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JP2000109734A - 水性インクおよびそれを用いたインクジェット記録方法 - Google Patents

水性インクおよびそれを用いたインクジェット記録方法

Info

Publication number
JP2000109734A
JP2000109734A JP28401298A JP28401298A JP2000109734A JP 2000109734 A JP2000109734 A JP 2000109734A JP 28401298 A JP28401298 A JP 28401298A JP 28401298 A JP28401298 A JP 28401298A JP 2000109734 A JP2000109734 A JP 2000109734A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
aqueous ink
ink
surfactant
represented
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28401298A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyofumi Nagai
希世文 永井
Akio Kojima
明夫 小島
Masato Igarashi
正人 五十嵐
Akiko Sakauchi
昭子 坂内
Hirotaka Mochizuki
博孝 望月
Masayuki Koyano
正行 小谷野
Ikuko Tanaka
郁子 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP28401298A priority Critical patent/JP2000109734A/ja
Publication of JP2000109734A publication Critical patent/JP2000109734A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
  • Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録画像の耐水性および耐光性に優れ、しか
も色境界滲みが少なく、かつ、色調の優れた水性インク
を得ることおよびこれを用いたインクジェット記録方法
を得ること。 【解決手段】 水に分散または溶解する着色剤、水溶性
有機溶剤、界面活性剤および水を含む水性インクにおい
て、ランタノイド陽イオンを含有させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、本発明はインクジ
ェット記録、水性筆記用具、記録計、ぺンプロッター水
性インク組成物等に適した水性インク、特に普通紙に対
するカラーインクとして優れた特性を示すインクジェッ
ト記録用水性インクに関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェットプリンターは低騒音、低
ランニングコストといった利点から近年、広く普及し、
普通紙印字可能な多種類のカラープリンターが市場に投
入されている。しかしながら、画像の色再現性、耐水
性、耐光性、画像の乾燥性、画像滲み、吐出の信頼性、
すべてを満足することは困難である。特にカラープリン
ターの場合、イエロー、マゼンタ、シアンの単色印字部
では画質劣化がなくても、レッド、グリーン、ブルーの
2色重ね部分で画質劣化が発生しやすい。
【0003】なかでも定着装置を用いないでインクの乾
燥を行う場合、特開昭55−29546号公報等に記載
されいるように浸透性を高めることにより乾燥性を向上
しているため紙により著しく滲みが生じる。また、特公
昭60−23793号公報には界面活性剤としてジアル
キルスルホコハク酸が乾燥性を向上し、しかも画質劣化
が少ないとされているが紙による画素径が著しく異な
り、画像濃度の低下も著しいという問題やアルカリ側で
は界面活性剤が分解し、保存時に活性効果がなくなると
いう問題がある。また、特開昭56−57862号公報
等には強塩基性物質を添加するインクが開示されている
が、ロジンサイズされた酸性紙では効果があるもののア
ルキルケテンダイマーやアルケニルスルホコハク酸をサ
イズ剤とした紙には効果かない。さらに酸性紙でも2色
重ね部分では効果がない。また、特開平1−20348
3号公報には多価アルコール誘導体およびペクチンを含
有することを特徴とする記録液が開示されている。これ
は増粘剤としてペクチンを添加し、滲みを防止するもの
であるが、ペクチンは水酸基を親水基とする非イオン性
であるため印字休止後の吐出安定性に欠けるという問題
があった。
【0004】一方、普通紙上での色再現と耐水性を両立
するには染料そのものの改良が行われているが、耐水性
を向上し、かつ、信頼性の高い染料を得ることは難し
い。また、耐水性、耐光性を得るため顔料を用いること
も考えられ種種の試みがなされているが、発色に問題が
あるため耐光性の要求される大型のプロッター以外では
現状では採用されていない。また、高解像度に対応する
には目詰まりの問題もある。そこて従来より発色や信頼
性を改良するために顔料と染料を混合することが試みら
れ、特公昭60−45669号公報や特開平6−100
812号公報にそれらについて開示されている。前者は
染料の耐光性が不十分であったり、必ずしも普通紙への
インクの浸透性や発色が十分でなかった。後者は耐光性
は前者に比べ十分であるが発色が不十分で、特にブルー
