JP2001165019A - エンジン始動装置およびその機能を備えたエンジンシステム - Google Patents
エンジン始動装置およびその機能を備えたエンジンシステムInfo
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Abstract
エンジン始動装置において、無端状部材の異常を検出
し、フェールセーフ処理を行う。 【解決手段】 エンジン1、スタータモータ9および補
機11に、無端状部材の一形態としてのベルト13が巻
き掛けられている。スタータモータ9によりベルト13
を介してエンジン1を駆動して始動する。スタータモー
タ9とエンジン1の回転数差が所定しきい回転数差以上
のとき、ベルト異常が発生したと判定する。またベルト
に巻き掛けられた車両機器に作動異常が発生したとき、
その原因がベルト異常にあると判定する。異常発生時に
は、ハイブリッドシステムのメインモータジェネレータ
3をフェールセーフ用代替モータとしてエンジン始動に
用いる。またベルトが巻き掛けられた機械式ウォーター
ポンプとは別の電動ウォーターポンプを、フェールセー
フ用ポンプとして用いる。
Description
状部材を介してエンジンを駆動して始動するエンジン始
動装置に関し、特に無端状部材の異常の検出に関する。
無端状部材は、例えばベルトまたはチェーンであり、長
尺で柔軟な輪状の動力伝達部材である。ここでは、主と
して無端状部材の一形態としてのベルト(ベルト駆動式
始動装置)を取り上げて本発明を説明する。
始動装置では、例えば特開平11−147424号公報
に開示されているように、始動用モータがベルトを介し
てエンジンに連結されている。そして、このベルトを介
して始動用モータの回転力をエンジンに伝え、エンジン
をクランキングして始動する。
い式のスターターモータと比較して、ギアノイズがな
く、スムーズにエンジンを始動できる。この利点が注目
され、エンジンの起動停止を繰り返すハイブリッド車両
およびエコラン(アイドリングストップ)車両などに展
開されつつある。
ベルトとしては、従来よりの補機駆動に用いているのと
同様のVリブドベルトを利用できる。さらに、一本のベ
ルトをエンジン、始動用モータおよび補機に巻き回すこ
とも好適である。いわゆるサーペンタインレイアウトで
ある。この構成も上記の特開平11−147424号公
報に開示されており、エンジンまたはモータの出力で補
機が駆動される。また代表的な補機は、ウォーターポン
プおよびエアーコンディショナ、パワーステアリングポ
ンプである。
ン始動時にベルトにかかる負荷は、補機駆動のときの負
荷の数倍〜数十倍と大きい。そして、この高負荷により
ベルト異常、例えば切断や大幅摩耗が生じると、エンジ
ン始動のための動力伝達が不能になる可能性もある。そ
れにも拘わらず、これまでは従来の補機駆動用のベルト
システムをそのまま流用するのが一般的である。そのた
め、高負荷によるベルト異常の発生を検出したり、ベル
ト異常に対するフェールセーフ機能を確保することは特
に考慮されていなかった。
ーンが用いられるときにも同様の問題が生じ得る。ベル
ト異常はスリップおよび断線(切断)等であるのに対
し、チェーン異常は主として断線である。
あり、その目的は、無端状部材異常(ベルト異常)を適
切に検出できるエンジン始動装置を提供することにあ
る。また本発明の目的は、異常発生時の適当なフェール
セーフ機能をもったエンジン始動装置を提供することに
ある。
るため、本発明は、モータによりベルトまたはチェーン
等の無端状部材を介してエンジンを駆動して始動するエ
ンジン始動装置において、前記モータの回転数と前記エ
ンジンの回転数の回転数差が所定しきい回転数差以上で
あるときに前記無端状部材に異常が発生したと判定する
異常判定手段を有することを特徴とする。無端状部材は
例えばベルトまたはチェーンである。
の回転数差が調べられる。無端状部材に異常が発生する
と、モータの回転をエンジンに適正に伝達することが不
能となり、両者の回転数にずれが生じる。したがって、
回転数差を見ることで無端状部材の異常を検出できる。
そして、異常検出結果を利用してフェールセールを図る
ことができる。
タイミングが、前記モータによる前記エンジンの駆動開
始後、回転数差が不安定に現れる過渡期を過ぎ、エンジ
ン始動性を実質的に低下させる無端状部材異常を示す回
転数差が現れる時期に設定される。前記所定しきい回転
数差は、前記異常判定タイミングにおける前記エンジン
始動性を実質的に低下させる無端状部材異常を示す回転
数差に対応する大きさに設定される。
に、エンジン始動性を低下させるような無端状部材の異
常を早く確実に検出できるという効果が得られる。ここ
では無端状部材がベルトであるとして説明する。ただ
し、チェーン等の他の無端状部材においても同様の効果
が得られる。
は、ベルト切れや大幅摩耗などの比較的重度の異常であ
る。そのような重度の異常が生じると、クランキングの
開始から直ぐに大きな回転数差が現れる。ベルトが多少
すべるような軽度の異常が生じた場合とは対照的であ
る。
に、ベルト異常の判定タイミングが、エンジン始動性を
実質的に低下させるベルト異常を示す回転数差が現れる
時期に設定される。そしてこの時期に現れる上記の回転
数差に対応する値に、判定用のしきい回転数差を設定す
る。早いタイミングで大きな回転数差を基準に判定が行
われ、エンジン始動性に影響する重度異常を早期に検出
できる。この早期検出は、エンジン始動の動力伝達にベ
ルトを用いる上では特に有用であり、さらにフェールセ
ーフという観点からも望ましい。
後はベルトが正常でもモータとエンジンに回転数差が生
じることに着目している。そして、この回転数差が不安
定に現れる過渡期を過ぎた時期に判定タイミングを設定
