JPS639621Y2 - - Google Patents
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- JPS639621Y2 JPS639621Y2 JP6139883U JP6139883U JPS639621Y2 JP S639621 Y2 JPS639621 Y2 JP S639621Y2 JP 6139883 U JP6139883 U JP 6139883U JP 6139883 U JP6139883 U JP 6139883U JP S639621 Y2 JPS639621 Y2 JP S639621Y2
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Description
【考案の詳細な説明】
技術分野
この考案は住宅用基礎コンクリートに埋設され
るアンカーボルトを、コンクリート型枠の所定位
置に支持するためのアンカーボルト支持具に関す
るものである。
るアンカーボルトを、コンクリート型枠の所定位
置に支持するためのアンカーボルト支持具に関す
るものである。
従来技術
従来、この種の支持具として、例えば第1図に
示すように、鋼板製の支持板1の下面にラツパ管
2を溶接固定するとともに、そのラツパ管2と対
応して支持板1に透孔3を形成し、これらラツパ
管2および透孔3によりアンカーボルト4を挿通
支持するようにしたものが提案されている。そし
て、コンクリート成形後には、そのラツパ管2に
より形成された円錐状の凹所B(第5図参照)が
アンカーボルト4の根元部分を解放することによ
り、基礎コンリートCの上面に型鋼Aを据付ける
場合に、アンカーボルト4の位置を微調節できる
ようになつている。
示すように、鋼板製の支持板1の下面にラツパ管
2を溶接固定するとともに、そのラツパ管2と対
応して支持板1に透孔3を形成し、これらラツパ
管2および透孔3によりアンカーボルト4を挿通
支持するようにしたものが提案されている。そし
て、コンクリート成形後には、そのラツパ管2に
より形成された円錐状の凹所B(第5図参照)が
アンカーボルト4の根元部分を解放することによ
り、基礎コンリートCの上面に型鋼Aを据付ける
場合に、アンカーボルト4の位置を微調節できる
ようになつている。
ところが、こうした従来構成によると、支持板
12とラツパ管2とが固定されているため、ラツ
パ管2のみが損傷した場合でも、支持板1まで取
替えなければならないという無駄があるばかりで
なく、径の異なるアンカーボルトを支持する場合
には、それぞれの径に対応するラツパ管2を備え
た支持板1を他種類取揃える必要があつた。
12とラツパ管2とが固定されているため、ラツ
パ管2のみが損傷した場合でも、支持板1まで取
替えなければならないという無駄があるばかりで
なく、径の異なるアンカーボルトを支持する場合
には、それぞれの径に対応するラツパ管2を備え
た支持板1を他種類取揃える必要があつた。
目 的
この考案は上記した従来の不都合を解消するた
めになされたものであり、その目的は支持板に対
しアンカーボルトを挿通支持する支持具本体を着
脱可能に取着することにより、支持具本体が傷ん
だ場合にはその支持具本体のみを新たなものに取
替えることができるとともに、径が異なるアンカ
ーボルトを支持する場合にはその径に応じた支持
具本体を交換取着することができる新規なアンカ
ーボルト支持具を提供することにある。
めになされたものであり、その目的は支持板に対
しアンカーボルトを挿通支持する支持具本体を着
脱可能に取着することにより、支持具本体が傷ん
だ場合にはその支持具本体のみを新たなものに取
替えることができるとともに、径が異なるアンカ
ーボルトを支持する場合にはその径に応じた支持
具本体を交換取着することができる新規なアンカ
ーボルト支持具を提供することにある。
第一実施例
以下、この考案を型鋼の継ぎ合せ部分において
2本のアンカーボルトを支持できるようにした支
持具に具体化した第一実施例を第2図〜第5図に
