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JP2003137459A - 記録媒体送り装置と該装置を備えた画像読取装置及び画像形成装置 - Google Patents

記録媒体送り装置と該装置を備えた画像読取装置及び画像形成装置

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JP2003137459A
JP2003137459A JP2001338189A JP2001338189A JP2003137459A JP 2003137459 A JP2003137459 A JP 2003137459A JP 2001338189 A JP2001338189 A JP 2001338189A JP 2001338189 A JP2001338189 A JP 2001338189A JP 2003137459 A JP2003137459 A JP 2003137459A
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JP2001338189A
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Takayuki Fujii
隆行 藤井
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Canon Inc
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Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録媒体の束に幅の異なる記録媒体が混ざっ
ていても、記録媒体の向きを真っ直ぐにして搬送する。 【解決手段】 原稿送り装置100は、原稿Dが複数枚
重ねて載置される原稿トレイ20と、読取位置Rに原稿
を搬送する分離ローラ2a及び搬送ローラ5と、この分
離ローラ及び搬送ローラによって搬送される原稿を停止
状態で受け止めて原稿の斜行を真っ直ぐに矯正した後、
その原稿を搬送するレジストローラ対3と、分離ローラ
及び搬送ローラとレジストローラ対とを作動制御する制
御部803と、原稿トレイに積載された複数枚の原稿の
原稿搬送方向に対して交差する方向のサイズが異なって
いるとき異幅混載であることを制御部803に報せる表
示部22と、を備え、制御部803は、表示部から異幅
混載情報を受けたとき、異幅混載情報を受けていないと
きよりも停止状態のレジストローラ対3に対して原稿を
送る量を多くするようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体を送る記
録媒体送り装置、特に、幅の異なる記録媒体が混ざって
いても記録媒体の向きを真っ直ぐにして記録媒体を搬送
する記録媒体送り装置と、この記録媒体送り装置を備え
た画像読取装置と、画像形成装置とに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、記録媒体送り装置は、画像を記録
した記録媒体を、例えば画像読取装置に送るようになっ
ている。なお、被記録媒体には、記録紙を例に挙げて説
明をする。また、記録媒体送り装置には、原稿送り装置
を例に挙げて説明をする。
【0003】この原稿送り装置は、原稿を画像読取装置
の読取位置に自動的に順次送り込むとき、原稿の向きを
斜めにして送り込むと、原稿を送っている最中に、原稿
に傷を付けるおそれがある。また、原稿の向きが斜めに
なっていると、原稿送り装置内で原稿詰まりの原因にな
る。さらに、画像読取装置が原稿全体を確実かつ正確に
読み取ることができない。
【0004】このため、原稿送り装置は、原稿トレイに
載置された原稿束の幅を揃えて原稿の向きを真っ直ぐに
修正する規制ガイドを原稿トレイに設けてある。この規
制ガイドは、原稿トレイ上を原稿の幅方向に移動自在な
1対の規制ガイド板を有している。
【0005】なお、幅方向とは、原稿の搬送方向に対し
て交差する方向であり、画像読取装置が原稿を読み取る
ときの主走査方向と同じ方向である。また、原稿の幅と
は、原稿を原稿トレイに載置したときのその原稿の載置
状態において、原稿の搬送方向と交差する方向(主走査
方向)のサイズのことを言う。
【0006】例えば、A4サイズの原稿を、長手方向を
原稿の搬送方向に沿って原稿トレイに載置したときのA
4サイズの原稿の幅は、短辺のサイズ(210mm)が
幅サイズとなり、短辺を原稿の搬送方向に沿って原稿ト
レイに載置したときのA4サイズの原稿の幅は、長辺の
サイズ(297mm)が幅サイズになる。
【0007】この規制ガイドには、ユーザが容易に定形
サイズの幅に原稿を合わせられるように、クリック感を
持たせてある。規制ガイドの位置は、定形幅より少し広
めに設定してある。
【0008】このように、従来の原稿送り装置は、規制
ガイドを備えていることによって、原稿束の最上位の原
稿から1枚ずつ順次分離して画像読取装置に原稿を供給
するとき、1枚目の原稿の分離中や供給中に2枚目の原
稿が1枚目の原稿との摩擦等によって、初期の原稿トレ
イ上の載置位置をずらされたとしても、規制ガイドの幅
で、2枚目の原稿の傾きをほぼ規制することができる。
【0009】また、従来の原稿送り装置は、規制ガイド
の幅の範囲内で原稿が傾いたとしても、画像読取装置の
上流側に設けられて停止しているレジストローラ対に、
原稿の先端を突き当てて、一旦、所定量のループを形成
することによって、原稿の傾きを無くし、真っ直ぐにし
てから画像読取装置に原稿を送り込んでいる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の原
稿送り装置の規制ガイドは、原稿トレイ上に載置された
原稿の幅がすべて同じである場合、すべての原稿の幅を
揃えて向きを真っ直ぐにすることができる。しかし、幅
の異なる原稿が混ざって原稿トレイに載置されたとき
(異幅混載のとき)、規制ガイドは、原稿束のうち最大
幅の原稿しか幅を揃えることができないので、最大幅よ
り狭い幅の原稿の幅を揃えることができない。このた
め、幅の狭い原稿は、向きを修正されることなく斜めに
なったまま送られる可能性が大きい。特に、最大幅に対
して、幅の狭い原稿ほど、斜めになったまま送られる可
能性が大である。
【0011】このように向きが斜めになった原稿は、傾
きが大きい程、上記レジストローラ対に突き当てられ
て、所定量ループを形成されても、真っ直ぐに修正され
ないことがある。
【0012】したがって、従来の原稿送り装置は、原稿
トレイに幅の異なる原稿が混載されているとき、原稿を
送っている最中に、原稿に傷を付けるおそれがある。ま
た、原稿詰まりが生じるおそれもある。さらに、画像読
取装置が原稿全体を読み取れないおそれがある。しか
も、原稿全体を確実に読み取ることのできない画像読取
装置を備えている画像形成装置は、原稿を正確、かつ確
実に複写することができない。
【0013】本発明は、記録媒体の束に幅の異なる記録
媒体が混ざっていても、記録媒体の向きを真っ直ぐにし
て搬送する記録媒体送り装置と、この記録媒体送り装置
を備えた画像読取装置及び画像形成装置とを提供するこ
とを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の記録媒体送り装置は、画像が形成された記
