JPS6338742A - 車両駆動系の制御装置 - Google Patents
車両駆動系の制御装置Info
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- JPS6338742A JPS6338742A JP61181778A JP18177886A JPS6338742A JP S6338742 A JPS6338742 A JP S6338742A JP 61181778 A JP61181778 A JP 61181778A JP 18177886 A JP18177886 A JP 18177886A JP S6338742 A JPS6338742 A JP S6338742A
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- Granted
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Landscapes
- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、車両駆動系の制御装置に係り、特に、アクセ
ルペダルと独立してエンジントルクを変え得る手段を有
したエンジンと、速度比を無段階に制御できる無段変速
殿とを備えた車両駆動系の制t11装置の改良に関する
。
ルペダルと独立してエンジントルクを変え得る手段を有
したエンジンと、速度比を無段階に制御できる無段変速
殿とを備えた車両駆動系の制t11装置の改良に関する
。
車両用自動変速機構の一つとしてベルト等によって駆動
される無段変速機構がある。この無段変速機構は一般に
、固定ブーり及び可動ブーりからなり油圧サーボ装置に
よって有効径が可変とされたV型ブーり装置を入力軸上
及び出力軸上にそれぞれ有し、該■型ブーり装置間に掛
渡された伝動ベルトにより前記入力軸側の回転を出力軸
側に無段階に変速して伝達することができるようにした
ものである。通常、入力側の油圧サーボ装置へのオイル
流量を滝口制御弁によって変更して該入力側■型ブーり
装置の有効径を強制的に変更し、一方、出力側の油圧サ
ーボ装置の油圧を圧力制御弁によって変更し、この入力
側■型ブーり装置の有効径変更に追随して伝動ベルトが
スリップしないでトルク伝達が行えるように構成しであ
る。 車両の駆動系においてこのような無段変速機構を導入す
ると、車両を常にエンジン使用域の中の最適燃費ライン
上で走行させることができ、笑事燃費を改善することが
できる。
される無段変速機構がある。この無段変速機構は一般に
、固定ブーり及び可動ブーりからなり油圧サーボ装置に
よって有効径が可変とされたV型ブーり装置を入力軸上
及び出力軸上にそれぞれ有し、該■型ブーり装置間に掛
渡された伝動ベルトにより前記入力軸側の回転を出力軸
側に無段階に変速して伝達することができるようにした
ものである。通常、入力側の油圧サーボ装置へのオイル
流量を滝口制御弁によって変更して該入力側■型ブーり
装置の有効径を強制的に変更し、一方、出力側の油圧サ
ーボ装置の油圧を圧力制御弁によって変更し、この入力
側■型ブーり装置の有効径変更に追随して伝動ベルトが
スリップしないでトルク伝達が行えるように構成しであ
る。 車両の駆動系においてこのような無段変速機構を導入す
ると、車両を常にエンジン使用域の中の最適燃費ライン
上で走行させることができ、笑事燃費を改善することが
できる。
しかしながら、従来開示されている技術は、いずれも未
だ改良の余地を残しているというのが実情である。 例えば、特開昭59−32642では、車両走行におけ
る過渡時をも含めて常にエンジンを最適燃費ライン上で
運転する方法が開示されているが、この方法では、変速
の過渡時に出力トルクが不足して走行性能、特に加速性
能が悪化するという問題を有している。 又、特開昭58−39870では、定常状態では最適燃
費ライン上を走行し、一方、変速過渡時には、スロット
ルアクチュエータより無段変速機構の変速の応答性が遅
いため実際には第6図破線で示ずような動作となり、結
果として最適燃費ラインから外れて走行性が前述の特開
昭59−32642より優れたものとなる方法が開示さ
れている。しかしながら、この方法は、変速過渡時にお
いて結果的に第6図破線に示すような動作となるのであ
って、変速過渡時の出力を任意に制御し1qるものでは
ない。 一方、特開昭58−160661では、その特許請求の
範囲第6項において、変速過渡時に出力馬力を要求馬力
となるように制御する方法が開示されている。この方法
によれば、変速過渡時においてその出力を所定の値に設
定することができる。 しかしながら、定常時、過渡時というのは、無段変速機
においては必ずしも明確に分けられるものではない。又
、定常時から過渡時に移行したと別語されたときに、目
標値にステップ的な変化が生じるのは制御の円滑性の点
で好ましいことではない。
だ改良の余地を残しているというのが実情である。 例えば、特開昭59−32642では、車両走行におけ
る過渡時をも含めて常にエンジンを最適燃費ライン上で
運転する方法が開示されているが、この方法では、変速
の過渡時に出力トルクが不足して走行性能、特に加速性
能が悪化するという問題を有している。 又、特開昭58−39870では、定常状態では最適燃
費ライン上を走行し、一方、変速過渡時には、スロット
ルアクチュエータより無段変速機構の変速の応答性が遅
いため実際には第6図破線で示ずような動作となり、結
果として最適燃費ラインから外れて走行性が前述の特開
昭59−32642より優れたものとなる方法が開示さ
れている。しかしながら、この方法は、変速過渡時にお
いて結果的に第6図破線に示すような動作となるのであ
って、変速過渡時の出力を任意に制御し1qるものでは
