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JP2000289864A - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

Info

Publication number
JP2000289864A
JP2000289864A JP11095521A JP9552199A JP2000289864A JP 2000289864 A JP2000289864 A JP 2000289864A JP 11095521 A JP11095521 A JP 11095521A JP 9552199 A JP9552199 A JP 9552199A JP 2000289864 A JP2000289864 A JP 2000289864A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
document
paper
bundle
roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11095521A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunihiko Kano
邦彦 加納
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP11095521A priority Critical patent/JP2000289864A/ja
Publication of JP2000289864A publication Critical patent/JP2000289864A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 用紙を1枚ずつ確実に分離でき、小さな搬送
力で迅速かつ滑らかに搬送する小型で安価な給紙装置を
提供する。 【解決手段】 前記目的を達成するために本発明は、用
紙束から用紙を1枚ずつ分離して送り出す給紙装置にお
いて、用紙束を積載保持するトレイと、用紙束の給紙方
向下流側先端部を規制する先端規制手段と、前記先端規
制手段の給紙方向上流側に位置され、用紙に接触して当
該用紙の下流側先端部を上流側へ移動させて用紙ループ
を形成する移動手段と、用紙束を前記移動手段側へ圧接
する圧接手段と、用紙束下流側先端部の前記移動手段側
を支持する爪手段とを有し、前記圧接手段は、前記用紙
ループが形成される途中で圧接を解除するように設定し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、積層された用紙束
から用紙を1枚ずつ分離して送り出す給紙装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】レーザープリンタやサーマルプリンタ等
の種々のプリンタ、ファクシミリ、複写機等にあって
は、原稿や転写紙等の用紙の給紙を行う給紙装置が設け
られており、シート状の用紙を給紙装置のトレイに多数
枚積層保持しておき、この用紙束から用紙を1枚ずつ分
離して送り出すようにしている。
【0003】従来より、このような給紙装置としては、
用紙間の摩擦力と、摩擦パッドおよび用紙間の摩擦力と
の差を利用して、用紙束を分離して用紙を1枚ずつ送る
摩擦パッド方式、空気を用紙間に吹き付け1枚ずつ吸引
することによって、用紙束を分離して用紙を1枚ずつ送
るエアー方式、用紙の弾性を利用して分離爪により用紙
束を分離して用紙を1枚ずつ送る分離爪方式等、種々の
原理・方式のものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来の用紙を1枚ずつ分離し搬送する給紙装置にあって
は、例えば前記摩擦パッド方式では、摩擦パッドとロー
ラとの間に狭み込んだ複数枚の用紙からローラに接する
用紙のみを搬送しながら分離する。このため、摩擦パッ
ドの摩擦力に打ち勝つ搬送力を搬送手段が持たなければ
ならず、搬送手段の駆動源が大型化するので、製造コス
トの増大や用紙へのダメージを招くという不具合があっ
た。
【0005】一方、摩擦パッドへの用紙の供給を制限す
る規制板を設けた給紙装置を搭載した原稿搬送装置が提
案されている。しかし、この方式は搬送力の軽減そのも
のを実現する手段を提供するには至っていない。
【0006】また、前記エアー方式の給紙装置では、エ
アーを用紙間に吹き込んで用紙を分離させるか、もしく
は吸引によって取り出すかするため、用紙の搬送力が大
きくなることはない。しかし、エアーを発生させるファ
ンやダクト等は、高価であるため製造コストの増大をま
ねき、また装置を大型化させるばかりか、ファンの吸排
気の騒音が問題となる。
【0007】また、前記分離爪方式の給紙装置では、用
紙の弾性を利用して爪手段に接触する用紙を移動させな
がらループ状に変形させることで爪手段から用紙端部を
