JPS63258603A - 芳香族重合体膜 - Google Patents
芳香族重合体膜Info
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- JPS63258603A JPS63258603A JP9416587A JP9416587A JPS63258603A JP S63258603 A JPS63258603 A JP S63258603A JP 9416587 A JP9416587 A JP 9416587A JP 9416587 A JP9416587 A JP 9416587A JP S63258603 A JPS63258603 A JP S63258603A
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- Japan
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- membrane
- aromatic
- block polymer
- polysulfone
- repeating unit
- Prior art date
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D71/00—Semi-permeable membranes for separation processes or apparatus characterised by the material; Manufacturing processes specially adapted therefor
- B01D71/06—Organic material
- B01D71/66—Polymers having sulfur in the main chain, with or without nitrogen, oxygen or carbon only
- B01D71/68—Polysulfones; Polyethersulfones
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、親水化ポリサルホン膜に関するものであり、
更に詳しくは、ポリエーテルサルホンの末端部位と、ス
ルホン化芳香族ポリサルホンとが共有結合によって結合
せしめられたブロックポリマーを構成の一要素として有
し、耐熱性、耐薬品性などに優れ、透過性能が良好な親
水化ポリサルホン膜に関するものである。
更に詳しくは、ポリエーテルサルホンの末端部位と、ス
ルホン化芳香族ポリサルホンとが共有結合によって結合
せしめられたブロックポリマーを構成の一要素として有
し、耐熱性、耐薬品性などに優れ、透過性能が良好な親
水化ポリサルホン膜に関するものである。
(従来技術および問題点)
ポリサルホン樹脂は、科学的及び熱的に耐久性の優れた
分離膜材料として広く使用されている。ポリサルホン樹
脂として多くのボリアリールエーテサルホンポリマーが
知られ、−aにこれらの樹脂は、 で示される繰り返し単位を含む構造によって特徴づけら
れる。この構造から予想される様に、ポリサルホン樹脂
は優れた耐久性、安定性を持つ反面、疎水的な性質を示
す。代表的なものは、インベリアルケミカルインダスト
リーズ社(IC1社と略す)よりvictrex+ユニ
オンカーバイド社(UCC社と略す)よりOde lの
商品名で、それぞれ市販されているが、吸水率は前者が
0.4%、後者が0.3%(いずれもA、STM D
570)であり、親水性の膜材料樹脂として知られてい
る酢酸セルロース等の10の1以下の吸水率である。こ
の疎水的な性質のため、従来のポリサルホン膜は、「一
度乾燥すると水でぬれにくい」、「透水性能が低い」、
「膜面に疎水性溶質が付着して汚染されやすい」など数
多くの問題点があった。
分離膜材料として広く使用されている。ポリサルホン樹
脂として多くのボリアリールエーテサルホンポリマーが
知られ、−aにこれらの樹脂は、 で示される繰り返し単位を含む構造によって特徴づけら
れる。この構造から予想される様に、ポリサルホン樹脂
は優れた耐久性、安定性を持つ反面、疎水的な性質を示
す。代表的なものは、インベリアルケミカルインダスト
リーズ社(IC1社と略す)よりvictrex+ユニ
オンカーバイド社(UCC社と略す)よりOde lの
商品名で、それぞれ市販されているが、吸水率は前者が
0.4%、後者が0.3%(いずれもA、STM D
570)であり、親水性の膜材料樹脂として知られてい
る酢酸セルロース等の10の1以下の吸水率である。こ
の疎水的な性質のため、従来のポリサルホン膜は、「一
度乾燥すると水でぬれにくい」、「透水性能が低い」、
「膜面に疎水性溶質が付着して汚染されやすい」など数
多くの問題点があった。
この様な問題点を解決するため、ポリサルホン膜を改良
する方法が、種々提案されている。