基づいて説明する。
2本のアンカーボルトを支持できるようにした支
持具に具体化した第一実施例を第2図〜第5図に
基づいて説明する。
この実施例の支持板6は鋼板により長方形に形
成され、各角部にはそれぞれ取付ピン7が固定さ
れている。そして、第3図に示すように、各取付
ピン7をコンリート型枠8の上部リブ部9に透設
したピン孔10に嵌合することにより、支持板6
を相対向して設置した一対のコンクリート型枠8
間に装架するようになつている。
成され、各角部にはそれぞれ取付ピン7が固定さ
れている。そして、第3図に示すように、各取付
ピン7をコンリート型枠8の上部リブ部9に透設
したピン孔10に嵌合することにより、支持板6
を相対向して設置した一対のコンクリート型枠8
間に装架するようになつている。
第2図に示すように、支持板6のほぼ中央部に
は一対の透孔11が形成され、それらの相対向す
る位置には嵌合凹部12が切欠形成されている。
又、各透孔11にはスリツト13により対向する
周縁部をわずかに切り起こすことにより、一対の
保持部14が形成されている。
は一対の透孔11が形成され、それらの相対向す
る位置には嵌合凹部12が切欠形成されている。
又、各透孔11にはスリツト13により対向する
周縁部をわずかに切り起こすことにより、一対の
保持部14が形成されている。
一方、金属又は合成樹脂により成形された支持
具本体15は前記透孔11内に嵌合する頭部16
と、コンリート打設時にはコンクリート内に埋没
するほぼ逆円錐台状の埋没部17とから一体構成
され、これら両部のほぼ中央には上下方向に延び
るアンカーボルト挿通用の挿通孔18が貫設され
ている。又、前記頭部16の外周面には透孔11
の嵌合凹部12に対応する取付部としての一対の
突起19が形成され、第4図に示すように、支持
具本体15の取付時にはこれら突起19の下面と
埋没部17の上面との間に透孔11の前記保持部
14を挾持するようになつている。
具本体15は前記透孔11内に嵌合する頭部16
と、コンリート打設時にはコンクリート内に埋没
するほぼ逆円錐台状の埋没部17とから一体構成
され、これら両部のほぼ中央には上下方向に延び
るアンカーボルト挿通用の挿通孔18が貫設され
ている。又、前記頭部16の外周面には透孔11
の嵌合凹部12に対応する取付部としての一対の
突起19が形成され、第4図に示すように、支持
具本体15の取付時にはこれら突起19の下面と
埋没部17の上面との間に透孔11の前記保持部
14を挾持するようになつている。
以上のように構成された支持具本体15を支持
板6に組付ける場合には、第2図に示すように、
突起19と嵌合凹部12とを合わせて、支持具本
体15の頭部16を支持板6の上面側に露出さ
せ、この状態で支持具本体15を図において反時
計方向に90度回動すれば、保持部14の弾力によ
り支持具本体15が支持板6に締付固定される。
次に、アンカーボルト4を支持具本体15の下側
から挿通孔18内に挿入し、アンカーボルト4の
上端ねじ部4aを所望する長さだけ突出させてナ
ツト5を締付ければ、アンカーボルト4が支持板
6に支持される。
板6に組付ける場合には、第2図に示すように、
突起19と嵌合凹部12とを合わせて、支持具本
体15の頭部16を支持板6の上面側に露出さ
せ、この状態で支持具本体15を図において反時
計方向に90度回動すれば、保持部14の弾力によ
り支持具本体15が支持板6に締付固定される。
次に、アンカーボルト4を支持具本体15の下側
から挿通孔18内に挿入し、アンカーボルト4の
上端ねじ部4aを所望する長さだけ突出させてナ
ツト5を締付ければ、アンカーボルト4が支持板
6に支持される。
そして、第3図に示すように、この支持板6を
各取付ピン7とピン孔10との嵌合によりコンク
リート型枠8の所定位置に装架した後、両コンク
リート型枠8間にコンクリートを打込んで支持具
本体15の埋没部17を埋没させれば、アンカー
ボルト4が基礎コンクリートCの所定位置に埋設
される。
