JPS6376935A - 動力伝動用ベルト - Google Patents
動力伝動用ベルトInfo
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- JPS6376935A JPS6376935A JP22115186A JP22115186A JPS6376935A JP S6376935 A JPS6376935 A JP S6376935A JP 22115186 A JP22115186 A JP 22115186A JP 22115186 A JP22115186 A JP 22115186A JP S6376935 A JPS6376935 A JP S6376935A
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Landscapes
- Ropes Or Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は動力伝動用ベルトに係り、詳しくは耐水性、耐
屈曲疲労性に優れた歯付ベルト、多リブベルト等の動力
伝動用ベルトに関する。
屈曲疲労性に優れた歯付ベルト、多リブベルト等の動力
伝動用ベルトに関する。
(従来の技術)
歯付ベルトは平ベルトや■ベルトと異なり滑りのない確
実伝動が可能であり、また歯車やチェーンの確実伝動に
比べて給油を必要としない等の利点を有している。一方
、多リブベルトは■ベルトに比べて厚さが小さくて可塑
性を有し、そして背面駆動も可能であるところから小径
ブーりをもつ多軸駆動において使用されている。そのた
め、これらのベルトは特に自動車の伝動装置への進出が
顕著である。
実伝動が可能であり、また歯車やチェーンの確実伝動に
比べて給油を必要としない等の利点を有している。一方
、多リブベルトは■ベルトに比べて厚さが小さくて可塑
性を有し、そして背面駆動も可能であるところから小径
ブーりをもつ多軸駆動において使用されている。そのた
め、これらのベルトは特に自動車の伝動装置への進出が
顕著である。
ところが、これらのベルトは、高湿、高負荷で且つ多軸
で使用されるため、屈曲疲労を受けてベルト切断を起こ
し易い条件下にある。特に、雨天の場合、水分はベルト
抗張体の疲労劣化をまねき、この結果ベルトの強力低下
は著しく、ベルトの切断が起こり易(なっている。
で使用されるため、屈曲疲労を受けてベルト切断を起こ
し易い条件下にある。特に、雨天の場合、水分はベルト
抗張体の疲労劣化をまねき、この結果ベルトの強力低下
は著しく、ベルトの切断が起こり易(なっている。
ところで、今日かかるベルトの抗張体の1つとして強力
が大きく、そして伸び、温度変化の小さなガラス繊維ロ
ープ又はコード(以下、単にコードという)が提案され
ている。例えば、自動車のOHC駆動におけるベルトの
場合には、ガラス繊維コードの構成は通常ECG−15
0−3/13(フィラメント径が9μで、大きさが15
,000ヤード/ポンドのストランドを3本集めて下撚
りして子なわとし、この子なわを13本集めて上1然り
したコーF″)で、上1熱りと下撚りがかかっている。
が大きく、そして伸び、温度変化の小さなガラス繊維ロ
ープ又はコード(以下、単にコードという)が提案され
ている。例えば、自動車のOHC駆動におけるベルトの
場合には、ガラス繊維コードの構成は通常ECG−15
0−3/13(フィラメント径が9μで、大きさが15
,000ヤード/ポンドのストランドを3本集めて下撚
りして子なわとし、この子なわを13本集めて上1然り
したコーF″)で、上1熱りと下撚りがかかっている。
また、他に屈曲疲労性が小さくそしてベルト自体が柔軟
になる抗張体として、複数の無l然ガラス繊維フィラメ
ント束を収束させこれらに上l熱りを施してなるコード
が提案されている。
になる抗張体として、複数の無l然ガラス繊維フィラメ
ント束を収束させこれらに上l熱りを施してなるコード
が提案されている。
更に、下撚りされた複数本のガラス繊維のストランド収
束させ、これらに下撚りと同一方向の上1然りを施し、
上撚り係数が0.06〜1.50で、下撚り係数が上記
上1然り係数の1/4〜1/2にしたコードも提案され
