JP2001176588A - フラットケーブル用コネクタ - Google Patents
フラットケーブル用コネクタInfo
- Publication number
- JP2001176588A JP2001176588A JP35984699A JP35984699A JP2001176588A JP 2001176588 A JP2001176588 A JP 2001176588A JP 35984699 A JP35984699 A JP 35984699A JP 35984699 A JP35984699 A JP 35984699A JP 2001176588 A JP2001176588 A JP 2001176588A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flat cable
- terminals
- group
- plate
- housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 13
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 13
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 9
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 abstract description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 9
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R12/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
- H01R12/70—Coupling devices
- H01R12/77—Coupling devices for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R12/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
- H01R12/70—Coupling devices
- H01R12/77—Coupling devices for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures
- H01R12/79—Coupling devices for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures connecting to rigid printed circuits or like structures
Landscapes
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Multi-Conductor Connections (AREA)
- Insulated Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来よりもさらに多くの金属線を有するフラ
ットケーブルとの接続が可能であり、プリント基板に対
する結線が行い易いフラットケーブル用コネクタを提供
する。 【解決手段】 先端を揃えて配列された複数の端子2a
からなる第1群と、同じく先端を揃えて配列された複数
の端子2bからなる第2群とが、第1群の各端子2aの
先端間に第2群の各端子2bの先端を互い違いに配置さ
せた状態で基端をハウジング3に固定され、ハウジング
3にはフラットケーブルCの端部を差し込んで第1、第
2群の各端子2a,2bの先端に当接させる差込口8が
形成され、差込口8に差し込まれたフラットケーブルC
の端部と第1、第2群の各端子2a,2bとの間にはプ
レート4が介装され、さらにハウジング3にはプレート
4を変位させることにより第1、第2群の各端子2a,
2bを弾性変形させてフラットケーブルCから離間させ
るための長孔11が形成されているフラットケーブル用
コネクタ1を採用する。
ットケーブルとの接続が可能であり、プリント基板に対
する結線が行い易いフラットケーブル用コネクタを提供
する。 【解決手段】 先端を揃えて配列された複数の端子2a
からなる第1群と、同じく先端を揃えて配列された複数
の端子2bからなる第2群とが、第1群の各端子2aの
先端間に第2群の各端子2bの先端を互い違いに配置さ
せた状態で基端をハウジング3に固定され、ハウジング
3にはフラットケーブルCの端部を差し込んで第1、第
2群の各端子2a,2bの先端に当接させる差込口8が
形成され、差込口8に差し込まれたフラットケーブルC
の端部と第1、第2群の各端子2a,2bとの間にはプ
レート4が介装され、さらにハウジング3にはプレート
4を変位させることにより第1、第2群の各端子2a,
2bを弾性変形させてフラットケーブルCから離間させ
るための長孔11が形成されているフラットケーブル用
コネクタ1を採用する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント基板にフ
