JPS63238984A - レ−ル圧接のためのレ−ルのクランプ方法とそれに用いるクランプ装置 - Google Patents
レ−ル圧接のためのレ−ルのクランプ方法とそれに用いるクランプ装置Info
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- JPS63238984A JPS63238984A JP4534687A JP4534687A JPS63238984A JP S63238984 A JPS63238984 A JP S63238984A JP 4534687 A JP4534687 A JP 4534687A JP 4534687 A JP4534687 A JP 4534687A JP S63238984 A JPS63238984 A JP S63238984A
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- clamping
- rails
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、レールとレールをそれらの端面同志で圧接す
る際に両レールを正しい相対位置関係にクランプする方
法とそれを実施するためのクランプ装置に関するもので
ある。
る際に両レールを正しい相対位置関係にクランプする方
法とそれを実施するためのクランプ装置に関するもので
ある。
一対のレールをそれらの端面同志で圧接して得られた接
合部の接合状態、つまり、接合部の左右のずれ或いは上
面の段差の発生や直線性などの状態は、軌道車の乗り心
地、走行安定性、騒音の大きさなどに大きな影響を与え
、特に高速で走行する軌道車のレールでは高い精度が接
合部に要求される。レール接合部の不良は、レール自体
の製造精度、或いは圧接前のレールクランプの精度に起
因するものであり、このため、溶接前のレールのクラン
プにおいては、レールの製造m度−,特にレールの曲が
りの誤差を吸収して接合すべきレール同志を正しい相対
位置関係に正対せしめる必要がある。
合部の接合状態、つまり、接合部の左右のずれ或いは上
面の段差の発生や直線性などの状態は、軌道車の乗り心
地、走行安定性、騒音の大きさなどに大きな影響を与え
、特に高速で走行する軌道車のレールでは高い精度が接
合部に要求される。レール接合部の不良は、レール自体
の製造精度、或いは圧接前のレールクランプの精度に起
因するものであり、このため、溶接前のレールのクラン
プにおいては、レールの製造m度−,特にレールの曲が
りの誤差を吸収して接合すべきレール同志を正しい相対
位置関係に正対せしめる必要がある。
従来のこの種のレール圧接時におけるレール同志のクラ
ンプ方法と装置の一例は例えば特開昭56−13629
2号公報に開示されている。しかしながら、この従来の
クランプ方法では、両レールの上下方向と左右方向との
各クランプを、単一の液圧シリンダ装置によってリンク
機構を介して同時に行う方式を採用しているため、クラ
ンプ作業に際してレール同志の上下方向の位置修正と左
右方向の位置修正とを共に果してから液圧シリンダ装置
を作動させなければならず、特に左右方向の位置修正作
業は、作業員が圧接装置の下に潜り込んで、クランプ装
置にポルトで固定されている一対のクランプジョーを左
右位置調整のために付替えたり調整用シス(スペーサ)
を介装したりしなければならず、これを両レールの直線
度の確認作業と数回繰り返して行うので、通常は両レー
ルが正しく直線にクランプされるまでに10分程度もか
かっており、その後の圧接作業そのものは僅か数分で終
わるので、全体作業の殆どの時間を両レールの位置修正
作業に費やさなければならないという不都合を生じてい
た。
ンプ方法と装置の一例は例えば特開昭56−13629
2号公報に開示されている。しかしながら、この従来の
クランプ方法では、両レールの上下方向と左右方向との
各クランプを、単一の液圧シリンダ装置によってリンク
機構を介して同時に行う方式を採用しているため、クラ
ンプ作業に際してレール同志の上下方向の位置修正と左
右方向の位置修正とを共に果してから液圧シリンダ装置
を作動させなければならず、特に左右方向の位置修正作
業は、作業員が圧接装置の下に潜り込んで、クランプ装
置にポルトで固定されている一対のクランプジョーを左
右位置調整のために付替えたり調整用シス(スペーサ)
