JP2000051821A - 廃棄物の処理方法及び粥状化装置 - Google Patents
廃棄物の処理方法及び粥状化装置Info
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Abstract
廃棄物を処理する方法、および装置を提供することを目
的とする。 【解決手段】 水が充填されている粥状物製造用容器1
3に、生の有機物質からなる廃棄物を入れてインペラ1
4で攪拌し、粥状物を作る。粥状物はふるい板17を介
してポンプ29で抜き出す。粥状物を抜き出した粥状物
製造用容器13に新たな水を加えて洗浄し、金属等の重
い異物は閉じ込め室18に集め、プラスチック等の軽い
異物はレーキ装置22で取る。異物を取った粥状物製造
用容器13内の水は、次回の廃棄物の粥状物を作る際の
水として使用する。粥状物製造用容器13から抜き出さ
れた粥状物は、攪拌反応装置30、嫌気性加水分解装置
39等に送られ、最終的にはメタン反応装置43に入れ
られてバイオガス49へと変換される。
Description
機物(biogenic organic constituents すなわち、生物
源有機物または生物由来の有機物を意味する。) 、特に
分別された有機性廃棄物、湿った廃棄物、残存廃棄物
(残飯)及び事業系廃棄物等を嫌気性消化(anaerobic di
gestion)するための処理方法及びその装置に関する。
前処理及び分別は、以前は殆ど分別手段でのみ行われて
きた。種々の断片が、その水分の含有量を実質上変化す
ること無しに分離されてきた。通常の分別は、粉砕手
段、ふるい板、空気選別機、手選別等の種々の選別手段
の組み合わせからなっている。このような手段の一例
が、ドイツ特許明細書(German Patent Specification)
3,037,714に開示されている。
(hydraulic separation) することも提案されてきた。
この水による選別(湿式選別)は、一つの独立した方法と
して、又は上に述べた種類の選別プラントにおける一つ
の処理ステップとして処理することを提案している。
n Application) 3,325,504は、家庭の廃棄
物、粗大ごみ、主として塵芥包装材料からなる事業系廃
棄物や下水汚泥を処理し、かつ一部をリサイクルする方
法を、その実行手段とともに記載している。そこでは、
先ず廃棄物が粉砕され、そしてふるい板によって三種の
断片に分けられる。中位の大きさの断片を、水の満たさ
れた桶へ入れると、重い無機物質は底へ沈下し、一方、
軽量の物質は表面に上がろうとするので、それ等をすく
い取って堆肥にしたり、又は嫌気性消化をすることがで
きる。
379に記述されている。これは湿った廃棄物に含まれ
る有機性含有物を消化(digestion)するために、下水汚
泥とともに処理する方法、及び廃棄物のなかの無機性及
び有機性成分を機械的に選別する装置に関する。その場
合、ふるい分けされた中位の大きさの断片は、スパイク
の付いたローラを備えた装置によって処理され、有機性
及び無機性の成分に選別される。
砕されなかった軽量物質を、空気を吹きつけて空気作用
により混合ごみから選別し、貯水槽へ導くという方法
で、有機性成分の塵芥からの回収と選別を記述してい
る。そして、貯水槽では重量物は沈下させられ、表面で
浮いている物質はゆるい流れによって排出手段へと運ば
れる。
れる水での廃棄物の選別は不充分な結果を生じるだけで
ある。無機物質、特に細かい物の沈殿速度は低く、ま
た、有機物とほぼ同じ密度をもったプラスチック物を選
別するのは不可能である。そのため、表面に浮いた廃棄
物を煮沸してその中の有機成分が細かいふるい板を通る
ように粉砕し、プラスチックのような耐熱成分から選別
すべきであると前記ドイツ公開公報3,500,132
は示唆している。だが、その方法は高価な装置を必要と
するとともに、エネルギー消費が大きい。
られる。この方法は、固形物の量に比して非常に大量の
水が選別のために必要であり、この水は淀んでいるか、
又はわずかに流れるものである。そして、上記に提案さ
れた方法について、粒子性の有機又は無機物質が溶解さ
れあるいは懸濁され分散された水をどのように利用する
のか、又は浄化するのかについては何の記載もされてい
ない。
酵しうるスラッジを準備する有機性廃棄物の水力機械的
処理方法として、主タンク内に有機廃棄物と有機汚泥を
導入したのち混合し、表層に浮かぶ軽い物質はタンク表
層を排出することにより除去し、重い物質は、粉砕混合
した有機物質および無機物質からなるスラッジを回収し
て空にした後に、タンク底部から回収することが記載さ
れれいる。
物質は、洗浄しないで排出されるため、有機物が該軽い
物質や重い物質に付着したまま排出される。このため、
排出後に洗浄操作が必要になり、新たに洗浄廃水が生
じ、その処理も必要となる。また、軽量物の排出は、攪
拌機の速度をスラッジが停止せしめるように減速し、タ
ンク表層からの排出により行われるので、表層に浮上し
た物質は除去できるが、水と同程度の比重で液中に浮遊
しているプラスチック等の軽い物質を分離するのは不可
能である。このためプラスチック等の浮遊している嫌気
性消化に不適な軽い物質は、有機物と共に高速に回転す
る攪拌機で破砕され、さらに破砕ポンプで粉末状に粉砕
して発酵槽に送られてしまう。
を液中に浮遊させるために主タンク中の乾燥物質濃度を
5%程度の低濃度のスラッジ濃度で運転しているため、
発酵槽の前段階として、該スラッジは乾燥機で濃縮して
発酵槽に供給しなければならないことである。
するため、有機物質の大きさを、選別の前、中、後のい
ずれかで減らして反応速度を増加させることは、特にバ
イオガスの生産が意図されているとき等に有用である。
ドイツ公開公報3,836,379によれば、ボールミ
ルが有機性の断片を選別された後で粉砕するのに使用さ
れる。ドイツ公開公報3,836,379には、ボール
ミルでの粉砕により有機物質は粥状物を形成し、このよ
うにして粉砕された有機物質は次には、下水汚泥の消
化、又は農業上のバイオガス生産で知られる単相(sing
le phase) 消化を備えた通常のバイオガスプラントにお
いてのみ利用されるということが記載されている。
e biogas-reactor)の運転に伴う問題及び操作上の制限
は文献において詳細に説明されてきた。有機性固形物の
溶解(加水分解)が、メタンガスの生成に先立って別個
の装置で行われ、溶解した有機物質のみがメタン発酵槽
(メタン発生装置)に送られるようにすれば、遥かに効
率的なバイオガス反応装置系が得られることは知られて
いる。溶解された有機物質からメタンを生産するための
効率的な反応装置系は既に商業的に入手可能である。
物を高い効率で選別する必要がある。そして、これ等の
有機物質は、その繊維状構造が保存される方法で粉砕さ
れる必要がある。そのためには、廃棄物の大きさを減少
させるのに今までに使用されてきた粉砕手段、特に上記
したボールミルでは達成できない。だが、このような有
機廃棄物の選別は必然的に粥状物を生成し、溶解されな
い有機固形物を除去するのが困難になるとともに、その
選別は不運にも常に無機固形物の大きさを過剰に減らす
こととなって、その結果望まないにも係わらず重金属が
付随する(混入する)。
(ガラス、プラスチックのシート及びプラスチックの容
器、金属、石、砂)の選別のための使用のみに限られ
る。何故ならば、このような物質は湿気を持った有機物
質にしつかりとくっつき、密に混合しているからであ
る。そのため、前記の分別及び粉砕手段、並びにこれら
の手段を利用した処理方法は、生物工学的な利用を図っ
た廃棄物の処理には使用することはできない。
く、粥状物製造機を廃棄物の湿式処理用に使用すること
ができる。これは、例えばドイツ特許明細書2,04
7,006において述べられている。混合された廃棄物
が連続して粥状物製造機へ送られ、そこで、その廃棄物
は粉砕され、同時に繊維状にほぐされる。穴のあいたふ
