JPS6342697Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6342697Y2 JPS6342697Y2 JP1983161852U JP16185283U JPS6342697Y2 JP S6342697 Y2 JPS6342697 Y2 JP S6342697Y2 JP 1983161852 U JP1983161852 U JP 1983161852U JP 16185283 U JP16185283 U JP 16185283U JP S6342697 Y2 JPS6342697 Y2 JP S6342697Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- front panel
- flange
- cargo box
- vehicle body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、トラツクの荷箱構造に関し、特に荷
箱のフロントパネルとサイドパネルとの結合構造
に関する。
箱のフロントパネルとサイドパネルとの結合構造
に関する。
(従来技術)
トラツクキヤビンに隣接し荷箱前部を構成する
フロントパネルと荷箱側部を構成するサイドパネ
ルの結合構造において、例えば実開昭56−129370
号に開示されたものでは、フロントパネルの両側
端の内側に連結板を取付け、該連結板とサイドパ
ネルとをボルトナツトで固定することによりフロ
ントパネルとサイドパネルとを結合するようにし
ている。しかし、このような結合構造では、結合
部が荷箱の内側に突出して見ばえが悪いととも
に、積荷を傷つける恐れもある。
フロントパネルと荷箱側部を構成するサイドパネ
ルの結合構造において、例えば実開昭56−129370
号に開示されたものでは、フロントパネルの両側
端の内側に連結板を取付け、該連結板とサイドパ
ネルとをボルトナツトで固定することによりフロ
ントパネルとサイドパネルとを結合するようにし
ている。しかし、このような結合構造では、結合
部が荷箱の内側に突出して見ばえが悪いととも
に、積荷を傷つける恐れもある。
(本考案の目的)
従つて、本考案の目的は、フロントパネルとサ
イドパネルの結合部を荷箱の内側に突出させない
ようにして、見ばえを良くするとともに、積荷を
傷つける恐れのない、トラツクの荷箱構造を提供
することである。
イドパネルの結合部を荷箱の内側に突出させない
ようにして、見ばえを良くするとともに、積荷を
傷つける恐れのない、トラツクの荷箱構造を提供
することである。
(本考案の構成)
上記目的を達成するため、本考案は以下のよう
に構成される。すなわち本考案は、トラツク荷箱
の前部側に配置され車体横方向に延びるフロント
パネルと該フロントパネルの両端部から後方に延
びるサイドパネルを有するトラツクの荷箱構造に
おいて、前記フロントパネルの両端部は車体前方
に折り曲げられてフランジ部が形成され、前記サ
イドパネルは外面側部材と内面側部材とを備え内
部に中空部を有する閉断面形状に構成され、その
前端には車体内方側に膨出する膨出部が形成さ
れ、この膨出部の内壁部は前記フランジ部に対向
する位置に配置されており、前記フロントパネル
とサイドパネルとはフランジ部と前記膨出部の内
壁部において結合されていることを特徴とする。
この場合、上記結合部の好ましい構成ではフラン
ジ部と内面側部材に貫通穴が設けられ内面側部材
の前記中空部側にナツトが溶接され前記貫通穴に
フランジ側からボルトが挿通され前記ナツトと螺
合することによりフロントパネルとサイドパネル
が結合される。また、内面側部材にボルトを溶接
し、フランジ部の貫通穴に通し、フランジ部の裏
面側からナツトで固定する結合構造とすることも
できる。また、結合するに当つては必ずしもボル
トとナツトを用いることはなく、その他の任意の
結合手段を用いることができる。
に構成される。すなわち本考案は、トラツク荷箱
の前部側に配置され車体横方向に延びるフロント
パネルと該フロントパネルの両端部から後方に延
びるサイドパネルを有するトラツクの荷箱構造に
おいて、前記フロントパネルの両端部は車体前方
に折り曲げられてフランジ部が形成され、前記サ
イドパネルは外面側部材と内面側部材とを備え内
部に中空部を有する閉断面形状に構成され、その
前端には車体内方側に膨出する膨出部が形成さ
れ、この膨出部の内壁部は前記フランジ部に対向
する位置に配置されており、前記フロントパネル
とサイドパネルとはフランジ部と前記膨出部の内
壁部において結合されていることを特徴とする。
この場合、上記結合部の好ましい構成ではフラン
ジ部と内面側部材に貫通穴が設けられ内面側部材
の前記中空部側にナツトが溶接され前記貫通穴に
フランジ側からボルトが挿通され前記ナツトと螺
合することによりフロントパネルとサイドパネル
が結合される。また、内面側部材にボルトを溶接
し、フランジ部の貫通穴に通し、フランジ部の裏
面側からナツトで固定する結合構造とすることも
できる。また、結合するに当つては必ずしもボル
トとナツトを用いることはなく、その他の任意の
結合手段を用いることができる。
(本考案の効果)
本考案によれば、フロントパネルとサイドパネ
ルとはフロントパネルが車体前方に折り曲げられ
て形成されたフランジ部と、このフランジ部に対
向する位置まで延びたサイドパネルの前記膨出部
の内壁部とにおいて結合されるようになつてお