録媒体が複数枚重ねて載置される積載手段と、前記記録
媒体の画像を読み取る読取位置に前記記録媒体を搬送す
る搬送手段と、前記搬送手段によって搬送される前記記
録媒体を停止状態で受け止めて前記記録媒体の斜行を真
っ直ぐに矯正した後、該記録媒体を搬送経路に沿って搬
送するレジスト手段と、前記搬送手段と前記レジスト手
段とを作動制御する制御手段と、前記積載手段に積載さ
れた複数枚の前記記録媒体の記録媒体搬送方向に対して
交差する方向のサイズが異なっているとき異幅混載であ
ることを前記制御手段に報せる異幅混載情報手段と、を
備え、前記制御手段は、前記異幅混載情報手段から異幅
混載情報を受けたとき、異幅混載情報を受けていないと
きよりも停止状態の前記レジスト手段に対して前記記録
媒体を送る量を多くするようになっている。
【0015】上記目的を達成するため、本発明の記録媒
体送り装置は、画像が形成された記録媒体が複数枚重ね
て載置される積載手段と、前記記録媒体の画像を読み取
る読取位置に前記記録媒体を搬送する搬送手段と、前記
搬送手段によって搬送される前記記録媒体を停止状態で
受け止めて前記記録媒体の斜行を真っ直ぐに矯正した
後、該記録媒体を搬送経路に沿って搬送するレジスト手
段と、前記搬送手段と前記レジスト手段とを作動制御す
る制御手段と、前記積載手段に積載された複数枚の前記
記録媒体の記録媒体搬送方向に対して交差する方向のサ
イズが異なっているとき異幅混載であることを前記制御
手段に報せる異幅混載情報手段と、を備え、前記制御手
段は、前記異幅混載情報手段から異幅混載情報を受けた
とき、前記搬送手段を作動制御して前記記録媒体を、前
記レジスト手段に再度通過させるようになっている。
【0016】上記目的を達成するため、本発明の記録媒
体送り装置は、画像が形成された記録媒体が複数枚重ね
て載置される積載手段と、前記記録媒体の画像を読み取
る読取位置に前記記録媒体を搬送する搬送手段と、前記
搬送手段によって搬送される前記記録媒体を停止状態で
受け止めて前記記録媒体の斜行を真っ直ぐに矯正した
後、該記録媒体を搬送経路に沿って搬送するレジスト手
段と、前記搬送手段と前記レジスト手段とを作動制御す
る制御手段と、前記積載手段に積載された複数枚の前記
記録媒体の記録媒体搬送方向に対して交差する方向のサ
イズが異なっているとき異幅混載であることを前記制御
手段に報せる異幅混載情報手段と、を備え、前記制御手
段は、前記異幅混載情報手段から異幅混載情報を受けた
とき、前記搬送手段を作動制御して前記記録媒体を、前
記レジスト手段に再度通過させ、かつ停止状態の前記レ
ジスト手段に対して前記記録媒体を送る量を多くするよ
うになっている。
【0017】本発明の記録媒体送り装置の前記搬送経路
は、前記積載手段と前記読取位置との間の上流側搬送路
と、前記読取位置と前記記録媒体を排出及び途中まで排
出した前記記録媒体を引き込み可能な排出手段との間の
下流側搬送路とを有し、前記レジスト手段は、前記上流
側搬送路に位置する前記記録媒体を挟持して回転搬送す
るレジスト回転体対を有している。
【0018】本発明の上記2番目と3番目の記録媒体送
り装置の前記制御手段は、前記異幅混載情報手段から異
幅混載情報を受けたとき、前記搬送手段を作動制御して
前記記録媒体を前記読取位置に再度搬送して、前記レジ
スト手段を再度通過させ、かつ停止状態の前記レジスト
手段に対して前記記録媒体を送る量を多くするようにな
っている。
【0019】本発明の記録媒体送り装置の前記搬送経路
は、前記積載手段と前記読取位置との間の上流側搬送路
と、前記読取位置と前記記録媒体を排出及び途中まで排
出した前記記録媒体を引き込み可能な排出手段との間の
下流側搬送路と、前記排出手段から前記上流側搬送路の
途中に合流するスイッチバック搬送路とを有し、前記レ
ジスト手段は、前記上流側搬送路とスイッチバック搬送
路との合流点より上流側に位置して前記記録媒体を挟持
して回転搬送する第1のレジスト回転体対と、前記合流
点と前記読取位置との間に位置して前記記録媒体を挟持
して回転搬送する第2のレジスト回転体対とを有してい
る。
【0020】本発明の記録媒体送り装置の前記積載手段
は、前記記録媒体の記録媒体搬送方向に対して交差する
方向の幅を揃える幅規制部を有している。
【0021】本発明の記録媒体送り装置の前記積載手段
は、前記記録媒体の記録媒体搬送方向に対して交差する
方向の幅を揃えて、前記記録媒体の前記幅のサイズを検
知する幅規制部を有し、前記制御手段は、前記幅規制部
からの幅サイズ情報に基づいて、前記異幅混載情報手段
から異幅混載情報を受けていないときの停止状態の前記
レジスト手段に対して前記記録媒体を送る量を設定する
ようになっている。
【0022】本発明の記録媒体送り装置の前記異幅混載
情報手段は、外部操作によって異幅混載であることが入
力されるようになっている。
【0023】上記目的を達成するため、本発明の画像読
取装置は、上記いずれか1つの記録媒体送り装置と、前
記記録媒体送り装置によって送り込まれた前記記録媒体
の画像を読み取る画像読取手段と、を備えている。
【0024】上記目的を達成するため、本発明の画像形
成装置は、前記記録媒体送り装置によって送り込まれた
前記記録媒体の画像を読み取る画像読取手段と、前記画
像読取手段の画像読取情報に基づいて、被記録媒体に画
像を形成する画像形成手段と、を備えている。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態の記録媒
体送り装置と、この装置を装置本体に備えた画像読取装
置と、記録媒体送り装置と画像読取装置とを装置本体に
備えた画像形成装置とを図に基づいて説明する。
【0026】記録媒体送り装置は、例えば、画像読取装
置の画像読取位置に記録媒体を送るようになっている。
画像読取装置は、記録媒体に記録してある画像を読み取
るようになっている。画像形成装置は、画像読取装置に
よって読み取れた画像を被記録媒体に複写したり、外部
から送り込まれた画像信号に基づいて被記録媒体に画像
を形成したりするようになっている。
【0027】なお、記録媒体には、原稿、文字や絵等の
画像を形成してある用紙等がある。以下、記録媒体に
は、原稿を例に挙げて説明する。このため、記録媒体送
り装置には、自動原稿送り装置を例に挙げて説明する。
また、画像読取装置には、原稿読取装置を例に挙げて説
明する。
【0028】また、被記録媒体には、普通紙、普通紙の
代用品であるプラスチック製の薄いもの、OHP用紙、
ロール巻きの長尺用紙を繰り出して切断処理したシート
等の記録紙、あるいは封筒等がある。以下、被記録媒体
には記録紙を例に挙げて説明する。画像形成装置には、
複写機、プリンタ、ファクシミリ、及びこれらの複合器
等がある。以下、画像形成装置には、複写機を例に挙げ
て説明する。
【0029】(複写機)図1において、複写機400
は、装置本体300と、装置本体300の上部に設けた
原稿読取装置200とを備えている。原稿読取装置20
0は、上部に自動原稿送り装置100を備え、下部に自
動原稿送り装置100によって送り込まれた原稿を読み
取る画像読取部(画像読取手段)220を有している。
自動原稿送り装置100は、画像読取部220に開閉自
在に設けてある。
【0030】自動原稿送り装置(以下、「ADF(Au