しており、これにより確実にベルト異常を検出できる。
ベルトまたはチェーン等の無端状部材を介してエンジン
を駆動して始動するエンジン始動装置において、前記無
端状部材が前記モータ、前記エンジンに加えて別の車両
機器に巻き掛けられており、前記車両機器の作動異常を
検出したときに前記無端状部材に異常が発生したと判定
する異常判定手段が設けられていることを特徴とする。
ここでも、無端状部材は例えばベルトまたはチェーンで
ある。
るために、無端状部材が掛けられた車両機器の作動異常
が検出される。車両機器は、例えばウォーターポンプ、
エアーコンディショナーまたはパワーステアリングポン
プなどの補機である。車両機器の作動に異常があれば、
その原因が無端状部材にある、すなわち無端状部材によ
る車両機器への動力伝達が正常でない、と推定できる。
したがって車両機器の作動状態に基づいて無端状部材の
異常を検出できる。そして、異常検出結果を利用してフ
ェールセールを図ることができる。
ン冷却用のウォーターポンプであり、前記異常判定手段
は、エンジン水温が所定値以上に上昇したときに前記無
端状部材に異常が発生したと判定する。エンジン水温が
上昇すれば、ウォーターポンプに作動異常があり、この
作動異常の原因が無端状部材の異常にある、と考えられ
る。したがってエンジン水温から無端状部材の異常を検
出できる。
は、エンジンを高負荷運転していないのにも拘わらずエ
ンジン水温が所定値以上に上昇したときに、前記無端状
部材に異常が発生したと判定する。例えば、エンジン水
温が所定値以上に上昇し、かつ、スロットル開度が所定
しきい開度以下であるときに、前記無端状部材に異常が
発生したと判定する。
無端状部材異常以外である場合を考慮している。すなわ
ち、登坂道などでエンジンが高負荷運転されている場合
にもエンジン水温が上昇することを考慮し、そのような
場合には無端状部材異常と判定しないようにしている。
したがって、無端状部材の異常をより確実に検出でき
る。なお、スロットル開度の他にも、エンジン回転数、
流入空気量(マニホールド負圧、エアフローメータ出
力)等の信号、またはこれらの信号の組合せ、によって
エンジンの高負荷状態を判定しても良い。
ジエータシステムが正常に作動しているのにも拘わらず
エンジン水温が所定値以上に上昇したときに、前記無端
状部材に異常が発生したと判定する。例えば、前記異常
判定手段は、エンジン水温が所定値以上に上昇し、か
つ、ラジエターの電動ファンが作動中であるときに、前
記無端状部材に異常が発生したと判定する。
無端状部材異常以外である場合を考慮している。すなわ
ち、ラジエータシステムが正常に作動していない場合に
もエンジン水温が上昇することを考慮し、そのような場
合には無端状部材異常と判定しないようにしている。し
たがって、無端状部材異常をより確実に検出できる。な
お、上記の態様において、エンジン水温は、エンジン水
温を間接的に表す温度、例えば雰囲気温度でもよい。
端状部材の異常に対するフェールセーフ機能をもったエ
ンジンシステムである。
ば、無端状部材の異常を検出したときは、エンジンに連
結された別のモータを、フェールセーフ用の始動モータ
として用いてエンジンを始動する。これにより、無端状
部材の異常が発生したときでもエンジンの始動能力を確
保できる。
よれば、無端状部材の異常が発生したとき、機械式ウォ
ーターポンプとは別に設けられた電動ウォーターポンプ
をフェールセール用ポンプとして作動させる。
無端状部材をエンジン、モータおよび機械式ウォーター
ポンプに巻き掛けたエンジンシステムに好適に適用され
る。この構成のシステムでは、無端状部材の異常が生じ
ると、機械式ウォーターポンプが正常に作動しなくな
る。本発明によれば、電動ウォーターポンプをフェール
セール用ポンプとして作動させることで、機械式ウォー
ターポンプの作動異常により低下した冷却能力の少なく
とも一部を補うことができる。
ベルトまたはチェーン等の無端状部材を介してエンジン
を駆動して始動するエンジン始動装置において、モータ
の回転数とモータ加速度とからイナーシャを推定するイ
ナーシャ推定手段と、イナーシャが所定値以下であると
きに無端状部材に異常が発生したと判定する異常判定手
段と、を有することを特徴とする。
等の無端状部材を介してエンジンを駆動して始動するエ
ンジン始動装置において、モータの回転数とモータ加速
度とからイナーシャを推定するイナーシャ推定手段と、
イナーシャが所定の基準値より大きくなるように適宜モ
ータへのトルク指令値を制御するトルク指令値制御手段
と、トルク指令値が所定しきいトルク指令値以下となっ
たときに無端状部材に異常が発生したと判定する異常判
定手段と、を有することを特徴とする。
調べられ、これにより無端状部材の異常を検出できる。
また、モータのイナーシャが所定の基準値より大きくな
るように制御されるモータへのトルク指令値が調べら
れ、これによっても無端状部材の異常を検出できる。そ
して、この異常出結果を利用してフェールセーフを図る
ことができる。
無端状部材の異常を検出でき、検出結果に基づき無端状
部材の異常に対策を施すことでフェールセーフ機能を付
加することができ、これにより車両システムの信頼性を
向上することができる。
装置およびエンジンシステム以外の任意の態様でもよ
い。例えば本発明の別の態様は、エンジン始動方法であ
り、エンジンシステム制御装置または方法であり、車両
制御装置または方法であり、無端状部材の異常検出装置
または方法である。
(以下、実施形態という)について、図面を参照し説明
する。
本発明のエンジン始動装置がハイブリッド車両に適用さ
れる。ただし、本発明の適用対象はハイブリッド車両に
は限定されず、例えばエコラン車両にも本発明を好適に