ない。 一方、特開昭58−160661では、その特許請求の
範囲第6項において、変速過渡時に出力馬力を要求馬力
となるように制御する方法が開示されている。この方法
によれば、変速過渡時においてその出力を所定の値に設
定することができる。 しかしながら、定常時、過渡時というのは、無段変速機
においては必ずしも明確に分けられるものではない。又
、定常時から過渡時に移行したと別語されたときに、目
標値にステップ的な変化が生じるのは制御の円滑性の点
で好ましいことではない。
本発明は、このような従来の問題に鑑みてなされたもの
で、優れた燃費効率と良好な走行特性とを連続的に両立
させることのできる車両駆動系の制御装置を提供するこ
とを目的とする。
で、優れた燃費効率と良好な走行特性とを連続的に両立
させることのできる車両駆動系の制御装置を提供するこ
とを目的とする。
【問題点を解決するための手段1
本発明は、アクセルペダルと独立してエンジントルクを
変え得る手段を有したエンジンと、速度比を無段階に制
御できる無段変速機とを備えた車両駆動系の制御装置に
おいて、前記エンジンを最適燃料ライン上近傍で運転す
るための基本目的値をエンジン回転速度に依存して確定
する手段と、目標出力値と対応する実出力値との差を検
出する手段と、前記目標出力値と実出力値との差に依存
した補正値を確定する手段と、前記基本目標値と補正値
との和を目標値とし、該目標値に関連して前記エンジン
トルクを変え得る手段をフィードバック制御する手段と
、を備えることにより、上記本発明においては、エンジ
ントルクを変え得る手段を用いて、エンジンを最適燃費
ライン上近傍で運転するための基本目標値をエンジン回
転速度に依存してまず確定し、一方、目標出力値と対応
する実出力直との差くずれ)を検出し、この目標出力値
と実出力値との差に依存した補正値を前記基本目標値に
加えるようにして目標値を確定し、この目標値に関連し
て前記エンジントルクを変え得る手段をフィードバック
制御するようにしている。従って、いわゆる定常時に近
い走行を行っていたときには最適燃費ライン上か、又は
その近傍においてエンジンを制御し、走行状態がより過
渡的な状態となってきたときに目標値が連続的に前記基
本目標値からよりずれていくように制御することができ
る。従って、燃費の向上と動力特性の向上とを連続的に
両立させることができる。 なお、好ましい実施態様は、前記エンジントルクを変え
得る手段がスロットルアクチュエータとされていること
である。 又、好ましい実施i/1様は、前記エンジントルクを変
え得る手段が、ディーゼルエンジンの燃料噴射ポンプと
されいることである。 又、好ましい実jfflB様は、前記目標出力値の対象
が出力馬力とされていることである。 又、好ましい実施態様は、前記目標出力値の対象が駆動
トルクとされていることである。 又、好ましい実施態様は、前記目標出力値の対象が前記
無段変速機の入力側回転速度とされていることである。 【実施例】 以下図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。 第2図に本発明に係る車両駆動系のv制御@買の実施例
が適用された自動車用エンジン及び無段変速機の全体概
略を示す。 図において、エンジンE/Gの出力軸2はクラッチ機構
4を介してベルト駆動式の無段変速機(以下CVTと称
する)に接続されている。 このCVTは、入力軸6上、及び出力軸8上にそれぞれ
固定プーリ11.15、可動プーリ12.16からなる
■型子−り装置10.14を備える。 入力側固定プーリ11は入力軸6に固定され、入力側可
動プーリ12は軸方向へ移動可能に入力軸6の外周にス
プライン又はボールベアリング等で嵌合している。同様
に、出力側固定プーリ15は出力軸8に固定され、出力
側可動プーリ16は軸方向へ移動可能に出力@8の外周
にスプライン又はボールベアリング等で嵌合している。 各可動側プーリ12.16の受圧面積は、入力側〉出力
側となるように設定されており、該入力側で速度比変更
のための強制的な有効径変更ができるようになっている
。 又、入力側と出力側において固定プーリ11.15と可
動プーリ12.16との軸線方向の配置は互いに逆とさ
れ、伝動ベルト18が常に人、出力軸6.8に対して直
角に掛かるようにしである。 固定プーリ11.15及び可動プーリ12.16の対向
面は半径方向外方へ向ってお互いの距離を増大するテー
バ面上に形成されている。又、断面が等脚台形の伝動ベ
ルト18が入力側及び出力側のV型ブーり装置10.1
4間に掛けられる。 この伝動ベルト18は各V型ブーり装aio、i4の固
定及び可動ブーりの締付力の変化に伴ってブーり面上に
おける半径方向接触位置が連続的に変化する。入力側V
型ブーり装置10における伝動ベルト18の接触位置が
半径方向外方へ移動すると、出力側■型子−り装置にお
ける伝動ベルト18の接触位置が半径方向内方へ移動し
、CVTの速度比e (−出力軸8の回転速度Nout
/入力軸6の回転速度N in)は増大し、逆の場合に
は速度比eは減少する。 出力軸8の動力は図示していない萌後進切換え用の遊星
歯車装置、減速用の歯車装置、差動歯車装置等を介して
駆動輪へ伝達される。 一方、アクセルペダルセンサ34は運転者の足35によ
って踏込まれるアクセルペダル36の開度θaCを検出
する。又、エンジンE/Gの吸気スロットルの開度は、
アクセルペダル36とは独立したスロットルアクチュエ
ータ19によって制御される。 入力側及び出力側回転角センサ20,21はそれぞれプ
ーリ11.16の回転角を検出し、その結果回転速度(
出力側の回転速度からは車速■)が検出・換算される。 圧力制御jlI弁24は、オイルポンプ25によりすザ
ーバ26から油路27を介して送られてくる油圧媒体と
してのオイルの油路28への逃し洛を制611すること
