JPS6332336B2 - - Google Patents
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- JPS6332336B2 JPS6332336B2 JP58026421A JP2642183A JPS6332336B2 JP S6332336 B2 JPS6332336 B2 JP S6332336B2 JP 58026421 A JP58026421 A JP 58026421A JP 2642183 A JP2642183 A JP 2642183A JP S6332336 B2 JPS6332336 B2 JP S6332336B2
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- catalyst
- silicon
- silane
- noh
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07F—ACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
- C07F7/00—Compounds containing elements of Groups 4 or 14 of the Periodic Table
- C07F7/02—Silicon compounds
- C07F7/025—Silicon compounds without C-silicon linkages
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Silicon Polymers (AREA)
Description
本発明は、オキシマトヒドリドシラン及びアミ
ノキシヒドリドシランの改良された製造法に関す
る。 珪素−水素結合を更に含有する化合物における
珪素−窒素結合の好適な置換は技術的に未知であ
る。十分に公知の事例は、珪素−水素結合を含む
化合物における珪素−塩素結合の好適な置換であ
る。この後者の反応は、副反応やかなりの量の塩
酸副生成物の生成が特色である。これらの問題を
克服するために、新しい方法が必要とされてい
る。 二酸化炭素の珪素−窒素結合への挿入によるシ
リルカーバメートの製造は60年代初期に先ず研究
された。そして元々、挿入は2つの原子の直接的
な挿入よりもむしろカルバミン酸誘導体によるア
ミンの置換によつて行なわれてきた。しかしなが
ら、トリシリルアミンとメチルジシリルアミンは
二酸化炭素と反応するように見えないと記述され
ている。驚くことに、本発明は、1〜3個のアミ
ノ基が珪素で置換でき、この置換が珪素水素結合
を有するシランから起こること及び珪素水素結合
が攻撃されないことに関して多くの公開された研
究と異なつている。即ちこの触媒法において、シ
リルカーバメート結合の最初の生成は最も理にか
なつているように見える。シリルカーバメート
は、二酸化炭素の2つの原子の直接的な挿入によ
り或いはシリルアミンとカーバメート誘導体との
相互作用により生成せしめうる。シリルアミン結
合に対するシリルカーバメート結合の、アルコー
ルによつてアルコキシシランを生成する求核置換
反応における大きな反応性は米国特許第3792073
号、米国特許第3816359号及び米国特許第3906018
号に記述されている。 N,O−ビス−(トリメチルシリル)カーバメ
ートのアルコール、フエノール類及びカルボン酸
との反応は、トリメチルアルコキシ(及びアセト
キシ)シラン、二酸化炭素及びアンモニアを生成
することが1975年に報告されている。(L.
Berkofer and P.Sommer、J.Organometal
Chem.、99、(1975)C1.)。このように示した文
献は本発明の方法に関するものであるけれど、シ
リルカーバメート結合の反応を用いてアルコール
との求核置換反応を行なう場合に反応しやすい珪
素水素結合が保持されることは認められていなか
つた。更に本明細書に記述されている触媒反応は
現在教示されている及び行なわれている方法より
もかなりの利点を有する。例えば、トリアルコキ
シシランの製造に通常使用されている方法は本発
明によつて解決できるいくつかの欠点をもつてい
る。この現在の技術は次のことが特色である:(a)
時に溶媒を使用する、(b)テトラアルコキシシラン
の生成を最小にするために反応時間は比較的長い
及び(c)塩酸が生成する。 この方法は、現在理解されているように、特に
アルコキシシラン及びトリアルコキシシランを高
収率で与える新規で簡便な合成法を提供するよう
である。また該方法はシリルアミン結合又は珪素
水素結合に比べてアルコールによる置換に対し非
