JPWO2006103830A1 - 表示処理装置及び表示処理方法 - Google Patents
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Abstract
閲覧希望するページの箇所を表示させるまでに無駄な時間と操作をユーザに強いさせないように、操作の効率化を図るようにする。 制御部11は、指定されたサイズからなる複数の小ページに閲覧ページを分割し、分割したそれぞれの小ページを異なる数と一対一に対応して割り当てる。ユーザが、操作部14により制御部11により割り当てられた小ページと一対一に対応する小ページを指定する数を入力する。制御部11は、操作部14により入力された数が、所定時間以上長押しされたか否かを判定し、入力された数が所定時間以上長押しされたと判定した場合には、表示部15は、入力された数に割り当てられた小ページを表示する。
Description
本発明は、種々の情報データを構成するページを閲覧する際に使用される表示処理装置、表示処理方法に関する。
現在、携帯電話に代表される携帯端末等、小さい表示画面の機器においても、容量の大きい情報データを表示画面にて閲覧する機会が多くなっている。情報データには、送受信、メモ帳、インターネットからダウンロードされたWebページ等のブラウザ情報、CD等の記録メディアの記録情報等が存在する。
上記情報データが複数のページより構成されている場合、この情報データを閲覧するに際して、現在閲覧しているページから別のページを変更して閲覧したい場合には、このページを指定する数字を入力することにより、閲覧希望するページをジャンプして表示する技術が知られている。また、1ページずつ画面をスクロールしていき、閲覧希望するページの箇所を表示する技術も用いられている(特開平11−25114号公報参照)。
しかしながら、上述した閲覧希望するページをジャンプして表示する技術では、指定した数字を入力することにより、閲覧希望するページをジャンプして表示することができたが、ページ内の閲覧希望する箇所にジャンプすることができなかった、また、1ページずつ画面をスクロールしていき、閲覧希望するページを表示する技術では、1画面ずつスクロールしていくことでユーザが閲覧希望するページの箇所を表示することができたが、1回の操作で行うことができなかった。このため、従来の技術では、情報データを閲覧する際し、閲覧希望するページの箇所を表示させるまでに無駄な時間と操作をユーザに強いさせてしまい、ユーザにとって操作ストレスが溜まるという事情があった。
本発明は、上記従来の事情に鑑みてなされたものであって、情報データを閲覧するに際し、閲覧を希望するページの箇所を表示させるまでに無駄な時間と操作をユーザに強いさせないように操作の効率化を図り、ユーザに与える操作ストレスを解消させる表示処理装置及び表示処理方法を提供することを目的とする。
本発明の表示処理装置は、複数の小ページに閲覧ページを分割するページ分割部と、前記ページ分割部により分割されたそれぞれの小ページを、異なる数と一対一に対応して割り当てる割当て部と、前記割当て部により割り当てられた前記小ページと一対一に対応する小ページを指定する数を入力する入力部と、前記入力部により入力された数が、所定時間以上長押しされたか否かを判定する判定部と、前記判定部により、前記入力部により入力された数が所定時間以上長押しされたと判定された場合には、前記入力部により入力された数に割り当てられた前記小ページを表示する表示部とを備える。
この構成によれば、入力部により入力された数に対応する、ページ分割部により分割された小ページを表示するので、情報データを閲覧する際し、閲覧希望するページの箇所を簡単な操作で表示させることができ、閲覧操作の効率化を図ることができる。
また、表示処理装置には、分割する前記小ページの数を設定する小ページ数設定部を更に設けることができる。この場合、前記ページ分割部は、前記小ページ数設定部により設定された前記小ページの数に基づき、前記閲覧ページを前記複数の小ページに分割する。
この構成によれば、ページ数設定部により分割する小ページの数を設定するので、ユーザが希望する小ページの数を自由に設定することができる。
前記ページ分割部は、前記表示部に表示可能サイズにて、前記閲覧ページを前記複数の小ページに分割することができる。
この構成によれば、ページ分割部が1画面を表示するサイズからなる複数の小ページに分割するので、入力部により入力された数に割り当てられた小ページのみを表示することができる。
前記ページ分割部は、前記閲覧ページを第1の方向に沿って前記複数の小ページに分割してもよい。これにより、第1の方向の長さが表示部の長さよりも長い閲覧ページを、複数の小ページに分割することができる。
また、前記ページ分割部は、前記閲覧ページを、第1の方向に加えてさらに、前記第1の方向とは異なる第2の方向に沿って前記複数の小ページに分割してもよい。これにより、第1の方向の長さと第2の方向の長さとが表示部のそれらの長さよりも長い閲覧ページを、複数の小ページに分割することができる。前記第1の方向と前記第2の方向とは、典型的には、互いに略90度をなす。
また、前記判定部は、前記入力部により入力された数が所定時間以上長押しされたか否かを判定し、前記表示部は、前記判定部により、前記入力部により入力された数が所定時間以上長押しされたと判定された場合には、前記入力部により入力された数に割り当てられた前記小ページを表示するよう、表示処理装置を構成することができる。
この構成によれば、入力部により入力された数に対応する、ページ分割部により分割された小ページを表示するので、情報データを閲覧する際し、閲覧希望するページの箇所を表示させるまでに一回の操作で済み、閲覧操作の効率化を図ることができる。
一方、前記入力部に、前記小ページを指定する数を入力する数字入力部と、前記小ページを前記表示部に表示させる旨を指定する小ページ指定モード入力部とを設けることもできる。この場合、前記判定部は、前記小ページ指定モード入力部と前記数字入力部が操作されたか否かを判定し、前記表示部は、前記判定部により、前記小ページ指定モード入力部と前記数字入力部が操作されたと判定された場合には、前記数字入力部により入力された数に割り当てられた前記小ページを表示する。
この構成によれば、入力部により入力された数に対応する、ページ分割部により分割された小ページを表示するので、情報データを閲覧する際し、閲覧希望するページの箇所を簡単な操作で表示させることができ、閲覧操作の効率化を図ることができる。
また、本発明の表示処理方法は、複数の小ページに閲覧ページを分割し、分割したそれぞれの小ページを異なる数と一対一に対応して割り当て、割り当てられた前記小ページと一対一に対応する小ページを指定する数を入力し、入力した数が所定時間以上長押しされたか否かを判定し、入力した数が所定時間以上長押しされたと判定された場合には、入力した数に割り当てられた前記小ページを表示する。
この構成によれば、入力された数に対応する、分割された小ページを表示するので、情報データを閲覧する際し、閲覧希望するページの箇所を表示させるまでに一回の操作で済み、閲覧操作の効率化を図ることができる。
上述の方法において、分割する前記小ページの数を設定し、設定した前記小ページの数に基づき、読み込まれたページを前記複数の小ページに分割することができる。
この構成によれば、分割する小ページの数を設定するので、ユーザが希望する小ページの数を自由に設定することができる。
また、複数の小ページに閲覧ページを分割するに際し、小ページを表示する表示部に表示可能サイズにて、前記閲覧ページを前記複数の小ページに分割することができる。
この構成によれば、1画面を表示するサイズからなる複数の小ページに分割するので、入力部により入力された数に割り当てられた小ページのみを表示することができる。
前記閲覧ページを第1の方向に沿って前記複数の小ページに分割してもよい。これにより、第1の方向の長さが表示部の長さよりも長い閲覧ページを、複数の小ページに分割することができる。
また、前記閲覧ページを、第1の方向に加えてさらに、前記第1の方向とは異なる第2の方向に沿って前記複数の小ページに分割してもよい。これにより、第1の方向の長さと第2の方向の長さとが表示部のそれらの長さよりも長い閲覧ページを、複数の小ページに分割することができる。前記第1の方向と前記第2の方向とは、典型的には、互いに略90度をなす。
さらに本発明のプログラムは、複数の小ページに閲覧ページを分割する手順と、分割したそれぞれの小ページを異なる数と一対一に対応して割り当てる手順と、割り当て前記小ページと一対一に対応する小ページを指定する数を入力させる手順と、入力された数が所定時間以上長押しされたか否かを判定する手順と、入力された数が所定時間以上長押しされたと判定された場合には、入力させた数に割り当てられた前記小ページを表示する手順をコンピュータに実行させる。
この構成によれば、入力された数に対応する、分割された小ページを表示するので、情報データを閲覧する際し、閲覧希望するページの箇所を表示させるまでに一回の操作で済み、閲覧操作の効率化を図ることができる。
上述の表示処理装置、表示処理方法、プログラムは、種々の端末装置に利用することができる。
本発明は、情報データを閲覧する際し、閲覧希望するページの箇所を表示させるまでに無駄な時間と操作をユーザに強いさせないように操作の効率化を図り、ユーザに与える操作ストレスを解消させる表示処理装置及び表示処理方法を提供することができる。
10 端末装置
11 制御部
12 制御プログラム記憶部
13 メモリ
14 操作部
15 表示部
21 下筐体
23 上筐体
25 数字キー
27 #キー
29 ヒンジ部
11 制御部
12 制御プログラム記憶部
13 メモリ
14 操作部
15 表示部
21 下筐体
23 上筐体
25 数字キー
27 #キー
29 ヒンジ部
以下、本発明の実施するための最良の形態に係る表示処理装置及び表示処理方法について、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態に係る表示処理装置の構成を示すブロック図である。図1に示すように、この実施形態の表示処理装置は、例えば携帯電話、パーソナルコンピュータ等の端末装置10に内蔵されているものである。表示処理装置は、制御部11と、制御プログラム記憶部12と、メモリ13と、操作部(入力部)14と、表示部15とを備えている。尚、端末装置10には、アンテナおよび通信に関する回路を含む無線通信手段や、電源等その他の構成要素が存在するが、ここでは説明を省略する。
