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JP2000038460A - シ―ト材料 - Google Patents

シ―ト材料

Info

Publication number
JP2000038460A
JP2000038460A JP11140319A JP14031999A JP2000038460A JP 2000038460 A JP2000038460 A JP 2000038460A JP 11140319 A JP11140319 A JP 11140319A JP 14031999 A JP14031999 A JP 14031999A JP 2000038460 A JP2000038460 A JP 2000038460A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
isobutylene
sheet material
main component
monomer
polymer block
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11140319A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoki Hiiro
知樹 日色
Shinji Ozawa
伸二 小澤
Toshinobu Nakada
年信 中田
Taizo Aoyama
泰三 青山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP11140319A priority Critical patent/JP2000038460A/ja
Publication of JP2000038460A publication Critical patent/JP2000038460A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の材料に比べ、耐熱安定性、機械強度、
引き裂き強度、耐気体透過性、耐水蒸気透過性、耐摩耗
性、柔軟性、電気絶縁性等の諸特性に優れ、広い温度範
囲で使用可能であり、リサイクルも容易なシート材料を
提供する。 【解決手段】 イソブチレンを主成分とする重合体ブロ
ックとイソブチレンを主成分としない単量体成分からな
る重合体ブロックから形成されるイソブチレン系ブロッ
ク共重合体からなるシート材料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耐熱安定性、機械
強度、引き裂き強度、耐気体透過性、耐水蒸気透過性、
耐摩耗性、柔軟性、電気絶縁性等の諸特性に優れ、広い
温度範囲で使用可能であり、リサイクルも容易なシート
材料に関する。
【0002】
【従来の技術】土木、建築分野における防水シート、食
品分野の包装シート等に代表される各種のシート材料が
開発されている。
【0003】このようなシート材料には、例えば機械的
強度、引き裂き強度、耐熱性、耐候性、耐熱性、耐薬品
性、耐水蒸気透過性、耐気体透過性、振動吸収性、絶縁
性等の物性が要求されるとともに、柔軟性、加工性、接
着性等が優れていることが要求される。これまでシート
材料としては、加硫ゴム系、非加硫ゴム系、塩化ビニル
系、ポリエチレン系等が知られているが、これらはいず
れもなんらかの欠点を有しており、必ずしも充分に満足
しうるものではない。例えば、加硫ゴム系のシートでは
接合強度に問題があり、エチレン−酢酸ビニル共重合体
等の非加硫ゴム系シートでは、機械的強度が低いという
問題があった。また、塩化ビニル系シートでは、可塑剤
がブリードする問題があり、ポリエチレン系シートでは
柔軟性が低く、施工性が悪いという問題があった。以上
のような背景から、新たなシート材料の開発が求められ
ており、特に、自動車分野や土木・建築分野において
は、シート材料が振動にさらされる可能性があるため、
耐摩耗性に優れたシート材料の開発が望まれている。ま
た、医薬・医療分野や食品分野においては、薬品や食品
等の保存性の観点から、ガスバリアー性に優れたシート
材料の開発が求められている。更に、土木・建築分野、
医薬・医療分野、食品分野、電気・電子分野では、防湿