常に反応性のあるように見える中間体のシリルカ
ーバメート結合を含んでいるようである。 本明細書に記述される触媒法は、溶媒を必要と
しない、反応時間が短く、温度が適度である、置
換されたアミンが塩化水素より腐食性が非常に弱
い、そして反応がトリアルコキシシランの生成に
対して著るしく且つ予期を越えて選択的に進行す
るという点で、トリアルコキシシランの製造に対
して明らかに優れている。 本発明は一般式 HSi(NRR1)x(R2)3-x 〔式中、R、R′及びR″は炭素数1〜8の脂肪族
飽和又は不飽和の、炭化水素基或いは置換された
炭化水素基であつてよく、またR″はアルコキシ
であつてもよく及びxは1〜3の範囲にある〕 のシランを、触媒の存在下に、珪素窒素結合1モ
ル当り凡そ1当量の化学量論量でオキシム又はヒ
ドロキシルアミンと反応させる方法を提供する。
本反応は一般式の置換されたシラン、即ちシリ
ルアミン基が珪素−水素のかなりの損失なしにア
ルコキシド基で置換されているシランを、予期を
越えた高収率で与える。触媒の不存在下における
同様の反応は、対応するアルコキシシランの収率
を望ましくないほど低下させ、多くの場合にシリ
ル水素を非常に実質的に失なわさせる。本触媒法
の厳密な観点は生成物における珪素水素結合の実
質的に完全な保持である。 本発明によれば、式のシランとオキシム又は
ヒドロキシルアミンとからオキシマトヒドリドシ
ラン又はアミノヒドリドシランを高収量で与える
新規な反応が提供される。 本発明の方法において一般に有用であると思わ
れるシランは、一般式 HSi(NRR1)x(R2)3-x 〔式中、R、R1及びR2は独立に炭素数1〜8の
脂肪族の置換又は未置換、飽和又は不飽和炭化水
素基であり、R2はアルコキシであつてもよく、
xは1〜3の値を有する〕 によつて表わされる。好ましくは、R、R′及び
R″は独立に炭素数1〜6の脂肪族、未置換の飽
和又は不飽和炭化水素基であり、xは2又は3で
ある。最も好ましくはR及びR′は各々メチル基
であり、xは3である。 本発明の方法で使用しうる式の適当なシラン
は、次のものを含むがこれに限定されはしない:
ジメチルアミノメチルエチルシラン、ジエチルア
ミノメチルプロピルシラン、ジメチルアミノジメ
チルシラン、ジエチルアミノジメチルシラン、ビ
ス−ジメチルアミノメチルシラン、ビス−ジエチ
ルアミノメチルシラン、ビス−エチルアミノプロ
ピルシラン、トリス−ジメチルアミノシラン、ト
リス−ジエチルアミノシラン、ジシクロペンチル
アミノメチルエチルシラン、ジシクロヘキシルア
ミノジメチルシラン、ビス−ジシクロペンチルア
ミノメチルシラン、トリス−ジシクロペンチルア
ミノシランなど。好ましくはシランはトリス(ジ
メチルアミノ)シランである。 本発明の方法において一般に有用であると思わ
れるオキシムは、一般式 R〓R〓C=NOH又は
ノキシヒドリドシランの改良された製造法に関す
る。 珪素−水素結合を更に含有する化合物における
珪素−窒素結合の好適な置換は技術的に未知であ
る。十分に公知の事例は、珪素−水素結合を含む
化合物における珪素−塩素結合の好適な置換であ
る。この後者の反応は、副反応やかなりの量の塩
酸副生成物の生成が特色である。これらの問題を
克服するために、新しい方法が必要とされてい
る。 二酸化炭素の珪素−窒素結合への挿入によるシ
リルカーバメートの製造は60年代初期に先ず研究
された。そして元々、挿入は2つの原子の直接的
な挿入よりもむしろカルバミン酸誘導体によるア
ミンの置換によつて行なわれてきた。しかしなが
ら、トリシリルアミンとメチルジシリルアミンは
二酸化炭素と反応するように見えないと記述され
ている。驚くことに、本発明は、1〜3個のアミ
ノ基が珪素で置換でき、この置換が珪素水素結合
を有するシランから起こること及び珪素水素結合
が攻撃されないことに関して多くの公開された研
究と異なつている。即ちこの触媒法において、シ
リルカーバメート結合の最初の生成は最も理にか
なつているように見える。シリルカーバメート
は、二酸化炭素の2つの原子の直接的な挿入によ
り或いはシリルアミンとカーバメート誘導体との
相互作用により生成せしめうる。シリルアミン結
合に対するシリルカーバメート結合の、アルコー
ルによつてアルコキシシランを生成する求核置換
反応における大きな反応性は米国特許第3792073
号、米国特許第3816359号及び米国特許第3906018
号に記述されている。 N,O−ビス−(トリメチルシリル)カーバメ
ートのアルコール、フエノール類及びカルボン酸
との反応は、トリメチルアルコキシ(及びアセト
キシ)シラン、二酸化炭素及びアンモニアを生成
することが1975年に報告されている。(L.