する方法が、種々提案されている。
芳香族ポリサルホンポリマーに親水基や親水性ポリマー
を導入して、親水化ポリサルホン膜を提供する方法とし
て、例えば、特公昭53−13679号、特開昭59−
196322号などは、ポリマー主鎖にスルホン酸基を
、特開昭57−174104号はポリマー主鎖にポリエ
チレンイミンポリマー類を、それぞれ導入もしくはグラ
フトして親水化された芳香族ポリサルホンポリマーから
逆浸透膜などを提供する方法を提案している。これらの
方法はいずれも芳香族ポリサルホンポリマー主鎖の芳香
環に、親水基もしくは親水性ポリマーを共有結合により
ランダムに、均一に結合させる改質手段であることから
、改質されていないポリマーから成る膜に比較して、耐
熱性などの物□性が低下することは避けられない。さら
に、該ポリマーに対して導入された親水基の比率が多い
場合には、得られた膜が水により膨潤してしまうなど、
著しい膜の物性変化を伴う改質法だと言える。
を導入して、親水化ポリサルホン膜を提供する方法とし
て、例えば、特公昭53−13679号、特開昭59−
196322号などは、ポリマー主鎖にスルホン酸基を
、特開昭57−174104号はポリマー主鎖にポリエ
チレンイミンポリマー類を、それぞれ導入もしくはグラ
フトして親水化された芳香族ポリサルホンポリマーから
逆浸透膜などを提供する方法を提案している。これらの
方法はいずれも芳香族ポリサルホンポリマー主鎖の芳香
環に、親水基もしくは親水性ポリマーを共有結合により
ランダムに、均一に結合させる改質手段であることから
、改質されていないポリマーから成る膜に比較して、耐
熱性などの物□性が低下することは避けられない。さら
に、該ポリマーに対して導入された親水基の比率が多い
場合には、得られた膜が水により膨潤してしまうなど、
著しい膜の物性変化を伴う改質法だと言える。
一方、親水性のポリマーを芳香族ポリサルホンポリマー
にブレンドした混合ポリマーから成る親水化ポリサルホ
ン膜も、種々提案されている。例えば、特開昭57−5
0507号は、セルロース誘導体を、特開昭60−20
6404号は、エチレン−ビニルアルコール系共重合体
を、それぞれブレンドした混合ポリマーから成る親水化
ポリサルホン膜を提案している。しかし、実質的な親水
化ポリサルホン膜を得るために、かなりの量の異種ポリ
マーをブレンドしなければならず、芳香族ポリサルホン
ポリマーのような分子凝集力が大きいポリマーとの均一
なブレンド物を得ることは難かしかった。特に、極性有
機溶剤とポリマーを含有する製膜用溶液を、水を主成分
とするポリマーの非溶剤と接触させ、ポリマーを凝固成
形することにより上記の親水化ポリサルホン膜を作製し
ようとする場合、均一な製膜用溶液が得にくい上に、放
置中にゲル化や相分離が発生し易いなど溶液の安定性に
問題があったり、非溶剤との接触によりポリマーが凝固
する際に異種ポリマーとの分離が生じて膜の構造が不均
一となる可能性もあった。この様に異種ポリマーの添加
は、物性の劣るポリマーの添加効果に加えて、不均質な
膜構造の生成によっても、膜の耐熱性、耐薬品性などの
物性の劣化を惹き起こすと考えられた。
にブレンドした混合ポリマーから成る親水化ポリサルホ
ン膜も、種々提案されている。例えば、特開昭57−5
0507号は、セルロース誘導体を、特開昭60−20
6404号は、エチレン−ビニルアルコール系共重合体
を、それぞれブレンドした混合ポリマーから成る親水化
ポリサルホン膜を提案している。しかし、実質的な親水
化ポリサルホン膜を得るために、かなりの量の異種ポリ
マーをブレンドしなければならず、芳香族ポリサルホン
ポリマーのような分子凝集力が大きいポリマーとの均一
なブレンド物を得ることは難かしかった。特に、極性有
機溶剤とポリマーを含有する製膜用溶液を、水を主成分
とするポリマーの非溶剤と接触させ、ポリマーを凝固成
形することにより上記の親水化ポリサルホン膜を作製し
ようとする場合、均一な製膜用溶液が得にくい上に、放
置中にゲル化や相分離が発生し易いなど溶液の安定性に
問題があったり、非溶剤との接触によりポリマーが凝固
する際に異種ポリマーとの分離が生じて膜の構造が不均
一となる可能性もあった。この様に異種ポリマーの添加
は、物性の劣るポリマーの添加効果に加えて、不均質な
膜構造の生成によっても、膜の耐熱性、耐薬品性などの
物性の劣化を惹き起こすと考えられた。
上記の提案に対して、ポリサルホンポリマーの物性を損
わず、膜表面の親水化を行なう方法として、例えば特開
昭60−87803号は、ポリサルホン膜を形成し、次
いで膜形状のままクロロスルホン酸によりポリマーをス
ルホン化する方法を、特開昭59−186604号は、
ポリサルホン膜を陽光柱プラズマ処理する方法をそれぞ
れ提案している。しかし、この様な方法は、膜の形成が
終了した製品もしくは半製品のみを対象とし、特殊な方