により、油路29のライン圧PLを調圧する。出力側可
動プーリ16の油圧サーボ装置には、油路29を介して
ライン圧PLが供給される。 流j制御弁30は、入力側可動プーリ12へのオイルの
流入・流出口を制御する。CVTの速度比eを一定に維
持するためには、油路33と油路29から分岐するライ
ン圧油路31及びドレン油路32との接続が断たれる。 その結果、入力側可動プーリ12の軸方向の位置が一定
に維持され、速度比eも一定に維持される。又、速度比
eを増大させるためには、ライン圧油路31から油路3
3を介して入力側可動プーリ12の油圧サーボ装置内へ
オイルを供給するようにする。その結果、入力側プーリ
11.12間の締付力が増大され、該入力側プーリ11
.12面上における伝動ベルト18の接触位置が半径方
向外方へ移動して速度比eが増大される。逆に、速度比
eを減少させるためには、入力側可動プーリ12の油圧
サーボ装置内のオイルをドレン油路32を介して大気側
へ導通させて該入力側プーリ11.12間の締付力を減
少させるようにする。 油路33における油圧はライン圧PL以下であるが、前
述のように、入力側可動プーリ12の油圧サーボgi首
のピストン受圧面積が出力側可動プーリ16の油圧サー
ボ装置のピストン受圧面積よりも大きく設定しであるた
め、入力側プーリ11.12の締付力を出力側プーリ1
5.16の締付力よりも大きくすることが可能である。 入力側プーリ11.12の締付力を流口制御弁30で変
化さぜることによって該入力側プーリ11.12間にお
ける有効径を変化させ、一方、出力側プーリ15.16
において入力側の有効径変化に追随して伝動ベルト18
が滑らずにトルク伝達が確保されるような締付力が生じ
るようにライン圧PLが圧力制御弁24によって調圧さ
れる。 電子制御装置38は、アドレスデータバス39により互
いに接続されているD/Aコンバータ40、入力インタ
ーフェイス41、A/Dコンバータ42、CPU43、
RAM44、ROM45を含んでいる。アクヒルペダル
センサ34のアナログ出力θaCはA/Dコンバータ4
2へ通られ、回転角センサ20.21のパルスは入力イ
ンターフェイス41へ送られる。スロットルアクチュエ
ータ19、流量制御弁30、及び圧力制御弁24への制
御電圧Vth1Vin1VoutはD/ADンバータ4
0からそれぞれ増幅器49.50.51を介して送られ
る。 増幅器49への入力電圧の変化に応じてスロットルアク
チュエータ19が制御され、吸気スロットル開度が変化
するようになっている。又、増幅器50への入力電圧の
変化に応じて流量制御弁30が制御され、可動プーリ1
2の入力側油圧サーボへの流dが変化するようになって
いる。結局、増幅器50の入力電流の変化に応じて速度
比eが変化するようになっている。更に、増幅器51へ
の入力電圧の変化に応じて力制御弁24が制御され、ラ
イン圧PLが変化するようになっている。 圧力制御弁24の入力電流が零であってもライン圧PL
は所定値PL1に維持されるようになっており、断線や
電子制御装置38に万一不具合が生じても、可動プーリ
12.16の油圧サーボへ所定油圧が供給され、CvT
l、:おける最少限のトルク伝達が確保される。 第3図にこの装置の制御系のブロック図を示寸。 図において、ブロック100はアクセル開度θaCと車
速Vにより目標出力馬力PS’を周知の方法で式又はマ
ツプによって求める演算器を示している。 ブロック102は目標出力馬力PS°より目標入力側回
転速度Nin”を求める演算器を示している。この求め
方は、例えば第5図に示されるような最適燃費ラインA
に設定する。なお、第5図において実線は等燃費率線(
g/PS−H)、破線は等馬力重線(PS)を示してい
る。 ブロック104は、CVTの実入力側回転速度Ninが
目標入力側回転速度Nin” となるように流量υ+1
11弁30の制ti電圧■tnをフィードバック調整す
ることによってCVTの速度比eを制御する制御系を示
している。この制御には、例えば(1)式のような演算
式を用いる。 vin−k + (Nin−Nin” ) −(1)
なお、この制御に当って例えば油温等に応じて補正をし
、より精度の高いa算式を用いるようにするのは自由で
ある。 ブロック106は、目標エンジントルりTe”(特許請
求の範囲に記載の「目標値」に相当)を求める演算器を
示している。この演算器については後に詳述する。 ブロック108は、目標エンジントルクTe”と実エン
ジン回転速度Neとにより、目標スロットル開度θth
”を式又はマツプによって計算する演算器を示している
。 ブロック110は、実スロツトル開度θthが、目標ス
ロットル開度θth”になるようにスロットルアクチュ
エータ19のl1lJ tit電圧vthをフィードバ
ック調整する制御系を示している。例えば、この制御に
は(3)式を用いるとよい。 Vth−k 3X (θth” −θth)
・・・(3)なお、前記ブロック100において、
目標出力馬力PS°は他の要因、例えば走行路勾配、車
重、外部スイッチ〈エコノミーパターン、あるいはパワ
ーパターン等の選択スイッチ)等をパラメータとして修
正・変更してもよい。 又、ブロック102において、目標入力側回転速度Ni
n”は、他の要因、例えば車速、エンジン冷却水温、走
行路勾配、車重、外部スイッチ、空燃比等をパラメータ
として、修正・変更してもよい。 更に、ブロック108において、目標スロットル開度θ
th”は、他の要因、例えばエンジン冷却水温、空燃比
、あるいはCVTの入力側回転速度の時間的変化間等を
パラメータとして修正・変更してもよい。 次に、前記ブロック106内における各機器の詳細を説
明する。 ブロック106−1 :W本目標エンジントルクTe’
1(特許請求の範囲の「基本目標値」に相当)をエンジ
