JPH0122059B2 - - Google Patents
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- JPH0122059B2 JPH0122059B2 JP57188675A JP18867582A JPH0122059B2 JP H0122059 B2 JPH0122059 B2 JP H0122059B2 JP 57188675 A JP57188675 A JP 57188675A JP 18867582 A JP18867582 A JP 18867582A JP H0122059 B2 JPH0122059 B2 JP H0122059B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reinforcing bar
- clamp
- clamping
- reinforcing
- shaped
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Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 85
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 229910001294 Reinforcing steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D11/00—Bending not restricted to forms of material mentioned in only one of groups B21D5/00, B21D7/00, B21D9/00; Bending not provided for in groups B21D5/00 - B21D9/00; Twisting
- B21D11/06—Bending into helical or spiral form; Forming a succession of return bends, e.g. serpentine form
- B21D11/07—Making serpentine-shaped articles by bending essentially in one plane
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
- Wire Processing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はラチス状鉄筋の曲げ加工装置に関す
る。
る。
従来、ラチス状鉄筋の曲げ加工を行なう場合、
一つの方法として、階段筋製作機を利用する方法
がとられていた。ところがこの場合、階段筋自体
がそう厳しい精度を要求されるものではない関係
上、この機械でより厳しい精度を要求されるラチ
ス状鉄筋を製作すると精度が劣つてしまう欠点が
あつた。また、従来の階段筋製作機は、一回曲げ
加工するたびに寸法をチエツクしてセツトし直さ
なくてはならず、しかも2名で作業を行なわなけ
ればならない等の不都合あつた。
一つの方法として、階段筋製作機を利用する方法
がとられていた。ところがこの場合、階段筋自体
がそう厳しい精度を要求されるものではない関係
上、この機械でより厳しい精度を要求されるラチ
ス状鉄筋を製作すると精度が劣つてしまう欠点が
あつた。また、従来の階段筋製作機は、一回曲げ
加工するたびに寸法をチエツクしてセツトし直さ
なくてはならず、しかも2名で作業を行なわなけ
ればならない等の不都合あつた。
また、別の方法として、そうした機械を応用す
る方法ではなく、専用機を用いる方法がある。と
ころが、この場合の専用機は、鉄筋を自動送りし
ながら連続的に曲げ加工してラチス状鉄筋を製作
するというものであり、機械も大形で、コストが
高く簡単に移動できないという問題があつた。ま
た、従来のこの種専用機は、鉄筋の両サイドをク
ランプ装置でクランプして、それらクランプした
部分の中間に支点を当てて、この支点を鉄筋に対
して垂直方向に移動させることにより鉄筋を押し
曲げ、それとともにこの支点の移動に同期させて
両クランプ装置を中央部に移動して寄せるという
ものである。
