JPS636118A

JPS636118A - 繊維準備機械特にコ−マ、カ−ド等のための針布

Info

Publication number: JPS636118A
Application number: JP13761787A
Authority: JP
Inventors: ヨーゼフ　エーゲラー
Original assignee: Staedtler and Uhl KG
Current assignee: Staedtler and Uhl KG
Priority date: 1986-06-20
Filing date: 1987-05-29
Publication date: 1988-01-12
Also published as: EP0249706A2; IN165441B; PL266101A1; DE3620702A1; YU85087A; BR8703088A; EP0249706A3; CN87104267A; DD263313A5

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、１個の鋸歯打抜き部品または複数の鋸歯打抜
き部品を備え、この鋸歯打抜き部品がそれぞれ、基体上
での保持部としての働きをする基部と、この基部から離
れる方向に延びかつ加工方向に傾斜した１個または複数
の歯とを備え、歯の尖端が基部に対して所定の間隔を有
し、この間隔が尖端高さと定義される、繊維準備機械特
にコーマ、カード等のための針布に関する。

〔従来の技術〕

上記種類の針布を含む鋸歯打抜き部品はそれぞれの使用
目的に応じて全く異なる形に形成される。

例えば、針布は鋸歯打抜き部品としての張り付けた°無
端°のカーデイングベルトによって形成してもよいし、
また列をなした鋸歯打抜き部品によって形成してもよい
。この各打抜き部品は歯を１個備え、このような列をな
した打抜き部品は例えば基部をろう付けすることによっ
て互いに連結されている。しかし特に、複数の歯例えば
６個の歯を存する鋸歯打抜き部品を並べて錠止体を形成
する針布が多い。この場合、このような複数の錠止体は
例えばあり溝連結によってコーミングシリンダのコーミ
ングセグメントに固定される。

研究の結果、コーミング作用に関して、他のパラメータ
と共に、互いに平行な隣接する鋸歯打抜き部品の尖端高
さと尖端間隔が重要であることが判った。

隣接する鋸歯打抜き部品の間の自由通路を決める、鋸歯
打抜き部品の間隔が大きすぎる場合には、個々の繊維相
互の圧縮が弱まり、コーミング作用が低下する。−方、
前記間隔が狭すぎて自由通路が小さすぎる場合には、繊
維が充分に入らないで加工されず、“浮動状態で”、場
合によってはコーミングされずに尖端の上を引っ張られ
る。

〔発明の目的〕

上記から出発して、本発明の根底をなす諜運は、コーミ
ング仕上げと繊維流れが改善されるように、間麗となっ
ている針布を形成することである。

〔発明の構成〕

この課題は本発明に従い、その都度の加工方向に対して
垂直方向に見て、鋸歯打抜き部品の歯が少なくとも二つ
の異なる尖端高さを有することによって解決される。こ
こで、例えばコーミングシリンダの場合には、加工方向
に対して垂直方向はその都度のコーミングシリンダの回
転軸線に対して平行な方向と解釈すべきである。

〔発明の効果〕

この本発明の構成により、繊維加工の運動状聾が好影響
を受ける。なぜなら、繊維が長い歯によって捕らえられ
、歯の下に形成された強い加工作用領域にもたらされ、
そこで尖端高さの低い歯によって必要な繊維圧縮、掃除
、または繊維案内が行われるからである。すなわち、本
発明によって、挿入領域に比較的に大きな自由通路が形
成されるので、繊維の浮動が回避され、−方短い歯によ
って充分に協力な加工が保証される。尖端高さの差は好
ましくは大きな歯の高さの１１５以上である。

〔発明の好ましい実施態様とその効果〕好ましい実施態
様では、針布が尖端高さの異なる複数の鋸歯打抜き部品
を有し、個々の鋸歯打抜き部品における尖端高さが同じ
であり、尖端高さの異なる鋸歯打抜き部品が加工方向に
対して垂直方向において交互に並べて配置されている。

これによって、尖端高さの高い鋸歯打抜き部品の間に、
狭い通路が鋸歯打抜き部品の平面に対して平行に形成さ
れる。この狭い通路の底には、尖端高さの低い鋸歯打抜
き部品が設けられている。コーミングシリンダの場合に
は加工作用を改善するために、公知のごとく、鋸歯打抜
き部品の平面が回転軸線に対して垂直であるコーミング
シリンダ端面と鋭角をなすようにしてもよい。