るい板を通してスラリーが懸濁液として連続的に引き出
される。この繊維状のほぐしは、生物由来の有機性廃棄
物、特に紙や厚紙、台所や庭の廃棄物に過大に作用す
る。インペラは、他の総ての廃棄物が破壊されるか又は
切断されるように作られている。インペラによってガラ
スは粉砕され、そしてアルミニウムはボール状に固めら
れ、それ等はふるい板の比較的大きく穿孔された孔を通
して、繊維を含んだスラリーと一緒に吸いだされて続く
処理段階で選別される。無機及び金属断片は有機物質か
らハイドロサイクロンによって分離されるので、粥状物
製造機は固形物濃度を低くして操作されねばならない。
繊維状にほぐすことができない又は粉砕することのでき
ないこれ等の消化不能物質は、底部にある開口部を経て
特別な分離及び洗浄装置に進み、そこで繊維は粥状物製
造機へ再循環するために分離される。
の有機物の品質に強い有害な影響を与える。すなわち、
粉砕によって重金属が細かく砕かれ、最終生成物に混入
することから、農業用の土壌改良のために、その生成物
の使用をすることを制限するか又は除外しなければなら
ない。特に不利な点は、ガラスを粉砕することである。
なぜなら、破壊されたガラスの粒子は、鋭利な端部を有
し、ポンプやパイプに強い擦り傷をつけ、これらの密集
によりタンクやパイプを詰まらせてしまうからである。
おいて発生する特殊な問題には、大きいシートや容器の
形状をしたプラスチック廃棄物に起因するものがある。
故紙の処理においては、故紙を束ねるのに用いられたり
して故紙に付随して含まれてくる非生物学的物質である
コードやワイヤーが、インペラによる攪拌によってロー
プ状に形成され、ウィンチによってゆっくりと引き出さ
れるといった特有の事情がある。だが、故紙の処理にお
いてさえ、非生物学的物質の含有量は非常に高くて、そ
の方法は満足すべきものではない。ドイツ特許明細書
3,525,026は、その目的のためのレーキ装置に
ついて述べている。その記載によれば、このレーキ装置
は、わずかの労力によって粗大で重い廃棄物を確実にか
つ連続的に除去できるとしている。
業系廃棄物の処理においては、シート状の成分(プラス
チックシート)及びかさばったもの(容器、瓶)は、当
然ロープ状にならないと考えなければならない。この理
由から、廃棄物中のリサイクル可能成分を回収する方法
に関するドイツ公開公報2,406,404は、懸濁液
の部分的な流れによってプラスチックを粥状物製造機の
外部に運び出し、別の付加的な装置で繊維含有懸濁液
と、非生物分解性物質とを選別することを提案してい
る。その場合には、また、粥状物製造機における懸濁液
が低い固形物濃度で操作されることが要求される。
物からなる廃棄物の前処理と嫌気性消化についての方
法、及びその方法を実施するための装置を開示してい
る。その方法においては、生物分解性でない断片が、先
ず生の廃棄物から除去される。それから前処理の段階に
おいて、廃棄物中の生物由来の有機性断片が、水又は液
状の廃棄物の追加によって軟化され、同時に廃棄物を粉
砕するために水力学的及び機械的な切断を受けるが、そ
の繊維構造はほぼ保持される。これにより、重量で3乃
至15%の有機性固形物を含有する生の懸濁液を生じる
ことになる。ひき続くアルカリ前処理においては、生の
懸濁液は化学薬品を添加してアルカリ状態に調節され、
40から60℃に加熱されて、2ないし12時間その温
度で保持される。アルカリ前処理から回収された懸濁液
は、ひき続き固液分離段階で、水に可溶性の生物学的物
質を含んだ液体流と、20乃至50重量%の有機固形物
を含んだスラリーとに分けられる。液体流は続いてメタ
ン醗酵工程に行き、スラリーは酸性条件下で、かつ中温
性菌(mesophilic)又は高温好熱性菌(thermophilic)の好
適な温度範囲で嫌気性加水分解がなされ、これによって
得られた加水分解物はメタン醗酵させられる。前処理と
して利用される粥状物製造機は、同じ出願のドイツ公開
公報3,711,813に開示されている。
断片を分離する方法は、ひき続いて嫌気性処理を施した
り、各消化不能物質をリサイクルできるように回収する
ために、これらの繊維状断片を十分前処理するという目
的には使用できない。廃棄物に含まれる消化不能物質が
多くなるほどこの欠点が重大になるということは解決さ
れるべきである。何故ならば、懸濁液に浮いている消化
不能物質のほんの僅かな部分が粥状化操作の間に掬い取
られるだけだからである。重量物の選別も又、特に、若
し万一懸濁液中の固形物の濃度が可能な限り高ければ、
不十分である。その上に、消化不能物質には繊維状の物
質が付着しており、この物質を処分するか又はリサイク
ルする前に後処理によって取り除かなければならない。
にほぐすだけに必要とする時間よりも長い時間、粥状物
製造機を動作させなければ、消化が不可能な物質を除去
できない。だが、高速度で行われる長い時間の継続した
操作は電力消費並びに擦り傷を増加させる。
ることで改善されるのだが、これは、意に反してさらに
高価な器械を要求し、更に続く段階、特に固液分離段階
や、固形物の加水分解段階のために必要なエネルギーを
増大させてしまう。
廃棄物を加熱処理、酸素添加、酸・アルカリ処理、微生
物による腐敗作用などを利用した液化前処理を行い、沈
降分離する粗大夾雑物を除去してスラリーを直接又はス
クリュープレスなどの脱水機で脱水して発酵槽に投入し
メタンガスを得る方法が紹介されている。
廃棄物から発酵に適さない物質の除去方法については記
載されていない。このため、加熱処理、酸素添加、酸・
アルカリ処理、微生物による腐敗作用による可溶化工程
において、粗大夾雑物を除去する必要がある。またこの
処理方法では原料中の発酵に適さないプラスチックシー
トのような可溶化されない軽量の物質の除去は記載され
ていない。
形廃棄物の処理方法として紙、厨芥、プラスチック、ガ
ラス等を含む固形廃棄物を破砕し、これに水を加え、ス
ラリー化したのち、これにセルラーゼ(酵素)を添加、可
溶化し、可溶化した液を比重差により上、中、下層に分
離し、この中層を直接または、固液分離して固形部分を
メタン発酵槽に供給する方法が記載されている。
方法は、貯留槽での重力分離、磁力選別機についてのみ
は記載されているが発酵に不適な、プラスチックシート
のような軽量物についての除去方法は記載されていな
い。また、可溶化処理を施した場合にもかかわらず、固
形物と可溶化した液とを混合してメタン発酵しているの
で、発酵槽の容量を大きくする必要がある。すなわち、
可溶化した液のメタン発酵時間は短くてよいが、固形分
のメタン発酵は長い時間を必要とし、不当に発酵槽の容
量を大きくする必要がある。
有厨芥に水を加えスラリーとしたのち、嫌気的条件下で
通性嫌気性菌を接触さて厨芥中の易分解性高分子物質を
低分子化する第一工程と、該低分子化した液を固液分離
し紙を含む残渣と液に分離する第二工程と、該残渣を嫌
気性条件下でセルラーゼ活性を有する液化菌を接触させ
て紙を糖化した後揮発性脂肪酸に転換する第三工程と、
第二工程で分離した液と該第三工程で得られる揮発性脂
肪酸を含む液をメタン発酵する方法が記載されている。
シートのような軽量物についての除去方法は記載されて
いない。また、通性嫌気性菌、セルラーゼ活性を有する
液化菌により液状化されたスラリーは固形物を含んだま
までメタン発酵槽に供給している。この場合も、可溶化
処理を施した場合にもかかわらず、固形物と可溶化した
液とを混合してメタン発酵しているので、先述したよう
に、発酵槽の容量を大きくする必要がある。
食品の製造過程で残留する固形物と液体分との混合物か
らなる有機性廃棄物を固液分離手段で固形物と液体とに
分離し、該分離した液体をメタン発酵しメタンガスを回
収し、該分離した固形物を回収したメタンガスで加熱し
て飼料、肥料にする方法が記載されているが、発酵に適
さない物質の除去方法は記載されていない。
物を含む廃棄物と水との懸濁液を形成して嫌気性消化す
