JP2001261383A - 合わせガラス用中間膜及び合わせガラス - Google Patents
合わせガラス用中間膜及び合わせガラスInfo
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Abstract
透過性を阻害せず、かつ、ガラスと中間膜との界面で接
着性が良好な合わせガラス用中間膜及びそれを用いた合
わせガラスを提供する。 【解決手段】 可塑化ポリビニルアセタール樹脂からな
る合わせガラス用中間膜であって、前記可塑化ポリビニ
ルアセタール樹脂は、ポリビニルアセタール樹脂100
重量部、可塑剤30〜50重量部、3価及び/又は4価
をとりうる金属元素を1種以上含有する酸化亜鉛粒子
0.13〜5.0重量部、並びに、炭素数2〜10のカ
ルボン酸のマグネシウム塩及び/又はカリウム塩10〜
150ppmからなる合わせガラス用中間膜。
Description
耐光性、電磁波透過性に優れ、ガラスとの接着性が良好
な合わせガラス用中間膜及びそれを用いた合わせガラス
に関する。
されてなる合わせガラスは、外部衝撃を受けて破損して
も、ガラス板の破片が飛び散ることが少なく安全である
ので、自動車のような車両、航空機、建築物等の窓ガラ
ス用等として広く使用されている。このような中間膜と
しては、可塑剤により可塑化されたポリビニルブチラー
ル樹脂が広く用いられている。
は、上記のように安全性には優れているが、遮熱性に劣
るという問題点があった。光線の中でも、780nm以
上の波長をもつ赤外線は、紫外線と比較するとエネルギ
ー量が約10%程度と小さいが、熱的作用が大きく、物
質に吸収されると熱として放出され、温度上昇をもたら
すことから、熱線と呼ばれている。
ら入る赤外線を遮断して、車の温度上昇を抑えることに
よって、遮熱性を高めることができる。このようなガラ
ス板としては、例えば、熱線カットガラス等が市販され
ている。
断を目的として、金属蒸着、スパッタリング加工等によ
って、ガラス板の表面に金属/金属酸化物の多層コーテ
ィングが施されたものである。しかし、この多層コーテ
ィングは、外部からの擦傷に弱く、耐薬品性も劣るの
で、例えば、可塑化ポリビニルブチラール樹脂等からな
る中間膜を積層して合わせガラスとする方法が採用され
ていた。
チラール樹脂等からなる中間膜が積層された熱線カット
ガラスは、高価である、多層コーティングが厚いので透
明性(可視光透過率)が低下する、多層コーティングと
中間膜との接着性が低下し、中間膜の剥離や白化が起こ
る、又は、電磁波の透過を阻害し、携帯電話、カーナ
ビ、ガレージオープナー、現金自動収受等の通信機能に
支障をきたす等の問題点があった。
ば、特公昭61−52093号公報、特開昭64−36
442号公報等には、可塑化ポリビニルブチラール樹脂
シートの間に、金属蒸着したポリエステルフィルムを積
層した合わせガラスが提案されている。しかしながら、
この合わせガラスは、可塑化ポリビニルブチラール樹脂
シートとポリエステルフィルムとの間の接着性に問題が
あり、界面で剥離が起こるだけでなく、電磁波透過性も
不充分である等の問題点があった。
的で、断熱性無機物質の微粒子を中間膜層に分散させた
合わせガラスが、特開平8−259279号公報、特開
2000−16481号公報等に提案されている。これ
らの技術では、赤外線をこれらの機能性微粒子にて遮断
して、車両や建築物の温度上昇を抑えることによって、
断熱性を高めることが期待できる。
ら機能性微粒子を均一に微分散させなければ、合わせガ
ラスとしてのヘイズ(曇り度)が高くなり、透明性が悪
化する。そこで、一般に、分散剤を用いて可塑剤中に微
粒子を微分散させた分散液を、樹脂練り込み時に添加す
ることにより、中間膜が成形される。
る際に用いられた分散剤が、ガラスと中間膜との間の接
着力に影響を及ぼし、剥離の発生や合わせガラスの耐貫
通性能が低下したり、更に、分散剤のブリードにより,
