JPS63502112A - メルファラン誘導体 - Google Patents
メルファラン誘導体Info
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- JPS63502112A JPS63502112A JP62500452A JP50045287A JPS63502112A JP S63502112 A JPS63502112 A JP S63502112A JP 62500452 A JP62500452 A JP 62500452A JP 50045287 A JP50045287 A JP 50045287A JP S63502112 A JPS63502112 A JP S63502112A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
メルフアラン誘導体
本発明はメルフアラン誘導体に関する。
構造式は添附図面に記載する。
本発明は式!
〔式中R1は式■
C式中R4及びR5は同−又は異っていてよく、ブロム、クロル、゛ヨード又は
アルキルスルホニル勿示す。)
R茸 は弐■
(式中R,及びR,d同−又は異っていてよく、R1アルキル、アリール、カル
ボキシ、ヒドロキシ又はアミノであり、nは0−10である。)
であり、
R1はヒドロキシ又は抗1jCt−結合する部位を有する残基によって離脱する
か又はこの残基によって置き代えられる基であり、ちるいはR1は抗@を結合す
る部位を有する残基である。〕なる化合物を提供する。
好ましいアルキル基は8個又はそれより少ない炭素原子を有するものである。好
ましいアリール残基は12個又はそれより少ない炭素原子を有するものでろる。
R1基はオルト−、メタ−又はバラ−位にらるこ式■の化合物は式中−R1が抗
体によって離脱するか又はこれで置き代えられる基でちる化合物が好ましい。
この様な−R1として隣接−〇〇−基と共に活性エステル基となるものが挙げら
れる。R,として特別な基はN−ヒドロキシサクシンイミドである。他のR,基
は混合無水物、N−ヒドロキシスルホサクシンイミド、アジド及びp−ニトロフ
ェニルエステルである。
R,は抗体であるのが有利である。
抗体はモノクロナール抗体である。本発明に於て有用な抗体は胸、脳、色素細胞
腫、肺、すい臓及び結腸膿瘍VC%異性を示すものである。
抗体は完全な免疫グロブリン又は抗111結合するたとえばそれは非連偏細胞と
比べて選択的に1144細胞によって吸収される。
まだ更に抗体ポリマー、たとえば抗体ベンタメアエEM及びこ1らの誘導体、た
とえば免疫グロブリンモノマーを使用することができる。
■gcta、工ga冨b、工gGt、及び工gGm も使用可能である。
式1、■及び■の化合物は不活性キャリヤー分子、たとえばヒト血清アルブミン
又は合成ポリマーを介してモノクロナール抗体に間接的に結合する。
本発明の化合物は薬学的に妥当なキャリヤーと混合してよい。
本発明の化合物の投与形態は選択される。特に本発明の化合物を静脈内、腹腔内
、胸膜内、心膜内に及び脳内髄液に投与することができる。
本発明による化合物は、メルフアラン’i−R,−00−基を有するアシル化化
合物でアシル化して式■の化合物となすことによって製造することができる。
式Vの化合物を基Rs k有する化合物と反応させる。この基は抗体残基によっ
て離脱し、こめ残基によって置き代えられる。
本発明はR1が抗体、R1e R,及びR4−7が上述の意味を有する上記式I
の化合物及び薬学的に妥当な希釈剤から成る薬理学的組取物も提供する。
R3が抗体である本発明の化合物はmfs治療に有メルフアラン(MKL)は芳
香族アルキル化剤であり、これはフェニルアラニンからこれを誘導することによ
って細胞にアミノ酸輸送システムで入り込む。本発明の化合物は、腫瘍細胞を標
的するために製造されたメルフアランの特定の誘導体である。
MBLのアミノ基をアシル化することによって、N−アシル誘導体を合成し、こ
れは試験管内で腫瘍細胞に対してMELよりも100倍低い毒性を示す。
次いでN−アシルメルフアランの活性エステル(NaM ) fモノクロナール
抗体(uoAbθ)と反応させて、マウスLy −2,1同種抗原のヒトトラン
スフェリンレセプター(TFR)となす。これら双方は内部移行するらしい。N
aMの30分子までが特異的にアルキル化活性を維持し、抗体活性に於て最小の
損失を示す。抱合体の試験管内細胞毒性を、腫瘍細胞への(”H)−チミジン導
入阻害によってテストする。これは抱合体が遊離NaMよりも10−25倍以上
の活性を有する抗体反応性細胞系に対して特異的MoAb抱合体でマウス胸腺@
を有するマウスを生体内処理することは、NaM%M]l:L又は抗体単独で得
られるよりも生存を延ばし、既成の皮下腫瘍の生長をより一層大きく阻害する。
生体内の研究は、静脈内又はm瘍内投与ともに皮下腫瘍の腸腔内処理よりも有効
であることも示す。
不発明に於て使用される好ましい処理を下記に詳述する。
本発明の好ましい方法は、活性エステルを介してMKLのトーアシル誘導体′に
MoAbs f(結合することを必要とする。それによって特異的に標的細胞に
薬品が導かれ、一方遊離の薬品を汚染するためいくら性についてテストする。
材料及び方法
(9)、El マウス胸腺腫工T T (1)75 N Sのり生仔牛血清〔フ
ロー(、F’low ”) 研究所、オーストラリア〕、2 mM グルタミン
(連邦血清研究所、C8L、メルボルン、オーストラリア〕が補充されている。
細胞系OEMを同一添加物を有するRPM工1640中で保持する。生体内実験
ムにあたり、毛。
シ
VO57E L / 6 X B A L B / C! ) PH、CBFK
) ?遠心分離しく1,500RPMXS分)、ミ寥寥キ王脹とニOBF、マウ
スに皮下(S、C,)又は腹腔内(i、p、)・注射する。
の病理学部で飼胃する。
モノクロナール抗体: MOAba f上記学部で製造し、同定する:(l)マ
ウスIJ7−2.1 特異性(7)と反応する抗−Ly−2,1: 及び(iD
ヒトトランスフェリンレセプター(T F R) (I[)と反応するA30B
(抗TFR)。
MoAba ’Jz腹水液から40%硫酸アンモニウムで沈殿させ、PBS中に
溶解し、同一緩衝液で透析して単離する。この粗製沈殿物をプロティン−Aセン
アロース(メルフシア)に吸収し、PE8(pH7,3)′で十分に洗滌し、α
2Mグリシン/mat (pH2,8)で溶離するか又はアフィゲルブルー(A
111g81オーストラリア)を通過させ、PBSで溶離する。
グロブリン(8AMG )でロゼツテイング(Rose−tttng ’) し
て測定する(12)。
N−アセチルメルフアランの製造: 乾燥ジメチルホルムアミド(Dmp)C1
,5tnt)中にMIL(200〜)を有する懸濁液を無水酢酸(88マクロー
ル)で処理し、1時間攪拌し、無水酢酸のもう一部(88マクロール)を便に3
時間かけて加え、澄明な溶液が得られる。次いで反応混合物を水田に注ぎ、ジク
ロロメタンで抽出する。ジクロロメタン抽出物を水洗し、次いで、無水硫酸ナト
リウムで乾燥する。ジクロロメタンの蒸発は油を生じる。これをエーテルで粉に
つぶし、生じる固体(82%収率)をジクロロメタン/エーテルを用いて再結晶
する。
クロロホルム:メタノール(2:1)を用いてシリカゲルプレート(DC−プラ
スチックトレインシリカゲル601284、メルク)上での薄層クロマトグラフ
ィー分析によれば、純粋なサンプルの証明となるRf =135 でただ1つの
スポラトラ示す。
抱合体の調製及び定量: NaMの活性エステルをNaM5019t”DMFl
ooママクロール中溶解して製造し、N−ヒドロキシサクシンイミド(NH8
゜200マクロ一ルDMIP中に2.2q)を加え、次いでN、N−ジシクロへ
キシルカルボジイミド(DMIF200マクロール五8岬)を添加する。反応混
合物を室温で1時間、4℃で18時間放置し、使用しないならば4週間後廃棄す
る。DMF中にNaM活性エステル(1,4−7,0mmpole ) を有す
る溶液(10〜50マクロール)を精製された七ノクロナール抗体親和力15〜
2.0qを有する溶液に加え、混合物1t1時間、室温で反応させ、沈殿したプ
ロティンを遠心分離によって分離する。NaM及びその他の未反応の原料を、セ