ている。これら各提案に使用されるガラスコードは、ゴ
ム配合物との接着を良(するためには、レゾルシン−ホ
ルマリン−ラテックス(以下RFLと言う)で処理され
たものが使用されている。
束させ、これらに下撚りと同一方向の上1然りを施し、
上撚り係数が0.06〜1.50で、下撚り係数が上記
上1然り係数の1/4〜1/2にしたコードも提案され
ている。これら各提案に使用されるガラスコードは、ゴ
ム配合物との接着を良(するためには、レゾルシン−ホ
ルマリン−ラテックス(以下RFLと言う)で処理され
たものが使用されている。
(発明が解決しようとする問題点)
しかし、このようなベルトを高負荷で小径プーリの多軸
下の条件で走行させると、RFLで処理されたガラス繊
維コードは、使用中にRFLの樹脂分の固化が進み、又
はラテックス分の劣化が進むためガラス繊維コードが固
くなって屈曲疲労性が悪くなることがあり、また雨天下
の高温多湿下で走行させると、RFL及びガラス繊維コ
ードが加水分解を起こすため、接着力の低下及びベルト
の強力が著しく低下することがあった。
下の条件で走行させると、RFLで処理されたガラス繊
維コードは、使用中にRFLの樹脂分の固化が進み、又
はラテックス分の劣化が進むためガラス繊維コードが固
くなって屈曲疲労性が悪くなることがあり、また雨天下
の高温多湿下で走行させると、RFL及びガラス繊維コ
ードが加水分解を起こすため、接着力の低下及びベルト
の強力が著しく低下することがあった。
本発明はこの様な問題に対処し、これを改善し、高温多
湿下においてもベルト強力低下を引き起さず、しかも耐
屈曲疲労性も大巾に改善される歯付ベルトあるいは多リ
ブベルトを初めとする動力伝動用ベルトを提供すること
を目的とするものである。
湿下においてもベルト強力低下を引き起さず、しかも耐
屈曲疲労性も大巾に改善される歯付ベルトあるいは多リ
ブベルトを初めとする動力伝動用ベルトを提供すること
を目的とするものである。
(問題点を解決するための手段)
即ち、本発明の特徴とするところは、ガラス繊維の1然
糸コードを抗張体として使用した動力伝動用ベルトであ
って、前記抗張体が (1) ガラス繊維のフィラメントを引揃えたストラ
ンド、またはこれを複数本集めたストランド群をゴム糊
で被覆し、これを一方向に下撚りして子なわとし、これ
を複数本集めて下撚りと逆方向に上1熱りを行ってなる
コードまたは(2) ガラス繊維のフィラメントを引
揃えたストランド、またはこれを複数本集めてストラン
ド群を接着剤で固め、更にその上にゴム糊で被覆した後
、これを一方向に下(然りして子なわとし、これを複数
本集めて下撚りと逆方向に上撚りを行ってなるコードで
ある。
糸コードを抗張体として使用した動力伝動用ベルトであ
って、前記抗張体が (1) ガラス繊維のフィラメントを引揃えたストラ
ンド、またはこれを複数本集めたストランド群をゴム糊
で被覆し、これを一方向に下撚りして子なわとし、これ
を複数本集めて下撚りと逆方向に上1熱りを行ってなる
コードまたは(2) ガラス繊維のフィラメントを引
揃えたストランド、またはこれを複数本集めてストラン
ド群を接着剤で固め、更にその上にゴム糊で被覆した後
、これを一方向に下(然りして子なわとし、これを複数
本集めて下撚りと逆方向に上撚りを行ってなるコードで
ある。
本発明の動力伝動用ベルトを小径プーリーをもつ多軸駆
動装置に取付けて走行させると、該ベルトの抗張体がR
FL処理をされていないために、ベルトは耐屈曲疲労性
に優れ強力低下もなくなり、また注水条件下で走行させ
ても水の影響を殆ど受けずに耐水性が著しく改善される
。
動装置に取付けて走行させると、該ベルトの抗張体がR
FL処理をされていないために、ベルトは耐屈曲疲労性
に優れ強力低下もなくなり、また注水条件下で走行させ
ても水の影響を殆ど受けずに耐水性が著しく改善される
。
以下、本発明の詳細を添付図面に示す実施例にもとづい
て具体的に説明する。
て具体的に説明する。
第1図は、本発明に係る動力伝動用ベルトの一例として
歯付ベルトを部分的に図示しており、図において(1)
は歯付ベルト、(2)は該ベルト歯部表面を被覆してな
るポリアミド繊維などからなる補強布、(3)はゴム弾
性体よりなる歯形部ならびに伸張部、(4)は本発明の
