JP2001260523A - 顔料インク用インクジェット記録シート - Google Patents
顔料インク用インクジェット記録シートInfo
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- JP2001260523A JP2001260523A JP2000074386A JP2000074386A JP2001260523A JP 2001260523 A JP2001260523 A JP 2001260523A JP 2000074386 A JP2000074386 A JP 2000074386A JP 2000074386 A JP2000074386 A JP 2000074386A JP 2001260523 A JP2001260523 A JP 2001260523A
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- JP
- Japan
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- ink
- pigment
- parts
- jet recording
- recording sheet
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- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】水性顔料インクの定着性を有しかつ光沢に優れ
たインクジェット記録シートを得ること。 【解決手段】支持体上にインク受理層と光沢発現層を設
けてなり、該光沢発現層が湿潤状態にある間に鏡面ロー
ルへ圧着、乾燥させて得られ、支持体上に顔料と接着剤
を含有してなるインクジェット記録シートにおいて、イ
ンク受理層の該接着剤としてガラス転移温度(Tg)が
20℃以上の水性ポリウレタン樹脂を用いる。
たインクジェット記録シートを得ること。 【解決手段】支持体上にインク受理層と光沢発現層を設
けてなり、該光沢発現層が湿潤状態にある間に鏡面ロー
ルへ圧着、乾燥させて得られ、支持体上に顔料と接着剤
を含有してなるインクジェット記録シートにおいて、イ
ンク受理層の該接着剤としてガラス転移温度(Tg)が
20℃以上の水性ポリウレタン樹脂を用いる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有色顔料を分散し
た顔料インクを用いて記録するインクジェット記録方式
に供される顔料インク用インクジェット記録シートに関
するものであり、さらに詳しくは印字後の印字部有色顔
料の定着性及び耐水性に優れ、光沢に優れたインクジェ
ット記録シートに関するものである。
た顔料インクを用いて記録するインクジェット記録方式
に供される顔料インク用インクジェット記録シートに関
するものであり、さらに詳しくは印字後の印字部有色顔
料の定着性及び耐水性に優れ、光沢に優れたインクジェ
ット記録シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録方式は、種々の作動
原理によりインクの微小液滴を飛翔させて紙、フィルム
等の記録シートに付着させ、画像、文字などの記録を行
なうものであり、高速、低騒音、多色化が容易、記録パ
ターンの融通性が大きい、現像−定着が不要などの特徴
があり、漢字を含め各種図形およびカラー画像などの記
録装置として種々の用途に急速に普及している。さら
に、耐水性や耐光性の改良のため、有色顔料を分散した
顔料インクを用いたインクジェット記録方式も新たに提
案され実用化されている。
原理によりインクの微小液滴を飛翔させて紙、フィルム
等の記録シートに付着させ、画像、文字などの記録を行
なうものであり、高速、低騒音、多色化が容易、記録パ
ターンの融通性が大きい、現像−定着が不要などの特徴
があり、漢字を含め各種図形およびカラー画像などの記
録装置として種々の用途に急速に普及している。さら
に、耐水性や耐光性の改良のため、有色顔料を分散した
顔料インクを用いたインクジェット記録方式も新たに提
案され実用化されている。
【0003】最近、インクジェット記録の高速化、記録
画像の高精細化、フルカラー化といった用途の拡大に伴
い、表面光沢の高い、優れた外観を持つインクジェット
記録シートが要求されている。一般に、表面光沢の高い
用紙としては、表面に板状白色顔料を塗工し、さらに、
必要に応じてキャレンダ処理を施した高光沢を有する塗
工紙、あるいは湿潤塗工層を鏡面を有する加熱ドラム面
に圧着、乾燥することにより、その鏡面を写し取ること
によって得られる、所謂キャスト塗工紙等が知られてい
る。このキャスト塗工紙はスーパーキャレンダ仕上げさ
れた通常の塗工紙と比較して高い表面光沢とより優れた
表面平滑性を有し、優れた印刷効果が得られることか
ら、高級印刷物等の用途に専ら利用されている。例えば
特開平11−180036号公報には、キャスト層に水
性ポリウレタン樹脂を含有するインクジェット記録シー
トが開示されている。しかし、キャスト層に水性ポリウ
レタン樹脂を含有すると顔料インクの吸収性を低下させ
る欠点があった。
画像の高精細化、フルカラー化といった用途の拡大に伴
い、表面光沢の高い、優れた外観を持つインクジェット
記録シートが要求されている。一般に、表面光沢の高い
用紙としては、表面に板状白色顔料を塗工し、さらに、
必要に応じてキャレンダ処理を施した高光沢を有する塗
工紙、あるいは湿潤塗工層を鏡面を有する加熱ドラム面
に圧着、乾燥することにより、その鏡面を写し取ること
によって得られる、所謂キャスト塗工紙等が知られてい
る。このキャスト塗工紙はスーパーキャレンダ仕上げさ
れた通常の塗工紙と比較して高い表面光沢とより優れた
表面平滑性を有し、優れた印刷効果が得られることか
ら、高級印刷物等の用途に専ら利用されている。例えば
特開平11−180036号公報には、キャスト層に水
性ポリウレタン樹脂を含有するインクジェット記録シー
トが開示されている。しかし、キャスト層に水性ポリウ
レタン樹脂を含有すると顔料インクの吸収性を低下させ
る欠点があった。
【0004】インクジェット記録方式に用いられるイン
クとしては、従来、水性染料インク(以下、染料インク
と呼称)が多用されており、主流を占めてきた。しかし
ながら、ポスターなどの屋外用途が増加する中、この種
のインクには、着色剤が水溶性染料であるがゆえに記録
された画像の耐水性、耐光性等が劣るという問題があ
る。近年、この欠点の改良を目的として着色成分である
有色顔料を分散したインク(以下、顔料インクと呼称)
をインクジェット記録方式に適用する試みがなされてお
り、特開昭56−147868号公報、特開昭56−1
47871号公報、特開平2−255875号公報、特
開平3−76767号公報、特開平3−76768号公
報等において提案がなされている。
クとしては、従来、水性染料インク(以下、染料インク
と呼称)が多用されており、主流を占めてきた。しかし
ながら、ポスターなどの屋外用途が増加する中、この種
のインクには、着色剤が水溶性染料であるがゆえに記録
された画像の耐水性、耐光性等が劣るという問題があ
る。近年、この欠点の改良を目的として着色成分である
有色顔料を分散したインク(以下、顔料インクと呼称)
をインクジェット記録方式に適用する試みがなされてお
り、特開昭56−147868号公報、特開昭56−1
47871号公報、特開平2−255875号公報、特
開平3−76767号公報、特開平3−76768号公
報等において提案がなされている。
【0005】しかし、高光沢を有するキャスト塗工され
たインクジェット記録シートは、顔料インク中の有色顔
料が塗工層表面に残存し易く、これまでの染料インクに
よる記録に供されるシートを顔料インクに適用すれば、
インク中の溶媒成分等は、シート中に吸収されるか或い
はシート表面から蒸発するが、インク中の有色顔料自体
はいつまでもシート表面に残留し、手でふれる等の所謂
「擦過」がシート表面に起こると、着色成分である有色
顔料が剥がれ落ちてしまうという現象が発生し、場合に
よっては画像が失われるという事態に至る。
たインクジェット記録シートは、顔料インク中の有色顔
料が塗工層表面に残存し易く、これまでの染料インクに
よる記録に供されるシートを顔料インクに適用すれば、
インク中の溶媒成分等は、シート中に吸収されるか或い
はシート表面から蒸発するが、インク中の有色顔料自体
はいつまでもシート表面に残留し、手でふれる等の所謂
「擦過」がシート表面に起こると、着色成分である有色
顔料が剥がれ落ちてしまうという現象が発生し、場合に
よっては画像が失われるという事態に至る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、顔料
インクを用いてインクジェット記録した画像の擦過に対
する耐性などの顔料インクの定着性に優れており、且つ
光沢のある記録用シートを提供することにある。
インクを用いてインクジェット記録した画像の擦過に対
する耐性などの顔料インクの定着性に優れており、且つ
光沢のある記録用シートを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の課題は、支持体
上にインク受理層と光沢発現層を順次積層し、該光沢発
現層が湿潤状態にある間に鏡面ロールへ圧着、乾燥して
鏡面光沢仕上げされてなるインクジェット記録シートに
