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JP2001237678A - 遅延時間調整方法と遅延時間調整回路 - Google Patents

遅延時間調整方法と遅延時間調整回路

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JP2001237678A
JP2001237678A JP2000046225A JP2000046225A JP2001237678A JP 2001237678 A JP2001237678 A JP 2001237678A JP 2000046225 A JP2000046225 A JP 2000046225A JP 2000046225 A JP2000046225 A JP 2000046225A JP 2001237678 A JP2001237678 A JP 2001237678A
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JP
Japan
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phase
signal
periodic signal
rising edge
delay time
Prior art date
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JP2000046225A
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Nobutaka Taniguchi
暢孝 谷口
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Dram (AREA)
  • Pulse Circuits (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 周波数が高い場合においても信号の遅延時間
を容易に調整することができる遅延時間調整回路と遅延
時間調整方法を提供する。 【解決手段】 入力信号と出力信号の位相が一致するよ
うに入力信号の遅延時間を調整する遅延時間調整回路で
あって、入力信号と出力信号の位相差がN周期(Nは0
以外の整数)となるまで出力信号の位相を遅らせるDL
Lアレイ7を備えたことを特徴とする遅延時間調整回路
を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路に
おいて伝送される信号の遅延時間を調整する遅延時間調
整回路と遅延時間調整方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、DDR(Double Data Rate)
−SDRAM等のように高速動作が要求され、DLL
(Delayed Locked Loop)回路(DLLアレイ)が搭載
された半導体集積回路においては、クロック信号の位相
を調整するための遅延時間調整回路が備えられている。
【0003】図1は、従来の上記遅延時間調整回路の構
成を示す図である。図1に示されるように、この遅延時
間調整回路は入力バッファ1と、出力バッファ5と、分
周器2,4と、DLLアレイ3と、ダミー回路6と、位
相比較器8と、ディレイ調整回路10とを備える。
【0004】ここで、入力バッファ1はクロック信号を
入力して、信号Cinを出力する。また、分周器2及び
DLLアレイ3は入力バッファ1に接続され、分周器4
及び出力バッファ5はDLLアレイ3の出力端に接続さ
れる。ここで、分周器2はターゲットクロック信号tclk
を出力し、DLLアレイ3は信号Coutを出力し、出
力バッファ5はDLLアレイ3により遅延されたクロッ
ク信号を出力する。さらに、上記分周器2と分周器4の
分周率は同率とされる。
【0005】また、ダミー回路6は分周器4に接続さ
れ、遅延クロックdclkを出力する。そして、位相比較器
8は分周器2及びダミー回路6の出力端に接続され、供
給されたターゲットクロック信号tclk及び帰還した遅延
クロックdclkに応じて、結果を示す信号outをディレイ
調整器10へフィードバックする。また、ディレイ調整
回路10の出力端はDLLアレイ3に接続され、ディレ
イ調整回路10からDLLアレイ3へ制御信号CSが供
給される。
【0006】図2は、図1に示されたDLLアレイ3の
構成を示す回路図である。図2に示されるように、DL
Lアレイ3は並列接続された複数のスイッチSW1〜S
Wnを含む切り替え部31と、各スイッチSW1〜SW
nに対応するよう設けられたインバータINV1〜IN
Vnとを含む。ここで、切り替え部31に含まれた各ス
イッチSW1〜SWnの切り替えは、ディレイ調整回路
10から供給される制御信号CSにより制御される。な
お、上記インバータINV1〜INVnのそれぞれにお
いては、信号が時間tdだけ遅延される。
【0007】上記の回路においては、入力バッファ1に
おける遅延時間をd1、出力バッファ5における遅延時
間をd2とすると、ダミー回路6の遅延時間は(d1+
d2)とされる。また、DLLアレイ3の遅延時間をd
3とすると、入力バッファ1に入力されたクロック信号
が出力バッファ5から出力されるまでの遅延時間は(d
1+d2+d3)となる。
【0008】さらに、分周器2,4の遅延時間をd4と
すると、入力バッファ1に入力されたクロック信号がタ
ーゲットクロック信号tclkとして位相比較器8に入力さ
れるまでの遅延時間は(d1+d4)となり、入力バッ
ファ1に入力されたクロック信号が遅延クロック信号dc
lkとして位相比較器8に入力されるまでの遅延時間は
(d1+d3+d4+(d1+d2))となる。
【0009】従って、ターゲットクロック信号tclkと遅
