JP2001248369A - 窓サッシ用スクリーン装置 - Google Patents
窓サッシ用スクリーン装置Info
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Landscapes
- Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 開閉自在の窓サッシにおいて、縦框と見込方
向に重合配置して視野を狭めることなく意匠上の体裁の
よい、窓サッシ用スクリーン装置を提供する。 【解決手段】 枠体1に障子2を開閉自在に納めてなる
窓サッシに設けられる窓サッシ用スクリーン装置であっ
て、縦長筒状の収納ケース40と、広幅のスクリーン部
たる網部70と、該網部70を収納ケース40内に引出
し自在に付勢巻取りする巻取り部80とを備える。収納
ケース40は枠体1に対して見付方向に摺動自在に連係
されると共に、一方の縦枠13に固定自在とされ、また
網部70は、その引出側の端部において他方の縦枠14
に固定自在とされ、収納ケース40の摺動に伴って該収
納ケース40に設けた開口部から該収納ケース40外へ
引出し自在とされる。
向に重合配置して視野を狭めることなく意匠上の体裁の
よい、窓サッシ用スクリーン装置を提供する。 【解決手段】 枠体1に障子2を開閉自在に納めてなる
窓サッシに設けられる窓サッシ用スクリーン装置であっ
て、縦長筒状の収納ケース40と、広幅のスクリーン部
たる網部70と、該網部70を収納ケース40内に引出
し自在に付勢巻取りする巻取り部80とを備える。収納
ケース40は枠体1に対して見付方向に摺動自在に連係
されると共に、一方の縦枠13に固定自在とされ、また
網部70は、その引出側の端部において他方の縦枠14
に固定自在とされ、収納ケース40の摺動に伴って該収
納ケース40に設けた開口部から該収納ケース40外へ
引出し自在とされる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、枠体に障子を主と
して開閉自在に納めてなる窓サッシに設けられる窓サッ
シ用スクリーン装置に関する。
して開閉自在に納めてなる窓サッシに設けられる窓サッ
シ用スクリーン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】開き窓、辷り出し窓等の各種サッシ窓に
は、その障子を開いた際に窓枠内に生じる枠内開口を塞
ぐため、網戸装置等のスクリーン装置が設けられること
が多い。特に近年、網部等のスクリーンを収納ケース内
にロール状に巻取り収納したスクリーン装置が提案され
ている。このようなスクリーン装置においては、非使用
時にはスクリーンを収納ケース内に収納して非露出状と
することができるため、外観性やスクリーンの保管性に
優れていることから広く普及することが期待されてい
る。
は、その障子を開いた際に窓枠内に生じる枠内開口を塞
ぐため、網戸装置等のスクリーン装置が設けられること
が多い。特に近年、網部等のスクリーンを収納ケース内
にロール状に巻取り収納したスクリーン装置が提案され
ている。このようなスクリーン装置においては、非使用
時にはスクリーンを収納ケース内に収納して非露出状と
することができるため、外観性やスクリーンの保管性に
優れていることから広く普及することが期待されてい
る。
【0003】このような従来の窓サッシ用のスクリーン
装置は、収納ケースと、該収納ケース内に引出し自在に
巻取られたスクリーン部とから構成されていた。この収
納ケースは、サッシ窓の枠体を構成する縦枠や、枠体に
納められる障子の縦框を見付方向側方に拡張することに
より、これら縦枠や縦框に一体に設けられていた。そし
て使用時においては、障子を開けた状態において、収納
ケースからスクリーン部を引出し、その端部を反対側の
縦枠等に固定することにより、枠内開口をスクリーン部
にて閉じていた。
装置は、収納ケースと、該収納ケース内に引出し自在に
巻取られたスクリーン部とから構成されていた。この収
納ケースは、サッシ窓の枠体を構成する縦枠や、枠体に
納められる障子の縦框を見付方向側方に拡張することに
より、これら縦枠や縦框に一体に設けられていた。そし
て使用時においては、障子を開けた状態において、収納
ケースからスクリーン部を引出し、その端部を反対側の
縦枠等に固定することにより、枠内開口をスクリーン部
にて閉じていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のこ
のような窓サッシ用のスクリーン装置においては、枠体
の縦枠や障子の縦框に収納ケースを一体に設けていたの
で、枠体や障子の構造が複雑で、コストの高いものにな
っていた。またこのように特殊な縦枠や縦框を必要とし
ていたので、新設以外の取付け、すなわち既存の窓サッ
シに取付けることが困難であった。さらに収納ケースを
縦枠や縦框の見付方向側方に設けていたので、縦枠や縦
框のみならず収納ケース自体も屋内側から見えることに
なり、枠体が増えたような外観を形成して、視野を狭め
ると共に意匠上の体裁が悪かった。
のような窓サッシ用のスクリーン装置においては、枠体
の縦枠や障子の縦框に収納ケースを一体に設けていたの
で、枠体や障子の構造が複雑で、コストの高いものにな
っていた。またこのように特殊な縦枠や縦框を必要とし
ていたので、新設以外の取付け、すなわち既存の窓サッ
シに取付けることが困難であった。さらに収納ケースを
縦枠や縦框の見付方向側方に設けていたので、縦枠や縦
框のみならず収納ケース自体も屋内側から見えることに
なり、枠体が増えたような外観を形成して、視野を狭め
ると共に意匠上の体裁が悪かった。
【0005】本発明は、従来のこのような窓サッシ用ス
クリーン装置における問題点に鑑みてなされたもので、
枠体や障子の構造の変更を必要とせずに既設の窓サッシ
にも取付け可能であり、また縦枠や縦框と見込方向に重
合配置して視野を狭めることなく意匠上の体裁のよい、
窓サッシ用スクリーン装置を提供することを目的とす
る。
クリーン装置における問題点に鑑みてなされたもので、
枠体や障子の構造の変更を必要とせずに既設の窓サッシ
にも取付け可能であり、また縦枠や縦框と見込方向に重
合配置して視野を狭めることなく意匠上の体裁のよい、
窓サッシ用スクリーン装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような従来の窓サッ
シ用スクリーン装置における問題点を解決するために請
求項1に記載の本発明は、枠体に障子を自在に納めてな
る窓サッシに設けられる窓サッシ用スクリーン装置であ
って、縦長筒状の収納ケースと、広幅のスクリーン部
と、該スクリーン部を前記収納ケース内に引出し自在に
付勢巻取りする巻取り部とを備え、前記収納ケースは、
前記枠体に対して見付方向に摺動自在に連係されると共
に、該見付方向における前記枠体を構成する一方の縦枠
に固定自在とされ、前記スクリーン部は、その引出側の
端部において他方の縦枠に固定自在とされ、前記収納ケ
ースの摺動に伴って該収納ケースに設けた開口部から該
収納ケース外へ引出し自在とされたことを特徴として構
成されている。
シ用スクリーン装置における問題点を解決するために請
求項1に記載の本発明は、枠体に障子を自在に納めてな
る窓サッシに設けられる窓サッシ用スクリーン装置であ
って、縦長筒状の収納ケースと、広幅のスクリーン部
と、該スクリーン部を前記収納ケース内に引出し自在に
付勢巻取りする巻取り部とを備え、前記収納ケースは、
前記枠体に対して見付方向に摺動自在に連係されると共
に、該見付方向における前記枠体を構成する一方の縦枠
に固定自在とされ、前記スクリーン部は、その引出側の
端部において他方の縦枠に固定自在とされ、前記収納ケ
ースの摺動に伴って該収納ケースに設けた開口部から該
収納ケース外へ引出し自在とされたことを特徴として構
成されている。
【0007】また請求項2に記載の本発明は、請求項1
に記載の本発明において、前記窓サッシは、前記枠体に
開閉自在又は辷り出し自在とする開閉窓又は開閉ドアも
しくは辷り出し窓等として構成され、前記収納ケース
は、前記障子の屋内側もしくは屋外側に設けた任意の走
行部内に配置されることを特徴として構成されている。
に記載の本発明において、前記窓サッシは、前記枠体に
開閉自在又は辷り出し自在とする開閉窓又は開閉ドアも
しくは辷り出し窓等として構成され、前記収納ケース
は、前記障子の屋内側もしくは屋外側に設けた任意の走
行部内に配置されることを特徴として構成されている。
【0008】また請求項3に記載の本発明は、請求項1
に記載の本発明において、前記枠体の屋内側又は屋外側
の端部には、増縁が設けられ、前記収納ケースは、前記
増縁内に配置されることを特徴として構成されている。
に記載の本発明において、前記枠体の屋内側又は屋外側
の端部には、増縁が設けられ、前記収納ケースは、前記
増縁内に配置されることを特徴として構成されている。
【0009】また請求項4に記載の本発明は、請求項1
乃至3に記載の本発明において、前記収納ケースは、前
記障子を構成する縦框に対して見込方向に重合配置自在
とされることを特徴として構成されている。
乃至3に記載の本発明において、前記収納ケースは、前
記障子を構成する縦框に対して見込方向に重合配置自在
とされることを特徴として構成されている。
【0010】また請求項5に記載の本発明は、請求項1
乃至4に記載の本発明において、前記収納ケースは複数
の分割部材を組合わせて構成され、前記複数の分割部材
の相互間に前記開口部を形成したことを特徴として構成
されている。
乃至4に記載の本発明において、前記収納ケースは複数
