JPS6334174A - サ−マルプリンタ - Google Patents
サ−マルプリンタInfo
- Publication number
- JPS6334174A JPS6334174A JP9250586A JP9250586A JPS6334174A JP S6334174 A JPS6334174 A JP S6334174A JP 9250586 A JP9250586 A JP 9250586A JP 9250586 A JP9250586 A JP 9250586A JP S6334174 A JPS6334174 A JP S6334174A
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- JP
- Japan
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- film
- ink film
- ink
- carriage
- thermal head
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Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 19
- 238000007639 printing Methods 0.000 abstract description 23
- 230000006835 compression Effects 0.000 abstract description 6
- 238000007906 compression Methods 0.000 abstract description 6
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 abstract description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 2
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
洟栗よ1朋光互
本発明は、サーマルプリンタに関し、特にサーマルヘッ
ドを主走査方向に移動させながら印字を行うシリアル型
サーマルプリンタに関する。
ドを主走査方向に移動させながら印字を行うシリアル型
サーマルプリンタに関する。
狐−來−q−扶−丘
サーマルプリンタにおいて、記録紙としてラフ紙を用い
た場合、印字が途切れ途切れに行われるといった印字品
位欠損を生じやすい。これは、ラフ紙表面の凹凸が激し
いために、サーマルヘッド−インクフィルム−記録紙相
互間の密着度が低下し、それが熱伝達効率を低めインク
の溶融及び転写に支障を来すためである。これに対する
対策として、サーマルヘッドのプラテンに対する押圧力
を高くすること、サーマルヘッドへの印加エネルギーを
高めること等が考えられるが、いずれもその効果に限界
があるし、過度の条件下では逆に印字品位の欠損を生じ
るという問題がある。
た場合、印字が途切れ途切れに行われるといった印字品
位欠損を生じやすい。これは、ラフ紙表面の凹凸が激し
いために、サーマルヘッド−インクフィルム−記録紙相
互間の密着度が低下し、それが熱伝達効率を低めインク
の溶融及び転写に支障を来すためである。これに対する
対策として、サーマルヘッドのプラテンに対する押圧力
を高くすること、サーマルヘッドへの印加エネルギーを
高めること等が考えられるが、いずれもその効果に限界
があるし、過度の条件下では逆に印字品位の欠損を生じ
るという問題がある。
根本的な問題解決、即ち、ラフ紙でも品位欠損を生じな
いで印字を行うためには、インクの品質改良を待たねば
ならないが、本発明者の知見によれば、現行のインクフ
ィルムを使っても印字時の熱伝達効率を高めながら溶融
したインクに大きな圧力がかからないように工夫するこ
とにより、大きな品位欠損を生じないで、ラフ紙に印字
できることがわかった。これを可能にするためには、サ
ーマルヘッドのプラテンに対する押圧力を、溶融したイ
ンクが記録紙に乗り移るのに必要な少ない押圧力に保っ
た状態で、サーマルヘッドとインクフィルムの圧接力を
出来るだけ高くする必要がある。サーマルヘッドとイン
クフィルムの圧接力を高くすると、サーマルヘッドへの
印加エネルギーを高めなくても熱伝達効率良くインクを
溶融できるからである。そして、これを実現するには、
サーマルヘッドのプラテンに対する押圧力とは独立して