to Document Feeder)」という)1
00によって送り込まれた原稿を原稿読取装置200に
よって読み取った原稿の画像情報は、レーザビームスキ
ャナ302によって、感光体ドラム(画像形成手段)3
03上に静電潜像として形成される。感光体ドラム30
3の表面は、静電潜像が形成される前、予め一次帯電器
304によって、一様に帯電してある。感光体ドラム3
03の静電潜像は、現像器305によって、現像剤であ
るトナーによって現像される。
【0031】一方、記録紙供給ローラ306は、記録紙
供給カセット307の中の中板308上に積載してある
記録紙Pを、記録紙供給カセット307から送り出す。
搬送ローラ対309,309は、記録紙Pをレジストロ
ーラ対310に送り込む。レジストローラ対310は、
回転を停止している状態で記録紙Pを受け止めて、記録
紙に撓みを形成させて、記録紙の斜行を真っ直ぐに直
す。
【0032】レジストローラ対310は、斜行取りした
記録紙Pの先端を感光体ドラム303上のトナー像に合
わせて、記録紙を感光体ドラム303に送り込む。転写
器311は、トナー像を記録紙Pに転写する。その後、
搬送ベルト312は、記録紙Pを定着器313に送り込
む。定着器313は、記録紙を加熱加圧して、記録紙に
トナー像を定着して、排出トレイ314に排出する。感
光体ドラム303に残ったトナーは、クリーナ315に
よって除去される。
【0033】(原稿読取装置)図1、図2において、原
稿読取装置200は、ADF100によって送り込まれ
た原稿Dに記録された画像情報を光学的に読み取って、
光電変換し、画像データとして複写機400の装置本体
300に入力するようになっている。
【0034】原稿読取装置200は、ADF用プラテン
201、ブック用プラテン202、ランプ203及びミ
ラー204を有するスキャナユニット209、ミラー2
05,206、レンズ207、CCDセンサ208、制
御部210等を有している。
【0035】ブック用プラテン202は、ADF100
を開いて載置された本や雑誌等の原稿を、画像読取部2
20によって読み取らせるようになっている。
【0036】原稿読取装置200は、ADF100から
搬送されてくる原稿画像を読み取る場合は、スキャナユ
ニット209をADF用プラテン201下に移動して、
停止し、原稿が読取位置R上を搬送されている間に、原
稿の画像情報を読み取る。
【0037】また、原稿読取装置200は、ブック用プ
ラテン202上に載置された原稿Dの画像を読み取る場
合、スキャナユニット209を図示しない原稿セット基
準から副走査方向(原稿送り方向、矢印A方向)に移動
させて、原稿の画像を読み取る。
【0038】すなわち、原稿読取装置200は、画像を
読み取るときには、ランプ203を点灯して、原稿を照
射する。原稿の反射光は、ミラー204,205,20
6及びレンズ207を介して、CCDセンサ208に入
力される。そして、CCDセンサ208に入力された原
稿の反射光は、CCDセンサ208で光電変換等の電気
処理が行われて、通常のデジタル処理が施される。デジ
タル処理を施された画像情報は、複写機400の装置本
体300に送られる。
【0039】なお、本実施形態の原稿読取部220と、
原稿送り装置100とを一体化して、原稿読取装置とし
てもよい。
【0040】(自動原稿送り装置)図1、図2におい
て、ADF100は、原稿トレイ(積載手段)20上に
画像を形成した面(表面)を上に向けてセットされた原
稿束の内、最上位の原稿Dをピックアップローラ1によ
って、分離部2へ送り出す。分離部2は、上方に配設し
た分離ローラ(搬送手段)2aと、下方に配設した分離
パッド2bとで構成されて、原稿束Dの最上位の原稿D
を1枚ずつ分離して第1レジストローラ対(レジスト手
段)3に送る。
【0041】片面に画像を形成してある片面原稿の画像
を読み取る場合、分離された原稿は、第1レジストロー
ラ対(レジスト手段、第1のレジスト回転体対)3によ
って分離搬送中の斜行補正を行われた後、第1レジスト
ローラ対3から第2レジストローラ(搬送手段)4、大
ローラ(搬送手段)7、第1搬送ローラ(搬送手段)5
により搬送されて、読取位置Rを搬送されている間に、
表面の画像を原稿読取装置200によって、読み取られ
る。そして、原稿は、第2搬送ローラ(搬送手段)6か
ら原稿排出ローラ対(排出手段)8により、排出原稿積
載トレイ21上に表面を下に向けて頁順に排出される。
なお、第2レジストローラ4と大ローラ7は、第2レジ
ストローラ対(レジスト手段、第2のレジスト回転体
対)を構成している。
【0042】また、両面に画像を形成してある両面原稿
の表裏両面の画像を読み取る場合、分離部2で分離され
た原稿は、第1レジストローラ対3によって分離搬送中
の斜行補正を行われた後、第2レジストローラ4から第
1搬送ローラ5、大ローラ7、第2搬送ローラ6により
搬送されて、読取位置Rを搬送されている間に表面の画
像が読み取られる。
【0043】そして、原稿は、第2搬送ローラ6から原
稿排出ローラ対8によって、一旦、先端部(下流側)が
排出原稿積載トレイ21上に排出されて、後端側(上流
側)が原稿排出ローラ対8にニップされた状態で搬送を
停止される。
【0044】その後、原稿は、反転パス(搬送経路、ス
イッチバック搬送路)9をスイッチバック搬送されて、
第2レジストローラ4と大ローラ7とによって、再度、
斜行補正をされた後、第1搬送ローラ5、第2搬送ロー
ラ6によって搬送されて、読取位置Rを再度搬送されて
いる間に裏面の画像が原稿読取装置200によって読み
取られる。
【0045】このまま、原稿を第2搬送ローラ6から原
稿排出ローラ対8によって、排出原稿積載トレイ21上
に排出すると、原稿は表面を上に向けて排出されること
になる。表面を上にして原稿を排出すると、原稿トレイ
20上にセットしたときの頁順と頁順が逆になってしま
う。そこで、原稿の頁順を原稿トレイ20上にセットし
たときの頁順と同じ頁順にするため、上記動作において
裏面を読み取られた原稿は、第2搬送ローラ6、原稿排
出ローラ対8によって、再度、下流側の原稿端部が排出
原稿積載トレイ21上に排出されて、上流側の原稿端部
が原稿排出ローラ対8にニップされた状態で搬送が停止
される。
【0046】その後、原稿は、反転パス9を再度スイッ
チバック搬送されて、第2レジストローラ4、大ローラ
7、第1搬送ローラ、第2搬送ローラによって搬送され
た後、原稿排出ローラ対8により排出原稿積載トレイ2
1上に表面を下に向けて排出される。この結果、両面を
読み取られた原稿は、頁順を原稿トレイ20上にセット
したときの頁順と同じにして排出原稿積載トレイ21に
排出される。なお、原稿は、再度スイッチバック搬送さ
れて読取位置Rを搬送されている間、画像を読み取られ
ない。すなわち、原稿は、頁順を変えるため、空送りさ
れたことになる。また、再度スイッチバック搬送した原
稿は、読取位置Rを通らずに別に設けた不図示の経路を
通過して、空送りされるようになっていてもよい。
【0047】(自動原稿送り装置の制御部)ADF10
0の制御部(制御手段)803とこれに関係する部分
を、図3のADF100の制御ブロック図に基づいて説
明する。
【0048】制御部803は、中央演算処理装置である
CPU800、リードオンリーメモリ(以下、「RO
M」という)801、ランダムアクセスメモリ(以下、