り、荷箱の内部に上記の結合部が現われることは
ない。従つて見ばえも良く、また積荷を傷つける
恐れもない。さらに、サイドパネルは閉断面形状
の構造になつているので結合部の強度も十分であ
る。また、フランジ部と前記膨出部の内壁部とが
結合されるようになつているとともに、ボルトは
フランジ部の裏面側から挿通されるのでサイドパ
ネルの外側にも結合部が現われないので、外観も
良い。
ルとはフロントパネルが車体前方に折り曲げられ
て形成されたフランジ部と、このフランジ部に対
向する位置まで延びたサイドパネルの前記膨出部
の内壁部とにおいて結合されるようになつてお
り、荷箱の内部に上記の結合部が現われることは
ない。従つて見ばえも良く、また積荷を傷つける
恐れもない。さらに、サイドパネルは閉断面形状
の構造になつているので結合部の強度も十分であ
る。また、フランジ部と前記膨出部の内壁部とが
結合されるようになつているとともに、ボルトは
フランジ部の裏面側から挿通されるのでサイドパ
ネルの外側にも結合部が現われないので、外観も
良い。
(実施例の説明)
第1図を参照すれば図示の例のトラツク車体
は、ボンネツト10、左右のフロントフエンダ1
2を含む前部構造と、左右のドア14と、ルーフ
パネル16及びリヤパネル18とを含むキヤビン
と、キヤビンに隣接し、車体横方向に延びるフロ
ントパネル20と左右のサイドパネル22とリヤ
パネル25及びフロワパネル26とを含む荷箱と
を備えている。本考案は、荷箱の第1図Aに示す
フロントパネル20とサイドパネル22との結合
部の構造に関する。
は、ボンネツト10、左右のフロントフエンダ1
2を含む前部構造と、左右のドア14と、ルーフ
パネル16及びリヤパネル18とを含むキヤビン
と、キヤビンに隣接し、車体横方向に延びるフロ
ントパネル20と左右のサイドパネル22とリヤ
パネル25及びフロワパネル26とを含む荷箱と
を備えている。本考案は、荷箱の第1図Aに示す
フロントパネル20とサイドパネル22との結合
部の構造に関する。
第2図を参照すれば、フロントパネル20は端
部が車体前方に折り曲げられてフランジ部20a
が形成されている。サイドパネル22の前端には
車体内方側に膨出する膨出部が形成され、この膨
出部の内壁部はフロントパネル20のフランジ部
20aに対向する位置に配置されており、インナ
ーパネル24、フロントコーナー部材26及びア
ウターパネル28から内部に中空部30を有する
ように閉断面形状に構成されている。インナーパ
ネル24は前端部で一たん内方に向つて折り曲げ
られフロントパネル20のフランジ部20aと出
合う位置でさらに前方に折り曲げられてフランジ
部24aが形成され、このフランジ部24aはフ
ロントパネル20のフランジ部に対向して延びて
いる。またアウターパネル28は前端で内方に折
り曲げられてフランジ部28aが形成されてい
る。フロントコーナー部材26はL字形状をして
おり、一端はインナーパネル24のフランジ部2
4aの中空部30側に重ねられて溶接接合され、
他端側は途中に段部が形成されアウターパネル2
8のフランジ部28aの内側に重ねられて、該フ
ランジ部28aと溶接接合されている。そして、
フロントパネル20のフランジ部20aインナー
パネルのフランジ部24a、フロントコーナー部
材の1端側を貫通する貫通穴が設けられ、フロン
トコーナー部材26の中空部側の該貫通穴との整
合位置にはナツト32が溶接されている。そし
て、フロントパネル20のフランジ部20aの内
方から貫通穴を通してボルト34が挿通され、ナ
ツト32と螺合されて、フロントパネル20とサ
イドパネル22が結合する。
部が車体前方に折り曲げられてフランジ部20a
が形成されている。サイドパネル22の前端には
車体内方側に膨出する膨出部が形成され、この膨
出部の内壁部はフロントパネル20のフランジ部
20aに対向する位置に配置されており、インナ
ーパネル24、フロントコーナー部材26及びア
ウターパネル28から内部に中空部30を有する
ように閉断面形状に構成されている。インナーパ
ネル24は前端部で一たん内方に向つて折り曲げ
られフロントパネル20のフランジ部20aと出
合う位置でさらに前方に折り曲げられてフランジ
部24aが形成され、このフランジ部24aはフ
ロントパネル20のフランジ部に対向して延びて
いる。またアウターパネル28は前端で内方に折
り曲げられてフランジ部28aが形成されてい
る。フロントコーナー部材26はL字形状をして
おり、一端はインナーパネル24のフランジ部2
4aの中空部30側に重ねられて溶接接合され、
他端側は途中に段部が形成されアウターパネル2
8のフランジ部28aの内側に重ねられて、該フ
ランジ部28aと溶接接合されている。そして、
フロントパネル20のフランジ部20aインナー
パネルのフランジ部24a、フロントコーナー部
材の1端側を貫通する貫通穴が設けられ、フロン
トコーナー部材26の中空部側の該貫通穴との整
合位置にはナツト32が溶接されている。そし
て、フロントパネル20のフランジ部20aの内
方から貫通穴を通してボルト34が挿通され、ナ
ツト32と螺合されて、フロントパネル20とサ
イドパネル22が結合する。
上記の構造では、荷箱の内部側にボルト34で
あるいはナツト32が突出することはなく積荷を
傷つける心配はない。また、サイドパネル22は
閉断面形状の構造になつているので強度的にも優
れている。さらにボルト34とナツト32はサイ
ドパネル22の中空部30において螺合する構造