おいて、該インク受理層がガラス転移温度(Tg)20
℃以上の水性ポリウレタン樹脂を含有することによっ
て、解決することができた。
上にインク受理層と光沢発現層を順次積層し、該光沢発
現層が湿潤状態にある間に鏡面ロールへ圧着、乾燥して
鏡面光沢仕上げされてなるインクジェット記録シートに
おいて、該インク受理層がガラス転移温度(Tg)20
℃以上の水性ポリウレタン樹脂を含有することによっ
て、解決することができた。
【0008】より良好な顔料インク定着性と高い表面光
沢を得るために、該水性ポリウレタン樹脂のガラス転移
温度が30℃以上80℃以下の範囲であることが好まし
い。
沢を得るために、該水性ポリウレタン樹脂のガラス転移
温度が30℃以上80℃以下の範囲であることが好まし
い。
【0009】光沢発現層側のJIS P−8142によ
る75度鏡面光沢度を60%以上にすることが、写真並
の光沢感が得られるので、より好ましい。
る75度鏡面光沢度を60%以上にすることが、写真並
の光沢感が得られるので、より好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明のインクジェット
記録シートについて、詳細に説明する。
記録シートについて、詳細に説明する。
【0011】本発明に係る支持体とは、LBKP、NB
KPなどの化学パルプ、GP、PGW、RMP、TM
P、CTMP、CMP、CGPなどの機械パルプ、DI
Pなどの古紙パルプ等の木材パルプ、または、ケナフ、
バガス、コットン等の非木材パルプを主成分として、従
来公知の白色顔料、バインダー、サイズ剤、定着剤、歩
留向上剤、カチオン化剤、紙力増強剤、調色染料などの
各種添加剤を1種以上用いて混合し、長網抄紙機、円網
抄紙機、ツインワイヤー抄紙機などの各種装置で製造さ
れた原紙であり、さらにそれらの原紙の上にコート層を
設けたアート紙、コート紙、キャストコート紙などの塗
工紙の使用も可能である。このような原紙および塗工紙
に、そのままインク受理層を設けても良いし、平坦化を
コントロールするために、マシンカレンダー、TGカレ
ンダー、ソフトカレンダーなどのカレンダー装置を用い
てもかまわない。
KPなどの化学パルプ、GP、PGW、RMP、TM
P、CTMP、CMP、CGPなどの機械パルプ、DI
Pなどの古紙パルプ等の木材パルプ、または、ケナフ、
バガス、コットン等の非木材パルプを主成分として、従
来公知の白色顔料、バインダー、サイズ剤、定着剤、歩
留向上剤、カチオン化剤、紙力増強剤、調色染料などの
各種添加剤を1種以上用いて混合し、長網抄紙機、円網
抄紙機、ツインワイヤー抄紙機などの各種装置で製造さ
れた原紙であり、さらにそれらの原紙の上にコート層を
設けたアート紙、コート紙、キャストコート紙などの塗
工紙の使用も可能である。このような原紙および塗工紙
に、そのままインク受理層を設けても良いし、平坦化を
コントロールするために、マシンカレンダー、TGカレ
ンダー、ソフトカレンダーなどのカレンダー装置を用い
てもかまわない。
【0012】本発明に係わるインク受理層は、ガラス転
移温度20℃以上の水性ポリウレタン樹脂を含有する。
水性ポリウレタン樹脂は、ウレタンエマルジョン、ウレ
タンラテックス、ポリウレタンラテックスとも通称され
ている。ポリウレタン樹脂とは、ポリイソシアネート化
合物と活性水素含有化合物との反応から得られるもので
あって、比較的多数のウレタン結合および尿素結合を含
む高分子化合物であると定義づけられる。
移温度20℃以上の水性ポリウレタン樹脂を含有する。
水性ポリウレタン樹脂は、ウレタンエマルジョン、ウレ
タンラテックス、ポリウレタンラテックスとも通称され
ている。ポリウレタン樹脂とは、ポリイソシアネート化
合物と活性水素含有化合物との反応から得られるもので
あって、比較的多数のウレタン結合および尿素結合を含
む高分子化合物であると定義づけられる。
【0013】水性ポリウレタン樹脂製造用ポリイソシア
ネート化合物には、特に限定はないが、例えばトリレン
ジイソシアネート、及び4,4′−ジフェニルメタンジ
イソシアネート等の芳香族系、ポリイソシアネート類、
並びにヘキサメチレンジイソシアネート、及びイソホロ
ンジイソシアネート等の脂肪族及び脂環族系ポリイソシ
アネート類が用いられる。
ネート化合物には、特に限定はないが、例えばトリレン
ジイソシアネート、及び4,4′−ジフェニルメタンジ
イソシアネート等の芳香族系、ポリイソシアネート類、
並びにヘキサメチレンジイソシアネート、及びイソホロ
ンジイソシアネート等の脂肪族及び脂環族系ポリイソシ
アネート類が用いられる。
【0014】水性ポリウレタン樹脂製造用活性水素含有
化合物としては、一般に水酸基やアミノ基を有する化合
物が用いられ、高分子を有するものとしてはポリエステ
ルジオール、ポリエーテルジオール、及びポリカーボネ
ートジオール等が挙げられ、低分子量を有するものとし
ては、エチレングリコール、1,4−ブタンジオール、
及び1,6−ヘキサンジオール等のグリコール類、並び
にイソプロピルジアミン、及びヘキサメチレンジアミン
等のジアミン類等が挙げられる。
化合物としては、一般に水酸基やアミノ基を有する化合
物が用いられ、高分子を有するものとしてはポリエステ
ルジオール、ポリエーテルジオール、及びポリカーボネ
ートジオール等が挙げられ、低分子量を有するものとし
ては、エチレングリコール、1,4−ブタンジオール、
及び1,6−ヘキサンジオール等のグリコール類、並び
にイソプロピルジアミン、及びヘキサメチレンジアミン
等のジアミン類等が挙げられる。
【0015】水性ポリウレタン樹脂は、水性媒体中に微
粒子状に分散又は乳化しているものであって、その分散
粒子の粒子径0.001〜10μm程度であり、その外
観は透明な溶液、半透明のコロイダル分散液、及び、乳
白色のエマルジョンである。本発明においてはこれらを
一括して水性ポリウレタン樹脂と表現する。水性ポリウ
レタン樹脂は、乳化剤の存在下で高い機械的せん断力で
強制乳化した強制乳化型と、分子鎖中にイオン性基等の
親水性基を導入して親水性を賦与し、乳化剤の助力なし
に水中に安定に分散し得るようにした自己乳化型と、さ
らに水中に溶解させた溶解型とに分類される。この内で
も自己乳化型水性ポリウレタン樹脂が光沢、耐水性等に
優れ、本発明に好ましく用いられる。自己乳化型水性ポ
リウレタン樹脂の中には、導入される親水性基の種類に
より、カチオン型(アミノ基等を導入)、アニオン型
(カルボキシル基やスルフォン基等を導入)、ノニオン
型(ポリエチレングリコール基等を導入)に分類され
る。この中では、三級アミノ基等のカチオン基を導入
し、それを酸で中和または四級化したカチオン型の水性
ポリウレタン樹脂(カチオン性水性ポリウレタン樹脂)
が好ましい。水性ポリウレタン樹脂がカチオン性の場
合、後述するように、インク受理層中に水性インク定着
剤としてのカチオン性化合物が配合されることがあり、
混和性に優れている。
粒子状に分散又は乳化しているものであって、その分散
粒子の粒子径0.001〜10μm程度であり、その外
観は透明な溶液、半透明のコロイダル分散液、及び、乳
白色のエマルジョンである。本発明においてはこれらを
一括して水性ポリウレタン樹脂と表現する。水性ポリウ
レタン樹脂は、乳化剤の存在下で高い機械的せん断力で
強制乳化した強制乳化型と、分子鎖中にイオン性基等の
親水性基を導入して親水性を賦与し、乳化剤の助力なし
に水中に安定に分散し得るようにした自己乳化型と、さ
らに水中に溶解させた溶解型とに分類される。この内で
も自己乳化型水性ポリウレタン樹脂が光沢、耐水性等に
優れ、本発明に好ましく用いられる。自己乳化型水性ポ
リウレタン樹脂の中には、導入される親水性基の種類に
より、カチオン型(アミノ基等を導入)、アニオン型
(カルボキシル基やスルフォン基等を導入)、ノニオン
型(ポリエチレングリコール基等を導入)に分類され
る。この中では、三級アミノ基等のカチオン基を導入
し、それを酸で中和または四級化したカチオン型の水性
ポリウレタン樹脂(カチオン性水性ポリウレタン樹脂)
が好ましい。水性ポリウレタン樹脂がカチオン性の場
合、後述するように、インク受理層中に水性インク定着
剤としてのカチオン性化合物が配合されることがあり、
混和性に優れている。
【0016】水性ポリウレタン樹脂の内、ガラス転移温
度が20℃以上のものが使用できる。より好ましくはガ
ラス転移温度が、30℃以上80℃以下のものである。
ガラス転移温度が20℃未満であると、インク受理層の
吸収性が悪化する。また、水性ポリウレタン樹脂のガラ
ス転移温度が80℃を越えると、75度鏡面光沢を低下
させる傾向があり、インク受理層の接着強度が低下し、
光沢発現層との接着力が充分に発揮されない。尚、本発
明でいうガラス転移温度は、JIS K7121に規定
される方法による。
度が20℃以上のものが使用できる。より好ましくはガ
ラス転移温度が、30℃以上80℃以下のものである。
ガラス転移温度が20℃未満であると、インク受理層の
吸収性が悪化する。また、水性ポリウレタン樹脂のガラ
ス転移温度が80℃を越えると、75度鏡面光沢を低下
させる傾向があり、インク受理層の接着強度が低下し、
光沢発現層との接着力が充分に発揮されない。尚、本発
明でいうガラス転移温度は、JIS K7121に規定
される方法による。
【0017】本発明に係るインク受理層は、上述の水性
ポリウレタン樹脂以外にインク吸収性を有する顔料およ