適用できる。
ルトであるが、本発明はこれに限定されない。無端状部
材は例えばチェーンでもよい。無端状部材は、エンジン
始動のための動力をモータからエンジンに伝える動力伝
達部材であり、柔軟な輪形の部材である。
している。周知のようにハイブリッドシステムは、エン
ジンとモータジェネレータ(電動機)を併用して車両を
駆動するシステムである。図1のシステムでは、エンジ
ン1、メインモータジェネレータ3、遊星歯車装置5、
無段変速機(CVT)7が順次配置されており、無断変
速機7の出力軸が駆動輪へと連結されている。エンジン
1、メインモータジェネレータ3および無段変速機7
が、それぞれ、遊星歯車装置5のサンギア、プラネタリ
ギアおよびリングギアに連結されている。エンジン1お
よびメインモータジェネレータ3の回転数および出力を
調整することにより、所望の回転数と出力が無段変速機
7の入力軸に与えられる。
補機11が取り付けられている。図1には一つの補機の
みが見えているが、実際にはウォーターポンプとエアー
コンディショナとの2つの補機が取り付けられている。
ただし、本発明は補機の種類および数には限定されな
い。
よび補機11は、動力伝達用のベルト13(無端状部
材)を介して連結されている。具体的には、エンジン1
のクランクシャフトには、出力側とは反対側にクランク
プーリ15が取り付けられている。またスタータモータ
9および補機11にも、それぞれプーリ17、19が取
り付けられている。これらのプーリにベルト13が巻き
掛けられている。ベルト13としては、従来からの補機
駆動用のVリブドベルトを用いることができる。その
他、無段変速機9にはオイルポンプ7aが取り付けら
れ、このオイルポンプ7aはオイルポンプA/Cモータ
7bにより駆動される。
ら見た図であり、ベルトレイアウトを示している。クラ
ンクプーリ15、スタータモータプーリ17、および、
補機プーリとしてのウォータポンププーリ19aおよび
エアーコンディショナプーリ19bにベルト13が巻き
回されている。クランクプーリ15とスタータモータプ
ーリ17の間には、ベルト巻き付け角度を増大して、大
きな駆動力を伝達するためにアイドラ21が設けられて
いる。またスタータモータプーリ17とウォータポンプ
プーリ19の間にはオートテンショナ23が設けられ、
ベルト13に一定の張力を与えている。
は、運転者がイグニッションキーを回すとモータジェネ
レータ3が回転し、その回転力がエンジン1に伝わり、
エンジン1がクランキングされ、始動する。
エンジン1とモータジェネレータ3の運転状態を制御し
てエネルギ効率のよい運転が行われる。例えば車載バッ
テリの蓄電量が十分に大きいときには、エンジン1が停
止される。そして、モータジェネレータ3の出力のみを
用いて車両が駆動され、したがって車両は純粋な電気自
動車として走行する。
ンプおよびエアーコンディショナ)をスタータモータ9
により駆動することができる。このモードではエンジン
1のクランクプーリをクランクシャフトから切り離すこ
とが好適であり、これによりエネルギ損失を低減でき
る。前掲の特開平11−147424号ではクラッチを
利用してクランクプーリを切り離している。
エンジン1が再始動される。このときも、スタータモー
タ9の出力によりエンジン1がクランキングされる。そ
して、エンジン出力を用いてモータジェネレータ3が発
電し、この発電電力を用いてバッテリが充電される。
中にエンジン1の停止および起動が繰り返され、したが
ってベルト駆動式始動装置(無端状部材駆動式始動装
置)が適している。従来のギア噛合い式のスターターモ
ータと比較して、ギアノイズがなく、スムーズにエンジ
ンを始動できるからである。
かかる負荷は、補機駆動のときの負荷の数倍〜数十倍と
大きい。高負荷によりベルト異常、例えば切断や大幅摩
耗が生じると、エンジン始動のための動力伝達が不能に
なる可能性もある。そこで、本発明は、以下のようにし
てベルト異常を検出する。
ブロック図が、ベルト異常検出関連の構成を中心に示さ
れている。エンジン1、メインモータジェネレータ3お
よびスタータモータ9は、ECU30により制御され
る。エンジン回転センサ32はエンジンの回転数Neを
示す信号を検出してECU30に出力する。スタータモ
ータ回転センサ34は、スタータモータの回転数Nmを
示す信号を検出してエンジンECU30に出力する。
よび異常対応処理部38が設けられており、つまり本実
施形態では、ベルト異常検出装置が、ECU30の一部
の機能というかたちで設けられている。
30は複数の個別のECUで構成されてもよい。例え
ば、エンジンECU、モータECUおよびそれらを上位
から制御するハイブリッドECUが設ける構成が知られ
ている。そしてベルト異常検出機能は、どのECUに設
けられてもよく、また複数のECUが共同で本発明のベ
ルト異常検出機能を果たしてもよい。さらには、ベルト
異常検出装置は、これらのECUとは独立して設けられ
てもよい。
び異常対応処理部38を含むECU30による、エンジ
ン始動時の制御処理を示している。エンジンを停止した
後、始動要求がオンになるのを待つ。始動要求がオンに
なると、スタータモータをオンにして、スタータモータ
によりエンジンをクランキングし(S10)、スタータ
モータの回転数Nmおよびエンジン回転数Neを検出す
る(S12)。
数Neが比較され、両者の回転数差が所定のしきい回転
数差Nより大きいか否かが判定される(S14)。ここ
では、図4に示すように、Nm−αNe>Nであるか否
かが判定される(αはプーリ比等)。しきい回転数差N
は例えば100rpmである。また判定タイミングは、
スタータモータオンから所定時間(例えば0.6秒程
度)が経過した後に設定されている。この判定タイミン