る方法ではなく、専用機を用いる方法がある。と
ころが、この場合の専用機は、鉄筋を自動送りし
ながら連続的に曲げ加工してラチス状鉄筋を製作
するというものであり、機械も大形で、コストが
高く簡単に移動できないという問題があつた。ま
た、従来のこの種専用機は、鉄筋の両サイドをク
ランプ装置でクランプして、それらクランプした
部分の中間に支点を当てて、この支点を鉄筋に対
して垂直方向に移動させることにより鉄筋を押し
曲げ、それとともにこの支点の移動に同期させて
両クランプ装置を中央部に移動して寄せるという
ものである。
すなわち、支点自体が動く構造のものである。
このため、従来の専用機は、大きな力の加わる支
点の可動機構に相応の堅牢さをもたせなくてはな
らず部品コストが高いものであり、しかもまた鉄
筋クランプ装置を支点の移動に同期させて移動さ
せる必要もあり、このため機構も複雑となり、そ
の結果装置全体の価格が高いものであつた。
このため、従来の専用機は、大きな力の加わる支
点の可動機構に相応の堅牢さをもたせなくてはな
らず部品コストが高いものであり、しかもまた鉄
筋クランプ装置を支点の移動に同期させて移動さ
せる必要もあり、このため機構も複雑となり、そ
の結果装置全体の価格が高いものであつた。
この発明は上記事情に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、寸法チエツクの必要が
なく、作業員1名で容易に精度良く加工でき、し
かも構造が簡単でかつ小形でコストも安く、また
移設を容易に行なえるラチス状鉄筋の曲げ加工装
置を提供することである。
その目的とするところは、寸法チエツクの必要が
なく、作業員1名で容易に精度良く加工でき、し
かも構造が簡単でかつ小形でコストも安く、また
移設を容易に行なえるラチス状鉄筋の曲げ加工装
置を提供することである。
この発明の特徴は、大きな力の加わる支点部分
(支点ピン)をテーブル上に固定し、その支点の
左右両側に配置した鉄筋クランプ台を、移動機構
により前記支点を中心にした円周方向に平行移動
するように構成した点にある。
(支点ピン)をテーブル上に固定し、その支点の
左右両側に配置した鉄筋クランプ台を、移動機構
により前記支点を中心にした円周方向に平行移動
するように構成した点にある。
以下、この発明を図面を参照して説明する。
第1図はこの発明の一実施例を示すもので、図
中1は鉄筋pを載置する作業テーブルである。こ
のテーブル1の上面中央部には鉄筋のR部に合わ
せた半径を有する支点ピン2が固定されている。
また、テーブル1の上面には、支点ピン2の左右
両側に位置しかつ支点ピン2から所定距離はなれ
て、第1、第2の2つの鉄筋クランプ台3,4が
配置されている。第の1の鉄筋クランプ台3は既
曲げ加工済みの鉄筋p先端側をクランプするも
の、また第2の鉄筋クランプ台4は未加工側の鉄
筋p基端側(手元側)をクランプするものであ
り、両クランプ台3,4はそれぞれテーブル1の
上面のガイド溝5,6および7,8に沿つて移動
し得るように設けられている。
中1は鉄筋pを載置する作業テーブルである。こ
のテーブル1の上面中央部には鉄筋のR部に合わ
せた半径を有する支点ピン2が固定されている。
また、テーブル1の上面には、支点ピン2の左右
両側に位置しかつ支点ピン2から所定距離はなれ
て、第1、第2の2つの鉄筋クランプ台3,4が
配置されている。第の1の鉄筋クランプ台3は既
曲げ加工済みの鉄筋p先端側をクランプするも
の、また第2の鉄筋クランプ台4は未加工側の鉄
筋p基端側(手元側)をクランプするものであ
り、両クランプ台3,4はそれぞれテーブル1の
上面のガイド溝5,6および7,8に沿つて移動
し得るように設けられている。
第1の鉄筋クランプ台3は、三角形状のベース
板9の上にその2辺に沿つたクランプ部10,1
1を設けて、これにより山形状に折曲形成された
鉄筋pを確実にクランプできるようにしてある。
すなわち、ベース板9の2辺には、それぞれ端部
を鉄筋pのR部に合わせて丸く形成した支え台1
2,13が固着され、それに沿つてその内側に添
え板14,15が設けられ、クランプ部10,1
1が形成されている。添え板14,15のうち、
クランプ部10側の添え板14はベース板9に固
着され、また他方のクランプ部11側の添え板1
