JP2001055961A - 高圧燃料供給装置 - Google Patents
高圧燃料供給装置Info
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Classifications
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B11/00—Equalisation of pulses, e.g. by use of air vessels; Counteracting cavitation
- F04B11/0008—Equalisation of pulses, e.g. by use of air vessels; Counteracting cavitation using accumulators
- F04B11/0016—Equalisation of pulses, e.g. by use of air vessels; Counteracting cavitation using accumulators with a fluid spring
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M55/00—Fuel-injection apparatus characterised by their fuel conduits or their venting means; Arrangements of conduits between fuel tank and pump F02M37/00
-
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- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
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- F02M55/04—Means for damping vibrations or pressure fluctuations in injection pump inlets or outlets
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- F02M63/00—Other fuel-injection apparatus having pertinent characteristics not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00; Details, component parts, or accessories of fuel-injection apparatus, not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of groups F02M39/00 - F02M61/00 or F02M67/00; Combination of fuel pump with other devices, e.g. lubricating oil pump
- F02M63/02—Fuel-injection apparatus having several injectors fed by a common pumping element, or having several pumping elements feeding a common injector; Fuel-injection apparatus having provisions for cutting-out pumps, pumping elements, or injectors; Fuel-injection apparatus having provisions for variably interconnecting pumping elements and injectors alternatively
- F02M63/0225—Fuel-injection apparatus having a common rail feeding several injectors ; Means for varying pressure in common rails; Pumps feeding common rails
-
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- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B49/00—Control, e.g. of pump delivery, or pump pressure of, or safety measures for, machines, pumps, or pumping installations, not otherwise provided for, or of interest apart from, groups F04B1/00 - F04B47/00
- F04B49/08—Regulating by delivery pressure
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 大型化することなく脈圧を低減することがで
き、また耐久性が向上した高圧燃料供給装置を得る。 【解決手段】 この発明の高圧燃料供給装置200は、
低圧燃料吸入通路3からの燃料を加圧して高圧燃料吐出
通路7に高圧燃料を吐出する高圧燃料ポンプ6と、この
高圧燃料吐出通路7に設けられ高圧燃料の脈動を吸収す
る高圧ダンパ8と、高圧燃料吐出通路7の分岐部18か
ら分岐された分岐通路9に設けられ高圧ダンパ8からの
高圧燃料をある所定の圧力に調圧する高圧レギュレータ
10と、分岐部18の下流の高圧燃料吐出通路7に設け
られ高圧燃料の脈動を吸収するオリフィス60とを備え
ている。