の分割部材を組合わせて構成され、前記複数の分割部材
の相互間に前記開口部を形成したことを特徴として構成
されている。
【0011】また請求項6に記載の本発明は、請求項1
乃至5に記載の本発明において、前記収納ケース内に備
えた巻取り部には、スクリーン部の収納ケース側の端部
に固定した支持軸が連係され、前記巻取り部は、前記支
持軸内において該支持軸と前記収納ケースとの双方に固
定された付勢部材とを備え、該付勢部材の付勢力によっ
て前記支持軸を前記スクリーン部の巻取り方向に付勢す
ることを特徴として構成されている。
乃至5に記載の本発明において、前記収納ケース内に備
えた巻取り部には、スクリーン部の収納ケース側の端部
に固定した支持軸が連係され、前記巻取り部は、前記支
持軸内において該支持軸と前記収納ケースとの双方に固
定された付勢部材とを備え、該付勢部材の付勢力によっ
て前記支持軸を前記スクリーン部の巻取り方向に付勢す
ることを特徴として構成されている。
【0012】また請求項7に記載の本発明は、請求項1
乃至6に記載の本発明において、前記収納ケースの上部
には、前記枠体を構成する上枠に弾性的に当接すること
によって該収納ケースの上下振れを規制すると共に、前
記上枠と収納ケースとの間に介在することによって該収
納ケースの前記枠体からの脱落を規制する規制部を設
け、及び又は、前記収納ケースの下部には、該収納ケー
スを走行させるための戸車又は摩擦係数の低い部材から
なる滑り部を設けたことを特徴として構成されている。
乃至6に記載の本発明において、前記収納ケースの上部
には、前記枠体を構成する上枠に弾性的に当接すること
によって該収納ケースの上下振れを規制すると共に、前
記上枠と収納ケースとの間に介在することによって該収
納ケースの前記枠体からの脱落を規制する規制部を設
け、及び又は、前記収納ケースの下部には、該収納ケー
スを走行させるための戸車又は摩擦係数の低い部材から
なる滑り部を設けたことを特徴として構成されている。
【0013】また請求項8に記載の本発明は、請求項1
乃至7に記載の本発明において、前記収納ケースの上下
端部にはキャップを設けたことを特徴として構成されて
いる。
乃至7に記載の本発明において、前記収納ケースの上下
端部にはキャップを設けたことを特徴として構成されて
いる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施形態に
ついて図面を参照して詳細に説明する。図1は本実施形
態における縦辷り出し窓の縦断面図であり図2のB−B
矢視断面図、図2は縦辷り出し窓の障子を閉じた状態に
おける横断面図であり、図1のA−A矢視断面図、図3
は縦辷り出し窓の障子を開いた状態における横断面図、
図4は図2の縦辷り出し窓の正面図、図5は図3の縦辷
り出し窓の正面図である。
ついて図面を参照して詳細に説明する。図1は本実施形
態における縦辷り出し窓の縦断面図であり図2のB−B
矢視断面図、図2は縦辷り出し窓の障子を閉じた状態に
おける横断面図であり、図1のA−A矢視断面図、図3
は縦辷り出し窓の障子を開いた状態における横断面図、
図4は図2の縦辷り出し窓の正面図、図5は図3の縦辷
り出し窓の正面図である。
【0015】これら各図において本実施形態における縦
辷り出し窓は、建屋開口に取付けられるものであって、
上下枠11、12及び左右の縦枠13、14から方形に
枠組されてなる枠体1内に、障子2を縦辷り出し状に開
閉自在に組み込んで構成されている。障子2は上下框2
1、22と左右の縦框23、24とを枠組してなる框体
内にガラス板25を嵌込んで構成されている。また、縦
框23の中央部に取手26を設け、該取手26を介して
障子2を開閉自在としてなる。すなわち、この障子2は
図1に示すようにその上下においてスライドアーム7を
介して枠体1の上下枠に連係されており、図3に示すよ
うに屋外方向に向けて縦辷り出し自在とされている。な
お、これら各枠及び各框はアルミの押し出し型材にて成
型されている。
辷り出し窓は、建屋開口に取付けられるものであって、
上下枠11、12及び左右の縦枠13、14から方形に
枠組されてなる枠体1内に、障子2を縦辷り出し状に開
閉自在に組み込んで構成されている。障子2は上下框2
1、22と左右の縦框23、24とを枠組してなる框体
内にガラス板25を嵌込んで構成されている。また、縦
框23の中央部に取手26を設け、該取手26を介して
障子2を開閉自在としてなる。すなわち、この障子2は
図1に示すようにその上下においてスライドアーム7を
介して枠体1の上下枠に連係されており、図3に示すよ
うに屋外方向に向けて縦辷り出し自在とされている。な
お、これら各枠及び各框はアルミの押し出し型材にて成
型されている。
【0016】第1の実施形態においては、図1に示すよ
うに、網戸4を摺動自在に収納するための増縁8が設け
られており、この増縁8は枠体1に対して屋内側に取付
けられている。また、図1〜図3に示すように増縁8
は、上記枠体1とほぼ同じ高さ及び幅に形成され、また
見込方向に関して網戸4に適合した奥行寸法にて形成さ
れている。この増縁8はその上枠11に網戸4を収納す
るための溝8a、下枠12に網戸4を走行自在とするた
めのレール8bを備え、溝8aを構成する立上壁8cと
レール8bにはファスナー部18、18が設けられてい
る。また図2、3に示すように、増縁8の右の縦枠14
には、網部70の固定部71を固定するための係止部1
7が設けられている。また増縁8の左の縦枠13から突
出する当接片8dには、その屋内側の側面に、収納ケー
ス40の係止突起41bを係脱自在とする係止突起8e
が設けられている。この詳細は、後述する図10におい
て説明する。
うに、網戸4を摺動自在に収納するための増縁8が設け
られており、この増縁8は枠体1に対して屋内側に取付
けられている。また、図1〜図3に示すように増縁8
は、上記枠体1とほぼ同じ高さ及び幅に形成され、また
見込方向に関して網戸4に適合した奥行寸法にて形成さ
れている。この増縁8はその上枠11に網戸4を収納す
るための溝8a、下枠12に網戸4を走行自在とするた
めのレール8bを備え、溝8aを構成する立上壁8cと
レール8bにはファスナー部18、18が設けられてい
る。また図2、3に示すように、増縁8の右の縦枠14
には、網部70の固定部71を固定するための係止部1
7が設けられている。また増縁8の左の縦枠13から突
出する当接片8dには、その屋内側の側面に、収納ケー
ス40の係止突起41bを係脱自在とする係止突起8e
が設けられている。この詳細は、後述する図10におい
て説明する。
【0017】また図1に示すように、詳細は後述する網
戸4の上キャップ50は溝8a内において摺動自在とさ
れる筒状に形成され、下キャップ60には増縁8のレー
ル8bに摺動自在に係止する溝が形成されている。この
上キャップ50及び下キャップ60においては、規制部
及び戸車が省略されており、下キャップ60の下面に摩
擦係数の低い摺動部材からなる滑り部65を設けること
によって安定的な摺動が可能となっている。
戸4の上キャップ50は溝8a内において摺動自在とさ
れる筒状に形成され、下キャップ60には増縁8のレー
ル8bに摺動自在に係止する溝が形成されている。この
上キャップ50及び下キャップ60においては、規制部
及び戸車が省略されており、下キャップ60の下面に摩
擦係数の低い摺動部材からなる滑り部65を設けること
によって安定的な摺動が可能となっている。
【0018】本実施形態における網戸4の操作は、図
2、3に示すように、障子2を縦辷り出した状態におい
て、取手46を介して網戸4の収納ケース40を見付方
向にスライド移動させて、収納ケース40の係止突起4
1bを縦枠13の係止突起8eに係止させることによっ
て行われる。このように本網戸は、上記のように縦辷り
出し窓のみならず、この他にも、内開き窓やその他の既
存の窓の屋外側、あるいは外開き窓、横辷り出し窓、突
き出し窓、出窓、各種ドアの室内側に、増縁を一体又は
別体に設けることによって取付けてもよい。すなわちあ
らゆるタイプの窓、ドアに対し、既存の枠を利用して又
は専用の枠を設けて、窓枠やドア枠と一体に、あるいは
窓枠と所定間隔を隔てて、窓開口やドア開口を塞ぐ位置
に取付けることができる。また本実施形態のように網部
70の固定部71は、障子でなく枠体や増縁側に固定自
在としてもよい。
2、3に示すように、障子2を縦辷り出した状態におい
て、取手46を介して網戸4の収納ケース40を見付方
向にスライド移動させて、収納ケース40の係止突起4
1bを縦枠13の係止突起8eに係止させることによっ
て行われる。このように本網戸は、上記のように縦辷り
出し窓のみならず、この他にも、内開き窓やその他の既
存の窓の屋外側、あるいは外開き窓、横辷り出し窓、突
き出し窓、出窓、各種ドアの室内側に、増縁を一体又は
別体に設けることによって取付けてもよい。すなわちあ
らゆるタイプの窓、ドアに対し、既存の枠を利用して又
は専用の枠を設けて、窓枠やドア枠と一体に、あるいは
窓枠と所定間隔を隔てて、窓開口やドア開口を塞ぐ位置
に取付けることができる。また本実施形態のように網部
70の固定部71は、障子でなく枠体や増縁側に固定自
在としてもよい。
【0019】以下、本実施形態における縦辷り出し窓に
設けた窓サッシ用スクリーン装置(以下、窓サッシ用網
戸4)について、詳細に説明する。図6(a)〜(d)
は順に、窓サッシ用網戸の平面図、左側面図、正面図、
右側面図(なお屋内側から屋外側を見た状態を正面と
し、また左右は同状態における左右方向に対応する)、
図7は窓サッシ用網戸の分解図である。