る廃棄物の処理方法において、溶解されている有機性成
分及び有機性繊維状物を、生命工学的方法には利用でき
ない物質から効率よく選別したり、溶解性有機物を加水
分解等により富ませ、結果として、嫌気性消化に適した
液を得る方法を提供し、さらには生物性有機物を含む廃
棄物と水との懸濁液を形成するのに好適な装置を提供す
ることを目的とする。
本発明を、実施例の符号を付して説明すると、本発明の
請求項1に係る廃棄物の処理方法は、生物性有機物を含
む廃棄物と水との懸濁液を形成して嫌気性消化する廃棄
物の処理方法において、該懸濁液の形成が、インペラ1
4を有する容器13に水が充填されている状態で前記廃
棄物を投入する投入工程と、投入された廃棄物を攪拌し
懸濁液を形成する懸濁液形成工程と、形成された懸濁液
を前記容器13から孔を有するふるい板17を介して抜
き出す懸濁液回収工程と、前記懸濁液を抜き出した前記
容器13に水を充填する水投入工程と、投入した前記廃
棄物に混在した重量物を別室18に閉じ込める重量物閉
じ込め工程と、前記水投入後に、投入した前記廃棄物に
混在した軽量物を捕捉して、前記容器13外に取り出す
軽量物取出工程と、を有し、軽量物回収工程後の前記容
器13内の水を、次回の廃棄物を投入する投入工程の水
として使用することを特徴とする。前記生物性有機物
は、biogenic organic constituents すなわち、生物
源有機物または生物由来の有機物を意味し、生物性有機
物を含む廃棄物は、特に分別された有機性廃棄物、湿っ
た廃棄物、残存廃棄物(残飯)及び事業系廃棄物等であ
る。
は、請求項1において、前記投入工程が、前記インペラ
14が低速で回転している状態で行われ、前記懸濁液形
成工程が、前記インペラ14の回転を高速にして行わ
れ、前記懸濁液回収工程が、前記インペラ14の回転を
前記低速と前記高速の間の中速度で回転させている状態
で行われ、前記水投入工程が、前記インペラ14の回転
を前記低速で回転している状態で行われ、前記軽量物取
出工程が、前記インペラ14の回転を前記低速と前記中
速の間の速度で回転させている状態で行われることを特
徴とする。
は、請求項1または2において、前記水が嫌気性消化さ
れた処理水であることを特徴とする。
は、請求項1〜3のいずれかにおいて、前記重量物閉じ
込め工程は、前記容器13の底部に設けられた重量物閉
じ込め室18の外部排出側に設けられた下部シャッタ2
0が閉じられ、該容器13側に設けられた上部シャッタ
19が開いている状態から、該容器13側に設けられた
上部シャッタ19を閉じることにより行われることを特
徴とする。
は、生物性有機物を含む廃棄物と水との懸濁液を形成し
て嫌気性消化する廃棄物の処理方法において、インペラ
14を有する粥状化装置で前記廃棄物と水と混合して懸
濁液を形成し、その後、形成した懸濁液を固液分離機3
5で分離するに際し、該懸濁液と嫌気性加水分解槽39
からの排出流体とを併せて前記固液分離機35に供給し
て、液体流と、固形分濃度が50重量%以下のスラリー
とに分離し、前記液体流を嫌気性消化槽43に供給する
と共に、前記スラリーを前記嫌気性加水分解槽39に供
給することを特徴とする。
は、請求項5において、前記スラリーが供給される前記
嫌気性加水分解槽39に、前記嫌気性消化槽43で処理
された処理水を供給すると共に、該嫌気性加水分解槽3
9からの排出流体を前記固液分離機35とは別の固液分
離機45で分離し、分離した液体流を、前記嫌気消化槽
43に供給することを特徴とする請求項5記載の廃棄物
の処理方法。
は、請求項5または6において、前記嫌気性消化槽43
に供給される前記液体流は、CODが10〜40g/L、固形
分濃度が1%以下であることを特徴とする。
は、請求項5〜7のいずれかにおいて、前記液体流を処
理する前記嫌気性消化槽43が、メタン発酵槽であるこ
とを特徴とする。
は、請求項5〜8のいずれかにおいて、前記固液分離機
35で分離された前記スラリーを嫌気性加水分解槽39
に供給する前に、物理的及び/又は化学的処理を施し水
溶性の有機物質の含量を増加させるこを特徴とする。
有機性廃棄物と水との懸濁液を形成する粥状化装置であ
って、容器13内に設けられたインペラ14と、前記容
器の底部に設けられ該容器の内部と外部とを連通する孔
を有するふるい板17と、前記容器側に設けられた上部
シャッタ19と外部排出側に設けられた下部シャッタ2
0とを有して、該容器の底部に設けられた重量物閉じ込
め室18と、歯列23を前記容器内に出し入れするレー
キ装置22と、を備えたことを特徴とする。
有機性廃棄物と水との懸濁液を形成する粥状化装置であ
って、容器13内に設けられたインペラ14と、前記容
器13の底部に設けられ該容器13の内部と外部とを連
通する孔を有するふるい板17と、前記容器13側に設
けられた上部シャッタ19と外部排出側に設けられた下
部シャッタ20とを有して、該容器13の底部に設けら
れた重量物閉じ込め室18と、容器連通シャッタ52を
介して前記容器13内と連通し、かつ底部に設けられた
排出シャッタ57と、内壁に設けられた孔を有するふる
い板54を介して流体を該容器13に還流するポンプ5
5とが設けられた室51と、を備えたことを特徴とす
る。
前記ふるい板17が、前記インペラ14の下端部下方の
前記容器に設けられていることを特徴とする。
によれば、前記投入工程において、前回の軽量物回収工
程後の水が前記容器13内に充填されている状態で、新
たな廃棄物を投入するので、いわば、前回のプラスチッ
クシートのような軽量物を洗浄回収した際の洗浄廃水を
用いて、新たな廃棄物の懸濁液を形成することになる。
したがって、懸濁液の形成において大量の洗浄廃水が生
ぜず、その大容量の洗浄廃水を処理する大規模な廃水処
理施設も不要となると共に、廃棄物中の生物性有機物を
洗浄廃水として希釈廃棄することなく、極力高濃度の状
態で懸濁液を形成する。そして、懸濁液形成工程で形成
された懸濁液を前記容器13から孔を有するふるい板1
7を介して抜き出すので、前記軽量物等の消化不能物質
を可及的に少なくした状態の嫌気性消化に適した懸濁液
を得る。この懸濁液回収工程において、前記容器13内
の懸濁液を出きるだけ抜き出すのが好ましいが、前記容
器13内に残留するプラスチック等の軽量物や石、レン
ガ、ガラス、骨、電池、金属等の重量物に、さらに容器
壁に懸濁液が付着してしまい、前記容器から懸濁液のす
べてを抜き出すことはできない。したがって、懸濁液を
抜き出した後の水投入工程において、残留するプラスチ
ックシートのような軽量物と、石、レンガ、ガラス、
骨、電池、金属等の重量物とを洗浄するために、前記容
器13に水を充填する。これによって、前記軽量物取出
工程や重量物閉じ込め工程で、前記容器13外に取り出
された軽量物や別室18に閉じ込められた重量物は、あ
る程度洗浄が施された状態になり、その後に任意に必要
によって付随的に行われる洗浄処理においても、その洗
浄処理を極めて簡単なもので済むようになると共に、そ
の洗浄廃水の発生も少ないものにできる。そして、軽量
物回収工程後の前記容器13内の水を、次回の廃棄物を
投入する投入工程の水として使用するので、前述の如
く、この水に存在する嫌気性消化に有効な生物性有機物
を廃棄することなく、次回の廃棄物と水の懸濁液の形成
に利用することになると共に、大量の洗浄廃液の発生を
防止する。そして結果して、生物性有機物を含む廃棄物
と水との懸濁液を形成して嫌気性消化する廃棄物の処理
方法において、嫌気性消化に適した液を得ることができ
る。
方法によれば、廃棄物と水との懸濁液を形成する懸濁液
形成工程において、前記インペラ14の回転を高速にし
て行うので、セルに含まれている糖のような可溶性物質
や貯蔵期間中に微生物によって自然発生的に形成された
脂肪酸等が溶解され、嫌気性消化するための懸濁液が的
確に形成される。一方、その他の工程においては、それ
ぞれの工程に応じてインペラ14の速度を低く設定して
いるので、全体として低いエネルギー消費で済むことに