ン回転速度Neの関数として次式によって求める。 Te ’ 1−!+ 、(Ne ) = (4)
(4)式は例えば第5図に示されるような最適燃費ライ
ンA上に定めるようにする。 ブロック106−3:エンジン・クラッチ・無段変速機
の入力側の慣性モーメント■による出力トルクの変化分
Δ7eiを次式によって求める。 ΔTei −I −d Ne / dt ・・・(
5)半クラツチ時を除けば、Ne −Nin(無段変速
機の入力側回転速度)であるため、Neの代わりにNi
nを用いてもよい。又、半クラッチのときは、Δ−re
i−1t ・d Ne /dj+ I 2 d Nin
/dt・・・(6) とすればよい。ここで11はエンジン側慣性モーメント
、I2は無段変速機の入力側慣性モーメントである。な
お、無段変速抑の速度比制御において、例えば特願昭6
0−115055のように変速速度が目標値dNin’
となるように制御するような方法おいては、 ΔTei −r −d Nin” −・・(
7)としてΔTeiを求めるようにしてもよい。(7)
式を用いるようにすると、回転速度の微分値を計算する
必要がなくなる。 ブロック106−5 :スロットル開度θthとエンジ
ン回転速度Neからエンジントルクの推定値Teを次式
によって計算する。 Te −Q 2 <Ne 1θth) −(8)ブ
ロック106−7 :目標出力馬力Ps°がら必要とさ
れるエンジントルクTe X (特許請求の範囲の「目
標出力値」に相当)を次式によって計算する。 Te x−PS” /Ne ・ (9)ブ
ロック106−9 :必要とされるエンジントルクTe
”と実際のトルクとの差ΔTeを次式によって求める
。 ΔTQ −Te ”−(I6−ΔTei> −< 10
)この(Te−ΔTe1)が特許請求の範囲の「対応
する実出力値」に相当する。 70”/り106−11 ニア0ツク106−9r求め
たトルク差ΔTeに関係して前記基本目標エンジントル
クTf3’1の補正値ΔTe’2を次式によって求める
。なお、このg3の特性例を図中の同ブロック106−
11内に示す。 ΔTe” 2−Q 3 (ΔTe) −(11)ブ
ロワ106−13:目標エンジントルク(エンジントル
クの最終目標値) Te ”を次式によって求める。 Te”−Te” 1+ΔTe”2 ・ (12)ブロ
ック106−11の関数g3の特性により、トルク差Δ
Teが小さいときは補正値ΔTe”2を小さく、又は零
とし、ΔT8が大きいときはΔTe’2を大きくするこ
とによって目標出力と実出力との差が小さいとぎには最
適燃費ランイ上を、逆に目標出力と実出力との差が大き
いときには最適燃費ライン上から外して走行性を確保す
ることができるようになり、燃費と走行性との両立を図
ることができるようになる。 第6図に、第4図に対応するフローチャートを示す。同
図から明らかなように、Te’1、ΔTei、 Te
、 Te x、 ΔTe、 ΔTe”2、
Te 。 の順序でそれぞれ演算がなされる。各ステップにおける
演算式の内容自体については既に詳述したため重複説明
を省略する。 なお、上記実施例においては、目標エンジントルクの補
正値ΔTe’2は、必要エンジントルクTe8と実際値
Te−ΔTeiとの差ΔTeのみの関数としていたが、
このΔTeと使用域に対応した他の信号とを組合わせて
もよい。例えば、Δ Te’ 2= g s 1
< Δ Te 1 PS)PS−Nex”re
・・・(13−1)ΔTe’ 2=Q 32 (Δ
Te 、 Te )・・・(13−2) ΔTe ” 2=’033(ΔTe 、 Ne )・・
・(13−3) ΔTe’ 2−a 34 (ΔTe SNe 、Te
)・・・(13−4) 等である。これらの式の意味は、トルク差ΔTeに対す
る補正トルクΔTe”2を、そのときのエンジン使用域
を表わすPS%Te 、pie等で変更しようとするも
のである。これによってエンジン使用域に応じた目標エ
ンジントルクの補正値の変更が可能となる。 更に、ブロック106−11はトルク差ΔTeの代わり
に、目標出力値との差を表わす他の信号を用いてもよい
。例えば、 Δps−ps” −ps ・・・(14)ΔNi
n−N1n” −Nin ・= (15)等であ
る。 又、上記実施例においては、CVTを出力馬力を目標と
して定めるようにしていたが、車両駆動トルクTo”を
目標値として制御する方法(例えば特願昭6O−248
397)に本発明を適用することもできる。第7図及び
第8図にそのブロック図を示す。この第7図及び第8図
は、それぞれ先の実施例の第3回及び第1図に相当する
ものである。本発明に係る部分の基本原理自体は共通で
あるため、図面で示すのみにとどめ、詳細な説明は省略
するものとする。 本発明を実施するに当って、他の信号、あるいは要素等
を考慮して、種々の補正を加えることは、制御性、精度
の向上等の点で有効であるのはいうまでもない。
変え得る手段を有したエンジンと、速度比を無段階に制
御できる無段変速機とを備えた車両駆動系の制御装置に
おいて、前記エンジンを最適燃料ライン上近傍で運転す
るための基本目的値をエンジン回転速度に依存して確定
する手段と、目標出力値と対応する実出力値との差を検
出する手段と、前記目標出力値と実出力値との差に依存
した補正値を確定する手段と、前記基本目標値と補正値
との和を目標値とし、該目標値に関連して前記エンジン
トルクを変え得る手段をフィードバック制御する手段と
、を備えることにより、上記本発明においては、エンジ
ントルクを変え得る手段を用いて、エンジンを最適燃費
ライン上近傍で運転するための基本目標値をエンジン回
転速度に依存してまず確定し、一方、目標出力値と対応
する実出力直との差くずれ)を検出し、この目標出力値
と実出力値との差に依存した補正値を前記基本目標値に
加えるようにして目標値を確定し、この目標値に関連し
て前記エンジントルクを変え得る手段をフィードバック