サーマルヘッドとインクフィルムの圧接力を高めること
ができる技術を確立せねばならない。
いで印字を行うためには、インクの品質改良を待たねば
ならないが、本発明者の知見によれば、現行のインクフ
ィルムを使っても印字時の熱伝達効率を高めながら溶融
したインクに大きな圧力がかからないように工夫するこ
とにより、大きな品位欠損を生じないで、ラフ紙に印字
できることがわかった。これを可能にするためには、サ
ーマルヘッドのプラテンに対する押圧力を、溶融したイ
ンクが記録紙に乗り移るのに必要な少ない押圧力に保っ
た状態で、サーマルヘッドとインクフィルムの圧接力を
出来るだけ高くする必要がある。サーマルヘッドとイン
クフィルムの圧接力を高くすると、サーマルヘッドへの
印加エネルギーを高めなくても熱伝達効率良くインクを
溶融できるからである。そして、これを実現するには、
サーマルヘッドのプラテンに対する押圧力とは独立して
サーマルヘッドとインクフィルムの圧接力を高めること
ができる技術を確立せねばならない。
従来において、このような技術は存在しないが、ただイ
ンクフィルム供給リールにスプリングを圧接し、該スプ
リングの弾性復元力に伴なう摩擦力ニヨって巻取リール
側に巻取られるインクフィルムにバックテンションを付
与したものがある。この従来手段によると、インクフィ
ルムに付与されるバックテンションに比例してサーマル
へ、ドに対しインクフィルムが圧接されることとなる。
ンクフィルム供給リールにスプリングを圧接し、該スプ
リングの弾性復元力に伴なう摩擦力ニヨって巻取リール
側に巻取られるインクフィルムにバックテンションを付
与したものがある。この従来手段によると、インクフィ
ルムに付与されるバックテンションに比例してサーマル
へ、ドに対しインクフィルムが圧接されることとなる。
INが解ン しようとする問題点
しかしながら、上記従来の手段では、サーマルヘッドと
インクフィルムの圧接力はサーマルヘッドのプラテンへ
の押圧力より多少は高まるものの、サーマルヘッドから
インクフィルムへの熱伝達効率を向上するのに所要な圧
接力が得られるものではなく、従って、ラフ紙に対する
印字品位の向上を期待することは出来ないものであった
。
インクフィルムの圧接力はサーマルヘッドのプラテンへ
の押圧力より多少は高まるものの、サーマルヘッドから
インクフィルムへの熱伝達効率を向上するのに所要な圧
接力が得られるものではなく、従って、ラフ紙に対する
印字品位の向上を期待することは出来ないものであった
。
本発明は、このような問題点に鑑み、サーマルヘッドの
プラテンに対する押圧力とは別個独立してサーマルヘッ
ドとインクフィルムの圧接力を所要圧力まで高めること
のできる有用な手段を提供することを目的としている。
プラテンに対する押圧力とは別個独立してサーマルヘッ
ドとインクフィルムの圧接力を所要圧力まで高めること
のできる有用な手段を提供することを目的としている。
口 占を解ンするための
上記目的を達成するため、本発明のサーマルプリンタは
、フィルムカセットを備えた主走査方向に移動するキャ
リッジ上に、前記フィルムカセット内のインクフィルム
巻取リールをフィルム巻取方向に駆動する第1の駆動部
と、前記フィルムカセット内のインクフィルム供給リー
ルをインクフィルムの供給方向とは逆の方向に駆動する
ことによってインクフィルムにテンションを付与する第
2の駆動部と、供給リールと巻取リール間にあるインク
フィルムをキャリフジの移動速度に同期した速度で巻取
方向に駆動するフィルム巻上げ駆動部とを備えたことを
特徴としている。
、フィルムカセットを備えた主走査方向に移動するキャ
リッジ上に、前記フィルムカセット内のインクフィルム
巻取リールをフィルム巻取方向に駆動する第1の駆動部
と、前記フィルムカセット内のインクフィルム供給リー
ルをインクフィルムの供給方向とは逆の方向に駆動する
ことによってインクフィルムにテンションを付与する第
2の駆動部と、供給リールと巻取リール間にあるインク
フィルムをキャリフジの移動速度に同期した速度で巻取
方向に駆動するフィルム巻上げ駆動部とを備えたことを
特徴としている。
作 用
インクフィルムにテンションを付与してサーマルヘッド
との圧接力を高めようとする点は、インクフィルム供給
リールにスプリングを押圧してインクフィルムにバンク
テンションをかける従来手段と似ている。しかし、本発
明では、インクフィルム供給リールを積極的にインクフ
ィルム供給方向とは逆方向に回転してインクフィルムに