なると共に、プラスチック等の軽量物や石、レンガ、ガ
ラス、骨、電池、金属等の重量物等の消化不能物質の好
ましからざる粉砕を可及的に少なくする。特に、前記軽
量物取出工程において、前記インペラの回転を前記投入
工程の低速と前記懸濁液回収工程の中速の間の速度で回
転させている状態で行うので、消化不能物質があまり微
細とならないという上記消化不能物質の過剰粉砕防止作
用とあいまって消化不能物質が大きい状態で取り除ける
ため、消化不能物質が高い比率で取り除かれるという相
乗的作用を奏する。
理方法によれば、前記水、すなわち前記容器のプロセス
水(工程用水)として、嫌気性消化された処理水を使用す
るので、大量の新たな水を使用することなく、プロセス
水における一種のクローズドシステムが形成され、周辺
環境に水質汚濁物質を排出する量が極めて少なくなると
共に、嫌気性消化された処理水の余剰水を周辺環境に排
出する場合にも、周辺環境に排出出来るように処理しな
ければならない処理量が極めて少なくなる。
処理方法によれば、前記容器内に水がある状態でも、投
入した前記廃棄物に混在した重量物を、容器内の水を大
量に排出することなく的確に、前記容器の底部に設けら
れた前記別室としての重量物閉じ込め室18に閉じ込め
る。そして、容器内の水を大量に排出することなく前記
重量物閉じ込め工程を行える結果、軽量物回収工程後の
前記容器13内の大部分の水を、次回の廃棄物を投入す
る投入工程の水として使用することができる。
理方法によれば、固液分離機35と嫌気性加水分解槽3
9との間に循環路が形成され、主として非可溶性の炭水
化物、脂肪、タンパク質、セルロース、及びリグノセル
ロースからなる、固液分離機35から分離されたスラリ
ーは、嫌気性加水分解槽39において中温性又は高温好
熱性の加水分解微生物等により、嫌気性加水分解されて
可溶性の化合物が増加し、固液分離機35に戻される。
したがって、固液分離機35から分離された液体流は、
可溶性の有機物に富んだものとなり、しかも嫌気性消化
に長い時間を必要とする固形分が少なく、嫌気性消化に
要する時間が短くて済み、嫌気性消化槽43で効率よく
処理でき、要すれば嫌気性消化槽43を小さくなる。し
かも、インペラ14を有する粥状化装置で前記廃棄物と
水と混合して形成した懸濁液と嫌気性加水分解槽39か
らの排出流体とを併せて固液分離機35で連続的に分離
し、固液分離機35と嫌気性加水分解槽39との間の循
環路も連続的に流されるので、効率的で固液分離機3
5、嫌気性加水分解槽39、嫌気性消化槽43等の装置
を小型化することができる。そして結果して、生物性有
機物を含む廃棄物と水との懸濁液を形成して嫌気性消化
する廃棄物の処理方法において、嫌気性消化に適した液
を得ることができる。なお、インペラ14を有する粥状
化装置で前記廃棄物と水と混合して形成した懸濁液を、
固液分離機35で分離する前に、高温のアルカリ性下
で、液相内の溶解された有機物を増加させたり、低温殺
菌する目的で適宜熱的及び化学的な処理を施しても差し
支えない。したがって、請求項5における「その後、形
成した懸濁液を固液分離機35で分離するに際し」の
「その後に」は、上記低温殺菌する目的で適宜熱的及び
化学的な処理を施した場合も含み、またむろん、粥状化
装置で形成した懸濁液を直ちに固液分離機35で分離す
る場合も含む概念である。
処理方法によれば、嫌気性加水分解槽39において、前
記スラリーに嫌気性消化槽43で処理された処理水が混
ぜられて攪拌可能な懸濁液となり、嫌気性加水分解が適
正に行われると共に、前記嫌気性加水分解槽39のプロ
セス水(工程用水)として、嫌気性消化された処理水を使
用するので、大量の新たな水を使用することなく、プロ
セス水における一種のクローズドシステムが形成され、
周辺環境に水質汚濁物質を排出する量が極めて少なくな
ると共に、嫌気性消化された処理水の余剰水を周辺環境
に排出する場合にも、周辺環境に排出出来るように処理
しなければならない処理量が極めて少なくなる。また、
該嫌気性加水分解槽39からの排出流体を前記固液分離
機35とは別の固液分離機45で分離し、加水分解され
ない固形分46を該嫌気性加水分解槽39から抜き出す
と共に、分離した液体流を、前記嫌気消化槽43に供給
するので、該嫌気性加水分解槽39内に加水分解されな
い固形分46が所定濃度以上にならずに円滑に加水分解
が行われ、分離した液体流を有効に嫌気性消化する。
理方法によれば、嫌気性消化槽43に供給される前記液
体流を、CODが10〜40g/L、固形分濃度が1%以下に
することによって、より効率よく嫌気性消化が行われ
る。
処理方法によれば、メタン発酵槽においてメタンバクテ
リアによってメタンと二酸化炭素からなるバイオガス4
9に変換される。したがって、メタン発酵槽43の上部
からバイオガスを回収することができ、エネルギーとし
て有効に利用される。
理方法によれば、前記固液分離機35で分離された前記
スラリーを嫌気性加水分解槽39に供給する前に、オゾ
ン処理等の物理的及び/又は化学的処理を施して水溶性
の有機物質の含量を増加させるので、嫌気性消化がより
よく行え、特に請求項8に記載のメタン発酵槽において
は、より大量のバイオガスを回収することができる。
置によれば、生物性有機物を含む有機性廃棄物と水との
懸濁液を容器13内に設けられたインペラ14によって
形成され、前記容器の底部に設けられ該容器の内部と外
部とを連通する孔を有するふるい板17を介して抜き出
し、前記軽量物等の消化不能物質を可及的に少なくした
状態の嫌気性消化に適した懸濁液を得る。また、前記容
器の底部に設けられた重量物閉じ込め室18の外部排出
側に設けられた下部シャッタ20を閉じ、かつ該容器側
に設けられた上部シャッタ19を開とした状態から、上
部シャッタ19を閉じることにより、前記容器内に水が
ある状態でも、投入した前記廃棄物に混在した石、レン
ガ、ガラス、骨、電池、金属等の重量物を、この重量物
閉じ込め室18に的確に閉じ込めることができる。そし
て、上部シャッタ19を閉じた状態で下部シャッタ20
を開とすることにより、前記重量物を排出することがで
きる。したがって、この操作によって、容器内の水を大
量に排出することなく、前記重量物を回収することがで
きる。さらに、歯列23を前記容器内に出し入れするレ
ーキ装置22によって、水面や水中に浮遊するプラスチ
ックシート等の軽量物を容器内の水を大量に排出するこ
となく回収することができる。したがって必要により、
上記懸濁液を抜き出した後に残留する軽量物や重量物の
洗浄のために加えた水を、該軽量物や重量物の回収後に
おいても前記容器13内に大部分保持でき、次回の廃棄
物を投入する投入する際の水として使用することもでき
る。
置によれば、生物性有機物を含む有機性廃棄物と水との
懸濁液を容器13内に設けられたインペラ14によって
形成され、前記容器の底部に設けられ該容器の内部と外
部とを連通する孔を有するふるい板17を介して抜き出
し、前記軽量物等の消化不能物質を可及的に少なくした
状態の嫌気性消化に適した懸濁液を得る。また、前記容
器の底部に設けられた重量物閉じ込め室18の外部排出
側に設けられた下部シャッタ20を閉じ、かつ該容器側
に設けられた上部シャッタ19を開とした状態から、上
部シャッタ19を閉じることにより、前記容器内に水が
ある状態でも、投入した前記廃棄物に混在した石、レン
ガ、ガラス、骨、電池、金属等の重量物を、この重量物
閉じ込め室18に的確に閉じ込めることができる。そし
て、上部シャッタ19を閉じた状態で下部シャッタ20
を開とすることにより、前記重量物を排出することがで
きる。したがって、この操作によって、容器内の水を大
量に排出することなく、前記重量物を回収することがで
きる。さらに、容器連通シャッタ52を介して前記容器
13内と連通し、かつ底部に設けられた排出シャッタ5
7と、内壁に設けられた孔を有するふるい板54を介し
て流体を該容器13に還流するポンプ55とが設けられ