「RAM」という)802等を備えている。CPU80
0は、出力ポート及び入力ポート等を備えている。RO
M801には、制御用プログラムを格納してある。RA
M802には、入力データや作業用データを格納してあ
る。また、出力ポートには、分離モータM1、原稿供給
モータM2、原稿排出モータM3、離間ソレノイドS
L、原稿供給クラッチCLを接続してある。さらに、入
力ポートには、分離後センサ10、レジストセンサ1
1、リードセンサ12、原稿排出センサ13、原稿検知
センサ14、原稿長検知センサ15、原稿幅検知センサ
810を接続してある。
【0049】CPU800は、CPU800にバスを介
して接続したROM801に格納してある制御プログラ
ムにしたがって、分離モータM1、原稿供給モータM
2、原稿排出モータM3、離間ソレノイドSL、及び原
稿供給クラッチCLを制御するようになっている。CP
U800は、原稿読取部220の制御部210の中央演
算処理装置(CPU)とシリアル通信を行い、原稿読取
装置200との間で制御データの授受を行うようになっ
ている。
【0050】(自動原稿送り装置全体の概略動作説明)
ADF全体の概略動作を、図1乃至図4に基づいて説明
する。図4はメインフローチャートである。図4のメイ
ンフローチャートの、分離動作、原稿供給動作、読取動
作、原稿排出動作、空送り動作は、後に、詳細に説明す
る。
【0051】ADF100は、原稿トレイ20上に原稿
がセットされたか否か、さらに、複写機400の操作部
(異幅混載情報手段)22にある不図示のスタートキー
が押し下げられたか否かを繰り返し判定しつつ待機状態
になっている(main1)。原稿がセットされたか否
かの判定は、原稿検知センサ14の検出結果に基づいて
行われる。判定は、CPU800によって行われる。
【0052】CPU800は、判定の結果、原稿が原稿
トレイ20にセットされて、かつスタートキーが押し下
げられた場合、片面原稿モードであるか否か(main
2)の判別を行う。両面モードであった場合、後述する
異幅混載であるか否か(main8)の判別を行う。
【0053】<片面モード>片面モードの場合、CPU
800は、原稿トレイ20より分離動作(main
3)、原稿供給動作(main4)を行い、読み取り開
始前に原稿サイズを判別する(main5)。そして、
読取動作(main6)、原稿排出動作(main7)
を行い排出原稿積載トレイ21へと原稿を順次排出させ
る。
【0054】原稿サイズの判別は、図5のフローチャー
トに示すように、原稿トレイ20上での規制ガイド板2
3の位置を検知する幅検知センサ24に基づく幅情報
と、原稿供給動作完了時点での、分離後センサ10のO
NかOFFかによって判別する。規制ガイド板23と幅
検知センサ24は、幅規制部25を構成している。
【0055】ここで原稿サイズの判別動作を図5のフロ
ーチャートに基づいて説明する。規制ガイド板23によ
って、原稿の幅がA4、B5、A5、B6、A6の各サ
イズか、これ以外のサイズかを判別する(S1001乃
至S1006)。仮に、原稿の幅がA4サイズであった
場合(S1001,S1007)、A4サイズの原稿
を、長手方向を原稿の搬送方向と交差する方向に向けて
原稿トレイに載置してある場合と、A3サイズの原稿
を、長手方向を原稿の搬送に沿って原稿トレイ20に載
置してある場合とのいずれかである。
【0056】原稿がA4サイズの大きさか、A3サイズ
の大きさであるかは、原稿の搬送方向の長さを検知する
ことによって判断することができる。すなわち、原稿供
給動作完了時点で、分離後センサ10がONであったと
きには、A3サイズの原稿を、長手方向を原稿の搬送に
沿って原稿トレイ20に載置してあることが判断できる
(S1008)。また、原稿供給動作完了時点で、分離
後センサ10がOFFであったときには、A4サイズの
原稿を、長手方向を原稿の搬送方向と交差する方向に向
けて原稿トレイ20に載置してあることが判断できる
(S1009)。
【0057】以下、同様にして、原稿トレイ20上の原
稿のサイズは、原稿トレイ20上での規制ガイド板23
の幅情報と、原稿供給動作完了時点での、分離後センサ
10のONかOFFかによって判別することができる
(S1010乃至S1021)。
【0058】<両面モード>図4に戻って、片面原稿モ
ードである否かの判別において(main2)、両面モ
ードである場合、CPU800は、異幅混載であるか否
か(main8)の判別を行う。異幅混載であるか否か
は、ユーザが、図1、図2、図11(a)に示す表示部
22の応用モードキー22aを選択して、表示部22の
画面が図11(b)に示す画面に変わったとき原稿混載
キー22bを選択し、表示部22の画面がさらに変わっ
て図12に示す画面になったとき、違う幅キー22cを
選択する。そして、最後にOKキー22dを押すことに
よって、異幅混載である情報が制御部803に入力され
る。したがって、CPU800は、異幅混載の情報が入
力されているか否かに基づいて、異幅混載であるか否か
(main8)の判別ができる。
【0059】<両面モードで異幅混載でない>(mai
n8)で異幅混載である情報が表示部22から制御部8
03に入力されていない場合、すなわち、原稿トレイ2
0に載置されたすべての原稿の幅が同じである場合、C
PU800は、原稿トレイ20より分離動作(main
9)、原稿供給動作(main10)を行い、片面モー
ドと同様に原稿サイズを判別する(main11)。そ
して、最初に原稿の画像の読取動作を行い(main1
2)、反転動作(main13)、原稿供給動作(ma
in14)の後、原稿の裏面の画像の読取動作を行い
(main15)、反転動作(main16)、原稿供
給動作(main17)、空送り動作(main1
8)、原稿排出動作(main19)を行い排出原稿積
載トレイ21へと原稿を排出する。
【0060】<両面モードで異幅混載>(main8)
で異幅混載である情報が表示部22から制御部803に
入力されている場合、すなわち、主走査長の異なる原稿
を1つの原稿束として原稿トレイ20にセットした異幅
混載である場合、CPU800が異幅混載であるの判別
を行う。しかし、原稿トレイ20上での規制ガイド板2
3の幅情報は、原稿束の内、最大の主走査長の原稿サイ
ズに合わせられるため、最大の主走査長よりもサイズの
小さいサイズの原稿を検知することができず、供給され
た原稿の幅と必ずしも一致していない。
【0061】規制ガイド板23の幅情報が、必ずしも、
原稿サイズと一致していないので、原稿長のみから原稿
サイズを判別する。それには、分離動作(main2
0)、原稿供給動作(main21)を行った後、空送
り動作(main22)、反転動作(main23)、
原稿供給動作(main24)を行い、この間にリード
センサ12が原稿を検知している間のモータの回転数、
あるいはパルス数に基づいて搬送距離から原稿長を検知
し、原稿長のみから原稿サイズを判別する(main2
5)。
【0062】なお、上流側搬送パス(搬送経路、上流側
搬送路)16に3つ以上のセンサを設けて、そのセンサ
で同時に原稿を検知し、原稿を検知したセンサによっ
て、原稿の長さを検知して原稿サイズを判別するように
してもよい。この場合には、空送り動作(main2
2)、反転動作(main23)、原稿供給動作(ma
in24)を必要としない。