Berkofer and P.Sommer、J.Organometal
Chem.、99、(1975)C1.)。このように示した文
献は本発明の方法に関するものであるけれど、シ
リルカーバメート結合の反応を用いてアルコール
との求核置換反応を行なう場合に反応しやすい珪
素水素結合が保持されることは認められていなか
つた。更に本明細書に記述されている触媒反応は
現在教示されている及び行なわれている方法より
もかなりの利点を有する。例えば、トリアルコキ
シシランの製造に通常使用されている方法は本発
明によつて解決できるいくつかの欠点をもつてい
る。この現在の技術は次のことが特色である:(a)
時に溶媒を使用する、(b)テトラアルコキシシラン
の生成を最小にするために反応時間は比較的長い
及び(c)塩酸が生成する。 この方法は、現在理解されているように、特に
アルコキシシラン及びトリアルコキシシランを高
収率で与える新規で簡便な合成法を提供するよう
である。また該方法はシリルアミン結合又は珪素
水素結合に比べてアルコールによる置換に対し非
常に反応性のあるように見える中間体のシリルカ
ーバメート結合を含んでいるようである。 本明細書に記述される触媒法は、溶媒を必要と
しない、反応時間が短く、温度が適度である、置
換されたアミンが塩化水素より腐食性が非常に弱
い、そして反応がトリアルコキシシランの生成に
対して著るしく且つ予期を越えて選択的に進行す
るという点で、トリアルコキシシランの製造に対
して明らかに優れている。 本発明は一般式 HSi(NRR1)x(R2)3-x 〔式中、R、R′及びR″は炭素数1〜8の脂肪族
飽和又は不飽和の、炭化水素基或いは置換された
炭化水素基であつてよく、またR″はアルコキシ
であつてもよく及びxは1〜3の範囲にある〕 のシランを、触媒の存在下に、珪素窒素結合1モ
ル当り凡そ1当量の化学量論量でオキシム又はヒ
ドロキシルアミンと反応させる方法を提供する。
本反応は一般式の置換されたシラン、即ちシリ
ルアミン基が珪素−水素のかなりの損失なしにア
ルコキシド基で置換されているシランを、予期を
越えた高収率で与える。触媒の不存在下における
同様の反応は、対応するアルコキシシランの収率
を望ましくないほど低下させ、多くの場合にシリ
ル水素を非常に実質的に失なわさせる。本触媒法
の厳密な観点は生成物における珪素水素結合の実
質的に完全な保持である。 本発明によれば、式のシランとオキシム又は
ヒドロキシルアミンとからオキシマトヒドリドシ
ラン又はアミノヒドリドシランを高収量で与える
新規な反応が提供される。 本発明の方法において一般に有用であると思わ
れるシランは、一般式 HSi(NRR1)x(R2)3-x 〔式中、R、R1及びR2は独立に炭素数1〜8の
脂肪族の置換又は未置換、飽和又は不飽和炭化水
素基であり、R2はアルコキシであつてもよく、
xは1〜3の値を有する〕 によつて表わされる。好ましくは、R、R′及び
R″は独立に炭素数1〜6の脂肪族、未置換の飽
和又は不飽和炭化水素基であり、xは2又は3で
ある。最も好ましくはR及びR′は各々メチル基
であり、xは3である。 本発明の方法で使用しうる式の適当なシラン
は、次のものを含むがこれに限定されはしない:
ジメチルアミノメチルエチルシラン、ジエチルア
ミノメチルプロピルシラン、ジメチルアミノジメ
チルシラン、ジエチルアミノジメチルシラン、ビ
ス−ジメチルアミノメチルシラン、ビス−ジエチ
ルアミノメチルシラン、ビス−エチルアミノプロ
ピルシラン、トリス−ジメチルアミノシラン、ト
リス−ジエチルアミノシラン、ジシクロペンチル
アミノメチルエチルシラン、ジシクロヘキシルア
ミノジメチルシラン、ビス−ジシクロペンチルア
ミノメチルシラン、トリス−ジシクロペンチルア
ミノシランなど。好ましくはシランはトリス(ジ
メチルアミノ)シランである。 本発明の方法において一般に有用であると思わ
れるオキシムは、一般式 R〓R〓C=NOH又は
によつて表わされる。好ましくはR〓及びR〓は独
立に炭素数1〜6の脂肪族、未置換の飽和又は不
飽和炭化水素基である。 本方法で使用しうる適当なオキシムは次のもの
を含むが、これに限定されはしない: CH3CH=HOH、(CH3)2C=NOH、(C2H5)2C