5は移動可能とされており、両クランプ部10,
11では支え台12,13と添え板14,15の
間にそれぞれ鉄筋pをはさむようになつている。
そして、クランプ部11の方は、添え板15がベ
ース板9の上に固定されたシリンダ16により移
動せしめられて、支え台13と添え板15との間
にはさまれる鉄筋pを締め付けて確実にクランプ
するようになつている。
板9の上にその2辺に沿つたクランプ部10,1
1を設けて、これにより山形状に折曲形成された
鉄筋pを確実にクランプできるようにしてある。
すなわち、ベース板9の2辺には、それぞれ端部
を鉄筋pのR部に合わせて丸く形成した支え台1
2,13が固着され、それに沿つてその内側に添
え板14,15が設けられ、クランプ部10,1
1が形成されている。添え板14,15のうち、
クランプ部10側の添え板14はベース板9に固
着され、また他方のクランプ部11側の添え板1
5は移動可能とされており、両クランプ部10,
11では支え台12,13と添え板14,15の
間にそれぞれ鉄筋pをはさむようになつている。
そして、クランプ部11の方は、添え板15がベ
ース板9の上に固定されたシリンダ16により移
動せしめられて、支え台13と添え板15との間
にはさまれる鉄筋pを締め付けて確実にクランプ
するようになつている。
そしてこうして構成された三角形状の第1の鉄
筋クランプ台3は、テーブル1の下面側に設けら
れた図示しない平行リンクおよび油圧シリンダに
より、テーブル1のガイド溝5,6に沿つて平行
移動するようになつている。
筋クランプ台3は、テーブル1の下面側に設けら
れた図示しない平行リンクおよび油圧シリンダに
より、テーブル1のガイド溝5,6に沿つて平行
移動するようになつている。
また、未加工部分の鉄筋pをクランプする第2
の鉄筋クランプ台4は、支え台17と添え板18
とからなり、テーブル1下面に設けたシリンダ1
9により、支え台17と添え台18の間の溝幅を
狭めてその中にはさんだ鉄筋Pを確実にクランプ
するようになつている。そして、クランプすると
同時に、同シリンダ19および図示しない平行リ
ンクによりクランプ台4そのものをテーブル1上
面のガイド溝7,8に沿つて平行移動させるよう
になつている。
の鉄筋クランプ台4は、支え台17と添え板18
とからなり、テーブル1下面に設けたシリンダ1
9により、支え台17と添え台18の間の溝幅を
狭めてその中にはさんだ鉄筋Pを確実にクランプ
するようになつている。そして、クランプすると
同時に、同シリンダ19および図示しない平行リ
ンクによりクランプ台4そのものをテーブル1上
面のガイド溝7,8に沿つて平行移動させるよう
になつている。
ここで、テーブル1上のガイド溝5,6および
7,8、は各鉄筋クランプ台3,4をテーブル1
下面の各シリンダにより移動させた際、両者が支
点ピン2を中心にして互いに反対方向に向かう円
弧状軌跡を描いて平行移動するように曲線状に形
成されている。
7,8、は各鉄筋クランプ台3,4をテーブル1
下面の各シリンダにより移動させた際、両者が支
点ピン2を中心にして互いに反対方向に向かう円
弧状軌跡を描いて平行移動するように曲線状に形
成されている。
このようにして、同実施例においては、前記第
1鉄筋クランプ台は、鉄筋のV字状に折曲形成さ
れた部分をそのV字状を保持する形態で着脱可能
にクランプするV字クランプ部Dを備え、前記第
2クランプ台4は、直線状の未加工部分の鉄筋を
その直線状を保持する形態で着脱可能にクランプ
する直線クランプ部Eを備え、さらに、前記V字
クランプ部D及び直線クランプ部Eには、鉄筋の
曲げ加工時においてその鉄筋の曲げ加工すべき部
分を内側から支持して当該鉄筋に折曲部を与える
支持面D1、E1がそれぞれ形成されている。
1鉄筋クランプ台は、鉄筋のV字状に折曲形成さ
れた部分をそのV字状を保持する形態で着脱可能
にクランプするV字クランプ部Dを備え、前記第
2クランプ台4は、直線状の未加工部分の鉄筋を
その直線状を保持する形態で着脱可能にクランプ
する直線クランプ部Eを備え、さらに、前記V字
クランプ部D及び直線クランプ部Eには、鉄筋の
曲げ加工時においてその鉄筋の曲げ加工すべき部
分を内側から支持して当該鉄筋に折曲部を与える
支持面D1、E1がそれぞれ形成されている。
なお、前記第1、第2の鉄筋クランプ台3,4
