JP2000300603A - 使いすておむつ - Google Patents
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- Japan
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- back sheet
- disposable diaper
- side flap
- sheet
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- Pending
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- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
着用者に快適な使いすておむつを提供する。 【解決手段】液透過性の表面シートと、液不透過性の裏
面シートと、吸収体とサイドフラップとを有し、サイド
フラップは、裏面シートとサイドシートとから形成され
ており、サイドフラップ部の裏面シートは、25〜90
0μmの穴を1〜40個/cm2の割合で設けており、
さらに、サイドフラップの耐水圧が100mmH2O以
上で、かつ、通気度が1.0〜350cc/cm2・s
ec、透湿度が400〜3000g/m2・24hrの
範囲である使いすておむつ。
Description
おむつとして共される使いすておむつであって、更に詳
しくは、通気性及び透湿性を付与して、むれ、かぶれを
改善し、さらに耐水圧を付与して、漏れを改善した使い
すておむつに関するものである。
面シートと、液不透過性の裏面シートと、これら両シー
トの間に配置された吸収体とからなる部分と、吸収体の
側縁位置部分から外側へ延出しているサイドフラップ部
分とによって構成する技術は公知である。さらに、サイ
ドフラップ部分に伸縮弾性体を設置し、使いすておむつ
装着時の太股部への密着性を高めることによって漏れ防
止を図ることも行われている。しかしながら、液不透過
性の裏面シートとしては、不透明性のプラスチックフィ
ルムが一般的に用いられているため、太股部への密着性
が高いと、通気性が阻害され、着用者の汗や排泄物によ
る湿気でむれてしまう。
を軽減するために、液不透過性の裏面シートとして、熱
可塑性樹脂にフィラーを加えて延伸した通気性、透湿性
を有するフィルムを使用することが提案されている。し
かし、この場合、微細な孔を多数有するフィルムは強度
が弱いため、強度を維持するには目付を増加する必要が
あり、その分コストアップになる。また、サイドフラッ
プ部分を通気性素材、例えば不織布で形成することが提
案されている。しかし、不織布を使用する場合、通常裏
面シートとして使用するポリエチレンフィルムと比較し
てコスト高となるし、また、裏面シートとの接着が必要
であることから操業効率低下の一要因となる。
過性の裏面シートを吸収体とその近傍にのみ配置し、裏
面シートの外側に裏面シートを覆って、サイドフラップ
を形成するように通気性の不織布を配置した使いすてお
むつが開示されている。このような不織布を使用する場
合、通常裏面シートとして使用するポリエチレンフィル
ムと比較してコスト高となるし、また、裏面シートとの
接着が必要であることから操業効率低下の一要因とな
る。さらに、脚周り伸縮弾性体を挟持するシートが厚か
ったり、何層も積層されていると、その伸縮性が十分に
発揮されず、着用者へのフィット性が不十分になり、着
用中にずれ落ちてしまったり、排泄物が漏れてしまうと
いう問題点があった。
従来の使いすておむつの有する課題を解決し、むれ、か
ぶれ及び漏れを防止し、快適な着用感を与える使いすて
おむつを提供することにある。
とができる本発明は、例えば以下に記載されるような発
明を包含する。
の裏面シートと、これら両シートの間に配置されている
吸収体とからなる部分と、該吸収体の幅方向両側縁位置
より外側へ延出しているサイドフラップ部分とを有する
使いすておむつにおいて、前記サイドフラップ部分は、
液不透過性の裏面シートと、その上面に積層されている
不織布からなるサイドシートにより形成されており、前
記サイドフラップ部分の裏面シートは、25〜900μ