=NOH、(CH3)(C2H5)C=NOH、(n−
C3H7)CH=NOH、(i−C3H7)2C=NOH、(n
−C4H9)2C=NOH、(t−C4H9)CH=NOH、
(t−C4H9)(CH3)C=NOH、(シクロ−
C6H11)CH=NOH、(シクロ−C5H9)2C=
NOH、など。 本発明の方法において一般に有用であると思わ
れるヒドロキシルアミンは、一般式 R〓R〓NOH () 〔式中、R〓及びR〓は独立に上述と同一の意味を
有する〕 によつて表わされる。本発明で使用しうる適当な
ヒドロキシルアミンは次のものを含むが、これに
限定されはしない: CH3NHOH、(CH3)2NOH、(C2H5)NHOH、
(CH3)(C2H5)NOH、(n−C3H7)NHOH、
(i−C3H7)2NOH、(n−C4H9)2NOH、(t−
C4H9)NHOH、(t−C4H9)(CH3)NOH、(シ
クロ−C6H11)NHOH、(シクロ−C5H9)2NOH、
など。 本方法は触媒法であり、触媒は二酸化炭素、カ
ルボノキシスルフイド、二硫化炭素又はこれらの
アミン錯体である。上記方法に有効であるアミン
錯体の例は次のようなカルバミン酸アンモニウム
類を含むが、これに限定されるものではない: ジメチルカルバミン酸ジメチルアンモニウム、
ジエチルカルバミン酸ジエチルアンモニウム、ジ
プロピルカルバミン酸ジプロピルアンモニウム、
ジブチルカルバミン酸ジブチルアンモニウム、カ
ルバミン酸アンモニウム、メチルカルバミン酸メ
チルアンモニウム、ジフエニルカルバミン酸ジフ
エニルアンモニウム、フエニルカルバミン酸フエ
ニルアンモニウム、ベンジルカルバミン酸ベンジ
ルアンモニウム、ジベンジルカルバミン酸ジベン
ジルアンモニウム、ジエチルカルバミン酸ジメチ
ルアンモニウム、ジメチルカルバミン酸ジエチル
アンモニウム、エチルカルバミン酸メチルアンモ
ニウム、ジメチルカルバミン酸ジフエニルアンモ
ニウム、ジフエニルカルバミン酸ジメチルアンモ
ニウム、ジベンジルカルバミン酸ジエチルアンモ
ニウム、ジエチルカルバミン酸ジベンジルアンモ
ニウム、ジメチルカルバミン酸フエニルアンモニ
ウム、ジフエニルカルバミン酸メチルアンモニウ
ム、など。 更に次の種類の触媒も同様の又はいくらか少な
い利点を有して使用しうる。強プロトン酸例えば
ハロゲン化水素酸例えば塩酸、臭化水素酸及びヨ
ウ化水素酸;硫酸類例えば硫酸及びp−トルエン
スルホン酸;及びその他、例えばハロ酢酸例えば
トリフルオル酢酸。ルイス酸例えば三塩化アルミ
ニウム及び塩化第二鉄は上述の触媒よりも利点は
少ないが、本方法の触媒として使用することがで
きる。更にある種のカルボン酸例えば酢酸及びそ
の置換誘導体及びそれに由来する塩例えば酢酸ア
ンモニウムも本方法の触媒として使用できる。 本方法で使用される触媒の濃度はエステル化す
べき珪素−窒素結合の約0.01〜10モル%であるべ
きである。本発明の目的に対して触媒濃度を約
0.1〜3モル%に維持することは好適である。こ
れより多い又は少ない量も可能であるけれど、多
くても、即ち費用をかけても特別な利点は見られ
ず、また低い温度では保持すべき珪素−水素結合
のいくらかが失なわれることがある。 反応条件は、触媒反応が溶媒を用いて又は用い
ずに行ないうるような条件である。多くの場合、
溶媒を用いても特別な利点はない。しかしなが
ら、ある理由から、たとえば溶解性又は温度制御
の点で溶媒が望ましい場合には、溶媒を使用する
ことができる。溶媒を用いる場合、それはアルコ
ールやアミンに見られるような活性水素を含むべ
きでない。適当な溶媒は炭化水素又はエーテル例
えばヘキサン、トルエン、ジエチルエーテル、テ
トラヒドロフランなどが例である。 更に、温度は普通0〜60℃に維持されるが、本
方法は−50〜150℃、また特別な環境では多分そ
れよりも高い温度で行なうことができた。しかし
本方法の簡便さの理由から、高温成条件で行なう
ことに特別な利点はない。 オキシム又はヒドロキシルアミンの珪素−窒素
結合に対する化学量論比は、シリル水素結合の実
質的な損失を避けるために実質的に1を越えるべ
きでない。未反応の珪素−窒素基の量を最小に保
