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JP2001192455A - 4級アンモニウム塩含有ポリシロキサン、その製造方法及び繊維処理剤組成物 - Google Patents

4級アンモニウム塩含有ポリシロキサン、その製造方法及び繊維処理剤組成物

Info

Publication number
JP2001192455A
JP2001192455A JP2000330669A JP2000330669A JP2001192455A JP 2001192455 A JP2001192455 A JP 2001192455A JP 2000330669 A JP2000330669 A JP 2000330669A JP 2000330669 A JP2000330669 A JP 2000330669A JP 2001192455 A JP2001192455 A JP 2001192455A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ammonium salt
quaternary ammonium
group
represented
general formula
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000330669A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Omura
直樹 大村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Etsu Chemical Co Ltd filed Critical Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority to JP2000330669A priority Critical patent/JP2001192455A/ja
Publication of JP2001192455A publication Critical patent/JP2001192455A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 下記一般式(1)で示される単位を少な
くとも1個含む4級アンモニウム塩含有ポリシロキサ
ン。 【化1】 (式中、R1は置換又は非置換の炭素数1〜20の1価
有機基、R2は4級アンモニウム塩を少なくとも1個含
む1価有機基であり、R3は−OR1で表わされるオルガ
ノオキシ基、pは2≦p≦2,000の正数を表わ
す。) 【効果】 本発明の4級アンモニウム塩含有ポリシロキ
サンは、各種繊維又は繊維製品に優れた抗菌性、柔軟性
及び耐洗濯性を付与する繊維処理剤組成物として幅広く
使用されるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、抗菌性を有し、各
種繊維又は繊維製品に優れた柔軟性及び耐洗濯性を付与
する繊維処理剤組成物の主成分として有効な4級アンモ
ニウム塩含有ポリシロキサン及びその製造方法並びに繊
維処理剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
各種繊維又は繊維製品に抗菌性を付与するための処理剤
として、3−(トリメトキシシリル)プロピルジメチル
オクタデシルアンモニウムクロライドに代表される4級
アンモニウム塩含有シランが広く使用されている。この
ものは、毒性が低く、肌に対しての刺激性や過敏性がほ
とんどなく、綿等の天然系繊維に対しては優れた耐洗濯
性を示すという特徴がある反面、ポリエステル、ナイロ
ン等の合成繊維に対しては耐洗濯性が十分ではないとい
う欠点がある。また、4級アンモニウム塩含有シランは
固体であることから、メタノール等のアルコール溶液と
して供給する必要があり、そのために運送面のコストが
問題となっており、また塗工時にメタノールが揮発する
ために、環境汚染のおそれがあり、引火等の危険があり
安全面に欠けるという問題があった。
【0003】これらの欠点を補うために、特開平6−1
01174号公報では側鎖に4級アンモニウム塩を持つ
ポリシロキサンが、特開平6−298775号公報では