テンションを付与するので、サーマルヘッドがらインク
フィルムへの熱伝達効率を向上するのに必要な圧接力が
実現でき、従って、ラフ紙に対して、高品位に印字を行
うことができる。
との圧接力を高めようとする点は、インクフィルム供給
リールにスプリングを押圧してインクフィルムにバンク
テンションをかける従来手段と似ている。しかし、本発
明では、インクフィルム供給リールを積極的にインクフ
ィルム供給方向とは逆方向に回転してインクフィルムに
テンションを付与するので、サーマルヘッドがらインク
フィルムへの熱伝達効率を向上するのに必要な圧接力が
実現でき、従って、ラフ紙に対して、高品位に印字を行
うことができる。
去−」L−斑
第1図は本発明の一実施例としてサーマルプリンタの主
要部を示す側断面図、第2図はフィルムカセットの内部
を示す平面断面図、第3図はキャリッジの構成を示す平
面図、第4図は第3図の一部断面イーイ矢視図である。
要部を示す側断面図、第2図はフィルムカセットの内部
を示す平面断面図、第3図はキャリッジの構成を示す平
面図、第4図は第3図の一部断面イーイ矢視図である。
図中、1はプラテン、2は該プラテン1に巻着された記
録紙として例えばラフ紙、3はキャリッジに装着された
フィルムカセットで、カセットケース4内にインクフィ
ルム5の供給リール6と巻取リール7とインクフィルム
5を所定の経路に沿って巻き掛けるためのローラ8及び
インクフィルム5を巻上げ駆動するための巻上げ駆動ロ
ーラ9並びにインクフィルム5を巻上げ駆動ローラ9に
押圧する押圧ローラ1oを備えている。前記駆動ローラ
9の周面は、インクフィルムの送りを確実にするため摩
擦係数の大きい材料で覆われている。また、カセットケ
ース4の前面中央部にはサーマルへラド11の浸入を許
す開口部12が形成されている。
録紙として例えばラフ紙、3はキャリッジに装着された
フィルムカセットで、カセットケース4内にインクフィ
ルム5の供給リール6と巻取リール7とインクフィルム
5を所定の経路に沿って巻き掛けるためのローラ8及び
インクフィルム5を巻上げ駆動するための巻上げ駆動ロ
ーラ9並びにインクフィルム5を巻上げ駆動ローラ9に
押圧する押圧ローラ1oを備えている。前記駆動ローラ
9の周面は、インクフィルムの送りを確実にするため摩
擦係数の大きい材料で覆われている。また、カセットケ
ース4の前面中央部にはサーマルへラド11の浸入を許
す開口部12が形成されている。
キャリッジは、前記フィルムカセット3の下方に存在し
ており、図示していない基台上にフィルムカセット3内
の巻取リール7を巻取方向(図中矢印a方向)に回転駆
動するための第1の駆動部13と、供給リール6を前記
a方向とは逆の方向へ回転駆動するための第2の駆動部
14と、インクフィルl、5をa方向にキャリッジの移
動速度と同期した速度で駆動するためのフィルム巻上げ
駆動部15と、サーマルヘッド11とを備えてなる。こ
のキャリッジは図示しないパルスモータによって回転さ
れるタイミングベルトによって主走査方向(矢印す方向
)に往復動される。キャリッジの往動時にはサーマルヘ
ッド11をプラテン1に圧接した状態で記録紙2に印字
を行い、キャリッジの復動時にはサーマルヘッド11を
プラテン1から離間させ、印字は行わない。
ており、図示していない基台上にフィルムカセット3内
の巻取リール7を巻取方向(図中矢印a方向)に回転駆
動するための第1の駆動部13と、供給リール6を前記
a方向とは逆の方向へ回転駆動するための第2の駆動部
14と、インクフィルl、5をa方向にキャリッジの移
動速度と同期した速度で駆動するためのフィルム巻上げ
駆動部15と、サーマルヘッド11とを備えてなる。こ
のキャリッジは図示しないパルスモータによって回転さ
れるタイミングベルトによって主走査方向(矢印す方向
)に往復動される。キャリッジの往動時にはサーマルヘ
ッド11をプラテン1に圧接した状態で記録紙2に印字
を行い、キャリッジの復動時にはサーマルヘッド11を
プラテン1から離間させ、印字は行わない。
前記第1の駆動部13は、この実施例ではギヤAとこれ
には噛合するギヤBとで構成される。他方、第2の駆動
部14は第1の駆動部13と共用するギヤAとこれには
噛合するギヤC及び該ギヤCとに噛合するギヤDとで構
成される。前記ギヤAは、上下2つのギヤ部分At、A
2から成っていると共に、両者Al、A2の対向両面に
鋸歯状の咬合部al、a2が形成され、かつ内部には第
