JPS63260980A - 高配向性ニ−ドルコ−クスの製造方法 - Google Patents
高配向性ニ−ドルコ−クスの製造方法Info
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- JPS63260980A JPS63260980A JP9672887A JP9672887A JPS63260980A JP S63260980 A JPS63260980 A JP S63260980A JP 9672887 A JP9672887 A JP 9672887A JP 9672887 A JP9672887 A JP 9672887A JP S63260980 A JPS63260980 A JP S63260980A
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Landscapes
- Coke Industry (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、人造黒鉛電極の主原料であるニードルコーク
ス(針状コークス)に関し、さらに詳しくは、熱膨張係
数が極めて低く配向性のすぐれたニードルコークスを製
造する方法に関する。
ス(針状コークス)に関し、さらに詳しくは、熱膨張係
数が極めて低く配向性のすぐれたニードルコークスを製
造する方法に関する。
製鋼用電気炉の電極等に用いられる黒鉛電極は、一般に
、ニードルコークスを骨材として、ピッチ等のバインダ
ーで捏合し、成形した後、焼成(必要に応じて含浸を行
う)および黒鉛化して製造される。そして、このように
して得られる黒鉛電極の性状は、主として原料ニードル
コークスの性状に大きく依存する。
、ニードルコークスを骨材として、ピッチ等のバインダ
ーで捏合し、成形した後、焼成(必要に応じて含浸を行
う)および黒鉛化して製造される。そして、このように
して得られる黒鉛電極の性状は、主として原料ニードル
コークスの性状に大きく依存する。
近年、電極の使用条件の苛酷化に伴い、人造黒鉛電極用
コークズとしては、諸種の特性のうちでも特に熱膨張係
数(CTE)が低くしかも高密度のものが要求されるよ
うになって来ている。特にCTEは電極の特性として重
要であって、このCTEが大きいと電極使用時に電極中
に亀裂が発生し、破損の原因ともなるので、CTEはな
るべく小さいことが肝要である。
コークズとしては、諸種の特性のうちでも特に熱膨張係
数(CTE)が低くしかも高密度のものが要求されるよ
うになって来ている。特にCTEは電極の特性として重
要であって、このCTEが大きいと電極使用時に電極中
に亀裂が発生し、破損の原因ともなるので、CTEはな
るべく小さいことが肝要である。
このようなCTEの小さい高品位コークスを製造する方
法については、従来種々の研究や提案がなされている。
法については、従来種々の研究や提案がなされている。
従来提案されているこのような改良方法は、主として二
つに分類することができ、(イ)原料の精製、改質、混
合あるいはコークス化条件を選択することによって高品
質のグリーンコークスを製造しようとするもの、あるい
は(ロ)焼成時における焼成条件を調整することによっ
て、焼成コークスの品質を向上させる方法が知られてい
る。
つに分類することができ、(イ)原料の精製、改質、混
合あるいはコークス化条件を選択することによって高品
質のグリーンコークスを製造しようとするもの、あるい
は(ロ)焼成時における焼成条件を調整することによっ
て、焼成コークスの品質を向上させる方法が知られてい
る。
たとえば、上記(イ)に属する方法としては、石油系原
料を用いて、接触分解、熱分解で得られる分解残油ある
いは熱分解タールを主体としてこれに直留残さ油を適ユ
混合したものを原料にしてディレードコークス化法によ
ってグリーンコークスを製造する方法が知られている(
特公昭33−4334号、特公昭35−18176号、
特公昭48−144687号等)。
料を用いて、接触分解、熱分解で得られる分解残油ある
いは熱分解タールを主体としてこれに直留残さ油を適ユ
混合したものを原料にしてディレードコークス化法によ
ってグリーンコークスを製造する方法が知られている(
特公昭33−4334号、特公昭35−18176号、
