NFTゲーム(ブロックチェーンゲーム)は、遊びながら稼げるゲームとして、最近ではニュースなどでも取り上げられることもあり、興味を持っている方も多いだろう。
けれど、ゲーム機を使って遊ぶものではないので、興味はあるけどどうやって始めたらいいかわからないという方も、中にはいるのではないだろうか。
そこで今回はNFTゲームについて、その特徴や始め方、注目のゲームなどを解説していく。
「今流行りのNFTゲームについて知りたい!」「NFTゲームで実際に遊んでみたい!」という方はぜひとも本記事を参考にしてほしい。
- NFTゲームはどのような特徴を持つゲームなのか
- 注目のNFTゲーム11選
- NFTゲームに必要な仮想通貨を用意する際に、おすすめの仮想通貨取引所
- NFTゲームの始め方
- NFTゲームに将来性はあるのか
- NFTゲームを始めてみたいという方には、国内大手取引所のbitbankがおすすめ!
多くのNFTゲームをプレイするためには、仮想通貨(暗号資産)の利用が求められることが多い。そして、その仮想通貨を用意する際は、国内大手取引所のbitbankの利用がおすすめだ。

少額から仮想通貨を購入することができるので「まずは少ない金額でNFTゲームを始めてみたい!」という方も手軽に利用できるだろう。
まだ仮想通貨取引所の口座をお持ちでない方は、ぜひこの機会にbitbankのこともチェックしてみてほしい。
※海外NFTゲームは国内法に準拠していない場合がありますので、ゲーム内での一部の操作が国内法に違反する可能性もあります。海外NFTゲームには十分に注意してください。
NFTゲーム(ブロックチェーンゲーム)とは?
NFTゲーム(ブロックチェーンゲーム)とは、ブロックチェーン技術を基盤にしてつくられたゲームの総称だ。
ブロックチェーン技術は仮想通貨の管理にも用いられており、中央集権的な管理者が存在せず、ネットワークの参加者同士が協力し合うことで、取引の不正や改ざんを防ぐ仕組みになっている。
NFT(Non-Fungible Token、非代替性トークン)は、唯一無二性のあるデジタルデータのことで、1つ1つが資産的価値を有している。

NFTゲームでは、ゲームのアイテムやキャラクターなどがNFTとなっており、プレイ要素の1つとして、自分でキャラクターなどのNFTを発行することができるゲームも多い。
また、多くのNFTゲームではゲームで遊ぶために専用のゲーム内NFTを必要とすることが多い。
ゲーム内NFTを利用し、そのNFTゲームで遊ぶことで仮想通貨を稼ぐことができるNFTゲームが主流となっている。

NFTゲームの特徴
NFTゲームには、主に次のような特徴がある。
- 手に入れたアイテムがなくならない
- GameFiの要素が組み込まれている
- 初期投資がかかる場合がある
- チート行為が起きにくい
- 仮想通貨の知識が求められる
手に入れたアイテムがなくならない
従来のオンラインゲームは、プレイする中でアイテムやキャラクターを手に入れても、サービスが終了すればそれらを保有し続けたり、使ったりすることができなくなる。
しかし、NFTゲームでNFTとなっているアイテムなどは、もしそのゲームのサービスが終了しても、ゲームの外に持ち出して保有し続けることができる。
また、互換性のあるゲームがあれば、持ち出したNFTを別のゲームで使用することも可能だ。
ただ、NFTとしては残っていても、サービスが終了してしまったNFTゲームプロジェクトのNFTは、使えない・資産的価値を持たないことが多いので、注意が必要であるだろう。
GameFiの要素が組み込まれている
GameFiとは、GameとFinance(金融)を組み合わせた新しい概念のことで、大半のNFTゲームにはその要素が組み込まれている。
例えば、ゲームのプレイ報酬として仮想通貨やNFTを獲得したら、それらを売って稼ぐことができる。
そうしたゲームプレイからお金を稼ぐNFTゲームのジャンルを、GameFiの中でも「Play to Earn(P2E)」と呼ぶが、最近では運動して稼ぐ「Move to Earn(M2E)」や、睡眠することで稼ぐ「Sleep to Earn(S2E)」なども登場して、稼ぐ仕組みの多様化が進んできている。
今後の「〇〇 to Earn」の動向に注目していきたい。

初期投資がかかる場合がある
多くのスマホゲームなどは、基本的に無料でプレイすることができるだろう。
しかし、NFTゲームで実際に稼ぐためにはアイテムの購入などで「初期投資」が必要な場合が多い。
もちろん、初期投資なしで始めることができるNFTゲームも存在するが、その場合NFTゲームの醍醐味であるといもいえる「稼ぐ」体験ができない(もしくは、稼げる額が微々たるもの)場合がほとんどだ。
多くのプレイヤーは、NFTゲームの初期投資を回収をまず目標(原資回収)とするが、後述の理由などにより原資回収が極めて困難になってしまう可能性もあるので、お金をかけるときは十分に吟味してほしい。
チート行為が起きにくい
従来のゲームでは、「チート」と呼ばれる、自分がプレイを有利に進めるためのデータの改ざんや、不正操作が後を絶たなかった。
この点、NFTゲームは、前述のとおり不正に強いブロックチェーン技術を基盤にしてつくられているため、チート行為が起きにくくなっている。
また、万が一、チート行為が起きた場合も、ネットワークの参加者同士で監視し合うことで、すぐに排除することができる。
ただし、多くのNFTゲームはブロックチェーン技術を用いている部分(オンチェーン)とブロックチェーン技術を持たずに処理している部分(オフチェーン)を組み合わせていることが多い。
特に、オンチェーン⇄オフチェーン上のやり取りは技術上複雑なことが多く、その脆弱性を突かれてチート行為が行われてしまうこともある。
そのため、「NFTゲーム=ブロックチェーン技術を用いている=チートは起きない」というのは必ずしも正しくないので注意していただきたい。
仮想通貨の知識が求められる
当然だが、NFTゲームはブロックチェーンゲームとも称されるようにブロックチェーンと密接な関連性がある。
そして、そんなNFTゲームをプレイするためにはある程度の仮想通貨の知識が求められることが多い。
例えば、「ゲームをプレイするために必要なトークンの購入方法」「NFTやトークンを保管するための仮想通貨ウォレット」「詐欺に引っかからないための知見」などが挙げられる。
もちろん、仮想通貨の知識がゼロでもNFTゲームを始めることができるが、最低限の知識を身につけておくことは自衛の意味でも非常に重要だろう。