グおよびしきい回転数差は、予め設定され、ECU内に
記憶されている。これらの適切な設定については、後述
にてさらに詳細に説明する。
はないと判定される。そのままエンジン始動が継続さ
れ、エンジン始動が成功する。一方、S14がYESの
場合は、ベルト異常が発生したと考えられる。モータの
回転がエンジンに適正に伝達されていないからである。
そこで、S18に進んで異常ありと判定し、即座にS2
0およびS22の異常対応処理へ進む。
オフにし(S20)、メインモータジェネレータを用い
てエンジンを始動する(S22)。ここではモータジェ
ネレータがフェールセーフ用のモータとして用いられて
おり、これによりエンジンの始動性を確保することがで
きる。
を運転者に知らせることが好適である。異常通報は、ス
ピーカを用いて警報音や合成音声により行うことができ
る。また異常通報は、表示ランプ、ディスプレイなどを
用いて視覚的に行うこともできる。このとき、安全な場
所への移動や停車などを運転者に指示することも好適で
ある。
いて外部へ通信で伝えることも好適である。通信装置と
しては、例えばITS(インテリジェントトランスポー
トシステムズ)関連の通信装置、メーデー通報装置を利
用できる。
ト異常を検出でき、異常検出結果に基づくフェールセー
フ処置が可能となる。ベルト異常が発生してもエンジン
始動性を確保でき、路上故障、すなわち車両が路上で立
ち往生してしまうのを防止できる。また、ベルトの異常
スリップの検出により、ベルトのダメージを減らして寿
命を延ばすように図ることができる。
ンサおよびモータ回転センサという一般に既存のセンサ
を利用してベルト異常を検出できる。したがって、新た
なセンサを取り付ける必要がなく、安価に、構成の複雑
化を招くことなく、ベルト異常を検出できる。
両に適用された。しかし、前述したように、本発明の適
用対象はハイブリッド車両には限定されず、例えばエコ
ラン車両にも本発明を好適に適用できる。
いわれ、エコラン用のモータジェネレータがベルトを介
してエンジンに連結される。エンジン始動時、エコラン
用のモータジェネレータはモータとして機能し、エンジ
ンをクランキングする。エンジン始動後(回転中)、エ
コラン用のモータジェネレータはオルタネータとして機
能し、エンジンの出力で回転して発電し、補機バッテリ
を充電する。このようなシステムでも、本発明のベルト
異常検出は同様に適用される。
温始動性の確保を目的として、ベルトで連結されるスタ
ータモータとは別に補助スタータモータを設けることが
好適である。この補助スタータモータとしては、従来タ
イプのギア噛合い式スタータモータを用いることができ
る。そして、ベルト異常を検出したときには、この補助
スタータモータをフェールセーフ用に使ってエンジンを
始動することが好適である。
ける「判定用のしきい回転数差」および「判定タイミン
グ」の設定について説明する。図5は、ベルトに異常が
あるときの、スタータモータがオンされてからモータ回
転数Nmおよびエンジン回転数Neが増加する様子を示
している。
ベルト切れや大幅摩耗といったエンジン始動性を低下さ
せる重度のベルト異常が特に問題となる。このようなベ
ルト異常が生じると、図5に示すように、スタータモー
タをオンしてから、かなり早い時期に大きな回転数差が
現れる。参考として、これとは対照的に、ベルトにすべ
りや異常がなければ、回転数差は殆ど0である。またベ
ルトが多少すべるような軽度の異常が生じた場合にも、
回転数差は小さく、そしてスタータオンからある程度の
時間が経った後に有意な回転数差が現れる。
判定用のしきい回転数差および判定タイミングを設定し
ている。「判定タイミング」は、エンジン始動性を実質
的に低下させるベルト異常を示す回転数差が現れる時期
に設定される。そして「しきい回転数差」は、判定タイ
ミングにおけるエンジン始動性を実質的に低下させるベ
ルト異常を示す回転数差に対応する大きさに設定する。
したがって、早いタイミングで大きな回転数差を基準に
判定が行われ、エンジン始動性に影響する重度異常を早
期に検出できる。
常発生状態の回転数差と正常状態の回転数差(一般には
ほぼ0)との間の適当な値であって、異常発生状態の回
転数差を基準としてそれよりもある程度小さな値に設定
する。
に、スタータオンの直後に回転数差の不安定な過渡期が
あることを考慮している。この過渡期では、モータとエ
ンジンの回転数差が理論通りに現れず、ベルトが正常で
も回転数差が生じる得る。そこで、この過渡期を過ぎた
時期に「判定タイミング」を設定しており、これにより
確実にベルト異常を検出できる。
ては、スタータオンから約0.6秒経過した時点に判定
タイミングt0が設定され、しきい回転数差が約100
rpmに設定されている。
ば、判定タイミングおよび判定用基準値の適切な設定に
より、エンジン始動において問題となるようなベルト異
常を早期に確実に検出できる。この種の異常検出は、従
来の補機駆動にVリブドベルトを用いているときには求
められていなかったことから、補機駆動ベルト仕様を単
に流用した始動システムには見られなかった。そして、
本実施形態は、スタータオン後の早期異常検出により、
フェールセーフ対策、異常対応処理も早期に実施でき、
エンジンを停止できない状態を直ぐに解消できる。
て実施形態2のベルト駆動式始動装置を説明する。本実
施形態でも図1のハイブリッドシステムに本発明が適用
される。しかし、本実施形態では、上述の実施形態とは
異なる現象に基づいてベルト異常が検出される。
に示すように、1本のベルトが、エンジンおよびスター
タモータに加えて、車両機器としての補機に巻き回され
ている。このことを利用して、ベルトが巻き掛けられた
車両機器の作動異常を検出し、この作動異常を検出した
ときにベルト異常が発生したと判定する。作動異常の原