た室51とによって、水面や水中に浮遊するプラスチッ
クシート等の軽量物をふるい板54によって室51に留
めて容器13内の水を大量に排出することなく回収する
ことができる。したがって必要により、上記懸濁液を抜
き出した後に残留する軽量物や重量物の洗浄のために加
えた水を、該軽量物や重量物の回収後においても前記容
器13内に大部分保持でき、次回の廃棄物を投入する投
入する際の水として使用することもできる。
置によれば、前記ふるい板17が、前記インペラ14の
近傍に設けられているので、インペラ14の起こす水流
によって該ふるい板17の目詰まりが防止できる。
て詳細に説明する。図1は本発明による方法を示す一覧
図である。生物性有機物質及び消化不能な他の物質から
なる生の塵芥は、通常は袋で供給される。この袋には生
の塵芥が、前以てわずかに粉砕され、かつほぐされた状
態で入っているが、バッグリッパー(a bag ripper)に
よって口をあけられる。その後、鉄系金属は磁選機によ
って選別され、リサイクルに供される。鉄系金属がほぼ
取り除かれた生の塵芥は次に、水、特に処理用の水が加
えられている粥状物製造用容器へ送られ、そこでは、塵
芥は消化不能な物質をほぼ除外した生の懸濁液を生成す
るために水力学的及び機械的せん断力を受ける。この懸
濁液はポンプで汲み出され、粥状物製造用容器が処理水
で再度満たされるとき、重い固形物が引き出される。水
の密度より若干軽くて浮かんでいるか又は水面から突出
している消化不能な物質である軽量の物質が、取り除か
れ、そして固着している繊維などの生物性有機物質を除
去するために適宜に後処理が行われる。
ルカリ性の下、ある種の廃棄物の消化度を高めるために
物理的及び/又は化学的処理が適宜になされる。
濁液は粥状物製造用容器から直接に固液分離段階へ移送
される。そこで、懸濁液は液体流とスラリー(固体含有
流)とに分けられる。その固液分離(1)は、懸濁液が
物理的及び/又は化学的処理が適宜なされた後にも行わ
れる。分けられた液体流は、水可溶性物質を含み、分け
られたスラリーは20乃至50重量%の固形物を含有す
る。
槽(メタン発生装置)へ送られる。メタン発酵槽からの
流出水(脱離液)は、前処理段階において粥状物製造用容
器のプロセス水(工程用水)として、また嫌気性加水分解
槽(加水分解反応装置)における希釈用の水として使用
される。余剰水は、周辺環境に排出出来るように処理さ
れる。
リーは、次に、嫌気性加水分解槽に直接か、又は物理的
及び/又は化学的処理、たとえばオゾンによる処理がな
された後に送られ、そして嫌気性加水分解槽においてメ
タン発酵槽からの希釈用の流出水(脱離液)と混合され
る。加水分解処理によって形成された懸濁液は、加水分
解物を非加水分解固形物から分離する固液分離機(1)
に戻される。ついで、加水分解物はメタン発酵槽へ送ら
れ、そして非加水分解固形物は嫌気性加水分解槽へ戻さ
れる。固液分離段階(1)によるその循環は、処理され
た加水分解物がもはや溶解有機物質として利用可能な量
含まれなくなるまで続けられる。
は利用され得ないこれ等の固形物は、第2の固液分離機
へ供給され、その分離機からの固形物は残りの有機物質
を好気性堆肥化処理からなる最終処理をする手段に供給
する。第2の固液分離によって形成された液体流は又メ
タン発酵槽へ送られる。
方法におけるそれ等の機能的な結合が概略的に示されて
いる。これによって、数個の装置の構成要素を処理の順
序にしたがって説明する。
物は、バッグリッパー11に先ず通されて開けられ、生
の塵芥を取りやすくする。バッグリッパー11から、生
の塵芥はコンベヤーベルト12のようなコンベヤーへ移
され、そして後者によって一括して粥状物製造用容器1
3へ収容される。ある種の生の塵埃又は廃棄物は、粥状
物製造用容器13で処理される前に、消化が不可能な無
機性の物質を除去するためのふるい板、粗大な又はかさ
ばった物体を除去するための分別、更には磁力で引きつ
けられる鉄系物質の磁石による選別を受けることが望ま
しい。
ために使用される粥状物製造機とほぼ同じように作られ
ている。この容器13は、中央にインペラ14を有して
いる。このインペラ14は垂直軸の周りを回転し、図4
に示すように、モータ15とベルトプーリとの間に掛け
られたVベルトによって駆動される。モータの速度と、
それに依存したインペラの速度は、粥状物製造用容器1
3の各操作期間中、図示されていない電子的な制御器に
よって予め定められた値に調節される。
部の中央に、多孔板からなる孔の開いたふるい板(スク
リーン)17を備えている。ふるい板17の孔は、直径
が約8乃至12mmである。重量物の閉じこめ用の室18
が粥状物製造用容器13の底部に設けられ、上部ゲート
バルブ19と底部ゲートバルブ20によって画定され
る。重量物を収集して運び出すための貯蔵箱21が、重
量物の閉じこめ用室18の下に配置されている。
外側から約45°で突き出ている案内板は、円錐の周辺
上を底部端から頭部端へ旋回しながらスパイラル状に延
びている。インペラ14の回転は、粥状物製造用容器1
3の内部にトロイダル又はループ形状をした懸濁液の流
れを作る。その流れは底部では半径方向で外方に向か
い、そして横方向の小さい流れの成分をもっている。イ
ンペラ14によって得られる流れは懸濁液に作用する水
力学的なせん断力をもたらし、そしてこのせん断力によ
って生物性有機物質を繊維状にほぐす。
接続しているとともに、歯列運搬設備23を備えてい
る。該運搬設備は垂直に移動可能で、軽量物質をつかみ
取ることができるように、粥状物製造用容器13の液面
24の下へ沈められるようになっている歯列23′を有
する。歯列運搬設備23は図4の実線で示された浸入位
置から粥状物製造用容器の外部の点線で示された位置へ
と旋回運動可能なので、つかみ取られた軽量物質は、次
の処理のために歯列からシュレッダ25の上へ投下され
る。それ等の物質は、図4に示すように、シュレッダ2
5の下部に配置されている振動分類機26上で水が切ら
れ十分に分離される。振動分別装置26から落ちてくる
水はポンプ27によって粥状物製造用容器13へ戻され
る。選別された軽量物質は、ついで、貯蔵用箱28へ投
下され、搬出される。
されると、生の懸濁液がポンプ29によってふるい板1
7を通って吸い取られ、熱的及び化学的な前処理のため
攪拌反応装置30へ送られると、該容器は生の塵芥又は
廃棄物の新たなバッチを受け入れ可能な状態となる。熱
的及び化学的な前処理によって液相内の溶解された有機
物質の含有量は増加し、そして懸濁液は低温殺菌を施さ
れ、かつより効果的に脱水される。熱的及び化学的な前
処理は50乃至90℃の温度で行われる。アルカリ条件
下で60乃至70℃で行うことが望ましい。アルカリ溶
液31、好ましくは水酸化ナトリウム溶液が、脂肪が水
可溶性の形に鹸化されるようにするため加えられる。
ンプ32によって懸濁液貯蔵タンク33へ移される。そ
のタンクから懸濁液は休みなく、計量ポンプ34によっ
て固液分離機35へ送られ、該分離機からは水に溶解し
ていた有機物質及び前処理によって溶解された有機物質
がポンプ36によって貯蔵タンク37へ送られる。懸濁
液が脱水されるとき、すでに溶解されていた有機物質は
分離され、そして直ちにメタン発酵槽へ供給される。結
果として得る液体流はリットル当たり20乃至40gC
OD(化学的酸素要求量)の濃度をもち、そして浮遊物
質(SS)が1%以下の残留物を含んでいる。
は、主として非可溶性の炭水化物、脂肪、タンパク質、
セルロース、及びリグノセルロースからなり、粥状物ポ
ンプ38によって中温性菌又は高温好熱性菌の好適な温
度範囲で操作される嫌気性加水分解槽(固体−加水分解
反応装置)39へ送られる。固形物の加水分解によって
生物高分子物質は特別な加水分解微生物により可溶性の
化合物に分解される。スラリーは、攪拌可能な懸濁液を
与えるために、処理水の貯蔵タンク41からポンプ40
で得られる処理水と混合される。
