JP2001194669A - 液晶表示パネル - Google Patents
液晶表示パネルInfo
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 所定の視角で液晶表示パネルを見た時、どの
方向から見ても良好な表示特性が得られ、表示品質が向
上した液晶表示パネルを提供する。 【解決手段】 偏光方向が直交する2枚の偏光板21,
24の間に、視覚補償部材22と、透明絶縁基板間に液
晶32が封入された液晶パネル23とを有する液晶表示
パネルにおいて、視覚補償部材22は液晶層を挟むよう
それぞれ液晶層と偏光板21,24の間に配置し、か
つ、各視覚補償部材の光軸は互いに直交させ、透明絶縁
基板に対して液晶分子が傾く配向方向を0°とした時
に、一方の偏光板の吸収軸の角度φaが45度となり、
この偏光板に近接する視覚補償部材の光軸が−45度と
なるようにする。
方向から見ても良好な表示特性が得られ、表示品質が向
上した液晶表示パネルを提供する。 【解決手段】 偏光方向が直交する2枚の偏光板21,
24の間に、視覚補償部材22と、透明絶縁基板間に液
晶32が封入された液晶パネル23とを有する液晶表示
パネルにおいて、視覚補償部材22は液晶層を挟むよう
それぞれ液晶層と偏光板21,24の間に配置し、か
つ、各視覚補償部材の光軸は互いに直交させ、透明絶縁
基板に対して液晶分子が傾く配向方向を0°とした時
に、一方の偏光板の吸収軸の角度φaが45度となり、
この偏光板に近接する視覚補償部材の光軸が−45度と
なるようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶表示パネルに関
し、特に、ツイストネマチック型液晶を用いた表示パネ
ルにおいて視角補正パネルを用いて視野特性を向上させ
た液晶表示パネルに関する。液晶を用いた液晶表示装置
は薄型、軽量という特徴から近年、ポケットテレビ、ラ
ップトップコンピュータ等の表示器として使用範囲が広
がっている。また、アクティブマトリクス型液晶表示パ
ネルの進歩に伴い、アクティブマトリクス型液晶表示パ
ネルに使用されているツイストネマチック型液晶の視角
特性の向上が望まれている。
し、特に、ツイストネマチック型液晶を用いた表示パネ
ルにおいて視角補正パネルを用いて視野特性を向上させ
た液晶表示パネルに関する。液晶を用いた液晶表示装置
は薄型、軽量という特徴から近年、ポケットテレビ、ラ
ップトップコンピュータ等の表示器として使用範囲が広
がっている。また、アクティブマトリクス型液晶表示パ
ネルの進歩に伴い、アクティブマトリクス型液晶表示パ
ネルに使用されているツイストネマチック型液晶の視角
特性の向上が望まれている。
【0002】
【従来の技術】図1(a) は従来の液晶表示装置において
薄膜トランジスタ(TFT)と組み合わせて使用される
ツイストネマチック(TN)型液晶表示パネル90の構
成を示すものである。図において91は90°左回りに
ツイストさせたTN型液晶をガラス基板で挟み込んだ液
晶パネルであり、92,93はこの液晶パネル91の上
下に設けられた偏光方向が直交する偏光板である。な
お、液晶パネル91には液晶パネル駆動用のTFTに接
続する走査電極、データ電極、並びに共通電極は図示し
ていない。
薄膜トランジスタ(TFT)と組み合わせて使用される
ツイストネマチック(TN)型液晶表示パネル90の構
成を示すものである。図において91は90°左回りに
ツイストさせたTN型液晶をガラス基板で挟み込んだ液
晶パネルであり、92,93はこの液晶パネル91の上
下に設けられた偏光方向が直交する偏光板である。な
お、液晶パネル91には液晶パネル駆動用のTFTに接
続する走査電極、データ電極、並びに共通電極は図示し
ていない。
【0003】図1(b) は図1(a) の構成の液晶表示パネ
ルの透過光量−印加電圧特性 (T−V特性) を示す線図
である。この特性から分かるように、電圧が印加されて
いない時には透過光量が大きく、電圧が印加されると透
過光量が小さくなる。従って、従来はこの透過光量の状
態変化を利用して表示が行われていた。
ルの透過光量−印加電圧特性 (T−V特性) を示す線図
である。この特性から分かるように、電圧が印加されて
いない時には透過光量が大きく、電圧が印加されると透
過光量が小さくなる。従って、従来はこの透過光量の状
態変化を利用して表示が行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図1