【0063】本実施形態において、原稿サイズを検知す
るのは、読取動作、分離動作、原稿供給動作、読取動作
等において、原稿の搬送、停止、搬送速度変更等の制御
に必要である。
【0064】そして、初めに、原稿の裏面の読取動作を
行い(main26)、反転動作(main27)、原
稿供給動作(main28)の後、表面の読取動作(m
ain29)、原稿排出動作(main30)を行い排
出原稿積載トレイ21へと原稿を排出する。
【0065】(分離動作)図6の分離動作フローチャー
トに基づいて、分離動作を説明する。
【0066】原稿検知センサ14が原稿トレイ20上に
原稿があると判断したとき、CPU800は、図2、図
3に示す分離モータM1を正転駆動すると同時に、原稿
供給クラッチCLをONする。すると、ピックアップロ
ーラ1を上下動させるピックアップアーム1aが、傾動
して原稿トレイ20上の原稿束Dの内、最上位の原稿に
ピックアップローラ1を接触させる位置まで降下する。
同時に、ピックアップローラ1と分離部2の分離ローラ
2aが、原稿供給方向に回転して(S301)、上層部
の原稿の内、最上位の原稿のみ、分離部2から上流側搬
送パス16へと分離搬送する。
【0067】そして、分離後センサ10が原稿の先端を
検知すると(S302)、原稿トレイ20上の原稿束D
から原稿が分離されたことを認識する。その後、ピック
アップローラ1と分離ローラ2aは、原稿の搬送を継続
する。そして、原稿の先端がレジストセンサ11によっ
て検知される(S303)。
【0068】レジストセンサ11が原稿の先端を検知し
てから、ピックアップローラ1と分離ローラ2aが原稿
を所定量搬送した後(S305,S306,S30
7)、COU800は、分離モータM1を停止させて
(S308)、ピックアップローラ1と分離ローラ2a
とによる原稿の搬送を停止する。原稿の先端がレジスト
センサ11によって検知されてから、分離モータM1が
停止する間、第1レジストローラ対3は、回転を停止し
ている。
【0069】このため、分離された原稿の先端は、回転
を停止した第1レジストローラ対3に当接させられて、
搬送を停止させられているが、中間部と後端部は、分離
モータM1が停止するまで、搬送を継続されて、ループ
状に形成される。この結果、原稿は、斜行が補正され
て、真っ直ぐに矯正される。
【0070】レジストセンサ11によって、原稿先端を
検知してから、分離モータM1が停止するまでの搬送距
離は、異幅混載か否かの判別(S304)によって異な
る。異幅混載以外の場合は、(レジストセンサ11から
第1レジストローラ対3までの距離)+L)mm搬送
し、異系列混載の場合は、(レジストセンサ11から第
1レジストローラ対3までの距離)+L)mm搬送す
る。この場合、L<Lに設定してある。このよう
に、L<Lに設定することによって、原稿トレイ2
0上に異幅混載された原稿の内、規制ガイド板23によ
って幅規制がされずに向きの定まっていない原稿であっ
ても、斜行を確実に修正することができる。
【0071】なお、L,Lは、原稿が第1レジスト
ローラ対3に搬送されてからの搬送距離である。L
は原稿サイズに関係なく設定してもよいし、あるい
は、規制ガイド板23からの幅情報や、センサによって
検知した原稿サイズに基づいて設定してもよい。
【0072】その後、図3に示す、原稿供給クラッチC
LをOFFして、分離モータM1を逆転駆動すること
(S309)で、原稿供給ローラ1、及び分離ローラ2
aの駆動が切られて、第1レジストローラ対3が駆動さ
れて、斜行補正された原稿が、さらに下流へと搬送され
る。SPU800は、原稿を第1レジストローラ対3か
ら所定の距離搬送した後(S310,S311)、分離
モータM1を停止させる(S312)。このとき、原稿
の先端部は、第2レジストローラ4より上流で停止して
いる。
【0073】(原稿供給動作)図7の原稿供給動作フロ
ーチャートに基づいて、原稿供給動作を説明する。原稿
供給動作は、分離部2からの上流側搬送パス16からの
原稿供給動作と反転パス9からの原稿供給動作とがあ
る。
【0074】上流側搬送パス16からの原稿供給動作の
場合(S401)、CPU800は、分離モータM1を
逆転駆動して(S402)、第1レジストローラ対3を
駆動すると共に、原稿供給モータM2を起動する(S4
03)。すると、第2レジストローラ4と第1搬送ロー
ラ5と第2搬送ローラ6が始動する。また、反転パス9
からの原稿供給動作の場合は、分離モータM1の起動は
なく、CPU800は、原稿供給モータM2のみ、起動
する(S402)。
【0075】第2レジストローラ4の上流に位置する原
稿は、原稿供給モータM2によって駆動される第2レジ
ストローラ4へと搬送される。原稿の先端がリードセン
サ12に検知されると(S404)、CPU800は、
原稿が所定量搬送された後(S405,S406)、原
稿供給モータM2を停止させて(S407)、原稿の先
端を読み取り位置Rより上流側に停止させる。このと
き、分離パス9からの原稿供給動作があった場合、分離
モータM1も停止させる。
【0076】(読取動作)図8の読取動作フローチャー
トに基づいて、読取動作を説明する。
【0077】CPU800は、原稿供給モータM2を始
動して、第2レジストローラ4と第1搬送ローラ5と第
2搬送ローラ6を回転させ(S501)、読取位置Rの
上流側に位置する原稿を所定量搬送させた後(S50
2,S503)、原稿の先端が読取位置Rに達したもの
と判断して、原稿読取装置200に原稿の画像読取を行
わせる(S504)。
【0078】画像の読み取りは、CPU800が、AD
F100から画像読取部220の制御部210に、読取
開始を通知することで、画像読取部220が画像データ
の読み込みを開始する。その後、CPU800は、原稿
を所定量搬送した後(S505,S506)、原稿検知
センサ14が原稿トレイ20上に次に読み取りを行う原
稿があることを検知した場合(S507)、次原稿の分
離開始を許可する(S508)。実際に分離が開始され
るタイミングは、原稿サイズ、及び原稿搬送速度(読み
取り速度)によって、異なる。
【0079】さらに、原稿画像の読み取りが行われ、リ
ードセンサ12に原稿の後端が達したことを検知すると
(S509)、所定量搬送した後(S510,S51
1)、原稿の後端が読取位置Rに達したと判断すると原
稿読取を終了する(S512)。読取終了と同様に、A
DF100から原稿読取部210に対して、読取終了を
通知することで、原稿読取部210が画像データの読み
取りを終了する。そして、原稿供給モータM2を停止す
る(S513)。
【0080】(原稿排出動作)図9の原稿排出動作フロ
ーチャートに基づいて、原稿排出動作を説明する。
【0081】原稿画像の読み取りが終了して、原稿の後
端が読取位置Rより下流側に位置して停止している原稿
は、CPU800が原稿供給モータM2を始動して、同
時に、原稿排出モータM3を正転駆動始動させること
で、第2搬送ローラ6と原稿排出ローラ対8の駆動によ
って、下流側搬送パス(搬送経路、下流側搬送路)17
の下流側へと搬送される(S601)。
【0082】そして、原稿排出センサ13が原稿の後端
を検知すると(S602)、読み取られた原稿が原稿供
給モータM2の駆動系から外れたものとして、CPU8
00は、原稿供給モータM2を停止させる(S60
4)。ただし、次原稿の供給動作、又は、読取動作が同