法と装置を必要とする繁雑な方法であり、一般的ではな
かった。
わず、膜表面の親水化を行なう方法として、例えば特開
昭60−87803号は、ポリサルホン膜を形成し、次
いで膜形状のままクロロスルホン酸によりポリマーをス
ルホン化する方法を、特開昭59−186604号は、
ポリサルホン膜を陽光柱プラズマ処理する方法をそれぞ
れ提案している。しかし、この様な方法は、膜の形成が
終了した製品もしくは半製品のみを対象とし、特殊な方
法と装置を必要とする繁雑な方法であり、一般的ではな
かった。
(問題点を解決するための手段)
本発明者らは、上記に鑑みて鋭意研究した結果、ポリエ
ーテルサルホンの末端部位とスルホン化芳香族ポリ、サ
ルホンとを共有結合によって結合せしめたブロックポリ
マーを膜材料の一要素とすることにより、親水化ポリサ
ルホン膜が得られることを見い出し、本発明を完成する
に至った。本発明の目的とするところは、ポリサルホン
膜の持つ優れた耐熱性、耐薬品性といった物性を、はと
んど損うことなしに物性の優れた、透過性能が良好な分
離膜として親水化ポリサルホン膜を提供することにある
。
ーテルサルホンの末端部位とスルホン化芳香族ポリ、サ
ルホンとを共有結合によって結合せしめたブロックポリ
マーを膜材料の一要素とすることにより、親水化ポリサ
ルホン膜が得られることを見い出し、本発明を完成する
に至った。本発明の目的とするところは、ポリサルホン
膜の持つ優れた耐熱性、耐薬品性といった物性を、はと
んど損うことなしに物性の優れた、透過性能が良好な分
離膜として親水化ポリサルホン膜を提供することにある
。
すなわち本発明は、反復単位、
を有するポリエーテルサルホンの末端部位と下記の式(
n)〜(IV)から選ばれる少なくとも1種の反復単位
又はこれをスルホン化した反復単位を式(1)の反復単
位とともに有する芳香族ポリサルホンBの末端部位とが
共有結合によって結合したブロックポリマーを含有する
ことを特徴とする芳香族重合体膜 である。
n)〜(IV)から選ばれる少なくとも1種の反復単位
又はこれをスルホン化した反復単位を式(1)の反復単
位とともに有する芳香族ポリサルホンBの末端部位とが
共有結合によって結合したブロックポリマーを含有する
ことを特徴とする芳香族重合体膜 である。
ここで、(1)の反復単位は既に特開昭59−7412
8等で示されているように化学的に改質されにくい。例
えば、スルホン化においては濃硫酸によっては実質的に
スルホン化されず、発煙硫酸やクロロスルホン酸のよう
な強力なスルホン化剤を用いて初めてスルホン化される
。一方、(II)〜(IV)は(1)に比べると化学的
に改質されやすく、例えば、(III)や(IV)は、
スルホン化においては濃硫酸によって急速にスルホン化
されてしまう。
8等で示されているように化学的に改質されにくい。例
えば、スルホン化においては濃硫酸によっては実質的に
スルホン化されず、発煙硫酸やクロロスルホン酸のよう
な強力なスルホン化剤を用いて初めてスルホン化される
。一方、(II)〜(IV)は(1)に比べると化学的
に改質されやすく、例えば、(III)や(IV)は、
スルホン化においては濃硫酸によって急速にスルホン化
されてしまう。
また、(II)については、クロロスルホン酸のような
強力なスルホン化剤が一般に用いられるが、(1)との
共重合体では実質的にスルホン化を受けるのは反復単位
(It)であることが知られている(例えば、Jour
nal of PolymerScience、 22
.721〜737 (1984))。
強力なスルホン化剤が一般に用いられるが、(1)との
共重合体では実質的にスルホン化を受けるのは反復単位
(It)であることが知られている(例えば、Jour
nal of PolymerScience、 22
.721〜737 (1984))。
本発明では、化学的に安定な(1)から成るポリエーテ
ルサルホンAと化学的に改質されやtい(II)〜(■
)を含む芳香族ポリサルホンBとがブロック状に結合し
ていることが重要である。化学的に安定な反復単位と化
学的変化を受けやすい反復単位とから成るランダム共重
合体型の芳香族ポリサルホンは特開昭59−74128
等に公知であるが、このような共重合体を、例えばスル
ホン化した場合にはランダムに、かつポリマー全体に平
均的にスルホン化されてしまうため、このようなポリマ
ーから成る分離膜は全体として機械的強度や耐熱性が著
しく低下することになる。しかし、本発明のようなブロ
ックポリマーであれば、スルホン化の場合でも、スルホ
ン化されたB成分とスルホン化さないA成分とがミクロ
相分離を起こす為、実質的に分離膜全体の機械的強度や
耐熱性はほとんど低下しない。
ルサルホンAと化学的に改質されやtい(II)〜(■
)を含む芳香族ポリサルホンBとがブロック状に結合し
ていることが重要である。化学的に安定な反復単位と化
学的変化を受けやすい反復単位とから成るランダム共重
