JP2001215577A - カメラ - Google Patents
カメラInfo
- Publication number
- JP2001215577A JP2001215577A JP2000022723A JP2000022723A JP2001215577A JP 2001215577 A JP2001215577 A JP 2001215577A JP 2000022723 A JP2000022723 A JP 2000022723A JP 2000022723 A JP2000022723 A JP 2000022723A JP 2001215577 A JP2001215577 A JP 2001215577A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- distribution angle
- light distribution
- cam
- strobe
- lens
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000009826 distribution Methods 0.000 claims abstract description 109
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims abstract description 61
- 241001433879 Camarea Species 0.000 claims abstract description 48
- 230000008859 change Effects 0.000 claims abstract description 11
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 7
- 238000003860 storage Methods 0.000 claims description 6
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 6
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 5
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 2
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 238000005549 size reduction Methods 0.000 description 1
- 229910052724 xenon Inorganic materials 0.000 description 1
- FHNFHKCVQCLJFQ-UHFFFAOYSA-N xenon atom Chemical compound [Xe] FHNFHKCVQCLJFQ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B15/00—Special procedures for taking photographs; Apparatus therefor
- G03B15/02—Illuminating scene
- G03B15/03—Combinations of cameras with lighting apparatus; Flash units
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Stroboscope Apparatuses (AREA)
- Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ステップズーム鏡筒では、ズーム機構とフォ
ーカス機構とが一体化されているため、ストロボ装置を
単純に鏡筒に連動させたのでは、フォーカス時もストロ
ボ装置が駆動されてしまう。 【解決手段】 ズーム駆動カム領域とフォーカス駆動カ
ム領域とが交互に形成されたカム部材2を用いて撮影レ
ンズの段階的なズーミングおよび各ズーム段でのフォー
カシングを行うレンズ駆動機構と、配光角度を可変とし
たストロボ発光部16,17,18,21と、上記レン
ズ駆動機構における撮影レンズのズーミングのための動
作に連動させてストロボ発光部の配光角度を変化させ、
レンズ駆動機構における撮影レンズのフォーカシングの
ための動作時にはストロボ発光部の配光角度を不変とす
る配光角連動機構(35b、32,28,23等)を設
ける。
ーカス機構とが一体化されているため、ストロボ装置を
単純に鏡筒に連動させたのでは、フォーカス時もストロ
ボ装置が駆動されてしまう。 【解決手段】 ズーム駆動カム領域とフォーカス駆動カ
ム領域とが交互に形成されたカム部材2を用いて撮影レ
ンズの段階的なズーミングおよび各ズーム段でのフォー
カシングを行うレンズ駆動機構と、配光角度を可変とし
たストロボ発光部16,17,18,21と、上記レン
ズ駆動機構における撮影レンズのズーミングのための動
作に連動させてストロボ発光部の配光角度を変化させ、
レンズ駆動機構における撮影レンズのフォーカシングの
ための動作時にはストロボ発光部の配光角度を不変とす
る配光角連動機構(35b、32,28,23等)を設
ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮影レンズのズー
ム動作に連動して配光角度を変化させるストロボ発光部
を搭載したカメラに関するものである。
ム動作に連動して配光角度を変化させるストロボ発光部
を搭載したカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】小型、軽量という利点を持つストロボ内
蔵カメラは従来多用されており、特にスナップ撮影等を
主な用途とする、所謂コンパクトカメラにおいては殆ど
ストロボ装置が内蔵されている。
蔵カメラは従来多用されており、特にスナップ撮影等を
主な用途とする、所謂コンパクトカメラにおいては殆ど
ストロボ装置が内蔵されている。
【0003】また、最近のコンパクトカメラは、機能向
上のためにズームレンズを有したものが多く、これに伴
いストロボ装置もより遠くまでストロボ光が届くよう
に、発光回路のコンデンサを大きくして光量アップを行
ったり、撮影レンズの各焦点距離において適正な光量分
布が得られるようにズーム化されたものが多くなってい
る。
上のためにズームレンズを有したものが多く、これに伴
いストロボ装置もより遠くまでストロボ光が届くよう
に、発光回路のコンデンサを大きくして光量アップを行
ったり、撮影レンズの各焦点距離において適正な光量分
布が得られるようにズーム化されたものが多くなってい
る。
【0004】例えば、特許第2662969号公報にて
開示されているズームストロボ付きカメラにおいては、
撮影レンズにズーム動作を行うための変倍レンズ群を有
し、ズームモータにより変倍レンズ群を駆動すると、変
倍レンズ群に設けられたギアに連動してカム板が左右に
駆動され、このカム板に形成されたカム面に従ってスト
ロボがズームする構成となっている。
開示されているズームストロボ付きカメラにおいては、
撮影レンズにズーム動作を行うための変倍レンズ群を有
し、ズームモータにより変倍レンズ群を駆動すると、変
倍レンズ群に設けられたギアに連動してカム板が左右に
駆動され、このカム板に形成されたカム面に従ってスト
ロボがズームする構成となっている。
【0005】また、特開平11−212143号公報に
て提案されていズームストロボ付きカメラの場合は、ズ
ーム撮影レンズの駆動系ギア列の最終段にズーム撮影レ
ンズの駆動筒に一体のレンズ駆動ギアを設けるととも
に、ズームストロボの駆動系ギア列の最終段にズームス
トロボの照射角変更部材を駆動する円筒カムを設け、そ
れぞれのギア列を駆動モータで駆動する構成となってい
る。
て提案されていズームストロボ付きカメラの場合は、ズ
ーム撮影レンズの駆動系ギア列の最終段にズーム撮影レ
ンズの駆動筒に一体のレンズ駆動ギアを設けるととも
に、ズームストロボの駆動系ギア列の最終段にズームス
トロボの照射角変更部材を駆動する円筒カムを設け、そ
れぞれのギア列を駆動モータで駆動する構成となってい
る。
【0006】ところで、上記各公報にて提案等されてい
るカメラにおいては、鏡筒機構がズーム機構部とフォー
カス機構部とで別機構となっている。このため、単純に
ストロボ装置をズーム機構に連動させれば何ら問題なく
各焦点距離において適正な光量分布が得られるようにス
トロボ装置をズームすることができる。
るカメラにおいては、鏡筒機構がズーム機構部とフォー
カス機構部とで別機構となっている。このため、単純に
ストロボ装置をズーム機構に連動させれば何ら問題なく
各焦点距離において適正な光量分布が得られるようにス