び接着剤を含有しても良い。
ポリウレタン樹脂以外にインク吸収性を有する顔料およ
び接着剤を含有しても良い。
【0018】顔料としては、公知の顔料を1種以上用い
ることができる。例えば、軽質炭酸カルシウム、重質炭
酸カルシウム、カオリン、タルク、硫酸カルシウム、硫
酸バリウム、二酸化チタン、酸化亜鉛、硫化亜鉛、炭酸
亜鉛、サチンホワイト、珪酸アルミニウム、ケイソウ
土、珪酸カルシウム、珪酸マグネシウム、合成非晶質シ
リカ、コロイダルシリカ、コロイダルアルミナ、擬ベー
マイト、水酸化アルミニウム、アルミナ、リトポン、ゼ
オライト、加水ハロイサイト、炭酸マグネシウム、水酸
化マグネシウムなどの無機顔料、スチレン系プラスチッ
クピグメント、アクリル系プラスチックピグメント、ポ
リエチレン、マイクロカプセル、尿素樹脂、メラミン樹
脂などの有機顔料などを用いることができる。上述の顔
料の中でも、多孔性無機顔料が好ましく、多孔性非晶質
合成シリカ、多孔性炭酸マグネシウム、多孔性アルミナ
などが挙げられ、特に細孔容積の大きい多孔性合成非晶
質シリカが好ましい。
ることができる。例えば、軽質炭酸カルシウム、重質炭
酸カルシウム、カオリン、タルク、硫酸カルシウム、硫
酸バリウム、二酸化チタン、酸化亜鉛、硫化亜鉛、炭酸
亜鉛、サチンホワイト、珪酸アルミニウム、ケイソウ
土、珪酸カルシウム、珪酸マグネシウム、合成非晶質シ
リカ、コロイダルシリカ、コロイダルアルミナ、擬ベー
マイト、水酸化アルミニウム、アルミナ、リトポン、ゼ
オライト、加水ハロイサイト、炭酸マグネシウム、水酸
化マグネシウムなどの無機顔料、スチレン系プラスチッ
クピグメント、アクリル系プラスチックピグメント、ポ
リエチレン、マイクロカプセル、尿素樹脂、メラミン樹
脂などの有機顔料などを用いることができる。上述の顔
料の中でも、多孔性無機顔料が好ましく、多孔性非晶質
合成シリカ、多孔性炭酸マグネシウム、多孔性アルミナ
などが挙げられ、特に細孔容積の大きい多孔性合成非晶
質シリカが好ましい。
【0019】接着剤としては、例えば、酸化澱粉、エー
テル化澱粉、リン酸エステル化澱粉などの澱粉誘導体;
カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロ
ースなどのセルロース誘導体;カゼイン、ゼラチン、大
豆蛋白、ポリビニルアルコール、またはシリル変性ポリ
ビニルアルコールなどのポリビニルアルコール誘導体;
ポリビニルピロリドン、無水マレイン酸樹脂、スチレン
−ブタジエン共重合体、メチルメタクリレート−ブタジ
エン共重合体などの共役ジエン系共重合体ラテックス;
アクリル酸エステルおよびメタクリル酸エステルの重合
体または共重合体などのアクリル系共重合体ラテック
ス;エチレン酢酸ビニル共重合体などのビニル系共重合
体ラテックス;あるいはこれらの各種共重合体のカルボ
キシ基などの官能基含有単量体による官能基変性共重合
体ラテックス;メラミン樹脂、尿素樹脂などの熱硬化合
成樹脂などの水性接着剤;ポリメチルメタクリレートな
どのアクリル酸エステル、メタクリル酸エステルの重合
体または共重合体樹脂ラテックス;ポリウレタン樹脂、
不飽和ポリエステル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニルコポ
リマー、ポリビニルブチラール、アルキッド樹脂ラテッ
クスが挙げられる。これらの水性高分子バインダーのう
ち、接着力の点から、ポリビニルアルコール、またはシ
リル変性ポリビニルアルコールなどのポリビニルアルコ
ール誘導体が好ましい。
テル化澱粉、リン酸エステル化澱粉などの澱粉誘導体;
カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロ
ースなどのセルロース誘導体;カゼイン、ゼラチン、大
豆蛋白、ポリビニルアルコール、またはシリル変性ポリ
ビニルアルコールなどのポリビニルアルコール誘導体;
ポリビニルピロリドン、無水マレイン酸樹脂、スチレン
−ブタジエン共重合体、メチルメタクリレート−ブタジ
エン共重合体などの共役ジエン系共重合体ラテックス;
アクリル酸エステルおよびメタクリル酸エステルの重合
体または共重合体などのアクリル系共重合体ラテック
ス;エチレン酢酸ビニル共重合体などのビニル系共重合
体ラテックス;あるいはこれらの各種共重合体のカルボ
キシ基などの官能基含有単量体による官能基変性共重合
体ラテックス;メラミン樹脂、尿素樹脂などの熱硬化合
成樹脂などの水性接着剤;ポリメチルメタクリレートな
どのアクリル酸エステル、メタクリル酸エステルの重合
体または共重合体樹脂ラテックス;ポリウレタン樹脂、
不飽和ポリエステル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニルコポ
リマー、ポリビニルブチラール、アルキッド樹脂ラテッ
クスが挙げられる。これらの水性高分子バインダーのう
ち、接着力の点から、ポリビニルアルコール、またはシ
リル変性ポリビニルアルコールなどのポリビニルアルコ
ール誘導体が好ましい。
【0020】さらに、染料インクを併用するインクジェ
ット記録方式に適用する場合には上記の他、カチオン性
化合物を含有することが好ましい。カチオン性化合物と
は水性染料インク中に含有される水溶性直接染料や水溶
性酸性染料中のスルホン酸基、カルボキシル基、アミン
基等と不溶な塩を形成する2級アミン、3級アミン或い
は4級アンモニウム塩を含有する化合物である。カチオ
ン性化合物は単独または二種以上を組み合わせて用いて
も良い。
ット記録方式に適用する場合には上記の他、カチオン性
化合物を含有することが好ましい。カチオン性化合物と
は水性染料インク中に含有される水溶性直接染料や水溶
性酸性染料中のスルホン酸基、カルボキシル基、アミン
基等と不溶な塩を形成する2級アミン、3級アミン或い
は4級アンモニウム塩を含有する化合物である。カチオ
ン性化合物は単独または二種以上を組み合わせて用いて
も良い。
【0021】また、これらに添加剤として、染料定着
剤、顔料分散剤、増粘剤、流動性改良剤、界面活性剤、
消泡剤、抑泡剤、離型剤、発泡剤、浸透剤、着色染料、
着色顔料、蛍光増白剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、防
腐剤、防バイ剤、耐水化剤、湿潤紙力増強剤、乾燥紙力
増強剤などを適宜配合することもできる。
剤、顔料分散剤、増粘剤、流動性改良剤、界面活性剤、
消泡剤、抑泡剤、離型剤、発泡剤、浸透剤、着色染料、
着色顔料、蛍光増白剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、防
腐剤、防バイ剤、耐水化剤、湿潤紙力増強剤、乾燥紙力
増強剤などを適宜配合することもできる。
【0022】本発明においてインク受理層を形成する塗
被組成物を塗工または含浸する装置には、各種ブレード
コーター、ロールコーター、エアナイフコーター、バー
コーター、ロッドブレードコーター、カーテンコータ
ー、ショートドウェルコーター、サイズプレス、スプレ
ーなどの各種装置をオンマシンあるいはオフマシンで用
いることができる。
被組成物を塗工または含浸する装置には、各種ブレード
コーター、ロールコーター、エアナイフコーター、バー
コーター、ロッドブレードコーター、カーテンコータ
ー、ショートドウェルコーター、サイズプレス、スプレ
ーなどの各種装置をオンマシンあるいはオフマシンで用
いることができる。
【0023】本発明において、支持体上に設けられるイ
ンク受理層の総数および、構成については特に限定され
ない。つまり、インク受理層を支持体の片面に2層以上
設けることも両面に1層以上ずつ設けることも可能であ
る。また、本発明において、インク受理層を設けた側の
支持体上の面の反対側の面に、カール矯正或いは搬送適
性改良等の目的で塗工層を設けることも可能である。
ンク受理層の総数および、構成については特に限定され
ない。つまり、インク受理層を支持体の片面に2層以上
設けることも両面に1層以上ずつ設けることも可能であ
る。また、本発明において、インク受理層を設けた側の
支持体上の面の反対側の面に、カール矯正或いは搬送適
性改良等の目的で塗工層を設けることも可能である。
【0024】本発明においては、インク受理層を設けた
上に光沢発現層を設ける。光沢発現層に関しても、顔料
とバインダーを主成分とするものが好ましく用いられ
る。また、各種添加剤を適宜配合することができる。顔
料としては、公知の顔料を1種以上用いることができ
る。例えば、軽質炭酸カルシウム、重質炭酸カルシウ
ム、炭酸マグネシウム、カオリン、タルク、硫酸カルシ
ウム、硫酸バリウム、二酸化チタン、酸化亜鉛、硫化亜
鉛、炭酸亜鉛、サチンホワイト、珪酸アルミニウム、ケ
イソウ土、珪酸カルシウム、珪酸マグネシウム、合成非
晶質シリカ、コロイダルシリカ、アルミナ、コロイダル
アルミナ、擬ベーマイト、水酸化アルミニウム、リトポ
ン、ゼオライト、加水ハロイサイト、水酸化マグネシウ
ム等の無機顔料、スチレン系プラスチックピグメント、
アクリル系プラスチックピグメント、ポリエチレン、マ
イクロカプセル、尿素樹脂、メラミン樹脂等の有機顔料
等が挙げられる。これらの中でも、特にコロイダルシリ
カ、コロイダルアルミナ、擬ベーマイトなど、分散粒子
径が500nm以下のコロイド状粒子を用いると、良好
な光沢が得られる。
上に光沢発現層を設ける。光沢発現層に関しても、顔料
とバインダーを主成分とするものが好ましく用いられ