いかなる場合でも、繊維は長い歯によって狭い通路の中
に確実に挿入され、そこに配置された短い歯によってす
べてが付加的に加工される。

加工すべき材料に応じて、コーミングセグメントの長手
方向における歯尖端相互の間隔が選定される。その際、
個々の鋸歯セグメントを密接させて並べて配置してもよ
いし、また歯の研磨によってそれぞれの尖端間隔を得る
ようにすること、公知のごとく鋸歯打抜き部品の間にお
いて基部の高さと同じスペーサーを鋸歯打抜き部品の高
さに挿入すること、あるいは基部の範囲にスペーサー肩
を一体形成することができる。

本発明の他の好ましい実施態様の場合には、各鋸歯打抜
き部品が加工方向に見て、異なる尖端高さを有する歯を
交互に備えている。この実施態様は一体的な形状の鋸歯
打抜き部品で加工する必要がなく、勿論、°無端の“カ
ーデイングワイヤ針布にも適している。

この実施態様の場合には、長い歯の列の間に、短い歯に
よって形成された狭い通路が次のような方向に形成され
る。すなわち、長手方向に相前後する鋸歯打抜き部品の
選定されたずれに応じて、回転軸線に対して垂直なコー
ミングシリンダの端面に対して角度をなす方向に狭い通
路が形成される。この実施態様における角度は基本的に
は前記の実施態様の場合と同じである。

上記の両実施態様において好ましくは、相前後する鋸歯
打抜き部品の尖端が鋸歯打抜き部品の隣接する二つの歯
の間隔のほぼ半分だけ互いにずれるように、鋸歯打抜き
部品が加工方向に対して垂直方向に並んでいる。このよ
うなずれは例えば、鋸歯打抜き部品の基部に異なるよう
に配置された固定凹部を形成し、その結果取り付けの際
にずれがひとりでに生じるようにすることによって得ら
れる。このようなずれを設けることによって、針布の表
面にわたって尖端ができるだけ均一に分配配置される。

尖端高さがそれぞれ異なる二つの種類の鋸歯打抜き部品
が設けられている場合には、低い歯の尖端高さは高い歯
の尖端高さの１／２０〜２／３である。綿のための実施
態様では、尖端高さの比は約８対２０であり、ウールを
コーミングするための実施態様の場合には約８対２５で
ある。

本発明によって得ようとする効果は原理的には次の場合
にも達成される。すなわち、尖端高さの低い鋸歯打抜き
部品が多少凹凸した外径を有する場合にも達成される。

すなわち、個々の歯を規則正しく配置することは必ずし
も必要でなく、そして個々の歯が形成される場合には、
この歯は好ましくても、大きな尖端高さの歯と相対的な
一定の位置に必ずしも設ける必要がない。

〔実施例〕

本発明の他の特徴、効果および詳細な事柄は、好ましい
実施例の以下の説明から明らかになる。

第１ａ図と第１ｂ図には、いわゆる無端のカーデイング
ワイヤすなわちカードワイヤが、本発明に従って形成さ
れたＭ歯打抜き部品ｌとして示しである。このベルト状
のカードワイヤの基部２には、歯５．６が設けられてい
る。この基部は上縁４を有するスペーサー肩３を備えて
いる。萌記歯の尖端高さＩ１は、基部２を画成する上縁
４と尖端との間隔によって決定される。歯６の尖端高さ
は！Ｉ５の尖端高さＨよりもＸだけ低くなっている。

第２ａ図と第２ｂ図には上記と同じようなカードワイヤ
が示しである。このカードワイヤは、長手方向に見て前
後に並べられかつスペーサー部材７によって互いに分離
された二つの部分からなる切り取り部材の形をしている
。その際、この部分８または９は、尖端高さＨの高い歯
５の後方に小さな歯６が位置するように互いにずらしで
ある。

第３ａ図と第３ｂ図には、前後に設けられた２個の鋸歯
打抜き部品１０．１１が示しである。＋：ｒｉ方に位置
する鋸歯打抜き部品１０は尖端高さの低い、全体にわた
って延びる歯６を備えている。−方、後方に位置する鋸
歯打抜き部品１１はＸだけ高い尖端高さＨを有する歯５
を備えている。この実施例の場合、鋸歯打抜き部品１０
．１１は交互に錠止体を形成しながら並んでいる。この
錠止体は長手方向に延びる図示していない棒を介して保
持され、この棒は打抜き部品１０または１１の基部１３
の切り欠きＩ２を通過している。