2によって固液分離機35へ送られ、そこで加水分解に
より生産された物が分離され、これがメタン発酵槽(メ
タン発生装置)43へ送られてバイオガスを発生する。
ポンプ44によって第2の固液分離機45へ送られて脱
水される。脱水された固形物46は好気性堆肥化処理が
なされ、土壌の改良等に使用される。固液分離機45に
おいて分離された液体はポンプ47によって貯蔵タンク
37へ送られ、そしてそこで嫌気性加水分解槽39から
の液体流と混合される。
量ポンプ48によって貯蔵タンク37からメタン発酵槽
43へ送られ、そしてメタンバクテリアによってメタン
と二酸化炭素からなるバイオガス49に変換され、メタ
ン発酵槽43の上部から回収されてガスの利用される地
域に供給される。メタン発酵槽43から出てくる流出水
(脱離液)はプロセス水の貯蔵タンク41に集められて、
粥状物製造用容器13へポンプ50によって送られ、そ
こで廃棄物又は生の塵芥を粥状化するのに使用される。
また、前述したように、このプロセス水はポンプ40に
よって嫌気性加水分解槽39へ送られる。
いては、さらに詳述する。生の廃棄物の1バッチが粥状
物製造用容器13に供給される。図3はインペラ14の
一連の運転期間を時間の関数としての速度、電力消費及
び液体レベルの記録で図示している。図3は1つのバッ
チを処置するために行われる1サイクルの運転を図示し
ており、このサイクルは各チャージについて繰りかえさ
れる。
良く混合するために、インペラ14を低速度で回転させ
て粥状物製造用容器13の中身を攪拌する。バッチの量
は粥状物製造用容器13内の固形物含有量が約10%に
なるようにする。図3に示されたタイミングでは、最初
の運転期間は約5分である。インペラの速度が低いか
ら、この最初の運転期間の間は、非常に低い電力消費で
よい。
に供給されると、インペラ14は高速度で回転し、有機
物質は溶解または繊維状にほぐされる。この結果、固形
有機物質は懸濁化され、セルに含まれている糖のような
可溶性物質は溶解される。特に、廃棄物が数日間貯蔵さ
れているとき、微生物によって自然発生的に形成された
脂肪酸は溶解される。得られる懸濁液は10乃至35g
/lのCOD(溶解されている)量を有する。80乃至
100g/lに達する追加の有機物質は溶解されずに残
り、懸濁液の中に含まれる。インペラ14は、軸方向成
分としては小さい流れを有するに過ぎず、底部で半径方
向外方に向いたトロイダルな流れをつくるので、懸濁液
内に水力学的なせん断力が発生し、軟化された有機物質
を繊維状にほぐす。インペラ14が高速回転するので、
この第2の操作期間中に使用される電力消費は大きい。
濁液中の可溶な有機物質の濃度は飽和値まで上昇した。
高い電力消費の時間を延長して粥状化を続けても、溶解
する物質の増加はできないし、却って消化不能物質の好
ましからざる粉砕を生じる。実際に粥状化に必要とされ
るのは、5乃至15分程度である。
ってふるい板17を通して攪拌反応装置31へ吸いださ
れる。主としてプラスチック、レザー及び木材等の溶解
されなかった成分は、ふるい板17によって分離され
る。汲みだしている間、図3から明らかなように、イン
ペラ14の速度はエネルギーを節約するために低くさ
れ、望まれない粉砕を避けている。
ス水が満たされ、この間インペラ14は低速度で回転さ
れる。プロセス水はプロセス水タンク41からポンプ5
0により運ばれ、通常の運転状態ではメタン発酵槽43
の排水が充当される。メタン発酵槽では、粥状物製造用
容器13において溶解されたか、又は嫌気性加水分解槽
で加水分解された有機物質が反応し、メタンガスや二酸
化炭素を発生する。
器13内の重量物は集められ、液体の流れによって開か
れた重い固形物を閉じ込める室18へ移送される。重い
固形物のための閉じこめ室18の中身は、図示しないノ
ズルから閉じ込め室18に流入させた水で洗浄される。
この操作期間中だけ操作される図示されてはいない排出
制御器によって、重い固形物のための閉じこめ室18
が、予め定められた時間間隔でシャッタ19によって閉
じられる。次いでシャッタ20を開放して排出される。
底部シャッタ20が閉鎖し、上部シャッタ19が開かれ
たときは、閉じこめ室18は再び重い固形物を受け入れ
る状態になる。貯蔵箱21へ排出された重い固形物はそ
こに集められ、貯蔵箱21が満杯になると処分される。
い固形物の構成物が表されている。構成物を決定するた
めに、重い固形物のための閉じこめ室の中身は1バッチ
分の粥状化の後で取り除かれ、そして手で分別され、乾
燥された。
2によって取り除かれる。何故ならば、軽量物質を構成
している物質の密度は、水の密度とわずかに異なるに過
ぎないので、軽量物質は水面に浮かび上がるか液体中に
浮遊する、そこで歯列運搬設備23は電気的又は水力学
的な駆動によって粥状物製造用容器13の中へ完全に水
面下に没するまで下げられて軽量物質を取り除くからで
ある。インペラ14と粥状物製造用容器13の壁面との
間の空間は、歯列運搬設備23で可能な限り完全に占有
され、この歯列運搬設備は歯列23′が設けられた横支
柱を有するフレームを有し、各歯列は10乃至15cmの
長さで5乃至7cmの間隔をもち、前記横支柱から直角に
延びている。
キが粥状物製造用容器13から離反することができ、更
にその運動によってレーキが把持している軽量物質が落
下しないように作られている。レーキが粥状物製造用容
器13の外部におかれ、そして歯列運搬設備23が水平
位置に向けられたときだけ、軽量物質がふり捨てられ
る。この運動は、完全に自動的なシークエンス制御器に
よってレーキ装置22に与えられ、ごくわずかな量であ
っても軽量物質が歯列23′に保持されている限り続け
られる。
的な構成物を、表2に示す。
除かれて、該容器に廃棄物の新しいバッチを受入れる用
意ができる。軽量物質は直接、又は、シュレッダー25
か振動分類機26で処理された後、貯蔵箱28へ投入さ
れる。
度は、最初の期間における最小速度と同程度の、第1の
中間速度に落され、この間に、容器はプロセス水を充填
される。その結果、必要とする電力消費も顕著に減少す
る。粥状物製造用容器13がプロセス水で満たされる第
2の期間として再び約5分を必要とする。この第2の期
間及び続くレーキ装置22による軽量物質の除去の期間
中は、インペラ14は第2の中間速度で操作される。こ
の第2の中間速度は、懸濁液を回収する時の第1の中間
速度と廃棄物を供給する時の初期の速度との中間にあ
る。
を比較したエネルギーの節約量は、図3のハッチングさ
れた面積によって示すことができる。その節約量は本質
的に軽量物質の割合に依存しており、軽量物質の完全な
除去に必要とされる時間が長くなるほど、大きくなる。
例えば、4m3の容量をもった粥状物製造用容器13にお
けるインペラ14を駆動するのに必要とされる電力は、
溶解期間については約10乃至15kW/m3 であるが、軽
量物質が取り除かれる混合期間中では単に2.5乃至3
kW/m3 が要求されるだけである。次頁に示す表3は上述
した方法の有効性を示している。取り除かれた消化不能
物質(重量物及び軽量物質)の量が、同じ廃棄物が手で
分別されたとき取り除かれる量と比較されている。各断
片の除去は殆ど100%である。このことは、上述の方
法で、高い比率の消化不能物質が取り除かれることを意
味している。
ている。すなわち、装置で機械的に選別された各断片の
重量の、手で分別して回収した断片の重量に対する比で
ある。比較のために使用された2つのバッチは、同一の
廃棄物から代表的な試料をとることによって得た。10
0%からの偏差は、20%という許容範囲内にあり、こ
の偏差は廃棄物原料の避けることのできない非一様性に
起因する。
ス、金属及びプラスチックのような乾いたリサイクル可
能な物は別に集められた時に得られる家庭廃棄物の断
片)及び攪拌反応装置30において有機廃棄物の選別さ
れた資料の、熱的及び化学的処理に特徴的である結果が
集められている。熱的及び化学的処理によって、より一