合体型の芳香族ポリサルホンは特開昭59−74128
等に公知であるが、このような共重合体を、例えばスル
ホン化した場合にはランダムに、かつポリマー全体に平
均的にスルホン化されてしまうため、このようなポリマ
ーから成る分離膜は全体として機械的強度や耐熱性が著
しく低下することになる。しかし、本発明のようなブロ
ックポリマーであれば、スルホン化の場合でも、スルホ
ン化されたB成分とスルホン化さないA成分とがミクロ
相分離を起こす為、実質的に分離膜全体の機械的強度や
耐熱性はほとんど低下しない。
本発明の膜の構成要素であるブロックポリマーの合成法
としては、 (1)ポリエーテルサルホンAを従来法(例えば、特公
昭47−617や特公昭42−7799に開示されてい
る方法)に従って合成し、反応を停止せずにその活性末
端を重合開始点として引き続き公知の方法(例えば、カ
ナダ特許第847963号)により(II)〜(TV)
のモノマーを(1)の七ツマ−とともに共重合させる方
法。
としては、 (1)ポリエーテルサルホンAを従来法(例えば、特公
昭47−617や特公昭42−7799に開示されてい
る方法)に従って合成し、反応を停止せずにその活性末
端を重合開始点として引き続き公知の方法(例えば、カ
ナダ特許第847963号)により(II)〜(TV)
のモノマーを(1)の七ツマ−とともに共重合させる方
法。
(2)市販のポリエーテルサルホンAの末端基(−Cj
2又は−〇)1)をそのまま用いるか、又は別の官能基
に変えて、公知の有機化学反応によって活性末端を有す
る芳香族ポリサルホンBと反応させる方法。
2又は−〇)1)をそのまま用いるか、又は別の官能基
に変えて、公知の有機化学反応によって活性末端を有す
る芳香族ポリサルホンBと反応させる方法。
の大きく分けて2つの方法が挙げられる。これらの方法
によって合成されたポリマーは一般式 %式%() (ここでlは0又はl、m、nは1以上の整数)で表わ
されるブロックポリマーを含有している。
によって合成されたポリマーは一般式 %式%() (ここでlは0又はl、m、nは1以上の整数)で表わ
されるブロックポリマーを含有している。
ここでのブロックポリマーの純度は100%である必要
はな(、未反応の芳香族ポリサルホンBや未反応のポリ
エーテルサルホンAが混在していても不都合はない。ま
た、未反応の芳香族ポリサルホンBは親水化反応(主と
してスルホン化反応)において選択的にほぼ完全に親水
化されるため水洗等により抽出除去することができる。
はな(、未反応の芳香族ポリサルホンBや未反応のポリ
エーテルサルホンAが混在していても不都合はない。ま
た、未反応の芳香族ポリサルホンBは親水化反応(主と
してスルホン化反応)において選択的にほぼ完全に親水
化されるため水洗等により抽出除去することができる。
さらに、上記のブロックポリマーと従来の芳香族ポリサ
ルホン(好ましくは(1)の反復単位を有するポリエー
テルサルホン)とを任意の割合で混合してもかまわない
。
ルホン(好ましくは(1)の反復単位を有するポリエー
テルサルホン)とを任意の割合で混合してもかまわない
。
ただし、膜中の芳香族ポリサルホン成分Bの含有率は2
重量%以上、65重景%以下で、かつスルホン化後の膜
のイオン交換容量はO,1meq/g以上、2 a+e
q/g以下であることが特に好ましい。
重量%以上、65重景%以下で、かつスルホン化後の膜
のイオン交換容量はO,1meq/g以上、2 a+e
q/g以下であることが特に好ましい。
芳香族ポリサルホン成分Bの含有率が2%未満でイオン
交換容量もO,1meq/g未満であると膜の親水性が
改善されにくい。一方、Bの含有率が65%を越えイオ
ン交換容量も2 meq/gを越えるような場合は膜の
機械的強度や耐熱性が著しく損なわれる。
交換容量もO,1meq/g未満であると膜の親水性が
改善されにくい。一方、Bの含有率が65%を越えイオ
ン交換容量も2 meq/gを越えるような場合は膜の
機械的強度や耐熱性が著しく損なわれる。
本発明の芳香族重合体膜は、以上のようなブロックポリ
マーを含有しており、最終的に親水化処理が施されてい
る。この親水化処理、すなわち親木基の導入はブロック
ポリマーを合成する際に用いる芳香族ポリサルホンB又
はそのモノマーの段階で行ってもよく、またブロックポ
リマーの合成に引き続いて行ってもよい。もちろん、分
離膜に成形後、親水化処理してもよい。
マーを含有しており、最終的に親水化処理が施されてい
る。この親水化処理、すなわち親木基の導入はブロック
ポリマーを合成する際に用いる芳香族ポリサルホンB又
はそのモノマーの段階で行ってもよく、またブロックポ
リマーの合成に引き続いて行ってもよい。もちろん、分
離膜に成形後、親水化処理してもよい。
最も好ましい親水化処理はスルホン化である。
スルホン化反応は、例えば濃硫酸に本発明の膜の素材で