の支え台13,17の端部には、ピン20および
バー21で連結されて、支持ローラ22がそれぞ
れ取付けられている。これら支持ローラ22は、
鉄筋pが支え台13,17の先端R部で曲げられ
た際に回動して鉄筋pを支持するものである。ま
た23は鉄筋はね上がり防止用金具である。
の支え台13,17の端部には、ピン20および
バー21で連結されて、支持ローラ22がそれぞ
れ取付けられている。これら支持ローラ22は、
鉄筋pが支え台13,17の先端R部で曲げられ
た際に回動して鉄筋pを支持するものである。ま
た23は鉄筋はね上がり防止用金具である。
次に、上記構成の装置により実際に鉄筋pをラ
チス状に曲げ加工する場合について、第1図およ
び第2図を参照して説明する。なお、第2図は加
工途中の状況を示すもので、細部については省略
してある。
チス状に曲げ加工する場合について、第1図およ
び第2図を参照して説明する。なお、第2図は加
工途中の状況を示すもので、細部については省略
してある。
まず、第1図または第2図イに示すように加工
すべき鉄筋pを作業テーブル1上に載せ、鉄筋ク
ランプ台3,4に鉄筋pをその形状に合わせてセ
ツトする。また鉄筋はね上がり防止用金具23を
セツトする。そして、電源を入れて油圧シリンダ
16,19を作動させて鉄筋pを両クランプ台
3,4によりクランプする。
すべき鉄筋pを作業テーブル1上に載せ、鉄筋ク
ランプ台3,4に鉄筋pをその形状に合わせてセ
ツトする。また鉄筋はね上がり防止用金具23を
セツトする。そして、電源を入れて油圧シリンダ
16,19を作動させて鉄筋pを両クランプ台
3,4によりクランプする。
次いで、テーブル1下面に設けた図示しないシ
リンダを作動させるとともに、前記シリンダ19
を継続してさらに作動させることにより、第1図
または第2図ロに示すように第1の鉄筋クランプ
台3をテーブル1のガイド溝5,6に沿つて矢印
A方向に平行移動させ、また第2の鉄筋クランプ
台4をガイド溝7,8に沿つて矢印B方向に平行
移動させる。
リンダを作動させるとともに、前記シリンダ19
を継続してさらに作動させることにより、第1図
または第2図ロに示すように第1の鉄筋クランプ
台3をテーブル1のガイド溝5,6に沿つて矢印
A方向に平行移動させ、また第2の鉄筋クランプ
台4をガイド溝7,8に沿つて矢印B方向に平行
移動させる。
そして、第2図ハに示すように所定の位置(ガ
イド溝5,6,7,8の終端)で両クランプ台
3,4を停止する。このクランプ台3,4の動作
により、鉄筋pは支点ピン2を支点として屈曲さ
れる。なお、この場合鉄筋pは弾性復帰(スプリ
ングバック)分を見こんだ角度まで曲げられる。
イド溝5,6,7,8の終端)で両クランプ台
3,4を停止する。このクランプ台3,4の動作
により、鉄筋pは支点ピン2を支点として屈曲さ
れる。なお、この場合鉄筋pは弾性復帰(スプリ
ングバック)分を見こんだ角度まで曲げられる。
そして、鉄筋クランプ台3,4が停止した時点
でシリンダ16,19を開放し、鉄筋pのクラン
プを解除し、次いで鉄筋はね上がり防止用金具2
3を外し、両鉄筋クランプ台3,4を(第2図ニ
に示すように)初期位置に戻す。そして、以下上
記作業を繰り返してラチス状鉄筋を製作する。
でシリンダ16,19を開放し、鉄筋pのクラン
プを解除し、次いで鉄筋はね上がり防止用金具2
3を外し、両鉄筋クランプ台3,4を(第2図ニ
に示すように)初期位置に戻す。そして、以下上
記作業を繰り返してラチス状鉄筋を製作する。
このように、上記装置によれば、寸法のチエツ
クをする必要もなく作業員1名で容易にかつ精度
良くラチス状鉄筋を製作できる。また、ラチス状
鉄筋の形状に合わせて前側の第1の鉄筋クランプ
台3を形成してあることにより、鉄筋の位置決め
が楽に行なえかつ加工した寸法のチエツクも同時
に行なえ、精度の良い製品を製作できる。
クをする必要もなく作業員1名で容易にかつ精度
良くラチス状鉄筋を製作できる。また、ラチス状
鉄筋の形状に合わせて前側の第1の鉄筋クランプ
台3を形成してあることにより、鉄筋の位置決め
が楽に行なえかつ加工した寸法のチエツクも同時
に行なえ、精度の良い製品を製作できる。
なお、加工する鉄筋は複数本であつても同時に
加工できる。また、鉄筋クランプ台3,4は両方
を同時に移動させずに、片方ずつ移動させても勿