る。また、各種添加剤を適宜配合することができる。顔
料としては、公知の顔料を1種以上用いることができ
る。例えば、軽質炭酸カルシウム、重質炭酸カルシウ
ム、炭酸マグネシウム、カオリン、タルク、硫酸カルシ
ウム、硫酸バリウム、二酸化チタン、酸化亜鉛、硫化亜
鉛、炭酸亜鉛、サチンホワイト、珪酸アルミニウム、ケ
イソウ土、珪酸カルシウム、珪酸マグネシウム、合成非
晶質シリカ、コロイダルシリカ、アルミナ、コロイダル
アルミナ、擬ベーマイト、水酸化アルミニウム、リトポ
ン、ゼオライト、加水ハロイサイト、水酸化マグネシウ
ム等の無機顔料、スチレン系プラスチックピグメント、
アクリル系プラスチックピグメント、ポリエチレン、マ
イクロカプセル、尿素樹脂、メラミン樹脂等の有機顔料
等が挙げられる。これらの中でも、特にコロイダルシリ
カ、コロイダルアルミナ、擬ベーマイトなど、分散粒子
径が500nm以下のコロイド状粒子を用いると、良好
な光沢が得られる。
【0025】バインダーとしては、酸化澱粉、エーテル
化澱粉、リン酸エステル化澱粉等の澱粉誘導体、カルボ
キシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース等
のセルロース誘導体、カゼイン、ゼラチン、大豆蛋白、
ポリビニルアルコールまたはその誘導体、ポリビニルピ
ロリドン、無水マレイン酸樹脂、スチレン−ブタジエン
共重合体、メチルメタクリレート−ブタジエン共重合体
等の共役ジエン系共重合体ラテックス、アクリル酸エス
テル及びメタクリル酸エステルの重合体または共重合体
等のアクリル系重合体等のアクリル系重合体ラテック
ス、エチレン酢酸ビニル共重合体等のビニル系重合体ラ
テックス、或はこれら各種重合体のカルボキシ基等の官
能基含有単量体による官能基変性重合体ラテックス、メ
ラミン樹脂、尿素樹脂等の熱硬化合成樹脂等の水性接着
剤、ポリメチルメタクリレート等のアクリル酸エステ
ル、メタクリル酸エステルの重合体または共重合体樹
脂、ポリウレタン樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、塩化
ビニル−酢酸ビニルコポリマー、ポリビニルブチラー
ル、アルキッド樹脂等の合成樹脂系接着剤等を挙げるこ
とができる。バインダーの配合量としては、顔料100
重量部に対して、3〜70重量部、好ましくは、5〜5
0重量部であり、3重量部未満では光沢発現層の塗層強
度が不足するし、70重量部を越えるとインク吸収性が
低下する。
化澱粉、リン酸エステル化澱粉等の澱粉誘導体、カルボ
キシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース等
のセルロース誘導体、カゼイン、ゼラチン、大豆蛋白、
ポリビニルアルコールまたはその誘導体、ポリビニルピ
ロリドン、無水マレイン酸樹脂、スチレン−ブタジエン
共重合体、メチルメタクリレート−ブタジエン共重合体
等の共役ジエン系共重合体ラテックス、アクリル酸エス
テル及びメタクリル酸エステルの重合体または共重合体
等のアクリル系重合体等のアクリル系重合体ラテック
ス、エチレン酢酸ビニル共重合体等のビニル系重合体ラ
テックス、或はこれら各種重合体のカルボキシ基等の官
能基含有単量体による官能基変性重合体ラテックス、メ
ラミン樹脂、尿素樹脂等の熱硬化合成樹脂等の水性接着
剤、ポリメチルメタクリレート等のアクリル酸エステ
ル、メタクリル酸エステルの重合体または共重合体樹
脂、ポリウレタン樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、塩化
ビニル−酢酸ビニルコポリマー、ポリビニルブチラー
ル、アルキッド樹脂等の合成樹脂系接着剤等を挙げるこ
とができる。バインダーの配合量としては、顔料100
重量部に対して、3〜70重量部、好ましくは、5〜5
0重量部であり、3重量部未満では光沢発現層の塗層強
度が不足するし、70重量部を越えるとインク吸収性が
低下する。
【0026】更に、添加剤として、染料定着剤、顔料分
散剤、増粘剤、流動性改良剤、消泡剤、抑泡剤、離型
剤、発泡剤、浸透剤、着色染料、着色顔料、蛍光増白
剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、防腐剤、防バイ剤、耐
水化剤、湿潤紙力増強剤、乾燥紙力増強剤等を適宜配合
することもできる。
散剤、増粘剤、流動性改良剤、消泡剤、抑泡剤、離型
剤、発泡剤、浸透剤、着色染料、着色顔料、蛍光増白
剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、防腐剤、防バイ剤、耐
水化剤、湿潤紙力増強剤、乾燥紙力増強剤等を適宜配合
することもできる。
【0027】光沢発現層を塗工する方法は、各種ブレー
ドコータ、ロールコータ、エアーナイフコータ、バーコ
ータ、ロッドブレードコータ、カーテンコータ、ショー
トドウェルコータ、サイズプレス等の各種装置を用いる
ことができる。光沢発現層の塗工量としては、処理の方
法、インク受理層の平滑性やサイズ性、要求される光沢
により異なるが、2g/m2以上あれば良い。
ドコータ、ロールコータ、エアーナイフコータ、バーコ
ータ、ロッドブレードコータ、カーテンコータ、ショー
トドウェルコータ、サイズプレス等の各種装置を用いる
ことができる。光沢発現層の塗工量としては、処理の方
法、インク受理層の平滑性やサイズ性、要求される光沢
により異なるが、2g/m2以上あれば良い。
【0028】本発明において光沢を付与する方法として
は、キャストコーティング法を用いる。本発明に係るキ
ャストコーティング法とは、一般に印刷用キャストコー
ト紙と同じ製造方法であり、直接法、凝固法、再湿潤法
(リウエット法)、プレキャスト法が挙げられる。特に
本発明で云うインクジェット記録シートに係るキャスト
コーティング法とは、光沢発現層を構成する塗被組成物
を支持体上に塗工し、塗工面が湿潤状態にある間に、塗
工面を加熱した鏡面ロールに接触、圧着、乾燥させ剥離
し、塗工面に鏡面ロール表面のレプリカを形成させる方
法であり、直接法又は再湿潤法を指す。直接法は、該層
を塗工後、未乾燥の状態(湿潤状態)で加熱された鏡面
ロールに圧接し乾燥する方法であり、再湿潤法は、該層
を塗工し乾燥後、水を主体とする液にて該層を再湿潤さ
せ、加熱された鏡面に圧接し乾燥する方法である。該法
に係る該鏡面ロールの表面粗度、直径、圧接時の圧力
(線圧)、塗工速度は、市販のキャストコート紙の製造
条件と同様に適宜選択することが可能である。
は、キャストコーティング法を用いる。本発明に係るキ
ャストコーティング法とは、一般に印刷用キャストコー
ト紙と同じ製造方法であり、直接法、凝固法、再湿潤法
(リウエット法)、プレキャスト法が挙げられる。特に
本発明で云うインクジェット記録シートに係るキャスト
コーティング法とは、光沢発現層を構成する塗被組成物
を支持体上に塗工し、塗工面が湿潤状態にある間に、塗
工面を加熱した鏡面ロールに接触、圧着、乾燥させ剥離
し、塗工面に鏡面ロール表面のレプリカを形成させる方
法であり、直接法又は再湿潤法を指す。直接法は、該層
を塗工後、未乾燥の状態(湿潤状態)で加熱された鏡面
ロールに圧接し乾燥する方法であり、再湿潤法は、該層
を塗工し乾燥後、水を主体とする液にて該層を再湿潤さ
せ、加熱された鏡面に圧接し乾燥する方法である。該法
に係る該鏡面ロールの表面粗度、直径、圧接時の圧力
(線圧)、塗工速度は、市販のキャストコート紙の製造
条件と同様に適宜選択することが可能である。
【0029】本発明の、インク受理層上に光沢発現層を
設けたインクジェット記録シートが、何故顔料インクの
定着性を向上させるかは定かではないが、顔料インク中
の有色顔料が光沢発現層表面に残留しないよう、インク
受理層のインク吸収性を高め、光沢発現層のインク透過
性を高くすることによって、有色顔料を塗工層内部へ保
持させることができるためではないかと考えられる。さ
らに詳しく言えば、下層のインク受理層に水溶性ポリウ
レタン樹脂を含有させることにより、光沢を落とすこと
なく光沢発現層中のバインダーを減ずることができるた
め、光沢発現層表面のインク透過性を高めることがで
き、顔料インク中の有色顔料を塗工層内部へ保持させる
ことができるのではないかと考えられる。
設けたインクジェット記録シートが、何故顔料インクの
定着性を向上させるかは定かではないが、顔料インク中
の有色顔料が光沢発現層表面に残留しないよう、インク
受理層のインク吸収性を高め、光沢発現層のインク透過
性を高くすることによって、有色顔料を塗工層内部へ保
持させることができるためではないかと考えられる。さ
らに詳しく言えば、下層のインク受理層に水溶性ポリウ
レタン樹脂を含有させることにより、光沢を落とすこと
なく光沢発現層中のバインダーを減ずることができるた
め、光沢発現層表面のインク透過性を高めることがで
き、顔料インク中の有色顔料を塗工層内部へ保持させる
ことができるのではないかと考えられる。
【0030】本発明でいう顔料インクとは、有色顔料、
水性媒体、その他の添加剤からなる記録液体であり、添
加剤に関しては、インクの目的である記録性に悪影響を
及ぼさない範囲で適宜選択が可能である。前記有色顔料
のうち、ブラックインクとして用いられる顔料として
は、C.I.PigmentBlack7(カーホ゛ンフ゛ラック)等、シアンインク
として用いられる顔料としては、C.I.PigmentBlue1、C.