特公昭48−144687号等)。
また、石炭系原料としては、コールタールから分離され
るコールタールピッチから各種溶媒を用いてキノリンネ
溶成分(QI)を分離除去し、ディレードコークス化法
によってグリーンコークスを得る方法(特公昭52−7
8201号、特公昭52−28501号)ならびにコー
ルタールピッチを水素化により改質し、良好な品質のグ
リーンコークスを得る方法などが知られている(たとえ
ば特公昭61−69888号、特公昭6〇−14969
0号)。
るコールタールピッチから各種溶媒を用いてキノリンネ
溶成分(QI)を分離除去し、ディレードコークス化法
によってグリーンコークスを得る方法(特公昭52−7
8201号、特公昭52−28501号)ならびにコー
ルタールピッチを水素化により改質し、良好な品質のグ
リーンコークスを得る方法などが知られている(たとえ
ば特公昭61−69888号、特公昭6〇−14969
0号)。
一方、上記(ロ)に属する方法としては、グリーンコー
クスを先ず通常のか焼温度より低い温度範囲でか焼し、
一旦冷却した後、再び通常のか焼温度範囲でか焼を行う
2段か塊法(特公昭53−35801号)、ならびにか
焼時に水素や水蒸気を導入する方法が知られている(特
公昭61−34093号、特公昭61−14111号)
。
クスを先ず通常のか焼温度より低い温度範囲でか焼し、
一旦冷却した後、再び通常のか焼温度範囲でか焼を行う
2段か塊法(特公昭53−35801号)、ならびにか
焼時に水素や水蒸気を導入する方法が知られている(特
公昭61−34093号、特公昭61−14111号)
。
しかしながら、上記の方法はいずれも、製品コークスの
性状の一層の向上化の点では必ずしも十分満足のいくも
のではなく、また製造工程や操作条件の設定ならびに制
御も比較的繁雑であるという問題がある。
性状の一層の向上化の点では必ずしも十分満足のいくも
のではなく、また製造工程や操作条件の設定ならびに制
御も比較的繁雑であるという問題がある。
本発明は上述した点に鑑みてなされたものであり、簡易
な手段によって熱膨張係数(CTE)が低くしかも配向
性にすぐれたニードルコークスを製造するための方法を
提供することを目的としている。
な手段によって熱膨張係数(CTE)が低くしかも配向
性にすぐれたニードルコークスを製造するための方法を
提供することを目的としている。
本発明者らは、ニードルコークスの光学的異方性組織と
CTEとの関係を定量的に解析した結果、コークスの配
向性が高いほどCTEが低下することを見出した。さら
に本発明者らは、重質油を加熱して重縮合反応を行わせ
ることによってコークス化が進行する段階において、メ
ソフェースが形成される反応系から揮発分およびガスが
発生し、しかもこの生成ガスの発生量および発生時期が
、得られるコークスの性状に強く影響を与えることを見
出した。
CTEとの関係を定量的に解析した結果、コークスの配
向性が高いほどCTEが低下することを見出した。さら
に本発明者らは、重質油を加熱して重縮合反応を行わせ
ることによってコークス化が進行する段階において、メ
ソフェースが形成される反応系から揮発分およびガスが
発生し、しかもこの生成ガスの発生量および発生時期が
、得られるコークスの性状に強く影響を与えることを見
出した。
本発明者らは上記得られた知見に基づいて、さらに反応
条件と得られるニードルコークスの特性との相関関係に
ついて研究を重ねた結果、熱処理時においてメソフェー
スが形成され反応系の粘度変化が特定の状態になった時
点(粘度が規定される)において反応系の環境圧力を特
定の速度範囲で低下させていくことによって、配向性の
著しくすぐれたニードルコークスを得ることができるこ
とを見出した。
条件と得られるニードルコークスの特性との相関関係に
ついて研究を重ねた結果、熱処理時においてメソフェー
スが形成され反応系の粘度変化が特定の状態になった時
点(粘度が規定される)において反応系の環境圧力を特
定の速度範囲で低下させていくことによって、配向性の
著しくすぐれたニードルコークスを得ることができるこ
とを見出した。
本発明に係る高配向性ニードルコークスの製造方法は上
記知見に基づいてなされたものであり、より詳しくは、
重質油を加熱して重縮合反応を行わせることによってニ
ードルコークスを製造する方法であって、前記重縮合反
