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JPS6367405A - 作業機昇降用油圧制御機構 - Google Patents

作業機昇降用油圧制御機構

Info

Publication number
JPS6367405A
JPS6367405A JP61213040A JP21304086A JPS6367405A JP S6367405 A JPS6367405 A JP S6367405A JP 61213040 A JP61213040 A JP 61213040A JP 21304086 A JP21304086 A JP 21304086A JP S6367405 A JPS6367405 A JP S6367405A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
flow control
lowering
solenoid valve
control valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61213040A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigenori Sakigawa
薫徳 咲川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd filed Critical Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd
Priority to JP61213040A priority Critical patent/JPS6367405A/ja
Publication of JPS6367405A publication Critical patent/JPS6367405A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、田植機やトラクター等の如く、走行装置であ
る本機の後部に、装着装置を介して作業機を装着し単動
油圧シリンダーにより昇降する作業機昇降用油圧制御機
構に関するものである。
(ロ)従来技術 従来から、トラクターや田植機等に装着した作業機にお
いて、自動制御装置による制御中は昇降速度を緩速とし
、逆に圃場端において回行旋回する場合には急速昇降す
べく、電磁弁のパルス幅を変更して、最適値を得ようと
する技術は公知とされているのである。
例えば、特開昭55−138303号公報の如くである
(ハ)発明が解決しようとする問題点 本発明の目的は、前記従来のパルス幅による昇降速度の
切換えが、電磁弁の高速連続切換えにより行われるので
、油圧制御バルブの作動の確実性や電磁弁の耐久性等の
点において問題があったのである。本発明はこの点を解
消せんとするものである。
即ち、電磁弁を使うという点では同じであるが、パルス
の変更による流量の調整という手段を取らず、流M調整
用の電磁弁を別に配置して、該電磁弁の0N−OFFに
より急速と緩速の切換えを行ったものである。
(ニ)問題を解決するための手段 本発明の目的は以上の如くであり、該目的を達成する為
の構成を説明すると。
単動油圧シリンダーにより作業機を昇降する昇降機構の
油圧制御バルブにおいて、作業機の上昇・下降をパイロ
ットバルブに構成した上げ用電磁弁すと下げ用電磁弁C
により操作すると共に、さらにもう1個のフロコン電磁
弁aを配置して該フロコン電磁弁aの切換えにより、上
げ用回路の上げ用フロコン弁4と、下げ用回路の下げ用
フロコン弁7とを同時に、開放側と絞り側に切換え、作
業機の上昇・下降を急速・緩速に切換え可能としたもの
である。
(ホ)実施例 本発明の目的・構成は以上の如くであり、次に添付の図
面に示した実施例の構成と作用を説明すると。
第1図は本発明の制御装置のフローチャートを示す図面
、第2図は制御装置のセンサーの一例として田植機のフ
ロート9の上下回動を示した図面、第3図は本発明の作