(a) に示すような構成の液晶表示パネルの場合、液晶表
示パネルの表示面に垂直な法線Hに対して所定の角度を
持たせた方向Vから液晶表示パネルを見た時、即ち、あ
る視角をもって液晶表示パネルを見た時、視角により生
じる液晶内の光路差により、光の偏光状態が変化し、図
1(b) に破線で示すようにT−V特性が変化し、見る方
向によっては黒表示が白っぽくなってコントラストがと
れないという問題があった。
(a) に示すような構成の液晶表示パネルの場合、液晶表
示パネルの表示面に垂直な法線Hに対して所定の角度を
持たせた方向Vから液晶表示パネルを見た時、即ち、あ
る視角をもって液晶表示パネルを見た時、視角により生
じる液晶内の光路差により、光の偏光状態が変化し、図
1(b) に破線で示すようにT−V特性が変化し、見る方
向によっては黒表示が白っぽくなってコントラストがと
れないという問題があった。
【0005】本発明の目的は、前記従来の液晶表示パネ
ルの有する課題を解消し、液晶表示パネルの表示面に対
して所定の視角をもって液晶表示パネルを見た時、どの
方向から液晶表示パネルを見ても良好な表示特性が得ら
れ、表示品質が向上した液晶表示パネルを提供すること
にある。
ルの有する課題を解消し、液晶表示パネルの表示面に対
して所定の視角をもって液晶表示パネルを見た時、どの
方向から液晶表示パネルを見ても良好な表示特性が得ら
れ、表示品質が向上した液晶表示パネルを提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明の第1の形態の液晶表示パネルは、偏光方向が直交す
る2枚の偏光板の間に、視覚補償部材と、透明絶縁基板
間に液晶が封入された液晶パネルとが備えられた液晶表
示パネルであって、視覚補償部材は液晶層を挟むようそ
れぞれ液晶層と偏光板の間に配置されてなり、かつ、各
視覚補償部材の光軸は互いに直交しており、透明絶縁基
板に対して液晶分子が傾く配向方向を0°とした時に、
一方の偏光板の吸収軸の角度φaが45度であり、この
偏光板に近接する視覚補償部材の光軸が−45度である
ことを特徴としている。
明の第1の形態の液晶表示パネルは、偏光方向が直交す
る2枚の偏光板の間に、視覚補償部材と、透明絶縁基板
間に液晶が封入された液晶パネルとが備えられた液晶表
示パネルであって、視覚補償部材は液晶層を挟むようそ
れぞれ液晶層と偏光板の間に配置されてなり、かつ、各
視覚補償部材の光軸は互いに直交しており、透明絶縁基
板に対して液晶分子が傾く配向方向を0°とした時に、
一方の偏光板の吸収軸の角度φaが45度であり、この
偏光板に近接する視覚補償部材の光軸が−45度である
ことを特徴としている。
【0007】この場合、視角補償部材を一軸あるいは二
軸に延伸したフィルムから構成することができる。ま
た、視角補償部材の液晶パネル面と垂直な方向の屈折率
を液晶パネル面と平行な方向の屈折率に比べて小さいも
のとすることができる。前記目的を達成する本発明の第
2の形態の液晶表示パネルは、偏光方向が直交する2枚
の偏光板を備え、これらの偏光板の間に、少なくとも1
枚の視角補償材と、ツイスト配向する液晶が封入された
液晶パネルとを備えた液晶表示パネルであって、視角補
償部材は、2n(nは自然数)枚の直線位相子が積層さ
れてなり、各直線位相子の光軸が180°/2n間隔の
方位に分配されたものであり、かつ、液晶パネル面と垂
直な方向の屈折率が液晶パネル面と平行な方向の屈折率
に比べて小さいものであり、液晶パネルの透明絶縁基板
に固有のラビング方向に、前記直線位相子のいずれかの
光軸を設置したことを特徴としている。
軸に延伸したフィルムから構成することができる。ま
た、視角補償部材の液晶パネル面と垂直な方向の屈折率
を液晶パネル面と平行な方向の屈折率に比べて小さいも
のとすることができる。前記目的を達成する本発明の第
2の形態の液晶表示パネルは、偏光方向が直交する2枚
の偏光板を備え、これらの偏光板の間に、少なくとも1
枚の視角補償材と、ツイスト配向する液晶が封入された
液晶パネルとを備えた液晶表示パネルであって、視角補
償部材は、2n(nは自然数)枚の直線位相子が積層さ
れてなり、各直線位相子の光軸が180°/2n間隔の
方位に分配されたものであり、かつ、液晶パネル面と垂
直な方向の屈折率が液晶パネル面と平行な方向の屈折率
に比べて小さいものであり、液晶パネルの透明絶縁基板
に固有のラビング方向に、前記直線位相子のいずれかの