因が、ベルトの動力伝達が正常でなかったことにある、
と推定できるからである。具体的には、本実施形態では
以下に説明するようにウォーターポンプの作動状態に基
づいてベルト異常を検出する。
る図であり、この図6には、本実施形態のベルト異常検
出関連の構成を中心にハイブリッドシステムが示されて
いる。エンジン1、メインモータジェネレータ3および
スタータモータ9は、ECU40により制御される。エ
ンジン水温センサ42はエンジン冷却水の温度THWを
示す信号を検出してECU40に出力する。スロットル
センサ44は、吸気通路に設けられたスロットルの開度
TAを示す信号を検出してECU40に出力する。スロ
ットル開度としてアクセル操作量が用いられてもよい。
ECU40はさらにラジエータの電動ファン46を制御
しており、電動ファン46が運転中か停止中かを知るこ
とができる。
よび異常対応処理部50が設けられている。このように
本実施形態でも、実施形態1と同様に、ベルト異常検出
装置がECU40の一部の機能というかたちで設けられ
ている。そして実施形態1と同様に、ECU40が複数
の個別ECUで構成されていてもよく、どのECUにベ
ルト異常検出機能が備えられてもよい。
るベルト異常検出処理を示している。エンジン始動後、
異常検出部48はエンジン水温THWを監視し、判定用
のしきい水温T0を超えたか否かを判定する(S3
0)。
却用のウォーターポンプが作動していない可能性があ
る。そして、ウォーターポンプが停止した原因はベルト
異常にあると考えられる。ベルト切れや摩耗等の異常が
生じると、ウォーターポンプに回転力が伝わらないから
である。
も、別の原因でエンジン水温が上昇することがあり得
る。そこで、S32〜S36にて、ウォーターポンプ以
外が原因でエンジン水温が上昇しているか否かを確認す
る。
ル開度TAが判定用のしきい開度TA0を超えたか否か
を判定する。S32がYESの場合、S34に進み、水
温上昇の原因が過負荷走行にあると判定する。
エータの電動ファンが運転中か否かを判定する。電動フ
ァンが停止していれば、S38に進み、水温上昇の原因
は電動ファンの異常にある、と判定する。
40に進んでベルト異常が発生したと判定する。水温上
昇の原因が過負荷走行ではなく、電動ファン異常でもな
いことから、ベルト異常が原因でウォーターポンプが停
止したために水温が上昇したと推定できる。
の異常対応処理部50は、次回のエンジン始動にスター
タモータを用いることを禁止する。そして、次回からの
エンジン始動では、メインモータジェネレータを用いて
エンジンを始動するように指示する。これによりモータ
ジェネレータがフェールセーフ用のモータとして用いら
れ、エンジンの始動性を確保することができる。
で説明したように、運転者に異常発生を通知したり、通
信手段を用いて車外の情報センタなどに異常発生を通知
することが好適である。
ば、エンジンの運転中に、ベルトが巻き掛けられた車両
機器の作動異常を検出することでベルト異常を検出でき
る。具体的には、エンジン水温を監視することにより、
ウォーターポンプの作動異常を検出して、ベルト異常を
検出できる。そしてベルト異常が発生してもエンジン始
動性を確保することができる。
て、エンジンを高負荷運転していないか否かを確認して
いる。そしてエンジンを高負荷運転していないのにも拘
わらずエンジン水温が所定値以上に上昇したときに、ベ
ルト異常が発生したと判定する。具体的には、スロット
ル開度が所定しきい開度以下であることを確認してい
る。したがって、登坂道などでの高負荷運転によるエン
ジン水温の上昇時にベルト異常が発生したと誤判断する
のを防止できる。
いて、ラジエータシステムが正常に作動しているか否か
を確認している。そして、ラジエータシステムが正常に
作動しているのにも拘わらずエンジン水温が所定値以上
に上昇したときに、ベルト異常が発生したと判定する。
具体的には、ラジエータの電動ファンが運転されている
ことを確認している。したがって、ラジエータ異常によ
るエンジン水温の上昇時にベルト異常が発生したと誤判
断するのを防止できる。
以外の原因でエンジン水温が上昇したか否かを確認して
おり、したがってベルト異常をより確実に検出すること
が可能である。
等の既存のセンサを利用してベルト異常を検出できる。
したがって、新たなセンサを取り付ける必要がなく、安
価に、構成の複雑化を招くことなく、ベルト異常を検出
できる。
サを用いてエンジン水温そのものが直接検出されてい
る。しかし、エンジン水温の高低を示す別の温度が、エ
ンジン水温として用いられてもよい。例えばエンジンル
ームの雰囲気温度が用いられてもよい。このような別の
温度(エンジン水温を間接的に示す温度)が高いとき
に、エンジン水温が所定値を超えたものとして、ベルト
異常が発生したと判定する装置も、本発明の範囲に含ま
れる。
ッド車両に適用された。しかし、実施形態1で説明した
ように、本発明の適用対象はハイブリッド車両には限定
されず、例えばエコラン車両(前述のMGエコラン車両
を含む)にも本発明を好適に適用できる。
について説明する。この実施形態3では、ベルト異常に
対するさらなるフェールセーフ機能がエンジンシステム
に備えられる。
ジン、スタータモータおよびウォータポンプにベルトが
巻き回されている。ウォータポンプは、エンジンまたは
モータの回転力により駆動される機械式ウォータポンプ
である。
じると、ウォータポンプによる冷却が不能になり、ある
いは大幅に冷却能力が下がり、エンジンの運転を継続す
るとオーバーヒートを招くことになる。この場合の待避
走行としては、モータジェネレータのみを用いて純粋な
電気自動車として走行することが考えられる。あるい
は、オーバーヒートするまでエンジンを用いて走行する