図1は本発明の第1の実施形態に係る表示処理装置の構成を示すブロック図である。図1に示すように、この実施形態の表示処理装置は、例えば携帯電話、パーソナルコンピュータ等の端末装置10に内蔵されているものである。表示処理装置は、制御部11と、制御プログラム記憶部12と、メモリ13と、操作部(入力部)14と、表示部15とを備えている。尚、端末装置10には、アンテナおよび通信に関する回路を含む無線通信手段や、電源等その他の構成要素が存在するが、ここでは説明を省略する。
制御部11は、CPUにより構成されており、制御プログラム記憶部12に記憶されている制御プログラムに従った処理を実行する。制御部11は、例えば、ページ分割部11Aおよび小ページ数設定部11Bを有する。小ページ数設定部11Bは、例えば、操作部14からの入力に基づいて、閲覧ページを特定するページ情報、及び、閲覧ページを複数の小ページに分割する際の分割数を有する閲覧ページ分割要求を生成する。小ページ数設定部11Bは、この閲覧ページ分割要求をページ分割部11Aに出力する。閲覧ページ分割要求を受けたページ分割部11Aは、上記分割要求中に示された分割数の小ページに閲覧ページを分割する。
制御部11は、閲覧ページ分割要求に分割数が示されていない場合には、所定の分割数、例えば”10”に設定することができる(デフォルト設定)。本実施形態では、閲覧ページを同じ大きさの10の小ページに分割する方法を採用している(図2参照)。すなわちページ分割部11Aは、閲覧ページの全体表示領域を、一定の割合の領域毎に分割する。しかしながら、分割の方法は特に限定はされない。閲覧ページの所定領域ごとにデータ量を測定し、各小ページのデータ量が等しくなるよう、閲覧ページを小ページに分割することもできる。
なお、制御部11は、閲覧ページのサイズが表示部15に一度に表示可能なサイズであるか否かを判定する、閲覧ページサイズ判定部11Cを有してもよい。閲覧ページサイズ判定部11Cについては、第2の実施の形態で説明する。
また、制御部11は、分割したそれぞれの小ページを異なる数字に一対一に対応して割り当て、操作部14により入力された数が、所定時間以上長押しされたか否かを判定し、入力された数が所定時間以上長押しされたと判定された場合には、この数に対応するように割り当てられた小ページを表示部15に出力して表示部15に表示させる。すなわち、制御部11は、割当て部及び長押し判定部(図1に不図示)を有する。なお、長押し時間は、ユーザの操作により設定することが可能である。なお、図2では、数字“1”から“10”に割り当てられた小ページのそれぞれを、参照符号“1”から“10”を用いて表している。
制御プログラム記憶部12は、ROMにより構成されており、制御部11が行う処理を実行させる制御プログラムを記憶する。
メモリ13は、RAMにより構成されており、データ記憶領域131、分割ページ記憶領域132、キー状態記憶領域133、及び図示しないがワーク領域を有する。データ記憶領域131は、ユーザが表示部15に情報データを構成する閲覧ページを記憶する。閲覧ページは、このページを特定するための情報として、例えば”ABCDEF.DAT”というページ情報を有する。このような閲覧ページには、アンテナを介して他の端末装置から入力されたブラウザ情報、メール、メモ帳等のデータ、ユーザが作成したデータ、並びに、CD−ROM等の記録データからなる外部情報データからなるページがある。
分割ページ記憶領域132は、制御部11により閲覧ページが分割された、例えば図2に示す”1”〜”10”の小ページが記憶される。小ページは、この小ページを特定するための情報として、例えば,閲覧ページが”ABCDEF.DAT”というものであり、そのページを10の小ページに分割したうちの3番目のものである場合には、”ABCDEF.DAT−3”という小ページ情報を有する。ここで、”−3”は、閲覧ページ”ABCDEF.DAT”を分割して生成された”1”から”10”の小ページのうち”3”に対応する小ページであることを示している。
キー状態記憶領域133は、ユーザにより指定された小ページを閲覧させるとき、該当する小ページを指定する操作部から入力された数の長押し時間が記憶されている。長押し時間として例えば”3”秒の場合には、”3”が記憶される。ワーク領域は、制御部11が処理を行う際に必要となる記憶領域である。
操作部14は、この実施形態の端末装置10に実行させる操作を入力するための装置であって、マウス等のポインティングデバイス、テンキー、エンタキー、数字キー等を有するキーボード等からなる。表示部15は、液晶表示装置からなり、閲覧ページ、小ページ、及びその他の表示内容を表示する。
次に、この実施形態の表示処理装置、端末装置10の動作を図2及び図3に基づき説明する。
図3は実施形態の表示処理装置、端末装置の動作を示すフローチャートである。ユーザが、所定のデータ情報の閲覧ページをブラウザ等より取得する際、ユーザの操作により、操作部14が、閲覧ページを特定するページ情報として、”ABCDEF.DAT”を特定する。そして、当該ページが表示部15により表示され、更にデータ記憶領域131に当該ページが記憶される(ステップS101)。なお、閲覧ページは、例えば、表示処理装置の無線通信手段を介して、取得することができる。
前述のユーザの操作によって、閲覧ページを小ページに分割する際の分割数として、”10”を有する閲覧ページ分割要求が、制御部11の小ページ数設定部11Bに出力されると(ステップS102)、制御部11は、入力された閲覧ページ分割要求に示されている分割数”10”をワーク領域に記憶する。
次に、制御部11のページ分割部11Aは、閲覧ページ分割要求に示されている閲覧ページ”ABCDEF.DAT”をデータ記憶領域131から読み出し、分割数”10”分の小ページに分割する(ステップS103)。次に、制御部11の割当て部(不図示)は、分割したそれぞれの小ページを1から10の異なる数字に一対一に対応して割り当て、割り当てられたこれらの小ページを分割ページ記憶領域132に記憶する(ステップS104)。ここで、例えば、2番目に割り当てられた小ページは、”ABCDEF.DAT−2”という小ページ情報を有する。
その後、小ページの中から閲覧したいものを示す、例えば数字キーの数”2”がユーザにより入力されると、操作部14は、入力された数”2”が押下された旨を制御部11に出力する。制御部11の長押し判定部(図1に不図示)は、数”2”が押下された旨を操作部14から入力されると、数”2”をワーク領域に記憶するとともに、キー状態記憶領域133に記憶されている長押し時間”3”を読み出し、数2”が押下されている時間、すなわち、数”2”を示す信号が入力された後なくなるまでの時間、例えば”3”秒を経過したか否かを判定する(ステップS105)。
制御部11の長押し判定部は、例えば”3”秒を経過していないと判定した場合には(ステップS105;NO)、小ページ閲覧処理を終了し、一方、”3”秒を経過したと判定した場合には(ステップS105;YES)、分割ページ記憶領域132に記憶されている”1”〜”10”に対応する小ページ”ABCDEF.DAT−×(×は1から10の中の任意の数)”の中から、表示部15に表示する小ページとして、数”2”に対応する小ページ”ABCDEF.DAT−2”、数”3”に対応する小ページ”ABCDEF.DAT−3”、及び数”4”に対応する小ページ”ABCDEF.DAT−4”のうち表示部15に表示可能な先頭部分のみを読み出し(ステップS106)、図2の如く表示部15に出力する(図2の上の点線部分、参照符号2Aを用いて示す)。表示部15は、これらの小ページを表示し(ステップS107)、小ページ閲覧処理を終了する。
尚、図2の例において、数”10”が押下され、最後の小ページである”ABCDEF.DAT−10”が読み出される場合、画面には当該ページが表示されるが(図2の下の点線部分、参照符号10Aを用いて示す)、下の部分の表示領域が余ることになる。この場合、表示部15には黒表示等、表示する部分がない旨の画像表示がなされる(図2の斜線部分、参照符号10Bを用いて示す)。
この実施形態の表示処理装置10によれば、操作部14により入力された数に対応する、分割部により分割された小ページを表示部15が表示するので、情報データを閲覧する際し、閲覧希望するページの箇所を表示させるまでに一回の操作で済み、閲覧操作の効率化を図ることができる。このことにより、ユーザが閲覧希望するページの箇所を表示させるまでの無駄な時間と操作となくし、ユーザに与える操作ストレスを解消させることができる。
また、この実施形態の表示処理装置10によれば、操作部14から入力された数に基づき、制御部11が分割する小ページの数を設定するので、ユーザが希望する小ページの数を自由に設定することができる。
上述した表示処理装置10は、表示部15に表示する小ページを操作部14によって指定された数に対応する小ページ以外に、連続する数の小ページも同時に表示する。表示部15は、閲覧ページ”ABCDEF.DAT”の2/10の大きさを表示することができるためである。これ以外の方法として、上述のステップS102において、ユーザが分割数を入力する代わりに、制御部11が、表示部15の1画面に表示可能な小ページのサイズに基づき、自動的に分割数を判定し、ステップS103において、閲覧ページを分割するようにしてもよい。
このような構成をとることにより、制御部11が1画面を表示するサイズからなる複数の小ページに分割するので、操作部14により入力された数に割り当てられた小ページのみを表示部15に表示することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態の表示処理装置、端末装置10の構成、および動作を図1、図4及び図5に基づき説明する。本実施形態では、閲覧ページ全体を予め定められた数の小ページに分割するのではなく、表示部15のサイズ(1画面のサイズ)に応じて、小ページを表示する。
次に、本発明の第2の実施形態の表示処理装置、端末装置10の構成、および動作を図1、図4及び図5に基づき説明する。本実施形態では、閲覧ページ全体を予め定められた数の小ページに分割するのではなく、表示部15のサイズ(1画面のサイズ)に応じて、小ページを表示する。