業機昇降用油圧制御バルブの回路図、第4図は3個の電
磁弁a−b−cの作動状態を示す図面、第5図は本発明
の油圧制御バルブの平面図、第6図は同じく底面図、第
7図は第16図のH−H断面矢視図、第8図は第7図の
B−B断面矢視図、第9図は第7図のC−C断面矢視図
、第10図は第12図のに−に断面矢視図、第11図は
第12図のD−D断面矢視図、第12図は第7図のG−
C断面矢視図、第13図は第7図のA−A断面矢視図、
第14図は第12図のE−E断面矢視図、第15図は第
11図のF−F断面矢視図、第16図は同じく左側面図
である。
第1図・第2図・第3図・第4図により、本発明の作業
機昇降制御機構について説明すると。
本発明を田植機に実施した例としてその制御装置のセン
サーを植付部のフロートにて行なわせ、そのフロート9
の前端の回動角度により、作業機である植付部の急速昇
降と緩速昇降が切換えるようにするのである。なお本発
明をトラクターに実施するのであれば、ロータリー耕耘
装置のリアカバーなどがそのセンサーに用いられる。
次にフロートの傾斜角度において、圃場面である水平面
のレベルをvSとすると。該水平レベルVSより近接し
た上部(実際は作業機が沈んでフロート9の先端が上昇
した位置)に不感帯レベルVS−VDSを設けている。
また該不惑帯レベルVS−VDSの上方(作業機が沈み
フロート9が上昇した位置)に緩速上昇レベル■Pを設
けている。また同様に水平レベル■Sの下側(作業機が
上昇してフロート9が下方へ回動した位置)に緩速下降
レベルVHが設けられている。
そして、該フロート9が兼用するセンサーからの検出値
V■と、水平レベルVS・不惑帯レベルVS−VDS−
緩速上昇レベルv p −fl速下降レベルVHとの比
較により、フロコン電磁弁a・上げ用電磁弁b・下げ用
電磁弁Cの0N−OFFを行っているものである。
第1図において、制御のスタート位置から、植付部UP
スイッチ・植付部D OW Nスイッチの0N−OFF
と、検出値Vlの位置により、判断がなされているので
ある。
まず植付部UPスイッチがONの場合には、フロコン電
磁弁aがONとなり、上げ用フロコン弁4と下げ用フロ
コン弁7を開放側に操作し、上げ用電磁弁すをONLで
、アンロード弁2を閉鎖するのである。該操作により単
動の油圧シリンダーに圧油が急速に流れ込み急速上昇が
行われる。
次に植付部upスイッチがOFFで、植付部DOWNス
イッチもOFFの場合には、中立位置であるので、制御
出力は出す、フロコン電磁弁a、上げ用電磁弁b、下げ
用電磁弁CはいずれもOFFのままとなる。
次に植付部UPスイッチがOFFで、植付部DOWNス
イッチがONの場合には、フロコン電磁弁aはONとな
り、上げ用フロコン弁4と下げ用フロコン弁7を開放し
た状態で、 検出値Vl>緩速下降レベルVH の場合には、下げ用電磁弁CをONとし、下げ用チェッ
ク弁6を開放し、急速下降をする。
緩速下降レベルVH>検出値VI>水平レベルvS の場合には、下げ用電磁弁CをONとして下げ用チェッ
ク弁6を開放すると共に、フロコン電磁弁aをOFFと
し、上げ用フロコン弁4と下げ用フロコン弁7を絞り状
態として緩速下降させるものである。
水平レベルVS)l*出値Vl>不惑帯レベル5−VD
S の場合には、中立位置を保つべく、制御出力を停止して
いる。
不惑帯レベルVS−VDS>検出値vr>緩速上昇レベ
ルvp の場合には、上げ用電磁弁すをONとしてアンロード弁
2を閉じると共に、フロコン電磁弁aをOFFとし、上
げ用フロコン弁4と下げ用フロコン弁7を絞り状態とし
て、緩速上昇させるものである。
緩速上昇レベルvp>検出値Vl の場合には、上げ用電磁弁すをONとし、アンロード弁
2を閉鎖すると共に、フロコン電磁弁aをONとして、
上げ用フロコン弁4と下げ用フロコン弁7を開放し、急
速上昇するものである。
以上の説明から判るごとく、植付部UPスイッチのON
の場合には、圃場端における回行旋回の場合等の自動制
御作業の終了時であることが多いので、該操作に対して
は、フロコン電磁弁aをOFFとして、上げ用フロコン
弁4と下げ用フロコン弁7を絞り状態とすることは無く