抜き出して搬送する。しかし、この方式は用紙の弾性と
いう特性に大きく影響されるため、例えば用紙の特性を
変化させる温湿度の環境変化や用紙の厚さや筋目方向等
の物理条件の変化への許容範囲が狭く、給紙ミスや重送
が発生しやすい。
【0008】また、前記分離爪方式では、爪手段近傍が
用紙ループ形成のためフリー空間となっている。したが
って、用紙束から最上位の用紙を1枚ずつ給紙する「上
出し」給紙装置の場合、用紙セット時に用紙先端を確実
に爪手段内に入れるため、トレイまたは用紙束を手で押
し下げてから次の用紙をセットする必要があった。ま
た、用紙束から最下位の用紙を1枚ずつ給紙する「下出
し」給紙装置の用紙セット時においては、用紙束の自重
によって用紙先端が前記フリー空間に落ち込み、うまく
爪手段内に入らず、耳折れなどの用紙破損やそれに伴う
斜め送り、また多数枚送りが発生するという問題があっ
た。
【0009】本発明は、前記した従来技術の欠点を除く
ためになされたものであって、本発明の目的は、用紙を
1枚ずつ確実に分離でき、小さな搬送力で迅速かつ滑ら
かに搬送する小型で安価な給紙装置を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、用紙束から用紙を1枚ずつ分離
して送り出す給紙装置において、用紙束を積載保持する
トレイと、用紙束の給紙方向下流側先端部を規制する先
端規制手段と、前記先端規制手段の給紙方向上流側に位
置され、用紙に接触して当該用紙の下流側先端部を上流
側へ移動させて用紙ループを形成する移動手段と、用紙
束を前記移動手段側へ圧接する圧接手段と、用紙束下流
側先端部の前記移動手段側を支持する爪手段とを有し、
前記圧接手段は、前記用紙ループが形成される途中で圧
接を解除するものであることを特徴とする給紙装置であ
る。この発明にあっては、ループ形成の際に、たとえ複
数枚の用紙ループが形成されたとしても、ループ形成途
中で移動手段と圧接手段の間の圧接力を解除することに
より、用紙束最下位にある用紙以外は爪手段内に戻るた
め、用紙の複数枚送りを防ぐことができる。
【0011】また、請求項2の発明は、前記請求項1の
給紙装置において、移動手段は、回転軸と、用紙接触部
を有するローラにより構成され、このローラの回転軸直
角断面は非円形であることを特徴とする。
【0012】また、請求項3の発明は、前記請求項2の
給紙装置において、移動手段は、用紙ガイド部を有する
ことを特徴とする。この発明にあっては、ループ形成し
た複数枚用紙の、用紙束最下位にある用紙以外が爪手段
内に戻る際に、用紙ガイド部が確実にこれら用紙を爪手
段内に戻す。
【0013】また、請求項4の発明は、用紙束から用紙
を1枚ずつ分離して送り出す給紙装置において、用紙束
を積載保持するトレイと、用紙束の給紙方向下流側先端
部を規制する先端規制手段と、前記先端規制手段の上流
側かつ用紙束下方に位置され、用紙束最下位の用紙に接
触して当該用紙の下流側先端部を上流側へ移動させて用
紙ループを形成する移動手段と、用紙束を前記移動手段
側へ圧接する圧接手段と、用紙束下流側先端部の前記移
動手段側を支持する爪手段とを有し、前記圧接手段は、
前記用紙ループが形成される途中で圧接を解除するもの
であることを特徴とする給紙装置である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施形
態に基づいて説明する。図1は、本発明の第1の実施形
態に係る給紙装置を用いた自動原稿搬送装置が取り付け
られた複写機の側面図、図2は、複写機本体の内部構造
を示す概略構成図である。
【0015】《複写機本体》まず、複写機本体の概略的
な構成とその動作とを説明する。
【0016】図1に示す複写機は、原稿面の画像を読み
取り一旦メモリに記憶して、必要により各種の画像編集
処理をしたのち、周知の電子写真方法によって用紙上に
画像を形成する、いわゆるデジタル複写機と称されるも
のである。この複写機は、複写機本体10と、その上に
位置する自動原稿搬送装置20とからなる。
【0017】図2に示すように、原稿台ガラス(プラテ
ンガラス)111上にセットされた原稿は、複写機本体
10に内蔵されているイメージリーダであるCCDセン
サ117によってその画像を読み取られ、デジタルデー
タに変換されて制御部のメモリに格納される。コピー動
作は、画像データを読み出すことにより、必要な編集、
例えば、ぺージ順の変更、画像反転処理あるいは表裏両
面へのコピー処理などを加えて実行される。
【0018】複写機本体10において、光学系11は、
原稿を載置するプラテンガラス111の真下に配置され
ており、プラテンガラス111上に載置された原稿を照
明する照明ランプ(露光ランプ)112、原稿の反射光
の光路を偏光させるための反射ミラー113,114,
115、分焦および変倍機能を有するレンズ116、C
CDセンサ117、光学系を駆動する光学系モータ11