第2の実施形態の表示処理装置を備える端末装置10の構成は、基本的には第1の実施形態の表示処理装置が備える端末装置10の構成と同様であるので、以下では、第1の実施の形態で説明した構成要素と同様の構成要素については省略して説明する。
図1に示すように第2の実施形態の端末装置10では、制御部11は、閲覧ページのサイズが表示部15に一度に表示可能なサイズであるか否かを判定する、閲覧ページサイズ判定部11Cを有する。閲覧ページサイズ判定部11Cは、閲覧ページのサイズが表示部15に一度に表示可能なサイズよりも大きい場合、閲覧ページのサイズが表示部15に一度に表示可能なサイズでないと判定し、閲覧ページを小ページに分割する旨の命令を含む、閲覧ページ分割要求をページ分割部11Aに出力する。この閲覧ページ分割要求は、閲覧ページを複数の小ページに分割する際の分割数を含んでいなくてよい。すなわち、制御部11は、本実施の形態のように閲覧ページサイズ判定部11Cを有する場合、閲覧ページを幾つの小ページに分割するかを設定するための小ページ数設定部11Bを有していなくてもよい。本実施の形態では、閲覧ページ分割要求を受けたページ分割部11Aは、閲覧ページ内の所定の位置を始点として、閲覧ページ全体を、表示部15に一度に表示可能なサイズごとに、複数の小ページに分割する。
ここで、閲覧ページサイズ判定部11Cは、例えば、閲覧ページの画素数(pixel数)P1を算出し、閲覧ページの画素数P1と携帯端末の表示部の画素数P2とを比較して、P1≦P2であれば、閲覧ページのサイズが表示部15に一度に表示可能なサイズであると判定する。一方、P1>P2であれば、閲覧ページのサイズが表示部15に一度に表示可能なサイズでないと判定する。上記P1の算出方法には、公知の方法を用いることができる。端末装置10は、閲覧ページを表示する前に上記P1を算出しても良いし、閲覧ページを表示しながら上記P1を算出しても良い。
図5は第2の実施形態の表示処理装置、端末装置の動作を示すフローチャートである。ユーザが、所定のデータ情報の閲覧ページをブラウザ等より取得する際、ユーザの操作により、操作部14が、閲覧ページを特定するページ情報として、”ABCDEF.DAT”を特定し、閲覧ページを取得開始する(ステップS201)。閲覧ページの取得されたデータは順次データ記憶領域131に記憶される。
閲覧ページの取得過程において、制御部11の閲覧ページサイズ判定部11Cが、当該ページが大きすぎるため表示部15に一度に表示することができないと判定した場合、閲覧ページ分割要求がページ分割部11Aに出力される(ステップS202)。すると、ページ分割部11Aは、閲覧ページ”ABCDEF.DAT”の記憶された分のデータをデータ記憶領域131から読み出し、表示部15のサイズ毎に該データを分割する(ステップS203)。制御部11の分割部は、分割された小ページの数Nに対応して、各小ページを1からNの異なる数字に一対一に対応して割り当て、割り当てられたこれらの小ページを分割ページ記憶領域132に記憶する(ステップS204)。ここで、例えば、2番目に割り当てられた小ページは、”ABCDEF.DAT−2”という小ページ情報を有する。
そして、まず制御部11は先頭の小ページを表示部15に表示する(ステップS205)。その後、小ページの中から閲覧したいものを示す、例えば数字キーの数”2”がユーザにより入力されると、操作部14は、入力された数”2”が押下された旨を制御部11に出力する。制御部11の長押し判定部は、数”2”が押下された旨を操作部14から入力されると、数”2”をワーク領域に記憶するとともに、キー状態記憶領域133に記憶されている長押し時間”3”を読み出し、数2”が押下されている時間、すなわち、数”2”を示す信号が入力された後なくなるまでの時間、例えば”3”秒を経過したか否かを判定する(ステップS206)。
制御部11の長押し判定部は、長押しされたキーが数字キーであるか否か判定し(ステップS207)、該キーが数字キーでない場合は(ステップS207;NO)、処理を終了する。一方、該キーが数字キーである場合は(ステップS207;YES)、長押しによって指定された小ページの閲覧データが既に取得され、分割ページ記憶領域132に記憶されているか否か、制御部11は判定し(ステップS208)、既に取得され記憶されている場合は(ステップS208;YES)、当該小ページを読み出して表示部15に表示する(ステップS210)。一方、未だ当該小ページが取得されていないと判定された場合(ステップS208;NO)、制御部11は指定された小ページを読み出し(ステップS209)、表示部15に表示する(ステップS210)。結果的に、図4の如く表示部15に小ページ“2”を出力する。なお、表示される領域を図4では参照符号2Aを用いて示す。本実施形態では、各小ページのサイズは、表示部15のサイズに対応することとなる。
尚、上述の実施形態においては、小ページに対応したキーが、操作部14を介して所定時間以上長押しされた場合に、この数に対応するように割り当てられた小ページが表示部15に出力される構成を採用している(以下、「長押しモード」という。)。しかしながら表示する小ページの指定の方法はキーの長押しには限定されず、他の方法を用いることもできる。例えば、二つ以上のキーの組み合わせにより、特定の小ページを指定するようにすることもできる。
上記図2および図4では、閲覧ページを1つの方向(縦方向)に沿って複数の小ページに分割する場合を示したが、本発明の実施形態はこれに限定されない。本発明の実施形態では、閲覧ページを2以上の方向に沿って複数の小ページに分割してもよい。
(第3の実施形態)
第3の実施形態では、例えば、閲覧ページを、第1の方向F(縦方向)と第2の方向S(横方向)とに沿って複数の小ページに分割する。以下、図3および図6を参照しながら、第3の実施形態の表示処理装置を有する端末装置10の動作を説明する。第3の実施形態の端末装置10は、基本的には上述した第1の実施の形態で図3を参照して説明した動作と同様の動作を行うので、以下では、第1の実施の形態で説明した動作と同様の動作については省略して説明する。図6は、閲覧ページを、第1の方向F(縦方向)と第2の方向S(横方向)とに沿って9の小ページに分割する方法を説明するための図である。
第3の実施形態では、例えば、閲覧ページを、第1の方向F(縦方向)と第2の方向S(横方向)とに沿って複数の小ページに分割する。以下、図3および図6を参照しながら、第3の実施形態の表示処理装置を有する端末装置10の動作を説明する。第3の実施形態の端末装置10は、基本的には上述した第1の実施の形態で図3を参照して説明した動作と同様の動作を行うので、以下では、第1の実施の形態で説明した動作と同様の動作については省略して説明する。図6は、閲覧ページを、第1の方向F(縦方向)と第2の方向S(横方向)とに沿って9の小ページに分割する方法を説明するための図である。
本実施形態では、ステップS102において、閲覧ページを小ページに分割するための分割数として例えば”9”を有する閲覧ページ分割要求を制御部11の小ページ数設定部11Bに出力する。
ステップS103において、制御部11のページ分割部11Aは、閲覧ページ分割要求に示されている閲覧ページ”ABCDEF.DAT”をデータ記憶領域131から読み出し、分割数”9”分の小ページに分割する。このとき、ページ分割部11Aは、例えば図6に示すように、閲覧ページを、第1の方向F(縦方向)に3、かつ、第2の方向S(横方向)に3の合計9の小ページに分割する。第1の方向Fと第2の方向Sとのなす角度は略90度である。9の小ページのそれぞれは、いずれも第1の方向Fの長さが等しい。また、9の小ページのそれぞれは、いずれも第2の方向Sの長さが等しい。9の小ページのそれぞれは、同一サイズの長方形である。小ページのサイズは、端末装置の表示部15のサイズよりも大きい。
なお、上記の説明では、ステップS102で分割数として”9”を有する閲覧ページ分割要求を制御部11に出力すれば、閲覧ページを、第1の方向F(縦方向)に3、かつ、第2の方向S(横方向)に3の合計9の小ページに自動的に分割する場合を説明したが、閲覧ページの分割方法ははこれに限定されない。例えば、閲覧ページを、第1の方向F(縦方向)および、/または第2の方向S(横方向)に、いくつの小ページに分割するかを設定可能にしてもよい。
ステップS104において、制御部11は、分割したそれぞれの小ページを1から9の異なる数字に一対一に対応して割り当て、割り当てられたこれらの小ページを分割ページ記憶領域132に記憶する。なお、図6では、数字“1”から“9”に割り当てられた小ページのそれぞれを、参照符号“1”から“9”を用いて表している。図6では、閲覧ページの左端を始点として、各小ページに順に数字“1”から“9”を割り当てる例を示しているが、数字の割り当て方法はこれに限定されない。
端末装置10として図9を参照して後述する携帯電話を用いた場合、図6に示す分割方法では、“1”から“9”に対応する小ページの閲覧ページ全体に対する配置は、端末装置10の操作部14に含まれる数字キー25“1”から“9”の配置と同じである。すなわち、携帯電話の操作部14に含まれる数字キーは、第1行目に1、2、3、第2行目に4、5、6および、第3行目に7、8、9が配置されているので、図6に示す小ページの閲覧ページ全体に対する配置と同じである。この場合、閲覧ページ全体に対する小ページの配置を、ユーザが理解し易いというメリットがある。
本実施形態の端末装置10は、小ページのサイズが端末装置10の表示部15のサイズよりも大きい。従って、例えば閲覧したい小ページに対応する数字として“2”が操作部14から入力された場合、図6に示すように“2”に対応する小ページの一部分(図6で参照符号2Aを用いて示す)が表示部15に表示される。はじめに表示部15に表示される領域は、例えば、“2”に対応する小ページのうち、左上の一部分(2A)である。表示されない残りの部分2Bは、例えば操作部14に含まれるスクロールキーなどを用いて、従来と同様の方法で、適宜、表示させることができる。
(第4の実施形態)
第4の実施形態も第3の実施形態と同様に、閲覧ページを、第1の方向F(縦方向)と第2の方向S(横方向)とに沿って複数の小ページに分割する。第4の実施形態は、主として、閲覧ページが表示部15のサイズ(1画面のサイズ)に応じて小ページに分割される点で第3の実施形態と異なる。
