JPS6324769Y2 - - Google Patents
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- JPS6324769Y2 JPS6324769Y2 JP11383981U JP11383981U JPS6324769Y2 JP S6324769 Y2 JPS6324769 Y2 JP S6324769Y2 JP 11383981 U JP11383981 U JP 11383981U JP 11383981 U JP11383981 U JP 11383981U JP S6324769 Y2 JPS6324769 Y2 JP S6324769Y2
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- Japan
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- cam
- arrow
- guide
- sliding
- shaped piston
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- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims 1
- KJFBVJALEQWJBS-XUXIUFHCSA-N maribavir Chemical compound CC(C)NC1=NC2=CC(Cl)=C(Cl)C=C2N1[C@H]1O[C@@H](CO)[C@H](O)[C@@H]1O KJFBVJALEQWJBS-XUXIUFHCSA-N 0.000 claims 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 3
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 3
- 101000794560 Arbacia punctulata Calmodulin-beta Proteins 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000035807 sensation Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Mechanical Control Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は例えばオーデイオ機器を収納するキ
ヤビネツトに於いて、取つ手を用いずにキヤビネ
ツト前面に設けられた開閉扉を開いたり、閉じた
りすることを可能とする摺動装置に関する。
ヤビネツトに於いて、取つ手を用いずにキヤビネ
ツト前面に設けられた開閉扉を開いたり、閉じた
りすることを可能とする摺動装置に関する。
例えばオーデイオ機器を収納するキヤビネツト
に於いては、キヤビネツト前面に回動自在に設け
られた開閉扉を取つ手を用いずに単に開閉扉をキ
ヤビネツト内側に向けて押すだけで開いたり、閉
じたりできる構造のものが知られている。
に於いては、キヤビネツト前面に回動自在に設け
られた開閉扉を取つ手を用いずに単に開閉扉をキ
ヤビネツト内側に向けて押すだけで開いたり、閉
じたりできる構造のものが知られている。
第1図は上述したように開閉扉を駆動する為の
摺動装置、いわゆるキヤツチ機構を示すものであ
る。このキヤツチ機構はT型ピストン11をシリ
ンダー12に摺動自在に配設して成るものであ
る。T型ピストン11は通常は図示実線で示す位
置にあり、この状態より図示矢印a1方向に押す
と、T型ピストン11は図示破線で示す位置にロ
ツクされる。この状態よりT型ピストン11をさ
らに図示矢印a1方向に押して、次に押す力を除け
ばT型ピストン11は今度は図示矢印a2方向に摺
動して図示実線で示す位置にロツクされる。
摺動装置、いわゆるキヤツチ機構を示すものであ
る。このキヤツチ機構はT型ピストン11をシリ
ンダー12に摺動自在に配設して成るものであ
る。T型ピストン11は通常は図示実線で示す位