き、また耐久性が向上した高圧燃料供給装置を得る。 【解決手段】 この発明の高圧燃料供給装置200は、
低圧燃料吸入通路3からの燃料を加圧して高圧燃料吐出
通路7に高圧燃料を吐出する高圧燃料ポンプ6と、この
高圧燃料吐出通路7に設けられ高圧燃料の脈動を吸収す
る高圧ダンパ8と、高圧燃料吐出通路7の分岐部18か
ら分岐された分岐通路9に設けられ高圧ダンパ8からの
高圧燃料をある所定の圧力に調圧する高圧レギュレータ
10と、分岐部18の下流の高圧燃料吐出通路7に設け
られ高圧燃料の脈動を吸収するオリフィス60とを備え
ている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば筒内噴射
式エンジンに用いられる高圧燃料供給装置に関するもの
である。
式エンジンに用いられる高圧燃料供給装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の高圧燃料供給装置100の
構成を示すブロック図、図7はこの高圧燃料供給装置1
00の一部を切り欠いた全体断面図である。この高圧燃
料供給装置100は、燃料タンク1内の低圧燃料ポンプ
2で送出された低圧燃料が流れる低圧燃料吸入通路3に
設けられ低圧燃料を定圧化する低圧レギュレータ4と、
低圧燃料吸入通路3に設けられ低圧燃料の脈動を吸収す
る低圧ダンパ5と、低圧ダンパ5からの低圧燃料を加圧
して高圧燃料吐出通路7に吐出する高圧燃料ポンプ6
と、高圧燃料吐出通路7に流れる高圧燃料の脈動を吸収
する高圧ダンパ8と、高圧燃料吐出通路7から分岐部1
8で分岐された分岐通路9に設けられ高圧燃料をある所
定の圧力に調圧する高圧レギュレータ10と、高圧ダン
パ8と分岐部18との間の高圧燃料吐出通路7に設けら
れたオリフィス11とを備えている。なお、符号12は
フィルタ、17は高圧レギュレータ10と燃料タンク1
とを接続するドレイン配管を示す。
構成を示すブロック図、図7はこの高圧燃料供給装置1
00の一部を切り欠いた全体断面図である。この高圧燃
料供給装置100は、燃料タンク1内の低圧燃料ポンプ
2で送出された低圧燃料が流れる低圧燃料吸入通路3に
設けられ低圧燃料を定圧化する低圧レギュレータ4と、
低圧燃料吸入通路3に設けられ低圧燃料の脈動を吸収す
る低圧ダンパ5と、低圧ダンパ5からの低圧燃料を加圧
して高圧燃料吐出通路7に吐出する高圧燃料ポンプ6
と、高圧燃料吐出通路7に流れる高圧燃料の脈動を吸収
する高圧ダンパ8と、高圧燃料吐出通路7から分岐部1
8で分岐された分岐通路9に設けられ高圧燃料をある所
定の圧力に調圧する高圧レギュレータ10と、高圧ダン
パ8と分岐部18との間の高圧燃料吐出通路7に設けら
れたオリフィス11とを備えている。なお、符号12は
フィルタ、17は高圧レギュレータ10と燃料タンク1
とを接続するドレイン配管を示す。
【0003】上記高圧燃料ポンプ6は、低圧燃料吸入通
路3及び高圧燃料吐出通路7の開閉を行うバルブ20
と、低圧燃料吸入通路3からの低圧燃料を加圧して高圧
燃料吐出通路7に吐出する高圧燃料供給体21とを備え
ている。図8はバルブ20の断面図であり、バルブ20
は、第1のプレート22及び第2のプレート23と、こ
れらのプレート22,23に挟まれた薄板状のバルブ本
体19とから構成されている。第1のプレート22には
低圧燃料吸入通路3と連通する第1の燃料吸入口24及
びこの第1の燃料吸入口24の内寸法よりも大きな内寸
法で高圧燃料吐出通路7と連通する第1の燃料吐出口2
5が形成されている。第2のプレート23には第1の燃
料吸入口24よりも内寸法が大きな第2の燃料吸入口2
6及び第1の燃料吐出口25よりも内寸法が小さい第2
の燃料吐出口27が形成されている。バルブ本体19
は、第1の燃料吸入口24及び第2の燃料吸入口26の
間に介在する吸入側片部28と、第1の燃料吐出口25
及び第2の燃料吐出口27の間に介在する吐出側片部2
9を有している。
路3及び高圧燃料吐出通路7の開閉を行うバルブ20
と、低圧燃料吸入通路3からの低圧燃料を加圧して高圧
燃料吐出通路7に吐出する高圧燃料供給体21とを備え
ている。図8はバルブ20の断面図であり、バルブ20
は、第1のプレート22及び第2のプレート23と、こ
れらのプレート22,23に挟まれた薄板状のバルブ本
体19とから構成されている。第1のプレート22には
低圧燃料吸入通路3と連通する第1の燃料吸入口24及
びこの第1の燃料吸入口24の内寸法よりも大きな内寸
法で高圧燃料吐出通路7と連通する第1の燃料吐出口2
5が形成されている。第2のプレート23には第1の燃
料吸入口24よりも内寸法が大きな第2の燃料吸入口2
6及び第1の燃料吐出口25よりも内寸法が小さい第2
の燃料吐出口27が形成されている。バルブ本体19
は、第1の燃料吸入口24及び第2の燃料吸入口26の
間に介在する吸入側片部28と、第1の燃料吐出口25
及び第2の燃料吐出口27の間に介在する吐出側片部2
9を有している。
【0004】高圧燃料供給体21は、第1の凹部30a
内にバルブ20を収納したケーシング30と、バルブ2
0の第2のプレート23と面接触して収納された円筒状
のスリーブ31と、このスリーブ31内に摺動可能に挿
入されスリーブ31と協同して燃料加圧室32を形成す
るピストン33と、ピストン33の穴底面34とホルダ
35との間に挟まれ燃料加圧室32の体積を拡大する方
向にピストン33を付勢した第1のスプリング36とを
備えている。また、高圧燃料供給体21は、スリーブ3
1に嵌着されたハウジング37と、ハウジング37に嵌
着されているとともに外周面に形成された雄ネジ部でケ
ーシング30の第1の凹部30aに螺着され、ケーシン
グ30の第1の凹部30a内にバルブ20、スリーブ3
1及びハウジング37を固定したリング状の固定部材3
8と、ハウジング37と受け部39との間に設けられた
金属製のベローズ40と、このベローズ40の外周でハ
ウジング37とホルダ42との間に縮設された第2のス
プリング41と、第2のスプリング41を囲って設けら
れケーシング30にねじ(図示せず)で固着されたブラ
