JP2000213545A5 - ころ軸受用保持器及びころ軸受 - Google Patents
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【特許請求の範囲】
【請求項1】 外輪軌道面および内輪軌道面間に配置された複数のころを均等に保持するために、互いに同軸配置された一対のリム部と、前記各リム部間に架設された複数の柱部とを有し、前記各リム部および前記各柱部により区画された複数のポケット部に前記各ころを個々に収容するころ軸受用保持器であって、
前記柱部の外周面が前記各リム部の外周面に対して半径方向内方へ段差形成されているとともに、前記各リム部の外周面における外端部に半径が小さくなる縮小面が形成され、かつ、前記縮小面の幅寸法が前記リム部の幅寸法の3分の2以下であることを特徴とするころ軸受用保持器。
【請求項2】 外輪軌道面と内輪軌道面との間に複数のころが保持器を介して円周方向に転動可能に配設されるころ軸受であって、
前記保持器として、請求項1に記載のころ軸受用保持器を使用することを特徴とするころ軸受。
【請求項1】 外輪軌道面および内輪軌道面間に配置された複数のころを均等に保持するために、互いに同軸配置された一対のリム部と、前記各リム部間に架設された複数の柱部とを有し、前記各リム部および前記各柱部により区画された複数のポケット部に前記各ころを個々に収容するころ軸受用保持器であって、
前記柱部の外周面が前記各リム部の外周面に対して半径方向内方へ段差形成されているとともに、前記各リム部の外周面における外端部に半径が小さくなる縮小面が形成され、かつ、前記縮小面の幅寸法が前記リム部の幅寸法の3分の2以下であることを特徴とするころ軸受用保持器。
【請求項2】 外輪軌道面と内輪軌道面との間に複数のころが保持器を介して円周方向に転動可能に配設されるころ軸受であって、
前記保持器として、請求項1に記載のころ軸受用保持器を使用することを特徴とするころ軸受。
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はころ軸受用保持器及びころ軸受に関する。
【発明の属する技術分野】
本発明はころ軸受用保持器及びころ軸受に関する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、近年、ころ軸受が高速化あるいは高荷重化しているため、従来よりも更に潤滑不良が生じ難いころ軸受用保持器及びころ軸受が求められている。本発明は、前述した要望を満たすためになされたものであり、その目的は潤滑不良が生じ難いころ軸受用保持器及びころ軸受を提供することにある。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、近年、ころ軸受が高速化あるいは高荷重化しているため、従来よりも更に潤滑不良が生じ難いころ軸受用保持器及びころ軸受が求められている。本発明は、前述した要望を満たすためになされたものであり、その目的は潤滑不良が生じ難いころ軸受用保持器及びころ軸受を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために、本発明は、外輪軌道面および内輪軌道面間に配置された複数のころを均等に保持するために、互いに同軸配置された一対のリム部と、前記各リム部間に架設された複数の柱部とを有し、前記各リム部および前記各柱部により区画された複数のポケット部に前記各ころを個々に収容するころ軸受用保持器であって、前記柱部の外周面が前記各リム部の外周面に対して半径方向内方へ段差形成されているとともに、前記各リム部の外周面における外端部に半径が小さくなる縮小面が形成され、かつ、前記縮小面の幅寸法が前記リム部の幅寸法の3分の2以下であることを特徴としている。
また、前述した目的を達成するために、本発明は、外輪軌道面と内輪軌道面との間に複数のころが保持器を介して円周方向に転動可能に配設されるころ軸受であって、前記保持器として、上記ころ軸受用保持器を使用することを特徴としている。
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために、本発明は、外輪軌道面および内輪軌道面間に配置された複数のころを均等に保持するために、互いに同軸配置された一対のリム部と、前記各リム部間に架設された複数の柱部とを有し、前記各リム部および前記各柱部により区画された複数のポケット部に前記各ころを個々に収容するころ軸受用保持器であって、前記柱部の外周面が前記各リム部の外周面に対して半径方向内方へ段差形成されているとともに、前記各リム部の外周面における外端部に半径が小さくなる縮小面が形成され、かつ、前記縮小面の幅寸法が前記リム部の幅寸法の3分の2以下であることを特徴としている。
また、前述した目的を達成するために、本発明は、外輪軌道面と内輪軌道面との間に複数のころが保持器を介して円周方向に転動可能に配設されるころ軸受であって、前記保持器として、上記ころ軸受用保持器を使用することを特徴としている。
このように構成されたころ軸受用保持器及びころ軸受においては、柱部の全域が外輪軌道面に対して接触しないため、従来に比較して潤滑不良が生じる虞れを低くできることになる。
また、このようなころ軸受用保持器及びころ軸受においては、各リム部の外周面における外端部に縮小面が形成されているため、外輪軌道面に対して積極的に潤滑剤を案内でき、これによっても従来に比較して潤滑不良が生じる虞れを低くできることになる。
また、このようなころ軸受用保持器及びころ軸受においては、各リム部の外周面における外端部に縮小面が形成されているため、外輪軌道面に対して積極的に潤滑剤を案内でき、これによっても従来に比較して潤滑不良が生じる虞れを低くできることになる。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11015797A JP2000213545A (ja) | 1999-01-25 | 1999-01-25 | ころ軸受の保持器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11015797A JP2000213545A (ja) | 1999-01-25 | 1999-01-25 | ころ軸受の保持器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000213545A JP2000213545A (ja) | 2000-08-02 |
JP2000213545A5 true JP2000213545A5 (ja) | 2006-01-05 |
Family
ID=11898844
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP11015797A Pending JP2000213545A (ja) | 1999-01-25 | 1999-01-25 | ころ軸受の保持器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000213545A (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP6127470B2 (ja) * | 2012-11-26 | 2017-05-17 | 日本精工株式会社 | ころ軸受用保持器 |
JP2014149076A (ja) * | 2013-01-10 | 2014-08-21 | Nsk Ltd | ラジアルニードル軸受用保持器及びその製造方法 |
DE102016206697A1 (de) * | 2016-04-20 | 2017-10-26 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Käfig für ein Wälzkörperlager zur drehbaren Lagerung einer hochdrehenden Welle |
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1999
- 1999-01-25 JP JP11015797A patent/JP2000213545A/ja active Pending
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