各取付ピン7とピン孔10との嵌合によりコンク
リート型枠8の所定位置に装架した後、両コンク
リート型枠8間にコンクリートを打込んで支持具
本体15の埋没部17を埋没させれば、アンカー
ボルト4が基礎コンクリートCの所定位置に埋設
される。
また、コンリート成形後にはナツト5をアンカ
ーボルト4から取外し、支持具本体15を支持板
6とともにコンクリート型枠8から離脱させる。
こうすれば、第5図に示すように基礎コンリート
Cの上面にはほぼ逆円錐台状の凹所Bが形成さ
れ、アンカーボルト4の根元部分がコンクリート
から解放されるため、同図に鎖線で示すように、
基礎コンクリートCの上面に型鋼Aを据付固定す
る場合に、アンカーボルト4のねじ部4aを前後
左右に僅かに位置調節することができる。
ーボルト4から取外し、支持具本体15を支持板
6とともにコンクリート型枠8から離脱させる。
こうすれば、第5図に示すように基礎コンリート
Cの上面にはほぼ逆円錐台状の凹所Bが形成さ
れ、アンカーボルト4の根元部分がコンクリート
から解放されるため、同図に鎖線で示すように、
基礎コンクリートCの上面に型鋼Aを据付固定す
る場合に、アンカーボルト4のねじ部4aを前後
左右に僅かに位置調節することができる。
しかも、この実施例のアンカーボルト支持具に
よれば、支持板6に対し支持具本体15を着脱可
能に取着したので、その支持具本体15が傷んで
使用不可能となつた場合には、支持板6をそのま
まにして支持具本体15のみを新しいものに取替
えることができる。又、径が異なるアンカーボル
トを支持する場合には、異なる内径の挿通孔18
を有する支持具本体15を交換使用すれば、従来
とは異なり、1枚の支持板6により他種類のアン
カーボルト4を支持することができる。
よれば、支持板6に対し支持具本体15を着脱可
能に取着したので、その支持具本体15が傷んで
使用不可能となつた場合には、支持板6をそのま
まにして支持具本体15のみを新しいものに取替
えることができる。又、径が異なるアンカーボル
トを支持する場合には、異なる内径の挿通孔18
を有する支持具本体15を交換使用すれば、従来
とは異なり、1枚の支持板6により他種類のアン
カーボルト4を支持することができる。
第二実施例
次に、この考案の第二実施例を第6図に基づい
て説明する。この実施例は支持具本体15と支持
板6との着脱構成において前記実施例とは異な
る。すなわち、支持板6に形成された透孔11の
近傍にはビス22を挿通するための一対のビス孔
23が透設されている。また、支持具本体15は
前記透孔11内に嵌合する頭部24と埋没部17
とから構成され、埋没部17の上面には前記両ビ
ス22が螺入される取付部としてのねじ孔26が
設けられている。従つて、この実施例においては
両ビス22の締付け及び取外しにより、支持具本
体15を支持板6に対し簡単に着脱することがで
き、これにより前記実施例と同様な効果を発揮す
る。
て説明する。この実施例は支持具本体15と支持
板6との着脱構成において前記実施例とは異な
る。すなわち、支持板6に形成された透孔11の
近傍にはビス22を挿通するための一対のビス孔
23が透設されている。また、支持具本体15は
前記透孔11内に嵌合する頭部24と埋没部17
とから構成され、埋没部17の上面には前記両ビ
ス22が螺入される取付部としてのねじ孔26が
設けられている。従つて、この実施例においては
両ビス22の締付け及び取外しにより、支持具本
体15を支持板6に対し簡単に着脱することがで
き、これにより前記実施例と同様な効果を発揮す
る。
第三実施例
第7図はこの考案の第三実施例を示すものであ
り、支持板6には支持筒部28が上方に向かつて
突出形成され、その内周面には雌ねじ部29が形
成されている。また、支持具本体15の頭部30
の外周面には雄ねじ部31が刻設され、前記雌ね
じ部29とこの雄ねじ部31との螺合により、支
持具本体15が支持板6に対し着脱可能に取着さ
れる。
り、支持板6には支持筒部28が上方に向かつて
突出形成され、その内周面には雌ねじ部29が形