両末端に4級アンモニウム塩を持つ化合物が提案されて
いる。しかし、これらのシロキサンを作るための中間体
はいずれも製造工程が複雑で高価であり、得られたシロ
キサンも繊維への吸着性を4級アンモニウム塩基のみに
頼るために、耐洗濯性が不十分であるという欠点を有す
る。
【0004】本発明は上記事情に鑑みなされたもので、
抗菌性に優れ、また繊維処理剤組成物の主成分として配
合した場合、繊維又は繊維製品に対して洗濯後でも良好
な柔軟性を与えることができる新規な4級アンモニウム
塩含有ポリシロキサン、その安価な製造方法、及びこの
ポリシロキサンを主成分とする繊維処理剤組成物を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明者らは上記目的を達成すべく鋭意検討した結果、本
発明に到達した。即ち、本発明者らはα,ω−ジヒドロ
キシジメチルシロキサンと4級アンモニウム塩含有トリ
アルコキシシランを脱アルコール反応させることにより
得られた4級アンモニウム塩をシロキサン骨格にもった
新規ポリシロキサンが、比較的製造し易く安価な原料か
ら合成可能であり、シロキサン骨格とアルコキシ基の両
方を兼ね備えているため、繊維に対しての吸着性が優れ
ており、耐洗濯性にも優れていること、アルコールを含
まないために安全性も優れており、またアミノプロピル
アミノトリアルコキシシラン、N−アミノエチル−3−
アミノプロピルトリアルコキシシラン等のアミノシラン
を併用することにより、アミノ基と4級アンモニウム塩
含有基の両方を骨格に含むシロキサンが得られ、更にこ
の化合物を用いることにより、柔軟処理と抗菌処理が同
時に行えるという利点を付与することができることを見
出した。
【0006】なお、4級アンモニウム塩をシロキサン骨
格にもったシロキサンは特公昭49−11760号公報
に例示されているが、これは整泡剤として使用されるも
のであり、更にポリマー中には耐洗濯性を付与するのに
必要なアルコキシ基を含んでおらず、合成法も脱アルコ
ール反応を利用したものではなく、全く異なるものであ
る。
【0007】従って、本発明は、第一に、下記一般式
(1)で示される単位を少なくとも1個含む4級アンモ
ニウム塩含有ポリシロキサンを提供する。
【0008】
【化5】 (式中、R1は置換又は非置換の炭素数1〜20の1価
有機基、R2は4級アンモニウム塩を少なくとも1個含
む1価有機基であり、R3は−OR1で表わされるオルガ
ノオキシ基、pは2≦p≦2,000の正数を表わ
す。)
【0009】また、第二に、下記一般式(2)で示され
る末端基を少なくとも1個含む4級アンモニウム塩含有
ポリシロキサンを提供する。
【化6】 (式中、R1,R2,R3,pは上記と同様の意味を示
す。aは0又は1である。)
【0010】更に、第三に、(A)下記一般式(5)
【化7】 (式中、R1,pは上記と同様の意味を示す。)で示さ
れるオルガノポリシロキサンと、(B)下記一般式
(6)
【化8】 (式中、R1,R2,R3は上記と同様の意味を示す。a
は0又は1である。)で示されるオルガノシランとを脱
アルコール反応させることを特徴とする上記4級アンモ
ニウム塩含有ポリシロキサンの製造方法を提供し、第三
に、上記4級アンモニウム塩含有ポリシロキサンを主成
分として含有する繊維処理剤組成物を提供する。
【0011】以下、本発明につき更に詳しく説明する。
本発明の4級アンモニウム塩含有ポリシロキサンは、下
記一般式(1)で示される単位及び/又は下記一般式
(2)で示される末端基を少なくとも1個含むものであ
る。
【0012】
【化9】 (式中、R1は置換又は非置換の炭素数1〜20の1価
有機基、R2は4級アンモニウム塩を少なくとも1個含
む1価有機基であり、R3は−OR1で表わされるオルガ
ノオキシ基、pは2≦p≦2,000の正数を表わ
す。)
【0013】
【化10】 (式中、R1,R2,R3,pは上記と同様の意味を示
す。aは0又は1である。)
【0014】上記R1の有機基としては、非置換又は置
換1価炭化水素基が挙げられ、炭素数1〜20、特に1
〜3であるものである。本発明のオルガノポリシロキサ
ンにおけるR1の具体例としては、メチル基、エチル
基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、