設けた窓サッシ用スクリーン装置(以下、窓サッシ用網
戸4)について、詳細に説明する。図6(a)〜(d)
は順に、窓サッシ用網戸の平面図、左側面図、正面図、
右側面図(なお屋内側から屋外側を見た状態を正面と
し、また左右は同状態における左右方向に対応する)、
図7は窓サッシ用網戸の分解図である。
【0020】図6、図7に示すように、窓サッシ用網戸
4は、縦長筒状の収納ケース40と、収納ケース40の
上端部に配置される上キャップ50及び下端部に配置さ
れる下キャップ60と、広幅のスクリーン部たる網部7
0と、該網部70を収納ケース40内において巻取り収
納する巻取り部80を備えて構成されている。そして概
略的には、収納ケース40が窓サッシの枠体1内に納め
られ、障子2の屋内側に設けた増縁8に沿って水平走行
する。また網部70はその端部を枠体1の右の縦枠14
に固定される。本網戸の非使用時には、図2に示すよう
に収納ケース40が枠体1の縦枠14に隣接配置され、
その内部に網部70が完全に巻取られる。一方、本網戸
の使用時には、図1、3に示すように障子2が開かれた
状態において、収納ケース40が左の縦枠13に固定さ
れる。また、この走行に伴って網部70が収納ケース4
0から引出され枠内開口が閉じられる。
4は、縦長筒状の収納ケース40と、収納ケース40の
上端部に配置される上キャップ50及び下端部に配置さ
れる下キャップ60と、広幅のスクリーン部たる網部7
0と、該網部70を収納ケース40内において巻取り収
納する巻取り部80を備えて構成されている。そして概
略的には、収納ケース40が窓サッシの枠体1内に納め
られ、障子2の屋内側に設けた増縁8に沿って水平走行
する。また網部70はその端部を枠体1の右の縦枠14
に固定される。本網戸の非使用時には、図2に示すよう
に収納ケース40が枠体1の縦枠14に隣接配置され、
その内部に網部70が完全に巻取られる。一方、本網戸
の使用時には、図1、3に示すように障子2が開かれた
状態において、収納ケース40が左の縦枠13に固定さ
れる。また、この走行に伴って網部70が収納ケース4
0から引出され枠内開口が閉じられる。
【0021】以下、窓サッシ用網戸4を構成する上記各
部を詳細に説明し、その後、窓サッシ用網戸4の取付方
法並びに開閉操作方法等について具体的に説明する。ま
ず収納ケース40について説明する。この収納ケース4
0は、枠体1の高さにほぼ対応する縦長で、かつ障子2
の縦框23、24よりも若干細幅の中空筒状に形成され
ている。そして図2に示すように本網戸の非使用時にお
いて、収納ケース40は縦枠14に対し見付方向側方位
置かつ障子2の縦框24に対し見込方向重合位置に配置
されている。この収納ケース40は上キャップ50及び
下キャップ60を介して枠体1の上下枠11、12に連
係され、増縁8上を見付方向に走行自在とされている。
本実施形態においてはこのように増縁8に沿って走行可
能としたことから、特別のレールを設ける必要がないの
で、構成が最も簡易であると共に、新設の窓サッシはも
ちろんのこと既設の窓サッシにも容易に取付けることが
できる。なお、収納ケースは円筒状以外の形状、例えば
方形筒状でもよく、その内部に網部を収納できればよ
い。
部を詳細に説明し、その後、窓サッシ用網戸4の取付方
法並びに開閉操作方法等について具体的に説明する。ま
ず収納ケース40について説明する。この収納ケース4
0は、枠体1の高さにほぼ対応する縦長で、かつ障子2
の縦框23、24よりも若干細幅の中空筒状に形成され
ている。そして図2に示すように本網戸の非使用時にお
いて、収納ケース40は縦枠14に対し見付方向側方位
置かつ障子2の縦框24に対し見込方向重合位置に配置
されている。この収納ケース40は上キャップ50及び
下キャップ60を介して枠体1の上下枠11、12に連
係され、増縁8上を見付方向に走行自在とされている。
本実施形態においてはこのように増縁8に沿って走行可
能としたことから、特別のレールを設ける必要がないの
で、構成が最も簡易であると共に、新設の窓サッシはも
ちろんのこと既設の窓サッシにも容易に取付けることが
できる。なお、収納ケースは円筒状以外の形状、例えば
方形筒状でもよく、その内部に網部を収納できればよ
い。
【0022】この収納ケース40の要部拡大図を図10
に示す。この図10は図3における当該部を反転した状
態を示し、同図において、収納ケース40は、障子2側
に位置する分割部材たる第1分割部41と、非障子側に
位置する分割部材たる第2分割部42とを相互に組み合
わせることによって構成されている。すなわち第1分割
部41と第2分割部42には互いに係止する係止片4
3、44が設けられており、これら係止片43、44相
互の係止によって強固に一体化されている。本実施形態
においてはこのように複数の分割部材にて収納ケース4
0を構成しているので、収納ケース40の設計変更や交
換時にも一部の分割部材のみを設計変更や交換すること
ができ対応が容易である。また分割部材の側面に後述す
るシール材41cや取手46を取付けるための凹凸部を
容易に設けることができる。さらに組立前の搬送時等に
おいてコンパクトな取り扱いが可能となる。
に示す。この図10は図3における当該部を反転した状
態を示し、同図において、収納ケース40は、障子2側
に位置する分割部材たる第1分割部41と、非障子側に
位置する分割部材たる第2分割部42とを相互に組み合
わせることによって構成されている。すなわち第1分割
部41と第2分割部42には互いに係止する係止片4
3、44が設けられており、これら係止片43、44相
互の係止によって強固に一体化されている。本実施形態
においてはこのように複数の分割部材にて収納ケース4
0を構成しているので、収納ケース40の設計変更や交
換時にも一部の分割部材のみを設計変更や交換すること
ができ対応が容易である。また分割部材の側面に後述す
るシール材41cや取手46を取付けるための凹凸部を
容易に設けることができる。さらに組立前の搬送時等に
おいてコンパクトな取り扱いが可能となる。
【0023】これら第1分割部41と第2分割部42と
が組合わされた状態において、第1分割部41の端部と
第2分割部42の端部とは相互に非当接状とされてその
間に開口部45が形成されており、この開口部45から
網部70が収納ケース40外に引出可能とされている。
この開口部45も、収納ケース40を一体に押し出し成
型した場合には穴開け加工等して形成する必要がある
が、一体でなく複数の分割部材にて収納ケース40を構
成しているので容易に形成することができる。
が組合わされた状態において、第1分割部41の端部と
第2分割部42の端部とは相互に非当接状とされてその
間に開口部45が形成されており、この開口部45から
網部70が収納ケース40外に引出可能とされている。
この開口部45も、収納ケース40を一体に押し出し成
型した場合には穴開け加工等して形成する必要がある
が、一体でなく複数の分割部材にて収納ケース40を構
成しているので容易に形成することができる。
【0024】ここで図10に示すように、第1分割部4
1は、その縦枠13側に対向する側面41aを、該縦枠
13に沿った平面状とされている。この平面状の側面4
1aの上下両端近傍位置には、縦枠13の側面の上下ほ
ぼ同位置に設けられた係止突起8eに対して係脱自在に
係止する係止突起41bが設けられており、これら係止
突起8e、41bの相互係止によって収納ケース40が
縦枠13に固定自在とされている。また収納ケース40
が縦枠13の見込方向重合位置に配置された状態におい
て、この第1分割部41の側面41aと縦枠13の側面
との間隔は、虫が入り難い程度の狭幅とされている。し
たがって収納ケース40と縦枠13との隙間から虫が入
り込むことを防止できる。また、図10に示すように、
第1分割部41には必要に応じてその長手方向全長に渡
りシール材41cを設けることができ、このシール材4
1cが対向面に常時当接して、虫の入り込みが一層確実
に防止される。
1は、その縦枠13側に対向する側面41aを、該縦枠
13に沿った平面状とされている。この平面状の側面4
1aの上下両端近傍位置には、縦枠13の側面の上下ほ
ぼ同位置に設けられた係止突起8eに対して係脱自在に
係止する係止突起41bが設けられており、これら係止
突起8e、41bの相互係止によって収納ケース40が
縦枠13に固定自在とされている。また収納ケース40
が縦枠13の見込方向重合位置に配置された状態におい
て、この第1分割部41の側面41aと縦枠13の側面
との間隔は、虫が入り難い程度の狭幅とされている。し
たがって収納ケース40と縦枠13との隙間から虫が入
り込むことを防止できる。また、図10に示すように、
第1分割部41には必要に応じてその長手方向全長に渡
りシール材41cを設けることができ、このシール材4
1cが対向面に常時当接して、虫の入り込みが一層確実
に防止される。
【0025】また第2分割部42には、その上下のほぼ
中央位置に取手46が設けられている。この取手46は
図10に示すように平面略コ字状に形成されており、障
子2と反対側に突出している。このような取手46を設
けることにより、該取手46を介して収納ケース40を
容易かつ安全に水平走行させることができる。なお、第
1分割部41と第2分割部42は枠体1や障子2と同様
にアルミの押し出し型材にて成型されており、枠体1や
障子2と同様の質感及び色合いを呈している。
中央位置に取手46が設けられている。この取手46は
図10に示すように平面略コ字状に形成されており、障
子2と反対側に突出している。このような取手46を設