経時で接着力が変化する等の問題点があった。
み、遮熱性が優れ、透明性が良好であり、電磁波透過性
を阻害せず、かつ、ガラスと中間膜との界面で接着性が
良好な合わせガラス用中間膜及びそれを用いた合わせガ
ラスを提供することを目的とする。
ニルアセタール樹脂からなる合わせガラス用中間膜であ
って、上記可塑化ポリビニルアセタール樹脂は、ポリビ
ニルアセタール樹脂100重量部、可塑剤30〜50重
量部、3価及び/又は4価をとりうる金属元素を1種以
上含有する酸化亜鉛粒子0.13〜5.0重量部、並び
に、炭素数2〜10のカルボン酸のマグネシウム塩及び
/又はカリウム塩10〜150ppmからなる合わせガ
ラス用中間膜である。以下に、本発明を詳述する。
アセタール成分とビニルアルコール成分とビニルアセテ
ート成分とから構成されている。これらの各成分量は、
例えば、JIS K 6728「ポリビニルブチラール
試験方法」や赤外吸収スペクトル(IR)法等に準拠し
て測定することができる。
るポリビニルアルコール(以下、PVAという)として
は、平均重合度500〜5000のものが好ましい。平
均重合度が500未満であると、得られる合わせガラス
用中間膜の耐貫通性が低下することがある。平均重合度
が5000を超えると、得られる樹脂の成形が難しくな
ることがあり、しかも樹脂膜の強度が強くなりすぎるの
で得られる合わせガラス用中間膜の衝撃吸収性や耐貫通
性が低下することがある。より好ましくは、平均重合度
1000〜2500のものである。
は、上記ポリビニルアセタール樹脂のビニルアセタール
成分を30モル%以下に設定するのが好ましく、そのた
めに、PVAの鹸化度は70モル%以上のものが好適に
用いられる。PVAの鹸化度が70モル%未満である
と、得られるポリビニルアセタール樹脂の透明性や耐熱
性が低下することがあり、また、反応性が低下すること
がある。ここで、PVAの平均重合度及び鹸化度は、例
えば、JIS K 6726「ポリビニルアルコール試
験方法」に準拠して測定することができる。
ポリビニルアセタール樹脂を得るために用いられるアル
デヒドとしては特に限定されないが、例えば、炭素数3
〜10のアルデヒド等が好適に用いられる。アルデヒド
の炭素数が3未満であると、得られる樹脂の成形性が不
充分となることがあり、10を超えると、アセタール化
の反応性が低下し、しかも反応中に樹脂のブロックが発
生しやすくなり、樹脂の合成に困難を伴うことがある。
より好ましくは、炭素数4〜8のアルデヒドである。
として用いられるポリビニルアセタール樹脂は、炭素数
4のn−ブチルアルデヒドでアセタール化して得られる
ポリビニルブチラール(以下、PVBという)樹脂であ
ることが好ましい。PVB樹脂は、製造が容易であり、
また、PVB樹脂の使用により、得られる合わせガラス
用中間膜とガラスとの接着力がより適正となる。更に、
得られる合わせガラス用中間膜は、耐光性や耐候性等に
も優れたものとなる。
としては特に限定されないが、例えば、PVAを温水に
溶解し、得られた水溶液を所定の温度、例えば0〜95
℃に保持しておいて、所要の酸触媒及びアルデヒドを加
え、攪拌しながらアセタール化反応を完結させ、その
後、酸触媒の中和、水洗及び乾燥を行ってポリビニルア
セタール樹脂の粉末を得る方法等が採用される。
る可塑化ポリビニルアセタール樹脂は、ポリビニルアセ
タール樹脂が、可塑剤により可塑化されたものである。
上記可塑剤としては特に限定されず、例えば、トリエチ
レングリコール−ジ−2−エチルヘキサノエート(以
下、3GOという)、オリゴエチレングリコール−ジ−
2−エチルヘキサノエート(以下、NGOという)、テ
トラエチレングリコール−ジ−n−ヘプタノエート(以
下、4G7という)、トリエチレングリコール−ジ−2
−エチルブチレート(以下、3GHという)等が挙げら
れる。これらは単独で用いられてもよく、2種以上併用
されてもよい。
その2倍当量以上の2−エチルヘキシル酸とを触媒下で