延クロック信号dclkにおける遅延時間の差は(d1+d
2+d3)となるため、該差は入力バッファ1に入力さ
れたクロック信号が出力バッファ5から出力されるまで
の遅延時間と一致する。これより、入力バッファ1に入
力されるクロック信号と、出力バッファ5から出力され
るクロック信号との位相を揃えるために、ターゲットク
ロック信号tclkと遅延クロック信号dclkにおける遅延時
間の差(d1+d2+d3)が該クロック信号における
n(nは1又は2、あるいは他の自然数)個のクロック
分の時間に相当するよう、ディレイ調整回路10によっ
てDLLアレイ3での遅延時間が調整される。
【0010】以下において、図3及び図4の波形図を参
照しつつ、図1に示された従来の遅延時間調整回路の動
作を説明する。まず、図3(a)に示された信号Cin
は、図3(b)に示されるように、分周器2によって4
分周され、ターゲットクロック信号tclkとして位相比較
器8に供給される。一方、DLLアレイ3においては信
号Cinが所定時間遅延され、図3(c)に示された信
号Coutが生成される。そして、この信号Coutは
分周器4により4分周され、図3(d)に示されるモニ
タクロック信号mclkが生成される。
【0011】ここで、分周器2,4の構成は同じものと
されるため、分周器2から出力されたターゲットクロッ
ク信号tclkに対する分周器4から出力されたモニタクロ
ック信号mclkの遅延時間VDは、DLLアレイ3におけ
る遅延時間を意味する。そしてここでは、DLLアレイ
3の可変遅延段は、遅延時間を最小とする最小段とされ
るものとする。
【0012】また、モニタクロック信号mclkはダミー回
路6において周波数によらず固定時間FDだけ遅延さ
れ、図3(e)に示される遅延クロック信号dclkが生成
される。そして、この遅延クロック信号dclkと上記ター
ゲットクロック信号tclkは、位相比較器8において相互
の位相が比較され、時間TD分だけ遅延クロック信号dc
lkの位相が進んでいることが判定される。このとき位相
比較器8は、遅延クロック信号dclkの位相が時間TD分
だけ進んでいることを示す信号outを、ディレイ調整回
路10へ供給する。
【0013】そして、ディレイ調整回路10は信号out
に応じた制御信号CSをDLLアレイ3に供給し、DL
Lアレイ3における遅延時間が時間TDだけ延長され
る。以上のような動作により、遅延クロック信号dclkの
位相がターゲットクロック信号tclkの位相に揃えられ
る。
【0014】次に、半導体集積回路における動作の高速
化の要求に応じて、入力バッファ1へより高い周波数を
有するクロック信号が入力される場合の動作を、図4を
参照しつつ説明する。まずこの場合には、分周器2及び
DLLアレイ3に供給される信号Cinの周波数は、図
4(a)に示されるように、図3(a)に示された信号
Cinの周波数より高いものとなる。そしてこの信号C
inは、上記と同様に分周器2によって4分周され、図
4(b)に示されるターゲットクロック信号tclkとして
位相比較器8に供給される。一方、DLLアレイ3にお
いては信号Cinが所定時間遅延され、図4(c)に示
された信号Coutが生成される。そして、この信号C
outは分周器4により4分周され、図4(d)に示さ
れるモニタクロック信号mclkが生成される。
【0015】ここで分周器2,4の構成は、上記のよう
に同じものとされるため、分周器2から出力されたター
ゲットクロック信号tclkに対する分周器4から出力され
たモニタクロック信号mclkの遅延時間VDは、DLLア
レイ3における遅延時間を意味する。そしてここでは、
DLLアレイ3の可変遅延段は、遅延時間を最小とする
最小段とされるものとする。
【0016】また、モニタクロック信号mclkはダミー回
路6において周波数によらず固定時間FDだけ遅延さ
れ、図4(e)に示される遅延クロック信号dclkが生成
される。そして、この遅延クロック信号dclkと上記ター
ゲットクロック信号tclkは、位相比較器8において相互
の位相が比較される。
【0017】しかしながら、図4(b)と図4(e)に
示されるように、信号Cinの周波数が高い場合には、
DLLアレイ3における最小段の遅延時間VDとダミー
回路6において遅延される周波数に依存しない固定時間
FDとの和により、遅延クロック信号dclkの位相がター
ゲットクロック信号tclkの位相より遅れることが生じ得
る。
【0018】このような場合には、既に遅延クロック信
号dclkの位相がターゲットクロック信号tclkの位相より
遅れているため、ターゲットクロック信号tclkの一番目
のクロックを基準として遅延クロック信号dclkの位相を
ターゲットクロック信号tclkの位相に合わせるようにD
LLアレイ3における遅延時間を調整することはできな
いという問題がある。なお、このような場合はいわゆる
アンダーフロー状態と呼ばれている。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の問題
を解消するためになされたもので、周波数が高い場合に
おいても信号の遅延時間を容易に調整することができる
遅延時間調整回路と遅延時間調整方法を提供することを
目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、入力信号
と出力信号の位相が一致するように入力信号の遅延時間
を調整する方法であって、入力信号と出力信号の位相差
がN周期(Nは0以外の整数)となるまで出力信号の位
相を遅らせることを特徴とする遅延時間調整方法を提供
することにより達成される。このような手段によれば、
入力信号と出力信号の位相をそろえるために、出力信号
の位相を遅らせる際の自由度を高めることができる。こ
こで、出力信号は、入力信号がDLL回路により遅延さ
れることによって生成されたものとすれば、DLL回路