光軸を設置したことを特徴としている。
【0008】本発明の液晶表示パネルによれば、偏光板
と液晶パネルとの間に挿入した少なくとも1枚の視角特
性補償板により、斜め方向に入射する光の複屈折が視角
特性補償板により打ち消されるので、液晶パネルに斜め
に入射した光は直交する偏光板によって遮光される。こ
の結果、視角特性補償板を挿入した本発明の液晶表示パ
ネルでは、液晶表示パネルの法線に対してどの斜めの方
向から見ても表示色が黒色に保持され、視角特性が向上
する。
と液晶パネルとの間に挿入した少なくとも1枚の視角特
性補償板により、斜め方向に入射する光の複屈折が視角
特性補償板により打ち消されるので、液晶パネルに斜め
に入射した光は直交する偏光板によって遮光される。こ
の結果、視角特性補償板を挿入した本発明の液晶表示パ
ネルでは、液晶表示パネルの法線に対してどの斜めの方
向から見ても表示色が黒色に保持され、視角特性が向上
する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下添付図面を用いて本発明の実
施形態を具体的な実施例に基づいて詳細に説明する。図
2は本発明の液晶表示パネル20の一実施例の構成を示
す組立斜視図である。図において21, 24は偏光板、
22は屈折率の異方性を有する視角補償板、23はTN
型液晶パネルである。ここで、a,dは偏光板21と偏
光板24の偏光方向、b,cは液晶パネル23の上側の
ガラス基板の配向膜のラビング方向、下側のガラス基板
の配向膜のラビング方向である。
施形態を具体的な実施例に基づいて詳細に説明する。図
2は本発明の液晶表示パネル20の一実施例の構成を示
す組立斜視図である。図において21, 24は偏光板、
22は屈折率の異方性を有する視角補償板、23はTN
型液晶パネルである。ここで、a,dは偏光板21と偏
光板24の偏光方向、b,cは液晶パネル23の上側の
ガラス基板の配向膜のラビング方向、下側のガラス基板
の配向膜のラビング方向である。
【0010】この実施例では視角補償板22として、ポ
リエチレンテレフタレート、あるいはポリカーボネイト
のフィルムを二軸延伸あるいは多軸延伸したものを用い
ている。また、このような多軸延伸のものは、均一性の
実現が困難なことが多いため、後述する実施例に示すよ
うに、一軸延伸フィルムを多数枚その延伸方向を異なら
せて重ねることにより多軸延伸を実現することができ
る。また、液晶および視角補償板22の屈折率の異方性
Δnと厚みdの積Δn・dは、0.55μmあるいは
1.1μm程度に設定した。
リエチレンテレフタレート、あるいはポリカーボネイト
のフィルムを二軸延伸あるいは多軸延伸したものを用い
ている。また、このような多軸延伸のものは、均一性の
実現が困難なことが多いため、後述する実施例に示すよ
うに、一軸延伸フィルムを多数枚その延伸方向を異なら
せて重ねることにより多軸延伸を実現することができ
る。また、液晶および視角補償板22の屈折率の異方性
Δnと厚みdの積Δn・dは、0.55μmあるいは
1.1μm程度に設定した。
【0011】以上のように構成された視角補償板22
は、視角の変化によるコントラストの変化を抑える働き
をする。その原理を以下に図3および図4を用いて説明
する。なお、この実施例ではノーマリホワイトモードの
黒の視角特性、つまり、液晶分子が立っている状態での
視角特性の改善について説明する。図3に示すように、
液晶パネル23中の液晶分子32が立っている状態で
は、液晶パネル23の複屈折の状態は図示のようになっ
ており、液晶パネル面と平行方向の屈折率n2 ’と
n3 ’は同一で、液晶パネル面に垂直方向のn1 ' が大
きくなっている。これを斜めから見ると、この屈折率の
値が変化してしまい、光に対して複屈折効果が働いてし
まう。これに対して、前述のように構成した視角補償板
22を液晶分子32が立った状態の液晶パネル23の上
側に重ねる。この時、視角補償板22のフィルム分子3
1は、液晶パネル面と平行方向の屈折率n2とn3 が同
一で大きく、液晶パネル面に垂直方向のn1 が小さくな
っている。
は、視角の変化によるコントラストの変化を抑える働き
をする。その原理を以下に図3および図4を用いて説明
する。なお、この実施例ではノーマリホワイトモードの
黒の視角特性、つまり、液晶分子が立っている状態での
視角特性の改善について説明する。図3に示すように、
液晶パネル23中の液晶分子32が立っている状態で
は、液晶パネル23の複屈折の状態は図示のようになっ
