JP2001070445A - プレフィルドシリンジ - Google Patents
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Landscapes
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Abstract
の確実性を確保しつつ、構造の単純化・製造コストの削
減と薬剤投与までの手順の簡略化を実現し、さらに廃棄
物の減量を実現する。 【解決手段】後部がストッパーで封鎖されたプレフィル
ドシリンジにおいて前部の栓体保持室を、薬液通路が内
側から外側に貫通するよう設けた栓体がネジの作用によ
り封鎖する構造において、薬液充填室と栓体保持室の間
の仕切り板に設けた開放口と、仕切り板の栓体保持室側
に押し付けられた栓体底部の中心からずらして設けられ
た通路口が一致しない位置で固定されたものを、栓体頭
部を指で回転させることにより、開放口と通路口を一致
させ、薬液が開放される構造にする。
Description
ンジにおいてその構造を単純化しながらも、薬液の保存
の確実性と低コスト化およびゴミの減量、さらに使用時
の手順の簡略化を実現するものに関する。
は、シリンジ内に密封された薬液を外部に開放するのに
ゴム栓で封鎖されたシリンジ先端に両頭針を有するキャ
ップまたは円筒を接続させ、ゴム栓を貫通させたり、ノ
ズルの先端に設けた溶着させた蓋を破断することにより
行っていた(たとえば特許2846909により製造さ
れるプラスティックカートリッジ)。あるいはスパイク
または連通針を設けたキャップを封鎖部方向に嵌合させ
る動作により開放させていた(例えば特願平6−261
946)。また、プレフィルドシリンジと同様な思想と
して、薬液が充填されたアンプルをカートリッジとして
注射器ユニットを使用するものも繁用されている(例え
ば歯科用局所麻酔薬カートリッジとシリンジ)。
リンジにおいては、薬液の密封性を実現するために薬液
保持部の先端にゴム栓および金属製のキャップを用いて
薬液通路を封鎖し、薬液を開放するために中空針をゴム
栓に貫通させるシステムが一般的で、構造上複雑であっ
た。また、複雑であれば部品数も多くなり、製造コスト
も一般のディスポーザブルシリンジと薬液アンプルを使
用した場合と比較して割高であった。また、プラスティ
ックシリンジのノズルに蓋を溶着さたプレフィルドシリ
ンジおいては、キャップを取り外す動作で蓋を破断して
薬液を開通させるが、その後針を装着する作業が必要
で、使用までの手順を減らすことには成功していない。
また、部品数も多くゴミの少量化も実現していない。ま
た、歯科の局所麻酔において使用するシリンジは、ほと
んどが内部に薬液カートリッジを装填したシリンジであ
り、口腔内に使用する際患者の唾液や血液がシリンジに
付着しやすく、他の患者に同じシリンジを使用する場
合、消毒が必要であった。
も十分な薬液密封性と使用時の手順の簡略化、製造にお
ける低コスト化、さらにディスポーザブル使用において
のゴミの少量化を実現することを目的とする。また、従
来カートリッジを内臓するシリンジユニットとして使用
していた分野においてはシリンジの消毒の手間を減少さ
せることを目的とする。
に、本発明のプレフィルドシリンジにおいては、シリン
ジ前部において、薬液充填室とボルト状の栓体を挿入す
る栓体保持室を仕切り板で分け、仕切り板の開放口を、
薬液通路を底部から外側まで設けたボルト状の栓体をね
じ込むことで栓をする構造とし、使用時にボルト状の栓
体を回転させて開口部と薬液通路口を接合させて、薬液
を開放可能とさせるものである。
栓体の中心線よりずらした位置に設けることにより栓体
を回転させることで通路口は中心線を中心に回転し、開
放口と接合させる位置にしたり、離れて接しない位置に
も移動可能である。通常は仕切り板の栓体保持室側に、
開放口と通路口が重ならない位置で栓体底部をネジの作
用で押し付けて、薬液の密封性を保つことができる。
出した頭部を指で回転させて仕切り板の開放口と通路口
の位置を一致させ、密封されていた薬液を外部に開放さ
せる。
頭部の外周上に凸部を設ける方法を採用している。この
凸部は一個所でも複数でもよいし、バーの形状としても
よいが、指掛けによる栓体の回しやすさから、対角線上
に2個所から4個所設置することが推奨される。また、
凸部の代わりにある程度高くした頭部円周上に凹部を複
