JPS644218Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS644218Y2 JPS644218Y2 JP1983148861U JP14886183U JPS644218Y2 JP S644218 Y2 JPS644218 Y2 JP S644218Y2 JP 1983148861 U JP1983148861 U JP 1983148861U JP 14886183 U JP14886183 U JP 14886183U JP S644218 Y2 JPS644218 Y2 JP S644218Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- sheath
- diameter
- connection part
- electrical connector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 4
- 238000004080 punching Methods 0.000 claims description 4
- 230000013011 mating Effects 0.000 claims description 3
- 238000002788 crimping Methods 0.000 description 14
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 3
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000004049 embossing Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本願は電気接続子に関し、特に電線接続部を改
良して良好な圧着を行うことが出来る構造の電気
接続子を提供するものである。
良して良好な圧着を行うことが出来る構造の電気
接続子を提供するものである。
(ロ) 従来技術
この種の電気接続子Aは導電性の薄板金属を打
抜きおよび折曲げ加工して、第1図のように一方
に相手方端子と嵌合する電気接触部1が、他方に
は被覆電線の芯線を圧着する芯線接続部2および
被覆を圧着する被覆接続部3が各々形成されてい
る。
抜きおよび折曲げ加工して、第1図のように一方
に相手方端子と嵌合する電気接触部1が、他方に
は被覆電線の芯線を圧着する芯線接続部2および
被覆を圧着する被覆接続部3が各々形成されてい
る。
前記芯線接続部2と被覆接続部3は第2図のよ
うに、互いに対向状に起立する各把持片2a,3
aを備えた断面U字状である。
うに、互いに対向状に起立する各把持片2a,3
aを備えた断面U字状である。
上記電気接続子Aの芯線接続部2に対して被覆
電線の芯線4aを圧着する場合には、第3図のよ
うに下方には受台となるアンビル5を、又上方に
は成形用ダイスとなるクリンパー6を各々配設
し、該クリンパー6を矢視のF1方向に降下させ
ると山形をしたクリンパー6の内面が芯線接続部
2の外面を摺動しながら芯線4aを順次巻き込ん
で、第4図のように各把持片2a,2aで圧着さ
れる。
電線の芯線4aを圧着する場合には、第3図のよ
うに下方には受台となるアンビル5を、又上方に
は成形用ダイスとなるクリンパー6を各々配設
し、該クリンパー6を矢視のF1方向に降下させ
ると山形をしたクリンパー6の内面が芯線接続部
2の外面を摺動しながら芯線4aを順次巻き込ん
で、第4図のように各把持片2a,2aで圧着さ
れる。
又同様にして接続電線の被覆4bも被覆接続部
3の各把持片3a,3aにより第5図のように圧
着することができるので、この結果電気接続子A
と被覆電線4とが第6図のように接続される。
3の各把持片3a,3aにより第5図のように圧
着することができるので、この結果電気接続子A
と被覆電線4とが第6図のように接続される。
ところでこの種電気接続子においては、接続電
線の外径に応じたものを多種類に渡つて製造ある
いは選択使用するのは経済的に望ましくないの
で、例えば適用電線範囲が0.3〜0.85mm2、0.5〜2.0
mm2のように圧着加工が出来る電線の巾により何種
類かにランク分けし、前記電線接続部2および3
の内径寸法を適用電線範囲中の最大外径のものに
適合させて成形することが一般的に行なわれてい
る。
線の外径に応じたものを多種類に渡つて製造ある
いは選択使用するのは経済的に望ましくないの
で、例えば適用電線範囲が0.3〜0.85mm2、0.5〜2.0
mm2のように圧着加工が出来る電線の巾により何種
類かにランク分けし、前記電線接続部2および3
の内径寸法を適用電線範囲中の最大外径のものに
適合させて成形することが一般的に行なわれてい
る。
この場合、接続電線の芯線4aおよび被覆4b
が適用電線範囲中の最大値に近いものは、第7図
aおよび第8図aのように芯線接続部2および被
覆接続部3の各内径に各々適合して中心が保持さ
れるので、第7図bおよび第8図bのように良好
な圧着把持をおこなうことができる。
が適用電線範囲中の最大値に近いものは、第7図
aおよび第8図aのように芯線接続部2および被
覆接続部3の各内径に各々適合して中心が保持さ
れるので、第7図bおよび第8図bのように良好
な圧着把持をおこなうことができる。
しかしながら、接続電線が適用範囲中の最小値
に近くなるに従つて電線の外径と接線部の内径の
間に第9図aおよび第9図bのように間隙を生
じ、このために前記アンビル5とクリンパー6等
による圧着作業で接続電線の芯線4aおよび被覆
4bが芯線接続部2および被覆接続部3の中心に
位置するときは、第9図cおよび第10図cのよ
うに比較的良好な圧着をすることが出来るが、い