けることにより、該取手46を介して収納ケース40を
容易かつ安全に水平走行させることができる。なお、第
1分割部41と第2分割部42は枠体1や障子2と同様
にアルミの押し出し型材にて成型されており、枠体1や
障子2と同様の質感及び色合いを呈している。
【0026】次に収納ケース40に配置された上キャッ
プ50及び下キャップ60について説明する。これら上
キャップ50及び下キャップ60は、それぞれ図8、9
に斜視図にて示すように、短筒状のキャップ本体51、
61にて構成されている。
プ50及び下キャップ60について説明する。これら上
キャップ50及び下キャップ60は、それぞれ図8、9
に斜視図にて示すように、短筒状のキャップ本体51、
61にて構成されている。
【0027】これらキャップ本体51、61は収納ケー
ス40より若干太径に形成され、その内部に収納ケース
40の上下端部を挿入することによって該収納ケース4
0に固定される。したがって収納ケース40の上下端部
が非露出状とされ、その内部に埃や雨水等が侵入するこ
とを防止でき、網部70を保護することができる。また
収納ケース40を枠体1から取り外した際の意匠上の外
観を向上させることができる。ここで上キャップ50の
キャップ本体51は筒状に形成され、下キャップ60の
キャップ本体61には下方に開放するレール溝63が形
成されており、この筒状体を溝8aに、レール溝63内
に下枠12のレール8bを連係させることによって、収
納ケース40が増縁8に沿って摺動自在かつ脱落不能に
連係される。
ス40より若干太径に形成され、その内部に収納ケース
40の上下端部を挿入することによって該収納ケース4
0に固定される。したがって収納ケース40の上下端部
が非露出状とされ、その内部に埃や雨水等が侵入するこ
とを防止でき、網部70を保護することができる。また
収納ケース40を枠体1から取り外した際の意匠上の外
観を向上させることができる。ここで上キャップ50の
キャップ本体51は筒状に形成され、下キャップ60の
キャップ本体61には下方に開放するレール溝63が形
成されており、この筒状体を溝8aに、レール溝63内
に下枠12のレール8bを連係させることによって、収
納ケース40が増縁8に沿って摺動自在かつ脱落不能に
連係される。
【0028】次に網部70について説明する。この網部
70は、図5に示すように、障子2を開いた状態で、枠
体1内に形成される枠内開口を完全に塞ぐことができる
よう、該枠体1の内側寸法としての高さH及び幅Wより
も上下左右に若干広く形成されている。この網部70は
ポリエステルや、巻取り可能な金材にて構成されてよ
い。またいわゆる「網」状のものでなく、より目の細か
い布、障子紙などによって形成されてよく、その機能と
しては通風性以外に遮光性を備えるものでもよく、また
任意の模様や色彩を付加してもよい。すなわちシート状
の部材としてのスクリーンであればよい。
70は、図5に示すように、障子2を開いた状態で、枠
体1内に形成される枠内開口を完全に塞ぐことができる
よう、該枠体1の内側寸法としての高さH及び幅Wより
も上下左右に若干広く形成されている。この網部70は
ポリエステルや、巻取り可能な金材にて構成されてよ
い。またいわゆる「網」状のものでなく、より目の細か
い布、障子紙などによって形成されてよく、その機能と
しては通風性以外に遮光性を備えるものでもよく、また
任意の模様や色彩を付加してもよい。すなわちシート状
の部材としてのスクリーンであればよい。
【0029】この網部70の引出側の端部には、図6に
示すように、枠体1の縦枠14に固定される縦長板状の
固定部71が接着にて取付けられている。図11は固定
部71及び縦枠14の要部拡大横断面図であり、(a)
は固定途中の状態、(b)は固定後の状態をそれぞれ示
す。この図11に示すように、縦枠14には横断面略コ
字状の係止部17が見付方向内側に開口して設けられて
おり、この開口は網部70が係止される一方の爪17a
を溝状に長く、他方の爪17bは係止部71が網部70
に押されて係止部17から外れない程度の長さに対向す
る形状となっている。この係止部17内に固定部71を
傾けた状態で挿入し(図11(a))、見込方向に平行
に配置することによって(図11(b))、係止部17
に固定部71を係止させることができる。また逆の動作
により係止状態を容易に解除することができる。固定部
71の露出面に連続状に又は部分的に突起71aを設け
ると係止解除が容易となる。
示すように、枠体1の縦枠14に固定される縦長板状の
固定部71が接着にて取付けられている。図11は固定
部71及び縦枠14の要部拡大横断面図であり、(a)
は固定途中の状態、(b)は固定後の状態をそれぞれ示
す。この図11に示すように、縦枠14には横断面略コ
字状の係止部17が見付方向内側に開口して設けられて
おり、この開口は網部70が係止される一方の爪17a
を溝状に長く、他方の爪17bは係止部71が網部70
に押されて係止部17から外れない程度の長さに対向す
る形状となっている。この係止部17内に固定部71を
傾けた状態で挿入し(図11(a))、見込方向に平行
に配置することによって(図11(b))、係止部17
に固定部71を係止させることができる。また逆の動作
により係止状態を容易に解除することができる。固定部
71の露出面に連続状に又は部分的に突起71aを設け
ると係止解除が容易となる。
【0030】このように網部70の引出側の端部を固定
部71を介して縦枠14に固定することができるので、
収納ケース40を摺動させることによって、該収納ケー
ス40内から網部70を自動的に引出すことができる。
また上記のように固定部71を係止部17に対して係脱
自在としたので、清掃や不要時には網部70を縦枠14
から容易に取外すことができる。また係止部17は縦枠
14に一体に成型してもよいが、別体に成型して接着や
ネジ止めにて取付け可能とすれば、既存の窓サッシへの
取付けも可能となる。なお清掃等を考慮しない場合に
は、固定部71を縦枠14に完全に固定してもよい。
部71を介して縦枠14に固定することができるので、
収納ケース40を摺動させることによって、該収納ケー
ス40内から網部70を自動的に引出すことができる。
また上記のように固定部71を係止部17に対して係脱
自在としたので、清掃や不要時には網部70を縦枠14
から容易に取外すことができる。また係止部17は縦枠
14に一体に成型してもよいが、別体に成型して接着や
ネジ止めにて取付け可能とすれば、既存の窓サッシへの
取付けも可能となる。なお清掃等を考慮しない場合に
は、固定部71を縦枠14に完全に固定してもよい。
【0031】また網部70はその上下端部を、増縁8の
立上壁に設けたファスナー部18に密着自在とされてい
る。ここで立上壁とは、網部70に隣接するもので、レ
ール8bに兼用に又は網引出し位置に合わせて突出して
設けられるものである。本実施形態においては立上壁は
レール8bに兼用に設けられている。そして、ファスナ
ー部18は、図1〜3に示すように、立上壁たる増縁8
の網部70側の側面の全長に渡って形成されているもの
で、網部70側に向けて突出する針状の突起が一定間隔
で連続して設けられている。ここで網部70は、図11
(b)に示すように増縁8に沿うように固定部71を固
定され、また後述するように網部70を巻取る支持軸7
2が収納ケース40の開口部45側に付勢され、図3に
示すようにこの開口部45は増縁8の近傍に形成されて
いる。したがって開口部45から引出された網部70は
増縁8に沿うように自動的に配置され、その網目にファ
スナー部18の突起が係止する。
立上壁に設けたファスナー部18に密着自在とされてい
る。ここで立上壁とは、網部70に隣接するもので、レ
ール8bに兼用に又は網引出し位置に合わせて突出して
設けられるものである。本実施形態においては立上壁は
レール8bに兼用に設けられている。そして、ファスナ
ー部18は、図1〜3に示すように、立上壁たる増縁8
の網部70側の側面の全長に渡って形成されているもの
で、網部70側に向けて突出する針状の突起が一定間隔
で連続して設けられている。ここで網部70は、図11
(b)に示すように増縁8に沿うように固定部71を固
定され、また後述するように網部70を巻取る支持軸7
2が収納ケース40の開口部45側に付勢され、図3に
示すようにこの開口部45は増縁8の近傍に形成されて
いる。したがって開口部45から引出された網部70は
増縁8に沿うように自動的に配置され、その網目にファ
スナー部18の突起が係止する。
【0032】また網部70は後述する巻取り部80によ
って巻取り方向(収納ケース側に向かう方向)に付勢さ
れていることから、該網部70には常時張力が加えら
れ、該網部70とファスナー部18の突起との係止状態
が安定的に維持される。このように網部70の上下端部
が上下のファスナー部18に密着することから、網部7
0と上下枠11、12との間に隙間ができることが防止
され、風によって網部70が見込方向に不用意に浮き上
がることや、隙間からの虫の侵入等を防止することがで
きる。なおファスナー部18は接着やネジ止めにて増縁
8に取付けることができ、既設の窓サッシにも容易に取
付けることが可能である。さらに増縁によるファスナー
取付けレールを増設してファスナー部18を取付けるこ
とも可能である。また当然のことながら網部70を網以
外の布材にて構成した場合にはファスナー部18は不要
である。なお網部70には、図7に示すように、その収
納ケース40側の端部に中空の支持軸72が固定されて
いる。
って巻取り方向(収納ケース側に向かう方向)に付勢さ
れていることから、該網部70には常時張力が加えら