ファデックス(5ephaaex )G −25カラ、ム(FD−1o、ファル
マシア)を用いてゲル濾過クロマトグラフィーで分離する。薬品−MOムb抱合
体中に導入されたNaMを258 nm (Ezss = IX 10’ M−
m−” )で吸収スペクトロメトリーで測定する。この測定は、ブラットフオー
ドダイーノくインディング(Bradfora Dye−Einaing) 検
定(1)によってNaMe評価して、プロティンの寄与を控除した後に行われる
。抱合体のアルキル化活性度をエプスタイン(Epstain )法(3)の変
法で測定する。非共有抱合体についてijDMIF中にNaM (1,4−7,
0ミリモル)t−有する溶液(10−50マクロール)+i MOAl)と混合
し、非共有的に会合する(!BL−MoAb錯体を生じる。この錯体t−FD−
10ゲルp過によって精製する。
体抱合体の抗体活性を測定するのに使用し、これをカンプリング法で使用される
同一処理?行った抗体の活性と比較する。
めに行う−これらは薬品−抗体抱合体が細胞に接触している時間で異なる。
に加え、1時間57℃で培養する。遊離薬品(α5M 1aHOO1f溶解して
調製)及び薬品−抗体抱合体f!:0.22μμ小孔フイルターを通してp遇し
、無で7%CO,雰囲気中で24時間培養する。
(b)3o分検定: 細胞(2−5X10・/ wl ) 200マクロールを
無菌プラスチック遠心分離管中に集め、無菌の薬品又は抱合体中に再懸濁し、3
0分間37℃で混合する。細胞を遠心分離(1500RPMXS分)し、次いで
生長培地に再悪濁する。細胞100マクロールを複製壁/サンプルを用いてマイ
クロ力価プレート中にまき、18−24時間培養する。複製サンプルは選択され
た夫々の濃度で調製される。
更にまた2つの検定を、lJaM −MoA’b 抱合体の特異性を証明するた
めに行う。
(a)遊1%iiMoAbによる阻害−細胞を抱合体の添加前に遊離MoAbで
前以って培養し、洗滌前のすべての段階を4℃で行う以外は(上記)30分検定
と同様に行う。
(b) L−ロイシンによる阻害−細胞をL−ロイシン1mMの存在又は不在下
で24時間かけて培養する以外Fi(上記)24時間検定と同様に行う。
培養期間後、検定のすべてに(IB)チミジンの1マクロールを含有する培地5
0マクロール(特異的活性= 5 C1/mmo’l : Amersham
) ’i加え、プレートを24時間培養する0次いで細胞を細胞採取器を用いて
ガラスフィルターペーパー上に採取する。10分間、80℃で乾燥し、個々のサ
ンプルを分離し、β−シンチレーションカウンターで数える。(!E)−チミジ
ンの導入をコントロールの導入に於ける百実貌上のポイントに対し5%を越えな
い。
生体内実験
(a)生存研究: 膿瘍細胞をマウスに腹腔内注射し、6時間後一連の腹腔内処
理を開始する。夫々のグループ、中、マウスの百分率を時間の関数としてプロッ
トする。
(1+)膿瘍生長=(i)腫瘍細胞をマウスの腹壁に皮下注射し、処置を開始す
る前に触知できる腫瘍に発育する。次いでマウスに一連の腹腔内処理を行い、護
蕩のサイズをカリバースクエアー(caliper 5quare )で毎日測
定し、それは腫瘍の垂直軸に沿って測る:データを平均膿瘍サイズとして記録す
る(2つの直径上標準誤差の生成物)。マウス8−10匹の実験グループ、同一
の性及び年令のすべてを夫々の実験に使用する:又は(11)腫瘍細胞t−腹壁
に皮下注射し、fillが発育して触知できた時処理を開始する:(iIi)個
々のマウスをその夫々の腫瘍生長進行について監視する=(■)処理剤t−腫瘍
内(1,1,)及び静脈内(i、v、)に投与する。
(c) ll性: 急性前件試験に関して0117975匹のグループに種々の
薬用量のMKL%NaM又FiNaM−MoAb 抱合体を有する単一注射を行
う。結果t”q/kgで表わされる薬用量に対するマウスの生存率係としてプロ
ットする。
結果
これらの研究はメルフアランのN−アセチル誘導体がMoAbsに、その薬品及
び抗体活性を維持しながら結合することを証明するためのものでろる。EMi点
で特徴的な特異的毒性抱合体を、その生体内阻害活性に関して血清及び充実性腫
瘍モデルともに試験した。
N−アセチルメルフアランの抗体への結合: MoAbs。
Thy −2,1及び抗−TIR’i種々の故の活性エステル(材料及び方法)
と反応させて、結合された県品、の量が変化した抱合体を生じる。NaMの30
分子までプロティンの良好な修復と結合することができるが、3o−35分子t
Sえるとプロティン溶解反の損失による洗穀が生じる(第1.2図)。
NaM活性エステル70nモルの抗−Ly−2,15な結果がNaMの活性エス
テルを抗−TFRiC!!3合した場合に得られる(第2図)。かくて有利な結
合の分子らたり導入されたNaM 10−30分子の間にろる。NaM抱合体の
アルキル化活it−決定するためにエプスタイン(Epstein )法を用い
た場合、アルキル化活性の〉90%を抱合体上に維持すること七見い出した。し
たがって多量のNaM f MOAbsにプロティンの僅かな損失で共有結合す
ることができる。−抱合前及びその後の抗体力価をロゼッティング法(第3図)
によって測定し、B3の50%希釈で希釈度として及びCKMi的細胞全細胞す
ロゼツトとして測定する。NaM 10及び25分子を含有する抗−L7−2.
1 抱合体は夫々1:45,000及び1:20、OOOの抗体力価を有する。
一方抱合されていない抗−Ly −2,j 力価け1ニア5,000でろる。
活性のより良い維持を示すならば、10及び50分子を含有する抗−TIFR抱
合体は夫々1 : 6L1000及び1:52,000の力価を有する。一方抱
合されていない抗−TFR力価は1 ニア5,000でらる(データは示されな
い。)。非共有NaM −MoAb 抱合体は、共有NaM −MoAb 抱合
体に極めて類似の力価を有する(データは示されない。)。したがって抱合体処
理によって明らかに抗体活性の僅かな損失がある。しかし共有結合した・抗体の
力価は、次の実抗Ly−2,1及び抗−TFR双方の細胞再往を夫々L7 2”
K3及びTFFl”OEM !8胞上でテストし、遊離NaM又は当該抗体に非
共有結合したNaMの細胞毒性と比較する。共有結合した薬品の細胞徴活性を遊
離1iaMの活性以上にかなり増加し及び遊離MEI。
に比して低いifE胞男性を示す(第4,5図)ことが2つの場合から明白でろ
る。たとえばC”E)チミジン導入に於ける50%“阻害は、遊離NaMに対し
て2.5X10”−4M(活性度で25倍増加)及び遊離MELに対して五1X
10−6M(活性度で6倍減少)に比して抗−TFR抱今に対して9.5 X
10−’Mで生じる(第5図)。同時に(”H)チミジン導入に於ける50%阻
害は、遊離NaMに対して7.5 X I Q 5に比して抗−Ly −2,1
抱合体に対して7.5 X 101Mで生じる。これはすなわちNaMが特異的
にE3細胞を標的とした場合、活性度な10倍増加する(第4図)。2つの実験
を対比することによって、非共作用を標的細胞上で補体9不在下に有しないこと
は注目すべきである。
特異的細胞毒性: 標的細胞上での阻害効果が特異的であることを示さねばなら
ない。
4つの処理を行う。
(a)50分検定を次のことを証明するために行う。
それは抱合体が特異的に結合する標的P3胞の結果として抗原を結合する部位で
細胞毒性であることである。抗体反応性及び非−反応性細胞系をこの場合に使用
する:抗−L7−2. j 抱合体は抗体反応性細胞系、E3を結合し、30分
露光後にこれらの細胞上にその細胞毒性を及ぼすことを示す(第6図)。この場
合(sH)−チミジン導入での50%阻害は、遊離NaMに対する10X10’
に比してA 2 X I Q−SMで生じる。この阻害が抗体の特異的結合に起
因するかどうかを決定するために、L7−2−細胞系、BW51470U−を使
用する。BW51470U−細胞系はE3よりもNaMに対して3倍敏感である
。しかし比較してみると抗−L7−2.1 抱合体は17−2−BW51470
U−細胞系の最小阻害?示す。
この検定は、2つのTIFROICMとT F R−13細胞系に対する抗−T
IFR抱合体に関しても行われる(第7図)。抗−TFR抱合体ijOKM細胞
への(”H)チミジン導入に於て遊離NaMに対する五〇×10−4MK比1.