ており、液晶パネル面と平行方向の屈折率n2 ’と
n3 ’は同一で、液晶パネル面に垂直方向のn1 ' が大
きくなっている。これを斜めから見ると、この屈折率の
値が変化してしまい、光に対して複屈折効果が働いてし
まう。これに対して、前述のように構成した視角補償板
22を液晶分子32が立った状態の液晶パネル23の上
側に重ねる。この時、視角補償板22のフィルム分子3
1は、液晶パネル面と平行方向の屈折率n2とn3 が同
一で大きく、液晶パネル面に垂直方向のn1 が小さくな
っている。
【0012】ここで、視角補償板22と液晶分子32が
立った状態の液晶パネル23に対して光33が斜めに入
射する場合を考える。このとき、視角補償板22と液晶
分子32の屈折率は図4(a) に示すような形の楕円3
4,35として表せる。これを平面に描くと図4(b) の
ようになり、この図から屈折率nA と屈折率nB ' 、お
よび屈折率nB と屈折率nA ' がそれぞれ同一になって
いることが分かる。そして、このような状態では、本来
屈折率nA ' と屈折率nB ' の値の差で生じるはずの複
屈折が打ち消される。このため、図2の液晶表示パネル
に入射した光33は、直交する偏光板21, 24により
遮断され、全視角方向から見て表示は黒色に保持され
る。
立った状態の液晶パネル23に対して光33が斜めに入
射する場合を考える。このとき、視角補償板22と液晶
分子32の屈折率は図4(a) に示すような形の楕円3
4,35として表せる。これを平面に描くと図4(b) の
ようになり、この図から屈折率nA と屈折率nB ' 、お
よび屈折率nB と屈折率nA ' がそれぞれ同一になって
いることが分かる。そして、このような状態では、本来
屈折率nA ' と屈折率nB ' の値の差で生じるはずの複
屈折が打ち消される。このため、図2の液晶表示パネル
に入射した光33は、直交する偏光板21, 24により
遮断され、全視角方向から見て表示は黒色に保持され
る。
【0013】図5はツイストネマチック型液晶パネル2
3の片側に挿入する視角補償板22を、4枚の直線位相
子221〜224 で構成した実施例の液晶表示パネル
20Aの構成を示す組立斜視図である。この実施例で
は、4枚の直線位相子221〜224はそれぞれ位相差
フィルムで構成し、そのΔn・dを0.3μmとし、
x,z方向の屈折率nx,nz の比nz /nx は1とし
た。また、液晶パネル(駆動パネル)23のΔn・dは
0.52μmとした。
3の片側に挿入する視角補償板22を、4枚の直線位相
子221〜224 で構成した実施例の液晶表示パネル
20Aの構成を示す組立斜視図である。この実施例で
は、4枚の直線位相子221〜224はそれぞれ位相差
フィルムで構成し、そのΔn・dを0.3μmとし、
x,z方向の屈折率nx,nz の比nz /nx は1とし
た。また、液晶パネル(駆動パネル)23のΔn・dは
0.52μmとした。
【0014】更に、この実施例では液晶のツイスト角を
0°以上とし、駆動パネル23の透明絶縁基板に固有の
ラビング方向を2分割する方向を0°とし、視角補償板
22の積層側から反対側への液晶のツイスト方向を正方
向としたときに、視角補償板積層側の偏光板21の吸収
軸の角度φaを45°とし、反対側の偏光板24の吸収
軸をこれと直交させる(吸収軸の角度φp は135°)
。そして、位相差フィルム222の光軸を−45°と
し、位相差フィルム221,222の光軸を直交させ、
位相差フィルム224 の光軸を90°とし、位相差フ
ィルム223,224の光軸も直交させる。即ち、4枚
の位相差フィルム221〜224はその光軸が45°間
隔になるように積層する。
0°以上とし、駆動パネル23の透明絶縁基板に固有の
ラビング方向を2分割する方向を0°とし、視角補償板
22の積層側から反対側への液晶のツイスト方向を正方
向としたときに、視角補償板積層側の偏光板21の吸収
軸の角度φaを45°とし、反対側の偏光板24の吸収
軸をこれと直交させる(吸収軸の角度φp は135°)
。そして、位相差フィルム222の光軸を−45°と
し、位相差フィルム221,222の光軸を直交させ、
位相差フィルム224 の光軸を90°とし、位相差フ
ィルム223,224の光軸も直交させる。即ち、4枚
の位相差フィルム221〜224はその光軸が45°間
隔になるように積層する。
【0015】図5の構成の液晶表示パネル20Aでは、
電圧印加時、ツイストネマチック液晶は垂直に配向して