ラットケーブルを接続するために用いられるフラットケ
ーブル用コネクタに関するものである。
ラットケーブルを接続するために用いられるフラットケ
ーブル用コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばパーソナルコンピュータ等の電子
機器には、多くの信号を並列に同時送信する必要上、複
数の金属線が並列に配置された平型のフレキシブルケー
ブル、いわゆるフラットケーブルが多く使用されるよう
になっている。
機器には、多くの信号を並列に同時送信する必要上、複
数の金属線が並列に配置された平型のフレキシブルケー
ブル、いわゆるフラットケーブルが多く使用されるよう
になっている。
【0003】この種のケーブルをプリント基板に接続す
るために用いられるコネクタは、例えば実開平4-61883
号公報に開示されたコネクタのように、内部に所定のピ
ッチで並列に配置された複数の端子を備えるハウジング
と、ハウジングの側面に設けられる開放部を開閉するよ
うに設けられてフラットケーブルを各端子の接点に押圧
する加圧部材とで構成されている。
るために用いられるコネクタは、例えば実開平4-61883
号公報に開示されたコネクタのように、内部に所定のピ
ッチで並列に配置された複数の端子を備えるハウジング
と、ハウジングの側面に設けられる開放部を開閉するよ
うに設けられてフラットケーブルを各端子の接点に押圧
する加圧部材とで構成されている。
【0004】このコネクタにおいては、複数の端子は接
点となる先端を同じ方向に向けて配置されており、フラ
ットケーブルは接点を先端とする端子に相対する方向か
ら差し込まれ、加圧部材でハウジングに押圧されて固定
されている。
点となる先端を同じ方向に向けて配置されており、フラ
ットケーブルは接点を先端とする端子に相対する方向か
ら差し込まれ、加圧部材でハウジングに押圧されて固定
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年、電子機器の高性
能化に伴ってより多くの信号を並列に同時送信する必要
が高まり、上記のコネクタに接続されるフラットケーブ
ルよりもさらに多くの金属線を有するフラットケーブル
が開発されている。
能化に伴ってより多くの信号を並列に同時送信する必要
が高まり、上記のコネクタに接続されるフラットケーブ
ルよりもさらに多くの金属線を有するフラットケーブル
が開発されている。
【0006】このフラットケーブルの実用化には、これ
をプリント基板に接続するために用いるコネクタの開発
が不可欠である。しなしながら、フラットケーブルの各
金属線の間隔が従来に比べて狭くなっているため、上記
従来のコネクタの構造をそのまま採用しようとすると、
各端子の間隔もこれに合わせて狭くなってしまい、プリ
ント基板に対する端子の結線が非常に細かく複雑になっ
てしまう。
をプリント基板に接続するために用いるコネクタの開発
が不可欠である。しなしながら、フラットケーブルの各
金属線の間隔が従来に比べて狭くなっているため、上記
従来のコネクタの構造をそのまま採用しようとすると、
各端子の間隔もこれに合わせて狭くなってしまい、プリ
ント基板に対する端子の結線が非常に細かく複雑になっ
てしまう。
【0007】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
であり、従来よりもさらに多くの金属線を有するフラッ
トケーブルとの接続が可能であり、プリント基板に対す
る結線が行い易いフラットケーブル用コネクタを提供す
ることを目的としている。
であり、従来よりもさらに多くの金属線を有するフラッ
トケーブルとの接続が可能であり、プリント基板に対す
る結線が行い易いフラットケーブル用コネクタを提供す
ることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの手段として、次のような構造のフラットケーブル用
コネクタを採用する。すなわち、本発明に係るフラット
ケーブル用コネクタは、フラットケーブルとの接点とな
る先端を一方向に向けて配列された複数の端子からなる
第1群と、同じくフラットケーブルとの接点となる先端
を前記第1群の各端子と相反する他方向に向けて配列さ
れた複数の端子からなる第2群とが、第1群の各端子の
先端間に第2群の各端子の先端を互い違いに配置させた
状態ですべての端子の基端をハウジングに固定され、該
ハウジングには前記フラットケーブルの端部を差し込ん
で前記第1、第2群の各端子の先端に当接させる差込口
が形成され、該差込口に差し込まれたフラットケーブル
の端部と前記第1、第2群の各端子との間にはプレート
が介装され、さらに前記プレートを変位させることによ
り前記第1、第2群の各端子を弾性変形させて前記フラ
ットケーブルから離間させるプレート変位機構が設けら
れていることを特徴としている。
めの手段として、次のような構造のフラットケーブル用
コネクタを採用する。すなわち、本発明に係るフラット
ケーブル用コネクタは、フラットケーブルとの接点とな
る先端を一方向に向けて配列された複数の端子からなる
第1群と、同じくフラットケーブルとの接点となる先端
を前記第1群の各端子と相反する他方向に向けて配列さ
れた複数の端子からなる第2群とが、第1群の各端子の
先端間に第2群の各端子の先端を互い違いに配置させた