を介装したりしなければならず、これを両レールの直線
度の確認作業と数回繰り返して行うので、通常は両レー
ルが正しく直線にクランプされるまでに10分程度もか
かっており、その後の圧接作業そのものは僅か数分で終
わるので、全体作業の殆どの時間を両レールの位置修正
作業に費やさなければならないという不都合を生じてい
た。
本発明の課題は、前述の従来技術の不都合を解消して、
特にレール同志の上下および左右方向の位置修正作業を
容易・迅速に果し得るレールクランプ方法と装置を提供
することである。
特にレール同志の上下および左右方向の位置修正作業を
容易・迅速に果し得るレールクランプ方法と装置を提供
することである。
本発明においては、前述の課題は、各レール端部のクラ
ンプを、上下方向の位置決めクランプと、それとは別に
独立して作動可能な左右方向の位置決めクランプとの二
つに分けることによって達成される。
ンプを、上下方向の位置決めクランプと、それとは別に
独立して作動可能な左右方向の位置決めクランプとの二
つに分けることによって達成される。
すなわち、本発明の方法は、レールとレールをそれらの
端面同志で圧接する際に両レールを正しい相対位置関係
にクランプする方法であって;当接端面部を間にして両
レール端部を先ず始めに上下方向に関して位置決めする
第1の工程、および その後、両レール端部をレール腹部の両側面において両
側から一対のクランプ手段で挾み付けてクランプする第
2の工程、を備えており、前記第1の工程では、両レー
ル端部をレール頭部下のアゴ部で上へ向って押し上げる
ことによって、予め調整された基準レベルを与えるレベ
ラー下面に各レールの上面を押し付け、 前記第2の工程では、レール腹部の一方の面に当接する
一方のクランプ手段により比較、的強い力でレール腹部
を予め調整された基準位置まで押し、これに対してレー
ル腹部の他方の面に当接する他方のクランプ手段により
それよりも弱い力で対抗する向きにレール腹部を押すこ
とで前述の課題を達成している。
端面同志で圧接する際に両レールを正しい相対位置関係
にクランプする方法であって;当接端面部を間にして両
レール端部を先ず始めに上下方向に関して位置決めする
第1の工程、および その後、両レール端部をレール腹部の両側面において両
側から一対のクランプ手段で挾み付けてクランプする第
2の工程、を備えており、前記第1の工程では、両レー
ル端部をレール頭部下のアゴ部で上へ向って押し上げる
ことによって、予め調整された基準レベルを与えるレベ
ラー下面に各レールの上面を押し付け、 前記第2の工程では、レール腹部の一方の面に当接する
一方のクランプ手段により比較、的強い力でレール腹部
を予め調整された基準位置まで押し、これに対してレー
ル腹部の他方の面に当接する他方のクランプ手段により
それよりも弱い力で対抗する向きにレール腹部を押すこ
とで前述の課題を達成している。
また本発明の装置は、レールとレールをそれらの端面同
志で圧接する際に両レールを正しい相対位置関係にクラ
ンプする装置であって、レール長さ方向に対応する一方
向についてのみ互いに接近・離反可能で且つ両レールの
当接端面部を間にして両レール端部を夫々クランプする
ための一対のクランプヘッドを備えており、特に前期方
法の実施のために、両クランプヘッドは、上下方向の基
準レベルをその下面で与える位置調整可能なレベラーと
、レール頭部下の両側のアゴ部に当接してレールを上へ
押し上げる液圧装置と、レール腹部の一方の面に当接し
て予め11整されたストロークエンドの基準位置までレ
ール腹部を押す第1のクランプ手段と、レール腹部の他
方の面に当接して前記第1のクランプ手段に対抗してそ
れよ吟も弱い力でレール腹部を押す第2のクランプ手段
とを各々備えている。
志で圧接する際に両レールを正しい相対位置関係にクラ
ンプする装置であって、レール長さ方向に対応する一方
向についてのみ互いに接近・離反可能で且つ両レールの
当接端面部を間にして両レール端部を夫々クランプする
ための一対のクランプヘッドを備えており、特に前期方
法の実施のために、両クランプヘッドは、上下方向の基
準レベルをその下面で与える位置調整可能なレベラーと
、レール頭部下の両側のアゴ部に当接してレールを上へ
押し上げる液圧装置と、レール腹部の一方の面に当接し
て予め11整されたストロークエンドの基準位置までレ
