JPS6330053Y2 - - Google Patents
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- JPS6330053Y2 JPS6330053Y2 JP16414883U JP16414883U JPS6330053Y2 JP S6330053 Y2 JPS6330053 Y2 JP S6330053Y2 JP 16414883 U JP16414883 U JP 16414883U JP 16414883 U JP16414883 U JP 16414883U JP S6330053 Y2 JPS6330053 Y2 JP S6330053Y2
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- Japan
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- capacitor
- diode
- transformer
- circuit
- voltage
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- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 63
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 26
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 2
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical compound [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010703 silicon Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(技術分野)
本考案はガス器具等の点火装置に関する。
(従来技術)
従来、この種の点火装置としては、たとえば第
1図に示すように、交流電源(図示せず。)が接
続される交流入力端子1,2間に、電流制限抵抗
R0、ダイオードD0、コンデンサC0、および2次
巻線3側に放電々極4a,4bが接続された昇圧
トランス5の1次巻線6が直列に接続され、上記
コンデンサC0とダイオードD0との接続点7と交
流入力端子2との間に、規定以上の電圧が印加さ
れるとオンするPNPNダイオード(シヨツクレ
ーダイオード)D01が接続される一方、上記電流
制限抵抗R0とダイオードD0との接続点8と交流
入力端子2との間にダイオードD02が接続された
ものが一般に知られている。上記コンデンサC0
は交流入力端子1,2から入力する交流の半周期
で充電され、コンデンサC0に蓄積された電荷は
放電々流として、PNPNダイオードD01のオンに
より、昇圧トランス5の1次巻線6に供給され
る。また、上記コンデンサC0と昇圧トランス5
の1次巻線6とはLC共振回路を構成しており、
上記コンデンサC0からPNPNダイオードD01を通
して上記1次巻線6に与えられたエネルギーの一
部は、ダイオードD02およびD0を通して、再びコ
ンデンサC0に与えられ、以下、上記コンデンサ
C0と1次巻線6との間でエネルギーの授受が行
われる。この過程で昇圧トランス5の2次巻線3
に高電圧が誘起されて放電々極4a,4b間で放
電が発生し、この放電々極4a,4b間にガスが
供給されると、このガスは着火する。
1図に示すように、交流電源(図示せず。)が接
続される交流入力端子1,2間に、電流制限抵抗
R0、ダイオードD0、コンデンサC0、および2次
巻線3側に放電々極4a,4bが接続された昇圧
トランス5の1次巻線6が直列に接続され、上記
コンデンサC0とダイオードD0との接続点7と交
流入力端子2との間に、規定以上の電圧が印加さ
れるとオンするPNPNダイオード(シヨツクレ
ーダイオード)D01が接続される一方、上記電流
制限抵抗R0とダイオードD0との接続点8と交流
入力端子2との間にダイオードD02が接続された
ものが一般に知られている。上記コンデンサC0
は交流入力端子1,2から入力する交流の半周期