注目のNFTゲーム15選
ここで数あるNFTゲームの中から、注目を集めているゲーム15選を紹介しよう。
- STEPN(ステップン)
- STEPN GO(ステップンゴー)
- The Sandbox(ザ・サンドボックス)
- Sorare(ソラーレ)
- Illuvium(イリビウム)
- Star Atlas(スター・アトラス)
- Yuliverse(ユリバース)
- Gas Hero (ガスヒーロー)
- SNPIT(スナップイット)
- ブリリアンクリプト
- キャプテン翼 -RIVALS-
- PROJECT XENO(プロジェクトゼノ)
- メイプルストーリーN
- SleeFi(スリーファイ)
- TwitFi (ツイートファイ)
STEPN(ステップン)

名称 | STEPN(ステップン) |
開発元 | Find Satoshi Lab |
ゲームジャンル | Move to Earn |
ゲームの独自通貨 (ティッカーシンボル) | Green Satoshi Token(GST) Green Metaverse Token(GMT) |
対応チェーン | Solana/BSC/Ethereum |
STEPN(ステップン)は、Solanaチェーン上で開発されたMove to Earn(M2E)のゲームアプリだ。
NFTマーケットプレイスでNFTスニーカーを購入してから、ランニングやウォーキングをすると、運動したことに対する報酬を仮想通貨で受け取ることができる。
もちろん手に入れた仮想通貨は、仮想通貨取引所を使って日本円へ換金することが可能だ。
また、NFTスニーカーにはレアリティがあり、希少性が高いものほどアプリ内外のNFTマーケットプレイスおいて高値で二次販売されている。
ちなみに記事更新時点(2025年1月時点)で、STEPNはまだβテスト版であり、利用するにはアクティベーションコード(招待コード)を入手しなければならない。
STEPNのアクティベーションコードは、「DiscordのSTEPN公式サーバーに参加する」「すでにSTEPNをプレイしているご友人などからもらう」などの方法で入手することができる。

STEPN GO(ステップンゴー)

名称 | STEPN(ステップン) |
開発元 | Find Satoshi Lab |
ゲームジャンル | Move to Earn |
ゲームの独自通貨 (ティッカーシンボル) | GO GAME TOKEN(GGT) |
対応チェーン | Solana/BSC/Ethereum |
STEPN GO(ステップンゴー)は、2024年5月に「STEPN」を開発したファインドサトシラボ(Find Satoshi Lab Limited:FSL)から発表された新しいNFTゲームアプリだ。
このアプリはWeb3技術を活用し、運動や交流をテーマにしたライフスタイルアプリとなっている。
ユーザーはNFTのスニーカーを使って歩いたり走ったりすることで、仮想通貨やNFTを稼ぐことが可能。
新しい「GO GAME TOKEN(GGT)」というトークンが導入され、運動を通じてスニーカーを使うと報酬として受け取ることができる仕組みだ。
さらに、「Haus System」という家族や友人とスニーカーやエネルギーを共有できる機能が特徴で、ユーザー間で報酬を分け合うことも可能だ。このシステムにより、仮想通貨の知識がなくても手軽に始められるよう設計されている。
また、FSL IDという簡単なアカウントシステムも導入されており、メールアドレスとアクティベーションコードだけでゲームを開始できる。
2024年6月から、Android版とiOS版のアプリが提供されており、現在はベータ版が公開されている。これにより、従来のSTEPNに新たなソーシャル機能が加わり、さらに多くのユーザーが気軽に楽しめるようになった。
The Sandbox(ザ・サンドボックス)

名称 | The Sandbox(ザ・サンドボックス) |
開発元 | Animoca Brands |
ゲームジャンル | サンドボックスゲーム(オープンワールド) |
ゲームの独自通貨 (ティッカーシンボル) | SAND(SAND) |
対応チェーン | イーサリアム Polygon |
The Sandbox(ザ・サンドボックス)は、イーサリアムチェーンを基盤につくられたサンドボックスゲームである。
サンドボックスゲームとは、与えられたストーリーをプレイするのではなく、砂場(サンドボックス)で自由にモノをつくって遊ぶように、仮想空間の中で自由に行動できるゲームジャンルのことで、代表例ではMinecraftやどうぶつの森などがある。
The Sandboxでも仮想空間(メタバース)上にあるLAND(土地)の上で、自由に建物やキャラクターなどをつくって遊べるのだが、The sandboxの場合はそれらがNFTになっていて、自分でつくったNFTをNFTマーケットプレイスで売買することもできる。
また、The Sandboxには数多くの企業が強い関心を持っており、日本からもスクウェア・エニックスやエイベックス・テクノロジーズなどが、The Sandbox内にデジタルな施設を立ち上げて、サービスを提供することを計画中だ。

Sorare(ソラーレ)

名称 | Sorare(ソラーレ) |
開発元 | Sorare |
ゲームジャンル | トレーディングカードゲーム |
ゲームの独自通貨 | なし |
対応チェーン | イーサリアム |
Sorare(ソラーレ)とは、実在するプロスポーツ選手をカード化した、デジタルトレーディングカードゲームだ。
「FOOTBALL」と「MLB」の2つのカテゴリーがあり、FOOTBALLでは世界280以上のクラブチームとライセンス契約をして、それらに所属するサッカー選手がカードとして登場する。
またMLBでは、米メジャーリーグの全30球団の選手がカードになっているのだが、もちろんカードはNFTで、NFTマーケットプレイスでの二次販売が活発におこなわれている。
カードはコレクションするだけでなく、デッキを組んで他のプレイヤーとの対戦も可能で、大会で上位にランクインしたプレイヤーにはレアカードなどの商品が贈呈される。
Illuvium(イルビウム)