ことが考えられる。しかし、これらの待避走行は、比較
的短い時間と距離しか継続できず、退避走行距離を伸ば
せない。
ールセーフの観点から、ベルト異常時のより好適な待避
走行が可能なシステムを提供する。この目的を達成する
ため、本実施形態では、ベルト異常が発生したとき、ベ
ルトが巻き掛けられた機械式ウォーターポンプには頼ら
ずに、機械式ウォーターポンプとは別に設けられた電動
式ウォーターポンプをフェールセール用ポンプとして作
動させる。具体例としては、アイドリングストップ時の
ヒータ性能を確保するために設けた電動式ポンプを活用
する。これにより冷却能力を補うことができ、待避走行
の到達距離が長くなるように図ることができる。以下、
この形態の具体例を、図8および図9を参照して説明す
る。
成するエンジンを、その冷却系を中心に示している。機
械式ウォーターポンプ11aはエンジン1のシリンダブ
ロック端面に取り付けられている。図1、図2で説明し
たように、エンジン1またはスタータモータ(図示せ
ず)の回転力がベルト13を介して機械式ウォーターポ
ンプ11aに伝えられ、ポンプ11aが作動する。
入口60からエンジン内に冷却水を押し込むように動作
する。冷却水は、エンジン内を通ってエンジン出口62
から出て、冷却水通路64に流れ込む。冷却水通路64
はラジエータ通路66およびヒータ通路68に分かれ
る。
通ってエンジン入口60に戻る。ラジエータ70を通る
ときに冷却水が冷やされる。またヒータ通路68はヒー
タコア72を通ってエンジン入口60に戻る。ヒータコ
ア72にて、車室内に送風される空気が冷却水の熱で暖
められる。
ンジン入口60の手前で合流する。また、エンジン出口
62付近からは、バイパス通路73も設けられており、
エンジン入口60の手前でラジエータ通路66と合流す
る。この部分にはサーモスタット74が設けられてお
り、ラジエータ通路66とバイパス通路73の冷却水流
量の配分が調整される。
流側に電動式ウォーターポンプ76が設置されている。
本来、この電動式ウォーターポンプ76は、以下に説明
するように、アイドリングストップ時のヒータ性能を確
保するために設けられている。
と起動が繰り返される。エンジン1が停止したときに
は、機械式ウォーターポンプ11aが停止し、冷却水の
循環も止まる。そのため、ヒータコア72への冷却水の
提供が止まり、ヒータコア72を通過する空気を暖める
ことができなくなり、その結果ヒータ機能が低下してし
まう。そこで、ヒータ機能を確保するために電動式ウォ
ーターポンプ76が設けられている。エンジン停止中
は、この電動式ウォーターポンプ76を用いて冷却水が
循環される。
U(図3および図6)により制御されている。そして本
実施形態では、次に説明するように、このヒータ用の電
動式ウォーターポンプ76をベルト異常時の待避走行に
活用する。すなわち、ベルト13に切断等の異常が発生
すると機械式ウォーターポンプ11aが正常に作動しな
くなるので、電動式ウォーターポンプ76を作動させ
て、冷却性能を補う。
フローチャートであり、この処理は、図3および図6に
示したようなECUにより実行することが好適である。
出する。ベルト異常の検出は、上述の実施形態1(モー
タとエンジンの回転数差を利用)または実施形態2(エ
ンジン水温上昇を利用)に従って行うことが好適であ
る。ただし、他の方法でベルト異常が検出されてもよ
く、この場合も本実施形態の範囲に含まれる。
し(S52)、電気自動車走行を行う(S54)。ここ
では、モータジェネレータのみを用いて、純粋な電気自
動車として車両が走行する。
SOCがOKであれば電気自動車走行を継続する。SO
C(State Of Charge)は、バッテリの蓄電状態を示すパ
ラメータであり、例えば満蓄電量に対する現在の蓄電量
の比率で表される。
リの蓄電量がある程度低下したときである。この場合は
S58でエンジンを始動する。ここでは、前述したフェ
ールセーフ機能にしたがって、スタータモータの代わり
にメインモータジェネレータを用いてクランキングが行
われる。
が発生していても、メインモータジェネレータを用いれ
ば可能である。しかし、エンジンを始動した後、機械式
ウォーターポンプを正常に作動させることができない。
これでは冷却能力が低下し、すぐにオーバーヒートして
しまう。
の特徴として、S60にてヒータ用の電動式ウォーター
ポンプを作動させる。電動式ウォーターポンプの流量
は、エンジン水温、バッテリSOCおよびエンジン回転
数を見ながら、冷却能力が適切になるように制御する。
そして、電気自動車走行を停止し、エンジン出力を用い
て走行する(S62)。
センサから得られるエンジン水温を監視する(S6
4)。エンジン水温が所定値(予め設定されたオーバー
ヒート判定しきい値)に達していなければ、S64の判
断がOKであり、S68でバッテリSOCをチェックす
る。エンジン走行中は、エンジン出力を用いてモータジ
ェネレータが発電し、バッテリが充電されている。バッ
テリの充電が十分に進んだ段階で、S68の判断がOK
になる。この場合は、S52に戻ってエンジンを停止
し、電気自動車走行に戻る。
の充電が不十分なので、S62に戻ってエンジン走行と
バッテリ充電を継続する。またS64では、エンジン水
温が所定値以上になると、判定結果がNGになる。この
場合は、オーバーヒートと判定して、エンジンを停止
し、車両を停止させる(S66)。好適には運転者に車
両停止が予告され、運転者は適切な場所に車両を停止さ
せる。
電動式ウォータポンプを作動させて、ベルト異常により
失われた冷却性能を補っているので、エンジンの水温上
昇を緩慢にすることができる。したがってオーバーヒー
トを防止でき、あるいはオーバーヒートに到るまでの待