で充電され、コンデンサC0に蓄積された電荷は
放電々流として、PNPNダイオードD01のオンに
より、昇圧トランス5の1次巻線6に供給され
る。また、上記コンデンサC0と昇圧トランス5
の1次巻線6とはLC共振回路を構成しており、
上記コンデンサC0からPNPNダイオードD01を通
して上記1次巻線6に与えられたエネルギーの一
部は、ダイオードD02およびD0を通して、再びコ
ンデンサC0に与えられ、以下、上記コンデンサ
C0と1次巻線6との間でエネルギーの授受が行
われる。この過程で昇圧トランス5の2次巻線3
に高電圧が誘起されて放電々極4a,4b間で放
電が発生し、この放電々極4a,4b間にガスが
供給されると、このガスは着火する。
ところで、上記の如き点火装置では、昇圧トラ
ンス5の2次巻線3に供給される放電エネルギー
は、コンデンサC0の両極間の電圧をVとすると、
C0V2/2であり、VはPNPNダイオードD01のブ
レークオーバ電圧によつて定まる一定の値を有し
ている。このため、上記放電エネルギーを大きく
して点火性能を向上させるには、コンデンサC0
の静電容量C0を大きくすればよいが、この静電
容量C0を大きくすると、上記コンデンサC0の充
電時間が長くなり、電源が印加されてから
PNPNダイオードD01がオンするまでの時間が長
くなる欠点があつた。
ンス5の2次巻線3に供給される放電エネルギー
は、コンデンサC0の両極間の電圧をVとすると、
C0V2/2であり、VはPNPNダイオードD01のブ
レークオーバ電圧によつて定まる一定の値を有し
ている。このため、上記放電エネルギーを大きく
して点火性能を向上させるには、コンデンサC0
の静電容量C0を大きくすればよいが、この静電
容量C0を大きくすると、上記コンデンサC0の充
電時間が長くなり、電源が印加されてから
PNPNダイオードD01がオンするまでの時間が長
くなる欠点があつた。
(考案の目的)
本考案は従来の点火装置における上記欠点を解
消すべくなされたものであつて、その目的は、交
流電源の電圧値よりも高い直流電圧が取り出され
る2つのコンデンサとダイオードとからなるコン
デンサ回路に蓄積されたエネルギーをスイツチン
グ素子を通して昇圧トランスに供給することによ
り、昇圧トランスに供給されるエネルギーを大き
くし、放電エネルギーが大きく点火時間遅れの小
さい点火装置を得ることである。
消すべくなされたものであつて、その目的は、交
流電源の電圧値よりも高い直流電圧が取り出され
る2つのコンデンサとダイオードとからなるコン
デンサ回路に蓄積されたエネルギーをスイツチン
グ素子を通して昇圧トランスに供給することによ
り、昇圧トランスに供給されるエネルギーを大き
くし、放電エネルギーが大きく点火時間遅れの小
さい点火装置を得ることである。
(実施例)
以下、添付図面を参照して本考案の実施例を説
明する。
明する。
第2図において、11はコンデンサ回路であつ
て、このコンデンサ回路11は2つのコンデンサ
C1,C2およびダイオードD3からなつている。上
記コンデンサC1の一端はダイオードD3のアノー
ドに接続され、このダイオードD3のカソードは
ダイオードD1のカソードに、また、コンデンサ
C1の他端は2次巻線13側に放電々極13a,
13bが接続された昇圧トランス14の1次巻線
15の一端に夫々接続され、この1次巻線15の
他端はダイオードD2のアノードに接続されてい
る。上記ダイオードD3のカソードとコンデンサ
C1の他端との間にはいま一つのコンデンサC2が
接続されている。
て、このコンデンサ回路11は2つのコンデンサ
C1,C2およびダイオードD3からなつている。上
記コンデンサC1の一端はダイオードD3のアノー
ドに接続され、このダイオードD3のカソードは
ダイオードD1のカソードに、また、コンデンサ
C1の他端は2次巻線13側に放電々極13a,
13bが接続された昇圧トランス14の1次巻線
15の一端に夫々接続され、この1次巻線15の
他端はダイオードD2のアノードに接続されてい
る。上記ダイオードD3のカソードとコンデンサ
C1の他端との間にはいま一つのコンデンサC2が
接続されている。
上記ダイオードD1のカソードはまたPNPNダ
イオードD4のアノードに接続され、上記ダイー
ドD2のアノードはPNPNダイオードD4のカソー