名称 | Illuvium(イルビウム) |
開発元 | Illuvium DAO |
ゲームジャンル | オープンワールドRPG |
ゲームの独自通貨 (ティッカーシンボル) | ILVトークン(ILV) |
対応チェーン | イーサリアム |
Illuvium(イルビウム)はイーサリアムチェーン上で開発されたNFTゲームだ。
2023年11月に正式リリースされており、公式PVのグラフィックが美麗なことなどから、注目ゲームの1つとなっている。
ジャンルはオープンワールドを舞台にしたRPGで、プレイヤーはそこで“Illuvials”と呼ばれるモンスターと出会うことができるようだ。
捕獲したモンスターは、育成して他のプレイヤーと対戦させられる他、NFTマーケットプレイスで売買もできるだ。
Star Atlas(スター・アトラス)

名称 | Star Atlas(スター・アトラス) |
開発元 | Sperasoft Studio, LLC Automata S.A. |
ゲームジャンル | ストラテジーゲーム |
ゲームの独自通貨 (ティッカーシンボル) | ATLAS(ATLAS) POLIS (POLIS) |
対応チェーン | Solana |
Star Atlas(スターアトラス)は、Solanaチェーンを基盤にしたストラテジーゲームで、舞台は2620年の宇宙をイメージした仮想空間(メタバース)となっている。
プレイヤーはその舞台で、“MUD”(人類)、“Ustur”(アンドロイド)、“ONI”(宇宙人)のいずれかの勢力に所属して、他の2つの勢力と資源や領土などを巡って争うというストーリーだ。
Star Atlasではプレイする中で、ゲーム内通貨のATLASやPOLISの獲得が可能。
また、ゲーム内の宇宙船や資源などがNFTになっており、それらをゲーム内外のNFTマーケットプレイスで取引することができる。

Yuliverse(ユリバース)

名称 | Yuliverse(ユリバース) |
ゲームジャンル | Explore to Earn/Social to Earn |
ゲームの独自通貨(ティッカーシンボル) | Alternate Reality Gem(ARG) Alternate Reality Token(ART) |
対応チェーン | BNB Smart Chain |
Yuliverse(ユリバース)は、Explore to EarnとSocial to Earnという二つのX to Earnコンセプトを取り入れた今話題のNFTゲームだ。
STEPNの(Move to Earn)に似たコンセプトである、Explore to Earnというコンセプトだけではなく、Social to Earnというコンセプトを取り入れているので「他のユリバース上のプレイヤー達と交流して稼ぐ」こともできるのがユニークな点であるだろう。
Appstore、Google Playstoreにて公開されているので、スマートフォンをお持ちの方も気軽にプレイすることができる。
最近話題のNFTゲームとなっているので、気になる方はぜひチェックしてみてほしい。
Gas Hero(ガスヒーロー)
名称 | Gas Hero |
ローンチ時期 | 2024年1月4日 |
独自通貨 | GMT |
対応チェーン | Polygon |
Gas Hero(ガスヒーロー)とは、「Find Satoshi Lab(FSL)」というWeb3開発スタジオが立ち上げた、ソーシャルMMO(Massively Multiplayer Online)型のゲームだ。
自分の基地を発展させながら、他プレイヤーと戦うというPvP(Player versus Player)の要素や、プレイヤー同士が交流することができるソーシャルゲームの要素も兼ね備えたハイブリッドなNFTゲームだ。
FSLはこれまでにも、先ほど紹介したSTEPNや、MOOARというNFTマーケットプレイス、DOOARという分散型取引プラットフォームをローンチしている敏腕集団だ。
「Gas Hero」は2024年1月には2024年1月4日にパブリックβ版が正式リリースされた。

SNPIT(スナップイット)

名称 | SNPIT(スナップイット) |
ブロックチェーン | Polygon |
ユーティリティトークン | SNPIT TOKEN |
コンセンサスアルゴリズム | Plasma + Proof of Stake |
対応OS | iOS、Android |
SNPIT(スナップイット)は、株式会社GALLUSYS(ガルシス)により開発が行われているブロックチェーンゲームである。
カメラNFTを利用して写真を撮ることで、独自トークンのSNPITトークンが獲得できるGame-Fiプラットフォームだ。
写真撮影を行う以外にも、撮影した写真をNFT化してマーケットプレイスで売買したり、コレクションとして保管したりすることも可能。
また、他のユーザーの写真と対決し、勝利するとSNPITトークンやアイテムを獲得できるなど、様々なゲーム要素とコミュニティ要素が備わっている。
獲得したSNPITトークンは、カメラNFTの性能向上や修理、アプリ内の写真コンテストへの写真投稿、写真バトルなどへの使用も可能だ。
アイドルやエンターテインメント業界おいて輝かしい実績を誇る秋元康氏がストラテジックアドバイザーとして迎えられており、SNPITの将来性に期待する声は多い。
ブリリアンクリプト

名称 | ブリリアンクリプト(Brilliantcrypto) |
ジャンル | ブロックチェーンゲーム |
リリース日 | 2024年6月17日 |
ガバナンストークン | BRIL |
開発元 | 株式会社Brilliantcrypto |
公式サイト | ブリリアンクリプト |
ブリリアンクリプト(Brilliantcrypto)は、株式会社Brilliantcryptoが手掛けるブロックチェーンゲームだ。
白猫プロジェクトなどを生み出したコロプラグループの豊富なゲーム開発ノウハウを取り入れて、持続可能なPlay to Earnのゲームを目指している。
このゲームには「Proof of Gaming」という新たな仕組みが導入されており、ゲームプレイを通じてデジタル世界での宝石の価値を証明するシステムが搭載されている。
ゲーム内で使用されるトークンについては、2大手仮想通貨取引所コインチェックと株式会社BrilliantcryptoがIEO(Initial Exchange Offering)に関する契約を締結していた。
IEOの申し込み倍率は22.04倍となり、総額333億円の申し込みがあり、国内IEOでの最高額を更新している。
現在IEOは終了しているが、ゲーム内トークンのBRILはコインチェックの販売所・取引所の両方で取引可能だ。