mの穴が1〜40個/cm2の割合で設けられており、
かつ、前記サイドフラップ部分は、JISL1092に
準じて測定される耐水圧が100mmH2O以上、JI
S L1096に準じて測定される通気度が1.0〜3
50.0cc/cm2・secで、JIS Z0208
に準じて測定される透湿度が400〜3000g/m2
・24hrであることを特徴とする使いすておむつ。
IS P8138A法に準じて測定される不透明度が5
0%以下であることを特徴とする、(1) 項記載の使いす
ておむつ。
部分と、使いすておむつにおけるその他の裏面シート部
分とを合わせた使いすておむつの裏面シート外側表面の
総面積に占めるサイドフラップ部分の裏面シートの面積
が15〜40%であることを特徴とする、(1) 項又は
(2) 項記載の使いすておむつ。
イドシートと裏面シートの間に脚周り伸縮弾性部材が配
置されていることを特徴とする、(1) 項〜(3) 項のいず
れか1項記載の使いすておむつ。 (5) 前記使いすておむつにおける全裏面シートは、サイ
ドフラップ部分の裏面シート部分と、使いすておむつに
おけるその他の裏面シート部分とが一体に形成されてい
るシートからなることを特徴とする、(1) 項〜(4) 項の
いずれか1項記載の使いすておむつ。
ートは、サイドフラップ部分の裏面シート部分のみに、
25〜900μmの穴が1〜40個/cm2の割合で設
けられてことを特徴とする、(5) 項記載の使いすておむ
つ。 (7) 前記使いすておむつにおける全裏面シートは、全裏
面シート部分に、25〜900μmの穴が1〜40個/
cm2の割合で設けられてことを特徴とする、(5)項記載
の使いすておむつ。
幅方向両側縁部に沿って、該吸収体の長手方向に延びる
端部近傍を固定基端部として立ち上がる立体ギャザーが
配置されていることを特徴とする、(1) 項〜(7) 項のい
ずれか1項に記載の使いすておむつ。 (9) 前記立体ギャザーは、前記吸収体の幅方向両側面か
ら外方に延出する前記液透過性表面シートを利用して形
成されていることを特徴とする、(8) 項記載の使いすて
おむつ。
方向両側面から外方に延出する前記サイドシートの前記
吸収体側端部を利用し、該吸収体側に延出させて形成さ
れていることを特徴とする、(8) 項記載の使いすておむ
つ。 (11)前記立体ギャザーは、液不透過性であることを特徴
とする、(8) 項〜(10)項のいずれか1項記載の使いすて
おむつ。
つ、通気性、透湿性であることを特徴とする、(8) 項〜
(11)項のいずれか1項記載の使いすておむつ。 (13)前記立体ギャザーは、吸収体側へ内倒し、又はサイ
ドフラップ側へ外倒しに形成されていることを特徴とす
る、(8) 項〜(12)項のいずれか1項記載の使いすておむ
つ。
ドフラップ部分が、液不透過性の裏面シートと、その上
面に積層された不織布からなるサイドシートより形成さ
れており、サイドフラップ部分の裏面シートは、25〜
900μmの穴を1〜40個/cm 2の割合で設けてお
り、かつ、サイドフラップ部分は、JIS L1092
に準じて測定される耐水圧が100mmH2O以上で、
JIS L1096に準じて測定される通気度が1.0
〜350.0cc/cm2・sec以上、かつ、JIS
Z0208に準じて測定される透湿度が400〜30
00g/m2・24hrの範囲にある。
おむつは、漏れを防止しながら、サイドフラップ部分が
通気性、透湿性を有するため、使いすておむつ内部のむ
れが防止され、快適な着用感が付与されている。
JIS P8138A法に準じて測定される不透明度が
50%以下であることが好ましい。このような裏面シー
トとすることにより、裏面シートを通して排泄物を目で
見て確認できる、いわゆる視認性が良好となり、おむつ
交換が遅れて着用者に不快感を与えることがなくなる。
面積と吸収体下の裏面シートの面積を加えてなる吸収性
物品外側表面の総面積に占めるサイドフラップの裏面シ
ート面積が15〜40%であることが好ましい。サイド
フラップ部分の通気度と占有面積をこのような範囲にす
ることにより、より着用感に優れ、おむつ内部の蒸れを
防止し、さらにサイドフラップからの排泄物の滲み出し
を防止した使いすておむつを得ることができる。
ラップ部分が着用者の脚周りに良好にフィットし、さら