の遅延段の長さを変化させることにより、容易に入力信
号の遅延時間を調整することができる。
【0021】また、本発明の目的は、入力された第一の
周期信号と出力される第二の周期信号の位相が一致する
ように第一の周期信号の遅延時間を調整する方法であっ
て、第二の周期信号における所定の立ち上がりエッジの
位相が、第一の周期信号における所定の立ち上がりエッ
ジの位相に対して遅れているときには、第二の周期信号
における所定の立ち上がりエッジが、第二の周期信号に
おける所定の立ち上がりエッジより位相が遅れていると
共に第二の周期信号における所定の立ち上がりエッジと
の位相差が最小である第一の周期信号における立ち上が
りエッジと一致するよう遅延時間を調整することを特徴
とする遅延時間調整方法を提供することにより達成され
る。このような手段によれば、第二の周期信号における
所定の立ち上がりエッジが、初期状態において、第一の
周期信号における所定の立ち上がりエッジに対し位相が
遅れている場合でも、第二の周期信号と第一の周期信号
の位相を容易に揃えることができる。
【0022】また、本発明の目的は、入力された第一の
周期信号と出力される第二の周期信号の位相が一致する
ように第一の周期信号の遅延時間を調整する方法であっ
て、第二の周期信号における所定の立ち上がりエッジの
位相が、第一の周期信号における第一の立ち上がりエッ
ジの位相に対して遅れているか否かを判断する第一のス
テップと、第一のステップにおいて、第二の周期信号に
おける所定の立ち上がりエッジの位相が、第一の周期信
号における第一の立ち上がりエッジの位相に対して遅れ
ていると判断されたときには、第二の周期信号における
所定の立ち上がりエッジの位相と第一の周期信号におい
て第一の立ち上がりエッジより一周期遅れた第二の立ち
上がりエッジの位相とが一致するよう第二の周期信号の
位相を遅らせる第二のステップとを有することを特徴と
する遅延時間調整方法を提供することにより達成され
る。
【0023】このような手段によれば、第一の周期信号
の周波数が高くなり、第二の周期信号における所定の立
ち上がりエッジの位相が、第一の周期信号における第一
の立ち上がりエッジの位相に対して遅れる場合でも、第
二の周期信号の位相を第一の周期信号の位相に容易に揃
えることができる。
【0024】また、本発明の目的は、入力信号と出力信
号の位相が一致するように入力信号の遅延時間を調整す
る遅延時間調整回路であって、入力信号と出力信号の位
相差がN周期(Nは0以外の整数)となるまで出力信号
の位相を遅らせる遅延手段を備えたことを特徴とする遅
延時間調整回路を提供することにより達成される。この
ような手段によれば、入力信号と出力信号の位相をそろ
えるために、遅延手段において出力信号の位相を遅らせ
る際の自由度を高めることができる。
【0025】また、本発明の目的は、入力された第一の
周期信号と出力される第二の周期信号の位相が一致する
ように第一の周期信号の遅延時間を調整する遅延時間調
整回路であって、第二の周期信号における所定の立ち上
がりエッジの位相が、第一の周期信号における所定の立
ち上がりエッジの位相に対して遅れているときには、第
二の周期信号における所定の立ち上がりエッジが、第二
の周期信号における所定の立ち上がりエッジより位相が
遅れていると共に第二の周期信号における所定の立ち上
がりエッジとの位相差が最小である第一の周期信号にお
ける立ち上がりエッジと一致するよう遅延時間を調整す
る遅延手段を備えたことを特徴とする遅延時間調整回路
を提供することにより達成される。このような手段によ
れば、第二の周期信号における所定の立ち上がりエッジ
が、初期状態において、第一の周期信号における所定の
立ち上がりエッジに対し位相が遅れている場合でも、遅
延手段において遅延時間を調整することにより第二の周
期信号と第一の周期信号の位相を容易に揃えることがで
きる。
【0026】また、本発明の目的は、入力された第一の
周期信号と出力される第二の周期信号の位相が一致する
ように第一の周期信号の遅延時間を調整する遅延時間調
整回路であって、第一の周期信号を遅延させて第二の周
期信号を生成する遅延手段と、第二の周期信号における
所定の立ち上がりエッジの位相が、第一の周期信号にお
ける第一の立ち上がりエッジの位相に対して遅れている
か否かを検出する位相状態検出手段と、位相状態検出手
段により、第二の周期信号における所定の立ち上がりエ
ッジの位相が、第一の周期信号における第一の立ち上が
りエッジの位相に対して遅れていることが検出されたと
きには、第二の周期信号における所定の立ち上がりエッ
ジの位相と第一の周期信号において第一の立ち上がりエ
ッジより一周期遅れた第二の立ち上がりエッジの位相と
が一致するまで第二の周期信号の位相を遅らせるよう遅
延手段を制御する調整手段とを備えたことを特徴とする
遅延時間調整回路を提供することにより達成される。こ
のような手段によれば、第一の周期信号の周波数が高く
なり、第二の周期信号における所定の立ち上がりエッジ
の位相が、第一の周期信号における第一の立ち上がりエ
ッジの位相に対して遅れる場合でも、調整手段が遅延手
段を制御することにより第二の周期信号の位相を第一の
周期信号の位相に容易に揃えることができる。
【0027】ここで、調整手段は、第二の周期信号にお
ける所定の立ち上がりエッジの位相と第一の周期信号に
おける第二の立ち上がりエッジの位相とが一致した後
は、第二の周期信号における所定の立ち上がりエッジの
位相と第一の周期信号における第二の立ち上がりエッジ
の位相が許容範囲内で常時一致するよう遅延手段を制御
するものとすることができる。このような手段によれ
ば、第一の周期信号と位相が揃った第二の周期信号を安
定して外部へ出力することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下において、本発明の実施の形