トロボ装置をズームすることができる。
【0007】但し、ズーム機構部とフォーカス機構部を
別機構にするためには、通常、ズーム機構部の内部にフ
ォーカス動作のためのレンズ群を設け、それを専用駆動
源により駆動するといったフォーカス機構部が必要にな
る。このため、鏡筒の機構が複雑になり、コストがアッ
プしたり、フォーカス機構部を鏡筒内部に装備するため
に鏡筒のサイズが大きくなったりする等の問題が生ず
る。
別機構にするためには、通常、ズーム機構部の内部にフ
ォーカス動作のためのレンズ群を設け、それを専用駆動
源により駆動するといったフォーカス機構部が必要にな
る。このため、鏡筒の機構が複雑になり、コストがアッ
プしたり、フォーカス機構部を鏡筒内部に装備するため
に鏡筒のサイズが大きくなったりする等の問題が生ず
る。
【0008】そこで近年では、簡単な機構でより小型化
を目指して、ズーム駆動カム領域とフォーカス駆動カム
領域を交互に持つ階段状のカムを用いて、撮影レンズの
段階的なズーミングおよび各ズーム段でのフォーカシン
グを行うレンズ駆動機構、所謂ステップズーム鏡筒を有
するカメラが提案されている。
を目指して、ズーム駆動カム領域とフォーカス駆動カム
領域を交互に持つ階段状のカムを用いて、撮影レンズの
段階的なズーミングおよび各ズーム段でのフォーカシン
グを行うレンズ駆動機構、所謂ステップズーム鏡筒を有
するカメラが提案されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ス
テップズーム鏡筒では、ズーム機構とフォーカス機構と
が一体化されているため、ストロボ装置を単純に鏡筒に
連動させたのでは、フォーカス時もストロボ装置が駆動
されてしまい、フォーカス位置によって光量分布やガイ
ドナンバーが変化し、写真の仕上がりに差ができてしま
うという問題が発生する。
テップズーム鏡筒では、ズーム機構とフォーカス機構と
が一体化されているため、ストロボ装置を単純に鏡筒に
連動させたのでは、フォーカス時もストロボ装置が駆動
されてしまい、フォーカス位置によって光量分布やガイ
ドナンバーが変化し、写真の仕上がりに差ができてしま
うという問題が発生する。
【0010】そこで本発明は、ステップズームタイプの
カメラにおいて、簡単な構成で常に最適なストロボ配光
角度が得られるようにすることを目的とする。
カメラにおいて、簡単な構成で常に最適なストロボ配光
角度が得られるようにすることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明では、ズーム駆動カム領域とフォーカス駆
動カム領域とが交互に形成されたカム部材を用いて撮影
レンズの段階的なズーミングおよび各ズーム段でのフォ
ーカシングを行うレンズ駆動機構と、配光角度を可変と
したストロボ発光部と、上記レンズ駆動機構における撮
影レンズのズーミングのための動作に連動させてストロ
ボ発光部の配光角度を変化させ、レンズ駆動機構におけ
る撮影レンズのフォーカシングのための動作時にはスト
ロボ発光部の配光角度を不変とする配光角連動機構を設
けている。
めに、本発明では、ズーム駆動カム領域とフォーカス駆
動カム領域とが交互に形成されたカム部材を用いて撮影
レンズの段階的なズーミングおよび各ズーム段でのフォ
ーカシングを行うレンズ駆動機構と、配光角度を可変と
したストロボ発光部と、上記レンズ駆動機構における撮
影レンズのズーミングのための動作に連動させてストロ
ボ発光部の配光角度を変化させ、レンズ駆動機構におけ
る撮影レンズのフォーカシングのための動作時にはスト
ロボ発光部の配光角度を不変とする配光角連動機構を設
けている。
【0012】具体的には、上記配光角連動機構を、例え
ばストロボ発光部の配光角度を変化させるためにリフト
量が変化する配光角変更カム領域とリフト量が一定であ
る配光角不変カム領域とが交互に形成された配光角駆動
カム部材を用いて構成する。
ばストロボ発光部の配光角度を変化させるためにリフト
量が変化する配光角変更カム領域とリフト量が一定であ
る配光角不変カム領域とが交互に形成された配光角駆動
カム部材を用いて構成する。
【0013】これにより、撮影レンズのズーミング状態
に対応して常に適切なストロボ配光角度が得られる一
方、フォーカシング状態が変化してもストロボ配光角度
が変化せず、フォーカシングによってストロボ撮影に影
響が生じないステップズームタイブのカメラを実現する
ことが可能となる。
に対応して常に適切なストロボ配光角度が得られる一
方、フォーカシング状態が変化してもストロボ配光角度
が変化せず、フォーカシングによってストロボ撮影に影
響が生じないステップズームタイブのカメラを実現する
ことが可能となる。
【0014】なお、配光角駆動カム部材を、配光角連動
機構を構成するギヤ部材と一体に形成して、部品点数を
できるだけ少なくし、低コスト化および小型化を図るよ
うにしてもよい。
機構を構成するギヤ部材と一体に形成して、部品点数を
できるだけ少なくし、低コスト化および小型化を図るよ
うにしてもよい。
【0015】また、ストロボ発光部がカメラ本体に対し
て収納・突出可能である場合には、配光角駆動カム部材
をカメラ本体内に配置して、カメラ本体による支持等を
可能とし、配光角駆動カム部材の専用の支持部材等を不
要とすることにより、低コスト化および小型化を図るよ
うにしてもよい。
て収納・突出可能である場合には、配光角駆動カム部材
をカメラ本体内に配置して、カメラ本体による支持等を
可能とし、配光角駆動カム部材の専用の支持部材等を不
要とすることにより、低コスト化および小型化を図るよ
うにしてもよい。
【0016】また、ストロボ発光部がカメラ本体に対し
て収納・突出可能である場合には、配光角駆動カム部材
をストロボ発光部内における特にストロボズーム機構の
近くに配置して、部品の製造誤差等による配光角度の撮
影レンズズーム状態に対するずれを小さくするようにし
てもよい。
て収納・突出可能である場合には、配光角駆動カム部材
をストロボ発光部内における特にストロボズーム機構の
近くに配置して、部品の製造誤差等による配光角度の撮
影レンズズーム状態に対するずれを小さくするようにし
てもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1〜図7に
は、本発明の第1実施形態であるカメラの概略機構を示
している。なお、図1〜図3は鏡筒沈胴時の様子を、図
4および図5は鏡筒ワイド端での様子を、図6および図
7は鏡筒テレ端での様子をそれぞれ示している。
は、本発明の第1実施形態であるカメラの概略機構を示
している。なお、図1〜図3は鏡筒沈胴時の様子を、図
4および図5は鏡筒ワイド端での様子を、図6および図
7は鏡筒テレ端での様子をそれぞれ示している。
【0018】これらの図において、1はレンズ鏡筒のベ
ースとなる固定筒である。2はカム筒であり、固定筒1
とヘリコイド係合するとともに、ドライブギア3と噛合
するためのヘリコイドギアを有する。このカム筒2は、
後述の減速ギア機構の回転力により固定筒1内を回転し
ながらヘリコイド作用により光軸方向に進退する。
ースとなる固定筒である。2はカム筒であり、固定筒1
とヘリコイド係合するとともに、ドライブギア3と噛合
するためのヘリコイドギアを有する。このカム筒2は、
後述の減速ギア機構の回転力により固定筒1内を回転し
ながらヘリコイド作用により光軸方向に進退する。
【0019】このカム筒2には、図13に示すように、
6つのズーム駆動カム領域(沈胴〜WIDE、WIDE
〜M1、M1〜M2、M2〜M3、M3〜M4、M4〜
TELE)と、6つのフォーカス駆動カム領域(WID
Eフォーカス、M1フォーカス、M2フォーカス、M3
フォーカス、M4フォーカス、TELEフォーカス)と
が交互に形成されており、このカム筒2の回転および光
軸方向進退により、不図示のレンズが光軸方向にカム駆
動され、ワイド端からテレ端までの間で6段階のズーミ
ングおよび各ズーム段でのフォーカシングが行われる。
6つのズーム駆動カム領域(沈胴〜WIDE、WIDE
〜M1、M1〜M2、M2〜M3、M3〜M4、M4〜
TELE)と、6つのフォーカス駆動カム領域(WID
Eフォーカス、M1フォーカス、M2フォーカス、M3
フォーカス、M4フォーカス、TELEフォーカス)と
が交互に形成されており、このカム筒2の回転および光
軸方向進退により、不図示のレンズが光軸方向にカム駆
動され、ワイド端からテレ端までの間で6段階のズーミ
ングおよび各ズーム段でのフォーカシングが行われる。
【0020】4は減速ギア機構を保持する減速ギア地
板、5は減速ギアカバーである。6は鏡筒の駆動源とな
るモータ、7はモータ6の出力軸に固定されたピニオン
ギア、8〜12はピニオンギア7の回転を減速する減速
ギアである。
板、5は減速ギアカバーである。6は鏡筒の駆動源とな