応が進行する反応系の粘度が著しく増加し始める時点に
おいて反応系の環境圧力を一定速度で低下させることを
特徴としている。
記知見に基づいてなされたものであり、より詳しくは、
重質油を加熱して重縮合反応を行わせることによってニ
ードルコークスを製造する方法であって、前記重縮合反
応が進行する反応系の粘度が著しく増加し始める時点に
おいて反応系の環境圧力を一定速度で低下させることを
特徴としている。
以下、本発明をさらに詳細に説明する。
本発明で用いる原料としては、石油の常圧残油、減圧残
油、接触分解のデカントオイル、熱分解タールなどの石
油系重質油、石炭タール、オイルサンド浦などの炭化水
素重質油が用いられ得る。
油、接触分解のデカントオイル、熱分解タールなどの石
油系重質油、石炭タール、オイルサンド浦などの炭化水
素重質油が用いられ得る。
本発明の方法においては、上記重質油を加熱して重縮合
反応を行なわせる段階において、反応条件を制御する。
反応を行なわせる段階において、反応条件を制御する。
通常、上記重質油の加熱は、380〜550℃の温度範
囲において、圧力1〜50kg/cシGの条件で行われ
る。この重縮合反応の過程においては、まず、反応系中
にメソフェース小球体が生成し、さらに熱処理の進行と
ともにこれが合体・成長し、その後低粘度のバルクメソ
フェースが形成されて、最終的にグリーンコークスへと
変化してゆく。本発明においては、上記重縮合反応が進
行する反応系の粘度が上昇し始める時点において該反応
系の環境圧力を適当な速度で低下させることを特徴とし
ている。
囲において、圧力1〜50kg/cシGの条件で行われ
る。この重縮合反応の過程においては、まず、反応系中
にメソフェース小球体が生成し、さらに熱処理の進行と
ともにこれが合体・成長し、その後低粘度のバルクメソ
フェースが形成されて、最終的にグリーンコークスへと
変化してゆく。本発明においては、上記重縮合反応が進
行する反応系の粘度が上昇し始める時点において該反応
系の環境圧力を適当な速度で低下させることを特徴とし
ている。
本発明者らの研究によれば、重質油原料をまず最適温度
においてしかも高コークス化収率を与える比較的高い圧
力条件下において熱処理し、この熱処理段階において生
成するメソフェース小球体が合体・成長し、低粘度のバ
ルクメソフェースが高収率で生成し始めた時点において
、反応系の環境圧力を適当な速度で徐々に低下させるこ
とによって、最終的に得られるニードルコークスの配向
性を著しく向上させることができることを見出したもの
である。この場合において、上記の圧力低下を開始する
時点は、反応系内のキノリン不溶分の増加率が急激に増
大し始める時点が目安となり得る。すなわち、熱処理の
進行により反応系中のメソフェースの生成量は増大し、
さらにこれに応じてキノリン不溶分も徐々に増加し始め
るが、このキノリン不溶分は熱処理段階のある特定の時
点において急激に増加する現象が認められる。本発明に
おいては、このように反応系内のキノリン不溶分の増加
率が急激に増大し始める時点を目安として圧力を特定の
速度で低下させる。
においてしかも高コークス化収率を与える比較的高い圧
力条件下において熱処理し、この熱処理段階において生
成するメソフェース小球体が合体・成長し、低粘度のバ
ルクメソフェースが高収率で生成し始めた時点において
、反応系の環境圧力を適当な速度で徐々に低下させるこ
とによって、最終的に得られるニードルコークスの配向
性を著しく向上させることができることを見出したもの
である。この場合において、上記の圧力低下を開始する
時点は、反応系内のキノリン不溶分の増加率が急激に増
大し始める時点が目安となり得る。すなわち、熱処理の
進行により反応系中のメソフェースの生成量は増大し、
さらにこれに応じてキノリン不溶分も徐々に増加し始め
るが、このキノリン不溶分は熱処理段階のある特定の時
点において急激に増加する現象が認められる。本発明に
おいては、このように反応系内のキノリン不溶分の増加
率が急激に増大し始める時点を目安として圧力を特定の
速度で低下させる。
本発明者らの知見によれば、上記操作の技術的意義を次
のように考えることができる。すなわち、熱処理の段階
において反応系内の圧力を低下させて系内で発生した揮
発分およびガスを徐々に抜くことによってガスの速度に
応じて系内に生成したメソフェースないしメソフェース