論良い。
加工できる。また、鉄筋クランプ台3,4は両方
を同時に移動させずに、片方ずつ移動させても勿
論良い。
以上説明したように、この発明は、大きな力の
加わる支点ピンをテーブル上に固定し、その支点
ピンの左右両側に配置した鉄筋クランプ台を、移
動機構により前記支点ピンを中心にした円周方向
に平行移動するように構成したものであるから、
可動部分に余分な強度をもたせる必要がなくかつ
構造が簡単になり、小形化およびコストの低減が
図れる。また、鉄筋に引張力等の無理な力をかけ
ずに曲げることができ、歪のない精度の良い製品
を製作できる。また、クランプ台が平行移動され
るから、テーブル外にはみ出した鉄筋の手元側や
先端側が大きく振られることはなく安全に加工作
業を行なえる。
加わる支点ピンをテーブル上に固定し、その支点
ピンの左右両側に配置した鉄筋クランプ台を、移
動機構により前記支点ピンを中心にした円周方向
に平行移動するように構成したものであるから、
可動部分に余分な強度をもたせる必要がなくかつ
構造が簡単になり、小形化およびコストの低減が
図れる。また、鉄筋に引張力等の無理な力をかけ
ずに曲げることができ、歪のない精度の良い製品
を製作できる。また、クランプ台が平行移動され
るから、テーブル外にはみ出した鉄筋の手元側や
先端側が大きく振られることはなく安全に加工作
業を行なえる。
特に本発明によれば、鉄筋のV字状に折曲形成
された部分をV字クランプ部でクランプし、直線
状の未加工部分の鉄筋を直線クランプ部でクラン
プした状態でそれらクランプ部分を支点ピンを中
心にして円弧状軌跡を描くように平行移動させる
構成とすると共に、鉄筋を曲げ加工する際にその
支持面となる部分を前記支点ピンの他にV字クラ
ンプ部及び直線クランプ部にも設けた構成として
いるから、鉄筋の3箇所を同時に曲げ加工するこ
とができ、しかも、このように曲げ加工した後に
おいて、直線クランプ部の支持面部分で曲げられ
た部分は、予め途中まで曲げられかつそれより後
端の未加工部分はテーブルと平行な直線形状とな
つているために、次に曲げ加工する際にその定位
置にセツトしやすくなり、これらの結果、ラチス
状鉄筋を一人の作業で連続的にしかも能率良く加
工することできる。また、鉄筋の曲げ加工は、こ
のように支点ピンを中心とする鉄筋の両端部をク
ランプした状態でそれらクランプ部を移動させる
構成であるから、支点ピンを移動させるのに比べ
て鉄筋に引張力やプレス力等の無理な力がかから
ず比較的円滑に曲げ加工することができ、従つて
連続したラチス状鉄筋を精度良く加工することが
できる。
された部分をV字クランプ部でクランプし、直線
状の未加工部分の鉄筋を直線クランプ部でクラン
プした状態でそれらクランプ部分を支点ピンを中
心にして円弧状軌跡を描くように平行移動させる
構成とすると共に、鉄筋を曲げ加工する際にその
支持面となる部分を前記支点ピンの他にV字クラ
ンプ部及び直線クランプ部にも設けた構成として
いるから、鉄筋の3箇所を同時に曲げ加工するこ
とができ、しかも、このように曲げ加工した後に
おいて、直線クランプ部の支持面部分で曲げられ
た部分は、予め途中まで曲げられかつそれより後
端の未加工部分はテーブルと平行な直線形状とな
つているために、次に曲げ加工する際にその定位
置にセツトしやすくなり、これらの結果、ラチス
状鉄筋を一人の作業で連続的にしかも能率良く加
工することできる。また、鉄筋の曲げ加工は、こ
のように支点ピンを中心とする鉄筋の両端部をク
ランプした状態でそれらクランプ部を移動させる
構成であるから、支点ピンを移動させるのに比べ
て鉄筋に引張力やプレス力等の無理な力がかから
ず比較的円滑に曲げ加工することができ、従つて
連続したラチス状鉄筋を精度良く加工することが
できる。
第1図はこの発明の装置の一実施例の上面図、
第2図イ〜ニは同装置を用いて実際にラチス状鉄
筋を加工した場合の状況を示す概略図である。 p……鉄筋、1……作業テーブル、2……支点
ピン、3……第1のクランプ台、4……第2のク
ランプ台、5……ガイド溝、6……ガイド溝、7
……ガイド溝、8……ガイド溝。
第2図イ〜ニは同装置を用いて実際にラチス状鉄
筋を加工した場合の状況を示す概略図である。 p……鉄筋、1……作業テーブル、2……支点
ピン、3……第1のクランプ台、4……第2のク