ずれかに片寄ると第9図bおよび第10図bのよ
うに良好な圧着がなされず接触抵抗の増加および
引張り強度の低下を各々生ずると云う欠点があつ
た。
に近くなるに従つて電線の外径と接線部の内径の
間に第9図aおよび第9図bのように間隙を生
じ、このために前記アンビル5とクリンパー6等
による圧着作業で接続電線の芯線4aおよび被覆
4bが芯線接続部2および被覆接続部3の中心に
位置するときは、第9図cおよび第10図cのよ
うに比較的良好な圧着をすることが出来るが、い
ずれかに片寄ると第9図bおよび第10図bのよ
うに良好な圧着がなされず接触抵抗の増加および
引張り強度の低下を各々生ずると云う欠点があつ
た。
(ハ) 本願の目的
そこで本願では前記従来技術の欠点に改善し、
適用電線範囲中の最小値に近いものに対しても中
心位置に保持され、接触抵抗の増加や引張り強度
の低下を生じさせない良好な圧着把持が得られる
電気接続子の提供を目的とするものである。
適用電線範囲中の最小値に近いものに対しても中
心位置に保持され、接触抵抗の増加や引張り強度
の低下を生じさせない良好な圧着把持が得られる
電気接続子の提供を目的とするものである。
(ニ) 本願の構成
本願の電気接続子は電線接続部における被覆接
続部の基部側の内径を接続電線中の最大径の被覆
外径にほぼ適合させ、当該被覆接続部の基部の両
側から内方へ突出する対称状の突起を各々設け、
この突起間の内径を接続電線中の最小径の被覆外
径に適合させるようにしたものである。
続部の基部側の内径を接続電線中の最大径の被覆
外径にほぼ適合させ、当該被覆接続部の基部の両
側から内方へ突出する対称状の突起を各々設け、
この突起間の内径を接続電線中の最小径の被覆外
径に適合させるようにしたものである。
(ホ) 作用
前記突起を設けたことにより、最小値に近い径
の被覆の場合でも突起間に収嵌されて中心位置に
保持されるので芯線もこれに従つて中心位置に保
持した状態で圧着作業が行われ、又最大値に近い
径の場合は突起間に架設され圧着により被覆の下
側が突起間に収嵌され被覆と芯線が中心位置に保
持される。
の被覆の場合でも突起間に収嵌されて中心位置に
保持されるので芯線もこれに従つて中心位置に保
持した状態で圧着作業が行われ、又最大値に近い
径の場合は突起間に架設され圧着により被覆の下
側が突起間に収嵌され被覆と芯線が中心位置に保
持される。
(ヘ) 実施例
第11図は本願の第一実施例、第12図は同第
二実施例を示す要部斜視図である。導電性の薄板
金属を打抜きおよび折曲げ加工し、図示しないが
一方に相手方端子と嵌合する雄形又は雌形による
各種形状の電気接触部を形成すると共に、他方に
被覆電線を圧着するための電線接続部として芯線
接続部2と被覆接続部3とを形成することは前記
従来例と同様である。
二実施例を示す要部斜視図である。導電性の薄板
金属を打抜きおよび折曲げ加工し、図示しないが
一方に相手方端子と嵌合する雄形又は雌形による
各種形状の電気接触部を形成すると共に、他方に
被覆電線を圧着するための電線接続部として芯線
接続部2と被覆接続部3とを形成することは前記
従来例と同様である。
又芯線接続部2と被覆接続部3は各々円弧状の
基部から互いに対向する起立する把持片を設けた
断面U字状であつて、被覆接続部3の基部側の内
径は適用電線範囲の最大値にほぼ適合させること
も前記従来例と同様である。
基部から互いに対向する起立する把持片を設けた
断面U字状であつて、被覆接続部3の基部側の内
径は適用電線範囲の最大値にほぼ適合させること
も前記従来例と同様である。
しかしながら前記打抜きおよび折曲げ加工に際
し、被覆接続部3の基部側両内面から内方へ突出
する対向状の突起7を設けるようにした。
し、被覆接続部3の基部側両内面から内方へ突出
する対向状の突起7を設けるようにした。
該突起7は第一実施例では第11図のように面
板に切り込みを設けて内方へ湾曲状に押し出した
切り出し7aであり、第二実施例では第12図の
ように面板を図示しない押型により突き出したエ
ンボス7bである。
板に切り込みを設けて内方へ湾曲状に押し出した
切り出し7aであり、第二実施例では第12図の
ように面板を図示しない押型により突き出したエ
ンボス7bである。
そしてこれら切り出し7a又はエンボス7bに
よる突起7間の内径を接続される適用範囲中の最
小径の電線被覆に適合するようにする。従つて接
続される被覆電線4が最小径に近い場合には、第
13図aのように被覆4bが突起7間に収嵌され
て被覆接続部3の中心に保持され、これにより芯
線4aも芯線接続部2の中心に保持される。
よる突起7間の内径を接続される適用範囲中の最
小径の電線被覆に適合するようにする。従つて接
続される被覆電線4が最小径に近い場合には、第
13図aのように被覆4bが突起7間に収嵌され
て被覆接続部3の中心に保持され、これにより芯
線4aも芯線接続部2の中心に保持される。
この状態で前記アンビル5とクリンパー6等に
よる圧着治具で圧着作業がおこなわれるので、第
13図bのように良好な圧着把持がなされる。
よる圧着治具で圧着作業がおこなわれるので、第
13図bのように良好な圧着把持がなされる。
一方接続される被覆電線4が最大径に近い場合
には、第14図bのように被覆4bが突起7間に
架設され、圧着作業時に被覆4bの下部側が突起
7間に収嵌されて第14図bのように中心が保持
されるので従来以上に良好な圧着把持がなされ
る。
には、第14図bのように被覆4bが突起7間に
架設され、圧着作業時に被覆4bの下部側が突起
7間に収嵌されて第14図bのように中心が保持
されるので従来以上に良好な圧着把持がなされ
る。
(ト) 本願の効果
前記実施例でも明らかなとおり本願の電気接続