反応させることにより得られる。上記NGOは、オリゴ
エチレングリコールとその2倍当量以上の2−エチルヘ
キシル酸とを触媒下で反応させることにより得られる。
上記オリゴエチレングリコールは、エチレングリコール
単位が3〜9のものを90重量%以上含有するものであ
り、例えば、三井東圧化学社、三菱化学社、日曹ケミカ
ル社等から市販されている。また、上記4G7は、テト
ラエチレングリコールとその2倍当量以上のn−ヘプタ
ン酸とを触媒下で反応させることにより得られる。更
に、上記3GHは、トリエチレングリコールとその2倍
当量以上の2−エチルブチル酸とを触媒下で反応させる
ことにより得られる。
ール樹脂100重量部に対して30重量部未満である
と、得られる合わせガラス用中間膜の耐衝撃性が低下す
る。50重量部を超えると、可塑剤がブリードアウトし
て接着力が低下する。
塑化ポリビニルアセタール樹脂中に、3価及び/又は4
価をとりうる金属元素を1種以上含有する酸化亜鉛粒子
(以下、金属ドープ酸化亜鉛という)0.13〜5.0
重量部、並びに、炭素数2〜10のカルボン酸のマグネ
シウム塩及び/又はカリウム塩10〜150ppmが分
散されているものである。上記金属ドープ酸化亜鉛を膜
中に分散させることにより、得られる合わせガラス用中
間膜は、優れた遮熱性を有するものとなる。
び/又は4価をとりうる金属元素としては特に限定され
ず、例えば、B、Al、Ga、In、Tl、C、Si、
Ge、Sn、Pb、Sc、Y、Ti、Zr、Hf、V、
Nb、Ta、Cr、Mo、W、Mn、Tc、Re、F
e、Ru、Os、Rh、Ir、La、Ce、Sb等が挙
げられる。これらは、1種又は2種以上酸化亜鉛粒子中
に含まれていてよい。
上記金属ドープ酸化亜鉛の含有量が、ポリビニルアセタ
ール樹脂100重量部に対して0.13重量部未満であ
ると、得られる合わせガラス用中間膜において、赤外線
遮蔽の効果が出にくくなり、遮熱性が低下する。5.0
重量部を超えると、得られる合わせガラス用中間膜の可
視光線の透過性が低下する。好ましくは、0.13〜
3.0重量部である。
上記炭素数2〜10のカルボン酸のマグネシウム塩及び
カリウム塩は、接着力調整剤として機能するものであ
る。上記炭素数2〜10のカルボン酸のマグネシウム塩
としては特に限定されず、例えば、酢酸マグネシウム、
プロパン酸マグネシウム、ブタン酸マグネシウム、ペン
タン酸マグネシウム、ヘキサン酸マグネシウム、2−エ
チル酪酸マグネシウム、ヘプタン酸マグネシウム、オク
タン酸マグネシウム、2−エチルヘキシル酸マグネシウ
ム等が挙げられる。上記炭素数2〜10のカルボン酸の
カリウム塩としては特に限定されず、例えば、酢酸カリ
ウム、プロパン酸カリウム、ブタン酸カリウム、ペンタ
ン酸カリウム、ヘキサン酸カリウム、2−エチル酪酸カ
リウム、ヘプタン酸カリウム、オクタン酸カリウム、2
−エチルヘキシル酸カリウム等が挙げられる。これらは
単独で用いられてもよく、2種以上併用されてもよい
が、2種以上併用されることが好ましい。上記の塩が2
種以上併用されることにより、少量で接着力の調整が可
能となる。
シウム塩及び/又はカリウム塩の含有量が、10ppm
未満であると、得られる合わせガラス用中間膜の接着力
の調整が不可能となる。150ppmを超えると、得ら
れる合わせガラス用中間膜の耐湿性や透明性が低下す
る。
いては、可塑化ポリビニルアセタール樹脂中に、金属ド
ープ酸化亜鉛が均一に分散されていることが好ましい。
膜中に金属ドープ酸化亜鉛が均一に分散されていること
により、得られる合わせガラス用中間膜の遮熱性は、膜
全体に渡って高いものとなる。
金属ドープ酸化亜鉛を分散させる方法としては特に限定
されないが、金属ドープ酸化亜鉛を分散剤により有機溶
媒中に分散させた分散液を添加してなることが好まし
い。上記の方法により、金属ドープ酸化亜鉛は、膜中に
均一に分散される。
酸化亜鉛は、粒径が0.2μm以下であることが好まし