・防水の観点から、水分のバリアー性に優れたシート材
料の開発が望まれている。また、電気・電子分野では電
気絶縁性に優れたシート材料の開発が望まれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
課題を解決し、従来のスチレン系ブロック共重合体に比
べ、耐熱安定性、機械強度、引き裂き強度、耐気体透過
性、耐水蒸気透過性、耐摩耗性、柔軟性、電気絶縁性に
優れたシート材料を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、特定のブロック共
重合体からなるシート材料が、上記のような課題を克服
可能であり、耐熱安定性、機械強度、引き裂き強度、耐
気体透過性、耐水蒸気透過性、耐摩耗性、柔軟性、電気
絶縁性等の諸特性に優れ、広い温度範囲で使用可能であ
り、リサイクルも容易であることを見いだし、本発明を
完成した。すなわち本発明は、イソブチレンを主成分と
する重合体ブロック及びイソブチレンを主成分としない
単量体成分からなる重合体ブロックから形成されるイソ
ブチレン系ブロック共重合体よりなることを特徴とする
シート材料である。
【0006】前記イソブチレン系ブロック共重合体は、
イソブチレンを主成分としない単量体成分からなる重合
体ブロック−イソブチレンを主成分とする重合体ブロッ
ク−イソブチレンを主成分としない単量体成分からなる
重合体ブロックの構造を有するトリブロック体、イソブ
チレンを主成分としない単量体成分からなる重合体ブロ
ック−イソブチレンを主成分とする重合体ブロックの構
造を有するジブロック体、イソブチレンを主成分としな
い単量体成分からなる重合体ブロックとイソブチレンを
主成分とする重合体ブロックからなるアームを3本以上
有する星型ブロック体、又はこれらの混合物であるのが
好ましい。
【0007】イソブチレン系ブロック共重合体中の成分
比率としては、イソブチレンを主成分としない単量体が
5〜80重量%と、イソブチレンを主成分とする単量体
が95〜20重量%からなるのが好ましく、また前者が
15〜40重量%と、後者が85〜60重量%からなる
のがより好ましい。
【0008】イソブチレン系ブロック共重合体の数平均
分子量は30,000〜500,000であるのが好ま
しく、50,000〜400,000であるのがより好
ましい。
【0009】前記イソブチレンを主成分としない単量体
は芳香族ビニル系単量体を主成分とするのが好ましく、
スチレンが一般的であるが、耐熱性を必要とする用途に
対しては、α−メチルスチレン、p−メチルスチレン、
ビニルナフタレン誘導体及びインデン誘導体からなる群
より選択される少なくとも一種を含むのが好ましい。
【0010】前記の例として、α−メチルスチレン及び
/又はインデンとスチレンの混合物からなることもでき
る。
【0011】シート材料には、さらに充填材を含むこと
もでき、ポリオレフィン系樹脂、必要に応じて、プロセ
スオイル、充填材及び安定剤からなる群より選択される
少なくとも1種を含むこともできる。
【0012】シート材料は具体的には土木・建築用シー
ト材料、自動車部品用シート材料、医薬・医療用シート
材料、食品用シート材料および電気・電子部品用シート
材料のいずれにも好適に用いることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明について、詳細に説
明する。本発明は、イソブチレンを主成分とする重合体
ブロック及びイソブチレンを主成分としない単量体成分
からなる重合体ブロックから形成されるイソブチレン系
ブロック共重合体よりなることを特徴とするチューブ材
料に関する。
【0014】本発明のイソブチレン系ブロック共重合体
は、イソブチレンを主成分とする重合体ブロック及びイ
ソブチレンを主成分としない単量体成分からなる重合体
ブロックを有しているものであれば特に制限はなく、例
えば、直鎖状、分岐状、星状等の構造を有するブロック
共重合体、ジブロック共重合体、トリブロック共重合
体、マルチブロック共重合体等のいずれも選択可能であ
る。好ましいブロック共重合体としては、物性バランス
の点からイソブチレンを主成分としない単量体成分から
なる重合体ブロック−イソブチレンを主成分とする重合
体ブロック−イソブチレンを主成分としない単量体成分