系(系内全体)にある種のテンションが加えられ、この
ためガスの流出方向へのメソフェースの配向を一層促進
し、その結果配向性にすぐれたニードルコークスが形成
されるものと考えられる。
のように考えることができる。すなわち、熱処理の段階
において反応系内の圧力を低下させて系内で発生した揮
発分およびガスを徐々に抜くことによってガスの速度に
応じて系内に生成したメソフェースないしメソフェース
系(系内全体)にある種のテンションが加えられ、この
ためガスの流出方向へのメソフェースの配向を一層促進
し、その結果配向性にすぐれたニードルコークスが形成
されるものと考えられる。
したがって、本発明の方法においては、この圧力低下の
開始時期と圧力低下速度が特に重要である。すなわち反
応系中において、メソフェース小球体は発生しているも
ののバルクメソフェースがまだ十分形成されていない時
期においては、圧力低下によって系内の分子が配向する
に充分には成長しておらず、また一時的に配向しても粘
度が低いと、配向は維持されない。一方、生成したバル
クメソフェース全体にすでに多くのボアが発生するよう
な熱処理の終了段階(炭化)では、メソフェース系の粘
度が高すぎるためもはや良好な配向効果は得られない。
開始時期と圧力低下速度が特に重要である。すなわち反
応系中において、メソフェース小球体は発生しているも
ののバルクメソフェースがまだ十分形成されていない時
期においては、圧力低下によって系内の分子が配向する
に充分には成長しておらず、また一時的に配向しても粘
度が低いと、配向は維持されない。一方、生成したバル
クメソフェース全体にすでに多くのボアが発生するよう
な熱処理の終了段階(炭化)では、メソフェース系の粘
度が高すぎるためもはや良好な配向効果は得られない。
また、通常の場合、圧力低下によるメソフェースの配向
効果は、反応系の底部にはバルクメソフェースが形成さ
れているがその上部には数多くの合体したメソフェース
小球体がいまだ形成されつつあるような段階から反応系
全体にバルクメソフェーズが形成された直後の段階の間
において特に良好な配向効果が得られる。このような時
期は反応系内のキノリン不溶分の増加率が急激に増大す
る時点の状態であり、したがってメソフェース系の粘度
が急激に上昇し始める時期と考えられる。
効果は、反応系の底部にはバルクメソフェースが形成さ
れているがその上部には数多くの合体したメソフェース
小球体がいまだ形成されつつあるような段階から反応系
全体にバルクメソフェーズが形成された直後の段階の間
において特に良好な配向効果が得られる。このような時
期は反応系内のキノリン不溶分の増加率が急激に増大す
る時点の状態であり、したがってメソフェース系の粘度
が急激に上昇し始める時期と考えられる。
上記時点における反応系の圧力の低下速度は、1〜7k
g/cm2G・分の範囲が好ましい。圧力低下速度が1
kg/ajG・分未満では速度が小さすぎるためガス発
生を加速できず十分良好な配向効果は得られない。一方
、低下速度が7kg/cm2G・分近傍においては圧力
低下に伴うガス流出方向へのメンフェースの配向性は著
しく向上することが認められるが、逆に低下速度が7)
cg/ciG・分を越える範囲においてはガス流が乱れ
配向が乱され、かつコークス中のボアがいきおい増大し
てコークス密度を低下させる要因となるので好ましくな
い。
g/cm2G・分の範囲が好ましい。圧力低下速度が1
kg/ajG・分未満では速度が小さすぎるためガス発
生を加速できず十分良好な配向効果は得られない。一方
、低下速度が7kg/cm2G・分近傍においては圧力
低下に伴うガス流出方向へのメンフェースの配向性は著
しく向上することが認められるが、逆に低下速度が7)
cg/ciG・分を越える範囲においてはガス流が乱れ
配向が乱され、かつコークス中のボアがいきおい増大し
てコークス密度を低下させる要因となるので好ましくな
い。
ところで、熱処理における加熱温度、圧力条件は、用い
る原料の種類、性状に応じて最適条件が存在し、この最
適コークス化条件において上記の圧力低下操作を行うこ
とが最も望ましいが、後述する実施例によっても明らか
なように、採用する加熱温度、圧力によって上記圧力低
下条件が異なることにも留意されるべきである。すなわ
ち、一般に反応系の圧力を一定にした場合、加熱温度が