ール腹部を押す第1のクランプ手段と、レール腹部の他
方の面に当接して前記第1のクランプ手段に対抗してそ
れよ吟も弱い力でレール腹部を押す第2のクランプ手段
とを各々備えている。
ひとつの好ましい実施態様においては、前記レベラーの
下面と、前記液圧装置のレールアゴ部との当接部とは、
前記液圧装置がその押し上げ力をさほど低下させずども
レールの左右方向への微小移動を許容するように、レー
ルに対して若干のスライドが可能にされており、これに
対して第1と第2のクランプ手段はレール腹部をすべり
なく強固に挾み付けるのに適した先端構造を有している
。
下面と、前記液圧装置のレールアゴ部との当接部とは、
前記液圧装置がその押し上げ力をさほど低下させずども
レールの左右方向への微小移動を許容するように、レー
ルに対して若干のスライドが可能にされており、これに
対して第1と第2のクランプ手段はレール腹部をすべり
なく強固に挾み付けるのに適した先端構造を有している
。
また別の好ましい実施態様においては、第1と第2の両
クランプ手段が、液圧シリンダ装置とそのピストンロッ
ド先端に取付けられたクランプ手段〜とを含んでお9、
この場合、第1のクランプ手段を構成する液圧シリンダ
装置は、好ましくはそのストロークエンドを位置調整可
能にされ、具体的にはとの液圧シリンダ装置として、位
置調整可能に取り付けられた固定ストローク長さの液圧
シリンダ装置を用いるのがよい。
クランプ手段が、液圧シリンダ装置とそのピストンロッ
ド先端に取付けられたクランプ手段〜とを含んでお9、
この場合、第1のクランプ手段を構成する液圧シリンダ
装置は、好ましくはそのストロークエンドを位置調整可
能にされ、具体的にはとの液圧シリンダ装置として、位
置調整可能に取り付けられた固定ストローク長さの液圧
シリンダ装置を用いるのがよい。
〔作用〕
本発明に従えば、当接端面部を間にして両レール端部は
先ず始めに上下方向に関して位置決めされ、このために
両レール端部はレール頭部下のアゴ部で上へ向って押し
上げられ、予め調整された基準レベルを与えるレベラー
下面に各レールの上面が押し付けられる。ついで両レー
ル端部はレール腹部の両側面で両側から一対のクランプ
手段で煉エフ+神ムh丁りら・ノイケ鉛ス幇 7の厄介
、レール腹部の一方の面に当接する一方のクランプ手
・段は予め調整された基準位置まで比較的強い力でレー
ル腹部を押し、これに対して他方の面に当接する他方の
クランプ手段はそれよりも弱い力で対向する向きにレー
ル腹部を押す。
先ず始めに上下方向に関して位置決めされ、このために
両レール端部はレール頭部下のアゴ部で上へ向って押し
上げられ、予め調整された基準レベルを与えるレベラー
下面に各レールの上面が押し付けられる。ついで両レー
ル端部はレール腹部の両側面で両側から一対のクランプ
手段で煉エフ+神ムh丁りら・ノイケ鉛ス幇 7の厄介
、レール腹部の一方の面に当接する一方のクランプ手
・段は予め調整された基準位置まで比較的強い力でレー
ル腹部を押し、これに対して他方の面に当接する他方の
クランプ手段はそれよりも弱い力で対向する向きにレー
ル腹部を押す。
本発明においては、レール上下方向の両レールの直線度
は、両レール端部での各レベラー下面で与える基準レベ
ルをクランプ前に調整しておくことにより所望の精度に
することができ、る。また左右方向の両レールの直線度
は、両レール端部での各一方のクランプ手段のストロー
クエンドで与えられる基準位置をクランプ前に調整して
おくことで同様に所望の精度にすることができる。
は、両レール端部での各レベラー下面で与える基準レベ
ルをクランプ前に調整しておくことにより所望の精度に
することができ、る。また左右方向の両レールの直線度
は、両レール端部での各一方のクランプ手段のストロー
クエンドで与えられる基準位置をクランプ前に調整して
おくことで同様に所望の精度にすることができる。
前述のように本発明を実施するための装置においては、
当接端面部を間にして両L・−ル端部を夫々クランプす
るための一対のクランプヘッドを備えており、これらク
ランプヘッドはレール長さ方向に対応する一方向につい
てのみ互いに接近・離反可能である。両クランプヘッド
は、上下方向の基準レベルをその下面で与える位置調整
可能なしベラ−と、レール頭部下の両側のアゴ部に当接
してレールを上へ押し上げる液圧装置と、レール腹部の
一方の面に当接して予め調整されたストロークエンドの