ケット43とを備えている。
内にバルブ20を収納したケーシング30と、バルブ2
0の第2のプレート23と面接触して収納された円筒状
のスリーブ31と、このスリーブ31内に摺動可能に挿
入されスリーブ31と協同して燃料加圧室32を形成す
るピストン33と、ピストン33の穴底面34とホルダ
35との間に挟まれ燃料加圧室32の体積を拡大する方
向にピストン33を付勢した第1のスプリング36とを
備えている。また、高圧燃料供給体21は、スリーブ3
1に嵌着されたハウジング37と、ハウジング37に嵌
着されているとともに外周面に形成された雄ネジ部でケ
ーシング30の第1の凹部30aに螺着され、ケーシン
グ30の第1の凹部30a内にバルブ20、スリーブ3
1及びハウジング37を固定したリング状の固定部材3
8と、ハウジング37と受け部39との間に設けられた
金属製のベローズ40と、このベローズ40の外周でハ
ウジング37とホルダ42との間に縮設された第2のス
プリング41と、第2のスプリング41を囲って設けら
れケーシング30にねじ(図示せず)で固着されたブラ
ケット43とを備えている。
【0005】また、高圧燃料供給体21は、ブラケット
43の端部の摺動孔43aに摺動可能に設けられたタペ
ット44と、カムシャフトの回転運動をカム(図示せ
ず)のプロフィールに従ってピストン33を往復運動さ
せる回転自在に掛けられたピン45と、このピン45に
回転自在にそれぞれ嵌合されたブッシュ46、カムロー
ラ47とを備えている。
43の端部の摺動孔43aに摺動可能に設けられたタペ
ット44と、カムシャフトの回転運動をカム(図示せ
ず)のプロフィールに従ってピストン33を往復運動さ
せる回転自在に掛けられたピン45と、このピン45に
回転自在にそれぞれ嵌合されたブッシュ46、カムロー
ラ47とを備えている。
【0006】上記高圧ダンパ8は、ケーシング30の第
2の凹部30bに螺着されている。高圧ダンパ8は、第
1のケース50と、この第1のケース50と対向して設
けられ第1のケース50と協同して空間部を形成した第
2のケース51と、この空間部を高圧ガスを封入した背
圧室52と緩衝室53とに区画する薄板円板のステンレ
ス鋼からなるダイヤフラム54とを備えている。このダ
イヤフラム54は、緩衝室53に高圧燃料吐出通路7か
ら流入した燃料の圧力と背圧室52内の高圧ガスの圧力
とが均衡するように移動し、これにより、緩衝室53内
の容積が変化して、高圧燃料吐出通路7内の燃料の脈動
を吸収している。
2の凹部30bに螺着されている。高圧ダンパ8は、第
1のケース50と、この第1のケース50と対向して設
けられ第1のケース50と協同して空間部を形成した第
2のケース51と、この空間部を高圧ガスを封入した背
圧室52と緩衝室53とに区画する薄板円板のステンレ
ス鋼からなるダイヤフラム54とを備えている。このダ
イヤフラム54は、緩衝室53に高圧燃料吐出通路7か
ら流入した燃料の圧力と背圧室52内の高圧ガスの圧力
とが均衡するように移動し、これにより、緩衝室53内
の容積が変化して、高圧燃料吐出通路7内の燃料の脈動
を吸収している。
【0007】上記構成の高圧燃料供給装置100では、
エンジンのカムシャフトに固定されたカムの回転によ
り、カムローラ47、ブッシュ45、ピン45及びタペ
ット44を介してピストン33が往復運動する。ピスト
ン33の降下時(燃料吸入行程時)には、燃料加圧室3
2内の容積が増加し、燃料加圧室32内は減圧される。
第1の燃料吸入口24の圧力より燃料加圧室32内の圧
力が低くなるとバルブ本体19の吸入側片部28は第2
の燃料吸入口26側に撓み変形し、低圧燃料供給通路3
内の燃料は第1の燃料吸入口24を通じて燃料加圧室3
2内に流入する。ピストン33の上昇時(燃料吐出行程
時)には、燃料加圧室32内は増圧され、第1の燃料吐
出口25の圧力より燃料加圧室32内の圧力が高くなる
とバルブ本体19の吐出側片部29は第1の燃料吐出口
25に撓み変形し、燃料加圧室32内の燃料は第1の燃
料吐出口25、燃料吐出通路7を通じて高圧ダンパ8に
送られ、そこで燃圧脈動は吸収される。高圧燃料は、さ
らに高圧ダンパ8の下流に設けられたオリフィス11に
より燃圧脈動が吸収される。脈動が吸収された高圧燃料
は、高圧燃料吐出通路7の先端部に形成された燃料吐出
口15、高圧配管16を通じてデリバリパイプ13内に
供給され、その後図示しないエンジンの各気筒に燃料噴
射弁14を通じて供給される。
エンジンのカムシャフトに固定されたカムの回転によ
り、カムローラ47、ブッシュ45、ピン45及びタペ
ット44を介してピストン33が往復運動する。ピスト
ン33の降下時(燃料吸入行程時)には、燃料加圧室3
2内の容積が増加し、燃料加圧室32内は減圧される。
第1の燃料吸入口24の圧力より燃料加圧室32内の圧
力が低くなるとバルブ本体19の吸入側片部28は第2
の燃料吸入口26側に撓み変形し、低圧燃料供給通路3
内の燃料は第1の燃料吸入口24を通じて燃料加圧室3
2内に流入する。ピストン33の上昇時(燃料吐出行程
時)には、燃料加圧室32内は増圧され、第1の燃料吐
出口25の圧力より燃料加圧室32内の圧力が高くなる
とバルブ本体19の吐出側片部29は第1の燃料吐出口
25に撓み変形し、燃料加圧室32内の燃料は第1の燃
料吐出口25、燃料吐出通路7を通じて高圧ダンパ8に
送られ、そこで燃圧脈動は吸収される。高圧燃料は、さ
らに高圧ダンパ8の下流に設けられたオリフィス11に
より燃圧脈動が吸収される。脈動が吸収された高圧燃料
は、高圧燃料吐出通路7の先端部に形成された燃料吐出
口15、高圧配管16を通じてデリバリパイプ13内に
供給され、その後図示しないエンジンの各気筒に燃料噴
射弁14を通じて供給される。
【0008】上記構成の高圧燃料供給装置100では、
燃料噴射弁14から噴射される燃料噴射量を安定化させ
るため、及び高圧燃料ポンプ6から吐出した高圧燃料の
燃圧脈動によりデリバリパイプ13が共振して脈動が増
幅することを防止するために、高圧ダンパ8及びオリフ
