガスを流したものを用
いた。
SC試験結果についてはわれの発生したものを×、発生
しなかったものを○で示した。
を本発明の溶接継手硬さ条件を満たすように溶接接続し
て作製した継手は、WMおよびHAZの−20℃での吸収
エネルギーが100J以上という優れた靱性を示し、さら
に、SSC試験においてわれの発生は認められず、優れ
た耐硫化物応力腐食われ性を示した。
有量を従来よりも著しく低減し、Si、Mn、P、S、Cr、
Ni、Al、N、Oの各含有量を所定の範囲に規制するとと
もに溶接継手部の硬さを規制することにより、優れた低
温靱性とH2S 、Cl- を含む厳しい腐食環境下でも十分な
耐応力腐食われ性を示す油井用高強度マルテンサイト系
ステンレス鋼管の溶接接続が可能となるという優れた効
果を奏する。
Claims (2)
- 【請求項1】 質量%で、 C:0.03%以下、 Si:0.70%、 Mn:0.30〜2.00%、 P:0.03%以下、 S:0.005 %以下、 Cr:10.5〜15.0%、 Ni:7.0 %以下、 Al:0.05%以下、 N:0.2 %以下、 O:0.01%以下 を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる油井
用高強度マルテンサイト系ステンレス鋼管を接続する方
法であって、溶接継手部の最高硬さがHV 380 以下でか
つ溶接金属の平均硬さと溶接熱影響部の最高硬さの差が
HV 100 以下となるように溶接接続することを特徴とす
る低温靱性および耐食性に優れた油井用高強度マルテン
サイト系ステンレス鋼管の接続方法。 - 【請求項2】 質量%で、 C:0.03%以下、 Si:0.70%、 Mn:0.30〜2.00%、 P:0.03%以下、 S:0.005 %以下、 Cr:10.5〜15.0%、 Ni:7.0 %以下、 Al:0.05%以下、 N:0.2 %以下、 O:0.01%以下 を含有し、さらに Nb:0.20%以下、 V:0.20%以下、 Mo:0.1 〜3.0 %、 Cu:3.5 %以下、 Ti:0.3 %以下、 Zr:0.2 %以下、 W:3.0 %以下、 B:0.0005〜0.01%、 Ca:0.0005〜0.01% のうち1種または2種以上を含有し、残部がFeおよび不
可避的不純物からなる油井用高強度マルテンサイト系ス
テンレス鋼管を接続する方法であって、溶接継手部の最
高硬さがHV 380 以下でかつ溶接金属の平均硬さと溶接
熱影響部の最高硬さの差がHV 100 以下となるように溶
接接続することを特徴とする低温靱性および耐食性に優
れた油井用高強度マルテンサイト系ステンレス鋼管の接
続方法。
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