るモータ、7はモータ6の出力軸に固定されたピニオン
ギア、8〜12はピニオンギア7の回転を減速する減速
ギアである。
【0021】また、13はクラッチ機構である。このク
ラッチ機構13は、図3に示すように、通常状態では、
ギア13aとギア13bに設けられた凸凹部13cがバ
ネ13dの付勢力によって噛み合い、軸13eに対して
一体で回転可能となっており、ギア13bに伝達された
モータ6の回転力をギア13aからドライブギア3に伝
達する。鏡筒に外力が加わってギア13aの回転方向に
バネ13dの付勢力以上の負荷が加わると、ギア13b
が軸13e上を摺動して凸凹部13cの噛合が外れ、ギ
ア13aとギア13bとの連結が切れる。このため、鏡
筒からの外力負荷がギア13b〜モータ6までの機構に
伝達されず、これによりこの機構を保護することができ
る。
ラッチ機構13は、図3に示すように、通常状態では、
ギア13aとギア13bに設けられた凸凹部13cがバ
ネ13dの付勢力によって噛み合い、軸13eに対して
一体で回転可能となっており、ギア13bに伝達された
モータ6の回転力をギア13aからドライブギア3に伝
達する。鏡筒に外力が加わってギア13aの回転方向に
バネ13dの付勢力以上の負荷が加わると、ギア13b
が軸13e上を摺動して凸凹部13cの噛合が外れ、ギ
ア13aとギア13bとの連結が切れる。このため、鏡
筒からの外力負荷がギア13b〜モータ6までの機構に
伝達されず、これによりこの機構を保護することができ
る。
【0022】14は固定筒1や後述のストロボ機構を保
持するカメラ本体、15は後述の発光源部とフレネルレ
ンズ21とを保持するストロボケースである。このスト
ロボケース15は、後述するポップアップ機構によって
カメラ本体14に対して突出および収納が可能である。
なお、発光源部、フレネルレンズ21およびストロボケ
ース15により請求の範囲にいうストロボ発光部が構成
される。
持するカメラ本体、15は後述の発光源部とフレネルレ
ンズ21とを保持するストロボケースである。このスト
ロボケース15は、後述するポップアップ機構によって
カメラ本体14に対して突出および収納が可能である。
なお、発光源部、フレネルレンズ21およびストロボケ
ース15により請求の範囲にいうストロボ発光部が構成
される。
【0023】発光源部は、Xe管16と、反射笠17
と、ライトガイド18とから構成され、ホルダー19に
保持されている。ホルダー19は、ズームガイド軸20
にストロボ光軸方向に移動可能に保持されている。ま
た、ホルダー19は、ホルダーバネ22によって付勢さ
れており、ホルダー19に設けられた当接軸19aは、
ストロボケース15に保持されたホルダーカムギア23
のカム面23aに片寄せ当接している。
と、ライトガイド18とから構成され、ホルダー19に
保持されている。ホルダー19は、ズームガイド軸20
にストロボ光軸方向に移動可能に保持されている。ま
た、ホルダー19は、ホルダーバネ22によって付勢さ
れており、ホルダー19に設けられた当接軸19aは、
ストロボケース15に保持されたホルダーカムギア23
のカム面23aに片寄せ当接している。
【0024】24はカメラ本体14に固定されたストロ
ボ地板である。このストロボ地板24に形成されたカム
溝24aには、ストロボケース15のカム軸15aが嵌
合している。
ボ地板である。このストロボ地板24に形成されたカム
溝24aには、ストロボケース15のカム軸15aが嵌
合している。
【0025】25はストロボ地板24に保持された回転
軸である。26は回転軸25に保持されたアームであ
り、このアーム26の一端26aに設けられた軸26b
は、アームギア27を保持しつつストロボケース15の
穴と嵌合している。また、アーム26の他端26cに設
けられている穴とストロボケース15の支持軸15bと
が嵌合している。
軸である。26は回転軸25に保持されたアームであ
り、このアーム26の一端26aに設けられた軸26b
は、アームギア27を保持しつつストロボケース15の
穴と嵌合している。また、アーム26の他端26cに設
けられている穴とストロボケース15の支持軸15bと
が嵌合している。
【0026】28はカメラ本体14に形成されたレール
14a上を直進運動するラック29の駆動力をアームギ
ア27に伝達するセクタギアである。30はセクタギア
28を図2等の側面図において反時計回り方向に、ラッ
ク29を上方向にそれぞれ片寄せするセクタバネであ
る。
14a上を直進運動するラック29の駆動力をアームギ
ア27に伝達するセクタギアである。30はセクタギア
28を図2等の側面図において反時計回り方向に、ラッ
ク29を上方向にそれぞれ片寄せするセクタバネであ
る。
【0027】31はアーム26を側面図上で反時計回り
方向に片寄せするアップバネである。32はレバーであ
り、このレバー32は、レバーバネ33によって付勢さ
れ、当接部32aが連動カムギア35のカム面35aに
片寄せ当接している。
方向に片寄せするアップバネである。32はレバーであ
り、このレバー32は、レバーバネ33によって付勢さ
れ、当接部32aが連動カムギア35のカム面35aに
片寄せ当接している。
【0028】34はレバー32に保持された吸収バネで
あり、先端34aがラック29の当接面29aと当接す
ることでレバー32の回転運動をラック29の直進運動
に変換する。
あり、先端34aがラック29の当接面29aと当接す
ることでレバー32の回転運動をラック29の直進運動
に変換する。
【0029】40は回転するカム筒2の外周に形成され
たギヤ部に噛み合うドライブギヤ、36〜38はこのド
ライブギヤ40の回転力を連動カムギヤ(この一部が請
求の範囲にいう変更角駆動カム部材を構成する)35に
伝達する連動ギアである。39はラック29、レバー3
2、連動カムギア35および各連動ギア36〜38をカ
メラ本体14に対して押さえ込み保持する押さえ板であ
る。
たギヤ部に噛み合うドライブギヤ、36〜38はこのド
ライブギヤ40の回転力を連動カムギヤ(この一部が請
求の範囲にいう変更角駆動カム部材を構成する)35に
伝達する連動ギアである。39はラック29、レバー3
2、連動カムギア35および各連動ギア36〜38をカ
メラ本体14に対して押さえ込み保持する押さえ板であ
る。
【0030】なお、ドライブギヤ40、連動ギヤ36〜
38、連動カムギヤ35、レバー32,ラック29、セ
クタバネ30、吸収バネ34、セクタギヤ28、アーム
26、アップバネ31、アームギヤ39およびホルダー
カムギヤ23により請求の範囲にいう配光角連動機構が
構成される。また、ドライブギヤ40、連動ギヤ36〜
38、連動カムギヤ35、レバー32,ラック29、セ
クタバネ30、吸収バネ34、セクタギヤ28、アーム
26およびアップバネ31により請求の範囲にいう収納
・突出連動機構が構成される。
38、連動カムギヤ35、レバー32,ラック29、セ
クタバネ30、吸収バネ34、セクタギヤ28、アーム
26、アップバネ31、アームギヤ39およびホルダー
カムギヤ23により請求の範囲にいう配光角連動機構が
構成される。また、ドライブギヤ40、連動ギヤ36〜
38、連動カムギヤ35、レバー32,ラック29、セ
クタバネ30、吸収バネ34、セクタギヤ28、アーム
26およびアップバネ31により請求の範囲にいう収納
・突出連動機構が構成される。
【0031】ここで、連動カムギヤ35に一体的に形成
されているカム部分の形状について図8を用いて説明す
る。このカム部分は、連動カムギヤ35の軸回りに形成
され、後述するように鏡筒のズーミング状態に応じてス
トロボの配光角を変化させるためにレバー32をカム駆
動するストロボズームカム部(請求の範囲にいう配光角
駆動カム部材)35bと、このストロボズームカム部3
5bの一部から延出し、後述するようにストロボをポッ
プアップおよびポップダウンさせる際にレバー32をカ
ム駆動するカム面35aが形成されている延出部35
a′とから構成されている。
されているカム部分の形状について図8を用いて説明す
る。このカム部分は、連動カムギヤ35の軸回りに形成
され、後述するように鏡筒のズーミング状態に応じてス
トロボの配光角を変化させるためにレバー32をカム駆
動するストロボズームカム部(請求の範囲にいう配光角
駆動カム部材)35bと、このストロボズームカム部3
5bの一部から延出し、後述するようにストロボをポッ
プアップおよびポップダウンさせる際にレバー32をカ
ム駆動するカム面35aが形成されている延出部35
a′とから構成されている。
【0032】また、ストロボズームカム部35bの外周
には、カム面35aに隣接する側から、一定のリフトR
1を有する第1配光角不変カム領域35b11、リフト
がR1からR2に減少する第1配光角変更カム領域35
b21、一定のリフトR2を有する第2配光角不変カム
領域35b12、リフトがR2からR3に減少する第2