態を図面を参照しつつ詳しく説明する。なお、図中同一
符号は、同一又は相当部分を示す。
【0029】図5は、本発明の実施の形態に係る遅延時
間調整回路の構成を示す図である。図5に示されるよう
に、本発明の実施の形態に係る遅延時間調整回路は、入
力バッファ1と、出力バッファ5と、分周器2,4と、
DLLアレイ7と、ダミー回路6と、位相比較器8と、
ディレイ調整回路24と、状態判定回路20と、状態検
出回路22とを備える。
【0030】なお、上記分周器2は信号の位相を調整す
る際に用いられる基準(ターゲット)を決定する要素で
あり、分周器4は該位相の調整を図る頻度を決定する要
素であると考えることができる。
【0031】また、入力バッファ1はクロック信号を入
力する。また、分周器2及びDLLアレイ7は入力バッ
ファ1に接続され、分周器4及び出力バッファ5はDL
Lアレイ7の出力端に接続される。ここで、分周器2は
ターゲットクロック信号tclkを出力する。また、ダミー
回路6は分周器4に接続され、遅延クロックdclkを出力
する。そして、位相比較器8は分周器2及びダミー回路
6の出力端に接続され、位相比較の結果を示す信号out
を状態判定回路20と状態検出回路22に供給する。
【0032】また、状態検出回路22はさらに、DLL
アレイ7による位相比較動作を開始する時にハイレベル
に活性化されるパワーオンリセット信号reszを受けて、
状態検出結果信号fstzを状態判定回路20へ供給する。
そして、状態判定回路20はディレイ調整回路24へ比
較結果信号upzを供給する。また、ディレイ調整回路2
4の出力端はDLLアレイ7に接続され、ディレイ調整
回路24からDLLアレイ7へ制御信号CSが供給され
る。ここで、分周器2,4における分周率は例えば4と
される。なお、図5に示された遅延時間調整回路におい
ては、後述するようにDLLアレイ7に含まれる遅延段
数(インバータINV1〜INVn)は従来より少なく
て足りることとなる。
【0033】以下において、上記遅延時間調整回路の動
作を図6及び図7の波形図を参照して説明する。まず、
上記より図6(a)に示された信号Cinは、図6
(b)に示されるように、分周器2によって4分周さ
れ、ターゲットクロック信号tclkとして位相比較器8に
供給される。一方、DLLアレイ7においては信号Ci
nが所定時間遅延され、図6(c)に示された信号Co
utが生成される。そして、この信号Coutは分周器
4により4分周され、図6(d)に示されるモニタクロ
ック信号mclkが生成される。
【0034】ここで、分周器2,4の構成は同じものと
されるため、分周器2から出力されたターゲットクロッ
ク信号tclkに対する分周器4から出力されたモニタクロ
ック信号mclkの遅延時間VDは、DLLアレイ7におけ
る遅延時間を意味する。そしてここでは、DLLアレイ
7の可変遅延段は、遅延時間を最小とする最小段とされ
るものとする。
【0035】また、モニタクロック信号mclkはダミー回
路6において周波数によらず固定時間FDだけ遅延さ
れ、図3(e)に示される遅延クロック信号dclkが生成
される。そして、この遅延クロック信号dclkと上記ター
ゲットクロック信号tclkは、位相比較器8において相互
の位相が比較され、時間TD分だけ遅延クロック信号dc
lkの位相が進んでいることが判定される。このとき位相
比較器8は、遅延クロック信号dclkの位相が時間TD分
だけ進んでいることを示す信号outを、状態判定回路2
0及び状態検出回路22へ供給する。
【0036】そしてこのとき、状態検出回路22は、後
に詳しく記すように、DLLアレイ7による遅延時間調
整動作の開始時にハイレベルとされたパワーオンリセッ
ト信号reszを受けてハイレベルの状態検出結果信号fstz
を状態判定回路20へ供給する。これにより、状態判定
回路20は、後述するように、ハイレベルの比較結果信
号upzをディレイ調整回路24へ供給することとなる。
【0037】そして、ディレイ調整回路10は供給され
たハイレベルの比較結果信号upzに応じた制御信号CS
をDLLアレイ7に供給し、DLLアレイ7における遅
延時間が時間TDだけ延長される。以上のような動作に
よって、遅延クロック信号dclkとして図6(f)に示さ
れた信号Lonが生成されることにより、遅延クロック
信号dclkの位相がターゲットクロック信号tclkの位相に
揃えられロックオンされる。なおロックオンとは、遅延
クロック信号dclkとターゲットクロック信号tclkとの位
相を、許容範囲内で常時一致させることをいう。またこ
こで、許容範囲とは、例えば、該遅延時間調整回路が搭
載される半導体集積回路のスペックにおいて、正常動作
を保証する動作周波数のマージンをいう。
【0038】次に、半導体集積回路における動作の高速
化の要求に応じて、入力バッファ1へより高い周波数を
有するクロック信号が入力される場合の動作を、図7を
参照しつつ説明する。まずこの場合には、分周器2及び
DLLアレイ7に供給される信号Cinの周波数は、図
7(a)に示されるように、図6(a)に示された信号
Cinの周波数より高いものとなる。そしてこの信号C
inは、上記と同様に分周器2によって4分周され、図
7(b)に示されるターゲットクロック信号tclkとして
位相比較器8に供給される。
【0039】一方、DLLアレイ7においては信号Ci
nが所定時間遅延され、図7(c)に示された信号Co
utが生成される。そして、この信号Coutは分周器
4により4分周され、図7(d)に示されるモニタクロ
ック信号mclkが生成される。
【0040】ここで分周器2,4の構成は、上記のよう
に同じものとされるため、分周器2から出力されたター
ゲットクロック信号tclkに対する分周器4から出力され
たモニタクロック信号mclkの遅延時間VDは、DLLア
レイ7における遅延時間を意味する。そしてここでは、