第4の実施形態も第3の実施形態と同様に、閲覧ページを、第1の方向F(縦方向)と第2の方向S(横方向)とに沿って複数の小ページに分割する。第4の実施形態は、主として、閲覧ページが表示部15のサイズ(1画面のサイズ)に応じて小ページに分割される点で第3の実施形態と異なる。
以下、図5および図7を参照しながら、第4の実施形態の表示処理装置に含まれる端末装置10の動作を説明する。第4の実施形態の端末装置10は、基本的には上述した第2の実施の形態で図5を参照して説明した動作と同様の動作を行うので、以下では、第2の実施の形態で説明した動作と同様の動作については省略して説明する。図7は、閲覧ページを、第1の方向F(縦方向)と第2の方向S(横方向)とに沿って20の小ページに分割される方法を説明するための図である。
ステップS203において、制御部11のページ分割部11Aは、閲覧ページ”ABCDEF.DAT”の記憶された分のデータをデータ記憶領域131から読み出し、表示部15のサイズ毎にデータを分割する(ステップS203)。図7の場合、例えば、閲覧ページ全体の第1の方向Fの長さは、表示部15の第1の方向Fの長さの略4倍超略5倍未満である。また、閲覧ページ全体の第2の方向Sの長さは、表示部15の第2の方向Sの長さの略4倍である。この場合、制御部11は、閲覧ページを、第1の方向F(縦方向)と第2の方向S(横方向)とに沿って、縦方向Fに5、横方向Sに4の合計20の小ページに分割する。第1の方向Fと第2の方向Sとのなす角度は略90度である。
ステップS204では、分割された小ページの数20に対応して、各小ページを1から20の異なる数字に一対一に対応して割り当て、割り当てられたこれらの小ページを分割ページ記憶領域132に記憶する。なお、図7では、数字“1”から“20”に割り当てられた小ページのそれぞれを、参照符号“1”から“20”を用いて表している。図7では、閲覧ページの左端を始点として、各小ページに順に数字“1”から“20”を割り当てる例を示しているが、数字の割り当て方法はこれに限定されない。
“1”から“16”に対応する小ページのそれぞれは、表示部15と同一サイズの長方形である。すなわち、“1”から“16”に対応する小ページのそれぞれは、第1の方向Fの長さが表示部15の第1の方向Fの長さに等しい。また、第2の方向Sの長さは、表示部15の第2の方向Sの長さに等しい。“1”から“16”に対応する小ページのそれぞれは、同一サイズの長方形である。“17”から“20”に対応する小ページのそれぞれは、表示部15のサイズよりも小さい。すなわち、“17”から“20”に対応する小ページのそれぞれは、第1の方向Fの長さが表示部15の第1の方向Fの長さよりも小さい。また、第2の方向Sの長さは、表示部15の第2の方向Sの長さよりも小さい。
例えば閲覧したい小ページに対応する数字として“2”が操作部14から入力された場合、図7に示すように“2”に対応する小ページ全体(図7で参照符号2Aで示す)が表示部15に表示される。また、“17”が操作部14から入力された場合、“17”に対応する小ページは表示部15のサイズよりも小さいので、図7に示すように“17”に対応する小ページ全体(図7で参照符号17Aで示す)が表示部15に表示されるとともに、“17”に対応する小ページの下部分に、黒表示等、表示する部分がない旨の画像表示がなされる(図2の斜線部分、参照符号17Bを用いて示す)。
上述した第1から第4の実施形態では、第1の方向(縦方向)、または第1の方向F(縦方向)と第2の方向S(横方向)とに沿って、閲覧ページを複数の小ページに分割する場合を例示したが、本発明の実施形態はこれらに限定されない。第1の方向Fと第2の方向Sとのなす角度は略90度に限定されず、任意の角度を取り得る。第1の方向Fと第2の方向Sとのなす角度は、例えば、表示部15の形状に基づいて適宜選択することができる。また、3以上の方向に沿って、閲覧ページを複数のページに分割してもよい。
表示部15は、表示部15に表示されている小ページが、閲覧ページ全体のうちのどの部分に該当するのかを表示してもよい。この場合、表示されている小ページの、閲覧ページ全体に対する配置を、ユーザが理解し易いというメリットがある。
具体的には、例えば、図2に示したように一の閲覧ページを縦方向10の小ページに分割し、“2”に対応する小ページを表示する場合、表示部15は、“2”に対応する小ページを表示すると共に、表示部15の一部分に「2/10」と表示する。
また、例えば、図6に示したように一の閲覧ページを縦方向と横方向とに9の小ページに分割し、“2”に対応する小ページを表示する場合には、図8に示すように、“2”に対応する小ページを表示すると共に、表示部15の一部分にマーク40を表示する。マーク40は、例えば、縦3、横3の合計9つのブロックに分割された四角形で構成される。この四角形は、閲覧ページが図6に示したように縦3、横3の合計9の小ページに分割されたことを意味する。また、この四角形の(x(行)、y(列))が(1、2)で表されるブロックを例えばカラー表示して、表示部15に現在表示されている小ページの閲覧ページに対する配置を示す。表示部15内におけるマーク40の配置は特に限定されないが、表示部15に小ページを表示する妨げにならないように、例えば表示部15の端部に表示する。表示方法は、表示部15に常時表示してもよいし、操作部14の入力に基づいて適宜表示してもよい。また、ポップアップ等を用いて表示してもよい。
本発明は、様々なウェブサイトやメールなどを閲覧できる携帯電話に好適に適用される。ウェブサイトやメールは、携帯電話に搭載される表示部15のサイズ(例えばy方向のサイズ)よりも大きいページの情報データを有する場合が多いためである。また、本発明は、パソコン用に作られたウェブサイトをそのまま閲覧できる携帯電話向けのウェブブラウザが搭載された携帯電話に好適に適用される。パソコン用に作られたウェブサイトは、携帯電話に搭載される表示部15のサイズ(例えばx方向およびy方向のサイズ)よりも大きいページの情報データを有する場合が多いためである。
図9は、端末装置10、特に携帯電話の斜視図を示す。携帯電話は、表示部15を有する上筐体23と操作部14を有する下筐体21が、ヒンジ部29を介して開閉可能に接続されている。この例においては、小ページの指定は、数字キーの長押しではなく、小ページ指定モードキー(小ページ指定モード入力部)27と数字キー(数字入力部)25の組み合わせにより行なわれる。本例では、小ページ指定モードキー(ジャンプモードキー)27は「#」キーであるが、もちろん、「*」キー等、他のキーを小ページ指定モードキーに割り当ててもよい。小ページ指定モードキー27の操作により、数字キーの操作が通常のモードから、閲覧小ページの指定モード(ジャンプモード)に移行する。
上記の説明で、表示部15のサイズ、または、表示部15に表示可能なサイズとは、図9に示す四角形状の表示部15全体のサイズであってもよいし、表示部15の一部分(例えば表示部15のうちの中央部分のみ)であってもよい。
この例においては、例えば、ユーザが小ページ“2”を閲覧したい場合、閲覧ページ取得後、「*」キーを押した後、数字キー“2”を押す。すると図3のステップS105(図5のステップS206)で、制御部11は「*」キーと、数字キー“2”の入力検知に応じて、小ページ“2”を表示部15に表示する。尚、「*」キーの入力後、表示部15に「閲覧したい小ページの番号を押してください。」の旨のメッセージを表示させてもよい。また、「長押しモード」と「ジャンプモード」のいずれかを予め選択可能にする機能を端末装置10に付与することもできる。
また、上述の実施形態において、一般的に、表示部15は液晶でディスプレイ等により構成され、他の部分と一緒に一体の筐体に組み込まれる。しかしながら、この構成は必須ではなく、表示部15を他の部分とは別体に構成することもできる。
また、本発明の表示処理方法の手順をコンピュータに実行させるプログラムも本発明に含まれる。当該プログラムは、種々の記録媒体やメモリの形式にて端末装置の内部又は外部に保存される。
以上、本発明の各種実施形態を説明したが、本発明は前記実施形態において示された事項に限定されず、明細書の記載、並びに周知の技術に基づいて、当業者がその変更・応用することも本発明の予定するところであり、保護を求める範囲に含まれる。
本出願は、2005年3月29日出願の日本特許出願(特願2005−095425)に基づくものであり、その内容はここに参照として取り込まれる。
本発明によれば、情報データを閲覧する際し、閲覧希望するページの箇所を表示させるまでに無駄な時間と操作をユーザに強いさせないように操作の効率化を図り、ユーザに与える操作ストレスを解消させる表示処理装置及び表示処理方法が提供される。
本発明は、種々の情報データを構成するページを閲覧する際に使用される表示処理装置、表示処理方法に関する。
現在、携帯電話に代表される携帯端末等、小さい表示画面の機器においても、容量の大きい情報データを表示画面にて閲覧する機会が多くなっている。情報データには、送受信、メモ帳、インターネットからダウンロードされたWebページ等のブラウザ情報、CD等の記録メディアの記録情報等が存在する。
上記情報データが複数のページより構成されている場合、この情報データを閲覧するに際して、現在閲覧しているページから別のページを変更して閲覧したい場合には、このページを指定する数字を入力することにより、閲覧希望するページをジャンプして表示する技術が知られている。また、1ページずつ画面をスクロールしていき、閲覧希望するページの箇所を表示する技術も用いられている(特開平11−25114号公報参照)。
しかしながら、上述した閲覧希望するページをジャンプして表示する技術では、指定した数字を入力することにより、閲覧希望するページをジャンプして表示することができたが、ページ内の閲覧希望する箇所にジャンプすることができなかった、また、1ページずつ画面をスクロールしていき、閲覧希望するページを表示する技術では、1画面ずつスクロールしていくことでユーザが閲覧希望するページの箇所を表示することができたが、1回の操作で行うことができなかった。このため、従来の技術では、情報データを閲覧する際し、閲覧希望するページの箇所を表示させるまでに無駄な時間と操作をユーザに強いさせてしまい、ユーザにとって操作ストレスが溜まるという事情があった。