I.PigmentBlue2、C.I.PigmentBlue15:3、C.I.PigmentBlue
16等、マゼンタインクとして用いられる顔料としては、
C.I.PigmentRed5、C.I.PigmentRed48:2、C.I.PigmentRed5
7:1、C.I.PigmentRed112、C.I.PigmentRed122等、イエロ
ーインクとして用いられる顔料としては、C.I.PigmentY
ellow1、C.I.PigmentYellow3、C.I.PigmentYellow13、C.I.
PigmentYellow83等が代表例であるが、水性インクを形
成し得る有色顔料であれば特に限定されない。
水性媒体、その他の添加剤からなる記録液体であり、添
加剤に関しては、インクの目的である記録性に悪影響を
及ぼさない範囲で適宜選択が可能である。前記有色顔料
のうち、ブラックインクとして用いられる顔料として
は、C.I.PigmentBlack7(カーホ゛ンフ゛ラック)等、シアンインク
として用いられる顔料としては、C.I.PigmentBlue1、C.
I.PigmentBlue2、C.I.PigmentBlue15:3、C.I.PigmentBlue
16等、マゼンタインクとして用いられる顔料としては、
C.I.PigmentRed5、C.I.PigmentRed48:2、C.I.PigmentRed5
7:1、C.I.PigmentRed112、C.I.PigmentRed122等、イエロ
ーインクとして用いられる顔料としては、C.I.PigmentY
ellow1、C.I.PigmentYellow3、C.I.PigmentYellow13、C.I.
PigmentYellow83等が代表例であるが、水性インクを形
成し得る有色顔料であれば特に限定されない。
【0031】また、水性媒体としては、水及び水溶性有
機溶剤、分散剤、必要に応じてその他の添加剤を混在さ
せたものが用いられるが、この場合の水としては種々の
イオンを含有する水道水等ではなく脱イオン処理をおこ
なったイオン交換水を用いるのが好ましい。
機溶剤、分散剤、必要に応じてその他の添加剤を混在さ
せたものが用いられるが、この場合の水としては種々の
イオンを含有する水道水等ではなく脱イオン処理をおこ
なったイオン交換水を用いるのが好ましい。
【0032】前記水溶性有機溶剤としては、メチルアル
コール、エチルアルコール、n−プロピルアルコール、
イソプロピルアルコール、n−ブチルアルコール、se
c−ブチルアルコール、tert−ブチルアルコール等
の炭素数1〜4のアルキルアルコール類;エチレングリ
コール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、
ジエチレングリコール、トリエチレングリコール等、2
〜6個の炭素原子を含むアルキレン基を持つアルキレン
グリコール類、グリセリン等の多価アルコール類、ポリ
アルキレングリコール類、アミド類、エーテル類等が挙
げられる。
コール、エチルアルコール、n−プロピルアルコール、
イソプロピルアルコール、n−ブチルアルコール、se
c−ブチルアルコール、tert−ブチルアルコール等
の炭素数1〜4のアルキルアルコール類;エチレングリ
コール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、
ジエチレングリコール、トリエチレングリコール等、2
〜6個の炭素原子を含むアルキレン基を持つアルキレン
グリコール類、グリセリン等の多価アルコール類、ポリ
アルキレングリコール類、アミド類、エーテル類等が挙
げられる。
【0033】前記分散剤としては、水溶性樹脂であるな
らば特に限定はされないが、具体例としてスチレン−
(メタ)アクリル酸共重合体、アルキルスチレン−(メ
タ)アクリル酸共重合体、スチレン−(メタ)アクリル
酸−(メタ)アクリル酸アルキルエステル共重合体、
(メタ)アクリル酸−(メタ)アクリル酸アルキルエス
テル共重合体等のアクリル系樹脂、及びこれらの塩等の
アルカリ中和型水溶性合成樹脂、ポリビニルアルコー
ル、ポリビニルピロリドン、カルボキシメチルセルロー
ス等の水溶性樹脂、ロジン、セラック、カゼイン等のア
ルカリ中和型水溶性天然樹脂、各種界面活性剤等が挙げ
られ、これらは単独でまたは2種以上を混合して用いる
ことができる。
らば特に限定はされないが、具体例としてスチレン−
(メタ)アクリル酸共重合体、アルキルスチレン−(メ
タ)アクリル酸共重合体、スチレン−(メタ)アクリル
酸−(メタ)アクリル酸アルキルエステル共重合体、
(メタ)アクリル酸−(メタ)アクリル酸アルキルエス
テル共重合体等のアクリル系樹脂、及びこれらの塩等の
アルカリ中和型水溶性合成樹脂、ポリビニルアルコー
ル、ポリビニルピロリドン、カルボキシメチルセルロー
ス等の水溶性樹脂、ロジン、セラック、カゼイン等のア
ルカリ中和型水溶性天然樹脂、各種界面活性剤等が挙げ
られ、これらは単独でまたは2種以上を混合して用いる
ことができる。
【0034】また、添加剤としては、必要に応じて、p
H調整剤、消泡剤、防腐剤等を用いることが可能であ
る。
H調整剤、消泡剤、防腐剤等を用いることが可能であ
る。
【0035】本発明におけるインクジェット記録シート
は、記録時に顔料インクを使用する方式に供されるなら
ば、その記録方式に係わらず使用することが出来る。例
えば、熱溶融性物質、有色顔料を主成分とする熱溶融性
インクを樹脂フィルムや高密度紙、合成紙などの薄い支
持体上に塗布したインクシートをその裏側より加熱し、
インクを溶融させて転写する熱転写記録用受像シート、
熱溶融性インクを加熱溶融して微小液適化、飛翔記録す
るインクジェット記録シート、光重合性モノマーおよび
無色または有色の顔料を内包したマイクロカプセルを用
いた感光感圧型ドナーシートに対応する受像シートなど
に使用することができる。
は、記録時に顔料インクを使用する方式に供されるなら
ば、その記録方式に係わらず使用することが出来る。例
えば、熱溶融性物質、有色顔料を主成分とする熱溶融性
インクを樹脂フィルムや高密度紙、合成紙などの薄い支
持体上に塗布したインクシートをその裏側より加熱し、
インクを溶融させて転写する熱転写記録用受像シート、
熱溶融性インクを加熱溶融して微小液適化、飛翔記録す
るインクジェット記録シート、光重合性モノマーおよび
無色または有色の顔料を内包したマイクロカプセルを用
いた感光感圧型ドナーシートに対応する受像シートなど
に使用することができる。
【0036】
【実施例】以下に、本発明の実施例をあげて説明する
が、本発明はこれらの例に限定されるものではない。ま
た、実施例において示す「部」および「%」は、特に明
示しない限り重量部および重量%を示す。
が、本発明はこれらの例に限定されるものではない。ま
た、実施例において示す「部」および「%」は、特に明
示しない限り重量部および重量%を示す。
【0037】<支持体の作製>濾水度450mlCSF
のLBKP70部、濾水度450mlCSFのNBKP
30部から成る木材パルプ100部に、軽質炭酸カルシ
ウム/重質炭酸カルシウム/タルクの比率が30/35
/35の顔料25部、市販カチオン澱粉1.0部、市販
アルキルケテンダイマー0.1部、市販カチオン系アク
リルアミド0.03部、硫酸バンド0.5部を添加し
て、パルプスラリーのpHを8.2に調節した。調製
後、長網抄紙機を用いて坪量90g/m2で抄造し支持
体を得た。このようにして得られた支持体を以下に述べ
る実施例及び比較例に用いた。
のLBKP70部、濾水度450mlCSFのNBKP
30部から成る木材パルプ100部に、軽質炭酸カルシ
ウム/重質炭酸カルシウム/タルクの比率が30/35
/35の顔料25部、市販カチオン澱粉1.0部、市販
アルキルケテンダイマー0.1部、市販カチオン系アク
リルアミド0.03部、硫酸バンド0.5部を添加し
て、パルプスラリーのpHを8.2に調節した。調製
後、長網抄紙機を用いて坪量90g/m2で抄造し支持
体を得た。このようにして得られた支持体を以下に述べ
る実施例及び比較例に用いた。
【0038】実施例1 <インク受理層の作製>塗被組成物は、合成非晶質シリ
カ(ミズカシルP−78D:水澤化学工業社製、平均粒
径8.0μm)100部、カチオン性水性ポリウレタン
樹脂(F−8564D;第一工業製薬製、 ガラス転移
温度(Tg)=70℃)25部、ポリビニルアルコール
(クラレポバール117:クラレ社製)25部を用い、
固形分濃度15%に調製して得た。次いで該塗被組成物
を、乾燥塗工量10g/m2となるようにエアーナイフ
コーターを用いて、該支持体に塗工して、インク受理層
を作製した。 <光沢発現層の作製>塗被組成物は、コロイド粒子(S
T−40:日産化学)100部、ポリビニルアルコール
(クラレポバール117:クラレ社製)20部、カチオ
ン変性ポリビニルアルコール(CM318:クラレ社