状態ですべての端子の基端をハウジングに固定され、該
ハウジングには前記フラットケーブルの端部を差し込ん
で前記第1、第2群の各端子の先端に当接させる差込口
が形成され、該差込口に差し込まれたフラットケーブル
の端部と前記第1、第2群の各端子との間にはプレート
が介装され、さらに前記プレートを変位させることによ
り前記第1、第2群の各端子を弾性変形させて前記フラ
ットケーブルから離間させるプレート変位機構が設けら
れていることを特徴としている。
【0009】このフラットケーブル用コネクタにおいて
は、第1群の各端子と第2群の各端子とを向かい合わせ
るとともにフラットケーブルとの接点となる各端子の先
端を互い違いに配置した構造としたことで、各端子の間
隔を狭くしても基板への結線が複雑にならないので、従
来よりもさらに多くの金属線を有するフラットケーブル
を接続することが可能となる。
は、第1群の各端子と第2群の各端子とを向かい合わせ
るとともにフラットケーブルとの接点となる各端子の先
端を互い違いに配置した構造としたことで、各端子の間
隔を狭くしても基板への結線が複雑にならないので、従
来よりもさらに多くの金属線を有するフラットケーブル
を接続することが可能となる。
【0010】また、フラットケーブルを接続するに際し
ては、プレートを変位させることにより第1、第2群の
各端子を弾性変形させたうえでフラットケーブルの端部
を差込口に差し込むと、フラットケーブルの端部は第
1、第2群の各端子に邪魔されることなくハウジング内
の所定位置に達する。この後、プレートによる第1、第
2の各端子の弾性変形を解除すると、各端子の先端がフ
ラットケーブルの端部に当接して導通可能となる。
ては、プレートを変位させることにより第1、第2群の
各端子を弾性変形させたうえでフラットケーブルの端部
を差込口に差し込むと、フラットケーブルの端部は第
1、第2群の各端子に邪魔されることなくハウジング内
の所定位置に達する。この後、プレートによる第1、第
2の各端子の弾性変形を解除すると、各端子の先端がフ
ラットケーブルの端部に当接して導通可能となる。
【0011】フラットケーブルを取り外す際には、同じ
ようにプレートを変位させることにより第1、第2群の
各端子を弾性変形させ、フラットケーブルの端部から離
間させたうえでフラットケーブルを引っ張ると、接続の
際と同様にフラットケーブルの端部は第1、第2群の各
端子に邪魔されることなく差込口から抜き出される。
ようにプレートを変位させることにより第1、第2群の
各端子を弾性変形させ、フラットケーブルの端部から離
間させたうえでフラットケーブルを引っ張ると、接続の
際と同様にフラットケーブルの端部は第1、第2群の各
端子に邪魔されることなく差込口から抜き出される。
【0012】前記プレート変位機構には、前記差込口か
ら差し込まれたフラットケーブルよりも該フラットケー
ブルの幅方向外方に張り出した前記プレートの張出部
と、前記ハウジングに前記プレートの変位方向に形成さ
れて該張出部に通じる開口とからなる構成を採用するこ
とが望ましい。これによると、フラットケーブルに影響
されることなく容易にプレートを操作することが可能と
なる。
ら差し込まれたフラットケーブルよりも該フラットケー
ブルの幅方向外方に張り出した前記プレートの張出部
と、前記ハウジングに前記プレートの変位方向に形成さ
れて該張出部に通じる開口とからなる構成を採用するこ
とが望ましい。これによると、フラットケーブルに影響
されることなく容易にプレートを操作することが可能と
なる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明に係るフラットケーブル用
コネクタの実施形態を図1ないし図3に示して説明す
る。図1、図2に示すフラットケーブル用コネクタ(以
下では単にコネクタと呼称する)1は、複数の金属製の
端子2と、これら複数の端子2を固定されたハウジング
3と、ハウジング3に差し込まれたフラットケーブルC
(図1には図示せず)の端部と各端子2との間に介装さ
れたプレート4と、プレート4を変位させて各端子2を
フラットケーブルCから離間させるプレート変位機構5
とを備えている。
コネクタの実施形態を図1ないし図3に示して説明す
る。図1、図2に示すフラットケーブル用コネクタ(以
下では単にコネクタと呼称する)1は、複数の金属製の
端子2と、これら複数の端子2を固定されたハウジング
3と、ハウジング3に差し込まれたフラットケーブルC
(図1には図示せず)の端部と各端子2との間に介装さ
れたプレート4と、プレート4を変位させて各端子2を
フラットケーブルCから離間させるプレート変位機構5
とを備えている。
【0014】複数の端子2は、フラットケーブルCとの
接点となる先端を一方向に向けて配列された複数の端子
2aからなる第1群と、同じくフラットケーブルCとの
接点となる先端を第1群の各端子2aと相反する他方向
に向けて配列された複数の端子2bからなる第2群に分
けられる。これら複数の端子2は、第1群の各端子2a
の先端間に第2群の各端子2bの先端を互い違いに配置
させており、さらにこれらすべての端子2a,2bの基
端がハウジング3に固定されている。
接点となる先端を一方向に向けて配列された複数の端子
2aからなる第1群と、同じくフラットケーブルCとの