5図に示すようにスプリング16が介挿されている。上
側のギヤ部分Alは、キャリッジの主走査方向に沿って
キャリッジの背後に配設されたラック17と咬合い、下
側のギヤ部分A2はギヤB、Cと咬合っている。また、
下側のギヤ部分A2は、先端にサーマルヘッド11が取
付固定され基端寄りの適所に回転中心OをもつL字形の
連動レバー18が連結されていて、第5図(イ)に示す
ようにサーマルヘッド11がプラテン1に圧接されてい
る時(印字中)は、連動レバー18によって上方動され
、咬合部a1、A2を介して上側のギヤ部分A1と一体
連結される。これによって、ラック17からギヤB、
Dまでの全ギヤが咬合状態となり、キャリッジの移動
に伴ってギヤB、Dの回転力が発生する。この場合、ギ
ヤBの回転方向は第1.3図に示すようにインクフィル
ム巻取方向aと同方向であり、ギヤDの回転方向はそれ
と逆方向である。ギヤB。
には噛合するギヤBとで構成される。他方、第2の駆動
部14は第1の駆動部13と共用するギヤAとこれには
噛合するギヤC及び該ギヤCとに噛合するギヤDとで構
成される。前記ギヤAは、上下2つのギヤ部分At、A
2から成っていると共に、両者Al、A2の対向両面に
鋸歯状の咬合部al、a2が形成され、かつ内部には第
5図に示すようにスプリング16が介挿されている。上
側のギヤ部分Alは、キャリッジの主走査方向に沿って
キャリッジの背後に配設されたラック17と咬合い、下
側のギヤ部分A2はギヤB、Cと咬合っている。また、
下側のギヤ部分A2は、先端にサーマルヘッド11が取
付固定され基端寄りの適所に回転中心OをもつL字形の
連動レバー18が連結されていて、第5図(イ)に示す
ようにサーマルヘッド11がプラテン1に圧接されてい
る時(印字中)は、連動レバー18によって上方動され
、咬合部a1、A2を介して上側のギヤ部分A1と一体
連結される。これによって、ラック17からギヤB、
Dまでの全ギヤが咬合状態となり、キャリッジの移動
に伴ってギヤB、Dの回転力が発生する。この場合、ギ
ヤBの回転方向は第1.3図に示すようにインクフィル
ム巻取方向aと同方向であり、ギヤDの回転方向はそれ
と逆方向である。ギヤB。
Dは後述する構造を介してフィルムカセット内の巻取り
−ル7、供給リール6と連結されているので、印字中の
インクフィルムはギヤDと巻上ケ駆動ローラ9とによっ
てテンションを付与されつつギヤBの回転によって巻取
られることとなる。一方、第5図(ロ)に示すようにサ
ーマルヘッド11がプラテン9から離れている時(非印
字時)は、スプリング16の弾性復元力によって上下の
ギヤ部分At、A2が離間し、上下のギヤ部分Al、A
2間で回転力の伝達が行えなくなる。このため、キャリ
ッジが移動してもギヤB、Dは回転しなくなる。このと
き、巻き上げ駆動部15が駆動停止すると、非印字時は
インクフィルムにテンションを付与しないと共にインク
フィルムの巻取りも行わない。このように印字中のみイ
ンクフィルムの巻取を行い、非印字時はインクフィルム
の巻取を行わないようにすると、インクフィルムの無駄
使いがなくせ好都合である。尚、非印字時に、上側ギヤ
部分A1から下側のギヤ部分A2にスプリング16を介
して回転力が伝達するのを避けるために、スプリング1
6の上下面にすべり部材を設けるのが望ましい。
−ル7、供給リール6と連結されているので、印字中の
インクフィルムはギヤDと巻上ケ駆動ローラ9とによっ
てテンションを付与されつつギヤBの回転によって巻取
られることとなる。一方、第5図(ロ)に示すようにサ
ーマルヘッド11がプラテン9から離れている時(非印
字時)は、スプリング16の弾性復元力によって上下の
ギヤ部分At、A2が離間し、上下のギヤ部分Al、A
2間で回転力の伝達が行えなくなる。このため、キャリ
ッジが移動してもギヤB、Dは回転しなくなる。このと
き、巻き上げ駆動部15が駆動停止すると、非印字時は
インクフィルムにテンションを付与しないと共にインク
フィルムの巻取りも行わない。このように印字中のみイ
ンクフィルムの巻取を行い、非印字時はインクフィルム
の巻取を行わないようにすると、インクフィルムの無駄
使いがなくせ好都合である。尚、非印字時に、上側ギヤ
部分A1から下側のギヤ部分A2にスプリング16を介
して回転力が伝達するのを避けるために、スプリング1
6の上下面にすべり部材を設けるのが望ましい。
前記ギヤB、Dと巻取リール7、供給リール6との連結
は、第1.4図に示すように、ギヤB、Dとリール6.