特徴であるガラス繊維コードの抗張体である。
歯付ベルトを部分的に図示しており、図において(1)
は歯付ベルト、(2)は該ベルト歯部表面を被覆してな
るポリアミド繊維などからなる補強布、(3)はゴム弾
性体よりなる歯形部ならびに伸張部、(4)は本発明の
特徴であるガラス繊維コードの抗張体である。
また、第2図は多リブベルト(5)の断面図であり、ガ
ラス繊維ロープからなる抗張体(6)がクッションゴム
層(7)内に埋設され、その上側に複数層のゴム付帆布
(8)が積層され、他方抗張体(6)の下側には圧縮ゴ
ム層(9)があって複数層のリブα〔(図では31Jブ
)を具備する構造からなっている。
ラス繊維ロープからなる抗張体(6)がクッションゴム
層(7)内に埋設され、その上側に複数層のゴム付帆布
(8)が積層され、他方抗張体(6)の下側には圧縮ゴ
ム層(9)があって複数層のリブα〔(図では31Jブ
)を具備する構造からなっている。
上記抗張体ガラス繊維コードの構成は、例えば直径9μ
もしくは9〜10μの無アルカリガラスフィラメントを
太さ15,000ヤーン/ポンドに夫々集束されたスト
ランドを3本集めて下撚り数2.0〜2.5回/25m
mに下撚りとして子なわとし、この子なわを13本集め
て下撚りと逆方向に上撚り数1.4〜2.0回/ 25
++nで上(然りして総デニール数10.000〜1
3.000に構成したロープであり、その際接着処理は
以下の(1) (2)の方法で行われる。
もしくは9〜10μの無アルカリガラスフィラメントを
太さ15,000ヤーン/ポンドに夫々集束されたスト
ランドを3本集めて下撚り数2.0〜2.5回/25m
mに下撚りとして子なわとし、この子なわを13本集め
て下撚りと逆方向に上撚り数1.4〜2.0回/ 25
++nで上(然りして総デニール数10.000〜1
3.000に構成したロープであり、その際接着処理は
以下の(1) (2)の方法で行われる。
(1)ストランドを複数本集めた状態でゴム糊又は接着
剤を添加したゴム糊に浸漬し、210〜240℃で1〜
3分間熱処理した後(前処理)、S撚り又はZ撚りのど
ちらか一方向に下撚りして子なわとし、この子なわを複
数本集めて下撚りと逆方向に上l然りを行う。または、
(2)ストランドを複数本集めた状態で接着剤に浸漬し
て、200〜230℃で1〜3分間反応させ(前処理)
、ついでゴム糊又は接着剤を添加したゴム糊に’&?A
し、210〜240℃で1〜3分間熱処理した後(後処
理)、St、tり又はZ撚りのどちらか一方向に下撚り
して子なわとし、この子なわを複数本集めた下撚りと逆
方向に上撚りを行う。
剤を添加したゴム糊に浸漬し、210〜240℃で1〜
3分間熱処理した後(前処理)、S撚り又はZ撚りのど
ちらか一方向に下撚りして子なわとし、この子なわを複
数本集めて下撚りと逆方向に上l然りを行う。または、
(2)ストランドを複数本集めた状態で接着剤に浸漬し
て、200〜230℃で1〜3分間反応させ(前処理)
、ついでゴム糊又は接着剤を添加したゴム糊に’&?A
し、210〜240℃で1〜3分間熱処理した後(後処
理)、St、tり又はZ撚りのどちらか一方向に下撚り
して子なわとし、この子なわを複数本集めた下撚りと逆
方向に上撚りを行う。
又、接着力をより高くするには、上記(1) (2>の
処理後上撚りまでかかったガラス繊維コードを再び該ゴ
ム糊又は接着剤を添加したゴム剤で処理を行っても良い
。更に、前記コード構成における子なわの集束本数、あ
るいは子なわの総本数は抗張体コードの太さによって決
まり、夫々の場合に応じて適宜所要の本数が選定される
が、必ずしも固定的なものではない。
処理後上撚りまでかかったガラス繊維コードを再び該ゴ
ム糊又は接着剤を添加したゴム剤で処理を行っても良い
。更に、前記コード構成における子なわの集束本数、あ
るいは子なわの総本数は抗張体コードの太さによって決
まり、夫々の場合に応じて適宜所要の本数が選定される
が、必ずしも固定的なものではない。
本発明に使用するゴム糊は、クロロプレン、クロロスル
ホン化ポリエチレン、ニトリル、水素添加ニトリル、フ
ッ素、エピクロルヒドリン等のゴム配合物をトルエン等
の有機溶剤に溶かしたものである。