置にあり、この状態より図示矢印a1方向に押す
と、T型ピストン11は図示破線で示す位置にロ
ツクされる。この状態よりT型ピストン11をさ
らに図示矢印a1方向に押して、次に押す力を除け
ばT型ピストン11は今度は図示矢印a2方向に摺
動して図示実線で示す位置にロツクされる。
このように動作するキヤツチ機構を前述したキ
ヤビネツト内部に於いて、T型ピストン11の図
示矢印a2方向端部が開閉扉と対向するように設
け、さらにT型ピストン11の図示矢印a2方向端
部と開閉扉を磁石等により連結しておけば、開閉
扉をキヤビネツト内側に向けて押す操作だけで、
開閉扉を開いたり、閉じたりすることができる。
ヤビネツト内部に於いて、T型ピストン11の図
示矢印a2方向端部が開閉扉と対向するように設
け、さらにT型ピストン11の図示矢印a2方向端
部と開閉扉を磁石等により連結しておけば、開閉
扉をキヤビネツト内側に向けて押す操作だけで、
開閉扉を開いたり、閉じたりすることができる。
第2図は第1図に示すキヤツチ機構の分解斜視
図である。前記T型ピストン11はスプリング1
3を介在させてシリンダー12内に挿入される。
T型ピストン11の図示矢印a1方向端部にはカム
部14が設けられている。このカム部14はT型
ピストン11の軸心周り(図示矢印(a3←→a4)方
向)に対称に形成される溝状の1対のカム14
1,142が設けられている。シリンダー12に
T型ピストン11が挿入されると、カム部14に
はカムリング15が嵌合される。このカムリング
15の内周面には前記カム141,142にそれ
ぞれ係合可能な1対の突起151,152が設け
られている。シリンダー12の図示矢印a1方向端
部にはエンドキヤツプ16を取り付ける為の係合
部121が設けられている。エンドキヤツプ16
はその図示矢印a2方向端部に形成された径小部1
61を係合部121に挿入せしめるようにしてシ
リンダー12に取り付けられる。この場合、係合
部121には割溝122,123が設けられてお
り、径小部161を容易に係合部121に挿入で
きるように構成されている。また、この場合、係
合部121に設けられた透孔124,125に径
小部161に設けられた突起162,163が係
合されることにより、係合部121からエンドキ
ヤツプ16が脱落しないように構成されている。
前記カム部14に嵌合されたカムリング15はシ
リンダー12内に位置するものであるが、係合部
121の図示矢印a2方向端部の内側に形成された
径小部(図示せず)と前記径小部161によつて
挾まれるようにして係合部121内に位置決めさ
れている。
図である。前記T型ピストン11はスプリング1
3を介在させてシリンダー12内に挿入される。
T型ピストン11の図示矢印a1方向端部にはカム
部14が設けられている。このカム部14はT型
ピストン11の軸心周り(図示矢印(a3←→a4)方
向)に対称に形成される溝状の1対のカム14
1,142が設けられている。シリンダー12に
T型ピストン11が挿入されると、カム部14に
はカムリング15が嵌合される。このカムリング
15の内周面には前記カム141,142にそれ
ぞれ係合可能な1対の突起151,152が設け
られている。シリンダー12の図示矢印a1方向端
部にはエンドキヤツプ16を取り付ける為の係合
部121が設けられている。エンドキヤツプ16
はその図示矢印a2方向端部に形成された径小部1
61を係合部121に挿入せしめるようにしてシ
リンダー12に取り付けられる。この場合、係合
部121には割溝122,123が設けられてお
り、径小部161を容易に係合部121に挿入で
きるように構成されている。また、この場合、係
合部121に設けられた透孔124,125に径
小部161に設けられた突起162,163が係
合されることにより、係合部121からエンドキ
ヤツプ16が脱落しないように構成されている。
前記カム部14に嵌合されたカムリング15はシ
リンダー12内に位置するものであるが、係合部
121の図示矢印a2方向端部の内側に形成された
径小部(図示せず)と前記径小部161によつて
挾まれるようにして係合部121内に位置決めさ
れている。