に通気性、透湿性を有するためにおむつ内部のむれが防
止され、快適な着用感を付与することができる。
ドフラップ部分の耐水圧と通気度及び透湿度をコントロ
ールすることが特に重要である。耐水圧と通気度及び透
湿度は、主に液不透過性の裏面シートの穴径、単位面積
当たりの割合と不織布の目付、繊維間空隙の大きさ、空
隙率に依存する。裏面シートの穴径が大きく、単位面積
当たりの割合が多い方が通気性、透湿度は高くなる。逆
に、裏面シートの穴径が小さく、単位面積当たりの割合
が少ない方が耐水圧は高くなる。
大きく、空隙率が高い方が通気度、透湿度はより高くな
る。逆に、目付が高く、繊維間空隙が小さく、空隙率が
低い方が耐水圧は高くなる。所望の耐水圧と通気度及び
透湿度を有するサイドフラップ部分は、裏面シートとサ
イドフラップに使用する不織布を適宜選択することによ
り達成される。
有すると、おむつ内外の空気、湿度の出入りが自由にな
り、その結果、排泄物や汗によるおむつ内湿度の上昇を
抑え、着用者に快適な着用感を与えることができる。一
方でサイドフラップ部は高い耐水圧を有するので、着用
者が液体状排泄物を排泄した際に、吸収体の吸収速度に
追いつかずサイドフラップ上に排泄物があふれ出た場合
にも、排泄物がサイドフラップ部を通ってしみ出すこと
がない。
フラップ部分は、液不透過性の裏面シートと、その上面
に積層された不織布からなるサイドシートより形成され
る。サイドフラップ部分を形成するサイドシートは、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、その他の
熱可塑性樹脂を原料とした合成繊維からなる通気性を有
する不織布を使用することができる。使用する不織布の
製法としては、例えば、乾式法、湿式法、スパンレース
法、カード法、スパンボンド法、メルトブロー法、スパ
ンボンド不織布の片面あるいは両面にメルトブロー不織
布を積層した不織布等が挙げられる。
は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、そ
の他の樹脂に無機充填剤及びその他の成分を練り混んだ
ものを延伸して得られるプラスチックフィルムにより形
成される。
割合と延伸の程度を調整して、JIS P8138A法
に準じて測定した場合の不透明度が50%以下のものを
用いられる。不透明度が50%を越えて高くなると、排
泄物に対する視認性が悪くなるため、好ましくない。
分の裏面シートは、25〜900μmの穴を1〜40個
/cm2の割合で設けられ、より好ましくは100〜5
00μmの穴を2〜20個/cm2の割合で設けられ
る。裏面シートへの穴開け方法としては、熱針ロール、
吸引ロール等でドット状、千鳥状などに、所定の領域に
穴を開けるが、特に限定するものではない。裏面シート
の穴の大きさとして、25μm未満では、汗や尿による
おむつ内部のむれを十分に防ぎ得ない。一方、穴の大き
さが、900μmを越えて大きくなると、排泄物がサイ
ドフラップからしみ出すことがあるため好ましくない。
また、単位面積当たりの穴の割合が40個/cm2を越
えて多くなると、シートを構成する面積が少ないため十
分な強度を有しない。
シートは、霧状、網状、ドット状やスパイラル状等の接
着剤による接合、又は、網状、ドット状等の熱接着によ
って接合され、この部位の通気性、透湿性を阻害しない
ように構成されている。
使いすておむつのその他の裏面シート部分の面積を加え
たおむつ外側表面の総面積に占めるサイドフラップ部分
の裏面シートの面積は、15〜40%の範囲にあること
が好ましい。サイドフラップの面積が15%未満では、
汗や尿によるおむつ内部の蒸れを十分に防ぎ得ない。一
方、サイドフラップの面積が40%を越えて高くなる
と、排泄物がサイドフラップからしみ出すことがあるた
め好ましくない。
フラップ部分は、JIS L1092に準じて測定され
る耐水圧が100mmH2O以上であることが好まし
く、200mmH2 Oで以上であることがより好まし
い。耐水圧が100mmH2O未満では、液体排泄物が
サイドフラップ上に漏れでた状態で圧力がかかった場合
に、液体排泄物がサイドフラップを通ってを滲みだして
くる。
096に準じて測定される通気度は、1.0〜350.