配光角変更カム領域35b22、一定のリフトR3を有
する第3配光角不変カム領域35b13、リフトがR3
からR4に減少する第3配光角変更カム領域35b2
3、一定のリフトR4を有する第4配光角不変カム領域
35b14、リフトがR4からR5に減少する第4配光
角変更カム領域35b24、一定のリフトR5を有する
第5配光角不変カム領域35b15、リフトがR5から
R6に減少する第5配光角変更カム領域35b25、一
定のリフトR6を有する第6配光角不変カム領域35b
16が順に形成されている。
には、カム面35aに隣接する側から、一定のリフトR
1を有する第1配光角不変カム領域35b11、リフト
がR1からR2に減少する第1配光角変更カム領域35
b21、一定のリフトR2を有する第2配光角不変カム
領域35b12、リフトがR2からR3に減少する第2
配光角変更カム領域35b22、一定のリフトR3を有
する第3配光角不変カム領域35b13、リフトがR3
からR4に減少する第3配光角変更カム領域35b2
3、一定のリフトR4を有する第4配光角不変カム領域
35b14、リフトがR4からR5に減少する第4配光
角変更カム領域35b24、一定のリフトR5を有する
第5配光角不変カム領域35b15、リフトがR5から
R6に減少する第5配光角変更カム領域35b25、一
定のリフトR6を有する第6配光角不変カム領域35b
16が順に形成されている。
【0033】なお、第1配光角変更カム領域35b21
にはレンズが図13に示したWIDE〜M1ズーム駆動
カム領域に位置する場合に、第2配光角変更カム領域3
5b22にはレンズがM1〜M2ズーム駆動カム領域に
位置する場合に、第3配光角変更カム領域35b23に
はレンズがM2〜M3ズーム駆動カム領域に位置する場
合に、第4配光角変更カム領域35b24にはレンズが
M3〜M4ズーム駆動カム領域に位置する場合に、第5
配光角変更カム領域35b25にはレンズがM4〜TE
LEズーム駆動カム領域に位置する場合にレバー32が
当接する。
にはレンズが図13に示したWIDE〜M1ズーム駆動
カム領域に位置する場合に、第2配光角変更カム領域3
5b22にはレンズがM1〜M2ズーム駆動カム領域に
位置する場合に、第3配光角変更カム領域35b23に
はレンズがM2〜M3ズーム駆動カム領域に位置する場
合に、第4配光角変更カム領域35b24にはレンズが
M3〜M4ズーム駆動カム領域に位置する場合に、第5
配光角変更カム領域35b25にはレンズがM4〜TE
LEズーム駆動カム領域に位置する場合にレバー32が
当接する。
【0034】また、第1配光角不変カム領域35b11
にはレンズが図13に示したWIDEフォーカス駆動カ
ム領域内に位置する場合に、第2配光角不変カム領域3
5b12にはレンズがM1フォーカス駆動カム領域内に
位置する場合に、第3配光角不変カム領域35b13に
はレンズがM2フォーカス駆動カム領域内に位置する場
合に、第4配光角不変カム領域35b14にはレンズが
M3フォーカス駆動カム領域内に位置する場合に、第5
配光角不変カム領域35b15にはレンズがM4フォー
カス駆動カム領域内に位置する場合に、第6配光角不変
カム領域35b16にはレンズがTELEフォーカス駆
動カム領域内に位置する場合に、レバー32が当接す
る。
にはレンズが図13に示したWIDEフォーカス駆動カ
ム領域内に位置する場合に、第2配光角不変カム領域3
5b12にはレンズがM1フォーカス駆動カム領域内に
位置する場合に、第3配光角不変カム領域35b13に
はレンズがM2フォーカス駆動カム領域内に位置する場
合に、第4配光角不変カム領域35b14にはレンズが
M3フォーカス駆動カム領域内に位置する場合に、第5
配光角不変カム領域35b15にはレンズがM4フォー
カス駆動カム領域内に位置する場合に、第6配光角不変
カム領域35b16にはレンズがTELEフォーカス駆
動カム領域内に位置する場合に、レバー32が当接す
る。
【0035】次に、以上のように構成されたカメラの動
作について説明する。まず、鏡筒が沈胴(収納)状態か
らワイド端に繰り出す(突出する)場合について説明す
る。
作について説明する。まず、鏡筒が沈胴(収納)状態か
らワイド端に繰り出す(突出する)場合について説明す
る。
【0036】図1および図2に示す状態から、不図示の
メインSWをONすると、鏡筒が駆動を開始し、カム筒
2、ドライブギア40、各連動ギア36〜38を介して
連動カムギア35が図1において反時計回り方向に回転
し、そのカム面35aに沿ってレバー32が吸収バネ3
4を伴って図1における時計回り方向に回転する。
メインSWをONすると、鏡筒が駆動を開始し、カム筒
2、ドライブギア40、各連動ギア36〜38を介して
連動カムギア35が図1において反時計回り方向に回転
し、そのカム面35aに沿ってレバー32が吸収バネ3
4を伴って図1における時計回り方向に回転する。
【0037】そして、ラック29の当接面29aを押さ
え込んでいた吸収バネ34の先端34aが上方に移動し
ていくのに伴い、セクタバネ30の付勢力によってラッ
ク29が上動し、このラック29と噛み合うセクタギア
28が図2において反時計回り方向に回転する。これに
より、セクタギア28に噛み合っているアームギア27
が回転可能になる。
え込んでいた吸収バネ34の先端34aが上方に移動し
ていくのに伴い、セクタバネ30の付勢力によってラッ
ク29が上動し、このラック29と噛み合うセクタギア
28が図2において反時計回り方向に回転する。これに
より、セクタギア28に噛み合っているアームギア27
が回転可能になる。
【0038】これにより、アームギア27を保持してい
るアーム26がアップバネ31の付勢力により図2にお
いて反時計回り方向に回転し、更にアーム26の両先端
で嵌合保持されているストロボケース15がストロボ地
板24のカム24aに沿ってポップアップする。こうし
て、図4および図5に示す状態となる。
るアーム26がアップバネ31の付勢力により図2にお
いて反時計回り方向に回転し、更にアーム26の両先端
で嵌合保持されているストロボケース15がストロボ地
板24のカム24aに沿ってポップアップする。こうし
て、図4および図5に示す状態となる。
【0039】図4および図5に示すワイド端ズーム状態
およびストロボポップアップ状態に達すると、不図示の
ズームポジション検出SWによりワイドポジションを検
知し、モータ6にブレーキ通電を行って鏡筒の繰り出し
を停止させ、鏡筒およびストロボを停止させる。この状
態でカメラは撮影可能な状態となる。
およびストロボポップアップ状態に達すると、不図示の
ズームポジション検出SWによりワイドポジションを検
知し、モータ6にブレーキ通電を行って鏡筒の繰り出し
を停止させ、鏡筒およびストロボを停止させる。この状
態でカメラは撮影可能な状態となる。
【0040】次に、鏡筒がワイド端からテレ端にズーミ
ングする場合について説明する。図4および図5に示す
状態から、不図示のズームSWをテレ操作すると、鏡筒
が駆動を開始する。これにより、連動カムギヤ35が図
5において反時計回り方向に回転し、レバー32と連動
カムギヤ35との当接位置がカム面35aからストロボ
ズームカム部35b側に移っていき、その当接位置が、
第1配光角不変カム領域35b11を経て各配光角変更
カム領域35b21〜35b25に移行するごとに、レ
バー32が図5における時計回り方向に段階的に回転し
ていくことになる。そして、レバー32が時計回り方向
に回転するごとに、セクタギア28が図5において反時
計回り方向に回転する。
ングする場合について説明する。図4および図5に示す
状態から、不図示のズームSWをテレ操作すると、鏡筒
が駆動を開始する。これにより、連動カムギヤ35が図
5において反時計回り方向に回転し、レバー32と連動
カムギヤ35との当接位置がカム面35aからストロボ
ズームカム部35b側に移っていき、その当接位置が、
第1配光角不変カム領域35b11を経て各配光角変更
カム領域35b21〜35b25に移行するごとに、レ
バー32が図5における時計回り方向に段階的に回転し
ていくことになる。そして、レバー32が時計回り方向
に回転するごとに、セクタギア28が図5において反時
計回り方向に回転する。
【0041】沈胴状態からワイド端へ駆動するときはス
トロボケース15がカム24aに沿ってポップアップし
たが、ワイド端の時点でカム24aは終わっておりこれ
以上ストロボケース15はポップアップできないため、
セクタギア28の回転力はアームギア27を介してホル
ダーカムギア23に伝達される。ホルダーカムギア23
が回転すると、そのカム面23aに沿ってホルダー19
が被写体側に繰り出す。こうして発光源部とフレネルレ
ンズ21との間隔が段階的に狭まっていくことにより、
各ズームポジション(ズーム段)に対応したストロボ光
の配光角とガイドナンバーが得られる。