第3図は前記カム部14を展開して示すもので
ある。前記カム141,142はカムリング15
を駆動する為の第1のカムA,Bと、この第1の
カムA,Bの図示矢印a1方向端部に略L字状に形
成され、前記突起151,152を前記第1のカ
ムA,Bまで導びいてカムリング15をカム部1
4に嵌合させる為の第2のカムC,Dを有する。
第1のカムA,Bは図示矢印(a1←→a2)方向(T
型ピストン11の軸方向)に延在する第1の案内
部1A,1Bと図示矢印(a3←→a4)方向に波状に
形成される第2の案内部2A,2Bを有する。第
2のカムC,Dは、T型ピストン11の図示矢印
a1方向端部から図示矢印a2方向に形成された第3
の案内部1C,1Dとこの第3の案内部1C,1
Dの図示矢印a2方向端部から図示矢印a4方向に向
かつて第1の案内部1A,1Bまで形成された第
4の案内部2C,2Dを有する。
ある。前記カム141,142はカムリング15
を駆動する為の第1のカムA,Bと、この第1の
カムA,Bの図示矢印a1方向端部に略L字状に形
成され、前記突起151,152を前記第1のカ
ムA,Bまで導びいてカムリング15をカム部1
4に嵌合させる為の第2のカムC,Dを有する。
第1のカムA,Bは図示矢印(a1←→a2)方向(T
型ピストン11の軸方向)に延在する第1の案内
部1A,1Bと図示矢印(a3←→a4)方向に波状に
形成される第2の案内部2A,2Bを有する。第
2のカムC,Dは、T型ピストン11の図示矢印
a1方向端部から図示矢印a2方向に形成された第3
の案内部1C,1Dとこの第3の案内部1C,1
Dの図示矢印a2方向端部から図示矢印a4方向に向
かつて第1の案内部1A,1Bまで形成された第
4の案内部2C,2Dを有する。
前記カムリング15を前記カム部14に嵌合す
る場合は、カムリング15の突起151,152
をそれぞれ第2のカムC,Dの図示矢印a1方向端
部に位置決めし、これを図示矢印a2方向に移動さ
せた後、図示矢印a4方向に回転させればよい。
る場合は、カムリング15の突起151,152
をそれぞれ第2のカムC,Dの図示矢印a1方向端
部に位置決めし、これを図示矢印a2方向に移動さ
せた後、図示矢印a4方向に回転させればよい。
T型ピストン11が第1図に実線で示す位置に
ある状態は、T型ピストン11がスプリング13
によつて図示矢印a2方向に摺動せしめられ、第1
の案内部1A,1Bの図示矢印a1方向端部にカム
リング15の突起151,152が当接すること
により、T型ピストン11が停止せしめられてい
る状態である。この状態よりT型ピストン11を
図示矢印a1方向に押すと、カムリング15の突起
151,152は相対的に図示○ア,○イ位置より第
1の案内部1A,1B内を移動して図示○ウ,○エ位
置に到る。この状態より、さらにT型ピストン1
1を押すと、突起151,152が第2の案内部
2A,2Bのカム面A1,B1に案内されて図示矢
印a3方向に回転する。突起151,152が図示
○オ,○カ位置に到ると、T型ピストン11は押せな
くなり、T型ピストン11から押す力を除けば、
T型ピストン11はスプリング13によつて図示
矢印a2方向に摺動せしめられる。これにより、突
起151,152は今度は第2の案内部2A,2
Bのカム面A2,B2に案内されて図示○キ,○ク位置
に到る。これによりT型ピストン11は図示矢印
a2方向に摺動できなくなり停止する。このときの
T型ピストン11の位置が第1図に破線で示す位
置となる。この状態より、T型ピストン11を図
示矢印a1方向に押すと、突起151,152が第
2の案内部2A,2Bのカム面A1,BB1に案内
され、カムリング15が図示矢印a3方向に回転す
る。突起151,152が図示○ケ,○コ位置に来る
と、T型ピストン11は図示矢印a1方向に摺動で
きなくなり、T型ピストン11を押す力を除けば
T型ピストン11はスプリング13によつて図示
矢印a2方向に摺動させられ、突起151,152
が第2の案内部2A,2Bのカム面A2,B2に案
内されて今度は突起151が第1の案内部1B
に、突起152が第1の案内部1Aに案内される
ようになり、突起151,152がそれぞれ図示