オクチル基、デシル基、ドデシル基、テトラデシル基、
オクタデシル基、エイコシル基などのアルキル基、ビニ
ル基、アリル基、プロペニル基、ブテニル基、ヘキセニ
ル基などのアルケニル基、フェニル基、トリル基などの
アリール基、ベンジル基、フェニルエチル基、フェニル
プロピル基等のアラルキル基、シクロペンチル基、シク
ロヘキシル基などのシクロアルキル基、或いはこれらの
炭素原子に結合した水素原子の一部又は全部をハロゲン
原子で置換したクロロメチル基、トリフルオロプロピル
基、クロロフェニル基等のハロゲン化アルキル基、ハロ
ゲン化フェニル基等のハロゲン化アリール基などを挙げ
ることができる。これらの中で、特に90モル%以上が
メチル基、フェニル基、トリフルオロプロピル基である
ことが好ましい。
【0015】更に、R1のアルキル基等の1価炭化水素
基は、その水素原子の一部をアミノ基、アルキルアミノ
基などの窒素含有1価有機基で置換したものであっても
よく、また、NH基、NCH3基、NC25基等の窒素
含有2価有機基が介在したものであってもよい。
【0016】R2は、4級アンモニウム塩を少なくとも
1個有する1価有機基であり、下記一般式(3) −CH2CH2CH2+456Cl- (3) (式中、R4,R5は互いに同一又は異種の炭素数1〜3
の1価炭化水素基、R6は炭素数1〜30の1価炭化水
素基である。)で示されるものが例示され、特に下記一
般式(4) −CH2CH2CH2+(CH32n2n+1Cl- (4) (式中、nは12〜24の正数を表わす。)で示される
ものが好ましい。
【0017】なお、R4,R5及びR6の1価炭化水素基
としては、先に述べたR1で例示したもののうち、それ
ぞれ炭素数1〜3及び炭素数1〜30のものが挙げられ
る。
【0018】R2として特に好ましいものは、下記のも
のである。 −CH2CH2CH2+(CH321837Cl- −CH2CH2CH2+(CH32CH265Cl-
【0019】また、R3は−OR1で表わされるオルガノ
オキシ基であり、特に炭素数1〜6のアルコキシ基であ
ることが好ましい。R3の具体例としてはメトキシ基、
エトキシ基、プロポキシ基等が挙げられるが、メトキシ
基が最も好ましい。
【0020】pは2≦p≦2,000の正数を表わす。
好ましくはpは2以上、特には10以上であり、また
2,000以下、好ましくは1,000以下、より好ま
しくは100以下である。pが大きすぎると、4級アン
モニウム塩の含有量が低下し、そのため抗菌性が低下す
る。
【0021】なお、一般式(1)で示される単位を少な
くとも1個含む4級アンモニウム塩含有ポリシロキサン
の末端基は任意であり、ジアルキルヒドロキシシリル
基、トリアルキルシリル基、アルキルジアルコキシシリ
ル基、ジアルキルアルコキシ基等が例示されるが、安定
性の点からジアルキルヒドロキシシリル基、トリアルキ
ルシリル基、アルキルジアルコキシシリル基が好まし
く、特に上記一般式(2)で示される基とすることが好
ましい。
【0022】本発明のポリシロキサンとしては、下記一
般式(I)で示されるものを挙げることができる。
【0023】
【化11】 (但し、R’は−SiR1 2OH,−SiR1 23,−S
iR13 2,−SiR1 a 23 2-a等が挙げられ、2個の
R’は互いに同一でも異なっていてもよい。qは0〜3
0、好ましくは1〜30、特に1,2又は3であるが、
一分子中に少なくとも1個のR2及びR3を有する。な
お、R1,R2,R3,pは上記と同様の意味を示す。)
【0024】一般式(1)で示される単位を少なくとも
1個含む4級アンモニウム塩含有ポリシロキサンの例と
しては下記のものが例示される。
【0025】
【化12】
【0026】
【化13】
【0027】本発明の4級アンモニウム塩含有ポリシロ
キサンは、(A)下記一般式(5)で示される両末端水
酸基封鎖オルガノポリシロキサンと、(B)下記一般式
(6)で示される4級アンモニウム塩含有オルガノシラ
ンとを脱アルコール反応させることにより得ることがで
きる。
【0028】
【化14】 (式中、R1,R2,R3,p,aは上記と同様の意味を
示す。)
【0029】一般式(5)中、pは、上述した通り、2
≦p≦2,000の正数である。pが2より小さいとシ