成されている。また、支持具本体15の頭部30
の外周面には雄ねじ部31が刻設され、前記雌ね
じ部29とこの雄ねじ部31との螺合により、支
持具本体15が支持板6に対し着脱可能に取着さ
れる。
第四実施例
次に、この考案を具体化した第四実施例を第8
図及び第9図に基づいて説明する。
図及び第9図に基づいて説明する。
支持板6に形成された透孔11の周縁には複数
の係止爪33が内上方に向かつて斜めに突出形成
されている。また、この実施例における支持具本
体15はゴムまたは軟質の合成樹脂等の弾性変形
可能な柔軟材料により成形され、その上端部には
前記透孔11内に嵌入する取付部34が一体形成
されている。そして、第9図に示すようにその取
付部34を透孔11内に押込んだときには、各係
止爪33が取付部34の外周面に食込んで支持具
本体15の脱落が防止されるようになつている。
なお、支持具本体15を取り外す場合には、取付
部34を押圧して若干変形させればよい。
の係止爪33が内上方に向かつて斜めに突出形成
されている。また、この実施例における支持具本
体15はゴムまたは軟質の合成樹脂等の弾性変形
可能な柔軟材料により成形され、その上端部には
前記透孔11内に嵌入する取付部34が一体形成
されている。そして、第9図に示すようにその取
付部34を透孔11内に押込んだときには、各係
止爪33が取付部34の外周面に食込んで支持具
本体15の脱落が防止されるようになつている。
なお、支持具本体15を取り外す場合には、取付
部34を押圧して若干変形させればよい。
第五実施例
第10図及び第11図はこの考案の第五実施例
を示すものであり、支持板6に形成された透孔1
1の周縁には複数の係止突片37が内方に向かつ
て突出形成されている。また、支持具本体15は
前記第四実施例と同様に柔軟材料により成形さ
れ、その上端部には前記係止突片37の突出端間
の距離よりも大きい外径の頭部38が形成される
とともに、その頭部38と下端部の埋没部17と
の間には取付溝40が形成されてる。そして、取
付時には各係止突片37の干渉に抗して頭部38
を透孔11内に押込んで、各係止突片37を取付
溝40内に係止することにより、支持具本体15
の脱落が防止されるようになつている。
を示すものであり、支持板6に形成された透孔1
1の周縁には複数の係止突片37が内方に向かつ
て突出形成されている。また、支持具本体15は
前記第四実施例と同様に柔軟材料により成形さ
れ、その上端部には前記係止突片37の突出端間
の距離よりも大きい外径の頭部38が形成される
とともに、その頭部38と下端部の埋没部17と
の間には取付溝40が形成されてる。そして、取
付時には各係止突片37の干渉に抗して頭部38
を透孔11内に押込んで、各係止突片37を取付
溝40内に係止することにより、支持具本体15
の脱落が防止されるようになつている。
第六実施例
第12図及び第13図に基づきこの考案の第六
実施例を説明すると、この実施例の支持具本体1
5はゴム等の柔軟材料により成形され、その上端
取付部には大径の頭部42と小径の首部43とが
形成されている。一方、支持板6の透孔11は円
形の係止部45とその係止部45から側方に切欠
かれた凹部46とから構成されている。そして、
取付時には第12図に鎖線で示すように、支持具
本体15の頭部42を押圧変形した状態で凹部4
6から支持板6の上面に突出させた後、第13図
に示すように、側方にずらして係止部45に支持
具本体15の首部43を係止するようになつてい
る。
実施例を説明すると、この実施例の支持具本体1
5はゴム等の柔軟材料により成形され、その上端
取付部には大径の頭部42と小径の首部43とが
形成されている。一方、支持板6の透孔11は円
形の係止部45とその係止部45から側方に切欠
かれた凹部46とから構成されている。そして、
取付時には第12図に鎖線で示すように、支持具
本体15の頭部42を押圧変形した状態で凹部4
6から支持板6の上面に突出させた後、第13図