基準位置までレール腹部を押す第1のクランプ手段と、
レール腹部の他方の面に当接して前記第1のクランプ手
段に対抗してそれよ秒も弱い力でレール腹部を押す第2
のクランプ手段とを各々備えている。好ましくは前記レ
ベラーの下面と、前記液圧装置のレールアゴ部との当接
部とは、液圧装置がその押し上げ力をさほど低下させず
ともレールの左右方向への微小移動を許容するように、
レールに対して若干のスライドが可能な構造にされる。
当接端面部を間にして両L・−ル端部を夫々クランプす
るための一対のクランプヘッドを備えており、これらク
ランプヘッドはレール長さ方向に対応する一方向につい
てのみ互いに接近・離反可能である。両クランプヘッド
は、上下方向の基準レベルをその下面で与える位置調整
可能なしベラ−と、レール頭部下の両側のアゴ部に当接
してレールを上へ押し上げる液圧装置と、レール腹部の
一方の面に当接して予め調整されたストロークエンドの
基準位置までレール腹部を押す第1のクランプ手段と、
レール腹部の他方の面に当接して前記第1のクランプ手
段に対抗してそれよ秒も弱い力でレール腹部を押す第2
のクランプ手段とを各々備えている。好ましくは前記レ
ベラーの下面と、前記液圧装置のレールアゴ部との当接
部とは、液圧装置がその押し上げ力をさほど低下させず
ともレールの左右方向への微小移動を許容するように、
レールに対して若干のスライドが可能な構造にされる。
これに対して第1と第2のクランプ手段はレール腹部を
すべりなく強固に挾み付けるのに適した先端構造を有す
る。一つの好適な例では、これらクランプ手段は液圧シ
リンダ装置とそのピストンロッド先端に取付けられたク
ランプヘッドとを含んでいる。第1のクランプ手段を構
成する液圧シリンダ装置は、そのストロークエンドを位
置調整可能にされており、これは具体的には例えば固定
ストローク長さの液圧シリンダ装置自体を位置調整可能
に取り付けることで果され得る。
すべりなく強固に挾み付けるのに適した先端構造を有す
る。一つの好適な例では、これらクランプ手段は液圧シ
リンダ装置とそのピストンロッド先端に取付けられたク
ランプヘッドとを含んでいる。第1のクランプ手段を構
成する液圧シリンダ装置は、そのストロークエンドを位
置調整可能にされており、これは具体的には例えば固定
ストローク長さの液圧シリンダ装置自体を位置調整可能
に取り付けることで果され得る。
本発明の前述およびそれ以外の特徴と利点は、以下の限
定的でない実施例についての図面による説明から一層明
かとなろう。
定的でない実施例についての図面による説明から一層明
かとなろう。
第1〜3図は本発明の一実施例に係るレールクランプ装
置を模式的に示している。これらの図において、一対の
レール5a、5bはそれらの端面同志で当接しており、
その当接部5 c ji!間にして、はぼ同一の構成の
一対の跨座型のクランプヘッドla、lbが各レールに
またがってそれらの端部をクランプしている。一方のク
ランプヘッド1aは可動側、他方のクランプヘッド1b
は固定側である。固定側クランプヘッド1bは、レール
長さ方向に向けられた複数本のガイドバー2の各一端に
固定され、これらガイドバーの他端はフレーム3に固定
されている。固定側クランプヘッド1bとフレーム3と
の間において前記ガイドバー2に前記可動側クランプヘ
ッド1aが案内支持されており、フレーム3jこ取り付
けられているシリンダ装置4によって可動側クランプヘ
ッド1aが固定側クランプヘッド1bに対して圧接作業
のために接近・離反できるようになっている。尚、6a
。
置を模式的に示している。これらの図において、一対の
レール5a、5bはそれらの端面同志で当接しており、
その当接部5 c ji!間にして、はぼ同一の構成の
一対の跨座型のクランプヘッドla、lbが各レールに
またがってそれらの端部をクランプしている。一方のク
ランプヘッド1aは可動側、他方のクランプヘッド1b
は固定側である。固定側クランプヘッド1bは、レール
長さ方向に向けられた複数本のガイドバー2の各一端に
固定され、これらガイドバーの他端はフレーム3に固定
されている。固定側クランプヘッド1bとフレーム3と
の間において前記ガイドバー2に前記可動側クランプヘ
ッド1aが案内支持されており、フレーム3jこ取り付
けられているシリンダ装置4によって可動側クランプヘ