、急速上昇のみが行われるのである。
これに対して、植付部DOWNスイッチの操作に対して
は、作業機の下降操作のみが行われるのではな(自動制
御状態となるのであり、状況によっては上昇もあるので
ある。故に植付部DOWNスイッチは、自動制御スイッ
チと呼ぶこともできるのである。
該フローチャートに沿った制御が、数ミリ秒の間隔で検
出されながら、繰り返し実行されているのである。
第4図は、急速・緩速の上昇・下降に於けるフロコン電
磁弁aと下げ用電磁弁Cと上げ用電磁弁すとの0N−O
FFの状態を判り易く示したものであり、Oが電磁弁の
ON状態であり×が電磁弁のOFF状態を示している。
フロコン電磁弁aにおいて、○状態が電磁弁のONであ
り、上げ用フロコン弁4と下げ用フロコン弁7は開放さ
れた状態を示している。×が電磁弁はOFFであり、上
げ用フロコン弁4と下げ用フロコン弁7は絞り状態を示
している。
次に第3図の油圧制御バルブの回路図について説明する
と。
本発明の油圧制御バルブを構成するバルブケース■内に
は、油圧ポンプからのポンプボートPと作動油タンクへ
のドレーン油のボートであるタンクボートTと、単動油
圧シリンダーへのボートであるシリンダーポートCyの
3ポートより構成されている。
そしてバルブケース■の内部は、 油圧制御バルブの全体の構成を保護するリリーフ弁1゜ 閉鎖することにより圧油をシリンダーボートCyへ送油
するアンロード弁2゜ 上げ用フロコン弁4による絞りに際して、余剰油をタン
クボートTに吐出させるフロコンリリーフ弁3゜ 上昇回路の油量を絞る上げ用フロコン弁4゜上げ用フロ
コン弁4とシリンダーボート070間に配置されて、圧
油の戻りを規制する上げチェック弁5゜ 上げチェック弁5とシリンダーポー1− Cyとの間に
配置されて、下降時に開放されシリンダーポートCyの
圧油をタンクボートTへ吐出する下げ用チェック弁6゜ 該下げ用チェック弁6の開放時に下げ流量を絞る下げ用
フロコン弁7゜ 下げ用フロコン弁7及び上げ用フロコン弁4を油圧作動
させる為の油路22と油路34とを接続した途中に油路
22にかかる圧油を上げフロコン弁4に作用させない向
きに配したチェック弁8゜により構成されている。
そして、内部に以上の各バルブを構成したバルブケース
Vの上面に、各バルブを作動させる為のパイロット弁の
役目をするフロコン電磁弁aと上げ用電磁弁すと下げ用
電磁弁Cが配置され、該3個の電磁弁が、前記フローチ
ャートに基づく制御信号により、0N−OFFされるの
である。
次に、第7図より第16図の図面に基づいて、油圧制御
バルブ内に於ける各バルブと、圧油の経路について説明
すると。
油圧ポンプよりの圧油は、第11図において明確に記載
されているポンプボートPにパイピングを介して、送油
されている。
該ポンプポートPより圧油の油路21が延設されており
、核油路21には第8図において明確に図示されている
如く、リリーフ弁1の油路41とアンロード弁2、フロ
コンリリーフ弁3、上げ用フロコン弁4の夫々の圧油作
用面が連通している。
リリーフ弁1について油路を説明すると。ポンプボー)
Pの油路21に前述の如く油路41が連通し、圧油が弁
体の圧油作用面に作用している。
油圧力が高くなって弁体がバネに抗して移動すると油路
21の圧油は油路46と油路30を経てタンクポー1−
Tへの油路である油路25に導びかれている。13はリ
リーフ圧の調整ネジである。
次にアンロード弁2の油路について説明すると。該アン
ロード弁2のスプールの圧油作用面は、ポンプボー1−
Pの油路21に突出しており、スプリングにより付勢し
た背室側には、上げ用電磁弁すに連通した油路20が開
口している。上げ用電磁弁すは第15図に示す如く、内
部のポペットバルブb1をその両側のソレノイドとバネ
により進退させて該油路20とタンクポート側の油路3
0との間を開閉するものである。咳上げ用電磁弁すがO
FFとなり開いている場合には、アンロード弁2の背室
の背圧が抜は更にスプリング力にポンプボートPの油路
21の圧力が勝って、アンロード弁2が開き、圧油はア