ある芳香族重合体を浸漬したり、発煙硫酸やクロロスル
ホン酸の蒸気に接触させたりする公知の方法によって実
施できる。このようにしてスルホン化された本発明の芳
香族重合体は、ブロックポリマー中の芳香族ポリサルホ
ンBの反復単位の一部、又は全部に一3O3H基が導入
された構造を有するが、もちろん−S O3−M”基(
Mはアルカリ金属、もしくはNR,(Rはアルキル基)
)のような塩に転化させてもよい。
ある芳香族重合体を浸漬したり、発煙硫酸やクロロスル
ホン酸の蒸気に接触させたりする公知の方法によって実
施できる。このようにしてスルホン化された本発明の芳
香族重合体は、ブロックポリマー中の芳香族ポリサルホ
ンBの反復単位の一部、又は全部に一3O3H基が導入
された構造を有するが、もちろん−S O3−M”基(
Mはアルカリ金属、もしくはNR,(Rはアルキル基)
)のような塩に転化させてもよい。
ところで、本発明の芳香族重合体膜は前述のブロックポ
リマーを含有する芳香族重合体を従来の芳香族ポリサル
ポリマーの溶媒、例えばN。
リマーを含有する芳香族重合体を従来の芳香族ポリサル
ポリマーの溶媒、例えばN。
N−ジメチルアセトアミド、N、N−ジメチルホルムア
ミド、N−メチル−2−ピロリドン、2−ピロリドン、
ジメチルスルホキシド、スルホラン、テトラヒドロフラ
ン等の水に可溶な溶媒(これらを第1群の溶媒とする)
や塩化メチレン、クロロホルムなどの水に不溶のハロゲ
ン系炭化水素の溶媒(これらを第■群の溶媒とする)に
溶解して、この溶液より公知の相転換法による製膜が可
能である。すなわち、第1群の溶媒を用いる場合は、こ
れに前述の芳香族重合体を溶解し、必要に応じて電解質
や水溶性高分子あるいは水溶性の貧溶媒(例えば、水又
はアルコール類やケトン類など)を同時に溶解混合した
製膜用溶液(これをドープと呼ぶ)を調製する。シート
状、あるいは管状に分離膜を形成させるには、シート状
あるいは管状の適当な支持体(例えばガラス板あるいは
管、不織布、布など)上に、前記ドープを厚さ数十ミク
ロン〜数百ミクロンの範囲で適当な方法により流延し、
必要に応じて一定時間一定条件の雰囲気(例えば、貧溶
媒の蒸気を含有する空気)に放置後、貧溶媒(主に水)
から成る凝固浴中に浸漬してゾル−ゲル相変換による湿
式又は乾湿式製膜を行なう。また、公知の方法でドープ
を中空糸成形ノズルを経て紡糸することにより中空糸膜
の製造が可能である。
ミド、N−メチル−2−ピロリドン、2−ピロリドン、
ジメチルスルホキシド、スルホラン、テトラヒドロフラ
ン等の水に可溶な溶媒(これらを第1群の溶媒とする)
や塩化メチレン、クロロホルムなどの水に不溶のハロゲ
ン系炭化水素の溶媒(これらを第■群の溶媒とする)に
溶解して、この溶液より公知の相転換法による製膜が可
能である。すなわち、第1群の溶媒を用いる場合は、こ
れに前述の芳香族重合体を溶解し、必要に応じて電解質
や水溶性高分子あるいは水溶性の貧溶媒(例えば、水又
はアルコール類やケトン類など)を同時に溶解混合した
製膜用溶液(これをドープと呼ぶ)を調製する。シート
状、あるいは管状に分離膜を形成させるには、シート状
あるいは管状の適当な支持体(例えばガラス板あるいは
管、不織布、布など)上に、前記ドープを厚さ数十ミク
ロン〜数百ミクロンの範囲で適当な方法により流延し、
必要に応じて一定時間一定条件の雰囲気(例えば、貧溶
媒の蒸気を含有する空気)に放置後、貧溶媒(主に水)
から成る凝固浴中に浸漬してゾル−ゲル相変換による湿
式又は乾湿式製膜を行なう。また、公知の方法でドープ
を中空糸成形ノズルを経て紡糸することにより中空糸膜
の製造が可能である。
また、第■群の溶媒を用いる場合は、第1群と同様にし
て調整したドープを、これまた、第1群の場合と同様の
方法でシート状、管状、あるいは中空糸状に流延、又は
吐出し、一定時間、一定条件の雰囲気にさらすことによ
って液−液相分離を起こさせ、さらに溶媒を蒸発させて
行くことにより、最終的に比較的多孔質の分離膜を得る
ことができる。これは酢酸セルロース系メンブレンフィ
ルターの乾式製膜法とほとんど同様の方法である。
て調整したドープを、これまた、第1群の場合と同様の
方法でシート状、管状、あるいは中空糸状に流延、又は
吐出し、一定時間、一定条件の雰囲気にさらすことによ
って液−液相分離を起こさせ、さらに溶媒を蒸発させて
行くことにより、最終的に比較的多孔質の分離膜を得る
ことができる。これは酢酸セルロース系メンブレンフィ
ルターの乾式製膜法とほとんど同様の方法である。
(発明の効果)
本発明の芳香族重合体膜は、最終的にポリエーテルサル
ホンとスルホン化芳香族ポリサルホンとのブロックポリ
マーを構成要素としている。
ホンとスルホン化芳香族ポリサルホンとのブロックポリ
マーを構成要素としている。
従って膜の微孔表面は親水性に冨むが、膜の構造を実質
的に決定しているポリマーマトリックスは主にポリエー