キャプテン翼 -RIVALS-

名称 | キャプテン翼 -RIVALS- |
ブロックチェーン | Polygon |
ユーティリティトークン | TSUGT |
ガバナンストークン | TSUBASAGT |
対応OS | iOS、Android |
キャプテン翼RIVALSは、人気サッカーマンガ「キャプテン翼」をテーマにしたブロックチェーンゲームである。
このゲームは2023年1月12日に、ブロックチェーンゲームを手掛ける企業Thirdverseとそのグループ会社、そしてソーシャルゲーム開発で知られるKLabの子会社BLOCKSMITH&Co.によってサービス開始が発表された。
プレイヤーはパソコンやスマートフォンでゲームを楽しむことができ、ゲーム内でのプレイにより仮想通貨を獲得できる仕組みが採用されている。
さらに、BitPointでは2023年11月からゲーム内で使用されるガバナンストークン$TSUGTも上場しており、簡単にキャプテン翼RIVALSをスタートすることができる。

PROJECT XENO(プロジェクトゼノ)

名称 | PROJECT XENO(プロジェクトゼノ) |
ローンチ時期 | 2023年4月14日 |
基盤のブロックチェーン | BSC(BNB Chain) |
ゲーム内トークン | GXE (ガバナンストークン) UXE (ユーティリティトークン) |
GXEの価格* | ¥0.2733 |
時価総額ランキング | 4335位 |
最近日本で大きく盛り上がりを見せているNFTゲームの一つが、日本発のNFTゲーム「プロジェクトゼノ(PROJECT XENO)」である。
PROJECT XENOとは「GameFi」「e-Sports」「Fun」を融合したタクティクスPvPゲームであり、ゲームをプレイしながら稼ぐことができる「Play to Fun&Earn」をコンセプトとした話題のゲームとなっている。
著名YouTuberのヒカル氏が公式アンバサダーを務めており、NFTゲームにそんなに馴染みがなかった人でもプロジェクトゼノをきっかけにNFTゲームに参入するという現象も見せている。
今後のロードマップやプロジェクトの盛り上がりに期待が寄せられている、人気のNFTゲームの一つと言えるだろう。

メイプルストーリーN

名称 | メイプルストーリーN |
ローンチ時期 | 未定 |
基盤のブロックチェーン | Polygon(ポリゴン) |
ゲーム内トークン | 不明 |
メイプルストーリーNは、2022年6月に大手ゲーム会社Nexonがリリースを発表したNFTゲームだ。
メイプルストーリーNは、メイプルストーリーにブロックチェーン技術を組み合わせたゲームである。
従来のメイプルストーリーと同様にゲームをプレイして、アイテムを獲得できる。また、入手したアイテムはNFTと交換が可能だ。
サーバーごとに数量限定のアイテム生成システムが導入される見通しであり、無限に発行されていたアイテムの上限が設けられることで、アイテム1つ1つの価値が保たれるという。
PC向けのサービスではあるが、スマホ版の提供も検討されている。明確なリリース時期は未定だが、2024年9月には各アプリのテスト、10月には新たな発表があると公表されており、期待感が高まっている。
SleeFi(スリーファイ)

名称 | SleeFi(スリーファイ) |
創設者 | Megumi Hayashida |
ゲームジャンル | Sleep to Earn |
ゲームの独自通貨(ティッカーシンボル) | SleeFi Token(SLFT)* SleeFi Governance Token(SLGT)* |
SLFTの価格* | ーー |
対応チェーン | Avalanche |
※SleeFiは2024年4月15日をもってサービス終了が決定しています。
SleeFi(スリーファイ)は、睡眠を取ることによって仮想通貨を稼ぐことができる「Sleep to Earn」のスマホアプリだ。
ユーザーは“ベッドNFT”を保有した状態で睡眠を取ることにより、アプリで収集された睡眠時間と睡眠の質のデータに応じて、仮想通貨(SLFT・SLGT)を得ることができる。
ベッドのNFTにはレアリティやレベル上げ要素があったり、ガチャでアイテムなどを入手できたりと、ただ眠って仮想通貨を受け取るだけでなくゲーム性もある。
なお、2023年11月28日にアプリが正式リリースされており、既に多くのユーザーが睡眠の質を上げながらゲームを楽しんでいる。
特に「Sleep」という、全人類が行う行為をコンセプトを元にしてるNFTゲームであり、今後の動向に注目していきたい。
昨年行われたNFTのセールでは販売された3,000個のベッドが約4分で完売するなど、大きな注目を集めたプロジェクトでもあるので、アプリがローンチされれば一気に話題になるポテンシャルを秘めていると言えるだろう。

TwitFi (ツイートファイ)

名称 | TwitFi (ツイートファイ) |
ゲームジャンル | Tweet to Earn |
ゲームの独自通貨(ティッカーシンボル) | TwitFi Token (TWT) |
対応チェーン | Ethereum/BSC/zkSync |
※TwitFiのサービスは終了しているため、現在は稼げません。
TwitFiは、「Tweet to Earn」をコンセプトとした、ツイートするだけでTWTという仮想通貨を稼ぐことができるNFTゲームである。
ユーザーは、Bird NFTと呼ばれるNFTを入手し、仮想通貨ウォレット及びSNSプラットフォームであるTwittter(ツイッター)と連携することでTwitFiを開始することができる。
各ツイートに、「#TwitFi」とハッシュタグをつけて投稿することで、Bird NFTの種類/Bird NFTのレベルなどの要因に応じてTWTを稼ぐことができる。
また、TwitFiはブラウザ版で提供されていることも特徴の一つだ。
AppStoreやGoogle Playstoreの規制に煩わされることなく、快適なアプリをユーザーに届けることに成功していると言われている。