接点となる先端を第1群の各端子2aと相反する他方向
に向けて配列された複数の端子2bからなる第2群に分
けられる。これら複数の端子2は、第1群の各端子2a
の先端間に第2群の各端子2bの先端を互い違いに配置
させており、さらにこれらすべての端子2a,2bの基
端がハウジング3に固定されている。
【0015】ハウジング3は、樹脂製の下部フレーム6
と下部フレーム6に被着される金属製の上部フレーム7
とからなる。下部フレーム6は平面視すると長方形の枠
体で、一方の長辺部6aに第1群の各端子2aの基端
を、他方の長辺部6bに第2群の各端子2bの基端をそ
れぞれ固定されており、互い違いに配置された第1、第
2群の各端子2a,2bの先端は下部フレーム6の内側
の空間6cにおいて長辺部6a(または6b)に平行に
配列された状態となっている。
と下部フレーム6に被着される金属製の上部フレーム7
とからなる。下部フレーム6は平面視すると長方形の枠
体で、一方の長辺部6aに第1群の各端子2aの基端
を、他方の長辺部6bに第2群の各端子2bの基端をそ
れぞれ固定されており、互い違いに配置された第1、第
2群の各端子2a,2bの先端は下部フレーム6の内側
の空間6cにおいて長辺部6a(または6b)に平行に
配列された状態となっている。
【0016】上部フレーム7は平面視すると下部フレー
ム6の外形にほぼ等しい長方形の板体で、空間6cを隠
し第1、第2群の各端子2a,2bの先端を覆うように
して下部フレーム6上に被着されている。
ム6の外形にほぼ等しい長方形の板体で、空間6cを隠
し第1、第2群の各端子2a,2bの先端を覆うように
して下部フレーム6上に被着されている。
【0017】下部フレーム6の一方の長辺部6aは第1
群の各端子2aの配設される幅にわたって肉厚が削れら
れ、上部フレーム6との間に空隙が形成されている。こ
の空隙はフラットケーブルCの端部を差し込んで第1、
第2群の各端子2a,2bの先端に当接させる差込口8
をなしている。
群の各端子2aの配設される幅にわたって肉厚が削れら
れ、上部フレーム6との間に空隙が形成されている。こ
の空隙はフラットケーブルCの端部を差し込んで第1、
第2群の各端子2a,2bの先端に当接させる差込口8
をなしている。
【0018】プレート4は樹脂製で平面視すると矩形を
なし、第1、第2群の各端子2a,2b上に載置されて
下部フレーム6の内側の空間6cに遊びをもってはめ込
まれている。ここで、第1、第2群の各端子2a,2b
には上部フレーム7に向けて突出する突起9が形成され
ており、実際にはこの突起9が差込口8に差し込まれた
フラットケーブルCの端部に当接して導通状態をつくり
出すことになるが、プレート4には突起9を遊嵌される
小孔4aが各端子2a,2bの突起9に対応して複数形
成されている。
なし、第1、第2群の各端子2a,2b上に載置されて
下部フレーム6の内側の空間6cに遊びをもってはめ込
まれている。ここで、第1、第2群の各端子2a,2b
には上部フレーム7に向けて突出する突起9が形成され
ており、実際にはこの突起9が差込口8に差し込まれた
フラットケーブルCの端部に当接して導通状態をつくり
出すことになるが、プレート4には突起9を遊嵌される
小孔4aが各端子2a,2bの突起9に対応して複数形
成されている。
【0019】プレート変位機構5は、差込口8から差し
込まれたフラットケーブルCよりも幅方向外方に張り出
したプレート4両側の張出部10と、上部フレーム7に
形成されてプレート4の張出部10に通じる長孔(開
口)11とからなる。プレート4は各端子2a,2bに
下方から支持されて上部フレーム7との間にほとんど隙
間をもたない位置に配置されており、長孔11を通じて
張出部10を押下することにより変位可能である。
込まれたフラットケーブルCよりも幅方向外方に張り出
したプレート4両側の張出部10と、上部フレーム7に
形成されてプレート4の張出部10に通じる長孔(開
口)11とからなる。プレート4は各端子2a,2bに
下方から支持されて上部フレーム7との間にほとんど隙
間をもたない位置に配置されており、長孔11を通じて
張出部10を押下することにより変位可能である。
【0020】上記のように構成されたコネクタ1は例え
ばプリント基板(図示略)に取り付けられてフラットケ
ーブルCを接続するために用いられるが、フラットケー
ブルCを接続するに際しては、上部フレーム7の長孔1
1にドライバー等の器具の先端を挿入しプレート4の張
出部10を押下することにより、図3(a)に示すように
プレート4が第1、第2群の各端子2a,2bの弾性力
に抗して下方に変位して上部プレート7との間にフラッ
トケーブルCを挿入できる隙間が生まれる。そこで、こ
の状態を保ちながらフラットケーブルCの端部を差込口
8に差し込むと、フラットケーブルCの端部は第1、第
2群の各端子2a,2bに邪魔されることなくプレート
4と上部フレーム7との間に進入してハウジング3内の
所定位置に達する。
ばプリント基板(図示略)に取り付けられてフラットケ
ーブルCを接続するために用いられるが、フラットケー
ブルCを接続するに際しては、上部フレーム7の長孔1
1にドライバー等の器具の先端を挿入しプレート4の張
出部10を押下することにより、図3(a)に示すように
プレート4が第1、第2群の各端子2a,2bの弾性力