8、およびCCDセンサ117の感度バラツキを補正す
るためにプラテンガラス111上に設置されたシェーデ
ィング補正板119により構成されている。
【0019】プラテンガラス111の左端部には、原稿
の搬送方向の位置決めを行うための原稿基準板101が
配置されており、オペレータは、原稿を画像面を下向き
にして、プラテンガラス111上にその一端を原稿スケ
ール101に合わせてセットする。光学系11はセット
された原稿の画像をスキャンしながら照明し、その反射
光をレンズ116を通しCCDセンサ117にて読み取
る。
【0020】この画像のスキャン時、CCDセンサ11
7は、まずシェーディング補正板119を読み取り、C
CDセンサ117の各画素のバラツキを補正する。その
後、光学系モータ118の駆動により、露光ランプ11
2および反射ミラー113,114,115をスライド
移動させ原稿基準位置SPにセットする。そして、露光
ランプ112および反射ミラー113が感光ドラム12
1の周速度V(等倍、変倍に拘らず一定)に対してV/
m(m;コピー倍率)の速度で矢印b方向に移動する。
同時に反射ミラー114,115がV/2mの速度で矢
印b方向に移動することにより、光路長を一定にして画
像の読み取りを行う。
【0021】LD131は、CCDセンサ117により
読み取られ、画像処理部12にて処理された画像データ
をレーザ光に変換し、感光ドラム121に露光するため
の半導体レーザ(LD)である。LD131から発光さ
れたレーザ光は、高速回転しているポリゴンスキャナ1
34のポリゴンミラー135により反射されて、トロイ
ダルレンズ136およびfθレンズ137によって偏光
され、折り返しミラー138a,138b,138cに
反射して感光ドラム121上に露光される。
【0022】感光ドラム121の外周表面には、現像器
122、分離爪123、クリーニング装置124等が配
置されている。また、感光ドラム121の図中左方向に
は、定着ローラ上176および定着ローラ下177、排
出ローラ対178が設けられている。
【0023】複写機本体10の中央下方には、上段、中
段および下段カセット151,152,153がそれぞ
れ装填されており、各カセットにそれぞれピックアップ
ローラ154、給送ローラ155および分離ローラ15
6が配置されている。なお、符号「171,172,1
73」はそれぞれ搬送ローラ対であり、「174」はタ
イミングローラ対である。また、手差し用トレイ161
が開閉自在に設けられており、ピックアップローラ16
2、給送ローラ163および分離ローラ164が配置さ
れている。
【0024】また、光学系11には、複数の反射型セン
サ102が配置されており、プラテンガラス111上に
セットされた原稿のサイズを検出するものである。セン
サの配置やサイズ検出の仕組みについては、公知の技術
であるため、ここでの詳細な説明は省略する。
【0025】オペレータにより、図示しないコピースタ
ートキーが押されると、反射型センサ102により読み
取られた原稿のサイズを基に、前記上段、中段および下
段カセット151,152,153の中にセットされた
用紙束の中から必要な用紙を選択する。その後、図示し
ない給送モータにより、選択されたカセットのピックア
ップローラ154、給送ローラ155および分離ローラ
156のみを駆動回転させ、セットされた用紙束の最上
紙のみを下流へ搬送する。なお、ここでは、複数の用紙
を1枚に分離する機構として、搬送ローラ155と分離
ローラ156とによる摩擦パッド方式に類似する分離機
構を採用しているが、これについても公知の技術である
ため、その詳細な説明は省略する。
【0026】分離機構により1枚に分離された用紙は、
搬送ローラ対171,172,173により搬送され、
回転停止しているタイミングローラ対174のニップに
突入する。搬送ローラ対171,172,173および
タイミングローラ対174は、分離機構を駆動回転させ
る図示しない給送モータから駆動伝達されており、タイ
ミングローラ対174は当該用紙の先端を斜行補正し、
かつ像転写部へ突入するタイミングを計るため、駆動伝
達経路上に図示しないクラッチを有し、回転ないし停止
の切り換えが行えるように構成されている。
【0027】また、搬送ローラ対171,172,17
3もそれぞれのローラ軸に図示しないクラッチを有し、
それぞれが独立で、かつ図示しない給送モータの駆動に
関係なく、当該搬送ローラ対171,172,173を
回転ないし停止させることが可能である。
【0028】搬送ローラ対173とタイミングローラ対
174との間には、センサ175が配置されており、こ
のセンサ175により搬送ローラ対173から搬送され
てきた用紙の先端を検出して一定時間後に当該搬送ロー
ラ対171〜173のうち用紙を圧着しているローラの
み、図示しないクラッチをオフして回転を停止させる。
このとき、タイミングローラ対174は図示しないクラ