ここで紹介してきたNFTゲームをプレイするためには、大抵仮想通貨の購入が必要となってくる。
ゲームをプレイするために必要な仮想通貨の購入は、国内有名取引所のbitbankがおすすめだ。
まだ口座をお持ちでないという方は、ぜひこの機会にbitbankの公式サイトをチェックしてみてほしい。
NFTゲームを始める際におすすめの取引所3選
冒頭で触れたとおり、NFTゲームをプレイするには、一般的に、そのNFTゲームのベースとなっているブロックチェーンの基軸通貨(仮想通貨)が、決済やネットワーク手数料の支払いのために必要になる。
ここでは、そうした仮想通貨を用意する際に、おすすめの仮想通貨取引所を3つ紹介する。

bitbank

提供する取引の種類 | 現物取引(販売所・取引所) |
取り扱い銘柄数 | 40種類 |
最小取引数量 (BTCの場合) |
現物取引(販売所):0.0001 BTC 現物取引(取引所):0.0001 BTC |
取引手数料 (BTCの場合) |
現物取引(販売所):無料、スプレッドあり 現物取引(取引所):Maker -0.02%、Taker 0.12% |
仮想通貨の送金手数料 (BTCの場合) |
0.0006 BTC |
その他のサービス | 貸して増やす(レンディングサービス) |
公式サイト | bitbank公式サイト |
関連記事 | bitbankの評判・口コミ |
bitbankは、豊富な銘柄を扱う仮想通貨取引所である。
販売所形式だけではなく取引所でもビットコインを含む40銘柄の取引が可能だ。
また、ほとんどの銘柄を取引所から売買できるため、取引コストを抑えられる点が魅力となっている。
セキュリティ面に力を入れていることも、bitbankの重要な特徴の1つであり、2018年には第三者機関からセキュリティ性能での日本一*の評価を与えられたこともある。*2018年10月3日 ICORating調べ
コインチェック(Coincheck)

提供する取引の種類 | 現物取引(販売所・取引所) |
取り扱い銘柄数 | 31種類 BTC、XRP、ETH、BCH、XEM、 LSK、LTC、ETC、XLM、MONA、 QTUM、BAT、IOST、ENJ、 SAND、DOT、DOGE、FNCT、CHZ、 LINK、DAI、IMX、APE、MATIC、MKR、 AXS、WBTC、AVAX、SHIB、BRIL、BC |
最小取引数量 (ビットコインの場合) |
現物取引(販売所):500円相当額 現物取引(取引所):0.005BTC以上かつ500円(相当額)以上 |
取引手数料 (ビットコインの場合) |
現物取引(販売所):無料、スプレッドあり(0.1~5.0%) 現物取引(取引所):無料 |
日本円の入金手数料 | 方法に応じて無料~1,018円 |
日本円の出金手数料 | 407円 |
仮想通貨の入金手数料 | 無料(ネットワーク手数料は自己負担) |
仮想通貨の出金手数料 | 銘柄ごとで異なる |
その他のサービス | Coincheckつみたて Coincheck IEO Coincheck NFT Coincheckでんき Coincheckガス Coincheckアンケート 貸暗号資産サービス ステーキングサービス(β版) |
公式サイト | Coincheck公式サイト |
関連記事 | Coincheckの評判・口コミ |
Coincheckはイーサリアムや、先ほど紹介したThe Sandboxのゲーム内通貨であるSANDなど、31種類の仮想通貨を取り扱っている。
また、Coincheckは仮想通貨取引ができるだけでなく、NFTマーケットプレイスの「Coincheck NFT」も運営しており、次のようなタイトルのNFTを二次売買することができる。
NFTゲーム
- The Sandbox
- Sorare
- Crypto Spells
- 元素騎士オンライン -META WORLD-
メタバースプラットフォーム
- Otherside
- Decentraland
デジタルアート・ファッション
- Generativemasks
- Meebits
- Joyfa
- ArtBlocks
- NFTトレカ
海外発のNFTマーケットプレイスはウォレットを接続することで利用可能な状態になるものが多いが、Coincheck NFTを利用するには、Coincheckでの口座開設が必要になる。
信頼性が高い国内のNFTマーケットプレイスで取引をしたいという方にもおすすめだ。
また、コインチェックでは500円という少額から仮想通貨を購入することができるので「まずは少ない金額から仮想通貨を始めてみたい!」という方にも手軽に利用できる取引所となっている。
まだ口座をお持ちでないという方は、ぜひこの機会にコインチェックの公式サイトを確認してみてほしい。
SBI VCトレード

