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JPS6345302A - 焼箔の製造方法 - Google Patents

焼箔の製造方法

Info

Publication number
JPS6345302A
JPS6345302A JP61187491A JP18749186A JPS6345302A JP S6345302 A JPS6345302 A JP S6345302A JP 61187491 A JP61187491 A JP 61187491A JP 18749186 A JP18749186 A JP 18749186A JP S6345302 A JPS6345302 A JP S6345302A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
foil
powder
silver
rolling
silver foil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61187491A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Miki
三木 喬
Takeshi Nakano
剛 中野
Yuichi Kanda
勇一 神田
Zenzo Nakatsuka
中塚 善造
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NAKATSUKA KK
Mitsubishi Shindoh Co Ltd
Original Assignee
NAKATSUKA KK
Mitsubishi Shindoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NAKATSUKA KK, Mitsubishi Shindoh Co Ltd filed Critical NAKATSUKA KK
Priority to JP61187491A priority Critical patent/JPS6345302A/ja
Publication of JPS6345302A publication Critical patent/JPS6345302A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Powder Metallurgy (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、玉虫色、青貝色などの優雅な色彩と風合感
のある光沢を有する焼箔の製造方法に関するものである
[従来の技術] 金や銀等の金属偏平状粉は、工芸品や置物、ふすま紙等
の装飾用として広く使用されており、特に銀粉は、硫化
処理を施すことにより、玉虫色、青貝色等の優雅な風合
感のある色彩を呈することから、このような硫化処理を
在したいわゆる焼箔として使用されることが多い。この
ような焼箔を製造する方法としては、まず、銀の小片を
金づちなどで叩いて粉状の銀箔を製造し、この銀箔を台
紙に固着させて硫化処理する方法が知られている。
しかしながら、このような方法では、生産性が低く、し
かも熟練を要するため人的コストが高いという欠点があ
る。
そこで、二のような製造方法に代わる方法として、回転
ドラムの表面に銀を真空蒸着させて薄膜を形成し、これ
を破砕する方法(特願昭61−26347、本出願人に
よる出願。)、あるいは樹脂の表面に銀を真空蒸着させ
て薄膜を形成し、その薄膜を樹q旨とともに破砕する方
法(特公昭53−11510)などが提案され、そのよ
うにして得られた銀箔を台紙に固着して硫化処理する方
法が首えられる。
:二発明が解決しようとする問題点] ところで、焼箔の京材料となる銀箔には、貴金属として
の豊かな光沢のみならず、台紙に固着させるときの外力
や硫化処理の際の加熱によって変形しないように、高い
強度を有していることが要求される。
ところが、回転ドラムの表面に銀を真空蒸着させて得ら
れる銀箔に硫化処理を行う方法においては、銀箔がその
表面に無数の穴が形成された多孔質金属となるため、強
度が低く、硫化処理を行った場合に容易に変形してカー
ルしたり塊状になってしまう。また、多孔質であるため
、硫化処理を施した場合に硫化が進みすぎて金属光沢が
失われてしまう等の問題があった。また、樹脂の表面に
金属を真空蒸着させて得られる銀箔に硫化処理を行う方
法においては、銀箔の表面に樹脂が付着しているため、
化学反応が起こりにくく、硫化処理が困難であるという
問題があった。
[発明の目的] この発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、外力や
硫化処理の際の加熱によって変形することがなく、優雅
な風合感を得ることができる焼箔の製造方法を提供する
ことを目的とTる。
[問題点を解決するための手段] この発明は上記目的を達成するためになされた乙のであ
って、金属の粉を一対の圧延ロールによって圧延加工し
て金属偏平状粉を製造した後に、この金属偏平状粉を硫
化処理して焼箔を製造する。
[作用コ 金属の粉を塑性加工して金属偏平状粉とするから、金属