の発色がくすむなどの問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のようにインクジ
ェット記録用インクは現状では普通紙適性として耐水、
耐光性と色境界滲みや色再現性を満足するとともにノズ
ル部での目詰まり等信頼性を満足することができていな
い。本発明はこのような背景に鑑みてなされたもので、
インクジェット記録用インクとして色境界滲みが少な
く、かつ、色調に優れ、しかも耐光、耐水性に優れた水
性インクを提供すること、また、特にノズル部での目詰
まりのない信頼性が高い、かつ、耐水、耐光性の優れた
水性インクを提供すること、さらにそのような水性イン
クを用いて良好な画像形成が行えるインクジェット記録
方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、第一
に、水に分散または溶解する着色剤、水溶性有機溶剤、
界面活性剤および水を含む水性インクにおいて、ランタ
ノイド陽イオンを含有することを特徴とする水性インク
が提供される。
【0007】第二に、上記第一に記載した水性インクに
おいて、上記界面活性剤の少なくとも1種がポリオキシ
アルキレン基を有する非イオン性界面活性剤であること
を特徴とする水性インクが提供される。
【0008】第三に、上記第一に記載した水性インクに
おいて、上記界面活性剤がポリオキシアルキレン基を有
する非イオン性界面活性剤と下記一般式(I)で表わさ
れるポリオキシエチレンアルキルエーテル酢酸塩および
/または下記一般式(II)で表わされるジアルキルスル
ホコハク酸塩であることを特徴とする水性インクが提供
される。
【化8】 (ただし、Rは炭素数6〜14の分岐してもよいアル
キル基、mは3〜12、Mはアルカリ金属イオン、第4
級アンモニウム、第4級ホスホニウムまたはアルカノー
ルアミンを表す。)
【化9】 (ただし、Rは炭素数5〜7の分岐したアルキル基、
Mはアルカリ金属イオン、第4級アンモニウム、第4級
ホスホニウムまたはアルカノールアミンを表す。)
【0009】第四に、上記第三に記載した水性インクに
おいて、上記一般式(I)で表わされるポリオキシエチ
レンアルキルエーテル酢酸塩および上記一般式(II)で
表わされるジアルキルスルホコハク酸塩の対イオンがナ
トリウム、リチウムまたは下記一般式(III)で表わさ
れる第4級アンモニウム、第4級ホスホニウムもしくは
アルカノール陽イオンであることを特徴とする水性イン
クが提供される。
【化10】 (ただし、Xは窒素またはリン、R〜Rは水素、炭
素数1〜4のアルキル基、ヒドロキシアルキル基または
ハロゲン化アルキル基を表す。)
【0010】第五に、上記第二または第三に記載した水
性インクにおいて、上記ポリオキシアルキレン基を有す
る非イオン性界面活性剤が下記一般式(IV)、(V)、
(VI)および(VII)で表わされる化合物の群から選択
された少なくとも1種であることを特徴とする水性イン
クが提供される。
【化11】 (ただし、Rは分岐してもよい炭素数6〜14の炭素
鎖、kは5〜20を表す。)
【化12】 (ただし、m、nは0〜40を表す。)
【化13】 (ただし、Rは分岐してもよい炭素数6〜14の炭素
鎖、n≦20を表す。)
【化14】 (ただし、Rは炭素数6〜14の炭素鎖、m≦20、
n≦20を表す。)
【0011】第六に、上記第一に記載した水性インクに
おいて、上記界面活性剤として上記一般式(IV)、
(V)、(VI)および(VII)で表わされる化合物の群か
ら選択された少なくとも1種を用いるとともに尿素また
は尿素誘導体の少なくとも1種を添加することを特徴と
する水性インクが提供される。
【0012】第七に、上記第一、第二、第三、第四、第
五または第六に記載した水性インクにおいて、上記水溶
性有機溶剤としてピロリドン誘導体が少なくとも1種含
有されることを特徴とする水性インクが提供される。
【0013】第八に、上記第一、第二、第三、第四、第
五、第六または第七に記載した水性インクを熱エネルギ
ーまたは機械的エネルギーにより微小な液滴として飛翔
させ、これをステキヒトサイズ度が3秒以上の被記録材
に付着せしめることにより画像形成を行う記録方法であ
って、得られる画像の解像度が10ドット/mm×10
ドット/mm以上で、かつ、被記録材上のインク付着量
が2.0g/mから20g/mであることを特徴と
するインクジェット記録方法が提供される。
【0014】以下に本発明を詳細に説明する。本発明者
らは従来の水溶性染料を用いて、耐水性および耐光性の
改良されたインクを提供するため、種種の検討を行った
結果、従未知られているFe、Crといった金属イオン
の添加に変えてランタノイド陽イオンを含有させること
によりインクの保存性を確保し、かつ、耐水性および耐
光性の優れたたインクを提供できることを見いだした。
これはランタノイド陽イオンが特に高配位数の錯形成を
行い、またアクア錯体として存在するため、従来のFe
イオンに比べ親水性が高い状態で、しかも紙に付着した
状態では不溶化されるため、耐水性および耐光性が向上
するものと考えられる。
【0015】
【発明の実施の形態】インク中にランタノイド陽イオン
を与える化合物としては、水に対して溶解性の高いラン
タノイド化合物であればいづれでもよく、具体的には塩
化ランタン、塩化ネオジム、塩化ガドリニウム、塩化ユ
ウロピウム等の塩化物、また硝酸ランタン、硝酸ネオジ
ム、硝酸ガドリニウム等の硝酸化物イオンである。これ
らランタノイド塩の添加量としては染料の種類と添加量
により変わるが、通常は0.01%から0.5%添加さ
れる。0.01%以下では耐水性の向上が少なく、0.