DLLアレイ7の可変遅延段は、遅延時間を最小とする
最小段とされるものとする。
【0041】また、モニタクロック信号mclkはダミー回
路6において周波数によらず固定時間FDだけ遅延さ
れ、図7(e)に示される遅延クロック信号dclkが生成
される。そして、この遅延クロック信号dclkと上記ター
ゲットクロック信号tclkは、位相比較器8において相互
の位相が比較される。
【0042】しかしながら、図7(b)と図7(e)に
示されるように、信号Cinの周波数が高い場合には、
DLLアレイ7における最小段の遅延時間VDとダミー
回路6において遅延される周波数に依存しない固定時間
FDとの和により、遅延クロック信号dclkの位相がター
ゲットクロック信号tclkの位相より遅れることが生じ得
る。
【0043】このような場合には、既に遅延クロック信
号dclkの位相がターゲットクロック信号tclkの位相より
遅れているため、ターゲットクロック信号tclkの最初の
立ち上がり(ロウレベルからハイレベルへの遷移を指称
し、「立ち上がりエッジ」とも呼ばれる)を基準として
遅延クロック信号dclkの位相をターゲットクロック信号
tclkの位相に合わせるようにDLLアレイ7における遅
延時間を調整することはできない。
【0044】このとき、図5に示された状態検出回路2
2は、位相比較器8における比較結果によらず、供給さ
れたパワーオンリセット信号reszに応じて、上記と同様
にハイレベルの状態検出結果信号fstzを状態判定回路2
0へ供給するため、ディレイ調整回路24は、状態判定
回路20よりハイレベルの比較結果信号upzを供給され
ることとなる。なお、状態検出回路22と状態判定回路
20については、後に詳しく説明する。
【0045】従って、ディレイ調整回路24は供給され
たハイレベルの比較結果信号upzに応じた制御信号CS
をDLLアレイ7に供給し、DLLアレイ7における遅
延時間が延長される。
【0046】ここで、上記のような位相比較動作とその
結果による遅延時間の延長が繰り返されることにより、
さらに時間ADを超えた長い時間遅延され、遅延クロッ
ク信号dclkの最初のクロック(立ち上がり)がターゲッ
トクロック信号tclkの二番目のクロック(立ち上がり)
より遅れることとなると、位相比較器8からはロウレベ
ルの信号outが状態検出回路22へ供給される。これに
より、状態検出回路22はロウレベルの状態検出結果信
号fstzを状態判定回路20へ供給するため、状態判定回
路20が活性化され、位相比較器8における比較結果が
そのままロウレベルの比較結果信号upzとして、ディレ
イ調整回路24へ供給される。
【0047】このようにして、ディレイ調整回路24は
供給された上記比較結果信号upzに応じた制御信号CS
をDLLアレイ7に供給し、DLLアレイ7における遅
延時間が短縮される。その結果、図7(f)に示される
ように、最初のクロック(立ち上がり)がターゲットク
ロック信号tclkの二番目のクロック(立ち上がり)と揃
うように位相が調整された信号Lonが、遅延クロック
信号dclkとして生成され、ロックオンされる。
【0048】以下において、図5に示された位相比較器
8について、詳しく説明する。図8に示されるように、
位相比較器8はNAND回路80〜85を含み、ターゲ
ットクロック信号tclkがNAND回路81,82へ供給
され、遅延クロック信号dclkがNAND回路83へ供給
される。そして、NAND回路84の出力端から信号ou
tが出力される。
【0049】図9は、遅延クロック信号dclkの最初のク
ロックがターゲットクロック信号tclkの一番目のクロッ
クより遅れている場合の上記位相比較器8の動作を示す
波形図である。なお、図9においては、遅延クロック信
号dclkとターゲットクロック信号tclk及び信号outの他
に、図9(c)から図9(f)において、それぞれNA
ND回路80〜83の出力ノードNA,NB,NC,N
Dにおける電位変動が示されている。
【0050】ここで、図9に示されるように、遅延クロ
ック信号dclkの最初のクロックがターゲットクロック信
号tclkの一番目のクロックより遅れている場合には、タ
ーゲットクロック信号tclkのいわゆる立ち上がり時刻T
A以前においては、NAND回路84,85によりハイ
レベル又はロウレベルの信号outがラッチされる。そし
て、時刻TAにおいてターゲットクロック信号tclkがハ
イレベルとなると、ノードNBの電位がロウレベルに下
がり、その結果として信号outがロウレベルに固定され
る。このようにして、位相比較器8はロウレベルの信号
outを状態検出回路22及び状態判定回路20に供給す
ることにより、遅延クロック信号の最初のクロックがタ
ーゲットクロック信号の一番目のクロックに対して遅れ
ているという判定結果(decrease)を伝達する。
【0051】同様に、図10は、遅延クロック信号dclk
の最初のクロックがターゲットクロック信号tclkの一番
目のクロックより進んでいる場合の上記位相比較器8の
動作を示す波形図である。なお、図10においても、遅
延クロック信号dclkとターゲットクロック信号tclk及び
信号outの他に、図10(c)から図10(f)におい
て、それぞれNAND回路80〜83の出力ノードN
A,NB,NC,NDにおける電位変動が示されてい
る。
【0052】ここで、図10に示されるように、遅延ク
ロック信号dclkの最初のクロックがターゲットクロック
信号tclkの一番目のクロックより進んでいる場合には、
ターゲットクロック信号tclkのいわゆる立ち上がり時刻
TA以前においては、NAND回路84,85によりハ
イレベル又はロウレベルの信号outがラッチされる。そ
して、時刻TAにおいてターゲットクロック信号tclkが
ハイレベルとなると、ノードNAの電位がロウレベルに