○イ,○ア位置に到るとT型ピストン11は図示矢印
a2方向に摺動できなくなり停止する。つまり、第
1図に実線で示す状態となる。
ある状態は、T型ピストン11がスプリング13
によつて図示矢印a2方向に摺動せしめられ、第1
の案内部1A,1Bの図示矢印a1方向端部にカム
リング15の突起151,152が当接すること
により、T型ピストン11が停止せしめられてい
る状態である。この状態よりT型ピストン11を
図示矢印a1方向に押すと、カムリング15の突起
151,152は相対的に図示○ア,○イ位置より第
1の案内部1A,1B内を移動して図示○ウ,○エ位
置に到る。この状態より、さらにT型ピストン1
1を押すと、突起151,152が第2の案内部
2A,2Bのカム面A1,B1に案内されて図示矢
印a3方向に回転する。突起151,152が図示
○オ,○カ位置に到ると、T型ピストン11は押せな
くなり、T型ピストン11から押す力を除けば、
T型ピストン11はスプリング13によつて図示
矢印a2方向に摺動せしめられる。これにより、突
起151,152は今度は第2の案内部2A,2
Bのカム面A2,B2に案内されて図示○キ,○ク位置
に到る。これによりT型ピストン11は図示矢印
a2方向に摺動できなくなり停止する。このときの
T型ピストン11の位置が第1図に破線で示す位
置となる。この状態より、T型ピストン11を図
示矢印a1方向に押すと、突起151,152が第
2の案内部2A,2Bのカム面A1,BB1に案内
され、カムリング15が図示矢印a3方向に回転す
る。突起151,152が図示○ケ,○コ位置に来る
と、T型ピストン11は図示矢印a1方向に摺動で
きなくなり、T型ピストン11を押す力を除けば
T型ピストン11はスプリング13によつて図示
矢印a2方向に摺動させられ、突起151,152
が第2の案内部2A,2Bのカム面A2,B2に案
内されて今度は突起151が第1の案内部1B
に、突起152が第1の案内部1Aに案内される
ようになり、突起151,152がそれぞれ図示
○イ,○ア位置に到るとT型ピストン11は図示矢印
a2方向に摺動できなくなり停止する。つまり、第
1図に実線で示す状態となる。
しかしながら上記構成の場合次のような欠点が
ある。すなわち、第2のカムC,Dは第1の案内
部1A,1Bの図示矢印a1方向端部から形成され
ており、つまり、第4図に示す如く寸法l1,l2が
等しく、かつT型ピストン11に対して軸対称に
形成されている。この為、T型ピストン11が図
示矢印a2方向に摺動し、カムリング15の突起1
51,152が○ア,○イ位置にあるとき、カムの溝
幅は突起151,152の幅より広く形成されて
いるので、カムリング15に図示矢印a3方向の力
が加わるとカムリング15は図示矢印a3方向に回
転してしまうことがある。このような事態が生じ
ると、T型ピストン11を図示矢印a1方向に摺動
せしめようとした場合、突起151,152が第
2のカムC,Dのカム面C1,D1に引つ掛かり、
T型ピストン11を円滑に図示矢印a1方向に摺動
させることができなかつたり、引つ掛り異音が発
生したり、さらには全く摺動させることができな
かつたりすることがある。
ある。すなわち、第2のカムC,Dは第1の案内
部1A,1Bの図示矢印a1方向端部から形成され
ており、つまり、第4図に示す如く寸法l1,l2が
等しく、かつT型ピストン11に対して軸対称に
形成されている。この為、T型ピストン11が図
示矢印a2方向に摺動し、カムリング15の突起1
51,152が○ア,○イ位置にあるとき、カムの溝
幅は突起151,152の幅より広く形成されて
いるので、カムリング15に図示矢印a3方向の力
が加わるとカムリング15は図示矢印a3方向に回
転してしまうことがある。このような事態が生じ
ると、T型ピストン11を図示矢印a1方向に摺動
せしめようとした場合、突起151,152が第
2のカムC,Dのカム面C1,D1に引つ掛かり、
T型ピストン11を円滑に図示矢印a1方向に摺動
させることができなかつたり、引つ掛り異音が発
生したり、さらには全く摺動させることができな
かつたりすることがある。