5%以上では信頼性が悪くなる。
【0016】また、本発明は紙への浸透性を高めるた
め、アニオン系界面活性剤としてオキシエチレンアルキ
ルエーテル酢酸塩(I)および/または炭素数が5〜7
の分岐したアルキル基を有するジアルキルスルホコハク
酸酸(II)を添加する。これにより表面張力を50mN
/m以下に低下させ、インクと紙表面との濡れ性を向上
させ紙への浸透速度を高める。
【0017】
【化15】 (ただし、Rは炭素数6〜14の分岐してもよいアル
キル基、mは3〜12、Mはアルカリ金属イオン、第4
級アンモニウム、第4級ホスホニウムまたはアルカノー
ルアミンを表す。)
【0018】
【化16】 (ただし、Rは炭素数5〜7の分岐したアルキル基、
Mはアルカリ金属イオン、第4級アンモニウム、第4級
ホスホニウムまたはアルカノールアミンを表す。)
【0019】さらに上記アニオン系界面活性剤の対イオ
ンとして、リチウム、ナトリウム、および下記一般式
(III)で示される第4級アンモニウム、第4級ホスホ
ニウムまたはアルカノールアミン陽イオンを用いること
により優れた溶解安定性を示すことが分かった。
【0020】
【化17】 (ただし、Xは窒素またはリン、R〜Rは水素、炭
素数1〜4のアルキル基、ヒドロキシアルキル基または
ハロゲン化アルキル基を表す。)
【0021】また本発明では非イオン性の界面活性剤と
して一般式(IV)で示されるポリオキシエチレンアルキ
ルフェニルエーテル、一般式(V)で示されるアセチレ
ングリコール系界面活性剤、一般式(VI)で示されるポ
リオキシエチレンアルキルエーテルまたは一般式(VI
I)で示されるポリオキシエチレンポリオキシプロピレ
ンアルキルエーテルを添加することにより表面張力を5
0mN/m以下に低下させ、インクと紙表面との濡れ性
を向上させ、紙への浸透速度を高める。
【0022】
【化18】 (ただし、Rは分岐してもよい炭素数6〜14の炭素
鎖、kは5〜20を表す。)
【化19】 (ただし、m、nは0〜40を表す。)
【化20】 (ただし、Rは分岐してもよい炭素数6〜14の炭素
鎖、n≦20を表す。)
【化21】 (ただし、Rは炭素数6〜14の炭素鎖、m≦20、
n≦20を表す。)
【0023】これら界面活性剤(IV)、(V)、(V
I)、(VII)に加え、尿素またはヒドロキシエチル尿
素、ジヒドロキシエチル尿素等の尿素誘導体を添加する
と高分子染料と非イオン性界面活性剤間の相互作用を弱
め高分子染料の会合を緩和することで浸透性を向上させ
たり、吐出安定性や長期保存性を向上させることができ
ることが分かった。これら尿素誘導体の添加量は0.1
%から5%の間で用いることが好ましい。0.1%以下
では効果がなく5%以上では水分蒸発時の粘度変化に影
響を及ぼすことがある。
【0024】なお、このインクのpHを6以上にするこ
とによりインクの保存安定性が得られ、また、オフィス
で使用されているコピー用紙や用箋等はpHが5〜6の
ものが多く、これらの記録紙にインクを20〜60μm
の微細な吐出口より吐出し重量が10ng〜160ng
の液滴として5〜20m/sで飛翔させ、ステキヒトサ
イズ度が3秒以上の、いわゆる普造紙に記録することに
より高画質、高解像度の記録画像を形成する記録方式を
提供することができる。また、このときの紙面上のイン
ク付着量は2.0g/mから100g/mであるこ
とがカール、波打ちといった紙の吸水による変形と画像
濃度を確保する点から好ましい。ただし、pHが9以上
では保存時に(III)の界面活性剤では分解による物性
変化が起こりやすいため、それに代えて(V)を用いる
場合はpHを6〜9とすることが好ましい。
【0025】本発明に用いることができる一般式(I
I)、(III)の化合物の添加量は、0.05〜10重量
%の間でプリンターシステムにより要求されるインク特
性に対し所望の浸透性を与えることが可能である。ここ
で0.05%以下ではいずれの場合も2色重ね部の境界
での滲みが発生し、10重量%以上添加する場合は化合
物自体が低温で析出しやすかったり、化合物(II)の析
出等も発生することがあり信頼性が悪くなる。
【0026】次に本発明に用いる一般式(I)および(I
I)で示される界面活性剤を具体的に遊離酸型で示す。
【0027】
【化22】
【0028】
【化23】
【0029】
【化24】
【0030】
【化25】
【0031】
【化26】
【0032】
【化27】
【0033】
【化28】
【0034】
【化29】
【0035】
【化30】
【0036】
【化31】
【0037】上記のごとくアニオン系界面活性剤は対イ
オンをリチウム、ナトリウム、第4級アンモニウム、第
4級ホスホニウムまたはアルカノールアミン陽イオンと
する。例えばリチウム塩の場合は水酸化リチウムを添加
することにより行うことができ、また、一般式(III)