ィス11が設けられている。
燃料噴射弁14から噴射される燃料噴射量を安定化させ
るため、及び高圧燃料ポンプ6から吐出した高圧燃料の
燃圧脈動によりデリバリパイプ13が共振して脈動が増
幅することを防止するために、高圧ダンパ8及びオリフ
ィス11が設けられている。
【0009】図9は、本願の発明者が実験により求め
た、オリフィス11による高圧燃料供給装置100内の
平均圧力のデータである。オリフィス11が無いときに
比べて、高圧燃料供給装置100内の圧力が高く、また
オリフィス11の小孔の口径が小さい程、高圧燃料供給
装置100内の圧力が大きくなっているのが分かる。ま
た、図10はデリバリーパイプ13内の脈圧(圧力の高
低差)を示している。オリフィス11が無いときに比べ
て、デリバリーパイプ13内の脈圧が小さく、またオリ
フィス11の内径が小さい程、デリバリーパイプ13内
の脈圧がより低減されているのが分かる。
た、オリフィス11による高圧燃料供給装置100内の
平均圧力のデータである。オリフィス11が無いときに
比べて、高圧燃料供給装置100内の圧力が高く、また
オリフィス11の小孔の口径が小さい程、高圧燃料供給
装置100内の圧力が大きくなっているのが分かる。ま
た、図10はデリバリーパイプ13内の脈圧(圧力の高
低差)を示している。オリフィス11が無いときに比べ
て、デリバリーパイプ13内の脈圧が小さく、またオリ
フィス11の内径が小さい程、デリバリーパイプ13内
の脈圧がより低減されているのが分かる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の高圧燃料供
給装置100では、高圧レギュレータ10の上流側にオ
リフィス11が設けられており、図9に示すように、エ
ンジンの高回転領域で高圧燃料ポンプ6の吐出流量が増
大した場合には、オリフィス11での圧力損失が大きく
なり、デリバリーパイプ13内がある所定の圧力に高圧
レギュレータ10で調圧されるため、燃料加圧室32内
からオリフィス11の上流までの液圧は圧力損失分だけ
高くなる。そのため、高圧燃料ポンプ6、高圧ダンパ8
及び高圧燃料ポンプ6を駆動するカムシャフトにも過大
な負荷が加わり、高圧ダンパ8、カムシャフトの耐久性
が低下するという問題点があった。また、高圧ダンパ8
は作動圧力範囲を拡大しなければならないという問題点
もあった。また、デリバリーパイプ13内の脈圧を更に
低減させるために、オリフィス11の口径寸法を小さく
した場合には、それだけオリフィス11での圧力損失が
増大し、燃料加圧室32内の燃圧が高くなり、その燃圧
が高くなり過ぎると高圧燃料ポンプ6の吐出流量が低下
するという問題点もあった。特に、高圧燃料ポンプ6の
吐出流量が増加する高回転域でこの問題は顕著であっ
た。
給装置100では、高圧レギュレータ10の上流側にオ
リフィス11が設けられており、図9に示すように、エ
ンジンの高回転領域で高圧燃料ポンプ6の吐出流量が増
大した場合には、オリフィス11での圧力損失が大きく
なり、デリバリーパイプ13内がある所定の圧力に高圧
レギュレータ10で調圧されるため、燃料加圧室32内
からオリフィス11の上流までの液圧は圧力損失分だけ
高くなる。そのため、高圧燃料ポンプ6、高圧ダンパ8
及び高圧燃料ポンプ6を駆動するカムシャフトにも過大
な負荷が加わり、高圧ダンパ8、カムシャフトの耐久性
が低下するという問題点があった。また、高圧ダンパ8
は作動圧力範囲を拡大しなければならないという問題点
もあった。また、デリバリーパイプ13内の脈圧を更に
低減させるために、オリフィス11の口径寸法を小さく
した場合には、それだけオリフィス11での圧力損失が
増大し、燃料加圧室32内の燃圧が高くなり、その燃圧
が高くなり過ぎると高圧燃料ポンプ6の吐出流量が低下
するという問題点もあった。特に、高圧燃料ポンプ6の
吐出流量が増加する高回転域でこの問題は顕著であっ
た。
【0011】この発明は、このような問題点を解決する
ことを課題とするものであって、高圧燃料ポンプの燃料
加圧室及び高圧ダンパの燃圧を高くすることなくデリバ
リーパイプ内の脈動を低減することができ、また耐久性
が向上した高圧燃料供給装置を得ることを目的とする。
ことを課題とするものであって、高圧燃料ポンプの燃料
加圧室及び高圧ダンパの燃圧を高くすることなくデリバ
リーパイプ内の脈動を低減することができ、また耐久性
が向上した高圧燃料供給装置を得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る高圧燃料供給装置は、分岐通路の分岐部の下流の高圧
燃料吐出通路に、高圧燃料の脈動を吸収する絞り体を設
けたものである。
る高圧燃料供給装置は、分岐通路の分岐部の下流の高圧
燃料吐出通路に、高圧燃料の脈動を吸収する絞り体を設
けたものである。
【0013】この発明の請求項2に係る高圧燃料供給装
置は、デリバリパイプに接続される高圧配管に、高圧燃
料の脈動を吸収する絞り体を設けたものである。
置は、デリバリパイプに接続される高圧配管に、高圧燃
料の脈動を吸収する絞り体を設けたものである。
【0014】この発明の請求項3に係る高圧燃料供給装
置では、絞り体は、オリフィスである。
置では、絞り体は、オリフィスである。
【0015】この発明の請求項4に係る高圧燃料供給装
置では、オリフィスの小孔は、口径が1mmである。
置では、オリフィスの小孔は、口径が1mmである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の高圧燃料供給装
置200について説明するが、先に示した図6ないし図
8と同一または相当部分は同一符号を付して、説明す
る。 実施の形態1.図1はこの発明の高圧燃料供給装置20
0の構成を示すブロック図、図2はこの高圧燃料供給装
置200の一部を切り欠いた全体断面図である。この高
圧燃料供給装置200は、燃料タンク1内の低圧燃料ポ
ンプ2からの低圧燃料が流れる低圧燃料吸入通路3に設
けられ低圧燃料を定圧化する低圧レギュレータ4と、低