に示すように、側方にずらして係止部45に支持
具本体15の首部43を係止するようになつてい
る。
第七実施例
第14図はこの考案の第七実施例を示すもので
なり、支持具本体15は支持板6に対し断面波形
のバネ座金48により着脱可能に支持されるよう
になつている。図において50は支持具本体15
の取付部51に刻設された嵌入溝であり、この嵌
入溝50内に前記波形のバネ座金48が着脱可能
に係着される。
なり、支持具本体15は支持板6に対し断面波形
のバネ座金48により着脱可能に支持されるよう
になつている。図において50は支持具本体15
の取付部51に刻設された嵌入溝であり、この嵌
入溝50内に前記波形のバネ座金48が着脱可能
に係着される。
変更例
この考案は前記各実施例の構成に限定されるも
のではなく、次項に述べる各変更例において具体
化することも可能である。
のではなく、次項に述べる各変更例において具体
化することも可能である。
(1) 第15図はコンクリート型枠のコーナ部分に
装着し得るように平面L状に形成された支持板
52を示し、そのほぼ中央には前記第一実施例
と同一構成の一対の透孔11が形成されてい
る。そして、これら透孔11に取着される支持
具本体15により、2枚のアンカーボルトが支
持されるようになつている。
装着し得るように平面L状に形成された支持板
52を示し、そのほぼ中央には前記第一実施例
と同一構成の一対の透孔11が形成されてい
る。そして、これら透孔11に取着される支持
具本体15により、2枚のアンカーボルトが支
持されるようになつている。
(2) 第16図に示すように、支持板53の左右両
外側縁にはコンクリート型枠のリブ部外縁に係
合する外側規制片54が折曲形成されるととも
に、一方の外側規制片54の内側位置にはコン
クリート型枠の内側面に係合する内側規制片5
5が突出形成されている。従つて、このように
構成すれば、第17図に示すように、内外両規
制片54,55により支持板53が間隔保持具
としての機能を果たすとともに、コンクリート
打設時のコンクリート圧により、コンクリート
型枠のピン孔が支持板53の取付ピン7によつ
て変形されるおそれがない。
外側縁にはコンクリート型枠のリブ部外縁に係
合する外側規制片54が折曲形成されるととも
に、一方の外側規制片54の内側位置にはコン
クリート型枠の内側面に係合する内側規制片5
5が突出形成されている。従つて、このように
構成すれば、第17図に示すように、内外両規
制片54,55により支持板53が間隔保持具
としての機能を果たすとともに、コンクリート
打設時のコンクリート圧により、コンクリート
型枠のピン孔が支持板53の取付ピン7によつ
て変形されるおそれがない。
(3) 第18図に示すように、一対の外側規制片5
4と4本の取付ピン7を備えた支持板49の場
合でも、前述したような間隔保持具としての機
能を有する。
4と4本の取付ピン7を備えた支持板49の場
合でも、前述したような間隔保持具としての機
能を有する。
(4) 第19図は支持具本体15の頭部16に調節
ボルト56を螺着して、支持具本体15のアン
カーボルト4に対し位置調節可能にしたもので
ある。このように構成すれば、コンクリートの
天端位置の変更に対処することができる。
ボルト56を螺着して、支持具本体15のアン
カーボルト4に対し位置調節可能にしたもので
ある。このように構成すれば、コンクリートの
天端位置の変更に対処することができる。
その他、この考案はその趣旨を逸脱しない範囲
で各部の形状及び構成を任意に変更して具体化す
ることも可能である。
で各部の形状及び構成を任意に変更して具体化す
ることも可能である。
効 果
以上詳述したようにこの考案は、アンカーボル
トを挿通するための上下方向に延びる挿通孔を有
する支持具本体に、相対向する一対のコンクリー
ト型枠間のコンクリートに埋没する埋没部を形成
するとともに、その埋没部の上部には両型枠の上
面間に装架される支持板に設けた透孔に対して着
脱可能な取付部を形成したことにより、支持具本
