JPS639444Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS639444Y2 JPS639444Y2 JP1983168902U JP16890283U JPS639444Y2 JP S639444 Y2 JPS639444 Y2 JP S639444Y2 JP 1983168902 U JP1983168902 U JP 1983168902U JP 16890283 U JP16890283 U JP 16890283U JP S639444 Y2 JPS639444 Y2 JP S639444Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- duct
- vent air
- steering shaft
- instrument panel
- mounting bracket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 8
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 claims description 4
- 210000003127 knee Anatomy 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Instrument Panels (AREA)
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、車両の車室内換気装置に関し、特に
運転席のステアリングシヤフト付近の換気ダクト
構造に関する。
運転席のステアリングシヤフト付近の換気ダクト
構造に関する。
この種の換気装置としてデフロスタに関して
は、例えば実公昭56−15095号公報に、インスト
ルメントパネルのフロントガラス側のデツドスペ
ースを利用してダクト引廻しを行うことが示さ
れ、また実開昭58−28008号公報に、ステアリン
グシヤフトにカバーを設けたダクトを形成し、ス
テアリングホイールへ向つて吹出し口を設けたこ
とかが示されている。
は、例えば実公昭56−15095号公報に、インスト
ルメントパネルのフロントガラス側のデツドスペ
ースを利用してダクト引廻しを行うことが示さ
れ、また実開昭58−28008号公報に、ステアリン
グシヤフトにカバーを設けたダクトを形成し、ス
テアリングホイールへ向つて吹出し口を設けたこ
とかが示されている。
ところで、車室内換気に関しては空気量が多
く、吹出口がインストルメントパネルの前部に設
けられることから、従来、主としてインストルメ
ントパネルの内部の広い範囲にダクトが設置され
ている。ところで、スポーツ車のように車高が低
い車両では、ステアリングシヤフトの取付ブラケ
ツトがインストルメントパネル内部に深く入つて
カウルバネルに取付けられる場合があり、このよ
うな取付構造ではインストルメントパネル内部で
取付ブラケツト上下部にダクトスペースを充分確
保し難い。
く、吹出口がインストルメントパネルの前部に設
けられることから、従来、主としてインストルメ
ントパネルの内部の広い範囲にダクトが設置され
ている。ところで、スポーツ車のように車高が低
い車両では、ステアリングシヤフトの取付ブラケ
ツトがインストルメントパネル内部に深く入つて
カウルバネルに取付けられる場合があり、このよ
うな取付構造ではインストルメントパネル内部で
取付ブラケツト上下部にダクトスペースを充分確
保し難い。
本考案は、このような事情に鑑み、ステアリン
グシヤフトの取付ブラケツトがインストルメント
パネル内部に深く設置される構造において、車室
内換気用ダクトの引廻しをインストルメントパネ
ル内部で充分に行い得るようにした車両用換気装
置を提供することを目的とする。
グシヤフトの取付ブラケツトがインストルメント
パネル内部に深く設置される構造において、車室
内換気用ダクトの引廻しをインストルメントパネ
ル内部で充分に行い得るようにした車両用換気装
置を提供することを目的とする。
この目的のため本考案は、ステアリングシヤフ
トを、インストルメントパネルの内側にて、カウ
ルパネルに取付けられた取付ブラケツトに固定支
持したものにおいて、上記ステアリングシヤフト
の上方で、上記ブラケツトと、上記カウルパネル
と、フロントフロアから立上つたトーボードとに
よつて、ダクトを形成し、上記ダクトの一側にヒ
ータユニツトからのベント風を取入れるベント風
取入口を、他側にベント送風口を、下部に吹出口
を、それぞれ開口するように構成されている。
トを、インストルメントパネルの内側にて、カウ
ルパネルに取付けられた取付ブラケツトに固定支
持したものにおいて、上記ステアリングシヤフト
の上方で、上記ブラケツトと、上記カウルパネル
と、フロントフロアから立上つたトーボードとに
よつて、ダクトを形成し、上記ダクトの一側にヒ
ータユニツトからのベント風を取入れるベント風
取入口を、他側にベント送風口を、下部に吹出口
を、それぞれ開口するように構成されている。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本考案の一実施例を具体
的に説明する。
的に説明する。
第1図において、符号1は車室内の左右幅方向
に設置されるインストルメントパネルであり、こ
のインストルメントパネル1のフロントガラス2
側が階段状に高くなつて、そこの内部にデフロス
タに関するデフノズル3が設けられると共に、ダ
クト引廻しが行われている。また、運転席におい
てはインストルメントパネル1の前面側にメータ
等のユニツト4を収容するメータクラスタ5が突
設され、このメータクラスタ5の略中心部直下に
ステアリングホイール6を有するステアリングシ
ヤフト7が前下りに傾いて設置される。そして、
ステアリングシヤフト7はメータクラスタ5の裏
側のインストルメントパネル1内部において、カ
ウルパネル8からの取付ブラケツト9に固定して
支持されている。
に設置されるインストルメントパネルであり、こ
のインストルメントパネル1のフロントガラス2
側が階段状に高くなつて、そこの内部にデフロス
タに関するデフノズル3が設けられると共に、ダ
クト引廻しが行われている。また、運転席におい
てはインストルメントパネル1の前面側にメータ
等のユニツト4を収容するメータクラスタ5が突
設され、このメータクラスタ5の略中心部直下に
ステアリングホイール6を有するステアリングシ
ヤフト7が前下りに傾いて設置される。そして、
ステアリングシヤフト7はメータクラスタ5の裏
側のインストルメントパネル1内部において、カ
ウルパネル8からの取付ブラケツト9に固定して
支持されている。
そこで上記構成において、第1図および第2図
に示すように、上記取付ブラケツト9がステアリ
ングシヤフト7の支持部9aからその裏側のカウ
ルパネル8,フロントフロア10から立上つたト
ーボード11、更にステアリングシヤフト7に及