ッド1aが固定側クランプヘッド1bに対して圧接作業
のために接近・離反できるようになっている。尚、6a
。
6bはクランプ装置全体をクレーンで吊るための吊すビ
ースである。
ースである。
さて両クランプヘッドの構成はほぼ同一であるので、以
下に一方のクランプヘッド1aについてのみその構成を
説明する。
下に一方のクランプヘッド1aについてのみその構成を
説明する。
クランプヘッド1aは、第2図に示すような上下位置決
め機構20と、第3図に示すような左右方向位置決めク
ランプ機構30.30とを備えている。左右方向位置決
めクランプ機構30.30は二組あり、これら機構20
,3o、3oは、第1図に示すように、前記上下位置決
め機構20を問にしてレール長さ方向に一列に配列され
ている。
め機構20と、第3図に示すような左右方向位置決めク
ランプ機構30.30とを備えている。左右方向位置決
めクランプ機構30.30は二組あり、これら機構20
,3o、3oは、第1図に示すように、前記上下位置決
め機構20を問にしてレール長さ方向に一列に配列され
ている。
上下方向位置決め機構20は、第2図に示すように、ヘ
ッド1aの跨座空間7の中央部下面に上下位置調整可能
に固定されたレベラー21と、跨座空間7の両サイドに
枢支された押し上げ回動金具22 a、 22 bと、
これら金具を左右対象的に回動させる油圧シリンダ装置
23a、23bとを有する。前記両金具22a、22b
は、油圧シリンダ装置123a、23bのピストンロッ
ドの伸長動作で回動してレール5aの頭部下の両アゴ部
を下方から上方へ向って押し上げ、レール上面を前記レ
ベラー21の下面に押し付ける。この場合、レベラー2
1の下面は、好ましくはレール上面に・対する摩擦があ
ま抄大きくならないような表面にし、また各金具22a
、22bのレールアゴ部との接触部もレールに対して若
干のスライドができるような低摩擦表面にする。
ッド1aの跨座空間7の中央部下面に上下位置調整可能
に固定されたレベラー21と、跨座空間7の両サイドに
枢支された押し上げ回動金具22 a、 22 bと、
これら金具を左右対象的に回動させる油圧シリンダ装置
23a、23bとを有する。前記両金具22a、22b
は、油圧シリンダ装置123a、23bのピストンロッ
ドの伸長動作で回動してレール5aの頭部下の両アゴ部
を下方から上方へ向って押し上げ、レール上面を前記レ
ベラー21の下面に押し付ける。この場合、レベラー2
1の下面は、好ましくはレール上面に・対する摩擦があ
ま抄大きくならないような表面にし、また各金具22a
、22bのレールアゴ部との接触部もレールに対して若
干のスライドができるような低摩擦表面にする。
左右方向位置決めクランプ機構30は、第3図に示すよ
うにヘッド1aの跨座空間7の両サイドに取付けられた
油圧シリンダ装置31a、31bと、これら油圧シリン
ダ装置31a、31bの各ピストンロッド先端に取り付
けられたクランブジB−32a、32bとを有する。各
クランプジョーは先端回でレールの腹部をすべりなく両
側から挾んでクランプする。ここで、一方の油圧シリン
ダ装置31aは例えば40 X 10 ”kgf/cs
rの出力を有し、その伸長ストロークエンドでクランプ
ジョー32aがレールの左右位置基準を与える。この基
準位置の調整のために、前記油圧シリンダ装置31aは
ヘッド1aに位置調整可能に固定されている。他方の油
圧シリンダ装置31bは比較的低い出力、例えば35
X 10 ’kgf/e+/の出力を有するものである
。図示の例では両油圧シリング装置131a、31bは
、ヘッド1aに筒状にあけられた空洞33a、33bに
挿し込まれ、各々の尾端のフランジでポル1−34a、
34bによりヘッド1aに固定されている。前記一方の
油圧シリンダ装置31aの位置1!!整は、例えばヘッ
゛ド1aに該シリンダ31aのフランジを止めているボ
ルト34aを頭付きボルトにしてこのボルトのねじ込み
量を加減することで行えばよい。
うにヘッド1aの跨座空間7の両サイドに取付けられた
油圧シリンダ装置31a、31bと、これら油圧シリン
ダ装置31a、31bの各ピストンロッド先端に取り付
けられたクランブジB−32a、32bとを有する。各
クランプジョーは先端回でレールの腹部をすべりなく両
側から挾んでクランプする。ここで、一方の油圧シリン
ダ装置31aは例えば40 X 10 ”kgf/cs