相次いで並んでいる打抜き部品１０または１１の尖端ｔ
４または１５の相互のずれＶは、隣接する尖端１４の尖
端間隔Ａの約半分に相当する。

鋸歯打抜き部品１０．１１は密接して並んでいる。この
場合、長平方向に見た尖端間隔Ｓは歯５または６の研磨
によって生じる。

並んでいる鋸歯打抜き部品１０．１１からなる錠止体は
、あり溝状の四部１６を介して、第７図に示すようにコ
ーミングセグメント１７に固定することができる。

このように固定した場合には、大きな歯５の尖端１４ま
たは小さな爾６の尖端＋５は、回転中心Ｍと同心の円１
８または１８′上に位置する。この場合、外側の円Ｉ８
の半径Ｒは尖端高さ１１に対応する寸法である。

第４ａ図と第４ｂ図は、基本的には第３ａ図および第３
ｂ図と同じ形状を示している。しかし、この変形実施例
の場合には、異なる高さで互いに同じ高さの歯を備えた
異なる鋸歯打抜き部品１０゜１１ではなく、回転方向り
に見て高いｔＩＩ５と低い歯６を交互に備えた鋸歯打抜
き部品！９である。

この実施例の場合には基１１２０の範囲に、第１λ図お
よび第１ｂ図の実施例とほぼ同じスペーサー肩２！が設
けられている。

第５ａ図と第５ｂ図には、鋸歯打抜き；ｌ（品２２゜２
３がそれぞれ一つの歯５または６を備えている実施例が
示しである。鋸歯打抜き部品２２は長い歯５を備え、鋸
歯打抜き部品２３は短いＩＪ６を備えている。鋸歯打抜
き部品２２または２３は交互に並べて設けられている。

この場合、それらの暴圧２４は例えばろう付けによって
互いに連結することができる。

第６図には第５ａ図および第５ｂ図の実施例の変形が示
しである。この場合、鋸歯打抜き部品２２または２３の
間にそれぞれスペーサー部材２５が設けられている。

第７図は、第３ａ図および第３ｂ図に示しかつ説明した
種類のＭ１７４打抜き部品１０，１１を、コーミングセ
グメントすなわちコーマセグメント１７に配置した構造
を示している。このコーミングセグメントは示唆的に示
したコーミングシリンダ２６に固定されている。鋸歯打
抜き部品１０，１１はまとめられて錠止体２７になって
いる。この場合、錠止体２７はその凹部１６を保持棒２
８にはめ込むことによってコーミングセグメントに固定
されている。保持棒はねじ穴２９とボルト３０によって
コーミングセグメント１７にボルト止めされている。

基体における本発明による鋸歯打抜き部品の固定は必ず
しも、例えばコーミングセグメントのような固定セグメ
ントを介して行う必要はなく、鋸歯打抜き部品を、基体
例えばコーミングシリンダに直接固定してもよい。

第８図と第９図には、第３ａ図および第３ｂ図に対応す
る実施例の詳細が示しである。すなわち、鋸歯打抜き部
品１０の尖端高さく　ＩＩ　−ｘ　）の低い歯５と、鋸
歯打抜さ部品１１の尖端高さく　Ｉ（）の高い歯６が、
コーミング方向または回転方向りに対して垂直な方向に
かつコーミングシリンダ２６の中心長手軸線に対して平
行に、交互に並べて設けられている。第８図に示した実
施例は特に綿をコーミングするのに適し一方、第９図に
示した実施例は特にウールをコーミングする際に良好な
結果を生じる。

第８図に示した実施例の場合には、尖端高さの高い歯が
前縁と後縁を備えている。この両縁は回転方向に全体を
通して均一に傾斜しないで、傾斜の大きな下側部分３１
から傾斜の小さな下側部分３２へ移行している。低い歯
５はほぼ同じであるがしかし一層丸くなった形をしてい
る。歯５の高さＨ−ｘと１ＪＩ６の高さＨの比は約８対
２５である。

第９図に示した実施例の場合には、範囲３Ｉと３２が屈
曲部３３によってはっきりと分離されている。この場合
、前縁は原理的には全く同様に形成されている。

質的に非常に高価値の従来の針布と第８図の針布の比較
実験を行った。その際、スーダン綿が使用された。この
スーダン綿は比較的に安価で手に入れることができるが
、コーミングに関して特別な問題を持っている。なぜな
ら、この綿が粘着性の物質を含んでいるからである。そ
の際、１０ｍ当たりのシェルの数を４ｇから２個に、１
０００ｍ当たりの薄い個所の敢を５４個所から４４個所
に、１０００ｍ当たりの厚い個所の数を２１１１１個所
１５４ｆｉ所に、そして１０００ｍ当たりの寄生虫の卵
の数を２１１個から１２８個に低減することができた。

