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JPH0241405Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0241405Y2
JPH0241405Y2 JP4534586U JP4534586U JPH0241405Y2 JP H0241405 Y2 JPH0241405 Y2 JP H0241405Y2 JP 4534586 U JP4534586 U JP 4534586U JP 4534586 U JP4534586 U JP 4534586U JP H0241405 Y2 JPH0241405 Y2 JP H0241405Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
solenoid valve
solenoid
hydraulic
poppet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP4534586U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62156680U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP4534586U priority Critical patent/JPH0241405Y2/ja
Publication of JPS62156680U publication Critical patent/JPS62156680U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0241405Y2 publication Critical patent/JPH0241405Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Magnetically Actuated Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、農業機械や建設機械等において、セ
ンサーからの信号に基づいて、電気的に油圧方向
制御バルブを切り換える為のパイロツトバルブと
して用いられる電磁弁の構造に関するものであ
る。
(ロ) 従来技術 従来から油圧方向制御バルブのパイロツトバル
ブとして使用される電磁弁については、種々の技
術が公知とされているのである。例えば実開昭60
−51375号公報の如くである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案の目的は従来のポペツト式電磁弁が単一
の機能しか果たせず、電磁弁のポジシヨンやポー
トが異なる場合には、それぞれの目的にあつた電
磁弁を複数個用いる必要が有つたのである。
本考案においては、ポペツト式電磁弁としてポ
ペツト弁と弁座ブロツクにより構成した部分を、
バルブケースに対して脱着自在として、該バルブ
ケース内への挿入方向を変更することにより、電
磁弁の各ポジシヨンを簡単に変更可能とし、多機
能の用途に使用可能としたものである。
(ニ) 問題を解決するための手段 本考案の目的は以上の如くであり、次に該目的
を達成する為の構成を説明すると。
電磁弁ケース3の両端にソレノイド4,4を配
置し、該ソレノイド4,4間に配置された電磁弁
ケース3内にポペツト弁と弁座を配置した電磁弁
において、該電磁弁ケース3内に2組のポペツト
弁5,5と弁座ブロツク2,2を配置し、該ポペ
ツト弁5,5と弁座ブロツク2,2とを逆に嵌装
可能としたものである。
(ホ) 実施例の構成 本考案の目的・構成は以上の如くであり、次に
添付の図面に示した実施例の構成と作用を説明す
ると。
第1図は本考案の電磁弁を使用したトラクター
の油圧方向制御バルブの油圧回路図、第2図は第
3図の−断面矢視図、第3図は油圧方向制御
バルブの側面断面図、第4図は第3図の−断
面矢視図、第5図は第3図の−断面矢視図、
第6図は第3図の−断面矢視図、第7図は本
考案の電磁弁のバルブケースと弁座ブロツクの配
置を示す断面図、第8図は第1図より第6図の実
施例において用いたタイプの電磁弁構造を示す断
面図、第9図・第10図は弁座ブロツク2,2と
ポペツト弁5,5を入れ変えた実施例の断面図、
第11図は弁座ブロツクの組み立て斜視図であ
る。
第1図により、トラクターの油圧回路について
説明すると。
トラクター搭載のエンジンにより駆動する油圧
ポンプ25から圧油が吐出される。該油圧ポンプ
25の圧油が、トラクターのミツシヨンケースの
上面に載置された油圧ケース内のリリーフバルブ
11と圧油取出バルブ12に送油される。13は
圧油取出バルブ12の切換レバーである。該圧油
取出バルブ12を経た圧油が、本考案の電磁弁を
含んで構成された油圧方向制御バルブVを通過し
て、上げ・中立・下げに切換えられるのである。
従来の如くオペレーターが油圧レバーにより手動
で操作するものであれば、パイロツトバルブとし
ての電磁弁等の必要はないのである。しかし、ト
ラクターに付設するロータリー耕転装置等の作業
機の耕深を一定に制御する為に、耕深センサーを
設け、該耕深センサーからの信号により、油圧方
向制御バルブVを切換えようとすれば、電気的に
作動される電磁弁が無ければ信号に対する制御動
作が出来ないのである。本考案の電磁弁は該耕深
センサー等の自動制御信号に反応して油路の開閉
を行う電磁弁の、多機能化に関するものである。