避走行の走行時間と走行距離を長くできる。
に、ハイブリッド自動車以外の車両にも適用可能であ
り、例えばエコラン車両(前述のMGエコラン車両を含
む)にも本発明を好適に適用できる。
本発明に係るハイブリッドシステムに対応するエンジン
始動装置の機能ブロック図が示される。図10では、図
3に示された機能ブロック図と同一要素に同一符号を付
してその説明を省略する。
示されたベルト異常検出部36及び異常対応処理部38
に加え、スタータモータ9のイナーシャを推定するイナ
ーシャ推定部80及びこのイナーシャの推定値に応じて
スタータモータ9へ与えるトルク指令値を制御するトル
ク指令値制御部82とが設けられている。
ェア面から見ると、ECU30は複数の個別のECUで
構成されてもよい。
ンサ34により検出されたスタータモータ9のプーリ比
換算後の回転数Nmを、スタータモータ9の加速度に換
算し、これからスタータモータ9のイナーシャを算出す
る。このイナーシャの推定は、例えばオブザーバを用い
る等の方法により行うことができる。
びエンジン1のプーリとの間でスリップが発生している
とスタータモータ9のイナーシャが減少する。そこで、
イナーシャ推定部80により推定されたイナーシャが所
定の基準値以下であるときには、ベルト異常検出部36
が、ベルト13にスリップが発生したとしてベルト異常
と判定する。ベルト異常と判定された場合には、実施形
態1で述べたように、異常対応処理部38により異常対
応処理が行われる。
82がスタータモータ9に与えるトルク指令値の減少処
理を行う。スタータモータ9のトルクが減少すれば、ベ
ルト13のスリップを抑制することができるからであ
る。
制御部82によって決定されるスタータモータ9へのト
ルク指令値を監視し、この値が所定しきいトルク指令値
以下となった時にベルト異常が発生した旨ベルト異常検
出部36に検出させる構成とすることもできる。上述し
たように、ベルト13にスリップが発生した場合には、
トルク指令値の減少処理によりトルク指令値が低下して
いるからである。
に係るエンジン始動装置において、スタータモータ9の
イナーシャが所定の基準値より小さい場合にトルク指令
値減少処理を行う場合の工程が示される。図11におい
て、モータ回転センサ34によりスタータモータ9の回
転数が算出され(S1)、この値からプーリ比換算され
たスタータモータ9の回転数Nmが算出される(S
2)。このスタータモータ9のプーリ換算後の回転数N
mから、イナーシャ推定部80がスタータモータ9の加
速度を算出し(S3)、上述したようなオブザーバ等を
用いてスタータモータ9のイナーシャを推定する(S
4)。
基準値より大きいか否かが判定され(S5)、イナーシ
ャが基準値より小さい場合にはベルト異常検出部36が
ベルト異常と判定すると共に、トルク指令値制御部82
がスタータモータ9へ与えるトルク指令値の減少処理を
行う(S6)。
の間にスリップが生じ、スタータモータ9のイナーシャ
が所定の基準値より小さくなった場合には、スタータモ
ータ9へ与えるトルク指令値を減少させ、上記スリップ
を抑制して、スリップのない状態ですなわちイナーシャ
が所定の基準値より大きい状態でスタータモータ9の運
転を行うように制御する。
ータモータ9のイナーシャ推定値の計時変化の様子が示
される。図12(a)には、スタータモータ9及びエン
ジン1のプーリとベルト13との間でスリップが発生し
ていない正常時におけるスタータモータ9のイナーシャ
推定値の様子が示される。この場合には、エンジンクラ
ンク軸とスタータモータ9とがベルトあるいは電磁クラ
ッチ等を介して結合されており、スタータモータ9のイ
ナーシャは所定の基準値より大きくなっている。
3にスリップが生じ、エンジン1のイナーシャ分が加算
されない場合の例が示される。この場合には、スタータ
モータ9のイナーシャ推定値は基準値よりも低くなって
いる。
じた場合に、トルク指令値制御部82によりスタータモ
ータ9に与えるトルク指令値の減少処理を行いスリップ
を抑制するので、図12(c)に示されるようにスター
タモータ9のイナーシャ推定値が所定の基準値より大き
い状態となる。これによってスタータモータ9の運転が
正常となる。
した各実施形態において、ベルト以外の無端状部材が設
けられてもよい。例えばベルトの代わりにチェーンが設
けられてもよい。この場合、プーリに代えてスプロケッ
トをクランクシャフトに取り付け、スプロケットにチェ
ーンを巻き付けることが好適である。そして、ベルト異
常はスリップおよび断線(切断)等であるのに対し、チ
ェーン異常は主として断線であり、この断線異常が上記
の実施形態に従って検出される。
ば、エンジン始動装置の無端状部材の異常を検出でき、
検出結果に基づき無端状部材の異常に対策を施すことで
フェールセーフ機能を付加することができ、これにより
車両システムの信頼性を向上することができる。
られるハイブリッドシステムを示す図である。
検出関連の構成を中心に示すブロック図である。
フローチャートである。
きい回転数差と判定タイミングの設定を示す図である。
る。
フローチャートである。
ブリッドシステムの冷却系の構成を示す図である。
待避走行処理を示すフローチャートである。
ブロック図である。
て、スタータモータ9のイナーシャに応じてスタータモ
ータ9のトルク指令値を制御する工程のフロー図であ
る。
時変化を示す図である。
タータモータ、11補機、11a ウォーターポンプ、
13 ベルト、15 クランクプーリ、19,19a,
19b プーリ、30,40 ECU、32 エンジン
回転センサ、34 モータ回転センサ、36,48 ベ
ルト異常検出部、38,50 異常対応処理部、42
水温センサ、44 スロットルセンサ、46 ラジエー
タ電動ファン、72 ヒータコア、76 電動式ウォー