からなる重合体ブロックからなるトリブロック共重合
体、イソブチレンを主成分としない単量体成分からなる
重合体ブロック−イソブチレンを主成分とする重合体ブ
ロックからなるジブロック共重合体、イソブチレンを主
成分としない単量体成分からなる重合体ブロックとイソ
ブチレンを主成分とする重合体ブロックからなるアーム
を3本以上有する星型ブロック共重合体等が挙げられ
る。これらは所望の物性・成形加工性を得る為に1種又
は2種以上を組み合わせて使用可能である。
【0015】本発明のイソブチレンを主成分としない単
量体成分は、イソブチレンの含有量が30重量%以下で
ある単量体成分を示す。イソブチレンを主成分としない
単量体成分中のイソブチレンの含有量は10重量%以下
であることが好ましく、3重量%以下であることがさら
に好ましい。
【0016】本発明のイソブチレンを主成分としない単
量体成分中の、イソブチレン以外の単量体は、カチオン
重合可能な単量体成分であれば特に限定されないが、脂
肪族オレフィン類、芳香族ビニル類、ジエン類、ビニル
エーテル類、シラン類、ビニルカルバゾール、β−ピネ
ン、アセナフチレン等の単量体が例示できる。これらは
1種又は2種以上組み合わせて使用される。
【0017】脂肪族オレフィン系単量体としては、エチ
レン、プロピレン、1−ブテン、2−メチル−1−ブテ
ン、3−メチル−1−ブテン、ペンテン、ヘキセン、シ
クロヘキセン、4−メチル−1−ペンテン、ビニルシク
ロヘキサン、オクテン、ノルボルネン等が挙げられる。
【0018】芳香族ビニル系単量体としては、スチレ
ン、o−、m−又はp−メチルスチレン、α−メチルス
チレン、β−メチルスチレン、2,6−ジメチルスチレ
ン、2,4−ジメチルスチレン、α−メチル−o−メチ
ルスチレン、α−メチル−m−メチルスチレン、α−メ
チル−p−メチルスチレン、β−メチル−o−メチルス
チレン、β−メチル−m−メチルスチレン、β−メチル
−p−メチルスチレン、2,4,6−トリメチルスチレ
ン、α−メチル−2,6−ジメチルスチレン、α−メチ
ル−2,4−ジメチルスチレン、β−メチル−2,6−
ジメチルスチレン、β−メチル−2,4−ジメチルスチ
レン、o−、m−又はp−クロロスチレン、2,6−ジ
クロロスチレン、2,4−ジクロロスチレン、α−クロ
ロ−o−クロロスチレン、α−クロロ−m−クロロスチ
レン、α−クロロ−p−クロロスチレン、β−クロロ−
o−クロロスチレン、β−クロロ−m−クロロスチレ
ン、β−クロロ−p−クロロスチレン、2,4,6−ト
リクロロスチレン、α−クロロ−2,6−ジクロロスチ
レン、α−クロロ−2,4−ジクロロスチレン、β−ク
ロロ−2,6−ジクロロスチレン、β−クロロ−2,4
−ジクロロスチレン、o−、m−又はp−t−ブチルス
チレン、o−、m−又はp−メトキシスチレン、o−、
m−又はp−クロロメチルスチレン、o−、m−又はp
−ブロモメチルスチレン、シリル基で置換されたスチレ
ン誘導体、インデン、ビニルナフタレン等が挙げられ
る。
【0019】ジエン系単量体としては、ブタジエン、イ
ソプレン、ヘキサジエン、シクロペンタジエン、シクロ
ヘキサジエン、ジシクロペンタジエン、ジビニルベンゼ
ン、エチリデンノルボルネン等が挙げられる。
【0020】ビニルエーテル系単量体としては、メチル
ビニルエーテル、エチルビニルエーテル、(n−、イ
ソ)プロピルビニルエーテル、(n−、sec−、te
rt−、イソ)ブチルビニルエーテル、メチルプロペニ
ルエーテル、エチルプロペニルエーテル等が挙げられ
る。
【0021】シラン化合物としては、ビニルトリクロロ
シラン、ビニルメチルジクロロシラン、ビニルジメチル
クロロシラン、ビニルジメチルメトキシシラン、ビニル
トリメチルシラン、ジビニルジクロロシラン、ジビニル
ジメトキシシラン、ジビニルジメチルシラン、1,3−
ジビニル−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサ
ン、トリビニルメチルシラン、γ−メタクリロイルオキ
シプロピルトリメトキシシラン、γ−メタクリロイルオ
キシプロピルメチルジメトキシシラン等が挙げられる。
【0022】本発明のイソブチレンを主成分としない単
量体成分は、物性及び重合特性等のバランスから、芳香
族ビニル系単量体を主成分とする単量体成分であること