制御するようにしている。従って、いわゆる定常時に近
い走行を行っていたときには最適燃費ライン上か、又は
その近傍においてエンジンを制御し、走行状態がより過
渡的な状態となってきたときに目標値が連続的に前記基
本目標値からよりずれていくように制御することができ
る。従って、燃費の向上と動力特性の向上とを連続的に
両立させることができる。 なお、好ましい実施態様は、前記エンジントルクを変え
得る手段がスロットルアクチュエータとされていること
である。 又、好ましい実施i/1様は、前記エンジントルクを変
え得る手段が、ディーゼルエンジンの燃料噴射ポンプと
されいることである。 又、好ましい実jfflB様は、前記目標出力値の対象
が出力馬力とされていることである。 又、好ましい実施態様は、前記目標出力値の対象が駆動
トルクとされていることである。 又、好ましい実施態様は、前記目標出力値の対象が前記
無段変速機の入力側回転速度とされていることである。 【実施例】 以下図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。 第2図に本発明に係る車両駆動系のv制御@買の実施例
が適用された自動車用エンジン及び無段変速機の全体概
略を示す。 図において、エンジンE/Gの出力軸2はクラッチ機構
4を介してベルト駆動式の無段変速機(以下CVTと称
する)に接続されている。 このCVTは、入力軸6上、及び出力軸8上にそれぞれ
固定プーリ11.15、可動プーリ12.16からなる
■型子−り装置10.14を備える。 入力側固定プーリ11は入力軸6に固定され、入力側可
動プーリ12は軸方向へ移動可能に入力軸6の外周にス
プライン又はボールベアリング等で嵌合している。同様
に、出力側固定プーリ15は出力軸8に固定され、出力
側可動プーリ16は軸方向へ移動可能に出力@8の外周
にスプライン又はボールベアリング等で嵌合している。 各可動側プーリ12.16の受圧面積は、入力側〉出力
側となるように設定されており、該入力側で速度比変更
のための強制的な有効径変更ができるようになっている
。 又、入力側と出力側において固定プーリ11.15と可
動プーリ12.16との軸線方向の配置は互いに逆とさ
れ、伝動ベルト18が常に人、出力軸6.8に対して直
角に掛かるようにしである。 固定プーリ11.15及び可動プーリ12.16の対向
面は半径方向外方へ向ってお互いの距離を増大するテー
バ面上に形成されている。又、断面が等脚台形の伝動ベ
ルト18が入力側及び出力側のV型ブーり装置10.1
4間に掛けられる。 この伝動ベルト18は各V型ブーり装aio、i4の固
定及び可動ブーりの締付力の変化に伴ってブーり面上に
おける半径方向接触位置が連続的に変化する。入力側V
型ブーり装置10における伝動ベルト18の接触位置が
半径方向外方へ移動すると、出力側■型子−り装置にお
ける伝動ベルト18の接触位置が半径方向内方へ移動し
、CVTの速度比e (−出力軸8の回転速度Nout
/入力軸6の回転速度N in)は増大し、逆の場合に
は速度比eは減少する。 出力軸8の動力は図示していない萌後進切換え用の遊星
歯車装置、減速用の歯車装置、差動歯車装置等を介して
駆動輪へ伝達される。 一方、アクセルペダルセンサ34は運転者の足35によ
って踏込まれるアクセルペダル36の開度θaCを検出
する。又、エンジンE/Gの吸気スロットルの開度は、
アクセルペダル36とは独立したスロットルアクチュエ
ータ19によって制御される。 入力側及び出力側回転角センサ20,21はそれぞれプ
ーリ11.16の回転角を検出し、その結果回転速度(
出力側の回転速度からは車速■)が検出・換算される。 圧力制御jlI弁24は、オイルポンプ25によりすザ
ーバ26から油路27を介して送られてくる油圧媒体と
してのオイルの油路28への逃し洛を制611すること
により、油路29のライン圧PLを調圧する。出力側可
動プーリ16の油圧サーボ装置には、油路29を介して
ライン圧PLが供給される。 流j制御弁30は、入力側可動プーリ12へのオイルの
流入・流出口を制御する。CVTの速度比eを一定に維
持するためには、油路33と油路29から分岐するライ
ン圧油路31及びドレン油路32との接続が断たれる。 その結果、入力側可動プーリ12の軸方向の位置が一定
に維持され、速度比eも一定に維持される。又、速度比
eを増大させるためには、ライン圧油路31から油路3
3を介して入力側可動プーリ12の油圧サーボ装置内へ
オイルを供給するようにする。その結果、入力側プーリ
11.12間の締付力が増大され、該入力側プーリ11
.12面上における伝動ベルト18の接触位置が半径方
向外方へ移動して速度比eが増大される。逆に、速度比
eを減少させるためには、入力側可動プーリ12の油圧
サーボ装置内のオイルをドレン油路32を介して大気側
へ導通させて該入力側プーリ11.12間の締付力を減
少させるようにする。 油路33における油圧はライン圧PL以下であるが、前
述のように、入力側可動プーリ12の油圧サーボgi首
のピストン受圧面積が出力側可動プーリ16の油圧サー
ボ装置のピストン受圧面積よりも大きく設定しであるた
め、入力側プーリ11.12の締付力を出力側プーリ1
5.16の締付力よりも大きくすることが可能である。 入力側プーリ11.12の締付力を流口制御弁30で変
化さぜることによって該入力側プーリ11.12間にお
ける有効径を変化させ、一方、出力側プーリ15.16
において入力側の有効径変化に追随して伝動ベルト18
が滑らずにトルク伝達が確保されるような締付力が生じ
るようにライン圧PLが圧力制御弁24によって調圧さ
れる。 電子制御装置38は、アドレスデータバス39により互
いに接続されているD/Aコンバータ40、入力インタ
ーフェイス41、A/Dコンバータ42、CPU43、