製)を3部、離型剤としてノニオン性オレイン酸乳化物
(DEF7100:日新化学社製)1部を用い、固形分
濃度12%に調整して得た。該塗被組成物をダイコータ
で絶乾塗工量20g/m2となるように該インク受理層
上に塗工し、表面温度が50℃に保たれた鏡面ロールに
塗工速度5m/分の秒間で圧接し乾燥して光沢発現層を
作製し、実施例1の顔料インク用インクジェット記録シ
ートを得た。
カ(ミズカシルP−78D:水澤化学工業社製、平均粒
径8.0μm)100部、カチオン性水性ポリウレタン
樹脂(F−8564D;第一工業製薬製、 ガラス転移
温度(Tg)=70℃)25部、ポリビニルアルコール
(クラレポバール117:クラレ社製)25部を用い、
固形分濃度15%に調製して得た。次いで該塗被組成物
を、乾燥塗工量10g/m2となるようにエアーナイフ
コーターを用いて、該支持体に塗工して、インク受理層
を作製した。 <光沢発現層の作製>塗被組成物は、コロイド粒子(S
T−40:日産化学)100部、ポリビニルアルコール
(クラレポバール117:クラレ社製)20部、カチオ
ン変性ポリビニルアルコール(CM318:クラレ社
製)を3部、離型剤としてノニオン性オレイン酸乳化物
(DEF7100:日新化学社製)1部を用い、固形分
濃度12%に調整して得た。該塗被組成物をダイコータ
で絶乾塗工量20g/m2となるように該インク受理層
上に塗工し、表面温度が50℃に保たれた鏡面ロールに
塗工速度5m/分の秒間で圧接し乾燥して光沢発現層を
作製し、実施例1の顔料インク用インクジェット記録シ
ートを得た。
【0039】実施例2 合成非晶質シリカ(ミズカシルP−78D:水澤化学工
業社製、平均粒径8.0μm)100部、アニオン性水
性ポリウレタン樹脂(スーパーフレックス150D;
第一工業製薬製、Tg=22℃) 25部、ポリビニル
アルコール(クラレポバール117:クラレ社製)25
部を配合した塗被組成物を、インク受理層に用いた他
は、実施例1と同様にして実施例2のインクジェット記
録シートを得た。
業社製、平均粒径8.0μm)100部、アニオン性水
性ポリウレタン樹脂(スーパーフレックス150D;
第一工業製薬製、Tg=22℃) 25部、ポリビニル
アルコール(クラレポバール117:クラレ社製)25
部を配合した塗被組成物を、インク受理層に用いた他
は、実施例1と同様にして実施例2のインクジェット記
録シートを得た。
【0040】実施例3 合成非晶質シリカ(ミズカシルP−78D:水澤化学工
業社製、平均粒径8.0μm)100部、アニオン性水
性ポリウレタン樹脂(スーパーフレックス150HS;
第一工業製薬製、Tg=32℃) 25部、ポリビニル
アルコール(クラレポバール117:クラレ社製)25
部を配合した塗被組成物を、インク受理層に用いた他
は、実施例1と同様にして実施例3のインクジェット記
録シートを得た。
業社製、平均粒径8.0μm)100部、アニオン性水
性ポリウレタン樹脂(スーパーフレックス150HS;
第一工業製薬製、Tg=32℃) 25部、ポリビニル
アルコール(クラレポバール117:クラレ社製)25
部を配合した塗被組成物を、インク受理層に用いた他
は、実施例1と同様にして実施例3のインクジェット記
録シートを得た。
【0041】実施例4 合成非晶質シリカ(ミズカシルP−78D:水澤化学工
業社製、平均粒径8.0μm)100部、アニオン性水
性ポリウレタン樹脂(ハイドランAP−40F; 大日
本インキ工業製、Tg=49℃) 25部、ポリビニル
アルコール(クラレポバール117:クラレ社製)25
部を配合した塗被組成物を、インク受理層に用いた他
は、実施例1と同様にして実施例4のインクジェット記
録シートを得た。
業社製、平均粒径8.0μm)100部、アニオン性水
性ポリウレタン樹脂(ハイドランAP−40F; 大日
本インキ工業製、Tg=49℃) 25部、ポリビニル
アルコール(クラレポバール117:クラレ社製)25
部を配合した塗被組成物を、インク受理層に用いた他
は、実施例1と同様にして実施例4のインクジェット記
録シートを得た。
【0042】実施例5 合成非晶質シリカ(ミズカシルP−78D:水澤化学工
業社製、平均粒径8.0μm)100部、アニオン性水
性ポリウレタン樹脂(スーパーフレックス126; 第
一工業製薬製、Tg=72℃) 25部、ポリビニルア
ルコール(クラレポバール117:クラレ社製)25部
を配合した塗被組成物を、インク受理層に用いた他は、
実施例1と同様にして実施例5のインクジェット記録シ
ートを得た。
業社製、平均粒径8.0μm)100部、アニオン性水
性ポリウレタン樹脂(スーパーフレックス126; 第
一工業製薬製、Tg=72℃) 25部、ポリビニルア
ルコール(クラレポバール117:クラレ社製)25部
を配合した塗被組成物を、インク受理層に用いた他は、
実施例1と同様にして実施例5のインクジェット記録シ
ートを得た。
【0043】実施例6 合成非晶質シリカ(ミズカシルP−78D:水澤化学工
業社製、平均粒径8.0μm)100部、アニオン性水
性ポリウレタン樹脂(スーパーフレックス130; 第
一工業製薬製、Tg=96℃) 25部 、ポリビニルア
ルコール(クラレポバール117:クラレ社製)25部
をインク受理層へ用いた他は、実施例1と同様にして実
施例6のインクジェット記録シートを得た。
業社製、平均粒径8.0μm)100部、アニオン性水
性ポリウレタン樹脂(スーパーフレックス130; 第
一工業製薬製、Tg=96℃) 25部 、ポリビニルア
ルコール(クラレポバール117:クラレ社製)25部
をインク受理層へ用いた他は、実施例1と同様にして実
施例6のインクジェット記録シートを得た。
【0044】比較例1 合成非晶質シリカ(ミズカシルP−78D:水澤化学工
業社製、平均粒径8.0μm)100部、アニオン性水
性アクリル樹脂(ボンコートAN−011;大日本イン
キ工業、Tg=25℃) 25部 、ポリビニルアルコー
ル(クラレポバール117:クラレ社製)25部を配合
した塗被組成物を、インク受理層に用いた他は、実施例
1と同様にして比較例1のインクジェット記録シートを
得た。
業社製、平均粒径8.0μm)100部、アニオン性水
性アクリル樹脂(ボンコートAN−011;大日本イン
キ工業、Tg=25℃) 25部 、ポリビニルアルコー
ル(クラレポバール117:クラレ社製)25部を配合
した塗被組成物を、インク受理層に用いた他は、実施例
1と同様にして比較例1のインクジェット記録シートを
得た。
【0045】比較例2 合成非晶質シリカ(ミズカシルP−78D:水澤化学工
業社製、平均粒径8.0μm)100部、アニオン性水
性アクリル樹脂(ボンコートAN−198;大日本イン
キ工業、Tg=35℃) 25部 、ポリビニルアルコー
ル(クラレポバール117:クラレ社製)25部を配合
した塗被組成物を、インク受理層に用いた他は、実施例
1と同様にして比較例2のインクジェット記録シートを
得た。
業社製、平均粒径8.0μm)100部、アニオン性水
性アクリル樹脂(ボンコートAN−198;大日本イン
キ工業、Tg=35℃) 25部 、ポリビニルアルコー
ル(クラレポバール117:クラレ社製)25部を配合
した塗被組成物を、インク受理層に用いた他は、実施例
1と同様にして比較例2のインクジェット記録シートを
得た。
【0046】比較例3 合成非晶質シリカ(ミズカシルP−78D:水澤化学工
業社製、平均粒径8.0μm)100部、アニオン性水
性ポリエステル樹脂(バイロナールMD1250; 東
洋紡製、Tg=62℃) 25部 、ポリビニルアルコー
ル(クラレポバール117:クラレ社製)25部を配合
した塗被組成物を、インク受理層に用いた他は、実施例
1と同様にして比較例3のインクジェット記録シートを
得た。
業社製、平均粒径8.0μm)100部、アニオン性水
性ポリエステル樹脂(バイロナールMD1250; 東
洋紡製、Tg=62℃) 25部 、ポリビニルアルコー
ル(クラレポバール117:クラレ社製)25部を配合
した塗被組成物を、インク受理層に用いた他は、実施例
1と同様にして比較例3のインクジェット記録シートを
得た。
【0047】比較例4 合成非晶質シリカ(ミズカシルP−78D:水澤化学工
業社製、平均粒径8.0μm)100部、アニオン性水
性アクリル樹脂(ボンコートSK−105;大日本イン
キ工業、Tg=100℃) 25部 、ポリビニルアルコ
ール(クラレポバール117:クラレ社製)25部を配
合した塗被組成物を、インク受理層に用いた他は、実施
例1と同様にして比較例4のインクジェット記録シート
を得た。
業社製、平均粒径8.0μm)100部、アニオン性水
性アクリル樹脂(ボンコートSK−105;大日本イン
キ工業、Tg=100℃) 25部 、ポリビニルアルコ
ール(クラレポバール117:クラレ社製)25部を配
合した塗被組成物を、インク受理層に用いた他は、実施