が好ましい。また、芳香族ビニル系単量体としては、ス
チレン、α−メチルスチレン、p−メチルスチレン、ビ
ニルナフタレン誘導体及びインデン誘導体からなる群よ
り選択される1種以上の単量体を使用することが好まし
く、コストの面からスチレン、α−メチルスチレン、イ
ンデンあるいはこれらの混合物を用いることが特に好ま
しい。
【0023】また本発明のイソブチレンを主成分とする
単量体成分は、イソブチレンを50重量%以上、好まし
くは80重量%以上、さらに好ましくは90重量%以上
含有する単量体成分を表し、イソブチレン以外の単量体
を含んでいても含んでいなくても良い。イソブチレン以
外の単量体としてはカチオン重合可能な単量体であれば
特に制限はないが、例えば上記の単量体等が挙げられ
る。
【0024】イソブチレンを主成分とする重合体ブロッ
クとイソブチレンを主成分としない単量体成分からなる
重合体ブロックの割合に関しては、特に制限はないが、
各種物性の面から、イソブチレンを主成分としない単量
体成分からなる重合体ブロックが5〜80重量%、イソ
ブチレンを主成分とする重合体ブロックが95〜20重
量%であることが好ましく、イソブチレンを主成分とし
ない単量体成分からなる重合体ブロックが15〜40重
量%、イソブチレンを主成分とする重合体ブロックが8
5〜60重量%であることが特に好ましい。
【0025】またイソブチレン系ブロック共重合体の数
平均分子量にも特に制限はないが、流動性、加工性、物
性等の面から、30,000〜500,000であるこ
とが好ましく、50,000〜400,000であるこ
とが特に好ましい。イソブチレン系ブロック共重合体の
数平均分子量が上記範囲よりも低い場合には、機械的な
物性が十分に発現しないことがあり、一方上記範囲を超
える場合には流動性、加工性の面で不利である。
【0026】ブロック共重合体の製造方法については、
特に制限はないが、例えば、下記一般式(I)で表され
る化合物の存在下に、イソブチレンを主成分とする単量
体および、イソブチレンを主成分としない単量体を重合
させることにより得られる
【0027】
【化1】 (式中、複数のR1 は、同一又は異なって、水素原子又
は炭素数1〜6の1価の炭化水素基を表す。R2 は、1
価若しくは多価芳香族炭化水素基又は1価若しくは多価
脂肪族炭化水素基を表す。Xは、ハロゲン原子、炭素数
1〜6のアルコキシル基、又は、炭素数1〜6のアシロ
キシル基を表す。nは、1〜6の整数を表す。Xが複数
存在するとき、それらは、同一であっても異なっていて
もよい。) 上記一般式(I)で表される化合物の具体例としては、
(1−クロロ−1−メチルエチル)ベンゼン、1,4−
ビス(1−クロロ−1−メチルエチル)ベンゼン、1,
3−ビス(1−クロロ−1−メチルエチル)ベンゼン、
1,3,5−トリス(1−クロロ−1−メチルエチル)
ベンゼン、1,3−ビス(1−クロロ−1−メチルエチ
ル)−5−(tert−ブチル)ベンゼン等が挙げられ
る。ビス(1−クロロ−1−メチルエチル)ベンゼン
は、ビス(α−クロロイソプロピル)ベンゼン、ビス
(2−クロロ−2−プロピル)ベンゼン、あるいはジク
ミルクロライドとも呼ばれる。
【0028】これらの中では、反応性と入手性の点で、
ビス(1−クロロ−1−メチルエチル)ベンゼンが特に
好ましい。
【0029】また、本発明においては、まず、一般式
(I)で表される化合物の存在下に、イソブチレンを主
成分とする単量体を重合し、末端に置換基(X)を有す
るイソブチレン系重合体を合成し、これを単離精製した
後に、イソブチレンを主成分としない単量体を重合し、
ブロック共重合体を合成することもできる。
【0030】さらに、必要に応じてルイス酸触媒を共存
させることもできる。このようなルイス酸としてはカチ
オン重合に使用できるものであれば良く、TiCl4、T
iBr4、BCl3、BF3、BF3・OEt2、SnCl4、Sb
Cl5、SbF5、WCl6、TaCl5、VCl5、FeCl3
ZnBr2、AlCl3、AlBr3等の金属ハロゲン化
物;Et2AlCl、EtAlCl2等の有機金属ハロゲ
ン化物を好適に使用することができる。中でも触媒とし
ての能力、工業的な入手の容易さを考えた場合、TiC
4、BCl3、SnCl4が好ましい。また、本発明にお
いて、ルイス酸は、通常上記の一般式(I)で表される