ドに接続されており、上記PNPNダイオードD4
はコンデン回路11および昇圧トランス14の1
次巻線15とともに閉回路状に接続された火花放
電発生回路20を構成している。
イオードD4のアノードに接続され、上記ダイー
ドD2のアノードはPNPNダイオードD4のカソー
ドに接続されており、上記PNPNダイオードD4
はコンデン回路11および昇圧トランス14の1
次巻線15とともに閉回路状に接続された火花放
電発生回路20を構成している。
上記ダイオードD1のアノードとダイオードD2
のカソードとは接続点16にて互いに接続され、
この接続点16と交流入力端子17との間には電
流制限抵抗R1が接続されている。また、コンデ
ンサ回路11のコンデンサC1とダイオードD3の
アノードとの接続点12といま一つの交流入力端
子18との間には電流制限抵抗R2が接続されて
いる。
のカソードとは接続点16にて互いに接続され、
この接続点16と交流入力端子17との間には電
流制限抵抗R1が接続されている。また、コンデ
ンサ回路11のコンデンサC1とダイオードD3の
アノードとの接続点12といま一つの交流入力端
子18との間には電流制限抵抗R2が接続されて
いる。
上記の如き構成を有する点火装置において、交
流入力端子17,18間に印加される第3図に波
形を示す交流の半周期で、交流入力端子17か
ら、電流制限抵抗R1、ダイオードD1、コンデン
サC2およびコンデンサC1を通つて電流i1が交流入
力端子18へ流れる。また、第3図に示す上記交
流の残りの半周期で、直流入力端子18から、電
流制限抵抗R2、昇圧トランス14の1次巻線1
5、ダイオードD2および電流制限抵抗R1を通し
て交流入力端子17へ流れる電流i2は、コンデン
サ回路11において、ダイオードD3および第2
コンデンサC2に流れる電流i2′と、第1コンデン
サC1に流れる電流i2″とに分岐して流れる。この
ように、交流の半周期において流れる電流i1およ
び残りの半周期において流れる電流i2が、複数周
期にわたつて繰返し流れる結果、第1コンデンサ
C1および第2コンデンサC2は、それぞれ最終的
に図示のようにダイオードD1のカソード側の電
極が正(プラス)、1次巻線15側の電極が負
(マイナス)となるように充電される。
流入力端子17,18間に印加される第3図に波
形を示す交流の半周期で、交流入力端子17か
ら、電流制限抵抗R1、ダイオードD1、コンデン
サC2およびコンデンサC1を通つて電流i1が交流入
力端子18へ流れる。また、第3図に示す上記交
流の残りの半周期で、直流入力端子18から、電
流制限抵抗R2、昇圧トランス14の1次巻線1
5、ダイオードD2および電流制限抵抗R1を通し
て交流入力端子17へ流れる電流i2は、コンデン
サ回路11において、ダイオードD3および第2
コンデンサC2に流れる電流i2′と、第1コンデン
サC1に流れる電流i2″とに分岐して流れる。この
ように、交流の半周期において流れる電流i1およ
び残りの半周期において流れる電流i2が、複数周
期にわたつて繰返し流れる結果、第1コンデンサ
C1および第2コンデンサC2は、それぞれ最終的
に図示のようにダイオードD1のカソード側の電
極が正(プラス)、1次巻線15側の電極が負
(マイナス)となるように充電される。
第4図に、ダイオードD3、第1コンデンサC1
および第2コンデンサC2のそれぞれの両極間の
電圧V1,V2およびV3の変化をそれぞれ曲線V1,
V2およびV3で示す。ここで、第2コンデンサC2
の両極間の電圧V3は、上記電圧V1とV2との和に
等しい値となつている。
および第2コンデンサC2のそれぞれの両極間の
電圧V1,V2およびV3の変化をそれぞれ曲線V1,
V2およびV3で示す。ここで、第2コンデンサC2
の両極間の電圧V3は、上記電圧V1とV2との和に
等しい値となつている。
つまり、コンデンサ回路11の充電電圧はV3
で、この電圧V3がPNPNダイオードD4のブレー
クオーバ電圧を越えると、コンデンサ回路11の
コンデンサC2に充電されていた電荷は、放電々
流として、PNPNダイオードD4、昇圧トランス
14の1次巻線15と流れ、上記コンデンサC2
に蓄積されていたエネルギーが上記1次巻線15
に与えられる。コンデンサC1に充電されていた
電荷も同時に放電され、そこに蓄積されていたエ