rの出力を有し、その伸長ストロークエンドでクランプ
ジョー32aがレールの左右位置基準を与える。この基
準位置の調整のために、前記油圧シリンダ装置31aは
ヘッド1aに位置調整可能に固定されている。他方の油
圧シリンダ装置31bは比較的低い出力、例えば35
X 10 ’kgf/e+/の出力を有するものである
。図示の例では両油圧シリング装置131a、31bは
、ヘッド1aに筒状にあけられた空洞33a、33bに
挿し込まれ、各々の尾端のフランジでポル1−34a、
34bによりヘッド1aに固定されている。前記一方の
油圧シリンダ装置31aの位置1!!整は、例えばヘッ
゛ド1aに該シリンダ31aのフランジを止めているボ
ルト34aを頭付きボルトにしてこのボルトのねじ込み
量を加減することで行えばよい。
さて、以上の構成をもつクランプ装置を用いてレール圧
接のための両レールのクランプ作業を行うには、先ず、
両クランプヘッドla、lbのレベラー21同志のレベ
ルを一致させておき、またポルl−34aの調整により
両クランプヘッドla。
接のための両レールのクランプ作業を行うには、先ず、
両クランプヘッドla、lbのレベラー21同志のレベ
ルを一致させておき、またポルl−34aの調整により
両クランプヘッドla。
1bの油圧シリンダ装置31a同志のストロークエンド
位置を、両ヘッドでクランプジs 32aの先端面同
志の位置が一致するように位置調整しておく。
位置を、両ヘッドでクランプジs 32aの先端面同
志の位置が一致するように位置調整しておく。
その後、端面同志を当接させて配置されている両レール
5a、5bの端部に、それらの端面当接部5Cを問にし
て両クランプヘッドla、lbを上から跨がらせる(第
1図)。次いで両ヘッドにおいて上下位置決め機構20
のシリンダ装置23a、23bを伸長させて金具22a
、22bを開動させ、金具先端によってレール5a、5
bの頭部下のアゴ部を下から押し上げ、両レール5a。
5a、5bの端部に、それらの端面当接部5Cを問にし
て両クランプヘッドla、lbを上から跨がらせる(第
1図)。次いで両ヘッドにおいて上下位置決め機構20
のシリンダ装置23a、23bを伸長させて金具22a
、22bを開動させ、金具先端によってレール5a、5
bの頭部下のアゴ部を下から押し上げ、両レール5a。
5bの各上面を各々対応するレベラー21に押し付ける
(第2図)。これによって両レール5 a F5bの上
下方向の直線性が確保される。
(第2図)。これによって両レール5 a F5bの上
下方向の直線性が確保される。
この押し付は状態を維持しなまま、次いで両クランプヘ
ッドla、lbのレール両側の二組ずつの油圧シーリン
グ装置31a、31bをともに伸長させ、クランプジν
−32a、32bで両レールの各腹部を両側から挾むと
、レール片側の油圧シリンダ装置31mの出力が他の片
側の油圧シリンダ装置131bの出力よりも大きいため
、油圧シリンダ装置31aはそのストロークエンドまで
伸長してレール片側の腹部表面を基準位置に持ち来し、
これによって両レールの左右方向の直線性が確保される
と同時に、反対側から別の油圧シリンダ装置31bによ
って油圧クランプされることになる。
ッドla、lbのレール両側の二組ずつの油圧シーリン
グ装置31a、31bをともに伸長させ、クランプジν
−32a、32bで両レールの各腹部を両側から挾むと
、レール片側の油圧シリンダ装置31mの出力が他の片
側の油圧シリンダ装置131bの出力よりも大きいため
、油圧シリンダ装置31aはそのストロークエンドまで
伸長してレール片側の腹部表面を基準位置に持ち来し、
これによって両レールの左右方向の直線性が確保される
と同時に、反対側から別の油圧シリンダ装置31bによ
って油圧クランプされることになる。
この場合、油圧シリンダ装置31a、31bの各出力が
前記の例示の通りであるとする々ら、クランプ力は35
X10”kgf/17というわけである。
前記の例示の通りであるとする々ら、クランプ力は35
X10”kgf/17というわけである。
ここで両レール5a、5bで左右位置に狂いが生じた場
合、何れか一方のヘッドの油圧シリンダ装置31aの位
置をポルl−34aによって微調整する。この微調整作
業はレール側面側から容易に短時間内に行える。
合、何れか一方のヘッドの油圧シリンダ装置31aの位
置をポルl−34aによって微調整する。この微調整作