7間に圧縮スプリング19.20を介挿した構造とし、
インクフィルムに所定のトルク以上の力が加わるとリー
ル6.7と圧縮スプリング19.20の間が滑って、ギ
ヤB、Dが空転するようにし、インクフィルムを破損か
ら保護している。
は、第1.4図に示すように、ギヤB、Dとリール6.
7間に圧縮スプリング19.20を介挿した構造とし、
インクフィルムに所定のトルク以上の力が加わるとリー
ル6.7と圧縮スプリング19.20の間が滑って、ギ
ヤB、Dが空転するようにし、インクフィルムを破損か
ら保護している。
フィルム巻き上げ駆動部15は、この実施例ではパルス
モータMを用いている。このモータMの駆動軸とフィル
ムカセット内の駆動ローラ9の軸とは、フィルムカセッ
トをキャリッジにセットすれば容易に連結できるよう適
宜の構成が採用される。
モータMを用いている。このモータMの駆動軸とフィル
ムカセット内の駆動ローラ9の軸とは、フィルムカセッ
トをキャリッジにセットすれば容易に連結できるよう適
宜の構成が採用される。
前記パルスモータMの速度は、印字中、キャリッジの移
動速度と同期しており、キャリッジの移動速度が遅速変
化しても常にインクフィルムとプラテンとの相対速度が
零となるようにコントロールされる。一方、非印字時に
はパルスモータMは停止される。
動速度と同期しており、キャリッジの移動速度が遅速変
化しても常にインクフィルムとプラテンとの相対速度が
零となるようにコントロールされる。一方、非印字時に
はパルスモータMは停止される。
上記構成によれば、印字中は供給リール6がフィルム供
給方向aとは逆方向に回転駆動されることによりインク
フィルムに所定のテンションを付与し、その状態で、フ
ィルム巻き上げ駆動部15によってキャリッジ移動速度
と同期して巻き上げられ、かつ巻取リール7に巻取られ
ていく。供給リール60回転によってインクフィルムに
所定のテンションが加わっているので、サーマルへット
11とインクフィルムとの圧接力は必要な大きさが維持
でき、従って両者間の熱伝達効率が高まって低いエネル
ギーでインクの溶融が行えることとなる。
給方向aとは逆方向に回転駆動されることによりインク
フィルムに所定のテンションを付与し、その状態で、フ
ィルム巻き上げ駆動部15によってキャリッジ移動速度
と同期して巻き上げられ、かつ巻取リール7に巻取られ
ていく。供給リール60回転によってインクフィルムに
所定のテンションが加わっているので、サーマルへット
11とインクフィルムとの圧接力は必要な大きさが維持
でき、従って両者間の熱伝達効率が高まって低いエネル
ギーでインクの溶融が行えることとなる。
また、サーマルヘッド11とプラテン1との圧接力が、
サーマルヘッド11とインクフィルム間の圧接力とは独
立して調整できるので、ラフ紙への高品位な印字が可能
となる。
サーマルヘッド11とインクフィルム間の圧接力とは独
立して調整できるので、ラフ紙への高品位な印字が可能
となる。
尚、サーマルヘッドとインクフィルム間の圧接力は20
0〜500g/aJ程度の強いものにするのが望ましい
。また、巻き上げ駆動ローラ9とインクフィルム5との
間の摩擦係数は1μ以上にするのが望ましい。
0〜500g/aJ程度の強いものにするのが望ましい
。また、巻き上げ駆動ローラ9とインクフィルム5との
間の摩擦係数は1μ以上にするのが望ましい。
次に第6図(イ)(ロ)は本発明の他の一実施例を示す
。インクフィルムにテンションをかける点については上
記実施例と同じであるが、この実施例ではフィルムカセ
ット3の脱着が容易に行えるように工夫されている。即
ち、ギヤB又はDを回転自在に軸承する軸21の先端に
、周部に複数個の突起22a、・・・が形成されたコア
22を回転自在に装着し、一方、フィルムカセットの巻
取リール7及び供給リール6の中心部に前記コア22を
外嵌する孔を有した嵌合部材23を設けてなる。前記コ
ア22とギヤB (D)の間には圧縮スプリング20.