本発明は、上記従来の事情に鑑みてなされたものであって、情報データを閲覧するに際し、閲覧を希望するページの箇所を表示させるまでに無駄な時間と操作をユーザに強いさせないように操作の効率化を図り、ユーザに与える操作ストレスを解消させる表示処理装置及び表示処理方法を提供することを目的とする。
本発明の表示処理装置は、複数の小ページに閲覧ページを分割するページ分割部と、前記ページ分割部により分割されたそれぞれの小ページを、異なる数と一対一に対応して割り当てる割当て部と、前記割当て部により割り当てられた前記小ページと一対一に対応する小ページを指定する数を入力する入力部と、前記入力部により入力された数が、所定時間以上長押しされたか否かを判定する判定部と、前記判定部により、前記入力部により入力された数が所定時間以上長押しされたと判定された場合には、前記入力部により入力された数に割り当てられた前記小ページを表示する表示部とを備える。
この構成によれば、入力部により入力された数に対応する、ページ分割部により分割された小ページを表示するので、情報データを閲覧する際し、閲覧希望するページの箇所を簡単な操作で表示させることができ、閲覧操作の効率化を図ることができる。
また、表示処理装置には、分割する前記小ページの数を設定する小ページ数設定部を更に設けることができる。この場合、前記ページ分割部は、前記小ページ数設定部により設定された前記小ページの数に基づき、前記閲覧ページを前記複数の小ページに分割する。
この構成によれば、ページ数設定部により分割する小ページの数を設定するので、ユーザが希望する小ページの数を自由に設定することができる。
前記ページ分割部は、前記表示部に表示可能サイズにて、前記閲覧ページを前記複数の小ページに分割することができる。
この構成によれば、ページ分割部が1画面を表示するサイズからなる複数の小ページに分割するので、入力部により入力された数に割り当てられた小ページのみを表示することができる。
前記ページ分割部は、前記閲覧ページを第1の方向に沿って前記複数の小ページに分割してもよい。これにより、第1の方向の長さが表示部の長さよりも長い閲覧ページを、複数の小ページに分割することができる。
また、前記ページ分割部は、前記閲覧ページを、第1の方向に加えてさらに、前記第1の方向とは異なる第2の方向に沿って前記複数の小ページに分割してもよい。これにより、第1の方向の長さと第2の方向の長さとが表示部のそれらの長さよりも長い閲覧ページを、複数の小ページに分割することができる。前記第1の方向と前記第2の方向とは、典型的には、互いに略90度をなす。
また、前記判定部は、前記入力部により入力された数が所定時間以上長押しされたか否かを判定し、前記表示部は、前記判定部により、前記入力部により入力された数が所定時間以上長押しされたと判定された場合には、前記入力部により入力された数に割り当てられた前記小ページを表示するよう、表示処理装置を構成することができる。
この構成によれば、入力部により入力された数に対応する、ページ分割部により分割された小ページを表示するので、情報データを閲覧する際し、閲覧希望するページの箇所を表示させるまでに一回の操作で済み、閲覧操作の効率化を図ることができる。
一方、前記入力部に、前記小ページを指定する数を入力する数字入力部と、前記小ページを前記表示部に表示させる旨を指定する小ページ指定モード入力部とを設けることもできる。この場合、前記判定部は、前記小ページ指定モード入力部と前記数字入力部が操作されたか否かを判定し、前記表示部は、前記判定部により、前記小ページ指定モード入力部と前記数字入力部が操作されたと判定された場合には、前記数字入力部により入力された数に割り当てられた前記小ページを表示する。
この構成によれば、入力部により入力された数に対応する、ページ分割部により分割された小ページを表示するので、情報データを閲覧する際し、閲覧希望するページの箇所を簡単な操作で表示させることができ、閲覧操作の効率化を図ることができる。
また、本発明の表示処理方法は、複数の小ページに閲覧ページを分割し、分割したそれぞれの小ページを異なる数と一対一に対応して割り当て、割り当てられた前記小ページと一対一に対応する小ページを指定する数を入力し、入力した数が所定時間以上長押しされたか否かを判定し、入力した数が所定時間以上長押しされたと判定された場合には、入力した数に割り当てられた前記小ページを表示する。
この構成によれば、入力された数に対応する、分割された小ページを表示するので、情報データを閲覧する際し、閲覧希望するページの箇所を表示させるまでに一回の操作で済み、閲覧操作の効率化を図ることができる。
上述の方法において、分割する前記小ページの数を設定し、設定した前記小ページの数に基づき、読み込まれたページを前記複数の小ページに分割することができる。
この構成によれば、分割する小ページの数を設定するので、ユーザが希望する小ページの数を自由に設定することができる。
また、複数の小ページに閲覧ページを分割するに際し、小ページを表示する表示部に表示可能サイズにて、前記閲覧ページを前記複数の小ページに分割することができる。
この構成によれば、1画面を表示するサイズからなる複数の小ページに分割するので、入力部により入力された数に割り当てられた小ページのみを表示することができる。
前記閲覧ページを第1の方向に沿って前記複数の小ページに分割してもよい。これにより、第1の方向の長さが表示部の長さよりも長い閲覧ページを、複数の小ページに分割することができる。
また、前記閲覧ページを、第1の方向に加えてさらに、前記第1の方向とは異なる第2の方向に沿って前記複数の小ページに分割してもよい。これにより、第1の方向の長さと第2の方向の長さとが表示部のそれらの長さよりも長い閲覧ページを、複数の小ページに分割することができる。前記第1の方向と前記第2の方向とは、典型的には、互いに略90度をなす。
さらに本発明のプログラムは、複数の小ページに閲覧ページを分割する手順と、分割したそれぞれの小ページを異なる数と一対一に対応して割り当てる手順と、割り当て前記小ページと一対一に対応する小ページを指定する数を入力させる手順と、入力された数が所定時間以上長押しされたか否かを判定する手順と、入力された数が所定時間以上長押しされたと判定された場合には、入力させた数に割り当てられた前記小ページを表示する手順をコンピュータに実行させる。
この構成によれば、入力された数に対応する、分割された小ページを表示するので、情報データを閲覧する際し、閲覧希望するページの箇所を表示させるまでに一回の操作で済み、閲覧操作の効率化を図ることができる。
上述の表示処理装置、表示処理方法、プログラムは、種々の端末装置に利用することができる。
本発明は、情報データを閲覧する際し、閲覧希望するページの箇所を表示させるまでに無駄な時間と操作をユーザに強いさせないように操作の効率化を図り、ユーザに与える操作ストレスを解消させる表示処理装置及び表示処理方法を提供することができる。
以下、本発明の実施するための最良の形態に係る表示処理装置及び表示処理方法について、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態に係る表示処理装置の構成を示すブロック図である。図1に示すように、この実施形態の表示処理装置は、例えば携帯電話、パーソナルコンピュータ等の端末装置10に内蔵されているものである。表示処理装置は、制御部11と、制御プログラム記憶部12と、メモリ13と、操作部(入力部)14と、表示部15とを備えている。尚、端末装置10には、アンテナおよび通信に関する回路を含む無線通信手段や、電源等その他の構成要素が存在するが、ここでは説明を省略する。
図1は本発明の第1の実施形態に係る表示処理装置の構成を示すブロック図である。図1に示すように、この実施形態の表示処理装置は、例えば携帯電話、パーソナルコンピュータ等の端末装置10に内蔵されているものである。表示処理装置は、制御部11と、制御プログラム記憶部12と、メモリ13と、操作部(入力部)14と、表示部15とを備えている。尚、端末装置10には、アンテナおよび通信に関する回路を含む無線通信手段や、電源等その他の構成要素が存在するが、ここでは説明を省略する。
制御部11は、CPUにより構成されており、制御プログラム記憶部12に記憶されている制御プログラムに従った処理を実行する。制御部11は、例えば、ページ分割部11Aおよび小ページ数設定部11Bを有する。小ページ数設定部11Bは、例えば、操作部14からの入力に基づいて、閲覧ページを特定するページ情報、及び、閲覧ページを複数の小ページに分割する際の分割数を有する閲覧ページ分割要求を生成する。小ページ数設定部11Bは、この閲覧ページ分割要求をページ分割部11Aに出力する。閲覧ページ分割要求を受けたページ分割部11Aは、上記分割要求中に示された分割数の小ページに閲覧ページを分割する。
制御部11は、閲覧ページ分割要求に分割数が示されていない場合には、所定の分割数、例えば”10”に設定することができる(デフォルト設定)。本実施形態では、閲覧ページを同じ大きさの10の小ページに分割する方法を採用している(図2参照)。すなわちページ分割部11Aは、閲覧ページの全体表示領域を、一定の割合の領域毎に分割する。しかしながら、分割の方法は特に限定はされない。閲覧ページの所定領域ごとにデータ量を測定し、各小ページのデータ量が等しくなるよう、閲覧ページを小ページに分割することもできる。
なお、制御部11は、閲覧ページのサイズが表示部15に一度に表示可能なサイズであるか否かを判定する、閲覧ページサイズ判定部11Cを有してもよい。閲覧ページサイズ判定部11Cについては、第2の実施の形態で説明する。
また、制御部11は、分割したそれぞれの小ページを異なる数字に一対一に対応して割り当て、操作部14により入力された数が、所定時間以上長押しされたか否かを判定し、入力された数が所定時間以上長押しされたと判定された場合には、この数に対応するように割り当てられた小ページを表示部15に出力して表示部15に表示させる。すなわち、制御部11は、割当て部及び長押し判定部(図1に不図示)を有する。なお、長押し時間は、ユーザの操作により設定することが可能である。なお、図2では、数字“1”から“10”に割り当てられた小ページのそれぞれを、参照符号“1”から“10”を用いて表している。
制御プログラム記憶部12は、ROMにより構成されており、制御部11が行う処理を実行させる制御プログラムを記憶する。