(nx =ny ) <nz に近い屈折率をもつようになる。
この状態では、 (nx =ny ) >nz の屈折率を持つ補
償板で視角による偏光状態の変化を打ち消すことが可能
になる。 (nx =ny ) >nz の屈折率を持つ補償板
は、4枚の位相差フィルム 221〜224を図5に示
すように、その光軸が45°間隔になるように積層する
ことによって実現することができる。
電圧印加時、ツイストネマチック液晶は垂直に配向して
(nx =ny ) <nz に近い屈折率をもつようになる。
この状態では、 (nx =ny ) >nz の屈折率を持つ補
償板で視角による偏光状態の変化を打ち消すことが可能
になる。 (nx =ny ) >nz の屈折率を持つ補償板
は、4枚の位相差フィルム 221〜224を図5に示
すように、その光軸が45°間隔になるように積層する
ことによって実現することができる。
【0016】図6および図7は、図5のように構成され
た液晶表示パネル20Aの視角特性と、図1(a) に示し
た従来の液晶表示パネル90の視角特性とを比較して示
すものである。この場合、液晶表示パネルを眺める方向
は、法線H方向に対する角度φ=40°の方向であり、
液晶表示パネルに対して前述の駆動パネルの透明絶縁基
板に固有のラビング方向を2分割する方向を0°とした
時に、0°、90°、180°、270°の角度 (上下
左右方向) から見た視角特性を図6に示し、45°、1
35°、225°、315°の角度 (斜め方向) から見
た視角特性を図7に示す。
た液晶表示パネル20Aの視角特性と、図1(a) に示し
た従来の液晶表示パネル90の視角特性とを比較して示
すものである。この場合、液晶表示パネルを眺める方向
は、法線H方向に対する角度φ=40°の方向であり、
液晶表示パネルに対して前述の駆動パネルの透明絶縁基
板に固有のラビング方向を2分割する方向を0°とした
時に、0°、90°、180°、270°の角度 (上下
左右方向) から見た視角特性を図6に示し、45°、1
35°、225°、315°の角度 (斜め方向) から見
た視角特性を図7に示す。
【0017】図6から分かるように、液晶表示パネルの
上下左右方向からの視角特性は、視角補償板22を備え
た図5の液晶表示パネル20Aの方が、視角補償板22
の無い従来の液晶表示パネル90に比べて、そのT−V
特性において印加電圧が高い時の透過率が低く、コント
ラストが良い。一方、図7における液晶表示パネルの斜
め方向からの視角特性は、視角補償板22を備えた図5
の液晶表示パネル20Aの方は、そのT−V特性におい
て印加電圧が高い時の透過率が上下左右方向からの値と
変わらないのに対し、視角補償板22の無い従来の液晶
表示パネル90では、そのT−V特性において印加電圧
が高い時の透過率が視角補償板22が有るものより低く
なっている。
上下左右方向からの視角特性は、視角補償板22を備え
た図5の液晶表示パネル20Aの方が、視角補償板22
の無い従来の液晶表示パネル90に比べて、そのT−V
特性において印加電圧が高い時の透過率が低く、コント
ラストが良い。一方、図7における液晶表示パネルの斜
め方向からの視角特性は、視角補償板22を備えた図5
の液晶表示パネル20Aの方は、そのT−V特性におい
て印加電圧が高い時の透過率が上下左右方向からの値と
変わらないのに対し、視角補償板22の無い従来の液晶
表示パネル90では、そのT−V特性において印加電圧
が高い時の透過率が視角補償板22が有るものより低く
なっている。
【0018】このように、図5の液晶表示パネル20A
のコントラストは、液晶表示パネルのどの方向から見て
も変化しないのに対し、視角補償板22の無い従来の液
晶表示パネルでは、見る方向によってコントラストが良
くなったり悪くなったりして視角特性が悪いことが分か
る。図8(a) は図5の液晶表示パネル20Aにおける前
述の角度φ (透明絶縁基板に固有のラビング方向を2分
割する方向を0°) を変化させて液晶パネルを見た時
の、コントラストC.R.(印加電圧Voff =0Vでの
透過率をVonでの透過率で割った値) の変化を示すもの
である。図8(b) は従来の液晶表示パネル90における
同特性を比較のために示すものである。両図の比較か
ら、Vonの値を大きくしても、従来の液晶表示パネルで
は所定の方向から見たコントラストが悪いのに対し、図
5の実施例の液晶表示パネルではVonの値を大きくする
と、どの方向から見ても良好なコントラストが得られる