圧燃料吸入通路3に設けられ低圧燃料の脈動を吸収する
低圧ダンパ5と、低圧ダンパ5からの低圧燃料を加圧し
高圧燃料吐出通路7に吐出する高圧燃料ポンプ6と、高
圧燃料吐出通路7に流れる高圧燃料の脈動を吸収する高
圧ダンパ8と、高圧燃料吐出通路7の分岐部18から分
岐された分岐通路9に設けられ高圧燃料をある所定の圧
力に調圧する高圧レギュレータ10と、分岐部18の下
流の高圧燃料吐出通路7で燃料吐出口15の入り口部に
設けられた絞り体であるオリフィス60とを備えてい
る。なお、符号12はフィルタ、17は高圧レギュレー
タ10と燃料タンク1とを接続するドレイン配管を示
す。
置200について説明するが、先に示した図6ないし図
8と同一または相当部分は同一符号を付して、説明す
る。 実施の形態1.図1はこの発明の高圧燃料供給装置20
0の構成を示すブロック図、図2はこの高圧燃料供給装
置200の一部を切り欠いた全体断面図である。この高
圧燃料供給装置200は、燃料タンク1内の低圧燃料ポ
ンプ2からの低圧燃料が流れる低圧燃料吸入通路3に設
けられ低圧燃料を定圧化する低圧レギュレータ4と、低
圧燃料吸入通路3に設けられ低圧燃料の脈動を吸収する
低圧ダンパ5と、低圧ダンパ5からの低圧燃料を加圧し
高圧燃料吐出通路7に吐出する高圧燃料ポンプ6と、高
圧燃料吐出通路7に流れる高圧燃料の脈動を吸収する高
圧ダンパ8と、高圧燃料吐出通路7の分岐部18から分
岐された分岐通路9に設けられ高圧燃料をある所定の圧
力に調圧する高圧レギュレータ10と、分岐部18の下
流の高圧燃料吐出通路7で燃料吐出口15の入り口部に
設けられた絞り体であるオリフィス60とを備えてい
る。なお、符号12はフィルタ、17は高圧レギュレー
タ10と燃料タンク1とを接続するドレイン配管を示
す。
【0017】上記高圧燃料ポンプ6は、低圧燃料吸入通
路3及び高圧燃料吐出通路7の開閉を行うバルブ20
と、低圧燃料吸入通路3からの低圧燃料を加圧して高圧
燃料吐出通路7に吐出する高圧燃料供給体21とを備え
ている。バルブ20は、第1のプレート22及び第2の
プレート23と、これらのプレート22,23に挟まれ
た薄板状のバルブ本体19とから構成されている。第1
のプレート22には低圧燃料吸入通路3と連通する第1
の燃料吸入口24及びこの第1の燃料吸入口24の内寸
法よりも大きな内寸法で高圧燃料吐出通路7と連通する
第1の燃料吐出口25が形成されている。第2のプレー
ト23には第1の燃料吸入口24よりも内寸法が大きな
第2の燃料吸入口26及び第1の燃料吐出口25よりも
内寸法が小さい第2の燃料吐出口27が形成されてい
る。バルブ本体19は、第1の燃料吸入口24及び第2
の燃料吸入口26の間に介在する吸入側片部28と、第
1の燃料吐出口25及び第2の燃料吐出口27の間に介
在する吐出側片部29を有している。
路3及び高圧燃料吐出通路7の開閉を行うバルブ20
と、低圧燃料吸入通路3からの低圧燃料を加圧して高圧
燃料吐出通路7に吐出する高圧燃料供給体21とを備え
ている。バルブ20は、第1のプレート22及び第2の
プレート23と、これらのプレート22,23に挟まれ
た薄板状のバルブ本体19とから構成されている。第1
のプレート22には低圧燃料吸入通路3と連通する第1
の燃料吸入口24及びこの第1の燃料吸入口24の内寸
法よりも大きな内寸法で高圧燃料吐出通路7と連通する
第1の燃料吐出口25が形成されている。第2のプレー
ト23には第1の燃料吸入口24よりも内寸法が大きな
第2の燃料吸入口26及び第1の燃料吐出口25よりも
内寸法が小さい第2の燃料吐出口27が形成されてい
る。バルブ本体19は、第1の燃料吸入口24及び第2
の燃料吸入口26の間に介在する吸入側片部28と、第
1の燃料吐出口25及び第2の燃料吐出口27の間に介
在する吐出側片部29を有している。
【0018】高圧燃料供給体21は、第1の凹部30a
内にバルブ20を収納したケーシング30と、バルブ2
0の第2のプレート23と面接触して収納された円筒状
のスリーブ31と、このスリーブ31内に摺動可能に挿
入されスリーブ31と協同して燃料加圧室32を形成す
るピストン33と、ピストン33の穴底面34とホルダ
35との間に挟まれ燃料加圧室32の体積を拡大する方
向にピストン33を付勢した第1のスプリング36とを
備えている。また、高圧燃料供給体21は、スリーブ3
1に嵌着されたハウジング37と、ハウジング37に嵌
着されているとともに外周面に形成された雄ネジ部でケ
ーシング30の第1の凹部30aに螺着され、ケーシン
グ30の第1の凹部30a内にバルブ20、スリーブ3
1及びハウジング37を固定したリング状の固定部材3
8と、ハウジング37と受け部39との間に設けられた
金属製のベローズ40と、このベローズ40の外周でハ
ウジング37とホルダ42との間に縮設された第2のス
プリング41と、第2のスプリング41を囲って設けら
れケーシング30にねじ(図示せず)で固着されたブラ
ケット43とを備えている。
内にバルブ20を収納したケーシング30と、バルブ2
0の第2のプレート23と面接触して収納された円筒状
のスリーブ31と、このスリーブ31内に摺動可能に挿
入されスリーブ31と協同して燃料加圧室32を形成す
るピストン33と、ピストン33の穴底面34とホルダ
35との間に挟まれ燃料加圧室32の体積を拡大する方
向にピストン33を付勢した第1のスプリング36とを
備えている。また、高圧燃料供給体21は、スリーブ3
1に嵌着されたハウジング37と、ハウジング37に嵌
着されているとともに外周面に形成された雄ネジ部でケ
ーシング30の第1の凹部30aに螺着され、ケーシン
グ30の第1の凹部30a内にバルブ20、スリーブ3
1及びハウジング37を固定したリング状の固定部材3
8と、ハウジング37と受け部39との間に設けられた
金属製のベローズ40と、このベローズ40の外周でハ
ウジング37とホルダ42との間に縮設された第2のス
プリング41と、第2のスプリング41を囲って設けら
れケーシング30にねじ(図示せず)で固着されたブラ
ケット43とを備えている。