で示される第4級アンモニウム、第4級ホスホニウム、
アルカノールアミン陽イオンに関しては、具体的には以
下に示す水酸化物を添加することにより行われる。
【0038】
【化32】
【0039】
【化33】
【0040】
【化34】
【0041】
【化35】
【0042】
【化36】
【0043】
【化37】
【0044】
【化38】
【0045】
【化39】
【0046】
【化40】
【0047】なお、本発明において界面活性剤の対イオ
ンすべてがナトリウム、リチウムおよび/または上記一
般式(III)の化合物である必要はなく、他のアルカリ
イオンと混合することもできる。ナトリウム、リチウム
および/または上記一般式(III)の化合物によるイオ
ンの量としては染料および界面活性剤のモル数に対して
30%以上、より好ましくは50%以上となるように添
加することが好ましい。
【0048】本発明のインクは水を液媒体として使用す
るものであるが、インクを所望の物性にするため、ま
た、インクの乾燥を防止するため、あるいはまた、本発
明の化合物の溶解安定性を向上するため等の目的から下
記水溶性有機溶媒を使用することができる。
【0049】エチレングリコール、ジエチレングリコー
ル、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコー
ル、ポリプロピレングリコール、1,5−ペンタンジオ
ール、1,6−へキサンジオール、グリセロール、1,
2,6−へキサントリオール、1,2,4−ブタントリ
オール、1,2,3−ブタントリオール、ペトリオール
等の多価アルコール類、エチレングリコールモノエチル
エーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジ
エチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレング
リコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモ
ノブチルエーテル、テトラエチレングリコールモノメチ
ルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテノ
レ等の多価アルコールアルキルエーテル類、エチレング
リコールモノフェニルエーテル、エチレングリコールモ
ノベンジルエーテル等の多価アルコールアリールエ一テ
ル類、N−メチル−2−ピロリドン、N−ヒドロキシエ
チル−2−ピロリドン、2−ピロリドン、1,3−ジメ
チルイミダゾリジノン、ε−カブロラクタム等の含窒素
複素環化合物、ホルムアミド、N−メチルホルムアミ
ド、ホルムアミド、N,N−ジメチルホルムアミド等の
アミド類、モノエタノールアミン、ジエタノールアミ
ン、トリエタノールアミン、モノエチルアミン、ジエチ
ルアミン、トリエチルアミン等のアミン類、ジメチルス
ルホキシド、スルホラン、チオジエタノール等の含硫黄
化合物類、プロピレンカーボネート、炭酸エチレン、γ
−ブチロラクトン等である。これらの溶媒は、水ととも
に単独もしくは複数混合して用いられる。
【0050】これらの中で特に好ましいものはジエチレ
ングリコール、チオジエタノール、ポリエチレングリコ
ール200〜600、トリエチレングリコール、グリセ
ロール、1,2,6−へキサントリオール、1,2,4
−ブタントリオール、ペトリオール、1,5−ペンタン
ジオール、N−メチル−2−ピロリドン,N−ヒドロキ
シエチルピロリドン、2−ピロリドン、1,3−ジメチ
ルイミダゾリジノンであり、これらを用いることにより
本化合物の高い溶解性と水分蒸発による噴射特性不良の
防止に対して優れた効果が得られる。特に本発明におい
て一般式(I)で示される界面活性剤の分散安定性を得
るのに好ましい溶剤としてN−ヒドロキシエチル2−ピ
ロリドン等のビロリドン誘導体が挙げられる。また、本
発明における界面活性剤(I)、(II)、(IV)、
(V)、(VI)、(VII)以外で表面張力を調整する目的
から添加される浸透剤としては、ジエチレングリコール
モノフェニルエーテル、エチレングリコールモノフェニ
ルエーテル、エチレングリコールモノアリルエーテル、
ジエチレングリコールモノフェニルエーテル、ジエチレ
ングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコー
ルモノブチルエーテル、テトラエチレングリコールクロ
ロフェニルエーテル等の多価アルコールのアルキルおよ
びアリールエーテル類、ポリオキシエチレンポリオキシ
プロピレンブロック共重合体、フッ素系界面活性剤、エ
タノール、2−プロパノール等の低級アルコール類が挙
げられるが、特に好ましいのはジエチレングリコールモ
ノブチルエーテルである。
【0051】本発明における表面張力とは紙への浸透性