ラノールが不安定であるために、(B)成分との反応と
平行に縮合反応が起こり、その結果サイクリックスが副
生する。R1は上述した通りであるが、特に90モル%
以上がメチル基、フェニル基、トリフルオロプロピル基
であることが好ましい。具体的には下記式で示されるも
のが例示される。
【0030】
【化15】
【0031】一般式(6)中、R2,R3は一般式(1)
で示されるものと同一であり、R2として、(A)成分
との反応性に優れ、抗菌性が高く、合成が容易な上記一
般式(3) −CH2CH2CH2+456Cl- (3) であるものが好ましく、中でも −CH2CH2CH2+(CH321837Cl- が好ましい。
【0032】R3としては脱アルコール反応が進行し易
いメトキシ基が最も好ましく、式(6)で示される4級
アンモニウム塩含有オルガノシランの具体例としては、
以下に示されるものが例示される。 (CH3O)3SiCH2CH2CH2+(CH3218
37Cl- (CH3O)3SiCH2CH2CH2+(CH32CH2
65Cl-
【0033】一般式(6)で示されるシランの他に、
(C)成分として以下に示されるようなアミノシランを
併用することも任意であり、それらのアミノシランとし
ては、以下に示されるものが例示される。 (CH3O)3SiCH2CH2CH2NH2 (CH3O)3SiCH2CH2CH2NHCH2CH2NH2 (CH3O)3SiCH2CH2CH2NHCH2CH2NH
CH2CH2NH2
【化16】
【0034】(A)成分と(B)成分の反応条件は、
(A)成分のシラノールの反応性、(B)成分のオルガ
ノオキシ基、特にアルコキシ基の反応性にもよるが、一
般に50〜180℃の反応温度で、3〜20時間行うこ
とが好ましい。この反応により、容易に一般式(1)で
示される4級アンモニウム塩含有ポリシロキサンを得る
ことができる。
【0035】なお、(B)成分の4級アンモニウム塩
は、通常メタノール等のアルコール溶液となっているた
め、アルコール溶液中で反応させたり、アルコールを除
去してから、反応させることが必要である。効率よく反
応を進行させるためには、系内からアルコールを除去し
ながら反応させることが好ましい。
【0036】(A)、(B)成分の他に、前述した
(C)成分のアミノシランを併用することも可能であ
り、これにより脱アルコール反応の促進が可能である。
溶媒は特に必要ないが、(A)成分の粘度が高い場合、
もしくは生成物の粘度が高い場合は、トルエン、キシレ
ン等の溶媒を用いて反応を行っても差し支えない。
【0037】(A)成分と(B)成分は、(A)/
(B)が2より大きい場合は、4級アンモニウム塩を含
有しないポリシロキサンが多く残ってしまうために好ま
しくなく、また、0.5より小さいと、4級アンモニウ
ムシランが残留してしまうために好ましくは0.5≦
(A)/(B)≦2.0である。
【0038】更に得られたポリシロキサンの4級窒素原
子含有量は、0.05重量%を下回ると、十分な抗菌効
果を発揮できないために、0.05重量%以上であるこ
とが好ましい。
【0039】アミノ基含有ポリシロキサンを有機酸、無
機酸、エポキシ化合物と反応させることにより変性する
ことは通常行われており、本発明において得られる4級
アンモニウム塩含有ポリシロキサンにおいても、
(A)、(B)成分の他に、前述したアミノシランを併
用した場合においては、有機酸、無機酸、エポキシ化合
物により変性することは任意である。例えば、NH又は
NH2の水素原子の1個又は2個をCOR(Rは炭素数
1〜10のアルキル基)で置換し、或いはCH2CH
(OH)CH2O(C24O)n7(R7は水素原子又は
炭素数1〜8のアルキル基等の1価炭化水素基、nは0
〜10の正数である)で置換するため、有機酸、無機
酸、エポキシ化合物により変性することは任意である。
有機酸としては、蟻酸、酢酸、無水酢酸、プロパン酸等
が例示され、好ましくは酢酸、無水酢酸である。無機酸
の例としては、塩酸、燐酸等が挙げられる。
【0040】エポキシ化合物の例としては下記一般式
(8)で示されるものが例示される。
【0041】
【化17】 (式中、R8は水素原子又は炭素数1〜8のアルキル基
等の1価炭化水素基であり、mは0〜10の正数であ
る。) なお、R8は水素原子又はブチル基であることが好まし