トロボケース15がカム24aに沿ってポップアップし
たが、ワイド端の時点でカム24aは終わっておりこれ
以上ストロボケース15はポップアップできないため、
セクタギア28の回転力はアームギア27を介してホル
ダーカムギア23に伝達される。ホルダーカムギア23
が回転すると、そのカム面23aに沿ってホルダー19
が被写体側に繰り出す。こうして発光源部とフレネルレ
ンズ21との間隔が段階的に狭まっていくことにより、
各ズームポジション(ズーム段)に対応したストロボ光
の配光角とガイドナンバーが得られる。
【0042】そして、図6および図7に示すテレ端ズー
ム状態に達すると、不図示のズームポジション検出SW
によりテレポジションを検知し、モータ6にブレーキ通
電を行って鏡筒を停止させ、鏡筒およびストロボをテレ
端状態にて停止させる。
ム状態に達すると、不図示のズームポジション検出SW
によりテレポジションを検知し、モータ6にブレーキ通
電を行って鏡筒を停止させ、鏡筒およびストロボをテレ
端状態にて停止させる。
【0043】次に、鏡筒がテレ端からワイド端にズーミ
ングする場合について説明する。図6および図7に示す
状態から、不図示のズームSWをワイド操作すると、鏡
筒が駆動を開始する。これにより、連動カムギヤ35が
図7において時計回り方向に回転し、レバー32と連動
カムギヤ35との当接位置が第5配光角変更カム領域3
5b25から第1配光角変更カム領域35b21に向か
って移っていき、その当接位置が、各配光角不変カム領
域35b25〜35b21に移行するごとに、レバー3
2が図7における反時計回り方向に段階的に回転してい
くことになる。そして、レバー32が反時計回り方向に
回転するごとに、セクタギア28が図7において時計回
り方向に回転する。
ングする場合について説明する。図6および図7に示す
状態から、不図示のズームSWをワイド操作すると、鏡
筒が駆動を開始する。これにより、連動カムギヤ35が
図7において時計回り方向に回転し、レバー32と連動
カムギヤ35との当接位置が第5配光角変更カム領域3
5b25から第1配光角変更カム領域35b21に向か
って移っていき、その当接位置が、各配光角不変カム領
域35b25〜35b21に移行するごとに、レバー3
2が図7における反時計回り方向に段階的に回転してい
くことになる。そして、レバー32が反時計回り方向に
回転するごとに、セクタギア28が図7において時計回
り方向に回転する。
【0044】セクタギア28の回転力はアームギア27
を介してホルダーカムギア23に伝達され、ホルダーカ
ムギア23が回転するとそのカム面23aに沿ってホル
ダー19が被写体側とは反対側に繰り込まれる。こうし
て発光源部とフレネルレンズ21との間隔が段階的に広
がっていくことにより、各ズームポジション(ズーム
段)に対応したストロボ光の配光角とガイドナンバーが
得られる。
を介してホルダーカムギア23に伝達され、ホルダーカ
ムギア23が回転するとそのカム面23aに沿ってホル
ダー19が被写体側とは反対側に繰り込まれる。こうし
て発光源部とフレネルレンズ21との間隔が段階的に広
がっていくことにより、各ズームポジション(ズーム
段)に対応したストロボ光の配光角とガイドナンバーが
得られる。
【0045】そして、図4および図5に示すワイド端ズ
ーム状態状態に達すると、不図示のズームポジション検
出SWによりワイドポジションを検知し、所定時間の経
過後、モータ6にブレーキ通電を行って鏡筒を停止さ
せ、鏡筒およびストロボをワイド端状態にて停止させ
る。
ーム状態状態に達すると、不図示のズームポジション検
出SWによりワイドポジションを検知し、所定時間の経
過後、モータ6にブレーキ通電を行って鏡筒を停止さ
せ、鏡筒およびストロボをワイド端状態にて停止させ
る。
【0046】次に、鏡筒がワイド端から沈胴状態に沈胴
動作する場合について説明する。図4および図5に示す
状態から、不図示のメインSWをOFFすると、沈胴状
態からワイド端に駆動する時とは逆に、連動カムギア3
5が図5において時計回り方向に回転し、そのカム面3
5aに沿ってレバー32が吸収バネ34を伴って図5に
おける反時計回り方向に回転する。
動作する場合について説明する。図4および図5に示す
状態から、不図示のメインSWをOFFすると、沈胴状
態からワイド端に駆動する時とは逆に、連動カムギア3
5が図5において時計回り方向に回転し、そのカム面3
5aに沿ってレバー32が吸収バネ34を伴って図5に
おける反時計回り方向に回転する。
【0047】そして、ラック29の当接面29aを吸収
バネ34の先端34aが押さえ込んでいくことにより、
セクタバネ30の付勢力に抗してラック29が下動し、
セクタギア28が図5において時計回り方向に回転し始
める。セクタギア28が時計回り方向への回転を続ける
と、その当接面28aがアーム26のストッパー26d
に当接するため、これ以降はアーム26がセクタギア2
8の回転に連動して時計回り方向に回転する。
バネ34の先端34aが押さえ込んでいくことにより、
セクタバネ30の付勢力に抗してラック29が下動し、
セクタギア28が図5において時計回り方向に回転し始
める。セクタギア28が時計回り方向への回転を続ける
と、その当接面28aがアーム26のストッパー26d
に当接するため、これ以降はアーム26がセクタギア2
8の回転に連動して時計回り方向に回転する。
【0048】アーム26が時計回り方向に回転し始める
と、カム24aに沿ってストロボケース15がポップダ
ウンし始める。
と、カム24aに沿ってストロボケース15がポップダ
ウンし始める。
【0049】こうして不図示のズームポジション検出S
Wにより沈胴ポジションを検知すると、一定時間経過
後、モータ6にブレーキ通電を行って鏡筒を停止させ、
図1および図2に示す沈胴およびポップダウン状態の状
態となり鏡筒とストロボがカメラに収納され撮影不可能
になる。
Wにより沈胴ポジションを検知すると、一定時間経過
後、モータ6にブレーキ通電を行って鏡筒を停止させ、
図1および図2に示す沈胴およびポップダウン状態の状
態となり鏡筒とストロボがカメラに収納され撮影不可能
になる。
【0050】次に、各ズームポジションでのフォーカス
時の動作について説明する。例えば、図4および図5に
示すワイド端ズーム状態において、連動カムギア35の
ストロボズームカム部35bとレバー32は図9の実線
位置、すなわちレバー32が第1配光角不変カム領域3
5b11の反時計回り方向端部近傍(無限遠側)に当接
する位置に位置している。
時の動作について説明する。例えば、図4および図5に
示すワイド端ズーム状態において、連動カムギア35の
ストロボズームカム部35bとレバー32は図9の実線
位置、すなわちレバー32が第1配光角不変カム領域3
5b11の反時計回り方向端部近傍(無限遠側)に当接
する位置に位置している。
【0051】この状態から至近側にフォーカシングを行
うと、鏡筒が駆動を開始し、ワイド端からテレ端へ駆動
する際と同様に、カム筒2、ドライブギア40、各連動
ギア36〜38を介して連動カムギア35が反時計回り
方向に回転する。至近までフォーカスすると、図9にお
ける点線位置まで連動カムギア35(ストロボズームカ
ム部35b)が回転するが、この時、レバー32はまだ
第1配光角不変カム領域35b16の時計回り方向端部
近傍に当接している。
うと、鏡筒が駆動を開始し、ワイド端からテレ端へ駆動
する際と同様に、カム筒2、ドライブギア40、各連動
ギア36〜38を介して連動カムギア35が反時計回り
方向に回転する。至近までフォーカスすると、図9にお
ける点線位置まで連動カムギア35(ストロボズームカ
ム部35b)が回転するが、この時、レバー32はまだ
第1配光角不変カム領域35b16の時計回り方向端部
近傍に当接している。
【0052】また、図6および図7に示すテレ端ズーム
状態において、連動カムギア35のストロボズームカム
部35bとレバー32は図10の実線位置、すなわちレ
バー32が第6配光角不変カム領域35b16の反時計
回り方向端部近傍(無限遠側)に当接する位置に位置し
ている。
状態において、連動カムギア35のストロボズームカム
部35bとレバー32は図10の実線位置、すなわちレ
バー32が第6配光角不変カム領域35b16の反時計
回り方向端部近傍(無限遠側)に当接する位置に位置し
ている。
【0053】この状態から至近側にフォーカシングを行
うと、鏡筒が駆動を開始し、ワイド端からテレ端へ駆動
する際と同様に、カム筒2、ドライブギア40、各連動
ギア36〜38を介して連動カムギア35が反時計回り
方向に回転する。至近までフォーカスすると、図10に
おける点線位置まで連動カムギア35(ストロボズーム
カム部35b)が回転するが、この時、レバー32はま
だ第6配光角不変カム領域35b11の時計回り方向端
部近傍に当接している。他の中間ズームポジションにて