【0019】また、高圧燃料供給体21は、ブラケット
43の端部の摺動孔43aに摺動可能に設けられたタペ
ット44と、カムシャフトの回転運動をカム(図示せ
ず)のプロフィールに従ってピストン33を往復運動さ
せる回転自在に掛けられたピン45と、このピン45に
回転自在にそれぞれ嵌合されたブッシュ46、カムロー
ラ47とを備えている。
43の端部の摺動孔43aに摺動可能に設けられたタペ
ット44と、カムシャフトの回転運動をカム(図示せ
ず)のプロフィールに従ってピストン33を往復運動さ
せる回転自在に掛けられたピン45と、このピン45に
回転自在にそれぞれ嵌合されたブッシュ46、カムロー
ラ47とを備えている。
【0020】上記高圧ダンパ8は、ケーシング30の第
2の凹部30bに螺着されている。高圧ダンパ8は、第
1のケース50と、この第1のケース50と対向して設
けられ第1のケース50と協同して空間部を形成した第
2のケース51と、この空間部を高圧ガスを封入した背
圧室52と緩衝室53とに区画する薄板円板のステンレ
ス鋼からなるダイヤフラム54とを備えている。このダ
イヤフラム54は、緩衝室53に高圧燃料吐出通路7か
ら流入した燃料の圧力と背圧室52内の高圧ガスの圧力
とが均衡するように移動し、これにより、緩衝室53内
の容積が変化して、高圧燃料吐出通路7内の燃料の脈動
を吸収している。
2の凹部30bに螺着されている。高圧ダンパ8は、第
1のケース50と、この第1のケース50と対向して設
けられ第1のケース50と協同して空間部を形成した第
2のケース51と、この空間部を高圧ガスを封入した背
圧室52と緩衝室53とに区画する薄板円板のステンレ
ス鋼からなるダイヤフラム54とを備えている。このダ
イヤフラム54は、緩衝室53に高圧燃料吐出通路7か
ら流入した燃料の圧力と背圧室52内の高圧ガスの圧力
とが均衡するように移動し、これにより、緩衝室53内
の容積が変化して、高圧燃料吐出通路7内の燃料の脈動
を吸収している。
【0021】上記構成の高圧燃料供給装置200では、
エンジンのカムシャフトに固定されたカムの回転によ
り、カムローラ47、ブッシュ46、ピン45及びタペ
ット44を介してピストン33が往復運動する。ピスト
ン33の降下時(燃料吸入行程時)には、燃料加圧室3
2内の容積が増加し、燃料加圧室32内は減圧される。
第1の燃料吸入口24の圧力より燃料加圧室32内の圧
力が低くなるとバルブ本体19の吸入側片部28は第2
の燃料吸入口26側に撓み変形し、低圧燃料供給通路1
内の燃料は第1の燃料吸入口24を通じて燃料加圧室3
2内に流入する。ピストン33の上昇時(燃料吐出行程
時)には、燃料加圧室32内は増圧され、第1の燃料吐
出口25の圧力より燃料加圧室32内の圧力が高くなる
とバルブ本体19の吐出側片部29は第1の燃料吐出口
25に撓み変形し、燃料加圧室32内の燃料は第1の燃
料吐出口25、燃料吐出通路7を通じて高圧ダンパ8に
送られ、そこで燃圧脈動は吸収される。高圧燃料は、さ
らに燃料吐出口15の入り口部に設けられたオリフィス
60により燃圧脈動が吸収される。脈動が吸収された高
圧燃料は、燃料吐出口15、高圧配管16を通じてデリ
バリパイプ13内に供給され、その後図示しないエンジ
ンの各気筒に燃料噴射弁14を通じて供給される。
エンジンのカムシャフトに固定されたカムの回転によ
り、カムローラ47、ブッシュ46、ピン45及びタペ
ット44を介してピストン33が往復運動する。ピスト
ン33の降下時(燃料吸入行程時)には、燃料加圧室3
2内の容積が増加し、燃料加圧室32内は減圧される。
第1の燃料吸入口24の圧力より燃料加圧室32内の圧
力が低くなるとバルブ本体19の吸入側片部28は第2
の燃料吸入口26側に撓み変形し、低圧燃料供給通路1
内の燃料は第1の燃料吸入口24を通じて燃料加圧室3
2内に流入する。ピストン33の上昇時(燃料吐出行程
時)には、燃料加圧室32内は増圧され、第1の燃料吐
出口25の圧力より燃料加圧室32内の圧力が高くなる
とバルブ本体19の吐出側片部29は第1の燃料吐出口
25に撓み変形し、燃料加圧室32内の燃料は第1の燃
料吐出口25、燃料吐出通路7を通じて高圧ダンパ8に
送られ、そこで燃圧脈動は吸収される。高圧燃料は、さ
らに燃料吐出口15の入り口部に設けられたオリフィス
60により燃圧脈動が吸収される。脈動が吸収された高
圧燃料は、燃料吐出口15、高圧配管16を通じてデリ
バリパイプ13内に供給され、その後図示しないエンジ
ンの各気筒に燃料噴射弁14を通じて供給される。
【0022】上記実施の形態1の高圧燃料供給装置20
0では、高圧燃料供給装置200の内部の圧力は高圧燃
料吐出通路7の分岐部18から分岐された分岐通路9に
設けられた高圧レギュレータ10により定められてお
り、高圧燃料吐出通路7の先端部に設けられたオリフィ
ス60の影響を受けない。図3は、本願の発明者が実験
により、高圧燃料供給装置200の内部圧力のオリフィ
ス60による影響の有無を調べたときのデータである。
高圧燃料供給装置200内の圧力は、オリフィス60の
有無の影響を殆ど受けず、オリフィス60を設けた場合
でも高圧燃料供給装置200内の圧力上昇は低く抑制さ
れているのが分かる。
0では、高圧燃料供給装置200の内部の圧力は高圧燃
料吐出通路7の分岐部18から分岐された分岐通路9に
設けられた高圧レギュレータ10により定められてお
り、高圧燃料吐出通路7の先端部に設けられたオリフィ
ス60の影響を受けない。図3は、本願の発明者が実験
により、高圧燃料供給装置200の内部圧力のオリフィ
ス60による影響の有無を調べたときのデータである。
高圧燃料供給装置200内の圧力は、オリフィス60の
有無の影響を殆ど受けず、オリフィス60を設けた場合
でも高圧燃料供給装置200内の圧力上昇は低く抑制さ
れているのが分かる。
【0023】一方、図4に示すように、オリフィス60
を設けた場合にはオリフィス60が無いときに比べて、
デリバリーパイプ13内の脈圧が小さく、またオリフィ
ス60の小孔の口径が小さい程、デリバリーパイプ13
