JPS6325436A - 空調換気扇 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、換気時に室内から室外へ排出される排気流と
室外から室内に給気される給気流とを熱交換器によって
熱交換を行ない、換気時のエネルギー損失を少なくする
空調換気扇に関するものである。

従来の技術 従来より、壁面などに取付け、パイプを通して同時給排
する空調換気扇のシャッタは、構造が簡単でありながら
シャッタ効果が高いことにより換気扇運転スイッチとは
連動しない平板よりなる手動のスライド式のシャッタが
使用されることが多かった。

このスライド式のシャッタを使用した空調換気扇を第４
図に示すが、図において１００は空調換気扇本体であり
、その背面に給気口１０１および排気口１０２を開閉す
るスライド式のシャッタ１０３が設けられ、このシャッ
タ１０３を矢印１０５側に手動によってスライドするこ
とにより３１．７ ンヤノタ１０３に設けられた開口部１０４が給気口１０
１に合致するとともに、シャッタ１０３が排気口１０２
から外れて給気口１０１および排気口１０２がともに開
状態となり、逆に矢印１０６側にスライドすると、給気
口１０１および排気口１０２はシャッタ１０３にふさが
れて閉状態となる。なお、第４図はシャッタ１０３の閉
状態を示し、１０７は給気流と排気流の混合を防ぐ仕切
板である。

発明が解決しようとする問題点 前記従来の手動スライド式のシャッタ１０３は空調換気
扇本体１００の運転スイッチとは連動しないため、空調
換気扇本体１００を運転させるとともに手動によりシャ
ッタ１０３を開かないことは室内の空気を室外にあるい
は室外の空気を室内に排気、給気することができない。

ところが、シャッタ１０３を開くことを忘れて空調換気
扇本体１００を運転しても使用者が気付くことがない場
合があり、また、センサー等で空調換気扇本体１００を
自動運転しても、自動的にシャッタ１０３は開閉するこ
とはなく、その都度に使用者がシャッタ１０３を開閉し
なければならなく、自動運転をしての本来の機能が発揮
できないという問題があった。

本発明は上記従来の問題点に留意し、電気的にシャッタ
を開閉し、手動によらず自動的にシャッタが開閉できる
開閉器を備えた空調換気扇を提供することを目的とする
ものである。

問題点を解決するだめの手段 この問題点を解決するために本発明は、ギヤモータとこ
のギヤモータの出力軸に対して対称な位置に配設した常
開接点を有する第１および第２のスイッチと、前記第１
のスイッチを介して形成した前記ギヤモータの第１の通
電回路と、前記第２のスイッチを介して形成した前記ギ
ヤモータの第２の通電回路と、前記出力軸に固定され前
記第１および第２のスイッチを同時に作動させ、かつ所
定の位置まで回転したときに前記第１および第２のスイ
ッチのり・ち一方を不作動にするカムと、このカムの回
転と対応させて前記出力軸に固定した６　ベー／ クランクとからなる開閉器を空調換気扇本体に設け、こ
の空調換気扇本体に設けた排気口および給気口を、前記
空調換気扇本体に設けたガイドにそって往復移動してと
もに開閉するシャッタに形成した溝に前記クランクの先
端に設けた係合部を移動自在に係合させた空調換気扇を
構成したものである。

作　　　用 この構成により、第１あるいは第２のうちの一方の通電
回路を電源に接続すると、この一方の通電回路に設けた
第１あるいは第２の一方のスイッチを介して、ギヤモー
タが通電され出力軸に固定されたクランクが回転して、
このクランクに係合されたシャッタが移動し、排気口お
よび給気口がともに開状態あるいは閉状態となり、この
時点でカムにより上記一方のスイッチがオフされ、シャ
ッタの移動が停止する。そしてシャッタを逆方向に移動
させて閉状態あるいは開状態にするには、他方の通電回
路に切換えて電源を接続すると、他方のスイッチを介し
ギヤモータが通電され、所定６ベーソ の位置まで回転してシャッタを移動させ閉状態あるいは
開状態となり、カムにより他方のスイッチをオフしシャ
ッタの移動を停止させることとなる。