ッチの作用により停止しており、当該用紙は、センサ1
75とタイミングローラ対174のニップまでの距離よ
り若干長く送られることによりループを形成し、タイミ
ングローラ対174に対する斜行を補正することができ
る。タイミングローラ対174の上流側搬送路179
は、用紙のループ形成のため、部分的に通紙路を広く形
成していることはいうまでもない。
【0029】一方、原稿の画像データは、光学系11に
より読み取られ、記憶媒体を有し画像反転処理が可能な
画像処理部12を通り、P/H部13によりa方向に回
転する感光ドラム121にレーザ露光される。感光ドラ
ム121は帯電チャージャ125により帯電され、レー
ザ光が照射された部分の電荷が除去される特性を有して
おり、この電荷が除去された部分に静電潜像と同極性の
トナーを付着させることが可能となっている。用紙先端
が感光ドラム121に到達するタイミングを計り、P/
H部13はあらかじめ帯電チャージャ125により帯電
された感光ドラム121に画像データを照射する。トナ
ーを有する現像器122は感光ドラム121上のレーザ
光が照射された部分にトナーを付着させ、感光ドラム1
21に乗せて、転写用チャージャ126により転写紙表
面に転写される。
【0030】所望の転写を終了した転写紙は分離爪12
3によりその先端を感光ドラム121表面から分離させ
られ、同時に分離用チャージャ127によりAC放電を
行うことにより、用紙は感光ドラム121に巻き付くこ
となく分離される。
【0031】トナーを転写された転写紙は、定着ローラ
上および定着ローラ下176,177により加熱、圧着
されて、排出ローラ対178により複写機本体10の機
外へ排出される。
【0032】排出ローラ対178上流には、スイッチバ
ック部19に搬送するための搬送部18が設けられてい
る。搬送部18は、図示しないソレノイドにより駆動さ
れる切換爪181と、搬送ローラ182,183と、搬
送ガイド184,185とにより構成される。
【0033】スイッチバック部19は、図示しない駆動
源により正逆回転可能に構成された搬送ローラ191、
それに対向して配置され、駆動を受けない従動ローラ1
92、転写紙を下流へ搬送する方向にのみ回転可能に構
成された搬送ローラ対193、搬送ガイド194,19
5および検知センサ196により構成される。
【0034】オペレータにより両面コピーが選択され、
コピースタートキーが押されたときは、前述した転写処
理を行った後、用紙は前記切換爪181を切り換えるこ
とによりスイッチバック部19へ搬送される。検知セン
サ196により転写紙の先端が検出されてから一定時間
後、搬送ローラ191が矢印c方向に回転され、搬送ロ
ーラ191により搬送されてきた用紙の後端が検知セン
サ196により検出されてから一定時間後、用紙後端が
逆送防止のためのマイラ197を越えてから、搬送ロー
ラ191をc方向とは逆に回転させ、用紙を搬送部14
へ搬送する。スイッチバック部19により表裏反転され
た用紙は、搬送ローラ対141,142によりタイミン
グローラ対174の上流へ搬送され、前記転写処理を再
度行うことにより用紙の表裏両面に転写処理が行われる
仕組みになっている。
【0035】《自動原稿搬送装置》次に、自動原稿搬送
装置の概略的な構成とその動作とを説明する。図3は、
自動原稿搬送装置の内部構造を示す概略構成図である。
【0036】図3に示すように、自動原稿搬送装置(A
DF)20は、給紙装置30を有しており、さらに、レ
ジストローラ対205、搬送ベルトユニット206、反
転ローラ207、排出ローラ対208および排出トレイ
209を有している。
【0037】ADF20は、搬送ベルトユニット206
がプラテンガラス111と対向するように、複写機本体
10上に配置され、図中奥側に設けたヒンジ金具210
によりプラテンガラス111表面を開放可能に構成して
いる。なお、説明の都合上、複写機本体10側のプラテ
ンガラス111および原稿基準板101を、図3にも示
してある。
【0038】給紙される用紙としての原稿Dは、1ペー
ジ目を上方に向けた状態で給紙装置30のトレイ301
上に積載保持される。オペレータによりコピースタート
キーが押されると、トレイ301上に積層された原稿束
から原稿を1枚ずつ分離して送り出す。送り出された原
稿は、レジストローラ対205で先端整合され、搬送ベ
ルトユニット206に送られる。
【0039】搬送ベルト211は、プラテンガラス11
1の全面を覆うように、駆動ローラ212と従動ローラ
213との間に無端状に張り渡されている。搬送ベルト
211の内側には、搬送ベルト211をプラテンガラス
111に圧接させるため、多数のバックアップローラ2
14が回転自在に設置されている。搬送ベルト211
は、矢印d方向に回転駆動され、原稿を原稿基準板10
1とプラテンガラス111との境目である露光を開始す
るための基準位置SPに原稿先端を合わせてセットす
る。
【0040】光学系11により所定の露光終了後、反転