時に行われている場合(S603)は、原稿供給モータ
M2を停止させない。その後、CPU800は、原稿搬
送ローラ対8によって原稿を所定量搬送した後(S60
5,S606)、原稿の後端が原稿排出ローラ対8を抜
けて、排出原稿積載トレイ21上に排出されたと思われ
る頃、原稿排出モータM3を停止して(S607)、原
稿排出ローラ対8の駆動を停止する。排出原稿積載トレ
イ21上に原稿が排出されたか否かは、原稿排出センサ
13が原稿の後端を検知してからの、原稿排出モータM
3の回転数、あるいはパルス数によって判断する。
【0083】(反転動作)図10の反転動作フローチャ
ートに基づいて、反転動作を説明する。
【0084】原稿画像の読み取りが終了して、原稿後端
が読取位置Rより下流に位置して停止している原稿は、
CPU800が原稿供給モータM2の始動して、同時
に、原稿排出モータM3の正転駆動されることで、第2
搬送ローラ6と原稿排出ローラ対8の駆動によって、下
流側搬送パス17の下流側へと搬送される(S70
1)。
【0085】そして、原稿排出センサ13に原稿後端が
達したと検知すると(S702)、読み取られた原稿が
原稿供給モータM2の駆動系から外れたものとして、C
PU800は、原稿供給モータM2を停止させる(S7
03)。その後、SPU800は、原稿搬送ローラ対8
によって原稿を所定量搬送した後(S704,S70
5)、原稿排出モータM3を停止させることで(S70
6)、原稿の先端が排出原稿積載トレイ21上に排出さ
れて、かつ原稿の後端が原稿排出ローラ対8にニップさ
れたと思われる位置で、原稿排出モータM3を停止して
(S706)、原稿排出ローラ対8の駆動を停止する。
これによって、原稿も停止する。
【0086】その後、CPU800は、原稿排出モータ
M3を逆転駆動して(S707)、原稿排出ローラ対8
の搬送方向を逆転させる。原稿は、今まで後端であった
部分を先端にして、反転パス9を第2レジストローラ4
に向けてスイッチバック搬送される。CPU800は、
原稿排出センサ13が原稿の端部を検知すると(S70
8)、原稿を所定量搬送した後(S709,S71
0)、原稿排出モータM3を停止させる(S711)。
このとき、第2レジストローラ4は、停止している。こ
のため、スイッチバック搬送された原稿は、先端が第2
レジストローラ4に突き当てられて、ループを形成さ
れ、下流側搬送パス17、反転パス9の搬送中に斜行状
態になった斜行を真っ直ぐに矯正される。
【0087】その後、CPU800がモータM2を起動
して、第2レジストローラ4と第1搬送ローラ5と第2
搬送ローラ6とを駆動させる(S712)。第2レジス
トローラ4に突き当てられた原稿は、上流側搬送パス1
6の下流側へと搬送されて、後端をリードセンサ12に
よって検知される(S713)。そして、原稿が所定量
搬送されると(S714,S715)、原稿供給モータ
M2は、停止する(S716)。原稿は、先端を読み取
り位置Rより上流側にして停止される。
【0088】(空送り動作)空送り動作は、図8の読取
動作フローチャートにおいて、読取開始(S504)
と、読取終了(S512)のステップを行わず、原稿供
給モータM2が図8のフローチャートと同様な動作を行
うことによって行われる。
【0089】(他の実施形態)以上の原稿送り装置は、
原稿が異幅混載であっても、レジスト時に、原稿の下流
端を停止させた状態での、原稿の中間部、上流端部の送
り量を変えて、原稿の向きを真っ直ぐに矯正するように
なっているが、さらに、同一原稿を複数回レジスト動作
して、原稿の向きを真っ直ぐに矯正してもよい。
【0090】以下、同一原稿を複数回レジスト動作し
て、原稿の向きを真っ直ぐに矯正する動作を、図13の
フローチャートに基づいて説明する。
【0091】ADF100は、原稿トレイ20上に原稿
がセットされたか否か、さらに、複写機400の表示部
22にある不図示のスタートキーが押し下げられたか否
かを繰り返し判定しつつ待機状態になっている(mai
n801)。原稿がセットされたか否かの判定は、原稿
検知センサ14の検出結果に基づいて行われる。判定
は、CPU800によって行われる。
【0092】CPU800は、判定の結果、原稿が原稿
トレイ20にセットされて、かつスタートキーが押し下
げられた場合、片面原稿モードであるか否か(main
802)の判別を行う。
【0093】<片面モードで異幅混載でない>片面モー
ドの場合、CPU800は、原稿トレイ20にセットさ
れた原稿束が、主走査長の異なる異幅混載か否かを判別
(main803)する。異幅混載でない場合、CPU
800は、原稿トレイ20より分離動作(main80
4)、原稿供給動作(main805)を行い、読み取
り開始前に原稿サイズを判別する(main806)。
そして、CPU800は、読取動作(main80
7)、原稿排出動作(main808)を行い原稿排出
トレイ21へと原稿を順次排出する。
【0094】原稿サイズの判別は、図5のフローチャー
トに示すように、原稿トレイ20上での規制ガイド板2
3の幅情報と、原稿供給動作完了時点での、分離後セン
サ10のONかOFFかによって判別する。
【0095】<片面モードで異幅混載>片面モードで、
かつ、主走査長の異なる原稿を1つの原稿束として原稿
トレイ20にセットする異幅混載の場合、原稿トレイ2
0上での規制ガイド板23の幅情報は、原稿束の内、最
大の主走査長の原稿サイズに合わせられるため、規制ガ
イド板23の幅と供給された原稿の幅が一致しない可能
性がある。
【0096】よって、分離動作(main809)、原
稿供給動作(main810)を行った後、空送り動作
(main811)、反転動作(main812)、原
稿供給動作(main813)を行い、この間にリード
センサ12が原稿を検知している間の搬送距離から原稿
長を検知し、原稿長のみから原稿サイズを後に判別する
(main817)。この時点で、読取位置の手前で待
機している原稿の画像を読み取ると、原稿トレイ20に
セットされた原稿の裏面を読み取ってしまうことにな
る。そこで、表面画像を読み取るため、再度、空送り動
作(main814)、反転動作(main815)、
原稿供給動作(main816)を行い、前述した原稿
サイズの判別を行った(main817)後、表面の読
取動作(main818)、原稿排出動作(main8
19)を行い原稿排出トレイ21へと原稿を排出する。
【0097】異幅混載の場合、分離動作(main80
9)で1回目の斜行補正を行い、反転動作(main8
12)で2回目の斜行補正を行い、さらに、その後の反
転動作(main815)で3回目の斜行補正を行った
後に、画像の読取動作を行う。なお、このように、3回
の斜行補正を行うため、分離動作(main809)に
おいて、原稿の搬送量を(L<L)にする動作は、
必ずしも行う必要がない。
【0098】<両面モードで異幅混載でない>CPU8
00は、(main802)で両面モードと判別したと
き、異幅混載で情報が表示部22から制御部803に入
力されているか否かを判別し(main820)、異幅
混載でない場合、原稿トレイ20より分離動作(mai
n821)、原稿供給動作(main822)を行い、
異幅混載でない片面モードと同様に原稿サイズを判別す
る(main823)。そして、初めに原稿表面の画像