業はレール側面側から容易に短時間内に行える。
以上に述べたように、本発明によれば、実際の作業でレ
ール左右方向の微調整が容易なので従来に比べて調整時
間と調整回数の大幅な低減が果せるものである。′次表
は従来法と本発明法によるレールクランプ作業における
調整時間、調整回数。
ール左右方向の微調整が容易なので従来に比べて調整時
間と調整回数の大幅な低減が果せるものである。′次表
は従来法と本発明法によるレールクランプ作業における
調整時間、調整回数。
および直線性が確保されるまでに要した修正時間を示し
ており、この表から明らかなように、本発明法によると
きは、従来法に比べて修正時間を約175に短縮でき、
作業能率の向上に大きな効果があることが確認された。
ており、この表から明らかなように、本発明法によると
きは、従来法に比べて修正時間を約175に短縮でき、
作業能率の向上に大きな効果があることが確認された。
表1=従来法と本発明法とのレール左右方向の修正時間
の比較 従 来 法 本発明法 調整時間〔分/回〕 5〜10 2〜3調整回数〔
回 〕 2〜3 1〜2修正時間〔分 ) 10
〜30 2〜6
の比較 従 来 法 本発明法 調整時間〔分/回〕 5〜10 2〜3調整回数〔
回 〕 2〜3 1〜2修正時間〔分 ) 10
〜30 2〜6
第1図は本発明の一実施例に係るレールクランプ装置を
示す側面図、第2図は第1図の■−■線矢視図、第3図
は第゛1図のI−1線矢視図である。 図中、同一符号は同一または相当部分を示し、la、l
bはクランプヘッド、2はガイドバー、3はフレーム、
5a、5bはレール、6a、6bは吊咋ピース、7は跨
座空間、20は上下位置決め機構、21はレヘラー、2
2a、22b!よ押し上げ回動金具、23a、23bは
油圧シリング装置、30は左右位置決めクランプ機構、
31a。 31bは油圧シリンダ装置、32a、32bはクランプ
ジョー、33a、33bは空洞、34a。 34bはボルトである。
示す側面図、第2図は第1図の■−■線矢視図、第3図
は第゛1図のI−1線矢視図である。 図中、同一符号は同一または相当部分を示し、la、l
bはクランプヘッド、2はガイドバー、3はフレーム、
5a、5bはレール、6a、6bは吊咋ピース、7は跨
座空間、20は上下位置決め機構、21はレヘラー、2
2a、22b!よ押し上げ回動金具、23a、23bは
油圧シリング装置、30は左右位置決めクランプ機構、
31a。 31bは油圧シリンダ装置、32a、32bはクランプ
ジョー、33a、33bは空洞、34a。 34bはボルトである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、レールとレールをそれらの端面同志で圧接する際に
両レールを正しい相対位置関係にクランプする方法であ
って; 当接端面部を間にして両レール端部を先ず始めに上下方
向に関して位置決めする第1の工程、および その後、両レール端部をレール腹部の両側面において両
側から一対のクランプ手段で挾み付けてクランプする第
2の工程、を備え、 前記第1の工程では両レール端部がレール頭部下のアゴ
部で上へ向って押し上げられることによって予め調整さ
れた基準レベルを与えるレベラー下面に各レールの上面
が押し付けられ、 前記第2の工程ではレール腹部の一方の面に当接する一
方のクランプ手段により比較的強い力でレール腹部が予
め調整された基準位置まで押され、これに対してレール
腹部の他方の面に当接する他方のクランプ手段によりそ
れよりも弱い力で対抗する向きにレール腹部が押される
ことを特徴とするレールのクランプ方法。 2、レールとレールをそれらの端面同志で圧接する際に
両レールを正しい相対位置関係にクランプする装置であ
って、レール長さ方向に対応する一方向についてのみ互
いに接近・離反可能で且つ両レールの当接端面部を間に
して両レール端部を夫々クランプするための一対のクラ
ンプヘッドを備えているレールクランプ装置において; 両クランプヘッドが、上下方向の基準レベルをその下面
で与える位置調整可能なレベラーと、レール頭部下の両
側のアゴ部に当接してレールを上へ押し上げる液圧装置
と、レール腹部の一方の面に当接して予め調整されたス
トロークエンドの基準位置までレール腹部を押す第1の
クランプ手段と、レール腹部の他方の面に当接して前記
第1のクランプ手段に対抗してそれよりも弱い力でレー