該油圧方向制御バルブVにより制御された後の
圧油は、スローリターン用のチエツクバルブ14
と絞り15を通過し、次に油圧ストツプバルブ1
7を経て、油圧シリンダー18に流入するのであ
る。油圧ストツプバルブ17と油圧シリンダー1
8の間に、高圧リリーフバルブ16が配置されて
いる。
油圧シリンダー18の伸縮により、リフトアー
ム19を回動し、リフトリンク20を介して、ロ
アリンク21とトツプリンク22を上下に回動
し、ロアリンク21,トツプリンク22の後端に
付設されたロータリー耕転装置等の作業機を上下
動させるものである。
油圧方向制御バルブVは、自動耕深制御等にお
いて、フローコントロールバルブBを作動・非作
動の切換えを行う絞り弁Eと、上げ操作用のアン
ロード弁Aと、下げ操作用のチエツクバルブC
と、上げ操作時に開くチエツクバルブD等により
構成されている。
以上の主たる作用を行う各バルブの開閉を誘導
するのが、電磁弁により構成されたパイロツトバ
ルブである。
電磁弁S1は下げ操作用のチエツクバルブCの
開閉を行うものであり、電磁弁S2は4位置3ポ
ートのバルブに構成されており、絞り弁Eとアン
ロード弁Aを同時にまたは一方ずつ操作するもの
である。
本実施例の油圧方向制御バルブVは、バルブケ
ース1内にアンロード弁Aとフローコントロール
バルブBとフローコントロールバルブ作動用の絞
り弁Eと下げ操作用のチエツクバルブCとチエツ
クバルブDが構成されており、該バルブケース1
の上に電磁弁S1と電磁弁S2が配置されてい
る。該構成の油圧方向制御バルブVをトラクター
の油圧ケースの壁面に固設しているのである。
第2図より第6図の図面に基づいて、油圧方向
制御バルブVの作用を説明すると。
油圧ポンプ25からリリーフバルブ11と油圧
取出バルブ12を経た圧油はポートPよりバルブ
ケース1内に送油される。第2図・第3図に示す
如く、該ポートPに連通したポートP1を経て、
アンロード弁A室に流入し、該アンロード弁Aが
閉鎖している場合には、ポートP2より直接にフ
ローコントロールバルブBへ至る。該アンロード
弁Aの背室内の圧力が下降すると、該アンロード
弁Aが後退して開放され、タンクポートTへの油
路が開放されるのである。該アンロード弁Aの背
室内の油路a1が、電磁弁S2に連通しているの
である。故に該電磁弁S2により油路a1をタン
クポートTに開放すると、アンロード弁Aが開く
のである。
次にフローコントロールバルブBにはポートP
2より表室に圧力がかかり、背室には絞り弁Eを
通過して絞られた後の圧力が油路e2を介してか
けられている。該表室側のポートP2の圧力と背
室側の油路e2の圧力のバランスによりフローコ
ントロールバルブBがスライドした後にバランス
して、ポンプポートP2の余圧油をタンクポート
Tに排出するのである。これにより油圧シリンダ
ーへの供給流量を一定に保つのである。
絞り弁Eを作動・非作動に切換えることによ
り、フローコントロールバルブBが作動・非作動
に切換えられるのである。第4図に示すごとく、
ポートP2より圧油が流入して、絞り弁Eの絞り
部Hにより絞られながらポートP3へ通過するの
である。そして圧油はチエツクバルブDに至るの
である。該絞り弁Eの背室に電磁弁S2の油路e
1が連通されており、該油路e1を電磁弁S2に
よりタンクポートTと連通すると、絞り弁Eは絞
り部Hが働く方向へ移動するのである。油路e1
とタンクポートTの間を閉鎖すると、絞り弁Eは
背室に圧油が流入することにより、絞り部Hの作
動しない方向へ移動するのである。
絞り弁Eを通過した圧油はチエツクバルブDを
押し開けて、油路c2より、油圧シリンダー18
へ至るのである。
下げ操作用のチエツクバルブCとチエツクバル
ブDとは、ポートc2の部分で連通しており、下
げ操作用のチエツクバルブCの背室には、電磁弁
S1の油路c1が連通している。故に電磁弁S1
により油路c1とタンクポートTを連通すると、
下げ操作用のチエツクバルブCが開放されて、油
圧シリンダー18の圧油が、タンクポートTへ戻
るのである。
以上の構成において、油圧方向制御バルブVの
上げ・中立・下げの位置を説明すると。
電磁弁S2により油路a1を閉じて、アンロー
ド弁Aを閉鎖し、更に下げ操作用のチエツクバル
ブCも閉鎖している場合は上げ位置である。
アンロード弁Aを開いて、下げ操作用のチエツ
クバルブCを閉鎖した状態は中立位置である。
アンロード弁Aを開いて、下げ操作用のチエツ
クバルブCも開いた場合は下げ位置である。
故に耕深センサー等からの信号により、電磁弁
S1と電磁弁S2を操作することにより、上げ・
下げ・中立の制御と共に、フローコントロールバ
ルブBの作動・非作動をも同時に制御することが
できるのである。
次に第7図より第11図の図面において本考案
の要部である電磁弁構造について説明すると。
該電磁弁S2は2組の電磁弁を一体化した構造
に構成しており、ソレノイド4a,4bにより同
一形状の弁座ブロツク2a,2b内に配置した同
一形状のポペツト弁5a,5bをスライドさせる
のである。該ポペツト弁5a,5bが弁座ブロツ
ク2a,2bの弁座部分に接当して、油路を閉鎖
するのである。該弁座ブロツク2a,2bは、ポ
ペツト弁5a,5bとセツトになつた状態で、左
右に逆に電磁弁ケース3内に嵌装することができ
るのである。
第9図の実施例においては、右側のポペツト弁
5bと弁座ブロツク2bのセツトを第8図の場合
と逆に嵌装しており、第10図の実施例において
は、左右のポペツト弁5aと弁座ブロツク2aの
セツト、ポペツト弁5bと弁座ブロツク2bのセ