てaOXlo−’M(D濃1fi−?’50%阻害をもたらす。再匿、非反応゛
性E3細胞系の非阻害′を同一モル濃度範囲で観察する。
(b)2つのモデルに関して、付加的な実験を非特異釣魚の制御として負のlJ
aM −MOAI) 抱合体を用いて行う。たとえば2つの抗−Ly −2,1
と抗−TIFR抱合体ftLy−2”E3細胞系に対してテストし、抗−TPR
抱合体がE3細胞系の非阻害を証明する(データは示されない。)。同様にTI
FR01M細胞系に対してテストした場合、抗−”7−11 抱合は非細胞毒性
を示す(データは示されない。)。
<c)標的細胞へのlIaM −MoA′b 抱合体の結合は特異的であり、こ
れが抗体結合部位に生じることをより一層保証するために、抱合体の結合を遊離
抗体によって4℃で阻害する研究を行う。5X10−sMのNaM濃度(15マ
イクロ?抗−I、y −2,1’) −(10マイクロtは飽和する。)で]l
c3標的細胞上の抗−100マイクロfの添加に対して80%まで減少する(第
8図)。同様に抗−TFR100ffイクofの添加はOFiM標的細胞上での
抗−TνR抱合体の細胞毒性に同等の減少?生じる(データは示されない。)。
これはNaM −MoA′b の細胞毒性が抗体結合能に直接関係することを明
らかに示す。
((転) MKLはアミノ酸転送系によって活性キャリヤーを媒介して吸収され
ることは公知であり、L−ロイシン、競合阻害剤と共に培養した場合、01M細
胞上での細胞毒性活性に25〜40%の減少が濃度範囲(10−s〜10−’
M )にわたって観察される(第9図)。しかしL−ロイシンの同一濃度はOF
iM細胞上でのNaM及びklaM−抗−TIPRの細胞毒性作用を減少するこ
とができない。これはNaMとNaM −抗−TFRともにMBLに対する異な
るメカニズムによって01M細胞に入ること、前者は恐らく受身拡散によって、
後者はTIFRレセプターによって入(1)のF!5変種を用いて行われ、この
腺腫は生体内で24時間より少ない倍加時間を有する、急激に増殖する腫瘍であ
る。
(a)生存研究: CBFI マウスのグループに5X10’B3腫瘍細胞を腹
腔内注射する。腫瘍接種4時間後、マウスに次の処置の1つを行う: (1)
P B 8 ; (ii)遊l1M B IJ ; G11)遊離NaM ;
4V)抗−I、7−2.1 とMaMとの非共有抱合体;及び(v)抗−Ly
7 Z 1 抱合体。夫々の試剤を腫瘍接種後1日目で更に投与し、注射あたり
受け入れられるNaM又はMKIJ及び抗体の平均量は夫々15マイクロ?及び
150マイクロ?であり、抗−Ly −11抱合体で処理されたマウスの1グル
ープにあっては夫々7.5マイクロ?及び75マイクロ?しか受け入れられない
。抗−Ly −2,1で処理されたマウスは注射あたり75マイクロtしか受け
入れないことに注目しなければならず、この薬用量iJRaMに抱合し九場合、
抗−Ly −2,1がその活性の50係を失うという事実を訂正させる。PBS
処理されたマウスは25日の生存期間を有し、一方NaM l、か受け入れてい
ないもう1つのグループは腫腸接種30日以内に死亡する(第10図)。共有結
合したNaM−抗−Ly−2,130マイクロ?で処理されたマウスの9o%と
抱合体15マイクロ?又はMKL30マイクロ2で処理されたマウスの30%と
を比較すれば、100日以上の間肺瘍なく生存する。このグループは非共有結合
したNaM−抗−L7・−2,1又は抗−17−2,1単独を受け入れ名マウス
−その生存期間はほんの35日である−より一鴫長く生存する。
rb)連潟生長: 3X10・E31111j%細胞を皮下注射されたCEP、
マウス9匹を有するグループは、腫瘍接種2日後充実性腫瘍ヲ発生する。このマ
ウスに上述の6つの処置剤の1つを腹腔内注射する。注射あたりの受け入れられ
るNaM及び抗体の量は、2日目及び8日目で夫々10マイクロ?であり、この
薬用量の2倍、すなわちNaM 20マイクロ?及び抗体200マイクロf’(
5,6,7及び9日目で示す。
再度抗−Ly −2,1で処理されたマウスは注射らたりこの養生(regim
en )の半分を受け入れ、七のよ・り一層大きい活性度が得られる。次のマウ
スに於て@瘍生長が阻害される。そのマウスはPES%MKL又はNaM単独を
受け入れるマウスに比してその処理剤中に抗体を受け入れる。10日目で抱合体
グループは、非共有NaM−抗−Ly−2,1抱合体又は抗−Ly −2,1で
処理されたマウスのどちらよりも小さい腫瘍を有することが明らかである(第1
1図)。
共有抱合体で処理されたマウスの個々の腫瘍生長カーブを描く場合(第12図)
、完全な退化は観察されない。しかしマウスの25%は第二次のネット(net
)腫瘍生長を処理の間に示し、更に処理剤を投与しない場合にしかサイズが増加
しない。またマウス1匹は実質上杭−Ly −2,1抱合体に応答しないことが
明らかでろる。それによって全体的にこのグループの平均腫瘍サイズがかなり増
加する。腫瘍生長に於ける阻害がPES’i受は入れたマウスに比べて処理され
たマウスの他のすべてのグループに観察されることに注目しなければならない(
第11図)。
これはより早い処置による増カルた効ンを示唆する。
腹腔内治療と他の方法の投与との比較として、コントロール試験を行う。2×1
0・E3腫瘍細胞を皮下注射されたCBF! マウスの12グループは腫瘍接種
4日後に充実性腫瘍ヲ発生する。これらのマウスに腫瘍接種後4日及び6日目で
腹腔内又は静脈内のどちらか、あるいI′18日及び9日目で腫瘍内にPE8、
抗−Ly −11、非共有NaM−抗−L7−2.1 抱合体又(d共有NaM
−抗−L7−2.1 抱合体のどれか1つを注射する。注射あたり受け入れられ
るNaM及び抗−T−17−2,1の量は夫々10マイクロ?及び100マイク
ロ2でちる。前述の様にこの処理剤中で抗体を受け入れるこれらのマウスは、投
与の処置法に無関係にPBS単独を受け入れるマウスよりも小さい膿瘍を有する
(第13a、b%C図)。lJaMの全量用量の治療に限定されることである。
というのはNaM−抗−Ly −2,1抱合体を受け入れたマウスが、非共有N
aM−抗−L7−2.1 抱合体又は抗−L7−2.1単独のどちらかを受け入
れるマウスよりも明らかに小さい膿瘍を有しないからである(第15a図)。
コレFiNaM 100マイクロfまで受け入れたマウスの前記実験(第11図
)と対照的である。
マウスがこれらの処理剤20マイクロ?t−静脈内投与で受け入れた場合、IN
、aM−抗−Ly −2,1抱合体と他の処理剤との効率の重要な相異が観察さ
れる(第131)図)。8−15日目から抱合体処理されたグループの平均腫瘍
サイズはP B S、を凰独で受け入れたグループの約30係にしかすぎない。
これは腫瘍生長がかなり阻害されたことを示す。その場合抗−Ly −,2,1
又は非共有NaM−抗−Ly−2,1i受は入れたマウスの平均腫瘍サイズは8
−12日間かけてPBS処理されたマウスのサイズより明らかに大きいことが考
えられる。
腫瘍内注射されたマウスは、腫瘍が165(7ff”の平均腫瘍サイズ(8日目
)に達するまでその最初の処理剤を受け入れない。しかし11日目までにNaM
−抗−L7−11 抱合体を腫瘍内に受け入れたマウスはPEEI、非共有11
aM−抗−I、y −2,1又は抗−I、y −2,1のどれかを単独で腫瘍内
注射されたマウスよりも明らかに小さい腫mt有する(第13c図)。
この傾向は16日目で実験を終了するまで続く。一方腫瘍生長でもつとも大きい
減少が1.2日目で生じ、共有抱合体処理されたマウスの平均腫瘍サイズはPB
S処理されたコントロールマウスのサイズの81係であるつ抗−Ly −2,1
に非共有結合したN&Me受は入れるマウスは抗−I7−2.1に単独で受け入
れるマウスよりも小さい腫瘍を有し4いことを注目しなければならない。これは
この抱合体の腫瘍阻害効果が抗−Ly −2,1成分自体によることを示唆する
つ
LD−50−値として表わして示す。図からNaMのI、D−50は、M Il
i L、のほんのa q/に9に比して115XI9/′Kgである。すなわち
MELは生体内でNaMより約20倍毒性である。NaM −MoAb 抱合体
は最大のテスト薬用量(1・8 jlP/kl? )でODAマウスに対して無
毒でちることが分る。
論考:
モノクロナール抗体は精巧な選択性を有することのが適当である。極微粒子キャ
リヤーと異って、MoAbsは循環することができ、介在する液及びリンパに入