体のみが損傷を受けた場合には、支持板をそのま
まにして、支持具本体のみを新たなものに取替え
ることができるとともに、一枚の支持板で径の異
なる多種類のアンカーボルトを支持することがで
きるという優れた効果を奏する。
トを挿通するための上下方向に延びる挿通孔を有
する支持具本体に、相対向する一対のコンクリー
ト型枠間のコンクリートに埋没する埋没部を形成
するとともに、その埋没部の上部には両型枠の上
面間に装架される支持板に設けた透孔に対して着
脱可能な取付部を形成したことにより、支持具本
体のみが損傷を受けた場合には、支持板をそのま
まにして、支持具本体のみを新たなものに取替え
ることができるとともに、一枚の支持板で径の異
なる多種類のアンカーボルトを支持することがで
きるという優れた効果を奏する。
第1図は従来のアンカーボルト支持具を示す要
部破断斜視図、第2図〜第5図はこの考案の第一
実施例を示すものであり、第2図はアンカーボル
ト支持具の分解斜視図、第3図は使用状態を示す
断面図、第4図は支持具本体と支持板との取付状
態を示す断面図、第5図は基礎コンクリートの断
面図である。第6図はこの考案の第二実施例を示
す縦断面図、第7図はこの考案の第三実施例を示
す縦断面図である。第8図はこの考案の第四実施
例における支持板の平面図、第9図は同じく取付
状態を示す縦断面図である。第10図はこの考案
の第五実施例における支持板の平面図、第11図
は同じく取付状態を示す断面図である。第12図
はこの考案の第六実施例における支持板の平面
図、第13図は同じく取付状態を示す断面図であ
る。第14図はこの考案の第七実施例における取
付状態を示す断面図である。第15図〜第19図
はそれぞれこの考案の変更例を示したものであ
り、第15図は支持板の平面図、第16図は支持
板の斜視図、第17図は使用状態を示す断面図、
第18図は支持板の斜視図、第19図は取付状態
を示す斜視図である。 アンカーボルト……4、支持板……6、コンク
リート型枠……8、透孔……11、支持具本体…
…15、挿通孔……18、基礎コンクリート……
C。
部破断斜視図、第2図〜第5図はこの考案の第一
実施例を示すものであり、第2図はアンカーボル
ト支持具の分解斜視図、第3図は使用状態を示す
断面図、第4図は支持具本体と支持板との取付状
態を示す断面図、第5図は基礎コンクリートの断
面図である。第6図はこの考案の第二実施例を示
す縦断面図、第7図はこの考案の第三実施例を示
す縦断面図である。第8図はこの考案の第四実施
例における支持板の平面図、第9図は同じく取付
状態を示す縦断面図である。第10図はこの考案
の第五実施例における支持板の平面図、第11図
は同じく取付状態を示す断面図である。第12図
はこの考案の第六実施例における支持板の平面
図、第13図は同じく取付状態を示す断面図であ
る。第14図はこの考案の第七実施例における取
付状態を示す断面図である。第15図〜第19図
はそれぞれこの考案の変更例を示したものであ
り、第15図は支持板の平面図、第16図は支持
板の斜視図、第17図は使用状態を示す断面図、
第18図は支持板の斜視図、第19図は取付状態
を示す斜視図である。 アンカーボルト……4、支持板……6、コンク
リート型枠……8、透孔……11、支持具本体…
…15、挿通孔……18、基礎コンクリート……
C。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 アンカーボルト4を挿通するための上下方向
に延びる挿通孔18を有する支持具本体15
に、相対向する一対のコンクリート型枠8間の
コンクリートCに埋没する埋没部17を形成す
るとともに、その埋没部17の上部には両型枠
8の上面間に装架される支持板6に設けた透孔
11に対して着脱可能な取付部19を形成した
ことを特徴とするアンカーボルト支持具。 2 前記取付部は透孔11に相対向して設けた一
対の嵌合凹部12を上下に通過可能な一対の突
起19である実用新案登録請求の範囲第1項記
載のアンカーボルト支持具。 3 透孔11の周縁部には前記突起19の下面と