に抗して下方に変位して上部プレート7との間にフラッ
トケーブルCを挿入できる隙間が生まれる。そこで、こ
の状態を保ちながらフラットケーブルCの端部を差込口
8に差し込むと、フラットケーブルCの端部は第1、第
2群の各端子2a,2bに邪魔されることなくプレート
4と上部フレーム7との間に進入してハウジング3内の
所定位置に達する。
【0021】この後、長孔11から器具を抜き出してプ
レート4による第1、第2の各端子2a,2bの弾性変
形を解除すると、図3(b)に示すように各端子2a,2
bの先端(すなわち突起9)が小孔4aを通してフラッ
トケーブルCの端部に当接して導通可能となる。
レート4による第1、第2の各端子2a,2bの弾性変
形を解除すると、図3(b)に示すように各端子2a,2
bの先端(すなわち突起9)が小孔4aを通してフラッ
トケーブルCの端部に当接して導通可能となる。
【0022】フラットケーブルCをコネクタ1から取り
外す際には、同じようにプレート4を変位させることに
より第1、第2群の各端子2a,2bを弾性変形させ、
各端子2a,2bの先端をフラットケーブルCの端部か
ら離間させたうえでフラットケーブルCを引っ張ると、
フラットケーブルCの端部は第1、第2群の各端子2
a,2bに邪魔されることなく差込口8から抜き出され
る。
外す際には、同じようにプレート4を変位させることに
より第1、第2群の各端子2a,2bを弾性変形させ、
各端子2a,2bの先端をフラットケーブルCの端部か
ら離間させたうえでフラットケーブルCを引っ張ると、
フラットケーブルCの端部は第1、第2群の各端子2
a,2bに邪魔されることなく差込口8から抜き出され
る。
【0023】以上説明したように、上記のコネクタ1に
よれば、第1群の各端子2aと第2群の各端子2bとを
向かい合わせるとともにフラットケーブルCとの接点と
なる各端子2a,2bの先端を互い違いに配置した構成
としたことで、各端子2a,2bの間隔を狭くしてもプ
リント基板への結線が複雑にならないので、従来よりも
さらに多くの金属線を有するフラットケーブルCを接続
することができる。また、上記の操作を行うことによ
り、プリント基板に対しフラットケーブルCを容易に接
続したり取り外したりすることができる。
よれば、第1群の各端子2aと第2群の各端子2bとを
向かい合わせるとともにフラットケーブルCとの接点と
なる各端子2a,2bの先端を互い違いに配置した構成
としたことで、各端子2a,2bの間隔を狭くしてもプ
リント基板への結線が複雑にならないので、従来よりも
さらに多くの金属線を有するフラットケーブルCを接続
することができる。また、上記の操作を行うことによ
り、プリント基板に対しフラットケーブルCを容易に接
続したり取り外したりすることができる。
【0024】本実施形態においては、プレート変位機構
5としてプレート4の張出部10と上部フレーム7の長
孔11とを設けたが、これを操作するには長孔11に挿
通可能なドライバー等の先細の器具を必要とする。そこ
で、例えば張出部10に長孔11を通じて突出し指でも
押下可能なボタンを設けておけば、器具を使わずにプレ
ート4を変位させることが可能である。
5としてプレート4の張出部10と上部フレーム7の長
孔11とを設けたが、これを操作するには長孔11に挿
通可能なドライバー等の先細の器具を必要とする。そこ
で、例えば張出部10に長孔11を通じて突出し指でも
押下可能なボタンを設けておけば、器具を使わずにプレ
ート4を変位させることが可能である。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るフラ
ットケーブル用コネクタによれば、第1群の各端子と第
2群の各端子とを向かい合わせるとともにフラットケー
ブルとの接点となる各端子の先端を互い違いに配置した
構成としたことで、各端子の間隔を狭くしても基板への
結線が複雑にならないので、従来よりもさらに多くの金
属線を有するフラットケーブルを接続することができ
る。
ットケーブル用コネクタによれば、第1群の各端子と第
2群の各端子とを向かい合わせるとともにフラットケー
ブルとの接点となる各端子の先端を互い違いに配置した
構成としたことで、各端子の間隔を狭くしても基板への
結線が複雑にならないので、従来よりもさらに多くの金
属線を有するフラットケーブルを接続することができ
る。
【0026】第1、第2の各端子の弾性力に抗してプレ
ートを変位させる操作を行うことにより、プリント基板
に対しフラットケーブルを容易に接続したり取り外した
りすることができる。
ートを変位させる操作を行うことにより、プリント基板
に対しフラットケーブルを容易に接続したり取り外した
りすることができる。
【0027】プレート変位機構に、ハウジングに差し込
まれたフラットケーブルよりも該フラットケーブルの幅
方向外方に張り出したプレートの張出部と、ハウジング
にプレートの変位方向に形成されて該張出部に通じる開
口とからなる構成を採用したことにより、フラットケー
ブルに影響されることなく容易にプレートを操作するこ
とができる。
まれたフラットケーブルよりも該フラットケーブルの幅
方向外方に張り出したプレートの張出部と、ハウジング
にプレートの変位方向に形成されて該張出部に通じる開
口とからなる構成を採用したことにより、フラットケー