り込むことができる。MoAbeは標的細胞に大きい選択性をもって結合するこ
とができるが、これは薬品放出の効果的方法を構成している力1又はしていない
。大きな重要性は、標的抗原がエンドサイト−シス及びプロティン選別に関する
細胞メカニズムに結びつく度合にある。しかしTPR及びL7−2−ルセプター
が薬品内部移行(16)IC対する優れた標的剤であることが分る。キャリヤー
としてのMoAbの他の問題は、変性せずV!−MoAbに結合することができ
る薬品負荷量に関する。MHLを抗原に結合する前もっての試みは中間体キャリ
ヤー、たとえばポリグルタミン酸(2)を必要とする。というのは多分MICL
を直接抗体に結合するのが困難であるからである。しかしこの抱合体は生体内で
有効性を示さない。
MELのN−アシル誘導体全最初に合成することによってこの誘導体の活性エス
テルを製造することができる°。この誘導体t’x MoA’bs上でリジンの
e−アミノ基と反応する。このNaM活性エステルf MoAbeに良好に結合
し、MoAbの分子らたりliaM 30分子までを有する抱合体が得られ、こ
れは純粋なMoAb活性の50〜80係を維持する(第1.2図)。前述の様に
抱合体の溶解度及び抗体活性は、NaM導入ノコのレベル以上に明らかに減少ス
ル。
NaM−抗−Ly −2,1及びllaM−抗−TFR抱合体がNaMの細胞毒
性効果を保持することを示す。これらは夫々結合された11aMの抗慮瘍活性度
を、遊離NaMの等モル量の活性度の10−25倍増加する(第4.5図)。こ
れらの抱合体はまた試験管内で行われた特異的検定に於て、標的細胞に対して細
胞毒性を増加する。NaM抱合体の抗体結合活性は、選択的細胞毒性を明らかに
生じる。これは特異的検定法に見られる。その方法に於てNaM−抗−Ly −
2,1及びNaM−抗−TFR抱合体の双方はLy −2+及びTFR+細胞夫
々に対してのみ細胞毒性を示し、その特異的認識及び標的細胞への結谷がlla
M単独よりもこれらを有効にする。、%定のモル濃度でE3標的細胞上にあるN
aM−抗−Ly −2,1の細胞毒性効果は、純粋な抗−117−2,1の添加
で80%まで減少する(第8図)。これは抗体結合が抱合体の細胞毒NaM−抗
−TFR抱合体双方の細胞毒性作用から守ることができない(第8図)。これは
これらが01M細胞にMILに対する異なるメカニズムで入り込むこと、前者は
恐らく受身拡散によって、後者はTFHによって入り込むことを示唆する。した
がって抱合体中のNaMは特異的に標的細胞に向い、多分抗原を介して細胞に入
り込むことが分る。NaMそれ自体が01M細胞に対してMKLより100倍小
さい細胞毒性であり、しかしNaM−抗体抱合体はMELより4倍小さい細胞毒
性であるにすぎないことに注目することが重要である。それ故にllaM −M
oAb 抱合体の内部移行されたNaMはリゾシームによって崩壊し、もつと活
性なもとの分子、MIL1kl!脱することができる。NaM −MoAb 抱
合体調!lI!ヲ汚染する遊離又は非会合NaMはそれ故その誘導された形で細
胞に対してかなり非毒性であることにも注目しなければな体の効能はに地豆立て
すでに立証されている。圭港内のNaM :抗−T’T −2,1抱合体の活性
は2つの生存及び腫瘍生長実験で調べられている。マウスH3腫瘍で腹腔内接種
されたマウスの生存期間は、抗−IJy −2,1に共有結合したNaMが遊離
NaM 、抗−I、y −2,1に非共有結合したNaM又は抗−Iiy −2
,1単独よりも有効な腫瘍阻害剤であることを明らかに示す(第10図)。MI
IJ単独はマウスの30係を〉100日間腫瘍なしで生存させることができるが
、その使用はその狭い治療範囲(100マイクロタはマウスに有毒である。)に
よって妨げられる。したがってNaM−抗−Ly −2,1抱合体処理はがなり
安全で、より一層有効である。
当然のことながら、薬品及び腫4fl胞双方の放出部位をこの結果を評価した場
合に考慮しなければならない。というのは特異的標的が実際達成されているか又
は腹腔が精巧なテスト管と全く同様に動くかどうかを認めるのは困難であるから
である。その結果として更に臨床的な膿瘍生長シスチルも使用される。それはこ
のNaM −Mol 抱合体が種々のバリヤーを妨げ、m瘍細胞に集中すること
ができることを測定する。すべての皮下腔腫生長実験に於て、治療は触知できる
こぶが認められるまで開始せず、腹腔肉処理で投与されるNaM−抗−Ly−λ
1 抱合体は最も有効な腫瘍阻害剤である(第11図)。しかしNaM−抗−I
J7−2.1 抱合体の100マイクロ?でさえも(6注射以上)、処理剤1i
i−腹腔内投与した場合これらのマウスの腫瘍生長を徹底的に阻害できないこと
が明白である。対照としてNaM−抗−Ly−2,1の20マイクロ2しか静脈
内投与しない場合、抱合体処理したマウスのa瘍生長に於て70係減少が観察さ
れる(第131)図)。NaM−抗−I、y −2,1抱合体の20マイクロf
を同一の処理法を用いて腹腔内投与した場合、腫瘍生長に於て55俤減少がある
にすぎないことは、極めて有利であるとみなされる。静脈内NaM−抗−Ly−
2,1抱合体処理が静脈内非共有NaM−抗−L7−2.1 抱合体又は抗−′
Ly−2,1のどちらよりももつと有効であることも明らかでちる。十分に証明
された皮下E8腫瘍の処理は局在を要求し、(第13図)から明らかな様に抗−
Ly−2,1抱合体に非共有結合したNaMは抗−L7−2.1単独よりも有効
ではない。これはNaMと抗−Ly −2,1との間の非共有的会合がE3腫瘍
へのNaMの特異的標的化にとって不十分に安定であるが、一方抗−Ly −2
,1への共有付加によるNaMの特異的標的化が可能になることを示唆する。皮
下E3腫瘍に対する共有NaM−抗−Ly −2,1抱合体の有効性は、腹腔内
投与の場合に限られるが、静脈内投与は処理のより一層有効な形態?示し、一般
にNaM −抗−Ly −2,1抱合体のより一層大きい薬用量が投与される実
験が試みられることに何の疑いもない。
腹腔内及び静脈内治療ともに多くの困難な問題を被る。投与後、薬品は肝臓で不
活性化され、血清中で加水分解され又は血漿プロティンと結合して又は急激な排
泄によって除去される。更に一般に腫瘍は比較的不十分な血液供給を有し、薬品
は拡散によってしか腫瘍の内部に達しない。したがって薬品は高い選択的m瘍阻
害剤であるが、すべて腫瘍細胞に高濃度で達することができない。実験のこの理
由のために、腫瘍内治療の効果、すなわち免疫毒素(18)を用いる腫瘍治療に
望のある結果を生じる投与法を決定するために実験が更に行われる。
腫瘍生長に於けるもつとも大きい減少は、共有NaM −MoAb 抱合体処理
したマウスの平均腫瘍サイズがPBS処理したコントロールマウスの61係サイ
ズである12日目に生じる。それは非共有NaM −抗−Ly −2−1又は抗
−L7−2.1 単独で腫瘍肉処理されたマウスに観察されるよりも明らかに大
きい腫瘍生長の減少である(第13c図)。この例としてri腫瘍内投与された
抱合体20マイクロtは静脈内の抱合体20マイクロ?と同一の効果を示さず、
腹腔内投与の20マイクロ1よりぎりぎりでしか優Geran Uzman、
E、 、 Boone、 E、 A、及びMOcarthy、 R+E、 1急
性白血病の子供の末梢血液から得られたヒトリンパ芽球の連続培養、Cance
r 18 : 522−529 。
C,、Goding、 J、 W、及びLiew、 F、 Y、 、?ウスLy
−2,1細胞表面抗原に対するモノクロナール抗体。
免疫学465135−144 、19827、)logarth、 P、 M、
Benning 、 M、 M、及びMckenzie 。
工、 F、 O,、マウス中に放射線誘発された腫瘍の同種抗原フェノタイプ。
J、 Natl、 Cancer工nst、 69 :619−828 、19
82
9、Hyman、 R,及びStallinge、V、、 Tby −1変種の
相補性検定パターン及び抗原が親集団中で変種“Prθ−exist″を失うこ
とを証明する。
J−Rate、cancer 工nst、52 : 429 − 456 、
1974F、 O,、免疫療法に関するメトトレキサーテーモノクロナール抗体
抱合体の研究、J、Natl cancer工nst、 75 : 319−3
32 、198511、Panaccico、 M、 、 Thompson、
O,H,、Zalcberg、 J、 R。
及びMckenzie、工、 F、 O,、ヒトトランスフェリンレセプターに