い。粒径が0.2μmを超えると、粒子による可視光線
の散乱が顕著になり、得られる合わせガラス用中間膜の
透明性が損なわれることがある。
ル樹脂、カルボキシル変性シリコーンオイル及びアミン
変性シリコーンオイルからなる群より選択される1種以
上の化合物であることが好ましい。また、上記の金属ド
ープ酸化亜鉛を分散させる有機溶媒としては、ポリビニ
ルアセタール樹脂、カルボキシル変性シリコーンオイル
及びアミン変性シリコーンオイル等の分散剤と相溶性の
よい有機溶媒が使用され、可塑剤等が好ましい。
ール樹脂としては特に限定されず、上述のポリビニルア
セタール樹脂の製造方法により製造されたもの等を使用
することができる。また、分散剤として用いられるポリ
ビニルアセタール樹脂は、重合度が100〜5000で
あることが好ましい。重合度が100未満であると充分
な分散効果が得られないことがある。5000を超える
と、有機溶媒との相溶性が悪くなるので、分散剤として
作用しないことがある。更に、上記ポリビニルアセター
ル樹脂中の水酸基が結合しているビニル成分の含有量
は、20〜80モル%が好ましい。水酸基が結合してい
るビニル成分の含有量が20モル%未満であると、金属
ドープ酸化亜鉛を分散する能力が不足することがある。
80モル%を超えると、有機溶媒への溶解性が低下し、
分散液の作製が困難となることがある。
アセタール樹脂の添加量は、金属ドープ酸化亜鉛100
重量部に対して1重量部以上であることが好ましい。1
重量部未満であると、充分な分散効果が得られないこと
がある。
アミン変性シリコーンオイルとしては特に限定されず、
例えば、ポリシロキサンとカルボキシル基又はアミン基
を有する化合物とを反応させて得られる、一般的に淡黄
色透明で粘調な液体等が挙げられ、これらの1種又は2
種以上が好適に用いられる。更に、上記カルボキシ変性
シリコーンオイル及びアミン変性シリコーンオイルは、
上述した可塑化ポリビニルアセタール樹脂に用いられる
可塑剤との相溶性をよくするために、その変性率が適宜
調整されたものが好ましい。
ル及び/又はアミン変性シリコーンオイルの添加量とし
ては特に限定されず、金属ドープ酸化亜鉛100重量部
に対して0.5重量部以上、かつ、可塑化ポリビニルア
セタール樹脂の主成分であるポリビニルアセタール樹脂
100重量部に対して0.5重量部以下であることが好
ましい。金属ドープ酸化亜鉛100重量部に対してカル
ボキシ変性シリコーンオイル及び/又はアミン変性シリ
コーンオイルの添加量が0.5重量部未満であると、充
分な分散効果が得られないことがある。上記ポリビニル
アセタール樹脂100重量部に対するカルボキシ変性シ
リコーンオイル及び/又はアミン変性シリコーンオイル
の添加量が0.5重量部を超えると、得られる合わせガ
ラス用中間膜とガラスとの接着力が経時で変化すること
がある。
上記金属ドープ酸化亜鉛を有機溶媒に分散させる方法と
しては特に限定されないが、有機溶媒、分散剤、金属ド
ープ酸化亜鉛を混合し、一般に塗料の分散や配合に用い
られる、サンドミル、ボールミル、ホモジナイザー、ア
トライター、高速回転攪拌装置、超音波分散装置等の装
置にて分散することができる。
鉛を分散した分散液は、合わせガラス用中間膜中に含ま
れる金属ドープ酸化亜鉛の割合が上記の範囲になるよ
う、可塑化ポリビニルアセタール樹脂に直接添加しても
よく、また、あらかじめ可塑剤中に添加し、その後ポリ
ビニルアセタール樹脂と混合してもよい。
他必要に応じて紫外線吸収剤、光安定剤、酸化防止剤、
界面活性剤、着色剤等の合わせガラス用中間膜に一般的
に用いられている公知の添加剤が1種又は2種以上含有
されていてもよい。
ず、例えば、チバガイギー社製の商品名「チヌビン
P」、「チヌビン320」、「チヌビン326」、「チ
ヌビン328」等のベンゾトリアゾール系のもの等が挙
げられる。これらは単独で用いられてもよく、2種以上
併用されてもよい。