れ、該網部70とファスナー部18の突起との係止状態
が安定的に維持される。このように網部70の上下端部
が上下のファスナー部18に密着することから、網部7
0と上下枠11、12との間に隙間ができることが防止
され、風によって網部70が見込方向に不用意に浮き上
がることや、隙間からの虫の侵入等を防止することがで
きる。なおファスナー部18は接着やネジ止めにて増縁
8に取付けることができ、既設の窓サッシにも容易に取
付けることが可能である。さらに増縁によるファスナー
取付けレールを増設してファスナー部18を取付けるこ
とも可能である。また当然のことながら網部70を網以
外の布材にて構成した場合にはファスナー部18は不要
である。なお網部70には、図7に示すように、その収
納ケース40側の端部に中空の支持軸72が固定されて
いる。
【0033】次に巻取り部80について説明する。この
巻取り部80の拡大図を図12(a)、分解図を図12
(b)にそれぞれ示す。この図12に示すように巻取り
部80は、縦長の付勢部材たる巻きバネ81と、該巻き
バネ81の心棒82と、巻きバネ81を網部70の支持
軸72に固定する軸側固定具83と、巻きバネ81を収
納ケース40に固定するケース側固定具84と、巻きバ
ネ81の回転をガイドするガイド部材85とを備えて構
成されている。巻きバネ81は網部70の支持軸72内
に挿入可能な径及び長さに形成されており、その内部に
心棒82を挿通されることによって不用意に屈曲するこ
とが防止されている。
巻取り部80の拡大図を図12(a)、分解図を図12
(b)にそれぞれ示す。この図12に示すように巻取り
部80は、縦長の付勢部材たる巻きバネ81と、該巻き
バネ81の心棒82と、巻きバネ81を網部70の支持
軸72に固定する軸側固定具83と、巻きバネ81を収
納ケース40に固定するケース側固定具84と、巻きバ
ネ81の回転をガイドするガイド部材85とを備えて構
成されている。巻きバネ81は網部70の支持軸72内
に挿入可能な径及び長さに形成されており、その内部に
心棒82を挿通されることによって不用意に屈曲するこ
とが防止されている。
【0034】この巻きバネ81の下端部には軸側固定具
83が固定される。すなわち軸側固定具83は本体部8
3aと該本体部83aの上端部に突設されたネジ溝を有
する短尺軸83bとから構成され、この短尺軸83bを
巻きバネ81内に挿入することによってそのネジ溝に巻
きバネ81が係止して回転不能に固定される。また図5
に示すように、軸側固定具83を支持軸72に挿入する
ことによって該軸側固定具83が支持軸72内において
回転不能に固定される。すなわち図13の支持軸72の
横断面図に示すように、支持軸72の内周には複数の溝
72aが形成されており、一方、軸側固定具83の側面
には支持軸72の溝72aに対応した複数の突起83c
が形成され、この突起83cが溝72a内に納められる
ことによって、軸側固定具83が回転不能とされる。し
たがって巻きバネ81は、軸側固定具83を介してその
下端部を支持軸72に対して回転不能に固定される。
83が固定される。すなわち軸側固定具83は本体部8
3aと該本体部83aの上端部に突設されたネジ溝を有
する短尺軸83bとから構成され、この短尺軸83bを
巻きバネ81内に挿入することによってそのネジ溝に巻
きバネ81が係止して回転不能に固定される。また図5
に示すように、軸側固定具83を支持軸72に挿入する
ことによって該軸側固定具83が支持軸72内において
回転不能に固定される。すなわち図13の支持軸72の
横断面図に示すように、支持軸72の内周には複数の溝
72aが形成されており、一方、軸側固定具83の側面
には支持軸72の溝72aに対応した複数の突起83c
が形成され、この突起83cが溝72a内に納められる
ことによって、軸側固定具83が回転不能とされる。し
たがって巻きバネ81は、軸側固定具83を介してその
下端部を支持軸72に対して回転不能に固定される。
【0035】一方、巻きバネ81の上端部にはケース側
固定具84が固定される。このケース側固定具84は本
体部84aとネジ溝を有する短尺軸84bとから構成さ
れ、この短尺軸84bを巻きバネ81内に挿入すること
によって巻きバネ81が回転不能に固定される。図14
には巻取り部80を収納した収納ケース40の平面図を
示す。この図14に示すように、このケース側固定具8
4の本体部84aは収納ケース40の内径にほぼ適合し
た外形とされており、巻取り部80を収納ケース内40
に納めた状態において、本体部84aが収納ケース40
内に係止して該収納ケース40に対して回転不能に固定
される。したがって巻きバネ81は、ケース側固定具8
4を介してその上端部を収納ケース40に回転不能に固
定される。なおガイド部材85はその内部にケース側固
定具84の短尺軸84bを挿通させると共にケース側固
定具84の本体部84aと巻きバネ81との間に介在し
て、巻きバネ81の回転をガイドする。
固定具84が固定される。このケース側固定具84は本
体部84aとネジ溝を有する短尺軸84bとから構成さ
れ、この短尺軸84bを巻きバネ81内に挿入すること
によって巻きバネ81が回転不能に固定される。図14
には巻取り部80を収納した収納ケース40の平面図を
示す。この図14に示すように、このケース側固定具8
4の本体部84aは収納ケース40の内径にほぼ適合し
た外形とされており、巻取り部80を収納ケース内40
に納めた状態において、本体部84aが収納ケース40
内に係止して該収納ケース40に対して回転不能に固定
される。したがって巻きバネ81は、ケース側固定具8
4を介してその上端部を収納ケース40に回転不能に固
定される。なおガイド部材85はその内部にケース側固
定具84の短尺軸84bを挿通させると共にケース側固
定具84の本体部84aと巻きバネ81との間に介在し
て、巻きバネ81の回転をガイドする。
【0036】これらのことから巻きバネ81はその下端
部においては支持軸72、上端部においては予め巻取り
方向に適量付勢した状態で収納ケース40にそれぞれ固
定されるが、収納ケース40から網部70を引出すこと
に伴って巻きバネ81にさらに捻れが生じ、網部70を
収納ケース40内に巻取る方向に付勢力が増す。なおこ
の付勢力の強さは、図3に示すように収納ケース40を
一方の縦枠13に係止させた状態から、該係止を解除し
た状態において網部70を自動的に巻取ることができる
ような強さに定められる。
部においては支持軸72、上端部においては予め巻取り
方向に適量付勢した状態で収納ケース40にそれぞれ固
定されるが、収納ケース40から網部70を引出すこと
に伴って巻きバネ81にさらに捻れが生じ、網部70を
収納ケース40内に巻取る方向に付勢力が増す。なおこ
の付勢力の強さは、図3に示すように収納ケース40を
一方の縦枠13に係止させた状態から、該係止を解除し
た状態において網部70を自動的に巻取ることができる
ような強さに定められる。
【0037】ここで図14に示すように、ケース側固定
具84の本体部84aには、収納ケース40の平面ほぼ
中心位置から開口部45に向かう長孔84cが形成され
ており、この長孔にはケース側固定具84の短尺軸84
bの上端部と、押圧バネ84dとが設けられている。そ
して短尺軸84bの上端部は長孔84c内において該長
孔84cに沿って移動自在とされると共に、押圧バネ8
4dにて開口部45側に向けて常時付勢され、また回転
不能とされている。したがってケース側固定具84、巻
きバネ81、支持軸72を順次介して網部70が収納ケ
ース40の開口部45側に常時付勢されるので、網部7
0を開口部45側、すなわち上下枠11、12の増縁8
側に沿って引出すことができる。
具84の本体部84aには、収納ケース40の平面ほぼ
中心位置から開口部45に向かう長孔84cが形成され
ており、この長孔にはケース側固定具84の短尺軸84
bの上端部と、押圧バネ84dとが設けられている。そ
して短尺軸84bの上端部は長孔84c内において該長
孔84cに沿って移動自在とされると共に、押圧バネ8
4dにて開口部45側に向けて常時付勢され、また回転
不能とされている。したがってケース側固定具84、巻
きバネ81、支持軸72を順次介して網部70が収納ケ
ース40の開口部45側に常時付勢されるので、網部7
0を開口部45側、すなわち上下枠11、12の増縁8
側に沿って引出すことができる。
【0038】次に本サッシ窓用網戸4の取付方法につい
て説明する。まず収納ケース40内に網部70及び巻取
り部80を収納し、上キャップ50及び下キャップ60
を取付けて本網戸4を組み立てる。そして枠体1を方形
に枠組した後、特に既設の縦辷り出し窓に取付ける場合
には、予め又は網戸4を取付ける前に増縁8にファスナ
ー部18を取付ける。そして組立ての終了した本網戸4
を見付方向に傾けた状態で枠体1内に挿入し、垂直に立
て直すことによって枠体1内に建込み、次いで固定部7
1を係止部17に係止させるだけで取付けが終了する。
このような方法により、障子2を外すことなく、また既
設の縦辷り出し窓にも容易に取付けることができる。ま
た網戸4を長期間使用しない場合には、上記と逆の手順
によって本網戸4を枠体1から容易に取外し、倉庫等に
収納することができる。
て説明する。まず収納ケース40内に網部70及び巻取
り部80を収納し、上キャップ50及び下キャップ60
を取付けて本網戸4を組み立てる。そして枠体1を方形
に枠組した後、特に既設の縦辷り出し窓に取付ける場合
には、予め又は網戸4を取付ける前に増縁8にファスナ
ー部18を取付ける。そして組立ての終了した本網戸4