対するモノクロナール抗体。、r、 Natl。
CAncer工nst、(新聞中に)、1985チゼラと反応するリンパ細胞の
副集団を見つけるタメの敏感なロゼンティング法、J、 Immuno’l。
schmitt−Verhulst、 A、及びPiarres、 M、 、ラ
ット抗−マウスT4モノクロナール抗体(H129,19)tri l a反応
性T細胞クローンの増殖速度を阻害し、抗−1a細Ji1分解T細胞クローンの
間で2つのフェノタイプ的に別個の(T4+、Ly t −2,3−及びT4−
1Ly t −2,3” )部分集合を描く。J。
工mmuno1. 132 ; 2775−2782 、198414、Pie
tersz、 G、 A、 、 Zalcberg、 J、 R,及びMcka
nzie。
工、 F、 C,、特異的な抗−腫瘍活性にアトリスマイシン−モノクロナール
抗体錯体の使用。(非公開結果)、1985
15、Smyth、M、J、、 Pietersz、G、A、、 Glasso
n、E、J、及びMckenzie、■、 F、 O,、腫瘍に対するクロラム
ブシルの特異的標的法、J、 Natl、ガン協会、ユ;503 − 510
、 1986
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ietics、 D、 T、 、 Rabon、 A、及びRILI)inOV
itZ、 M。
L−ロイシン、輸送の競合基質のL−ロイシンによるメルフアラン治療でアミノ
酸がメルフアラン1a Wail −Hlllman、G、、 Runge、W
、、 Jansen、F、K。
及(fi Vallera、 0. 、ヌードマウスモデル甲ヒト腫瘍上での抗
Mr 67.000プロテインイムノトキシンの細胞毒性効果、Cancer
Roe、 45 ; 132B −1358、1985
凡例 パートA
第1図: NaMの抗−L7.−2..1(α5q)への結合。抗Ly −2,
1分子らたりNaM導入モル数(−)及びプロティン修復(○)を反応混合物中
でNaMの0モルの数の関数として示す(横座標)。
第2図: NaMの抗−TFR(a5y9)への結合。
抗−TFR分子あたりNaM導入モル数(−)及びブロチイン修復(○)を反応
混合物中でNaMのnモルの数の関数として示す(横座標)。
第3図: 抗体力価を工TT(1’175NS 13標的細胞上で抗−Ly −
2,1抱合体の抗体希釈度に対する係ロゼント形成細胞として測定するウ一連の
希釈を純粋な抗−L7’−2,1(ム)及び10モルに1aM/−11−/’抱
合体(○)又は25モルNaM 1モル抱合体(・)との抗−Ly −2,1と
のどれかの溶液a、swq/−について行う。
第4図= 24時間検定で工TT(1)75に+3E3細胞上で遊離1iaM
(!I )、抗−Ly −2,1MoAbに非共有結合したNaM、25モルN
aM 1モル抱合体(◇)、抗−Ly −2,1MoAb に共有結合、25モ
ルNaM1モル抱合体(・)及び遊離MKII(◆)の阻害効果(テキスト参照
)つ
第5図: 24時間検定に於てOBM細胞上で薬品不含(曹)、抗−TFR,M
oAb に非共有結合した薬品、30モルNaM 1モル抱合体(◇)又は抗−
TFRMoムbに共有結合した抱合体、30モA/NaM1モル抱合体(・)を
用いてNaMの阻害効果。
第6図= 30分検定に於て抗体反応性細胞(E5)上で遊離NaM (■)又
ijNaM抗−17−2,1抱合体25モルNaM1モル抱合体(・)の及び抗
体反応性細胞BW1470U−上で遊離laM C口)又は抱合体(○)の阻害
効果。
第7図= 30分検定に於て抗体反応性細胞(OEM)上で遊離NILM (I
m )又はNaM抗−T’PR抱合体、30モルliaM 1モル抱合体(・)
の及び抗体非反応性細胞E3上で遊離N&M (ロ)又は抱合体(0)の阻害効
果。
第8図= 30分検定に於てE3標的細胞上でNaM−6抗−Ly −2,1抱
合体、25モ/l/ 1lalJ 1モル抱合体(・)及び抱合体プラス純粋な
抗−Ly −2,1(ム)の阻害効果。
第9図: MBL(◆)、NaM (III )又はNaM−抗−TFR抱合体
30モルNaM/モ元抱合体に対する0gM細胞の敏感性に於けるL−ロイシン
の効果。
1mML−ロイシンは露光の間存在しない(○);1mML−ロイシンが存在す
る(燵)。
第10図: 工TT(1)15N8 ]11!5腫瘍を生じる031gマウスの
生存。マウス8匹のグループを3X10’細胞/マウスと共に培養する。4時間
後、ラターマウスの腹腔内にFB日C口)、遊離MFiL50マイクロ?(◆)
、遊離NaM 30 ?イクロ1(ll’l、純粋な抗−Ly−2,130マイ
クロ?(ム)、非共有抗−L7−λ1 及びlNaM 30マイクロ2(◇)及
びNaM−抗一”−7−2,1抱合体15マイクロV(○)及び30マイクロ?
(・)のどれかを投与する。
第11図: 3X10’細胞を皮下注射したCEFIマウス中の胸腺腫工TT(
1)75118 13の生長。マウス9匹のグループVC(↑)表示で腹腔内処
理を行う:PBS(ロ)、遊離N&M (Im )、遊離MEL(◆)、NaM
−抗−L7−2.1 抱合体(・)、非共有的に抱合されたNaM−抗−Ly−
2,1(◇)及び抗−Ly−2−1(ム)。誤差線は平均からの1標準誤差を示
す。
第12図: 3X10・工TT(1)7511EI BS腫瘍細胞を皮下注射し
た及び2,5,6,7.8及び9日目にNaM−抗一17−2.1−抱合体を腹
腔内処理した0BFIマウスの個々の生長カーブ。
第13a、b、c図: 2X101細胞を皮下注射し九〇BFgマウスに於ける
胸腺腫工’1’ T (1)75N8B3の生長。マウス8匹のグループに次の
処理を行う;(i)PB8(ロ)、(11)抗−17−11(ム)、011)N
aM−抗−L7−2.1 抱合体(9)及び非共有的に抱合されたNaM−抗−
Ly−2,1(◇)を腹腔内(a)、静脈内(b)又は腫瘍内(Q)投与のどれ
かを行う。
第14図: 腫瘍のないCBAマウスに於いて遊離NaM (all )、遊離
MEL(◆)及びNaM−抗−TFR抱合体(・)の毒性。
パートB
上記11− AcMKL −MoA’b 抱合体は試験管内及び生体内で特異性
及び細胞毒性を発揮するが、生体内での結果を改良するために、N −AcME
L ヘの?(ab’)1フラグメントの結合をここで報告する。m瘍への薬品−
抗体錯体の接近性を増加するために及びFaレセプターを介する非特異的結合を
減少するために、N−アセチル−メルフアラン(N −AOMKI+ )をP
(ab’)1フラグメントと抱合させる。この7ラグメントを工gG MoAb
のペプシン退化によって合成する。
N −AcMliL 20分子までは有利に夫々F (er’o’)@フラグメ
ント(25分子/インタクトエgGと比較して)に薬品及び抗体活性を保持して
結合するっしかしN−hayEL−F (ab’)、抱合体は、試験管内で非特
異性Fcレセプター結合の不在にもかかわらず特異的細胞毒性を示し、IF(a
b’)1フラグメントを使用した場合より一層大きい浸透性を示す。11− A
cMEL −F(a b’ )1 及びA −AcMIL−工gG抱合体は生体
内で同様な抗−腫瘍活性を有する。すべての工gG及び有効である。すべての1
gGに比してF(ab’)1フラグメントのより低い免疫原性及びその抱合体の
同様な細胞毒性は、F(ab’)1抱合体がますます大きい臨床上の有用性を有
することを示唆する。F (ab’)17ラグメントの使用はいくつがの利点を
有しなければならない:第一に11Fcレセプターを介する非−腫瘍細胞への非
特異的結合が避けられる;第二にFcブロテ’f 7 u MoAbのもっとも
免疫原性プロティンであルノテ、マウスMoAbs f治療に使用する場合、よ
り小さい免疫原性P(ab’)1処理が望まれる。最後にMoAbのPaプロテ
ィンの除去はその分子サイズを約30%まで低下する。これは抱合体が生理学的
バリヤーにもつと有効的に浸透することができ、循環からII!!へ通した場合
細胞のバリヤーを回避する(細網内皮システム)ことができると考えられる。し
ばしばP(ab’)1抱合体の試験管内及び生体内効能iN−AcMELとイン
タシトニgG MoAb との抱合体と比較試験する。
材料及び方法 パート3
略語
N−SN−5−Ac = N−アセチルメルフアランMEL =メルフアラン
DME ==ドルベコ(Dul+ecco ) 変性されたイーグルス培地
yoAb(s) =モノクロナール抗体TAR=)ランス7エリンレセブター