ぶ範囲に拡大されて箱形を成す。そして、この箱
形の取付ブラケツト9の内側にダクト12が形成
され、ダクト12の両側の一側にベント風取入口
13を、他側にベント送風口14が偏心して開口
し、ベント風取入口13はダクト15を介してヒ
ータユニツト16に連結し、ベント送風口14は
インストルメントパネル1内部のダクト17を介
してサイドベント吹出口18に連結するものであ
り、更に取付ブラケツト9の下部に膝吹出口19
が開口している。
に示すように、上記取付ブラケツト9がステアリ
ングシヤフト7の支持部9aからその裏側のカウ
ルパネル8,フロントフロア10から立上つたト
ーボード11、更にステアリングシヤフト7に及
ぶ範囲に拡大されて箱形を成す。そして、この箱
形の取付ブラケツト9の内側にダクト12が形成
され、ダクト12の両側の一側にベント風取入口
13を、他側にベント送風口14が偏心して開口
し、ベント風取入口13はダクト15を介してヒ
ータユニツト16に連結し、ベント送風口14は
インストルメントパネル1内部のダクト17を介
してサイドベント吹出口18に連結するものであ
り、更に取付ブラケツト9の下部に膝吹出口19
が開口している。
上記構成により、ヒータユニツト16からの新
鮮な外気または冷,温風は、ダクト15を経て取
付ブラケツト9内のダクト12に入り、ここの膝
吹出口19から運転者の膝の部分に向けて吹出
す。また、ダクト12からダクト17を経てサイ
ドベント吹出口18より吹出す。
鮮な外気または冷,温風は、ダクト15を経て取
付ブラケツト9内のダクト12に入り、ここの膝
吹出口19から運転者の膝の部分に向けて吹出
す。また、ダクト12からダクト17を経てサイ
ドベント吹出口18より吹出す。
上述するように本考案によると、ステアリング
シヤフトを、インストルメントパネルの内側に
て、カウルパネルに取付けられた取付ブラケツト
に固定支持したものにおいて、ステアリングシヤ
フトの上方で、ブラケツトと、カウルパネルと、
フロントフロアから立上つたトーボードとによつ
て、ダクトを形成したので、取付ブラケツトの上
下にダクトスペースが取れない場合でも充分な通
気路が形成できる。
シヤフトを、インストルメントパネルの内側に
て、カウルパネルに取付けられた取付ブラケツト
に固定支持したものにおいて、ステアリングシヤ
フトの上方で、ブラケツトと、カウルパネルと、
フロントフロアから立上つたトーボードとによつ
て、ダクトを形成したので、取付ブラケツトの上
下にダクトスペースが取れない場合でも充分な通
気路が形成できる。
さらに、ダクトの一側にヒータユニツトからの
ベント風を取入れるベント風取入口を、他側にベ
ント送風口を、下部に吹出口を、それぞれ開口し
たので、ダクトがベント風の配分器の役目をはた
し、ベント風を必要個所に導くための配管が容易
となる。
ベント風を取入れるベント風取入口を、他側にベ
ント送風口を、下部に吹出口を、それぞれ開口し
たので、ダクトがベント風の配分器の役目をはた
し、ベント風を必要個所に導くための配管が容易
となる。
さらにまた、ダクト下部に吹出口を開口したの
で、専用ダクトによらず容易に運転者への膝配風
が可能である。
で、専用ダクトによらず容易に運転者への膝配風
が可能である。
第1図は本考案による装置の一実施例を示す縦
断面図、第2図は要部の断面図である。 1……インストルメントパネル、7……ステア
リングシヤフト、9……取付ブラケツト、9a…
…支持部、12……ダクト、13……ベント風取
入口、14……ベント送風口、19……膝吹出
口。
断面図、第2図は要部の断面図である。 1……インストルメントパネル、7……ステア
リングシヤフト、9……取付ブラケツト、9a…
…支持部、12……ダクト、13……ベント風取
入口、14……ベント送風口、19……膝吹出
口。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ステアリングシヤフトを、インストルメントパ
ネルの内側にて、カウルパネルに取付けられた取
付ブラケツトに固定支持したものにおいて、 上記ステアリングシヤフトの上方で、上記ブラ
ケツトと、上記カウルパネルと、フロントフロア
から立上つたトーボードとによつて、ダクトを形
成し、 上記ダクトの一側にヒータユニツトからのベン
ト風を取入れるベント風取入口を、他側にベント
送風口を、下部に吹出口を、それぞれ開口したこ
とを特徴とする車両用換気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16890283U JPS6076512U (ja) | 1983-10-31 | 1983-10-31 | 車両用換気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16890283U JPS6076512U (ja) | 1983-10-31 | 1983-10-31 | 車両用換気装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6076512U JPS6076512U (ja) | 1985-05-29 |
JPS639444Y2 true JPS639444Y2 (ja) | 1988-03-22 |
Family
ID=30369128
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16890283U Granted JPS6076512U (ja) | 1983-10-31 | 1983-10-31 | 車両用換気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6076512U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5828008B2 (ja) * | 1977-02-14 | 1983-06-13 | 新日本製鐵株式会社 | 脱スケ−ル性の優れた鋼材の製造法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5828008U (ja) * | 1981-08-19 | 1983-02-23 | 三菱重工業株式会社 | 自動車用空調装置 |
-
1983
- 1983-10-31 JP JP16890283U patent/JPS6076512U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5828008B2 (ja) * | 1977-02-14 | 1983-06-13 | 新日本製鐵株式会社 | 脱スケ−ル性の優れた鋼材の製造法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6076512U (ja) | 1985-05-29 |
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