数設けても同様な形状になり、同様な効果が得られる。
合せやすくする方法としては、回転させる過程で、シリ
ンジ本体先端に設けた凸部が栓体の露出した頭部の張り
出したシリンジ側に設けた凹部に掛かり抵抗が生じるよ
うにしてもよい。また、封鎖時の栓体の位置を安定させ
る目的で、封鎖時の位置で同様に凸部と凹部をかみ合す
構造にしてもよい。さらに、回す回数を多くして、仕切
り板と栓体底部との間にある程度のスペースを作れば、
開放口と通路口の位置が合わなくとも開放可能になる。
開口部に注射針取り付け部を設けたものであり、請求項
4の発明は、栓体に注射針が薬液通路と接続するよう設
けたものである。注射針取り付け部に当初より注射針の
針基を結合させて一体化させていてもよい。
栓体あるいはシリンジ本体前部にネジ方式またはルアー
ロック方式、あるいはルアースリップ方式にて嵌合また
は締め固定させさせたものであり、針の保護および針部
周辺と薬液封鎖部分の無菌性を保持可能な構造を有す
る。
面と針保護キャップの内面に繋止用の凸部と凹部を設
け、ネジ式キャップをはずす回転動作がそのままボルト
状の栓体を回転させて薬液を開放できる状態にする事を
目的とする。なお、キャップ外周上に羽根状のつまみを
設ければ、小さな力で開放できるし薬液閉鎖状態と開放
状態の位置を容易に把握できる。なお、キャップを単に
嵌合させる形状の場合はとキャップ内側の凹部を凸部に
して、栓体の凸部に掛かるようにすればよい。
ンジャーロッドを可動ストッパーのネジ穴に接続するこ
とを可能としたプレフィルドシリンジの発明であり、当
発明の分野において通常用いられているものである。な
お、ネジを有するプランジャーにおいてはハンドルをリ
ング状にして、薬液の血管内誤注入等を回避するための
吸引動作を行っているのが一般的である。
けフランジを設けたもので、とくに請求項7の可動スト
ッパーを有した発明の形状においてプランジャーロッド
と接続することにより、注射器ユニットは完成しすぐに
使用可能な状態となる。
後端部に有するプレフィルドシリンジは、プランジャー
ロッドを本体部に前後可動に設けた注入補助具を接続部
において接続して使用する発明である。
指掛けフランジと、プランジャーロッド後端部にハンド
ルを必要とする。これとほぼ同様な形状の注入補助具は
歯科麻酔のカートリッジをニードルユニットに装填した
ものに接続するタイプのものが市販されている。また、
注入補助具を電動とする場合は、指掛けフランジやハン
ドルは必要としない。
法は色々な態様が考えられるがルアーロック式が操作が
簡便でしっかりと固定されるため推奨される。
はじめとして薬液を患者に注射する場合、血管内誤注入
等を回避するため、吸引動作を必要とする場合がある
が、請求項7の可動ストッパーにプランジャーロッドを
接続させるネジ穴を有する発明において、請求項10の
上記ネジ穴に挿入させる、ネジ穴の深さより長い凸部を
有するプランジャーロッドを用いることで自動吸引を可
能とする。
ーにおいて、プランジャーロッド接触面からストッパー
の直径の3割から4割程度の厚さを薬液側に残して設け
た深さのネジ穴に、プランジャーロッド側にネジ穴の深
さよりストッパーの直径の3割から4割の長さ分長い凸
部を設けたものを挿入して圧力を加えれば、穴より長い
分だけ薬液側のゴムが盛り上がることとなる。そこでロ
ッドを押す力を緩めれば、ゴムの復元力により薬液部は
陰圧になり、自動的に吸引動作が行われる。なお、凸部
はネジ穴内で前後に可動である必要がある為ネジ山のな
い、ネジ穴の内径より細いものが推奨される。また、ス
トッパーのネジ穴は単なる円柱状の穴にしてもこの場合
は問題ない。
径は一致させる必要はないが、薬液充填室の容量が大き
く外径が大きい場合は栓体保持室の外径の方を小さく、
薬液充填室の容量が小さく外径も小さい場合は、連続し
た円筒状とすることが好ましい。
必ずしも一致させる必要はない。例えば、薬液充填室の
外径が栓体保持室の外径より大きい場合、開放口を薬液
充填室の中心線位置に設置すれば、栓体保持室の中心線
ををずらした位置にしないと栓体の回転により通路口を
開放口と一致させたり離したりすることができなくな
る。
プロピレン、ポリエチレンまたはポリエチレンテレフタ
ートのような素材で作成できる。なお、一般的にはポリ
エチレンが好適である。
が、円柱状の栓体にネジを切って、ネジ穴形状の栓体保