サービス名 | SBI VCトレード |
---|---|
運営会社 | SBI VCトレード株式会社 |
設立 | 2017年5月26日 |
提供する取引形式 | 現物取引(販売所・取引所) レバレッジ取引(販売所) |
取扱銘柄数 | 24種類(2025年1月時点) |
最小取引数量 (ビットコインの場合) | 現物取引(販売所):0.00000001BTC 現物取引(取引所):0.00000001TC レバレッジ取引(販売所):0.00000001BTC |
レバレッジ取引の最大倍率 | 2倍 |
その他のサービス | 貸コイン 積立 |
公式サイト | SBI VCトレード公式サイト |
SBI VCトレードはSBIグループのSBI VCトレード株式会社が運営する国内大手の仮想通貨取引所だ。
SBIグループにはネット証券大手のSBI証券や、新生銀行、住信SBIネット銀行などが名を連ねており、安心して取引をおこなうことができると言える。
2025年1月現在、SBI VCトレードは24種類もの仮想通貨を取り扱っていて、現物取引だけでなく、レバレッジ取引やレンディングサービス、積立取引など、さまざまなサービスも提供している。
ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)といった主要通貨だけでなく、アバランチ(AVAX)やエイダコイン(ADA)、ダイ(DAI)など、いろいろな銘柄を取り扱っていることも魅力的だ。
国内で有名な取引所の一つとなっているので、気になる方はぜひこの機会にSBI VCトレードの公式サイトをチェックしてみてほしい。
NFTゲームの始め方
続いて、NFTゲームを始める際の基本的な流れを確認しておこう。
ここでは先ほど紹介した、トレーディングカードゲームのSorare(ソラーレ)を例として、その流れを紹介していく。
- 遊びたいゲームに必要な仮想通貨とウォレットを確認する
- 仮想通貨取引所で口座を開設する
- ウォレットを作成する
- NFTゲームにウォレットを接続する
遊びたいゲームに必要な仮想通貨とウォレットを確認する
NFTゲームは、それぞれ開発の基盤となっているブロックチェーンが異なる。
そのため、利用の際は、そのブロックチェーンに対応したウォレットと、ネットワーク手数料の支払いのためにそのブロックチェーンの基軸通貨が必要になる。
気になるゲームがあれば、公式サイトへ行ってそうした情報をあらかじめ確認しておこう。
ちなみに、Sorareはイーサリアムチェーンを基盤にしたゲームなので、決済やネットワーク手数料の支払いにイーサリアムが必要だ。ウォレットはMetaMaskなどを利用できる。
仮想通貨取引所で口座を開設する
続いて、イーサリアムなどを購入するために仮想通貨取引所で口座を開設しよう。
先ほどおすすめを3社紹介したが、その中でもイチオシは、高いセキュリティ性能を持つbitbankだ。

口座開設は無料でできるので、興味がある方はぜひこの機会にbitbankの公式サイトも覗いてみるとよいだろう。
ウォレットを作成する
仮想通貨を用意したら、次はウォレットを用意しよう。
ウォレットは仮想通貨やNFTを保管できるだけでなく、決済機能も備えているので、NFTゲームなどのブロックチェーン上のサービスに接続すれば、それらのサービス内で仮想通貨による決済が可能になる。
Sorareなどイーサリアムチェーンを基盤にしたNFTゲームを遊ぶ際に注目したいウォレットは、マルチチェーンに対応していて汎用性が高いMetaMask(メタマスク)だ。

ちなみにMetaMaskは、人気のあるサービスではあるものの海外の業者が提供するサービスであり、日本の法律の規制外にあるというリスクは存在する。また、ウォレットにアクセスするための鍵であるシードフレーズを忘れるとウォレットへアクセスできなくなるリスクもあるので、注意が必要だ。
そうしたリスクを踏まえたうえで、MetaMaskを使ってもいいと判断できるならウォレットを作成してみよう。用意できたら、そのウォレットのアドレス宛てに仮想通貨を送金しておくといいだろう。

NFTゲームにウォレットを接続する
仮想通貨とウォレットが揃ったら、ウォレットを遊びたいNFTゲームに接続する。
Sorareの場合は、ウォレットの接続を含め、以下の2ステップでプレイできるようになる。
- アカウントを作成する
- ウォレット(MetaMaskなど)を接続する
公式サイトにアクセスして右上の「SIGN UP」をクリックすると、メールアドレスとニックネームを登録して、アカウントの作成を求められる。
また、他のサービス(Google・Facebook)の既存アカウントを使うことも可能だ。

自身のアカウントを作成、もしくはGoogleなどの既存アカウントを使ってログインできたら、あとはホーム画面右上のウォレットのアイコンをクリックして、自身のウォレットを接続するだけで、利用できる状態になる。