フォーカシングを行う場合も同様である。
うと、鏡筒が駆動を開始し、ワイド端からテレ端へ駆動
する際と同様に、カム筒2、ドライブギア40、各連動
ギア36〜38を介して連動カムギア35が反時計回り
方向に回転する。至近までフォーカスすると、図10に
おける点線位置まで連動カムギア35(ストロボズーム
カム部35b)が回転するが、この時、レバー32はま
だ第6配光角不変カム領域35b11の時計回り方向端
部近傍に当接している。他の中間ズームポジションにて
フォーカシングを行う場合も同様である。
【0054】つまり、各ズームポジションにおいてフォ
ーカシングを行っても、レバー32とストロボズームカ
ム部35bとの当接位置はリフトが一定である各配光角
不変カム領域内で変化するだけであるため、レバー32
は回転しない。そして、レバー32が回転しなければホ
ルダー19が被写体側に繰り出したり、反対方向に繰り
込まれたりせず停止したままなので、配光角度やガイド
ナンバーがフォーカシングで変化することがない。
ーカシングを行っても、レバー32とストロボズームカ
ム部35bとの当接位置はリフトが一定である各配光角
不変カム領域内で変化するだけであるため、レバー32
は回転しない。そして、レバー32が回転しなければホ
ルダー19が被写体側に繰り出したり、反対方向に繰り
込まれたりせず停止したままなので、配光角度やガイド
ナンバーがフォーカシングで変化することがない。
【0055】(第2実施形態)図11および図12に
は、本発明の第2実施形態であるカメラにおけるストロ
ボ発光部内の構成を示している。なお、本実施形態のカ
メラの基本構成は第1実施形態と同じである。また、本
実施形態において、第1実施形態と共通する構成要素に
は第1実施形態と同符号を付して説明に代える。
は、本発明の第2実施形態であるカメラにおけるストロ
ボ発光部内の構成を示している。なお、本実施形態のカ
メラの基本構成は第1実施形態と同じである。また、本
実施形態において、第1実施形態と共通する構成要素に
は第1実施形態と同符号を付して説明に代える。
【0056】但し、上記第1実施形態では、ストロボの
ズーム駆動を行うカム(ストロボズームカム部35b)
がカメラ本体内に配置された連動カムギヤ35に一体的
に形成されている場合について説明したが、本実施形態
では、ストロボ発光部内に設けている。
ズーム駆動を行うカム(ストロボズームカム部35b)
がカメラ本体内に配置された連動カムギヤ35に一体的
に形成されている場合について説明したが、本実施形態
では、ストロボ発光部内に設けている。
【0057】すなわち、本実施形態では、ホルダーカム
ギア23を、第1実施形態におけるストロボズームカム
部35bと同様に形成している。
ギア23を、第1実施形態におけるストロボズームカム
部35bと同様に形成している。
【0058】本実施形態において、鏡筒がワイド端から
テレ端にズーミングする場合、ホルダーカムギア23′
は図11において反時計回り方向に回転し、ホルダーカ
ムギア23′とホルダー19の当接軸19aとの当接位
置が各配光角変更カム領域に移行するごとに、ホルダー
19が段階的に被写体方向に繰り出していくことにな
る。こうして発光源部とフレネルレンズ21との間隔が
段階的に狭まっていくことにより、各ズームポジション
(ズーム段)に対応したストロボ光の配光角とガイドナ
ンバーが得られる。
テレ端にズーミングする場合、ホルダーカムギア23′
は図11において反時計回り方向に回転し、ホルダーカ
ムギア23′とホルダー19の当接軸19aとの当接位
置が各配光角変更カム領域に移行するごとに、ホルダー
19が段階的に被写体方向に繰り出していくことにな
る。こうして発光源部とフレネルレンズ21との間隔が
段階的に狭まっていくことにより、各ズームポジション
(ズーム段)に対応したストロボ光の配光角とガイドナ
ンバーが得られる。
【0059】また、鏡筒がテレ端からワイド端にズーミ
ングする場合、ホルダーカムギア23′は図12におい
て時計回り方向に回転し、ホルダーカムギア23′とホ
ルダー19の当接軸19aとの当接位置が各配光角変更
カム領域に移行するごとに、ホルダー19が段階的に被
写体方向とは反対方向に繰り込まれていくことになる。
こうして発光源部とフレネルレンズ21との間隔が段階
的に広がっていくことにより、各ズームポジション(ズ
ーム段)に対応したストロボ光の配光角とガイドナンバ
ーが得られる。
ングする場合、ホルダーカムギア23′は図12におい
て時計回り方向に回転し、ホルダーカムギア23′とホ
ルダー19の当接軸19aとの当接位置が各配光角変更
カム領域に移行するごとに、ホルダー19が段階的に被
写体方向とは反対方向に繰り込まれていくことになる。
こうして発光源部とフレネルレンズ21との間隔が段階
的に広がっていくことにより、各ズームポジション(ズ
ーム段)に対応したストロボ光の配光角とガイドナンバ
ーが得られる。
【0060】一方、図11に実線で示すワイド端ズーム
・フォーカス無限遠状態から、至近側にフォーカシング
を行うと、鏡筒が駆動を開始し、ホルダーカムギア2
3′が反時計回り方向に回転する。至近までフォーカス
すると、図11の点線位置までホルダーカムギア23′
が回転するが、このフォーカシングの間、ホルダーカム
ギア23′とホルダー19の当接軸19aとの当接位置
は、ホルダーカムギア23′上の第1配光角不変カム領
域上で移動するだけである。
・フォーカス無限遠状態から、至近側にフォーカシング
を行うと、鏡筒が駆動を開始し、ホルダーカムギア2
3′が反時計回り方向に回転する。至近までフォーカス
すると、図11の点線位置までホルダーカムギア23′
が回転するが、このフォーカシングの間、ホルダーカム
ギア23′とホルダー19の当接軸19aとの当接位置
は、ホルダーカムギア23′上の第1配光角不変カム領
域上で移動するだけである。
【0061】また、図12に示すテレ端ズーム・フォー
カス無限遠状態から、至近側にフォーカシングを行う
と、鏡筒が駆動を開始し、ホルダーカムギア23′が反
時計回り方向に回転する。至近までフォーカスすると、
図12の点線位置までホルダーカムギア23′が回転す
るが、このフォーカシングの間に、ホルダーカムギア2
3′とホルダー19の当接軸19aとの当接位置は、ホ
ルダーカムギア23′上の第6配光角不変カム領域上で
移動するだけである。
カス無限遠状態から、至近側にフォーカシングを行う
と、鏡筒が駆動を開始し、ホルダーカムギア23′が反
時計回り方向に回転する。至近までフォーカスすると、
図12の点線位置までホルダーカムギア23′が回転す
るが、このフォーカシングの間に、ホルダーカムギア2
3′とホルダー19の当接軸19aとの当接位置は、ホ
ルダーカムギア23′上の第6配光角不変カム領域上で
移動するだけである。
【0062】つまり、各ズームポジションにおいてフォ
ーカシングを行っても、ホルダーカムギア23′とホル
ダー19の当接軸19aとの当接位置は、リフトが一定
である各配光角不変カム領域内で変化するだけであるた
め、ホルダー19は被写体側に繰り出したり、反対方向
に繰り込まれたりせず、停止したままである。したがっ
て、配光角度やガイドナンバーがフォーカシングで変化
することがない。
ーカシングを行っても、ホルダーカムギア23′とホル
ダー19の当接軸19aとの当接位置は、リフトが一定
である各配光角不変カム領域内で変化するだけであるた
め、ホルダー19は被写体側に繰り出したり、反対方向
に繰り込まれたりせず、停止したままである。したがっ
て、配光角度やガイドナンバーがフォーカシングで変化
することがない。
【0063】なお、ストロボ配光角度はホルダー19と
フレネルレンズ21との相対位置関係により調整される
ため、ストロボズームカム部をホルダー19を駆動する
ホルダーカムギア23′に組み込むことで、鏡筒とスト
ロボ発光部を連動させている各部品の製造誤差による配
光角度の調整不良等を抑えることができる。
フレネルレンズ21との相対位置関係により調整される
ため、ストロボズームカム部をホルダー19を駆動する
ホルダーカムギア23′に組み込むことで、鏡筒とスト
ロボ発光部を連動させている各部品の製造誤差による配
光角度の調整不良等を抑えることができる。
【0064】また、上記各実施形態では、ステップズー
ム鏡筒のズーミングとストロボ発光部の配光角変更駆動
との連動をフォーカス動作時には行わせないために、カ
ムを用いた場合について説明したが、同様の結果が得ら
れるものであればいかなる機構を用いても構わない。
ム鏡筒のズーミングとストロボ発光部の配光角変更駆動
との連動をフォーカス動作時には行わせないために、カ
ムを用いた場合について説明したが、同様の結果が得ら
れるものであればいかなる機構を用いても構わない。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