持室に回転による封鎖・固定または封鎖の開放すること
が目的であるため、容易に回転できるのであれば必ずし
も頭部を傘状の大きな径にする必要はない。また、栓体
底部面をゴム等の弾性体にすれば、仕切り板に押し付け
る力が比較的小さくても密封性は保持される。
づき図面を参照して説明する。図1は、本発明プレフィ
ルドシリンジ本体1において、後部が可動ストッパー2
により封鎖され、前部において薬液通路3を底部4から
外部側まで貫通させたボルト状の栓体5の底部4におい
て、円柱状である栓体5の中心線からずらした位置に通
路口6を設けた栓体5により封鎖された栓体保持室7
と、開放口9を有する仕切り板10で仕切られた薬液充
填室8を有するものである。この発明においては、栓体
保持室7の内側円周面と栓体5の外周面に各々設けられ
たネジ山の作用で、栓体5の底部4が仕切り板10に強
く押し付けられ固定されている。この状態では、仕切り
板10の開放口9と栓体5の通路口6は重複しない位置
にあり、薬液が通過できない密封された状態にある。
の外部に露出した頭部11に指で力を加えて栓体5を約
半回転回し、開放口9と通路口6の位置を合わせた位置
で止め、薬液充填室8の薬液を栓体5の中を貫通する薬
液通路3を経由して開放された状態とする。なお、栓体
5の形状を把握しやすいように図3に斜視図を示す。
注射針取り付け部12と注射針13を有する針基14を
薬液通路3に接続するように設置してあり、ストッパー
2にネジ穴15を設け、シリンジ後部に指掛けフランジ
16を設けているので、ネジ付きプランジャーロッドを
接続することによりすぐに患者に使用出来る状態とな
る。
るが、通路口6と最も遠い位置において重複部分がな
く、開放時に重複部分が最大になるよう設置すればどの
位置でもよいが、シリンジの中心線よりずらした位置に
設置する方が封鎖時にお互いの距離を大きくすることが
可能であるため推奨される。
アーロック接合部17に、針保護用のキャップ18を接
合させたものである、キャップ18の内側円周面には栓
体5の頭部11の外周に設けた弾性のある爪19がキャ
ップをはずす方向に引っかかるように、溝20が切って
ある。爪19には角度がつけてある為、キャップ18を
閉める回転では掛からず、栓体5も回転しない。また、
シリンジ本体1bの端部の平面に凸部21が設けてあ
り、栓体頭部11のシリンジ側の平面に凹部22が凸部
21に薬液開通位置でかみ合い、固定されるように設置
してある。
転させると、栓体頭部11の爪19がキャップ18の内
側面の溝20に掛かり、栓体5も回転する。半回転まわ
った位置で、シリンジの凸部21と栓体頭部11の凹部
22がかみ合い、薬液開通位置で栓体5が固定される。
なお、キャップ18が回転により針先方向に移動する距
離はルアーロックのため、栓体5が外部方向にネジで移
動する距離より長く、キャップ18の溝20は半回転し
た時点で爪19からはずれるようにしてある。また、本
発明の後端部の外周には、注入補助具と接続する接続部
24を有している。本発明を使用する場合は、接続部2
4に注入補助具本体23の接続部25を接続させた後、
針保護用のキャップ18をはずす方向に回転させると同
時に栓体5も回転し、薬液開通位置にて栓体5が固定さ
れ、薬液は開放状態になり準備は完了する。なお、溝2
0を爪状の凸部にして一定方向に爪19が掛かるように
しても同様の効果を得られる。なお、図4に注入補助具
の一例の断面図を示す。
いるので、以下に記載されるような効果を有する。
密封されている薬液を、栓体をわずか半回転させるだけ
で開放することが出来るため、薬剤投与までの手間を大
幅に削減できる。
リンジよりも少ない部品数で薬液密封および開放システ
ムを可能にし、製造コストを低く抑えることが可能であ
る。
常強固に締められた栓体を容易に回転させることが可能
となり、さらに凸部の方向で薬液開通位置を把握するの
に役立つ。
か、または当初より注射針を設けることが当発明の目的
達成上重要である。特に注射針を当初より設けて医療現
場に提供することは、医療行為における手順の簡略化と
注射針保存容器とシリンジ保存容器が兼ねられることに
より医療廃棄物の少量化を可能にする。
装着しておくことは滅菌した針の保存に有効であり、ま
たキャップ内部構造の製造工程を無菌的に行うことで本
発明全体を無菌状態に保存する容器が必要としなくな
り、したがって使用時に消毒の必要もなくなる。