つためには化学量論量より僅かに過剰な量も望ま
しい。混合アミノアルコキシシランを製造し、分
離することを望む場合には、オキシム又はヒドロ
キシルアミンのシリル−アミン結合に対する化学
量論比は一般に1より小さい。 試薬の添加順序は上述の方法に対して重要であ
る。試薬は珪素窒素結合に関して過剰量のオキシ
ム又はヒドロキシルアミンを避けるような具合に
添加すべきである。それ故にアミノシランをオキ
シム又はヒドロキシルアミンに添加することは得
策でない。一般にオキシム又はヒドロキシルアミ
ンの添加前に触媒をシリルアミン又はその溶液に
添加する。この場合触媒は全部が又は一部がオキ
シム又はヒドロキシルアミン或いはその溶液中に
存在しうる。 本発明の正確な範囲は特許請求の範囲に記述し
た通りであり、次の実施例は本発明のある観点を
例示する、更に特にそのような観点を評価する一
方法を示すものである。従つて実施例は例示する
だけのものであり、特許請求の範囲に示した本発
明の範囲を制限するものとは見なされない。実施
例中、すべての部及びパーセントは断らない限り
重量によるものとする。 実施例 以下の実施例では次の略号を使用する: TRIS:トリス(ジメチルアミノ)シラン DI−CARB:ジメチルカルバミン酸ジメチルア
ンモニウム 実施例 1 トリス(ジエチルアミノキシ)シランの製造 磁気撹拌器、温度計、定圧滴下斗及び窒素導
入管で終る還流凝縮器を備えた50mlの丸底、三ツ
口フラスコを窒素で清浄した。次いでこのフラス
コに、トリス(ジメチルアミノ)シラン9.2g
(57ミリモル)及びジメチルカルバミン酸ジメチ
ルアンモニウム400μを添加した。ジエチルヒ
ドロキシルアミン15.2g(171ミリモル)を窒素
下に撹拌しながら20分間に亘つて滴々に添加し
た。穏やかな発熱反応のため、反応混合物の温度
はこの添加中に23℃から最高32℃まで上昇した。
室温まで冷却した後、反応をnmrで確かめた。粗
生成物16.4g(98%)は全体的に表題のシランに
対応するnmrスペクトルを与えた。繰返し実験か
らの粗生物をこれに加え、併せた反応混合物を真
空蒸留した。併せた物質32.4gのうち22.6g(68
%)を97〜98℃/0.6mmの沸点で集めた。粘稠な
液体6.0g及び固体物質3.4gの釜残渣をglpcで分
析した結果、生成物が更に1.2g存在した。生成
物は次のデータによつて同定できた: 沸点 97−980/0.6mm I.R. 2240cm-1、Si−H 分析 計算値 C、49.11;H、10.65 実験値 C、49.47;H、10.44 NMR(CCl4、内部標準物質HClC=CCl2)
4.57、s、1.1H、Si−H、2.84、q、12.8H、−
CH2CH3、J=8Hz及び1.07ppm、t、17.1H、
−CH3、J=8Hz。 質量スペクトル−m/e(ピーク高%、同定)
205(82.3、M+O-ONEt2);136(100、
C3H10NO3Si)、134(66、C3H10N2O2Si)、132
(66、C3H10O3Si)、120(32、C3H10NO2Si) 実施例 2 トリス(ジメチルオキサマト)シランの製造 磁気撹拌器具、温度計、安定滴下斗及び窒素
導入管で終る還流凝縮器を備えた100mlの丸底、
三ツ口フラスコを窒素で清浄した。次いでフラス
コに、トリス(ジメチルアミノ)シラン8.4g
(2.1ミリモル)及びジメチルカルバミン酸ジメチ
ルアンモニウム100μを仕込んだ。次いでアセ
トンオキシム11.4g(156.2ミリモル)のエーテ
ル溶液60mlを撹拌しながら35分間に亘つて滴々に
添加した。添加から6分後に、温度は28℃まで上
昇し始め、残りの添加中その温度のままであつ
た。添加の完了から短時間後、出発物質が残つて
いても殆んどない場合、反応混合物をglpcで分析
した。エーテルを回転蒸発機によつて除去した。
粗成分物12.7g(98%)は金色の粘稠な液体であ
り、glpcで単一のピークを示した。粗物質のnmr
スペクトルは下記の蒸留物質のそれと同一であつ
た。 粗生成物を短い蒸留カラムを通して真空蒸留し
た。蒸留に続いていく分の分解が起こつた。表題
のシランとして次のデータから同定されるglpcで