ンロード弁2の先端の油路40よりタンクボートTの油
路25に噴出し、タンクへ戻ってしまう。逆に、上げ用
電磁弁すがONとなる閉鎖側へ移動すると、アンロード
弁2の背室の圧力が大となり、アンロード弁2は閉鎖さ
れ、ポンプボー+−pの圧油は上げ用フロコン弁4の方
向へ流れ、単動油圧シリンダーを上昇側へ伸長させるの
である。
次にフロコンリリーフ弁3に、ついて説明すると。第1
1図において明確に図示されている。
該フロコンリリーフ弁3は上げ用フロコン弁4の絞り1
0の開度に応じて、余剰圧油をタンクポートTに逃がす
役目を果たすものであり、フロコンリリーフ弁3のスプ
リングが介装された背室側には、上げ用フロコン弁4を
通過した後の圧油が、油路36を介して4人されている
。核油路36からフロコンリリーフ弁3の背室内の油路
を連通させるあたり、上げ用フロコン弁4の切換えとフ
ロコンリリーフ弁3の切換えとの間にダンパー効果を持
たせる為の絞り12が、フロコンリリーフ弁3のスプー
ルに穿孔して介装されている。またフロコンリリーフ弁
3の圧油作用面には、前述の如くポンプボートPの油路
21が開口されているのである。
そして、上げ用フロコン弁4が緩速昇降の為の絞り側に
切換えられると、フロコンリリーフ弁3の圧油作用面に
かかる油圧力が大となりスプリングに抗して押し込まれ
、タンクボートTの油路25への吐出量を大にするもの
である。上げ用フロコン弁4が急速昇降の為の開放側へ
切換えられると、フロコンリリーフ弁3の圧油作用面と
背室にかかる夫々の油圧力は等しくなるが、背室側にス
プリング介装されている為にフロコンリリーフ弁3は閉
鎖方向となるのである。タンクボートTの油路25への
吐出量は減るのである。
次に上げ用フロコン弁4の油路について説明すると。第
10図において明確に図示されている。
咳上げ用フロコン弁4、圧油作用面はポンプボートPの
油路21へ開口しており、咳上げ用フロコン弁4を絞り
10による絞り側に押す方向の背室側にスプリングが介
装されており、開放側へ摺動させる向きに、油路21の
圧油が絞り11を介して導入されている。フロコン電磁
弁のも第15図に示す如(前記上げ用電磁弁すと同様に
構成されていて、該絞り11と連通する油路22と油路
30との間を開閉するのである。通常の流量の場合には
、フロコン電磁弁aがONとなりタンクボートTへの油
路30を閉鎖し、絞り11からの圧油により上げ用フロ
コン弁4をスプリングに抗して背室側へ押し、絞り10
が開いて上げ用フロコン弁4を開設位置におき、圧油は
上げチェック弁5への油路26へ絞りを介さない通常の
量が流れるのである。逆の緩速昇降の場合には、フロコ
ン電磁弁aがOFFとなり開放されるので、絞り11側
の圧油がタンクボートTへ油路22から、フロコン電磁
弁aのタンクボートへの油路23を介して吐出され、該
油路23から油路30へ受継がれ、タンクボートTの油
路25へ導かれ、タンクへ戻るのである。故に上げ用フ
ロコン弁4の背室のスプリングの付勢力が勝り、フロコ
ンリリーフ弁3は絞り10が作用する絞り位置に切り替
わり、緩速昇降となるのである。上げ用フロコン弁4に
おいてスプリングが介装されている背室に背圧が発生す
ることの無いように、該背室をタンクボートTの油路2
5との間を油路33と30により連通させている。
次に上げチェック弁5の油路構成について説明すると。
第7図・第9図・第10図に明確に図示されている。
上げ用フロコン弁4より、吐出された圧油は、油路26
より上げチェック弁5を押す方向の油室へ至り、該油室
は油路32を介して、下げ用チェック弁6の圧油作用面
へも至っているのである。
該油路32の部分に、単動油圧シリンダーへ至るシリン
ダーボートCyが開口されているのである。該シリンダ
ーボートCyにもパイピングが接続されて単動油圧シリ
ンダーへ圧油が導かれるものである。
次に下げ用チェック弁6について油路を説明すると。第
7図・第9図・第14図について明確に図示されている
下げ用チェック弁6の背室にはスプリングが介装され、
更に該下げ用チェック弁6を閉じる方向に油路32の圧