の読取動作を行い(main824)、反転動作(ma
in825)、原稿供給動作(main826)の後、
裏面の読取動作を行う(main827)。このまま原
稿排出動作により原稿排出トレイ21へ原稿を排出する
と、原稿表面を上に向けて原稿排出トレイ上に排出され
るため、原稿トレイ20上でセットされた面順と異な
る。よって、反転動作(main828)、原稿供給動
作(main829)、空送り動作(main83
0)、原稿排出動作(main831)を行い原稿排出
トレイ21へと原稿を排出する。
【0099】<両面モードで異幅混載>両面モードで、
かつ、異幅混載の場合、分離動作(main832)、
原稿供給動作(main833)を行った後、空送り動
作(main834)、反転動作(main835)、
原稿供給動作(main836)を行い、異幅混載の片
面モード同様に、この間のリードセンサ12が原稿を検
知している間の搬送距離から原稿長を検知し、原稿長の
みから原稿サイズを判別する(main837)。そし
て、始めに裏面の読取動作を行い(main838)、
反転動作(main839)、原稿供給動作(main
840)の後、表面の読取動作(main841)、原
稿排出動作(main842)を行い原稿排出トレイ2
1へと原稿を排出する。
【0100】このように、両面モードで、かつ異幅混載
のとき、分離動作(main838)において、1回目
の斜行補正を行い、反転動作(main835)におい
て、2回目の斜行補正を行った後に、画像の読取動作を
行う。なお、このように、2回の斜行補正を行うため、
分離動作(main832)において、原稿の搬送量を
(L1<L2)にする動作は、必ずしも行う必要がな
い。
【0101】図13における、分離動作は図6、原稿供
給動作は図7、読取動作は図8、原稿排出動作は図9、
反転動作は図10の各フローチャートと同一である。
【0102】なお、図10に示す反転動作のフローチャ
ートにおいて、異幅混載か否かにより、(S709)
で、原稿排出センサ13が原稿の先端を検知してから原
稿排出モータM3を停止するまでのカウンタ値は異な
り、異幅混載の時の方が、その他の場合より大きいカウ
ンタ値がセットされるようになっている。
【0103】なお、以上のいずれの実施形態において
も、異幅混載であるか否かは、表示部22からの入力情
報によって異幅混載情報を得ているが、第1レジストロ
ーラ対3よりも上流側に原稿の幅を検知する幅検知セン
サを設けて、原稿の幅が変わったことを検知して異幅混
載情報を得るようにしてもよい。
【0104】
【発明の効果】本発明の記録媒体送り装置は、制御手段
が、異幅混載情報手段から異幅混載情報を受けたとき、
異幅混載情報を受けていないときよりも停止状態のレジ
スト手段に対して記録媒体を送る量を多くするようにな
っているので、異幅混載されて、向きが斜めになるよう
な記録媒体があっても斜行補正を確実に行うことができ
て、記録媒体に損傷を与えるようなことがなくなる。ま
た、記録媒体詰まりの原因を解消することができる。
【0105】本発明の記録媒体送り装置は、制御手段
が、異幅混載情報手段から異幅混載情報を受けたとき、
搬送手段を作動制御して記録媒体を、レジスト手段に再
度通過させるようになっているので、異幅混載されて、
向きが斜めになるような記録媒体があっても斜行補正を
確実に行うことができて、搬送中に記録媒体に損傷を与
えるようなことがなくなる。また、記録媒体詰まりの原
因を解消することができる。
【0106】本発明の記録媒体送り装置は、制御手段
が、異幅混載情報手段から異幅混載情報を受けたとき、
搬送手段を作動制御して記録媒体を、レジスト手段に再
度通過させ、かつ停止状態のレジスト手段に対して記録
媒体を送る量を多くするようになっているので、異幅混
載されて、向きが斜めになるような記録媒体があっても
斜行補正を確実に行うことができて、搬送中に記録媒体
に損傷を与えるようなことがなくなる。また、記録媒体
詰まりの原因を解消することができる。
【0107】本発明の画像読取装置は、記録媒体の斜行
補正を確実に行う記録媒体送り装置を備えているので、
記録媒体の画像を確実かつ正確に読み取ることができ
る。
【0108】本発明の画像形成装置は、記録媒体の斜行
補正を確実に行う記録媒体送り装置と、記録媒体の画像
を確実に読み取ることのできる画像読取装置とを備えて
いるので、被記録媒体に画像を確実かつ正確に形成する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の原稿送り装置を備えた画像
読取装置である原稿読取装置及び画像形成装置である複
写機の原稿及び記録紙の搬送方向に沿った断面図であ
る。
【図2】図1の画像読取装置の拡大図である。
【図3】図1の原稿送り装置の制御ブロック図である。
【図4】図1の原稿送り装置のメインフローチャートで
ある。
【図5】図1の原稿送り装置の原稿サイズ判別フローチ
ャートである。
【図6】図4中の分離動作のフローチャートである。
【図7】図4中の原稿供給動作のフローチャートであ
る。
【図8】図4中の読取動作のフローチャートである。
【図9】図4中の原稿排出動作のフローチャートであ
る。
【図10】図4中の反転動作のフローチャートである。
【図11】図1の原稿送り装置の表示部の平面図であ
る。 (a) 通常の表示状態である。 (b) (a)において、応用モードキーを選択したと
きの画面である。
【図12】図11(b)において、原稿混載キーを選択
したときの画面である。
【図13】他の実施形態の原稿送り装置のメインフロー
チャートである。
【符号の説明】
P 記録紙(被記録媒体) D 原稿(記録媒体) R 読取位置 2 分離部 2a 分離ローラ(搬送手段) 2b 分離パッド 3 第1レジストローラ対(レジスト手段、第1の
レジスト回転体対) 4 第2レジストローラ(レジスト手段、第2のレ
ジスト回転体対) 5 第1搬送ローラ(搬送手段) 6 第2搬送ローラ(搬送手段) 7 大ローラ(レジスト手段、第1のレジスト回転
体対)) 8 原稿排出ローラ対(排出手段) 9 反転パス(搬送経路、スイッチバック搬送路) 10 分離後センサ 11 レジストセンサ 12 リードセンサ 13 原稿排出センサ 14 原稿検知センサ 15 原稿長検知センサ 16 上流側搬送パス(搬送経路、上流側搬送路) 17 下流側搬送パス(搬送経路、下流側搬送路) 20 原稿トレイ(積載手段) 21 排出原稿積載トレイ 22 表示部(異幅混載情報手段) 22a 応用モードキー 22b 原稿混載キー 22c 違う幅キー 22d OKキー 25 幅規制部 100 原稿送り装置(記録媒体送り装置) 200 原稿読取装置(画像読取装置) 220 画像読取部(画像読取手段) 300 複写機の装置本体 303 感光体ドラム(画像形成手段) 400 複写機(画像形成装置) 803 ADFの制御部(制御手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DB03 DB09 DB10 ED12 EE02 FA04 FA20 GA20 GA23 GA45 GA56 GB16 2H076 BA15 BA17 BA24 BA31 BA36 BA39 BA41 BA42 BA56 BA58 BA64 BA82 BB04 BB05 3F102 AA01 AB01 BA02 EA03