子では、適用電線範囲中の最小径から最大径のも
のに対して突起により片寄ることなく中心位置が
保持されると共に、該突起により被覆の下部側が
押圧を受けた状態で圧着把持される。
子では、適用電線範囲中の最小径から最大径のも
のに対して突起により片寄ることなく中心位置が
保持されると共に、該突起により被覆の下部側が
押圧を受けた状態で圧着把持される。
従つて、圧着不良による接触抵抗の増加が引張
り強度の低下を生じさせない良好な圧着把持のも
とに電線の接続をおこなうことができる。
り強度の低下を生じさせない良好な圧着把持のも
とに電線の接続をおこなうことができる。
第1図は従来例による電気接続子の全体斜視
図、第2図は第1図の−線断面図、第3図は
圧着作業の説明図、第4図は芯線の圧着状態を示
す断面図、第5図は被覆の圧着状態を示す断面
図、第6図は結線状態における電気接続子の全体
斜視図、第7図乃至第10図は各種の圧着状態を
説明する断面図、第11図は本願電気接続子の第
一実施例による要部斜視図、第12図は同第二実
施例図、第13図と第14図は本願電気接続子に
よる圧着状態を説明する断面図である。 符号の説明、1……電気接触部、2……芯線接
続部、3……被覆接続部、4……被覆電線、4a
……芯線、4b……被覆、5……アンビル、6…
…クリンパー、7……突起、7a……切り出し、
7b……エンボス、A……電気接続子。
図、第2図は第1図の−線断面図、第3図は
圧着作業の説明図、第4図は芯線の圧着状態を示
す断面図、第5図は被覆の圧着状態を示す断面
図、第6図は結線状態における電気接続子の全体
斜視図、第7図乃至第10図は各種の圧着状態を
説明する断面図、第11図は本願電気接続子の第
一実施例による要部斜視図、第12図は同第二実
施例図、第13図と第14図は本願電気接続子に
よる圧着状態を説明する断面図である。 符号の説明、1……電気接触部、2……芯線接
続部、3……被覆接続部、4……被覆電線、4a
……芯線、4b……被覆、5……アンビル、6…
…クリンパー、7……突起、7a……切り出し、
7b……エンボス、A……電気接続子。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 導電性の薄板金属を打抜きおよび折曲げ加工し
て、一方に相手端子と嵌合する電気接触部を他方
には被覆電線の被覆と芯線を各々圧着する電線接
続部を各々形成させた電気接続子において、 前記電線接続部の被覆接続部は、互いに対向状
に起立する各把持片を備えた断面U字状で底面側
の内径が接続される最大径の電線被覆に適合する
ように形成され、該被覆接続部には底面に近い各
把持片の一部を各々内側へ突出させて凸面状の各
突起が設けられ、これらの各突起は接続される最
小径の電線被覆を載置した際にその外径が少なく
とも凸面の先端に当接される間隔で設けられ、前
記被覆接続部に電線被覆を圧着すると当該電線被
覆が各把持片と各突起の凸面とで押圧挟持される
ことを特徴とした電気接続子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14886183U JPS6057066U (ja) | 1983-09-28 | 1983-09-28 | 電気接続子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14886183U JPS6057066U (ja) | 1983-09-28 | 1983-09-28 | 電気接続子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6057066U JPS6057066U (ja) | 1985-04-20 |
JPS644218Y2 true JPS644218Y2 (ja) | 1989-02-03 |
Family
ID=30330608
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14886183U Granted JPS6057066U (ja) | 1983-09-28 | 1983-09-28 | 電気接続子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6057066U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50114593A (ja) * | 1974-02-19 | 1975-09-08 | ||
JPS5920569B2 (ja) * | 1979-10-02 | 1984-05-14 | 三井東圧化学株式会社 | 含水ケ−キの輸送方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5920569U (ja) * | 1982-07-30 | 1984-02-08 | 日産自動車株式会社 | 電気接続子 |
-
1983
- 1983-09-28 JP JP14886183U patent/JPS6057066U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50114593A (ja) * | 1974-02-19 | 1975-09-08 | ||
JPS5920569B2 (ja) * | 1979-10-02 | 1984-05-14 | 三井東圧化学株式会社 | 含水ケ−キの輸送方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6057066U (ja) | 1985-04-20 |
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