ブルに影響されることなく容易にプレートを操作するこ
とができる。
【図1】 本発明に係るフラットケーブル用コネクタの
構造を示す分解斜視図である。
構造を示す分解斜視図である。
【図2】 本発明に係るフラットケーブル用コネクタの
構造を示す側断面図である。
構造を示す側断面図である。
【図3】 本発明に係るフラットケーブル用コネクタに
対しフラットケーブルの接続または取り外し操作を行う
場合におけるコネクタ内部の状態を説明する断面図であ
る。
対しフラットケーブルの接続または取り外し操作を行う
場合におけるコネクタ内部の状態を説明する断面図であ
る。
1 コネクタ 2a,2b 端子 3 ハウジング 4 プレート 5 プレート変位機構 8 差込口 10 張出部 11 長孔(開口) C フラットケーブル
Claims (2)
- 【請求項1】 フラットケーブルとの接点となる先端を
一方向に向けて配列された複数の端子からなる第1群
と、同じくフラットケーブルとの接点となる先端を前記
第1群の各端子と相反する他方向に向けて配列された複
数の端子からなる第2群とが、第1群の各端子の先端間
に第2群の各端子の先端を互い違いに配置させた状態で
すべての端子の基端をハウジングに固定され、 該ハウジングには前記フラットケーブルの端部を差し込
んで前記第1、第2群の各端子の先端に当接させる差込
口が形成され、 該差込口に差し込まれたフラットケーブルの端部と前記
第1、第2群の各端子との間にはプレートが介装され、 さらに前記プレートを変位させることにより前記第1、
第2群の各端子を弾性変形させて前記フラットケーブル
から離間させるプレート変位機構が設けられていること
を特徴とするフラットケーブル用コネクタ。 - 【請求項2】 前記プレート変位機構は、前記差込口に
差し込まれたフラットケーブルよりも幅方向外方に張り
出した前記プレートの張出部と、前記ハウジングに前記
プレートの変位方向に形成されて該張出部に通じる開口
とからなることを特徴とする請求項1記載のフラットケ
ーブル用コネクタ。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35984699A JP2001176588A (ja) | 1999-12-17 | 1999-12-17 | フラットケーブル用コネクタ |
TW089221261U TW488577U (en) | 1999-12-17 | 2000-12-07 | Connector for a flat cable |
SG200007221A SG97172A1 (en) | 1999-12-17 | 2000-12-07 | Connector for a flat cable |
DE60009024T DE60009024T2 (de) | 1999-12-17 | 2000-12-08 | Elektrischer Verbinder für ein Flachkabel |
AT00126497T ATE262227T1 (de) | 1999-12-17 | 2000-12-08 | Elektrischer verbinder für ein flachkabel |
EP00126497A EP1113527B1 (en) | 1999-12-17 | 2000-12-08 | Electrical connector for a flat cable |
KR1020000077382A KR20010062508A (en) | 1999-12-17 | 2000-12-16 | Connector for flat cable |
US09/739,435 US6478612B2 (en) | 1999-12-17 | 2000-12-18 | Connector for a flat cable |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35984699A JP2001176588A (ja) | 1999-12-17 | 1999-12-17 | フラットケーブル用コネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001176588A true JP2001176588A (ja) | 2001-06-29 |
Family
ID=18466604
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35984699A Withdrawn JP2001176588A (ja) | 1999-12-17 | 1999-12-17 | フラットケーブル用コネクタ |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6478612B2 (ja) |
EP (1) | EP1113527B1 (ja) |
JP (1) | JP2001176588A (ja) |
KR (1) | KR20010062508A (ja) |
AT (1) | ATE262227T1 (ja) |
DE (1) | DE60009024T2 (ja) |
SG (1) | SG97172A1 (ja) |