この考案は上記の事情に対処すべくなされたも
ので、特別に大きな改造(部品追加とか構成の大
幅な変更)を施すことなく、現状程度の構成で、
使用時の動作異和感や引つ掛り異音の発生、さら
には動作不良の発生等を無くし得、動作上の信頼
性を向上し得る摺動装置を提供することを目的と
する。
ので、特別に大きな改造(部品追加とか構成の大
幅な変更)を施すことなく、現状程度の構成で、
使用時の動作異和感や引つ掛り異音の発生、さら
には動作不良の発生等を無くし得、動作上の信頼
性を向上し得る摺動装置を提供することを目的と
する。
以下、第5図を参照してこの考案の一実施例を
詳細に説明する。なお、第5図は先の第3図と同
様カム部を展開して示すものであり、先の第3図
と同一部は同一符号を付す。図中、E,Fがこの
考案の特徴とする第2のカムで、第3の案内部1
E,1Fと第4の案内部2E,2Fを有する。こ
のカムE,Fは先のカムC,D(第3図参照)と
異なり、折曲寸法、つまり図示矢印a1←→a2方向の
寸法l1,l2が異なる。図示の場合、例えばl1>l2と
されている。この場合、第2のカムFの第4の案
内部2Fの図示矢印a4方向端部と第1のカムBの
第1の案内部1Bの図示矢印a1方向端部は一致す
る。一方、第2カムEの第4案内部2E図示矢印
a4方向端部と第1のカムAの第1の案内部1Aの
図示矢印a1方向端部は一致しない。つまり、第1
のカムAの第2の案内部1Aは第2のカムEの第
4案内部2E図示矢印a4方向端部よりさらに図示
矢印a1方向に延在されている。この場合、第1の
案内部1A,1Bの図示矢印a1方向位置、つま
り、寸法l3,l4は等しく設定されている。このよ
うに構成されるカム部14に対してカムリング1
5を嵌合する場合は、カムリング15をT型ピス
トン11の軸方向に対して斜めに傾斜させて挿入
するようにすればよい。この場合、カムの溝幅や
寸法l1とl2の差等はカムリング15を斜めに挿入
可能な値に設定される。
詳細に説明する。なお、第5図は先の第3図と同
様カム部を展開して示すものであり、先の第3図
と同一部は同一符号を付す。図中、E,Fがこの
考案の特徴とする第2のカムで、第3の案内部1
E,1Fと第4の案内部2E,2Fを有する。こ
のカムE,Fは先のカムC,D(第3図参照)と
異なり、折曲寸法、つまり図示矢印a1←→a2方向の
寸法l1,l2が異なる。図示の場合、例えばl1>l2と
されている。この場合、第2のカムFの第4の案
内部2Fの図示矢印a4方向端部と第1のカムBの
第1の案内部1Bの図示矢印a1方向端部は一致す
る。一方、第2カムEの第4案内部2E図示矢印
a4方向端部と第1のカムAの第1の案内部1Aの
図示矢印a1方向端部は一致しない。つまり、第1
のカムAの第2の案内部1Aは第2のカムEの第
4案内部2E図示矢印a4方向端部よりさらに図示
矢印a1方向に延在されている。この場合、第1の
案内部1A,1Bの図示矢印a1方向位置、つま
り、寸法l3,l4は等しく設定されている。このよ
うに構成されるカム部14に対してカムリング1
5を嵌合する場合は、カムリング15をT型ピス
トン11の軸方向に対して斜めに傾斜させて挿入
するようにすればよい。この場合、カムの溝幅や
寸法l1とl2の差等はカムリング15を斜めに挿入
可能な値に設定される。
寸法l3,l4を等しく設定することは、T型ピス
トン11が第1図に実線で示す位置にあるとき、
カムリング15がT型ピストンに対して垂直とな
るように保持されるので、T型ピストン11のロ
ツク状態の安定化を図ることができる。したがつ
て、この実施例は上述したように形成される第1
の案内部1A,1Bに対して第2のカムE,Fを
図示矢印a1←→a2方向上の異なる位置から形成した
ということができる。そして、このような構成に
よれば、T型ピストン11が図示矢印a2方向に摺
動してカムリング15の突起151,152が図
示○ア,○イ位置にあるとき、カムリング15に図示
矢印a3方向へ回転させる力が加わつても、突起1
51がカム面A3に引つ掛り回転しない。したが
つて、従来のように突起151,152が第2の
カムC,D(第3図参照)に引つ掛つてT型ピス