ホン化ポリエチレン、ニトリル、水素添加ニトリル、フ
ッ素、エピクロルヒドリン等のゴム配合物をトルエン等
の有機溶剤に溶かしたものである。
また、本発明において使用する接着剤とは、ビスフェノ
ールA型エポキシ樹脂、エポキシ−ウレタン樹脂等の分
子鎖の一末端もしくは両端にエポキシ基を有するエポキ
シ化合物、あるいは一分子当り2IIIi11以上のイ
ソシアネート基を有するイソシアネート化合物、例えば
トルエンジイソシアナート、キシレンジイソシアナート
、ナフタレンジイソシアナート、ヘキサンジイソシアナ
ート、ジフェニルメタンジイソシアネート、ポリメチレ
ンポリフェニレンジイソシアナート等であり、該接着剤
はゴム糊中にも混入されその量はゴム100重量部に対
して10〜100重量部である。
ールA型エポキシ樹脂、エポキシ−ウレタン樹脂等の分
子鎖の一末端もしくは両端にエポキシ基を有するエポキ
シ化合物、あるいは一分子当り2IIIi11以上のイ
ソシアネート基を有するイソシアネート化合物、例えば
トルエンジイソシアナート、キシレンジイソシアナート
、ナフタレンジイソシアナート、ヘキサンジイソシアナ
ート、ジフェニルメタンジイソシアネート、ポリメチレ
ンポリフェニレンジイソシアナート等であり、該接着剤
はゴム糊中にも混入されその量はゴム100重量部に対
して10〜100重量部である。
以下本発明の具体例を実施例により詳細に説明する。
実施例1
下カバーとしてナイロン帆布、抗張体として第1表に示
す配合で処理されたECG15−0−3/13(下撚り
数2.5回/25龍、上撚り数2゜0回/25mm)の
構成を有するガラス繊維コードをゴム中に埋設させて歯
付ベルトを製造した。得られたベルトは歯ピッチ81、
歯数140、ベルト中24.51mであった。 次にこ
のベルトを走行試験機(駆動プーリーA歯数21、プー
リーB歯数38、プーリーC歯数42、プーリーD歯数
42、テンションブーU−F、G)に取り付け、環境温
度80℃、駆動プーリーへの回転数450Orpm 、
ベルト走行試験を行い、1000時間走行後の残存強力
率を測定した。結果は第2表に示す通りであった。
す配合で処理されたECG15−0−3/13(下撚り
数2.5回/25龍、上撚り数2゜0回/25mm)の
構成を有するガラス繊維コードをゴム中に埋設させて歯
付ベルトを製造した。得られたベルトは歯ピッチ81、
歯数140、ベルト中24.51mであった。 次にこ
のベルトを走行試験機(駆動プーリーA歯数21、プー
リーB歯数38、プーリーC歯数42、プーリーD歯数
42、テンションブーU−F、G)に取り付け、環境温
度80℃、駆動プーリーへの回転数450Orpm 、
ベルト走行試験を行い、1000時間走行後の残存強力
率を測定した。結果は第2表に示す通りであった。
以 下 余 白
実施例2
実施例1と同構成、同寸法のベルトを2軸の走行試験機
(駆動プーリーA歯数21、従動プーリーB歯数42)
に取り付け、室温、駆動プーリーAの回転数720 Q
rpm 、ベルト初張力25kg、ベルト歯形側に摘
下する水11j!/hrの 条件下で走行試験を行い、
24hr後のベルト強力残存率(%)(走行後のベルト
強力/走行前のベルト強力X100)を測定した。その
結果は第2表に示す通りであった。
(駆動プーリーA歯数21、従動プーリーB歯数42)
に取り付け、室温、駆動プーリーAの回転数720 Q
rpm 、ベルト初張力25kg、ベルト歯形側に摘
下する水11j!/hrの 条件下で走行試験を行い、
24hr後のベルト強力残存率(%)(走行後のベルト
強力/走行前のベルト強力X100)を測定した。その
結果は第2表に示す通りであった。
実施例3
抗張体として前記第1表に示す配合で処理されたコード
を使用して、多リブベルト(3リブ)を製造した。次に
このベルトを125+amφの駆動プーリー(Dr)、
従動プーリー(Dr)で79mmφのテンションプーリ
ーに巻掛け、4800rpm。
を使用して、多リブベルト(3リブ)を製造した。次に
このベルトを125+amφの駆動プーリー(Dr)、
従動プーリー(Dr)で79mmφのテンションプーリ
ーに巻掛け、4800rpm。
150ボンドの初張力で走行試験を行い、各ベルトの8