純枠な物質7.8g(62%)を集めた後に蒸留を停
止した。この蒸留釜は蒸留されなかつた物質を
2.4g得た。 沸点 101−102゜/0.25mm NMR 4.87、s、0.7H SiH及び1.87ppm、s、
18.3H、Ch3 IR 2220cm-1、SiH及び1640cm-1、−C=N− 分析 計算値 C、44.06;H、8.04 実験値 C、43.88;H、8.04 質量スペクトル−m/e(ピーク高%、同定)
245(16、M+)、244(100、M+−1)、189(33、
M+−N=CMe2)、134(75、(HO)2SiON=
CMe2 +) 実施例 3〜9 第1表は本方法の更なる例を含む。更に第1表
は触媒を省略したとき未反応のトリス(ジメチル
アミノ)が検知された例も含む。この後者の観察
は珪素水素官能基の消失を暗示した。実施例3〜
9の反応は実施例1及び2に対して記述したもの
と全く同様の方法で行なつた。
立に炭素数1〜6の脂肪族、未置換の飽和又は不
飽和炭化水素基である。 本方法で使用しうる適当なオキシムは次のもの
を含むが、これに限定されはしない: CH3CH=HOH、(CH3)2C=NOH、(C2H5)2C
=NOH、(CH3)(C2H5)C=NOH、(n−
C3H7)CH=NOH、(i−C3H7)2C=NOH、(n
−C4H9)2C=NOH、(t−C4H9)CH=NOH、
(t−C4H9)(CH3)C=NOH、(シクロ−
C6H11)CH=NOH、(シクロ−C5H9)2C=
NOH、など。 本発明の方法において一般に有用であると思わ
れるヒドロキシルアミンは、一般式 R〓R〓NOH () 〔式中、R〓及びR〓は独立に上述と同一の意味を
有する〕 によつて表わされる。本発明で使用しうる適当な
ヒドロキシルアミンは次のものを含むが、これに
限定されはしない: CH3NHOH、(CH3)2NOH、(C2H5)NHOH、
(CH3)(C2H5)NOH、(n−C3H7)NHOH、
(i−C3H7)2NOH、(n−C4H9)2NOH、(t−
C4H9)NHOH、(t−C4H9)(CH3)NOH、(シ
クロ−C6H11)NHOH、(シクロ−C5H9)2NOH、
など。 本方法は触媒法であり、触媒は二酸化炭素、カ
ルボノキシスルフイド、二硫化炭素又はこれらの
アミン錯体である。上記方法に有効であるアミン
錯体の例は次のようなカルバミン酸アンモニウム
類を含むが、これに限定されるものではない: ジメチルカルバミン酸ジメチルアンモニウム、
ジエチルカルバミン酸ジエチルアンモニウム、ジ
プロピルカルバミン酸ジプロピルアンモニウム、
ジブチルカルバミン酸ジブチルアンモニウム、カ
ルバミン酸アンモニウム、メチルカルバミン酸メ
チルアンモニウム、ジフエニルカルバミン酸ジフ
エニルアンモニウム、フエニルカルバミン酸フエ
ニルアンモニウム、ベンジルカルバミン酸ベンジ
ルアンモニウム、ジベンジルカルバミン酸ジベン
ジルアンモニウム、ジエチルカルバミン酸ジメチ
ルアンモニウム、ジメチルカルバミン酸ジエチル
アンモニウム、エチルカルバミン酸メチルアンモ
ニウム、ジメチルカルバミン酸ジフエニルアンモ
ニウム、ジフエニルカルバミン酸ジメチルアンモ
ニウム、ジベンジルカルバミン酸ジエチルアンモ
ニウム、ジエチルカルバミン酸ジベンジルアンモ
ニウム、ジメチルカルバミン酸フエニルアンモニ
ウム、ジフエニルカルバミン酸メチルアンモニウ
ム、など。 更に次の種類の触媒も同様の又はいくらか少な
い利点を有して使用しうる。強プロトン酸例えば
ハロゲン化水素酸例えば塩酸、臭化水素酸及びヨ
ウ化水素酸;硫酸類例えば硫酸及びp−トルエン
スルホン酸;及びその他、例えばハロ酢酸例えば
トリフルオル酢酸。ルイス酸例えば三塩化アルミ
ニウム及び塩化第二鉄は上述の触媒よりも利点は
少ないが、本方法の触媒として使用することがで
きる。更にある種のカルボン酸例えば酢酸及びそ
の置換誘導体及びそれに由来する塩例えば酢酸ア
ンモニウムも本方法の触媒として使用できる。 本方法で使用される触媒の濃度はエステル化す
べき珪素−窒素結合の約0.01〜10モル%であるべ
きである。本発明の目的に対して触媒濃度を約
0.1〜3モル%に維持することは好適である。こ
れより多い又は少ない量も可能であるけれど、多