を見付方向に傾けた状態で枠体1内に挿入し、垂直に立
て直すことによって枠体1内に建込み、次いで固定部7
1を係止部17に係止させるだけで取付けが終了する。
このような方法により、障子2を外すことなく、また既
設の縦辷り出し窓にも容易に取付けることができる。ま
た網戸4を長期間使用しない場合には、上記と逆の手順
によって本網戸4を枠体1から容易に取外し、倉庫等に
収納することができる。
【0039】あるいは新設の窓サッシに取付ける場合に
は、本網戸4を組み立てることと平行して、上下枠1
1、12と、左右の縦枠13、14のいずれか一方を用
いた枠体1をコ字状に枠組し、その開放側から本網戸4
及び障子2を枠体1内に収納し、左右の縦枠13、14
のうち残りの一方を取付けて枠体1を方形に枠組し、増
縁8を設けて枠体1をコ字状にした状態で本網戸4を収
納する。なお図1に示すように障子2の取付け高さが異
なり、網戸4を異なる高さにする場合には、収納ケース
40及び網部70の上下いずれかの端部を任意の長さだ
け切断することにより対応可能である。
は、本網戸4を組み立てることと平行して、上下枠1
1、12と、左右の縦枠13、14のいずれか一方を用
いた枠体1をコ字状に枠組し、その開放側から本網戸4
及び障子2を枠体1内に収納し、左右の縦枠13、14
のうち残りの一方を取付けて枠体1を方形に枠組し、増
縁8を設けて枠体1をコ字状にした状態で本網戸4を収
納する。なお図1に示すように障子2の取付け高さが異
なり、網戸4を異なる高さにする場合には、収納ケース
40及び網部70の上下いずれかの端部を任意の長さだ
け切断することにより対応可能である。
【0040】次に本網戸4の操作方法について説明す
る。まず図2に示すように障子2を閉めた状態において
は、本網戸4は縦枠14の側方に隣接配置されている。
この状態においては収納ケース40は、障子2の縦框2
4に対して見込方向に重合する位置に配置されており、
また収納ケース40は上述のように縦框24より細幅に
形成されており、また縦框24と同材質よりなるため、
屋外側から見た場合にに、収納ケース40が縦框24と
外観上一体となって目立たず、意匠的にも良好である。
る。まず図2に示すように障子2を閉めた状態において
は、本網戸4は縦枠14の側方に隣接配置されている。
この状態においては収納ケース40は、障子2の縦框2
4に対して見込方向に重合する位置に配置されており、
また収納ケース40は上述のように縦框24より細幅に
形成されており、また縦框24と同材質よりなるため、
屋外側から見た場合にに、収納ケース40が縦框24と
外観上一体となって目立たず、意匠的にも良好である。
【0041】このような状態において網戸4を使用する
場合、まず障子2を任意の場所まで開き、そして、網戸
4の収納ケース40を、その取手46を介して、縦枠1
3の見込方向に重合する位置にまで水平走行させる。図
3においては障子2を全開した状態を示す。そしてこれ
に先だって網戸4の網部70の固定部71は縦枠13の
係止部17に係止させてあるので、収納ケース40の走
行に伴って該収納ケース40から網部70が自動的に引
出され、また引出されると同時に網部70の上下端部が
増縁8のファスナー部18に固定される。そして、収納
ケース40と縦枠13の重合位置において、収納ケース
40の係止突起41bを縦枠13の係止突起8eに係止
させ、収納ケース40を縦枠13に固定する。これによ
り、障子2を開くことによって生じた枠内開口が図3、
5に示すように網部70によって塞がれる。この状態に
おいて、本実施形態においては障子の開閉に伴って網部
70側でなく収納ケース40を摺動させていることか
ら、図5に示すように、使用前と同様、収納ケース40
は縦枠13に対して見込方向に重合する位置に配置され
るので、屋外から見て意匠的な良好性を維持することが
できる。
場合、まず障子2を任意の場所まで開き、そして、網戸
4の収納ケース40を、その取手46を介して、縦枠1
3の見込方向に重合する位置にまで水平走行させる。図
3においては障子2を全開した状態を示す。そしてこれ
に先だって網戸4の網部70の固定部71は縦枠13の
係止部17に係止させてあるので、収納ケース40の走
行に伴って該収納ケース40から網部70が自動的に引
出され、また引出されると同時に網部70の上下端部が
増縁8のファスナー部18に固定される。そして、収納
ケース40と縦枠13の重合位置において、収納ケース
40の係止突起41bを縦枠13の係止突起8eに係止
させ、収納ケース40を縦枠13に固定する。これによ
り、障子2を開くことによって生じた枠内開口が図3、
5に示すように網部70によって塞がれる。この状態に
おいて、本実施形態においては障子の開閉に伴って網部
70側でなく収納ケース40を摺動させていることか
ら、図5に示すように、使用前と同様、収納ケース40
は縦枠13に対して見込方向に重合する位置に配置され
るので、屋外から見て意匠的な良好性を維持することが
できる。
【0042】また障子2を閉めて網戸4を閉じる場合に
は、最初に取手46を介して収納ケース40の係止部に
よる係止を解除する。そして収納ケース40を持つ手を
緩めると、網部70は巻取り方向に付勢されていること
から、自動的に縦枠14の方へ網部70を巻取りながら
走行し、縦枠14に対する隣接位置に至る。これで網部
70の収納が完了するので、障子2を閉めることがで
き、図2、4の状態とすることができる。
は、最初に取手46を介して収納ケース40の係止部に
よる係止を解除する。そして収納ケース40を持つ手を
緩めると、網部70は巻取り方向に付勢されていること
から、自動的に縦枠14の方へ網部70を巻取りながら
走行し、縦枠14に対する隣接位置に至る。これで網部
70の収納が完了するので、障子2を閉めることがで
き、図2、4の状態とすることができる。
【0043】次に本発明の第2実施形態について説明す
る。但し特に説明なき構成は第1実施形態の構成と同じ
であり、また同じ構成を同符号にて示す。図15は本実
施形態における引き違い窓の縦断面図であり図16のD
−D矢視断面図、図16は引き違い窓の両方の障子を閉
じた状態における横断面図であり図15のC−C矢視断
面図である。これら各図において引き違い窓は、その屋
外側には網戸専用の枠体(以下、増縁6)が設けられて
おり、この増縁6内に2つの網戸4A、5Aが配置され
ている。
る。但し特に説明なき構成は第1実施形態の構成と同じ
であり、また同じ構成を同符号にて示す。図15は本実
施形態における引き違い窓の縦断面図であり図16のD
−D矢視断面図、図16は引き違い窓の両方の障子を閉
じた状態における横断面図であり図15のC−C矢視断
面図である。これら各図において引き違い窓は、その屋
外側には網戸専用の枠体(以下、増縁6)が設けられて
おり、この増縁6内に2つの網戸4A、5Aが配置され
ている。
【0044】図15に示すように増縁6は、枠体1に別
体に取付けられるもので、該枠体1とほぼ同じ高さ及び
幅に形成され、また見込方向に関して網戸に適合した奥
行寸法にて形成されている。この増縁6はその上下に網
戸4A、5Aを収納するためのレール溝6a を備え、こ
のレール溝6a を構成する立上壁6bに上述のファスナ
ー部18が設けられている。また増縁6の左右の縦枠に
は、図16に示すように、網部70の固定部71を固定
するための係止部17が設けられている。
体に取付けられるもので、該枠体1とほぼ同じ高さ及び
幅に形成され、また見込方向に関して網戸に適合した奥
行寸法にて形成されている。この増縁6はその上下に網
戸4A、5Aを収納するためのレール溝6a を備え、こ
のレール溝6a を構成する立上壁6bに上述のファスナ
ー部18が設けられている。また増縁6の左右の縦枠に
は、図16に示すように、網部70の固定部71を固定
するための係止部17が設けられている。
【0045】一方、網戸4A、5Aの上キャップ50A
及び下キャップ60Aは、第1実施形態とは異なり、図
15、16に示すように、レール上を走行するための溝
に代えて、レール溝6a の幅に適合して該レール溝6a
を摺動する筒形状に形成されている。そして上キャップ
50Aには規制部54(本実施形態においては戸車とし
ても機能する)、下キャップ60Aには戸車64が設け
られ、これらを介して網戸4A、5Aはレール溝6a を
見付方向に摺動自在である。
及び下キャップ60Aは、第1実施形態とは異なり、図
15、16に示すように、レール上を走行するための溝
に代えて、レール溝6a の幅に適合して該レール溝6a
を摺動する筒形状に形成されている。そして上キャップ
50Aには規制部54(本実施形態においては戸車とし
ても機能する)、下キャップ60Aには戸車64が設け
られ、これらを介して網戸4A、5Aはレール溝6a を
見付方向に摺動自在である。
【0046】本実施形態における網戸4Aの操作は、障
子3を開いた状態において、屋内側から手を伸ばして網
戸4Aの屋内側の側面を保持し、見付方向にスライド移
動させて障子3の縦框に固定することによって行われ
る。この摺動後の網戸4Aを図16に想像線で示す。こ
のように本網戸4A、5Aは、第1実施形態のように既
設の窓サッシに取付けるのみならず、窓サッシに増縁6
の如き専用の走行体を設け、この専用走行体に取付けて
もよい。なお増縁6は枠体1に一体に設けることも可能
である。また、上記引き違い障子2、3に代えて、前記
した内開き窓や、その他の横辷り出し窓、出窓、各種ド
ア等とすることも当然できる。
子3を開いた状態において、屋内側から手を伸ばして網
戸4Aの屋内側の側面を保持し、見付方向にスライド移