いわゆるステップズームタイプのカメラにおいて、撮影
レンズのズーミングに連動させてストロボ発光部の配光
角度を変化させ、撮影レンズのフォーカシング時にはス
トロボ発光部の配光角度を不変とする配光角連動機構を
設けたので、撮影レンズのズーミング状態に対応して常
に適切なストロボ配光角度が得られる一方、フォーカシ
ング状態が変化してもストロボ配光角度が変化せず、フ
ォーカシングによってストロボ撮影に影響が生じること
がないようにすることができる。
いわゆるステップズームタイプのカメラにおいて、撮影
レンズのズーミングに連動させてストロボ発光部の配光
角度を変化させ、撮影レンズのフォーカシング時にはス
トロボ発光部の配光角度を不変とする配光角連動機構を
設けたので、撮影レンズのズーミング状態に対応して常
に適切なストロボ配光角度が得られる一方、フォーカシ
ング状態が変化してもストロボ配光角度が変化せず、フ
ォーカシングによってストロボ撮影に影響が生じること
がないようにすることができる。
【0066】なお、配光角連動機構として、ストロボ発
光部の配光角度を変化させるためにリフト量が変化する
配光角変更カム領域とリフト量が一定である配光角不変
カム領域とが交互に形成された配光角駆動カム部材を用
いることによって、簡単な構成で上記効果を得ることが
できる。
光部の配光角度を変化させるためにリフト量が変化する
配光角変更カム領域とリフト量が一定である配光角不変
カム領域とが交互に形成された配光角駆動カム部材を用
いることによって、簡単な構成で上記効果を得ることが
できる。
【0067】また、この配光角駆動カム部材を、配光角
連動機構を構成するギヤ部材と一体に形成すれば、部品
点数を少なくし、低コスト化および小型化を図ることが
できる。
連動機構を構成するギヤ部材と一体に形成すれば、部品
点数を少なくし、低コスト化および小型化を図ることが
できる。
【0068】また、ストロボ発光部がカメラ本体に対し
て収納・突出可能である場合に、配光角駆動カム部材を
カメラ本体内に配置すれば、配光角駆動カム部材をカメ
ラ本体により支持等されることができ、配光角駆動カム
部材の専用の支持部材等を不要とすることができる。し
たがって、カメラのより低コスト化および小型化を図る
ことができる。
て収納・突出可能である場合に、配光角駆動カム部材を
カメラ本体内に配置すれば、配光角駆動カム部材をカメ
ラ本体により支持等されることができ、配光角駆動カム
部材の専用の支持部材等を不要とすることができる。し
たがって、カメラのより低コスト化および小型化を図る
ことができる。
【0069】また、ストロボ発光部がカメラ本体に対し
て収納・突出可能である場合に、配光角駆動カム部材を
ストロボ発光部内における特にストロボズーム機構の近
くに配置すれば、部品の製造誤差等による配光角度の撮
影レンズズーム状態に対するずれを小さくすることがで
きる。
て収納・突出可能である場合に、配光角駆動カム部材を
ストロボ発光部内における特にストロボズーム機構の近
くに配置すれば、部品の製造誤差等による配光角度の撮
影レンズズーム状態に対するずれを小さくすることがで
きる。
【0070】さらに、配光角連動機構を、レンズ駆動機
構の回転運動をカメラ本体の天地方向の直線運動に変換
し、さらにこの直線運動をストロボ光軸方向の直線運動
に変換することによりストロボ発光部の配光角度を変化
させるものとすれば、レンズ駆動機構とストロボ発光部
とを連動させる機構を効率よくカメラ内に配置すること
ができる。
構の回転運動をカメラ本体の天地方向の直線運動に変換
し、さらにこの直線運動をストロボ光軸方向の直線運動
に変換することによりストロボ発光部の配光角度を変化
させるものとすれば、レンズ駆動機構とストロボ発光部
とを連動させる機構を効率よくカメラ内に配置すること
ができる。
【0071】また、配光角変更機構の少なくとも一部
が、撮影レンズの収納・突出動作にストロボ発光部の収
納・突出動作を連動させる機構を兼ねる構成とすれば、
ストロボ発光部の収納・突出機能と配光角変更機構とを
併せ持ちながら、部品点数が少なく、コンパクトなカメ
ラを実現することができる。
が、撮影レンズの収納・突出動作にストロボ発光部の収
納・突出動作を連動させる機構を兼ねる構成とすれば、
ストロボ発光部の収納・突出機能と配光角変更機構とを
併せ持ちながら、部品点数が少なく、コンパクトなカメ
ラを実現することができる。
【図1】本発明の第1実施形態であるカメラの鏡筒沈胴
状態での構成を示す正面図。
状態での構成を示す正面図。
【図2】上記カメラの鏡筒沈胴状態での構成を示す側面
図。
図。
【図3】上記カメラの鏡筒沈胴状態での構成を示す底面
図。
図。
【図4】上記カメラの鏡筒ワイド端状態での構成を示す
正面図。
正面図。
【図5】上記カメラの鏡筒ワイド端状態での構成を示す
側面図。
側面図。
【図6】上記カメラの鏡筒テレ端状態での構成を示す正
面図。
面図。
【図7】上記カメラの鏡筒テレ端状態での構成を示す側
面図。
面図。
【図8】上記カメラに用いられる連動カムギヤにおける
ストロボズームカム部の詳細形状を示す説明図。
ストロボズームカム部の詳細形状を示す説明図。
【図9】上記カメラのワイド端でのフォーカス時におけ
るストロボズームカム部の動作説明図。
るストロボズームカム部の動作説明図。
【図10】上記カメラのテレ端でのフォーカス時におけ
るストロボズームカム部の動作説明図。
るストロボズームカム部の動作説明図。
【図11】本発明の第2実施形態であるカメラのストロ
ボ発光部におけるワイド端でのフォーカス時のストロボ
ズームカム部の動作説明図。
ボ発光部におけるワイド端でのフォーカス時のストロボ
ズームカム部の動作説明図。
【図12】上記第2実施形態のストロボ発光部における
テレ端でのフォーカス時のストロボズームカム部の動作
説明図。
テレ端でのフォーカス時のストロボズームカム部の動作
説明図。
【図13】上記第1および第2実施形態のカメラにおけ
るカム筒の展開図。
るカム筒の展開図。
【符号の説明】 1 固定筒 2 カム筒 3 ドライブギア 6 モータ 13 クラッチ機構 14 カメラ本体 15 ストロボケース 16 キセノン管 17 反射笠 18 ライトガイド 19 ホルダー 23 ホルダーカムギヤ 26 アーム 28 セクタギア 29 ラック 32 レバー 35 連動カムギア 35b ストロボズームカム部
Claims (8)
- 【請求項1】 ズーム駆動カム領域とフォーカス駆動カ
ム領域とが交互に形成されたカム部材を用いて撮影レン
ズの段階的なズーミングおよび各ズーム段でのフォーカ
シングを行うレンズ駆動機構と、 配光角度を可変としたストロボ発光部と、 前記レンズ駆動機構における前記撮影レンズのズーミン
グのための動作に連動させて前記ストロボ発光部の配光
角度を変化させ、前記レンズ駆動機構における前記撮影
レンズのフォーカシングのための動作時には前記ストロ
ボ発光部の配光角度を不変とする配光角連動機構を有す
ることを特徴とするカメラ。 - 【請求項2】 前記配光角連動機構を、前記ストロボ発
光部の配光角度を変化させるためにリフト量が変化する
配光角変更カム領域とリフト量が一定である配光角不変
カム領域とが交互に形成された配光角駆動カム部材を用
いて構成したことを特徴とする請求項1に記載のカメ
ラ。 - 【請求項3】 前記配光角駆動カム部材は、前記配光角
連動機構を構成するギヤ部材と一体に形成されているこ
とを特徴とする請求項2に記載のカメラ。 - 【請求項4】 前記ストロボ発光部がカメラ本体に対し
て収納・突出可能であり、 前記配光角駆動カム部材をカメラ本体内に配置したこと
を特徴とする請求項2又は3に記載のカメラ。 - 【請求項5】 前記ストロボ発光部がカメラ本体に対し
て収納・突出可能であり、 前記配光角駆動カム部材を前記ストロボ発光部内に配置
したことを特徴とする請求項2又は3に記載のカメラ。 - 【請求項6】 前記ストロボ発光部は、発光源とこの発
光源の光軸方向前方に配置されたフレネルレンズとを有
して構成されており、 前記発光源を前記フレネルレンズに対して光軸方向前後
に移動させることによりストロボ光の配光角度が変更さ
れることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載
のカメラ。 - 【請求項7】 前記配光角連動機構は、前記レンズ駆動
機構の回転運動をカメラ本体の天地方向の直線運動に変
換し、さらにこの直線運動をストロボ光軸方向の直線運
動に変換することにより前記ストロボ発光部の配光角度
を変化させることを特徴とする請求項1から6のいずれ
かに記載のカメラ。 - 【請求項8】 前記ストロボ発光部がカメラ本体に対し
て収納・突出可能であるとともに、前記撮影レンズのカ
メラ本体に対する収納・突出動作に前記ストロボ発光部