SAMG :羊抗−マウスグロブリン
CEFl =(C57BL/6X:BALB/C)I’IPBS ==ニリン塩
で緩衝されたサライン腫瘍細胞: E3、マウス胸腺腫工TT(1)75NSの
クロナール変種(スミス等、1986C):及びマウスリンパKL4(ホロゲイ
ン%、196B)f試験管内でDMEj中に保持する。このDMEには10チ熱
不活性化された新生仔牛血清(70−研究所、シトニー、オーストラリア)、2
mMグルタミン(連邦血清研究所、(CAL)、メルボルン、オーストラリア)
、10Omug /−ストレプトマイシン(グラキソ、メルボルン、オーストラ
リア)及び100工、U/wdペニシリン(asL)が補充されている。生体内
実験のために、B3を(057EL/6 X B A L E / (1! ’
) P 1 (OB F t )マウスに於て腹水液中に連続的に通過させるこ
とによって保つ;腹水液からの細胞を洗滌し、PE8中に懸濁されたI)KM及
びリン酸塩緩衝されたサライン(PBS。
pH7,5)中で2回遠心分離しく 400 PXS分)、OBF!マウスに皮
下注射する。
マウス: OBF、マウスをメルボルン大学の病理学部で飼育する。
モノクロナール抗体: 抗−Ly −2,1mohb(工gG1 ) (Hog
artn、19s2)km水液から40係硫酸アンモニウムで沈殿させて単離し
、IgG分画をプロティンAセファロース(フアルファシア;ピスカタウェーッ
NJ)に吸収し、PBS(pH7,5)で十分に洗滌し、α2Mグリシy/HC
L (pH2,8)で溶離する。中和の後、MoAb ’zP B 8に対して
透析し、分別し、−70℃で保存する。抗体活性を羊−抗−マウス免疫グロブリ
ン(8AMG )i用いてロゼツテイングして測定する( Pariah 等、
1978)ペプシン崩壊によるp (a’b’)*の調製: 抗−L7−11M
QAbのF (ab’)、 7ラグメントfr:調製するのに採用される崩壊の
最適条件は、[LIMクエン酸塩、pH己8.57Cで6−8時間、1−2り/
−の工gG濃度及び25 mug/−のベプクン濃度を用いて行う(Parha
m、 1983”)。インタシトニgG tプロティンA−セ7アロース(ファ
ルマシア)で除去し、夫々の調製を収率(〉80%)で計算し、ポリアクリルア
ミドゲル電気泳動によって下降及び非下降条件下で同定する。
N −AcMBL−工gG及びN −AcMEL −F (ab’)l抱合体の
調製: M]liLのN−アセチル誘導体を調製し、前述のすべての工gG及び
I’(ab’)1に抱合する(スミス等、1986a)。簡単にMELt−無水
酢酸でアセチル化し、次いでこのN −AcMEL誘導体の活性エステルをMo
Ab抗体のアミノ基に結合させる。
活性:Cxゼンティング検定〔パリシュ等、197B)は、前もってIJ −A
(!MEL−工ga抱合体の抗体活性を立証する(スミス等、f98da)。N
−AC!MEII −7(ab’)1抱合体の抗体活性を、放射線標識された1
25工−エgG ’に用いる競合結合検定ですべての工gG1及びF(a’b’
)1フラグメントと比較する。
この検定法で2倍の希釈を抗体25 muL 、 F (ab’)1抱合体25
mμ−又は工gG抱合体25mμWLtt−用いて96ウエル丸底プレート中で
行い、これにIIsニー抗−Ly −2,、1の25 nutを加えるっ次いで
E6標的細胞(L 5 X I D ’ / td )50 mutを加え、P
BS中で洗滌(3回)、プレートのカット及びγ−カウンターで個々のサンプA
/をカウントする前の30分間培養するウコントロールウエルは°コールド1抗
体又は抱合体25 rnnLを含まず、結果をコントロールサンプルのtzsニ
ー抗−L7−λ1 結合に於ける百分率減少として計算することに注目しなけれ
ばならない。
抗体活性: [”ll〕チミジンの腫瘍細胞への導入を測定する2つの検定を、
F(a’b’)1抱合体の薬品活性を評価するために行う。これらは抱合体が細
胞に接触する時間で異なる。a)2時間検定:細胞(1−5XI Q・/ ml
) 100 muL’< 96ウ工ル平底マイクロ力価プレートに加え、1時
間57℃で培養する。遊離薬品(α5M重炭酸ナトリウム中に溶解しテmm )
ElびN −AcMKL抱合体(P (ab’)m及び工gG)を122 m
um小孔フィルターを通して濾過し、無菌状態を確保し、希釈を無菌PE8中で
行う。遊離薬品又1f 1+ −AcMKL抱合体50 mutvi−複製ウェ
ル/サンプルを用いて細胞に加える。コントロールウェルに培地又はP B S
50 muL ’r:加え、細胞を57℃で7%CO1雰囲気中で24時間培
養する。あるいは(1)) 30分検定:細胞(1−5X10・/ ml )
200mutf無菌プラスチック遠心分離管中に集め、無菌の薬品又1d F
(ab’)、抱合体中に再懸濁し、30分間37℃で混合する。細胞を遠心分離
(4oojxsグレート中にまき、1B−24時間培養する°。
(特異的活性= 5 (J / mznmot: Amersham ) f加
え、プレートを24時間培養する。次いで細胞を採取する。10分間、80℃で
乾燥し、サンプルをシンチレーションカウンターで数える。l (”a)−チミ
ジンの導入をコントロールの導入に於ける百分率阻害として表わす。得られたポ
イントに対する標準誤差が二重測定法によって生じるが、得られた実験上のポイ
ントに対し5%を越えない。
生体内実験=(a)腫瘍生長:腫瘍細胞をマウスの腹壁に皮下注射し、処理を開
始する前に触知できる腫瘍に発生する。次いでマウスに一連の腹腔肉処理を行い
、腫瘍のサイズをカリバースクエアー(cali−per Bquare )
で毎日測定し、それにPXM瘍の画直軸に清って測る:データを平均腫瘍サイズ
として記録する(2つの直径士像準誤差の生成物)。マウス8−10匹の実験グ
ループ、同一の性及び年令のすべてを夫々の実験に使用する。
結果
これらの研究は、N −AcMELがMoAbsのIP(ab’)1フラグメン
トに生体内で薬品及び抗体活性を維持しながら共有結合することを証明し、充実
性腫瘍モデル中でこの抱合体と工gG MoAb K共有結合したN−AcME
Lとを比較するためである。P(ab’)1へのN−AcMELの結合:抗L7
2.1 7’ (ab’)t k種々の量の11− AcMEL活性エステル
と反応させて、結合された薬品の量が変化した抱合体を生じる。
N −AcMEL活性エステル250 nモルのF (a b’)g5n5Nへ
の添加は、F(ab’)1分子あたON−AcMEL 6分子の導入をプロティ
ンの85%修復で生じる。(第15図)対照としてN −AcMEL活性エステ
ルの2倍量の添加は(46on−[ニル) N −AcMKL33分子の導入を
55係プロテイン修復で得られる。
それ故有利な結合のための条件が立証された。すなわち試験管内及び生体内で更
にテストされたF(ab’%抱合体がF (ab’)を分子あたり導入された刃
−AaMIL 10−20分子の間にある。N −AcMIeLをF (ab’
)1フラグメントにプロラインの僅かな損失で共有結合することができる。−し
かし抱合体中の薬品及び抗体活性は測定を必要とする。
N −AcMEL −F (ab’)1の抗体活性: 崩壊及びN−AaMIL
への抱合前及びその後の抗体力価を競合放射なわちE3標的細胞に結合する1工
6エー抗−L7−2.1の35%(最大結合の半分が観察される)でコールド抗
体の希釈度は減少する。〕。N −AcMIL20分子を含有するF (a b
’)@抱合体は1:32の抗体力価を有し、抱合されたN −AOMKLは1:
32、抗−Ly −2,1力価は1:100である。したかっ、てF(a’b’
)1フラグメントへのペプシン崩壊に関して明らかに抗体活性の僅かな損失がa
る。しがし他の測定できる損失は20 N −AcMIL分子までの抱合で生じ
ない5N −AcMKL導入度合が20分子t−越えた場合、抗体活性に重大な
損失が観察される(データは示されない。)。
試験管内細胞毒性: 抗−L7−2. I P (ab’)l抱合体の細胞毒性
ftL7−2+E3 細胞上でテストし、遊離11− AcMIL及び抗−by
−2,1に非共有結合したN −ACMHLの細胞毒性と比較する。F(ab
’)1抱合体の細胞毒活性は遊離N −AcMELよりかなり大きく及びN −
AcMKL−工gG抱合体より少し大きいことが明白である(第17図)。たと
えば(3H)チミジン導入に於ける50%阻害は、N −AeMKL−工gGに