えば、旭電化工業社製の商品名「アデガスタブLA−5
7」等のヒンダードアミン系のもの等が挙げらる。これ
らは単独で用いられてもよく、2種以上併用されてもよ
い。
例えば、住友化学工業社製の商品名「スミライザーBH
T」、チバガイギー社製の商品名「イルガノックス10
10」等のフェノール系のもの等が挙げられる。これら
は単独で用いられてもよく、2種以上併用されてもよ
い。
例えば、ラウリル硫酸ナトリウム、アルキルベンゼンス
ルホン酸ナトリウム等が挙げられる。これらは単独で用
いられてもよく、2種以上併用されてもよい。
方法としては特に限定されず、例えば、上記ポリビニル
アセタール樹脂、可塑剤、炭素数2〜10のカルボン酸
のマグネシウム塩及び/又はカリウム塩、金属ドープ酸
化亜鉛の各所定量と、必要に応じて添加される上記各種
添加剤とを配合し、これを均一に混練した後、押し出し
法、カレンダー法、プレス法、キャスティング法、イン
フレーション法等によりシート状に成膜し、これを合わ
せガラス用中間膜とすればよい。
上記可塑化ポリビニルアセタール樹脂からなる膜は、単
層で合わせガラス用中間膜とされてもよく、2枚以上が
積層された状態で用いられてもよい。
厚は、特に限定されるものではないが、合わせガラスと
して最小限必要な耐貫通性や耐候性等を考慮すると、実
用的には、0.3〜0.8mmであることが好ましい。
ような構成からなるので、透明性、遮熱性、電磁波透過
性、耐光性等が優れており、また、ガラスとの接着力調
整が良好である。本発明2は、少なくとも一対のガラス
板間に、本発明1の合わせガラス用中間膜を介在させ、
一体化させてなる合わせガラスである。
780nmでの可視光透過率Tv、340〜1800n
mでの日射透過率Ts、ヘイズH、10〜2000MH
zでの電磁波シールド性能ΔdB及びパンメル値Pが、
下記の条件を満たすものであることが好ましい。 Tv≧75% Ts≦60% H≦1.0% ΔdB≦2dB P=3〜7 上記Tvが75%未満であると、合わせガラスの透明性
が小さいので、実使用上好ましくない。上記Tsが60
%を超えると、合わせガラスの遮熱性が充分でない。上
記Hが1.0%を超えると、合わせガラスの透明性が小
さいので、実使用上好ましくない。上記ΔdBが2dB
を超えると、電磁波透過性が不充分となる。上記Pが上
記の範囲外であると、合わせガラス用中間膜とガラスと
の接着力が適正な範囲にないので、中間膜の剥離等が起
こることがある。
は特に限定されず、例えば、2枚の透明なガラス板の間
に、本発明1の合わせガラス用中間膜を挟み、これをゴ
ムバックに入れ、減圧吸引しながら約70〜110℃の
温度で予備接着し、次いで、オートクレーブを用いて約
120〜150℃の温度で、約1〜1.5MPaの圧力
で本接着を行うことにより、所望の合わせガラスを得る
ことができる。
えば、フロート板ガラス、磨き板ガラス、型板ガラス、
網入りガラス、線入りガラス、着色された板ガラス等の
各種無機ガラス板等が挙げられる。これらは単独で用い
られてもよく、2種以上併用されてもよい。
ラス以外の有機ガラス、即ち、剛性の高い透明体で挟着
されてもよい。上記透明体としては、例えば、ポリカー
ボネート樹脂よりなるもの等が挙げられる。
明するが、本発明はこれらの実施例のみに限定されるも
のではない。
700、鹸化度99.2モル%のPVA275gを加え
て加熱溶解した。反応系を15℃に温度調節し、35重
量%の塩酸201gとn−ブチルアルデヒド157gと
を加え、この温度を保持して反応物を析出させた。その
後、反応系の液温を60℃で3時間保持して反応を完了
させ、過剰の水で洗浄して未反応のn−ブチルアルデヒ
ドを洗い流し、塩酸触媒を水酸化ナトリウム水溶液で中
和し、更に、過剰の水で2時間水洗した後、乾燥を行っ
て、白色粉末状のPVB樹脂を得た。得られたPVB樹
脂の平均ブチラール化度は68.5モル%であった。
るようにインジウムを亜鉛に対して5モル%ドープした