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像が形成された記録媒体が複数枚重ね
    て載置される積載手段と、 前記記録媒体の画像を読み取る読取位置に前記記録媒体
    を搬送する搬送手段と、 前記搬送手段によって搬送される前記記録媒体を停止状
    態で受け止めて前記記録媒体の斜行を真っ直ぐに矯正し
    た後、該記録媒体を搬送経路に沿って搬送するレジスト
    手段と、 前記搬送手段と前記レジスト手段とを作動制御する制御
    手段と、 前記積載手段に積載された複数枚の前記記録媒体の記録
    媒体搬送方向に対して交差する方向のサイズが異なって
    いるとき異幅混載であることを前記制御手段に報せる異
    幅混載情報手段と、を備え、 前記制御手段は、前記異幅混載情報手段から異幅混載情
    報を受けたとき、異幅混載情報を受けていないときより
    も停止状態の前記レジスト手段に対して前記記録媒体を
    送る量を多くすることを特徴とする記録媒体送り装置。
  2. 【請求項2】 画像が形成された記録媒体が複数枚重ね
    て載置される積載手段と、 前記記録媒体の画像を読み取る読取位置に前記記録媒体
    を搬送する搬送手段と、 前記搬送手段によって搬送される前記記録媒体を停止状
    態で受け止めて前記記録媒体の斜行を真っ直ぐに矯正し
    た後、該記録媒体を搬送経路に沿って搬送するレジスト
    手段と、 前記搬送手段と前記レジスト手段とを作動制御する制御
    手段と、 前記積載手段に積載された複数枚の前記記録媒体の記録
    媒体搬送方向に対して交差する方向のサイズが異なって
    いるとき異幅混載であることを前記制御手段に報せる異
    幅混載情報手段と、を備え、 前記制御手段は、前記異幅混載情報手段から異幅混載情
    報を受けたとき、前記搬送手段を作動制御して前記記録
    媒体を、前記レジスト手段に再度通過させることを特徴
    とする記録媒体送り装置。
  3. 【請求項3】 画像が形成された記録媒体が複数枚重ね
    て載置される積載手段と、 前記記録媒体の画像を読み取る読取位置に前記記録媒体
    を搬送する搬送手段と、 前記搬送手段によって搬送される前記記録媒体を停止状
    態で受け止めて前記記録媒体の斜行を真っ直ぐに矯正し
    た後、該記録媒体を搬送経路に沿って搬送するレジスト
    手段と、 前記搬送手段と前記レジスト手段とを作動制御する制御
    手段と、 前記積載手段に積載された複数枚の前記記録媒体の記録
    媒体搬送方向に対して交差する方向のサイズが異なって
    いるとき異幅混載であることを前記制御手段に報せる異
    幅混載情報手段と、を備え、 前記制御手段は、前記異幅混載情報手段から異幅混載情
    報を受けたとき、前記搬送手段を作動制御して前記記録
    媒体を、前記レジスト手段に再度通過させ、かつ停止状
    態の前記レジスト手段に対して前記記録媒体を送る量を
    多くすることを特徴とする記録媒体送り装置。
  4. 【請求項4】 前記搬送経路は、前記積載手段と前記読
    取位置との間の上流側搬送路と、前記読取位置と前記記
    録媒体を排出及び途中まで排出した前記記録媒体を引き
    込み可能な排出手段との間の下流側搬送路とを有し、前
    記レジスト手段は、前記上流側搬送路に位置する前記記
    録媒体を挟持して回転搬送するレジスト回転体対を有し
    ていることを特徴とする請求項1に記載の記録媒体送り
    装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記異幅混載情報手段
    から異幅混載情報を受けたとき、前記搬送手段を作動制
    御して前記記録媒体を前記読取位置に再度搬送して、前
    記レジスト手段を再度通過させ、かつ停止状態の前記レ
    ジスト手段に対して前記記録媒体を送る量を多くするこ
    とを特徴とする請求項2又は3に記載の記録媒体送り装
    置。
  6. 【請求項6】 前記搬送経路は、前記積載手段と前記読
    取位置との間の上流側搬送路と、前記読取位置と前記記
    録媒体を排出及び途中まで排出した前記記録媒体を引き
    込み可能な排出手段との間の下流側搬送路と、前記排出
    手段から前記上流側搬送路の途中に合流するスイッチバ
    ック搬送路とを有し、前記レジスト手段は、前記上流側
    搬送路とスイッチバック搬送路との合流点より上流側に
    位置して前記記録媒体を挟持して回転搬送する第1のレ
    ジスト回転体対と、前記合流点と前記読取位置との間に
    位置して前記記録媒体を挟持して回転搬送する第2のレ
    ジスト回転体対とを有していることを特徴とする請求項
    2又は3に記載の記録媒体送り装置。
  7. 【請求項7】 前記積載手段は、前記記録媒体の記録媒
    体搬送方向に対して交差する方向の幅を揃える幅規制部
    を有していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれ
    か1項に記載の記録媒体送り装置。
  8. 【請求項8】 前記積載手段は、前記記録媒体の記録媒
    体搬送方向に対して交差する方向の幅を揃えて、前記記
    録媒体の前記幅のサイズを検知する幅規制部を有し、前
    記制御手段は、前記幅規制部からの幅サイズ情報に基づ
    いて、前記異幅混載情報手段から異幅混載情報を受けて
    いないときの停止状態の前記レジスト手段に対して前記
    記録媒体を送る量を設定することを特徴とする請求項1
    乃至3のいずれか1項に記載の記録媒体送り装置。
  9. 【請求項9】 前記異幅混載情報手段は、外部操作によ
    って異幅混載であることが入力されることを特徴とする
    請求項1,2,3,7のいずれか1項に記載の記録媒体
    送り装置。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至9のいずれか1項に記載
    の記録媒体送り装置と、 前記記録媒体送り装置によって送り込まれた前記記録媒
    体の画像を読み取る画像読取手段と、 を備えたことを特徴とする画像読取装置。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至9のいずれか1項に記載
    の記録媒体送り装置と、 前記記録媒体送り装置によって送り込まれた前記記録媒
    体の画像を読み取る画像読取手段と、 前記画像読取手段の画像読取情報に基づいて、被記録媒
    体に画像を形成する画像形成手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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US11528377B2 (en) 2020-07-20 2022-12-13 Sharp Kabushiki Kaisha Document feeder and image forming apparatus

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