ル腹部を押す第2のクランプ手段とを各々備えているこ
とを特徴とするレールのクランプ装置。 3、前記レベラーの下面と、前記液圧装置のレールアゴ
部との当接部とは、前記液圧装置がその押し上げ力をさ
ほど低下させずともレールの左右方向への微小移動を許
容するように、レールに対して若干のスライドが可能に
されており、これに対して第1と第2のクランプ手段は
レール腹部をすべりなく強固に挾み付けるのに適した先
端構造を有することを特徴とする特許請求の範囲第1項
に記載のレールのクランプ装置。 4、第1と第2の両クランプ手段が、液圧シリンダ装置
とそのピストンロッド先端に取付けられたクランプジョ
ーとを含んでいることを特徴とする特許請求の範囲第2
項に記載のレールのクランプ装置。 5、第1のクランプ手段を構成する液圧シリンダ装置が
、そのストロークエンドを位置調整可能にされているこ
とを特徴とするク特許請求の範囲第4項に記載のレール
のクランプ装置。 6、第1のクランプ手段を構成する液圧シリンダ装置が
、位置調整可能に取り付けられた固定ストローク長さの
液圧シリンダ装置であることを特徴とする特許請求の範
囲第5項に記載のレールのクランプ装置。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61-46074 | 1986-03-05 | ||
JP4607486 | 1986-03-05 | ||
JP61-264077 | 1986-11-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63238984A true JPS63238984A (ja) | 1988-10-05 |
JPH05153B2 JPH05153B2 (ja) | 1993-01-05 |
Family
ID=12736845
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4534687A Granted JPS63238984A (ja) | 1986-03-05 | 1987-03-02 | レ−ル圧接のためのレ−ルのクランプ方法とそれに用いるクランプ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63238984A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1994029065A1 (fr) * | 1993-06-04 | 1994-12-22 | Nippon Kokan Koji Kabushiki Kaisha | Dispositif et appareil de serrage de rails pour soudure de rails par etincelage |
JP2006281261A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Hakusan Mfg Co Ltd | 長尺材ガス圧接機 |
-
1987
- 1987-03-02 JP JP4534687A patent/JPS63238984A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1994029065A1 (fr) * | 1993-06-04 | 1994-12-22 | Nippon Kokan Koji Kabushiki Kaisha | Dispositif et appareil de serrage de rails pour soudure de rails par etincelage |
CN1042307C (zh) * | 1993-06-04 | 1999-03-03 | 日本钢管工事株式会社 | 道轨的闪光对焊装置 |
JP2006281261A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Hakusan Mfg Co Ltd | 長尺材ガス圧接機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05153B2 (ja) | 1993-01-05 |
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