TW (1) | TW488577U (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008130263A (ja) * | 2006-11-17 | 2008-06-05 | Tyco Electronics Amp Kk | フラットケーブル用電気コネクタ |
JP4963988B2 (ja) * | 2007-03-01 | 2012-06-27 | モレックス インコーポレイテド | 端子組立体及びコネクタ |
JP4579949B2 (ja) * | 2007-07-24 | 2010-11-10 | 古河電気工業株式会社 | 接続端子の接続構造及び接続方法 |
KR101139322B1 (ko) * | 2010-09-07 | 2012-04-26 | (주)우주일렉트로닉스 | 플렉시블 케이블용 보강부재 |
WO2012052845A2 (en) * | 2010-10-22 | 2012-04-26 | Fci | High speed flexible printed circuit connector |
KR102711818B1 (ko) * | 2020-05-26 | 2024-09-30 | 주식회사 케이엠더블유 | Rf 커넥터 |
Family Cites Families (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3721940A (en) * | 1971-09-15 | 1973-03-20 | Bendix Corp | Connector for multi-conductor tape cable |
US3989336A (en) | 1975-04-28 | 1976-11-02 | Molex Incorporated | Flexible circuit connector assembly |
US4265507A (en) | 1979-08-06 | 1981-05-05 | Teledyne Industries, Inc. | Electrical connector for strip conductors |
US4252393A (en) | 1979-08-06 | 1981-02-24 | Teledyne Industries, Inc. | Electrical connector for strip conductors |
US4563050A (en) * | 1984-07-13 | 1986-01-07 | Thomas & Betts Corporation | Device for flat multiconductor cable connection |
US4639063A (en) * | 1985-12-20 | 1987-01-27 | Amp Incorporated | Electrical connector for flexible film circuits |
US4718859A (en) | 1987-03-16 | 1988-01-12 | Molex Incorporated | Zero insertion force connector for flexible flat cable |
US4778403A (en) | 1987-07-15 | 1988-10-18 | Elco Corporation | Zero insertion force connector |
US5240430A (en) | 1991-10-31 | 1993-08-31 | Amp Incorporated | Electrical connector for cable to circit board application |
JPH0766844B2 (ja) * | 1991-12-13 | 1995-07-19 | 株式会社フジソク | コネクタ装置とその接触装置 |
JP2593430Y2 (ja) | 1993-09-09 | 1999-04-12 | エスエムケイ株式会社 | Fpc/ffc用コネクタ |
JP3019288U (ja) * | 1995-06-08 | 1995-12-12 | モレックス インコーポレーテッド | 平型柔軟ケーブル用電気コネクタ |
JP2976327B2 (ja) | 1995-09-29 | 1999-11-10 | 日本航空電子工業株式会社 | コネクタ |
TW325602B (en) * | 1995-11-09 | 1998-01-21 | Hirose Electric Co Ltd | Electrical connector for flexible substrate |
JP3027599U (ja) | 1995-11-24 | 1996-08-13 | モレックス インコーポレーテッド | 平型柔軟ケーブル用コネクタ |
JP3395824B2 (ja) * | 1996-12-27 | 2003-04-14 | タイコエレクトロニクスアンプ株式会社 | フレキシブル基板用コネクタ |
JPH10312841A (ja) * | 1997-05-09 | 1998-11-24 | Thomas & Betts Corp <T&B> | 可撓性フラットケーブル用コネクタ |
JPH11111402A (ja) * | 1997-09-05 | 1999-04-23 | Molex Inc | 平型柔軟ケーブル用コネクタ |