例1と同様にして比較例4のインクジェット記録シート
を得た。
【0048】比較例5 合成非晶質シリカ(ミズカシルP−78D:水澤化学工
業社製、平均粒径8.0μm)100部、アニオン性水
性ポリウレタン樹脂(スーパーフレックス 300;
第一工業製薬製、Tg=−42℃) 25部 、ポリビニ
ルアルコール(クラレポバール117:クラレ社製)2
5部を配合した塗被組成物を、インク受理層に用いた他
は、実施例1と同様にして比較例5のインクジェット記
録シートを得た。
業社製、平均粒径8.0μm)100部、アニオン性水
性ポリウレタン樹脂(スーパーフレックス 300;
第一工業製薬製、Tg=−42℃) 25部 、ポリビニ
ルアルコール(クラレポバール117:クラレ社製)2
5部を配合した塗被組成物を、インク受理層に用いた他
は、実施例1と同様にして比較例5のインクジェット記
録シートを得た。
【0049】比較例6 合成非晶質シリカ(ミズカシルP−78D:水澤化学工
業社製、平均粒径8.0μm)100部、ポリビニルア
ルコール(クラレポバール117:クラレ社製)50部
を配合した塗被組成物を、インク受理層に用いた他は、
実施例1と同様にして比較例6のインクジェット記録シ
ートを得た。
業社製、平均粒径8.0μm)100部、ポリビニルア
ルコール(クラレポバール117:クラレ社製)50部
を配合した塗被組成物を、インク受理層に用いた他は、
実施例1と同様にして比較例6のインクジェット記録シ
ートを得た。
【0050】比較例7 合成非晶質シリカ(ミズカシルP−78D:水澤化学工
業社製、平均粒径8.0μm)100部、ポリビニルア
ルコール(クラレポバール117:クラレ社製)50部
を配合した塗被組成物用いて、実施例1と同様にしてイ
ンク受理層を設けた。得られた塗工紙上に、塗被組成物
をキャストコーティング法により塗工した。該塗被組成
物に、コロイド粒子(ST−40:日産化学)100
部、カチオン性水性ポリウレタン樹脂(F−8564
D;第一工業製薬製、 Tg=70℃)23部、離型剤
としてノニオン性オレイン酸乳化物(DEF7100:
日新化学社製)1部を用いた他は、実施例1と同様に光
沢発現層を設け、比較例7のインクジェット記録シート
を得た。
業社製、平均粒径8.0μm)100部、ポリビニルア
ルコール(クラレポバール117:クラレ社製)50部
を配合した塗被組成物用いて、実施例1と同様にしてイ
ンク受理層を設けた。得られた塗工紙上に、塗被組成物
をキャストコーティング法により塗工した。該塗被組成
物に、コロイド粒子(ST−40:日産化学)100
部、カチオン性水性ポリウレタン樹脂(F−8564
D;第一工業製薬製、 Tg=70℃)23部、離型剤
としてノニオン性オレイン酸乳化物(DEF7100:
日新化学社製)1部を用いた他は、実施例1と同様に光
沢発現層を設け、比較例7のインクジェット記録シート
を得た。
【0051】比較例8 塗被組成物に、合成非晶質シリカ(ミズカシルP−78
D:水澤化学工業社製、平均粒径8.0μm)100
部、ポリビニルアルコール(クラレポバール117:ク
ラレ社製)50部を用いて、実施例1と同様にしてイン
ク受理層を設けた。得られた塗工紙上に、塗被組成物を
キャストコーティング法により塗工した。該塗被組成物
に、コロイド粒子(ST−40:日産化学)100部、
カチオン性水性ポリウレタン樹脂(パテラコールSH3
202:大日本インキ工業製、Tg=0℃)23部、離
型剤としてノニオン性オレイン酸乳化物(DEF710
0:日新化学社製)1部を用いた他は、実施例1と同様
に光沢発現層を設け、比較例8のインクジェット記録シ
ートを得た。
D:水澤化学工業社製、平均粒径8.0μm)100
部、ポリビニルアルコール(クラレポバール117:ク
ラレ社製)50部を用いて、実施例1と同様にしてイン
ク受理層を設けた。得られた塗工紙上に、塗被組成物を
キャストコーティング法により塗工した。該塗被組成物
に、コロイド粒子(ST−40:日産化学)100部、
カチオン性水性ポリウレタン樹脂(パテラコールSH3
202:大日本インキ工業製、Tg=0℃)23部、離
型剤としてノニオン性オレイン酸乳化物(DEF710
0:日新化学社製)1部を用いた他は、実施例1と同様
に光沢発現層を設け、比較例8のインクジェット記録シ
ートを得た。
【0052】比較例9 実施例1においてインク受理層を設けずに、支持体上に
キャスト塗工層のみを形成し、比較例9のインクジェッ
ト記録シートを得た。
キャスト塗工層のみを形成し、比較例9のインクジェッ
ト記録シートを得た。
【0053】上記のようにして作製したインクジェット
記録シートについて、下記の評価方法に従って評価し
た。
記録シートについて、下記の評価方法に従って評価し
た。
【0054】<インクの調製>各色のインクは、以下に
示す各成分を各割合で混合し、横形ビーズミルを用い
て、粒径1mmのガラスビーズにより混合磨砕した後、
遠心分離機により粗粒成分を除去し、さらにメンブレン
フィルター(孔径1μm、東洋濾紙製)で濾過すること
により得た。
示す各成分を各割合で混合し、横形ビーズミルを用い
て、粒径1mmのガラスビーズにより混合磨砕した後、
遠心分離機により粗粒成分を除去し、さらにメンブレン
フィルター(孔径1μm、東洋濾紙製)で濾過すること
により得た。
【0055】 1.ブラックインク C.I.PigmentBlack7(カーホ゛ンフ゛ラック) 6部 スチレン−(メタ)アクリル酸共重合体 6部 エチレングリコール 18部 イオン交換水 69.8部 pH調整剤 0.2部 2.シアンインク C.I.PigmentBlue15:3(フタロシアニンフ゛ルーG) 6部 スチレン−(メタ)アクリル酸共重合体 6部 エチレングリコール 18部 イオン交換水 69.8部 pH調整剤 0.2部 3.マゼンタインク C.I.PigmentRed112(ナフトールレット゛FGR) 6部 スチレン−(メタ)アクリル酸共重合体 6部 エチレングリコール 18部 イオン交換水 69.8部 pH調整剤 0.2部 4.イエローインク C.I.PigmentYellow1(ファストイエローG) 6部 スチレン−(メタ)アクリル酸共重合体 6部 エチレングリコール 18部 イオン交換水 69.8部 pH調整剤 0.2部
【0056】<印字>上記の通り調整した各色インクを
ヒューレットパッカード社製インクジェットプリンター
(DeskJet880C)に充填し、インクジェット
記録シートにブラック、シアン、マゼンタ、イエローの
各単色及び、ブラックインクを除く他の3色インクでの
2重色(レッド、グリーン、ブルー)の計7色のベタパ
ターンを、2cm×2cm四方で横一列に並べて記録す
るという方法で、ベタ印字を行い、これを定着性及び耐
水性の評価に用いた。
ヒューレットパッカード社製インクジェットプリンター
(DeskJet880C)に充填し、インクジェット
記録シートにブラック、シアン、マゼンタ、イエローの
各単色及び、ブラックインクを除く他の3色インクでの
2重色(レッド、グリーン、ブルー)の計7色のベタパ
ターンを、2cm×2cm四方で横一列に並べて記録す
るという方法で、ベタ印字を行い、これを定着性及び耐
水性の評価に用いた。
【0057】<定着性>ブラックインクの2cm×2c
m四方ベタ印字部について、印字後24時間経過後に、
その印字部の表面上に、シルボン紙(クリーニングワイ
パー「ダスパー」、OZU社製)を敷き、そのうえに1
cm角、1.5mm厚のプラスチック板を張り付けた6
00g重の重りを乗せる。次に、シルボン紙の端を手で
持って静かに水平方向、非印字部に向かって引き、上記
のプラスチック板と接触した印字部の非印字部でのイン
ク尾引きについて、以下の基準で評価した。合格はA,
Bである。 A:インク尾引きが全く見られない。 B:インク尾引きが僅かに見られるが、印字部インクの
剥離は視認できない。 C:インク尾引き、印字部インクの剥離がともに視認で
きる。 D:インク尾引き、印字部インクの剥離が酷く、印字部
のインクジェット記録シート表面が露呈している。
m四方ベタ印字部について、印字後24時間経過後に、
その印字部の表面上に、シルボン紙(クリーニングワイ
パー「ダスパー」、OZU社製)を敷き、そのうえに1
cm角、1.5mm厚のプラスチック板を張り付けた6
00g重の重りを乗せる。次に、シルボン紙の端を手で
持って静かに水平方向、非印字部に向かって引き、上記
のプラスチック板と接触した印字部の非印字部でのイン
ク尾引きについて、以下の基準で評価した。合格はA,
Bである。 A:インク尾引きが全く見られない。 B:インク尾引きが僅かに見られるが、印字部インクの
剥離は視認できない。 C:インク尾引き、印字部インクの剥離がともに視認で
きる。 D:インク尾引き、印字部インクの剥離が酷く、印字部
のインクジェット記録シート表面が露呈している。