ネルギーが同様に1次巻線15に与えられる。ま
た、上記1次巻線15に与えられたエネルギー
は、ダイオードD2,D1を通して、再び、上記コ
ンデンサC2に与えられ、以下、第1図の点火装
置と同様に、上記1次巻線15とコンデンサC2
との間でエネルギーの授受が行なわれる。この過
程で昇圧トランス14の2次巻線13に高電圧が
誘起されて、放電々極13a,13b間で放電が
発生し、これら放電々極13a,13b間に供給
されたガスが点火される。
で、この電圧V3がPNPNダイオードD4のブレー
クオーバ電圧を越えると、コンデンサ回路11の
コンデンサC2に充電されていた電荷は、放電々
流として、PNPNダイオードD4、昇圧トランス
14の1次巻線15と流れ、上記コンデンサC2
に蓄積されていたエネルギーが上記1次巻線15
に与えられる。コンデンサC1に充電されていた
電荷も同時に放電され、そこに蓄積されていたエ
ネルギーが同様に1次巻線15に与えられる。ま
た、上記1次巻線15に与えられたエネルギー
は、ダイオードD2,D1を通して、再び、上記コ
ンデンサC2に与えられ、以下、第1図の点火装
置と同様に、上記1次巻線15とコンデンサC2
との間でエネルギーの授受が行なわれる。この過
程で昇圧トランス14の2次巻線13に高電圧が
誘起されて、放電々極13a,13b間で放電が
発生し、これら放電々極13a,13b間に供給
されたガスが点火される。
この場合、コンデンサ回路11から上記1次巻
線15に印加される電圧V3は、上述のように、
V3=(V1+V2)であるが、この電圧V1,V2は交
流入力端子17,18間に印加される交流電圧に
ほぼ等しく、V3=2Vとなる。従つて、PNPNダ
イオードD4としては、ブレークオーバ電圧が第
1図の点火装置のPNPNダイオードD01のブレー
クオーバ電圧の、たとえば2倍のものを使用する
ことができる。
線15に印加される電圧V3は、上述のように、
V3=(V1+V2)であるが、この電圧V1,V2は交
流入力端子17,18間に印加される交流電圧に
ほぼ等しく、V3=2Vとなる。従つて、PNPNダ
イオードD4としては、ブレークオーバ電圧が第
1図の点火装置のPNPNダイオードD01のブレー
クオーバ電圧の、たとえば2倍のものを使用する
ことができる。
この場合、上記コンデンサC2の静電容量C2を
第1図の点火装置のコンデンサC0の静電容量C0
等しくすると、上記コンデンサC2に印加される
電圧は(2V)であるから、昇圧トランス14の
1次巻線15に与えられるエネルギーは、第1図
の昇圧トランス5の1次巻線6に与えられるエネ
ルギーの4倍となり、点火装置の放電性能を向上
させることができる。
第1図の点火装置のコンデンサC0の静電容量C0
等しくすると、上記コンデンサC2に印加される
電圧は(2V)であるから、昇圧トランス14の
1次巻線15に与えられるエネルギーは、第1図
の昇圧トランス5の1次巻線6に与えられるエネ
ルギーの4倍となり、点火装置の放電性能を向上
させることができる。
次に、本考案の他の4つの実施例を第5図、第
6図、第7図および第8図に示す。
6図、第7図および第8図に示す。
第5図に示す実施例は、第2図の点火装置にお
いて、PNPNダイオードD4に代えて、SCR(シリ
コン制御整流素子)21を使用したもので、この
SCR21のゲートとダイオードD1のカソードと
の間には電流制限用抵抗R3が接続され、また、
SCR21のゲートとダイオードD2のアノードと
の間には動作安定化抵抗R4が接続されている。
いて、PNPNダイオードD4に代えて、SCR(シリ
コン制御整流素子)21を使用したもので、この
SCR21のゲートとダイオードD1のカソードと
の間には電流制限用抵抗R3が接続され、また、
SCR21のゲートとダイオードD2のアノードと
の間には動作安定化抵抗R4が接続されている。
上記電流制限用抵抗R3および動作安定化抵抗
R4の抵抗値は、第2図の点火装置のPNPNダイ
オードD4のブレークオーバ電圧と等しい電圧が
SCR21のアノードとカソードとの間に印加さ
れたときに、このSCR21がターンオンするよ
うに設定されている。
R4の抵抗値は、第2図の点火装置のPNPNダイ
オードD4のブレークオーバ電圧と等しい電圧が
SCR21のアノードとカソードとの間に印加さ