以上、Sorareを例にして、NFTゲームの始め方を紹介した。
アカウント作成などの仕様はゲームごとで異なるが、基本的にウォレットの接続は必須だ。
また、決済はそのゲームの独自通貨でおこなうものも多いが、ネットワーク手数料の支払いは基盤のブロックチェーンの基軸通貨が必要になる。
ゲームを始める際には、bitbankなどの仮想通貨取引所で、イーサリアムなど各ブロックチェーンの基軸通貨を用意しておこう。
NFTゲームでの稼ぎ方
NFTゲームでは、さまざまな方法で稼ぐことができる。最近ではMove to EarnやSleep to Earnといった「〇〇 to Earn」というジャンルのゲームが登場してきたことで、その方法はさらに多様化してきている。
そのすべてを紹介することはできないので、ここではPlay to EarnのNFTゲームでの稼ぎ方として、オーソドックスなものを5つ紹介する。
- ゲームのプレイ報酬で仮想通貨を手に入れる
- NFTの二次販売で売却益を得る
- NFTゲーム内でサービスを提供する側になる
- トークンの売買
- 各種キャンペーンに参加する
ゲームのプレイ報酬で仮想通貨を手に入れる
もっとも一般的な稼ぎ方は、ゲームをプレイして、そのプレイ報酬として仮想通貨を得るというものである。
手に入れた仮想通貨は、仮想通貨取引所を通して日本円に換金することもできる。
また、プレイ報酬がもらえるコンテンツはゲームごとで異なり、デイリークエストでどのプレイヤーでももらえるものもあれば、大会で上位に入ることで報酬をもらえるものもある。
しかし、基本的に、誰でももらえる報酬は少額だ。大きく稼ぎたいのであれば、強いアイテムやキャラクターを手に入れるために先行投資をしたり、ゲームの連度を高める必要があるだろう。
NFTの二次販売で売却益を得る
アイテムやキャラクターのNFTは、ゲーム内のNFTマーケットプレイスでの一次販売で購入したり、ゲームのプレイ報酬で入手したり、自分で発行したりと、多様な方法で手に入れることが可能だ。
そうして手に入れたNFTを、入手にかかったコストよりも高い値段をつけて、ゲーム内外のNFTマーケットプレイスで売れば、コストと販売代金の差額で利益を出すことができる。
NFTゲーム内でサービスを提供する側になる
NFTゲームの中には、ゲーム内で自分がサービスを提供する側に回ることで、稼げるものもある。
例えば先ほど紹介したThe Sandboxでは、「Game Maker」というツールでThe Sandboxの中に別のゲームをつくり、それを他のプレイヤーに遊んでもらって収益を得ることもできる。
また、自身がゲーム内に保有している土地を貸して不動産収入を得たり、レアなアイテムを他のプレイヤーに貸し出してレンタル料で稼ぐNFTゲームもある。
トークンの売買
NFTゲーム自体をプレイせずとも、期待できそうなNFTゲームのトークンに投資することで稼ぐことができる可能性もある。
NFTゲームの人気が高まり、そのNFTゲームのトークンに対する需要が高まれば、価格の上昇が見込める。
そのタイミングでトークンを売却できれば、値上がりによる利益も期待することができるだろう。
各種キャンペーンに参加する
もう一つのNFTゲームでの稼ぎ方として、「各種キャンペーンに参加する」というものが挙げられる。
通常、NFTゲームのプロジェクトはそのプロジェクトを盛り上げるためにさまざまなキャンペーンをおこなっているところが多い。
例えば、X(旧Twitter)ではよく「Giveawayキャンペーン」などが実施されている。これは、条件(リツイート、いいね、コメントを書き込むなど)を満たしたかたの中から抽選などでそのプロジェクトのNFTや、賞金などを配るというものである。
もし当選することができれば、実質無料でそのNFTゲームを開始できたり、儲けることができるだろう。
また、NFTゲームではDiscordを用いた独自の「コミュニティ」の形成がおこなわれていることがほとんどだ。そして、Discord内ではメンバー向けにイベントが頻繁におこなわれているプロジェクトもある。
そのようなキャンペーンやイベントに積極的に参加することで、稼ぐことができるかもしれない。
NFTゲームを始めたみたい!という方はぜひともbitbankの公式サイトを併せてチェックしておくと良いだろう。
NFTゲームの今後の見通し・将来性
最後に、NFTゲームの今後について、以下の4つのポイントを見ていこう。
- 今後も市場は拡大していくと予測されている
- 乱立するゲームの中で、一部は淘汰されていく
- 投資目的以外のユーザーに受け入れられるコンテンツになるか
- 有名企業の参入
- 規制と法律の整備
今後も市場規模は拡大していくと予測されている
米国の調査会社Verified Market Research(VMR)は、NFT市場に関するレポートにおいて、2021年に113億2,000万ドルだったNFT市場は、2022~30年に年平均33.7%で成長を続け、2030年には2,319億8,000万ドルに達するとの予測を示した。
もちろん、その中にはNFTゲームも含まれており、特にメタバース関連のゲームがけん引して、今後も市場が拡大していくものと見られている。
乱立するゲームの中で、一部は淘汰されていく
NFTゲームは現在、ブームに乗ろうとしてか、次から次へと新しいものが開発・リリースされている状態だ。
中には有名ゲームの劣化コピーのようなものさえあるが、品質が悪いゲームはプレイヤーに受け入れられるはずもない。
今後は、ブームに乗じてつくられたNFTゲームの一部が、淘汰されていくだろうと予想されている。
投機目的以外のユーザーに受け入れられるコンテンツになるか
現在のNFTゲームは、ゲームを楽しむことよりも、稼ぐことに重点を置いたものが多い。
そのため、今のところは純粋にゲームを楽しみたいというプレイヤーの参入は、あまり多くないだろう。
ゲームを配信するプラットフォームでも、NFTゲームへの対応が割れている。
Epic Games Storeのように、NFTゲームの配信を歓迎するプラットフォームもある一方で、世界最大のPCゲームプラットフォームであるSteamでは、NFTに現実の資産的価値がある点を理由に、2021年10月、NFTゲームの配信が禁止された。
NFTゲームは、まだ黎明期と言える状態。
投機目的のプレイヤーだけでなく、ゲームそのものを楽しみたい多くのプレイヤーや、主要な配信プラットフォームに受け入れてもらえるコンテンツになっていくかどうかが、これからより注目される点だ。
有名企業の参入
続いてのポイントとして挙げられるのが、「有名企業の参入」であるだろう。
Web3に直接関係していなかった有名企業が、NFTゲームプロジェクトを立ち上げることによって、話題となる事例は多くある。
実際に、日本でも国内有名企業が続々とNFTゲームに参入しているという背景があり、今後もこの流れが加速すれば、よりNFTゲームの発展に寄与してくれるだろう。
規制と法律の整備
NFTゲーム市場が拡大する中で、規制や法律の整備も今後の重要な課題となる。
現在、多くの国や地域ではNFTやブロックチェーン技術に関する法的枠組みが十分に整備されていないが、これが進むことで、ユーザーの権利保護や市場の透明性が向上すると考えられる。