ランプ台、5……ガイド溝、6……ガイド溝、7
……ガイド溝、8……ガイド溝。
Claims (1)
- 1 鉄筋を載置するテーブル1と、このテーブル
1の上面中央部に固定された支点ピン2と、この
支点ピン2の左右両側に位置して前記テーブル1
上にそれぞれ配置されかつテーブル上面に沿つて
移動自在に設けられた第1鉄筋クランンプ台3及
び第2鉄筋クランプ台4と、これら各鉄筋クラン
プ台3,4を前記支点ピン2を略中心にして互い
に反対方向に向かう円弧状軌跡を描くように平行
移動せしめる移動機構とを具備し、前記第1鉄筋
クランプ台3は、鉄筋のV字状に折曲形成された
部分をそのV字状を保持する形態で着脱可能にク
ンプするV字クランプ部Dを備え、前記第2鉄筋
クランプ台4は、直線状の未加工部分の鉄筋をそ
の直線状を保持する形態で着脱可能にクランプす
る直線クランプ部Eを備え、さらに、前記V字ク
ランプ部D及び直線クランプ部Eには、鉄筋の曲
げ加工時においてその鉄筋の曲げ加工すべき部分
を内側から支持して当該鉄筋に折曲部を与える支
持面D1,E1がそれぞれ形成されていることを
特徴とするラチス状鉄筋の曲げ加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18867582A JPS5978727A (ja) | 1982-10-27 | 1982-10-27 | ラチス状鉄筋の曲げ加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18867582A JPS5978727A (ja) | 1982-10-27 | 1982-10-27 | ラチス状鉄筋の曲げ加工装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5978727A JPS5978727A (ja) | 1984-05-07 |
JPH0122059B2 true JPH0122059B2 (ja) | 1989-04-25 |
Family
ID=16227878
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18867582A Granted JPS5978727A (ja) | 1982-10-27 | 1982-10-27 | ラチス状鉄筋の曲げ加工装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5978727A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4988426B2 (ja) * | 2007-04-27 | 2012-08-01 | 太郎 河西 | 自立型トラスの製造装置 |
KR101069614B1 (ko) | 2008-12-17 | 2011-10-05 | 주식회사 금강 | 절곡와이어의 압형장치 |
CN103934330B (zh) * | 2014-04-14 | 2016-02-03 | 舒丽燕 | 一种直线型加热炉炉管的弯曲工艺 |
CN103920768B (zh) * | 2014-04-14 | 2015-08-12 | 诸暨市基麦罗进出口有限公司 | 一种直线型加热炉炉管的弯曲工艺 |
CN103934335B (zh) * | 2014-04-14 | 2015-09-23 | 汪贤女 | 一种直线型加热炉炉管的弯曲工艺 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49129666A (ja) * | 1973-04-17 | 1974-12-12 |
-
1982
- 1982-10-27 JP JP18867582A patent/JPS5978727A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49129666A (ja) * | 1973-04-17 | 1974-12-12 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5978727A (ja) | 1984-05-07 |
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