ローラ207および排出ローラ208により排出トレイ
209に排出収容される。
【0041】反転ローラ207はピンチローラ215,
216を備え、原稿両面モード時に原稿を反転させるた
めに通紙路切り換えの目的で切換爪217を備えてい
る。
【0042】原稿両面モードが選択された場合、トレイ
301から供給された原稿は搬送ベルトユニット206
によって基準位置SPにセットされ、1面目を露光す
る。露光終了後、前記反転ローラ207により原稿の表
裏反転を行い、再び基準位置SPにセットされ、2面目
を露光する。露光終了後、前記反転ローラ207により
再度表裏反転され、反転ローラ207および排出ローラ
208により排出トレイ209に排出収容される。
【0043】このように、ADF20は、原稿片面コピ
ー動作と原稿両面コピー動作とを備えており、図示しな
い操作パネルにてオペレータにより選択可能に構成され
ており、かつ複数の原稿がセットされた場合は、上述し
た原稿送り動作を順次繰り返し行い、また、オペレータ
により置数設定された場合は、1枚の原稿に対して光学
系11により1回画像データを読み取り、図示しない記
憶媒体により所定回数の転写を行う仕組みとなってい
る。
【0044】《給紙装置》次に、本発明である給紙装置
の構成とその動作とを説明する。
【0045】図4は、本発明である給紙装置の平面図で
あり、図5は、図4に示される給紙装置の側面図、図6
は、図4に示される給紙装置の図4の矢印P方向からの側
面図である。
【0046】図4ないし図6に示す給紙装置30は、原稿
束302から原稿を1枚ずつ分離して送り出すものであ
る。
【0047】第1の実施形態においては、図4の平面図
に示すように、先端規制部材303、移動ローラ30
4、圧接板305、押圧板306、支持爪307は原稿
先端の角部に接触するように配置されている。また、移
動ローラ304により原稿の先端部を上流側に移動させ
る方向として、給紙方向(搬送ローラ310による原稿
搬送方向である。)と反対の方向に対して、90度より
小さい所定角度だけ原稿の中央寄りに偏向するように設
定した。つまり、原稿の搬送方向先端の角部を、原稿給
紙方向と反対の方向に対して、90度より小さい所定角
度だけ原稿の中央寄りに偏向させた方向に移動させてル
ープを形成するようため、原稿のサイズによらず安定し
たループの形成を行なうことができる利点がある。ま
た、通常原稿などの用紙には筋目が存在し、この筋目の
方向によりループ形成の容易さが変わるものであるが、
筋目は通常用紙の幅方向かあるいは長手方向に現れる。
したがって、90度より小さい所定角度を45度に設定
すると、この筋目の影響をも除去することが可能とな
る。
【0048】トレイ301は、ADF20のケーシング
中央上面に底部が略水平となるように形成されており、
その上に積載される原稿束302を保持する。先端規制
部材303は、トレイ301上に積載保持された原稿束
302の先端部を規制するものであり、原稿束302の
先端部が当接する平面を有している。オペレータが原稿
束302を先端規制部材303に突き当ててトレイ30
1上に載置することで、原稿の先端部を揃えることがで
きる。また、トレイ301には、固定ガイド313と、
原稿の幅寸法に合わせて原稿給紙方向に直交する方向に
移動可能とされた可動ガイド314とが設けられてい
る。
【0049】また、支持爪307により、トレイ301
上の原稿束302の先端部下面が支持されるようになっ
ている。支持爪307は、先端規制部材303の下端
に、上流側に伸延するように連設されて一体構造となっ
ており、原稿束302の先端部と下面とを隙間なく同時
に保持することができるようになっている。支持爪30
7は、図示のように、原稿束302の先端部と接触する
略水平な第1面311と、その反対側に位置し給紙方向
に沿って低くなるテーパ面を呈する第2面312とを有
している。これにより、原稿の先端部を、支持爪307
の第2面312側に沿って滑らかに給紙方向に送ること
ができる。なお、支持爪307と先端規制部材303と
は必ずしも一体でなくてもよい。支持爪307と先端規
制部材303とが別体の場合、支持爪307の数を自由
に設定できるという効果がある。
【0050】移動ローラ304は、回転軸を有し、軸直
角断面が非円形のローラにより構成されている。この移
動ローラ304は、先端規制部材303の給紙方向上流
側に位置され、トレイ301上に積載保持された原稿束
302の最下位の原稿に接触して当該原稿の先端部を上
流側へ移動させることができる構成となっている。移動
ローラ304は、先端規制部材303の給紙方向上流側
に位置され、トレイ301上に積載保持された原稿束3
02の最下位の原稿に接触して当該原稿の先端部を上流
側へ移動させることができる構成とされている。したが
って、原稿束302の最下位の原稿は、移動ローラ30
4により支持爪307から引き抜かれることとなる。