くても、即ち費用をかけても特別な利点は見られ
ず、また低い温度では保持すべき珪素−水素結合
のいくらかが失なわれることがある。 反応条件は、触媒反応が溶媒を用いて又は用い
ずに行ないうるような条件である。多くの場合、
溶媒を用いても特別な利点はない。しかしなが
ら、ある理由から、たとえば溶解性又は温度制御
の点で溶媒が望ましい場合には、溶媒を使用する
ことができる。溶媒を用いる場合、それはアルコ
ールやアミンに見られるような活性水素を含むべ
きでない。適当な溶媒は炭化水素又はエーテル例
えばヘキサン、トルエン、ジエチルエーテル、テ
トラヒドロフランなどが例である。 更に、温度は普通0〜60℃に維持されるが、本
方法は−50〜150℃、また特別な環境では多分そ
れよりも高い温度で行なうことができた。しかし
本方法の簡便さの理由から、高温成条件で行なう
ことに特別な利点はない。 オキシム又はヒドロキシルアミンの珪素−窒素
結合に対する化学量論比は、シリル水素結合の実
質的な損失を避けるために実質的に1を越えるべ
きでない。未反応の珪素−窒素基の量を最小に保
つためには化学量論量より僅かに過剰な量も望ま
しい。混合アミノアルコキシシランを製造し、分
離することを望む場合には、オキシム又はヒドロ
キシルアミンのシリル−アミン結合に対する化学
量論比は一般に1より小さい。 試薬の添加順序は上述の方法に対して重要であ
る。試薬は珪素窒素結合に関して過剰量のオキシ
ム又はヒドロキシルアミンを避けるような具合に
添加すべきである。それ故にアミノシランをオキ
シム又はヒドロキシルアミンに添加することは得
策でない。一般にオキシム又はヒドロキシルアミ
ンの添加前に触媒をシリルアミン又はその溶液に
添加する。この場合触媒は全部が又は一部がオキ
シム又はヒドロキシルアミン或いはその溶液中に
存在しうる。 本発明の正確な範囲は特許請求の範囲に記述し
た通りであり、次の実施例は本発明のある観点を
例示する、更に特にそのような観点を評価する一
方法を示すものである。従つて実施例は例示する
だけのものであり、特許請求の範囲に示した本発
明の範囲を制限するものとは見なされない。実施
例中、すべての部及びパーセントは断らない限り
重量によるものとする。 実施例 以下の実施例では次の略号を使用する: TRIS:トリス(ジメチルアミノ)シラン DI−CARB:ジメチルカルバミン酸ジメチルア
ンモニウム 実施例 1 トリス(ジエチルアミノキシ)シランの製造 磁気撹拌器、温度計、定圧滴下斗及び窒素導
入管で終る還流凝縮器を備えた50mlの丸底、三ツ
口フラスコを窒素で清浄した。次いでこのフラス
コに、トリス(ジメチルアミノ)シラン9.2g
(57ミリモル)及びジメチルカルバミン酸ジメチ
ルアンモニウム400μを添加した。ジエチルヒ
ドロキシルアミン15.2g(171ミリモル)を窒素
下に撹拌しながら20分間に亘つて滴々に添加し
た。穏やかな発熱反応のため、反応混合物の温度
はこの添加中に23℃から最高32℃まで上昇した。
室温まで冷却した後、反応をnmrで確かめた。粗
生成物16.4g(98%)は全体的に表題のシランに
対応するnmrスペクトルを与えた。繰返し実験か
らの粗生物をこれに加え、併せた反応混合物を真
空蒸留した。併せた物質32.4gのうち22.6g(68
%)を97〜98℃/0.6mmの沸点で集めた。粘稠な
液体6.0g及び固体物質3.4gの釜残渣をglpcで分
析した結果、生成物が更に1.2g存在した。生成
物は次のデータによつて同定できた: 沸点 97−980/0.6mm I.R. 2240cm-1、Si−H 分析 計算値 C、49.11;H、10.65 実験値 C、49.47;H、10.44 NMR(CCl4、内部標準物質HClC=CCl2)
4.57、s、1.1H、Si−H、2.84、q、12.8H、−
CH2CH3、J=8Hz及び1.07ppm、t、17.1H、
−CH3、J=8Hz。 質量スペクトル−m/e(ピーク高%、同定)
205(82.3、M+O-ONEt2);136(100、
C3H10NO3Si)、134(66、C3H10N2O2Si)、132