油が絞り44を介して導かれており、該圧油が背室側の
油路28よりタンクボートT側の油路29へ吐出するの
を下げ用電磁弁Cにより閉鎖している。下げ用電磁弁C
も第12図に示す如く上げ用電磁弁b・フロコン電磁弁
aと同様の構成で油路28と油路29間を開閉するので
ある。該下げ用チェック弁6の背室より油路28が下げ
用電磁弁Cへ導かれており、下げ用電磁弁CがONとな
ると、油路28より下げ用チェック弁6の背室の圧油が
タンクポー)Tへ油路29・30を介して吐出し、下げ
用チェック弁6が開いて、単動油圧シリンダー内の圧油
を、油路32より油路38方向へ、つまり下げ用フロコ
ン弁7の方向へ排出してしまうのである。
次に下げ用フロコン弁7の構成を説明すると。
下げ用フロコン弁7については、第13図・第14図に
おいて明確に図示されている。
下げ用フロコン弁7の背室にはスプリングが介装されて
おり、圧油作用面は下げ用チェック弁6の吐出側の油路
38が開口されている。
該下げ用フロコン弁7の開閉は、前述の上げ用フロコン
弁4と同様に、フロコン電磁弁aの切換えにより行って
いる。該フロコン電磁弁aと上げ用フロコン弁4間の油
路22の中途部が上げ用フロコン弁4の絞り11へ至る
前の位置よりチェック弁8に連通している。チェック弁
8は油路22からの圧油を下げ用フロコン弁7に作用さ
せない  ′向きに配している。前記油路38及び絞り
15を介して、下げ用フロコン弁7のスプール内へ連通
し、下げ用フロコン弁7を開放する側に作用すべく構成
している。
故に、フロコン電磁弁aがONとなり油路22と油路2
3との間を閉鎖している場合には、下げ用フロコン弁7
は上げ用フロコン弁4と同様に、急速昇降用の通常流量
が流れる方向に、開放されており、下げ用チェック弁6
から吐出された圧油は、開放された絞り14のランド部
分を通過して、油路39よりタンクボートTの油路25
へ絞られていない油量が吐出されるのである。
そしてフロコン電磁弁aがOFFとなり、油路22と油
路23との間が開放されると、油路38の圧油がチェッ
ク弁8を介してタンクポートT方向へ抜け、下げ用フロ
コン弁7はスプリングによりおされて、絞り14が作用
する方向に移動し、油路38からタンクポートTの油路
39への吐出流量を絞り緩速下降するものである。
下げ用フロコン弁7を実際に切り換えるのは、下げ用チ
ェック弁6から油路38方向へ吐出した圧油の圧力であ
り、下げ用チェック弁6が閉鎖されている場合には、フ
ロコン電磁弁aを操作しても下げ用フロコン弁7は切換
えできないのである。
そして下げ用チェック弁6が下げ用フロコン弁7を開放
して通常の流量を流す方向に作用する側に絞り15が介
装されており、下げ用チェック弁6の開放と、下げ用フ
ロコン弁7の開放側への切換えとの間に、間をおくよう
に構成しているものである。17は絞り量の調節ネジで
あり、下げフロコン弁7の端部との接当具合により絞り
14の開口量を変更する為のものである。
以上のような構成により、フロコン電磁弁aをONとす
ると、上げ用フロコン弁4と下げ用フロコン弁7が通常
の流量となり急速昇降を行い、OFFとすると絞り10
・14が作動して、低流量となり、緩速昇降を行うもの
である。
また上げ用電磁弁すをONとするとアンロード弁2が閉
じて、作業機を上昇する側へ圧油が流れるものである。
また下げ用電磁弁CをONにすると、下げ用電磁弁Cは
開放され、下げ用チェック弁6が開き、単動油圧シーリ
ング−の圧油はタンクボートTへ吐出し、作業機は下降
するものである。
(へ)発明の効果 本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を奏
するものである。
第1に、従来の作業機昇降用油圧制御機構の如く、作業
機の急速昇降と緩速昇降をパルスのデユーティ比の変更
により行うのではないから、バルブをパルス駆動にする
必要がなく、パルス駆動に伴う油圧制御バルブの騒音を
無くすことができるのである。
第2に、パルス駆動とせずに電磁弁の0N−OFF制御
により、自動制御を行うべく構成したので、パルス駆動