酸化亜鉛粉末を仕込み、同時に分散剤として、平均重合
度1700、鹸化度99.2モル%のPVAから合成さ
れた平均ブチラール化度が65.3モル%のPVB粉末
を、インジウムドープ酸化亜鉛100重量部に対し、5
0重量部となるようにアトライターに仕込み、10時間
分散させて、分散液を調製した。
られたPVB樹脂100重量部に対し、インジウムドー
プ酸化亜鉛1.0重量部を分散させた3GOを39重量
部、酢酸マグネシウム20ppm及び2−エチル酪酸マ
グネシウム40ppmを添加し、ミキシングロールで充
分に溶融混練した後、プレス成形機を用いて150℃で
30分間プレス成形し、平均膜厚0.76mmの合わせ
ガラス用中間膜を得た。
わせガラス用中間膜を、その両端から透明なフロートガ
ラス(30cm×横30cm×厚さ3mm)で挟み込
み、これをゴムバック内に入れ、2.7kPaの真空度
で20分間脱気した後、脱気したままの状態でオーブン
に移し、更に、90℃で30分間保持しつつ真空プレス
した。このようにして予備圧着された合わせガラスをオ
ートクレーブ内で135℃、圧力1.2MPaの条件で
20分間加熱加圧して本接着を行い、合わせガラスを得
た。得られた合わせガラスを用いて、下記の評価方法に
て評価を行った。評価結果を表2に示した。
て、合わせガラスの340〜1800nmの透過率を測
定し、JIS Z 8722、JIS R 3106及
びJIS Z 8701に準拠して380〜780nm
の可視光透過率Tv、340〜1800nmの日射透過
率Tsを求めた。
10〜2000MHzの反射損失値(dB)を、通常の
板厚3mmのフロートガラス単板と比較した。上記周波
数での差の最大値をΔdBmaxとして評価した。
ル値で評価した。その試験方法の詳細は次の通りであ
る。合わせガラスを、−1.8±0.6℃の温度に16
時間放置して調整し、これを頭部が0.45kgのハン
マーで打って、ガラスの粒子径が6mm以下となるまで
粉砕した。次いで、ガラスが部分剥離した後の中間膜の
露出度を、あらかじめグレード付けした限度見本で判定
し、その結果を表1に示す判定基準に従ってパンメル値
として表した。上記パンメル値が大きいほど中間膜とガ
ラスとの接着力も大きく、パンメル値が小さいほど中間
膜とガラスとの接着力も小さい。
2週間放置した後、取り出して直ちに、合わせガラス端
部の剥離状態を観察した。
プ酸化亜鉛1.0重量部の代わりに、アルミニウムを亜
鉛に対するモル比で4%、錫を同様に1.5%ドープし
た酸化亜鉛1.0重量部を用いたこと以外は、実施例1
と同様にして合わせガラスを作製した。また、この合わ
せガラスを用いて、上記の評価方法にて評価を行った。
評価結果を表2に示した。
プ酸化亜鉛の添加量を0.14重量部としたこと以外
は、実施例1と同様にして合わせガラスを作製した。ま
た、この合わせガラスを用いて、上記の評価方法にて評
価を行った。評価結果を表2に示した。
プ酸化亜鉛の添加量を2.8重量部としたこと以外は、
実施例1と同様にして合わせガラスを作製した。また、
この合わせガラスを用いて、上記の評価方法にて評価を
行った。評価結果を表2に示した。
鉛100重量部に対して、分散剤として、PVB粉末5
0重量部の代わりに、カルボキシ変性シリコーンオイル
10重量部を用いたこと以外は、実施例1と同様にして
合わせガラスを作製した。また、この合わせガラスを用
いて、上記の評価方法にて評価を行った。評価結果を表
2に示した。
プ酸化亜鉛を添加しなかったこと以外は、実施例1と同
様にして合わせガラスを作製した。また、この合わせガ
ラスを用いて、上記の評価方法にて評価を行った。評価
結果を表2に示した。
プ酸化亜鉛を添加しなかったことと、透明なフロートガ
ラスの代わりに、酸化亜鉛を蒸着したガラスを用いたこ
と以外は、実施例1と同様にして合わせガラスを作製し
た。また、この合わせガラスを用いて、上記の評価方法