層の有機性固形物(OS)が溶解されることとなり、そ
して最初の廃棄物と比較して生化学的処置で容易に変換
される物質量のメジャーである中性洗剤繊維(neutral
detergent fibre)(NDF)の含有量が増加する。
理のために設定した温度によって制御できる。次の表5
では、溶液中の有機物質の含有量の増加の代表的な値
が、種々の操作温度でのCOD及び固形分の含有量とし
て示されている。
よって、懸濁液に溶解していた有機物質は取り出されて
直ちにメタン発酵槽43へ供給される。10乃至40g
COD/lの濃度で、溶解しない固形分を1%以下の濃
度で含んでいる液体流が形成される。
よって生産される溶解された有機固形残留物(OSR)
の量、及び有機物質(OS)の含有量の減少の代表的な
値が、パーセントで次の表6に示されている。
1が軽量物質を取り除くために使用でき、それは粥状物
製造用容器13に直接接続するか又はラインによって該
容器に連結することができる。洗濯室51は、粥状物製
造用容器13とゲートバルブ52でときどき連通するこ
とのできる密閉した容器からなっている。
り除かれるとき、ゲートバルブ52が開かれて、軽量物
質はプロセス水によって粥状物製造用容器13から洗濯
室51へ移される。洗濯室51は、水平シャフトに設け
られたほぼ垂直なインペラ53を備えている。インペラ
53の背後には、細長いみぞで形成された孔の開いたふ
るい板54が備えられ、細い繊維を含んでいる懸濁液が
ポンプ55によって該ふるい板54を経て取り除かれ
る。必要な場合には、ポンプ56がすすぎ用水としての
追加のプロセス水を供給するために操作され、追加され
た繊維含有懸濁液が吸いだされる。洗濯室51から吸い
だされた希薄懸濁液は粥状物製造用容器13で次のバッ
チを溶解するのに使用される水の一部となる。軽量物質
は洗濯室51からゲートバルブ57を経て除去され、そ
して容器58に集められ、搬出される。
用のときのように、洗濯室の使用によって消費電力の低
下が得られる。インペラ53を駆動するのに必要とされ
る電力は粥状物製造用容器13のインペラ14を駆動す
るのに必要な電力に等しい。インペラ14の運転はレー
キ装置22の運転中続けられているが、然しながら洗濯
室51からなる別の実施例においては、粥状物製造用容
器13のインペラ14は軽量物質を排除するために操作
される必要はない。
量物質と深く混合していて、レーキ装置22を採用して
も望ましい選別が得られないという廃棄物原料の処理に
おいて特に望ましい。
の処理方法においては、懸濁液の形成において大量の洗
浄廃水が生ぜず、その大容量の洗浄廃水を処理する大規
模な廃水処理施設も不要となると共に、廃棄物中の生物
性有機物を洗浄廃水として希釈廃棄することなく、極力
高濃度の状態で懸濁液を形成することができる。そし
て、懸濁液形成工程で形成された懸濁液を前記容器から
孔を有するふるい板を介して抜き出すので、前記軽量物
等の消化不能物質を可及的に少なくした状態の嫌気性消
化に適した懸濁液を得ることができる。さらに、前記軽
量物取出工程や重量物閉じ込め工程で、前記容器外に取
り出された軽量物や別室に閉じ込められた重量物は、あ
る程度洗浄が施された状態になり、その後に任意に必要
によって付随的に行われる洗浄処理においても、その洗
浄処理を極めて簡単なもので済むようになると共に、そ
の洗浄廃水の発生も少ないものにできる。そして、軽量
物回収工程後の前記容器内の水を、次回の廃棄物を投入
する投入工程の水として使用するので、前述の如く、こ
の水に存在する嫌気性消化に有効な生物性有機物を廃棄
することなく、次回の廃棄物と水の懸濁液の形成に利用
することになると共に、大量の洗浄廃液の発生を防止す
ることができる。そして結果して、生物性有機物を含む
廃棄物と水との懸濁液を形成して嫌気性消化する廃棄物
の処理方法において、嫌気性消化に適した液を得ること
ができる。
理方法によれば、廃棄物と水との懸濁液を形成する懸濁
液形成工程において、前記インペラの回転を高速にして
行うので、嫌気性消化するための懸濁液を的確に形成す
ることができる。一方、その他の工程においては、それ
ぞれの工程に応じてインペラの速度を低く設定している
ので、全体として低いエネルギー消費で済むことになる
と共に、プラスチック等の軽量物や石、レンガ、ガラ
ス、骨、電池、金属等の重量物等の消化不能物質の好ま
しからざる粉砕を可及的に少なくすることができる。特
に、前記軽量物取出工程において、前記インペラの回転
を前記投入工程の低速と前記懸濁液回収工程の中速の間
の速度で回転させている状態で行うので、消化不能物質
があまり微細とならないという上記消化不能物質の過剰
粉砕防止効果とあいまって消化不能物質が大きい状態で
取り除け、高い比率で消化不能物質を取り除くことが出
きるという相乗的効果を奏する。
理方法によれば、前記水、すなわち前記容器のプロセス
水(工程用水)として、嫌気性消化された処理水を使用す
るので、大量の新たな水を使用することなく、プロセス
水における一種のクローズドシステムを形成することが
でき、周辺環境に水質汚濁物質を排出する量を極めて少
なくできると共に、嫌気性消化された処理水の余剰水を
周辺環境に排出する場合にも、周辺環境に排出出来るよ
うに処理しなければならない処理量を極めて少なくでき
る。
処理方法によれば、前記容器内に水がある状態でも、投
入した前記廃棄物に混在した重量物を、容器内の水を大
量に排出することなく的確に、前記容器の底部に設けら
れた前記別室としての重量物閉じ込め室に閉じ込めるこ
とができ、容器内の水を大量に排出することなく前記重
量物閉じ込め工程を行える結果、軽量物回収工程後の前
記容器内の大部分の水を、次回の廃棄物を投入する投入
工程の水として使用することが可能となる。
棄物の処理方法においては、固液分離機と嫌気性加水分
解槽との間に循環路を形成でき、該固液分離機から分離
された液体流を、可溶性の有機物に富んだものとするこ
とができ、しかも嫌気性消化に長い時間を必要とする固
形分が少ないので、嫌気性消化に要する時間が短くで
き、嫌気性消化槽で効率よく処理できる。しかも、イン
ペラを有する粥状化装置で前記廃棄物と水と混合して形
成した懸濁液と嫌気性加水分解槽からの排出流体とを併
せて固液分離機で連続的に分離し、固液分離機と嫌気性
加水分解槽との間の循環路も連続的に流されるので、効
率的で固液分離機、嫌気性加水分解槽、嫌気性消化槽等
の装置を小型化することができる。そして結果して、生
物性有機物を含む廃棄物と水との懸濁液を形成して嫌気
性消化する廃棄物の処理方法において、嫌気性消化に適
した液を得ることができる。
理方法によれば、嫌気性加水分解槽において、前記スラ
リーに嫌気性消化槽で処理された処理水が混ぜられて攪
拌可能な懸濁液とすることができ、嫌気性加水分解が適
正に行えると共に、前記嫌気性加水分解槽のプロセス水
(工程用水)として、嫌気性消化された処理水を使用する
ので、大量の新たな水を使用することなく、プロセス水
における一種のクローズドシステムを形成でき、周辺環
境に水質汚濁物質を排出する量を極めて少なくできると
共に、嫌気性消化された処理水の余剰水を周辺環境に排
出する場合にも、周辺環境に排出出来るように処理しな
ければならない処理量を極めて少なくできる。また、該
嫌気性加水分解槽からの排出流体を前記固液分離機とは
別の固液分離機で分離し、加水分解されない固形分を該
嫌気性加水分解槽から抜き出すと共に、分離した液体流
を、前記嫌気消化槽に供給するので、該嫌気性加水分解
槽内に加水分解されない固形分が所定濃度以上にならな
いようにでき円滑に加水分解を行うことができて、分離
した液体流も有効に嫌気性消化することができる。
理方法によれば、嫌気性消化槽に供給される前記液体流
を、CODが10〜40g/L、固形分濃度が1%以下にする
ことができ、より効率よく嫌気性消化を行うことができ
る。
処理方法によれば、メタン発酵槽の上部からバイオガス