に耐えうる高価な油圧制御バルブを使用する必要がなく
、従来の電磁弁と油圧制御バルブにより構成することが
できるので、コストが安く、かつ油圧制御バルブの耐久
性を向上し、正確な作動を行うことができるものである
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の制御装置のフローチャートを示す図面
、第2図は制御装置のセンサーである田植機のフロート
9の上下回動を示した図面、第3図は本発明の作業機昇
降用油圧制御バルブの回路図、第4図は3個の電磁弁a
−b−cの作動状態を示す図面、第5図は本発明の油圧
制御バルブの平面図、第6図は同じく底面図、第7図は
第16図のH−H断面矢視図、第8図は第7図のB−B
断面矢視図、第9図は第7図のC−C断面矢視図、第1
0図は第12図のに−に断面矢視図、第11図は第12
図のD−D断面矢視図、第12図は第7図のG−C断面
矢視図、第13図は第7図のΔ−A断面矢視図、第14
図は第12図のE−E断面矢視図、第15図は第11図
のF−F断面矢視図、第16図は同じく左側面図である
。 ■・・・・バルブケース a・・・・フロコン電磁弁 b・・・・上げ用電磁弁 C・・・・下げ用電磁弁 1・・・・バルブリリーフ弁 2・・・・アンロード弁 3・・・・フロコンリリーフ弁 4・・・・上げ用フロコン弁 5・・・・上げチェック弁 6・・・・下げ用チェック弁 7・・・・下げ用フロコン弁 8・・・・チェック弁 出願人 株式会社 神崎高級工機製作所代理人 弁理士
 矢 野 寿一部 第5図 第4図 第6・図 第8v!I 第9図 第10図 第16図 第15図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  単動油圧シリンダーにより作業機を昇降する昇降機構
    の油圧制御バルブにおいて、作業機の上昇・下降をパイ
    ロットバルブに構成した上げ用電磁弁bと下げ用電磁弁
    cにより操作すると共に、さらにもう1個のフロコン電
    磁弁aを配置して、該フロコン電磁弁aの切換えにより
    、上げ用回路の上げ用フロコン弁4と、下げ用回路の下
    げ用フロコン弁7とを同時に、開放側と絞り側に切換え
    、作業機の上昇・下降を急速・緩速に切換え可能とした
    ことを特徴とする作業機昇降用油圧制御機構。
JP61213040A 1986-09-09 1986-09-09 作業機昇降用油圧制御機構 Pending JPS6367405A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61213040A JPS6367405A (ja) 1986-09-09 1986-09-09 作業機昇降用油圧制御機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61213040A JPS6367405A (ja) 1986-09-09 1986-09-09 作業機昇降用油圧制御機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6367405A true JPS6367405A (ja) 1988-03-26

Family

ID=16632520

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61213040A Pending JPS6367405A (ja) 1986-09-09 1986-09-09 作業機昇降用油圧制御機構

Country Status (1)

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JP (1) JPS6367405A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH026802U (ja) * 1988-06-29 1990-01-17

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