化合物に対して0.1〜100倍モルの範囲で用いる
が、好ましい使用量は0.3〜50倍モルの範囲であ
る。
【0031】さらに、必要に応じて重合系中に電子供与
体成分を共存させることもできる。本発明において、電
子供与体成分としては、そのドナー数が15〜60のも
のであれば。従来公知のものを広く利用できる。好まし
い電子供与体成分としては、例えばピリジン類、アミン
類、アミド類、スルホキシド類、または金属原子に結合
した酸素原子を有する金属化合物類を挙げることができ
る。
【0032】さらに、必要に応じて重合反応を溶媒中で
行うことができ、このような溶剤としてはカチオン重合
を本質的に阻害しなければ特に制約はなく、いずれの溶
媒も使用することができる。具体的には、塩化メチル、
ジクロロメタン、n−プロピルクロライド、n−ブチル
クロライド、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素;
ベンゼン、トルエン、キシレン、エチルベンゼン、プロ
ピルベンゼン、ブチルベンゼン等のアルキルベンゼン
類;エタン、プロパン、ブタン、ペンタン、ヘキサン、
ヘプタン、オクタン、ノナン、デカン等の直鎖式脂肪族
炭化水素類;2−メチルプロパン、2−メチルブタン、
2,3,3−トリメチルペンタン、2,2,5−トリメ
チルヘキサン等の分岐式脂肪族炭化水素類;シクロヘキ
サン、メチルシクロヘキサン、エチルシクロヘキサン等
の環式脂肪族炭化水素類;石油留分を水添精製したパラ
フィン油等を挙げることができる。
【0033】これらの溶剤は、ブロック共重合体を構成
する単量体の重合特性及び生成する重合体の溶解性等の
バランスを考慮して単独又は2種以上を組み合わせて使
用される。
【0034】各成分の使用量は目的とする重合体の特性
によって適宜設計することが可能である。まずイソブチ
レン系単量体及びイソブチレンとは別種のカチオン重合
性単量体と一般式(I)で表わされる化合物のモル当量
関係によって、得られる重合体の分子量が決定できる。
通常得られるブロック共重合体の数平均分子量が20,
000〜500,000程度になるように設定される。
【0035】本発明で製造方法では、実際の重合を行う
にあたっては、各成分を冷却下、例えば−100℃以上
0℃未満の温度で混合する。エネルギーコストと重合の
安定性を釣り合わせるために、特に好ましい温度範囲
は、−80℃〜−30℃である。
【0036】ブロック共重合体を製造する場合、ルイス
酸、一般式(I)で表される化合物、電子供与体成分、
単量体成分等の添加方法及び添加順序等は特に限定され
るものではないが、好ましい方法としては、例えば、
(A)一般式(I)で表される化合物とルイス酸からな
る開始剤系と、電子供与体成分の存在下に、イソブチレ
ンを主成分とする単量体を重合する工程、(B)次いで
反応系にイソブチレンを主成分としない単量体を添加し
て重合する工程からなる方法が挙げられる。この際、
(A)の工程後に一旦ポリマーを単離精製してもよい
し、単離せずに続けて(B)の工程を行ってもよい。
【0037】本発明のシート材料は、上記のイソブチレ
ン系ブロック共重合体単独からなるものでもよいし、他
のシート材料と組み合わせた多層構造からなるものでも
よい。
【0038】本発明のシート材料には、性能を損なわな
い範囲で、必要に応じた添加剤を加えることができる。
【0039】上記添加剤としては、酸化防止剤、紫外線
吸収剤等の安定剤、滑剤、可塑剤、染料、顔料、難燃
剤、充填材、補強材、粘着付与剤、あるいはその他の助
剤が挙げられる。特に、シート材料の強度等の性能を向
上させる目的で、各種の充填材、補強材を使用すること
ができる。
【0040】充填剤、補強材としては、ガラス繊維、カ
ーボンブラック、フレークグラファイト、炭素繊維、硫
酸カルシウム、炭酸カルシウム、ケイ酸カルシウム、ア
ルミナ、シリカ、酸化チタン、タルク、マイカ等が挙げ
られる。安定剤としては、ヒンダードフェノール系、リ
ン酸エステル系、アミン系等の酸化防止剤、ベンソチア
ゾール系、ベンソトリアゾール系、ベンゾフェノン系等
の紫外線吸収剤等が挙げられる。粘着付与剤としては、
ポリブテン系樹脂、ロジン系樹脂(ロジン、ロジンエス
テルまたは水添ロジン)、フェノール樹脂、テルペンフ
ェノール樹脂、キシレン樹脂、脂肪族系石油樹脂、テル