00時間時間後の強力残存率を調べた。更に、同じ走行
条件でしかもlj!/hrの割合で100時間注水しな
がら走行させた後の強力残存率を調べた。結果は第3表
に示す通りでありた。
00時間時間後の強力残存率を調べた。更に、同じ走行
条件でしかもlj!/hrの割合で100時間注水しな
がら走行させた後の強力残存率を調べた。結果は第3表
に示す通りでありた。
(gJ果)
以上のように本発明においては、高温環境下及び注水走
行後におけるベルト強力の低下は小さく、耐水性及び耐
屈曲疲労性に優れた動力伝動用ベルトを提供できる効果
がある。
行後におけるベルト強力の低下は小さく、耐水性及び耐
屈曲疲労性に優れた動力伝動用ベルトを提供できる効果
がある。
第1図は本発明の一実施例である歯付ベルトの断面図、
第2図は本発明の一実施例である多リブベルトの断面図
である。 (11・・・歯付ベルl−(4) (6)・・・抗張体
(5)・・・多リブベルト
第2図は本発明の一実施例である多リブベルトの断面図
である。 (11・・・歯付ベルl−(4) (6)・・・抗張体
(5)・・・多リブベルト
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ガラス繊維の撚糸コードを抗張体として使用した動
力伝動用ベルトであって、上記抗張体がガラス繊維のフ
ィラメントを引揃えたストランド、またはこれを複数本
集めたストランド群をゴム糊で被覆し、これを一方向に
下撚りして子なわとし、これを複数本集めて下撚りと逆
方向に上撚りを行ってなるコードであることを特徴とす
る動力伝動用ベルト。 2、ガラス繊維の撚糸コードを抗張体として使用した動
力伝動用ベルトであって、上記抗張体がガラス繊維のフ
ィラメントを引揃えたストランドまたはこれを複数本集
めたストランド群を接着剤で固め、更にこの表面をゴム
糊で被覆した後、これを一方向に下撚りして子なわとし
、これを複数本集めて下撚りと逆方向に上撚りを行って
なるコードであることを特徴とする動力伝動用ベルト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22115186A JPS6376935A (ja) | 1986-09-18 | 1986-09-18 | 動力伝動用ベルト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22115186A JPS6376935A (ja) | 1986-09-18 | 1986-09-18 | 動力伝動用ベルト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6376935A true JPS6376935A (ja) | 1988-04-07 |
Family
ID=16762269
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22115186A Pending JPS6376935A (ja) | 1986-09-18 | 1986-09-18 | 動力伝動用ベルト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6376935A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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EP0688973A1 (en) | 1994-06-22 | 1995-12-27 | Bando Chemical Industries, Limited | Synchronous belt and method of producing the same |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1986
- 1986-09-18 JP JP22115186A patent/JPS6376935A/ja active Pending
Patent Citations (1)
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