れたときに、このSCR21がターンオンするよ
うに設定されている。
第5図の点火装置においても、第2図の点火装
置と全く同様の効果を得ることができる。
置と全く同様の効果を得ることができる。
なお、上記電流制限用抵抗R3は、第6図に示
すように、SCR21のゲートとダイオードD1の
アノードとの間に接続してもよい。このようにす
れば、交流入力端子17,18間に印加される交
流の1周期に1回、SCR21がターンオンされ、
上記交流の周波数が50Hzの場合は50回、60H々の
場合は60回、点火動作を行うことができる。
すように、SCR21のゲートとダイオードD1の
アノードとの間に接続してもよい。このようにす
れば、交流入力端子17,18間に印加される交
流の1周期に1回、SCR21がターンオンされ、
上記交流の周波数が50Hzの場合は50回、60H々の
場合は60回、点火動作を行うことができる。
次に、第7図に示す実施例は、第2図の点火装
置において、昇圧トランス14の1次巻線15を
PNPNダイオードD4のアノードとダイオードD1
のカソードとの間に接続したものであつて、上記
PNPNダイオードD4のアノードおよびカソード
には夫々ダイオードD5のカソードおよびアノー
ドが接続されている。上記ダイオードD5はコン
デンサ回路11から昇圧トランス14の1次巻線
15に与えられたエネルギーを、再び、上記コン
デンサ回路11にもどすためのものである。
置において、昇圧トランス14の1次巻線15を
PNPNダイオードD4のアノードとダイオードD1
のカソードとの間に接続したものであつて、上記
PNPNダイオードD4のアノードおよびカソード
には夫々ダイオードD5のカソードおよびアノー
ドが接続されている。上記ダイオードD5はコン
デンサ回路11から昇圧トランス14の1次巻線
15に与えられたエネルギーを、再び、上記コン
デンサ回路11にもどすためのものである。
第7図の点火装置においても、PNPNダイオ
ードD4は、第8図に示すように、SCR21に置
換することができる。この場合、電流制限用抵抗
R3は、SCR21のゲートとダイオードD1のカソ
ードとの間、または、点線で示すように、SCR
21のゲートとダイオードD1のアノードとの間
に接続することができる。
ードD4は、第8図に示すように、SCR21に置
換することができる。この場合、電流制限用抵抗
R3は、SCR21のゲートとダイオードD1のカソ
ードとの間、または、点線で示すように、SCR
21のゲートとダイオードD1のアノードとの間
に接続することができる。
なお、以上の第2図、第5図、第6図、第7図
および第8図の実施例において、コンデンサ回路
11のダイオードD3の接続位置にコンデンサC1
を接続し、コンデンサC1の接続位置にダイオー
ドD3を接続するようにしてもよい。
および第8図の実施例において、コンデンサ回路
11のダイオードD3の接続位置にコンデンサC1
を接続し、コンデンサC1の接続位置にダイオー
ドD3を接続するようにしてもよい。
また、いずれの実施例においても、電流制限抵
抗R1,R2は必ずしも不可欠のものではない。
抗R1,R2は必ずしも不可欠のものではない。
(考案の効果)
以上、詳述したことからも明らかなように、本
考案は、2つのコンデンサとダイオードとからな
る交流電源よりも高い充電電圧を有するコンデン
サ回路に蓄えられたエネルギーをスイツチング素
子のオンにより昇圧トランスに与えるようにした
から、昇圧トランスに与えられるエネルギーは従
来の点火装置よりも大きなものとすることがで
き、点火装置の着火性能を大巾に向上させること
ができる。
考案は、2つのコンデンサとダイオードとからな
る交流電源よりも高い充電電圧を有するコンデン
サ回路に蓄えられたエネルギーをスイツチング素
子のオンにより昇圧トランスに与えるようにした
から、昇圧トランスに与えられるエネルギーは従
来の点火装置よりも大きなものとすることがで
き、点火装置の着火性能を大巾に向上させること
ができる。
また、コンデンサ回路に蓄えられるエネルギー
が大きくなることから、コンデンサの静電容量を
小さくすることもでき、こうした場合は充電時定
数が小さくなり電源オンからスイツチング素子が
オンするまでの時間を短く、しかもスイツチング
素子のスイツチング回数を多くすることができ、