(19)が介挿されるので、このスプリングを介して
駆動の伝達が行われる。尚、軸21の先端には、コア2
2の抜止め・のためEリング24が取付けられている。
。インクフィルムにテンションをかける点については上
記実施例と同じであるが、この実施例ではフィルムカセ
ット3の脱着が容易に行えるように工夫されている。即
ち、ギヤB又はDを回転自在に軸承する軸21の先端に
、周部に複数個の突起22a、・・・が形成されたコア
22を回転自在に装着し、一方、フィルムカセットの巻
取リール7及び供給リール6の中心部に前記コア22を
外嵌する孔を有した嵌合部材23を設けてなる。前記コ
ア22とギヤB (D)の間には圧縮スプリング20.
(19)が介挿されるので、このスプリングを介して
駆動の伝達が行われる。尚、軸21の先端には、コア2
2の抜止め・のためEリング24が取付けられている。
第7図、8図は、本発明の更に他の一実施例を示す、第
1図及至第4図に示した実施例ではフィルム巻取リール
7及び供給リール6はラック17からギヤA−Dを介し
て駆動力を得ていたが、この実施例では、フィルム巻き
上げモータMから駆動力を得るようにしている。そのた
め、モータMの駆動軸25とフィルム巻取リール7の軸
26とに夫々プーリ27.28を設けると共に、フィル
ム供給り−ル6に圧縮スプリング19を介して連結され
たギヤDと咬合するギヤEの軸にプーリ29を設け、こ
れら3個のプーリ27.28.29間にベルト30を掛
は亘してなる。
1図及至第4図に示した実施例ではフィルム巻取リール
7及び供給リール6はラック17からギヤA−Dを介し
て駆動力を得ていたが、この実施例では、フィルム巻き
上げモータMから駆動力を得るようにしている。そのた
め、モータMの駆動軸25とフィルム巻取リール7の軸
26とに夫々プーリ27.28を設けると共に、フィル
ム供給り−ル6に圧縮スプリング19を介して連結され
たギヤDと咬合するギヤEの軸にプーリ29を設け、こ
れら3個のプーリ27.28.29間にベルト30を掛
は亘してなる。
この構成によれば、インクフィルムに所定のテンション
が付与できる上、巻取り−ル7、供給リール6を駆動す
る構成が簡素化されるという利点がある。
が付与できる上、巻取り−ル7、供給リール6を駆動す
る構成が簡素化されるという利点がある。
違1とカニ里
本発明に係るサーマルプリンタは、上記の如くフィルム
供給リールを積極的にフィルム供給方向と逆の方向に回
転駆動するので、インクフィルムに所定のテンションを
付与してサーマルヘッドとの圧接力を高めることができ
、従って、サーマルヘッドのプラテンに対する押圧力を
低くしてもサーマルヘッドからインクフィルムへの熱伝
達効率を高く維持することができ、ラフ紙に対しても品
位欠損のない印字が可能となる。
供給リールを積極的にフィルム供給方向と逆の方向に回
転駆動するので、インクフィルムに所定のテンションを
付与してサーマルヘッドとの圧接力を高めることができ
、従って、サーマルヘッドのプラテンに対する押圧力を
低くしてもサーマルヘッドからインクフィルムへの熱伝
達効率を高く維持することができ、ラフ紙に対しても品
位欠損のない印字が可能となる。
第1図は本発明の一実施例としてサーマルプリンタの主
要部を示す側断面図、第2図はフィルムカセットの平面
断面図、第3図はキャリッジの平面図、第4図は、第3
図の一部断面イーイ矢視図、第5図(イ)は印字中にお
ける動力伝達状態を示す図、同図(12)は非印字時に
おける動力伝達が断たれた状態を示す図、第6図(イ)
は本発明の他の一実施例を示す平面図、同図(ロ)はそ
の側面図、第7図は、本発明の更に他の一実施例を示す
キャリッジ平面図、第8図はその側面図である。 3・・・フィルムカセット、5・・・インクフィルム、
6・・・供給リール、7・・・巻取リール、13・・・
第1の駆動部、14・・・第2の駆動部、15・・・フ