テルサルホンから構成されているというミクロ相分離構
造を有する膜となっている。この結果、本発明の膜は透
水速度が高く、汚れも付きにくい性質を有していると同
時に、膜の機械的強度、耐熱性、耐薬品性等は従来の芳
香族ポリサルホン膜のそれにほぼ匹敵する性能を有して
いる。従って、従来の親水性ポリマーから主として成る
分離膜(例えば酢酸セルロース膜、あるいは従来法によ
る親水化ポリサルホン膜)が耐えられなかったような過
酷な条件下の膜分離操作に有効に使用することが出来る
利点を有している。
的に決定しているポリマーマトリックスは主にポリエー
テルサルホンから構成されているというミクロ相分離構
造を有する膜となっている。この結果、本発明の膜は透
水速度が高く、汚れも付きにくい性質を有していると同
時に、膜の機械的強度、耐熱性、耐薬品性等は従来の芳
香族ポリサルホン膜のそれにほぼ匹敵する性能を有して
いる。従って、従来の親水性ポリマーから主として成る
分離膜(例えば酢酸セルロース膜、あるいは従来法によ
る親水化ポリサルホン膜)が耐えられなかったような過
酷な条件下の膜分離操作に有効に使用することが出来る
利点を有している。
(実施例)
次に実施例により本発明を具体的に説明するが、純水透
水係数(Lp)、Lpの経時低下率(β)、および卵白
アルブミンの排除率(RO)はそれぞれ 有効膜面積(ホ)×透水時間(日)×濾過圧力(Kg/
cm)(但し濾過1時間後のLp値をLp’、3時間後
の値をLp3とする。) で定義されたものである。
水係数(Lp)、Lpの経時低下率(β)、および卵白
アルブミンの排除率(RO)はそれぞれ 有効膜面積(ホ)×透水時間(日)×濾過圧力(Kg/
cm)(但し濾過1時間後のLp値をLp’、3時間後
の値をLp3とする。) で定義されたものである。
また、分離膜の濾過吸着量の測定は100pp■の卵白
アルブミンリン酸バッファーit (25°C)を用い
て行なった。
アルブミンリン酸バッファーit (25°C)を用い
て行なった。
すなわち濾過前の卵白アルブミン溶液の濃度をCl1)
pHl+容量をV、d (約50sffi)とし、これ
を有効膜面積Sc+1 (13,5c+fl)の分離膜
にて加圧3 kg / CTMで容量■2−(約10d
)までが過、濃縮したとき、濃縮液の濃度Czppra
、透過液の容量V 3d、濃度Capl)Inを用いて
、濾過面積当たりの吸着量m(μg/cJ)を次式によ
り算出することが出来る。
pHl+容量をV、d (約50sffi)とし、これ
を有効膜面積Sc+1 (13,5c+fl)の分離膜
にて加圧3 kg / CTMで容量■2−(約10d
)までが過、濃縮したとき、濃縮液の濃度Czppra
、透過液の容量V 3d、濃度Capl)Inを用いて
、濾過面積当たりの吸着量m(μg/cJ)を次式によ
り算出することが出来る。
実施例1
末端が水酸基である(1)式の反復単位を有するポリエ
ーテルサルホン(Victrex 5003p、 r(
1社製、平均分子量12.000) 60gをジメチル
スルホキシド(以下DMSO)400dと塩化ベンゼン
(以下PhCffi ) 200 dの混合溶媒に室温
で溶解し、これに0.5NのNaOH水溶液13戚を加
えて室温で2hr反応させ、末端がナトリウムフェルレ
ート型のポリエーテルサルホンの溶液を得た。これにα
、α′−ジクロローP−キシレン1.5gを加え、室温
でlhr、70°Cで2hr反応させて、ポリマー末端
に活性クロロメチル基を導入した。この反応混合物の溶
液をA液と ゛する。
ーテルサルホン(Victrex 5003p、 r(
1社製、平均分子量12.000) 60gをジメチル
スルホキシド(以下DMSO)400dと塩化ベンゼン
(以下PhCffi ) 200 dの混合溶媒に室温
で溶解し、これに0.5NのNaOH水溶液13戚を加
えて室温で2hr反応させ、末端がナトリウムフェルレ
ート型のポリエーテルサルホンの溶液を得た。これにα
、α′−ジクロローP−キシレン1.5gを加え、室温
でlhr、70°Cで2hr反応させて、ポリマー末端
に活性クロロメチル基を導入した。この反応混合物の溶
液をA液と ゛する。
一方、公知の方法によって式(■)、および(1)の反
復単位をモル比l:lで有し、かつ末端がカリウムフェ
ルレート型の芳香族ポリサルホンを合成した。すなわち
、ヒドロキノン5・5g、43%KOH水溶液13g、
DMSO50緘。
復単位をモル比l:lで有し、かつ末端がカリウムフェ
ルレート型の芳香族ポリサルホンを合成した。すなわち
、ヒドロキノン5・5g、43%KOH水溶液13g、
DMSO50緘。
及びベンゼン6 mlを仕込み、N2ガスを吹き込んだ
。混合物を3〜4hrにわたって還流させ、水を連続的
にベンゼンとの共沸混合物として除去し、そして、13
0 ’C付近でベンゼンを充分留去した。この混合物を
冷却し、4,4°−ジクロロジフェニルスルホン14.