にて評価を行った。評価結果を表2に示した。
プ酸化亜鉛を添加せずに膜厚0.38mmの中間膜を製
造した。この中間膜2枚の間に錫ドープ酸化インジウム
を蒸着した膜厚50μmのポリエステルフィルムを挟着
したものを合わせガラス用中間膜として用いて合わせガ
ラスを作製した。また、この合わせガラスを用いて、上
記の評価方法にて評価を行った。評価結果を表2に示し
た。
プ酸化亜鉛の添加量を0.03重量部としたこと以外
は、実施例1と同様にして合わせガラスを作製した。ま
た、この合わせガラスを用いて、上記の評価方法にて評
価を行った。評価結果を表2に示した。
プ酸化亜鉛の添加量を5.5重量部としたこと以外は、
実施例1と同様に操作を行って合わせガラスを作製し
た。また、この合わせガラスを用いて、上記の評価方法
にて評価を行った。評価結果を表2に示した。
ガラス用中間膜を用いた合わせガラスは、可視光透過
率、ヘイズ等の透明性に優れ、遮熱性、電磁波透過性、
接着性及び耐候性にも優れていた。これに対し、金属ド
ープ酸化亜鉛を用いなかった比較例1の合わせガラス
は、電磁波透過性が劣っていた。錫ドープ酸化インジウ
ムを蒸着したガラスを用いた比較例2の合わせガラス
は、電磁波透過性、接着性及び耐湿性に劣っていた。錫
ドープ酸化亜鉛を蒸着した膜厚50μmのポリエステル
フィルムを用いた比較例3の合わせガラスは、電磁波透
過性及び耐湿性に劣っていた。金属ドープ酸化亜鉛の添
加量が0.13重量部未満の比較例4の合わせガラス
は、電磁波透過性が劣っていた。また、金属ドープ酸化
亜鉛の添加量が5.0重量部を超える比較例5の合わせ
ガラスは、可視光透過率、ヘイズ等の透明性が劣ってい
た。
のような構成からなるので、透明性、耐候性、耐貫通性
に優れるとともに、遮熱性、電磁波透過性及びガラスと
の接着性等にも優れた性能を発揮する。そのため、本発
明の合わせガラス用中間膜を用いてなる合わせガラス
は、車両や建物等の窓ガラスとして好適に用いられる。
Claims (5)
- 【請求項1】 可塑化ポリビニルアセタール樹脂からな
る合わせガラス用中間膜であって、前記可塑化ポリビニ
ルアセタール樹脂は、ポリビニルアセタール樹脂100
重量部、可塑剤30〜50重量部、3価及び/又は4価
をとりうる金属元素を1種以上含有する酸化亜鉛粒子
0.13〜5.0重量部、並びに、炭素数2〜10のカ
ルボン酸のマグネシウム塩及び/又はカリウム塩10〜
150ppmからなることを特徴とする合わせガラス用
中間膜。 - 【請求項2】 可塑化ポリビニルアセタール樹脂は、3
価及び/又は4価をとりうる金属元素を1種以上含有す
る酸化亜鉛粒子を分散剤により有機溶媒中に分散させた
分散液を添加してなることを特徴とする請求項1記載の
合わせガラス用中間膜。 - 【請求項3】 分散剤は、ポリビニルアセタール樹脂、
カルボキシル変性シリコーンオイル及びアミン変性シリ
コーンオイルからなる群より選択される1種以上の化合
物であることを特徴とする請求項2記載の合わせガラス
用中間膜。 - 【請求項4】 少なくとも一対のガラス板間に、請求項
1、2又は3記載の合わせガラス用中間膜を介在させ、
一体化させてなることを特徴とする合わせガラス。 - 【請求項5】 波長380〜780nmでの可視光透過
率Tv、340〜1800nmでの日射透過率Ts、ヘ
イズH、10〜2000MHzでの電磁波シールド性能
ΔdB及びパンメル値Pは、下記の条件を満たすことを
特徴とする請求項4記載の合わせガラス。 Tv≧75% Ts≦60% H≦1.0% ΔdB≦2dB P=3〜7
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- 2000-03-14 JP JP2000070727A patent/JP2001261383A/ja active Pending
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