を示す指標であり特に表面形成されて1秒以下の短い時
間での動的表面張力を示し、飽和時間で測定される静的
表面張力とは異なる。測定法としては特開昭63−31
237号公報等に記載の従来公知の方法で1秒以下の動
的な表面張力を測定できる方法であればいずれも使用で
きるが、本発明ではWilhelmy式の吊り板式表面
張力計を用いて測定した。表面張力の値は50mN/m
以下が好ましく、より好ましくは40mN/m以下とす
ると優れた乾燥性が得られる。
【0052】本発明の着色剤としては構造中にスルホン
酸基および/またはカルボン酸基を有するもので、カラ
ーインデックスにおいて酸性染料、直接性染料、反応性
染料、食用染料に分類される染料で、耐水、耐光性が優
れたものが用いられる。これら染料を具体的に挙げれ
ば、酸性染料および食用染料として C.I.アシッド.イエロー 17、23、42、4
4、79、142 C.I.アシッド.レッド 1、8、13、14、1
8、26、27、35、37、42、52、82、8
7、89、92、97、106、111、114、11
5、134、186、249、254、289 C.I.アシッド.ブルー 9、29、45、92、2
49 C.I.アシッド.ブラック 1、2、7、24、2
6、94 C.I.フード.イエロー 3、4 C.I.フード.レッド 7、9、14 C.I.フード.ブラック 1、2
【0053】直接性染料として C.I.ダイレクト.イエロー 1、12、24、2
6、33、44、50、86、120、132、14
2、144 C.I.ダイレクト.レッド 1、4、9、13、1
7、20、 28、31、39、80、81、83、8
9、225、227 C.I.ダイレクト.オレンジ 26、29、62、
102 C.I.ダイレクト.ブルー 1、2、6、15、2
2、25、71、76、79、86、87、90、9
8、163、165、199、202 C.I.ダイレクト.ブラック 19、22、32、3
8、51、56、71、74、75、77、154、1
68、171
【0054】反応性染料として C.I.リアクティブ.ブラック 3、4、7、11、
12、17 C.I.リアクティブ.イエロー 1、5、11、1
3、14、20、21、22、25、40、47、5
1、55、65、67 C.I.リアクティブ.レッド 1、14、17、2
5、26、32、37、44、46、55、60、6
6、74、79、96、97 C.I.リアクティブ.ブルー 1、2、7、14、1
5、23、32、35、38、41、63、80、95 等が使用できる。特に酸性染料および直接性染料が好ま
しく用いることができる。
【0055】本発明のインクには上記着色剤および溶媒
の他に従来より知られている添加剤を加えることができ
る。例えば、防腐防黴剤としてはデヒドロ酢酸ナトリウ
ム、ソルビン酸ナトリウム、2−ピリジンチオール−1
−オキサイドナトリウム、イソチアゾリン系化合物、安
息香酸ナトリウム、ペンタクロロフェノールナトリウム
等が本発明に使用できる。pH調整剤としては、調合さ
れるインクに悪影響をおよぼさずにpHを7以上に調整
できるものであれば、任意の物質を使用することができ
る。その例として、ジエタノールアミン、トリエタノー
ルアミン等のアミン、水酸化リチウム、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム等のアルカリ金属元素の水酸化物、
水酸化アンモニウム、第4級アンモニウム水酸化物、第
4級ホスホニウム水酸化物、炭酸リチウム、炭酸ナトリ
ウム、炭酸カリウム等のアルカリ金属の炭酸塩等が挙げ
られる。キレ−ト試薬としては、例えば、エチレンジア
ミン四酢酸ナトリウム、ニトリロ三酢酸ナトリウム、ヒ
ドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸ナトリウム、ジ
エチレントリアミン五酢酸ナトリウム、ウラミル二酢酸
ナトリウム等がある。防錆剤としては、例えば酸性亜硫
酸塩、チオ硫酸ナトリウム、チオジグリコール酸アンモ
ン、ジイソプロピルアンモニウムニトライト、四硝酸ペ
ンタエリスリトール、ジシクロヘキシルアンモニウムニ
トライト等がある。その他目的に応じて水溶性紫外線吸
収剤、水溶性赤外線吸収剤を添加することもできる。
【0056】
【実施例】以下実施例によりさらに具体的に説明する。 実施例1 下記組成により、pHを水酸化ナトリウムで8.5に調
整し実施例1の水性インクとした。 C.I.アシッドイエロー23 2重量% C.I.ダイレクトイエロー142 1重量% 硝酸ランタン 0.5重量% グリセロール 5重量% N−ヒドロキシエチルピロリドン 5重量% 具体例(I-1)の活性剤 0.5重量% 一般式(IV)の活性剤(R=C19、k=18) 2.0重量% デヒドロ酢酸ナトリウム 0.2重量% イオン交換水 残量