下がり、その結果として信号outがハイレベルに固定さ
れる。このようにして、位相比較器8はハイレベルの信
号outを状態検出回路22及び状態判定回路20に供給
することにより、遅延クロック信号dclkの最初のクロッ
クがターゲットクロック信号tclkの一番目のクロックに
対して進んでいるという判定結果(decrease)を伝達す
る。次に、図5に示された状態検出回路22について詳
しく説明する。図11は、図5に示された状態検出回路
22の構成を示す回路図である。図11に示されるよう
に状態検出回路22は、遅延回路40と、インバータ4
1〜45と、NOR回路NOR1と、ゲートGT1,G
T2と、NチャネルMOSトランジスタNT1〜NT7
と、PチャネルMOSトランジスタPT1〜PT8とを
備える。そして、遅延回路40は直列接続されたインバ
ータ46〜48と、MOSキャパシタMC1,MC2と
を含む。
【0053】ここで、図11に示されるように、位相比
較器8から供給された信号outはNOR回路NOR1及
び遅延回路40へ供給される。従って、NOR回路NO
R1には、信号outと該信号outが遅延回路40により所
定時間遅延された信号とが入力される。また、本実施の
形態に係る遅延時間調整回路の電源が投入された時に、
ロウレベルからハイレベルへ遷移するパワーオンリセッ
ト信号reszが、インバータ42の入力端とNチャネルM
OSトランジスタNT1のゲートに供給される。また、
上記NチャネルMOSトランジスタNT1のソースは接
地ノードNgに接続され、ドレインはインバータ45を
介して状態検出回路22の出力ノードNoutに接続さ
れる。
【0054】また、インバータ43,44間及びインバ
ータ44,45間にそれぞれ接続されたゲートGT1,
GT2は、共にNOR回路1の出力信号に応じて開閉さ
れる。
【0055】次に、状態検出回路22の動作を説明す
る。まず、電源投入時においてNチャネルMOSトラン
ジスタNT1のゲートにハイレベルのパワーオンリセッ
ト信号reszが供給されるため、NチャネルMOSトラン
ジスタNT1がオンし、インバータ45へ接地ノードN
gより接地電圧が供給される。これにより、ロウレベル
の信号がインバータ45により反転され、状態検出回路
22の出力ノードNoutへはハイレベルの状態検出結
果信号fstzが供給される。
【0056】なおこのとき、PチャネルMOSトランジ
スタPT1,PT2のゲートにはインバータ42よりロ
ウレベルの信号が供給されるため、両PチャネルMOS
トランジスタPT1,PT2はオンする。これより、イ
ンバータ43,44には電源ノードNvから電源電圧v
ccが供給されるため、NチャネルMOSトランジスタ
NT3,NT5のゲートへはロウレベルの信号が供給さ
れ、両NチャネルMOSトランジスタNT3,NT5は
オフされる。
【0057】以上より、初期状態においては、状態検出
回路22は不活性化され、ハイレベルに固定された状態
検出結果信号fstzを出力する。ここで、位相比較器8か
ら供給される信号outがハイレベルからロウレベルに変
化したとすると、NOR回路NOR1の一方の入力端に
はロウレベルの信号が入力されるが、該ロウレベルの信
号outが遅延回路40を伝送する間は、NOR回路NO
R1の他方の入力端には依然としてロウレベルの信号ou
tが供給される。従って、この間においてはNOR回路
NOR1からはハイレベルの信号が出力される。
【0058】これにより、ゲートGT1,GT2はオー
プン状態とされるため、ロウレベルを有したインバータ
43の出力信号がゲートGT1を介してインバータ44
へ伝送される。そしてさらに、インバータ44はハイレ
ベルを有した出力信号をゲートGT2を介してインバー
タ45へ伝送する。従って、この場合にはインバータ4
5から出力ノードNoutへロウレベルを有した信号が
供給される。
【0059】以上より、位相比較器8より供給される信
号outがハイレベルからロウレベルへ遷移したときにお
いてのみ、状態検出回路22はロウレベルの状態検出結
果信号fstzを出力することとなる。
【0060】次に、図5に示された状態判定回路20に
ついて詳しく説明する。図12は、図5に示された状態
判定回路20の構成を示す回路図である。図12に示さ
れるように、状態判定回路20はNOR回路NOR2
と、該NOR回路NOR2に接続されたインバータ49
とを含む。ここで、NOR回路NOR2の二つの入力端
には、位相比較器8から供給される信号outと、状態検
出回路22から供給される状態検出結果信号fstzとが入
力される。そして、インバータ49の出力端から比較結
果信号upzがディレイ調整回路24へ供給される。
【0061】次に、上記状態判定回路20の動作を説明
する。まず初期状態においては、上記のように、ハイレ
ベルを有する状態検出結果信号fstzがNOR回路NOR
2に供給されるため、インバータ49へは信号outの論
理レベルによらず常にロウレベルの信号が供給される。
従って、インバータ49からはハイレベルの比較結果信
号upzがディレイ調整回路24へ出力される。なお、上
記のようにディレイ調整回路24は、ハイレベルの比較
結果信号upzが供給された場合には、DLLアレイ7で
の遅延時間を増大させるようDLLアレイ7の切り替え
部31を制御し、ロウレベルの比較結果信号upzが供給
された場合には、DLLアレイ7での遅延時間を短縮す
るようDLLアレイ7の切り替え部31を制御する。
【0062】ここで、状態判定回路20は、状態検出回
路22からロウレベルの状態検出結果信号fstzが供給さ
れるまで、ハイレベルの比較結果信号upzをディレイ調
整回路24へ出力する。そして、状態判定回路20は、
状態検出回路22からロウレベルの状態検出結果信号fs
tzが供給されたとき、NOR回路NOR2が活性化され
るため、位相比較器8から供給された信号outと同じ論