実施例 以下に本発明の実施例を第１図〜第３図にもとづき説明
する。図において１は空調換気扇本体８の背面に設けた
開閉器であり、ギヤモータ２と、このギヤモータ２の出
力軸２ａに固定された円形状に一つの切欠き３ａを有す
るカム３と、同じく出力軸２に固定されたクランク４と
、前記カム３の切欠き３ａと、その操作レバー６ａ、６
ａが係合したとき、内蔵した常開接点ＮＯを開離し、前
記出力軸２に対して対称な位置に配設したシャツタ開用
マイクロスイッチ６、シャツタ閉用マイクロスイッチ６
とを具備している。なおりランク４はカム３の切欠き３
ａと同じ方向に向けて固定されている。また、空調換気
扇本体８の背面には、内部方向に一段低く形成した四部
９が設けられ、この四部９に平板よりなり空調換気扇本
体８に設けられた給気口１１および排気口１２を開閉す
る７ベー７ シャッタ７を左右方向に移動自在に嵌合している。

シャッタ７には、はぼ中央に開口１４と、この開口１４
の近傍に上下方向に形成した溝１３とを設けている。溝
１３には、前記クランク４の先端に設けた係合突部４ａ
を移動自在に係合している。

第３図は本実施例の空調換気扇の電気回路図を示し、運
転スイッチ１５の可動接点Ａは電源１６の一端と接続さ
れ、固定接点０およびＳと切換え接続するようにしてい
る。１だ、固定接点には電源１６の他端ギヤモータ２の
一方の駆動端子２ｂと接続している。シャツタ開用マイ
クロスイッチ６の共通接点Ｃは運転スイッチ１５の固定
接点Ｏと、常開接点Ｎｏはギヤモータ２の他方の駆動端
子２Ｃとそれぞれ接続され、シャツタ閉用マイクロスイ
ッチ６についても同様に接続されている。また、固定接
点におよびＯには空調換気扇本体８に内蔵された送風機
１０が接続されている。上記構成において空調換気扇の
運転動作を以下に説明する。第１図においてシャッタ７
は給気口１１および排気口１２をふさいで閉状態にして
いるが、この状態において運転スイッチ１５の可動接点
Ａを固定接点Ｏ側、すなわち運転側に切換えると送風機
１０に通電するとともにシャツタ開用マイクロスイッチ
５の常開接点ＮＯを介してギヤモータ２に通電回路を形
成する。このときシャツタ開用マイクロスイッチ６は操
作レバー６ａがカム３に押されて作動するので常開接点
ＮＯと共通端子Ｃ間が導通し、ギヤモータ２に通電され
る。そしてギヤモータ２の出力軸２ａが矢印Ｒ方向に回
転しクランク４も回転する。クランク４が回転すると先
端に設けだ係合突部４ａが溝１３内を中央部から下方へ
、そして下方から中央部へ移動しながらシャッタ７を第
１図における左方向に移動させる。

この移動によりそれまでシャッタ７に閉じられていた排
気口１２が開口されるとともに、シャッタ７に設けられ
た開口１４と給気口１１が合致して、給気口１１が開口
される。排気口１２と給気口１１がともに開口される位
置までシャッタ７が移動すると、クランク４とともに回
転していたカム３は半回転して、操作レバー５ａの位置
にカム３の切９ベーノ 欠き３ａがきてシャツタ開用マイクロスイッチ６の作動
が解かれ、共通接点Ｃと常開接点Ｎｏ間が開離してギヤ
モータ２が停止し、シャッタ７の移動が停止する。この
ときシャツタ閉用マイクロスイッチ６は、操作レバー６
ａの位置にカム３の円周部がきていて作動し、共通接点
Ｃと常開接点Ｎ。