【0057】実施例2 下記組成物を用いる以外は実施例1と同様にし、pHを
水酸化ナトリウムで8.8にして実施例2の水性インク
を調製した。 C.I.アシッドレッド289 2重量% C.I.ダイレクトレッド227 1重量% 硝酸ガドリニウム 0.2重量% 1,2,6−へキサントリオール 4重量% 5−ペンタンジオ−ル 8重量% N−メチル−2−ピロリドン 8重量% 具体例(II−1)の活性剤 1.2重量% 一般式(V)の活性剤(m,n=10) 1.0重量% 具体例(III−1)の4級アンモニウム(25%水溶液) 0.8重量% アルギン酸ナトリウム 0.05重量% 尿素 5重量% 2−ピリジンチオール−1−オキサイドナトリウム 0.2重量% イオン交換水 残量
【0058】実施例3 下記組成物を用いる以外は実施例1と同様にして、pH
を水酸化リチウムで8.5にして実施例3の水性インク
を調製した。 C.I.ダイレクトブルー199 3重量% 塩化ランタン 0.5重量% ジエチレングリコール 5重量% グリセロール 5重量% N−ヒドロキシエチルピロリドン 10重量% スチレンアクリル酸共重合体 0.5重量% (IV)の活性剤(R=C19、k=12) 2重量% 具体例(III−3)の4級アンモニウム(25%水溶液) 0.2重量% デヒドロ酢酸ナトリウム 0.2重量% イオン交換水 残量
【0059】実施例4 下記組成物を用いる以外は実施例1と同様にして、pH
を水酸化リチウムで9.5にして実施例4のインクを調
製した。 C.I.ダイレクトブラック168 3重量% 硝酸ランタン 0.1重量% エチレングリコール 5重量% グリセロール 2重量% 5−ペンタンジオール 8重量% 2−ピロリドン 2重量% ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロック共重合体 1重量% (VII)の活性剤( R=C、m、n=20) 0.8重量% 具体例(III−4)の4級アンモニウム(25%水溶液) 2重量% 尿素 5重量% 安息香酸ナトリウム 0.2重量% イオン交換水 残量
【0060】比較例1 実施例1において硝酸ランタンを除いた以外は実施例1
と同様にして比較例1のインクとした。
【0061】比較例2 実施例2において硝酸ガドリニウムを除いた以外は実施
例2と同様にして比較例2のインクとした。
【0062】比較例3 実施例3においた塩化ランタンを除いた以外は実施例3
と同様にして比較例3のインクとした。
【0063】比較例4 実施例4において硝酸ランタンを除いた以外は実施例4
と同様にして比較例4のインクとした。
【0064】次に上記実施例1〜4および比較例1〜4
の水性インクについて下記の試験を行った。 (1)画像の鮮明性 サーマルインクジェット方式のノズル径45μm、30
0dpiのノズルを有するインクジェットプリンターお
よび積層PZTを液室流路の加圧に使用したノズル径3
3μm、128のノズルを有するインクジェットプリン
ターにて印字を行い、2色重ね部境界の滲み、画像滲
み、色調、濃度を目視により総合的に判断した。 ま
た、OHP投影時の発色も評価した。印字用紙は市販の
再生紙、上質紙とボンド紙の3紙に印字した。いずれの
紙においても良好なものを○、少なくとも1紙では良好
なものを△、いずれの紙でも問題なものを×、OHPと
してはPETベースでPVAを主としたインク受容層を
有するインクジェット用OHPシートに印字し、カラー
画像でグリーン等の2次色でも問題のない場合を○、単
色では問題のない場合は△、いずれでも間題の発生する
場合を×とした。
【0065】(2)画像の耐水性 画像サンプルを30℃の水に1分間浸潰し処理前後の画
像濃度の変化をマクベス濃度計で測定し、下記式にて耐
水性(耐色率%)を求めた。
【0066】
【数1】耐水性(耐色率%)=1−(処理後の画像濃度
/処理前の画像濃度)×100 いづれの紙でも10%以下となったものを○、30%未
満を△、30%以上を×とした。
【0067】(3)画像の耐光性 画像サンプルをキセノンフェードメーターにてブラック
パネル温度63度で3時間照射し、処理前後の画像濃度
の変化をマクベス濃度計で測定し、下記式にて耐光性
(耐色率%)を求めた。
【0068】
【数2】耐光性(耐色率%)=1−(処理後の画像濃度
/処理前の画像濃度)×100 いづれの紙でも5%以下となったものを○、30%未満
を△、30%以上×とした。
【0069】(4)画像の乾燥性 印字後の画像に一定条件で濾紙を押しつけインクが濾紙
に転写しなくなるまでの時間を測定した。いずれの紙で
も10秒以内で乾燥した場合に○と判定した。それ以上
を×とした。
【0070】(5)保存安定性 各インクをポリエチレン容器に入れ、−20℃、5℃、
20℃、70℃でそれぞれの条件下で3ヶ月間保存し、