高くなる程、系内のキノリン不溶分が急増し始める時期
(粘度が上昇し始める時期)が早まるという傾向が認め
られる(第1図参照)。さらに、加熱温度が一定の場合
においては、反応系の圧力は高い程、上記の粘度上昇時
期が遅くなる傾向が認められる。いずれにしても、反応
系内のキノリン不溶分が急増し始める時点(メソフェー
ス系の粘度が上昇し始める時点)において上記の速度範
囲で反応系の圧力を低下させることによって生成するニ
ードルコークスの配向性を著しく向上させることができ
るが、使用する原料に最も適した加熱温度ならびに初期
圧力を選択することによって本発明は最大の効果を得る
ことができる。
る原料の種類、性状に応じて最適条件が存在し、この最
適コークス化条件において上記の圧力低下操作を行うこ
とが最も望ましいが、後述する実施例によっても明らか
なように、採用する加熱温度、圧力によって上記圧力低
下条件が異なることにも留意されるべきである。すなわ
ち、一般に反応系の圧力を一定にした場合、加熱温度が
高くなる程、系内のキノリン不溶分が急増し始める時期
(粘度が上昇し始める時期)が早まるという傾向が認め
られる(第1図参照)。さらに、加熱温度が一定の場合
においては、反応系の圧力は高い程、上記の粘度上昇時
期が遅くなる傾向が認められる。いずれにしても、反応
系内のキノリン不溶分が急増し始める時点(メソフェー
ス系の粘度が上昇し始める時点)において上記の速度範
囲で反応系の圧力を低下させることによって生成するニ
ードルコークスの配向性を著しく向上させることができ
るが、使用する原料に最も適した加熱温度ならびに初期
圧力を選択することによって本発明は最大の効果を得る
ことができる。
上記本発明の工程を経て得られた高配向性ニードルコー
クスは、必要に応じて、常法に従って焼成されて黒鉛電
極などの炭素材用原料として使用に供される。
クスは、必要に応じて、常法に従って焼成されて黒鉛電
極などの炭素材用原料として使用に供される。
以下、本発明を、実施例に基づいて更に具体的に説明す
るが、本発明はこれらの実施例の記載に制限されるもの
ではない。
るが、本発明はこれらの実施例の記載に制限されるもの
ではない。
製造例I
石油系重質油40gを内径20龍のステンレス製反応器
(TUBE BOMB)に入れ、温度460℃に保持し
た砂浴に挿入した。反応系の昇温速度は250℃/ff
l1nとした。
(TUBE BOMB)に入れ、温度460℃に保持し
た砂浴に挿入した。反応系の昇温速度は250℃/ff
l1nとした。
反応系の圧力は封入窒素及びニードル弁による反応器」
二部からの脱気により調整した。所定時間加熱処理した
後、グリーンコークスを塊状で回収し、偏光顕微鏡によ
り光学組織を観察し、モンタージュ写真を作成した。
二部からの脱気により調整した。所定時間加熱処理した
後、グリーンコークスを塊状で回収し、偏光顕微鏡によ
り光学組織を観察し、モンタージュ写真を作成した。
また、生成したグリーンコークスを1,000℃、2時
間でか焼し、CTEを測定した。使用した原料の性状を
下記第1表に示す。
間でか焼し、CTEを測定した。使用した原料の性状を
下記第1表に示す。
第 1 表
*l:飽和留分、
*2:芳香族留分、
*3:樹脂留分、
*4=アスファルテン留分、
*5:15℃における比fff(4℃の水を基■)、粍
:100℃における粘度、 *7:コンラドソン炭素 上記原料からのコークスの製造工程において、加熱温度
、圧力低下条件を変えた場合の得られるコークスの配向
性ならびにCTE値を調べた。この場合の反応系の初期
圧力は、いずれも15kg/C−・Gであり、加熱時間
は合計6時間である。結果を下記第2表および第3表に
示す。
:100℃における粘度、 *7:コンラドソン炭素 上記原料からのコークスの製造工程において、加熱温度
、圧力低下条件を変えた場合の得られるコークスの配向
性ならびにCTE値を調べた。この場合の反応系の初期
圧力は、いずれも15kg/C−・Gであり、加熱時間
は合計6時間である。結果を下記第2表および第3表に
示す。
第2表(圧力低下を行なわなかった場合)加熱温度
CTE (X10’/’C)例1 480℃
1.3 例2 500℃ 1.7 例3 460℃ 1.2 第3表(圧力低下を行なった場合) i14 480℃ 1.5時3kg/cシ 0.