RAM44、ROM45を含んでいる。アクヒルペダル
センサ34のアナログ出力θaCはA/Dコンバータ4
2へ通られ、回転角センサ20.21のパルスは入力イ
ンターフェイス41へ送られる。スロットルアクチュエ
ータ19、流量制御弁30、及び圧力制御弁24への制
御電圧Vth1Vin1VoutはD/ADンバータ4
0からそれぞれ増幅器49.50.51を介して送られ
る。 増幅器49への入力電圧の変化に応じてスロットルアク
チュエータ19が制御され、吸気スロットル開度が変化
するようになっている。又、増幅器50への入力電圧の
変化に応じて流量制御弁30が制御され、可動プーリ1
2の入力側油圧サーボへの流dが変化するようになって
いる。結局、増幅器50の入力電流の変化に応じて速度
比eが変化するようになっている。更に、増幅器51へ
の入力電圧の変化に応じて力制御弁24が制御され、ラ
イン圧PLが変化するようになっている。 圧力制御弁24の入力電流が零であってもライン圧PL
は所定値PL1に維持されるようになっており、断線や
電子制御装置38に万一不具合が生じても、可動プーリ
12.16の油圧サーボへ所定油圧が供給され、CvT
l、:おける最少限のトルク伝達が確保される。 第3図にこの装置の制御系のブロック図を示寸。 図において、ブロック100はアクセル開度θaCと車
速Vにより目標出力馬力PS’を周知の方法で式又はマ
ツプによって求める演算器を示している。 ブロック102は目標出力馬力PS°より目標入力側回
転速度Nin”を求める演算器を示している。この求め
方は、例えば第5図に示されるような最適燃費ラインA
に設定する。なお、第5図において実線は等燃費率線(
g/PS−H)、破線は等馬力重線(PS)を示してい
る。 ブロック104は、CVTの実入力側回転速度Ninが
目標入力側回転速度Nin” となるように流量υ+1
11弁30の制ti電圧■tnをフィードバック調整す
ることによってCVTの速度比eを制御する制御系を示
している。この制御には、例えば(1)式のような演算
式を用いる。 vin−k + (Nin−Nin” ) −(1)
なお、この制御に当って例えば油温等に応じて補正をし
、より精度の高いa算式を用いるようにするのは自由で
ある。 ブロック106は、目標エンジントルりTe”(特許請
求の範囲に記載の「目標値」に相当)を求める演算器を
示している。この演算器については後に詳述する。 ブロック108は、目標エンジントルクTe”と実エン
ジン回転速度Neとにより、目標スロットル開度θth
”を式又はマツプによって計算する演算器を示している
。 ブロック110は、実スロツトル開度θthが、目標ス
ロットル開度θth”になるようにスロットルアクチュ
エータ19のl1lJ tit電圧vthをフィードバ
ック調整する制御系を示している。例えば、この制御に
は(3)式を用いるとよい。 Vth−k 3X (θth” −θth)
・・・(3)なお、前記ブロック100において、
目標出力馬力PS°は他の要因、例えば走行路勾配、車
重、外部スイッチ〈エコノミーパターン、あるいはパワ
ーパターン等の選択スイッチ)等をパラメータとして修
正・変更してもよい。 又、ブロック102において、目標入力側回転速度Ni
n”は、他の要因、例えば車速、エンジン冷却水温、走
行路勾配、車重、外部スイッチ、空燃比等をパラメータ
として、修正・変更してもよい。 更に、ブロック108において、目標スロットル開度θ
th”は、他の要因、例えばエンジン冷却水温、空燃比
、あるいはCVTの入力側回転速度の時間的変化間等を
パラメータとして修正・変更してもよい。 次に、前記ブロック106内における各機器の詳細を説
明する。 ブロック106−1 :W本目標エンジントルクTe’
1(特許請求の範囲の「基本目標値」に相当)をエンジ
ン回転速度Neの関数として次式によって求める。 Te ’ 1−!+ 、(Ne ) = (4)
(4)式は例えば第5図に示されるような最適燃費ライ
ンA上に定めるようにする。 ブロック106−3:エンジン・クラッチ・無段変速機
の入力側の慣性モーメント■による出力トルクの変化分
Δ7eiを次式によって求める。 ΔTei −I −d Ne / dt ・・・(
5)半クラツチ時を除けば、Ne −Nin(無段変速
機の入力側回転速度)であるため、Neの代わりにNi
nを用いてもよい。又、半クラッチのときは、Δ−re
i−1t ・d Ne /dj+ I 2 d Nin
/dt・・・(6) とすればよい。ここで11はエンジン側慣性モーメント
、I2は無段変速機の入力側慣性モーメントである。な
お、無段変速抑の速度比制御において、例えば特願昭6
0−115055のように変速速度が目標値dNin’
となるように制御するような方法おいては、 ΔTei −r −d Nin” −・・(
7)としてΔTeiを求めるようにしてもよい。(7)
式を用いるようにすると、回転速度の微分値を計算する
必要がなくなる。 ブロック106−5 :スロットル開度θthとエンジ
ン回転速度Neからエンジントルクの推定値Teを次式
によって計算する。 Te −Q 2 <Ne 1θth) −(8)ブ
ロック106−7 :目標出力馬力Ps°がら必要とさ
れるエンジントルクTe X (特許請求の範囲の「目
標出力値」に相当)を次式によって計算する。 Te x−PS” /Ne ・ (9)ブ
ロック106−9 :必要とされるエンジントルクTe
”と実際のトルクとの差ΔTeを次式によって求める
。 ΔTQ −Te ”−(I6−ΔTei> −< 10
)この(Te−ΔTe1)が特許請求の範囲の「対応
する実出力値」に相当する。 70”/り106−11 ニア0ツク106−9r求め
たトルク差ΔTeに関係して前記基本目標エンジントル
クTf3’1の補正値ΔTe’2を次式によって求める