い。
【0042】本発明の4級アンモニウム塩含有ポリシロ
キサンを用いた繊維処理剤組成物としては、トルエン、
キシレン、n−ヘキサン、n−ヘプタン、メチルエチル
ケトン、メチルイソブチルケトン、酢酸エチル、酢酸ブ
チル、ミネラルターベンなどの有機溶剤に溶解させたも
のとするか、或いはノニオン系、アニオン系、カチオン
系、両性系界面活性剤などを用いて乳化物とするもので
ある。これらの乳化剤として特に限定はないが、例えば
非イオン性界面活性剤としては、エトキシ化高級アルコ
ール、エトキシ化アルキルフェノール、多価アルコール
脂肪酸エステル、エトキシ化多価アルコール脂肪酸エス
テル、エトキシ化脂肪酸、エトキシ化脂肪酸アミド、ソ
ルビトール、ソルビタン脂肪酸エステル、エトキシ化ソ
ルビタン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル等が挙
げられ、そのHLBは5〜20の範囲内にあることが好
ましく、特に10〜16の範囲内であることが好まし
い。また、アニオン性乳化剤の例としては、高級アルコ
ール硫酸エステル塩、アルキルフェニルエーテル硫酸エ
ステル塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、高級アルコ
ールリン酸エステル塩、エトキシ化高級アルコール硫酸
エステル塩、エトキシ化アルキルフェニルエーテル硫酸
エステル塩、エトキシ化高級アルコールリン酸塩等が挙
げられ、カチオン性乳化剤の例としては、アルキルトリ
メチルアンモニウムクロライド、アルキルアミン塩酸
塩、ココナットアミンアセテート、アルキルアミンアセ
テート、アルキルベンゼンジメチルアンモニウムクロラ
イド等が挙げられる。両性界面活性剤としては、例え
ば、N−アシルアミドプロピル−N,N−ジメチルアン
モニオベタイン類、N−アシルアミドプロピル−N,
N’−ジメチル−N’−β−ヒドロキシプロピルアンモ
ニオベタイン類等が例示される。また、その使用量は、
4級アンモニウム塩含有ポリシロキサン100重量部に
対して5〜50重量部が好ましく、より好ましくは10
〜30重量部である。また乳化の際の水の使用量は、4
級アンモニウム塩含有ポリシロキサン純分濃度が10〜
80重量%となるようにすればよく、好ましくは20〜
60重量%となるような量である。
【0043】上記の乳化物は従来公知の方法で得ること
ができ、本発明におけるオルガノポリシロキサンと界面
活性剤を混合し、これをホモミキサー、ホモジナイザ
ー、コロイドミル、ラインミキサー、万能混合機(商品
名)、ウルトラミキサー(商品名)、プラネタリーミキ
サー(商品名)、コンビミックス(商品名)、三本ロー
ルミキサーなどの乳化機で乳化すればよい。
【0044】また、本発明の繊維処理剤組成物は、その
特性を阻害しない範囲で他の添加剤として、例えば、防
しわ剤、難燃剤、帯電防止剤、酸化防止剤、防腐剤、防
錆剤等を添加しても何ら差し支えない。
【0045】本発明の繊維処理剤組成物を用いて各種繊
維又は繊維製品を処理する際には、この組成物の乳化物
を所定の濃度に調整し、浸漬、スプレー、ロールコート
等により繊維に付着させる。付着量は繊維の種類により
異なり特に限定されないが、4級アンモニウム塩含有ポ
リシロキサン付着量として0.01〜10重量%の範囲
とするのが一般的である。次いで熱風吹き付け、加熱炉
等で乾燥させればよい。繊維の種類によっても異なる
が、乾燥は100〜150℃、2〜5分の範囲で行えば
よい。
【0046】また、本発明の繊維処理剤組成物で処理可
能な繊維又は繊維製品についても特に限定はなく、綿、
絹、麻、ウール、アンゴラ、モヘア等の天然繊維、ポリ
エステル、ナイロン、アクリル、スパンデックス等の合
成繊維に対しても全て有効である。また、その形態、形
状にも制限はなく、ステープル、フィラメント、トウ、
糸等の様な原材料形状に限らず、織物、編み物、詰め
綿、不織布等の多様な加工形態のものも本発明の繊維処
理剤組成物の処理可能な対象となる。
【0047】
【発明の効果】本発明の4級アンモニウム塩含有ポリシ
ロキサンは、各種繊維又は繊維製品に優れた抗菌性、柔
軟性及び耐洗濯性を付与する繊維処理剤組成物として幅
広く使用されるものである。
【0048】
【実施例】以下、実施例及び比較例を示し、本発明を具