ィルム巻き上げ駆動部。 特許出廓人 ミノルタカメラ株式会社第1図 第3図 第4図 第5図 (ロ) 第6図 (イ) (ロ) 第7図 第8図 一5]−3売 1甫 正 書(方式) 1、事件の表示 昭和61年特許願第92505号 2、発明の名称 サーマルブリンク 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名称 ミノルタカメラ株式会社 明細書の第14頁第5行目にr (12) Jとあるの
をr(ロ)」に訂正します。
要部を示す側断面図、第2図はフィルムカセットの平面
断面図、第3図はキャリッジの平面図、第4図は、第3
図の一部断面イーイ矢視図、第5図(イ)は印字中にお
ける動力伝達状態を示す図、同図(12)は非印字時に
おける動力伝達が断たれた状態を示す図、第6図(イ)
は本発明の他の一実施例を示す平面図、同図(ロ)はそ
の側面図、第7図は、本発明の更に他の一実施例を示す
キャリッジ平面図、第8図はその側面図である。 3・・・フィルムカセット、5・・・インクフィルム、
6・・・供給リール、7・・・巻取リール、13・・・
第1の駆動部、14・・・第2の駆動部、15・・・フ
ィルム巻き上げ駆動部。 特許出廓人 ミノルタカメラ株式会社第1図 第3図 第4図 第5図 (ロ) 第6図 (イ) (ロ) 第7図 第8図 一5]−3売 1甫 正 書(方式) 1、事件の表示 昭和61年特許願第92505号 2、発明の名称 サーマルブリンク 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名称 ミノルタカメラ株式会社 明細書の第14頁第5行目にr (12) Jとあるの
をr(ロ)」に訂正します。
Claims (1)
- (1)フィルムカセットを備えた主走査方向に移動する
キャリッジ上に、前記フィルムカセット内のインクフィ
ルム巻取リールをフィルム巻取方向に駆動する第1の駆
動部と、前記フィルムカセット内のインクフィルム供給
リールをインクフィルムの供給方向とは逆の方向に駆動
することによってインクフィルムにテンションを付与す
る第2の駆動部と、供給リールと巻取リール間にあるイ
ンクフィルムをキャリッジの移動速度に同期した速度で
巻取方向に駆動するフィルム巻上げ駆動部とを備えたこ
とを特徴とするサーマルプリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9250586A JPS6334174A (ja) | 1986-04-22 | 1986-04-22 | サ−マルプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9250586A JPS6334174A (ja) | 1986-04-22 | 1986-04-22 | サ−マルプリンタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6334174A true JPS6334174A (ja) | 1988-02-13 |
Family
ID=14056165
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9250586A Pending JPS6334174A (ja) | 1986-04-22 | 1986-04-22 | サ−マルプリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6334174A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0551664U (ja) * | 1991-12-18 | 1993-07-09 | マックス株式会社 | インクリボンの供給機構 |
-
1986
- 1986-04-22 JP JP9250586A patent/JPS6334174A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0551664U (ja) * | 1991-12-18 | 1993-07-09 | マックス株式会社 | インクリボンの供給機構 |
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