【0051】また、トレイ301には、移動ローラ30
4により原稿の先端部が上流側へ移動させられることに
より、原稿がこの移動ローラ304側に膨らんでループ
を形成するための開口部316が形成されている。ここ
で、開口部316は、原稿がループを形成する空間を提
供するためのものである。これにより、空間内におい
て、妨害されることなく良好にループの形成を行うこと
ができる。
【0052】移動ローラ304は、回転軸を有する回転
部308と、原稿に接触する接触部309とを有してい
る。この移動ローラ304は、図示しないモータなどの
回転駆動手段により回転可能に構成されている。この移
動ローラ304の形状は、図示したものに限らない。
【0053】接触部309としては、原稿との間の摩擦
係数が比較的大きい所定値になるように、ゴムや発泡樹
脂、スポンジ等の各種材料を用いることができる。な
お、移動ローラ304の接触部309が形成される範囲
は、形成するループの大きさ等に応じて適宜設定するこ
とができる。
【0054】圧接板305は、原稿束302を移動ロー
ラ304側へ圧接離間可能に、移動ローラ304の上方
に配置されている。この圧接板305は、例えばばね部
材等による圧接力を原稿束302の上面に所定のタイミ
ングで付与ないし解除することができるように構成され
る。
【0055】また、圧接板305の上流側には、原稿の
上流側への移動を防止する押圧板306が備えられてい
る。押圧板306は、移動ローラ304が原稿束302
の最下位の原稿に接触して当該原稿の先端部のみを上流
側へ移動させる際に、原稿自体が上流側へずれることを
防止する機能を果たす。この押圧板306は、原稿束3
02を上方から給紙方向と略直交する方向に押圧可能に
設けられており、圧接板305と同様に、例えばばね部
材等による押圧力を原稿束302の上面に所定のタイミ
ングで付与ないし解除することができるように構成され
ている。なお、前記した押圧板306に代えて、原稿束
302の上流側端面に当接させて原稿自体の上流側への
移動を規制する部材を設けた構成を採用することも可能
である。
【0056】また、給送ローラ315がトレイ301の
原稿の給送方向先端の略中央部に、原稿束302の下面
に近接して設けられている。トレイ301より抜き出さ
れた原稿の先端が、原稿束302下面と給送ローラ31
5の隙間に入り込むようになっている。給送ローラ31
5の表面は原稿との間で所定摩擦力を有するように、ゴ
ムや樹脂材料などによって加工されているものである。
【0057】また、この給送ローラ315の原稿束30
2を挟んで上方には、第2圧接板317が設けられてお
り、例えばばね部材等による押圧力を原稿束302の上
面に所定のタイミングで付与ないし解除することができ
るように構成されている。この第2圧接板317が、原
稿の給送時において原稿束302を給送ローラ315側
へ圧接することにより、分離された1枚の原稿を確実に
搬送ローラ310まで導く。
【0058】図示しない回転駆動手段により回転可能な
一対のローラにより構成される搬送ローラ310は所定
のタイミングで回転し、給送ローラ315から送られて
きた原稿は、搬送ローラ310のさらに給紙方向側に配
置されるADF20のレジストローラ対205に向けて
搬送されるようになっている。
【0059】本第1の実施形態の給紙装置30は前記の
ように構成されており、以下その作用を図7ないし図1
2(いずれも図4の矢印P方向からの給紙装置側面図で
ある)を使って説明する。なお、図7ないし図12に示
される可撓部材318は、移動ローラ304の動作によ
り形成される用紙のループを、移動ローラ304のルー
プ形成力より弱い力で、ループを解消する方向へ押圧す
るものである。押圧力をループ形成力より小さくしたの
は、用紙にループを形成することができなくなる事態を
回避するためである。この可撓部材318は、トレイ3
01の底部の給紙方向下流部を切り欠いた部分の端部か
ら、ループが形成される空間に伸延するように舌片状に
形成されている。つまり、可撓部材318は片持ちばり
となっており、移動ローラ304側に自由端が位置する
ように、他端をトレイの底部に固定されている。また、
可撓部材318は可撓性を有する板状体を呈しており、
自由端近傍において外力によって所定距離だけ弾性的に
撓むようになっている。この弾性力により、可撓部材3
18は、ループを形成して膨らんだ原稿に当接して前記
適度な押圧力を付与することが可能な構成になってい
る。しかも前記のように、可撓部材318の自由端は移
動ローラ304側にあるので、ループ形成の妨げとなら
ない位置で確実にループに対して弾性力を付勢すること
ができる。可撓部材318の材料としては、例えば所定
の弾性を有する金属製の板ばねが使用されるが、その
他、樹脂製の板などを使用することも可能である。
【0060】まず、複写しようとする複数の原稿からな
る原稿束302を、原稿束302の先端部が先端規制部