0cc/cm2・secの範囲にあることが好ましく、
2.0〜200.0cc/cm2・secの範囲にある
ことがより好ましい。通気度が1.0cc/cm2・s
ec未満では、汗や尿によるおむつ内部の蒸れを十分に
防ぎ得ない。一方、通気度が350cc/cm2・se
cを越えて高くなると、シートを構成する繊維本数が少
ないため十分な強度を有しない。また、シート強度を上
げるためにバインダー等による固定を行ったものは、シ
ートが硬いため、フィット性に劣る。
される透湿度が400〜3000g/m2・24hrの
範囲にあることが好ましく、440〜2500g/m2
・24hrの範囲にあることがより好ましい。透湿度が
400g/m2・24hr未満では、排泄物や汗により
上昇したおむつ内湿度を急速に下げることが難しいた
め、おむつ内湿度が低下するまでの間、着用者に蒸れに
よる不快感を与えてしまう。一方、透湿度が3000g
/m2・24hrを越えるものは、繊維間空隙の大き
さ、不織布全体における空隙率が高くなるため、高い耐
水圧を得ることができない。
フラップ部分を形成する裏面シートとサイドシートの間
には脚周り伸縮弾性部材が配置される。脚周り伸縮弾性
部材としては、ウレタン系及び天然系の糸状及び平状ゴ
ム等、通常の使いすておむつに使用される伸縮弾性体を
そのまま使用することができ、これらの伸縮弾性部材は
それぞれ伸長状態でホットメルト接着剤等により所定の
領域に接着固定され、着用者へ十分なフィット性を付与
することができる。
性の表面シートとしては、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリエステル、その他の熱可塑性樹脂を原料とした
合成繊維からなる不織布等の液透過性のシートを用いる
ことができる。
体は、綿状パルプ、高吸収性高分子物質、合成繊維、熱
溶融成分、接着剤及び親水性シート等からなる液体保持
性を有するものであるが、特に制限されるものではな
い。前記吸収体の形状は、砂時計型、矩形、T字型等特
に制限はなく、股下にフィットする形状であればよい。
必要に応じて、吸収体を圧縮してもよい。吸収体の構成
は、例えば、綿状パルプを主成分とする層単独でも構わ
ない。また、この層の下部に綿状パルプに高吸収性高分
子物質を均一に混合した層を設けてもよい。さらに、こ
の二層間に高吸収性高分子物質を層状に散布しても構わ
ない。こうすることで更に多量の尿を吸収、保持するこ
とができる。上記のように、本発明の吸収体の層構成
は、必要に応じて複数層になっても構わない。
ルプ、あるいは化学機械パルプのシートを粉砕機で綿状
にしたものが挙げられる。パルプ原料としては、針葉樹
に限らず広葉樹の木材パルプ、麻等の非木材パルプも適
用される。パルプ原料は、目的とする吸収体により、単
独又は複数を混合、積層して用いてもよい。綿状パルプ
とともに、合成繊維、熱溶融成分、接着剤等が入ってい
てもよく、3〜60重量%の熱融着物質を混合して、熱
圧着してもよい。熱溶融成分としては、ポリプロピレ
ン、ポリエチレン、ポリエステル、ポリビニリデン、ア
クリル樹脂、ナイロン樹脂等が挙げられる。又は、ポリ
エステル、ポリプロピレン、ポリエチレン等の二成分以
上からなる複合繊維でもよい。
プン系、セルロース系、合成ポリマー系等が挙げられる
が、自重の20倍以上の尿、体液及び水を吸収するもの
で、ポリアクリル酸ナトリウム系のものが吸収性能の点
から最も好ましい。高吸収性高分子物質は、層状に散布
してもよいし、綿状パルプに均一に、あるいは不均一に
分布していてもよい。
排泄物をより早く拡散させる層を用いてもよい。該拡散
層は、ポリエステル、ポリプロピレン等からなる液透過
性の不織布、織布、多孔性プラスチックフィルム、多孔
性フォーム、網状フォーム等が使用できる。その製造方
法及び形状は特に限定されないが、表面シートを通過し
た尿や排泄物を素早くかつ、残留させることなく吸収体
へ移行できる素材であればよい。
向両側縁部に沿って、該吸収体の長手方向に延びる端部
近傍を固定基端部として立ち上がる立体ギャザーを有す
ることができる。立体ギャザーは、前記吸収体の幅方向
両側面から外方に延出する前記液透過性表面シートを利
用して形成することができる。また、立体ギャザーは、
吸収体の幅方向両側面から外方に延出する前記サイドシ
ートの前記吸収体側端部を利用し、該吸収体側に延出さ
せて形成させてもよい。立体ギャザーは、液不透過性で
あることが好ましく、かつ通気性、透湿性であることが
好ましい。立体ギャザーは、吸収体側へ内倒し、又はサ
イドフラップ側へ外倒しのいずれの形態にも形成するこ
とができ。
細に説明するが、本発明はこれらにより何ら制限される
ものではない。
である。図1において、本発明の使いすておむつ1は、
液透過性の表面シート2と、液不透過性の裏面シート3
と、吸収体4とサイドフラップ部分5とからなる。そし
て、サイドフラップ部分5は、裏面シート3と不織布か
らなるサイドシート8とから形成され、両シートの間に
は脚周り伸縮弾性部材9が配置されている(図2参
照)。また、表面シート2の両側縁には伸縮弾性部材1
0が配置されており、立体ギャザー11が形成されてい
る。