【0058】<インク吸収性>A4サイズの自然画像を
出力し、印字直後のインクの吸収度合いを目視にて評価
した。
出力し、印字直後のインクの吸収度合いを目視にて評価
した。
【0059】 ◎:完全に吸収されている。 ○:若干インクが残っているが、実技上問題なし。 △:ベタ印字部において、インクが溢れている。 ×:全体的に、インクが溢れている。
【0060】<表面光沢>JIS P-8142による75度鏡面
光沢度は、株式会社村上色彩研究所製「GM−26D」
を用いて測定した。
光沢度は、株式会社村上色彩研究所製「GM−26D」
を用いて測定した。
【0061】結果を表1に示した。
【0062】
【表1】 シート名 定着性 鏡面光沢度(%) インク吸収性 実施例1 A 65% ◎ 実施例2 A 77% ○ 実施例3 A 75% ◎ 実施例4 A 68% ◎ 実施例5 A 62% ◎ 実施例6 A 55% ◎ 比較例1 D 43% △ 比較例2 D 39% △ 比較例3 C 22% ○ 比較例4 C 15% ○ 比較例5 D 82% × 比較例6 D 70% × 比較例7 D 55% × 比較例8 D 57% × 比較例9 D 12% ×
【0063】支持体上に設けたインク受理層の接着剤
に、ガラス転移温度(Tg)が20℃以上の水性ポリウ
レタン樹脂を用いた実施例1〜7については、光沢に優
れかつ印字部の顔料インクの定着性及びインク吸収性に
優れたインクジェット記録シートを得ることができた。
に、ガラス転移温度(Tg)が20℃以上の水性ポリウ
レタン樹脂を用いた実施例1〜7については、光沢に優
れかつ印字部の顔料インクの定着性及びインク吸収性に
優れたインクジェット記録シートを得ることができた。
【0064】さらに実施例1〜5においては、光沢発現
層側のJIS P-8142による75度鏡面光沢度を60%以上
得ることができ、より優れていた。
層側のJIS P-8142による75度鏡面光沢度を60%以上
得ることができ、より優れていた。
【0065】支持体上に設けたインク受理層の接着剤
に、水性アクリル樹脂または水性ポリエステル樹脂を用
いた比較例1〜4では、75度鏡面光沢度が低く、顔料
インクの定着性及びインク吸収性も悪化した。
に、水性アクリル樹脂または水性ポリエステル樹脂を用
いた比較例1〜4では、75度鏡面光沢度が低く、顔料
インクの定着性及びインク吸収性も悪化した。
【0066】支持体上に設けたインク受理層の接着剤
に、ガラス転移温度が20℃以下の水性ポリウレタンを
用いた比較例5は、75度鏡面光沢度は優れているが、
顔料インクの定着性及びインク吸収性が悪化した。
に、ガラス転移温度が20℃以下の水性ポリウレタンを
用いた比較例5は、75度鏡面光沢度は優れているが、
顔料インクの定着性及びインク吸収性が悪化した。
【0067】支持体上に設けたインク受理層の接着剤
に、水性ポリウレタンを用いなかった比較例6は、顔料
インクの定着性及びインク吸収性が悪化した。
に、水性ポリウレタンを用いなかった比較例6は、顔料
インクの定着性及びインク吸収性が悪化した。
【0068】支持体上に設けたインク受理層の接着剤
に、水性ポリウレタンを用いず、光沢発現層の接着剤に
ガラス転移温度70℃の水性ポリウレタンを用いた比較
例7およびガラス転移温度0℃の水性ポリウレタンを用
いた比較例8では、顔料インクの定着性及びインク吸収
性が悪化した。
に、水性ポリウレタンを用いず、光沢発現層の接着剤に
ガラス転移温度70℃の水性ポリウレタンを用いた比較
例7およびガラス転移温度0℃の水性ポリウレタンを用
いた比較例8では、顔料インクの定着性及びインク吸収
性が悪化した。
【0069】支持体上に光沢発現層のみを設けた比較例
8では、75度鏡面光沢度が低く、顔料インクの定着性
及びインク吸収性も悪化した。
8では、75度鏡面光沢度が低く、顔料インクの定着性
及びインク吸収性も悪化した。
【0070】
【発明の効果】本発明によれば、水性顔料インクを用い
た印字後の印字部インクにおいて優れた定着性及び耐水
性が得られ、かつより高い光沢感を有するインクジェッ
ト記録シートが得られる。
た印字後の印字部インクにおいて優れた定着性及び耐水
性が得られ、かつより高い光沢感を有するインクジェッ
ト記録シートが得られる。
Claims (3)
- 【請求項1】 支持体上にインク受理層と光沢発現層を
順次積層してなり、該光沢発現層が湿潤状態にある間に
鏡面ロールへ圧着、乾燥して鏡面光沢仕上げされてなる
インクジェット記録シートにおいて、該インク受理層が
ガラス転移温度(Tg)20℃以上の水性ポリウレタン
樹脂を含有することを特徴とする顔料インク用記録シー
ト。 - 【請求項2】 該水性ポリウレタン樹脂のガラス転移温
度が30℃以上80℃以下の範囲であることを特徴とす
る請求項1記載の顔料インク用インクジェット記録シー
ト。 - 【請求項3】 該光沢発現層側のJIS P−8142
による75度鏡面光沢度が60%以上である請求項1ま
たは2記載の顔料インク用インクジェット記録シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000074386A JP2001260523A (ja) | 2000-03-16 | 2000-03-16 | 顔料インク用インクジェット記録シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000074386A JP2001260523A (ja) | 2000-03-16 | 2000-03-16 | 顔料インク用インクジェット記録シート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001260523A true JP2001260523A (ja) | 2001-09-25 |
Family
ID=18592450
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000074386A Pending JP2001260523A (ja) | 2000-03-16 | 2000-03-16 | 顔料インク用インクジェット記録シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001260523A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007118530A (ja) * | 2005-10-31 | 2007-05-17 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | インクジェット記録媒体 |
JP2008213485A (ja) * | 2008-04-07 | 2008-09-18 | Fujifilm Corp | インクジェット記録媒体のカール防止方法 |
JP2018003329A (ja) * | 2016-06-28 | 2018-01-11 | 大日本塗料株式会社 | 建築板及び塗料組成物 |
JP2020016145A (ja) * | 2019-08-06 | 2020-01-30 | 大日本塗料株式会社 | 建築板及び塗料組成物 |
JP2022149882A (ja) * | 2021-03-25 | 2022-10-07 | 共同印刷株式会社 | インクジェット記録媒体 |
-
2000
- 2000-03-16 JP JP2000074386A patent/JP2001260523A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007118530A (ja) * | 2005-10-31 | 2007-05-17 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | インクジェット記録媒体 |
JP2008213485A (ja) * | 2008-04-07 | 2008-09-18 | Fujifilm Corp | インクジェット記録媒体のカール防止方法 |
JP2018003329A (ja) * | 2016-06-28 | 2018-01-11 | 大日本塗料株式会社 | 建築板及び塗料組成物 |
JP2020016145A (ja) * | 2019-08-06 | 2020-01-30 | 大日本塗料株式会社 | 建築板及び塗料組成物 |
JP2022149882A (ja) * | 2021-03-25 | 2022-10-07 | 共同印刷株式会社 | インクジェット記録媒体 |
JP7645677B2 (ja) | 2021-03-25 | 2025-03-14 | 共同印刷株式会社 | インクジェット記録媒体 |
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