対して9.0X10−”M及び遊@ AcMIL K対しテア、 5 Xf O
”−4Mに比して、F(ab’)1抱合体に対して7.5 X10’Mの11−
ACMEL ?Jj度で生じる。がくてF(a−o’)1抱合体及び工gG抱
合体は遊離N−ムcMKLより4o〜50倍細施毒性である。
特異的細胞男性: N −AcM]Iil、 F(ab’)1 抱合体の阻害活
性は、N −AcMKL−工gG抱合体について前に述べた様にMoAbと反応
する標的細胞に特異的である(スミス等、1986a)。30分検定を使用する
場合、1つのF(ab’)l抱合体及び2つの細胞系を用いる。
Frab’)1抱合体は17−2”E3i結合し、30分露光後にこれらの細胞
上にその細胞毒性を及ぼすことを示す(第18図)。この場合(jl()−チミ
ジン導入での50%阻害は、遊離N−八cMELに対する1、5X10−”Mに
比しT1.5X10−5MIZ)N−AcMEL濃度で生じるつ対照としてE3
より遊離N−AcMKLに10倍敏感なICL4(L7−2−)は、テストされ
たモル濃度にわたって、P (ab’)* (Ly −2”)の細胞毒性効果に
比較的耐性である。
腫瘍生長: AOXl 0’ 13腫瘍細胞を皮下注射されたC!EF、マウス
9匹を有するグループは、腫瘍接種4日後充実性腫瘍を発生し、次の処理剤の1
つを静脈内注射する: (i) P B S ; (ii)遊離?+ −AaM
BL ;(iii) F (ab’)m ; 6v)共有N −AcMEL−工
gG抱合体;及び(V)共有N −AcMIL −F (ab’)1抱合体。り
に−7’lC4及び5日目でN −Ac1JIL 15 mug及び(又は)工
gG又はF’(ab’)1150 mug f<投与する。アBS、N−AcM
EIJ又は抗体を単独で投与したグループに比してN −AQMEIJ抱合体を
投与したマウスに腫瘍生長の阻害がある(第19図)。8日目で抱合体グループ
はH−AcMEL又FiF (ab’)1で処理されたマウスのどちらよりも小
さい腫瘍ヲ有し、11日目でN −AcMEL−工gG処理されたマウスの平均
腫瘍サイズはPE8処理されたマウスの50%サイズである。F(ab’)1抱
合体処理がもつと効果的でおる。これは上記グループの平均腫瘍サイズをPE8
処理されたグループの平均サイズの60係に下げる。F(ab’)□抱合体処理
されたマウスの個々の腫瘍生長カーブを挙げた場合、2つの完全な退化が観察さ
れ、マウスの他の4/10匹は処理の経過の間に腫瘍サイズで減少を示す(デー
タは示されない。)。しかし11日目で退化したこれらの腫瘍は発育を開始し、
PE8処理された腫瘍の半分の大きさに生長する。同様な腫瘍負荷及びより一層
早い処理を用いてN −AcMKL −F(ab’)1及びN −AcMEL−
工gG処理の限界を評価するために、もう1つの実験を行う。それはCEFIマ
ウス10匹のグループにλ口×10δE3腫瘍faMを皮下注射する。これによ
って腫瘍接種4日後、充実性腫瘍が発生する。マウスKPBS、抗−L7−2.
1、MEL、抗−トランスフェリンMOAI) (抗−TFR)に共有結合する
N −AcM刊L(スミス等、1986a)又はN −AcMEL−抗−Ly
−2,11’ (a b’ )!抱合体のどれか荀膿瘍接種後3,5及び8日目
に静脈内注射するっ投与されるAcMKL又はMILの量は3日目で8mug、
5日目で15 mug及び6日目で7 mug(すなわち全量30 mug N
−AcMKL :)である。前述の様にこの処理でに3− AcMIL及び抗
−L7度7日巨匠FBS%MEL又は抗体単独を投与されたマウス(第20図)
よりも小さい腫瘍上Mし、11日目でF(ab’)I抱合体処理したマウスの平
均腫瘍サイズl−1PBs処理したマウスの15%サイズ及びR−AcMEL−
抗−TFR処理したマウスの20%サイズである。F(ab’)1抱合体処理し
たマウスの個々のallll−ブは、マウスの9/10が処理期間(5−6日)
で腫瘍サイズを減少し、これらの腫瘍の5つは完全に退化し、再発生しないこと
を示す(第21図)。F (a b’ )@処理の終了で、残存する4つの腫瘍
はサイズを増加しはじめ、PBS処理したマウスの平均生長度合よりもすべてゆ
っくりした変動的な度合で生長する。マウスの1匹しかF(ab’)1抱合体に
対して二次的な応答分水さない。N−AcMEL−工ga (抗−Ly−2,1
)抱合体で同様に処理されたマウスの追加グループに於て、腫瘍の4/10が完
全に根絶する(データは示されない。)。
論考
MELの非特異的毒性を減少するために、より小さい細胞毒性N −AcMF:
L誘導体を合成し、MoAbsと結合させる(スミス等、1986a)。このN
−AcMIL−工gG抱合体が、フェニルアラニンアミノ酸輸送シスチルではな
(MOAt)を介して細胞に入り込むことを証明し、それ故にMoAbを結合し
た細胞にだけ細胞毒性でらる。更にN−ムCMEIJ−工gG抱合体は生体内で
遊離MBL%N −AcMFiL又は抗体単独よりも有効に腫瘍を根絶する。こ
れは静脈内に投与された時にもつとも有利である(スミス等、1986a)。こ
の研究でN−ムaMKL−■gGの特異性及び細胞毒性をMoAbのF’c部分
の離脱し、導入されたP(ab’)1フラグメントf N −AcMICLと結
合させることによって更に増加することができる。N −AcMEL−エgG抱
合体に関して同一抱合処理?用いて(スミス等、19B6a)、N −AcME
L活性エステルは有利にIF(ab’)1フラグメントに結合し、分子F(ab
’)1らたり結合されるkJ −AcMBI、の20分子までを有する抱合体t
S造する(第15図)。そのIF(ab’)1活性の保持に加えて(第16図)
、F(ab’)、抱合体はN −AaMll:I、の細胞毒性効果を保持し、結
合された3−ACMEIJの抗−m瘍活性は等モル量の遊離N−AaMKLの活
性の50倍に増加する(第17図)。
F (a b’)l抱合体は、また試験管内で行われる細胞毒性検定で標的細胞
に特異性を示す(第18図)。抱合体のF(a’b’)1結合活性は抱合体中に
選択的細胞毒性を明らかに生じる。というのij 1’ (ab’)m抱合体は
N −AcMFliL単独よりも細胞毒性であるLy−2E3細胞に対しτしか
細胞毒性を発揮しないからである。
これらの試験管内研究k % F (ab’)1フラグメントが抱合体の特異性
及び細胞毒性の維持と共にN−AcMILと共有結合することができるかどうか
確認するために行う。N −AcMELと抗−L7−2.1 へのF(ab’)
lフラグメントの抱合は、少数のN −AcMIl;L分子がP(a’b’)1
に結合することができるけれども、すべての抗−L7−2.1 及び、N −A
OMBCLの抱合に同等であるといえる。抗体活性、プロティン溶解度及び修復
を維持する。したがってF(ab’)1抱合体は試験管内でインタクトエgG抱
合体と同一の細胞毒性を示すことは驚くべきことではない。
F(ab’)、抱合体の細胞毒性活性がすでに試験管内で立証されているので、
F(ab’)、抱合体の生体内効能を証明された充実性腫瘍モデルを用いて調べ
る。
最初の皮下腫瘍生長実験で、治療は触知できるかたまりが認められるまで開始せ
ず、静脈内処理で投与されるもののうちF′(ab′)!抱合体は最も有効な腫
瘍阻害剤である(第19図)。その効果ij 17− AcMKL−工gG処理
に比してほんの僅かしか優れておらず、F’ (ab’)を抱合体処理したマウ
スのすべては腫瘍サイズの減少を示しく 6/10 )、2匹のマウスしが完全
に退化した腫瘍を有しない。この腫瘍は処理の終了後8日目で再び発生する。抱
合体治療の限界を評価するために、個々のマウスに静脈内抱合体処理の抗−腫瘍
活性を約束することを考慮するならば、CBF、マウスに2.0X10−細胞を
皮下注射し、充実性腫瘍発生1日前に静脈内処理を始める。これに於て及び最初
の腫瘍生長実験に於て、抱合体処理され九マウスにN −AcMELを投与した
場合、腫瘍サイズに於てより一層大きい減少がより一層早い時期の処理で達成さ
れるう個々の唾瘍生長カーブは、腫瘍の9710が処理の経過中にサイズを減少
しく第21図)、これらの膿瘍の5つが退化し、再び現われない()200日)
ことを示す。この結果は、静脈内投与法を用いて皮下に注入された工T T (
1) 75NSE3@瘍を治療した初めて成功列でろる。IJ−AcMEL−工
gG 30 mugでマウスをより一層早い時期に静脈内処理することは、P(