ペン樹脂、クマロン樹脂など公知のものが使用できる。
さらに本発明のシート材料には、ポリオレフィン系樹
脂、必要に応じて、プロセスオイル、充填材、或いは安
定剤を添加して使用することができる。
【0041】ここで、ポリオレフィン系樹脂としては、
α−オレフィンの単独重合体、ランダム共重合体、ブロ
ック共重合体及びそれらの混合物、またはα−オレフィ
ンと他の不飽和単量体とのランダム共重合体、ブロック
共重合体、グラフト共重合体及びこれら重合体の酸化、
ハロゲン化又はスルホン化したもの等を1種又は2種以
上組み合わせて使用できる。具体的には、ポリエチレ
ン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−プロピ
レン−非共役ジエン共重合体、エチレン−ブテン共重合
体、エチレン−ヘキセン共重合体、エチレン−オクテン
共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−
ビニルアルコール共重合体、エチレン−エチルアクリレ
ート共重合体、塩素化ポリエチレン等のポリエチレン系
樹脂、ポリプロピレン、プロピレン−エチレンランダム
共重合体、プロピレン−エチレンブロック共重合体、塩
素化ポリプロピレン等のポリプロピレン系樹脂、ポリブ
テン、ポリイソブチレン、ポリメチルペンテン、環状オ
レフィンの(共)重合体等が例示できる。これらの中で
コスト、熱可塑性樹脂の物性バランスの点からポリエチ
レン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、又はこれらの混合
物が好ましく使用できる。
【0042】充填材としては前記のものが好適に使用で
きる。本発明で使用されるプロセスオイルとしては特に
限定されないが、通常、室温で液体又は液状の材料が好
適に用いられる。具体的には、鉱物油系、植物油系、合
成系等の各種ゴム用又は樹脂用のプロセスオイルが挙げ
られる。鉱物油系としては、ナフテン系、パラフィン系
等のプロセスオイル等が、植物油系としては、ひまし
油、綿実油、あまみ油、なたね油、大豆油、パーム油、
やし油、落花生油、木ろう、パインオイル、オリーブ油
等が、合成系としてはポリブテン、低分子量ポリブタジ
エン等が例示できる。これらの中でも、相溶性と物性バ
ランスの点から、パラフィン系プロセスオイル又はポリ
ブテンが好ましく用いられる。これらは所望の物性を得
るために2種以上を適宜組み合わせて使用することも可
能である。
【0043】本発明のシート材料は、公知の方法で調製
できる。例えば、イソブチレン系ブロック共重合体と各
種の配合剤とを、タンブラー、ミキサー、ブレンダー等
で混合し、スクリュー押出機、ロール等で混練すること
ができる。
【0044】本発明で得られたシート材料は、公知の方
法、例えば、射出成形、押出成形、圧縮成形、カレンダ
ー成形等の方法で成形することができる。
【0045】本発明で得られたシート材料は、土木・建
築分野、自動車分野、医薬・医療分野、食品分野、電気
・電子分野で利用され得るが、これらに限定されるもの
ではない。
【0046】
【実施例】以下実施例により本発明をさらに具体的に説
明する。尚、本発明はこれらの実施例によって何ら限定
されるものではなく、その要旨を変更しない範囲におい
て適宜変更実施可能である。尚、ブロック共重合体の分
子量及びシート材料の特性は、以下の方法で測定した。
【0047】(1)分子量 Waters社製GPCシステム(カラム:昭和電工
(株)製Shodex K−804(ポリスチレンゲ
ル)、移動相:クロロホルム)。数平均分子量はポリス
チレン換算で表記。
【0048】(2)耐熱安定性 圧縮成形により試験片となる成型物を作成し、この試験
片を120℃に設定した熱風オーブン中に放置した。7
日後に試験片を取り出し、目視で劣化状況を観察した。 耐熱安定性○:変化なし 耐熱安定性△:若干の着色、試験片の変形が見られる 耐熱安定性×:着色、変形が著しい (3)機械強度 圧縮成形により、JIS3号ダンベル試験片を作成し
た。JIS K6251に従い、引張速度500mm/
secで破断強度を測定した。
【0049】(4)引き裂き強度 JIS K 6252に準じ、切り込みなしアングル形
試験片を作成し、引き裂き強度を測定した。