保存後の表面張力、粘度および沈殿物析出の有無を調べ
た。どの条件で保存しても、物性等の変化がないものを
○とした。
【0071】(6)印字休止時信頼性 ノズル径30μm、128のノズルを有するPZTで駆
動するヘッドを有するプリンターを使用し、動作中にキ
ャップ、クリーニング等が行われないで、どれだけ印字
休止しても復帰できるかを調べ、600s以内でどれだ
けの時間で噴射方向かずれるか、あるいは吐出液滴の重
量が変化するかでその信頼性を評価した結果を表1に示
す。特に問題なしのものを○、滴重量の変化が小または
噴射方向の曲がりが小であるものを△、著しい目詰まり
の発生するものを×とした。
【0072】
【表1】
【0073】表1から、ランタノイド陽イオンを含有す
る実施例のインクは、インクジェットインクとしての諸
特性を満足していること、すなわち色境界滲みが少な
く、色調に優れるとともに耐光性と耐水性が良好である
ことが分かる。
【0074】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明は水に分
散または溶解する着色剤、水溶性有機溶剤、界面活性剤
および水を含む水性インクにおいて、ランタノイド陽イ
オンを含有させるものであり、これによれば従来の水性
インクと比較して特に耐水性および耐光性の向上した水
性インクを得ることができる。
【0075】請求項2の発明は請求項1の水性インクに
おいて可溶化能の高いノニオン性界面活性剤を用いるも
のであり、これによれば耐水性および耐光性の良好なイ
ンクにおいて分散安定性の高いインクを得ることができ
る。
【0076】請求項3の発明は請求項1の水性インクに
おいて、上記可溶化能の高いノニオン性界面活性剤とと
もに特定のアニオン系界面活性剤を添加するものであ
り、これによりインクの分散安定性を高めるとともに紙
への浸透性を高め、発色性と滲み防止を両立させたイン
クを得ることができる。
【0077】請求項4の発明は上記アニオン系界面活性
剤の対イオンを特定するものであり、これによれば該界
面活性剤の保存安定性が向上し、よって浸透性変化の少
ない水性インクを得ることができる。
【0078】請求項5の発明は上記ノニオン性界面活性
剤の構造を特定するものであり、これによれば着色剤の
分散安定性が確保されるとともに紙への浸透性を高める
ことができ、発色性と滲み防止の両立と同時に信頼性の
高いインクを得ることができる。
【0079】請求項6の発明は上記特定のノニオン性界
面活性剤とともに尿素または尿誘導体を添加するもので
あり、これによれば該界面活性剤と染料の相互作用を安
定化させることができ、インクの保存安定性と紙への浸
透性を向上させることができる。
【0080】請求項7の発明は上記各水性インクにおい
て、該水溶性有機溶剤として少なくともピロリドン誘導
体を用いるものであり、これによれば染料の分散安定性
と紙への親和力を高めることができ、乾燥性の優れたイ
ンクを得ることができる。
【0081】請求項8の発明は上記水性インクを普通紙
に微小液滴として飛翔させ画像形成を行うインクジェッ
ト記録方法であり、解像度とインク付着量を特定の範囲
で行うことにより、高速印字で普通紙に高画質の画像を
形成することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 五十嵐 正人 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 坂内 昭子 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 望月 博孝 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 小谷野 正行 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 田中 郁子 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2H086 BA52 BA59 4J039 BA10 BA17 BA29 BA39 BC05 BC09 BC12 BC19 BC20 BC33 BC35 BC37 BC50 BC54 BC56 BE03 BE04 BE12 BE22 CA03 CA06 EA35 EA38 EA42 EA47 GA24

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水に分散または溶解する着色剤、水溶性
    有機溶剤、界面活性剤および水を含む水性インクにおい
    て、ランタノイド陽イオンを含有することを特徴とする
    水性インク。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の水性インクにおいて、前