間が導通しだ状態となる。一方、第２図における給気口
１１および排気口１２の開状態、すなわち空調換気扇の
運転状態において運転スイッチ１６の可動接点Ａを固定
接点Ｓ側に切換えると送風機１０が断電されるとともに
、シャツタ閉用マイクロスイッチ６の常開接点Ｎｏを介
してギヤモータ２に通電回路を形成する。このとき開用
マイクロスイッチ６は導通状態となっているのでギヤモ
ータ２に通電される。そしてギヤモータ２の出力軸２ａ
が矢印方向に回転してクランク４が回転し、係合突部４
ａが溝１３内を中央部から上方へ、そして上方から中央
部へ移動しながらシャッタ７を第２図における右方向に
移動させる。そしてシャッタ７が給気口１１および排気
口１２を完全にふ１０ベージ さいて閉状態にする位置まで移動するとカム３の切欠き
が操作レバー６ａの位置にきて、シャツタ閉用マイクロ
スイッチ６の作動が解かれ、共通接点Ｃと常開接点Ｎｏ
間が開離してギヤモータ２が停止し、シャッタ７の移動
が停止する。このとき、開用マイクロスイッチ６は作動
が停止していたが、カム３が回転したことによって再び
作動し共通接点Ｃと常開接点Ｎ０間が導通される。

以上のように本実施例によれば、シャッタ７は、開閉器
１によって、空調換気扇本体８の運転とともに給気口１
１と排気口１２をともに、電気的に開閉することができ
るので、シャッタを閉めて停止したり、開は忘れて運転
したりすることがなくなり、常に正常な換気をすること
ができ、また、空調換気扇にセンサー等を設け、自動運
転をした場合でも、その都度シャッタを手で開閉しなく
てもよく、自動換気運転として完全に機能を発揮するこ
ととなる。

発明の効果 以上の実施例の説明より明らかなように、本発１１　ベ
ーン 明は従来手でスライドして開閉していた平板のシャッタ
を開閉器によって、電気的に開閉することができ、空調
換気扇にセンサー等を設け、自動運転をした場合でも、
その都度シャッタを開閉しなくてもよく、自動的に開閉
できるので、シャッタを閉め忘扛たり、開は忘れたりす
ることがなくなり、常に正常な換気をすることができる
という効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による空調換気扇のシャッタ
が閉の状態を示す背面図、第２図は同シャッタが開の状
態を示す背面図、第３図は同空調換気扇の電気回路図、
第４図は従来の空調換気扇のシャッタが閉の状態を示す
背面図である。 １・・・・・開閉器、２・・・・・ギヤモータ、２ａ・
・・・・・出力軸、３・・・・・カム、４・・・・・・
クランク、４ａ・・・・・・係合突部、６・・・・・・
シャツタ開用マイクロスイッチ、６・・・・・・シャツ
タ閉用マイクロスイッチ、７・・・・・・シャッタ、８
・・・・・・空調換気扇本体、９・・・・・・凹部、１
１・・・・・・給気口、１２・・・・・・排気口、１３
・・・・・・溝、Ｎ。 ・・・常開接点。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　ギヤモータと、このギヤモータの出力軸に対して対称
   な位置に配設した常開接点を有する第１および第２のス
   イッチと、前記第１のスイッチを介して形成した前記ギ
   ヤモータの第１の通電回路と、前記第２のスイッチを介
   して形成した前記ギヤモータの第２の通電回路と、前記
   出力軸に固定され前記第１および第２のスイッチを同時
   に作動させ、かつ所定の位置まで回転したときに前記第
   １および第２のスイッチのうち一方を不作動にするカム
   と、このカムの回転と対応させて前記出力軸に固定した
   クランクとからなる開閉器を空調換気扇本体に設け、こ
   の空調換気扇本体に設けた排気口および給気口を、前記
   空調換気扇本体に設けたガイドにそって往復移動してと
   もに開閉するシャッタに形成した溝に前記クランクの先
   端に設けた係合部を移動自在に係合させた空調換気扇。