理レベルの信号を比較結果信号upzとしてディレイ調整
回路24へ供給する。
【0063】以上より、本実施の形態に係る遅延時間調
整回路によれば、初期状態において遅延クロック信号dc
lkの最初のクロックがターゲットクロック信号tclkの一
番目のクロックより進んでいる場合には、遅延クロック
信号dclkの最初の立ち上がりがターゲットクロック信号
tclkの一番目の立ち上がりに揃うように、遅延クロック
信号dclkがさらに遅延される。
【0064】そして、クロック信号の周波数が高くな
り、DLLアレイ7が最小段の時でさえも遅延クロック
信号dclkの最初のクロックがターゲットクロック信号tc
lkの一番目のクロックより遅れている場合には、遅延ク
ロック信号dclkの最初の立ち上がりがターゲットクロッ
ク信号tclkの二番目の立ち上がりに揃うように、遅延ク
ロック信号dclkがさらに遅延される。
【0065】従って、従来のアンダーフロー状態を回避
して、クロック周波数が高周波化したときにおいても容
易にクロック信号の位相調整ができるため、半導体集積
回路の動作周波数帯域を拡大することができる。
【0066】
【発明の効果】上述の如く、入力信号と出力信号の位相
差がN周期(Nは0以外の整数)となるまで出力信号の
位相を遅らせるよう遅延時間を調整すれば、入力信号と
出力信号の位相をそろえるよう出力信号の位相を遅らせ
る際の自由度を高めることができるため、入力信号の周
波数に依らず容易に入力信号と出力信号の位相をそろえ
ることができる。
【0067】また、第二の周期信号における所定の立ち
上がりエッジの位相が、第一の周期信号における所定の
立ち上がりエッジの位相に対して遅れているときには、
第二の周期信号における所定の立ち上がりエッジが、第
二の周期信号における所定の立ち上がりエッジより位相
が遅れていると共に第二の周期信号における所定の立ち
上がりエッジとの位相差が最小である第一の周期信号に
おける立ち上がりエッジと一致するよう遅延時間を調整
すれば、第二の周期信号における所定の立ち上がりエッ
ジが、初期状態において、第一の周期信号における所定
の立ち上がりエッジに対し位相が遅れている場合でも、
第二の周期信号と第一の周期信号の位相を容易に揃える
ことができるため、第一の周期信号が高周波数化した場
合であっても、所望の位相調整が不可能となるいわゆる
アンダーフロー状態を回避し、汎用性及び動作の信頼性
を高めることができる。
【0068】また、第二の周期信号における所定の立ち
上がりエッジの位相が、第一の周期信号における第一の
立ち上がりエッジの位相に対して遅れていると判断され
たときには、第二の周期信号における所定の立ち上がり
エッジの位相と第一の周期信号において第一の立ち上が
りエッジより一周期遅れた第二の立ち上がりエッジの位
相とが一致するよう第二の周期信号の位相を遅らせるこ
ととすれば、第一の周期信号の周波数が高くなり、第二
の周期信号における所定の立ち上がりエッジの位相が、
第一の周期信号における第一の立ち上がりエッジの位相
に対して遅れる場合でも、第二の周期信号の位相を第一
の周期信号の位相に容易に揃えることができるため、汎
用性及び動作の信頼性を高めることができる。
【0069】また、第二の周期信号における所定の立ち
上がりエッジの位相と第一の周期信号における第二の立
ち上がりエッジの位相とが一致した後は、第二の周期信
号における所定の立ち上がりエッジの位相と第一の周期
信号における第二の立ち上がりエッジの位相が許容範囲
内で常時一致するよう上記遅延時間を制御すれば、第一
の周期信号と位相が揃った第二の周期信号を安定して外
部へ出力することができるため、動作の信頼性を高める
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の遅延時間調整回路の構成を示す図であ
る。
【図2】図1に示されたDLL(Delayed Locked Loo
p)アレイの構成を示す回路図である。
【図3】図1に示された従来の遅延時間調整回路の動作
を示す第一の波形図である。
【図4】図1に示された従来の遅延時間調整回路の動作
を示す第二の波形図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る遅延時間調整回路の
構成を示す図である。
【図6】図5に示された遅延時間調整回路の動作を示す
第一の波形図である。
【図7】図5に示された遅延時間調整回路の動作を示す
第二の波形図である。
【図8】図5に示された位相比較器の構成を示す回路図
である。
【図9】遅延クロック信号の最初のクロックがターゲッ
トクロック信号の一番目のクロックより遅れている場合
における、図8に示された位相比較器の動作を示す波形
図である。
【図10】遅延クロック信号の最初のクロックがターゲ
ットクロック信号の一番目のクロックより進んでいる場
合における、図8に示された位相比較器の動作を示す波
形図である。
【図11】図5に示された状態検出回路の構成を示す回
路図である。
【図12】図5に示された状態判定回路の構成を示す回
路図である。
【符号の説明】
1 入力バッファ 2,4 分周器 3,7 DLL(Delayed Locked Loop)アレイ 5 出力バッファ 6 ダミー回路 8 位相比較器 10 ディレイ調整回路 20 状態判定回路 22 状態検出回路 31 切り替え部 40 遅延回路 41〜49,INV1〜INVn インバータ 80〜85 NAND回路 SW1〜SWn スイッチ NT1〜NT7 NチャネルMOSトランジスタ PT1〜PT8 PチャネルMOSトランジスタ GT1,GT2 ゲート NOR1、NOR2 NOR回路 MC1,MC2 MOSキャパシタ NA,NB,NC,ND ノード Nv 電源ノード Ng 接地ノード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H03L 7/08 J Fターム(参考) 5B024 AA03 AA11 BA23 CA07 5B079 BA20 BB10 BC03 CC02 CC14 DD03 DD06 DD20 5J001 AA05 AA11 BB10 BB12 BB24 DD09 5J106 BB01 CC00 CC21 CC59 DD24 GG00 HH00 HH02 KK06 KK17 KK37 LL02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号と出力信号の位相が一致するよ