ウールにおける第９図の針布との同様な比較実験の場合
には、平均破壊荷重がダラムで２７７から２９４．４に
増大し、厚い個所の数がｔｏｏ。

ｍ当たり３７ｕ所から１２個所に、そして寄生虫の卵の
数が１０００ｍ当たり９４個から４６個に減少した。

上記の結果は、従来の良質の尖端付き針布と比較しても
著しい改善が得られることを示している。

【図面の簡単な説明】

第１ａ図と第１ｂ図はカーデイングワイヤ針布の断面図
と側面図、第２ａ図と第２ｂ図は鋸歯打抜き部品の間に
スペーサーを挿入した、第１１゜Ｉｂ図と同様な断面図
と側面図、第３ａ図と第３ｂ図および第４λ図と第４ｂ
図はそれぞれ複数の歯を備えた、錠止体の形にまとめら
れた鋸歯打抜き部品の考えられる構造の横断面図と側面
図、第５１図と第５ｂ図はそれぞれ一つだけの歯を備え
た鋸歯打抜３部品の側面図と断面図、第６図はスペーサ
ーを挿入した、第５ｂ図と同様な構造の断面図、第７図
は錠止体の形式で、断面を示したコーミングンリングの
コーミングセグメントに固定された多数の鋸歯打抜き部
品を含む鋸歯針布の側面図、第８図は第３ｂ図に対応す
る線用の実施例の拡大側面図、第９図は第８図と同様な
ウール用実施例の拡大断面図である。１．８，９，１０．１１、１１、１９、２２．２３・・
・鋸歯打抜、！部品、　２・・・基部、　５゜６・・・
歯、　夏］・・・尖端高さ、　Ｄ・・・加工方向

Claims

【特許請求の範囲】１、１個の鋸歯打抜き部品または複数の鋸歯打抜き部品
を備え、この鋸歯打抜き部品がそれぞれ、基体上での保
持部としての働きをする基部と、この基部から離れる方
向に延びかつ加工方向（Ｄ）に傾斜した１個または複数
の歯とを備え、歯の尖端が基部に対して所定の間隔を有
し、この間隔が尖端高さ（Ｈ）と定義される、繊維準備
機械特にコーマ、カード等のための針布において、その
都度の加工方向（Ｄ）に対して垂直方向に見て、鋸歯打
抜き部品（１、８、９、１０、１１、１９、２２、２３
）の歯（５、６）が少なくとも二つの異なる尖端高さ（
Ｈ）を有することを特徴とする針布。２、針布が尖端高さ（Ｈ）の異なる複数の鋸歯打抜き部
品（８、９、１０、１１、２２、２３）を有し、個々の
鋸歯打抜き部品（８、９、１０、１１、２２、２３）に
おける尖端高さ（Ｈ）が同じであり、尖端高さ（Ｈ）の
異なる鋸歯打抜き部品（８、９、１０、１１、２２、２
３）が加工方向に対して垂直方向において交互に並べて
配置されていることを特徴とする、特許請求の範囲第１
項記載の針布。３、各鋸歯打抜き部品（１、１９）が加工方向（Ｄ）に
見て、異なる尖端高さ（Ｈ）を有する歯（５、６）を交
互に備えていることを特徴とする、特許請求の範囲第１
項記載の針布。４、相前後する鋸歯打抜き部品（１、８、９、１０、１
１、２２、２３）の尖端（１４、１５）が互いにずれる
ように、鋸歯打抜き部品（１、８、９、１０、１１、２
２、２３）が加工方向に対して垂直方向に並んでいるこ
とを特徴とする、特許請求の範囲第１項記載の針布。５、低い歯（５）の尖端高さ（Ｈ−ｘ）が高い歯（６）
の尖端高さ（Ｈ）の１／２０〜２／３であることを特徴
とする、特許請求の範囲第２項記載の針布。６、綿をコーミングするために、尖端高さ（Ｈ−ｘ）と
尖端高さ（Ｈ）の比が約８対２０であることを特徴とす
る、特許請求の範囲第５項記載の針布。７、ウールをコーミングするために、尖端高さ（Ｈ−ｘ
）と尖端高さ（Ｈ）の比が約８対２５であることを特徴
とする、特許請求の範囲第５項記載の針布。