(66、C3H10O3Si)、120(32、C3H10NO2Si) 実施例 2 トリス(ジメチルオキサマト)シランの製造 磁気撹拌器具、温度計、安定滴下斗及び窒素
導入管で終る還流凝縮器を備えた100mlの丸底、
三ツ口フラスコを窒素で清浄した。次いでフラス
コに、トリス(ジメチルアミノ)シラン8.4g
(2.1ミリモル)及びジメチルカルバミン酸ジメチ
ルアンモニウム100μを仕込んだ。次いでアセ
トンオキシム11.4g(156.2ミリモル)のエーテ
ル溶液60mlを撹拌しながら35分間に亘つて滴々に
添加した。添加から6分後に、温度は28℃まで上
昇し始め、残りの添加中その温度のままであつ
た。添加の完了から短時間後、出発物質が残つて
いても殆んどない場合、反応混合物をglpcで分析
した。エーテルを回転蒸発機によつて除去した。
粗成分物12.7g(98%)は金色の粘稠な液体であ
り、glpcで単一のピークを示した。粗物質のnmr
スペクトルは下記の蒸留物質のそれと同一であつ
た。 粗生成物を短い蒸留カラムを通して真空蒸留し
た。蒸留に続いていく分の分解が起こつた。表題
のシランとして次のデータから同定されるglpcで
純枠な物質7.8g(62%)を集めた後に蒸留を停
止した。この蒸留釜は蒸留されなかつた物質を
2.4g得た。 沸点 101−102゜/0.25mm NMR 4.87、s、0.7H SiH及び1.87ppm、s、
18.3H、Ch3 IR 2220cm-1、SiH及び1640cm-1、−C=N− 分析 計算値 C、44.06;H、8.04 実験値 C、43.88;H、8.04 質量スペクトル−m/e(ピーク高%、同定)
245(16、M+)、244(100、M+−1)、189(33、
M+−N=CMe2)、134(75、(HO)2SiON=
CMe2 +) 実施例 3〜9 第1表は本方法の更なる例を含む。更に第1表
は触媒を省略したとき未反応のトリス(ジメチル
アミノ)が検知された例も含む。この後者の観察
は珪素水素官能基の消失を暗示した。実施例3〜
9の反応は実施例1及び2に対して記述したもの
と全く同様の方法で行なつた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 HSi(NRR1)x(R2)3-x [式中、R、R1及びR2は独立に炭素数1〜8の
脂肪族の置換又は未置換、飽和又は不飽和炭化水
素基であり、R2はアルコキシであつてもよく、
xは1〜3の値を有する] のシランを、二酸化炭素、カルボノキシスルフイ
ド、二硫化炭素、カルバミン酸アンモニウム類、
強プロトン酸、硫酸類、ルイス酸、酢酸及び酢酸
アンモニウムから選ばれる触媒の存在下に一般式 (1) R3R4C=NOH (2) 【式】 (3) R3R4NOH [式中、R3及びR4は独立に炭素数1〜12の脂肪
族の飽和又は不飽和、置換又は未置換炭化水素基
である] のオキシム又はヒドロキシルアミンと−50℃〜−
150℃の温度で反応させ、但し珪素−窒素結合1
モル当りに約1当量のオキシム又はヒドロキシル
アミンが存在し、また触媒の濃度が珪素−窒素結
合の0.01〜10モル%に等しいことを特徴とするオ
キシマトヒドリドシラン及びアミノキシヒドリド
シランの製造法。 2 シランのR、R1及びR2、またオキシム又は
ヒドロキシルアミンのR3およびR4は独立に炭素
数1〜6の脂肪族の未置換飽和又は不飽和炭化水
素基である特許請求の範囲第1項記載の方法。 3 シランのxが3である特許請求の範囲第1項
記載の方法。 4 反応温度が0〜60℃である特許請求の範囲第
1項記載の方法。 5 触媒濃度が珪素−窒素結合の0.1〜3モル%
である特許請求の範囲第1項記載の方法。 6 シランのR、R1及びR2が各々メチル基であ
る特許請求の範囲第1項記載の方法。 7 シランがトリス−ジメチルアミノシランであ
り、温度が0〜60℃であり、触媒がジメチルアン
モニウムジメチルカーバメートであり及び触媒濃
度が0.1〜3モル%である特許請求の範囲第1項
記載の方法。 8 触媒が二酸化炭素である特許請求の範囲第1
項記載の方法。 9 触媒が酢酸である特許請求の範囲第1項記載
の方法。
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