弾性係合して支持具本体15を取着位置に保持
するための保持部14を切り起こし形成した実
用新案登録請求の範囲第2項記載のアンカーボ
ルト支持具。 4 前記取付部は取付用のビス22が螺入するね
じ孔26である実用新案登録請求の範囲第1項
記載のアンカーボルト支持具。 5 前記取付部は支持具本体15の頭部30外周
面に形成した雄ねじ部31である実用新案登録
請求の範囲第1項記載のアンカーボルト支持
具。 6 支持具本体15をゴム等の柔軟材料で成形
し、その上端部に透孔11の周縁に突設した係
止爪33により弾性変形する取付部34を形成
した実用新案登録請求の範囲第1項記載のアン
カーボルト支持具。 7 支持具本体15を柔軟材料で成形し、その上
端部には透孔11の周縁に設けた係止突片37
により弾性変形する頭部38と、係止突片37
が嵌入する取付溝40とを設けた実用新案登録
請求の範囲第1項記載のアンカーボルト支持
具。 8 柔軟材料により成形した支持具本体15の取
付部を大径の頭部42と小径の首部43とから
構成し、その頭部42を押圧変形した時には、
前記透孔11の一側部に形成した凹部46が頭
部42の嵌入を許容するとともに、頭部42の
復元時には透孔11の他側部に形成した係止部
45が前記首部43を係止する実用新案登録請
求の範囲第1項記載のアンカーボルト支持具。 9 支持具本体15の外周に嵌入溝50を形成
し、この嵌入溝50に嵌入するバネ座金48に
より支持具本体15を透孔11に取着した実用
新案登録請求の範囲第1項記載のアンカーボル
ト支持具。 (10) 前記埋没部17を逆円錘台状に形成した実用
新案登録請求の範囲第1項記載のアンカーボル
ト支持具。 (11) 支持板52をコンクリート型枠8のコーナ部
に装着し得るように平面L状に形成した実用新
案登録請求の範囲第1項記載のアンカーボルト
支持具。 (12) 支持板53の両外側縁に、コンクリート型枠
8のリブ部9外縁に係合する外側規制片54を
折曲形成するとともに、少なくともいずれか一
方の外側規制片54の内側位置には、コンクリ
ート型枠8の内側面に係合する内側規制片55
を形成した実用新案登録請求の範囲第1項記載
のアンカーボルト支持具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6139883U JPS59167834U (ja) | 1983-04-22 | 1983-04-22 | アンカ−ボルト支持具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6139883U JPS59167834U (ja) | 1983-04-22 | 1983-04-22 | アンカ−ボルト支持具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59167834U JPS59167834U (ja) | 1984-11-10 |
JPS639621Y2 true JPS639621Y2 (ja) | 1988-03-22 |
Family
ID=30191608
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6139883U Granted JPS59167834U (ja) | 1983-04-22 | 1983-04-22 | アンカ−ボルト支持具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59167834U (ja) |
-
1983
- 1983-04-22 JP JP6139883U patent/JPS59167834U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59167834U (ja) | 1984-11-10 |
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