電源オンから殆んど時間遅れなく、確実に点火が
行える。
が大きくなることから、コンデンサの静電容量を
小さくすることもでき、こうした場合は充電時定
数が小さくなり電源オンからスイツチング素子が
オンするまでの時間を短く、しかもスイツチング
素子のスイツチング回数を多くすることができ、
電源オンから殆んど時間遅れなく、確実に点火が
行える。
さらには、コンデンサC2の存在により、コン
デンサC1の静電容量を小さくしても点火装置の
性能はほとんど低下しないので、コスト的に有利
なものとすることもできる。
デンサC1の静電容量を小さくしても点火装置の
性能はほとんど低下しないので、コスト的に有利
なものとすることもできる。
第1図は従来の点火装置の回路図、第2図は本
考案に係る点火装置の一実施例の回路図、第3図
は交流電源の電圧波形図、第4図は第2図の点火
装置のコンデンサ回路を構成するコンデンサおよ
びダイオードの電圧波形図、第5図、第6図、第
7図および第8図は夫々本考案に係る点火装置の
他の実施例の回路図である。 D1,D2,D3……ダイオード、C1,C2……コン
デンサ、D4……PNPNダイオード、11……コ
ンデンサ回路、13a,13b……放電々極、1
4……昇圧トランス、20……火花放電発生回
路、21……SCR。
考案に係る点火装置の一実施例の回路図、第3図
は交流電源の電圧波形図、第4図は第2図の点火
装置のコンデンサ回路を構成するコンデンサおよ
びダイオードの電圧波形図、第5図、第6図、第
7図および第8図は夫々本考案に係る点火装置の
他の実施例の回路図である。 D1,D2,D3……ダイオード、C1,C2……コン
デンサ、D4……PNPNダイオード、11……コ
ンデンサ回路、13a,13b……放電々極、1
4……昇圧トランス、20……火花放電発生回
路、21……SCR。
Claims (1)
- ダイオードにより整流された電流により充電さ
れるコンデンサ回路と、2次巻線側に放電々極が
接続された昇圧トランスの1次巻線と、規定の電
圧を越える電圧が印加されるとオンするスイツチ
ング素子とが閉回路状に接続されてなる火花放電
発生回路を備え、上記スイツチング素子のオンで
コンデンサ回路に蓄えられていたエネルギーが昇
圧トランスに与えられるようにした点火装置にお
いて、上記コンデンサ回路はダイオードで整流さ
れた電流により充電されるコンデンサと、一端が
このコンデンサの一端に接続されたダイオード
と、このダイオードの他端と上記コンデンサの他
端との間に接続されたいま一つのコンデンサとか
らなることを特徴とする点火装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16414883U JPS6071863U (ja) | 1983-10-24 | 1983-10-24 | 点火装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16414883U JPS6071863U (ja) | 1983-10-24 | 1983-10-24 | 点火装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6071863U JPS6071863U (ja) | 1985-05-21 |
JPS6330053Y2 true JPS6330053Y2 (ja) | 1988-08-11 |
Family
ID=30359960
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16414883U Granted JPS6071863U (ja) | 1983-10-24 | 1983-10-24 | 点火装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6071863U (ja) |
-
1983
- 1983-10-24 JP JP16414883U patent/JPS6071863U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6071863U (ja) | 1985-05-21 |
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