メモリ13は、RAMにより構成されており、データ記憶領域131、分割ページ記憶領域132、キー状態記憶領域133、及び図示しないがワーク領域を有する。データ記憶領域131は、ユーザが表示部15に情報データを構成する閲覧ページを記憶する。閲覧ページは、このページを特定するための情報として、例えば”ABCDEF.DAT”というページ情報を有する。このような閲覧ページには、アンテナを介して他の端末装置から入力されたブラウザ情報、メール、メモ帳等のデータ、ユーザが作成したデータ、並びに、CD−ROM等の記録データからなる外部情報データからなるページがある。
分割ページ記憶領域132は、制御部11により閲覧ページが分割された、例えば図2に示す”1”〜”10”の小ページが記憶される。小ページは、この小ページを特定するための情報として、例えば,閲覧ページが”ABCDEF.DAT”というものであり、そのページを10の小ページに分割したうちの3番目のものである場合には、”ABCDEF.DAT−3”という小ページ情報を有する。ここで、”−3”は、閲覧ページ”ABCDEF.DAT”を分割して生成された”1”から”10”の小ページのうち”3”に対応する小ページであることを示している。
キー状態記憶領域133は、ユーザにより指定された小ページを閲覧させるとき、該当する小ページを指定する操作部から入力された数の長押し時間が記憶されている。長押し時間として例えば”3”秒の場合には、”3”が記憶される。ワーク領域は、制御部11が処理を行う際に必要となる記憶領域である。
操作部14は、この実施形態の端末装置10に実行させる操作を入力するための装置であって、マウス等のポインティングデバイス、テンキー、エンタキー、数字キー等を有するキーボード等からなる。表示部15は、液晶表示装置からなり、閲覧ページ、小ページ、及びその他の表示内容を表示する。
次に、この実施形態の表示処理装置、端末装置10の動作を図2及び図3に基づき説明する。
図3は実施形態の表示処理装置、端末装置の動作を示すフローチャートである。ユーザが、所定のデータ情報の閲覧ページをブラウザ等より取得する際、ユーザの操作により、操作部14が、閲覧ページを特定するページ情報として、”ABCDEF.DAT”を特定する。そして、当該ページが表示部15により表示され、更にデータ記憶領域131に当該ページが記憶される(ステップS101)。なお、閲覧ページは、例えば、表示処理装置の無線通信手段を介して、取得することができる。
前述のユーザの操作によって、閲覧ページを小ページに分割する際の分割数として、”10”を有する閲覧ページ分割要求が、制御部11の小ページ数設定部11Bに出力されると(ステップS102)、制御部11は、入力された閲覧ページ分割要求に示されている分割数”10”をワーク領域に記憶する。
次に、制御部11のページ分割部11Aは、閲覧ページ分割要求に示されている閲覧ページ”ABCDEF.DAT”をデータ記憶領域131から読み出し、分割数”10”分の小ページに分割する(ステップS103)。次に、制御部11の割当て部(不図示)は、分割したそれぞれの小ページを1から10の異なる数字に一対一に対応して割り当て、割り当てられたこれらの小ページを分割ページ記憶領域132に記憶する(ステップS104)。ここで、例えば、2番目に割り当てられた小ページは、”ABCDEF.DAT−2”という小ページ情報を有する。
その後、小ページの中から閲覧したいものを示す、例えば数字キーの数”2”がユーザにより入力されると、操作部14は、入力された数”2”が押下された旨を制御部11に出力する。制御部11の長押し判定部(図1に不図示)は、数”2”が押下された旨を操作部14から入力されると、数”2”をワーク領域に記憶するとともに、キー状態記憶領域133に記憶されている長押し時間”3”を読み出し、数2”が押下されている時間、すなわち、数”2”を示す信号が入力された後なくなるまでの時間、例えば”3”秒を経過したか否かを判定する(ステップS105)。
制御部11の長押し判定部は、例えば”3”秒を経過していないと判定した場合には(ステップS105;NO)、小ページ閲覧処理を終了し、一方、”3”秒を経過したと判定した場合には(ステップS105;YES)、分割ページ記憶領域132に記憶されている”1”〜”10”に対応する小ページ”ABCDEF.DAT−×(×は1から10の中の任意の数)”の中から、表示部15に表示する小ページとして、数”2”に対応する小ページ”ABCDEF.DAT−2”、数”3”に対応する小ページ”ABCDEF.DAT−3”、及び数”4”に対応する小ページ”ABCDEF.DAT−4”のうち表示部15に表示可能な先頭部分のみを読み出し(ステップS106)、図2の如く表示部15に出力する(図2の上の点線部分、参照符号2Aを用いて示す)。表示部15は、これらの小ページを表示し(ステップS107)、小ページ閲覧処理を終了する。
尚、図2の例において、数”10”が押下され、最後の小ページである”ABCDEF.DAT−10”が読み出される場合、画面には当該ページが表示されるが(図2の下の点線部分、参照符号10Aを用いて示す)、下の部分の表示領域が余ることになる。この場合、表示部15には黒表示等、表示する部分がない旨の画像表示がなされる(図2の斜線部分、参照符号10Bを用いて示す)。
この実施形態の表示処理装置10によれば、操作部14により入力された数に対応する、分割部により分割された小ページを表示部15が表示するので、情報データを閲覧する際し、閲覧希望するページの箇所を表示させるまでに一回の操作で済み、閲覧操作の効率化を図ることができる。このことにより、ユーザが閲覧希望するページの箇所を表示させるまでの無駄な時間と操作となくし、ユーザに与える操作ストレスを解消させることができる。
また、この実施形態の表示処理装置10によれば、操作部14から入力された数に基づき、制御部11が分割する小ページの数を設定するので、ユーザが希望する小ページの数を自由に設定することができる。
上述した表示処理装置10は、表示部15に表示する小ページを操作部14によって指定された数に対応する小ページ以外に、連続する数の小ページも同時に表示する。表示部15は、閲覧ページ”ABCDEF.DAT”の2/10の大きさを表示することができるためである。これ以外の方法として、上述のステップS102において、ユーザが分割数を入力する代わりに、制御部11が、表示部15の1画面に表示可能な小ページのサイズに基づき、自動的に分割数を判定し、ステップS103において、閲覧ページを分割するようにしてもよい。
このような構成をとることにより、制御部11が1画面を表示するサイズからなる複数の小ページに分割するので、操作部14により入力された数に割り当てられた小ページのみを表示部15に表示することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態の表示処理装置、端末装置10の構成、および動作を図1、図4及び図5に基づき説明する。本実施形態では、閲覧ページ全体を予め定められた数の小ページに分割するのではなく、表示部15のサイズ(1画面のサイズ)に応じて、小ページを表示する。
次に、本発明の第2の実施形態の表示処理装置、端末装置10の構成、および動作を図1、図4及び図5に基づき説明する。本実施形態では、閲覧ページ全体を予め定められた数の小ページに分割するのではなく、表示部15のサイズ(1画面のサイズ)に応じて、小ページを表示する。
第2の実施形態の表示処理装置を備える端末装置10の構成は、基本的には第1の実施形態の表示処理装置が備える端末装置10の構成と同様であるので、以下では、第1の実施の形態で説明した構成要素と同様の構成要素については省略して説明する。
図1に示すように第2の実施形態の端末装置10では、制御部11は、閲覧ページのサイズが表示部15に一度に表示可能なサイズであるか否かを判定する、閲覧ページサイズ判定部11Cを有する。閲覧ページサイズ判定部11Cは、閲覧ページのサイズが表示部15に一度に表示可能なサイズよりも大きい場合、閲覧ページのサイズが表示部15に一度に表示可能なサイズでないと判定し、閲覧ページを小ページに分割する旨の命令を含む、閲覧ページ分割要求をページ分割部11Aに出力する。この閲覧ページ分割要求は、閲覧ページを複数の小ページに分割する際の分割数を含んでいなくてよい。すなわち、制御部11は、本実施の形態のように閲覧ページサイズ判定部11Cを有する場合、閲覧ページを幾つの小ページに分割するかを設定するための小ページ数設定部11Bを有していなくてもよい。本実施の形態では、閲覧ページ分割要求を受けたページ分割部11Aは、閲覧ページ内の所定の位置を始点として、閲覧ページ全体を、表示部15に一度に表示可能なサイズごとに、複数の小ページに分割する。
ここで、閲覧ページサイズ判定部11Cは、例えば、閲覧ページの画素数(pixel数)P1を算出し、閲覧ページの画素数P1と携帯端末の表示部の画素数P2とを比較して、P1≦P2であれば、閲覧ページのサイズが表示部15に一度に表示可能なサイズであると判定する。一方、P1>P2であれば、閲覧ページのサイズが表示部15に一度に表示可能なサイズでないと判定する。上記P1の算出方法には、公知の方法を用いることができる。端末装置10は、閲覧ページを表示する前に上記P1を算出しても良いし、閲覧ページを表示しながら上記P1を算出しても良い。
図5は第2の実施形態の表示処理装置、端末装置の動作を示すフローチャートである。ユーザが、所定のデータ情報の閲覧ページをブラウザ等より取得する際、ユーザの操作により、操作部14が、閲覧ページを特定するページ情報として、”ABCDEF.DAT”を特定し、閲覧ページを取得開始する(ステップS201)。閲覧ページの取得されたデータは順次データ記憶領域131に記憶される。
閲覧ページの取得過程において、制御部11の閲覧ページサイズ判定部11Cが、当該ページが大きすぎるため表示部15に一度に表示することができないと判定した場合、閲覧ページ分割要求がページ分割部11Aに出力される(ステップS202)。すると、ページ分割部11Aは、閲覧ページ”ABCDEF.DAT”の記憶された分のデータをデータ記憶領域131から読み出し、表示部15のサイズ毎に該データを分割する(ステップS203)。制御部11の分割部は、分割された小ページの数Nに対応して、各小ページを1からNの異なる数字に一対一に対応して割り当て、割り当てられたこれらの小ページを分割ページ記憶領域132に記憶する(ステップS204)。ここで、例えば、2番目に割り当てられた小ページは、”ABCDEF.DAT−2”という小ページ情報を有する。