ターポンプ、80 イナーシャ推定部、82 トルク指
令値制御部。
Claims (14)
- 【請求項1】 モータによりベルトまたはチェーン等の
無端状部材を介してエンジンを駆動して始動するエンジ
ン始動装置において、 前記モータの回転数と前記エンジンの回転数の回転数差
が所定しきい回転数差以上であるときに前記無端状部材
に異常が発生したと判定する異常判定手段を有すること
を特徴とするエンジン始動装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載のエンジン始動装置にお
いて、 無端状部材の異常判定タイミングが、前記モータによる
前記エンジンの駆動開始後、回転数差が不安定に現れる
過渡期を過ぎ、エンジン始動性を実質的に低下させる無
端状部材異常を示す回転数差が現れる時期に設定されて
おり、 前記所定しきい回転数差は、前記異常判定タイミングに
おける前記エンジン始動性を実質的に低下させる無端状
部材異常を示す回転数差に対応する大きさに設定されて
いることを特徴とするエンジン始動装置。 - 【請求項3】 モータによりベルトまたはチェーン等の
無端状部材を介してエンジンを駆動して始動するエンジ
ン始動装置において、 前記無端状部材が前記モータ、前記エンジンに加えて別
の車両機器に巻き掛けられており、 前記車両機器の作動異常を検出したときに前記無端状部
材に異常が発生したと判定する異常判定手段が設けられ
ていることを特徴とするエンジン始動装置。 - 【請求項4】 請求項3に記載のエンジン始動装置にお
いて、 前記車両機器はエンジン冷却用のウォーターポンプであ
り、 前記異常判定手段は、エンジン水温が所定値以上に上昇
したときに前記無端状部材に異常が発生したと判定する
ことを特徴とするエンジン始動装置。 - 【請求項5】 請求項4に記載のエンジン始動装置にお
いて、 前記異常判定手段は、エンジンを高負荷運転していない
のにも拘わらずエンジン水温が所定値以上に上昇したと
きに、前記無端状部材に異常が発生したと判定すること
を特徴とするエンジン始動装置。 - 【請求項6】 請求項5に記載のエンジン始動装置にお
いて、 前記異常判定手段は、エンジン水温が所定値以上に上昇
し、かつ、スロットル開度が所定しきい開度以下である
ときに、前記無端状部材に異常が発生したと判定するこ
とを特徴とするエンジン始動装置。 - 【請求項7】 請求項4に記載のエンジン始動装置にお
いて、 前記異常判定手段は、ラジエータシステムが正常に作動
しているのにも拘わらずエンジン水温が所定値以上に上
昇したときに、前記無端状部材に異常が発生したと判定
することを特徴とするエンジン始動装置。 - 【請求項8】 請求項7に記載のエンジン始動装置にお
いて、 前記異常判定手段は、エンジン水温が所定値以上に上昇
し、かつ、ラジエターの電動ファンが作動中であるとき
に、前記無端状部材に異常が発生したと判定することを
特徴とするエンジン始動装置。 - 【請求項9】 請求項1〜8に記載のエンジン始動装置
において、 前記無端状部材の異常を検出したときは、前記エンジン
に連結された別のモータを、フェールセーフ用の始動モ
ータとして用いて前記エンジンを始動することを特徴と
するエンジン始動装置。 - 【請求項10】 請求項1〜9に記載のエンジン始動装
置において、 前記無端状部材は、エンジン、モータおよびエンジン冷
却用の機械式ウォーターポンプに巻き掛けられており、 前記無端状部材の異常が検出されたときに、前記機械式
ウォーターポンプとは別に設けられた電動ウォーターポ
ンプに作動を指示し、フェールセール用ポンプとして機
能させることを特徴とするエンジン始動装置。 - 【請求項11】 エンジンと、 前記エンジンを駆動して始動するためのモータと、 エンジン冷却用の機械式ウォーターポンプと、 前記エンジン、前記モータおよび前記機械式ウォーター
ポンプに巻き掛けられた動力伝達用のベルトまたはチェ
ーン等の無端状部材と、 を含むエンジンシステムにおいて、 前記無端状部材に異常が発生したことを検出する異常検
出手段と、 前記無端状部材に異常が発生したとき、前記機械式ウォ
ーターポンプとは別に設けられた電動ウォーターポンプ
をフェールセール用ポンプとして作動させる異常対応処
理手段と、 を含むことを特徴とするエンジンシステム。 - 【請求項12】 請求項11に記載のエンジンシステム
において、 前記異常対応処理手段は、前記無端状部材の異常を検出
したときは、前記エンジンに連結された別のモータを、
フェールセーフ用の始動モータとして用いて前記エンジ
ンを始動することを特徴とするエンジンシステム。 - 【請求項13】 モータによりベルトまたはチェーン等
の無端状部材を介してエンジンを駆動して始動するエン
ジン始動装置において、 前記モータの回転数と前記モータ加速度とからイナーシ
ャを推定するイナーシャ推定手段と、 前記イナーシャが所定値以下であるときに前記無端状部
材に異常が発生したと判定する異常判定手段と、を有す
ることを特徴とするエンジン始動装置。 - 【請求項14】 モータによりベルトまたはチェーン等
の無端状部材を介してエンジンを駆動して始動するエン
ジン始動装置において、 前記モータの回転数と前記モータ加速度とからイナーシ
ャを推定するイナーシャ推定手段と、 前記イナーシャが所定の基準値より大きくなるように適
宜前記モータへのトルク指令値を制御するトルク指令値
制御手段と、 前記トルク指令値が所定しきいトルク指令値以下となっ
たときに前記無端状部材に異常が発生したと判定する異
常判定手段と、を有することを特徴とするエンジン始動
装置。
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