体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限される
ものではない。なお、下記の例において粘度は全て25
℃における値である。 <29Si−NMRによる構造解析>サンプル1.65
g、トルエン1.50g、ベンゼン−d60.20g、
緩和試薬としてのトリス−(2,4−ペンタンジオネー
ト)クロミウム0.04gを均一に溶解し、直径10m
mのサンプルチューブに満たし、Lambda 300
WB(JEOL)を用い、600〜3,000回積算す
ることにより29Si−NMRのピークを観測した。
【0049】[合成例1]メカニカル撹拌羽根、冷却管
及び温度計を備えた1,000mlガラスフラスコに、
(A)成分として下記平均構造式(9)で示されるα,
ω−ジヒドロキシジメチルシロキサン308.3g
(0.100mol)及び(B)成分として3−(トリ
メトキシシリル)プロピルジメチルオクタデシルアンモ
ニウムクロライドの固形分38%のメタノール溶液26
1.1g(0.200mol)を仕込み、70℃におい
て、メタノール還流下で2時間反応させた。次に、エス
テルアダプターを取り付け、窒素通気下でメタノールを
留去した。その後、液温を120℃とし、窒素通気下で
4時間撹拌した。反応終了後、高粘稠な無色透明の油状
物が得られた(A−1)。得られた生成物について、29
Si−NMRによる構造同定を行ったところ、帰属は表
1に示すようなものであった。
【0050】
【化18】
【0051】
【表1】
【0052】この分析結果と反応経路から、3−(トリ
メトキシシリル)プロピルジメチルオクタデシルアンモ
ニウムクロライドの95%がシロキサンポリマーと反応
し、下記平均構造式(10)で示される構造として60
%、下記平均構造式(11)で示される構造として35
%含有するものであることが判った。揮発分、回転粘度
の測定結果を表3に示す。
【0053】
【化19】
【0054】[合成例2]エステルアダプター、冷却管
及び温度計を備えた500mlガラスフラスコに(A)
成分として上記平均構造式(9)で示される予め脱水を
行ったα,ω−ジヒドロキシジメチルシロキサン30
8.3g(0.050mol)及び(C)成分としてN
−β−(アミノエチル)−γ−アミノプロピルメチルジ
メトキシシラン10.3g(0.050mol)を仕込
み、120℃で2時間反応させた。エステルアダプター
には脱メタノール反応によるメタノールの留出がみられ
た。冷却後、(B)成分として3−(トリメトキシシリ
ル)プロピルジメチルオクタデシルアンモニウムクロラ
イドの固形分38%のメタノール溶液32.7g(0.
025mol)を仕込み、70℃において、メタノール
還流下で4時間反応させ、次いで、窒素通気下でメタノ
ールを留去し、その後、液温を120℃とし、窒素通気
下で2時間撹拌した。反応終了後、粘稠な無色透明の油
状物が得られた(A−2)。得られた生成物について、
29Si−NMRによる構造同定を行ったところ、平均的
に下記平均構造式(12)で示されるものであることが
判った。
【0055】
【化20】
【0056】[合成例3]エステルアダプター、冷却管
及び温度計を備えた500mlガラスフラスコに(A)
成分として上記平均構造式(9)で示される予め脱水を
行ったα,ω−ジヒドロキシジメチルシロキサン30
8.3g(0.050mol)及び(C)成分としてN
−β−(アミノエチル)−γ−アミノプロピルメチルト
リメトキシシラン5.56g(0.025mol)を仕
込み、120℃で2時間反応させた。エステルアダプタ
ーには脱メタノール反応によるメタノールの留出がみら
れた。冷却後、(B)成分として3−(トリメトキシシ
リル)プロピルジメチルオクタデシルアンモニウムクロ
ライドの固形分38%のメタノール溶液130.6g
(0.100mol)を仕込み、窒素通気下でメタノー
ルを留去した。その後、液温を120℃とし、窒素通気
下で2時間撹拌した。反応終了後、粘稠な無色透明の油
状物が得られた(A−3)。得られた生成物について、
29Si−NMRによる構造同定を行ったところ、帰属は
平均的に以下のような構造のものであった。
【0057】
【表2】
【0058】この分析結果と反応経路から、3−(トリ