材303および支持爪307の第1面311に当接する
ように、給紙装置30のトレイ301上に載置する。こ
のとき、圧接板305、押圧板306、第2圧接板31
7は、原稿束302から離間して所定の上方位置に退避
している。
【0061】図示しないコピースタートキーが押される
と、圧接板305、押圧板306、第2圧接板317
が、図示しない駆動手段により下方に移動される。こう
して、トレイ301上の原稿束302には、圧接板30
5、第2圧接板317による所定の圧接力、押圧板30
6による所定の押圧力が付与されている。
【0062】次いで、移動ローラ304を図中矢印方向
に所定角度だけ回転させる。このとき、圧接板305に
よる圧接力によりトレイ301上の原稿束302の最下
位原稿と移動ローラ304との間に接触圧が生じている
ので、原稿の先端部は、移動ローラ304との摩擦力に
より支持爪307の第1面311側から引き抜かれて上
流側へ移動する。押圧板306による押圧力は、原稿自
体が上流側へずれることを防止する機能を果たしている
(図7)。
【0063】そして、さらに上流側に移動されることに
より、原稿の先端部には、開口部316から突出するよ
うに、下側に凸形状となるようなループが空間内に形成
される(図8)。また、押圧板306により所定の押圧
力を原稿束302の上面に付与するようにしたので、前
記したように原稿自体が押圧力がかかる点から上流側へ
移動することが防止されるだけでなく、所望の大きさの
ループの形成を安定して確保することもできる。
【0064】図9に示すように、圧接板305は原稿の
ループが形成されると上方に移動し原稿束302上面へ
の圧接力を解除する。これによれば、前記ループ形成の
際にたとえ複数枚のループが同時に形成されても、圧接
板305の原稿束302への圧接力が解除されるため、
移動ローラ304に接触している原稿以外の紙は、紙自
身の腰によってループが消滅し、支持爪307内に戻
る。よって、原稿束302の最下位にある原稿1枚だけ
が確実に支持爪307から引き出される(図10)。
【0065】図中矢印方向にさらにさらに移動ローラ3
04は回転し、形成されていた前記ループは次第に小さ
くなり、ついには移動ローラ304の接触部309から
原稿は離れ、原稿は平らに伸展される(図11)。そし
て、移動ローラ304の接触部原稿の下流側先端部は、
爪手段305の下方、すなわち第2面305b側に送ら
れる(図12)。
【0066】原稿束302より原稿1枚が抜き出される
と同時に第2面312側に位置する給送ローラ315が
回転を開始する。このとき、第2圧接板317による圧
接力によりトレイ301上の原稿束302の最下位の原
稿と給送ローラ315との間に接触圧が生じているの
で、給送ローラ315の回転により原稿の下流側先端部
は下流側へ移動され、搬送ローラ315に送られる。
【0067】原稿の下流側先端部が搬送ローラ315に
到達すると、移動ローラ304の回転が停止する。ま
た、第2圧接板317、押圧板306が上方に移動して
原稿束への所定の圧接力、押圧力の付与が解除される。
したがって、搬送中の原稿は、移動ローラ304による
接触圧で摺擦されることが防止されつつ、スムーズに下
流側に配置されるADF20のレジストローラ対205
に向けて、搬送ローラ315により挟持搬送される。
【0068】この一連の動作を繰り返し、トレイ301
上に載置された全ての原稿を搬送する。
【0069】このように本第1の実施形態によれば、ル
ープ形成の際に、たとえ複数枚の原稿ループが形成され
たとしても、ループ形成途中で移動ローラ304と圧接
板305の間の圧接力を解除することにより、原稿束3
02最下位にある原稿以外は支持爪307内に戻るた
め、原稿の複数枚送りを防ぐことができる。
【0070】《他の実施形態に係る給紙装置》図13
は、第2の実施形態に係る給紙装置の、図4の矢印P方
向からの側面図である。
【0071】図13に示す給紙装置30では、前述した
第1の実施形態と同一の構成については同一の符号を付
しており、詳細な説明は省略する。本第2の実施形態の
特徴とするところは、前記第1の実施形態と違い、移動
ローラ304にガイド部319が設けられている点にあ
る。つまり、前記第1の実施例において、ループ形成の
際に原稿複数枚のループが同時に形成されると、圧接板
305の原稿束302への圧接力が解除され、移動ロー
ラ304に接している原稿以外の紙は、紙自身の腰によ
ってループが消滅し、支持爪307内に戻るわけである
が、その際ガイド部319は、移動ローラ304に接し
ている原稿以外の紙のループが図13中矢印方向に戻ろ
うとするのを助勢する。よって、移動ローラ304に接
している原稿以外の紙を確実に支持爪307に戻すこと
ができる。
【0072】本第2の実施形態に係る給紙装置30の作
用は、前記の点を除いて、前記第1の実施形態と同様で
あるため省略する。
【0073】図14は、第3の実施形態に係る給紙装置