の収納・突出動作が連動する構成となっており、 前記配光角変更機構の少なくとも一部が、前記撮影レン
ズの収納・突出動作に前記ストロボ発光部の収納・突出
動作を連動させる機構を兼ねていることを特徴とする請
求項1から7のいずれかに記載のカメラ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000022723A JP2001215577A (ja) | 2000-01-31 | 2000-01-31 | カメラ |
US09/766,709 US6519418B2 (en) | 2000-01-31 | 2001-01-22 | Camera capable of varying luminous intensity distribution angle of flash device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000022723A JP2001215577A (ja) | 2000-01-31 | 2000-01-31 | カメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001215577A true JP2001215577A (ja) | 2001-08-10 |
Family
ID=18548987
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000022723A Pending JP2001215577A (ja) | 2000-01-31 | 2000-01-31 | カメラ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6519418B2 (ja) |
JP (1) | JP2001215577A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20100094198A (ko) * | 2009-02-18 | 2010-08-26 | 삼성전자주식회사 | 구동 모터를 구비한 전자기기용 팝업 조립체 및 이를 포함하는 디지털 촬영 장치 |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001066672A (ja) * | 1999-08-26 | 2001-03-16 | Canon Inc | 照射角可変照明装置、及びそれを用いた撮影装置 |
JP4736204B2 (ja) * | 2001-02-28 | 2011-07-27 | ブラザー工業株式会社 | ギアチェンジ装置およびそれを使用した通信装置 |
US20040105674A1 (en) * | 2002-12-02 | 2004-06-03 | Premier Image Technology Corporation | Method making use of several times of flashes to detect distance and luminance of target |
US20050046739A1 (en) * | 2003-08-29 | 2005-03-03 | Voss James S. | System and method using light emitting diodes with an image capture device |
JP5506589B2 (ja) * | 2010-08-02 | 2014-05-28 | キヤノン株式会社 | 撮像装置及びその制御方法、プログラム、並びに記録媒体 |
TW201235764A (en) | 2011-02-22 | 2012-09-01 | Hon Hai Prec Ind Co Ltd | Flash module structure |
MX2021013131A (es) * | 2019-04-30 | 2021-11-25 | Ntt Docomo Inc | Aparato de comunicacion y metodo de comunicacion. |
CN112034663B (zh) * | 2020-08-14 | 2022-01-11 | 张峻峰 | 一种用于电视节目录制的可调焦式摄影灯 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA1312231C (en) * | 1986-05-12 | 1993-01-05 | Keisuke Haraguchi | Lens shutter camera including zoom lens |
US5543875A (en) * | 1991-03-14 | 1996-08-06 | Nikon Corporation | Multi-motor camera for normal and trimming photography having variable focal length photographing lens and finder and variable illuminating angle flash device |
JP3864441B2 (ja) * | 1995-10-18 | 2006-12-27 | 株式会社ニコン | レンズ鏡筒及びカメラシステム |
-
2000
- 2000-01-31 JP JP2000022723A patent/JP2001215577A/ja active Pending
-
2001
- 2001-01-22 US US09/766,709 patent/US6519418B2/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20100094198A (ko) * | 2009-02-18 | 2010-08-26 | 삼성전자주식회사 | 구동 모터를 구비한 전자기기용 팝업 조립체 및 이를 포함하는 디지털 촬영 장치 |
KR101596220B1 (ko) * | 2009-02-18 | 2016-02-22 | 삼성전자주식회사 | 구동 모터를 구비한 전자기기용 팝업 조립체 및 이를 포함하는 디지털 촬영 장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20010033745A1 (en) | 2001-10-25 |
US6519418B2 (en) | 2003-02-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3312345B2 (ja) | コンバータレンズを内蔵したレンズ鏡胴 | |
JP2002099030A (ja) | カメラ | |
JP2010139634A (ja) | 撮像装置の光学素子駆動機構、および撮像装置 | |
JP5573198B2 (ja) | レンズ鏡筒及び撮影装置 | |
US7194203B2 (en) | Lens barrel, photographic apparatus, and optical apparatus | |
US4951074A (en) | Camera having zoom strobe device | |
JP2010026163A (ja) | レンズ鏡筒、光学機器 | |
JP2002031832A (ja) | カメラ | |
WO2010008015A1 (ja) | レンズ鏡筒、光学機器 | |
JP2001215577A (ja) | カメラ | |
JP2008233575A (ja) | レンズ鏡胴、カメラ、携帯型情報端末装置および画像入力装置 | |
JP3181747B2 (ja) | カメラ | |
US6600877B2 (en) | Zoom interlocking mechanism for camera | |
US20020071669A1 (en) | Interconnection device of zoom camera | |
JP2001066673A (ja) | カメラ | |
JP2007033961A (ja) | レンズ駆動装置 | |
JPH1164707A (ja) | ズームレンズ鏡筒 | |
JP3342480B2 (ja) | レンズ鏡筒 | |
JPH09211516A (ja) | カメラの焦点距離可変レンズ | |
JPH0618777A (ja) | カメラ | |
JP2001100282A (ja) | ストロボ装置の集光パネル | |
JP2010026164A (ja) | レンズ鏡筒、光学機器 | |
JPH08122612A (ja) | レンズ移動機構のカムの構造 | |
JP2003222777A (ja) | ズーム連動機構 | |
JP3739549B2 (ja) | ストロボ付き可変焦点カメラ |