内の脈圧がより低減され、オリフィス60の脈圧の低減
効果は、従来のもの(図10参照)と同様であることが
分かる。また、オリフィス60の小孔の口径が1mmの
場合、2mmと比較して、高圧燃料供給装置200の内
部圧力は殆ど同じであるが、カムシャフトの回転数が4
000rpmのときに、2mmでは脈圧が0.84MP
aであるのに対して1mmでは0.55MPaであり、
脈圧が大幅に低減される。
を設けた場合にはオリフィス60が無いときに比べて、
デリバリーパイプ13内の脈圧が小さく、またオリフィ
ス60の小孔の口径が小さい程、デリバリーパイプ13
内の脈圧がより低減され、オリフィス60の脈圧の低減
効果は、従来のもの(図10参照)と同様であることが
分かる。また、オリフィス60の小孔の口径が1mmの
場合、2mmと比較して、高圧燃料供給装置200の内
部圧力は殆ど同じであるが、カムシャフトの回転数が4
000rpmのときに、2mmでは脈圧が0.84MP
aであるのに対して1mmでは0.55MPaであり、
脈圧が大幅に低減される。
【0024】実施の形態2.図5はこの発明の実施の形
態2の高圧燃料供給装置300の構成を示すブロック図
であり、この実施の形態2では、一端部が燃料吐出口1
5に接続され他端部がデリバリーパイプ13に接続され
た高圧配管16に絞り体であるオリフィス61を設けて
いる。他の構成は実施の形態1と同様であり、その説明
は省略する。この実施の形態2では、実施の形態1と同
様の作用、効果を得ることができるとともに、例えばオ
リフィスの仕様変更を行う場合でも、仕様変更オリフィ
スを高圧配管16に取り付ければよく、簡単な交換作業
ですむ。なお、上記実施の形態1,2では、絞り体の一
例としてオリフィスを用いたが、勿論このものに限定さ
れるものではなく、例えばノズルでもよい。
態2の高圧燃料供給装置300の構成を示すブロック図
であり、この実施の形態2では、一端部が燃料吐出口1
5に接続され他端部がデリバリーパイプ13に接続され
た高圧配管16に絞り体であるオリフィス61を設けて
いる。他の構成は実施の形態1と同様であり、その説明
は省略する。この実施の形態2では、実施の形態1と同
様の作用、効果を得ることができるとともに、例えばオ
リフィスの仕様変更を行う場合でも、仕様変更オリフィ
スを高圧配管16に取り付ければよく、簡単な交換作業
ですむ。なお、上記実施の形態1,2では、絞り体の一
例としてオリフィスを用いたが、勿論このものに限定さ
れるものではなく、例えばノズルでもよい。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の請求項
1に係る高圧燃料供給装置によれば、高圧レギュレータ
が設けられた分岐通路の分岐部の下流の高圧燃料吐出通
路に、高圧燃料の脈動を吸収する絞り体を設けたので、
高圧燃料供給装置の内部の圧力は高圧レギュレータで定
められ、高圧燃料供給装置の内部の圧力が圧力損失によ
り増大することなく、高圧燃料ポンプ、カムシャフトの
耐久性の向上、高圧ダンパの作動圧力幅の低減を図るこ
とができる。
1に係る高圧燃料供給装置によれば、高圧レギュレータ
が設けられた分岐通路の分岐部の下流の高圧燃料吐出通
路に、高圧燃料の脈動を吸収する絞り体を設けたので、
高圧燃料供給装置の内部の圧力は高圧レギュレータで定
められ、高圧燃料供給装置の内部の圧力が圧力損失によ
り増大することなく、高圧燃料ポンプ、カムシャフトの
耐久性の向上、高圧ダンパの作動圧力幅の低減を図るこ
とができる。
【0026】また、この発明の請求項2に係る高圧燃料
供給装置によれば、デリバリパイプに接続される高圧配
管に、高圧燃料の脈動を吸収する絞り体を設けたので、
請求項1に係る効果とともに、絞り体の交換作業も簡単
であるという効果もある。
供給装置によれば、デリバリパイプに接続される高圧配
管に、高圧燃料の脈動を吸収する絞り体を設けたので、
請求項1に係る効果とともに、絞り体の交換作業も簡単
であるという効果もある。
【0027】また、この発明の請求項3に係る高圧燃料
供給装置によれば、絞り体は、オリフィスであるので、
簡単な構造で、また安価で脈動を吸収することができ
る。
供給装置によれば、絞り体は、オリフィスであるので、
簡単な構造で、また安価で脈動を吸収することができ
る。
【0028】また、この発明の請求項4に係る高圧燃料
供給装置によれば、オリフィスの小孔が、口径が1mm
であるときには、デリバリーパイプ内の脈圧が大幅に低
減される。
供給装置によれば、オリフィスの小孔が、口径が1mm
であるときには、デリバリーパイプ内の脈圧が大幅に低
減される。
【図1】 この発明の実施の形態1の高圧燃料供給装置
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【図2】 図1の高圧燃料供給装置の一部を切り欠いた
全体断面図である。
全体断面図である。
【図3】 図1の高圧燃料供給装置におけるカムシャフ
トの回転数と内部圧力との関係図である。
トの回転数と内部圧力との関係図である。
【図4】 図1の高圧燃料供給装置におけるカムシャフ
トの回転数とデリバリーパイプ内での脈圧との関係図で
ある。
トの回転数とデリバリーパイプ内での脈圧との関係図で
ある。
【図5】 この発明の実施の形態2の高圧燃料供給装置
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【図6】 従来の高圧燃料供給装置の構成を示すブロッ
クである。
クである。
【図7】 図6の高圧燃料供給装置の一部を切り欠いた
全体断面図である。
全体断面図である。
【図8】 図6の高圧燃料ポンプのバルブの断面図であ
る。
る。
【図9】 図6の高圧燃料供給装置におけるカムシャフ
トの回転数と内部圧力との関係図である。
トの回転数と内部圧力との関係図である。
【図10】 図6の高圧燃料供給装置におけるカムシャ
フトの回転数とデリバリーパイプ内での脈圧との関係図
である。
フトの回転数とデリバリーパイプ内での脈圧との関係図