トン11を図示矢印a1方向に円滑に摺動させるこ
とができなかつたり、引つ掛り異音が発生した
り、全く摺動させることができないといつた不具
合が生じることはない。
トン11が第1図に実線で示す位置にあるとき、
カムリング15がT型ピストンに対して垂直とな
るように保持されるので、T型ピストン11のロ
ツク状態の安定化を図ることができる。したがつ
て、この実施例は上述したように形成される第1
の案内部1A,1Bに対して第2のカムE,Fを
図示矢印a1←→a2方向上の異なる位置から形成した
ということができる。そして、このような構成に
よれば、T型ピストン11が図示矢印a2方向に摺
動してカムリング15の突起151,152が図
示○ア,○イ位置にあるとき、カムリング15に図示
矢印a3方向へ回転させる力が加わつても、突起1
51がカム面A3に引つ掛り回転しない。したが
つて、従来のように突起151,152が第2の
カムC,D(第3図参照)に引つ掛つてT型ピス
トン11を図示矢印a1方向に円滑に摺動させるこ
とができなかつたり、引つ掛り異音が発生した
り、全く摺動させることができないといつた不具
合が生じることはない。
第6図は第2のカムEのみならず、第2のカム
Fも第1のカムBの第1の案内部1Bの図示矢印
a1方向端部からではなく、その延在途中から形成
するようにしたものである。この場合も、第2の
カムE,Fの折曲寸法l1,l2は異なる大きさに設
定される。
Fも第1のカムBの第1の案内部1Bの図示矢印
a1方向端部からではなく、その延在途中から形成
するようにしたものである。この場合も、第2の
カムE,Fの折曲寸法l1,l2は異なる大きさに設
定される。
このような構成に於いても、先の実施例と同様
の効果を得ることができることは勿論である。
の効果を得ることができることは勿論である。
なお、この考案は先の実施例に限定されるもの
ではなく、要は前述したような機能を有する第2
のカムを第1のカムに対してT型ピストン11の
ような摺動部材の摺動方向上異なる部位より形成
するようなものであればよい。また、この考案は
例えばシリンダー12のような筒状部材の内面に
カムを形成し、カムリング15のような回転体を
摺動部材に一体的に取り付けたような構成の摺動
装置であつても実施可能なことは勿論である。こ
の他にも、考案の要旨を逸脱しない範囲で種々
様々変形実施可能である。
ではなく、要は前述したような機能を有する第2
のカムを第1のカムに対してT型ピストン11の
ような摺動部材の摺動方向上異なる部位より形成
するようなものであればよい。また、この考案は
例えばシリンダー12のような筒状部材の内面に
カムを形成し、カムリング15のような回転体を
摺動部材に一体的に取り付けたような構成の摺動
装置であつても実施可能なことは勿論である。こ
の他にも、考案の要旨を逸脱しない範囲で種々
様々変形実施可能である。
このようにこの考案によれば、特別に大きな改
造(部品追加とか構成の大幅な変更)を施すこと
なく、現状程度の構成で、使用時の動作異和感や
引つ掛り音の発生、さらには動作不良の発生等を
無くし得、動作上の信頼性を向上し得る摺動装置
を提供することができる。
造(部品追加とか構成の大幅な変更)を施すこと
なく、現状程度の構成で、使用時の動作異和感や
引つ掛り音の発生、さらには動作不良の発生等を
無くし得、動作上の信頼性を向上し得る摺動装置
を提供することができる。
第1図は摺動装置の組立正面図、第2図は第1
図の分解斜視図、第3図は従来の摺動装置の欠点
を説明する為の展開図、第4図は第3図の一部拡
大図、第5図はこの考案に係る摺動装置の一実施
例の要部の展開図、第6図は同じく他の実施例の
展開図である。 11……T型ピストン、12……シリンダー、
13……スプリング、14……カム部、15……
カムリング、16……エンドキヤツプ、141,
142……カム、151,152……突起、A,
B……第1のカム、E,F……第2のカム。
図の分解斜視図、第3図は従来の摺動装置の欠点
を説明する為の展開図、第4図は第3図の一部拡
大図、第5図はこの考案に係る摺動装置の一実施
例の要部の展開図、第6図は同じく他の実施例の