偏平状粉は加工便化によって強度の高いものとなり、外
力や硫化処理によって容易に変形することがない。
[実施例] 以下、第1図ないし第 図を参照しながら本発明の一実
施例について説明する。まず、実施例の説明に先立ち、
粉状の銀箔を製造する装置について説明する。第1図は
圧延装置を示す側面図である。
図において符号1は圧延ロール、2はバックアップロー
ルである。これら圧延ロールド1およびバックアップロ
ール2・2は図中矢印で示す方向へ回転せしめられるよ
うになっている。圧延ロールlの上方には、ホッパー3
うく配置されている。
ホッパー3の底部には孔3aが設けられており、ポツパ
ー3内に充填された銀粉が少量づつ落下量しめみれるよ
うになっている。この孔3aの直径は、落下させるべき
銀粉の量に応じて適宜変更されるようになっている。ま
た、ホッパー3には、バイブレータ−4が接続されてい
る。バイブレータ−4は、ホッパー3に振動を与え、こ
れによって一定量の銀粉を孔3aから落下さ仕るもので
あって、与える振動の振幅や振動数を適宜変更すること
により銀粉の落下量を調節可能とするものである。
また、ホッパー3と圧延ロールlの中間部には、表面を
圧延ロール1の軸線に対して平行に位置させ、かつ下方
に向かって傾斜させた分散板5が配置されている。分散
板5は、ホッパー3から落下せしめられる銀粉を幅方向
(図中紙面に直交する方向)へ分散させ、これを圧延ロ
ールド1にむらなく供給するためのものであり、バイブ
レータ−6により振動が与えられるようになっている。
また、圧延ロールドlの下方には、回収箱7が配置され
ている。回収箱7は圧延ロールド1により圧延加工され
た銀箔を回収するものである。
この回収箱7には、スクレーパー8・8が設ケラれてい
る。スクレーパー8は、圧延ロールlの表面に付着した
銀箔を剥離し、これを回収箱7に落下させるらのであり
、その先端縁部を圧延ロールlの表面に当接させて回収
箱7に取り付けられている。
次に、上記圧延装置を用いて銀箔を製造する過程につい
て説明する。まず、銀粉をホッパー3内に充填しておき
、圧延ロールI−1、バックアップロール2・2を回転
させた状態でバイブレータ−4,6を駆動させる。する
と、銀粉が孔3aより落下し、分散板5の表面を滑落す
る。この場合、銀粉は分散板の幅方向に均一に分散され
、むらなく圧延ロールド1の間に供給される。そして、
銀粉は圧延ロール1−1により圧延加工され、スクレー
)<−8・8により圧延ロールド1の表面から剥離され
て回収箱7内に落下する。この過程において、複数の銀
粉が一体的に圧延されて1個の銀箔とされるので、銀箔
の大きさをコントロールするには、銀粉の供給量を加減
すれか、あるいは圧延ロールl−1の回転速度を制御す
るなどの方法を採ればよい。また、厚さをコントロール
するには、バックアップロール2・2の圧下量を制御す
ればよく、さらに、表面の光沢をコントロールするには
、表面粗さの異なる圧延ロールを適宜取り替えて使用す
ればよい。なお、得られた銀箔は、ふるいにかけられて
その大きさ苺により分けられろ。
次に、上記銀箔を用いて焼箔を製造する過程について説
明する。まず、和紙等の台紙の表面に接着剤を塗布して
おき、その表面に銀箔を敷き詰める。そして、銀箔を台
紙側へ向かって加圧してこれを台紙上に固定する。次に
、銀箔の上に硫黄粉末を塗布した紙を敷き、その上から
アイロン等を用いて加熱する。すると、銀箔の表層部は
硫黄と反応して硫化銀となり、銀箔は玉虫色や青貝色等
の光沢を有する焼箔となる。
上記のような製造方法においては、銀箔力士加工硬化に
より高い強度を有しているから、銀箔を台紙に固定する
際、あるいは硫化処理のための加熱の際に銀箔か変形す
ることがない。したがって、銀箔はカールしたり塊状に
なることなく台紙上に整然と配列された状態を保ち、銀
箔の表層部会体が適度に硫黄と反応するので、銀本来の
金属光沢を失わず、かつ玉虫色や青貝色等の優雅な色彩
を有し風合感のある焼箔とすることができる。しかも、
銀箔は、圧延ロールで押し潰されることによりその表面
が平滑になされているから、豊かな金属光沢をも兼ね備
えたものとすることができる。
なお、硫化処理の方法については上記のような方法に限
るものではなく、例えば、多数の銀箔をガス状または液
状の硫黄含有物中に浸漬してしよい。また、原料となる
銀粉としては、機械的粉砕によって得られるもの、アト
マイズ法、電解法あるいは化学的還元法によるもの等が
あるか、望むらくは、本出願人が先に提案した真空蒸着
法により得られた銀粉を使用するのがよい。すなわち、
この方法によって得られる金属粉は、硬度、厚さともに
一定した偏平状粉であり、したがって、圧延加工によっ
てより均一な厚さのものとすることができ、しかも偏平
比をかなり大きくすることができるからである。
次に、具体的な製造例について第2図ないし第5図を参
照しながら説明する。
[製造例Iコ 厚さ25 Bの和紙9に熱融着型塗料IOを10μの厚
さをもって塗布し、その上に上記方法により製造された
厚さ05μ直径0.1〜0.5mmの銀箔11・・を敷
き詰めた。次に、シリコンコート層12、アンダーコー
ト層13および紙I4の三層構造からなる離型紙15を
シリコンコート層12を下側にして上記銀箔11・・・