7 7kg/c+JGG・分 御15 500℃ 0.5時 同上
1.0 同上列6460℃ 2.5時
同上 0.6 同上但し、
CTHの測定は、室温→500℃において行なった。
CTE (X10’/’C)例1 480℃
1.3 例2 500℃ 1.7 例3 460℃ 1.2 第3表(圧力低下を行なった場合) i14 480℃ 1.5時3kg/cシ 0.
7 7kg/c+JGG・分 御15 500℃ 0.5時 同上
1.0 同上列6460℃ 2.5時
同上 0.6 同上但し、
CTHの測定は、室温→500℃において行なった。
また、上記原料における、加熱温度を各々変えた場合に
おける加熱温度に対する原料成分の組成の変化は第1図
(A)、(B)、(C)に示す通りである。本図におい
て、(A)は加熱温度500℃、(B)は480℃、そ
して(C)は460℃であり、また圧力は15kg/c
m2Gの一定とした。
おける加熱温度に対する原料成分の組成の変化は第1図
(A)、(B)、(C)に示す通りである。本図におい
て、(A)は加熱温度500℃、(B)は480℃、そ
して(C)は460℃であり、また圧力は15kg/c
m2Gの一定とした。
第2図(A)は、」二足例3で得られたニードルコーク
スの組織の写真であり、第2図(B)は、上記例6の場
合の写真である。例6の場合の方が、コークスの配向性
がすぐれていることがわかる。
スの組織の写真であり、第2図(B)は、上記例6の場
合の写真である。例6の場合の方が、コークスの配向性
がすぐれていることがわかる。
製造例■
製造例Iと同一の装置、原料を用いた。加熱温度460
℃での熱処理開始後2時間の時点で圧力を15kg/c
m2Gから7kg/cI#Gに3kg/cI#G・分の
速度で低下させて得たコークス(例7)は、7kg /
cI#Gの圧力のままで(圧力低下しない)6時間炭
化して得たコークス(例8)と同様な性状であった。
℃での熱処理開始後2時間の時点で圧力を15kg/c
m2Gから7kg/cI#Gに3kg/cI#G・分の
速度で低下させて得たコークス(例7)は、7kg /
cI#Gの圧力のままで(圧力低下しない)6時間炭
化して得たコークス(例8)と同様な性状であった。
一方、加熱開始後3時間の時点で圧力を15kg/ e
J Gから7kg/cm2Gにまで3kg/cdG−分
の速度で低下させて得たコークス(例9)は、15kg
/ e+J Gの圧力のままで6時間炭化して得たコー
クス(製造例Iの例1〜3)と同様な性状であり、双方
(例7,9)とも製造例Iの例4〜6のコークスの性状
には及ばなかった。
J Gから7kg/cm2Gにまで3kg/cdG−分
の速度で低下させて得たコークス(例9)は、15kg
/ e+J Gの圧力のままで6時間炭化して得たコー
クス(製造例Iの例1〜3)と同様な性状であり、双方
(例7,9)とも製造例Iの例4〜6のコークスの性状
には及ばなかった。
第3図(A)は、」二足例7のコークス、同(B)は−
I:、2例8のコークス、同(C)は−に記例9のコー
クスの各々の組織の写真である。
I:、2例8のコークス、同(C)は−に記例9のコー
クスの各々の組織の写真である。
製造例■
製造例Iと同一の装置、原料を用いて圧力を低下させる
速度が与えるコークス性状への影響を調べた。この場合
、圧力低下速度を変えた以外は例6と同一条件で行った
。
速度が与えるコークス性状への影響を調べた。この場合
、圧力低下速度を変えた以外は例6と同一条件で行った
。
降圧速度を7kg/clG・分として得たコークス(例
10)の配向性は、著しく向上したものの、コークス中
には大きなボアが多数存在した。一方、降圧速度が1k
g/cm2G・分では、得られたコークス(例11)の
配向性への効果があまり認められず、製造例Iでの降圧
速度3kg/c4G・分で得たコークス性状(例6)に
は及ばなかった。
10)の配向性は、著しく向上したものの、コークス中
には大きなボアが多数存在した。一方、降圧速度が1k
g/cm2G・分では、得られたコークス(例11)の
配向性への効果があまり認められず、製造例Iでの降圧
速度3kg/c4G・分で得たコークス性状(例6)に
は及ばなかった。
第4図(A)は上記例10の場合、同(B)は−1−2
例11の場合の各々の組織の写真である。
例11の場合の各々の組織の写真である。
第1図(A、 )、(B)および(C)は各々重質油を
熱処理した場合の含有成分の組成変化を示すグラフ、第
2図〜第4図は各々本発明の実施例(比較例を含む)で
得られたコークスの組織の顕微鏡写真である。 出願人代理人 佐 藤 −雄 力ロタさθ1間 (吟r81) 第1図 ロ二′l尻出9Δ ロ、ヘキサン町応分 口 ゛ ヘキサレ不2g−ベンぜン叩み分口D ニ ベ
ンVン干葺奉−斗ノ1ル司@fj”ロ、キノリンネ溶外 第3図