4 g 、&[’g水D M 5040dをN2雰囲気
下で加えた。この混合物を130°Cに加熱し、充分撹
拌しつつ130〜140°Cで6hr保った。この反応
混合物を水300mjt中に注ぎ白色重合体を炉別水洗
し、減圧乾燥し、目的の芳香族ポリサルホンを得た。
。混合物を3〜4hrにわたって還流させ、水を連続的
にベンゼンとの共沸混合物として除去し、そして、13
0 ’C付近でベンゼンを充分留去した。この混合物を
冷却し、4,4°−ジクロロジフェニルスルホン14.
4 g 、&[’g水D M 5040dをN2雰囲気
下で加えた。この混合物を130°Cに加熱し、充分撹
拌しつつ130〜140°Cで6hr保った。この反応
混合物を水300mjt中に注ぎ白色重合体を炉別水洗
し、減圧乾燥し、目的の芳香族ポリサルホンを得た。
この芳香族ポリサルホン15g−1−DMS05MとP
hCj!20dの混合溶媒に溶解し、この溶液を前述の
A液に加え室温でlhr、70°Cで2hr反応させた
後、濃硫酸を加えて反応を停止した。
hCj!20dの混合溶媒に溶解し、この溶液を前述の
A液に加え室温でlhr、70°Cで2hr反応させた
後、濃硫酸を加えて反応を停止した。
反応混合物をメタノール/水(8/2 (容積比))
にて再沈後、重合体を炉別水洗し、次いで減圧乾燥した
。270MHzの’H−NMR分析、および有機溶媒系
ゲルパーミェーションクロマトグラフィーによる分子量
分布の測定から、この重合体は反復単位(1)を有する
ポリエーテルサルホンAに反復単位(1)及び (IV
)を等モルで有する芳香族ポリサルホンBがベンジルエ
ーテル結合を介してブロック状に結合したブロックポリ
マーであることが確認された。また、このポリマーのB
成分の含有率は20重景%であった。
にて再沈後、重合体を炉別水洗し、次いで減圧乾燥した
。270MHzの’H−NMR分析、および有機溶媒系
ゲルパーミェーションクロマトグラフィーによる分子量
分布の測定から、この重合体は反復単位(1)を有する
ポリエーテルサルホンAに反復単位(1)及び (IV
)を等モルで有する芳香族ポリサルホンBがベンジルエ
ーテル結合を介してブロック状に結合したブロックポリ
マーであることが確認された。また、このポリマーのB
成分の含有率は20重景%であった。
この、ブロックポリマー20gを濃硫酸100rnlと
ともに18hrFiとうし、更に濃硫酸50dを添加し
18hr振とうし続けた。次に、この溶液を50%W/
W希硫酸中に注ぎ、白色沈澱を炉別水洗し、次いで減圧
乾燥した。この沈澱は実質的に実施例1のブロックポリ
マー中の反復単位(IV)がモノスルホン化されている
ブロックポリマーであることが、270MHz’H−N
MR分析によって確認された。
ともに18hrFiとうし、更に濃硫酸50dを添加し
18hr振とうし続けた。次に、この溶液を50%W/
W希硫酸中に注ぎ、白色沈澱を炉別水洗し、次いで減圧
乾燥した。この沈澱は実質的に実施例1のブロックポリ
マー中の反復単位(IV)がモノスルホン化されている
ブロックポリマーであることが、270MHz’H−N
MR分析によって確認された。
このブロックポリマー20重量部をDMS070重量部
とアセトン10を置部の混合溶媒に溶解し、ドープを得
た。これをポリエステル不織布上に厚さ150μmにて
流延し、30秒後に10’Cの水中に浸漬して凝固させ
、分離膜を得た。
とアセトン10を置部の混合溶媒に溶解し、ドープを得
た。これをポリエステル不織布上に厚さ150μmにて
流延し、30秒後に10’Cの水中に浸漬して凝固させ
、分離膜を得た。
この膜のイオン交換容量は0.6meq/gであり、L
P’=15ボ/ボ・日・廟/Cm1.β=0%1RO=
100%及びm=10μg/cdであり、ス/[/ホン
化したことによって膜性能が格段に向上した。しかも、
この膜は80°Cの熱水に1ケ月間浸漬した後も性能に
変化がなかった。
P’=15ボ/ボ・日・廟/Cm1.β=0%1RO=
100%及びm=10μg/cdであり、ス/[/ホン
化したことによって膜性能が格段に向上した。しかも、
この膜は80°Cの熱水に1ケ月間浸漬した後も性能に
変化がなかった。
比較例1
ブロックポリマーの代わりに、実施例1の合成で用いた
ポリエーテルサルホン(Victrex5003p)を
用いる以外は実施例1と同様の方法で分N膜を作製した
。この膜にイオン交換機能はなく、Lp’ =8ポ/
ボ・日・kg / cd 、 β=10%。
ポリエーテルサルホン(Victrex5003p)を
用いる以外は実施例1と同様の方法で分N膜を作製した
。この膜にイオン交換機能はなく、Lp’ =8ポ/
ボ・日・kg / cd 、 β=10%。
Ro=100%、m=70μg/C11lであり、汚れ
の付きやすい膜であった。
の付きやすい膜であった。
Claims (5)
- (1)反復単位 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・( I
) を有するポリエーテルサルホン(これをAとする)の末
端部位と下記の式(II)〜(IV)から選ばれる少なくと
も1種の反復単位又はこれをスルホン化した反復単位を
式( I )の反復単位とともに有する芳香族ポリサルホ
ン(これをBとする)の末端部位とが共有結合によって
結合したブロックポリマーを含有することを特徴とする
芳香族重合体膜。 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・(II) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・(III
) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・(IV) - (2)式( I )の反復単位の単独重合体、又は式(II
)ないし(IV)から選ばれる少なくとも1種の反復単位
を式( I )の反復単位とともに有する共重合体と前記
ブロックポリマーとの混合物から成る特許請求の範囲第
1項記載の芳香族重合体膜。 - (3)芳香族重合体膜中の芳香族ポリサルホン成分Bの
含有率が2重量%以上、65重量%以下で、かつ、該膜
のイオン交換容量が0.1meq/g以上、2meq/
g以下である特許請求の範囲第1項記載の芳香族重合体
膜。 - (4)前記ブロックポリマーが一般式、 Bl−(A−B)m・・・・・・(V) 又は、Al−(B−A)n・・・・・・(VI)(ここで
lは0又は1、m、nは1以上の整数)で表わされる特
許請求の範囲第1項記載の芳香族重合体膜。 - (5)乾式、乾湿式又は湿式による相変換製膜法を用い
て製造される特許請求の範囲第1項記載の芳香族重合体
膜。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9416587A JPH08176B2 (ja) | 1987-04-16 | 1987-04-16 | 芳香族重合体膜 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9416587A JPH08176B2 (ja) | 1987-04-16 | 1987-04-16 | 芳香族重合体膜 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63258603A true JPS63258603A (ja) | 1988-10-26 |
JPH08176B2 JPH08176B2 (ja) | 1996-01-10 |
Family
ID=14102752
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9416587A Expired - Lifetime JPH08176B2 (ja) | 1987-04-16 | 1987-04-16 | 芳香族重合体膜 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08176B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03193126A (ja) * | 1989-10-31 | 1991-08-22 | Union Carbide Ind Gases Technol Corp | スルホン化ヘキサフルオロビス―aポリスルホン膜と流体分離方法 |
JP2001250567A (ja) * | 1999-12-27 | 2001-09-14 | Sumitomo Chem Co Ltd | 高分子電解質およびその製造方法 |
US7258941B2 (en) | 2001-05-08 | 2007-08-21 | Ube Industries, Ltd. | Polymer electrolyte for solid polymer type fuel cell and fuel cell |
JP2016531752A (ja) * | 2013-09-16 | 2016-10-13 | エルジー・ケム・リミテッド | イオン交換性高分子層を含む水処理分離膜およびその製造方法 |
-
1987
- 1987-04-16 JP JP9416587A patent/JPH08176B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03193126A (ja) * | 1989-10-31 | 1991-08-22 | Union Carbide Ind Gases Technol Corp | スルホン化ヘキサフルオロビス―aポリスルホン膜と流体分離方法 |
JP2001250567A (ja) * | 1999-12-27 | 2001-09-14 | Sumitomo Chem Co Ltd | 高分子電解質およびその製造方法 |
US7258941B2 (en) | 2001-05-08 | 2007-08-21 | Ube Industries, Ltd. | Polymer electrolyte for solid polymer type fuel cell and fuel cell |
JP2016531752A (ja) * | 2013-09-16 | 2016-10-13 | エルジー・ケム・リミテッド | イオン交換性高分子層を含む水処理分離膜およびその製造方法 |
US10279320B2 (en) | 2013-09-16 | 2019-05-07 | Lg Chem, Ltd. | Water-treatment separation membrane comprising ionic exchangeable polymer layer and method for forming same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08176B2 (ja) | 1996-01-10 |
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