の上に敷き、その上から120〜+50°Cの温度で1
0秒間加熱圧縮して銀箔II・・・を和紙9上に固定し
た(第2図参照)。次に、離型紙15を剥離し、布16
および表面に硫黄粉末17を塗布した紙18からなる離
型布I9を銀箔II ・の上に敷き、その上からアイロ
ン20により150℃の温度で5秒間加熱した(第3図
参照)。このような過程により、優雅な青貝色を呈する
風合感のある焼箔11a  ・を得た。なお、本製造例
においては、硫化の進行を防止するために焼箔の表面に
透明樹脂21を塗布し、長期保存性を向上させた(第4
図参照)。
[製造例2コ 和紙9の表面に初期タック性接着剤をlOμの厚さをも
って塗布し、その上面に銀箔11  を敷き詰めた。次
に、銀箔II・・・の上に離型紙15を敷いてロールに
より加圧し、銀箔If・・を和紙9上に固定した。次に
、上記製造例と同様にして硫化処理を行い、優雅な青貝
色を呈する焼箔を得た。
[製造例3] 第5図に示すように、和紙9の表面に初期タック性接着
剤22をlOμの厚さをちって塗布し、その上面に銀箔
II・・・を散き詰めた。次に、銀箔II・・の上面に
離型布19を敷き、その上からアイロン20にて150
℃の温度で3秒間加熱し1為この製造例においても上記
と同様に優雅な青貝色を呈する焼箔を得た。
[発明の効果] 以上説明したようにこの発明では、金属の粉を一対の圧
延ロールによって圧延加工して金属偏平状粉を製造した
後に、この金属偏平状粉を硫化処理して焼箔を製造する
ので、金属偏平状粉が加工硬化により高い強度を有して
おり、外力や硫化処理によって変形することがない。し
たがって、金、属本来の豊かな金属光沢を失うことなく
、かつ玉虫色や青貝色等の優雅な色彩を有し風合感のあ
る焼箔を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本発明の一実施例を示す図であっ
て、第1図は方法の実施において使用される銀箔の圧延
装置を示す側面図、第2図は銀箔を和紙上に固定する手
順を示す図、第3図は硫化処理を行う手順を示す図、第
4図は焼箔の表面に透明樹脂を塗布した状態を示す図、
第5図は第3製造例の手順を示す図である。 ■・・・・・圧延ロール、 +1・・・・銀箔(金属偏平状粉)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 金属の粉を一対の圧延ロールによって圧延加工して金属
    偏平状粉を製造した後に、この金属偏平状粉を硫化処理
    することを特徴とする焼箔の製造方法。
JP61187491A 1986-08-09 1986-08-09 焼箔の製造方法 Pending JPS6345302A (ja)

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JP61187491A JPS6345302A (ja) 1986-08-09 1986-08-09 焼箔の製造方法

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JP61187491A JPS6345302A (ja) 1986-08-09 1986-08-09 焼箔の製造方法

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JPS6345302A true JPS6345302A (ja) 1988-02-26

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ID=16206992

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JP61187491A Pending JPS6345302A (ja) 1986-08-09 1986-08-09 焼箔の製造方法

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JP (1) JPS6345302A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5137672A (en) * 1990-03-14 1992-08-11 Sakura Rubber Co., Ltd. Method for producing hose having low permeability
US5271977A (en) * 1989-02-10 1993-12-21 Bridgestone Corporation Low permeable rubber hose

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5190910A (ja) * 1975-01-31 1976-08-10
JPS5767101A (en) * 1980-10-14 1982-04-23 Fukuda Kinzoku Hakufun Kogyo Kk Method and device for production of flat metallic powder

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