【0050】(5)水蒸気透過係数 圧縮成形により、約1mm厚のサンプルを作製し、JI
S Z 0208に従い、40℃、90%RHでの酸素
の透過係数を測定した。
【0051】(6)酸素透過係数 圧縮成形により、約1mm厚のサンプルを作製し、JI
S K 7126に従い、23℃での酸素の透過係数を
測定した。
【0052】(7)耐摩耗性 JIS K6264に準じ、アクロン摩耗試験 B法に
より測定した。傾角は15度とし、加重2.57kg
f、回転速度75rpmで測定した。
【0053】(8)硬度 JIS K6253に準じ、タイプAデュロメータを用
い測定した。
【0054】(9)体積抵抗率 JIS K7194に準じ、サンプルの体積抵抗率を測
定した。
【0055】[製造例1](イソブチレン系ブロック共
重合体の製造例) 攪拌機付き10L反応容器に、メチルシクロヘキサン
(モレキュラーシーブスで乾燥したもの)2166m
L、塩化メチレン(モレキュラーシーブスで乾燥したも
の)1634mL、p−ジクミルクロライド1.756
gを加えた。反応容器を−70℃に冷却した後、α−ピ
コリン(2−メチルピリジン)0.75mL、イソブチ
レン633mLを添加した。さらに四塩化チタン30m
Lを加えて重合を開始し、−70℃で溶液を攪拌しなが
ら1.5時間反応させた。次いで反応溶液にスチレン2
70mLを添加し、さらに20分間反応を続けた後、大
量のメタノールを添加して反応を停止させた。反応溶液
から溶剤等を除去した後に、重合体をトルエンに溶解し
て2回水洗した。このトルエン溶液をアセトン−メタノ
ール混合物に加えて重合体を沈殿させ、得られた重合体
を60℃で24時間真空乾燥することによりイソブチレ
ン系ブロック共重合体を得た(以下、SIBSと略
す)。得られたイソブチレン系ブロック共重合体(SI
BS)のGPC分析を行ったところ、数平均分子量が1
02,000、分子量分布が1.15であった。またス
チレンの含有量は29重量%であった。
【0056】(実施例1)製造例1で得られたイソブチ
レン系ブロック共重合体を用い、圧縮成形により1〜2
mm厚のシートを作成し、耐熱安定性、機械的特性、引
き裂き強度、水蒸気透過係数、酸素透過係数を測定し
た。結果を表1に示す。
【0057】(比較例1)市販のスチレン−エチレンブ
チレンブロック共重合体(SEBS、シェル化学製Kr
atonG1650)をトルエンに溶解し、イソプロピ
ルアルコール中に滴下することにより精製し、耐熱安定
性、機械的特性、引き裂き強度、水蒸気透過係数、酸素
透過係数を評価した。結果を表1に示す。
【0058】(実施例2)下記の原料を使用して、シー
ト材料を製造した。製造例1で得られたイソブチレン系
ブロック共重合体(SIBS)100重量部、ポリプロ
ピレン(プロピレン−エチレンブロック共重合体、グラ
ンドポリプロJ705、グランドポリマー社製)50重
量部、パラフィン系プロセスオイル(ダイアナプロセス
PW−380、出光興産製)100重量部、酸化防止剤
(イルガノックス1010、チバガイギー社製)0.5
重量部を、170℃に設定したラボプラストミル(東洋
精機社製)を用いて溶融混練した。得られた組成物を圧
縮成形してシートを作成し、各種物性を評価した。評価
結果を表1に示した。
【0059】
【表1】 表1から明らかなように、実施例で得られたシート材料
は、耐熱安定性、機械的特性、引き裂き強度に優れ、耐
水蒸気透過性、耐気体透過性、柔軟性に優れていること
がわかる。
【0060】(実施例3)製造例1で得られたポリマー
を用い、表2に示すような配合の組成物を作成し、機械
強度、引き裂き強度、硬度、水蒸気透過性、酸素透過
性、耐摩耗性、体積抵抗率を測定した。結果を表3に示
す。
【0061】(比較例2)市販のスチレン−エチレンブ
チレンブロック共重合体(SEBS、シェル化学製Kr
atonG1650)を用い、表2に示すような配合の
組成物を作成し、実施例3と同様の評価を実施した。結
果を表3に示す。
【0062】
【表2】
【0063】
【表3】 表3から明らかなように、製造例で得られたポリマーを
用いた配合物は、強度と柔軟性のバランス、引き裂き強
度に優れ、水分やガスのバリアー性、耐摩耗性に優れて
おり、また、体積抵抗率が大きいことがわかる。
【0064】