。なお、このg3の特性例を図中の同ブロック106−
11内に示す。 ΔTe” 2−Q 3 (ΔTe) −(11)ブ
ロワ106−13:目標エンジントルク(エンジントル
クの最終目標値) Te ”を次式によって求める。 Te”−Te” 1+ΔTe”2 ・ (12)ブロ
ック106−11の関数g3の特性により、トルク差Δ
Teが小さいときは補正値ΔTe”2を小さく、又は零
とし、ΔT8が大きいときはΔTe’2を大きくするこ
とによって目標出力と実出力との差が小さいとぎには最
適燃費ランイ上を、逆に目標出力と実出力との差が大き
いときには最適燃費ライン上から外して走行性を確保す
ることができるようになり、燃費と走行性との両立を図
ることができるようになる。 第6図に、第4図に対応するフローチャートを示す。同
図から明らかなように、Te’1、ΔTei、 Te
、 Te x、 ΔTe、 ΔTe”2、
Te 。 の順序でそれぞれ演算がなされる。各ステップにおける
演算式の内容自体については既に詳述したため重複説明
を省略する。 なお、上記実施例においては、目標エンジントルクの補
正値ΔTe’2は、必要エンジントルクTe8と実際値
Te−ΔTeiとの差ΔTeのみの関数としていたが、
このΔTeと使用域に対応した他の信号とを組合わせて
もよい。例えば、Δ Te’ 2= g s 1
< Δ Te 1 PS)PS−Nex”re
・・・(13−1)ΔTe’ 2=Q 32 (Δ
Te 、 Te )・・・(13−2) ΔTe ” 2=’033(ΔTe 、 Ne )・・
・(13−3) ΔTe’ 2−a 34 (ΔTe SNe 、Te
)・・・(13−4) 等である。これらの式の意味は、トルク差ΔTeに対す
る補正トルクΔTe”2を、そのときのエンジン使用域
を表わすPS%Te 、pie等で変更しようとするも
のである。これによってエンジン使用域に応じた目標エ
ンジントルクの補正値の変更が可能となる。 更に、ブロック106−11はトルク差ΔTeの代わり
に、目標出力値との差を表わす他の信号を用いてもよい
。例えば、 Δps−ps” −ps ・・・(14)ΔNi
n−N1n” −Nin ・= (15)等であ
る。 又、上記実施例においては、CVTを出力馬力を目標と
して定めるようにしていたが、車両駆動トルクTo”を
目標値として制御する方法(例えば特願昭6O−248
397)に本発明を適用することもできる。第7図及び
第8図にそのブロック図を示す。この第7図及び第8図
は、それぞれ先の実施例の第3回及び第1図に相当する
ものである。本発明に係る部分の基本原理自体は共通で
あるため、図面で示すのみにとどめ、詳細な説明は省略
するものとする。 本発明を実施するに当って、他の信号、あるいは要素等
を考慮して、種々の補正を加えることは、制御性、精度
の向上等の点で有効であるのはいうまでもない。
第1図は、本発明に係る車両駆動系の制御装置の実施例
の構成の一部を示すブロック図、第2図は、上記実施例
が適用された自動車用エンジンと自動変速機の全体概要
を示すスケルトン図、第3図は、本発明に係る車両駆動
系の制!211装置の実茄例の構成を示す全体ブロック
図、第4図は、上記実施例装置における制御ルーチンの
一部を示す流れ図、第5図は、R適燃費ラインを示すた
めのエンジン回転速度と出力トルクとの関係を示す線図
、第6図は、特開昭58−39870に開示されている
技術を説明するための、エンジン回転速度と出力トルク
との関係を示す線図、第7図及び第8図は本発明の第2
実施例を示す、それぞれ第3図及びM1図相当のブロッ
ク図である。 E/G・・・エンジン、 θaC・・・アクセル開度、 Nin・・・入力側回転速度、 Nin”・・・目標入力側回転速度、 PSo・・・目標出力馬力、 Te’1・・・最適燃費ライン上で走行できる基本目標
エンジントルク(基本目標値)、ΔTe”2・・・補正
値、 T6 X・・・必要とされるエンジントルク(目標出力
値)、 丁e・・・エンジントルクの推定値 ΔTei・・・慣性モーメント Te”・・・目標エンジントルク(目標値)、θth・
・・スロットル開度、 θth’・・・目標スロットル開度。
の構成の一部を示すブロック図、第2図は、上記実施例
が適用された自動車用エンジンと自動変速機の全体概要
を示すスケルトン図、第3図は、本発明に係る車両駆動
系の制!211装置の実茄例の構成を示す全体ブロック
図、第4図は、上記実施例装置における制御ルーチンの
一部を示す流れ図、第5図は、R適燃費ラインを示すた
めのエンジン回転速度と出力トルクとの関係を示す線図
、第6図は、特開昭58−39870に開示されている
技術を説明するための、エンジン回転速度と出力トルク
との関係を示す線図、第7図及び第8図は本発明の第2
実施例を示す、それぞれ第3図及びM1図相当のブロッ
ク図である。 E/G・・・エンジン、 θaC・・・アクセル開度、 Nin・・・入力側回転速度、 Nin”・・・目標入力側回転速度、 PSo・・・目標出力馬力、 Te’1・・・最適燃費ライン上で走行できる基本目標
エンジントルク(基本目標値)、ΔTe”2・・・補正
値、 T6 X・・・必要とされるエンジントルク(目標出力
値)、 丁e・・・エンジントルクの推定値 ΔTei・・・慣性モーメント Te”・・・目標エンジントルク(目標値)、θth・
・・スロットル開度、 θth’・・・目標スロットル開度。
Claims (6)
- (1)アクセルペダルと独立してエンジントルクを変え
得る手段を有したエンジンと、速度比を無段階に制御で
きる無段変速機とを備えた車両駆動系の制御装置におい
て、 前記エンジンを最適燃費ライン上近傍で運転するための
基本目標値をエンジン回転速度に依存して確定する手段
と、 目標出力値と対応する実出力値との差を検出する手段と
、 前記目標出力値と実出力値との差に依存した補正値を確