ことが分かる。
のコントラストは、液晶表示パネルのどの方向から見て
も変化しないのに対し、視角補償板22の無い従来の液
晶表示パネルでは、見る方向によってコントラストが良
くなったり悪くなったりして視角特性が悪いことが分か
る。図8(a) は図5の液晶表示パネル20Aにおける前
述の角度φ (透明絶縁基板に固有のラビング方向を2分
割する方向を0°) を変化させて液晶パネルを見た時
の、コントラストC.R.(印加電圧Voff =0Vでの
透過率をVonでの透過率で割った値) の変化を示すもの
である。図8(b) は従来の液晶表示パネル90における
同特性を比較のために示すものである。両図の比較か
ら、Vonの値を大きくしても、従来の液晶表示パネルで
は所定の方向から見たコントラストが悪いのに対し、図
5の実施例の液晶表示パネルではVonの値を大きくする
と、どの方向から見ても良好なコントラストが得られる
ことが分かる。
【0019】なお、図5の実施例では、直線位相子積層
側の偏光板21の吸収軸の角度を45°とし、反対側の
偏光板24の吸収軸をこれと直交させているが、偏光板
21と24の位置を入れ換え、直線位相子積層側の偏光
板21の吸収軸の角度を135°とし、反対側の偏光板
24の吸収軸をこれと直交させるようにしても良い。図
9は偏光板21と24の位置を入れ換え、直線位相子積
層側の偏光板21の吸収軸の角度を135°とし、反対
側の偏光板24の吸収軸をこれと直交させ、かつ位相差
フィルム221 と222の位置を入れ換えた液晶表示
パネルにおける前述の角度φを変化させて液晶パネルを
見た時のコントラストC.R.の変化を示すものであ
る。この場合もVonの値を大きくすると、どの方向から
見ても良好なコントラストが得られることが分かる。
側の偏光板21の吸収軸の角度を45°とし、反対側の
偏光板24の吸収軸をこれと直交させているが、偏光板
21と24の位置を入れ換え、直線位相子積層側の偏光
板21の吸収軸の角度を135°とし、反対側の偏光板
24の吸収軸をこれと直交させるようにしても良い。図
9は偏光板21と24の位置を入れ換え、直線位相子積
層側の偏光板21の吸収軸の角度を135°とし、反対
側の偏光板24の吸収軸をこれと直交させ、かつ位相差
フィルム221 と222の位置を入れ換えた液晶表示
パネルにおける前述の角度φを変化させて液晶パネルを
見た時のコントラストC.R.の変化を示すものであ
る。この場合もVonの値を大きくすると、どの方向から
見ても良好なコントラストが得られることが分かる。
【0020】また、以上の実施例において、視角補償板
221,222と視角補償板223,224とを角度を
一定にして交換しても良く、さらに、視角補償板22
1,222、あるいは視角補償板223,224の何れ
かを駆動パネル23の反対側に位置させても良い。図1
0は図5に示す液晶表示パネル20Aにおいて、位相差
フィルム223,224を駆動パネル23と偏光板24
の間に移動した時のφ−コントラスト特性を示すもので
ある。この場合はVonの値を大きくすると、視角補償板
22が視角補償板22の片側に位置する場合に比べれば
φ−コントラスト特性は劣るが、従来に比べれば良好な
コントラストが得られることが分かる。
221,222と視角補償板223,224とを角度を
一定にして交換しても良く、さらに、視角補償板22
1,222、あるいは視角補償板223,224の何れ
かを駆動パネル23の反対側に位置させても良い。図1
0は図5に示す液晶表示パネル20Aにおいて、位相差
フィルム223,224を駆動パネル23と偏光板24
の間に移動した時のφ−コントラスト特性を示すもので
ある。この場合はVonの値を大きくすると、視角補償板
22が視角補償板22の片側に位置する場合に比べれば
φ−コントラスト特性は劣るが、従来に比べれば良好な
コントラストが得られることが分かる。
【0021】図11は図12に示す液晶表示パネル20
Bにおいて、前述の角度φを変化させて液晶パネルを見
た時のコントラストC.R.の変化を示すものである。
図11の実施例は、図5の実施例において、位相差フィ
ルム221,222を無くして視角補償板22を、位置
を入れ換えた位相差フィルム223,224で構成する
と共に、偏光板21と偏光板24の位置を交換したもの
である。この場合もVonの値を大きくすると、視角補償
板22が4枚の位相差フィルムで構成されている場合に
比べれば劣るが、どの方向から見ても良好なコントラス
トが得られることが分かる。