そして、まず制御部11は先頭の小ページを表示部15に表示する(ステップS205)。その後、小ページの中から閲覧したいものを示す、例えば数字キーの数”2”がユーザにより入力されると、操作部14は、入力された数”2”が押下された旨を制御部11に出力する。制御部11の長押し判定部は、数”2”が押下された旨を操作部14から入力されると、数”2”をワーク領域に記憶するとともに、キー状態記憶領域133に記憶されている長押し時間”3”を読み出し、数2”が押下されている時間、すなわち、数”2”を示す信号が入力された後なくなるまでの時間、例えば”3”秒を経過したか否かを判定する(ステップS206)。
制御部11の長押し判定部は、長押しされたキーが数字キーであるか否か判定し(ステップS207)、該キーが数字キーでない場合は(ステップS207;NO)、処理を終了する。一方、該キーが数字キーである場合は(ステップS207;YES)、長押しによって指定された小ページの閲覧データが既に取得され、分割ページ記憶領域132に記憶されているか否か、制御部11は判定し(ステップS208)、既に取得され記憶されている場合は(ステップS208;YES)、当該小ページを読み出して表示部15に表示する(ステップS210)。一方、未だ当該小ページが取得されていないと判定された場合(ステップS208;NO)、制御部11は指定された小ページを読み出し(ステップS209)、表示部15に表示する(ステップS210)。結果的に、図4の如く表示部15に小ページ“2”を出力する。なお、表示される領域を図4では参照符号2Aを用いて示す。本実施形態では、各小ページのサイズは、表示部15のサイズに対応することとなる。
尚、上述の実施形態においては、小ページに対応したキーが、操作部14を介して所定時間以上長押しされた場合に、この数に対応するように割り当てられた小ページが表示部15に出力される構成を採用している(以下、「長押しモード」という。)。しかしながら表示する小ページの指定の方法はキーの長押しには限定されず、他の方法を用いることもできる。例えば、二つ以上のキーの組み合わせにより、特定の小ページを指定するようにすることもできる。
上記図2および図4では、閲覧ページを1つの方向(縦方向)に沿って複数の小ページに分割する場合を示したが、本発明の実施形態はこれに限定されない。本発明の実施形態では、閲覧ページを2以上の方向に沿って複数の小ページに分割してもよい。
(第3の実施形態)
第3の実施形態では、例えば、閲覧ページを、第1の方向F(縦方向)と第2の方向S(横方向)とに沿って複数の小ページに分割する。以下、図3および図6を参照しながら、第3の実施形態の表示処理装置を有する端末装置10の動作を説明する。第3の実施形態の端末装置10は、基本的には上述した第1の実施の形態で図3を参照して説明した動作と同様の動作を行うので、以下では、第1の実施の形態で説明した動作と同様の動作については省略して説明する。図6は、閲覧ページを、第1の方向F(縦方向)と第2の方向S(横方向)とに沿って9の小ページに分割する方法を説明するための図である。
第3の実施形態では、例えば、閲覧ページを、第1の方向F(縦方向)と第2の方向S(横方向)とに沿って複数の小ページに分割する。以下、図3および図6を参照しながら、第3の実施形態の表示処理装置を有する端末装置10の動作を説明する。第3の実施形態の端末装置10は、基本的には上述した第1の実施の形態で図3を参照して説明した動作と同様の動作を行うので、以下では、第1の実施の形態で説明した動作と同様の動作については省略して説明する。図6は、閲覧ページを、第1の方向F(縦方向)と第2の方向S(横方向)とに沿って9の小ページに分割する方法を説明するための図である。
本実施形態では、ステップS102において、閲覧ページを小ページに分割するための分割数として例えば”9”を有する閲覧ページ分割要求を制御部11の小ページ数設定部11Bに出力する。
ステップS103において、制御部11のページ分割部11Aは、閲覧ページ分割要求に示されている閲覧ページ”ABCDEF.DAT”をデータ記憶領域131から読み出し、分割数”9”分の小ページに分割する。このとき、ページ分割部11Aは、例えば図6に示すように、閲覧ページを、第1の方向F(縦方向)に3、かつ、第2の方向S(横方向)に3の合計9の小ページに分割する。第1の方向Fと第2の方向Sとのなす角度は略90度である。9の小ページのそれぞれは、いずれも第1の方向Fの長さが等しい。また、9の小ページのそれぞれは、いずれも第2の方向Sの長さが等しい。9の小ページのそれぞれは、同一サイズの長方形である。小ページのサイズは、端末装置の表示部15のサイズよりも大きい。
なお、上記の説明では、ステップS102で分割数として”9”を有する閲覧ページ分割要求を制御部11に出力すれば、閲覧ページを、第1の方向F(縦方向)に3、かつ、第2の方向S(横方向)に3の合計9の小ページに自動的に分割する場合を説明したが、閲覧ページの分割方法ははこれに限定されない。例えば、閲覧ページを、第1の方向F(縦方向)および、/または第2の方向S(横方向)に、いくつの小ページに分割するかを設定可能にしてもよい。
ステップS104において、制御部11は、分割したそれぞれの小ページを1から9の異なる数字に一対一に対応して割り当て、割り当てられたこれらの小ページを分割ページ記憶領域132に記憶する。なお、図6では、数字“1”から“9”に割り当てられた小ページのそれぞれを、参照符号“1”から“9”を用いて表している。図6では、閲覧ページの左端を始点として、各小ページに順に数字“1”から“9”を割り当てる例を示しているが、数字の割り当て方法はこれに限定されない。
端末装置10として図9を参照して後述する携帯電話を用いた場合、図6に示す分割方法では、“1”から“9”に対応する小ページの閲覧ページ全体に対する配置は、端末装置10の操作部14に含まれる数字キー25“1”から“9”の配置と同じである。すなわち、携帯電話の操作部14に含まれる数字キーは、第1行目に1、2、3、第2行目に4、5、6および、第3行目に7、8、9が配置されているので、図6に示す小ページの閲覧ページ全体に対する配置と同じである。この場合、閲覧ページ全体に対する小ページの配置を、ユーザが理解し易いというメリットがある。
本実施形態の端末装置10は、小ページのサイズが端末装置10の表示部15のサイズよりも大きい。従って、例えば閲覧したい小ページに対応する数字として“2”が操作部14から入力された場合、図6に示すように“2”に対応する小ページの一部分(図6で参照符号2Aを用いて示す)が表示部15に表示される。はじめに表示部15に表示される領域は、例えば、“2”に対応する小ページのうち、左上の一部分(2A)である。表示されない残りの部分2Bは、例えば操作部14に含まれるスクロールキーなどを用いて、従来と同様の方法で、適宜、表示させることができる。
(第4の実施形態)
第4の実施形態も第3の実施形態と同様に、閲覧ページを、第1の方向F(縦方向)と第2の方向S(横方向)とに沿って複数の小ページに分割する。第4の実施形態は、主として、閲覧ページが表示部15のサイズ(1画面のサイズ)に応じて小ページに分割される点で第3の実施形態と異なる。
第4の実施形態も第3の実施形態と同様に、閲覧ページを、第1の方向F(縦方向)と第2の方向S(横方向)とに沿って複数の小ページに分割する。第4の実施形態は、主として、閲覧ページが表示部15のサイズ(1画面のサイズ)に応じて小ページに分割される点で第3の実施形態と異なる。
以下、図5および図7を参照しながら、第4の実施形態の表示処理装置に含まれる端末装置10の動作を説明する。第4の実施形態の端末装置10は、基本的には上述した第2の実施の形態で図5を参照して説明した動作と同様の動作を行うので、以下では、第2の実施の形態で説明した動作と同様の動作については省略して説明する。図7は、閲覧ページを、第1の方向F(縦方向)と第2の方向S(横方向)とに沿って20の小ページに分割される方法を説明するための図である。
ステップS203において、制御部11のページ分割部11Aは、閲覧ページ”ABCDEF.DAT”の記憶された分のデータをデータ記憶領域131から読み出し、表示部15のサイズ毎にデータを分割する(ステップS203)。図7の場合、例えば、閲覧ページ全体の第1の方向Fの長さは、表示部15の第1の方向Fの長さの略4倍超略5倍未満である。また、閲覧ページ全体の第2の方向Sの長さは、表示部15の第2の方向Sの長さの略4倍である。この場合、制御部11は、閲覧ページを、第1の方向F(縦方向)と第2の方向S(横方向)とに沿って、縦方向Fに5、横方向Sに4の合計20の小ページに分割する。第1の方向Fと第2の方向Sとのなす角度は略90度である。
ステップS204では、分割された小ページの数20に対応して、各小ページを1から20の異なる数字に一対一に対応して割り当て、割り当てられたこれらの小ページを分割ページ記憶領域132に記憶する。なお、図7では、数字“1”から“20”に割り当てられた小ページのそれぞれを、参照符号“1”から“20”を用いて表している。図7では、閲覧ページの左端を始点として、各小ページに順に数字“1”から“20”を割り当てる例を示しているが、数字の割り当て方法はこれに限定されない。
“1”から“16”に対応する小ページのそれぞれは、表示部15と同一サイズの長方形である。すなわち、“1”から“16”に対応する小ページのそれぞれは、第1の方向Fの長さが表示部15の第1の方向Fの長さに等しい。また、第2の方向Sの長さは、表示部15の第2の方向Sの長さに等しい。“1”から“16”に対応する小ページのそれぞれは、同一サイズの長方形である。“17”から“20”に対応する小ページのそれぞれは、表示部15のサイズよりも小さい。すなわち、“17”から“20”に対応する小ページのそれぞれは、第1の方向Fの長さが表示部15の第1の方向Fの長さよりも小さい。また、第2の方向Sの長さは、表示部15の第2の方向Sの長さよりも小さい。
例えば閲覧したい小ページに対応する数字として“2”が操作部14から入力された場合、図7に示すように “2”に対応する小ページ全体(図7で参照符号2Aで示す)が表示部15に表示される。また、“17”が操作部14から入力された場合、“17”に対応する小ページは表示部15のサイズよりも小さいので、図7に示すように “17”に対応する小ページ全体(図7で参照符号17Aで示す)が表示部15に表示されるとともに、“17”に対応する小ページの下部分に、黒表示等、表示する部分がない旨の画像表示がなされる(図2の斜線部分、参照符号17Bを用いて示す)。