定する手段と、 前記基本目標値と前記補正値との和を目標値とし、該目
標値に関連して前記エンジントルクを変え得る手段をフ
ィードバック制御する手段と、を備えたことを特徴とす
る車両駆動系の制御装置。 - (2)前記エンジントルクを変え得る手段が、スロット
ルアクチュエータである特許請求の範囲第1項記載の車
両駆動系の制御装置。 - (3)前記エンジントルクを変え得る手段が、ディーゼ
ルエンジンの燃料噴射ポンプである特許請求の範囲1項
記載の車両駆動系の制御装置。 - (4)前記目標出力値の対象が出力馬力とされている特
許請求の範囲第1項〜第3項のいずれかに記載の車両駆
動系の制御装置。 - (5)前記目標出力値の対象が、駆動トルクとされてい
る特許請求の範囲第1項〜第3項のいずれかに記載の車
両駆動系の制御装置。 - (6)前記目標出力値の対象が、前記無段変速機の入力
側回転速度とされている特許請求の範囲第1項〜第3項
のいずれかに記載の車両駆動系の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61181778A JP2805061B2 (ja) | 1986-08-01 | 1986-08-01 | 車両駆動系の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61181778A JP2805061B2 (ja) | 1986-08-01 | 1986-08-01 | 車両駆動系の制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6338742A true JPS6338742A (ja) | 1988-02-19 |
JP2805061B2 JP2805061B2 (ja) | 1998-09-30 |
Family
ID=16106718
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61181778A Expired - Fee Related JP2805061B2 (ja) | 1986-08-01 | 1986-08-01 | 車両駆動系の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2805061B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0371516A2 (en) * | 1988-12-01 | 1990-06-06 | Mitsubishi Jidosha Kogyo Kabushiki Kaisha | Vehicle engine output control method and apparatus |
JP2013096317A (ja) * | 2011-11-01 | 2013-05-20 | Isuzu Motors Ltd | 車両の制御装置 |
US8892316B2 (en) | 2008-09-17 | 2014-11-18 | Honda Motor Co., Ltd. | Control system for vehicle |
CN111980814A (zh) * | 2019-05-24 | 2020-11-24 | 北京车和家信息技术有限公司 | 发动机控制方法和装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58160661A (ja) * | 1982-03-17 | 1983-09-24 | Toyota Motor Corp | 車両用動力装置 |
-
1986
- 1986-08-01 JP JP61181778A patent/JP2805061B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58160661A (ja) * | 1982-03-17 | 1983-09-24 | Toyota Motor Corp | 車両用動力装置 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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EP0371516A2 (en) * | 1988-12-01 | 1990-06-06 | Mitsubishi Jidosha Kogyo Kabushiki Kaisha | Vehicle engine output control method and apparatus |
US5019989A (en) * | 1988-12-01 | 1991-05-28 | Mitsubishi Jidosha Kogyo Kabushiki Kaisha | Vehicle engine output control method and apparatus |
US8892316B2 (en) | 2008-09-17 | 2014-11-18 | Honda Motor Co., Ltd. | Control system for vehicle |
JP2013096317A (ja) * | 2011-11-01 | 2013-05-20 | Isuzu Motors Ltd | 車両の制御装置 |
CN111980814A (zh) * | 2019-05-24 | 2020-11-24 | 北京车和家信息技术有限公司 | 发动机控制方法和装置 |
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---|---|---|---|
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