熱処理した場合の含有成分の組成変化を示すグラフ、第
2図〜第4図は各々本発明の実施例(比較例を含む)で
得られたコークスの組織の顕微鏡写真である。 出願人代理人 佐 藤 −雄 力ロタさθ1間 (吟r81) 第1図 ロ二′l尻出9Δ ロ、ヘキサン町応分 口 ゛ ヘキサレ不2g−ベンぜン叩み分口D ニ ベ
ンVン干葺奉−斗ノ1ル司@fj”ロ、キノリンネ溶外 第3図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、重質油を加熱して重縮合反応を行わせることによっ
てニードルコークスを製造する方法であって、前記重縮
合反応が進行する反応系の粘度が増大し始める時点にお
いて反応系の環境圧力を低下させることを特徴とする、
高配向性ニードルコークスの製造方法。 2、前記圧力の低下を、1〜7kg/cm^2G・分の
速度で行う、特許請求の範囲第1項に記載の方法。 3、反応系内のキノリン不溶分の増加率が急激に増大し
始める時点において圧力の低下を開始する、特許請求の
範囲第1項または第2項に記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9672887A JPH086092B2 (ja) | 1987-04-20 | 1987-04-20 | 高配向性ニ−ドルコ−クスの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9672887A JPH086092B2 (ja) | 1987-04-20 | 1987-04-20 | 高配向性ニ−ドルコ−クスの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63260980A true JPS63260980A (ja) | 1988-10-27 |
JPH086092B2 JPH086092B2 (ja) | 1996-01-24 |
Family
ID=14172791
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9672887A Expired - Lifetime JPH086092B2 (ja) | 1987-04-20 | 1987-04-20 | 高配向性ニ−ドルコ−クスの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH086092B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010029895A1 (ja) * | 2008-09-09 | 2010-03-18 | 新日本石油株式会社 | 黒鉛電極用ニードルコークスの製造方法及びこれに用いる原料油組成物 |
CN104560081A (zh) * | 2013-10-22 | 2015-04-29 | 中国石油化工股份有限公司 | 一种釜式焦化生产针状焦的方法 |
-
1987
- 1987-04-20 JP JP9672887A patent/JPH086092B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010029895A1 (ja) * | 2008-09-09 | 2010-03-18 | 新日本石油株式会社 | 黒鉛電極用ニードルコークスの製造方法及びこれに用いる原料油組成物 |
JP5298131B2 (ja) * | 2008-09-09 | 2013-09-25 | Jx日鉱日石エネルギー株式会社 | 黒鉛電極用ニードルコークスの製造方法及びこれに用いる原料油組成物 |
US8715484B2 (en) | 2008-09-09 | 2014-05-06 | Jx Nippon Oil & Energy Corporation | Process for producing needle coke for graphite electrode and stock oil composition for use in the process |
KR101433694B1 (ko) * | 2008-09-09 | 2014-08-25 | 제이엑스 닛코 닛세키 에네루기 가부시키가이샤 | 흑연 전극용 니들 코크스의 제조 방법 및 이것에 사용하는 원료유 조성물 |
CN104560081A (zh) * | 2013-10-22 | 2015-04-29 | 中国石油化工股份有限公司 | 一种釜式焦化生产针状焦的方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH086092B2 (ja) | 1996-01-24 |
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