Bにおいて、前述の角度φを変化させて液晶パネルを見
た時のコントラストC.R.の変化を示すものである。
図11の実施例は、図5の実施例において、位相差フィ
ルム221,222を無くして視角補償板22を、位置
を入れ換えた位相差フィルム223,224で構成する
と共に、偏光板21と偏光板24の位置を交換したもの
である。この場合もVonの値を大きくすると、視角補償
板22が4枚の位相差フィルムで構成されている場合に
比べれば劣るが、どの方向から見ても良好なコントラス
トが得られることが分かる。
【0022】なお、直線位相子積層側の偏光板21の吸
収軸の角度を45°とし、反対側の偏光板24の吸収軸
をこれと直交させても良い。
収軸の角度を45°とし、反対側の偏光板24の吸収軸
をこれと直交させても良い。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明の液晶表示パ
ネルによれば、視角の違いにより生じる液晶パネル内部
の偏光状態の変化をなくすことができ、視角特性の向上
に寄与するところが大きい。また、本発明の液晶表示パ
ネルによれば、液晶分子の配向方向、偏光板の吸収軸と
フィルムの光軸との関係を互いに対称の関係としている
ため、フィルムの位置合わせを厳密に行わなくても良く
なり、製造性が向上するという効果がある。
ネルによれば、視角の違いにより生じる液晶パネル内部
の偏光状態の変化をなくすことができ、視角特性の向上
に寄与するところが大きい。また、本発明の液晶表示パ
ネルによれば、液晶分子の配向方向、偏光板の吸収軸と
フィルムの光軸との関係を互いに対称の関係としている
ため、フィルムの位置合わせを厳密に行わなくても良く
なり、製造性が向上するという効果がある。
【図1】(a) は従来の液晶表示パネルの構成を示す組立
斜視図、(b) は(a) の印加電圧−透過光量特性を示す特
性図である。
斜視図、(b) は(a) の印加電圧−透過光量特性を示す特
性図である。
【図2】図2は本発明の液晶表示パネルの一実施例の構
成を示す組立斜視図である。
成を示す組立斜視図である。
【図3】図3は図2のフィルム分子と液晶分子の屈折率
の状態を示す説明図である。
の状態を示す説明図である。
【図4】図4(a) ,(b) は図3の状態のフィルム分子と
液晶分子に光が入射した時の屈折率の状態を示す説明図
である。
液晶分子に光が入射した時の屈折率の状態を示す説明図
である。
【図5】図5は本発明の液晶表示パネルの具体的な実施
例の構成を示す組立斜視図である。
例の構成を示す組立斜視図である。
【図6】図6(a) ,(b) は図5の液晶表示パネルの上下
左右方向の視角特性と従来の液晶表示パネルの上下左右
方向の視角特性を示す特性図である。
左右方向の視角特性と従来の液晶表示パネルの上下左右
方向の視角特性を示す特性図である。
【図7】図7(a) ,(b) は図5の液晶表示パネルの斜め
方向の視角特性と従来の液晶表示パネルの斜め方向の視
角特性を示す特性図である。
方向の視角特性と従来の液晶表示パネルの斜め方向の視
角特性を示す特性図である。
【図8】図8(a) ,(b) は図5の液晶表示パネルと従来
の液晶表示パネルのφ−コントラスト特性を示す特性図
である。
の液晶表示パネルのφ−コントラスト特性を示す特性図
である。
【図9】図9は図5の液晶表示パネルにおいて偏光板お
よび位相差フィルムの位置を入れ換えた時のφ−コント
ラスト特性を示す特性図である。
よび位相差フィルムの位置を入れ換えた時のφ−コント
ラスト特性を示す特性図である。
【図10】図10は図5に示す液晶表示パネルにおい
て、4枚の位相差フィルムのうちの2枚の位相差フィル
ムを駆動パネル23の反対側に移動した時のφ−コントラ
スト特性を示す特性図である。
て、4枚の位相差フィルムのうちの2枚の位相差フィル
ムを駆動パネル23の反対側に移動した時のφ−コントラ
スト特性を示す特性図である。
【図11】図11は図5の液晶表示パネルにおいて偏光
板および位相差フィルムの位置を入れ換えると共に、視
角補償板の数を2枚にした時のφ−コントラスト特性を
示す特性図である。
板および位相差フィルムの位置を入れ換えると共に、視
角補償板の数を2枚にした時のφ−コントラスト特性を
示す特性図である。
【図12】図12は図5の液晶表示パネルにおいて偏光
板の位置を入れ換えたると共に、視角補償板の数を2枚
にした液晶表示パネルの構成を示す組立斜視図である。