【発明の効果】本発明によれば、耐熱安定性、機械強
度、引き裂き強度、耐気体透過性、耐水蒸気透過性、耐
摩耗性、柔軟性、電気絶縁性等の諸特性に優れ、広い温
度範囲で使用可能であり、リサイクルも容易なシート材
料が得られる。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】イソブチレンを主成分とする重合体ブロッ
    ク及びイソブチレンを主成分としない単量体成分からな
    る重合体ブロックから形成されるイソブチレン系ブロッ
    ク共重合体よりなることを特徴とするシート材料。
  2. 【請求項2】イソブチレン系ブロック共重合体が、イソ
    ブチレンを主成分としない単量体成分からなる重合体ブ
    ロック−イソブチレンを主成分とする重合体ブロック−
    イソブチレンを主成分としない単量体成分からなる重合
    体ブロックの構造を有するトリブロック体、イソブチレ
    ンを主成分としない単量体成分からなる重合体ブロック
    −イソブチレンを主成分とする重合体ブロックの構造を
    有するジブロック体、イソブチレンを主成分としない単
    量体成分からなる重合体ブロックとイソブチレンを主成
    分とする重合体ブロックからなるアームを3本以上有す
    る星型ブロック体、又はこれらの混合物である請求項1
    に記載のシート材料。
  3. 【請求項3】イソブチレン系ブロック共重合体が、イソ
    ブチレンを主成分としない単量体5〜80重量%と、イ
    ソブチレンを主成分とする単量体95〜20重量%から
    なるブロック共重合体である請求項1記載のシート材
    料。
  4. 【請求項4】イソブチレン系ブロック共重合体が、イソ
    ブチレンを主成分としない単量体15〜40重量%と、
    イソブチレンを主成分とする単量体85〜60重量%か
    らなるブロック共重合体である請求項1記載のシート材
    料。
  5. 【請求項5】イソブチレン系ブロック共重合体の数平均
    分子量が30,000から500,000である請求項
    1記載のシート材料。
  6. 【請求項6】イソブチレン系ブロック共重合体の数平均
    分子量が50,000から400,000である請求項
    1記載のシート材料。
  7. 【請求項7】イソブチレンを主成分としない単量体が芳
    香族ビニル系単量体を主成分とする請求項1記載のシー
    ト材料。
  8. 【請求項8】イソブチレンを主成分としない単量体がス
    チレンであることを特徴とする請求項1に記載のシート
    材料。
  9. 【請求項9】イソブチレンを主成分としない単量体が、
    α−メチルスチレン、p−メチルスチレン、ビニルナフ
    タレン誘導体及びインデン誘導体からなる群より選択さ
    れる少なくとも一種を含むことを特徴とする請求項1載
    のシート材料。
  10. 【請求項10】イソブチレンを主成分としない単量体
    が、α−メチルスチレン及び/又はインデンとスチレン
    の混合物からなる請求項1記載のシート材料。
  11. 【請求項11】さらに充填材を含むことを特徴とする請
    求項1記載のシート材料。
  12. 【請求項12】さらにポリオレフィン系樹脂、必要に応
    じて、プロセスオイル、充填材及び安定剤からなる群よ
    り選択される少なくとも1種を含むことを特徴とする請
    求項1記載のシート材料。
  13. 【請求項13】シート材料が土木・建築用シート材料で
    ある請求項1〜12のいずれかに記載のシート材料。
  14. 【請求項14】シート材料が自動車部品用シート材料で
    ある請求項1〜12のいずれかに記載のシート材料。
  15. 【請求項15】シート材料が医薬・医療用シート材料で
    ある請求項1〜12のいずれかに記載のシート材料。
  16. 【請求項16】シート材料が食品用シート材料である請
    求項1〜12のいずれかに記載のシート材料。
  17. 【請求項17】シート材料が電気・電子部品用シート材
    料である請求項1〜12のいずれかに記載のシート材
    料。
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