動させて障子3の縦框に固定することによって行われ
る。この摺動後の網戸4Aを図16に想像線で示す。こ
のように本網戸4A、5Aは、第1実施形態のように既
設の窓サッシに取付けるのみならず、窓サッシに増縁6
の如き専用の走行体を設け、この専用走行体に取付けて
もよい。なお増縁6は枠体1に一体に設けることも可能
である。また、上記引き違い障子2、3に代えて、前記
した内開き窓や、その他の横辷り出し窓、出窓、各種ド
ア等とすることも当然できる。
【0047】次に本発明の第3実施形態について説明す
る。図17は本実施形態における網戸を概念的に示す平
面図である。本実施形態においては第1実施形態とほぼ
同様の構成をなす2つの網戸4E、4Fが直交配置され
ている。
る。図17は本実施形態における網戸を概念的に示す平
面図である。本実施形態においては第1実施形態とほぼ
同様の構成をなす2つの網戸4E、4Fが直交配置され
ている。
【0048】具体的には、本実施形態においてサッシ窓
は出窓として構成されており、複数の障子を所定角度で
隣接配置することにより構成されている。本実施形態に
おける2つの網戸4E、4Fは、図面内において方立9
を中心として直交する2方向にそれぞれ配置されてお
り、各網戸4E、4Fはその網部40E、40Fを完全
に引出した状態において、その固定部71E、71Fが
方立9に隣接するように配置されている。
は出窓として構成されており、複数の障子を所定角度で
隣接配置することにより構成されている。本実施形態に
おける2つの網戸4E、4Fは、図面内において方立9
を中心として直交する2方向にそれぞれ配置されてお
り、各網戸4E、4Fはその網部40E、40Fを完全
に引出した状態において、その固定部71E、71Fが
方立9に隣接するように配置されている。
【0049】この方立9には図示しない周知の係止構造
が設けられており、この係止構造に固定部71E、71
Fが係脱自在とされている。また、網戸4E、4Fが取
付けられるサッシ窓の枠体は図示を省略するが、第1実
施形態のように増縁を設けた枠体や、単に上下枠のみに
て構成された枠体を用いることができる。なお固定部7
1E、71Fは係合以外にも、嵌合、磁性、挟着といっ
たあらゆる構造によって係脱自在とされてよい。なお本
実施形態においては2つの網戸4E、4Fを直交する2
方向に配置したが、直交以外の任意の角度で交わる方向
に配置することも可能である。このように本実施形態に
おいては、複数の網部4E、4Fを、方立9の如き枠材
を介して、互いに任意の角度で交わるように配置するこ
とができる。
が設けられており、この係止構造に固定部71E、71
Fが係脱自在とされている。また、網戸4E、4Fが取
付けられるサッシ窓の枠体は図示を省略するが、第1実
施形態のように増縁を設けた枠体や、単に上下枠のみに
て構成された枠体を用いることができる。なお固定部7
1E、71Fは係合以外にも、嵌合、磁性、挟着といっ
たあらゆる構造によって係脱自在とされてよい。なお本
実施形態においては2つの網戸4E、4Fを直交する2
方向に配置したが、直交以外の任意の角度で交わる方向
に配置することも可能である。このように本実施形態に
おいては、複数の網部4E、4Fを、方立9の如き枠材
を介して、互いに任意の角度で交わるように配置するこ
とができる。
【0050】
【発明の効果】上記したように請求項1に記載の本発明
は、縦長筒状の収納ケースと、広幅の部と、該スクリー
ン部を前記収納ケース内に引出し自在に付勢巻取りする
巻取り部とを備え、収納ケースは、枠体に対して見付方
向に摺動自在に連係されて枠体に固定自在とされ、スク
リーン部は、その引出側の端部において枠体に固定自在
とされ、収納ケースの摺動に伴って該収納ケースに設け
た開口部から該収納ケース外へ引出し自在とされたこと
により、枠体や障子にスクリーン部を収納する必要がな
いので特別な構造が不要となり、簡易で低コストな網戸
を構成することができる。また枠体や障子に特別な構造
を必要としないため、新設以外の取付すなわち既存の窓
サッシに容易に取付けることができる。さらに、スクリ
ーン部自体でなく収納ケース側すなわち付勢側を摺動さ
せることができるので、一層安定的な開閉操作を行うこ
とができる。そしてスクリーン部を通気性のよい網にす
れば窓部において網戸として利用することができ、ある
いは遮光性や模様、色彩などの装飾性をもったものとす
ることができる。
は、縦長筒状の収納ケースと、広幅の部と、該スクリー
ン部を前記収納ケース内に引出し自在に付勢巻取りする
巻取り部とを備え、収納ケースは、枠体に対して見付方
向に摺動自在に連係されて枠体に固定自在とされ、スク
リーン部は、その引出側の端部において枠体に固定自在
とされ、収納ケースの摺動に伴って該収納ケースに設け
た開口部から該収納ケース外へ引出し自在とされたこと
により、枠体や障子にスクリーン部を収納する必要がな
いので特別な構造が不要となり、簡易で低コストな網戸
を構成することができる。また枠体や障子に特別な構造
を必要としないため、新設以外の取付すなわち既存の窓
サッシに容易に取付けることができる。さらに、スクリ
ーン部自体でなく収納ケース側すなわち付勢側を摺動さ
せることができるので、一層安定的な開閉操作を行うこ
とができる。そしてスクリーン部を通気性のよい網にす
れば窓部において網戸として利用することができ、ある
いは遮光性や模様、色彩などの装飾性をもったものとす
ることができる。
【0051】しかも請求項2に記載の本発明は、本発明
の収納ケースは、枠体に設けた走行部内に配置されるこ
とにより、該走行部に沿って収納ケースを走行させるこ
とができて、既存の窓サッシへも網戸を容易に取付ける
ことができる。
の収納ケースは、枠体に設けた走行部内に配置されるこ
とにより、該走行部に沿って収納ケースを走行させるこ
とができて、既存の窓サッシへも網戸を容易に取付ける
ことができる。
【0052】しかもまた請求項3に記載の本発明は、枠
体の屋内側又は屋外側部には、増縁が設けられ、収納ケ
ースは増縁内に配置されることにより、既存の窓サッシ
に増縁を設けるだけでその内部に収納ケースを摺動させ
ることができ、既存の窓サッシへの網戸の取付けが容易
である。
体の屋内側又は屋外側部には、増縁が設けられ、収納ケ
ースは増縁内に配置されることにより、既存の窓サッシ
に増縁を設けるだけでその内部に収納ケースを摺動させ
ることができ、既存の窓サッシへの網戸の取付けが容易
である。
【0053】さらに請求項4に記載の本発明は、収納ケ
ースは、前記障子を構成する縦框に対して見込方向に重
合配置自在とされることにより、縦框と収納ケースとの
見込方向における重合状態を障子の開閉状態に関わらず
常時維持することができ、収納ケースが縦框と外観上一
体となって目立たず、意匠的にも良好である。また収納
ケースと縦框との隙間が塞がれ、防虫性を高めることが
できる。
ースは、前記障子を構成する縦框に対して見込方向に重
合配置自在とされることにより、縦框と収納ケースとの
見込方向における重合状態を障子の開閉状態に関わらず
常時維持することができ、収納ケースが縦框と外観上一
体となって目立たず、意匠的にも良好である。また収納
ケースと縦框との隙間が塞がれ、防虫性を高めることが
できる。
【0054】さらにまた請求項5に記載の本発明は、収
納ケースは複数の分割部材を組合わせて構成され、複数
の分割部材の相互間に開口部を形成したことにより、収
納ケースの設計変更や交換時にも一部の分割部材のみを
設計変更や交換することができ対応が容易である。また
分割部材の側面にシール材や取手を取付けるための凹凸
部を容易に設けることができる。さらに組立前の搬送時
等においてコンパクトな取り扱いが可能となる。また一
体でなく複数の分割部材にて収納ケースを構成している
ことから、孔開け加工等を要することなく開口部を容易
に形成することができる。
納ケースは複数の分割部材を組合わせて構成され、複数
の分割部材の相互間に開口部を形成したことにより、収
納ケースの設計変更や交換時にも一部の分割部材のみを
設計変更や交換することができ対応が容易である。また
分割部材の側面にシール材や取手を取付けるための凹凸
部を容易に設けることができる。さらに組立前の搬送時
等においてコンパクトな取り扱いが可能となる。また一
体でなく複数の分割部材にて収納ケースを構成している
ことから、孔開け加工等を要することなく開口部を容易
に形成することができる。
【0055】しかも請求項6に記載の本発明は、収納ケ
ース内に備えた巻取り部には、スクリーン部の収納ケー
ス側の端部に固定した支持軸が連係され、巻取り部は、
支持軸内において該支持軸と収納ケースとの双方に固定
された付勢部材とを備え、該付勢部材の付勢力によって
支持軸を前記スクリーン部の巻取り方向に付勢すること
により、極めて単純な構造によってスクリーン部に巻取
りのための付勢力を加えることができる。
ース内に備えた巻取り部には、スクリーン部の収納ケー
ス側の端部に固定した支持軸が連係され、巻取り部は、
支持軸内において該支持軸と収納ケースとの双方に固定
された付勢部材とを備え、該付勢部材の付勢力によって
支持軸を前記スクリーン部の巻取り方向に付勢すること
により、極めて単純な構造によってスクリーン部に巻取
りのための付勢力を加えることができる。
【0056】さらに請求項7に記載の本発明は、収納ケ
ースの上部には、枠体を構成する上枠に弾性的に当接す
ることによって該収納ケースの上下振れを規制すると共
に、上枠と収納ケースとの間に介在することによって該
収納ケースの枠体からの脱落を規制する規制部を設け、