板の位置を入れ換えたると共に、視角補償板の数を2枚
にした液晶表示パネルの構成を示す組立斜視図である。
20,20A,20B…本発明の液晶表示パネル 21…偏光板 22…視角補償板 23…液晶パネル (駆動パネル) 24…偏光板 32…液晶分子 221〜224…位相差フィルム (直線位相子)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 公昭 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 偏光方向が直交する2枚の偏光板の間
に、視覚補償部材と、透明絶縁基板間に液晶が封入され
た液晶パネルとが備えられた液晶表示パネルであって、 前記視覚補償部材は液晶層を挟むようそれぞれ液晶層と
偏光板の間に配置されてなり、かつ、各視覚補償部材の
光軸は互いに直交しており、 前記透明絶縁基板に対して液晶分子が傾く配向方向を0
°とした時に、一方の偏光板の吸収軸の角度φaが45
度であり、この偏光板に近接する視覚補償部材の光軸が
−45度であることを特徴とする液晶パネル。 - 【請求項2】 前記視角補償部材が一軸あるいは二軸に
延伸したフィルムから構成されることを特徴とする請求
項1に記載の液晶表示パネル。 - 【請求項3】 前記視角補償部材の前記液晶パネル面と
垂直な方向の屈折率が液晶パネル面と平行な方向の屈折
率に比べて小さいものであることを特徴とする請求項1
に記載の液晶表示パネル。 - 【請求項4】 偏光方向が直交する2枚の偏光板を備
え、これらの偏光板の間に、少なくとも1枚の視角補償
材と、ツイスト配向する液晶が封入された液晶パネルと
を備えた液晶表示パネルであって、 前記視角補償部材は、2n(nは自然数)枚の直線位相
子が積層されてなり、各直線位相子の光軸が180°/
2n間隔の方位に分配されたものであり、 かつ、液晶パネル面と垂直な方向の屈折率が液晶パネル
面と平行な方向の屈折率に比べて小さいものであり、 前記液晶パネルの透明絶縁基板に固有のラビング方向
に、前記直線位相子のいずれかの光軸を設置したことを
特徴とする液晶表示パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000338161A JP2001194669A (ja) | 2000-11-06 | 2000-11-06 | 液晶表示パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000338161A JP2001194669A (ja) | 2000-11-06 | 2000-11-06 | 液晶表示パネル |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2218092A Division JPH04101119A (ja) | 1990-08-21 | 1990-08-21 | 液晶表示パネル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001194669A true JP2001194669A (ja) | 2001-07-19 |
Family
ID=18813414
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000338161A Pending JP2001194669A (ja) | 2000-11-06 | 2000-11-06 | 液晶表示パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001194669A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006211450A (ja) * | 2005-01-31 | 2006-08-10 | Patent Section:Kk | テレビジョン受像機 |
-
2000
- 2000-11-06 JP JP2000338161A patent/JP2001194669A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006211450A (ja) * | 2005-01-31 | 2006-08-10 | Patent Section:Kk | テレビジョン受像機 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020129 |