ab’)2抱合体処理とほとんど同等に有効である。したがって2つの腫瘍生長
実験に於て膿瘍細胞数及び処理法を変えることによって、N −AcMEL−工
gG抱合体及びF(ab’%抱合体の生体内効能の点で大きな相異を証明するこ
とができなかった。F(ab’)1フラグメントの重要な特徴は、マクロファー
ジ及びヘパトサイト(hepatoay−tqθ)上にIPc レセプターを結
合するできないことである。このことはそれ故抱合体蓄積を肝及び細網内皮シス
テム中に限定しなければならず、そしてそのより一層小さいサイズのために、I
P(ab’)1抱合体は腫序の毛管状の網状組織を浸透することもできねばなら
ない。しかしこれとは対照的に、より短い半生(より速い解除)及び一般1cI
F(ab’) フラグメントのより低い親和性は、インタクトエgG抱合体を用
MoAb消費の動力学、腫瘍サイズとMoAb結合の間の関係並びVCMoAb
貯蔵部位がF(ab’)1及びインタフ) MoAb−薬品抱合体の相対的有効
性を決定するのに価値ある基準であることは明白でおる。当然F(ab’)1抱
合体を治療的に使用することの可能性は、腫瘍部位からのその急速な解除を補償
するに十分なほど高い薬用量を投与することによる。
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凡例 パートP
第15図: N−AQMBLの抗−L7 2− I P(ab’)2(a5q)
への結合。抗−Ly −2,I P(ab’)1分子あたり導入N −AcMI
Lの分子(園)及びプロティン修復(・)を反応混合物中でN−)、QソKLの
n−Eニルの数の関数として示す(横座標)。
第16図: 抗体力価を、N T T (1) 751181 s標的細胞上で
F(ab’)1抱合体の抗体希釈度に対する113ニーF (a b’ )!結
合の減少率として測定する。いくつかの希釈を抗−17−2,1(ム)、抗−L
y −2,1,7(ab’)l (閣)又はF(a’b’)1抱合体(嗜)20
モルN −AaMEL 1モル抱合体のどれかのα8岬/−溶液について行う。
第171: 24時間検定でE3細胞上で、遊離N −AcMBL (■)、抗
−Ly −2,1MoAbに共有結合した!i −AcMF!L、 20モルN
−AcMIL 1モル抱合体(○)又n F (ab’)I MOAbに共有
結合したN−AcMEL、 20モルN −AQMKL 1モル抱合体(・)の
阻害効果(テキスト参照)。。
第18図: 30分検定で抗体反応性細胞(E3)上で遊離N −AOMKTJ
(■)又はN−ムcMEL −P (ab”)宜抱合体、20モルN−ムCM
EL /モル抱合体(・)及び抗体非反応性細胞(hL4)上で遊離N −Ac
MELC口)又は抱合体(○)の阻害効果。
第19図: 3X106細胞を皮下注射された0BFI −fウスに於ける胸腺
膓I T ? (1) 75NS E 3の生長。マウス10匹のグループK(
↑)表示で静脈内部i4を行う:PB!3(ロ)、遊1にL(園)、N −Ac
MEL−抗−Ly −2,1抱合体(・)、N−ACMEiL F (ab’)
g抱合体(○)及び抗−Ly −2,1(ム)。誤差線は平均腫瘍サイズの士標
準誤差を表わす。
第20図: 2XILl・細胞を皮下注射されたCEFIマウスに於ける胸腺腫
工T T (1) 75Ne w 3の生長。マウス10匹のグループに(↑)
表示で静脈内に次の処理を行う:PE13(ロ)、遊)4MEL(◆)、N −
AcMEL −F (ab’)1抱合体(・)、N−AcMEL−抗−TFR抱
合体(◇)及び抗−Ly −2,1(ム)。誤差線は平均腫瘍サイズの士標準誤
差を表わす。
第21図: 2X10・工T T (1) 75NS x3腫瘍細胞を皮下注射
し、N −AcMEL −F (a’b’)を抱合体を3,5及び6日月に静脈
内処理0貫)した(!EFXマウスの個々の腫瘍生長カーブ。破線はPES処理
されたマウスの平均腫瘍サイズを示す。
本発明の精神及び範囲を逸脱することなく上述の事項に変更及び改変を加えるこ
とができ、本発明はすべての新規な特徴及びここに記載された特徴の組み合せを
包含する。
70 140 210 280350 420490 56ONaM(モル添加
11
NaM(モル添加)
抗体希釈度 :x 10−’)
耐甜渡、(M)
NaM濃度(Ml
NaM濃度 (Ml
冶
NaM濃度(M)
薬品濃度(Ml
生存率%
腫瘍接種後の日数
胆σ庸目」麦の日数
NaM 薬用量(mg/に91
N−AcMEL(モル 添加)
N−^cMEL濃度(Ml
N−AcMEL濃度°(M)
腫瘍接種後の日数
H勿扉接種後の日数
国際調査報告
ANNEX To THEINTERNATIONAL 5EXRC)I RE
PORT ON
Claims (10)
- 1.式I ▲数式、化学式、表等があります▼式I〔式中R1は式II ▲数式、化学式、表等があります▼式II(式中R4及びR5は同一又は異って いてよく、ブロム、クロル、ヨード又はアルキルスルホニルを示す。) であり、 R2は式III ▲数式、化学式、表等があります▼式III(式中R6及びR7は同一又は異っ ていてよく、H、アルキル、アリール、カルボキシ、ヒドロキシ又はアミノであ り、nは0−10である。) であり、 R3はヒドロキシ又は抗原を結合する部位を有する残基によって離脱するか又は この残基によって置き代えられる基であり、あるいはR3は抗原を結合する部位 を有する残基である。〕なる化合物。
- 2.R3は隣接−CO−基と共に活性エステル基、混合無水物、N−ヒドロキシ スルホサクシンイミド、アジド及びp−ニトロフェニルエステルなる群から選ば れる請求の範囲第1項記載の化合物。
- 3.R3はN−ヒドロキシサクシンイミドである請求の範囲第1項記載の化合物 。
- 4.R3は抗体、抗体ポリマー、抗体マノマー又は抗原を結合する部位を有する 抗体フラグメントである請求の範囲第1項記載の化合物。
- 5.R3は胸、脳、色素細胞腫、肺、すい臓及び結腸腫瘍に特異性を示す群から 選ばれた抗体、抗体ポリマー、抗体マノマー又は抗原を結合する部位を有する抗 体フラグメントである請求の範囲第1項記載の化合物。
- 6.R3は抗原を結合する部位を有する抗体フラグメントであり、F(ab′) 2及びF(ab′)、IgG2a、IgG2b、IgG1及びIgG3から選ば れる請求の範囲第1項記載の化合物。
- 7.式I ▲数式、化学式、表等があります▼式I〔式中R1は式II ▲数式、化学式、表等があります▼式II(式中R4及びR5は同一又は異って いてよく、ブロム、クロル、ヨード又はアルキルスルホニルを示す。) であり、 R2は式III ▲数式、化学式、表等があります▼式III(式中R6及びR7は同一又は異っ ていてよく、H、アルキル、アリール、カルボキシ、ヒドロキシ又はアミノであ り、nは0 −10である。) であり、 R2はヒドロキシ又は抗原を結合する部位を有する残基によって離脱するか又は この残基によって置き代えられる基であり、あるいはR2は抗原を結合する部位 を有する残基である。〕なる化合物を製造するにあたり、メルフアランをR2− CO−基を有するアシル化化合物アシル化して式IV ▲数式、化学式、表等があります▼式IVなる化合物をなし、その後所望の場合 には式IVなる化合物を上記の様な基Rを有する化合物と反応させることよりな る上記式Iなる化合物の製造方法。
- 8.式I ▲数式、化学式、表等があります▼式I〔式中Rは式II ▲数式、化学式、表等があります▼式II(式中R4及びR5は同一又は異って いてよく、ブロム、クロル、ヨード又はアルキルスルホニルを示す。) であり、 R2は式III ▲数式、化学式、表等があります▼式III(式中R6及びR7は同一又は異っ ていてよく、H、アルキル、アリール、カルボキシ、ヒドロキシ又はアミノであ り、nは0−10である。) であり、 R3は抗原を結合する部位を有する残基である。〕なる化合物と薬学的に妥当な 希釈剤から成る薬理学的組成物。
- 9.本発明の式Iなる化合物、例、テスト又は処理のどれか1つに関して前述し た様に化合物を又は実質的にその化合物を含有する薬学的組成物を製造する方法 。
- 10.本発明の明細書及び/又は請求の範囲に個々に又は集合的に言及された又 は示された物品、物質、部品、成分、手段、特徴、方法、工程、化合物及び組成 物及びそれらのうちのどれか2つ又はそれ以上のいくつか及びすべての組成物。
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