    うに前記入力信号の遅延時間を調整する方法であって、 前記入力信号と前記出力信号の位相差がN周期(Nは0
    以外の整数)となるまで前記出力信号の位相を遅らせる
    ことを特徴とする遅延時間調整方法。
  2. 【請求項2】 前記出力信号は、前記入力信号がDLL
    回路により遅延されることにより生成される請求項1に
    記載の遅延時間調整方法。
  3. 【請求項3】 入力された第一の周期信号と出力される
    第二の周期信号の位相が一致するように前記第一の周期
    信号の遅延時間を調整する方法であって、 前記第二の周期信号における所定の立ち上がりエッジの
    位相が、前記第一の周期信号における所定の立ち上がり
    エッジの位相に対して遅れているときには、前記第二の
    周期信号における所定の立ち上がりエッジが、前記第二
    の周期信号における所定の立ち上がりエッジより位相が
    遅れていると共に前記第二の周期信号における所定の立
    ち上がりエッジとの位相差が最小である前記第一の周期
    信号における立ち上がりエッジと一致するよう前記遅延
    時間を調整することを特徴とする遅延時間調整方法。
  4. 【請求項4】 入力された第一の周期信号と出力される
    第二の周期信号の位相が一致するように前記第一の周期
    信号の遅延時間を調整する方法であって、 前記第二の周期信号における所定の立ち上がりエッジの
    位相が、前記第一の周期信号における第一の立ち上がり
    エッジの位相に対して遅れているか否かを判断する第一
    のステップと、 前記第一のステップにおいて、前記第二の周期信号にお
    ける前記所定の立ち上がりエッジの位相が、前記第一の
    周期信号における前記第一の立ち上がりエッジの位相に
    対して遅れていると判断されたときには、前記第二の周
    期信号における前記所定の立ち上がりエッジの位相と前
    記第一の周期信号において前記第一の立ち上がりエッジ
    より一周期遅れた第二の立ち上がりエッジの位相とが一
    致するよう前記第二の周期信号の位相を遅らせる第二の
    ステップとを有することを特徴とする遅延時間調整方
    法。
  5. 【請求項5】 入力信号と出力信号の位相が一致するよ
    うに前記入力信号の遅延時間を調整する遅延時間調整回
    路であって、 前記入力信号と前記出力信号の位相差がN周期(Nは0
    以外の整数)となるまで前記出力信号の位相を遅らせる
    遅延手段を備えたことを特徴とする遅延時間調整回路。
  6. 【請求項6】 入力された第一の周期信号と出力される
    第二の周期信号の位相が一致するように前記第一の周期
    信号の遅延時間を調整する遅延時間調整回路であって、 前記第二の周期信号における所定の立ち上がりエッジの
    位相が、前記第一の周期信号における所定の立ち上がり
    エッジの位相に対して遅れているときには、前記第二の
    周期信号における所定の立ち上がりエッジが、前記第二
    の周期信号における所定の立ち上がりエッジより位相が
    遅れていると共に前記第二の周期信号における所定の立
    ち上がりエッジとの位相差が最小である前記第一の周期
    信号における立ち上がりエッジと一致するよう前記遅延
    時間を調整する遅延手段を備えたことを特徴とする遅延
    時間調整回路。
  7. 【請求項7】 入力された第一の周期信号と出力される
    第二の周期信号の位相が一致するように前記第一の周期
    信号の遅延時間を調整する遅延時間調整回路であって、 前記第一の周期信号を遅延させて前記第二の周期信号を
    生成する遅延手段と、 前記第二の周期信号における所定の立ち上がりエッジの
    位相が、前記第一の周期信号における第一の立ち上がり
    エッジの位相に対して遅れているか否かを検出する位相
    状態検出手段と、 前記位相状態検出手段により、前記第二の周期信号にお
    ける前記所定の立ち上がりエッジの位相が、前記第一の
    周期信号における前記第一の立ち上がりエッジの位相に
    対して遅れていることが検出されたときには、前記第二
    の周期信号における前記所定の立ち上がりエッジの位相
    と前記第一の周期信号において前記第一の立ち上がりエ
    ッジより一周期遅れた第二の立ち上がりエッジの位相と
    が一致するまで前記第二の周期信号の位相を遅らせるよ
    う前記遅延手段を制御する調整手段とを備えたことを特
    徴とする遅延時間調整回路。
  8. 【請求項8】 前記調整手段は、前記第二の周期信号に
    おける前記所定の立ち上がりエッジの位相と前記第一の
    周期信号における前記第二の立ち上がりエッジの位相と
    が一致した後は、前記第二の周期信号における前記所定
    の立ち上がりエッジの位相と前記第一の周期信号におけ
    る前記第二の立ち上がりエッジの位相が許容範囲内で常
    時一致するよう前記遅延手段を制御する請求項7に記載
    の遅延時間調整回路。
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