US5993247A (en) * | 1997-12-01 | 1999-11-30 | General Motors Corporation | Electrical connection for flex circuit device |
-
1999
- 1999-12-17 JP JP35984699A patent/JP2001176588A/ja not_active Withdrawn
-
2000
- 2000-12-07 SG SG200007221A patent/SG97172A1/en unknown
- 2000-12-07 TW TW089221261U patent/TW488577U/zh not_active IP Right Cessation
- 2000-12-08 EP EP00126497A patent/EP1113527B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2000-12-08 AT AT00126497T patent/ATE262227T1/de not_active IP Right Cessation
- 2000-12-08 DE DE60009024T patent/DE60009024T2/de not_active Expired - Fee Related
- 2000-12-16 KR KR1020000077382A patent/KR20010062508A/ko active IP Right Grant
- 2000-12-18 US US09/739,435 patent/US6478612B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE60009024T2 (de) | 2004-09-30 |
US20010027057A1 (en) | 2001-10-04 |
US6478612B2 (en) | 2002-11-12 |
DE60009024D1 (de) | 2004-04-22 |
EP1113527B1 (en) | 2004-03-17 |
SG97172A1 (en) | 2003-07-18 |
EP1113527A3 (en) | 2003-01-29 |
ATE262227T1 (de) | 2004-04-15 |
KR20010062508A (en) | 2001-07-07 |
TW488577U (en) | 2002-05-21 |
EP1113527A2 (en) | 2001-07-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100776894B1 (ko) | 간단한 구조를 가지며 안정된 접속이 가능한 전기접속 부재및 그것을 사용하는 커넥터 | |
US20080020638A1 (en) | Land grid array socket | |
CN101584086A (zh) | 具有预载荷盖的边缘连接器 | |
US5775938A (en) | Connector for flat cables | |
US6309223B1 (en) | Terminal assembly for flexible circuit strip | |
US20080006912A1 (en) | Electrical connector | |
JP2000012131A (ja) | コネクタ | |
JP2001176588A (ja) | フラットケーブル用コネクタ | |
US7867043B2 (en) | Electrical contact with stopper and electrical connector having the same | |
JP2002117945A (ja) | コネクタ | |
JP3168413B2 (ja) | フレキシブルプリントサーキット用コネクタ及びプリント基板 | |
JPH08222294A (ja) | フレキシブルな配線装置およびコネクタ装置 | |
JP2603375Y2 (ja) | 電気コネクタ | |
JP2000100501A (ja) | フローティングコネクタ | |
JPH11329629A (ja) | 両面fpc/ffc用コネクタ | |
JP2002216880A (ja) | プリント配線板用コネクタ | |
JP3549851B2 (ja) | コネクタ | |
JP4270451B2 (ja) | コネクタ | |
JP3443864B2 (ja) | スタッキングコネクタ | |
JP2001035573A (ja) | フレキシブルプリント基板接続用コネクタ | |
JP3130296B2 (ja) | 基板用コネクタ | |
JP2559832Y2 (ja) | 平形ケーブル用コネクタ | |
JP4845116B2 (ja) | コネクタ装置 | |
JPH077087U (ja) | コネクタ装置 | |
JP2002042925A (ja) | 基板接続用コネクタ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070306 |