ユーザーがゲーム内で取得した資産の所有権や、それらをどのように取引できるかに関するルールが明確化されれば、一般消費者がより安心して参加できる環境が整う。
逆に、厳しい規制が導入される場合には市場成長にブレーキがかかる可能性もある。特に、未成年者の保護や、詐欺的なプロジェクトの排除が今後の課題となるだろう。
NFTゲームのリスク・注意点
なお、ここまで、NFTゲームを紹介してきたが、メリットやおもしろさだけでなく、注意すべき点があることにも触れておきたい。
注意点やリスクを理解した上で、ぜひとも始めるか否かの判断材料にしてほしい。
- NFTゲーム大半は海外の業者によって提供されている
- 詐欺(Scam)プロジェクトに引っかかる可能性もある
- エコシステムの崩壊により、原始回収が難しくなってしまう可能性もある
- その他のリスク
NFTゲーム大半は海外の業者によって提供されている
大前提として知っておきたいのが、これらのNFTゲームは海外の業者が提供しているサービスであり、日本の法律で規制されているものではないということだ。
何かトラブルが発生しても、日本の法律に頼って解決することが困難であることは知っておいたほうがよいだろう。
また、トラブルなどが発生した際のやり取りも基本的に英語で行われることがほとんどだ。
翻訳ツールなどを利用してやり取りを行うことも可能だが、英語を用いたコミュニケーションに抵抗があるという方は、NFTゲームの利用は少し大変かもしれない。
詐欺(Scam)プロジェクトに引っかかる可能性もある
NFTゲームを騙った詐欺プロジェクトにも注意が必要だ。
詐欺プロジェクトは、ゲーム内トークンやNFTの販売後に資金を持ち逃げ(ラグプル)するものが多い。
具体的には、セール直後にTwitterやDiscordなどといった連絡手段を断たれたりしまうことが挙げられる。
参入するプロジェクトの見極めは、慎重に行なってほしい。
エコシステムの崩壊により、原始回収が難しくなってしまう可能性もある
他の仮想通貨やその他の投資商品同様に、ゲーム内で使われるトークンの価格は、市場の需要と供給のバランスによって決められる。
当然ながら、トークンへの需要がなくなり、売り圧力が強まったら一気にトークン価格が下落してしまうこともある。
ゲーム内で稼げるトークンに、利確以外のユーティリティ(使い道)があるか否かも非常に大切な要素の一つである。
具体的には、レベルアップや修復費用、ミント費用などとして利用できることが挙げられる。
トークン価格が下落すれば、それだけ稼げる金額も少なくなってしまう。
つまり、最悪のパターンだと、トークンがほとんど価値を持たなくなってしまい、初期投資の回収までの期間が何十年単位になってしまうこともある。
NFTゲームへの参入時期は、NFTゲームで効率よく稼ぐために重要な要素の一つであると言える。
その他のリスク
一方的にサービスを改変されてしまうリスクもあれば、よくわからないままNFTゲームを利用しようとして詐欺に遭遇してしまうリスクや、NFTゲームを通じて稼いだ仮想通貨の確定申告を怠ってしまうリスクなど、注意すべき点は多数存在する。
NFTゲームや仮想通貨そのものについてあまり詳しくない初心者が、ゲームのおもしろさやメリットだけに注目して安易に手を出すのはおすすめできない。
ただ、NFTゲームで大きく稼いでいる人も多くいるのも事実であるので、ここで挙げたリスクや注意点などを踏まえて、NFTゲームに挑戦してみたいという人はぜひともチャレンジしてみてほしい。
NFTゲームを始めるために必要になることが多い仮想通貨の購入には、国内有名取引所のbitbankがおすすめだ。
金融庁の認可を受けており、比較的安心して利用することができるだろう。
まだ口座をお持ちでないという方は、ぜひこの機会にbitbankの公式サイトをチェックしてみてほしい。
NFTゲームに関してよくある質問
- NFTゲームは稼げないって聞いたのだが本当か?
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NFTゲームが稼げないと言われてしまう理由には、「初期投資がかかってしまう」「しっかり稼げるまで時間を要する」「エコシステムが崩壊し、ゲーム内トークンの価格が下がる」などの理由が挙げられる。
このように「稼げない」と言われる一方で、「参入タイミング」・「ゲーム戦略」・「原始回収までの期間」などをきちんと見極めてNFTゲームに参入している方の中には、NFTゲームで爆大な利益を得ている人もいる。
一概に「稼げない」とは到底言い難いだろう。
- スマホしか持っていないがNFTゲームはプレイできるか?
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スマホでプレイすることができるNFTゲームは数多く存在するので、スマホしか持っていないという方でも問題ないだろう。
歩いて稼げるSTEPN、寝て稼げるSleeFi(現在はサービス終了)などはいずれもスマホ(iPhone/Android)でプレイすることができる。
PCは持ってない方でもスマホのみでNFTゲームを始めることができるので、ぜひとも本記事を参考にして始めてみてはいかがだろうか。
NFTゲームを始めるためには、仮想通貨を購入することが必要になってくる。
仮想通貨の購入には、大手国内取引所のbitbankがおすすめなのでまだ口座をお持ちでないという方はぜひこの機会にチェックしてみてほしい。
NFTゲーム(ブロックチェーンゲーム)のまとめ
今回はNFTゲーム(ブロックチェーンゲーム)について、その特徴や注目のゲームなどを解説した。
- NFTゲーム(ブロックチェーンゲーム)は、ブロックチェーン技術を基盤にしてつくられたゲームの総称
- GameFiの要素が組み込まれているものが大半で、ゲームをプレイしてお金を稼ぐことができる
- 従来のゲームとは違い、キャラクターやアイテムなどがNFTになっている
- NFTには資産的価値があり、NFTマーケットプレイスでの売買が可能
多くのNFTゲームはGameFiの要素があり、ゲームで遊びながらお金を稼ぐことができる。
まだまだ発展途上の分野で、サービスが一方的に変更されるといったリスクがあったり、日本の法律で規制されていない海外の業者が提供するサービスであるというリスクは存在するものの、それらを認識したうえで、自身が許容できるリスクをとって利用し始めれば、先行者利益を狙うともできるかもしれない。
興味がある方は、この機会にチェックしてみてはいかがだろうか。
なお、NFTゲームをプレイするには多くの場合、仮想通貨を用意しなければならないが、その際におすすめの仮想通貨取引所はbitbankだ。

多くのNFTゲームはイーサリアムチェーンやSolanaチェーンを基盤にしているが、bitbankはイーサリアムを取り扱っており、高いセキュリティ性能を維持している。
NFTゲームに興味がある方は、この機会にbitbankの利用も検討してみるとよいだろう。

※海外NFTゲームは国内法に準拠していない場合がありますので、ゲーム内での一部の操作が国内法に違反する可能性もあります。海外NFTゲームには十分に注意してください。