合、口腔に入る部分をすべてディスポーザブルとして使
用できることに意義がある。従来の麻酔薬カートリッジ
と針はディスポーザブルであるが、シリンジのカートリ
ッジはシリンジ内部であるため、口腔内で患者の唾液や
血液で汚染されるシリンジは毎回消毒の必要がある為で
ある。また、歯科での麻酔薬注入までの準備における手
順は多い。まず、カートリッジの針刺し部分のゴム膜を
アルコール等で消毒する。次にシリンジ内にカートリッ
ジを装填し、次に注射針のカートリッジ側のコンテナを
はずしてシリンジに装着する。そして残りのコンテナを
はずすという手順である。無菌的に製造された注射針と
保護キャップ内部を有する本発明においては封鎖部の消
毒の必要はなくなる。また、手順において請求項6の栓
体とかみ合う保護キャップを有する発明を使用する場
合、保護キャップをはずす動作だけで準備が完了し、針
の装着のための動作は必要としない。
助具は反復使用が可能であるため、プランジャーロッド
と指掛けフランジ部分のコスト低減とともに廃棄物のボ
リュームを減少させることに貢献する。同時に、術者の
持ちやすく操作しやすい形状にすることが可能であり、
手技の精度を高めるのに役立つことになる。
器が普及しており、手動において困難である安定した注
入速度と微量注入を可能にしている。当発明の後端部連
結で注射針を有する形状においては、当発明に適合する
電動注入器の形状はよりシンプルなものが設計可能とな
る。
る。
プと注入補助具接続部を設けた実施例の縦断面図であ
る。
Claims (10)
- 【請求項1】シリンジ後部が可動ストッパー(2)によ
り封鎖され、シリンジ前部の栓体保持室(7)が、底部
の中心からずらして設けられた通路口(6)から外部ま
で薬液通路(3)を貫通させたボルト状の栓体(5)に
より封鎖され、栓体保持室(7)に開通する開放口
(9)を有する仕切り板(10)により仕切られた薬液
充填室(8)を有し、ねじの作用により開放口(9)と
通路口(6)が接しない位置に固定された栓体(5)を
その外部に露出した頭部(11)に力を加えて回転さ
せ、開放口(9)と通路口(6)の位置を合わせるか、
栓体底部(4)と仕切り板(10)との間にスペースを
作ることにより、開放口(9)から薬液通路(3)を経
て薬液を開放可能にすることを特徴としたプレフィルド
シリンジ。 - 【請求項2】栓体(5)の頭部外周上に放射状に凸部を
設けた請求項1のプレフィルドシリンジ。 - 【請求項3】栓体の薬液通路(3)の外側開口部に注射
針取り付け部(12)を設けた請求項1または2のプレ
フィルドシリンジ。 - 【請求項4】薬液通路(3)に接続し、薬液を注出可能
に栓体(5)に注射針(13)を設けた請求項1〜3の
うち1のプレフィルドシリンジ。 - 【請求項5】栓体(5)あるいはシリンジ本体(1)と
接合する構造を有した針保護キャップ(18)を設けた
請求項4のプレフィルドシリンジ。 - 【請求項6】針保護キャップ(18)が栓体頭部(1
1)に部分的に繋止し、回転させることにより栓体
(5)をも回転させることが可能な請求項5のプレフィ
ルドシリンジ。 - 【請求項7】可動ストッパー(2)にプランジャーロッ
ドを結合させるネジ穴(15)を後端面に設けた、請求
項1〜6のいずれか1のプレフィルドシリンジ。 - 【請求項8】シリンジ後部に指掛けフランジ(16)を
設けた請求項1〜7のいずれか1のプレフィルドシリン
ジ。 - 【請求項9】先端に接続部(25)を有する本体部(2
3)と本体部に前後可動な状態で取り付けられたプラン
ジャーロッド(27)からなる注入補助具と後端におい
て接続する接続部(24)を設けた、請求項1〜7のい
ずれか1のプレフィルドシリンジ。 - 【請求項10】請求項7のネジ穴(15)のある可動ス
トッパー(2)を有したプレフィルドシリンジにおいて
使用しうる、ネジ穴の長さより長いプランジャー凸部
(30)を設けたストッパー接触面(29)を有する注
入補助具またはプランジャーロッド。
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JP (1) | JP2001070445A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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