    記界面活性剤の少なくとも1種がポリオキシアルキレン
    基を有する非イオン性界面活性剤であることを特徴とす
    る水性インク。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の水性インクにおいて、前
    記界面活性剤がポリオキシアルキレン基を有する非イオ
    ン性界面活性剤と下記一般式(I)で表わされるポリオ
    キシエチレンアルキルエーテル酢酸塩および/または下
    記一般式(II)で表わされるジアルキルスルホコハク酸
    塩であることを特徴とする水性インク。 【化1】 (ただし、Rは炭素数6〜14の分岐してもよいアル
    キル基、mは3〜12、Mはアルカリ金属イオン、第4
    級アンモニウム、第4級ホスホニウムまたはアルカノー
    ルアミンを表す。) 【化2】 (ただし、Rは炭素数5〜7の分岐したアルキル基、
    Mはアルカリ金属イオン、第4級アンモニウム、第4級
    ホスホニウムまたはアルカノールアミンを表す。)
  4. 【請求項4】 請求項3記載の水性インクにおいて、前
    記一般式(I)で表わされるポリオキシエチレンアルキ
    ルエーテル酢酸塩および前記一般式(II)で表わされる
    ジアルキルスルホコハク酸塩の対イオンがナトリウム、
    リチウムおよび/または下記一般式(III)で表わされ
    る第4級アンモニウム、第4級ホスホニウムもしくはア
    ルカノール陽イオンであることを特徴とする水性イン
    ク。 【化3】 (ただし、Xは窒素またはリン、R〜Rは水素、炭
    素数1〜4のアルキル基、ヒドロキシアルキル基または
    ハロゲン化アルキル基を表す。)
  5. 【請求項5】 請求項2または3記載の水性インクにお
    いて、前記ポリオキシアルキレン基を有する非イオン性
    界面活性剤が下記一般式(IV)、(V)、(VI)および
    (VII)で表わされる化合物の群から選択された少なく
    とも1種であることを特徴とする水性インク。 【化4】 (ただし、Rは分岐してもよい炭素数6〜14の炭素
    鎖、kは5〜20を表す。) 【化5】 (ただし、m、nは0〜40を表す。) 【化6】 (ただし、Rは分岐してもよい炭素数6〜14の炭素
    鎖、n≦20を表す。) 【化7】 (ただし、Rは炭素数6〜14の炭素鎖、m≦20、
    n≦20を表す。)
  6. 【請求項6】 請求項1記載の水性インクにおいて、前
    記界面活性剤として前記一般式(IV)、(V)、(VI)
    および(VII)で表わされる化合物の群から選択された
    少なくとも1種を用いるとともに尿素または尿素誘導体
    の少なくとも1種を添加することを特徴とする水性イン
    ク。
  7. 【請求項7】 請求項1、2、3、4、5または6記載
    の水性インクにおいて、前記水溶性有機溶剤としてピロ
    リドン誘導体が少なくとも1種含有されることを特徴と
    する水性インク。
  8. 【請求項8】 請求項1、2、3、4、5、6または7
    記載の水性インクを熱エネルギーまたは機械的エネルギ
    ーにより微小な液滴として飛翔させ、これをステキヒト
    サイズ度が3秒以上の被記録材に付着せしめることによ
    り画像形成を行う記録方法であって、得られる画像の解
    像度が10ドット/mm×10ドット/mm以上で、か
    つ、被記録材上のインク付着量が2.0g/mから2
    0g/mであることを特徴とするインクジェット記録
    方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002003766A (ja) * 2000-06-23 2002-01-09 Canon Inc インク、インクジェット記録方法、カートリッジ、記録ユニット及びインクジェット記録装置
JP2002265831A (ja) * 2001-03-13 2002-09-18 Ricoh Co Ltd インク組成物及びそれを使用する記録方法
JP2002348505A (ja) * 2001-05-23 2002-12-04 Fuji Xerox Co Ltd インクジェット記録装置用インク、インクジェット記録方式、インクジェット記録装置、インク容器
JP2003020428A (ja) * 2001-07-10 2003-01-24 Ricoh Co Ltd 水性インクおよびこれを用いた記録方法
CN104703805A (zh) * 2012-09-28 2015-06-10 锡克拜控股有限公司 发光镧系元素配合物,以及包含该发光配合物的制品和油墨

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