展開図である。 11……T型ピストン、12……シリンダー、
13……スプリング、14……カム部、15……
カムリング、16……エンドキヤツプ、141,
142……カム、151,152……突起、A,
B……第1のカム、E,F……第2のカム。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 筒状部材と、 この筒状部材に摺動自在に挿入された摺動部材
と、 上記筒状部材に挿入された上記摺動部材をその
挿入方向とは反対方向に付勢する弾性部材と、 上記摺動部材の軸心周りに回転自在なように上
記筒状部材または上記摺動部材に設けられたリン
グ状部材と、 上記摺動部材または上記筒状部材に上記摺動部
材の軸方向に沿うように形成された第1の案内部
およびこの第1の案内部の上記弾性部材の付勢方
向側の端部から上記摺動部材の軸心周りに沿うよ
うに形成された第2の案内部を有する第1のカム
と、 上記摺動部材または上記筒状部材に上記弾性部
材の付勢方向とは反対側の端部から上記摺動部材
の軸方向に沿うように形成された第3の案内部お
よびこの第3の案内部の上記弾性部材の付勢方向
側の端部から上記摺動部材の軸心周りに沿うよう
にして上記第1の案内部まで形成された第4の案
内部を有する第2のカムと、 上記第1、第2のカムに係合するように上記リ
ング状部材に形成された突起とを具備し、 上記突起は上記第1のカムを介して上記第2の
カムに嵌合させられ、 この状態で、上記リング状部材が上記摺動部材
の摺動に伴つて上記第1のカムにより回転駆動さ
れることにより、上記突起が上記第1の案内部の
上記弾性部材の付勢方向とは反対方向の端部にロ
ツクされた状態および上記第2の案内部の所定位
置にロツクされた状態を選択的に設定できるよう
に構成された摺動装置において、 上記第4の案内部は、上記第1の案内部の上記
弾性部材の付勢方向とは反対側の端部から上記付
勢方向に所定距離ずれた位置でこの第1の案内部
に接続されていることを特徴とする摺動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11383981U JPS5820065U (ja) | 1981-07-31 | 1981-07-31 | 摺動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11383981U JPS5820065U (ja) | 1981-07-31 | 1981-07-31 | 摺動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5820065U JPS5820065U (ja) | 1983-02-07 |
JPS6324769Y2 true JPS6324769Y2 (ja) | 1988-07-06 |
Family
ID=29908129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11383981U Granted JPS5820065U (ja) | 1981-07-31 | 1981-07-31 | 摺動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5820065U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5319135B2 (ja) * | 2008-02-13 | 2013-10-16 | 大和ハウス工業株式会社 | ノック機構体、該ノック機構体と建具とを用いた機器切換え制御機構、トイレ換気遮音構造、通気遮音構造及びノック機構体の設置構造 |
-
1981
- 1981-07-31 JP JP11383981U patent/JPS5820065U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5820065U (ja) | 1983-02-07 |
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