を回収することができ、エネルギーとして有効に利用さ
れる。
理方法によれば、前記固液分離機で分離された前記スラ
リーを嫌気性加水分解槽に供給する前に、物理的及び/
又は化学的処理を施して水溶性の有機物質の含量を増加
させるので、嫌気性消化がよりよく行え、特に請求項8
に記載のメタン発酵槽においては、より大量のバイオガ
スを回収することができる。
置においては、生物性有機物を含む有機性廃棄物と水と
の懸濁液を容器内に設けられたインペラによって形成で
き、前記容器の底部に設けられ該容器の内部と外部とを
連通する孔を有するふるい板を介して抜き出すことがで
きるので、前記軽量物等の消化不能物質を可及的に少な
くした状態の嫌気性消化に適した懸濁液を得ることがて
きる。また、前記容器の底部に設けられた重量物閉じ込
め室の外部排出側に設けられた下部シャッタと該容器側
に設けられた上部シャッタ19との操作により、前記容
器内に水がある状態でも、投入した前記廃棄物に混在し
た石、レンガ、ガラス、骨、電池、金属等の重量物を、
この重量物閉じ込め室18に的確に閉じ込めることがで
きると共に、前記重量物を排出することができる。した
がって、この操作によって、容器内の水を大量に排出す
ることなく、前記重量物を回収することができる。さら
に、歯列23を前記容器内に出し入れするレーキ装置2
2によって、水面や水中に浮遊するプラスチックシート
等の軽量物を容器内の水を大量に排出することなく回収
することができる。
置においては、生物性有機物を含む有機性廃棄物と水と
の懸濁液を容器内に設けられたインペラによって形成で
き、前記容器の底部に設けられ該容器の内部と外部とを
連通する孔を有するふるい板を介して抜き出し、前記軽
量物等の消化不能物質を可及的に少なくした状態の嫌気
性消化に適した懸濁液を得ることができる。また、前記
容器の底部に設けられた重量物閉じ込め室の外部排出側
に設けられた下部シャッタと該容器側に設けられた上部
シャッタとの操作により、前記容器内に水がある状態で
も、投入した前記廃棄物に混在した石、レンガ、ガラ
ス、骨、電池、金属等の重量物を、この重量物閉じ込め
室に的確に閉じ込めることができると共に、前記重量物
を排出することができる。したがって、この操作によっ
て、容器内の水を大量に排出することなく、前記重量物
を回収することができる。さらに、容器連通シャッタを
介して前記容器内と連通し、かつ底部に設けられた排出
シャッタと、内壁に設けられた孔を有するふるい板を介
して流体を該容器に還流するポンプとが設けられた室5
1とによって、水面や水中に浮遊するプラスチックシー
ト等の軽量物をふるい板によって室に留めて容器内の水
を大量に排出することなく回収することができる。
化装置によれば、前記ふるい板が、前記インペラの近傍
に設けられているので、インペラの起こす水流によって
該ふるい板の目詰まりが防止でき、メンテナンスの維持
管理が容易となる。
る一覧図である。
す概略図である。
時刻の関数としての種々の操作期間中における液体レベ
ル、消費電力及び速度を指示するチャートである。
す概略図である。
を有する粥状物製造用容器を示す概略の構成図である。
Claims (12)
- 【請求項1】生物性有機物を含む廃棄物と水との懸濁液
を形成して嫌気性消化する廃棄物の処理方法において、
該懸濁液の形成が、 インペラを有する容器に水が充填されている状態で前記
廃棄物を投入する投入工程と、 投入された廃棄物を攪拌し懸濁液を形成する懸濁液形成
工程と、 形成された懸濁液を前記容器から孔を有するふるい板を
介して抜き出す懸濁液回収工程と、 前記懸濁液を抜き出した前記容器に水を充填する水投入
工程と、 投入した前記廃棄物に混在した重量物を別室に閉じ込め
る重量物閉じ込め工程と、 前記水投入後に、投入した前記廃棄物に混在した軽量物
を捕捉して、前記容器外に取り出す軽量物取出工程と、
を有し、軽量物回収工程後の前記容器内の水を、次回の
廃棄物を投入する投入工程の水として使用することを特
徴とする廃棄物の処理方法。 - 【請求項2】前記投入工程が、前記インペラが低速で回
転している状態で行われ、 前記懸濁液形成工程が、前記インペラの回転を高速にし
て行われ、 前記懸濁液回収工程が、前記インペラの回転を前記低速
と前記高速の間の中速度で回転させている状態で行わ
れ、 前記水投入工程が、前記インペラの回転を前記低速で回
転している状態で行われ、 前記軽量物取出工程が、前記インペラの回転を前記低速
と前記中速の間の速度で回転させている状態で行われる
ことを特徴とする請求項1記載の廃棄物の処理方法。 - 【請求項3】前記水が嫌気性消化された処理水であるこ
とを特徴とする請求項1または2に記載の廃棄物の処理
方法。 - 【請求項4】前記重量物閉じ込め工程は、前記容器の底
部に設けられた重量物閉じ込め室の外部排出側に設けら
れた下部シャッタが閉じられ、該容器側に設けられた上
部シャッタが開いている状態から、該容器側に設けられ
た上部シャッタを閉じることにより行われることを特徴
とする請求項1〜3のいずれかに記載の廃棄物の処理方
法。 - 【請求項5】生物性有機物を含む廃棄物と水との懸濁液
を形成して嫌気性消化する廃棄物の処理方法において、 インペラを有する粥状化装置で前記廃棄物と水と混合し
て懸濁液を形成し、その後、形成した懸濁液を固液分離
機で分離するに際し、該懸濁液と嫌気性加水分解槽から
の排出流体とを併せて前記固液分離機に供給して、液体
流と、固形分濃度が50重量%以下のスラリーとに分離
し、前記液体流を嫌気性消化槽に供給すると共に、前記
スラリーを前記嫌気性加水分解槽に供給することを特徴
とする廃棄物の処理方法。 - 【請求項6】前記スラリーが供給される前記嫌気性加水
分解槽に、前記嫌気性消化槽で処理された処理水を供給
すると共に、該嫌気性加水分解槽からの排出流体を前記
固液分離機とは別の固液分離機で分離し、分離した液体
流を、前記嫌気消化槽に供給することを特徴とする請求
項5記載の廃棄物の処理方法。 - 【請求項7】前記嫌気性消化槽に供給される前記液体流
は、CODが10〜40g/L、固形分濃度が1%以下である
ことを特徴とする請求項5または6記載の廃棄物の処理
方法。 - 【請求項8】前記液体流を処理する前記嫌気性消化槽
が、メタン発酵槽であることを特徴とする請求項5〜7
のいずれかに記載の廃棄物の処理方法。 - 【請求項9】前記固液分離機で分離された前記スラリー
を嫌気性加水分解槽に供給する前に、物理的及び/又は
化学的処理を施し水溶性の有機物質の含量を増加させる
こを特徴とする請求項5〜8のいずれかに記載の廃棄物
の処理方法。 - 【請求項10】有機性廃棄物と水との懸濁液を形成する
粥状化装置であって、 容器内に設けられたインペラと、 前記容器の底部に設けられ該容器の内部と外部とを連通
する孔を有するふるい板と、 前記容器側に設けられた上部シャッタと外部排出側に設
けられた下部シャッタとを有して、該容器の底部に設け
られた重量物閉じ込め室と、 歯列を前記容器内に出し入れするレーキ装置と、を備え
たことを特徴とする粥状化装置。 - 【請求項11】有機性廃棄物と水との懸濁液を形成する
粥状化装置であって、 容器内に設けられたインペラと、 前記容器の底部に設けられ該容器の内部と外部とを連通
する孔を有するふるい板と、 前記容器側に設けられた上部シャッタと外部排出側に設
けられた下部シャッタとを有して、該容器の底部に設け
られた重量物閉じ込め室と、 容器連通シャッタを介して前記容器内と連通し、かつ底
部に設けられた排出シャッタと、内壁に設けられた孔を
有するふるい板を介して流体を該容器に還流するポンプ
とが設けられた室と、を備えたことを特徴とする粥状化
装置。 - 【請求項12】前記ふるい板が、前記インペラの下端部
下方の前記容器に設けられていることを特徴とする請求
項10または11に記載の粥状化装置。
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