り開口部に相当する領域には、脚周り開口部を形成する
ためのくりぬき部12が形成されており、使いすておむ
つ1の端縁部にはウエスト周り開口部に相当する領域に
は、ウエスト周り伸縮弾性部材13が配置されており、
さらに、後身頃14の端縁部の長手方向側縁には一対の
ファスニングテープ15が配置され、前身頃16の端縁
部近傍の中央領域には補強テープ17が配置されてい
る。なお、ファスニングテープ15を介して後身頃16
に接合することにより、ウエスト周り開口部と一対の脚
周り開口部が形成される。
むつ1を長手方向に垂直なX−X'線に沿って切断した
状態を示す横断面図である。図2において、使いすてお
むつ1は、液透過性の表面シート2と、液不透過性の裏
面シート3と、これら両シート間に配置された吸収体4
と、吸収体の側縁部から外側へ延出するサイドフラップ
部分5とから構成されている。この場合、サイドシート
8は吸収体4の側縁近傍まで配置されており、また、サ
イドフラップ部分5は裏面シート3とこの上に積層され
たサイドシート8から形成され、両シートの間には、脚
周り伸縮弾性部材9が配置されている。
材10が配置されており、サイドシート8上を起立点と
して、上方に起立する立体ギャザー11が形成されてい
る。なお、立体ギャザーとして、その基端部が吸収体4
外に位置している例を示したが、必ずしも吸収体外にあ
る必要はなく、吸収体4上にあってもよい。
定した裏面シートとサイドシートを用い、サイドフラッ
プ部分の耐水圧が100mmH2O以上、通気度が1.
0〜350cc/cm2・sec、透湿度が400〜3
000g/m2・24hrにすることで、汗や尿による
蒸れを防ぎ、漏れを防止させることができるため、着用
者に排泄物による不快感を軽減させることができ、快適
な着用感が得られる。
なX−X'線に沿って切断した状態を示す横断面図。
Claims (6)
- 【請求項1】 液透過性の表面シートと、液不透過性の
裏面シートと、これら両シートの間に配置されている吸
収体とからなる部分と、該吸収体の幅方向両側縁位置よ
り外側へ延出しているサイドフラップ部分とを有する使
いすておむつにおいて、 前記サイドフラップ部分は、液不透過性の裏面シート
と、その上面に積層されている不織布からなるサイドシ
ートにより形成されており、 前記サイドフラップ部分の裏面シートは、25〜900
μmの穴が1〜40個/cm2の割合で設けられてお
り、かつ、前記サイドフラップ部分は、JISL109
2に準じて測定される耐水圧が100mmH2O以上、
JIS L1096に準じて測定される通気度が1.0
〜350.0cc/cm2・secで、JIS Z02
08に準じて測定される透湿度が400〜3000g/
m2・24hrであることを特徴とする使いすておむ
つ。 - 【請求項2】 前記使いすておむつの裏面シートのJI
S P8138A法に準じて測定される不透明度が50
%以下であることを特徴とする請求項1記載の使いすて
おむつ。 - 【請求項3】 前記サイドフラップ部分の裏面シート部
分と、使いすておむつにおけるその他の裏面シート部分
とを合わせた使いすておむつの裏面シート外側表面の総
面積に占めるサイドフラップ部分の裏面シートの面積が
15〜40%であることを特徴とする請求項1又は2記
載の使いすておむつ。 - 【請求項4】 前記サイドフラップ部分を形成するサイ
ドシートと裏面シートの間に脚周り伸縮弾性部材が配置
されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1
項記載の使いすておむつ。 - 【請求項5】 前記サイドフラップ部分の裏面シート部
分と、使いすておむつにおけるその他の裏面シート部分
とは一体に形成されているシートからなることを特徴と
する請求項1〜4のいずれか1項記載の使いすておむ
つ。 - 【請求項6】 前記使いすておむつにおける全裏面シー
トは、サイドフラップ部分の裏面シート部分のみに、2
5〜900μmの穴が1〜40個/cm2の割合で設け
られてことを特徴とする、請求項5記載の使いすておむ
つ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11114366A JP2000300603A (ja) | 1999-04-22 | 1999-04-22 | 使いすておむつ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11114366A JP2000300603A (ja) | 1999-04-22 | 1999-04-22 | 使いすておむつ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Family
ID=14635927
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11114366A Pending JP2000300603A (ja) | 1999-04-22 | 1999-04-22 | 使いすておむつ |
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