ツトとも第8図の実施例とは逆に配置しているの
である。このように構成することにより、該油圧
回路記号に構成したような、異なるポジシヨン配
列の電磁弁に変更できるのである。
第7図は第8図に示す−断面図である。電
磁弁ケース3内には、その弁座を図で見て左右両
側に向かせて弁座ブロツク2a,2bを配し、そ
の弁体頭部が弁座に着座可能として弁座ブロツク
2a,2b内にポペツト弁5a,5bを配置す
る。そして両ポペツト弁5a,5bの弁体頭部を
弁座より開かせるべくポペツト弁5a,5b間に
バネ6を設ける。従つてソレノイド4a,4bが
励磁しない時には夫々のポンプポートPからの圧
油が弁座ブロツク2a,2b内を通つてタンクポ
ートTに導かれる。
次にソレノイド4a,4bの内部構造を説明す
ると、ポペツト弁5a,5bの弁体頭部にはプラ
ンジヤー10の一端を、バネ9によりアーマチユ
ア8を介して接当させている。バネ9は前記バネ
6の付勢力よりも弱く設定しているので、前述し
たようにポペツト弁5a,5bの弁体頭部は弁座
より離れる。アーマチユア8の外周にコイル7が
巻回されており、選択的にコイル7を通電して励
磁するとアーマチユア8が突出し、プランジヤー
10を突出させてポペツト弁5a,5bの弁体頭
部を選択的に弁座ブロツク2a,2bの弁座に接
当でき、24はプランジヤー10を摺動自在に保
持するガイド部材である。各ポンプポートPから
タンクポートPからタンクポートTへの圧油をブ
ロツクできるのである。
(ヘ) 考案の効果 本考案は以上の如く構成したので、次のような
効果を奏するものである。
第1に、同一形状の弁座ブロツク2a,2bと
同一形状のポペツト弁5a,5bをセツトにし
て、電磁弁ケース3内に挿入する場合に、単にセ
ツトの方向を変更して嵌入配置することにより、
電磁弁の各ポジシヨンの位置を変更することがで
き、種々の用途において、該ポジシヨンを自由に
変更して使用することができ、多機能でかつ安価
な電磁弁構造とすることが出来たのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の電磁弁を使用したトラクター
の油圧方向制御バルブの油圧回路図、第2図は第
3図の−断面矢視図、第3図は油圧方向制御
バルブの側面断面図、第4図は第3図の−断
面矢視図、第5図は第3図の−断面矢視図、
第6図は第3図の−断面矢視図、第7図は本
考案の電磁弁のバルブケースと弁座ブロツクの配
置を示す断面図、第8図は第1図より第6図の実
施例において用いたタイプの電磁弁構造を示す断
面図、第9図・第10図は弁座ブロツク2,2と
ポペツト弁5,5を入れ変えた実施例の断面図、
第11図は弁座ブロツクの組み立て斜視図であ
る。 A……アンロード弁、B……フローコントロー
ルバルブ、C……下げ操作用のチエツクバルブ、
D……チエツクバルブ、E……絞り弁、V……油
圧方向制御バルブ、H……絞り部、S1,S2…
…電磁弁、1……バルブケース、2……弁座ブロ
ツク、3……電磁弁ケース、5……ポペツト弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電磁弁ケース3の両端にソレノイド4,4を配
    置し、該ソレノイド4,4間に配置された電磁弁
    ケース3内にポペツト弁と弁座を配置した電磁弁
    において、該電磁弁ケース3内に2組のポペツト
    弁5,5と弁座ブロツク2,2を配置し、該ポペ
    ツト弁5,5と弁座ブロツク2,2とを逆に嵌装
    可能としたことを特徴とするポペツト式電磁弁構
    造。
JP4534586U 1986-03-26 1986-03-26 Expired JPH0241405Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4534586U JPH0241405Y2 (ja) 1986-03-26 1986-03-26

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4534586U JPH0241405Y2 (ja) 1986-03-26 1986-03-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62156680U JPS62156680U (ja) 1987-10-05
JPH0241405Y2 true JPH0241405Y2 (ja) 1990-11-05

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ID=30863997

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JP4534586U Expired JPH0241405Y2 (ja) 1986-03-26 1986-03-26

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011214603A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Aisin Aw Co Ltd バルブアセンブリ

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JPS62156680U (ja) 1987-10-05

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