メトキシシリル)プロピルジメチルオクタデシルアンモ
ニウムクロライドの85%がシロキサンポリマーと反応
し、上記平均構造式(10)で示される構造として60
%、上記平均構造式(11)で示される構造として25
%含有するものであることが判った。揮発分、回転粘度
の測定結果を表3に示す。
【0059】
【表3】 *回転粘度計
【0060】[実施例1〜3]合成例1〜3で得られた4
級アンモニウム塩含有ポリシロキサン(A−1),(A
−2),(A−3)150gにポリオキシエチレントリ
デシルエーテル(エチレンオキサイド付加モル数=1
0、HLB=13.6)90gを加えて混合した後、脱
イオン水160gを加えてホモミキサーにて15分間高
速撹拌することにより、転相及び混練を行った。更に脱
イオン水600gを加えてホモミキサーにて2,000
rpmで15分間撹拌を行うことによって希釈を行い、
乳白色のエマルジョンを得た。
【0061】ポリエステル/綿混紡(65%/35%)
ブロード布をシリコーン固形分2.0重量%に調製した
水溶液に1分間浸漬した後、絞り率100%の条件でロ
ールを用いて絞り、135℃で1分間乾燥した後、更に
165℃で2分間熱処理し、処理布を作製した。得られ
た処理布をJIS L−0217 103法により10
回洗濯を行い、シェークフラスコ法により、黄色ブドウ
球菌の菌減少率を比較した。また、洗濯処理前後の処理
布の風合いを触感にて調べた。結果を表4に示す。
【0062】比較のため、3−(トリメトキシシリル)
プロピルジメチルオクタデシルアンモニウムクロライド
の固形分38%のメタノール溶液を用いて、固形分3.
5重量%の水溶液を調製し、同様の実験を行った。これ
を比較例1とする。結果を表4に示す。
【0063】
【表4】
【0064】上記の結果に見られるように、本発明の繊
維処理剤組成物は、耐洗濯性を有する抗菌性の4級アン
モニウム塩含有ポリシロキサンを用いることにより、従
来のシリコーン系抗菌剤と比較して、アルコールを含有
せず、繊維処理と抗菌処理を同時に行えるという特徴を
有する。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(1)で示される単位を少な
    くとも1個含む4級アンモニウム塩含有ポリシロキサ
    ン。 【化1】 (式中、R1は置換又は非置換の炭素数1〜20の1価
    有機基、R2は4級アンモニウム塩を少なくとも1個含
    む1価有機基であり、R3は−OR1で表わされるオルガ
    ノオキシ基、pは2≦p≦2,000の正数を表わ
    す。)
  2. 【請求項2】 下記一般式(2)で示される末端基を少
    なくとも1個含む4級アンモニウム塩含有ポリシロキサ
    ン。 【化2】 (式中、R1,R2,R3,pは上記と同様の意味を示
    す。aは0又は1である。)
  3. 【請求項3】 R2が下記一般式(3) −CH2CH2CH2+456Cl- (3) (式中、R4,R5は互いに同一又は異種の炭素数1〜3
    の1価炭化水素基、R6は炭素数1〜30の1価炭化水
    素基である。)で示される1価有機基である請求項1又
    は2記載の4級アンモニウム塩含有ポリシロキサン。
  4. 【請求項4】 R2が下記一般式(4) −CH2CH2CH2+(CH32n2n+1Cl- (4) (式中、nは12〜24の正数を表わす。)で示される
    請求項3記載の4級アンモニウム塩含有ポリシロキサ
    ン。
  5. 【請求項5】 (A)下記一般式(5) 【化3】 (式中、R1,pは上記と同様の意味を示す。)で示さ
    れるオルガノポリシロキサンと、(B)下記一般式
    (6) 【化4】 (式中、R1,R2,R3,aは上記と同様の意味を示
    す。)で示されるオルガノシランとを脱アルコール反応
    させることを特徴とする4級アンモニウム塩含有ポリシ
    ロキサンの製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至4のいずれか1項記載の4
    級アンモニウム塩含有ポリシロキサンを主成分として含
    有する繊維処理剤組成物。
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