及び又は、収納ケースの下部には、該収納ケースを走行
させるための戸車又は摩擦係数の低い部材からなる滑り
部を設けたことにより、規制部にて収納ケースの上下振
れや枠体からの脱落を防止でき、また戸車や滑り部によ
って収納ケースを安定的に走行させることができる。
ースの上部には、枠体を構成する上枠に弾性的に当接す
ることによって該収納ケースの上下振れを規制すると共
に、上枠と収納ケースとの間に介在することによって該
収納ケースの枠体からの脱落を規制する規制部を設け、
及び又は、収納ケースの下部には、該収納ケースを走行
させるための戸車又は摩擦係数の低い部材からなる滑り
部を設けたことにより、規制部にて収納ケースの上下振
れや枠体からの脱落を防止でき、また戸車や滑り部によ
って収納ケースを安定的に走行させることができる。
【0057】さらにまた請求項8に記載の本発明は、収
納ケースの上下端部にはキャップを設けたことにより、
このキャップを介して収納ケースを円滑に摺動させて最
適な位置に配置することができる。
納ケースの上下端部にはキャップを設けたことにより、
このキャップを介して収納ケースを円滑に摺動させて最
適な位置に配置することができる。
【図1】本発明の第1実施形態における縦辷り出し窓の
縦断面図であり、図2のB−B矢視断面図である。
縦断面図であり、図2のB−B矢視断面図である。
【図2】縦辷り出し窓の障子を閉じた状態における図1
のA−A矢視断面図である。
のA−A矢視断面図である。
【図3】縦辷り出し窓の障子を開いた状態における横断
面図である。
面図である。
【図4】図2の縦辷り出し窓の正面図である。
【図5】図3の縦辷り出し窓の正面図である。
【図6】(a)〜(d)は順に、窓サッシ用網戸の平面
図、左側面図、正面図、右側面図である。
図、左側面図、正面図、右側面図である。
【図7】窓サッシ用網戸の分解図である。
【図8】上キャップの斜視図である。
【図9】下キャップの斜視図である。
【図10】収納ケースを中心とした図3の要部拡大図で
ある。
ある。
【図11】固定部及び縦枠の要部拡大横断面図であり、
(a)は固定途中の状態、(b)は固定後の状態をそれ
ぞれ示す。
(a)は固定途中の状態、(b)は固定後の状態をそれ
ぞれ示す。
【図12】(a)は巻取り部の拡大図、(b)は巻取り
部の分解図である。
部の分解図である。
【図13】支持軸の横断面図である。
【図14】巻取り部を収納した収納ケースの平面図を示
す。
す。
【図15】第2実施形態における引き違い窓の縦断面図
であり図16のD−D矢視断面図を示す。
であり図16のD−D矢視断面図を示す。
【図16】引き違い窓の両方の障子を閉じた状態におけ
る横断面図であり図15のC−C矢視断面図である。
る横断面図であり図15のC−C矢視断面図である。
【図17】第3実施形態における概念図を示す。
1 枠体 2 障子 4 窓サッシ用網戸 6、8 増縁 8a 溝 8b レール 8c 立上壁 8d 当接片 8e 係止突起 7 スライドアーム 11 上枠 12 下枠 13 (左の)縦枠 14 (右の)縦枠 17 係止部 18 ファスナー部 21、31 上框 22、32 下框 23、33 (左の)縦框 24、34 (右の)縦框 25 ガラス板 26 取手 40 収納ケース 41 第1分割部 41b 係止突起 42 第2分割部 43、44 係止片 45 開口部 46 取手 50 上キャップ 60 下キャップ 70 網部 71 固定部 72 支持軸 80 巻取り部 81 巻きバネ 82 心棒 83 軸側固定具 84 ケース側固定具 85 ガイド部材
Claims (8)
- 【請求項1】 枠体に障子を自在に納めてなる窓サッシ
に設けられる窓サッシ用スクリーン装置であって、 縦長筒状の収納ケースと、広幅のスクリーン部と、該ス
クリーン部を前記収納ケース内に引出し自在に付勢巻取
りする巻取り部とを備え、 前記収納ケースは、前記枠体に対して見付方向に摺動自
在に連係されると共に、該見付方向における前記枠体を
構成する一方の縦枠に固定自在とされ、 前記スクリーン部は、その引出側の端部において他方の
縦枠に固定自在とされ、前記収納ケースの摺動に伴って
該収納ケースに設けた開口部から該収納ケース外へ引出
し自在とされたことを特徴とする窓サッシ用スクリーン
装置。 - 【請求項2】 前記窓サッシは、前記枠体に開閉自在又
は辷り出し自在とする開閉窓又は開閉ドアもしくは辷り
出し窓等として構成され、 前記収納ケースは、前記障子の屋内側もしくは屋外側に
設けた任意の走行部内に配置されることを特徴とする請
求項1に記載の窓サッシ用スクリーン装置。 - 【請求項3】 前記枠体の屋内側又は屋外側の端部には
増縁が設けられ、前記収納ケースは、前記増縁内に配置
されることを特徴とする請求項1に記載の窓サッシ用ス
クリーン装置。 - 【請求項4】 前記収納ケースは、前記障子を構成する
縦框に対し見込方向に重合配置自在とされることを特徴
とする請求項1乃至3に記載の窓サッシ用スクリーン装
置。 - 【請求項5】前記収納ケースは複数の分割部材を組合わ
せて構成され、前記複数の分割部材の相互間に前記開口
部を形成したことを特徴とする請求項1乃至4に記載の
窓サッシ用スクリーン装置。 - 【請求項6】 前記収納ケース内に備えた巻取り部に
は、スクリーン部の収納ケース側の端部に固定した支持
軸が連係され、前記巻取り部は、前記支持軸内において
該支持軸と前記収納ケースとの双方に固定された付勢部
材とを備え、該付勢部材の付勢力によって前記支持軸を
前記スクリーン部の巻取り方向に付勢することを特徴と
する請求項1乃至5に記載の窓サッシ用スクリーン装
置。 - 【請求項7】 前記収納ケースの上部には、前記枠体を
構成する上枠に弾性的に当接することによって該収納ケ
ースの上下振れを規制すると共に、前記上枠と収納ケー
スとの間に介在することによって該収納ケースの前記枠
体からの脱落を規制する規制部を設け、及び又は、 前記収納ケースの下部には、該収納ケースを走行させる
ための戸車又は摩擦係数の低い部材からなる滑り部を設
けたことを特徴とする請求項1乃至6に記載の窓サッシ
用スクリーン装置。 - 【請求項8】 前記収納ケースの上下端部にはキャップ
を設けたことを特徴とする請求項1乃至7に記載の窓サ
ッシ用スクリーン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001040433A JP2001248369A (ja) | 2001-02-16 | 2001-02-16 | 窓サッシ用スクリーン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001040433A JP2001248369A (ja) | 2001-02-16 | 2001-02-16 | 窓サッシ用スクリーン装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26744298A Division JP3391712B2 (ja) | 1998-09-04 | 1998-09-04 | 窓サッシ用スクリーン装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001248369A true JP2001248369A (ja) | 2001-09-14 |
Family
ID=18903040
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001040433A Pending JP2001248369A (ja) | 2001-02-16 | 2001-02-16 | 窓サッシ用スクリーン装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001248369A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009203617A (ja) * | 2008-02-26 | 2009-09-10 | Seiki Hanbai Co Ltd | 建物開口部用サッシ枠に対するスクリーン枠の取付構造 |
CN114829733A (zh) * | 2019-12-20 | 2022-07-29 | Vkr控股公司 | 用于安装卷帘、特别是防虫网的方法及这种卷帘 |
-
2001
- 2001-02-16 JP JP2001040433A patent/JP2001248369A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009203617A (ja) * | 2008-02-26 | 2009-09-10 | Seiki Hanbai Co Ltd | 建物開口部用サッシ枠に対するスクリーン枠の取付構造 |
CN114829733A (zh) * | 2019-12-20 | 2022-07-29 | Vkr控股公司 | 用于安装卷帘、特别是防虫网的方法及这种卷帘 |
CN114829733B (zh) * | 2019-12-20 | 2023-12-26 | Vkr控股公司 | 用于安装卷帘、特别是防虫网的方法及这种卷帘 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040325 |
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A02 | Decision of refusal |
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