上述した第1から第4の実施形態では、第1の方向(縦方向)、または第1の方向F(縦方向)と第2の方向S(横方向)とに沿って、閲覧ページを複数の小ページに分割する場合を例示したが、本発明の実施形態はこれらに限定されない。第1の方向Fと第2の方向Sとのなす角度は略90度に限定されず、任意の角度を取り得る。第1の方向Fと第2の方向Sとのなす角度は、例えば、表示部15の形状に基づいて適宜選択することができる。また、3以上の方向に沿って、閲覧ページを複数のページに分割してもよい。
表示部15は、表示部15に表示されている小ページが、閲覧ページ全体のうちのどの部分に該当するのかを表示してもよい。この場合、表示されている小ページの、閲覧ページ全体に対する配置を、ユーザが理解し易いというメリットがある。
具体的には、例えば、図2に示したように一の閲覧ページを縦方向10の小ページに分割し、“2”に対応する小ページを表示する場合、表示部15は、“2”に対応する小ページを表示すると共に、表示部15の一部分に「2/10」と表示する。
また、例えば、図6に示したように一の閲覧ページを縦方向と横方向とに9の小ページに分割し、“2”に対応する小ページを表示する場合には、図8に示すように、“2”に対応する小ページを表示すると共に、表示部15の一部分にマーク40を表示する。マーク40は、例えば、縦3、横3の合計9つのブロックに分割された四角形で構成される。この四角形は、閲覧ページが図6に示したように縦3、横3の合計9の小ページに分割されたことを意味する。また、この四角形の(x(行)、y(列))が(1、2)で表されるブロックを例えばカラー表示して、表示部15に現在表示されている小ページの閲覧ページに対する配置を示す。表示部15内におけるマーク40の配置は特に限定されないが、表示部15に小ページを表示する妨げにならないように、例えば表示部15の端部に表示する。表示方法は、表示部15に常時表示してもよいし、操作部14の入力に基づいて適宜表示してもよい。また、ポップアップ等を用いて表示してもよい。
本発明は、様々なウェブサイトやメールなどを閲覧できる携帯電話に好適に適用される。ウェブサイトやメールは、携帯電話に搭載される表示部15のサイズ(例えばy方向のサイズ)よりも大きいページの情報データを有する場合が多いためである。また、本発明は、パソコン用に作られたウェブサイトをそのまま閲覧できる携帯電話向けのウェブブラウザが搭載された携帯電話に好適に適用される。パソコン用に作られたウェブサイトは、携帯電話に搭載される表示部15のサイズ(例えばx方向およびy方向のサイズ)よりも大きいページの情報データを有する場合が多いためである。
図9は、端末装置10、特に携帯電話の斜視図を示す。携帯電話は、表示部15を有する上筐体23と操作部14を有する下筐体21が、ヒンジ部29を介して開閉可能に接続されている。この例においては、小ページの指定は、数字キーの長押しではなく、小ページ指定モードキー(小ページ指定モード入力部)27と数字キー(数字入力部)25の組み合わせにより行なわれる。本例では、小ページ指定モードキー(ジャンプモードキー)27は「#」キーであるが、もちろん、「*」キー等、他のキーを小ページ指定モードキーに割り当ててもよい。小ページ指定モードキー27の操作により、数字キーの操作が通常のモードから、閲覧小ページの指定モード(ジャンプモード)に移行する。
上記の説明で、表示部15のサイズ、または、表示部15に表示可能なサイズとは、図9に示す四角形状の表示部15全体のサイズであってもよいし、表示部15の一部分(例えば表示部15のうちの中央部分のみ)であってもよい。
この例においては、例えば、ユーザが小ページ“2”を閲覧したい場合、閲覧ページ取得後、「*」キーを押した後、数字キー“2”を押す。すると図3のステップS105(図5のステップS206)で、制御部11は「*」キーと、数字キー“2”の入力検知に応じて、小ページ“2”を表示部15に表示する。尚、「*」キーの入力後、表示部15に「閲覧したい小ページの番号を押してください。」の旨のメッセージを表示させてもよい。また、「長押しモード」と「ジャンプモード」のいずれかを予め選択可能にする機能を端末装置10に付与することもできる。
また、上述の実施形態において、一般的に、表示部15は液晶でディスプレイ等により構成され、他の部分と一緒に一体の筐体に組み込まれる。しかしながら、この構成は必須ではなく、表示部15を他の部分とは別体に構成することもできる。
また、本発明の表示処理方法の手順をコンピュータに実行させるプログラムも本発明に含まれる。当該プログラムは、種々の記録媒体やメモリの形式にて端末装置の内部又は外部に保存される。
以上、本発明の各種実施形態を説明したが、本発明は前記実施形態において示された事項に限定されず、明細書の記載、並びに周知の技術に基づいて、当業者がその変更・応用することも本発明の予定するところであり、保護を求める範囲に含まれる。
本出願は、2005年3月29日出願の日本特許出願(特願2005−095425)に基づくものであり、その内容はここに参照として取り込まれる。
本発明によれば、情報データを閲覧する際し、閲覧希望するページの箇所を表示させるまでに無駄な時間と操作をユーザに強いさせないように操作の効率化を図り、ユーザに与える操作ストレスを解消させる表示処理装置及び表示処理方法が提供される。
10 端末装置
11 制御部
12 制御プログラム記憶部
13 メモリ
14 操作部
15 表示部
21 下筐体
23 上筐体
25 数字キー
27 #キー
29 ヒンジ部
11 制御部
12 制御プログラム記憶部
13 メモリ
14 操作部
15 表示部
21 下筐体
23 上筐体
25 数字キー
27 #キー
29 ヒンジ部
Claims (16)
- 複数の小ページに閲覧ページを分割するページ分割部と、
前記ページ分割部により分割されたそれぞれの小ページを、異なる数と一対一に対応して割り当てる割当て部と、
前記割当て部により割り当てられた前記小ページと一対一に対応する小ページを指定する数を入力する入力部と、
前記入力部により入力された数を判定する判定部と、
前記判定部により、前記入力部により入力された数が判定された場合には、前記入力部により入力された数に割り当てられた前記小ページを表示する表示部と、を備える表示処理装置。 - 請求項1記載の表示処理装置であって、
分割する前記小ページの数を設定する小ページ数設定部を更に備え、
前記ページ分割部は、前記小ページ数設定部により設定された前記小ページの数に基づき、前記閲覧ページを前記複数の小ページに分割する、表示処理装置。 - 請求項1記載の表示処理装置であって、
前記ページ分割部は、前記表示部に表示可能サイズにて、前記閲覧ページを前記複数の小ページに分割する、表示処理装置。 - 請求項1ないし3のいずれか1項記載の表示処理装置であって、
前記ページ分割部は、前記閲覧ページを第1の方向に沿って前記複数の小ページに分割する、表示処理装置。 - 請求項4記載の表示処理装置であって、
前記ページ分割部は、前記閲覧ページを、さらに、前記第1の方向とは異なる第2の方向に沿って前記複数の小ページに分割する、表示処理装置。 - 請求項5記載の表示処理装置であって、
前記第1の方向と前記第2の方向とは互いに略90度をなす、表示処理装置。 - 請求項1ないし6のいずれか1項記載の表示処理装置であって、
前記判定部は、前記入力部により入力された数が所定時間以上長押しされたか否かを判定し、
前記表示部は、前記判定部により、前記入力部により入力された数が所定時間以上長押しされたと判定された場合には、前記入力部により入力された数に割り当てられた前記小ページを表示する、表示処理装置。 - 請求項1ないし6のいずれか1項記載の表示処理装置であって、
前記入力部は、前記小ページを指定する数を入力する数字入力部と、前記小ページを前記表示部に表示させる旨を指定する小ページ指定モード入力部とを含み、
前記判定部は、前記小ページ指定モード入力部と前記数字入力部が操作されたか否かを判定し、
前記表示部は、前記判定部により、前記小ページ指定モード入力部と前記数字入力部が操作されたと判定された場合には、前記数字入力部により入力された数に割り当てられた前記小ページを表示する、表示処理装置。 - 請求項1ないし8のいずれか1項記載の表示処理装置を備える端末装置。
- 閲覧ページを複数の小ページに分割する閲覧ページ分割工程と、
前記複数の小ページのそれぞれと、互いに異なる数とを、一対一に対応させて割り当てる数字割り当て工程と、
割り当てられた前記小ページの数を入力する入力工程と、
前記入力した数を判定する判定工程と、
前記入力した数に割り当てられた前記小ページを表示する表示工程とを含む、表示処理方法。 - 請求項10記載の表示処理方法であって、
前記分割工程は、分割する前記小ページの数を設定し、設定した前記小ページの数に基づいて、読み込まれたページを前記複数の小ページに分割する、表示処理方法。 - 請求項10記載の表示処理方法であって、
前記分割工程は、前記小ページを表示する表示部に表示可能サイズにて、前記閲覧ページを前記複数の小ページに分割する、表示処理方法。 - 請求項10ないし12のいずれか1項記載の表示処理方法であって、
前記分割工程は、前記閲覧ページを第1の方向に沿って前記複数の小ページに分割する、表示処理方法。 - 請求項13記載の表示処理方法であって、
前記ページ分割工程は、前記閲覧ページを、さらに、前記第1の方向とは異なる第2の方向に沿って前記複数の小ページに分割する、表示処理方法。 - 請求項14記載の表示処理方法であって、
前記第1の方向と前記第2の方向とは互いに略90度をなす、表示処理方法。 - 複数の小ページに閲覧ページを分割する手順と、
分割したそれぞれの小ページを異なる数と一対一に対応して割り当てる手順と、
割り当てられた前記小ページと一対一に対応する小ページを指定する数を入力させる手順と、
入力された数を判定する手順と、
入力された数に割り当てられた前記小ページを表示する手順と、
をコンピュータに実行させるプログラム。
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