である。
3 低圧燃料吸入通路、6 高圧燃料ポンプ、7 高圧
燃料吐出通路、8 高圧ダンパ、9 分岐通路、10
高圧レギュレータ、18 分岐部、60,61オリフィ
ス(絞り体)、200,300 高圧燃料供給装置。
燃料吐出通路、8 高圧ダンパ、9 分岐通路、10
高圧レギュレータ、18 分岐部、60,61オリフィ
ス(絞り体)、200,300 高圧燃料供給装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3G066 AA02 AB02 AD12 BA12 BA46 BA53 BA61 CA01S CA03 CA08 CA09 CB01 CB11 CB12 CB13T CB15 CB18 CD03 CD14 CD29 CD30 CE02
Claims (4)
- 【請求項1】 低圧燃料吸入通路からの燃料を加圧して
高圧燃料吐出通路に高圧燃料を吐出する高圧燃料ポンプ
と、 この高圧燃料ポンプの下流の前記高圧燃料吐出通路に設
けられ前記高圧燃料の脈動を吸収する高圧ダンパと、 この高圧ダンパの下流の前記高圧燃料吐出通路の分岐部
から分岐された分岐通路に設けられ前記高圧ダンパから
の高圧燃料をある所定の圧力に調圧する高圧レギュレー
タと、 前記分岐部の下流の前記高圧燃料吐出通路に設けられ前
記高圧燃料の脈動を吸収する絞り体とを備えている高圧
燃料供給装置。 - 【請求項2】 低圧燃料吸入通路からの燃料を加圧して
高圧燃料吐出通路に高圧燃料を吐出する高圧燃料ポンプ
と、 この高圧燃料ポンプの下流の前記高圧燃料吐出通路に設
けられ前記高圧燃料の脈動を吸収する高圧ダンパと、 この高圧ダンパの下流の前記高圧燃料吐出通路の分岐部
から分岐された分岐通路に設けられ前記高圧ダンパから
の高圧燃料をある所定の圧力に調圧する高圧レギュレー
タと、 前記高圧燃料吐出通路に一端部が接続され他端部が燃料
噴射弁の取り付けられたデリバリパイプに接続される高
圧配管と、 この高圧配管に設けられ前記高圧燃料吐出通路からの前
記高圧燃料の脈動を吸収する絞り体とを備えている高圧
燃料供給装置。 - 【請求項3】 絞り体は、オリフィスである請求項1ま
たは請求項2に記載の高圧燃料供給装置。 - 【請求項4】 オリフィスの小孔は、口径が1mmであ
る請求項1ないし請求項3の何れかに記載の高圧燃料供
給装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11227406A JP2001055961A (ja) | 1999-08-11 | 1999-08-11 | 高圧燃料供給装置 |
US09/481,974 US6223725B1 (en) | 1999-08-11 | 2000-01-13 | High-pressure fuel supply assembly |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11227406A JP2001055961A (ja) | 1999-08-11 | 1999-08-11 | 高圧燃料供給装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001055961A true JP2001055961A (ja) | 2001-02-27 |
Family
ID=16860344
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11227406A Pending JP2001055961A (ja) | 1999-08-11 | 1999-08-11 | 高圧燃料供給装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6223725B1 (ja) |
JP (1) | JP2001055961A (ja) |
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EP1365142A2 (en) | 2002-05-24 | 2003-11-26 | Hitachi, Ltd. | High-pressure fuel pump |
JP2008157252A (ja) * | 2008-01-21 | 2008-07-10 | Hitachi Ltd | 燃料ポンプ |
CN103591060A (zh) * | 2013-11-21 | 2014-02-19 | 湖南三一智能控制设备有限公司 | 工程机械及其液压控制油路 |
WO2016088340A1 (ja) * | 2014-12-05 | 2016-06-09 | 株式会社デンソー | 高圧ポンプ |
JP2016534282A (ja) * | 2013-09-16 | 2016-11-04 | デルファイ・インターナショナル・オペレーションズ・ルクセンブルク・エス・アー・エール・エル | ハイブリッド燃料噴射装置 |
Families Citing this family (23)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2001248518A (ja) * | 2000-03-01 | 2001-09-14 | Mitsubishi Electric Corp | 可変吐出量燃料供給装置 |
US6672285B2 (en) | 2000-04-20 | 2004-01-06 | Bosch Rexroth Corporation | Suction controlled pump for HEUI systems |
US6439199B2 (en) * | 2000-04-20 | 2002-08-27 | Bosch Rexroth Corporation | Pilot operated throttling valve for constant flow pump |
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