の平面図である。図14に示す給紙装置30では、前述
した第1の実施形態と同一の構成については同一の符号
を付しており、詳細な説明は省略する。本第3の実施形
態の特徴とするところは、前記第1の実施形態と違い、
圧接板305、先端規制部材303、移動ローラ30
4、押圧板306、支持爪307、第2圧接板317
は、原稿給紙方向に直交する方向、つまり幅方向の先端
部近傍に配置されている点にある。このようにすれば、
図示しない駆動手段および駆動力伝達手段等の配置が容
易となり、給紙装置全体をコンパクト化することができ
る。また、トレイ301に一対の可動ガイド314を設
けて、原稿の幅寸法にかかわらずトレイ301と原稿の
幅方向中央位置が一致するようにトレイ301に原稿を
載置する構成をとることも可能となる。
【0074】なお、本発明は、前記した実施形態のみに
限定されるものではなく、本発明の技術的思想内におい
て当業者により種々の変形が可能である。
【0075】例えば、前記した実施形態では、トレイ3
01上の原稿束302から最下位の原稿を1枚ずつ給紙
する「下出し」の給紙装置について説明したが、本発明
は、これに限られるものではなく、トレイ301上の原
稿束302から最上位の原稿を1枚ずつ給紙する「上出
し」の給紙装置にも適用できることは言うまでもない。
【0076】
【発明の効果】本発明によれば、用紙を分離搬送する際
に、複数枚の用紙が同時にループ形成されても、ループ
形成途中に移動手段と圧接手段の間の圧接力を解除する
ため、移動手段に接触している用紙以外の紙は爪手段に
戻るため、複数枚送りを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る給紙装置を用いた自動原稿搬送
装置が取り付けられた複写装置の側面図である。
【図2】 複写機本体の内部構造を示す概略構成図であ
る。
【図3】 自動原稿搬送装置の内部構造を示す概略構成
図である。
【図4】 本発明に係る給紙装置の平面図である。
【図5】 本発明に係る給紙装置の側面図である。
【図6】 本発明に係る給紙装置の図4の矢印P方向か
らの側面図である。
【図7】 本発明に係る給紙装置の動作を示す図であ
る。
【図8】 図7に続く給紙装置の動作を示す図である。
【図9】 図8に続く給紙装置の動作を示す図である。
【図10】 図9に続く給紙装置の動作を示す図であ
る。
【図11】 図10に続く給紙装置の動作を示す図であ
る。
【図12】 図11に続く給紙装置の動作を示す図であ
る。
【図13】 第2の実施形態に係る給紙装置の動作を示
す図である。
【図14】 第3の実施形態に係る給紙装置の平面図で
ある。
【符号の説明】
10:複写機本体 20:自動原稿搬送装置(ADF) 30:給紙装置 301:トレイ 302:原稿束 303:先端規制部材 304:移動ローラ 305:圧接板 306:押圧板 307:支持爪 310:搬送ローラ 315:給送ローラ 317:第2圧接板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙束から用紙を1枚ずつ分離して送り
    出す給紙装置において、用紙束を積載保持するトレイ
    と、用紙束の給紙方向下流側先端部を規制する先端規制
    手段と、前記先端規制手段の給紙方向上流側に位置さ
    れ、用紙に接触して当該用紙の下流側先端部を上流側へ
    移動させて用紙ループを形成する移動手段と、用紙束を
    前記移動手段側へ圧接する圧接手段と、用紙束下流側先
    端部の前記移動手段側を支持する爪手段とを有し、前記
    圧接手段は、前記用紙ループが形成される途中で圧接を
    解除するものであることを特徴とする給紙装置。
  2. 【請求項2】 前記移動手段は、回転軸と、用紙接触部
    を有するローラにより構成され、このローラの回転軸直
    角断面は非円形であることを特徴とする、請求項1記載
    の給紙装置。
  3. 【請求項3】 前記移動手段は、用紙ガイド部を有する
    ことを特徴とする、請求項2記載の給紙装置。
  4. 【請求項4】 用紙束から用紙を1枚ずつ分離して送り
    出す給紙装置において、用紙束を積載保持するトレイ
    と、用紙束の給紙方向下流側先端部を規制する先端規制
    手段と、前記先端規制手段の上流側かつ用紙束下方に位
    置され、用紙束最下位の用紙に接触して当該用紙の下流
    側先端部を上流側へ移動させて用紙ループを形成する移
    動手段と、用紙束を前記移動手段側へ圧接する圧接手段
    と、用紙束下流側先端部の前記移動手段側を支持する爪
    手段とを有し、前記圧接手段は、前記用紙ループが形成
    される途中で圧接を解除するものであることを特徴とす
    る給紙装置。
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