になつているので外部から見えず外観も良い。
あるいはナツト32が突出することはなく積荷を
傷つける心配はない。また、サイドパネル22は
閉断面形状の構造になつているので強度的にも優
れている。さらにボルト34とナツト32はサイ
ドパネル22の中空部30において螺合する構造
になつているので外部から見えず外観も良い。
第1図は、本考案の1実施例に係るトラツクの
斜視図、第2図は、フロントパネルとサイドパネ
ルの結合部の断面図である。 符号の説明、10……ボンネツト、12……フ
ロントフエンダ、14……ドア、20……フロン
トパネル、22……サイドパネル、24……イン
ナーパネル、26……フロントコーナー部材、2
8……アウターパネル、32……ナツト、34…
…ボルト。
斜視図、第2図は、フロントパネルとサイドパネ
ルの結合部の断面図である。 符号の説明、10……ボンネツト、12……フ
ロントフエンダ、14……ドア、20……フロン
トパネル、22……サイドパネル、24……イン
ナーパネル、26……フロントコーナー部材、2
8……アウターパネル、32……ナツト、34…
…ボルト。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) トラツク荷箱の前部側に配置され車体横方向
に延びるフロントパネルと、該フロントパネル
の両端部から後方に延びるサイドパネルとを有
するトラツクの荷箱構造において、前記フロン
トパネルの両端部は車体前方に折り曲げられて
フランジ部が形成され、前記サイドパネルは外
面側部材と内面側部材とを備え内部に中空部を
有する閉断面形状に構成され、その前端には車
体内方側に膨出する膨出部が形成され、この膨
出部の内壁部は前記フランジ部に対向する位置
に配置されており、前記フロントパネルとサイ
ドパネルとは前記フランジ部と膨出部の内壁部
において結合されていることを特徴とするトラ
ツクの荷箱構造。 (2) 前記第1項において、フランジ部と内面側部
材に貫通穴が設けられ内面側部材の前記中空部
側にナツトが溶接され前記貫通穴にフランジ側
からボルトが挿通され前記ナツトと螺合するこ
とによりフロントパネルとサイドパネルが結合
されるようになつたことを特徴とするトラツク
の荷箱構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16185283U JPS6068877U (ja) | 1983-10-19 | 1983-10-19 | トラツクの荷箱構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16185283U JPS6068877U (ja) | 1983-10-19 | 1983-10-19 | トラツクの荷箱構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6068877U JPS6068877U (ja) | 1985-05-16 |
JPS6342697Y2 true JPS6342697Y2 (ja) | 1988-11-08 |
Family
ID=30355582
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16185283U Granted JPS6068877U (ja) | 1983-10-19 | 1983-10-19 | トラツクの荷箱構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6068877U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7235191B1 (ja) * | 2022-03-14 | 2023-03-08 | 三菱自動車工業株式会社 | 車両荷箱の補強構造 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7588285B2 (en) * | 2007-09-24 | 2009-09-15 | Nissan Technical Center North America, Inc. | Cargo box for pickup truck and method for making same |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS583388U (ja) * | 1981-07-01 | 1983-01-10 | スズキ株式会社 | 貨物自動車の車体 |
-
1983
- 1983-10-19 JP JP16185283U patent/JPS6068877U/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7235191B1 (ja) * | 2022-03-14 | 2023-03-08 | 三菱自動車工業株式会社 | 車両荷箱の補強構造 |
WO2023175679A1 (ja) * | 2022-03-14 | 2023-09-21 | 三菱自動車工業株式会社 | 車両荷箱の補強構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6068877U (ja) | 1985-05-16 |
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